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JP2021161675A - 耐震補強金物、及び、耐震補強構造 - Google Patents

耐震補強金物、及び、耐震補強構造 Download PDF

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JP2021161675A
JP2021161675A JP2020062391A JP2020062391A JP2021161675A JP 2021161675 A JP2021161675 A JP 2021161675A JP 2020062391 A JP2020062391 A JP 2020062391A JP 2020062391 A JP2020062391 A JP 2020062391A JP 2021161675 A JP2021161675 A JP 2021161675A
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由美子 岸
Yumiko Kishi
博田 鈴木
Hirota Suzuki
亮二 足立
Ryoji Adachi
崇 松本
Takashi Matsumoto
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Sumitomo Forestry Co Ltd
Sumitomo Forestry Hometech Co Ltd
BX Kaneshin Co Ltd
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Sumitomo Forestry Co Ltd
Sumitomo Forestry Hometech Co Ltd
BX Kaneshin Co Ltd
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Abstract

【課題】既設の筋交い金物を取り外すことなく、柱と横架材とを、容易且つ適切に、一体化できるようにする。【解決手段】柱側取付部2と横架材側取付部2’とをつなぐ軸体3を備える。柱側取付部2は、一面を取付面2bとした基板2aと、軸受け部2cとを有し、軸受け部2cをもって軸体3の一端部3aに水平軸4をもって回動可能に組み合わされている。横架材側取付部2’は、一面を取付面2bとした基板2aと、軸受け部2cとを有し、軸受け部2cをもって軸体3の他端部3bに水平軸4をもって回動可能に組み合わされている。軸体3を、柱側取付部2に組み合わされる柱側軸部3cと横架材側取付部2’に組み合わされる横架材側軸部3gとを、両軸部3c、3g間にあって両軸部3c、3gにそれぞれネジ付けられるナット体3kによって連結させてなる。【選択図】図4

Description

この発明は、柱と横架材とを両者の取り合い箇所以外の箇所で別途強固に一体化可能とする耐震補強金物、および、これを利用した耐震補強構造に関する。
既設の建物の耐震性を高めるリフォーム工事の手法として、壁下地材を取り外した状態から、柱と横架材とで囲まれた空間内において、柱と横架材とをいわゆる柱頭柱脚金物で接続する手法がある。
しかるに、前記空間内に備えられる筋交いは、多くの場合、柱と横架材との取り合い箇所に設置されて柱と横架材にそれぞれ止着された筋交い金物にその一端を止着される。このため、前記の柱頭柱脚金物の設置に先だって、かかる筋交い金物の取り外しを要することが少なくない。こうしたことから、こうしたリフォーム工事において、既設の筋交い金物を取り外すことなく、したがって、既設の筋交いの取付状態に影響を与えることなく、前記の柱頭柱脚金物の機能を備える耐震補強金物を設置できるようにすることが望まれるところであった。
