以下、本発明の実施の形態について、添付図面を用いて説明する。なお、本発明は、これら実施形態に何ら限定されるべきものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
なお、以下に記載する各実施形態の機能的構成は、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせとして実現することができ、これらについては後述する。また、本明細書に記載の各実施形態は装置又はシステムとして実現できるのみでなく、その一部または全部を動作方法としても実現可能である。また、このような装置の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を固定した記録媒体も、当然に本明細書に記載の各実施形態の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
なお、実施形態1では、主に請求項1、6、7、12、13、18について説明する。実施形態2では、主に請求項2、8、14、20について説明する。実施形態3では、主に請求項3、9、15、21について説明する。実施形態4では、主に請求項4、10、16について説明する。実施形態5は、主に請求項5、11、17について説明する。実施形態6は、主に請求項19から21について説明する。
<実施形態1>
<実施形態1 概要>
本実施形態は、利用者ごとの診療情報と調剤情報とを医療機関と調剤薬局とが共有することができ、それらの情報を適切に公開する医薬情報共有システムに関する。
<実施形態1 機能的構成>
図1は、本実施形態の医薬情報共有システムの機能的構成の一例を示す概念図である。図示するように、「医薬情報共有システム」0100は、「医療機関識別情報登録部」0101と、「医療機関識別情報保持部」0102と、「調剤薬局識別情報登録部」0103と、「調剤薬局識別情報保持部」0104と、「ユニーク性担保情報取得部」0105と、「ユニーク性担保情報保持部」0106と、「利用者識別情報登録部」0107と、「利用者識別情報保持部」0108と、「利用者別診療情報取得部」0109と、「利用者別調剤情報取得部」0110と、「公開許否情報付利用者別医薬情報保持部」0111と、「公開許否情報変更情報」0112と、「利用者別医薬情報取得要求取得部」0113と、「要求判断条件保持部」0114と、「利用者別医薬情報取得要求判断部」0115と、「利用者別医薬情報出力部」0116と、を有する。
<実施形態1 各構成の説明>
(実施形態1 医療機関識別情報登録部)
「医療機関識別情報登録部」0101は、本システムを利用可能な医療機関(医師、看護師を意味する場合もある)である登録医療機関を識別する情報である医療機関識別情報を登録するよう構成される。
医療機関識別情報は、医療機関(総合、専門など)や、医療機関内の診療科、あるいは医者や看護師に対して一意に付与される情報であり、数字、文字、記号などを含む文字列などで表され、例えば、アルファベットを含む19桁の文字列で構成し、上位7桁に医療機関の種類、例えば、内科、外科、眼科、歯科、総合病院などの他に、呼吸器・アレルギー内科、リウマチ・膠原病内科、腎臓内科、消化器内科、血液内科、循環器内科、腫瘍内科、救急診療科、感染症内科、緩和医療科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児心臓血管外科、消化器・一般外科、乳腺外科、食道外科、小児外科、脳神経外科、整形外科、リハビリテーション科、形成外科、産婦人科、皮膚科、小児科、小児循環器内科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、放射線科、放射線治療科、麻酔科、臨床病理診断科、救命救急科、東洋医学科、集中治療科、などの診療科、機能種別などに応じた情報(識別情報として装置が切り出して読み出せるフォーマット、符号類型とする。)と、その医療機関や、その医療機関内の診療科を一意に識別する情報とからなる。例えば、医療機関や医療機関の診療科を識別する情報として、例えば、識別情報の上位桁、例えば上位7桁が利用され、識別情報の下位桁、例えば、次の12桁を一意に割り振られる数字の文字列とする。例えば、上位7桁が「A000011」は内科を表し、「G220348」は外科を表すなどとする。下12桁は病院や診療所、診療科、医者、看護師、理学療法士、放射線技師などを一意に識別する情報とする。この病院や診療所、診療科を一意に識別する情報は、総合病院などの場合には、最初の3桁を総合病院そのものを指す情報に割り当て、残りの5桁でその総合病院内での診療科を示す情報とし、残り4桁を医者などの人を識別する情報(役職が含まれていてもよい。)とするなど階層構造を持たせるとよい。また、医療機関識別情報は、医療機関の名称又は氏名、所在地又は住所、電話番号、診療科、医師数、看護師数、病床数、手術履歴、科目別手術数、手術後経過統計などの属性情報と関連付けられていてもよい。これらの情報は医療機関属性情報蓄積部などに医療機関識別情報と関連付けて蓄積しておくとよい。医療機関は、医療を提供する施設であり、例えば、病院、診療所などであり、医師、歯科医師、看護師、理学療法士、放射線技師などを意味する場合もある。さらに、また、調剤薬局や介護事業者も広義には医療機関に含まれるが、本発明においては、調剤薬局及び介護事業者については後述するように医療機関とは別に扱う。
医療機関識別情報の登録は、本システムの管理者等による医療機関に関する情報の入力を受け付けることで行われてもよいし、本システムの利用を求める医療機関による医療機関に関する情報の入力を受け付けることで行われてもよい。この場合には登録可否を判断する登録可否判断条件が登録可否判断条件保持部に保持されるとともに、その登録可否判断条件と、入力された医療機関に関する情報に基づいて登録可否を判断する登録可否判断部とを本システムに備えるように構成することができる。登録のために入力させる情報は、プルダウンメニューにそって入力できるように構成しておくと演算式で容易に判断可能となるので好ましい。プルダウンメニューなどで選択入力させる情報としては、医療機関の規模の情報、医療機関の資格情報、医療機関の設備情報、医療機関の人員情報などである。
(実施形態1 医療機関識別情報保持部)
「医療機関識別情報保持部」0102は、医療機関識別情報を保持するよう構成される。医療機関識別情報登録部により登録された医療機関識別情報を、HDDやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにて記録保持する。
(実施形態1 調剤薬局識別情報登録部)
「調剤薬局識別情報登録部」0103は、本システムを利用可能な調剤薬局(薬を調剤する機関であれば、薬局に限定されない。薬剤師を意味する場合もある)である登録調剤薬局を識別する情報である調剤薬局識別情報を登録するよう構成される。
調剤薬局識別情報は、調剤薬局に対して一意に付与される情報であり、数字、文字、記号などを含む文字列などで表され、例えば、アルファベットを含む10桁の文字列で構成し、先頭3桁に調剤薬局の種類に応じた文字列が付され、次の8桁を一意に割り振られる数字の文字列が割り当てられる。例えば、先頭3桁が「P01」は保険薬局を指し、「P02」は非保険薬局を指すといった具合である。調剤薬局に関する情報、例えば調剤薬局の名称又は氏名、所在地又は住所、電話番号、薬剤師数などの情報と関連付けられていてもよい。調剤薬局は、調剤した医薬品を提供する施設であり、薬剤師を意味する場合もある。薬剤師を意味する場合には、その薬剤師に認定・専門資格がある場合には、その調剤薬局識別情報にその情報を包含させるように構成することができる。具体的な認定・専門資格としては、日病薬病院薬学認定薬剤師、認定薬剤師(日本医療薬学会認定)、指導薬剤師(日本医療薬学会認定)、薬物療法専門薬剤師、薬物療法指導薬剤師、研修認定薬剤師、がん専門薬剤師、がん指導薬剤師、がん薬物療法認定薬剤師、ICD腎臓病薬物療法単位履修終了薬剤師、腎臓病薬物療法認定薬剤師、腎臓病薬物療法専門薬剤師、糖尿病両用指導士、骨粗鬆症マネージャー、リウマチ財団登録薬剤師、日本褥瘡学会認定師、日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師、精神科薬物療法認定薬剤師、精神科専門薬剤師、妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師、妊婦・授乳婦専門薬剤師、医薬品情報専門薬剤師、医療情報技師、上級医療情報技師、認定薬剤師(日本臨床薬理学会認定)、指導薬剤師(日本臨床薬理学会認定)、認定CRC、日病薬認定指導薬剤師、認定実務実習指導薬剤師、漢方・生薬認定薬剤師、認定女性ヘルスケア専門薬剤師、公認スポーツファーマシストなどの一以上を挙げることができる。これらの認定・専門資格は、認定機関によって与えられる資格であるので、薬剤師等の端末からこの資格について入力を受付ける際には、認定機関の資格サーバ等にアクセスして、氏名や、所属機関の一致等によって裏付けをとるように構成することが好ましい。このような裏付取得部を設けるように構成することもできる。
調剤薬局識別情報の登録は、本システムの管理者等による調剤薬局に関する情報の入力を受け付けることで行われてもよいし、本システムの利用を求める調剤薬局による調剤薬局に関する情報の入力を受け付けることで行われてもよい。この場合には登録可否を判断する登録可否判断条件が登録可否判断条件保持部に保持されるとともに、その登録可否判断条件と、入力された調剤薬局に関する情報に基づいて登録可否を判断する登録可否判断部とを本システムに備えるように構成することができる。登録のために入力させる情報は、プルダウンメニューにそって入力できるように構成しておくと演算式で容易に判断可能となるので好ましい。プルダウンメニューなどで選択入力させる情報としては、調剤薬局の規模の情報、調剤薬局の資格情報、調剤薬局の設備情報、調剤薬局の人員情報などである。
(実施形態1 調剤薬局識別情報保持部)
「調剤薬局識別情報保持部」0104は、調剤薬局識別情報を保持するよう構成される。調剤薬局識別情報登録部により登録された調剤薬局識別情報を、HDDやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにて記録保持する。
(実施形態1 ユニーク性担保情報取得部)
「ユニーク性担保情報取得部」0105は、医療機関識別情報又は/及び調剤薬局識別情報と関連付けられた情報取得により、登録医療機関又は登録調剤薬局を利用する利用者の健康保険被保険者証又は/及び介護保険被保険者証をユニークに識別する情報を少なくとも含む利用者のユニーク性を担保する情報であるユニーク性担保情報を取得するよう構成される。
健康保険被保険者証とは、公的な医療保険の被保険者であることの証であり、いわゆる健康保険証が該当する。なお、対象とする公的医療保険の種類は問わず、地域保険(国民健康保険)及び職域保険(健康保険、共済組合など)のいずれも該当する。また、公的な医療保険は、強制保険であり、異なる医療保険に重複して加入することはできない。したがって、利用者は原則的に一の医療保険にのみ加入していて、その医療保険の被保険者証が交付されている。
介護保険被保険者証は、65歳に達した者に交付され(第1号被保険者)、又は40歳から64歳までの医療保険加入者であって要介護の認定を受けた者が交付されるものである。要介護認定の申請やケアプランの作成依頼、介護サービスを利用するときなどに介護保険被保険者証が必要となる。
ユニーク性担保情報として、例えば、利用者が加入している保険者から交付される被保険者証に記載されている記号と番号からなる「被保険者証番号」を必須として、「氏名」、「住所」、「世帯主氏名、」「生年月日」、「性別」、「適用開始年月日」、「交付年月日」、「有効期限」、「記号」、「番号」、「保険者番号」などの各情報の一以上を集積して用いることができる。また、扶養家族が加入者と同じ上記「番号」となる場合には、被保険者とその扶養家族とを識別するための情報を付加することで家族の構成員それぞれのユニーク性を担保することができる。また、ユニーク性担保情報の情報源は、健康保険被保険者証そのもの、健康保険被保険者証の写真、介護保険被保険者証、介護保険被保険者証の画像情報、のいずれかが必須で、さらにこれらに加えて、運転免許証そのもの、運転免許証の画像情報、住民台帳カードそのもの、住民台帳カードの画像情報、マイナンバーカードそのもの、マイナンバーカードの画像情報などであることが好ましい。この場合に、ユニーク性担保情報取得部Eに対するユニーク性担保情報の取得は、医療機関識別情報で識別される医療機関の従事者であって担当権原がある者、又は、調剤薬局識別情報で識別される調剤薬局の従事者であって担当権原がある者が、適切にログインした端末(ネットワークによって医薬情報共有システムにつながっているもの)、あるいは端末(ネットワークによって医薬情報共有システムにつながっているもの)の周辺装置にてユニーク性担保情報の1次取得が行われるように構成されなければならない。端末の周辺装置には、カメラの他、スマートフォンのカメラ、OCR装置、複合機、コピー機などが含まれていてもよい。ログインには権限者のユーザIDと、パスワードが最低限要求される。最も典型的な例としては、利用者から健康保険被保険者証を受け取り、あるいは、介護保険被保険者証を受け取って、その券面に表記されている情報を前記端末のOCR等で読み取り、必要な情報を取得するというものである。健康保険被保険者証や、介護保険被保険者証には一定の書式フォーマットがあるので、OCRで読み取られた場合に、そこからテキスト化されて読み取られる情報の属性が判別できる。その属性が前記した「被保険者証番号」を必須として、「氏名」、「住所」、「世帯主氏名、」「生年月日」、「性別」、「適用開始年月日」、「交付年月日」、「有効期限」、「記号」、「番号」、「保険者番号」などである。後述する実施形態2における新規登録情報取得手段における新規登録情報の取得も同様な手順によって処理されなければならない。1次取得されたユニーク性担保情報は、そのまま(画像情報など)、ないしは情報変換されて(「被保険者証番号」を必須として、「氏名」、「住所」、「世帯主氏名、」「生年月日」、「性別」、「適用開始年月日」、「交付年月日」、「有効期限」、「記号」、「番号」、「保険者番号」などに、場合により暗号化されて)医療機関識別情報や、調剤薬局識別情報と関連付けられて、医薬情報共有システムのユニーク性担保情報取得部Eに送信され、ユニーク性担保情報取得部Eによって取得される。
ユニーク性担保情報の取得は、利用者が診療を受けたり処方された医薬を給付される際に医療機関、調剤薬局、介護事業者に被保険者証を提示することで取得するよう構成することができる。また利用者が本システムに対して自らのユニーク性担保情報を入力などすることで取得するよう構成することもできる。例えばマイナンバーカードの番号や、国民年金、厚生年金などの番号、自動車運転免許証の番号、パスポート番号のいずれか一以上、あるいはこれらとともに又は、これらに代えて、顔写真、指紋、声紋、掌紋、虹彩紋、複数の血管が作る血管紋などの一以上を用いるように構成してもよい。また、健康保険被保険者証、国民年金手帳、厚生年金手帳、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの本人証明情報が記載されている部分の全体写真でもよい。
(実施形態1 ユニーク性担保情報保持部)
「ユニーク性担保情報保持部」0106は、取得したユニーク性担保情報を保持するよう構成される。ユニーク性担保情報取得部により登録されたユニーク性担保情報を、HDDやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにて記録保持する。
(実施形態1 利用者識別情報登録部)
「利用者識別情報登録部」0107は、利用者を識別する情報であって、ユニーク性担保情報に一対一に関連付けられることで同一人物が二重登録できない利用者識別情報を登録するよう構成される。例えばある診療所で診療を最初に受け、利用者として登録された者が、他の診療所でも診療を受け重ねて本システムに利用者として登録された場合には、利用者識別情報を一の利用者が重ねて所有することとなり、従って処方履歴も複数の利用者識別情報ごとに関連付けられるので、薬の二重購入などが可能となって転売されたり、あるいは処方量以上の薬の摂取が起こるという問題が生じる。
なお、利用者識別情報と関連付けてその利用者の属性を示す情報である利用者属性情報を保持する利用者属性情報保持部が備わっていていてもよい。利用者の属性情報としては利用者の国籍、宗教、使用言語、顔写真、性別、年齢、郵便番号、住所、電話番号(携帯、固定)、メールアドレス(携帯、デスクトップPC)、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)のID(識別情報)、健康保険証番号、マイナンバーカードの番号、運転免許証番号、パスポート番号、使用可能なクレジットカードの種別、献体の意思の有無、血液型、などの他に、特定の業務についていたか、ついていた場合の業務内容、例えば、多量の高熱物体を取り扱う業務および著しく暑熱な場所における業務、多量の低温物体を取り扱う業務および著しく寒冷な場所における業務、ラジウム放射線、X線その他有害な放射線にさらされる業務、土石、獣毛等の塵埃又は粉末を著しく飛散する場所における業務、異常気圧下における業務、さく岩機、びょう打機等の使用によって、身体に著しい振動を与える業務、重量物の取扱い等重激な業務、ボイラー製造等強烈な騒音を発する場所における業務、坑内における業務、深夜業を含む業務、水銀、砒素、黄りん、弗化水素酸、塩酸、硝酸、硫酸、青酸、か性アルカリ、石炭酸その他これに準ずる有害物を取り扱う業務、鉛、水銀、クロム、砒素、黄りん、弗化水素、塩素、塩酸、硝酸、亜硫酸、硫酸、一酸化炭素、二硫化炭素、青酸、ベンゼン、アニリンその他これらに準ずる有害物のガス、蒸気または粉じんを発散する場所における業務、病原体によって汚染のおそれが著しい業務、その他厚生労働大臣が定める業務、等である。
本システムを利用する者を識別する氏名、住所、生年月日、性別、職業などの情報を、その利用者のユニーク性担保情報と一対一で関連付ける。ユニーク性担保情報に含まれる健康保険被保険者証は、一の人物について原則一つのみ交付されるものであるため、一のユニーク性担保情報と一対一で関連付けられる人物も一人に限られる。したがって、本システムに既登録の利用者が偽名などを用いて登録医療機関などを利用するに際し新たに登録をしようとしても、その登録医療機関などに提示する健康保険被保険者証に基づくユニーク性担保情報と一対一で関連付けられている利用者が既に存在するため、新たな登録が行われない。
このように本システムの利用者として同一人物が二重登録できないように構成することで、後述する診療情報や調剤情報を一の利用者と関連付けて集約して蓄積等することが可能になる。また、一の利用者が異なる調剤薬局を利用して過剰に薬を入手することを防止することができる。
また、公的医療保険は、被保険者の転職や転居などに伴い変わる場合があるので、かかる場合に対応するために、ユニーク性担保情報及び利用者識別情報を変更する手段を有するように構成してもよい。
(実施形態1 利用者識別情報保持部)
「利用者識別情報保持部」0108は、利用者識別情報を保持するよう構成される。利用者識別情報登録部により登録された利用者識別情報を、HDDやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにて記録保持する。
(実施形態1 利用者別診療情報取得部)
「利用者別診療情報取得部」0109は、医療機関識別情報と、その登録医療機関を利用した経過のある利用者の利用者識別情報と、その登録医療機関での利用者に対する診療情報とを関連付けた利用者別診療情報をその登録医療機関から取得するよう構成される。
