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JP2021189038A - 電子線照射装置及び電子線照射装置の製造方法 - Google Patents

電子線照射装置及び電子線照射装置の製造方法 Download PDF

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JP2021189038A JP2020094448A JP2020094448A JP2021189038A JP 2021189038 A JP2021189038 A JP 2021189038A JP 2020094448 A JP2020094448 A JP 2020094448A JP 2020094448 A JP2020094448 A JP 2020094448A JP 2021189038 A JP2021189038 A JP 2021189038A
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Abstract

【課題】窓箔部材の長寿命化を図ることができる電子線照射装置及び電子線照射装置の製造方法を提供する。【解決手段】電子線照射装置1は、電子線を発生するフィラメントユニット2と、フィラメントユニット2から発生した電子線を通過させる電子線通過部3aが設けられた真空容器3と、電子線通過部3aに配置された窓部材9と、を備える。窓部材9は、電子線通過部3aを覆うメッシュ部9mを有する支持体9bと、メッシュ部9m上に配置され、電子線通過部3aを通過した電子線を透過させる金属膜である窓箔9aと、を有する。窓箔9a及び支持体9bは、所定方向を長手方向として延在しており、メッシュ部9mは、開口最長寸法R(mm)の貫通孔からなり、開口径R及び窓箔部材の厚さt(mm)は、R≦3334tの関係式を満たす。【選択図】図3

Description

本発明は、電子線照射装置及び電子線照射装置の製造方法に関する。
従来の電子線照射装置として、電子線を発生する電子線発生部と、電子線発生部から発生した電子線を通過させる電子線通過部が設けられた筐体と、電子線通過部に配置された電子線照射窓部と、を備えるものが知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の電子線照射装置では、電子線照射窓部は、電子線通過部を覆うメッシュ部を有する支持部材と、メッシュ部上に配置され、電子線通過部を通過した電子線を透過させる金属膜である窓箔部材と、を有している。
特開2013−24558号公報
上述したような電子線照射装置は、筐体内が真空となるように筐体から排気して用いられるため、メッシュ部上に配置された窓箔部材が、筐体内の真空と外部との圧力差に耐えるための強度(耐圧強度)を保持できるように、電子線照射窓部が構成されている必要がある。ここで、窓箔部材の材料が適切なものに選択されたとしても、圧力差によって窓箔部材に作用する力を支持する支持部材のメッシュ部の構成次第では、窓箔部材が十分な耐圧強度を発揮できないおそれがある。
そこで、本発明は、窓箔部材の長寿命化を図ることができる電子線照射装置及び電子線照射装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る電子線照射装置は、電子線を発生する電子線発生部と、電子線発生部から発生した電子線を通過させる電子線通過部が設けられた筐体部と、電子線通過部に配置された電子線照射窓部と、を備え、電子線照射窓部は、電子線通過部を覆うメッシュ部を有する支持部材と、メッシュ部上に配置され、電子線通過部を通過した電子線を透過させる金属膜である窓箔部材と、を有し、支持部材及び窓箔部材は、所定方向を長手方向として延在しており、メッシュ部は、開口径R(mm)の貫通孔からなり、開口径R及び窓箔部材の厚さt(mm)は、R≦3334tの関係式を満たす。
この電子線照射装置では、メッシュ部において、貫通孔の開口最長寸法R及び窓箔部材の厚さtが、R≦3334tの関係式を満たしている。メッシュ部がこのような貫通孔を含んで構成されることで、筐体部の内部が真空空間とされた場合にメッシュ部上に配置される窓箔部材に生じる応力を、一定の耐圧強度を発揮する所定の許容応力値以下とすることができる。よって、窓箔部材の長寿命化を図ることができる。
本発明に係る電子線照射装置の製造方法は、電子線を発生する電子線発生部と、電子線発生部から発生した電子線を通過させる電子線通過部が設けられた筐体部と、電子線通過部に配置された電子線照射窓部と、を備え、電子線照射窓部は、電子線通過部を覆うメッシュ部を有する支持部材と、メッシュ部上に配置され、電子線通過部を通過した電子線を透過させる金属膜である窓箔部材と、を有し、支持部材及び窓箔部材は、所定方向を長手方向として延在している電子線照射装置の製造方法であって、厚さt(mm)の窓箔部材を用意するステップと、貫通孔を含むメッシュ部において、貫通孔の開口最長寸法R(mm)及び窓箔部材の厚さtが、R≦3334tの関係式を満たす支持部材を用意するステップと、メッシュ部上に窓箔部材を配置するステップと、筐体部内が真空となるように筐体部から排気するステップと、を備える。