建物の耐震性を高める装置ないし金物として、特許文献1及び2に示されるものがある。かかる装置ないし金物は、柱に取り付けられる部分と横架材に取り付けられる部分と持ち、柱と横架材との取り合い箇所の内側において両者の間に斜めに架け渡される構造となっている。しかるに、かかる装置ないし金物は、その全長及び取り付け角度の変更ができない構造となっている。このため、かかる装置ないし金物は、例えば、柱や横架材が二つの材を継ぎ合わせて構成されていてその継ぎ目が柱と横架材との取り合い箇所近傍に位置されている場合にこの継ぎ目に設置される接続金物を避けるようにした取り付けを行い難い。あるいはまた、かかる装置ないし金物は、横架材に対するアンカーボルトが柱と横架材との取り合い箇所近傍に位置されている場合にこのアンカーボルトを避けた取り付けを行い難い。
特開2019−148125号公報 特開2009−133180号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、既存の建物の耐震性を高めるリフォーム工事において、既設の筋交い金物を取り外すことなく、したがってまた、既設の筋交いの取り付け状態に影響を与えることなく、柱と横架材とを両者の取り合い箇所以外の箇所で、容易且つ適切に、別途強固に一体化できるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、第一の観点から、耐震補強金物を、柱における前記柱と横架材とで囲まれた空間に面した側面に対する柱側取付部と、
前記横架材における前記空間に面した側面に対する横架材側取付部と、
前記柱側取付部と前記横架材側取付部とをつなぐ軸体とを備えると共に、
前記柱側取付部は、一面を取付面とした基板と、前記基板の他面側に形成された軸受け部とを有し、前記柱側取付部を、前記軸受け部をもって前記軸体の一端部に水平軸をもって回動可能に組み合わせており、
前記横架材側取付部は、一面を取付面とした基板と、前記基板の他面側に形成された軸受け部とを有し、前記横架材側取付部を、前記軸受け部をもって前記軸体の他端部に水平軸をもって回動可能に組み合わせてなり、
前記軸体を、前記柱側取付部に組み合わされる柱側軸部と前記横架材側取付部に組み合わされる横架材側軸部とを、両軸部間にあって両軸部にそれぞれネジ付けられるナット体によって連結させてなる、ものとした。
かかる耐震補強金物は、柱側取付部と横架材側取付部とを軸体でつなぐ構成となっていることから、柱と横架材との取り合い箇所において、柱と横架材とで囲われた空間側に備え付けられる既設の筋交い金物の上方又は下方に前記柱側取付部を位置させ、かつ、既設の筋交い金物よりも前記空間の中央側に前記横架材側取付部を位置させ、かつ、前記軸体を既設の筋交い金物の斜め上方又は斜め下方に位置させるようにして、柱と横架材とを強固に一体化させることができる。すなわち、かかる耐震補強金物は、既設の筋交い金物をまたぐようにして既設の筋交い金物を取り外すことなく設置可能で、いわゆる柱頭柱脚金物としての機能を持つ。
また、かかる耐震補強金物は、柱側取付部と軸体の一端部とを水平軸をもって回動可能に組み合わせ、かつ、横架材側取付部と軸体の他端部とを水平軸をもって回動可能に組み合わせる構成となっていることから、柱側取付部の取付面と軸体の軸線とがなす角度を自由に変えることができ、したがって、柱側取付部及び横架材側取付部を状況に応じてもっとも適切と考えられる取り付け位置に取り付けることができる。例えば、柱や横架材が二つの材を継ぎ合わせて構成されていてその継ぎ目が柱と横架材との取り合い箇所近傍に位置されている場合にこの継ぎ目に設置される接続金物を避けた柱側取付部及び横架材側取付部の取り付けを容易になすことができる。あるいはまた、横架材に対するアンカーボルトが柱と横架材との取り合い箇所近傍に位置されている場合にこのアンカーボルトを避けた横架材側取付部の取り付けを容易になすことができる。
前記柱側軸部の前記軸体の一端部となる端部を、前記柱側取付部の前記軸受け部に軸支される水平軸にネジ付け、前記横架材側軸部の前記軸体の他端部となる端部を、前記横架材側取付部の前記軸受け部に軸支される水平軸にネジ付けるようにしておくことが、この発明の態様の一つとされる。
また、前記課題を達成するために、この発明にあっては、第二の観点から、耐震補強構造を、
前記耐震補強金物を構成する柱側取付部を、前記柱における前記柱と前記横架材とで囲まれた空間に面した側面であって既設の筋交い金物の上方又は下方に位置される箇所に止着させ、
かつ、前記耐震補強金物を構成する横架材側取付部を、前記横架材における前記空間に面した側面であって前記既設の筋交い金物よりも前記空間の中央側に位置される箇所に止着させると共に、
