JP2021031546A - 熱可塑性樹脂組成物、材料押出式3次元プリンター成形用フィラメント、及び成形体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明はフィラメントの巻回体及び材料押出式3次元プリンター用カートリッジに関する。さらに、成形体の製造方法に関する。
従来、材料押出式のフィラメントに用いる原料としては、一般的にアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン系樹脂(以下「ABS樹脂」と称することがある。)や、ポリ乳酸(以下「PLA樹脂」と称することがある。)等のアモルファス熱可塑性樹脂組成物が、加工性や流動性の観点から好適に用いられてきた(特許文献1〜3)。
特許文献1に記載のABS樹脂には、透明性及び材料押出式3次元プリンターによる成形性(造形性)が実用上十分ではないという課題がある。
特許文献2及び3に記載のPLA樹脂には、透明性、材料押出式3次元プリンターによる成形性(造形性)及び耐熱性が実用上十分ではないという課題がある。
また、ABS樹脂及びPLA樹脂ともに吸湿性が高く、防湿処理が適切でない場合には、成形体が加水分解で劣化する、成形体内に加水分解で発生した気泡を含有する等の不具合を生じる。
即ち、本発明は以下の特徴を有する。
[3]前記水素化芳香族ビニルポリマーブロック単位が90%以上の水素化レベルをもち、かつ、前記水素化共役ジエンポリマーブロック単位が95%以上の水素化レベルをもつ、[1]又は[2]に記載の熱可塑性樹脂組成物。
[4]前記水素化芳香族ビニルポリマーブロック単位が水素化ポリスチレンからなり、前記環状ポリオレフィン(A)中の含有率が30〜99モル%である、[1]〜[3]のいずれか1項に記載の熱可塑性樹脂組成物。
[6][1]〜[5]のいずれか1項に記載の熱可塑性樹脂組成物からなる、フィラメント。
[7]材料押出式3次元プリンター成形用フィラメントである、[6]に記載のフィラメント。
[8][6]又は[7]に記載のフィラメントからなる、フィラメントの巻回体。
[9][7]に記載のフィラメントを容器に収納した、材料押出式3次元プリンター用カートリッジ。
[10][7]に記載のフィラメントを用いて、材料押出式3次元プリンターにより成形体を得る、成形体の製造方法。
以下において、「〜」を用いてその前後に数値又は物性値を挟んで表現する場合、その前後の値を含むものとして用いることとする。
本発明の環状ポリオレフィン(A)は、少なくとも1種の芳香族ビニルモノマー単位及び少なくとも1種の共役ジエンモノマー単位を含むブロックコポリマーの水素化体である水素化ブロックコポリマーからなる。
該水素化ブロックコポリマーは、前記芳香族ビニルモノマー単位からなるポリマーブロックの水素化体である水素化芳香族ビニルポリマーブロック単位、及び、前記共役ジエンモノマー単位からなるポリマーブロックの水素化体である水素化共役ジエンポリマーブロック単位を有する。
また、該水素化ブロックコポリマーは、前記水素化芳香族ビニルポリマーブロック単位を少なくとも2個有すると共に、前記水素化共役ジエンポリマーブロック単位を少なくとも1個有するものである。
なお、「ブロック」とは、後記するように、本明細書において、コポリマーの構造的又は組成的に異なった重合セグメントからのミクロ層分離を表すコポリマーの重合セグメントをいう。このため、例えば「ブロック単位を少なくとも2個有する」とは、水素化ブロックコポリマーの中に、構造的又は組成的に異なった重合セグメントからのミクロ層分離を表すコポリマーの重合セグメントを少なくとも2個有することをいう。
また、前記のArは、フェニル基又はアルキルフェニル基が好ましく、フェニル基がより好ましい。
共役ジエンモノマーとしては、例えば、1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレンン)、2−メチル−1,3ペンタジエンとその類似化合物、及びこれらの混合物が挙げられる。
なお、「官能基のない」とはブロックコポリマー中に如何なる官能基、即ち、炭素と水素以外の元素を含む基が存在しないことを意味する。
そして、水素化ブロックコポリマーの好ましい一態様としては、スチレンとブタジエンの水素化トリブロック又はペンタブロックコポリマーを挙げることができ、他の如何なる官能基又は構造的変性剤も含まないことが好ましい。
「ブロック」とは、コポリマーの構造的又は組成的に異なった重合セグメントからのミクロ層分離を表すコポリマーの重合セグメントとして定義される。ミクロ層分離は、ブロックコポリマー中で重合セグメントが混じり合わないことにより生ずる。
なお、ミクロ層分離とブロックコポリマーは、PHYSICS TODAYの1999年2月号32−38頁の“Block Copolymers−Designer Soft Materials”で広範に議論されている。