この電子線照射装置の製造方法では、メッシュ部において、貫通孔の開口最長寸法R及び窓箔部材の厚さtが、R≦3334tの関係式を満たす支持部材を用意するステップを含んでいる。このステップにより、メッシュ部がこのような貫通孔を含んで構成されることとなるため、筐体部から排気するステップによって筐体部の内部が真空空間とされた場合にメッシュ部上に配置される窓箔部材に生じる応力を、一定の耐圧強度を発揮する所定の許容応力値以下とすることができる。よって、窓箔部材の長寿命化を図ることができる。
貫通孔の開口形状は、円形であり、開口最長寸法Rは、貫通孔の直径であってもよい。この場合、貫通孔を、例えば工具等を用いた機械的手法によって形成することが容易となる。
貫通孔の開口形状は、多角形であり、開口最長寸法Rは、多角形の仮想的な外接円の直径であってもよい。この場合、多角形の仮想的な外接円の直径を開口最長寸法Rと捉えることで、窓箔部材の長寿命化を図りつつ、メッシュ部における貫通孔の開口率を向上することができる。
貫通孔の開口形状は、楕円であり、開口最長寸法Rは、楕円の長径であってもよい。この場合、楕円の長径を開口最長寸法Rと捉えることで、窓箔部材の長寿命化を図りつつ、貫通孔あたりの電子線透過量を向上することができる。
開口最長寸法R及び窓箔部材の厚さtは、t≦Rの関係式を更に満たしてもよい。この場合、貫通孔の開口面積が一定以上となるため、電子線の照射性能と窓箔部材の長寿命化との両立を図ることができる。
メッシュ部は、関係式を満たす開口最長寸法Rの複数の貫通孔からなってもよい。この場合、このような複数の貫通孔をメッシュ部の一部にのみ含む場合よりも、より確実に窓箔部材の長寿命化を図ることができる。
本発明によれば、窓箔部材の長寿命化を図ることができる。
図1は、第1実施形態に係る電子線照射装置の斜視図である。 図2は、図1の電子線照射装置の内部構造を示す一部断面図である。 図3は、図1のIII-III線に沿った断面図である。 図4は、窓部材の分解斜視図である。 図5は、メッシュ部の貫通孔の拡大斜視図である。 図6は、窓箔部材に生じる応力の計算例の概念図である。 図7は、窓箔部材の耐圧実験の結果を示す図である。 図8は、窓箔部材の厚さの存在範囲を示す図である。 図9は、電子線照射装置の製造方法を示すフローチャートである。 図10は、貫通孔の変形例を示す模式図である。 図11は、第2実施形態に係る電子線照射装置の側断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図において、同一又は相当する要素同士には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
図1に示される電子線照射装置1は、照射対象物への電子線EBの照射によって当該照射対象物のインキの硬化、滅菌、又は表面改質等を行うために使用される。なお、以下、電子線照射装置1によって電子線EBが照射される側である電子線出射側(窓部材9側)を、「前側」として説明する。
図1〜図3に示されるように、電子線照射装置1は、フィラメントユニット(電子線発生部)2、真空容器(筐体部)3、陰極保持部材4、陰極保持部材5、高電圧導入絶縁部材7、絶縁支持部材8、及び窓部材(電子線照射窓部)9を備えている。フィラメントユニット2は、電子線EBを発生させる電子線発生部である。また、フィラメントユニット2は、長尺状のユニットとなっている。
真空容器3は、金属等の導電性材料によって形成されている。真空容器3は、略円筒状を呈している。真空容器3は、内部に略円柱状の真空空間VRを形成する。フィラメントユニット2は、真空容器3の内部において、略円柱状の真空空間VRの軸線方向にそって配置されている。真空容器3におけるフィラメントユニット2の前側の位置には、真空空間VRと外部の空間とをつなぐ開口部である電子線通過部3aが設けられている。電子線通過部3aは、フィラメントユニット2から発生した電子線EBを通過させる電子線通過部である。窓部材9は、電子線通過部3aに対して、その全体を覆って真空封止するように固定されている。窓部材9の詳細については、後述する。
真空容器3におけるフィラメントユニット2の後ろ側の位置には、真空容器3内の空気を排出するための排気口3bが設けられている。排気口3bに図示しない真空ポンプが接続され、真空ポンプによって真空容器3内の空気が排出される。これにより、真空容器3の内部が真空空間VRとなる。略円筒状を呈する真空容器3の両端の開口部3c及び開口部3d(図2参照)は、高電圧導入絶縁部材7のフランジ部7a及び蓋部3eによってそれぞれ閉じられている。