前記軸体を既設の筋交いの側方に位置させるようにしてなる、ものとした。
この発明によれば、既存の建物の耐震性を高めるリフォーム工事において、既設の筋交い金物を取り外すことなく、したがってまた、既設の筋交いの取り付け状態に影響を与えることなく、柱と横架材とを両者の取り合い箇所以外の箇所で、容易且つ適切に、別途強固に一体化することができる。
図1は、この発明の一実施の形態にかかる耐震補強金物の分解斜視図である。 図2は、前記耐震補強金物を構成する柱側取付部の斜視図である。 図3は、前記耐震補強金物の使用状態を示した側面図である。 図4は、図3の要部を示した側面図である。 図5は、前記耐震補強金物の設置手順を示した斜視図であり、筋交い及び筋交い金物の記載を省略して表している。 図6は、前記耐震補強金物の設置手順を示した斜視図であり、筋交い及び筋交い金物の記載を省略して表している。 図7は、前記耐震補強金物の設置手順を示した斜視図であり、筋交い及び筋交い金物の記載を省略して表している。 図8は、前記耐震補強金物の設置手順を示した斜視図であり、筋交い及び筋交い金物の記載を省略して表している。 図9は、前記耐震補強金物の設置手順を示した斜視図であり、筋交い及び筋交い金物の記載を省略して表している。 図10は、前記耐震補強金物の変更例を示した使用状態側面図である。
以下、図1〜図10に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について、説明する。
この実施の形態にかかる耐震補強金物1は、既存の建物の耐震性を高めるリフォーム工事において、既設の筋交い金物Sを取り外すことなく、したがってまた、既設の筋交いTの取り付け状態に影響を与えることなく、木製の柱Pと木製の横架材B(土台、梁、桁など)とを両者の取り合い箇所以外の箇所で別途強固に一体化させることを可能とするものである。
すなわち、かかる耐震補強金物1は、既設の筋交い金物Sを取り外すことなく設置可能で、いわゆる柱頭柱脚金物としての機能を持つ。
また、かかる耐震補強金物1は、後述の耐震補強構造を実現可能とするものである。
かかる耐震補強金物1は、柱側取付部2と、横架材側取付部2’と、軸体3(棒状体)とを備える。
柱側取付部2は、柱Pにおける前記柱Pと横架材Bとで囲まれた空間F(図3参照)に面した側面Paに対して取り付けられる。
前記柱側取付部2は、一面を取付面2bとした基板2aと、前記基板2aの他面側に形成された軸受け部2cとを有する。また、前記柱側取付部2は、前記軸受け部2cをもって前記軸体3の一端部3aに水平軸4をもって回動可能に組み合わされている。
図示の例では、基板2aは、実質的に長方形の板状を呈している。図示の例では、基板2aには、その長さ方向の中程の位置にビスや釘などの軸状止着体の通し穴2dが形成されていると共に、この通し穴2dと基板2aの一方の幅側の縁部との間、及び、この通し穴2dと基板2aの他方の幅側の縁部との間にそれぞれ、基板2aの幅方向において並ぶようにして二つの前記通し穴2dが形成されている。
軸受け部2cは、基板2aの長さ側の縁部に基部を一体化させて前記他面に直交する向きに突き出す立ち上がり壁部2eによって構成されている。立ち上がり壁部2eは、基板2aの二箇所の長さ側の縁部のそれぞれに沿うように二箇所に形成されている。二箇所の立ち上がり壁部2eは、基板2aの長さ方向に沿った仮想の中心線x(図2参照)を中心とした線対称の形状を持つように構成されている。立ち上がり壁部2eは、基板2aの一方の幅側の縁部と長さ側の縁部との接し合う隅部から、基板2aの他方の幅側の縁部側に近づくに連れて基板2aからの立ち上がり寸法を漸増させる傾斜縁2fと、この傾斜縁2fの最上部と基板2aの他方の幅側の縁部と長さ側の縁部との接し合う隅部との間に亘る弧状縁2gとを備えた形態となっている。弧状縁2gは仮想の円(図示は省略する)の円弧に沿うように形成されている。二箇所の立ち上がり壁部2eにはそれぞれ、円形の軸穴2hが形成されている。
