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JP2021149760A - 硬貨処理装置 - Google Patents

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JP2021149760A
JP2021149760A JP2020050821A JP2020050821A JP2021149760A JP 2021149760 A JP2021149760 A JP 2021149760A JP 2020050821 A JP2020050821 A JP 2020050821A JP 2020050821 A JP2020050821 A JP 2020050821A JP 2021149760 A JP2021149760 A JP 2021149760A
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文雄 黍原
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Abstract

【課題】ドロアおよび硬貨搬送カセットに硬貨を収納するための時間を短縮できる硬貨処理装置を提供すること。【解決手段】硬貨処理装置は、収納部と、ドロアが装着されるドロア装着部と、特定の装置に装着されているときに開かれる開口部を介して前記特定の装置と硬貨を授受するように構成された硬貨搬送カセットが装着されるカセット装着部と、前記収納部から繰り出された硬貨を、前記ドロア装着部に装着されたドロアに案内する第1のルートを構成する第1のルート構成部と、前記収納部から繰り出された硬貨を、前記カセット装着部に装着された硬貨搬送カセットに案内する第2のルートを構成する第2のルート構成部と、前記収納部から繰り出された硬貨の案内先を、前記第1のルートまたは前記第2のルートに切り替える切替部と、を備える。【選択図】図16B

Description

本発明は、硬貨処理装置に関する。
従来、店舗内に設けられた現金管理システムとして、入出金を行って精算処理を行う第1の現金処理装置と、第1の現金処理装置に装填する現金を出金し、第1の現金処理装置から回収した現金を入金する第2の現金処理装置と、を有するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。第1の現金処理装置は店舗内のレジカウンタに配置され、第2の現金処理装置は店舗内のバックオフィスに配置される。第1の現金処理装置には、精算時に現金を手動で出し入れするタイプと、自動で出し入れするタイプと、がある。このような現金管理システムでは、第1の現金処理装置と第2の現金処理装置との間における現金の搬送に、ドロアまたは現金搬送カセットが用いられる。
また、硬貨をコインチェンジカップおよびキャッシュティルドロアに収納するコインリサイクル装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。コインリサイクル装置にコインチェンジカップのみが挿入されている場合、第2のマニホールドのコイン経路と、第3のマニホールドのコイン経路と、が連通し、第2のマニホールドおよび第3のマニホールドのコイン経路を介して、コインをコインチェンジカップに収納できる状態になる。コインリサイクル装置にキャッシュティルドロアが挿入されるとき、第3のマニホールドがキャッシュティルドロアによって押されることで回動する。この第3のマニホールドの回動によって、第2のマニホールドのコイン経路の出口がキャッシュティルドロアに対向するようになり、コインをキャッシュティルドロアに収納できる状態になる。
特許第5902667号公報 米国特許第7625272号明細書
しかしながら、特許文献1のような技術では、第2の現金処理装置にドロアまたは現金搬送カセットのみしか装着できない。このため、ドロアおよび現金搬送カセットの両方に釣銭を準備する場合、例えばドロアに釣銭を入れた後に、ドロアを第2の現金処理装置から取り外し、現金搬送カセットを第2の現金処理装置に装着してから、現金搬送カセットに釣銭を入れる必要があるため、釣銭準備のための時間の短縮を図れないおそれがある。
また、特許文献2のような技術を用いて、コインチェンジカップおよびキャッシュティルドロアの両方に釣銭を準備する場合、例えばコインチェンジカップに釣銭を入れた後に、キャッシュティルドロアをコインリサイクル装置に挿入してから、キャッシュティルドロアに釣銭を入れる必要があるため、釣銭準備のための時間の短縮を図れないおそれがある。
本発明は、ドロアおよび硬貨搬送カセットに硬貨を収納するための時間を短縮できる硬貨処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の硬貨処理装置は、硬貨を収納するとともに、収納した硬貨を繰り出す収納部と、レジスター用のドロアが装着されるドロア装着部と、特定の装置に装着されているときに開かれる開口部を介して前記特定の装置と硬貨を授受するように構成された硬貨搬送カセットが装着されるカセット装着部と、前記収納部から繰り出された硬貨を、前記ドロア装着部に装着されたドロアに案内する第1のルートを構成する第1のルート構成部と、前記収納部から繰り出された硬貨を、前記カセット装着部に装着された硬貨搬送カセットに案内する第2のルートを構成する第2のルート構成部と、前記収納部から繰り出された硬貨の案内先を、前記第1のルートまたは前記第2のルートに切り替える切替部と、を備える。
本発明の硬貨処理装置によれば、ドロアおよび硬貨搬送カセットに硬貨を収納するための時間を短縮できる。
本発明の一実施の形態に係る貨幣処理システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る硬貨搬送カセットの概略構成を示す上面図である。 本発明の一実施の形態に係る図2AのIIB−IIBに沿う断面図である。 本発明の一実施の形態に係る硬貨搬送カセットの外観の斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る硬貨搬送カセットの図3とは別の角度からの外観の斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る第1の硬貨処理装置の外観の斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る第1の硬貨処理装置の内部構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る第2の硬貨処理装置の外観の斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る第2の硬貨処理装置のカバーが開けられた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る第2の硬貨処理装置に硬貨搬送カセットが装着された状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るトレイがカバーの露出口を覆っている状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るトレイがカバーの露出口を覆っていない状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る第2の硬貨処理装置に硬貨搬送カセットを装着するときの様子を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る第2の硬貨処理装置にドロアを装着するときの様子を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る第2の硬貨処理装置を右側から見たときの内部構成を示す模式図であって、硬貨搬送カセットで回収した硬貨を計数するときの状態を示す。 本発明の一実施の形態に係る図11Aの状態における第2の硬貨処理装置を前側から見たときの内部構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る切替部の概略構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る硬貨をドロアに案内するときの切替機構の状態を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る硬貨をドロアに案内するときの切替機構の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る硬貨を硬貨搬送カセットに案内するときの切替機構の状態を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る硬貨を硬貨搬送カセットに案内するときの切替機構の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る切替制御部の概略構成を示す側面図である。 本発明の一実施の形態に係る第2の硬貨処理装置を右側から見たときの内部構成を示す模式図であって、ドロアに硬貨を補充するときの状態を示す。 本発明の一実施の形態に係る図16Aの状態における第2の硬貨処理装置を前側から見たときの内部構成を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る第2の硬貨処理装置を右側から見たときの内部構成を示す模式図であって、硬貨搬送カセットに硬貨を補充するときの状態を示す。 本発明の一実施の形態に係る図17Aの状態における第2の硬貨処理装置を前側から見たときの内部構成を示す模式図である。 本発明の第1の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。 本発明の第1の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。 本発明の第2の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。 本発明の第2の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。 本発明の第3の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。 本発明の第3の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。 本発明の第4の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。 本発明の第4の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。 本発明の第5の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。 本発明の第5の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。 本発明の第6の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。 本発明の第6の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。 本発明の第7の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。 本発明の第7の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。 本発明の第8の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。 本発明の第8の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。
[実施の形態]
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<貨幣処理システムの構成>
まず、貨幣処理システムの構成について説明する。本実施の形態において、店舗のフロントオフィスとは、顧客が商品の精算を行う貨幣精算装置が設置されているエリアをいう。店舗のバックオフィスとは、貨幣精算装置で扱われる紙幣および硬貨を管理する装置が設置されているエリアをいう。なお、本実施の形態において、紙幣および硬貨をまとめて、貨幣という場合がある。図1は、本発明の一実施の形態に係る貨幣処理システムの概略構成を示すブロック図である。
図1に示す貨幣処理システム1は、流通向けのシステムであり、店舗に設置されている。貨幣処理システム1は、2台の貨幣精算装置11と、1台のPOSレジスタ装置14と、入出金装置21と、貨幣管理装置25と、POS管理装置26と、硬貨搬送カセット30と、を備える。なお、貨幣処理システム1は、1台または3台以上の貨幣精算装置11を備えていてもよいし、2台以上のPOSレジスタ装置14を備えていてもよい。