陰極電位となる一対の陰極保持部材4及び5は、それぞれ真空容器3内に配置される。陰極保持部材4と陰極保持部材5との間には、フィラメントユニット2の一部を構成し、陰極電位である包囲電極6が設けられている。包囲電極6は、断面略C字状を呈する導電性かつ長尺状の部材である。包囲電極6は、断面略C字状の開口部が前側(窓部材9側)を向くように配置されている。包囲電極6は、内側部分においてフィラメント10(図3参照)を収容する。例えば、フィラメントユニット2は、真空容器3の蓋部3eが取り外された状態において、陰極保持部材5及び絶縁支持部材8に設けられた挿入孔を介して包囲電極6の内側に差し込まれることによって、包囲電極6に保持される。
高電圧導入絶縁部材7は、真空容器3における開口部3c側の端部に設けられている。高電圧導入絶縁部材7の一方の端部は、開口部3cを介して真空容器3の外部に突出している。高電圧導入絶縁部材7は、外側に張り出すフランジ部7aを有し、真空容器3の開口部3cを封止する。高電圧導入絶縁部材7は、絶縁材料(例えばエポキシ樹脂等の絶縁性樹脂、セラミック等)によって形成されている。陰極保持部材4は、接地電位である真空容器3に対して電気的に絶縁された状態で高電圧導入絶縁部材7の他方の端部を保持する。
また、高電圧導入絶縁部材7は、電子線照射装置1の外部の電源装置から高電圧の供給を受けるための高耐電圧型のコネクタである。高電圧導入絶縁部材7には、図示しない電源装置から高電圧供給用プラグが挿入される。高電圧導入絶縁部材7の内部には、外部から供給された高電圧をフィラメントユニット2に供給するための内部配線が設けられている。この内部配線は、高電圧導入絶縁部材7を構成する絶縁材料によって覆われており、真空容器3との絶縁が確保されている。
絶縁支持部材8は、真空容器3における開口部3d側の端部(蓋部3e側の端部)に設けられている。絶縁支持部材8は、絶縁材料(例えばエポキシ樹脂等の絶縁性樹脂、セラミック等)によって形成されている。陰極保持部材5は、真空容器3に対して電気的に絶縁された状態で絶縁支持部材8を保持する。
図3に示されるように、フィラメントユニット2は、包囲電極6、フィラメント10、及びグリッド電極12を備えている。
フィラメント10は、通電によって加熱されることで電子線EBとなる電子を放出する電子放出部である。フィラメント10は、線状の部材であり、真空容器3の長軸方向(真空空間VRの軸線方向)に沿って延びる所望の軸線上において延在している。フィラメント10は、高融点金属材料、例えばタングステンを主成分とした材料等によって形成されている。
グリッド電極12は、フィラメント10の前側に包囲電極6の開口部を覆うように配置されている。グリッド電極12には、複数の孔が形成されている。
フィラメント10は、通電によって加熱された状態で、マイナス数10kV〜マイナス数100kVといった高い負電圧が印加されることにより、電子を放出する。グリッド電極12には、所定の電圧が印加される。例えば、グリッド電極12には、フィラメント10に印加される負電圧よりも100V〜150V程度プラス側の電圧が印加されてもよい。グリッド電極12は、電子を引き出すとともに拡散を抑制するための電界を形成する。これにより、フィラメント10から放出された電子は、グリッド電極12に設けられた孔から電子線EBとして前側に出射される。
なお、グリッド電極12の電圧とフィラメント10の電圧との差(管電圧)の設定し得る範囲としては、40kV〜100kV,40kV〜110kV,40kV〜120kV,40kV〜130kV,40kV〜140kVであってもよいし、50kV〜100kV,50kV〜110kV,50kV〜120kV,50kV〜130kV,50kV〜140kVであってもよい。
次に、窓部材9の詳細について説明する。図4は、窓部材の分解斜視図である。図4に示されるように、窓部材9は、窓箔(窓箔部材)9aと、支持体(支持部材)9bと、窓フランジ9cと、封止材9dと、押さえフランジ9eと、を有している。
窓部材9では、窓フランジ9cが真空容器3の電子線通過部3aを覆うように取り付けられている。窓部材9の内側領域には(つまり、窓部材9を前側から見た場合に窓部材9内に収まるように)、窓箔9a、支持体9b、及び封止材9dが配置されている。窓フランジ9c及び押さえフランジ9eは、例えば無酸素銅(銅を含む材料)からなり、真空空間VRの軸線方向を長手方向とする長方形枠状の外形を有している。
窓フランジ9cの前面において支持体9bが配置される領域の外側には、支持体9bを包囲するように延在する溝が設けられており、溝内には、気密封止部材である封止材9dが配置されている。封止材9dは、例えば樹脂製のOリングを用いることができる。