また、図示の例では、水平軸4は、前記軸穴2hの穴径と外径を実質的に等しくした丸棒状体によって構成されている。水平軸4の長さは、二箇所の立ち上がり壁部2eの外面間の距離よりも大きく、水平軸4は、二箇所の立ち上がり壁部2eの外面より外側に軸端4aを位置させるようにして、軸受け部2cとしての二箇所の立ち上がり壁部2eの軸穴2hに通され軸支されるようになっている。
また、水平軸4の長さ方向の中程の位置には、水平軸4をその軸線に直交する向きに貫通する貫通穴4bが形成されていると共に、この貫通穴4bの内部には雌ネジ4cが形成されている。
横架材側取付部2’は、前記横架材Bにおける前記空間F(図3参照)に面した側面Baに対して取り付けられる。
図示の例では、横架材側取付部2’の構成は、前記柱側取付部2と同一の構成となっていることから、横架材側取付部2’の説明は各図において横架材側取付部2’に柱側取付部2の説明に用いた符号と同一の符号を付してその説明は省略する。
軸体3は、柱側取付部2と前記横架材側取付部2’とをつなぐ。
軸体3は、前記柱側取付部2に組み合わされる柱側軸部3cと、前記横架材側取付部2’に組み合わされる横架材側軸部3gとを、両軸部3c、3g間にあって両軸部3c、3gにそれぞれネジ付けられるナット体3kによって連結させてなる。
柱側軸部3c及び横架材側軸部3gはいずれも、丸棒状体によって構成されている。図示の例では、柱側軸部3cの一端部3dが前記軸体3の一端部3aとなり、横架材側軸部3gの一端部3hが前記軸体3の他端部3bとなっている。
図示の例では、柱側軸部3cの一端部3d側と他端部3e側とにそれぞれ、雄ネジ3fが形成されている。一方、横架材側軸部3gはその一端部3hと他端部3iとの間のその全長に亘って雄ネジ3jが形成されている。図示は省略するが、柱側軸部3cの全長に亘って雄ネジ3fを形成してあっても良く、また、横架材側軸部3gの一端部3h側と他端部3i側とにそれぞれ雄ネジ3jを形成しておくようにしても良い。
ナット体3kは、その軸線に直交する向きの断面外郭形状を六角形とすると共に、その一端から他端に亘る雌ネジ穴3mを内部に備えた構成となっている。
柱側軸部3cの一端部3dは、柱側取付部2を構成する一対の立ち上がり壁部2e間において水平軸4の貫通穴4bにネジ付けられると共に、柱側軸部3cの他端部3eは、ナット体3kの一端側からこのナット体3kの雌ネジ穴3mにネジ付けられるようになっている。柱側取付部2を構成する軸受け部2cとしての二箇所の立ち上がり壁部2eの軸穴2hに通されて前記のように軸支された水平軸4に柱側軸部3cの一端部3dを前記のようにネジ付けると、水平軸4のその軸線方向への移動は柱側軸部3cによって阻止され、これにより、軸受け部2cと水平軸4と柱側軸部3cの三者の組み合わせ状態は安定的に維持される。
また、横架材側軸部3gの一端部3hは、横架材側取付部2’を構成する一対の立ち上がり壁部2e間において横架材側取付部2’を構成する水平軸4の貫通穴4bにネジ付けられると共に、横架材側軸部3gの他端部3iは、ナット体3kの他端側からこのナット体3kの雌ネジ穴3mにネジ付けられるようになっている。横架材側取付部2’を構成する軸受け部2cとしての二箇所の立ち上がり壁部2eの軸穴2hに通されて前記のように軸支された水平軸4に横架材側軸部3gの一端部3hを前記のようにネジ付けると、水平軸4のその軸線方向への移動は横架材側軸部3gによって阻止され、これにより、軸受け部2cと水平軸4と横架材側軸部3gの三者の組み合わせ状態は安定的に維持される。
以上に説明した耐震補強金物1は、柱側取付部2と横架材側取付部2’とを軸体3でつなぐ構成となっていることから、柱Pと横架材Bとの取り合い箇所(交点)において、柱Pと横架材Bとで囲われた空間F側に備え付けられる既設の筋交い金物Sの上方又は下方に前記柱側取付部2を位置させ、かつ、既設の筋交い金物Sよりも前記空間Fの中央側に前記横架材側取付部2’を位置させ、かつ、前記軸体3を既設の筋交い金物Sの斜め上方又は斜め下方に位置させるようにして、柱Pと横架材Bとを強固に一体化させることができる(図3)。すなわち、かかる耐震補強金物1は、既設の筋交い金物Sをまたぐようにして既設の筋交い金物Sを取り外すことなく設置可能で、いわゆる柱頭柱脚金物としての機能を持つ。また、かかる耐震補強金物1は、一般的な耐震補強金物とは異なり、柱Pと横架材Bとの取り合い箇所(交点)より離れた位置で固定されることから、方杖や火打ち金物のような躯体の隅部の直角を保つ機能を兼ね備える。