貨幣精算装置11は、店舗のフロントオフィスの一例であるチェックアウトカウンタ10に設置されている。貨幣精算装置11は、店員または顧客自らによって操作され、店員と顧客との間の精算処理に用いられる。貨幣精算装置11は、顧客が支払った代金を入金し、あるいは、顧客へ支払う釣銭を出金する。貨幣精算装置11は、店員によって操作される図示しないPOSレジスタ、または、顧客によって操作される図示しないセルフチェックアウト用レジスタと、通信可能に接続されている。なお、貨幣精算装置11は、POSレジスタまたはセルフチェックアウト用レジスタと一体に構成されていてもよい。
貨幣精算装置11は、紙幣を処理する第1の紙幣処理装置12と、硬貨C(図13A参照)を処理する第1の硬貨処理装置13と、を備える。第1の硬貨処理装置13の詳細については後述する。なお、2台の貨幣精算装置11のうち少なくとも1台は、硬貨Cの入出金処理のみを行う装置であってもよい。
POSレジスタ装置14は、チェックアウトカウンタ10に設置されている。店員が手作業でドロア40に貨幣を出し入れすることで、POSレジスタ装置14の精算処理が行われる。
入出金装置21、貨幣管理装置25およびPOS管理装置26は、店舗のバックオフィス20に設置されている。入出金装置21は、各貨幣精算装置11と、POSレジスタ装置14と、に通信可能に接続されている。入出金装置21は、貨幣精算装置11およびPOSレジスタ装置14へ装填するための釣銭準備金を出金し、あるいは、貨幣精算装置11およびPOSレジスタ装置14から回収した売上金を入金する。入出金装置21は、紙幣を処理する第2の紙幣処理装置22と、硬貨Cを処理する第2の硬貨処理装置23と、を備える。第2の硬貨処理装置23の詳細については後述する。
貨幣管理装置25は、LAN(Local Area Network)等を介して各貨幣精算装置11、POSレジスタ装置14および入出金装置21と通信可能に接続されている。貨幣管理装置25は、各貨幣精算装置11、POSレジスタ装置14および入出金装置21に収納されている貨幣を管理する。例えば、貨幣管理装置25は、各貨幣精算装置11およびPOSレジスタ装置14のそれぞれにおいて精算処理された貨幣、並びに、貨幣精算装置11と入出金装置21との間、POSレジスタ装置14と入出金装置21との間で授受された貨幣を管理する。また、貨幣管理装置25は、貨幣精算装置11または入出金装置21に硬貨搬送カセット30が装着されているか否かを監視してもよい。貨幣管理装置25は、POSレジスタ装置14または入出金装置21にドロア40が装着されているか否かを監視してもよい。POS管理装置26は、商品の流れを管理する。なお、POSレジスタ装置14および貨幣管理装置25およびPOS管理装置26のうち少なくとも2つが、一体的に構成されていてもよい。
硬貨搬送カセット30は、貨幣精算装置11の第1の硬貨処理装置13と、入出金装置21の第2の硬貨処理装置23と、に着脱可能に構成されている。硬貨搬送カセット30は、第1の硬貨処理装置13または第2の硬貨処理装置23に装着されているときには、第1の硬貨処理装置13または第2の硬貨処理装置23との間で硬貨Cを授受することができるように構成されている。第1の硬貨処理装置13および第2の硬貨処理装置23は、特定の装置の一例である。一方、硬貨搬送カセット30は、第1の硬貨処理装置13または第2の硬貨処理装置23から離脱しているときには、内部の硬貨Cを取出せないように構成されている。店員は、硬貨搬送カセット30を用いて、第1の硬貨処理装置13と、第2の硬貨処理装置23との間における硬貨Cの搬送を行う。例えば、釣銭準備金の装填時あるいは売上金の回収時には、店員は、硬貨搬送カセット30を用いて硬貨Cを第1の硬貨処理装置13と、第2の硬貨処理装置23と、の間で搬送する。店員は、硬貨Cの搬送時に硬貨搬送カセット30内の硬貨Cに触れることができない。このため、セキュリティ上安全な状態で、硬貨Cを搬送することができる。なお、店舗の管理者など、権限を有する者のみが、硬貨搬送カセット30を開けられるように構成してもよい。
ドロア40は、POSレジスタ装置14と、入出金装置21の第2の硬貨処理装置23と、に着脱可能に構成されている。店員は、例えば、釣銭準備金の装填時あるいは売上金の回収時には、ドロア40を用いて、POSレジスタ装置14と、第2の硬貨処理装置23と、の間における硬貨Cの搬送を行う。
<硬貨搬送カセットの構成>
次に、硬貨搬送カセット30の構成について説明する。図2Aは、硬貨搬送カセットの概略構成を示す上面図である。図2Bは、図2AのIIB−IIBに沿う断面図である。図3は、硬貨搬送カセットの外観の斜視図である。図4は、硬貨搬送カセットの図3とは別の角度からの外観の斜視図である。なお、硬貨搬送カセット30の各構成の配置などを、図2A、図2B、図3および図4に示す方向で説明する場合がある。
硬貨搬送カセット30は、図2A、図2B、図3および図4に示すように、筐体31と、受入部32と、収納部33と、排出部34と、繰出部35と、コネクタ36と、把持部37と、開閉扉38と、を備える。
筐体31は、上面部311と、底面部312と、前面部313と、後面部314と、右面部315と、左面部316と、を備える。底面部312には、図3および図4に示すように、左右に延びる第1のガイド溝312Aが設けられている。第1のガイド溝312Aは、底面部312における前方および後方にそれぞれ設けられている。第1のガイド溝312Aは、硬貨搬送カセット30が第1の硬貨処理装置13に装着されるときに、第1の硬貨処理装置13に設けられた図示しないガイドレールがはめ込まれることによって、左面部316が装着方向の前方となる状態で、硬貨搬送カセット30が案内されるように構成されている。左面部316の前方には、図4に示すように、前後に延びる第2のガイド溝316Aが設けられている。第2のガイド溝316Aは、硬貨搬送カセット30が第2の硬貨処理装置23に装着されるときに、第2の硬貨処理装置23に設けられたガイドレール232A(図8A参照)がはめ込まれることによって、前面部313が装着方向の前方となる状態で、硬貨搬送カセット30が案内されるように構成されている。つまり、硬貨搬送カセット30は、第1の硬貨処理装置13に装着されるときと、第2の硬貨処理装置23に装着されるときと、で装着方向が90°異なるように構成されている。なお、硬貨搬送カセット30が第1の硬貨処理装置13に装着されるときの方向と、第2の硬貨処理装置23に装着されるときの方向とのなす角度は、90°でなくてもよいし、0°(硬貨搬送カセット30が装着されるときの向きが同じ)であってもよい。
受入部32は、第1の硬貨処理装置13または第2の硬貨処理装置23から硬貨Cを受け入れる。受入部32は、図2A、図2Bおよび図3に示すように、第1の受入口321と、第2の受入口322と、受入口開閉部323と、を備える。
第1の受入口321は、上面部311における後方に設けられている。第1の受入口321は、長辺方向が筐体31の前後方向と平行な長方形に形成されている。第1の受入口321は、第1の硬貨処理装置13からの硬貨Cを受け入れできるように構成されている。なお、第1の受入口321の形状は、長方形に限られず、他の形状であってもよい。
第2の受入口322は、上面部311における中央付近に設けられている。第2の受入口322は、直交する辺の長さがほぼ等しい四角形に形成されている。第2の受入口322の開口面積は、第1の受入口321の開口面積よりも大きくなっている。第2の受入口322は、第2の硬貨処理装置23からの硬貨Cを受け入れできるように構成されている。なお、第2の受入口322の形状は、四角形に限られず、他の形状であってもよい。
受入口開閉部323は、第1の受入口321および第2の受入口322を開閉する。受入口開閉部323は、受入口閉塞部材323Aと、図示しない受入口開閉駆動部と、を備える。受入口閉塞部材323Aは、板状に形成されている。受入口閉塞部材323Aの一部は、第1の受入口321を閉塞する第1の閉塞部323Bを構成している。受入口閉塞部材323Aの他の一部は、第2の受入口322を閉塞する第2の閉塞部323Cを構成している。受入口開閉駆動部は、開閉モータと、開閉機構と、を備える。開閉モータは、第1の硬貨処理装置13または第2の硬貨処理装置23の制御によって駆動する。開閉機構は、受入口閉塞部材323Aを前後に移動させる。開閉モータの駆動によって開閉機構を制御して、受入口閉塞部材323Aを前後に移動させることで、第1の受入口321および第2の受入口322の両方を同時に開けたり閉めたりすることができる。なお、第1の受入口321と第2の受入口322とを、個別に開けたり閉めたりできるようにしてもよい。
収納部33は、図2Aに示すように、筐体31の内部空間である。収納部33は、受入部32で受け入れた硬貨Cを収納する。
排出部34は、収納部33に収納された硬貨Cを排出する。排出部34は、図2Aおよび図3に示すように、排出口341と、図示しない排出口開閉部と、を備える。
排出口341は、開口部の一例であり、前面部313における下方に設けられている。
排出口開閉部は、排出口341を開閉する。排出口開閉部342は、排出口閉塞部材342Aと、図示しない開閉モータと、図示しない開閉機構と、を備える。排出口閉塞部材342Aは、板状に形成されている。開閉モータは、第1の硬貨処理装置13または第2の硬貨処理装置23の制御によって駆動する。開閉機構は、排出口閉塞部材342Aを上下に移動させる。開閉モータの駆動によって開閉機構を制御して、排出口閉塞部材342Aを上下に移動させることで、排出口341を開けたり閉めたりすることができる。
繰出部35は、収納部33に収納された硬貨Cを排出部34から排出するように繰り出す。繰出部35は、図2Aおよび図2Bに示すように、搬送機構351と、側壁部352と、後壁部353と、を備える。
搬送機構351は、硬貨Cを水平方向に搬送するカセット搬送部の一例である。なお、ここでいう水平方向とは、厳密な意味での水平方向ではなく、搬送方向の水平方向成分が垂直方向成分よりも大きい状態を意味するが、搬送方向が厳密な意味での水平方向であってもよい。搬送機構351は、図示しない搬送モータと、駆動プーリ351Aと、従動プーリ351Bと、搬送ベルト351Cと、を備える。搬送モータは、第1の硬貨処理装置13または第2の硬貨処理装置23の制御によって駆動する。駆動プーリ351Aは、硬貨搬送カセット30の前方かつ下方において、左右に延びるように、搬送モータの回転軸に設けられている。従動プーリ351Bは、硬貨搬送カセット30の後方かつ下方において、左右に延びるように、図示しない軸受けで受けられている。搬送ベルト351Cは、駆動プーリ351Aと、従動プーリ351Bと、に掛け回されている。搬送ベルト351Cには、受入部32から受け入れた硬貨Cが載置される。つまり、搬送ベルト351Cは、収納部33の底部を構成している。
側壁部352は、搬送ベルト351Cの幅方向両側にそれぞれ設けられている。側壁部352は、受入部32から落下してきた硬貨Cを搬送ベルト351C上に案内できるように、下方に向かうにしたがって、互いに近づくように傾斜している。
後壁部353は、搬送ベルト351Cの後方に設けられている。後壁部353は、受入部32から落下してきた硬貨Cを搬送ベルト351C上に案内できるように、上方に向かうにしたがって、後面部314に近づくように傾斜している。
コネクタ36は、図4に示すように、筐体31における左面部316の後方かつ下方から外部に露出するように設けられている。コネクタ36は、硬貨搬送カセット30が第1の硬貨処理装置13に装着されたときに、第1の硬貨処理装置13の図示しないコネクタに接続される。コネクタ36は、第2の硬貨処理装置23に装着されたときに、第2の硬貨処理装置23の図示しないコネクタに接続される。コネクタ36が第1の硬貨処理装置13または第2の硬貨処理装置23のコネクタに接続されると、コネクタ36を介して、受入口開閉部323の開閉モータ、排出部34の開閉モータおよび搬送モータなどの給電により作動する構成に、給電が行われる。コネクタ36が第1の硬貨処理装置13または第2の硬貨処理装置23のコネクタに接続されると、コネクタ36を介して、第1の硬貨処理装置13または第2の硬貨処理装置23で硬貨搬送カセット30を制御できるようになる。
把持部37は、店員が硬貨搬送カセット30を搬送するときに、店員が把持できるように構成されている。
開閉扉38は、当該開閉扉38を開けることで、店員が収納部33に硬貨Cを手で入れたり、筐体31内部に配置された構成のメンテナンスなどを行ったりすることができるように構成されている。
<貨幣精算装置の第1の硬貨処理装置の構成>
次に、第1の硬貨処理装置13の構成について説明する。図5は、第1の硬貨処理装置の外観の斜視図である。図6は、第1の硬貨処理装置の内部構成を示す模式図である。なお、第1の硬貨処理装置13の各構成の配置などを、図5および図6に示す方向で説明する場合がある。