診療情報は、利用者の氏名、年齢、性別、住所、被保険者証の記号番号などの基本的な情報と、診療科、診療年月日、主訴、現病歴(病名を含む)、既往歴、家族歴、社会歴、嗜好、アレルギー、現症・身体所見、検査内容、検査結果、診察結果、治療方針、治療方法、利用者の心情、治療による利用者の反応、治療効果、入院後経過・看護記録などの一以上の諸情報である。このような診療情報を診療を受けた利用者の利用者識別情報及び診療を行った登録医療機関の登録医療機関識別情報と関連付けて利用者別診療情報として、その登録医療機関の利用する端末から取得する。
利用者別診療情報の取得は、登録医療機関に備わるコンピュータやタブレットなどの情報処理装置に医師や看護師などが本システムを動作させるアプリケーションを実行して、所定の情報を入力するなどによりネットワークを介して取得される。この端末であるコンピュータとして代表的なものは、レセプトコンピュータや、診療録データベースである。これらの端末に入力された利用者の診断結果、治療方法、治療結果、処方薬、利用者である患者への指導内容、その他の情報が端末に対して入力されたり、端末が他の装置から取得したりするが、その情報の全てが利用者別診療情報として取得されるように構成してもよいし、一部が利用者別診療情報として取得されるように構成してもよい。後者の構成を採用する場合には、入力される情報に情報の種類を示す情報識別子を付して、その情報識別子に応じてネットワークを介して端末側から医薬情報共有システムの利用者別診療情報取得部に出力するか、しないか判断する出力判断部を設けることも考えられる。また逆に、すべての情報は医薬情報共有システムに対して出力するが、前記情報識別子付きで各情報を端末から出力するように構成し、医薬情報共有システム側にて情報識別子に応じて取得する情報、廃棄する情報を区別し最終的に取得する情報に選択された情報のみが利用者別診療情報として利用者別診療情報取得部に取得されるように構成することが出来る。このように利用者別診療情報取得部に情報取捨選択手段を設けるように構成することが考えられる。
また、これら端末内で情報処理を行う部分は医療機関の系列などによって異なるアプリケーションを用いている場合があるので、本システムの利用者別診療情報取得部は、これらの取得する情報のフォーマットのばらつきを吸収できるようなユニバーサルなものであるユニバーサル利用者別診療情報取得手段を有することが好ましい。この共通フォーマット化のための手段は、前述の情報識別子を用いて共通フォーマット化してもよいし、予め、ローカルなフォーマットを記憶させ、ローカルフォーマットのどの部分にどのような情報が格納されているのかをあらかじめ医薬情報共有システムの利用者別診療情報取得部に保持しておくことによりフォーマットを共通なものに変換することが考えられる。あるいは、予めこれらの情報に使用される言語を登録しておき、その登録された言語と、含まれる情報との位置関係を利用してその情報の意味を取得し、共通フォーマットに変換するという手段もある。
また、利用者別診療情報の取得のアクノレッジ(受領証明)の返信に関してもユニバーサルな返信手段を有することが好ましく、このアクノレッジにさらにコンテンツを付加して返信することも考えられる。コンテンツとしては、さらに併用すると好ましいと考えられる器具や、薬剤、あるいはサプリメントなどの情報を挙げることができる。これらの情報も返信先のレセプトコンピュータや、診療録データベースの種類に応じて適切なフォーマットに変換されて返信されるように構成する。また、コンテンツは、併用すると疾病や、傷害などに回復効果をもたらすサプリメントや、道具、器具などの情報や、すでに利用者別診療情報に基づいて処方等されていることが明確になっている医薬品等に関する最新の情報などが好ましい。さらに提供するコンテンツは、その利用者識別情報と関連付けられている利用者の属性を示す利用者属性情報にも基づいてコンテンツデータサーバから選択されるように構成することが考えられる。
例えば、利用者の国籍に応じて適切なサプリメントを選択することができる。国籍によって味の嗜好が異なることがあるからである。また宗教によってサプリメントや、推奨する日ごろの食事についても選択がなされる場合がある、例えば宗教に応じて食することができる食べ物の種類が異なったり、例えばイスラム教のような場合にはハラル食しか食せないというような事情があるからである。食事の推薦に関しては、例えば、そのような食材の入試方法や、そのような食材を利用した食事を提供するレストランなどを推薦することも考えられる。その場合には利用者属性情報中の住所などを参考にして最適なレストランを選択してコンテンツにて推奨することも考えられる。また、利用者が利用しているSNS等を介して、それらのレストランのクーポンを合わせて送付するように構成することもできる。また、使用言語に応じた言語でコンテンツを構成するようにする。顔写真、性別、年齢、などについては、例えばアメニティの推奨や、治療を補助する機器、器具などの選択に利用することができる。例えば補聴器のようなものの場合には、顔写真、性別、年類に応じて適切な機種を選択して推奨するようなコンテンツとすることが考えられる。これらのコンテンツは、診療情報送信元の端末に対して出力し、その端末から利用者端末に転送するか、あるいはその端末からプリンターなどでプリントアウトすることによって利用者に渡される。
さらに郵便番号、住所、電話番号(携帯、固定)の情報に関しては、例えば推奨商品のサンプル品の送付などに活用することが出来る。メールアドレス(携帯、デスクトップPC)、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)のID(識別情報)に関しては情報の提供を直接的に利用者に情報を提供するために利用することができる。
(実施形態1 利用者別調剤情報取得部)
「利用者別調剤情報取得部」0110は、調剤薬局識別情報と、その登録調剤薬局を利用した経過のある利用者の利用者識別情報と、その登録調剤薬局での利用者に対する調剤情報とを関連付けた利用者別調剤情報をその登録調剤薬局から取得するよう構成される。
調剤情報は、利用者の氏名、年齢、性別、住所、被保険者証の記号番号などの基本的な情報と、調剤年月日、投薬(処方を含む)に係る薬剤名、その薬剤のメーカー名、そのメーカーの薬剤の製造国、製造地域等の地理的情報、用法、用量、効能、効果、副作用及び相互作用、利用者の体質・アレルギー歴・副作用歴、服薬状況、残薬状況(推定を含む)、アドヒアランス情報(利用者が薬剤規定どおりに服薬しているかを示す情報。一種の服薬脱落に関する情報。)、薬の効き目(その利用者に対する効き目)、服薬中の体調変化、併用薬、後発医薬品に対する意向、口頭服薬指導、書類による服薬指導、調剤薬剤師の氏名やその者を識別する調剤薬局識別情報、利用者端末に送信した服薬指導、及び指導した薬剤師名などの諸情報である。
このような調剤情報を、調剤を受けた利用者の利用者識別情報及び調剤を行った登録調剤薬局の登録調剤薬局識別情報と関連付けて利用者別調剤情報として、その登録調剤薬局から取得する。
利用者別調剤情報の取得は、登録調剤薬局に備わるコンピュータやタブレットなどの情報処理装置に薬剤師などが本システムを動作させるアプリケーションを実行して、所定の情報を入力するなどにより取得される。このコンピュータとして代表的なものは、レセプトコンピュータや、電子薬歴システムである。ただし、これらは調剤薬局の系列などによって異なるアプリケーションを用いている場合があるので、本システムの利用者別調剤情報取得部は、これらの取得する情報のフォーマットのばらつきを吸収できるようなユニバーサルなものであるユニバーサル利用者別調剤情報取得手段を有することが好ましい。また、利用者別調剤情報の取得のアクノレッジ(受領証明)の返信に関してもユニバーサルな返信手段を有することが好ましく、このアクノレッジにさらにコンテンツを付加して返信することも考えられる。コンテンツとしては、さらに併用すると好ましいと考えられる器具や、薬剤、あるいはサプリメントなどの情報を挙げることができる。これらの情報も返信先のレセプトコンピュータや、薬歴データベースの種類に応じて適切なフォーマットに変換されて返信されるように構成する。
なお、以下において「利用者別診療情報」又は/及び「利用者別調剤情報」を、「利用者別医薬情報」という。
(実施形態1 公開許否情報付利用者別医薬情報保持部)
「公開許否情報付利用者別医薬情報保持部」0111は、取得した利用者別医薬情報を第三者(登録医療機関又は/及び登録調剤薬局。以下同じ。)に公開許可するかしないかを定める公開許否情報と関連付けて保持するよう構成される。第三者への公開許否であるので、原則的には利用者別医薬情報は自身に対しては公開されるよう構成される。
公開許否情報は、無条件で公開を許可すると定める情報であったり、無条件で公開を許可しないと定める情報であったり、所定の条件付きで公開を許可すると定める情報であったりする。条件付きで公開を許可すると定める公開許否情報の例としては、公開を求める第三者の診療科と、公開が求められた利用者別医薬情報の診療科との関係に基づき公開許否を定める条件が付された公開許否情報がある。例えば、公開が求められた利用者別医薬情報の診療科が精神科である診療情報については、精神科、心療内科及び神経内科を診療科とする登録医療機関以外の登録医療機関に対する公開許可をしないと定めた情報などを挙げることができる。
また、利用者別医薬情報を、その公開を許す第三者(登録医療機関又は/及び登録調剤薬局)を識別する情報である公開許可先識別情報と関連付けて保持するよう構成してもよい(公開許可先別保持手段)。これにより特定の登録医療機関や登録調剤薬局にのみ利用者別医薬情報の公開を許可するといったことができる。図15に公開許可先識別情報と関連付けた公開許否情報付利用者別医薬情報を例示する。図示するように、登録医療機関識別情報「A000011000000110682」で識別される「フレンズ診療所」による、利用者識別情報「ID03317」で識別される利用者の医薬情報である。ここでは「3月17日」における医薬情報である利用者別診療情報は、公開許可先が「A?」と「C?」となっており、医療機関識別情報において医療機関の診療科等を識別するために付される3桁の文字列のうち先頭の1桁が「A」又は「B」であるすべての医療機関について公開を許可することが示されている。また、「3月21日」における医薬情報においては公開許可先が「ALL」であるので、すべての医療機関又は調剤薬局に対して公開が許可されていることが示されている。また同じことが医薬情報である利用者別調剤情報についても適用されていてもよい。利用者別調剤情報に関しては、調剤薬局識別情報に含まれている場合がある認定・専門資格を識別する情報に応じて公開許否が定められてるように構成されてもよい。また、調剤薬局識別情報の認定・専門資格の識別情報に応じて利用者別診療情報の公開許否が定められたり、医療機関識別情報の医療機関の診療科等を識別する情報に応じて利用者別調剤情報の公開許否が定められるように構成することもできる。
なお、保持されている医薬情報は、医薬情報更新部を設けて更新されるように構成することができる。この更新の内容として代表的なものは、医薬情報の変更や、医薬情報の新規な情報の追加などである。医薬情報は、それぞれの情報が医薬情報識別子を有するように構成し、医薬情報識別子をその医薬情報を構成する各種の情報のうち、メーカーによって提供された情報に関しては、そのメーカーが有する医薬情報データベースから定期的に更新情報を得るように構成することができる。更新情報の中にその医薬情報識別子で識別される医薬情報と関連するものがあれば自動更新するように構成することが望ましい。また各種の医薬情報のうち、学者や医者によって提供された情報に関しては、その医薬情報識別子によって関連付けられた学会などが管理する医薬情報データベースにアクセスして医薬情報識別子と関連付けられている医薬情報の最新の情報が提供されている場合には、その情報を医薬情報として追加したり、その情報に基づいて保持されている医薬情報を更新、修正することが考えられる。なお、このような学会の医薬情報データベースは、この医薬情報共有システムの医薬情報識別子と共通の識別子体系を用いて医薬情報をデータベース化しておくと便利である。ただし、本システムの医薬情報識別子が専門用語であるキーワードと関連付けられており、そのキーワードを用いて学会などの医薬情報データベースから医薬情報を取得するように構成することも考えられる。さらに、この医薬情報を更新する医薬情報更新部は、適宜取得してきた医薬情報が適切であったかをこのシステムの利用者や管理者によってフラグ付けし、医薬情報更新部は、そのフラグに応じて医薬情報を取得するルールを更新するようにしてもよい。このルールは医薬情報更新部が有する医薬情報更新ルール保持手段に保持させておき、さらに医薬情報適正判定入力部によって利用者や管理者からのフラグ判定を受付け、このフラグ判定を用いて医薬情報更新ルールブラッシュアップ手段が医薬情報更新ルールをブラッシュアップするように構成することが望ましい。あるいは手作業で更新させる場合には、メーカーや、学会員向けのウエブインターフェイスを設け、権限の入力によって医薬情報を更新できるように構成することもできる。権限の入力には例えばメーカー識別情報や、学会員識別情報と、割り当てられたパスワードなどを利用することができる。このメーカー識別情報は、メーカー識別情報保持部に、学会員識別情報は学会員識別情報保持部にそれぞれ保持させておくことが考えられる。
また、利用者の家族・親族(親、妻、夫、兄弟など)であって本システムの利用者を第三者に含めて公開許否の対象者としてもよいし、利用者の家族・親族を当該利用者自身に含まれる者として原則公開されるよう構成してもよい。例えば、利用者が高齢者で医薬情報共有システムの操作に困難性を覚える場合や、利用者が疾病にり患しているために医薬情報共有システムの操作をすることが出来ないような場合には、利用者自身の本医薬情報共有システムに関する権限を家族・親族などに一時的に引き渡すことが出来るようなシステムとすることも考えられる。その場合には、利用者本人の代理人として利用者の権限を委譲されるので、利用者識別情報と関連付けて代理人識別情報を保持するように構成し、その代理人識別情報で識別される代理人には利用者本人と同等の権限を本医薬情報共有システム上で与えるように構成することが考えられる。この代理人識別情報は、代理人識別情報保持部に保持しておくように構成することができる。
(実施形態1 公開許否情報変更部)
「公開許否情報変更情報」0112は、利用者識別情報で識別される利用者が利用する利用者端末から公開許否情報付利用者別医薬情報保持部に保持されている利用者別医薬情報に関連付けられている公開許否情報の変更を示す情報である公開許否変更情報を取得するよう構成される。これにより、利用者は自身の公開許否情報を任意に変更することができる。
(実施形態1 利用者別医薬情報取得要求取得部)
「利用者別医薬情報取得要求取得部」0113は、後述する要求側である登録医療機関又は/及び登録調剤薬局を識別する医療機関識別情報又は/及び調剤薬局識別情報と、利用者識別情報と、を含むその利用者識別情報で識別される利用者の利用者別医薬情報の取得の要求である利用者別医薬情報取得要求を取得するよう構成される。なお、利用者別医薬情報を利用者の氏名等を明かさない匿名情報として取得できるように構成することもできる。例えば、利用者別医薬情報取得要求の権限を薬のメーカーや、医薬、医学に関係する学会員に認めるように構成することも考えられる。例えば、薬品メーカーの場合には、自社の製造した薬品のアドヒアランス情報に大きな興味を有するので、自社の薬品を識別する薬品識別情報で識別される薬品を投薬されている全利用者について横断的に匿名情報としてアドヒアランスに関する情報の公開による取得ができればメーカーの薬品の開発や、メーカーが作成する服薬指導要領などの改善に役立てることができる。従って、このような場合には、利用者識別情報として、利用者別医薬情報の中から薬品識別子で識別される薬を投薬された利用者の匿名による公開を許可しているすべての利用者識別子を中間段階で取得し、取得された全利用者識別子を用いてその利用者のアドヒアランス情報を取得するように構成することができる。薬品メーカーなどは、その薬別のアドヒアランス情報を統計処理することによって貴重な情報を得ることが出来る。このような医療機関でも調剤薬局でもない薬品メーカーや、医薬・医学の学会会員等に対してアクセス権限を認めるために前述のように薬品メーカー識別情報保持部や、医薬・医学学会員識別情報保持部を設け、保持されている薬品メーカー識別情報(メーカー自体でなく、メーカーの研究者や、企画担当者など個人を特定する情報である場合も含む。)や、医薬・医学学会員識別情報と関連付けてパスワードなどを保持し、これによって権限が証明された場合には匿名情報として利用者別医薬情報を公開することが出来るように構成することができる。またさらに、政府の厚生行政のために、各医療機関や、各調剤薬局が適正な医療行為や、適正な調剤行為を行っているかなどの情報取得のために厚生省や、内閣府などに特別の権限を与えて、利用者別医薬情報の取得要求を認めるように構成することが出来る。この場合には、これらの特別権限識別情報を保持する特別権限識別情報保持部と、その特別権限識別情報と関連付けられたパスワードなどを保持する特別権限識別情報保持部を有するように本医薬情報共有システムを構成することができる。なお、特別権限に基づいて利用者別医薬情報の取得要求をする場合には、すべての利用者識別情報を指定するように構成することも考えられる。この場合にも特別に利用者情報を必要としない場合には利用者を特定する情報を除外した利用者別医薬情報が取得要求できるように構成することが好ましい。
利用者別医薬情報取得要求は、例えば、登録医療機関が診療を行う利用者に関して他の登録医療機関で行われた過去の診療履歴などについて知りたい場合に、診療履歴などを含むその利用者の利用者別医薬情報の取得を要求するといったものである。登録医療機関などにおいて利用者別医薬情報の取得を要求する態様としては、利用者を識別する利用者識別情報の入力によってこれを閲覧することを要求したり、データをダウンロードすることを要求したりするものである。またソートキーとして、その受診科目をプルダウンメニューから選択させたりしてもよい。また利用者識別情報の入力を受付けたのちにその利用者識別情報で識別される利用者の過去の受診登録医療機関を選択可能に表示して、選択を受付けることで利用者別医薬情報を選択取得できるように構成することもできる。
(実施形態1 要求判断条件保持部)
「要求判断条件保持部」0114は、利用者別医薬情報取得要求と、それに含まれる利用者別医薬情報に関連付けられている公開許否情報と、に基づいてその要求を認めるか判断するための条件である要求判断条件を保持するよう構成される。要求判断条件は、その要求をする要求者の識別情報に応じて異なる判断条件を適用するように構成することも可能である。例えば医療機関識別情報を伴った利用者別医薬情報取得要求では、一律にその要求を公開可のフラグと紐づけられている利用者別医薬情報の取得を認めるが、調剤薬局識別情報を伴う利用者別医薬情報取得要求では、その利用者に対して交付された処方箋にて指定された医薬品を提供できる調剤薬局識別情報で識別される調剤薬局に限定されるなどである。また前述の薬品メーカー識別情報で識別される薬品メーカー(薬品メーカーの社員を指す場合もある。)や、医薬・医学学会員識別情報で識別される医薬・医学学会員に対してもそれぞれ個別の要求判断条件が設けられていてもよい。なお、アドヒアランス情報は、薬品メーカーにとって極めて貴重な機密情報であるために、原則として薬品メーカー識別情報で識別される薬品メーカーは、他の薬品メーカー識別情報で識別される薬品メーカーのアドヒアランス情報を取得できないように構成することが好ましい。