図示は省略するが、典型的には、かかる耐震補強金物1は、前記空間Fの四隅にそれぞれ取り付けられる(図3)。
また、かかる耐震補強金物1は、柱側取付部2と軸体3の一端部3aとを水平軸4をもって回動可能に組み合わせ、かつ、横架材側取付部2’と軸体3の他端部3bとを水平軸4をもって回動可能に組み合わせる構成となっていることから、柱側取付部2の取付面2bと軸体3の軸線y(図4参照)とがなす角度を自由に変えることができ、したがって、柱側取付部2及び横架材側取付部2’を状況に応じてもっとも適切と考えられる取り付け位置に取り付けることができる。例えば、柱Pや横架材Bが二つの材を継ぎ合わせて構成されていてその継ぎ目が柱Pと横架材Bとの取り合い箇所近傍に位置されている場合にこの継ぎ目に設置される接続金物を避けた柱側取付部2及び横架材側取付部2’の取り付けを容易になすことができる。あるいはまた、横架材Bに対するアンカーボルトが柱Pと横架材Bとの取り合い箇所近傍に位置されている場合にこのアンカーボルトを避けた横架材側取付部2’の取り付けを容易になすことができる。
また、かかる耐震補強金物1は、軸体3を、柱側軸部3cと、横架材側軸部3gと、ナット体3kとを組み合わせて構成することから、一定の範囲で軸体3の全長を変えることもできる。
以上に説明した耐震補強金物1を構成する柱側取付部2を、前記柱Pにおける前記柱Pと前記横架材Bとで囲まれた空間Fに面した側面Paであって既設の筋交い金物Sの上方又は下方に位置される箇所に止着させ、
かつ、以上に説明した耐震補強金物1を構成する横架材側取付部2’を、前記横架材Bにおける前記空間Fに面した側面Baであって前記既設の筋交い金物Sよりも前記空間Fの中央側に位置される箇所に止着させると共に、
前記軸体3を既設の筋交いTの側方に位置させるようにすることで、既存の建物の耐震性を高める耐震補強構造が構成される。
図5〜図9に基づいて、既存の建物にかかる耐震補強構造を付与する手順の典型例の一つを、説明する。
(1)先ず、壁下地材を取り外した状態から、図5に示されるように、柱Pにおける前記空間Fに面した側面Paに柱側取付部2の取付面2bを添装させ、前記通し穴2dを通じて軸状止着体を柱Pに打ち込み柱側取付部2を柱Pに取り付ける。それと共に、横架材Bにおける前記空間Fに面した側面Baに横架材側取付部2’の取付面2bを添装させ、前記通し穴2dを通じて軸状止着体を柱Pに打ち込み横架材側取付部2’を横架材Bに取り付ける。
(2)次いで、図6に示されるように、柱側取付部2に柱側軸部3cをネジ付けると共に、図7に示されるように、横架材側取付部2’に横架材側軸部3gをネジ付ける。
(3)次いで、図8に示されるように、柱側軸部3cの他端部3e側又は横架材側軸部3gの他端部3i側をナット体3kにネジ付ける。このとき、柱側軸部3cの他端部3e側にナット体3kをネジ付けたときは、柱側軸部3cの一端部3d側に向けてナット体3kを螺進させて、その後に、横架材側軸部3gの他端部3iをナット体3kに受入できるようにしておく。図示は省略するが、これとは逆に、このとき、横架材側軸部3gの他端部3i側にナット体3kをネジ付けたときは、横架材側軸部3gの一端部3h側に向けてナット体3kを螺進させて、その後に、柱側軸部3cの他端部3eをナット体3kに受入できるようにしておく。
(4)最後に、柱側軸部3cの他端部3e側にナット体3kをネジ付けたときは、ナット体3kを螺退させて、横架材側軸部3gの他端部3iをナット体3kに受入させると共に、横架材側軸部3gにナット体3kをネジ付ける。図示は省略するが、これとは逆に、横架材側軸部3gの他端部3i側にナット体3kをネジ付けたときは、ナット体3kを螺退させて、柱側軸部3cの他端部3eをナット体3kに受入させると共に、柱側軸部3cにナット体3kをネジ付けることとなる。
図10は、以上に説明した耐震補強金物1の構成の一部変更例を示している。この変更例では、前記軸体3が、さらに、前記柱側軸部3cにネジ付けられる柱側追加ナット体3nと、前記横架材側軸部3gにネジ付けられる横架材側追加ナット体3oとを含んだ構成となっている。