まず、第1の硬貨処理装置13の外側から見える構成について説明する。第1の硬貨処理装置13は、図5に示すように、筐体131と、入金部132と、出金部133と、カセット装着部134と、を備える。
入金部132は、筐体131の上面部131Aにおける前方に設けられている。つまり、入金部132は、第1の硬貨処理装置13を操作する際に、顧客が立つ側に設けられている。入金部132は、硬貨Cを第1の硬貨処理装置13に入金できるように構成されている。
出金部133は、筐体131の前面部131Bにおける下方に設けられている。出金部133は、硬貨Cを第1の硬貨処理装置13から出金できるように構成されている。
カセット装着部134は、図5の上側の図に示すように、筐体131の右面部131Cにおける後方に設けられている。カセット装着部134は、硬貨搬送カセット30が装着されていないときには、カバー131Dで隠されており、カバー131Dが開かれると露出する。店員は、図5の下側の図に示すように、硬貨搬送カセット30の前面部313が前方を向き、左面部316が筐体131の右面部131Cに対向するようにして、硬貨搬送カセット30を筐体131の内部に押し込むことで、硬貨搬送カセット30をカセット装着部134に装着する。この装着によって、硬貨搬送カセット30のコネクタ36と、カセット装着部134の図示しないコネクタと、が接続される。また、カセット装着部134には、左右に延びる図示しないガイドレールが設けられている。店員は、当該ガイドレールに硬貨搬送カセット30の第1のガイド溝312Aをはめ込み、硬貨搬送カセット30をスライドさせることで、装着作業を容易に行うことができる。
第1の硬貨処理装置13には、操作表示部15が接続されている。操作表示部15は、タッチパネル式の液晶表示装置で構成され、第1の紙幣処理装置12および第1の硬貨処理装置13における貨幣処理に関する情報を入力するための操作部、および、貨幣処理に関する情報を表示する表示部として機能する。なお、操作表示部15は、貨幣精算装置11とは別体で構成されていてもよいし、貨幣精算装置11と一体的に構成されていてもよい。操作表示部15は、操作部と表示部とが独立して設けられる構成であってもよい。
次に、第1の硬貨処理装置13の内部構成について説明する。第1の硬貨処理装置13は、図6に示すように、収納部135A,135B,135C,135D,135E,135F,135G,135H(以下、「収納部135A〜135H」という場合がある)と、繰出部136と、入金搬送部137と、識別部138と、複数のシュート139と、出金搬送部140と、制御部141と、をさらに備える。
収納部135A〜135Hは、硬貨Cを収納したり、収納した硬貨Cを繰り出したりできるように構成されている。収納部135A〜135Hの硬貨Cを繰り出す機構としては、傾斜した状態で回転する回転円盤を用い、回転円盤表面の外側領域にある複数の突起部材によって硬貨Cを1枚ずつ拾い上げて繰り出す機構が例示できる。収納部135A〜135Hにそれぞれ収納される金種は、予め設定されている。
繰出部136は、入金部132から入金された硬貨Cを受け入れて1枚ずつ繰り出したり、出金部133に落下させたりできるように構成されている。繰出部136の硬貨Cを繰り出す機構としては、収納部135A〜135Hと同様の機構が例示できる。
入金搬送部137は、繰出部136から繰り出された硬貨Cを搬送する。
識別部138は、入金搬送部137に設けられ、入金部132から入金された硬貨Cの金種、真偽、正損などを識別して、硬貨Cを計数する。
複数のシュート139は、入金搬送部137における識別部138よりも、硬貨Cの搬送方向下流に設けられている。複数のシュート139は、硬貨Cの搬送方向に一列に並んで設けられている。複数のシュート139のうち8個のシュート139Aは、収納部135A〜135Hのうちいずれか1つに、硬貨Cを案内できるように構成されている。1個のシュート139Bは、出金部133に硬貨Cを案内できるように構成されている。残り1個のシュート139Cは、硬貨搬送カセット30に硬貨Cを案内できるように構成されている。シュート139は、図示しないゲートによって通常閉じられており、当該ゲートを開くことによって、硬貨Cを上記各部に案内する。なお、シュート139Aの個数は、収納部の個数と同じであればよく、8個でなくてもよい。
出金搬送部140は、繰出部136の下方に設けられている。出金搬送部140は、収納部135A〜135Hから繰り出された硬貨Cを繰出部136に搬送する。出金搬送部140は、硬貨搬送カセット30から排出されて落下した硬貨Cを繰出部136に搬送する。
制御部141は、第1の硬貨処理装置13全体の動作を制御する。制御部141は、商品の精算時に、顧客が支払う硬貨Cの入金処理を行う。入金処理を行う際、例えば、制御部141は、繰出部136および入金搬送部137を制御して、入金部132から受け入れられて繰出部136に落下した硬貨Cを1枚ずつ繰り出して搬送する。搬送される硬貨は、識別部138によって、金種、真偽、正損などが識別される。制御部141は、識別部138における識別結果に基づき入金搬送部137およびシュート139を制御して、入金不可能な硬貨Cをリジェクト硬貨として出金部133から排出する。制御部141は、入金搬送部137およびゲートを制御して、入金可能な硬貨Cを収納部135A〜135Hに金種別に収納する。
制御部141は、商品の精算時に釣銭がある場合、硬貨Cの出金処理を行う。出金処理を行う際、例えば、制御部141は、出金対象の硬貨Cを収納している収納部135A〜135Hおよび出金搬送部140を制御して、収納部135A〜135Hから繰り出されて落下した硬貨Cを、繰出部136に搬送する。制御部141は、繰出部136を制御して、繰出部136の底部136Aを開くことで、硬貨Cを出金部133に排出する。なお、制御部141は、繰出部136に搬送された硬貨Cを入金搬送部137に繰り出させ、識別部138を通過させた後、シュート139Bのゲートを制御することによって、硬貨Cを出金部133に排出してもよい。
制御部141は、例えば店舗の開店前に、硬貨搬送カセット30に収納された硬貨Cを収納部135A〜135Hに補充する。制御部141は、例えば店舗の閉店後に、収納部135A〜135Hに収納された硬貨Cを硬貨搬送カセット30に回収する。このような硬貨Cの補充処理および回収処理については後述する。
<入出金装置の第2の硬貨処理装置の構成>
次に、第2の硬貨処理装置23の構成について説明する。図7は、第2の硬貨処理装置の外観の斜視図である。図8Aは、第2の硬貨処理装置のカバーが開けられた状態を示す斜視図である。図8Bは、第2の硬貨処理装置に硬貨搬送カセットが装着された状態を示す斜視図である。図9Aは、トレイがカバーの露出口を覆っている状態を示す斜視図である。図9Bは、トレイがカバーの露出口を覆っていない状態を示す斜視図である。図10Aは、第2の硬貨処理装置に硬貨搬送カセットを装着するときの様子を示す斜視図である。図10Bは、第2の硬貨処理装置にドロアを装着するときの様子を示す斜視図である。図11Aは、第2の硬貨処理装置を右側から見たときの内部構成を示す模式図であって、硬貨搬送カセットで回収した硬貨を計数するときの状態を示す。図11Bは、図11Aの状態における第2の硬貨処理装置を前側から見たときの内部構成を示す模式図である。図12は、切替部の概略構成を示す模式図である。図13Aは、硬貨をドロアに案内するときの切替機構の状態を示す模式図である。図13Bは、硬貨をドロアに案内するときの切替機構の状態を示す斜視図である。図14Aは、硬貨を硬貨搬送カセットに案内するときの切替機構の状態を示す模式図である。図14Bは、硬貨を硬貨搬送カセットに案内するときの切替機構の状態を示す斜視図である。図15は、切替制御部の概略構成を示す側面図である。図16Aは、第2の硬貨処理装置を右側から見たときの内部構成を示す模式図であって、ドロアに硬貨を補充するときの状態を示す。図16Bは、図16Aの状態における第2の硬貨処理装置を前側から見たときの内部構成を示す模式図である。図17Aは、第2の硬貨処理装置を右側から見たときの内部構成を示す模式図であって、硬貨搬送カセットに硬貨を補充するときの状態を示す。図17Bは、図17Aの状態における第2の硬貨処理装置を前側から見たときの内部構成を示す模式図である。
まず、第2の硬貨処理装置23の外側から見える構成について説明する。第2の硬貨処理装置23は、図7、図8Aおよび図8Bに示すように、筐体231と、第2のカセット装着部232と、入金部233と、出金部234と、を備える。
筐体231は、第1の前面部231Aと、当該第1の前面部231Aの上方に位置する第2の前面部231Bと、を有する。第2の前面部231Bは、第1の前面部231Aよりも後方に位置し、当該第2の前面部231Bの面が第1の前面部231Aの面方向と平行になるように設けられている。筐体231は、第1の上面部231Cと、当該第1の上面部231Cの前方に位置する第2の上面部231Dと、を有する。第2の上面部231Dは、第1の上面部231Cよりも下方に位置し、当該第2の上面部231Dの面が第1の上面部231Cの面とほぼ平行になるように設けられている。
第2のカセット装着部232は、第2の上面部231Dに設けられた下方に凹んだ部分によって構成されている。第2のカセット装着部232の左右方向の長さは、硬貨搬送カセット30の左右方向の長さよりも若干長くなっている。第2のカセット装着部232には、前後に延びるガイドレール232Aが設けられている。第2のカセット装着部232は、図8Bに示すように、排出口341が後方を向くようにして、硬貨搬送カセット30を装着できるように構成されている。第2のカセット装着部232は、硬貨搬送カセット30が装着されると、硬貨搬送カセット30のコネクタ36と、第2のカセット装着部232の図示しないコネクタと、が接続されるように構成されている。店員は、当該ガイドレール232Aに硬貨搬送カセット30の第2のガイド溝316Aをはめ込み、硬貨搬送カセット30をスライドさせることで、装着作業を容易に行うことができる。また、硬貨搬送カセット30を第2のカセット装着部232に装着するときに、ガイドレール232Aに第2のガイド溝316Aをはめ込むことで、硬貨搬送カセット30の装着方向を間違いにくくすることができる。さらに、第2のカセット装着部232のコネクタおよび硬貨搬送カセット30のコネクタ36の破損や劣化を抑制できる。
入金部233は、筐体231における上方かつ前方に設けられている。つまり、入金部233は、第2の硬貨処理装置23を操作する際に、店員が立つ側に設けられている。入金部233は、硬貨Cを第2の硬貨処理装置23に入金できるように構成されている。入金部233は、図8Aおよび図8Bに示すように、第1の受入口233Aと、第2の受入口233Bと、カバー233Cと、を備える。
第1の受入口233Aは、図8Aに示すように、第2の前面部231Bに設けられた開口部である。第1の受入口233Aは、第2のカセット装着部232に装着された硬貨搬送カセット30の排出口341と対向する位置に設けられている。第1の受入口233Aは、硬貨搬送カセット30から後方に向けて排出される硬貨Cを受け入れできるように構成されている。
第2の受入口233Bは、第2の上面部231Dに設けられた下方に凹んだ部分の底面部、つまり第2のカセット装着部232を構成する底面部に設けられた開口部である。第2の受入口233Bは、図8Bに示すように、第2のカセット装着部232に硬貨搬送カセット30が装着されたときに、硬貨搬送カセット30によって覆われるように構成されている。つまり、硬貨搬送カセット30が第2のカセット装着部232に装着されているときには、第2の受入口233Bから硬貨Cを第2の硬貨処理装置23に入金できないようになっている。
カバー233Cは、筐体231の第1の上面部231Cに設けられた図示しない回転軸であって、左右に延びる回転軸を中心にして回動し、図7に示すように、第1の受入口233Aおよび第2のカセット装着部232を覆う閉じた状態と、図8Aおよび図8Bに示すように、第1の受入口233Aおよび第2のカセット装着部232を覆わない開いた状態と、に切り替え可能に構成されている。カバー233Cには、当該カバー233Cが閉じた状態のときに、第2の受入口233Bを露出させる露出口233C1が設けられている。
カバー233Cには、図9Aに示すように、トレイ233Dが設けられている。トレイ233Dは、図9Aに示すように、カバー233Cの露出口233C1を覆う姿勢と、図9Bに示すように、露出口233C1を覆わない姿勢と、に姿勢を変更できるようになっている。