要求判断条件は、例えば無条件で許可すると定められている公開許否条件が関連付けられている利用者別医薬情報に対する取得要求は認めると判断する条件であったり、無条件で許可しないと定められている公開許否条件が関連付けられている利用者別医薬情報に対する取得要求は認めないと判断する条件であったり、所定条件にて公開を許可すると定められている公開許否条件が関連付けられている利用者別医薬情報に対する取得要求についてはその所定条件をすべて満たす場合に限りその取得要求に係る利用者別医薬情報に対する取得要求を認めると判断する条件であったり、所定条件にて公開を許可すると定められている公開許否条件が関連付けられている利用者別医薬情報に対する取得要求についてはその所定条件のすべてを満たさない場合であっても一部満たされた条件に係る利用者別医薬情報に限りその取得要求を認めると判断する条件であったりする。
(実施形態1 利用者別医薬情報取得要求判断部)
「利用者別医薬情報取得要求判断部」0115は、利用者別医薬情報取得要求と、その要求にかかる利用者別医薬情報に関連付けられている公開許否情報と、保持されている要求判断条件と、に基づいてその要求を認めるか判断するよう構成される。
(実施形態1 利用者別医薬情報出力部)
「利用者別医薬情報出力部」0116は、利用者別医薬情報取得要求判断部での判断結果がその要求を認めるとの判断結果である場合には、その要求にかかる利用者別医薬情報を登録医療機関又は/及び登録調剤薬局に出力するよう構成される。利用者別医薬情報の出力は、種々なる態様で行われ、例えば、登録医療機関などで利用される情報処理端末(PC、タブレットなど)において所定のWEBサイトにて要求した利用者別医薬情報を閲覧可能にする場合や、要求に係る登録医療機関などに対してメール(本文又は添付ファイル)の送信にて行われるよう構成することもできる。
以上の各構成を有する本実施形態の医薬情報共有システムにより、利用者ごとの医薬情報(診療情報及び調剤情報)をひとまとまりで保持、更新などを行うことができ、要求によっては医療機関や調剤薬局などと相互に情報共有が図られる。したがって、各医療機関や調剤薬局が、診療や調剤を行うたびに利用者の診療歴や薬歴などを作成し更新する手間を省くことができる。利用者にとっても、利用する医療機関や調剤薬局ごとの診療歴や薬歴を保持する必要もなくなる。このように医薬情報を統合して一括で管理可能とすることで、医療機関などは診察、治療、調剤といったもっとも重要な仕事に時間とエネルギーを集中させることができ有益である。
なお、医薬品メーカーや、医薬・医学学会員や、厚生労働省、内閣府などの特別権限者が利用者別医薬情報の取得要求を行い認められて本利用者別医薬情報出力部から出力される場合には、その目的に応じて情報のフィルタリングや、情報の前処理などが行えるように構成することもできる。情報のフィルタリングとは、代表的には、利用者識別情報を含まず、個人を特定できる情報を除外する処理、あるいは一の薬品メーカーのアドヒアランス情報を他の薬品メーカーに取得できないように除外する処理などが該当する。前処理とは、全データをダイレクトに出力するのではなく、事前に統計処理を行ったり、情報の一部をマスクするためにマスク処理を行ったりするものである。これらの目的のために利用者別医薬情報出力部には、フィルタリング手段や、前処理手段が備わっていることが望ましい。
また、AI(artificial intelligence)の活用などにより、利用者ごとの診療歴と薬歴に関する情報に基づいて当該利用者の疾患の傾向や罹患可能性などを分析することも可能となる。その分析結果により、利用者が受けるべき検査や、予防に資する物品などを提案するといったことも可能になる。さらに、ヘルスケアレコードや購買履歴などの情報をさらに統合することで、より広範に利用者の健康に関して有益な情報提示(運動不足や偏った食事や睡眠不足などの注意喚起、摂取すべき栄養素やその調理方法などの提案)などを行うこともできる。
<医療機関の端末、調剤薬局の端末、(後述する介護事業者の端末)>
タイトルに示す3種類の端末を以下の説明では単に端末と称する。以下、端末の機能について説明する。
<発明の背景>
本医薬情報共有システムは、単に医療機関等と利用者(患者等)との間で情報を共有することを発明の効果としているのでなく、医療機関等の間で利用者の情報を共有できるとともに、本医薬情報共有システムを利用していなかった医療機関でも新たにこのシステムを利用可能なように広く門戸を開けたもので、医薬情報の国内プラットフォームとしての機能を果たすべく発案されたものである。
その意味で医薬情報共有システムは、医療機関識別情報登録部や、調剤薬局識別情報登録部を有するように構成されている。最初の登録の際は、医療機関の端末からインターネット等のネットワークを介して本医薬情報共有システムが有するウエブページにアクセスし、ウエブページから登録のための情報を入手し、申し込み手続きを行う。その申し込みに必要な事項としては、医療機関や調剤薬局、後述する例では介護事業者を特定する情報と、その申し込みをしている者が確かにその医療機関等の申し込み権原者であることを証明する情報などである。例えば、開設管理者の医師免許証の画像情報、診療所開設届の画像情報、これに関連して受領した書面等の画像情報、解説管理者の履歴書、診療所の敷地の平面図、付近の案内図、建物の構造概要及び平面図、従事医師及び看護師等の免許証及び履歴書、建物を賃貸している場合は賃貸契約書、その他(エックス線装置を設置する場合はこの他にも届出所の画像情報や、届出書に応じて受領した関係書類の画像情報が必要)、保健所の検査が入った履歴がある場合には、その検査結果書類の画像情報等である。
そして、これらが真正であると判断されると(この判断は日本医師会などの公的機関に設けられるサーバに蓄積される情報に本医薬情報共有システムがアクセスして自動判断することも考えられます。便宜的にこの機能部を「真正性判断部」と言います。)、その申し込み者である医療機関等に対して識別番号が付与されるとともに、医薬情報共有システムの各種識別情報登録部にその医療機関等の識別情報が登録される。また、端末は、ウエブ閲覧機能を有していれば、その後のやり取りはすべてウエブベースで行うことも考えられるが、セキュリティの観点からは端末に対して本医薬情報共有システム用の専用のアプリケーションをインストールして、その専用のアプリケーション上で医薬情報供給システムと通信をするように構成することが好ましい。このアプリケーションで端末が構成される場合には、そのアプリケーション中にその端末の真正性を判断する情報を格納しておくことが好ましく、これが、医療機関識別情報や調剤薬局識別情報や、介護事業者識別情報などであってもよいし、さらに、これらを含む真正性証明情報であってもよい。またこれらの識別情報とは別途医薬情報共有システムから与えられる情報であってもよい。例えば、乱数発生器で発生させた乱数や、要約関数で得られた値などでもよい。要約関数の要約対象には、医療機関、調剤薬局、介護事業者の前記「例えば、開設管理者の医師免許証の画像情報、診療所開設届の画像情報、これに関連して受領した書面等の画像情報、解説管理者の履歴書、診療所の敷地の平面図、付近の案内図、建物の構造概要及び平面図、従事医師及び看護師等の免許証及び履歴書、建物を賃貸している場合は賃貸契約書、その他(エックス線装置を設置する場合はこの他にも届出所の画像情報や、届出書に応じて受領した関係書類の画像情報が必要)、保健所の検査が入った履歴」等又は、これらから関数的に導き出せる情報であってもよい。これらはユニークな情報だからである。なお、医薬情報共有システムに専用アプリケーションを医療機関や調剤薬局の端末にダウンロードさせる機能(専用アプリダウンロード部)を有していることが好ましい。なお、ダウンロードは、医療機関や、調剤薬局、介護事業者に対して識別情報が割り当てられることを条件にダウンロード可能に構成されることが好ましい。
<医療機関、調剤薬局、(介護事業者)で本システムに利用される端末の機能>
端末は、一旦医薬情報共有システムに登録されたのちは、医薬情報共有システムと有機的に連携する端末として機能する。その機能は、医薬情報共有システムにログインできること(ログイン部)、このログインは医薬情報共有システムから取得した識別情報(医療機関識別情報、調剤薬局識別情報、介護事業者識別情報)を用い、さらに、登録の際に決定したパスワードを利用してログインする。つまり、端末には前記識別情報が保持され、パスワードの入力を受付ける機能が備えられている。また、ユニーク性担保情報を利用者である患者等から取得する機能が備えられている(ユニーク性担保情報取得部)。取得は、医薬情報共有システムに送信可能(ユニーク性担保情報送信部)に取得する。つまり、端末の基本機能によって画像情報や、テキスト情報が取得されると、その情報が医薬情報共有システムに送信可能なように取り込まれる。また、このユニーク性担保情報と、利用者である患者を識別する氏名や、年齢、外観などの情報とが関連付けて保持されるように構成されている(利用者識別情報保持部)。
また、端末は自身(施設等)の識別情報と、利用者識別情報と、利用者識別情報で識別される利用者の利用者別診療情報や、利用者別調剤情報、又は利用者別介護情報(まとめて利用者別医薬情報、又は利用者別医薬介護情報)を関連付けて送信する機能(利用者別診療情報送信部、利用者別調剤情報送信部、利用者別介護情報送信部)も有する。
さらに、医療機関識別情報や調剤薬局識別情報、介護事業者識別情報のいずれか一以上と、利用者識別情報と関連付けてすでに医薬情報共有システムに蓄積されている利用者別医薬情報(利用者別介護情報の場合もある)の取得要求を出力する機能(利用者別医薬情報取得要求出力部)をも有する。さらに要求に応じてその要求に応じた利用者別医薬情報を取得し、表示し、あるいは、それを保持する機能(利用者別医薬情報取得部)を有している。なお、この保持されている利用者別医薬情報は、その視聴等が終了した場合には端末から消去されるように構成することが望ましい。例えば視聴画面を閉じた場合や、その利用者に関するファイルを閉じた場合などである。これらの情報は非常にプライベートなものなので、永続的に端末側に蓄積しておくことは好ましくないからである。
<利用者(患者、被介護者等)が利用する端末の機能>
利用者は、本医薬情報共有システムに蓄積されている自身の利用者別医薬情報(利用者別介護情報)を閲覧することが出来る。例えば、電子診断書帳や、電子お薬手帳のような機能を持たせることが好ましい。本医薬情報共有システムにウエブページを持たせて利用者識別情報とパスワードによって自身の利用者別医薬情報を閲覧できるようにしてもよいし、利用者端末に専用のアプリケーションを組み込んで、専用のアプリケーションと本医薬情報共有システムとの通信によって利用者別医薬情報を閲覧可能となるように構成してもよい。このアプリケーションも本医薬情報共有システムに備えられている利用者用専用アプリダウンロード部からダウンロード可能に構成されることが好ましい。このダウンロードも利用者に対して利用者識別情報が割り当てられることを条件にダウンロード可能とすることが好ましい。以下に考えられる利用者が利用する端末について述べる。
まず、大前提として、本医薬情報共有システムに対して医療機関の端末や、調剤薬局の端末から利用者別医薬情報取得要求を出力するように構成する必要がある。このように構成しないと、医療機関や調剤薬局、介護事業者において利用者別医薬情報の共有が図れないからである。一方、利用者識別情報は、一般に公開されているものでないので、この要求を出力する際には、その利用者の利用者識別情報をこれらの機関の端末が取得しなければならない。そこで、利用者の利用する利用者端末には、利用者識別情報が保持されていて、あるいは、本医薬情報共有システム側から取得可能に構成されている必要がある(利用者識別情報保持部)。そして、医療機関や、調剤薬局の端末からの要求に応じて(利用者識別情報要求部)、その端末に対して利用者識別情報を出力できるように構成されていなければならない(利用者識別情報出力部)。この際に、利用者端末は、ハッキング等によって内部に蓄積されている情報を漏洩してはならないので、その利用者識別情報を要求してきた端末が真正な端末であるか判断する必要がある(真正要求判断部)。この真正要求であるかの判断は、例えば、医療機関や、調剤薬局の端末から自身が真正であることを示す情報を取得して、その情報を医薬情報共有システムに投げて真正判断を仰ぐように構成することができる。利用者端末内で閉じて判断をすることは利用者端末に膨大な秘匿情報を保持することになり好ましくないからである。この医療機関端末や、調剤薬局端末の真正性を判断するための情報の一例としては、医療機関識別情報や、調剤薬局識別情報、介護事業者識別情報などを挙げることができる。この識別情報を本医薬情報共有システムに投げると、医薬情報共有システムでは、その識別情報の真正性を判断するとともに(識別情報真正性判断部)、その識別情報に対応した機関名(医療機関名、調剤薬局名)を真正であるとのアックと関連付けて返信(真正性返信部)するように構成することができる。もちろん、その識別情報が偽である場合には、その旨の情報を利用者端末に返信する(真正否定返信部)。利用者端末では、返信を受信することにより(真正性返信取得部)その要求をした端末が真正であるか、判断できるとともに(真正性判断部)、その医療機関名なども知ることが出来るので、正しい医療機関等であるかの判断が容易に行える。そして正しい医療機関等であると判断できた場合に限り、要求された利用者識別情報を医療機関の端末、調剤薬局の端末、介護事業者の端末に対して出力するように構成することができる(利用者識別情報出力部)。
次に重要な利用者端末の機能としては、お薬手帳、診断書手帳的な利用ができることである。つまり、簡単には、自身はどのような薬を処方されているか知り、まだどのような診断をされているか知る機能である。
これは、本医薬情報共有システムに対して自身を利用者とした利用者別医薬情報要求を出力することによって行われる(利用者による利用者別医薬情報要求出力部)。この利用者による利用者別医薬情報要求には、利用者識別情報や、その他に端末をユニークに識別する情報や、端末の本医薬情報共有システムに専用のアプリのユニークな識別情報が含まれていることが好ましい。本医薬情報共有システムでは、利用者端末からのこの利用者による利用者別医薬情報の取得要求を真正な利用者からのものであるか判断し(利用者による利用者別医薬情報取得要求真正性判断部)、真正な利用者からの要求であると判断した場合には、その要求をした端末に対して要求された利用者別医薬情報を出力する(利用者に対する利用者別医薬情報出力部)。利用者は、これを利用者による利用者別医薬情報取得部にて取得し、その内容を閲覧可能にディスプレイ等に表示する。また、この情報は、他の端末等に出力されるように構成されてもよい。例えば、真正と判断された医療機関端末や、調剤薬局端末、介護事業者端末に出力されるように構成してもよい。このように医療機関端末や、調剤薬局端末、介護事業者端末は、2ルートで利用者別医薬情報を取得できるように構成することもできる。
この2ルート目の取得に関しては、医療機関端末や、調剤薬局端末、介護事業者端末から利用者端末に要求することが出来るようになっていてもよい。
また、利用者端末の専用アプリケーションには、利用者別医薬情報の中でどの部分にアクセスするかを制御する機能を有していてもよい。つまり、目次があって、その目次から自身が取得したい利用者別医薬情報の部分を選択し、選択した部分のみを本医薬情報共有システムに要求するように構成することができる。これは、例えば特定の医療機関識別情報や、特定の調剤薬局識別情報、特定の介護事業者識別情報と関連付けられた利用者別医薬情報という形で取得できるように構成することもできるし、特定の日付や特定の年月日に関連付けられている利用者別医薬情報という形で取得するように構成することもできるし、特定の疾病と関連付けられている利用者別医薬情報という形で取得するように構成することもできるし、特定の薬剤と関連付けられているという形で取得するように構成することもできる(インデックスが利用者による利用者別医薬情報要求部)。
なお、幼児など、未だに自身の端末を有していない者に関しては、その保護者がその幼児に代わって利用者別医薬情報を取得できるように構成することが望ましく、法的に認められる範囲でその幼児などの利用者の利用者識別情報を利用者端末に保持し、その幼児などに代わって利用者別医薬情報を取得できるように構成することが好ましい。さらに、出産前の母体内に存在する段階での胎児に関しても診療行為、調剤行為はあり得るので、出産される前の胎児に対して利用者識別情報を付与するように構成してもよい。さらに、被介護者が自己管理能力を失っている場合等には、被介護者の親戚等に対して、その被介護者の利用者識別情報をその親戚等の端末に保持させて、その被介護者の利用者別医薬情報を取得できるように構成してもよい。またこのような被介護者の利用者別医薬情報を医療機関や調剤薬局、介護事業者が知りたい場合にはその親戚等の端末を介してこれを取得するように構成することができる。このような利用者識別情報の保持手段を、複数利用者識別情報保持手段という。
<本医薬情報共有システムの拡張>
本医薬情報共有システムは、以上に述べた各種端末を備えて医薬情報のネットワークシステムを構成する。例えば、医薬情報共有システム(単数のサーバ装置又は、複数のサーバ装置、又はクラウドから構成される)と、多数(2以上の)の調剤薬局端末又は/及び多数の(2以上の)医療機関端末と、多数の(2以上の)利用者端末とからなる医薬情報共有ネットワークシステムである。
このように構成する医薬情報共有ネットワークシステムは、一の医療機関が他の医療機関にて行われた利用者の診療情報を視聴(全明細書を通じて、見ることのみ、聞くことのみ、両方のいずれであってもこの言葉を使う)することができ、また、医療機関の特定の利用者の利用者別診療情報をその利用者が利用する調剤薬局が視聴することもできる。すなわち、利用者の健康に関する情報がその利用者の健康のために広くネットワーク内で視聴可能となり、利用者の健康増進に資することとなる。
(実施形態1 ハードウェア)
図2は、実施形態1の医薬情報共有システムを実現する計算機の一例を示す概念図であり、マザーボード上などに備えられる、CPU0201、不揮発性メモリ0202、メインメモリ0203、グラフィックカード0204、さ
らにI/Oコントローラ0205、USBやIEEE。LANなどのインターフェース0206や、BIOS0207、PCIスロット0208、リアルタイムクロック0209など及び、これらを相互に接続するバス並びにバスを接続するチップセット(ノースブリッジ、サウスブリッジ)0210から構成される。
「チップセット」0210は、計算機のマザーボードに実装され、CPUの外部バスと、メモリや周辺機器を接続する標準バスとの連絡機能、つまりブリッジ機能を集積した大規模集積回路(LSI)のセットである。2チップセット構成を採用する場合と、1チップセット構成を採用する場合とがある。CPUやメインメモリに近い側をノースブリッジ、遠い側で比較的低速な外部I/Oとのインターフェースの側にサウスブリッジが設けられる。
ノースブリッジには、CPUインターフェース、メモリコントローラ、グラフィックインターフェースが含まれる。集積化が進み、従来のノースブリッジの機能のほとんどをCPUに担わせてもよい。ノースブリッジは、メインメモリのメモリスロットとはメモリバスを介して接続し、グラフィックカードのグラフィックカードスロットとは、ハイスピードグラフィックバス(AGP、PCI Express)で接続される。
サウスブリッジには、PCIインターフェース(PCIスロット)とはPCIバスを介して接続し、ATA(SATA)インターフェース、USBインターフェース、EthernetインターフェースなどとのI/O機能やサウンド機能を担う。高速な動作が必要でない、あるいは不可能であるようなPS/2ポート、フロッピーディスクドライブ、シリアルポート、パラレルポート、ISAバスをサポートする回路を組み込むことは、チップセット自体の高速化の足かせとなるためサウスブリッジのチップから分離させ、スーパーI/Oチップと呼ばれる別のLSIに担当させることとしてもよい。