窓箔9aは、薄膜状に形成された金属膜である。窓箔9aは、電子線通過部3aを通過した電子線EBを透過させる。窓箔9aの材料としては、電子線EBの透過性に優れた材料(例えば、ベリリウム、チタン、アルミニウム等)が用いられる。ここでの窓箔9aは、一例としてチタン箔である。窓箔9aは、支持体9bのメッシュ部9mと接触するように、メッシュ部9m上に配置されている。窓箔9aは、真空空間VRの軸線方向(所定方向)を長手方向として延在している。窓箔9aの厚さは、厚さt(mm)とされており、例えば1×10−3mm以上1×10−2mm以下の範囲となっている。厚さtは、必ずしも実測値でなくてもよく、窓箔9aの仕様としての公称値であってもよい。
支持体9bは、窓箔9aよりも真空空間VR側に配置され、窓箔9aを支持する平板状の部材である。支持体9bは、メッシュ状の部材であり、真空空間VRの軸線方向(所定方向)を長手方向として延在している。支持体9bの材料は、例えば銅、チタン、又はアルミニウムを用いることができる。支持体9bは、電子線通過部3aを覆うメッシュ部9mを有する。メッシュ部9mは、例えば複数の貫通孔9hからなる。貫通孔9hは、真空容器3の内側から外側に電子線EBを通過させるための孔である。
以上のような構成を有する窓部材9では、窓フランジ9cに対して窓箔9a、支持体9b、及び封止材9dを押圧した状態で、例えば複数のボルトにより窓フランジ9cに気密に固定されている。
メッシュ部9mの構成について、より詳しく説明する。図5は、メッシュ部の貫通孔の拡大斜視図である。図5に示されるように、メッシュ部9mには、複数の貫通孔9hがマトリクス状に並設されている。複数の貫通孔9hの配置は、この例に限定されず、公知の配置を採用することができる。
貫通孔9hの開口形状は、一例として直径がR(mm)の円形である。ここでは、同一形状および同一の直径の貫通孔9hがメッシュ部9mに形成されている。この場合、複数の貫通孔9hは、直径R(mm)のドリルのような工具を用いて機械的に順次穴開け加工をすることで形成できる。なお、複数の貫通孔9hの縁は、窓箔9aを傷つけないように、適宜面取りが施されていてもよい。
複数の貫通孔9hの直径Rは、円形の開口における開口最長寸法である。開口最長寸法とは、貫通孔9hの1つに着目した場合に、開口形状のうち最も長く開口している直線領域の寸法を意味する。開口最長寸法は、円形の開口については、円の直径に対応する。ここでは、複数の貫通孔9hの直径が一律に直径Rであるため、全ての貫通孔9hの開口最長寸法R(mm)は共通の値である。例えば複数の貫通孔9hの開口形状が互いに異なる場合には、複数の貫通孔9hに対して、それぞれ互いに異なる開口最長寸法Rが存在してもよい。
ここで、開口最長寸法Rは、真空容器3の内部が真空空間VRとされた場合に、圧力差によって窓箔9aに作用する力を適切に支持することで窓箔9aに十分な耐圧強度を発揮させられるように設定されている。
基本的に、開口最長寸法Rが過大であると、真空容器3の内部が真空空間VRとされた際(真空排気をした際)に、圧力差によって窓箔9aに作用する力のみによって、窓箔9aが破損してしまう場合がある。また、窓箔9aの破損は、窓箔9aにかかった温度(例えば熱履歴)に依存する側面もある。例えば、窓箔9aが電子線EBを透過させる際、電子線EBの少なくとも一部は、窓箔9aを透過しきれず、窓箔9aに吸収される。その際の発熱によって加熱されることで経時的に酸化され、徐々に脆弱となっていった結果、経時的に酸化する前と比べて、窓箔9aの応力による破損が容易に発生する可能性もある。よって、開口最長寸法Rが過大ではない場合であっても、メッシュ部9mにおいて電子線EBによって高温となる部位においては、真空容器3の内部が真空空間VRとされた際には窓箔9aの破損が生じなかったとしても、電子線照射装置1の駆動に伴って、窓箔9aの破損が生じてしまう場合もある。したがって、窓箔9aの長寿命化の観点では、電子線照射装置1の駆動に伴う窓箔9aの破損も生じにくいような開口最長寸法Rに設定することが有用であると考えられる。
具体的には、ここでは、複数の貫通孔9hの開口最長寸法R及び窓箔9aの厚さtは、下記の関係式(1)を満たしている。
Figure 2021189038
上記関係式(1)は、次のようにして導くことができる。図6は、窓箔部材に生じる応力の計算例の概念図である。図6に示されるように、圧力差によって窓箔9aに作用する応力は、開口最長寸法Rとなる直線領域を含む断面視にて、窓箔9aを両持ち梁とみなした場合に窓箔9aに圧力pに応じた等分布荷重が作用するものとして、下記式(2)及び式(3)のような窓箔9aの中心の応力及び荷重の式を用いて近似的に算出することができる。式(3)中のDについては、式(4)で与えられる。但し、rは窓箔9aの支持点間距離(mm)の半分であり、開口最長寸法Rの半分である。νは、ポアソン比である。tは、窓箔9aの厚さ(mm)である。Eは縦弾性係数である。
Figure 2021189038

Figure 2021189038

Figure 2021189038