出金部234は、図10Aに示すように、筐体231における下側部分から手前に引き出すことができる引き出し部234Aを備える。引き出し部234A内における前側部分には、第1のカセット装着部234Bが設けられている。第1のカセット装着部234Bには、図10Bに示すように、硬貨搬送カセット30が装着される。第1のカセット装着部234Bは、硬貨搬送カセット30が装着されると、硬貨搬送カセット30のコネクタ36と、第1のカセット装着部234Bの図示しないコネクタと、が接続されるように構成されている。引き出し部234A内における第1のカセット装着部234Bよりも後ろ側には、図10Bに示すように、ドロア装着部234Cが設けられている。ドロア装着部234Cには、図10Aに示すように、ドロア40が装着される。つまり、第1のカセット装着部234Bは、ドロア装着部234Cとは異なる位置に設けられる。具体的には、第1のカセット装着部234Bは、ドロア40よりも前方の位置において、硬貨搬送カセット30を装着できるように構成されている。このような構成によって、ドロア装着部234Cにドロア40が装着されているときに、第1のカセット装着部234Bに硬貨搬送カセット30を装着することができる。
次に、第2の硬貨処理装置23の内部構成について説明する。第2の硬貨処理装置23は、図11Aおよび図11Bに示すように、繰出部235と、上側搬送部236と、識別部237と、収納部238と、リジェクト部239と、オーバーフロー収納部240と、偽貨収納部241と、返却部242と、複数の上シュート243と、下側搬送部244と、切替部50と、制御部248と、をさらに備える。
繰出部235は、第1の受入口233Aを介して硬貨搬送カセット30から入金された硬貨Cや、第2の受入口233Bから入金された硬貨Cを受け入れて1枚ずつ繰り出したり、返却部242に落下させたりできるように構成されている。繰出部235の硬貨Cを繰り出す機構としては、第1の硬貨処理装置13の収納部135A〜135Hと同様の構成が例示できる。
上側搬送部236は、繰出部235から繰り出された硬貨Cを搬送する第2の搬送部の一例である。
識別部237は、図11Aに示すように、上側搬送部236に設けられ、入金部233から入金された硬貨Cの金種、真偽、正損などを識別して、硬貨Cを計数する。
収納部238は、収納庫238A,238B,238C,238D,238E,238F,238G,238H(以下、「収納庫238A〜238H」という場合がある)を備える。収納庫238A〜238Hは、硬貨Cを収納したり、収納した硬貨Cを繰り出したりできるように構成されている。収納庫238A〜238Dは、筐体231内における右側において、前後方向に並ぶように設けられている。収納庫238E〜238Hは、筐体231内における左側において、前後方向に並ぶように設けられている。図11Aでは、収納庫238E〜238Hは、収納庫238A〜238Dに隠れている。図11Bでは、収納庫238B〜238D,238F〜238Hは、収納庫238A,238Eに隠れている。収納庫238A〜238Hにそれぞれ収納される金種は、予め設定されている。収納庫238A〜238Hの硬貨Cを繰り出す機構としては、収納部135A〜135Hと同様の機構が例示できる。
リジェクト部239は、識別部237において、処理対象外や識別不能と識別された硬貨Cをリジェクト硬貨として収納する。リジェクト部239は、筐体231の図示しないカバーを開けることで、筐体231の前面側から引き出し可能に構成されている。
オーバーフロー収納部240は、収納庫238A〜238Hにおける硬貨Cの保留数が設定された所定の保留数を超えた場合、保留できなくなった硬貨Cをオーバーフロー硬貨として収納する。オーバーフロー収納部240は、筐体231の前面側から引き出し可能に構成されている。
偽貨収納部241は、識別部237において、偽貨と識別された硬貨Cを収納する。偽貨収納部241は、筐体231の前面側から引き出し可能に構成されている。
返却部242は、繰出部235から落下した硬貨Cを収納する。返却部242は、筐体231の前面側から引き出し可能に構成されている。
上シュート243は、上側搬送部236における識別部237よりも、硬貨Cの搬送方向下流に設けられている。上シュート243は、硬貨Cの搬送方向に一列に並んで設けられている。複数の上シュート243のうち8個の上シュート243Aは、収納庫238A〜238Hのうちいずれか1つに、硬貨Cを案内できるように構成されている。他の1個の上シュート243Bは、リジェクト部239に、リジェクト硬貨を案内できるように構成されている。さらに他の1個の上シュート243Cは、オーバーフロー収納部240に、オーバーフロー硬貨を案内できるように構成されている。残りの1個の上シュート243Dは、偽貨収納部241に、偽貨を案内できるように構成されている。上シュート243は、図示しないゲートによって通常閉じられており、当該ゲートを開くことによって、硬貨Cを上記各部に案内する。
下側搬送部244は、収納部238から繰り出された硬貨Cを、ドロア装着部234Cに装着されたドロア40または第1のカセット装着部234Bに装着された硬貨搬送カセット30に搬送する、第1の搬送部の一例である。下側搬送部244は、第1のルート構成部245と、第2のルート構成部246と、を備える。
第1のルート構成部245は、収納部238から繰り出された硬貨Cをドロア装着部234Cに装着されたドロア40に案内する第1のルート245Rを構成する。第1のルート構成部245は、ドロア用シュート245A,245B,245C,245D,245E,245F,245G,245H(以下、「ドロア用シュート245A〜245H」という場合がある)を備える。ドロア用シュート245A〜245Hは、第1のシュートの一例である。ドロア用シュート245A〜245Hは、それぞれ収納庫238A〜238Hの下方に1つずつ設けられている。図11Aでは、ドロア用シュート245E〜245Hは、ドロア用シュート245A〜245Dに隠れている。図11Bでは、ドロア用シュート245B〜245D,245F〜245Hは、ドロア用シュート245A,245Eに隠れている。ドロア用シュート245A〜245Hは、収納庫238A〜238Hに収納された硬貨Cを、ドロア装着部234Cに装着されたドロア40に案内可能に構成されている。
第2のルート構成部246は、収納部238から繰り出された硬貨Cを第1のカセット装着部234Bに装着された硬貨搬送カセット30に案内する第2のルート246Rを構成する。第2のルート構成部246は、ドロア用シュート245A〜245Dで構成される前後方向の列と、ドロア用シュート245E〜245Hで構成される前後方向の列と、の間に設けられている。第2のルート構成部246は、カセット用シュート246Aと、図示しない搬送モータと、駆動プーリ246Bと、従動プーリ246Cと、搬送ベルト246Dと、を備える。カセット用シュート246Aは、第2のシュートの一例である。カセット用シュート246Aは、後述する一対の第1の板状部材51によって構成され、収納部238から繰り出された硬貨Cを搬送ベルト246Dに案内する。搬送モータは、制御部248の制御によって駆動する。駆動プーリ246Bは、筐体231の前方かつ下方において、左右に延びるように、搬送モータの回転軸に設けられている。従動プーリ246Cは、筐体231の後方かつ下方において、左右に延びるように、図示しない軸受けで受けられている。搬送ベルト246Dは、駆動プーリ246Bと、従動プーリ246Cと、に掛け回されている。搬送ベルト246Dは、収納庫238A〜238Hに収納された硬貨Cを、第1のカセット装着部234Bに装着された硬貨搬送カセット30の第2の受入口322に案内可能に構成されている。
切替部50は、制御部248の制御によって駆動する。切替部50は、収納庫238A〜238Hに収納された硬貨Cの案内先を、図16Aおよび図16Bに示すような第1のルート245R(ドロア用シュート245A〜245H)、または、図17Aおよび図17Bに示すような第2のルート246R(カセット用シュート246Aおよび搬送ベルト246D)に切り替える。切替部50は、図12に示すように、一対の第1の板状部材51と、一対の第2の板状部材52と、切替機構53A,53B,53C,53D,53E,53F,53G,53H(以下、「切替機構53A〜53H」という場合がある)と、を備える。
一対の第1の板状部材51のうち一方の第1の板状部材51は、ドロア用シュート245A〜245Dと、搬送ベルト246Dと、の間に設けられている。他方の第1の板状部材51は、ドロア用シュート245E〜245Hと、搬送ベルト246Dと、の間に設けられている。一対の第1の板状部材51の前後方向の長さは、搬送ベルト246Dの前後方向の長さよりも長い。ただし、一対の第1の板状部材51の前後方向の長さは、搬送ベルト246Dの前後方向の長さより短くてもよい。一対の第1の板状部材51における搬送ベルト246Dよりも上側の部分は、カセット用シュート246Aを構成している。一対の第1の板状部材51には、それぞれ4個ずつの第1の硬貨通過孔51Aが設けられている。各第1の硬貨通過孔51Aは、硬貨Cの表面に平行に移動する姿勢の硬貨Cを、通過させることができるように縦長の形状(スリット状)に形成されている。第1の硬貨通過孔51Aは、前後方向に所定間隔で設けられている。
一対の第2の板状部材52のうち一方の第2の板状部材52は、ドロア用シュート245A〜245Dと、収納庫238A〜238Dと、の間に設けられている。一方の第2の板状部材52は、ドロア用シュート245E〜245Hと、収納庫238E〜238Hと、の間に設けられている。一対の第2の板状部材52には、それぞれ4個ずつの第2の硬貨通過孔52Aが設けられている。各第2の硬貨通過孔52Aは、第1の硬貨通過孔51Aと同様に、硬貨Cの表面に平行に移動する姿勢の硬貨Cを、通過させることができるように縦長の形状(スリット状)に形成されている。第2の硬貨通過孔52Aは、前後方向に所定間隔で設けられている。例えば、第2の硬貨通過孔52Aは、第1の硬貨通過孔51Aとほぼ対向する位置において、第1の硬貨通過孔51Aとほぼ同じ間隔で設けられている。
切替機構53A〜53Dは、一方の第1の板状部材51と、一方の第2の板状部材52と、の間に設けられている。切替機構53A〜53Dは、前後方向に所定間隔で設けられている。例えば、切替機構53A〜53Dは、第1の硬貨通過孔51Aとほぼ同じ間隔で設けられている。切替機構53A〜53Dは、それぞれ収納庫238A〜238Dから繰り出されて第2の硬貨通過孔52Aを通過した硬貨Cの案内先を、第1のルート245Rまたは第2のルート246Rに切り替える。切替機構53E〜53Hは、他方の第1の板状部材51と、他方の第2の板状部材52と、の間に設けられている。切替機構53E〜53Hは、切替機構53A〜53Dと同様に、前後方向に所定間隔で設けられている。切替機構53E〜53Hは、それぞれ収納庫238E〜238Hから繰り出されて第2の硬貨通過孔52Aを通過した硬貨Cの案内先を、第1のルート245Rまたは第2のルート246Rに切り替える。切替機構53A〜53Hは、同じ構成を有する。切替機構53A〜53Hは、固定部材531と、閉塞部材532と、を備える。
固定部材531は、図13A、図13B、図14Aおよび図14Bに示すように、被固定部531Aと、固定部材本体531Bと、を備える。被固定部531Aは、第2の板状部材52における第1の板状部材51側の面に固定される。固定部材本体531Bは、被固定部531Aから第1の板状部材51の方向に延びるように、かつ、第1の板状部材51と接触しないように設けられている。
固定部材本体531Bには、左右方向に貫通し、かつ、下方が開口する溝状の姿勢規定部531Cが設けられている。姿勢規定部531Cは、硬貨Cを当該硬貨Cの表面Caに平行に移動するように、硬貨Cの姿勢を規定する。
姿勢規定部531Cにおける第2の板状部材52側の開口部は、収納庫238A〜238Hから繰り出された硬貨Cを、第2の硬貨通過孔52Aを介して受け入れる硬貨受入口531Dである。姿勢規定部531Cにおける下方の開口部は、硬貨Cを第1のルート245Rに排出できるように構成された第1の開口部531Eである。姿勢規定部531Cにおける第1の板状部材51側の開口部は、硬貨Cを、第1の硬貨通過孔51Aを介して第2のルート246Rに排出できるように構成された第2の開口部531Fである。
閉塞部材532は、閉塞部材本体532Aを備える。閉塞部材本体532Aは、固定部材531から第1の板状部材51にかけて左右方向に延びる回転軸533を中心にして、前後方向に回動可能に設けられている。
閉塞部材本体532Aの下側部分における後ろ側には、硬貨通過孔532Bが設けられている。硬貨通過孔532Bは、固定部材531の第2の開口部531Fから出てきた硬貨Cが、その姿勢を変更せずに通過できるように構成されている。
閉塞部材本体532Aにおける硬貨通過孔532Bの下方には、第1の開口閉塞部532Cが設けられている。第1の開口閉塞部532Cは、閉塞部材本体532Aから第2の板状部材52の方向に延びるように、かつ、第2の板状部材52と接触しないように設けられている。第1の開口閉塞部532Cは、固定部材531の第1の開口部531Eを閉塞できるように構成されている。