「バス」は、CPU(MPU)と、周辺機器や各種制御部を繋ぐために備えられる。又、バスは前述のチップセットによって連結される。メインメモリとの接続に利用されるメモリバスは、高速化を図るために、これに代えてチャネル構造を採用してもよい。バスとしてはシリアルバスかパラレルバスを採用できる。パラレルバスは、シリアルバスが1ビットずつデータを転送するのに対して、元データそのものや元データから切り出した複数ビットをひとかたまりにして、同時に複数本の通信路で伝送する。クロック信号の専用線がデータ線と平行して設け、受信側でのデータ復調の同期を行う。CPUのフロントサイドバス(チップセット)と外部デバイスをつなぐバスとしても用いられる。バスの種類としてはGPIB、IDE/(パラレル)ATA、SCSI、PCIなどがある。高速化に限界があるため、PCIの改良版PCI ExpressやパラレルATAの改良版シリアルATAでは、データラインはシリアルバスでもよい。
「CPU」(MPU)はメインメモリ上にあるプログラムと呼ばれる命令列を順に読み込んで解釈・実行することで信号からなる情報を同じくメインメモリ上に出力する。CPUは計算機内での演算を行なう中心として機能する。なお、CPUは演算の中心となるCPUコア部分と、その周辺部分とから構成され、CPU内部にレジスタ、キャッシュメモリや、キャッシュメモリとCPUコアとを接続する内部バス、DMAコントローラ、タイマー、ノースブリッジとの接続バスとのインターフェースなどが含まれる。なお、CPUコアは一つのCPU(チップ)に複数備えられていてもよい。
「不揮発性メモリ」(HDD)の一例はハードディスクドライブである。基本構造は、磁気ディスク、磁気ヘッド、および磁気ヘッドを搭載するアームから構成される。外部インターフェースは、SATA(過去ではATA)を採用することができる。高機能なコントローラ、例えばSCSIを用いて、ハードディスクドライブ間の通信をサポートする。例えば、ファイルを別のハードディスクドライブにコピーする時、コントローラがセクタを読み取って別のハードディスクドライブに転送して書き込むといったことができる。この時ホストCPUのメモリにはアクセスしない。したがってCPUの負荷を増やさないで済む。
なお、不揮発性メモリとしては「(NANDフラッシュ)から構成されるSSDをHDDとともに採用してもよいし、HDDに置き換えて採用してもよい。
メインメモリは、揮発性のメモリで構成される。最も代表的なものはDRAMダイナミックラムである。
BIOSは、計算機の立ち上げ時にメインメモリにオペレーティングシステムを読み込み、アプリケーションなどを実行可能な状態とするために用いられる。前述のようにサウスブリッジに接続されるがノースブリッジに接続されてもよい。
I/Oコントローラは外部機器との接続に利用される。USBコネクタもその一例である。
IEEE1394コネクタは最も代表的な通信規格のインターフェースである。
PCIスロットは、機能回路を計算機に接続するためのインターフェースである。
OS(オペレーティングシステム)は、コンピュータを稼働するための基本ソフトウエアである。ユーザやアプリケーションプログラムに対してインターフェースを提供し、ハードウェアなどの機能部や、各リソースに対して効率的な管理を行う役割を果たす。
デバイスドライバはオペレーティングシステムを介して計算機に付属する各種のデバイスをユーザやアプリケーションに利用可能等するためのデバイスのハードウェアを制御するためのプログラムである。
そして、不揮発性メモリ0202には、医療機関識別情報登録プログラム、調剤薬局識別情報登録プログラム、ユニーク性担保情報取得プログラム、利用者識別情報登録プログラム、利用者別診療情報取得プログラム、利用者別調剤情報取得プログラム、公開許否変更情報取得プログラム、利用者別医薬情報取得要求取得プログラム、利用者別医薬情報取得要求判断プログラム、利用者別医薬情報出力プログラムが格納されている。また、データとして、医療機関識別情報、調剤薬局識別情報、ユニーク性担保情報、利用者識別情報、利用者別医薬情報(利用者別診療情報又は/及び利用者別調剤情報)、公開許否情報、公開許否変更情報、利用者別医薬情報取得要求、要求判断条件などの各種情報が格納される。そして、これらのプログラムやデータは、メインメモリの保持領域に読み込まれて作業領域で実行される。
(実施形態1 処理の流れ)
図3は、本実施形態の医薬情報共有システムの処理の流れの一例を示すフロー図である。前提として、医療機関識別情報と調剤薬局識別情報と利用者識別情報はそれらを保持する医療機関識別情報保持部、調剤薬局識別情報保持部及び利用者識別情報保持部のそれぞれに適宜保持されているものとする。
まず、登録医療機関から利用者別診療情報を取得したか判断し(0301)、取得した場合には利用者別診療情報を蓄積する(0302)。そして、登録調剤薬局から利用者別調剤情報を取得したか判断し(0303)、取得した場合には利用者別調剤情報を蓄積する(0304)。そして、公開許否変更情報を取得したか判断し(0305)、取得した場合には保持されている公開許否情報を変更する(0306)。
つづいて利用者別医薬情報取得要求を取得したか判断し(0307)、取得した場合には、その要求、要求にかかる利用者別医薬情報と関連付けられている公開許否情報、要求判断条件に基づいてその要求を認めるかを判断する(0308)。認めるとの判断結果の場合には要求にかかる利用者別医薬情報を登録医療機関又は/及び登録調剤薬局に出力する(0309)。
<実施形態1 効果>
本実施形態により、利用者ごとの服薬と診療に関する情報を医療機関や調剤薬局が適切に共有し得る医薬情報共有システムを提供することができる。
<実施形態2>
<実施形態2 概要>
本実施形態は、実施形態1を基本とし、利用者識別情報を登録する際に、すでに登録されている利用者がさらに新規登録されないように構成するものである。
<実施形態2 機能的構成>
図4は、本実施形態の医薬情報共有システムの機能的構成の一例を示す概念図である。図示するように、「医薬情報共有システム」0400は、「医療機関識別情報登録部」0401と、「医療機関識別情報保持部」0402と、「調剤薬局識別情報登録部」0403と、「調剤薬局識別情報保持部」0404と、「ユニーク性担保情報取得部」0405と、「ユニーク性担保情報保持部」0406と、「利用者識別情報登録部」0407と、「利用者s期別情報保持部」0408と、「利用者別診療情報取得部」0409と、「利用者別調剤情報取得部」0410と、「公開許否情報付利用者別医薬情報保持部」0411と、「公開許否情報変更情報」0412と、「利用者別医薬情報取得要求取得部」0413と、「要求判断条件保持部」0414と、「利用者別医薬情報取得要求判断部」0415と、「利用者別医薬情報出力部」0416と、を有し、利用者識別情報登録部は、「新規登録情報取得手段」0417と、「検査手段」0418と、「新規登録手段」0419とを有する。利用者識別情報登録部以外の各構成は、実施形態1における同名の構成と同じ機能を有する。したがって、それらの構成についての説明は省略し、利用者識別情報登録部が有する各手段について以下に説明する。
(実施形態2 新規登録情報取得手段)
「新規登録情報取得手段」0417は、医療機関識別情報又は/及び調剤薬局識別情報と関連付けられた情報取得により、利用者識別情報を登録する際にその利用者の健康保険被保険者証をユニークに識別する情報を少なくとも含む情報であって新規に利用者を登録しようとする際に取得する新規登録情報を取得するよう構成される。
新規登録情報は、実施形態1で説明したユニーク性担保情報に相当する情報であって、新規に利用者を登録しようとする際に取得される情報である。具体的には、利用者が加入する公的医療保険の被保険者証に記載されている氏名、記号、番号などの諸情報である。
(実施形態2 検査手段)
「検査手段」0418は、取得した新規登録情報とすでに保持されているユニーク性担保情報とを比較して、一致するものがないか検査するよう構成される。取得した新規登録情報とすでに保持されているユニーク性担保情報とが一致するということは、新規登録しようとする利用者が、すでに本システムの利用者として登録されているものであるということを示す。検査は情報の合致を見るが、ユニーク性担保情報が写真である場合には両者の比較は例えば、写真情報そのものの比較、文字情報であればOCRを利用してテキスト化し、両者を比較することができる。なお、予め保存されている文字情報を含む画像情報には、事前にOCR処理して得られたテキスト情報が関連付けて保持されるように構成することもできる。また、このOCR処理は、文字情報を含む画像情報が所定のフォーマットで規定されているものの場合には、画像中のどの起点を基準として、どの座標位置にどの種の情報が配置されているか判明しているために、特定の位置の画像を狙ってテキスト化するとともに、そのテキスト情報に対して、情報の種類を示す属性情報を関連付けてデータとして処理可能である。このように規定フォーマットOCR部を用いてユニーク性担保情報どうしの比較をすることができる。さらに、顔などの生体情報を含むものである場合には従来技術である生体認証技術を利用して両者を比較することができる。なお、前述と同様に、あらかじめ保持されているユニーク性担保情報である生体認証情報である画像情報はあらかじめ処理されって画像に生体認証情報のデータが関連付けて保持されていることが好ましい。なお、健康保険被保険者証の情報(画像を含む)と、介護保険被保険者証(画像を含む)との比較による検査もできるように構成しておくことが好ましい。つまり、同一人物が両方を所有する場合があり、同一人物であるにもかかわらず、異なる人物と判定される問題を回避しなければならないからである。そのためには、住所と氏名が取得できる場合には、住所と氏名が同一であれば同一人物の可能性が高く、担当者にアラームを出力するアラーム出力部を備えれるように構成されることが好ましい。あるいは氏名と生年月日が同一である場合にはやはり同一人物である可能性が高いので担当者にアラームを出力するように構成することが好ましい。これは、被保険者番号で同一性を確認できない場合でも念のために出力するアラームである。アラームは、本医薬情報共有システムから出力されたのちに、その情報源となった医療機関又は調剤薬局又は介護事業者に対して出力され、そのアラームに基づいて利用者に対して担当者が質問をして同一人物であるかを調査するように構成する。この場合には、アラームに担当者が質問すべき質問項目をあらかじめ含ませて送信することによって同一人物であるかの判断が容易となる。質問は本システムに同一人物確認質問データベースを備え、取得されたユニーク性担保情報に応じて適切な質問が選択されるように構成することが好ましい。例えば、得られている情報以外に「氏名」、「住所」、「世帯主氏名、」「生年月日」、「性別」、「適用開始年月日」、「交付年月日」、「有効期限」、「記号」、「番号」、「保険者番号」などのいずれか一以上を質問事項として出力するように構成する。
(実施形態2 新規登録手段)
「新規登録手段」0419は、検査の結果一致するものがない場合には新規の利用者としてその利用者を識別する利用者識別情報の登録処理を実行し、一致するものがある場合には新規の利用者識別情報の登録処理を中止するよう構成される。このように構成することで、同一人物が二重に登録されることを防止することができる。
(実施形態2 ハードウェア)
本実施形態の医薬情報共有システムは、実施形態1の医薬情報共有システムを実現するハードウェア構成に準じて実現することができ、不揮発性メモリに、さらに新規登録情報取得サブプログラム、検査サブプログラム、新規登録サブプログラムを保持し、それらのプログラムを適宜実行することで実現することができる。
(実施形態2 処理の流れ)
図5は、本実施形態における利用者の新規登録にかかる処理の流れの一例を示すフロー図である。利用者別医薬情報取得要求に対する処理などについては、すでに実施形態1にて説明済みであるので、ここでの説明は省略する。
図示するように、まず新規に利用者を登録するかの判断を行い(0501)、登録を行おうとする場合には新規登録情報を取得する(0502)。続いて、取得した新規登録情報とすでに保持されているユニーク性担保情報のなかに一致するものがないか検査する(0503)。一致するものがあるとの検査結果の場合はその新規の利用者識別情報の登録処理を中止し(0504)、一致するものがないとの検査結果の場合はその新規の利用者識別情報の登録処理を実行する(0505)。
<実施形態2 効果>
本実施形態により、すでに登録されている利用者が二重に登録されることを防止し得る医薬情報共有システムを提供することができる。
<実施形態3>
<実施形態3 概要>
本実施形態は、実施形態1又は2を基本とし、異なるフォーマットの診療情報を統一フォーマットの診療情報に統合する医薬情報共有システムに関する。
<実施形態3 機能的構成>
図6は、本実施形態の医薬情報共有システムの機能的構成の一例を示す概念図である。図示するように、「医薬情報共有システム」0600は、「医療機関識別情報登録部」0601と、「医療機関識別情報保持部」0602と、「調剤薬局識別情報登録部」0603と、「調剤薬局識別情報保持部」0604と、「ユニーク性担保情報取得部」0605と、「ユニーク性担保情報保持部」0606と、「利用者識別情報登録部」0607と、「利用者識別情報保持部」0608と、「利用者別診療情報取得部」0609と、「利用者別調剤情報取得部」0610と、「公開許否情報付利用者別医薬情報保持部」0611と、「公開許否情報変更情報」0612と、「利用者別医薬情報取得要求取得部」0613と、「要求判断条件保持部」0614と、「利用者別医薬情報取得要求判断部」0615と、「利用者別医薬情報出力部」0616と、を有し、利用者別診療情報取得部は、「異種フォーマット診療情報取得手段」0617と、「異種フォーマット診療情報統一手段」0618と、「統一フォーマット診療情報保持手段」0619とを有する。利用者別診療情報取得部以外の各構成は、実施形態1又は2における同名の構成と同じ機能を有する。したがって、それらの構成についての説明は省略し、利用者別診療情報取得部が有する各手段について以下に説明する。
(実施形態3 異種フォーマット診療情報取得手段)
「異種フォーマット診療情報取得手段」0617は、異なるフォーマットの診療情報を異なる登録医療機関から取得するよう構成される。登録医療機関が保持する診療情報は、それぞれの機関が診療情報を入力し保持などするためのコンピュータ(レセプトコンピュータや診療録データベースなど)や、それらコンピュータで実行されるアプリケーションによってそれぞれ異なるフォーマットによって構成されている場合がある。本手段は、そのように異なるフォーマットの診療情報を登録医療機関から取得する。ここで、診療情報に係るフォーマットとは、診療情報として記述すべき事項として選択され表示される複数の項目(例えば、施設名、診療科、病床数など)と各項目に記入されるべきデータ(例えば、フレンズ診療科、内科、24床)の記入欄とをどのように配置するかを規定したものである。
(実施形態3 異種フォーマット診療情報統一手段)
「異種フォーマット診療情報統一手段」0618は、取得した異種フォーマット診療情報を統一フォーマットの診療情報である統一フォーマット診療情報に変換するよう構成される。統一フォーマット診療情報は、本システムにおいて用いられる診療情報のフォーマットとして規定され、診療情報として含まれることが適当な各項目とそれらの項目についての記入欄のディスプレイ上でのレイアウトや紙面に印刷される際のレイアウトなどが規定されている。
統一フォーマット診療情報への変換は、まず、利用者別診療情報に含まれている意味の取得から始められる。例えば、まず任意のフォーマットの利用者別診療情報に含まれる文字列を単語単位で認識する。文字列の認識は、テキスト情報として文字列を取得した場合は、そのテキスト情報を認識し、画像として取得した場合は、OCRによりテキスト情報化して認識する。そして、認識した単語が意味するところを本システムが予め保持する辞書を検索して取得する。この辞書は、予めすべての利用者別診療情報で使用される可能性がある単語が登録されているものである。また、認識した文字列の意味を辞書を用いて検索することと併せて当該文字列の調剤薬局や、医療機関からそれぞれ送信されてくる任意フォーマット情報における位置情報を取得する。文字列の位置情報の取得は、任意フォーマットの診療情報を一のシートとして捉え、x軸とy軸の座標を設定し、その設定における(x1、y1)〜(x2、y2)等(この場合には矩形領域を指定している)の形式の座標情報である。ここで、利用者別診療情報が帳票型の情報であれば文字列の座標関係で意味を取得することができる。例えばある座標領域に点滴薬の名称があり、その右側に数値が読み取れれば、その数値は、その点滴薬の数量ないしは容量を表すと推定できる。この推定の確度を高めるために横方向、縦方向の文字列の関係を見ることができる。単語単位の文字列の関係は、単語と単語との位置関係と、各単語の属性とに基づいて単語と単語との関連性を決定するためのルールである関連性決定ルールを保持しておき、この関連性決定ルールに基づき決定することができる。関連性決定ルールを一般化すると、単語について、辞書を参照することによって一義的にその属性が定められる場合には、その単語の属性は辞書で定められる属性とする。一義的に属性を定められず、複数の属性の候補がある場合には、上下左右に並ぶ単語に項目名称の属性を有する単語がある場合には、さらにその項目名称で示される項目の属性を取得し、取得した項目名称の属性と複数の属性の候補に一致するものがあれば、その一致した属性を選択してその単語の属性とする。項目名称の属性が複数取得される場合もある。例えば、数値のさらに右側にmlという文字が見つかれば、その文字は体積を表す単位であるので、数量でないことが判明する。このように、まだ登録されていない任意のフォーマットの利用者別診療情報から、そのフォーマット中に存在する各単語をフォーマット上の位置と関連付けて取得し、各単語の属性を辞書を用いて取得するとともに、取得した各単語の位置及び属性と、上記の関連性決定ルールと、に基づいて各単語の関連性を取得する。取得した各単語の関連性に基づいて統一フォーマットに置き換えることができる。「統一フォーマット」とは、例えば、利用者識別情報、主訴、現症・身体所見、治療方針など医療機関での作業において生じうるあらゆる情報を整理したものである。このように不定形フォーマット診療情報に含まれる概ねすべての文字列を認識し、診療情報を構成する項目とその項目に対応するデータとを認定する。その他の例を挙げると、例えば、文字列が「△□診療所」であるとすると、「△□診療所」の文字列を辞書で検索し、その結果が「施設名項目名称」で「病院名」を示す文字列であるとの結果を得ることができる。従って、認識した文字列が「フレンズ診療所」というものであるとすると、登録済みの医療機関識別情報で識別できる「フレンズ診療所」であるとの結果を得られる。また、認識した文字列が「スギ花粉」であるとすると、「スギ花粉」の文字列を辞書で検索し、その結果として「アレルギー抗原名」であることが判明する。なお、「フレンズ診療所」からの利用者別診療情報であることが判明すると、その薬局が使用している利用者別診療委情報のフォーマットはあらかじめ医療機関別の利用者別診療情報フォーマットデータベースに格納されているので、どの位置にどのような意味の情報が配置されるかはその既定のフォーマットを利用して取得可能となる。これはシート状の利用者別診療情報を利用するイメージであり、電子的に送られてくる情報はファックスなどの情報であっても応用できる。さらに、利用者別診療情報がタグ付きの情報である場合には、やはり、送信元となる医療機関を知ることでタグの意味を取得することが出来る。登録されるすべての医療機関の利用者別診療情報で利用されるタグの意味を集積したタグ情報データベースにアクセスして、送信元の利用するタグの意味を取得すれば、文字情報の位置とは無関係にその意味を取得することができる。