図7は、窓箔部材の耐圧実験の結果を示す図である。図7には、複数通りの開口径のうちの1つの開口径を開口最長寸法Rとする貫通孔9hがメッシュ部9mに形成された支持体9bを用いて、真空容器3の内部が真空空間VRとされた場合に窓箔9aの破損が生じるか否かを実験した結果である。なお、窓箔9aの厚さは3×10−3mm及び5×10−3mmの2通りである。「真空排気後、破損」とは、真空排気後、1000時間以内に窓箔9aの破損が生じたことを意味する。「真空排気後、非破損」とは、窓箔9aの破損が生じることなく真空排気後、1000時間を経過できたことを意味する。
図7に示されるように、厚さ3×10−3mmの窓箔9aにあっては、開口最長寸法Rが6mmの場合に「真空排気後、非破損」であったが、開口最長寸法Rが10mmの場合に「真空排気後、破損」であった。そこで、窓箔9aの厚さ=3×10−3mmについて開口最長寸法Rが10mmの場合に許容応力値となったと仮定して、上記式(2)及び式(3)を2r(=開口最長寸法R)について解くと、等号で結ばれる場合の上記式(1)を得ることができる。開口最長寸法Rが小さいほど窓箔9aの破損が生じにくくなるため、上記式(1)の数値範囲に属する開口最長寸法Rであれば、真空排気後1000時間を経過しても破損しない蓋然性が高いということができる。
図8は、窓箔部材の厚さの存在範囲を示す図である。図8の横軸は、窓箔9aの厚さであり、縦軸は、貫通孔9hの開口径(開口最長寸法R)である。図8に示されるように、図8の原点を通るy=3334xの直線上を含む当該直線の右下領域に属する開口最長寸法Rであれば、真空排気後1000時間を経過しても破損しない蓋然性が高いことがわかる。
なお、開口最長寸法R及び窓箔部材の厚さtは、t≦Rの関係式を更に満たすようにしてもよい。電子線EBの透過面積を増やす観点からは、開口最長寸法Rを小さくし過ぎないことが求められる。そこで、開口最長寸法Rの下限値をtとすることで、窓箔9aの長寿命化と電子線EBの透過面積との両立を図ることができる。また、Rの具体的数値としての下限値は0.001mmである。
引き続き、電子線照射装置1の製造方法について説明する。図9は、電子線照射装置の製造方法を示すフローチャートである。図9に示される各ステップは、例えば図1に示される電子線照射装置1において、電子線通過部3aに配置される窓部材9を準備する状況において、電子線照射装置1の製造の作業者により実行される。
図9に示されるように、電子線照射装置1の製造方法は、窓箔9aを用意するステップS01と、支持体9bを用意するステップS02と、メッシュ部9m上に窓箔9aを配置するステップS03と、真空容器3から排気するステップS04と、を備える。
ステップS01では、作業者は、厚さtの窓箔9aを用意する。ここでの窓箔9aは、一例として、窓箔9aの形状へと切り出されたチタン箔である。厚さtは、特に限定されないが、例えば3×10−3mm又は5×10−3mmであってもよい。
ステップS02では、作業者は、貫通孔9hを含むメッシュ部9mにおいて、貫通孔9hの開口最長寸法R及び窓箔9aの厚さtが、t≦R≦3334tの関係式を満たす支持体9bを用意する。作業者は、メッシュ部9mに、一例として直径がR(mm)の円形の開口形状となる貫通孔9hを形成してもよい。作業者は、貫通孔9hの開口最長寸法Rは、貫通孔9hを形成する工具等、例えばドリルの寸法で規定してもよいし、エッチングによって形成する場合には、マスクによって規定してもよい。また、複数の貫通孔9hの縁の面取り工程において適宜計測してもよい。メッシュ部9mの複数の貫通孔9hの配置は、例えばマトリクス状であってもよい。複数の貫通孔9hの配置は、この例に限定されない。なお、必ずしもt≦Rの関係式を満たさなくてもよい。
ステップS03では、作業者は、メッシュ部9m上に窓箔9aを配置する。作業者は、支持体9bのメッシュ部9mと接触するように、メッシュ部9m上に窓箔9aを載置する。作業者は、メッシュ部9mの貫通孔9hの全てを覆うように、メッシュ部9m上に窓箔9aを配置する。
ステップS04では、作業者は、真空容器3内が真空となるように真空容器3から排気する。以上の各ステップにより、電子線照射装置1が使用可能な状態に製造される。
以上説明したように、電子線照射装置1では、メッシュ部9mにおいて、貫通孔9hの開口最長寸法R及び窓箔9aの厚さtが、R≦3334tの上記関係式(1)を満たしている。メッシュ部9mがこのような貫通孔9hを含んで構成されることで、真空容器3の内部が真空空間VRとされた場合にメッシュ部9m上に配置される窓箔9aに生じる応力を、一定の耐圧強度を発揮する所定の許容応力値以下とすることができる。よって、窓箔9aの長寿命化を図ることができる。
電子線照射装置1では、貫通孔9hの開口形状は円形であり、開口最長寸法Rは、貫通孔9hの直径である。この構成によれば、貫通孔9hを、例えば工具等(例えばドリル)を用いた機械的手法によって形成することが容易となる。この場合、支持体9bが所望の機械的強度を得られるように、ある程度の厚みを持った金属板を用いた場合であっても、所望の径の貫通孔9hを備えたメッシュ部9mを持つ支持体9bを作成することができる。