柱側追加ナット体3nは、柱側軸部3cの他端部3e側の外周に形成された雄ネジ3fに螺進退可能にネジ付けられている。
横架材側追加ナット体3oは、横架材側軸部3gの外周に形成された雄ネジ3jに螺進退可能にネジ付けられている。
この変更例では、前記ナット体3kは、柱側軸部3cにおける柱側追加ナット体3nの螺装位置より他端部3e側に位置される箇所を受け入れて柱側軸部3cにネジ付けられると共に、横架材側軸部3gにおける横架材側追加ナット体3oの螺装位置より他端部3i側に位置される箇所を受け入れて横架材側軸部3gにネジ付けられ、これにより、柱側取付部2と横架材側取付部2’とをつなぐようになっている。
この変更例にあっては、前記のようにナット体3kによって柱側取付部2と横架材側取付部2’とをつないだ状態から、柱側追加ナット体3nを前記他端部3e側に螺進(図10中の矢印の向き)させると共に横架材側追加ナット体3oを前記他端部3i側に螺進(図10中の矢印の向き)させることで、前記ナット体3kを柱側追加ナット体3nと横架材側追加ナット体3oとで挟み付け状に締め付けることができ、地震などによってナット体3kが柱側軸部3c側あるいは横架材側軸部3g側に螺進して、ナット体3kによる柱側軸部3cと横架材側軸部3gとの接続状態が予期せず解かれてしまう事態を可及的に防止することができる。
なお、当然のことながら、本発明は以上に説明した実施態様に限定されるものではなく、本発明の目的を達成し得るすべての実施態様を含むものである。
P 柱
Pa 側面
B 横架材
Ba 側面
T 筋交い
S 筋交い金物
F 空間
x 中心線
y 軸線
1 耐震補強金物
2 柱側取付部
2a 基板
2b 取付面
2c 軸受け部
2d 通し穴2
2e 立ち上がり壁部
2f 傾斜縁
2g 弧状縁
2h 軸穴
2’ 横架材側取付部
3 軸体3
3a 一端部
3b 他端部
3c 柱側軸部
3d 一端部
3e 他端部
3f 雄ネジ
3g 横架材側軸部
3h 一端部
3i 他端部
3j 雄ネジ
3k ナット体
3m 雌ネジ穴
3n 柱側追加ナット体
3o 横架材側追加ナット体
4 水平軸
4a 軸端
4b 貫通穴
4c 雌ネジ

Claims (3)

  1. 柱における前記柱と横架材とで囲まれた空間に面した側面に対する柱側取付部と、
    前記横架材における前記空間に面した側面に対する横架材側取付部と、
    前記柱側取付部と前記横架材側取付部とをつなぐ軸体とを備えると共に、
    前記柱側取付部は、一面を取付面とした基板と、前記基板の他面側に形成された軸受け部とを有し、前記柱側取付部を、前記軸受け部をもって前記軸体の一端部に水平軸をもって回動可能に組み合わせており、
    前記横架材側取付部は、一面を取付面とした基板と、前記基板の他面側に形成された軸受け部とを有し、前記横架材側取付部を、前記軸受け部をもって前記軸体の他端部に水平軸をもって回動可能に組み合わせてなり、
    前記軸体を、前記柱側取付部に組み合わされる柱側軸部と前記横架材側取付部に組み合わされる横架材側軸部とを、両軸部間にあって両軸部にそれぞれネジ付けられるナット体によって連結させてなる、耐震補強金物。
  2. 前記柱側軸部の前記軸体の一端部となる端部は、前記柱側取付部の前記軸受け部に軸支される水平軸にネジ付けられ、
    前記横架材側軸部の前記軸体の他端部となる端部は、前記横架材側取付部の前記軸受け部に軸支される水平軸にネジ付けられるようにしてなる、請求項1に記載の耐震補強金物。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の耐震補強金物を構成する柱側取付部を、前記柱における前記柱と前記横架材とで囲まれた空間に面した側面であって既設の筋交い金物の上方又は下方に位置される箇所に止着させ、
    かつ、請求項1又は請求項2に記載の耐震補強金物を構成する横架材側取付部を、前記横架材における前記空間に面した側面であって前記既設の筋交い金物よりも前記空間の中央側に位置される箇所に止着させると共に、
    前記軸体を既設の筋交いの側方に位置させるようにしてなる、耐震補強構造。
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