閉塞部材本体532Aにおける硬貨通過孔532Bの前側には、第2の開口閉塞部532Dが設けられている。第2の開口閉塞部532Dは、板状に形成されている。第2の開口閉塞部532Dは、図12、図13Aおよび図13Bに示すように、第1の開口閉塞部532Cが第1の開口部531Eを閉塞していないときに、固定部材531の第2の開口部531Fを閉塞できるように構成されている。第2の開口閉塞部532Dは、図14Aおよび図14Bに示すように、第1の開口閉塞部532Cが第1の開口部531Eを閉塞しているときに、固定部材531の第2の開口部531Fを閉塞しないように構成されている。なお、第2の開口閉塞部532Dの形状は、板状に限られず、他の形状であってもよい。
切替部50は、図15に示すように、一対の切替制御部54(一方の切替制御部54のみ図示)をさらに備える。切替制御部54は、それぞれ、連結部材541と、連結部材移動部542と、を備える。一対の切替制御部54のうち一方の切替制御部54の連結部材541は、一方の第1の板状部材51に設けられた切替機構53A〜53Dの各閉塞部材532を連結し、他方の切替制御部54の連結部材541は、他方の第1の板状部材51に設けられた切替機構53E〜53Hの各閉塞部材532を連結する。連結部材移動部542は、制御部248の制御によって、連結部材541を前後方向に移動させる。連結部材移動部542は、例えば、リンク部材542Aと、ギア542Bと、ギア542Bを回転させる図示しないギア駆動機構と、を備える。各切替制御部54は、連結部材541に連結されたそれぞれ4個ずつの閉塞部材532を同時に同じ方向に移動させることによって、切替機構53A〜53Hを、図12、図13Aおよび図13Bに示す状態、または、図14Aおよび図14Bに示す状態に切り替える。
制御部248は、第2の硬貨処理装置23全体の動作を制御する。制御部248は、硬貨搬送カセット30によって第1の硬貨処理装置13から回収された硬貨や、ドロア40によってPOSレジスタ装置14から回収された硬貨Cを計数する。制御部248は、収納庫238A〜238Hに収納された硬貨Cを硬貨搬送カセット30またはドロア40に補充する。このような硬貨Cの計数処理および補充処理については後述する。
また、第2の硬貨処理装置23には、図示しない操作表示部が接続されている。操作表示部としては、第1の硬貨処理装置13に接続された操作表示部15と同様の構成が例示できる。第2の硬貨処理装置23は、第2の紙幣処理装置22および第2の硬貨処理装置23における貨幣処理に関する情報を入力するための操作部、および、貨幣処理に関する情報を表示する表示部として機能する。
<貨幣処理システムの動作>
〔硬貨搬送カセットで回収した硬貨の第2の硬貨処理装置における計数処理〕
まず、貨幣処理システム1の動作として、第1の硬貨処理装置13から硬貨搬送カセット30で回収した硬貨Cの第2の硬貨処理装置23における計数処理について説明する。
店員は、図8Aに示すように、カバー233Cを開いて第2のカセット装着部232を露出させる。店員は、第1の受入口321、第2の受入口322および排出口341が閉じられた硬貨搬送カセット30を、図8Bに示すように、第2のカセット装着部232に装着する。第2の硬貨処理装置23は、硬貨搬送カセット30が第2のカセット装着部232に装着されると、第2のカセット装着部232のコネクタを介して硬貨搬送カセット30への給電を開始する。第2の硬貨処理装置23の制御部248は、硬貨搬送カセット30を制御して、硬貨搬送カセット30に収納された硬貨Cを排出する。
制御部248は、硬貨搬送カセット30の排出口開閉部342の開閉モータを制御して、排出口341を開く。次に、制御部248は、硬貨搬送カセット30の繰出部35の搬送モータを制御して、搬送ベルト351Cを回転させることで、収納部33に収納された硬貨Cを排出口341から繰り出すように、順次排出する。収納部33に収納された全ての硬貨Cが排出されたことが、図示しないセンサで検出されると、制御部248は、繰出部35の搬送モータを制御して、搬送ベルト351Cの回転を終了させるとともに、排出口開閉部342の開閉モータを制御して、排出口341を閉じる。
一方、硬貨搬送カセット30から繰り出された硬貨Cは、第1の受入口233Aを通過し、第1の受入口233Aの筐体231内部側に設けられた図示しない繰出機構を介して、繰出部235に落下する。制御部248は、繰出部235および上側搬送部236を制御して、硬貨搬送カセット30から繰り出された硬貨Cを搬送する。搬送される硬貨は、識別部237によって、金種、真偽、正損などが識別される。制御部248は、識別部237における識別結果に基づき上側搬送部236およびゲートを制御して、入金可能な硬貨Cを収納庫238A〜238Hに金種別に収納したり、リジェクト硬貨、オーバーフロー硬貨、偽貨をそれぞれリジェクト部239、オーバーフロー収納部240、偽貨収納部241に、それぞれ収納したりする。制御部248は、硬貨搬送カセット30に収納された全ての硬貨Cの計数が終了すると、計数した硬貨Cの金種および枚数に関する情報を貨幣管理装置25に送信する。その後、店員は、硬貨搬送カセット30を第2の硬貨処理装置23から取り外し、図7に示すように、カバー233Cを閉じる。
〔第2の硬貨処理装置におけるドロアで回収した硬貨の計数処理〕
次に、貨幣処理システム1の動作として、第2の硬貨処理装置23におけるドロア40で回収した硬貨Cの計数処理について説明する。なお、ドロア40で回収した硬貨Cの計数処理と、硬貨搬送カセット30で回収した硬貨Cの計数処理と、の相違点は、硬貨Cを第2の硬貨処理装置23の筐体231内に入れるときの処理のため、硬貨Cを筐体231内に入れた後の説明は簡略にする。
図7および図9Aに示す状態では、カバー233Cが閉じており、かつ、トレイ233Dがカバー233Cの露出口233C1を覆っているため、第2のカセット装着部232に硬貨搬送カセット30を装着することができず、第2の受入口233Bから硬貨Cを第2の硬貨処理装置23に入金することもできない。店員は、この状態において、ドロア40で回収した硬貨Cをトレイ233Dに投入する。次に、店員は、トレイ233Dの左端側を上げるように回動させ、図9Bに示すように、トレイ233Dがカバー233Cの露出口233C1を露出させることによって、硬貨Cが滑り降りて露出口233C1および第2の受入口233Bを通過する。なお、ドロア40内の全ての硬貨Cを一度にトレイ233Dに収納できないときには、傾けたトレイ233Dを元に戻し、上述の手順を繰り返せばよい。
第2の受入口233Bを通過した硬貨Cは、第2の受入口233Bの筐体231内部側に設けられた図示しない繰出機構を介して、繰出部235に落下し、識別部237における識別結果に基づいて、収納庫238A〜238H、リジェクト部239、オーバーフロー収納部240、偽貨収納部241に収納される。トレイ233Dに投入された全ての硬貨Cの第2の受入口233Bへの受け渡しが終了すると、店員は、トレイ233Dを図9Aに示す状態に戻す。
〔第2の硬貨処理装置における硬貨搬送カセットおよびドロアへの硬貨の補充処理〕
次に、貨幣処理システム1の動作として、第2の硬貨処理装置23における硬貨搬送カセット30およびドロア40への硬貨Cの補充処理について説明する。
店員は、第2の硬貨処理装置23の引き出し部234Aを手前に引き出して、空のドロア40を、図10Aに示すように、ドロア装着部234Cに装着する。続いて、店員は、第1の受入口321、第2の受入口322および排出口341が閉じられた空の硬貨搬送カセット30を、第1のカセット装着部234Bに装着する。店員は、図16A、図16B、図17Aおよび図17Bに示すように、引き出し部234Aを押して筐体231内に入れて、硬貨Cを硬貨搬送カセット30およびドロア40に収納できる状態にする。第2の硬貨処理装置23は、引き出し部234Aが筐体231内に入れられると、第1のカセット装着部234Bのコネクタを介して硬貨搬送カセット30への給電を開始する。第2の硬貨処理装置23の制御部248は、硬貨搬送カセット30を制御して、硬貨搬送カセット30の第2の受入口322を開く。
制御部248は、硬貨搬送カセット30の受入口開閉部323の開閉モータを制御して、受入口閉塞部材323Aを移動させることで、第1の受入口321および第2の受入口322を同時に開く。
硬貨搬送カセット30の第1の受入口321および第2の受入口322が開かれると、制御部248は、所定の金種および枚数の硬貨Cを硬貨搬送カセット30およびドロア40に補充する。
例えば、制御部248は、硬貨Cをドロア40に補充するとき、収納庫238A〜238Hおよび切替部50を制御して、収納庫238A〜238Hから繰り出された硬貨Cを、図16Bに矢印C1で示すように、第1のルート245R(ドロア用シュート245A〜245H)に案内する。
このとき、制御部248は、まず、一対の切替制御部54を制御して、切替機構53A〜53Hの閉塞部材532を回動させて、図12、図13Aおよび図13Bに示す状態にする。この切替制御部54に対する制御によって、切替機構53A〜53Hの固定部材531の第2の開口部531Fが閉塞部材532の第2の開口閉塞部532Dによって閉塞され、第1の開口部531Eが第1の開口閉塞部532Cによって閉塞されない状態になる。制御部248は、収納庫238A〜238Hを制御して、硬貨Cを繰り出させる。収納庫238A〜238Hから繰り出された硬貨Cは、図13Aに示すように、表面Caに平行に移動するような姿勢で、第2の硬貨通過孔52Aおよび硬貨受入口531Dを通過する。硬貨Cは、切替機構53A〜53H内を移動するとき、姿勢規定部531Cによって表面Caに平行に移動するように姿勢が規定されつつ、第2の開口部531Fの方向に移動する。硬貨Cは、矢印C1で示すように、第2の開口部531Fを閉塞する第2の開口閉塞部532Dに衝突し、自重によって落下する、または強制的に落下させられる。第1の開口部531Eが第1の開口閉塞部532Cによって閉塞されないため、硬貨Cは、第1の開口部531Eを通過して、切替機構53A〜53Hの下方に位置するドロア用シュート245A〜245Hに案内される。ドロア用シュート245A〜245Hに案内された硬貨は、ドロア40に補充される。
制御部248は、収納庫238A〜238Hの硬貨Cのドロア40への補充処理が終了すると、硬貨Cを硬貨搬送カセット30に補充するために、収納庫238A〜238Hおよび切替部50を制御して、収納庫238A〜238Hから繰り出された硬貨Cを、図17Bに矢印C2で示すように、第2のルート246R(搬送ベルト246D)に案内する。なお、硬貨搬送カセット30への硬貨Cの補充処理終了後に、ドロア40への硬貨Cの補充処理を行ってもよい。
このとき、制御部248は、まず、一対の切替制御部54を制御して、切替機構53A〜53Hの閉塞部材532を、姿勢規定部531Cの規定によって移動する硬貨Cの表面Caに交差する方向(硬貨Cの厚さ方向とほぼ平行な方向)に回動させて、図14Aおよび図14Bに示す状態にする。本実施の形態では、制御部248は、閉塞部材532を前方向に回動させる。この切替制御部54に対する制御によって、切替機構53A〜53Hの固定部材531の第1の開口部531Eが第1の開口閉塞部532Cによって閉塞され、第2の開口部531Fが閉塞部材532の第2の開口閉塞部532Dによって閉塞されない状態になる。制御部248は、収納庫238A〜238Hを制御して、ドロア40への硬貨Cの補充処理時と同様に、硬貨Cを繰り出させる。硬貨Cは、第2の硬貨通過孔52Aおよび硬貨受入口531Dを通過し、姿勢規定部531Cによって表面Caに平行に移動するように姿勢が規定されつつ、第2の開口部531Fの方向に移動する。硬貨Cは、第1の開口閉塞部532Cによって下端が支持されつつ、矢印C2で示すように、第2の開口部531Fおよび第1の硬貨通過孔51Aを通過する。第1の硬貨通過孔51Aを通過した硬貨Cは、自重によって落下し、カセット用シュート246Aを介して搬送ベルト246D上に案内される。
制御部248は、さらに第2のルート構成部246の搬送モータを制御して、搬送ベルト246Dに案内された硬貨Cを、第2の受入口322を介して、硬貨搬送カセット30に補充する。
このようにして、硬貨搬送カセット30およびドロア40を第2の硬貨処理装置23から取り外すことなく、硬貨搬送カセット30およびドロア40に収納庫238A〜238Hの硬貨Cを補充することができる。
制御部248は、硬貨搬送カセット30およびドロア40への硬貨Cの補充処理が終了すると、硬貨搬送カセット30を制御して、硬貨搬送カセット30の第2の受入口322を閉じる。
制御部248は、硬貨搬送カセット30の受入口開閉部323の開閉モータを制御して、受入口閉塞部材323Aを移動させることで、第1の受入口321および第2の受入口322を同時に閉じる。