電子線照射装置1では、開口最長寸法R及び窓箔部材の厚さtは、t≦Rの関係式を更に満たしている。この構成によれば、貫通孔9hの開口面積が一定以上となるため、電子線EBの照射性能と窓箔9aの長寿命化との両立を図ることができる。
電子線照射装置1では、メッシュ部9mは、上記関係式(1)を満たす開口最長寸法Rの複数の貫通孔9hからなっている。この構成によれば、このような複数の貫通孔9hをメッシュ部9mの一部にのみ含む場合よりも、より確実に窓箔9aの長寿命化を図ることができる。
また、電子線照射装置1の製造方法では、メッシュ部9mにおいて、貫通孔9hの開口最長寸法R及び窓箔9aの厚さtが、R≦3334tの上記関係式(1)を満たす支持体9bを用意するステップS02を含んでいる。このステップS02により、メッシュ部9mがこのような貫通孔9hを含んで構成されることとなるため、真空容器3から排気するステップS04によって真空容器3の内部が真空空間VRとされた場合にメッシュ部9m上に配置される窓箔9aに生じる応力を、一定の耐圧強度を発揮する所定の許容応力値以下とすることができる。よって、窓箔9aの長寿命化を図ることができる。
[第2実施形態]
図11は、第2実施形態に係る電子線照射装置1Aの側断面図である。電子線照射装置1に代えて、図11に示されるような電子線照射装置1Aにおいても、上記第1実施形態で窓部材9として例示された電子線照射窓部を適用することが可能である。
図11に示されるように、電子線照射装置1Aは、電子線通過領域20を形成するチャンバ(筐体部)30と、電子線通過領域20の後端20aを塞ぐようにチャンバ30に気密に取り付けられた電子銃(電子線発生部)40と、電子線通過領域20の前端20bを塞ぐようにチャンバ30に気密に取り付けられた電子線透過ユニット(電子線照射窓部)50と、を備えている。電子銃40が発生した電子線EBは、電子線通過領域20をZ軸方向前側に進行し、電子線透過ユニット50を透過して外部に出射する。なお、電子線照射装置1Aによって電子線EBが照射される側を前側、その反対側を後側とする。
チャンバ30は、電子銃40が取り付けられた金属製の円柱部31を有している。円柱部31には、アライメントコイル21及び集束コイル22が設けられている。電子銃40から出射した電子線EBは、アライメントコイル21によって、電子線EBの中心線が電子線通過領域20の中心線CLに一致するように調整された後、集束コイル22によって、電子線透過ユニット50に集束される。なお、円柱部31には、真空ポンプが接続される排気管23が設けられており、これにより、チャンバ30内(すなわち、電子線通過領域20)が真空引きされる。
チャンバ30は、偏向管(筐体部)32を有している。偏向管32は、例えば四角柱状の外形を有している。電子線通過領域20のうち偏向管32によって形成される部分である電子線通過領域24の断面は、Y軸方向を長手方向とする長方形状となっている。偏向管32の外側には、偏向管32の内側を通過する電子線EBを偏向する偏向コイル25が取り付けられている。集束コイル22によって集束されて電子線通過領域24を通過する電子線EBは、偏向コイル25によってY軸方向に偏向される。
更に、チャンバ30は、偏向管32の前端面に固定された走査管(筐体部)33を有している。走査管33は、前側に向かって末広がりの四角柱状の外形を有している。電子線通過領域20のうち走査管33によって形成される部分である電子線通過領域26の断面は、Y軸方向を長手方向とする長方形状となっている。なお、走査管33の前端部には、フランジ34が設けられている。
電子線透過ユニット50は、電子線通過領域20の前端20bの電子線通過部20cを覆って封止するように、走査管33に固定されている。走査管33と電子線透過ユニット50とは、フランジ34と窓枠体50AとがOリングを介して接触した状態で、例えば複数のボルトにより気密に固定されている。電子線透過ユニット50の詳細な構成は、フランジ34への取り付けに伴う形状及び寸法等の構成変更を除いて、上記第1実施形態の窓部材9の構成の要部と同様であるため、重複する説明を省略する。
なお、電子線照射装置1Aの製造方法については、図9に示される各ステップが、例えば図11に示される電子線照射装置1Aにおいて、電子線通過部20cに配置される電子線透過ユニット50を準備する状況において、電子線照射装置1Aの製造の作業者により実行される。電子線照射装置1Aの製造方法の詳細については、ステップS04において真空容器3がチャンバ30に置き換わる以外、図9に示される各ステップと同様であるため、重複する説明を省略する。
以上説明した電子線照射装置1Aにおいても、電子線照射装置1と同様、メッシュ部9mにおいて、貫通孔9hの開口最長寸法R及び窓箔9aの厚さtが、R≦3334tの上記関係式(1)を満たしている。メッシュ部9mがこのような貫通孔9hを含んで構成されることで、チャンバ30の内部が真空空間とされた場合にメッシュ部9m上に配置される窓箔9aに生じる応力を、一定の耐圧強度を発揮する所定の許容応力値以下とすることができる。よって、窓箔9aの長寿命化を図ることができる。