利用者別診療情報や、利用者別調剤情報等に含まれる情報の具体例としては「患者の氏名・年齢」の他に、生年月日、薬名、分量、用法・用量、発行の年月日、使用期間、病院もしくは診療所の名称および所在地または医師の住所、記名押印または署名、保険医療機関コード、麻薬を処方する際には、患者の住所、麻薬施用者の免許証番号、等のいずれか一以上を挙げることができる。
また、病状の記載として、アトピー性皮膚炎、骨粗しょう症、保険外リハビリ、治らないアレルギー性鼻炎、関節リウマチ、治りにくいじんましん(慢性じんましん)、帯状疱疹、なかなか治らない乾癬、特発性肺線維症、気分障害(うつ・双極性障害)、ニキビ、更年期障害、逆流性食道炎、血糖測定、アルコール依存症、お子さんの成長、シェーグレン症候群(口・目のかわき)、特発性正常圧水頭症、心臓弁膜症、統合失調症、排尿障害、全身性強皮症、子供の自閉スペクトラム症、単純ヘルペスなどの一以上を挙げることが出来る。これらの単語にはそれぞれ属性が付され、辞書に蓄積されている。
項目名称としては、保険者番号、氏名・生年月日・性別、保険医療機関名、保険医療機関連絡先、保険医療機関所在地、処方した保険医師の氏名、薬の名前、薬の形(錠剤、カプセル剤など)、薬の量 1回あたりに飲む量、1日に飲む回数、飲むタイミング、公費負担者番号、公費負担医療の受給者番号、被保険者証・被保険者手帳の記号・番号、区分(被保険者、被扶養者)、都道府県番号、点数表番号、医療機関コード、交付年月日、処方箋の使用期間、処方、備考、保険医署名、調剤済み年月日、保険薬局の所在地及び名称、保険薬剤師氏名、などを挙げることが出来る。これらの単語にはそれぞれ属性が付され、辞書に蓄積されている。
(実施形態3 統一フォーマット診療情報保持手段)
「統一フォーマット診療情報保持手段」0619は、異種フォーマット診療情報統一手段にて統一された統一フォーマット診療情報を保持するよう構成される。本手段は、HDDやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにて記録保持することで実現される。統一フォーマットで利用者別診療情報を保持するので、いかなる利用者別医薬情報取得要求があっても常に同一のフォーマットでこれにこたえることができ、利用者別診療情報の受け取り側に煩雑な情報処理を必要とさせない。
(実施形態3 ハードウェア)
本実施形態の医薬情報共有システムは、実施形態1又は実施形態2の医薬情報共有システムを実現するハードウェア構成に準じて実現することができ、不揮発性メモリに、さらに異種フォーマット診療情報取得サブプログラム、異種フォーマット診療情報統一サブプログラムを保持し、それらのプログラムを適宜実行することで実現することができる。
(実施形態3 処理の流れ)
図7は、本実施形態における統一フォーマット診療情報の取得にかかる処理の流れの一例を示すフロー図である。他の処理については、すでに実施形態1や実施形態2において説明済みであるので、ここでの説明は省略する。
図示するように、まず異なるフォーマットの診療情報を異なる登録医療機関から取得したか否かの判断を行い(0701)、取得した場合には統一フォーマット診療情報に変換する(0702)。そして、変換した統一フォーマット診療情報を保持する(0703)。そして、異なるフォーマットの診療情報を異なる登録医療機関から取得したか否かの判断をさらに行う。一方、異なるフォーマットの診療情報を異なる登録医療機関から取得しないとの判断結果の場合は、処理を終了するか否かの判断を行い(0704)、終了しないとの判断結果の場合には上述した処理をさらに行い、終了するとの判断結果の場合は処理を終了する。
<実施形態3 効果>
本実施形態により、異種のフォーマットの診療情報を一のフォーマットに統合して蓄積することができ、診療情報の共有に資する。
<実施形態4>
<実施形態4 概要>
本実施形態は、実施形態1から3のいずれかを基本とし、異なるフォーマットの調剤情報を統一フォーマットの調剤情報に統合する医薬情報共有システムに関する。
<実施形態4 機能的構成>
図8は、本実施形態の医薬情報共有システムの機能的構成の一例を示す概念図である。図示するように、「医薬情報共有システム」0800は、「医療機関識別情報登録部」0801と、「医療機関識別情報保持部」0802と、「調剤薬局識別情報登録部」0803と、「調剤薬局識別情報保持部」0804と、「ユニーク性担保情報取得部」0805と、「ユニーク性担保情報保持部」0806と、「利用者識別情報登録部」0807と、「利用者識別情報保持部」0808と、「利用者別診療情報取得部」0809と、「利用者別調剤情報取得部」0810と、「公開許否情報付利用者別医薬情報保持部」0811と、「公開許否情報変更情報」0812と、「利用者別医薬情報取得要求取得部」0813と、「要求判断条件保持部」0814と、「利用者別医薬情報取得要求判断部」0815と、「利用者別医薬情報出力部」0816と、を有し、利用者別調剤情報取得部は、「異種フォーマット調剤情報取得手段」0817と、「異種フォーマット調剤情報統一手段」0818と、「統一フォーマット調剤情報保持手段」0819とを有する。利用者別調剤情報取得部以外の各構成は、実施形態1から3のいずれかにおける同名の構成と同じ機能を有する。したがって、それらの構成についての説明は省略し、利用者別調剤情報取得部が有する各手段について以下に説明する。
(実施形態4 異種フォーマット調剤情報取得手段)
「異種フォーマット調剤情報取得手段」0817は、異なるフォーマットの調剤情報を異なる登録調剤薬局から取得するよう構成される。統一フォーマット調剤情報は、本システムにおいて用いられる調剤情報のフォーマットとして規定され、調剤情報として含まれることが適当な各項目とそれらの項目についての記入欄のディスプレイ上でのレイアウトや紙面に印刷される際のレイアウトなどが規定されている。ここで、調剤情報に係るフォーマットとは、調剤情報として記述すべき事項として選択され表示される複数の項目(例えば、施設名、処方薬など)と各項目に記入されるべきデータ(例えば、サニー薬局、イブプロフェンなど)の記入欄とをどのように配置するかを規定したものである。
(実施形態4 異種フォーマット調剤情報統一手段)
「異種フォーマット調剤情報統一手段」0818は、取得した異種フォーマット調剤情報を統一フォーマットの調剤情報である統一フォーマット調剤情報に変換するよう構成される。統一フォーマット調剤情報は、本システムにおいて用いられる調剤情報のフォーマットとして規定され、調剤情報として含まれることが適当な各項目とそれらの項目についての記入欄のディスプレイ上でのレイアウトや紙面に印刷される際のレイアウトなどが規定されている。統一フォーマット調剤情報への変換は、まず、利用者別調剤情報に含まれている意味の取得から始められる。例えば、まず任意のフォーマットの利用者別調剤情報に含まれる文字列を単語単位で認識し、認識した単語が意味するところを本システムが予め保持する辞書を検索して取得する。この辞書は、予めすべての利用者別調剤情報で使用される可能性がある単語が登録されているものである。また、認識した文字列の意味を辞書を用いて検索することと併せて当該文字列の調剤薬局や、医療機関からそれぞれ送信されてくる任意フォーマット情報における位置情報を取得する。文字列の位置情報の取得は、任意フォーマットの診療情報を一のシートとして捉え、x軸とy軸の座標を設定し、その設定における(x1、y1)〜(x2、y2)等(この場合には矩形領域を指定している)の形式の座標情報である。ここで、利用者別調剤情報が帳票型の情報であれば文字列の座標関係で意味を取得することができる。例えばある座標領域に薬の名称があり、その右側に数値が読み取れれば、その数値は、その薬の処方量ないしは有効成分量を表すと推定できる。この推定の確度を高めるために横方向、縦方向の文字列の関係を見ることができる。例えば、数値のさらに右側にmgという文字が見つかれば、その文字は重さを表す単位であるので、処方量でないことが判明するし、その文字列の右側に/日という文字列が見つかった場合には、その文字列は1日当たり、という意味であることがデータベースから明らかになるのでその左にある数字は処方量であることが判明する。このように、まだ登録されていない任意のフォーマットの利用者別調剤情報から意味を読み出し、統一フォーマットに置き換えることができる。「統一フォーマット」とは、例えば、利用者識別情報、処方薬名、処方薬種別、処方量、指導内容、など調剤薬局での作業において生じうるあらゆる情報を整理したものである。このように不定形フォーマット調剤情報に含まれる概ねすべての文字列を認識し、調剤情報を構成する項目とその項目に対応するデータとを認定する。その他の例を挙げると、例えば、文字列が「〇×薬局」であるとすると、「〇×薬局」の文字列を辞書で検索し、その結果が「施設名項目名称」で「薬局名」を示す文字列であるとの結果を得ることができる。従って、その処方箋などの情報である利用者調剤情報は、認識した文字列が「サニー薬局」というものであるとすると、登録済みの調剤薬局識別情報で識別できる「サニー薬局」であるとの結果を得られる。また、認識した文字列が「イブプロフェン」であるとすると、「イブプロフェン」の文字列を辞書で検索し、その結果として「薬名」であることが判明する。なお、「サニー薬局」からの利用者別調剤情報であることが判明すると、その薬局が使用している利用者別調剤情報のフォーマットはあらかじめ調剤薬局別の利用者別調剤情報フォーマットデータベースに格納されているので、どの位置にどのような意味の情報が配置されるかはその既定のフォーマットを利用して取得可能となる。これはシート状の利用者別調剤情報を利用するイメージであり、電子的に送られてくる情報はファックスなどの情報であっても応用できる。さらに、利用者別調剤情報がタグ付きの情報である場合には、やはり、送信元となる調剤薬局を知ることでタグの意味を取得することが出来る。登録されているすべての調剤薬局の利用者別調剤薬局情報で利用されるタグの意味を集積したタグ情報データベースにアクセスして、送信元の利用するタグの意味を取得すれば、文字情報の位置とは無関係にその意味を取得することができる。
(実施形態4 統一フォーマット調剤情報保持手段)
「統一フォーマット調剤情報保持手段」0819は、異種フォーマット調剤情報統一手段にて統一された統一フォーマット調剤情報を保持するよう構成される。本手段は、HDDやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにて記録保持することで実現される。統一フォーマットで利用者別調剤情報を保持するので、いかなる利用者別医薬情報取得要求があっても常に同一のフォーマットでこれにこたえることが出来利用者別調剤情報の受け取り側に煩雑な情報処理を必要とさせない。
(実施形態4 ハードウェア)
本実施形態の医薬情報共有システムは、実施形態1から実施形態3のいずれかの医薬情報共有システムを実現するハードウェア構成に準じて実現することができ、不揮発性メモリに、さらに異種フォーマット調剤情報取得サブプログラム、異種フォーマット調剤情報統一サブプログラムを保持し、それらのプログラムを適宜実行することで実現することができる。
(実施形態4 処理の流れ)
本実施形態の処理の流れの一例は、実施形態3の処理の流れに準じたものとなり、異なるフォーマットの調剤情報を異なる登録調剤薬局から取得したか否かの判断を行い、取得した場合には統一フォーマット調剤情報に変換する。そして、変換した統一フォーマット調剤情報を保持する。そして、異なるフォーマットの調剤情報を異なる登録調剤薬局から取得したか否かの判断をさらに行う。一方、異なるフォーマットの調剤情報を異なる登録調剤薬局から取得しないとの判断結果の場合は、処理を終了するか否かの判断を行い、終了しないとの判断結果の場合には上述した処理をさらに行い、終了するとの判断結果の場合は処理を終了する。他の処理については、すでに実施形態1から実施形態3のいずれかにおいて説明済みであるので、ここでの説明は省略する。
<実施形態4 効果>
本実施形態により、異種のフォーマットの調剤情報を統一フォーマット調剤情報に統合して蓄積することができ、調剤情報の共有に資する。
<実施形態5>
<実施形態5 概要>
本実施形態は、実施形態1から4のいずれかを基本とし、医薬情報の治療目的に応じて公開許可するか否かを定める医薬情報共有システムに関する。
<実施形態5 機能的構成>
図9は、本実施形態の医薬情報共有システムの機能的構成の一例を示す概念図である。図示するように、「医薬情報共有システム」0900は、「医療機関識別情報登録部」0901と、「医療機関識別情報保持部」0902と、「調剤薬局識別情報登録部」0903と、「調剤薬局識別情報保持部」0904と、「ユニーク性担保情報取得部」0905と、「ユニーク性担保情報保持部」0906と、「利用者識別情報登録部」0907と、「利用者識別情報保持部」0908と、「利用者別診療情報取得部」0909と、「利用者別調剤情報取得部」0910と、「公開許否情報付利用者別医薬情報保持部」0911と、「公開許否情報変更情報」0912と、「利用者別医薬情報取得要求取得部」0913と、「要求判断条件保持部」0914と、「利用者別医薬情報取得要求判断部」0915と、「利用者別医薬情報出力部」0916と、を有し、公開許否情報付利用者別医薬情報保持部は、「治療目的識別情報保持手段」0917と、「治療目的別医薬情報保持手段」0918と、「治療目的別公開許否情報付利用者別医薬情報保持手段」0919とを有する。公開許否情報付利用者別医薬情報保持部以外の各構成は、実施形態1から4のいずれかにおける同名の構成と同じ機能を有する。したがって、それらの構成についての説明は省略し、公開許否情報付利用者別医薬情報保持部が有する各手段について以下に説明する。
(実施形態5 治療目的識別情報保持手段)
「治療目的識別情報保持手段」0917は、一般的医薬情報をその医薬情報の治療目的で識別するための情報である治療目的識別情報を保持するよう構成される。「治療目的識別情報」は、治すべき疾患やそのために施す種々の手立てを示す情報である。例えば、治すべき疾患としては、アイカルディ症候群、愛情遮断症候群、IgA血管炎、IgA腎症、IgG4関連疾患、アイゼンメンジャー症候群、亜鉛欠乏症、あかぎれ、アカントアメーバ角膜炎、亜急性硬化性全脳炎、亜急性甲状腺炎、亜急性皮膚エリテマトーデス、アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎、アキレス腱断裂、悪性外耳道炎、悪性黒色腫、悪性症候群、悪性線維性組織球腫、悪性末梢神経鞘腫瘍、悪性リンパ腫、足関節脱臼骨折、アジソン病、アスピリン喘息、アスベスト、アスペルガー症候群、アセトン血性嘔吐症、あせも、アダムス・ストークス症候群、アッシャー症候群、圧迫性視神経症、圧迫性ニューロパチー、アデノイド増殖症、アトピー性皮膚炎、アナフィラキシー、アナフィラキシーショック、アナフィラクトイド紫斑、アニサキス症、アフタ性口内炎、アペール症候群、アミロイド肝、アミロイドニューロパチー、アミロイドーシス、アメーバ性肝膿瘍、アメーバ赤痢、有馬症候群、アルコール依存症、アルコール性肝疾患、アルコール性肝障害、アルコール中毒、アルツハイマー病、アルポート症候群、アレルギー、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症、アレルギー性結膜炎、アレルギー性接触皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アンジェルマン症候群、RSウイルス感染症、胃アニサキス症、胃潰瘍、胃下垂、胃がん、胃憩室、萎縮性胃炎、萎縮性腟炎、胃腫瘍、胃食道逆流症、異所性妊娠、胃軸捻転症、胃十二指腸潰瘍、異常分娩、遺精、依存症、イタイイタイ病、1型糖尿病、いちご状血管腫、1p36欠失症候群、胃腸炎、一過性脳虚血性発作、一酸化炭素中毒、遺伝性球状赤血球症、遺伝性血管性浮腫、遺伝性脊髄小脳変性症、胃内異物、胃肉腫、イヌ回虫症、イヌ糸状虫症、胃粘膜下腫瘍、胃ポリープ、胃マルトリンパ腫、イレウス、陰茎がん、陰茎形成性硬結症、陰茎尖圭コンジローマ、咽喉頭異常感症、咽後膿瘍、インスリノーマ、咽頭異物、咽頭炎、咽頭がん、陰嚢水腫、インフルエンザ、インフルエンザ脳症、インフルエンザA型、インフルエンザB型、インプラント、E型肝炎、ED、ウィスコット・オルドリッチ症候群、ウィリアムズ症候群、ウィルソン病、ウィーバー症候群、ウイルス性胃腸炎、ウイルス性肝炎、ウイルス性下痢症、ウイルス性出血熱、ウイルス性髄膜炎、ウイルス性肺炎、ウェルシュ菌食中毒、ウェルドニッヒホフマン病、ウェルナー症候群、ウェルニッケ脳症、ウェーバー・クリスチャン症候群、West症候群、ウエストナイル熱、薄毛、うっ血肝、うっ血性肝障害、うっ血性心不全、うっ滞性乳腺炎、うっ滞性皮膚炎、うつ病、ウルリッヒ病、エイズ、HIV脳症、HTLV−1関連脊髄症、HTLV−1によるミエロパチー、栄養失調、会陰裂傷、エキノコックス症、エクリン汗孔炎、エコノミークラス症候群、S状結腸軸捻転、STD、壊疽性筋膜炎、エプスタイン病、エプーリス、エボラ出血熱、エマヌエル症候群、MRSA、円形脱毛症、嚥下障害、遠視、円錐角膜、円板状エリテマトーデス、A型肝炎、A型急性肝炎、A群溶連菌性咽頭炎、AGA、ADHD、エーラス・ダンロス症候群、エーリキア症、横隔膜ヘルニア、横隔膜麻痺、黄色腫症、黄色靱帯骨化症、黄色ブドウ球菌食中毒、黄体機能不全、黄体嚢胞、黄熱、黄斑円孔、黄斑ジストロフィ、黄斑上膜、オウム病、横紋筋肉腫、横紋筋融解症、太田母斑、オクシピタル・ホーン症候群、オスグッド・シュラッター病、オスラー病、おたふく風邪、音響外傷・急性音響性難聴、温熱蕁麻疹、オーラルフレイル、VRE、回帰熱、疥癬、回旋異常、回虫症、開放隅角緑内障、開放骨折、潰瘍性大腸炎、解離性障害、過活動膀胱、過換気症候群、化学熱傷、過強陣痛、核黄疸、角化異常症、拡張型心筋症、角膜異物、角膜炎、角膜潰瘍、角膜化学腐蝕、角膜真菌症、角膜ジストロフィ、角膜びらん、角膜ヘルペス、過呼吸症候群、カサバッハ・メリット症候群、下肢静脈瘤、下肢静止不能症候群、過少月経、過食症、過剰歯、下垂体炎、下垂体腺腫、下垂体前葉機能低下症、仮性近視、仮性半陰陽、かぜ、家族性アミロイドポリニューロパチー、家族性高コレステロール血症、家族性地中海熱、家族性慢性膿皮症、家族性良性慢性天疱瘡、下腿潰瘍・うっ滞性潰瘍、下腿骨骨幹部骨折、下腿骨骨折、下腿コンパートメント症候群、下腿疲労骨折、肩関節脱臼、肩腱板損傷、肩腱板断裂、過多月経、肩石灰沈着性腱炎、脚気、褐色細胞腫、滑膜肉腫、カドミウム中毒、化膿性関節炎、化膿性汗腺炎、化膿性骨髄炎、化膿性脊椎炎、化膿性無菌性関節炎・壊疽性膿皮症・アクネ症候群、過敏性腸症候群、過敏性肺炎、カフェイン中毒、花粉症、花粉皮膚炎、歌舞伎症候群、かぶれ、貨幣状湿疹、貨幣状皮膚炎、カポジ水痘様発疹症、カポジ肉腫、仮面ぶどう膜炎、かゆみ、カラアザール、カルベ扁平椎、加齢黄斑変性、川崎病、肝炎、汗管腫、肝芽腫、汗孔角化症、肝硬変、間質性肺炎、間質性膀胱炎、カンジダ症、カンジダ性おむつ皮膚炎、カンジダ性間擦疹、カンジダ性指間びらん症、カンジダ性食道炎、カンジダ性爪囲炎、環状紅斑、環状肉芽腫、肝性脳症、関節炎、関節内遊離体、関節リウマチ、乾癬、感染性胃腸炎、感染性角膜炎、乾癬性関節炎、感染性外陰皮膚炎、感染性心内膜炎、肝臓がん、肝臓損傷、感電、嵌頓痔核、嵌頓包茎、肝内結石、陥入爪、肝のう胞、肝嚢胞、肝膿瘍、肝斑、柑皮症、乾皮症、カンピロバクター食中毒、カンピロバクター腸炎、肝包虫症、陥没乳頭、汗疱、乾酪性上顎洞炎、寒冷蕁麻疹、カーニー複合、外陰炎、外陰カンジダ症、外陰がん、外陰上皮内腫瘍、外陰パジェット病、外陰無毛症、外傷、外傷性気胸、外傷性胸部圧迫症、外傷性くも膜下出血、外傷性頸部症候群、外傷性視神経症、外傷性脳内血腫、外傷性白内障、外歯瘻、外耳炎、外痔核、外耳腫瘍、外耳道異物、外耳道炎、外耳道湿疹、外耳道損傷、外耳道閉鎖症、外鼠径ヘルニア、外胚葉形成異常、外胚葉形成不全症、外反母趾、外リンパ瘻、顎関節症、顎関節脱臼、顎口虫症、顎骨骨折、顎骨骨髄炎、顎骨腫瘍、顎骨嚢胞、学習障害、顎変形症、ガス壊疽、ガストリノーマ、鵞足炎、がま腫、ガラクトース−1−リン