水素化芳香族ビニルポリマーブロック単位の比率が上記下限値以上であれば剛性が低下することがなく、上記上限値以下であれば脆性が悪化することがない。
水素化共役ジエンポリマーブロック単位の比率が上記下限値以上であれば脆性が悪化することがなく、上記上限値以下であれば剛性が低下することがない。
Mwが上記下限値以上であれば機械強度が低下せず、上記上限値以下であれば成形加工性が悪化しない。
本明細書のMwは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用いて決定される。
なお、水素化芳香族ビニルポリマーブロック単位の水素化レベルとは、芳香族ビニルポリマーブロック単位が水素化によって飽和される割合を示し、水素化共役ジエンポリマーブロック単位の水素化レベルとは、共役ジエンポリマーブロック単位が水素化によって飽和される割合を示す。このように高レベルの水素化は、耐熱性及び透明性のために好ましい。
MFRは、ISO 1133に従って、測定温度230℃、測定荷重2.16kgの条件で測定した。
本発明の環状ポリオレフィン(A)としては、市販のものを用いることができる。具体的には、三菱ケミカル(株)製:ゼラス(商標登録)が挙げられる。
本発明に用いる炭化水素系ゴム用軟化剤(B)は、環状ポリオレフィン(A)を軟化させ、熱可塑性樹脂組成物の柔軟性、弾性、加工性、流動性の向上に寄与する。
炭化水素系ゴム用軟化剤(B)としては、鉱物油系軟化剤又は合成樹脂系軟化剤等が挙げられるが、環状ポリオレフィン(A)との親和性の観点から鉱物油系軟化剤が好ましい。
なお、炭化水素系ゴム用軟化剤は1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
また、炭化水素系ゴム用軟化剤(B)の引火点(COC法)は、好ましくは200℃以上、より好ましくは250℃以上である。
該当する市販品としては、例えば、JX日鉱日石エネルギー社製「日石ポリブテン(登録商標)HV」シリーズ、出光興産社製ダイアナ(登録商標)「プロセスオイルPW」シリーズが挙げられ、これらの中から該当品を適宜選択して使用することができる。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、環状ポリオレフィン(A)と、炭化水素系ゴム用軟化剤(B)とを含有する。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、環状ポリオレフィン(A)100質量部に対して、炭化水素系ゴム用軟化剤(B)1〜100質量部を含有することが好ましい。
炭化水素系ゴム用軟化剤(B)の含有量が上記範囲内であれば、材料押出式3次元プリンターによる成形性(造形性)が良好となる。
また、Vicat軟化温度は60℃以上が好ましく、70℃以上がより好ましく、80℃以上が更に好ましい。
また、ヘーズは2.0以下が好ましく、1.0以下がより好ましい。
また、吸水率は0.1%以下が好ましく、0.05%以下がより好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の成分を配合することができる。
その他の成分としては、例えば、その他の樹脂やゴム、添加剤又は充填材が挙げられる。
これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記その他の樹脂の含有率は、全成分の50質量%以下であり、好ましくは30質量%以下である。
これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
充填材の含有率は、全成分の50質量%以下であり、好ましくは30質量%以下である。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、成分(A)及び(B)、必要に応じてその他の成分を、通常の押出機やバンバリーミキサー、ロール、ブラベンダープラストグラフ、ニーダーブラベンダー等を用いて常法で混練して製造することができる。
これらの製造方法の中でも、押出機、特に二軸押出機を用いることが好ましい。
本発明の材料押出式3次元プリンター成形用フィラメント(以下「フィラメント」と称することがある。)は、本発明の熱可塑性樹脂組成物からなる。
前記フィラメントの製造方法としては、本発明の熱可塑性樹脂組成物を押出成形等の公知の成形方法により成形する方法や、熱可塑性樹脂組成物の製造時に直接フィラメントとする方法等によって得ることができる。
例えば、フィラメントを押出成形により得る場合、その条件は、通常150〜300℃、好ましくは180〜280℃である。
径の精度は、フィラメントの任意の測定点に対して±5%以内の誤差に収めることが原料供給の安定性の観点から好ましい。
そのため、本発明の材料押出式3次元プリンター成形用フィラメントは、ボビンに巻きとった巻回体として密閉包装されている、又は、この巻回体がカートリッジに収納されていることが、長期保存、安定した繰出し、湿気等の環境要因からの保護、捩れ防止等の観点から好ましい。