電子線照射装置1Aでは、貫通孔9hの開口形状は円形であり、開口最長寸法Rは、貫通孔9hの直径である。この構成によれば、貫通孔9hを、例えば工具等(例えばドリル)を用いた機械的手法によって形成することが容易となる。この場合、支持体9bが所望の機械的強度を得られるように、ある程度の厚みを持った金属板を用いた場合であっても、所望の径の貫通孔9hを備えたメッシュ部9mを持つ支持体9bを作成することができる。
電子線照射装置1Aでは、開口最長寸法R及び窓箔部材の厚さtは、t≦Rの関係式を更に満たしている。この構成によれば、貫通孔9hの開口面積が一定以上となるため、電子線EBの照射性能と窓箔9aの長寿命化との両立を図ることができる。
電子線照射装置1Aでは、メッシュ部9mは、上記関係式(1)を満たす開口最長寸法Rの複数の貫通孔9hからなっている。この構成によれば、このような複数の貫通孔9hをメッシュ部9mの一部にのみ含む場合よりも、より確実に窓箔9aの長寿命化を図ることができる。
また、電子線照射装置1Aの製造方法では、メッシュ部9mにおいて、貫通孔9hの開口最長寸法R及び窓箔9aの厚さtが、R≦3334tの上記関係式(1)を満たす支持体9bを用意するステップS02を含んでいる。このステップS02により、メッシュ部9mがこのような貫通孔9hを含んで構成されることとなるため、チャンバ30から排気するステップS04によってチャンバ30の内部が真空空間とされた場合にメッシュ部9m上に配置される窓箔9aに生じる応力を、一定の耐圧強度を発揮する所定の許容応力値以下とすることができる。よって、窓箔9aの長寿命化を図ることができる。
[変形例]
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限られるものではない。
上記第1及び第2実施形態では、同一形状の貫通孔9hがメッシュ部9mに形成されていたが、これに限定されない。メッシュ部9mにおいて、例えば互いに異なる開口形状の貫通孔9hが形成されていてもよい。この場合、互いに異なる開口形状であっても、開口形状のうち最も長く開口している直線領域の寸法(開口最長寸法R)に着目することで、各貫通孔9hが上記関係式(1)を満たすように構成されているか否かを評価することができる。例えば、図10は、貫通孔の変形例を示す模式図である。図10(a)に示されるように、貫通孔9hAの開口形状は、多角形(ここでは正六角形)であってもよい。この場合、開口最長寸法Rは、正六角形の仮想的な外接円C1の直径とすることができる。この構成によれば、多角形の仮想的な外接円C1の直径を開口最長寸法Rと捉えることで、窓箔9aの長寿命化を図りつつ、メッシュ部9mにおける貫通孔9hAの開口率を向上することができる。また、図10(b)に示されるように、貫通孔9hBの開口形状は、楕円であってもよい。この場合、開口最長寸法Rは、楕円の長径とすることができる。この構成によれば、楕円の長径を開口最長寸法Rと捉えることで、窓箔9aの長寿命化を図りつつ、貫通孔あたりの電子線透過量を向上することができる。
上記第1及び第2実施形態では、メッシュ部9mは、上記関係式(1)を満たす複数の貫通孔9hからなっていたが、これに限定されず、メッシュ部9mは、上記関係式(1)を満たす複数の貫通孔9hを含んでいればよい。例えば、メッシュ部9mの一部分が上記関係式(1)を満たす貫通孔9hからなっており、メッシュ部9mの他の部分が上記関係式(1)を必ずしも満たさない貫通孔からなっていてもよい。
例えば、支持体9bの周縁領域では、電子線EBの透過量が比較的大きい支持体9bの中央領域と比べて、電子線EBの透過に起因する発熱量が小さく、熱負荷が小さい傾向にある。更に、支持体9bの周縁領域では、窓フランジ9c又はフランジ34に熱が逃げやすい。よって、支持体9bの周縁領域における開口最長寸法Rを、上記関係式(1)を満たす範囲で支持体9bの中央領域と比べて大きくしてもよい。あるいは、支持体9bの中央領域における開口最長寸法Rを、上記関係式(1)を満たす最大値(つまりR=3334t)とし、支持体9bの周縁領域における開口最長寸法Rを、関係式(1)を満たさない値(つまりR>3334t)としてもよい。
また、例えば、メッシュ部9mにおける貫通孔9hの開口率に応じて、開口最長寸法Rを異ならせてもよい。開口率とは、メッシュ部9mの所定単位面積における貫通孔9hの開口面積の比率を意味する。ちなみに、上記第1実施形態での支持体9bの開口率としては、例えば、メッシュ部9mの全体にわたって約80%程度とされている。