酸ウリジルトランスフェラーゼ欠損症、ガラクトース血症、眼窩腫瘍、眼窩底骨折、眼窩蜂窩織炎、眼球突出、眼球破裂、眼筋麻痺、ガングリオン、眼瞼炎、眼瞼下垂、眼瞼けいれん、眼瞼腫瘍、眼瞼裂傷、がん性胸膜炎、眼精疲労、がん前駆症、眼内異物、眼皮膚白皮症、眼部帯状疱疹、顔面外傷、顔面けいれん、顔面骨骨折、顔面神経麻痺、顔面播種状粟粒性狼瘡、気管支炎、気管支拡張症、気管支喘息、気管支嚢胞、気管支肺異形成症、気管損傷、期外収縮、気胸、器質性精神障害、寄生虫症、喫煙、基底細胞がん、亀頭包皮炎、気道熱傷、機能性子宮出血、機能性ディスペプシア、機能性難聴、稀発月経、嗅覚障害、臼蓋形成不全、吸収不良症候群、嗅神経芽細胞腫、急性アルコール中毒、急性胃炎、急性胃拡張、急性胃腸炎、急性胃粘膜病変、急性咽頭炎、急性ウイルス性肝炎、急性壊死性潰瘍性歯肉炎、急性下肢動脈塞栓症、急性化膿性乳腺炎、急性外陰潰瘍、急性気管支炎、急性結膜炎、急性喉頭炎、急性喉頭蓋炎、急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫、急性呼吸窮迫症候群、急性骨髄性白血病、急性細気管支炎、急性散在性脳脊髄炎、急性出血性結膜炎、急性心不全、急性心膜炎、急性上腸間膜動脈閉塞症、急性腎盂腎炎、急性腎障害、急性膵炎、急性ストレス障害、急性精巣炎、急性精巣上体炎、急性声門下喉頭炎、急性大動脈解離、急性中耳炎、急性乳腺炎、急性脳症、急性白血病、急性ヒ素中毒、急性鼻炎、急性副鼻腔炎、急性腹膜炎、急性扁桃炎、急性網膜壊死、急性リンパ性白血病、QT延長症候群、Q熱、胸郭出口症候群、狂牛病、狂犬病、胸骨骨折、狭窄性腱鞘炎、狭心症、強直性脊椎炎、頬粘膜がん、強迫性障害、強皮症、胸部打撲、胸膜炎、強膜炎、胸膜腫瘍、胸膜中皮腫、虚血性視神経症、虚血性心疾患、虚血性大腸炎、巨細胞性動脈炎、拒食症、巨人症、巨赤芽球性貧血、巨大結腸症、巨大児、巨大リンパ管奇形、起立性低血圧症、切れ痔、筋萎縮性側索硬化症、禁煙、筋強直性ジストロフィー、筋緊張症、近視、筋ジストロフィー、菌状息肉症、筋性斜頸、金属アレルギー、筋断裂、緊張型頭痛、筋肉痛、筋無力症、キーンベック病、義歯、ぎっくり腰、偽痛風、偽膜性腸炎、逆流性食道炎、ギャロウェイ・モワト症候群、ギャンブル依存症、蟯虫、ギラン・バレー症候群、銀杏中毒、クッシング症候群、クッシング病、くも状血管腫、くも膜下出血、クラインフェルター症候群、クラゲ刺症、クラミジア、クラミジアトラコマチス肺炎、クラミジアニューモニエ肺炎、クリオグロブリン血症、クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群、クリプトスポリジウム症、くる病、クルーゾン症候群クループ、クレゾール中毒、クロイツフェルト・ヤコブ病、クローン病、クーゲルベルグ・ウェランダー病、偶発性低体温症、グッドパスチャー症候群、群発頭痛、頸管無力症、脛骨遠位端骨折、憩室炎、頸椎後縦靭帯骨化症、頚椎後縦靭帯骨化症、頚椎症、頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎捻挫、軽度認知障害、頸部リンパ節腫脹、痙攣重積型(二相性)急性脳症、結核、結核性関節炎、結核性髄膜炎、結核性脊椎炎、血管炎症候群、血管拡張性肉芽腫、血管腫、血管性認知症、血管肉腫、血球貪食症候群、血胸、血小板機能異常、血小板無力症、血清病、結節性硬化症、結節性紅斑、結節性多発動脈炎、結節性痒疹、血栓性外痔核、血栓性血小板減少性紫斑病、血栓性静脈炎、血精液症、血便、結膜炎、結膜下出血、血友病、血友病A、血友病性関節症、血友病B、ケルスス禿瘡、ケロイド、肩鎖関節脱臼、腱鞘炎、腱鞘巨細胞腫、顕微鏡的多発血管炎、ケーラー病、劇症肝炎、月経困難症、減圧症、限局性強皮症、原発性アルドステロン症、原発性硬化性胆管炎、原発性骨髄線維症、原発性線毛機能不全症候群、原発性胆汁性肝硬変、原発性胆汁性胆管炎、原発性マクログロブリン血症、原発性免疫不全症、ゲームキーパー母指、高IgD症候群、口囲皮膚炎、肛囲皮膚炎、構音障害、光化学スモッグ障害、口角炎、高カリウム血症、高カルシウム血症、交感性眼炎、口蓋隆起、口蓋裂、口角びらん、膠芽腫、口腔アレルギー症候群、口腔カンジダ症、口腔がん、航空性中耳炎、口腔底蜂窩織炎、口腔粘膜の褥瘡性潰瘍、高血圧、高血圧緊急症、高血圧症、高血圧性脳症、高血圧性網膜症、膠原病、咬合性外傷、虹彩毛様体炎、虹彩離断、好酸球性肉芽腫症、好酸球性肺炎、好酸球性副鼻腔炎、好酸球肺浸潤症候群、高山病、高脂血症、紅色陰癬、口唇炎、口唇口蓋裂、口唇ヘルペス、口唇裂創、口唇裂、高次脳機能障害、後縦靱帯骨化症、甲状腺がん、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、甲状腺クリーゼ、甲状腺疾患、甲状腺腫瘍、溝状舌、後陣痛、光線過敏症、光沢苔癬、好中球機能異常症、好中球減少症、鉤虫症、喉頭炎、喉頭がん、喉頭軟化症、喉頭乳頭腫、口内炎、高ナトリウム血症、高尿酸血症、更年期障害、後発白内障、広範囲皮膚剥脱、広範脊柱管狭窄症、紅皮症、高プロラクチン血症、咬耗症、肛門陰窩炎、肛門がん、肛門狭窄、肛門周囲膿瘍、肛門そう痒症、肛門皮垂、肛門部ボーエン病、肛門ポリープ、抗リン脂質抗体症候群、高齢者てんかん、股関節炎、股関節脱臼、呼吸器感染症、呼吸不全(急性呼吸不全/慢性呼吸不全)、黒色真菌症、黒色表皮腫、コケイン症候群、鼓室炎、コステロ症候群、骨折、骨形成不全症、骨髄異形成症候群、骨髄炎、骨髄炎(化膿性骨髄炎)、骨髄腫、骨髄線維症、骨髄増殖性腫瘍、骨粗しょう症、骨軟化症、骨軟骨腫、骨軟部腫瘍、骨肉腫、骨嚢腫、骨盤位、骨盤骨折、骨盤内炎症性疾患、骨盤腹膜炎、コフィン・シリス症候群、コフィ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細菌性結膜炎、細菌性髄膜炎、細菌性赤痢、細菌性肺炎、鰓耳腎症候群、再生不良性貧血、臍帯巻絡、臍帯ヘルニア、サイトメガロウイルス肺炎、サイトメガロウイルス感染症、サイトメガロウイルス網膜炎、再発性多発軟骨炎、臍ヘルニア、鎖陰、さかまつ毛、鎖肛、鎖骨骨折、嗄声、擦過傷、サナダムシ、サラセミア、サリン中毒、サルコイドーシス、サルコペニア、サル痘、サルモネラ、サルモネラ症、サルモネラ腸炎、三叉神経痛、蚕蝕性角膜潰瘍、産褥、産褥感染症、産褥子宮復古不全、産褥精神病、産褥熱、三尖弁閉鎖症、霰粒腫、SARS、坐骨神経痛、挫滅症候群、シアン中毒、シェーグレン症候群、シェーンラインヘノッホ症候群、視覚障害、子癇、弛緩出血、紫外線障害、色覚異常、色素失調症、色素性乾皮症、子宮下垂、子宮癌、子宮筋腫、子宮筋層炎、子宮頸管炎、子宮頸管ポリープ、子宮頸管裂傷、子宮頸がん、子宮後転、子宮体がん、子宮脱、子宮腟部びらん、子宮内胎児発育遅延、子宮内反症、子宮内膜炎、子宮内膜症、子宮内膜増殖症、子宮肉腫、子宮発育不全症、子宮破裂、子宮付属器炎、指咬創、指骨骨折、指挫滅創、脂質異常症、脂質代謝異常、四肢麻痺、歯周炎、歯周膿瘍、歯周病、思春期早発症、思春期遅発症、視神経炎、視神経管骨折、視神経脊髄炎、歯髄炎、歯性上顎洞炎、脂腺母斑、自然気胸、自然流産、刺創、舌の外傷・損傷、肢端紫藍症、湿疹、膝関節脱臼、膝蓋腱損傷、膝蓋骨骨折、膝蓋軟骨軟化症、膝靭帯損傷、膝内障、歯肉炎、歯肉線維腫症、歯肉膿瘍、紫斑病、脂肪肝、脂肪腫、脂肪肉腫、しみ、シミ、シャイ・ドレーガー症候群、尺骨神経麻痺、斜頸、斜視、シャルコー・マリー・トゥース病、シャーガス病、習慣流産、周期性四肢麻痺、収縮性心膜炎、舟状骨骨折、手根管症候群、酒さ、酒さ様皮膚炎、手指関節靭帯損傷、手指屈筋腱損傷、手指伸筋腱損傷、手指変形性関節症、出血性ショック、手部腱損傷、春季カタル、ショイエルマン病、消化管異物、消化管間質腫瘍、消化器がん、症候性脱毛症、症候性低血圧症、症候性てんかん、猩紅熱、踵骨骨折、踵骨骨端症、硝子体混濁、硝子体出血、小耳症、症状性精神障害、掌蹠角化症、掌蹠膿疱症、小切開心臓手術、小頭症、小児外陰炎、小児外反扁平足、小児急性白血病、小児糖尿病、小児副鼻腔炎、小脳出血、食中毒、食道アカラシア、食道異物、食道炎、食道潰瘍、食道がん、食道気管支瘻、食道狭窄、食道憩室、食道神経症、食道静脈瘤、食道損傷、食道非上皮性腫瘍、食道良性腫瘍、食道裂孔ヘルニア、食物アレルギー、食欲不振、処女膜閉鎖症、処女膜裂傷、しらみ、脂漏性角化症、脂漏性皮膚炎、心因性難聴、新型コロナウイルス感染症、心気症、心筋炎、心筋梗塞、心筋症、真菌性関節炎、真菌性眼内炎、真菌性髄膜炎、神経因性膀胱、神経芽腫、神経膠腫、神経鞘腫、神経線維腫、神経線維腫症、神経調節性失神、神経痛、神経梅毒、深頸部膿瘍、神経ベーチェット病、心原性ショック、進行性核上性麻痺、進行性球麻痺、進行性筋ジストロフィー、心サルコイドーシス、心挫傷、心室細動、心室中隔欠損症、心室頻拍、滲出性中耳炎、心身症、真珠腫性中耳炎、新生血管黄斑症、新生児壊死性腸炎、新生児肝炎、新生児けいれん、新生児高ビリルビン血症、新生児髄膜炎、新生児乳児消化管アレルギー、新生児肺炎、新生児敗血症、新生児溶血性黄疸、真性多血症、心臓腫瘍、心臓神経症、心臓弁膜症、心タンポナーデ、心停止、振動障害、心内膜炎、心内膜床欠損症、心不全、深部静脈血栓症、心房細動、心房粗動、心房中隔欠損症、C型肝炎、C型肝炎ウイルス感染、C型急性肝炎、C型慢性肝炎、痔、ジアノッティ病、ジアルジア症、耳介血腫、耳介軟骨膜炎、ジカウイルス感染症、自家感作性皮膚炎、耳下腺炎、耳管開放症、耳管狭窄症、ジクワット中毒、耳硬化症、自己免疫疾患、自己免疫性肝炎、自己免疫性出血病XIII、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性膵炎、耳小骨発育不全、ジストニア、耳性帯状疱疹、耳せつ、持続勃起症、ジフテリア、自閉症、自閉症スペクトラム障害、ジベルバラ色粃糠疹、弱視、若年性黒色腫、若年性特発性関節炎、若年発症型両側性感音難聴、ジャンパー膝、縦隔炎、縦隔気腫、縦隔腫瘍、重金属中毒、住血吸虫症、重症筋無力症、重症複合免疫不全症、十二指腸潰瘍、十二指腸憩室症、十二指腸虫症、重複腎盂尿管、絨毛がん、術後肛門障害、術後精神病、上、下前腸骨棘裂離骨折、常位胎盤早期剥離、上咽頭がん、上顎洞炎、上顎洞がん、上強膜炎、常染色体優性多発性嚢胞腎、上大静脈症候群、条虫症、上腸間膜動脈症候群、静脈瘤、上腕骨顆上骨折、上腕骨外顆骨折、上腕骨外側上顆炎、上腕骨近位端骨折、上腕骨骨幹部骨折、上腕骨内顆骨折、上腕二頭筋腱断裂、褥瘡、女子顔面黒皮症、女性不妊、徐脈頻脈症候群、自律神経失調症、痔瘻、腎移植、腎盂腎炎、腎盂尿管がん、腎結核、腎血管性高血圧症、腎梗塞、人工流産、尋常性乾癬、尋常性魚鱗癬、尋常性天疱瘡、尋常性白斑、尋常性毛瘡、尋常性疣贅、腎性骨症、腎臓がん、腎臓損傷、じん肺、腎不全、蕁麻疹、じんましん、蕁麻疹、水泳肩、膵炎、膵癌、水銀中毒、水腎症、膵石症、膵臓がん、膵臓損傷、膵胆管合流異常、水痘、膵島腫瘍、水頭症、水尿管症、膵のうほう、膵嚢胞、水疱性角膜症、水疱性類天疱瘡、睡眠障害、睡眠時無呼吸症候群、睡眠相後退症候群、スウィート病、スキルス胃癌、スタージ・ウェーバー症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群、ストロフルス、スプーン爪、スポロトリコーシス、スミス・マギニス症候群、スモン、髄膜炎、脳炎・脳症、髄膜炎菌性髄膜炎、髄膜腫、頭蓋咽頭腫、頭蓋骨陥没骨折、頭蓋骨線状骨折、頭痛生活習慣病、性機能障害、性器ヘルペス、性器ヘルペス、精索静脈瘤、精索水腫、精索捻転、青色母斑、正常圧水頭症、成人アトピー性皮膚炎、成人スティル病、成人T細胞性白血病、性腺機能低下症、精巣腫瘍、精巣上体炎、精巣損傷、精巣捻転、声帯結節、声帯ポリープ、正中頸嚢胞、正中神経麻痺、成長ホルモン分泌不全性低身長症、性同一性障害、成年性浮腫性硬化症、青年扁平疣贅、性分化異常症、生理痛、生理的黄疸、赤外線障害、赤芽球癆、赤色平滑舌、脊髄炎、脊髄空洞症、脊髄血管腫、脊髄腫瘍、脊髄小脳変性症、脊髄性筋萎縮症、脊髄損傷、咳喘息、脊柱管狭窄症、脊椎カリエス、脊椎骨折、脊椎側弯症、脊椎損傷、石灰化上皮腫、摂食障害、切創、切迫性尿失禁、切迫早産、切迫流産、せつ、雪眼炎、セリアック病、線維筋痛症、線維性骨異形成、線維肉腫、遷延性意識障害、潜函病、尖圭コンジローマ、尖圭コンジローマ、穿孔外傷、洗剤中毒、染色体異常、線状皮膚萎縮、線状皮膚炎、先端巨大症、仙腸関節炎、穿通性心臓外傷、先天異常症候群、先天欠如歯、先天性アデノシンデアミナーゼ欠損症、先天性QT延長症候群、先天性筋性斜頚、先天性魚鱗癬、先天性魚鱗癬様紅皮症、先天性甲状腺機能低下症、先天性股関節脱臼、先天性子宮形態異常、先天性膝関節脱臼、先天性食道閉鎖症、先天性心疾患、先天性真珠腫、先天性耳瘻孔、先天性赤血球形成異常性貧血、先天性代謝異常症、先天性胆道拡張症、先天性内反足、先天性難聴、先天性嚢胞、先天性表皮水疱症、先天性風疹症候群、先天性副腎過形成症、先天性ミオパチー、先天緑内障、せん妄、旋毛虫症、舌苔、舌炎、舌がん、舌痛症、前眼部形成異常、前期破水、前駆陣痛、全身性アミロイドーシス、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、喘息、前置胎盤、前庭神経炎、前頭側頭型認知症、前房出血、前立腺炎、前立腺がん、前立腺結石、前立腺肉腫、前立腺肥大、前腕骨骨折、爪囲炎、騒音性難聴、双極性障害、爪甲下角質増殖症、爪甲白斑、爪甲剥離症、早発月経、早発閉経、早発卵巣不全、僧帽弁逸脱症、僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、掻痒症、足関節滑液包炎、足関節捻挫、足根管症候群、足趾屈筋腱損傷、足趾挫滅創、足趾伸筋腱損傷、側頭骨骨折、鼠径ヘルニア、鼠咬症、ソトス症候群、そばかす、造血幹細胞移植、象牙質知覚過敏症、続発緑内障、粟粒結核、体質性黄疸、胎児機能不全、胎児水腫、帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛、大腿骨骨折、胎盤遺残、体部白癬、胎便吸引症候群、多汗症、多形紅斑、多系統萎縮症、多形日光疹、多血症、多指症、多趾症、多臓器不全、多胎妊娠、タナトフォリック骨異形成症、多嚢胞性卵巣症候群、多発外傷、多発血管炎性肉芽腫症、多発性汗腺膿瘍、多発性筋炎、多発性骨髄腫、多発性内分泌腺腫症、タバコ誤飲、多脾症候群、打撲傷、多毛症、胆管炎、胆管がん、胆管細胞がん、単純近視、単純性顔面粃糠疹、単純性紫斑、単純ヘルペス、単純ヘルペス脳炎、単純ヘルペス脳炎タンジール病、胆石症、炭疽、短腸症候群、胆道感染症、胆道閉鎖症、丹毒、胆のう炎、胆のうがん、胆のう腺筋症、胆のう摘出後症候群、胆嚢摘出後症候群、胆のうポリープ、胆嚢ポリープ、蛋白漏出性胃腸症、ターナー症候群、大腿骨顆部骨壊死、大腿骨頭すべり症、大腿骨遠位部骨折、大腿骨頸部骨折、大腿骨骨幹部骨折、大腿骨頭壊死、大腿ヘルニア、大腸がん、大腸憩室症、大腸ポリポーシス、大腸ポリープ、大動脈炎症候群、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、大動脈瘤、大脳皮質基底核変性症、大理石骨病、ダウン症候群、唾液腺炎、唾液腺腫瘍、唾石症、脱臼、脱肛、脱色素性母斑、脱毛症、WPW症候群、打撲、ダリエー病、男性更年期障害、男性性器損傷、弾性線維性仮性黄色腫、男性乳がん、男性不妊、弾発指、チアノーゼ、チェディアック・東症候群、智歯周囲炎、致死性家族性不眠症、地図状舌、チック障害、窒息、腟炎、腟カンジダ症、腟がん、腟痙、腟欠損、腟中隔、腟トリコモナス症、腟内射精障害、腟壁裂傷、知的障害、遅発月経、遅発性内リンパ水腫、チフス、チャージ症候群、中隔視神経形成異常症、肘関節脱臼、中心性漿液性脈絡網膜症中心性網膜症、中耳炎、中耳腫瘍、虫垂炎、中枢神経原発悪性リンパ腫、中枢性めまい症、中毒、中毒疹、中毒性視神経症、中毒性表皮壊死症、肘内障、中皮腫、肘部管症候群、中葉症候群、腸炎、腸炎ビブリオ感染症、腸炎ビブリオ食中毒、聴覚障害、腸管出血性大腸菌感染症(O−157)、腸管癒着症、聴器がん、腸脛靭帯炎、腸結核、聴神経腫瘍、聴神経鞘腫、腸重積、腸性肢端皮膚炎、腸チフス、聴力障害、直腸炎、直腸がん、直腸脱、直腸粘膜脱、直腸ポリープ、直腸瘤、チョコレート嚢胞、椎間板ヘルニア、椎骨脳底動脈循環不全、痛風、突き指、ツツガムシ病、爪水虫、つわり、手足口病、TFCC損傷、低アルブミン血症、低温障害、低カリウム血症、低カルシウム血症、低血糖症、低血圧症、低出生体重児、低体温症、低置胎盤、低ナトリウム血症、停留精巣、適応障害、手湿疹、テタニー、鉄芽球性貧血、鉄欠乏性貧血、手白癬、転移性肝がん、転移性脳腫瘍、転移性肺がん、てんかん、点状角質融解症、点状表層角膜症、天然痘、天疱瘡、溺水、できもの、デュピュイトラン拘縮、電気性眼炎、デング熱、電撃傷、伝染性単核症、伝染性膿痂疹、臀部慢性膿皮症、癜風、トゥレット症候群、投球骨折、糖原病、橈骨頭・頚部骨折、橈骨遠位端骨折、橈骨遠位部骨折、橈骨神経麻痺、橈骨頭骨折、統合失調症、糖質代謝異常症、凍傷、透析アミロイドーシス、凍瘡、痘瘡、糖尿病、糖尿病ケトアシドーシス、糖尿病性腎症、糖尿病性ニューロパチー、糖尿病性白内障、糖尿病足病変、糖尿病網膜症、頭皮湿疹、頭部外傷後遺症、頭部軟部組織損傷、頭部白癬、兎眼、トキソプラズマ症、トキソプラズマ性網脈絡膜炎、特発性間質性肺炎、特発性血小板減少性紫斑病、特発性呼吸窮迫症候群、特発性細菌性腹膜炎、特発性食道破裂、特発性てんかん、特発性肺血鉄症、特発性肺線維症、特発性浮腫、特発性門脈圧亢進症、時計皿爪、突発性難聴、突発性発疹、突然死、トラコーマ、鳥インフルエンザウイルス感染症、トリコモナス腟炎、トリソミー症候群、トリソミー18、トリーチャー・コリンズ症候群、トルエン中毒・シンナー中毒、TORCH症候群、道化師様魚鱗癬、洞不全症候群、動物咬傷、動脈管開存症、動脈硬化、動脈瘤様骨のう腫、動脈瘤様骨嚢腫、毒キノコ中毒、毒蛇咬傷、ドライアイ、ドライマウス、ドラベ症候群、鈍的眼外傷、内頸動脈狭窄症、内耳炎、内痔核、内耳奇形、内鼠径ヘルニア、内軟骨腫、内分泌異常症、中條・西村症候群、那須・ハコラ病、ナルコレプシー、軟骨肉腫、