その後、店員は、引き出し部234Aを手前に引き出して、硬貨搬送カセット30およびドロア40を第2の硬貨処理装置23から取り外す。
〔第1の硬貨処理装置における硬貨搬送カセットからの硬貨の補充処理〕
次に、貨幣処理システム1の動作として、第1の硬貨処理装置13における硬貨搬送カセット30からの硬貨Cの補充処理について説明する。なお、上述の第2の硬貨処理装置23における処理と同様の処理については、説明を簡略にする。
店員は、第1の硬貨処理装置13の筐体131のカバー131Dを開いて、硬貨Cが補充された硬貨搬送カセット30を、図6に示すように、カセット装着部134に装着する。第1の硬貨処理装置13は、硬貨搬送カセット30がカセット装着部134に装着されると、カセット装着部134のコネクタを介して硬貨搬送カセット30への給電を開始する。第1の硬貨処理装置13の制御部141は、硬貨搬送カセット30を制御して、硬貨搬送カセット30の排出口341を開き、収納部33に収納された硬貨Cを排出する。
収納部33に収納された必要量の硬貨Cが排出されると、制御部141は、硬貨搬送カセット30を制御して、搬送ベルト351Cの回転を終了させるとともに、排出口341を閉じる。
一方、硬貨搬送カセット30から繰り出された硬貨Cは、出金搬送部140に落下する。第1の硬貨処理装置13の制御部141は、出金搬送部140を制御して、硬貨搬送カセット30から繰り出された硬貨Cを繰出部136に搬送する。制御部141は、繰出部136および入金搬送部137を制御して、繰出部136から繰り出された硬貨Cを1枚ずつ繰り出して搬送する。搬送される硬貨Cは、識別部138によって、金種が識別される。制御部141は、識別部138における識別結果に基づき入金搬送部137およびシュート139のゲートを制御して、硬貨Cを収納部135A〜135Hに金種別に収納する。
硬貨搬送カセット30に収納された必要量の硬貨Cの補充処理が終了した後、店員は、顧客に対する精算処理の開始前に、硬貨搬送カセット30を第1の硬貨処理装置13から取り外してもよいし、硬貨搬送カセット30を第1の硬貨処理装置13に装着したままで、第1の硬貨処理装置13に顧客に対する精算処理を行わせてもよい。
〔第1の硬貨処理装置における硬貨搬送カセットへの硬貨の回収処理〕
次に、貨幣処理システム1の動作として、第1の硬貨処理装置13における硬貨搬送カセット30への硬貨Cの回収処理について説明する。なお、上述の第2の硬貨処理装置23における処理と同様の処理については、説明を簡略にする。
硬貨搬送カセット30がカセット装着部134に装着されている状態において、第1の硬貨処理装置13の制御部141は、硬貨搬送カセット30を制御して、硬貨搬送カセット30の第1の受入口321を開く。
硬貨搬送カセット30は、制御部141の制御によって、第1の受入口321を第2の受入口322と同時に開く。
硬貨搬送カセット30の第1の受入口321および第2の受入口322が開かれると、制御部141は、収納部135A〜135Hに収納された硬貨Cを硬貨搬送カセット30で回収する。
制御部141は、収納部135A〜135Hおよび出金搬送部140を制御して、収納部135A〜135Hから繰り出された硬貨Cを繰出部136に搬送する。制御部141は、繰出部136、入金搬送部137およびゲートを制御して、硬貨Cを第1の受入口321を介して、硬貨搬送カセット30に回収する。
制御部141は、硬貨搬送カセット30への硬貨Cの回収処理が終了すると、硬貨搬送カセット30を制御して、硬貨搬送カセット30の第1の受入口321を閉じる。
硬貨搬送カセット30は、制御部141の制御によって、第1の受入口321および第2の受入口322を同時に閉じる。その後、店員は、硬貨搬送カセット30を第1の硬貨処理装置13から取り外す。
<実施の形態の作用効果>
第2の硬貨処理装置23は、ドロア装着部234Cと、ドロア装着部234Cとは異なる位置に設けられ、ドロア装着部234Cにドロア40が装着されているときに、硬貨搬送カセット30を装着できるように構成された第1のカセット装着部234Bと、収納部238から繰り出された硬貨Cをドロア装着部234Cに装着されたドロア40に案内する第1のルート245Rと、収納部238から繰り出された硬貨Cを第1のカセット装着部234Bに装着された硬貨搬送カセット30に案内する第2のルート246Rと、収納部238から繰り出された硬貨Cの案内先を、第1のルート245Rまたは第2のルート246Rに切り替える切替部50と、を備える。このため、ドロア40に硬貨Cを収納した後、当該ドロア40を第2の硬貨処理装置23から取り外すことなく、硬貨搬送カセット30に硬貨Cを収納できる。また、ドロア40に硬貨Cを収納しているときに、硬貨搬送カセット30を第1のカセット装着部234Bに装着したままにすることができ、ドロア40への硬貨Cの収納後、硬貨搬送カセット30への硬貨Cの収納を直ちに開始できる。したがって、硬貨搬送カセット30およびドロア40に硬貨Cを補充する時間を短縮できる。
第1のルート構成部245は、ドロア用シュート245A〜245Hによって硬貨Cをドロア40に案内する。このため、簡単な構成で、硬貨Cをドロア40に案内できる。
第2のルート構成部246は、硬貨Cを硬貨搬送カセット30に案内する搬送ベルト246Dを有する。このため、搬送ベルト246Dによって硬貨Cを水平方向に搬送して、硬貨搬送カセット30に案内でき、第2の硬貨処理装置23が高くなることを抑制できる。
第2のルート構成部246は、硬貨Cを搬送ベルト246Dに案内するカセット用シュート246Aを有する、このため、収納部238から繰り出された硬貨Cを搬送ベルト246Dに確実に案内できる。
切替部50を構成する切替機構53A〜53Hは、固定部材531と、閉塞部材532と、を備える。固定部材531は、第1のルート245Rに硬貨Cを排出できる第1の開口部531Eと、第2のルート246Rに硬貨Cを排出できる第2の開口部531Fと、を有する。閉塞部材532は、収納部238から繰り出された硬貨Cを第1のルート245Rに案内する場合、第2の開口部531Fを閉塞し、第2のルート246Rに案内する場合、第1の開口部531Eを閉塞できるように構成されている。このため、固定部材531に対して閉塞部材532を移動させるだけの簡単な構成で、硬貨Cの案内先を制御できる。
固定部材531は、表面Caに平行に移動するように硬貨Cの姿勢を規定する姿勢規定部531Cを備える。閉塞部材532は、姿勢規定部531Cの規定によって移動する硬貨Cの表面Caに交差する方向に動くことによって、第2の開口部531Fまたは第1の開口部531Eを閉塞できるように構成されている。このため、固定部材531内において、硬貨Cを表面Caに交差する方向に移動させ、閉塞部材532を硬貨Cの表面Caに平行な方向に動かすことによって、第2の開口部531Fまたは第1の開口部531Eを閉塞できるようにする構成と比べて、閉塞部材532の移動量を少なくすることができ、切替部50の大型化を抑制できる。
閉塞部材532は、回転軸533を中心にして回動することによって、第2の開口部531Fまたは第1の開口部531Eを閉塞できるように構成されている。このため、閉塞部材532全体を平行移動させる機構と比べて、構成の簡略化を図れる。
一対の切替制御部54のうち一方の切替制御部54は、切替機構53A〜53Dの閉塞部材532を同じ方向に移動させ、他方の切替制御部54は、切替機構53E〜53Hの閉塞部材532を同じ方向に移動させる。このため、閉塞部材532の個数よりも少ない切替制御部54を用いて、全ての閉塞部材532の動きを制御できる。
[実施の形態の変形例]
本発明は、これまでに説明した実施の形態に示されたものに限られないことは言うまでも無く、その趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の変形を加えることができる。上記実施の形態および以下に示す変形例を、適用可能な範囲において、どのように組み合わせてもよい。
<第1の変形例>
まず、第1の変形例の切替部60Aについて説明する。図18Aは、第1の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。図18Bは、第1の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。
切替部60Aは、図示しない収納部から繰り出された硬貨Cの案内先を、硬貨Cをドロア40に案内する一対の第1のルート68Rを構成する第1のシュート681A、または、硬貨搬送カセット30に案内する1つの第2のルート69Rを構成する第2のシュート691Aに切り替える。切替部60Aは、一対の案内部材61Aと、一対の切り替え板62Aと、を備える。一対の案内部材61Aは、収納部から繰り出された硬貨Cを、一対の第1のシュート681Aの上方に案内する。一対の切り替え板62Aは、それぞれ各第1のシュート681Aの上方に設けられた回転軸63Aを中心に回動できるように設けられている。
切替部60Aは、硬貨Cを第2のルート69Rに案内する場合、図示しない駆動部を制御して、図18Aに示すように、一対の切り替え板62Aを各第1のシュート681Aの上端を塞ぎ、かつ、第2のシュート691Aの上端を塞がないように回動させる。この回動によって、案内部材61Aによって案内される硬貨Cは、第1のルート68Rに案内されずに、第2のルート69Rに案内される。
切替部60Aは、硬貨Cを第1のルート68Rに案内する場合、図18Bに示すように、一対の切り替え板62Aを各第1のシュート681Aの上端を塞がないように、かつ、切り替え板62Aの面が鉛直方向と略平行になるように回動させる。この回動によって、案内部材61Aによって案内される硬貨Cは、第2のルート69Rに案内されずに、第1のルート68Rに案内される。なお、切替部60Aは、硬貨Cを第1のルート68Rに案内する場合、一対の切り替え板62Aを、当該切り替え板62Aの面が鉛直方向と略平行にならないように回動させてもよい。例えば、切替部60Aは、切り替え板62Aにおける回転軸63Aが設けられた端部と反対側の端部同士が接触するように、あるいは、接近するように、切り替え板62Aを回動させてもよい。
<第2の変形例>
次に、第2の変形例の切替部60Bについて説明する。図19Aは、第2の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。図19Bは、第2の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。
収納部250B内には、傾斜円盤251Bが設けられている。傾斜円盤251Bは、収納部135A〜135Hに設けられた繰り出し機構と同様に、傾斜した状態で回転し、表面の外側領域にある複数の突起部材によって硬貨Cを1枚ずつ拾い上げて繰り出す。切替部60Bは、駆動部61Bと、第1の硬貨案内部62Bと、第2の硬貨案内部63Bと、を備える。駆動部61Bは、傾斜円盤251Bを回転させる。第1の硬貨案内部62Bは、傾斜円盤251Bから繰り出された硬貨Cを、第1のルート構成部681Bによって構成された第1のルート68Rに案内する。第2の硬貨案内部63Bは、傾斜円盤251Bから繰り出された硬貨Cを、第2のルート構成部691Bによって構成された第2のルート69Rに案内する。第1のルート構成部681Bおよび第2のルート構成部691Bは、硬貨Cをそれぞれドロア40および硬貨搬送カセット30に案内できるシュート、搬送ベルトなどによって構成されている。
切替部60Bは、硬貨Cをドロア40に案内する場合、駆動部61Bを制御して、図19Aの矢印Y1で示すように、傾斜円盤251Bを反時計回り方向(左回り)に回転させて、収納部250B内の硬貨Cを、第1の硬貨案内部62Bを介して第1のルート68Rに案内する。切替部60Bは、硬貨Cを硬貨搬送カセット30に案内する場合、駆動部61Bを制御して、図19Bの矢印Y2で示すように、傾斜円盤251Bを時計回り方向(右回り)に回転させて、収納部250B内の硬貨Cを、第2の硬貨案内部63Bを介して第2のルート69Rに案内する。このように、切替部60Bは、傾斜円盤251Bを、第1の繰出部および第2の繰出部として機能させることによって、収納部250B内の硬貨Cを第1のルート68Rまたは第2のルート69Rに案内する。
なお、第2の変形例の切替部60Bを以下のように構成してもよい。傾斜円盤251Bと第1の硬貨案内部62Bとの接続部分、および、傾斜円盤251Bと第2の硬貨案内部63Bとの接続部分に、それぞれゲートを設ける。切替部60Bは、傾斜円盤251Bを回転させつつ、2つのゲートのうち一方を開くことによって、硬貨Cを第1のルート68Rまたは第2のルート69Rに案内してもよい。この場合、駆動部61Bは、傾斜円盤251Bを矢印Y1および矢印Y2の両方向に回転させるように構成されていてもよいし、一方向のみ回転させるように構成されていてもよい。
<第3の変形例>