メッシュ部9mにおける貫通孔9hの開口率に応じて開口最長寸法Rを異ならせる一例として、メッシュ部9mの開口率が約60〜80%程度とされている領域と、メッシュ部9mの開口率が約40〜60%程度とされている領域とがある場合、約60〜80%程度とされている領域では、開口最長寸法Rを、上記関係式(1)を満たす最大値(つまりR=3334t)とし、約40〜60%程度とされている領域では、開口最長寸法Rを、関係式(1)を満たさない値(つまりR>3334t)としてもよい。なお、開口率の範囲としては、上記の他、約30〜50%程度、約50〜70%程度などであってもよい。
上記第1及び第2実施形態では、メッシュ部9mは、複数の貫通孔9hからなっていたが、これに限定されない。例えば、窓箔9aと比べて相対的に厚い(厚さtが大きい)窓箔部材を使用する場合には、厚さtが大きい分だけ上記第1及び第2実施形態と比べて開口最長寸法Rを大きくできる。この場合、貫通孔1つあたりの電子線EBの通過面積が大きくなるため、メッシュ部9mが1つの貫通孔からなっていてもよい。
以上に記載された実施形態及び種々の変形例の少なくとも一部が任意に組み合わせられてもよい。
1,1A…電子線照射装置、2…フィラメントユニット(電子線発生部)、3…真空容器(筐体部)、3a,20c…電子線通過部、9…窓部材(電子線照射窓部)、9a…窓箔(窓箔部材)、9b…支持体(支持部材)、9h…貫通孔、9m…メッシュ部、30…チャンバ(筐体部)、32…偏向管(筐体部)、33…走査管(筐体部)、40…電子銃(電子線発生部)、50…電子線透過ユニット(電子線照射窓部)、EB…電子線、R…開口最長寸法。

Claims (12)

  1. 電子線を発生する電子線発生部と、
    前記電子線発生部から発生した前記電子線を通過させる電子線通過部が設けられた筐体部と、
    前記電子線通過部に配置された電子線照射窓部と、を備え、
    前記電子線照射窓部は、
    前記電子線通過部を覆うメッシュ部を有する支持部材と、
    前記メッシュ部上に配置され、前記電子線通過部を通過した前記電子線を透過させる金属膜である窓箔部材と、を有し、
    前記支持部材及び前記窓箔部材は、所定方向を長手方向として延在しており、
    前記メッシュ部は、開口最長寸法R(mm)の貫通孔を含み、
    前記開口最長寸法R及び前記窓箔部材の厚さt(mm)は、R≦3334tの関係式を満たす、電子線照射装置。
  2. 前記貫通孔の開口形状は、円形であり、
    前記開口最長寸法Rは、前記貫通孔の直径である、請求項1記載の電子線照射装置。
  3. 前記貫通孔の開口形状は、多角形であり、
    前記開口最長寸法Rは、前記多角形の仮想的な外接円の直径である、請求項1記載の電子線照射装置。
  4. 前記貫通孔の開口形状は、楕円であり、
    前記開口最長寸法Rは、前記楕円の長径である、請求項1記載の電子線照射装置。
  5. 前記開口最長寸法R及び前記窓箔部材の厚さtは、t≦Rの関係式を更に満たす、請求項1〜4の何れか一項記載の電子線照射装置。
  6. 前記メッシュ部は、前記関係式を満たす開口最長寸法Rの複数の貫通孔からなる、請求項1〜5の何れか一項記載の電子線照射装置。
  7. 電子線を発生する電子線発生部と、
    前記電子線発生部から発生した前記電子線を通過させる電子線通過部が設けられた筐体部と、
    前記電子線通過部に配置された電子線照射窓部と、を備え、
    前記電子線照射窓部は、
    前記電子線通過部を覆うメッシュ部を有する支持部材と、
    前記メッシュ部上に配置され、前記電子線通過部を通過した前記電子線を透過させる金属膜である窓箔部材と、を有し、
    前記支持部材及び前記窓箔部材は、所定方向を長手方向として延在している電子線照射装置の製造方法であって、
    厚さt(mm)の前記窓箔部材を用意するステップと、
    貫通孔を含む前記メッシュ部において、前記貫通孔の開口最長寸法R(mm)及び前記窓箔部材の厚さtが、R≦3334tの関係式を満たす前記支持部材を用意するステップと、
    前記メッシュ部上に前記窓箔部材を配置するステップと、
    前記筐体部内が真空となるように前記筐体部から排気するステップと、を備える、電子線照射装置の製造方法。
  8. 前記貫通孔の開口形状は、円形であり、
    前記開口最長寸法Rは、前記貫通孔の直径である、請求項7記載の電子線照射装置の製造方法。
  9. 前記貫通孔の開口形状は、多角形であり、
    前記開口最長寸法Rは、前記多角形の仮想的な外接円の直径である、請求項7記載の電子線照射装置の製造方法。
  10. 前記貫通孔の開口形状は、楕円であり、
    前記開口最長寸法Rは、前記楕円の長径である、請求項7記載の電子線照射装置の製造方法。
  11. 前記開口最長寸法R及び前記窓箔部材の厚さtは、t≦Rの関係式を更に満たす、請求項7〜10の何れか一項記載の電子線照射装置の製造方法。
  12. 前記メッシュ部は、前記関係式を満たす開口最長寸法Rの複数の貫通孔からなる、請求項7〜11の何れか一項記載の電子線照射装置の製造方法。
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