軟骨無形成症、軟産道強靭、難治頻回部分発作重積型急性脳炎、2型糖尿病、にきび、肉芽腫性口唇炎、肉離れ、ニコチン性口内炎、二次性高血圧症、二次性心筋症、二次性赤血球増加症、二次性貧血、22q11.2欠失症候群、ニパウイルス感染症、二分脊椎、日本紅斑熱、日本住血吸虫症、日本脳炎、乳管拡張症、乳管内乳頭腫、乳がん、乳児寄生菌性紅斑、乳汁分泌症候群、乳汁漏、乳腺炎、乳腺症、乳腺線維腺腫、乳腺の肉腫、乳腺葉状腫瘍、乳糖不耐症、乳房脂肪壊死、乳房肉腫、乳房肥大症、乳幼児痔瘻、乳幼児突然死症候群、ニューモシスチス肺炎、ニューロパチー、尿管異所開口、尿管結石、尿管腫瘍、尿管瘤、尿細管性アシドーシス、尿素サイクル異常症、尿道異物、尿道炎、尿道下裂、尿道狭窄、尿道結石嵌頓、尿道腫瘍、尿道損傷、尿崩症、尿膜管遺残症、尿路感染症、尿路結石、妊娠、妊娠高血圧症候群、妊娠性疱疹、妊娠糖尿病、妊娠貧血、認知症、抜け毛、ヌーナン症候群、猫ひっかき病、寝違え、熱傷、熱性けいれん、熱中症、ネフローゼ症候群、粘液嚢腫、捻挫、粘膜脱症候群、脳炎、脳幹出血、膿胸、脳血管障害、脳血管性認知症、脳梗塞、脳挫傷、脳出血、脳腫瘍、脳振盪、脳静脈洞閉塞症、脳性麻痺、脳脊髄液減少症、脳卒中、嚢虫症、脳動静脈奇形、脳動脈瘤、脳膿瘍、脳ヘルニア、膿疱性乾癬、疱疹状膿痂疹、のう胞性線維症、嚢胞性肺疾患、乗り物酔い、ノロウイルス胃腸炎、ノロウイルス感染症、ノロウイルス性胃腸炎、肺アスペルギルス症、肺アミロイドーシス、肺炎、肺炎クラミジア感染症、肺化膿症、肺外結核、肺がん、肺気腫、肺寄生虫症、肺吸虫症、肺結核、肺血栓塞栓症、敗血症、敗血症性ショック、肺高血圧症、肺好酸球性肉芽腫症、肺サルコイドーシス、肺挫傷、肺真菌症、肺水腫、肺性心、肺性脳症、肺腺癌、肺塞栓症、肺動静脈瘻、肺動脈狭窄、肺動脈血栓塞栓症、原発性肺高血圧症、肺動脈性肺高血圧症、肺動脈弁狭窄症、排尿障害、肺分画症、排便障害、肺胞蛋白症、肺胞微石症、廃用症候群、稗粒腫、肺リンパ脈管筋腫症、白衣高血圧、白内障、白斑、白板症、白皮症(白子)、剥離骨折、播種性血管内凝固症候群、破傷風、多発性硬化症、肌荒れ、ハチ刺傷、白血病、発疹チフス、発声障害、発達障害、鼻茸、鼻副鼻腔腫瘍、歯の外傷・損傷、原田病、反回神経麻痺、反屈位、汎血球減少症、半月板損傷、瘢痕性脱毛症、瘢痕性類天疱瘡、ハンセン病、ハンチントン病、ハント症候群、反復性耳下腺炎、半盲、梅毒、バッド・キアリ症候群、抜毛癖、ばね指、場面緘黙症、バルサルバ洞動脈瘤、バルトリン膿瘍、バルトリン腺炎、バレット食道、バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症、バージャー病、パニック障害、パラコート中毒、パラチフス、パンナー病、パーキンソン症候群、パーキンソン病、パーソナリティー障害、非アルコール性脂肪性肝炎、皮下気腫、ひきこもり、非結核性抗酸菌症、粃糠性脱毛症、肥厚性瘢痕、肥厚性皮膚骨膜症、肥厚性幽門狭窄症、腓骨神経麻痺、膝関節捻挫、肘関節靭帯損傷、脾臓損傷、肥大型心筋症、非特異性外陰炎、ヒトパピローマウイルス感染症、皮膚悪性リンパ腫、皮膚アミロイドーシス、皮膚アレルギー性血管炎、皮膚炎、皮膚癌、皮膚がん前駆症、皮膚筋炎、皮膚結核、皮膚抗酸菌感染症、皮膚真菌症、皮膚そう痒症、皮膚の乾燥、皮膚爬行症、皮膚非結核性抗酸菌症、飛蚊症、肥満症、百日咳、日焼け、ひょうそ、表皮母斑、日和見感染、非淋菌性尿道炎、ヒルシュスプルング病、疲労骨折、貧血、貧血性母斑、頻発月経、鼻咽腔血管線維腫、鼻腔異物、鼻骨骨折、微弱陣痛、鼻せつ、鼻疽、ビタミンA欠乏症、ビタミンK欠乏症、ビタミンD依存性くる病、ビタミンD欠乏症、ビタミンB1欠乏症、ビダール苔癬、鼻中隔弯曲症、びまん性胸膜肥厚、びまん性軸索損傷、びまん性大細胞性B細胞リンパ腫、びまん性脱毛症、びまん性脳腫脹・浮腫、びまん性汎細気管支炎、病原性大腸菌食中毒、病的骨折、鼻涙管閉塞、敏感肌、B型肝炎、B型急性肝炎、B型慢性肝炎、ピロリ菌感染、PMS、PCB中毒、PTSD、ファイファー症候群、ファブリー病、ファロー四徴症、ファンコニ貧血、不安神経症、フィラリア症、不育症、風疹、封入体筋炎、フェニルケトン尿症、フォルクマン拘縮、フォンウィルブランド病、フォン・ヴィレブランド病、腹圧性尿失禁、副咽頭間隙腫瘍、副甲状腺機能亢進症、副甲状腺機能低下症、副耳、副腎クリーゼ、副腎性器症候群、副鼻腔炎、副鼻腔真菌症、副鼻腔のう胞、腹部外傷、腹部大動脈瘤、腹壁ヘルニア、腹膜炎、腹膜腫瘍、腹膜癒着、福山型先天性筋ジストロフィー、袋耳、フグ中毒、ふけ症、不正咬合、不正性器出血、不整脈、不妊症、不眠症、フライバーグ病、フリクテン性結膜炎、フレイルチェスト、糞線虫症、粉瘤、VDT障害、ブドウ球菌食中毒、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群、ぶどう膜炎、ブルセラ症、分娩後異常出血、分娩停止、分娩麻痺、プラダー・ウィリ症候群、プリオン病、プール熱、平滑筋肉腫、閉経、閉塞隅角緑内障、閉塞性細気管支炎、閉塞性動脈硬化症、ヘイリーヘイリー病、ヘモクロマトーシス、ヘルニア、ヘルパンギーナ、ヘルペス、変形性関節症、変形性頸椎症、変形性股関節症、変形性骨関節疾患、変形性膝関節症、変形性脊椎症、変形性足関節症、変形性肘関節症、変形性腰椎症、片頭痛、片側顔面けいれん、扁桃悪性リンパ腫、扁桃炎、扁桃周囲膿瘍、扁桃肥大、扁平足扁平苔癬、扁平母斑、ベッカー型筋ジストロフィー、胼胝腫・鶏眼、鞭虫症、便秘症、ベーチェット病、ペスト、ペルオキシソーム病、ペルテス病、蜂窩織炎、包茎、放射線腸炎、放射線肺炎、放射線皮膚炎、胞状奇胎、蜂巣炎、包虫症、ほくろ、発作性上室性頻拍、発作性夜間血色素尿症、発疹、発疹熱、骨パジェット病、本態性血小板血症、本態性高血圧症、本態性低血圧症、膀胱異物、膀胱炎、膀胱がん、膀胱憩室、膀胱頸部硬化症、膀胱損傷、膀胱腟瘻、膀胱尿管逆流現象、房室ブロック、ボクサー骨折、ボツリヌス症、ボツリヌス食中毒、母斑症、ボーエン病、ポイツ・ジェーガース症候群、POEMS症候群、ポリオ、ポリープ様声帯、ポルフィリン症、マイコプラズマ感染症、マイコプラズマ肺炎、埋伏歯、麻疹、末梢性めまい症、磨耗症、麻薬中毒、マラセチア毛包炎、マラリア、マルファン症候群、マロリー・ワイス症候群、慢性胃炎、慢性膵炎、慢性炎症性脱髄性多発神経炎、慢性円板状エリテマトーデス、慢性活動性EBウイルス感染症、慢性気管支炎、慢性結膜炎、慢性下痢、慢性甲状腺炎(橋本病)、慢性喉頭炎、慢性硬膜下血腫、慢性骨髄性白血病、慢性再発性アフタ、慢性色素性紫斑、慢性心不全、慢性腎臓病、慢性蕁麻疹、慢性精巣上体炎、慢性中耳炎、慢性前立腺炎、慢性肉芽腫症、慢性乳腺炎、慢性肺アスペルギルス症、慢性剥離性歯肉炎、慢性砒素中毒、慢性鼻炎、慢性副鼻腔炎、慢性腹膜炎、慢性閉塞性肺疾患、慢性扁桃炎、慢性便秘症、慢性膀胱炎、慢性リンパ性白血病、マンソン孤虫症、マントル細胞リンパ腫、マールブルグ出血熱、MERS、ミオクロニー欠神てんかん、ミオパチー、味覚障害、ミクリッツ病、未熟児貧血、未熟児網膜症、みずいぼ、水虫、ミトコンドリア異常症、ミトコンドリア脳筋症、ミトコンドリア病、水俣病、未破裂脳動脈瘤、脈絡膜腫瘍、無汗症、無芽胞嫌気性菌感染症、無気肺、無月経、無虹彩症、ムコ多糖症、虫刺され、虫歯、無症候性心筋虚血、夢精、無痛性甲状腺炎、無毛症、ムンプス髄膜炎、迷走神経反射、メタノール中毒、メタボリックシンドローム、メッケル憩室、メニエール病、メネトリエ病、メビウス症候群、めまい、免疫不全症候群、メンケス病、メープルシロップ尿症、毛孔性角化症、毛孔性紅色粃糠疹、毛孔性苔癬、蒙古斑、網状皮斑、毛舌、毛巣瘻、毛虫皮膚炎、毛嚢炎、毛髪奇形、毛髪奇形(ネザートン症候群捻転毛連珠毛)、網膜芽細胞腫、網膜色素変性症、網膜症、網膜振盪症、網膜静脈閉塞症、網膜動脈硬化症、網膜動脈閉塞症、網膜剥離、網脈絡膜炎、ものもらい、もやもや病、モワット・ウィルソン症候群、門脈圧亢進症、モーレン潰瘍、野球、野球肘、薬剤アレルギー、薬剤起因性腸炎、薬剤性難聴、薬剤性肺炎、薬疹、薬物依存、薬物依存症、薬物性肝障害、薬物性歯肉増殖症、薬物中毒、やけど、野兎病、夜尿症、ヤング・シンプソン症候群、有機酸代謝異常症、有機リン剤中毒、有痛性外脛骨、癒着胎盤、ユーイング肉腫、癰、溶血性尿毒症症候群、溶血性貧血、痒疹、羊水過少症、羊水過多症、腰椎圧迫骨折、腰椎すべり症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰部脊柱管狭窄症、翼状片、横川吸虫症、4p欠失症候群、ライ症候群、ライソゾーム病、ライム病、ラッサ熱、ラテックスアレルギー、ランゲルハンス細胞組織球症、乱視、卵巣過剰刺激症候群、卵巣がん、卵巣機能不全、卵巣茎捻転、卵巣出血、卵巣腫瘍、卵巣のう胞、ランドウ・クレフナー症候群、卵胞期短縮症、卵胞嚢胞、リウマチ性多発筋痛症、リウマチ熱、梨状筋症候群、離人症性障害、リステリア症、リステリア食中毒、離断性骨軟骨炎、リッサウイルス感染症、流行性角結膜炎、流産、良性石綿胸水、良性発作性頭位めまい症、緑内障、淋菌感染症、淋菌性結膜炎、淋菌性子宮頚管炎、淋菌性腟炎、りんご病、リンパ管炎、リンパ形質細胞性リンパ腫、リンパ腫、リンパ節炎、リンパ節結核、リンパ浮腫、リンパ脈管筋腫症、淋病、リーシュマニア症、類宦官症、類乾癬、類骨骨腫、涙腺腫瘍、類天疱瘡、涙嚢炎、類鼻疽、ルビンシュタイン・テイビ症候群、レイノー症候群・レイノー現象、レイノー病、レジオネラ症、レックリングハウゼン病、レッシュ・ナイハン症候群、レット症候群、レビー小体型認知症、レプトスピラ症、レーベル遺伝性視神経症、老眼、老視、老人性色素斑、老人性脂腺増殖症、老人性紫斑、老人性腟炎、老人性難聴、老人性白斑、漏斗胸、老年期うつ病、老年期精神病、ロスムンド・トムソン症候群、ロロタウイルス感染症、ロタウイルス下痢症、肋間神経痛、肋骨骨折、濾胞性リンパ腫、ワキガ、ワレンベルグ症候群などの種々の疾患があり、それぞれの疾患を示す識別情報として上記列記したいずれか一以上の病名そのものや、病名に代えて例えば「a0001」などの文字列を対応付けて保持する。またこれらはその疾病の特徴や程度、原因などを合わせて記述したものであってもよい。
また、疾患を治すために施す手立てとしては、例えば、病変部から組織を採取、動脈ラインからの採血、直接動脈穿刺による採血、造影剤の投与、カテーテル挿入・抜去、経腹部的膀胱超音波検査(残尿測定目的)、腹部超音波検査、心臓超音波検査、頸動脈超音波検査、直腸内圧測定・肛門内圧測定、膀胱内圧測定、ACT(活性化凝固時間)測定、気管カニューレの選択・交換、気管カニューレの選択・交換、褥瘡の壊死組織のデブリードマン、動脈ラインの確保、腹腔ドレーン抜去、局所麻酔、低血糖時のブドウ糖投与、ドキソルビシン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、ダカルバジン投与(ABVD療法)、放射線照射、Dexa−BEAM療法、ESHAP療法、5−ASA製薬投与、副腎皮質ステロイド薬投与、人工肛門作成手術、回腸嚢作成手術、ヒスタミンH1拮抗薬の点眼、メディエーター遊離抑制薬の点眼、重粒子線治療、抗悪性腫瘍剤治療における薬剤耐性遺伝子検査、腹腔鏡下膀胱尿管逆流防止術、末梢血単核球移植による血管再生治療、LDLアフェレシス療法、血中TARC濃度の測定、コレステロール塞栓症に対する血液浄化、インターフェロンα皮下投与、FDGを用いたポジトロン断層撮影、などの種々の手立てがあり、それぞれの手立てを示す識別情報として列記したいずれか一以上の疾患を治す手立てそのものや、例えば「A0001」などの文字列を対応付けて保持する。
また診断・検査した項目として、既往歴・喫煙歴・服薬歴・業務歴の調査、自覚症状および他覚症状の有無の検査、身長、体重、腹囲、視力、および聴力の検査(1000Hz・30dB)(4000Hz・30dB)、胸部X線検査、血圧の測定、尿検査(尿中の糖および蛋白の有無の検査)貧血検査(赤血球数、血色素量)、肝機能検査(GOT、GPT、γ‐GTP)、血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪)、血糖検査(空腹時血糖またはヘモグロビンA1c)、心電図検査(静止中、運動中、運動後)、腹囲測定、B型肝炎ウイルス抗体検査、新型コロナ抗体検査、新型インフルエンザ抗体検査、ABO式およびRh式の血液型検査、糞便塗抹検査(帰国時に限る)、身長測定、聴力検査、妊娠中であるかの検査、超音波検査、CTスキャン検査、PET検査、MRI検査、各種ウイルスに関するPCR検査、血液中のがんマーカーの検査、視力検査、眼底検査、眼圧検査、口腔内細菌叢の検査、虫歯の検査、食道・医・小腸入り口近辺の内視鏡検査、大腸内視鏡検査、などを挙げることができ、これら列記したいずれか一以上の診断・検査の項目や、その診断・検査の結果をそれぞれ直接的に文字で表記したり、これらに例えば「C0001」などの文字列を対応付けて識別情報として保持する。
(実施形態5 治療目的別医薬情報保持手段)
「治療目的別医薬情報保持手段」0918は、利用者別医薬情報を、保持されている治療目的識別情報と関連付けて保持するよう構成される。本手段は、HDDやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにて記録保持することで実現される。
(実施形態5 治療目的別公開許否情報付利用者別医薬情報保持手段)
「治療目的別公開許否情報付利用者別医薬情報保持手段」0919は、利用者別医薬情報を治療目的識別情報ごとに公開許可するかしないかを定める公開許否情報である治療目的別公開許否情報と関連付けて保持するよう構成される。治療目的別公開許否情報は、例えば高脂血症を治療目的とする治療目的識別情報「b0032」と関連付けられている利用者別医薬情報についての公開は許可するが、自律神経失調症を治療目的とする治療目的識別情報「m0108」と関連付けられている利用者別医薬情報についての公開は許可しないといった情報となる。本手段は、このような治療目的別公開許否情報を、図15で示したような公開許否情報付利用者医薬情報における公開許可先とともに、又はこれに代えて付加して保持する。
あるいは、医療機関識別情報で識別される医療機関ごとに、例えば医療機関識別情報に含ませる形で診療科目を識別する診療科目識別情報を含ませておき、あるいは、関連付けておき、その診療科目と関係のある治療目的を示す治療目的識別情報をその診療科目識別情報と関連付けた情報である治療目的診療科目関連性情報を保持しておいて、その関連性情報で関連付けられている医療機関識別情報で識別される医療機関に対してその利用者別医薬情報を公開できるように構成することが考えられる。これは、調剤薬局識別情報で識別される調剤薬局からの利用者別医薬情報取得要求に関しても同様である。調剤薬局の場合には、その調剤薬局に常備してある薬品の治療目的を薬品識別情報と関連付ける。すなわちその調剤薬局に常備している薬品の薬品識別情報と関連付けて治療目的識別情報を保持する。これを薬品治療目的関連性情報として薬品治療目的関連性情報保持部などに保持しておき、利用者別医薬情報取得要求に含まれている調剤薬局識別情報に関連付けられている薬品識別情報に関連付けられている治療目的識別情報についての情報に関しては公開を許可するというように構成することが出来る。
(実施形態5 ハードウェア)
本実施形態の医薬情報共有システムは、実施形態1から実施形態4のいずれかの医薬情報共有システムを実現するハードウェア構成に準じて実現することができ、不揮発性メモリに、さらに治療目的識別情報、治療目的識別情報と関連付けられた利用者別医薬情報、治療目的別公開許否情報と関連付けられた利用者別医薬情報が保持されるともに、不揮発性メモリに保持されるプログラムを適宜実行することで実現することができる。
(実施形態5 処理の流れ)
本実施形態の処理の流れの一例は、実施形態1から実施形態4のいずれかにおける処理の流れに準じたものとなる。
<実施形態5 効果>
本実施形態により、医薬情報の治療目的に応じて公開許可するか否かが定められることで、よりきめ細やかな医薬情報の公開がなされる医薬情報共有システムを提供することができる。
<実施形態6>
<実施形態6 概要>
本実施形態は、実施形態1を基本とし、さらに本システムを利用する主体として介護事業者が加わるとともに、介護事業者による介護サービスを受ける利用者に関する介護情報をも共有し得るように構成した医薬情報共有システムに関する。
<実施形態6 機能的構成>
図10は、本実施形態の医薬情報共有システムの機能的構成の一例を示す概念図である。図示するように、「医薬情報共有システム」1000は、「医療機関識別情報登録部」1001と、「医療機関識別情報保持部」1002と、「調剤薬局識別情報登録部」1003と、「調剤薬局識別情報保持部」1004と、「介護事業者識別情報登録部」1005と、「介護事業者識別情報保持部」1006と、「ユニーク性担保情報取得部」1007と、「ユニーク性担保情報保持部」1008と、「利用者識別情報登録部」1009と、「利用者識別情報保持部」1010と、「利用者別診療情報取得部」1011と、「利用者別調剤情報取得部」1012と、「利用者別介護情報取得部」1013と、「公開許否情報付利用者別医薬介護情報保持部」1014と、「公開許否情報変更情報」1015と、「利用者別医薬介護情報取得要求取得部」1016と、「要求判断条件保持部」1017と、「利用者別医薬介護情報取得要求判断部」1018と、「利用者別医薬介護情報出力部」1019とを有する。
本実施形態は、実施形態1の医薬情報共有システムにおいて介護事業者及び介護情報がさらに関与するシステムとなっており、実施形態1と同名の構成はその同名の構成と同じ機能を有する。それらの同じ機能を有する構成についての説明は省略し、介護業者及び介護情報に関する構成について以下に説明する。
(実施形態6 介護事業者識別情報登録部)
「介護事業者識別情報登録部」1005は、本システムを利用可能な介護事業者(看護職員又は介護職員を意味する場合もある)である登録介護事業者を識別する情報である介護事業者識別情報を登録するよう構成される。
介護事業の種類は、居宅介護サービス、居宅介護支援、施設サービス及び地域密着型サービスに大別でき、居宅介護サービスには、訪問介護(ホームヘルプ)、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導、通所介護(デイサービス)通所リハビリテーション(デイケア)、短期入所生活介護(ショートステイ)、短期入所療養介護、特定施設入所生活、介護福祉用具貸与、特定福祉用具販売及び住宅改修がある。また、施設サービスには、介護老人福祉施設、介護老人保健施設及び療養型医療施設がある。そして、地域密着型サービスには、小規模多機能型居宅介護、夜間対応型訪問介護、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、認知症対応型通所介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護及び複合型サービスがある。
介護事業者識別情報は、介護事業者に対して一意に付与される情報であり、数字、文字、記号などを含む文字列などで表され、例えば、アルファベットを含む8桁の文字列で構成し、先頭3桁に介護事業の種類に応じた文字列が付され、次の5桁を一意に割り振られる数字の文字列が付される。例えば、先頭3桁が「13b」は訪問介護と訪問入浴介護とを介護事業として行う介護事業者を指し、「21f」は介護老人福祉施設を介護事業として行う介護事業者を指し、「46j」は短期入所生活介護、通所介護、通所リハビリテーション及び介護福祉用具貸与を介護事業とする介護事業者を指すといった具合である。また、介護事業者に関する情報、例えば介護事業者の名称又は氏名、所在地又は住所、電話番号、介護サービスの種類、介護サービス従事者(看護師、介護福祉士、訪問介護員、ヘルパーなど)の数、設備などの情報と関連付けられていてもよい。介護事業者は、介護サービス(訪問介護などの施設外での介護サービスも含む)を提供する施設であり、看護職員又は介護職員などの介護を行う者を意味する場合もある。
介護事業者識別情報の登録は、本システムの管理者等による介護事業者に関する情報の入力を受け付けることで行われてもよいし、本システムの利用を求める介護事業者による介護事業者に関する情報の入力を受け付けることで行われてもよい。この場合には登録可否を判断する登録可否判断条件が登録可否判断条件保持部に保持されるとともに、その登録可否判断条件と、入力された介護事業者に関する情報に基づいて登録可否を判断する登録可否判断部とを本システムに備えるように構成することができる。登録のために入力させる情報は、プルダウンメニューにそって入力できるように構成しておくと演算式で容易に判断可能となるので好ましい。プルダウンメニューなどで選択入力させる情報としては、介護事業者の規模の情報、介護事業者の資格情報、介護事業者の設備情報、介護事業者の人員情報などである。
(実施形態6 介護事業者識別情報保持部)
「介護事業者識別情報保持部」1006は、介護事業者識別情報を保持するよう構成される。介護事業者識別情報登録部により登録された介護事業者識別情報を、HDDやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにて記録保持する。
(実施形態6 ユニーク性担保情報取得部)
「ユニーク性担保情報取得部」1007は、医療機関識別情報、調剤薬局識別情報又は/及び介護事業者識別情報と関連付けられた情報取得により、登録医療機関、登録調剤薬局、又は/及び登録介護事業者を利用する利用者の健康保険被保険者証又は/及び介護保険被保険者証をユニークに識別する情報を少なくとも含む利用者のユニーク性を担保する情報であるユニーク性担保情報を取得するよう構成される。
健康保険被保険者証とは、公的な医療保険の被保険者であることの証であり、いわゆる健康保険証が該当する。なお、対象とする公的医療保険の種類は問わず、地域保険(国民健康保険)及び職域保険(健康保険、共済組合など)のいずれも該当する。また、公的な医療保険は、強制保険であり、異なる医療保険に重複して加入することはできない。したがって、利用者は原則的に一の医療保険にのみ加入していて、その医療保険の被保険者証が交付されている。