次に、第3の変形例の切替部60Cについて説明する。図20Aは、第3の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。図20Bは、第3の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。なお、第1の変形例と同様の構成については、同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
収納部250C内には、水平円盤251Cが設けられている。水平円盤251Cは、円盤の面が水平方向と一致した状態で矢印Y3に示す方向に回転し、表面の外側領域にある複数の突起部材によって硬貨Cを1枚ずつ、遠心力で収納部250Cの排出口252Cから繰り出す。切替部60Cは、駆動部61Cを備える。駆動部61Cは、第1の駆動部の一例であり、収納部250Cを回転軸62Cを中心にして回動させる。
切替部60Cは、硬貨Cをドロア40に案内する場合、図20Aに示すように、排出口252Cが第1のルート68Rの入口に対向する状態で、水平円盤251Cを回転させることによって収納部250C内の硬貨Cを繰り出し、第1のルート68Rに案内する。切替部60Cは、硬貨Cを硬貨搬送カセット30に案内する場合、駆動部61Cを制御して、図20Bの矢印Y4で示す方向に、収納部250Cを回転させ、排出口252Cを第2のルート69Rの入口に対向する位置に移動させる。切替部60Cは、水平円盤251Cを回転させることによって収納部250C内の硬貨Cを、第2のルート69Rに案内する。
なお、排出口252Cを第1のルート68Rの入口または第2のルート69Rの入口に対向させるために、第3の変形例の切替部60Cを以下のように構成してもよい。切替部60Cは、収納部250Cを図20A,20Bの上下方向に移動させてもよい。切替部60Cは、第1のシュート681Aおよび第2のシュート691Aを図20A,20Bの上下方向に移動させてもよい。切替部60Cは、図20Aに二点鎖線で示すように、第1のシュート681Aおよび第2のシュート691Aを回動させてもよい。
<第4の変形例>
次に、第4の変形例の切替部60Dについて説明する。図21Aは、第4の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。図21Bは、第4の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。なお、第2の変形例と同様の構成については、同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
切替部60Dは、駆動部61Dと、硬貨案内部62Dと、を備える。駆動部61Dは、第1の駆動部の一例であり、収納部250Bを回転軸63Dを中心にして回動させる。硬貨案内部62Dは、傾斜円盤251Bから繰り出された硬貨Cを、第1のルート68Rまたは第2のルート69Rに案内する。
切替部60Dは、硬貨Cをドロア40に案内する場合、駆動部61Bを制御して、図21Aの矢印Y5で示すように、傾斜円盤251Bを時計回り方向(右回り)に回転させて、収納部250B内の硬貨Cを、硬貨案内部62Dを介して第1のルート68Rに案内する。切替部60Dは、硬貨Cを硬貨搬送カセット30に案内する場合、駆動部61Dを制御して、図21Bの矢印Y6で示す方向に、収納部250Bおよび硬貨案内部62Dを回動させる。切替部60Dは、傾斜円盤251Bを回転させることによって収納部250B内の硬貨Cを、硬貨案内部62Dを介して第2のルート69Rに案内する。
<第5の変形例>
次に、第5の変形例の切替部60Eについて説明する。図22Aは、第5の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。図22Bは、第5の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。なお、第4の変形例と同様の構成については、同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
切替部60Eは、伸縮部61Eと、駆動部62Eと、を備える。伸縮部61Eは、伸縮することによって、第1のルート68Rを構成する第1のルート構成部681B、または、第2のルート69Rを構成する第2のルート構成部691Bに接続される。伸縮部61Eは、収納部250Bに固定された固定案内部611Eと、固定案内部611Eに対して移動する移動案内部612Eと、を備える。駆動部62Eは、第2の駆動部の一例であり、移動案内部612Eを固定案内部611Eに対して移動させることよって、伸縮部61Eを伸縮させる。
切替部60Eは、硬貨Cをドロア40に案内する場合、駆動部62Eを制御して、図22Aに示すように、伸縮部61Eを第1のルート構成部681Bに接続する。切替部60Eは、駆動部61Bを制御して、図22Aの矢印Y5で示すように、傾斜円盤251Bを回転させて、収納部250B内の硬貨Cを、第1のルート構成部681Bに接続された伸縮部61Eを介して、第1のルート68Rに案内する。切替部60Eは、硬貨Cを硬貨搬送カセット30に案内する場合、駆動部62Eを制御して、図22Bに示すように、移動案内部612Eを移動させて、伸縮部61Eを第2のルート構成部691Bに接続する。切替部60Eは、傾斜円盤251Bを回転させることによって収納部250B内の硬貨Cを、伸縮部61Eを介して第2のルート69Rに案内する。
<第6の変形例>
次に、第6の変形例の切替部60Fについて説明する。図23Aは、第6の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。図23Bは、第6の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。なお、第4の変形例と同様の構成については、同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
切替部60Fは、駆動部61Fを備える。駆動部61Fは、第3の駆動部の一例であり、第1のルート構成部681Bおよび第2のルート構成部691Bを、収納部250Bに近づく方向および収納部250Bから遠ざかる方向に移動させる。
切替部60Fは、硬貨Cをドロア40に案内する場合、駆動部61Fを制御して、図23Aに示すように、硬貨案内部62Dによって硬貨Cを第1のルート68Rに案内できる状態にする。切替部60Fは、傾斜円盤251Bを回転させて、収納部250B内の硬貨Cを、硬貨案内部62Dを介して、第1のルート68Rに案内する。切替部60Fは、硬貨Cを硬貨搬送カセット30に案内する場合、駆動部61Fを制御して、図23Bに示すように、第1のルート構成部681Bおよび第2のルート構成部691Bを移動させて、硬貨案内部62Dによって硬貨Cを第2のルート69Rに案内できる状態にする。切替部60Fは、傾斜円盤251Bを回転させることによって収納部250B内の硬貨Cを、硬貨案内部62Dを介して第2のルート69Rに案内する。
なお、第6の変形例の切替部60Fを以下のように構成してもよい。切替部60Fは、収納部250Bを図23A,23Bの上下方向に移動させてもよいし、収納部250B、第1のルート構成部681Bおよび第2のルート構成部691Bを図23A,23Bの上下方向に移動させてもよい。
<第7の変形例>
次に、第7の変形例の切替部60Gについて説明する。図24Aは、第7の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。図24Bは、第7の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。なお、第2の変形例と同様の構成については、同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
切替部60Gは、硬貨案内部61Gと、第1の可動案内部62Gと、第2の可動案内部63Gと、駆動部64Gと、を備える。硬貨案内部61Gは、収納部250Bに固定され、傾斜円盤251Bから繰り出された硬貨Cを、第1の可動案内部62Gまたは第2の可動案内部63Gに案内する。第1の可動案内部62Gは、硬貨案内部61Gによって案内された硬貨Cを、第1のルート68Rに案内する。第2の可動案内部63Gは、硬貨案内部61Gによって案内された硬貨Cを、第2のルート69Rに案内する。駆動部64Gは、第1の可動案内部62Gおよび第2の可動案内部63Gを図24A,24Bにおける左右方向に移動させる。
切替部60Gは、硬貨Cをドロア40に案内する場合、駆動部64Gを制御して、図24Aに示すように、第1の可動案内部62Gを硬貨案内部61Gに接続し、硬貨Cを第1のルート68Rに案内できる状態にする。切替部60Gは、傾斜円盤251Bを回転させて、収納部250B内の硬貨Cを、硬貨案内部61Gおよび第1の可動案内部62Gを介して、第1のルート68Rに案内する。切替部60Gは、硬貨Cを硬貨搬送カセット30に案内する場合、駆動部64Gを制御して、図24Bに示すように、第2の可動案内部63Gを硬貨案内部61Gに接続し、硬貨Cを第2のルート69Rに案内できる状態にする。切替部60Gは、傾斜円盤251Bを回転させて、収納部250B内の硬貨Cを、硬貨案内部61Gおよび第2の可動案内部63Gを介して、第2のルート69Rに案内する。
<第8の変形例>
次に、第8の変形例の切替部60Hについて説明する。図25Aは、第8の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨をドロアに補充するときの状態を示す。図25Bは、第8の変形例の切替部の概略構成を示す模式図であり、硬貨を硬貨搬送カセットに補充するときの状態を示す。なお、第7の変形例と同様の構成については、同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
切替部60Hは、連結部材61Hと、駆動部62Hと、を備える。連結部材61Hの一端側には、第1の可動案内部62Gおよび第2の可動案内部63Gが固定されている。駆動部62Hの回転軸63Hには、連結部材61Hの他端側が固定されている。駆動部62Hは、第1の可動案内部62Gおよび第2の可動案内部63Gを、回転軸63Hを中心にして回動させる。
切替部60Hは、硬貨Cをドロア40に案内する場合、駆動部62Hを制御して、図25Aに示すように、硬貨案内部61Gの出口の下に第1の可動案内部62Gを位置させ、硬貨Cを第1のルート68Rに案内できる状態にする。切替部60Hは、傾斜円盤251Bを回転させて、収納部250B内の硬貨Cを、硬貨案内部61Gおよび第1の可動案内部62Gを介して、第1のルート68Rに案内する。切替部60Hは、硬貨Cを硬貨搬送カセット30に案内する場合、駆動部62Hを制御して、図25Bに示すように、硬貨案内部61Gの出口の下に第2の可動案内部63Gを位置させ、硬貨Cを第2のルート69Rに案内できる状態にする。切替部60Hは、傾斜円盤251Bを回転させて、収納部250B内の硬貨Cを、硬貨案内部61Gおよび第2の可動案内部63Gを介して、第2のルート69Rに案内する。
<その他の変形例>
切替制御部54を制御して、切替機構53A〜53Dの閉塞部材532を同じ方向に移動させることによって、例えば、切替機構53A,53Bを介して硬貨Cを第1のルート245Rに案内し、切替機構53C,53Dを介して硬貨Cをまたは第2のルート246Rに案内するようにしてもよい。
収納庫238A〜238Dから繰り出された硬貨Cを第1のルート245Rに案内するともに、収納庫238E〜238Hから繰り出された硬貨Cを第2のルート246Rに案内した後に、収納庫238A〜238Dから繰り出された硬貨Cを第2のルート246Rに案内するともに、収納庫238E〜238Hから繰り出された硬貨Cを第1のルート245Rに案内してもよい。
収納庫238A〜238Hに収納された硬貨Cの金種に基づいて、切替機構53A〜53Hを制御し、硬貨Cの案内先を第1のルート245Rまたは第2のルート246Rに切り替えてもよい。例えば、収納庫238Aから繰り出された硬貨Cの案内先を、切替機構53Aによって第1のルート245Rまたは第2のルート246Rに切り替えて、収納庫238Aと異なる金種の硬貨Cを収納する収納庫238Bから繰り出された硬貨Cの案内先を、切替機構53Bによって第1のルート245Rまたは第2のルート246Rに切り替えてもよい。この場合、切替機構53A〜53Hをそれぞれ異なる切替制御部によって制御してもよいし、同じ切替制御部によって制御してもよい。
切替部50は、収納庫238A〜238Hに収納された複数の金種のうち任意の組み合わせからなる硬貨Cを例えば第1のルート245Rのみに案内し、第1のルート245Rに案内した金種とは異なる金種の硬貨Cを第2のルート246Rのみに案内してもよい。
連結部材541で連結する閉塞部材532の個数は、2個、3個、5個以上であってもよいし、連結部材541を設けずに、各閉塞部材532を個別に動かせるようにしてもよい。