カートリッジとしては、ボビンに巻き取った巻回体の他、内部に防湿材又は吸湿材を使用し、少なくともフィラメントを繰出すオリフィス部以外が密閉されている構造のものが挙げられる。
前記ブロッキング剤としては、例えば、シリコーン系ブロッキング剤、タルク等の無機フィラー、脂肪酸金属塩が挙げられる。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の成形体の製造方法は、本発明の熱可塑性樹脂組成物からなるフィラメントを原料として用い、該原料を材料押出式3次元プリンターにより成形することを特徴とする。
CADモデルを基にして発信される信号により、押出ヘッドはその位置を移動しながら原料を基板上に供給して積層堆積させていく。この工程が完了した後、基板から積層堆積物を取出し、必要に応じて支持材等を剥離したり、余分な部分を切除したりして所望の3次元物体として成形体を得ることができる。
ここでフィラメントと駆動ロールとの係合による把持をより強固にすることで原料供給を安定化させるために、フィラメントの表面に微小凹凸形状を転写させておいたり、係合部との摩擦抵抗を大きくするための無機添加剤、展着剤、粘着剤、ゴム等を配合したりすることも好ましい。
本発明の製造方法においては、加熱押出ヘッドの温度を180〜220℃とし、基板温度を80℃以下、好ましくは60〜70℃として安定的に成形体を製造することができる。
溶融樹脂の温度が上記下限値以上であれば、耐熱性の高い樹脂を押出す上で好ましく、また、一般に造形物中に糸引きと呼ばれる、溶融樹脂が細く伸ばされた破片が残り、外観を悪化させることを防ぐ観点からも好ましい。一方、上記上限値以下であれば、樹脂の熱分解や焼け、発煙、臭い、べたつきといった不具合の発生を防ぎやすく、また、高速で吐出することが可能となり、造形効率が向上するため好ましい。
本発明の成形体は、軟質な質感、耐熱性等に優れたものである。このため、文房具;玩具;携帯電話やスマートフォン等のカバー;グリップ等の部品;学校教材、家電製品、OA機器の補修部品、自動車、オートバイ、自転車等の各種パーツ;建装材等の部材等の用途に好適に用いることができる。
<ポリマーブロックの比率>
[カーボンNMRによる測定]
・装置:Bruker社製「AVANCE400分光計」
・溶媒:オルソジクロロベンゼン−h4/パラジクロロベンゼン−d4混合溶媒
・濃度:0.3g/2.5mL
・測定:13C−NMR
・共鳴周波数:400MHz
・積算回数:1536
・フリップ角:45度
・データ取得時間:1.5秒
・パルス繰り返し時間:15秒
・測定温度:100℃
・1H照射:完全デカップリング
[プロトンNMRによる測定]
・装置:日本分光社製「400YH分光計」
・溶媒:重クロロホルム
・濃度:0.045g/1.0mL
・測定:1H−NMR
・共鳴周波数:400MHz
・積算回数:8
・測定温度:18.5℃
・水素化芳香族ビニルポリマーブロック単位の水素化レベル:6.8〜7.5ppmの積分値低減率
・水素化共役ジエンポリマーブロック単位の水素化レベル:5.7〜6.4ppmの積分値低減率
得られた熱可塑例樹脂組成物を用いて、ISO 1133に準拠して、温度230℃、荷重2.16kgにてフィラメント成形性及び材料押出式3次元プリンターによる成形性(造形性)の指標であるMFRを測定した。
・装置:(株)東洋精機製作所製「メルトインデクサー」
・オリフィス孔径:2mm
得られた熱可塑性樹脂組成物を用いて、インラインスクリュウタイプ射出成形機(JSW社製「J110AD」)により、射出圧力50MPa、シリンダー温度250℃、金型温度50℃にて、厚さ4mm×幅10mm×長さ80mmの試験片を成形した。
この試験片を用い、ISO306に準拠して、昇温速度50℃/h、荷重10Nにて耐熱性の指標であるVicat軟化温度を測定した。
得られた熱可塑例樹脂組成物を用いて、インラインスクリュウタイプ射出成形機(JSW社製「J110AD」)により、射出圧力50MPa、シリンダー温度250℃、金型温度50℃にて、厚さ2mm×幅100mm×長さ100mmの試験片を成形した。
この試験片を用い、ISO 14782に準拠して、透明性の指標であるヘーズを測定した。
得られた熱可塑例樹脂組成物を用いて、ISO 760に準拠して、180℃にて低吸湿性の指標である吸水率を測定した。
吸水率が0.01%以下の場合は<0.01%とした。
得られた熱可塑性樹脂組成物(ペレット状)を用いて、単軸押出機(Φ30mm)にて185〜225℃の範囲で押出成形し、断面の直径が1.75mmの材料押出式3次元プリンター成形用フィラメントを製造した。
フィラメントが成形できた場合は、フィラメント成形性を「○」とした。
押出トルク過負荷によりフィラメントが成形できない場合には、フィラメント成形性を「×」とした。