介護保険被保険者証は、65歳に達した者に交付され(第1号被保険者)、又は40歳から64歳までの医療保険加入者であって要介護の認定を受けた者が交付されるものである。要介護認定の申請やケアプランの作成依頼、介護サービスを利用するときなどに介護保険被保険者証が必要となる。
ユニーク性担保情報として、例えば、利用者が加入している保険者から交付される被保険者証に記載されている「氏名」、「住所」、「世帯主氏名、」「生年月日」、「性別」、「適用開始年月日」、「交付年月日」、「有効期限」、「記号」、「番号」、「保険者番号」などの各情報を集積して用いることができる。また、扶養家族が加入者と同じ上記「番号」となる場合には、被保険者とその扶養家族とを識別するための情報を付加することで家族の構成員それぞれのユニーク性を担保することができる。実施形態1で説明したものと同じである。
ユニーク性担保情報の取得は、利用者が診療を受けたり処方された医薬を給付される際に医療機関、調剤薬局、介護事業者に健康保険被保険者証又は及び介護保険被保険者証を提示することで取得するよう構成することができる。また利用者が本システムに対して自らのユニーク性担保情報を入力などすることで取得するよう構成することもできる。
(実施形態6 ユニーク性担保情報保持部)
「ユニーク性担保情報保持部」1008は、医療機関識別情報、調剤薬局識別情報又は/及び介護事業者識別情報と関連付けられた情報取得により、登録医療機関、登録調剤薬局、又は/及び登録介護事業者を利用する利用者の健康保険被保険者証又は及び介護保険被保険者証をユニークに識別する情報を少なくとも含む利用者のユニーク性を担保する情報であるユニーク性担保情報を取得するよう構成される。本実施形態のユニーク性担保情報保持部の機能は実施形態1で説明した機能に加え、健康保険被保険者証には、介護サービスを受けることができる者であることの証の意味も含まれ、例えば、介護保険被保険者証も含まれることになる。
(実施形態6 利用者別介護情報取得部)
「利用者別介護情報取得部」1013は、介護事業者識別情報と、その登録介護事業者を利用した経過のある利用者の利用者識別情報と、その登録介護事業者での利用者に対する介護情報とを関連付けた利用者別介護情報をその登録介護事業者から取得するよう構成される。
介護情報は、利用者の氏名、年齢、性別、住所、被保険者証の記号番号などの基本的な情報と、利用者に対して行った具体的なサービス内容(入浴、リハビリテーションなど)や行ったサービスに対する利用者の反応・様子(入浴にて頭髪洗浄を嫌がった、肘の動きが滑らかになってきた、笑顔が見られた、肌荒れが目立ったなど)、サービス提供時の事故や出来事(被介護者の機嫌が悪く予定していたサービスの提供ができなかったなど)などの種々の情報である。このような介護情報を介護サービスを受けた利用者の利用者識別情報及び介護サービスを提供した登録介護事業者の登録介護事業者識別情報と関連付けて利用者別介護情報として、その登録介護事業者から取得する。
利用者別介護情報の取得は、登録介護事業者に備わるコンピュータやタブレットなどの情報処理装置に介護職員や看護職員などが本システムを動作させるアプリケーションを実行して、所定の情報を入力するなどにより取得される。このコンピュータとして代表的なものは、レセプトコンピュータや、介護録データベースである。ただし、これらは介護事業者の系列などによって異なるアプリケーションを用いている場合があるので、本システムの利用者別介護情報取得部は、これらの取得する情報のフォーマットのばらつきを吸収できるようなユニバーサルなものであるユニバーサル利用者別介護情報取得手段を有することが好ましい。また、利用者別介護情報の取得のアクノレッジ(受領証明)の返信に関してもユニバーサルな返信手段を有することが好ましく、このアクノレッジにさらにコンテンツを付加して返信することも考えられる。コンテンツとしては、さらに併用すると好ましいと考えられる器具や、薬剤、あるいはサプリメントなどの情報を挙げることができる。これらの情報も返信先のレセプトコンピュータや、介護記録データベースの種類に応じて適切なフォーマットに変換されて返信されるように構成する。また、「利用者別診療情報」、「利用者別調剤情報」、「利用者別介護情報」のいずれか一以上を「利用者別医薬介護情報」という。
(実施形態6 公開許否情報付利用者別医薬介護情報保持部)
「公開許否情報付利用者別医薬介護情報保持部」1014は、取得した利用者別医薬介護情報を第三者(登録医療機関、登録調剤薬局、登録介護事業者のいずれか一以上。以下同じ。)に公開許可するかしないかを定める公開許否情報と関連付けて保持するよう構成される。公開許否情報として、介護事業者識別情報を構成する文字列などとすることができる。例えば、介護事業者識別番号が、先頭3桁に介護事業の種類に応じた文字列が付される場合、公開許否情報として「??b」という先頭3桁の文字列を指定することで、「??b」に応じた介護事業を行う介護事業者に対して公開を許可し、それ以外の介護事業を行う介護事業者や診療機関及び調剤薬局に対して効果を許可しないというように構成することができる。なお、公開を許可する第三者は介護事業者に限られるのではなく、任意の診療機関や調剤薬局に対する公開も許可され得る。
(実施形態6 公開許否情報変更情報)
「公開許否情報変更情報」1015は、利用者識別情報で識別される利用者が利用する利用者端末から公開許否情報付利用者別医薬介護情報保持部に保持されている利用者別医薬介護情報に関連付けられている公開許否情報の変更を示す情報である公開許否変更情報を取得するよう構成される。これにより、利用者は自身の公開許否情報を任意に変更することができる。
(実施形態6 利用者別医薬介護情報取得要求取得部)
「利用者別医薬介護情報取得要求取得部」1016は、後述する要求側である登録医療機関、登録調剤薬局、登録介護事業者のいずれか一以上を識別する医療機関識別情報、調剤薬局識別情報、介護事業者識別情報のいずれか一以上と、利用者識別情報と、を含むその利用者識別情報で識別される利用者の利用者別医薬介護情報の取得の要求である利用者別医薬介護情報取得要求を取得するよう構成される。本実施形態においては、実施形態1の利用者別医薬情報要求取得部の機能に加え、取得を要求する主体に登録介護事業者が加わり、要求の対象に利用者別介護情報が加わることになる。
(実施形態6 要求判断条件保持部)
「要求判断条件保持部」1017は、利用者別医薬介護情報取得要求と、それに含まれる利用者別医薬介護情報に関連付けられている公開許否情報と、に基づいてその要求を認めるか判断するための条件である要求判断条件を保持するよう構成される。
要求判断条件は、例えば無条件で許可すると定められている公開許否条件が関連付けられている利用者別医薬介護情報に対する取得要求は認めると判断する条件であったり、無条件で許可しないと定められている公開許否条件が関連付けられている利用者別医薬介護情報に対する取得要求は認めないと判断する条件であったり、所定条件にて公開を許可すると定められている公開許否条件が関連付けられている利用者別医薬介護情報に対する取得要求についてはその所定条件をすべて満たす場合に限りその取得要求に係る利用者別医薬介護情報に対する取得要求を認めると判断する条件であったり、所定条件にて公開を許可すると定められている公開許否条件が関連付けられている利用者別医薬介護情報に対する取得要求についてはその所定条件のすべてを満たさない場合であっても一部満たされた条件に係る利用者別医薬介護情報に限りその取得要求を認めると判断する条件であったりする。
(実施形態6 利用者別医薬介護情報取得要求判断部)
「利用者別医薬介護情報取得要求判断部」1018は、利用者別医薬介護情報取得要求と、その要求にかかる利用者別医薬介護情報に関連付けられている公開許否情報と、保持されている要求判断条件と、に基づいてその要求を認めるか判断するよう構成される。
(実施形態6 利用者別医薬介護情報出力部)
「利用者別医薬介護情報出力部」1019は、利用者別医薬介護情報取得要求判断部での判断結果がその要求を認めるとの判断結果である場合には、その要求にかかる利用者別医薬介護情報を登録医療機関、登録調剤薬局、登録介護事業者のいずれか一以上に出力するよう構成される。利用者別医薬介護情報の出力は、種々なる態様で行われ、例えば、登録医療機関などで利用される情報処理端末(PC、タブレットなど)において所定のWEBサイトにて要求した利用者別医薬介護情報を閲覧可能にする場合や、要求をした登録介護事業者などに対してメール(本文又は添付ファイル)の送信にて行われるよう構成することもできる。
(実施形態6 ハードウェア)
図11は、実施形態6の医薬情報共有システムを実現する計算機の一例を示す概念図であり、マザーボード上などに備えられる、CPU1101、不揮発性メモリ1102、メインメモリ1103、グラフィックカード1104、さらにI/Oコントローラ1105、USBやIEEE。LANなどのインターフェース1106や、BIOS1107、PCIスロット1108、リアルタイムクロック1109など及び、これらを相互に接続するバス並びにバスを接続するチップセット(ノースブリッジ、サウスブリッジ)1110から構成される。これらの各構成要素は、実施形態1において説明したとおりである。
不揮発性メモリ1102には、医療機関識別情報登録プログラム、調剤薬局識別情報登録プログラム、介護事業者識別情報登録プログラム、ユニーク性担保情報取得プログラム、利用者識別情報登録プログラム、利用者別診療情報取得プログラム、利用者別調剤情報取得プログラム、利用者別介護情報取得プログラム、公開許否変更情報取得プログラム、利用者別医薬介護情報取得要求取得プログラム、利用者別医薬介護情報取得要求判断プログラム、利用者別医薬介護情報出力プログラムが格納されている。また、データとして、医療機関識別情報、調剤薬局識別情報、介護事業者識別情報、ユニーク性担保情報、利用者識別情報、利用者別医薬介護情報(利用者別診療情報、利用者別調剤情報、利用者別介護情報のいずれか一以上)、公開許否情報、公開許否変更情報、利用者別医薬介護情報取得要求、要求判断条件などの各種情報が格納される。そして、これらのプログラムやデータは、メインメモリの保持領域に読み込まれて作業領域で実行される。
(実施形態6 処理の流れ)
図12は、本実施形態の医薬情報共有システムの処理の流れの一例を示すフロー図である。前提として、医療機関識別情報、調剤薬局識別情報、介護事業者識別情報及び利用者識別情報はそれらを保持する医療機関識別情報保持部、調剤薬局識別情報保持部、介護事業者識別情報保持部及び利用者識別情報保持部のそれぞれに適宜保持されているものとする。
まず、登録医療機関から利用者別診療情報を取得したか判断し(1201)、取得した場合には利用者別診療情報を蓄積する(1202)。そして、登録調剤薬局から利用者別調剤情報を取得したか判断し(1203)、取得した場合には利用者別調剤情報を蓄積する(1204)。そして、登録介護事業者から利用者別介護情報を取得したか判断し(1205)、取得した場合には利用者別介護情報を蓄積する(1206)。そして、公開許否変更情報を取得したか判断し(1207)、取得した場合には保持されている公開許否情報を変更する(1208)。
つづいて利用者別医薬介護情報取得要求を取得したか判断し(1209)、取得した場合には、その要求、要求にかかる利用者別医薬介護情報と関連付けられている公開許否情報、要求判断条件に基づいてその要求を認めるかを判断する(1210)。認めるとの判断結果の場合には要求にかかる利用者別医薬介護情報を登録医療機関、登録調剤薬局、登録介護事業者のいずれか一以上に出力する(1211)。
<実施形態6 効果>
本実施形態により、介護事業者での利用者に対する介護情報を共有し得るように構成した医薬情報共有システムを提供することができる。
<実施形態7>
<実施形態7 概要>
本実施形態は、実施形態6を基本とし、利用者識別情報を登録する際に、すでに登録されている利用者がさらに新規登録されないように構成するものである。
<実施形態7 機能的構成>
図13は、本実施形態の医薬情報共有システムの機能的構成の一例を示す概念図である。図示するように、「医薬情報共有システム」1300は、「医療機関識別情報登録部」1301と、「医療機関識別情報保持部」1302と、「調剤薬局識別情報登録部」1303と、「調剤薬局識別情報保持部」1304と、「介護事業者識別情報登録部」1305と、「介護事業者識別情報保持部」1306と、「ユニーク性担保情報取得部」1307と、「ユニーク性担保情報保持部」1308と、「利用者識別情報登録部」1309と、「利用者識別情報保持部」1310と、「利用者別診療情報取得部」1311と、「利用者別調剤情報取得部」1312と、「利用者別介護情報取得部」1313と、「公開許否情報付利用者別医薬介護情報保持部」1314と、「公開許否情報変更情報」1315と、「利用者別医薬介護情報取得要求取得部」1316と、「要求判断条件保持部」1317と、「利用者別医薬介護情報取得要求判断部」1318と、「利用者別医薬介護情報出力部」1319とを有する。そして、利用者識別情報登録部は、「第二新規登録情報取得手段」1320と、「第二検査手段」1321と、「第二新規登録手段」1322とを有する。利用者識別情報登録部以外の各構成は、実施形態6における同名の構成と同じ機能を有する。したがって、それらの構成についての説明は省略し、利用者識別情報登録部が有する各手段について以下に説明する。
(実施形態7 第二新規登録情報取得手段)
「第二新規登録情報取得手段」1320は、医療機関識別情報、調剤薬局識別情報、介護事業者識別情報のいずれか一以上と関連付けられた情報取得により、利用者識別情報を登録する際にその利用者の健康保険被保険者証をユニークに識別する情報を少なくとも含む情報であって新規に利用者を登録しようとする際に取得する新規登録情報を取得するよう構成される。
新規登録情報は、実施形態1で説明したユニーク性担保情報に相当する情報であって、新規に利用者を登録しようとする際に取得される情報である。具体的には、利用者が加入する公的医療保険や介護保険の被保険者証に記載されている氏名、記号、番号などの諸情報である。
(実施形態7 第二検査手段)
「第二検査手段」1321は、取得した新規登録情報とすでに保持されているユニーク性担保情報とを比較して、一致するものがないか検査するよう構成される。取得した新規登録情報とすでに保持されているユニーク性担保情報とが一致するということは、新規登録しようとする利用者が、すでに本システムの利用者として登録されているものであるということを示す。
(実施形態7 第二新規登録手段)
「第二新規登録手段」1322は、検査の結果一致するものがない場合には新規の利用者としてその利用者を識別する利用者識別情報の登録処理を実行し、一致するものがある場合には新規の利用者識別情報の登録処理を中止するよう構成される。このように構成することで、同一人物が二重に登録されることを防止することができる。
(実施形態7 ハードウェア)
本実施形態の医薬情報共有システムは、実施形態6の医薬情報共有システムを実現するハードウェア構成に準じて実現することができ、不揮発性メモリに、さらに第二新規登録情報取得サブプログラム、第二検査サブプログラム、第二新規登録サブプログラムを保持し、それらのプログラムを適宜実行することで実現することができる。
(実施形態7 処理の流れ)
本実施形態における医薬情報共有システムの処理の流れは、実施形態1、実施形態2及び実施形態6の医薬情報共有システムの処理の流れと同様であるので、ここでの説明は省略する。
<実施形態7 効果>
本実施形態により、すでに登録されている利用者が二重に登録されることを防止し得る医薬情報共有システムを提供することができる。
<実施形態8>
<実施形態8 概要>
本実施形態は、実施形態6又は実施形態7を基本とし、異なるフォーマットの介護情報を統一フォーマットの介護情報に統合する医薬情報共有システムに関する。
<実施形態8 機能的構成>
図14は、本実施形態の医薬情報共有システムの機能的構成の一例を示す概念図である。図示するように、「医薬情報共有システム」1400は、「医療機関識別情報登録部」1401と、「医療機関識別情報保持部」1402と、「調剤薬局識別情報登録部」1403と、「調剤薬局識別情報保持部」1404と、「介護事業者識別情報取得部」1405と、「介護事業医者識別情報保持部」1406と、「ユニーク性担保情報取得部」1407と、「ユニーク性担保情報保持部」1408と、「利用者識別情報登録部」1409と、「利用者識別情報保持部」1410と、「利用者別診療情報取得部」1411と、「利用者別調剤情報取得部」1412と、「利用者別介護情報取得部」1413と、「公開許否情報付利用者別医薬情報保持部」1414と、「公開許否情報変更情報」1415と、「利用者別医薬情報取得要求取得部」1416と、「要求判断条件保持部」1417と、「利用者別医薬情報取得要求判断部」1418と、「利用者別医薬情報出力部」1419と、を有し、利用者別介護情報取得部は、「異種フォーマット介護情報取得手段」1420と、「異種フォーマット介護情報統一手段」1421と、「統一フォーマット介護情報保持手段」1422とを有する。利用者別介護情報取得部以外の各構成は、実施形態1、実施形態2、実施形態6、実施形態7のいずれかにおける同名の構成と同じ機能を有する。したがって、それらの構成についての説明は省略し、利用者別診療情報取得部が有する各手段について以下に説明する。
(実施形態8 異種フォーマット介護情報取得手段)
「異種フォーマット介護情報取得手段」1420は、異なるフォーマットの介護情報を異なる登録介護事業者から取得するよう構成される。登録介護事業者が保持する介護情報は、それぞれの介護事業者が介護情報を入力し保持などするためのコンピュータ(レセプトコンピュータや介護録データベースなど)や、それらコンピュータで実行されるアプリケーションによってそれぞれ異なるフォーマットによって構成されている場合がある。本手段は、そのように異なるフォーマットの介護情報を登録介護事業者から取得する。
(実施形態3 異種フォーマット介護情報統一手段)
「異種フォーマット診療介護統一手段」1421は、取得した異種フォーマット介護情報を統一フォーマットの介護情報である統一フォーマット介護情報に変換するよう構成される。統一フォーマット介護情報は、本システムにおいて用いられる介護情報のフォーマットとして規定され、介護情報として含まれることが適当な諸情報が含まれるように構成されるとともに、介護情報を閲覧したり介護情報に含まれる各種の情報を入力するためにディスプレイに表示される画面の態様や遷移、紙面に印刷される際のレイアウトなどが規定されている。本手段は、取得した異種フォーマット介護情報に含まれる各種の情報を取得及び解析し、それらの情報を統一フォーマット介護情報を構成する情報に当てはめる処理などを行うことで、異種フォーマット介護情報を統一フォーマット介護情報に変換する。
(実施形態3 統一フォーマット介護情報保持手段)
「統一フォーマット介護情報保持手段」1422は、異種フォーマット介護情報統一手段にて統一された統一フォーマット介護情報を保持するよう構成される。本手段は、HDDやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにて記録保持することで実現される。
(実施形態8 ハードウェア)
本実施形態の医薬情報共有システムは、実施形態6又は実施形態7の医薬情報共有システムを実現するハードウェア構成に準じて実現することができ、不揮発性メモリに、さらに異種フォーマット介護情報取得サブプログラム、異種フォーマット介護情報統一サブプログラムを保持し、それらのプログラムを適宜実行することで実現することができる。
(実施形態8 処理の流れ)
本実施形態における医薬情報共有システムの処理の流れは、実施形態3、実施形態6、実施形態7の医薬情報共有システムの処理の流れと同様であるので、ここでの説明は省略する。
<実施形態8 効果>
本実施形態により、異種のフォーマットの介護情報を一のフォーマットに統合して蓄積することができ、介護情報の共有に資する。