第2のルート246Rをシュートで構成し、シュートで硬貨Cを収納庫238A〜238Hの下方に向けて案内して、硬貨搬送カセット30に収納するようにしてもよい。
第1のルート構成部245を、第2のルート構成部246と同様に、搬送ベルトで硬貨Cをドロア40に案内するようにしてもよい。
第2の硬貨処理装置23に、硬貨搬送カセット30およびドロア40から硬貨Cを入金する機能を設けなくてもよい。
固定部材531に姿勢規定部531Cを設けずに、固定部材531内において、硬貨Cを表面Caに交差する方向に移動させ、閉塞部材532を硬貨Cの表面Caに平行な方向に動かすことによって、第2の開口部531Fまたは第1の開口部531Eを閉塞できるようにしてもよい。
閉塞部材532全体を平行移動(スライド)させることによって、第2の開口部531Fまたは第1の開口部531Eを閉塞できるようにしてもよい。
上記実施の形態および上記各変形例において、収納部内の傾斜円盤または水平円盤は、上記実施の形態または上記各変形例で例示したものに限定されるものではなく、硬貨を1枚ずつ繰り出せれば、他の構成でもよい。
本発明は、硬貨処理装置に適用できる。
1 貨幣処理システム
10 チェックアウトカウンタ
11 貨幣精算装置
12 第1の紙幣処理装置
13 第1の硬貨処理装置
14 POSレジスタ装置
15 操作表示部
20 バックオフィス
21 入出金装置
22 第2の紙幣処理装置
23 第2の硬貨処理装置
25 貨幣管理装置
26 POS管理装置
30 硬貨搬送カセット
31 筐体
32 受入部
33 収納部
34 排出部
35 繰出部
36 コネクタ
37 把持部
38 開閉扉
40 ドロア
50 切替部
51 第1の板状部材
51A 第1の硬貨通過孔
52 第2の板状部材
52A 第2の硬貨通過孔
53A,53B,53C,53D,53E,53F,53G,53H 切替機構
54 切替制御部
60A,60B,60C,60D,60E,60F,60G 切替部
61A 案内部材
61B,61C,61D,61F,62E,64G,62H 駆動部
61E 伸縮部
61G,62D 硬貨案内部
61H 連結部材
62A 切り替え板
62B 第1の硬貨案内部
62C,63A,63D,63H 回転軸
62G 第1の可動案内部
63B 第2の硬貨案内部
63G 第2の可動案内部
68R 第1のルート
69R 第2のルート
131 筐体
131A 上面部
131B 前面部
131C 右面部
131D カバー
132 入金部
133 出金部
134 カセット装着部
135A,135B,135C,135D,135E,135F,135G,135H 収納部
136 繰出部
136A 底部
137 入金搬送部
138 識別部
139,139A,139B,139C シュート
140 出金搬送部
141 制御部
231 筐体
231A 第1の前面部
231B 第2の前面部
231C 第1の上面部
231D 第2の上面部
232 第2のカセット装着部
232A ガイドレール
233 入金部
233A 第1の受入口
233B 第2の受入口
233C カバー
233C1 露出口
233D トレイ
234 出金部
234A 引き出し部
234B 第1のカセット装着部
234C ドロア装着部
235 繰出部
236 上側搬送部
237 識別部
238 収納部
238A,238B,238C,238D,238E,238F,238G,238H 収納庫
239 リジェクト部
240 オーバーフロー収納部
241 偽貨収納部
242 返却部
243,243A,243B,243C,243D 上シュート
244 下側搬送部
245,681B 第1のルート構成部
245A,245B,245C,245D,245E,245F,245G,245H ドロア用シュート
245R 第1のルート
246,691B 第2のルート構成部
246A カセット用シュート
246B 駆動プーリ
246C 従動プーリ
246D 搬送ベルト
246R 第2のルート
248 制御部
250B,250C 収納部
251B 傾斜円盤
251C 水平円盤
252C 排出口
311 上面部
312 底面部
312A 第1のガイド溝
313 前面部
314 後面部
315 右面部
316 左面部
316A 第2のガイド溝
321 第1の受入口
322 第2の受入口
323 受入口開閉部
323A 受入口閉塞部材
323B 第1の閉塞部
323C 第2の閉塞部
341 排出口
342 排出口開閉部
342A 排出口閉塞部材
351 搬送機構
351A 駆動プーリ
351B 従動プーリ
351C 搬送ベルト
352 側壁部
353 後壁部
531 固定部材
531A 被固定部
531B 固定部材本体
531C 姿勢規定部
531D 硬貨受入口
531E 第1の開口部
531F 第2の開口部
532 閉塞部材
532A 閉塞部材本体
532B 硬貨通過孔
532C 第1の開口閉塞部
532D 第2の開口閉塞部
533 回転軸
541 連結部材
542 連結部材移動部
542A リンク部材
542B ギア
611E 固定案内部
612E 移動案内部
681A 第1のシュート
691A 第2のシュート
C 硬貨
Ca 表面

Claims (17)

  1. 硬貨を収納するとともに、収納した硬貨を繰り出す収納部と、
    レジスター用のドロアが装着されるドロア装着部と、
    特定の装置に装着されているときに開かれる開口部を介して前記特定の装置と硬貨を授受するように構成された硬貨搬送カセットが装着されるカセット装着部と、
    前記収納部から繰り出された硬貨を、前記ドロア装着部に装着されたドロアに案内する第1のルートを構成する第1のルート構成部と、
    前記収納部から繰り出された硬貨を、前記カセット装着部に装着された硬貨搬送カセットに案内する第2のルートを構成する第2のルート構成部と、
    前記収納部から繰り出された硬貨の案内先を、前記第1のルートまたは前記第2のルートに切り替える切替部と、を備える、硬貨処理装置。
  2. 前記第1のルート構成部は、前記収納部から繰り出された硬貨を前記ドロアに案内する第1のシュートを含む、請求項1に記載の硬貨処理装置。
  3. 前記第2のルート構成部は、前記収納部から繰り出された硬貨を前記硬貨搬送カセットに案内する搬送ベルトを含む、請求項1または2に記載の硬貨処理装置。
  4. 前記第2のルート構成部は、前記収納部から繰り出された硬貨を前記搬送ベルトに案内する第2のシュートをさらに含む、請求項3に記載の硬貨処理装置。
  5. 前記切替部は、
    前記第1のルートに硬貨を排出可能に構成された第1の開口部および前記第2のルートに硬貨を排出可能に構成された第2の開口部を有する固定部材と、
    前記収納部から繰り出された硬貨を前記第1のルートに案内する場合、前記第2の開口部を閉塞し、前記収納部から繰り出された硬貨を前記第2のルートに案内する場合、前記第1の開口部を閉塞する閉塞部材と、を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
  6. 前記固定部材は、硬貨の表面に平行に移動するように、当該硬貨の姿勢を規定する姿勢規定部をさらに備え、
    前記閉塞部材は、前記姿勢規定部の規定によって移動する硬貨の表面に交差する方向に動くことによって、前記第2の開口部または前記第1の開口部を閉塞する、請求項5に記載の硬貨処理装置。
  7. 前記閉塞部材は、回転軸を中心にして回動することによって、前記第2の開口部または前記第1の開口部を閉塞するように構成されている、請求項6に記載の硬貨処理装置。
  8. 前記収納部は、第1の収納庫と、第2の収納庫と、を備え、
    前記切替部は、前記第1の収納庫から繰り出された硬貨を前記第1のルートに案内するとともに、前記第2の収納庫から繰り出された硬貨を前記第2のルートに案内した後、前記第1の収納庫から繰り出された硬貨を前記第2のルートに案内するとともに、前記第2の収納庫から繰り出された硬貨を前記第1のルートに案内するように、前記収納部から繰り出された硬貨の案内先を切り替える、請求項1から7のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
  9. 前記収納部は、第1の収納庫と、第2の収納庫と、を備え、
    前記切替部は、
    前記第1の収納庫から繰り出された硬貨の案内先を前記第1のルートまたは前記第2のルートに切り替える第1の切替機構と、
    前記第2の収納庫から繰り出された硬貨の案内先を前記第1のルートまたは前記第2のルートに切り替える第2の切替機構と、
    前記第1の切替機構および前記第2の切替機構を同時に切り替える切替制御部と、を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
  10. 前記収納部は、
    第1の金種の硬貨を収納する第1の収納庫と、
    第2の金種の硬貨を収納する第2の収納庫と、を備え、
    前記切替部は、
    前記第1の収納庫から繰り出された前記第1の金種の硬貨の案内先を前記第1のルートまたは前記第2のルートに切り替える第1の切替機構と、
    前記第2の収納庫から繰り出された前記第2の金種の硬貨の案内先を前記第1のルートまたは前記第2のルートに切り替える第2の切替機構と、を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
  11. 前記切替部は、
    前記第1の金種の硬貨を前記第1のルートまたは前記第2のルートに案内するように、前記第1の切替機構を制御する第1の切替制御部と、
    前記第2の金種の硬貨を前記第1のルートまたは前記第2のルートに案内するように、前記第1の切替機構を制御する第2の切替制御部と、をさらに備える、請求項10に記載の硬貨処理装置。
  12. 前記収納部は、互いに異なる金種の硬貨を収納する複数の収納庫を備え、
    前記切替部は、複数の金種のうち任意の組み合わせの金種からなる硬貨を前記第1のルートまたは前記第2のルートに案内するように、前記所定の硬貨を収納する収納庫から繰り出された硬貨の案内先を切り替える、請求項1から7のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
  13. 前記切替部は、到来する硬貨の表面に平行な方向に動くことによって、前記収納部から繰り出された硬貨の案内先を、前記第1のルートまたは前記第2のルートに切り替える切り替え板を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
  14. 前記収納部は、収納された硬貨を前記第1のルートに繰り出す第1の繰出部と、収納された硬貨を前記第2のルートに繰り出す第2の繰出部と、を備え、
    前記切替部は、前記収納部に収納された硬貨を、前記第1の繰出部または前記第2の繰出部から繰り出させることによって、硬貨の案内先を切り替える、請求項1から4のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
  15. 前記収納部から繰り出された硬貨が前記第1のルートまたは前記第2のルートに案内されるように、回転軸を中心にして前記収納部を回動させる第1の駆動部をさらに備え、
    前記切替部は、前記第1の駆動部を制御して前記収納部を回動させることによって、前記収納部から繰り出された硬貨の案内先を、前記第1のルートまたは前記第2のルートに切り替える、請求項1から4のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
  16. 伸縮することによって前記第1のルート構成部または前記第2のルート構成部に接続され、接続された前記第1のルート構成部または前記第2のルート構成部に、前記収納部から繰り出された硬貨を案内する伸縮部と、
    前記伸縮部を伸縮させる第2の駆動部と、をさらに備え、
    前記切替部は、前記第2の駆動部を制御して前記伸縮部を前記第1のルート構成部または前記第2のルート構成部に接続することによって、前記収納部から繰り出された硬貨の案内先を、前記第1のルートまたは前記第2のルートに切り替える、請求項1から4のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
  17. 前記第1のルート構成部および前記第2のルート構成部のうち少なくとも一方のルート構成部を移動させる第3の駆動部をさらに備え、
    前記切替部は、前記第3の駆動部を制御して前記少なくとも一方のルート構成部を移動させることによって、前記収納部から繰り出された硬貨の案内先を、前記第1のルートまたは前記第2のルートに切り替える、請求項1から4のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
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