得られたフィラメントを用いて、熱溶解積層法による押出積層堆積システムとして、AFINIA社製「H480−2」を用い、3次元物体として、造形物1(花瓶:図1(a)(b))及び造形物2(船:図2(a)(b)、図3(a)(b))の成形を行なった。
造形条件は、PLA条件(ノズル温度200〜220℃、プラットフォーム温度50℃)、FINEモード、積層ピッチ0.25mmにて行なった。
この成形における成形性を以下の基準で評価した。
○ :きれいに造形できた。
× :十分な吐出が得られず、造形できなかった。
<環状ポリオレフィン(A−1)>
三菱ケミカル(株)製 「ゼラス(商標登録)MC930」
・密度(ASTM D792):0.94g/cm3
・MFR(230℃、2.16kg):1g/10分
・水素化芳香族ビニルポリマーブロック単位:含有率67モル%、水素化レベル99.5%以上の水素化ポリスチレン
・水素化共役ジエンポリマーブロック単位:含有率33モル%、水素化レベル99.5%以上の水素化ポリブタジエン
・ブロック構造:ペンタブロック構造、合計水素化レベル:99.5%以上
・ガラス転移温度:129℃
出光興産社製ダイアナ(登録商標) プロセスオイルPW90〔パラフィン系オイル、動粘度(40℃):90センチストークス、引火点(COC法):266℃〕
NatureWorks社製 ingeo4032D PLA(ポリ乳酸樹脂)
・密度(ISO 1183):1.24g/cm3
・MFR(230℃、荷重2.16kg):12g/10分
・Mw:200,000
成分(A−1)100質量部、成分(B−1)20質量部を、同方向2軸押出機(東芝機械社製 TEM26SS Φ26mm、L/D=48.5)にて12kg/hの速度で投入し、240℃の範囲で昇温させて溶融混練を行ない、熱可塑性樹脂組成物を製造した。
得られたペレットを用いて評価を行った。結果を表1に示す。
環状ポリオレフィン(A)以外の樹脂であるポリ乳酸(X−1)を原料に用い、それ以外は実施例1と同様にして評価を行なった。結果を表1に示す。
これに対して、本発明に該当しない比較例1は、耐熱性、透明性、低吸湿性が悪かった。材料押出式3次元プリンターによる成形性(造形性)については、単純な形状の造形物1は造形できたが、複雑な形状の造形物2は造形できなかった。
Claims (10)
- 環状ポリオレフィン(A)と、炭化水素系ゴム用軟化剤(B)とを含有する熱可塑性樹脂組成物であって、
該環状ポリオレフィン(A)が、少なくとも1種の芳香族ビニルモノマー単位及び少なくとも1種の共役ジエンモノマー単位を含むブロックコポリマーの水素化体である水素化ブロックコポリマーからなり、
該水素化ブロックコポリマーは、前記芳香族ビニルモノマー単位からなるポリマーブロックの水素化体である水素化芳香族ビニルポリマーブロック単位、及び前記共役ジエンモノマー単位からなるポリマーブロックの水素化体である水素化共役ジエンポリマーブロック単位を有し、
該水素化ブロックコポリマーは、前記水素化芳香族ビニルポリマーブロック単位を少なくとも2個有すると共に、前記水素化共役ジエンポリマーブロック単位を少なくとも1個有する、熱可塑性樹脂組成物。 - 前記環状ポリオレフィン(A)100質量部に対して、前記炭化水素系ゴム用軟化剤(B)1〜100質量部を含有する、請求項1に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- 前記水素化芳香族ビニルポリマーブロック単位が90%以上の水素化レベルをもち、かつ、前記水素化共役ジエンポリマーブロック単位が95%以上の水素化レベルをもつ、請求項1又は2に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- 前記水素化芳香族ビニルポリマーブロック単位が水素化ポリスチレンからなり、前記環状ポリオレフィン(A)中の含有率が30〜99モル%である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- 前記水素化共役ジエンポリマーブロック単位が水素化ポリブタジエンからなり、前記環状ポリオレフィン(A)中の含有率が1〜70モル%である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱可塑性樹脂組成物からなる、フィラメント。
- 材料押出式3次元プリンター成形用フィラメントである、請求項6に記載のフィラメント。
- 請求項6又は7に記載のフィラメントからなる、フィラメントの巻回体。
- 請求項7に記載のフィラメントを容器に収納した、材料押出式3次元プリンター用カートリッジ。
- 請求項7に記載のフィラメントを用いて、材料押出式3次元プリンターにより成形体を得る、成形体の製造方法。
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