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JP2021017590A - 粒状洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の汚れに対して優れた洗浄力を示す粒状洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】(A)嵩密度が600g/L未満の粒子[以下、粒子(A)という]、及び(B)嵩密度が600g/L以上の粒子[以下、粒子(B)という]を含有する粒状洗浄剤組成物であって、粒子(A)を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが9.0以上であり、粒子(B)を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが5.0以下であり、粒状洗浄剤組成物を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物のpHが5.0以上9.0以下である、粒状洗浄剤組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、粒状洗浄剤組成物に関する。
繊維製品、硬質物品など、種々の対象物に用いられる洗浄剤として、形態が粒状であるものが知られている。一般に、粒状の洗浄剤は、粉末、粒状など固体微粒子を含む混合物として製造、入手される。場合により、粒状洗浄剤は、液体成分を含む場合もある。
特許文献1には、アルカリ性炭酸塩を5重量%以上含有する嵩密度が0.5g/cm以上の粒状洗剤に、粉末ないし粒状の有機酸又はその酸無水物を所定量配合してなる高密度粒状洗剤組成物が開示されている。
特許文献2には、スルホネート界面活性剤とサルフェート界面活性剤の所定の混合物、所定のアルカリ金属ケイ酸塩、所定の微粉砕アルミノシリケートイオン交換物質、クエン酸、アルカリ金属炭酸塩を含有する所定の低ホスフェート又は無ホスフェート粒状洗濯洗剤組成物が開示されている。
特許文献3には、塩素捕捉剤と、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、双性界面活性剤、両性界面活性剤、陽イオン界面活性剤、洗浄性ビルダー、不活性物質、洗剤補助剤から選ばれる洗剤成分とからなり、漂白剤を本質上含まず、20℃の水中で1重量%の濃度で7〜9.3のpHを有する粒状洗濯洗剤組成物が開示されている。
特許文献4には、(a)アニオン界面活性剤、(b)水溶性アルミニウム塩、(c)アルカリ金属硫酸塩、及びアルカリ金属塩化物から選ばれる1種以上の化合物、(d)所定のアルカリ剤、並びに(e)(e1)分子内のカルボキシル基又はその塩の数が1個以上10個以下のカルボン酸及び/又はその塩、及び(e2)分子内のカルボキシル基又はその塩の数が1個以上10個以下のヒドロキシカルボン酸及び/又はその塩から選ばれる1種以上の化合物を、所定条件で含有し、1gを水250gに分散させた分散液の20℃におけるpHが5.5以上9.5以下である衣料用粉末洗浄剤組成物が開示されている。
特開昭62−62899号公報 特開平5−507744号公報 特開平5−507745号公報 特開2017−014495号公報
一般に、洗浄対象物に付着する汚れは多様であり、洗浄剤には種々の汚れに対して十分な洗浄力を示すことが望まれる。
例えば、衣料に付着する多くの汚れに対しては、洗浄液のpHをアルカリ性にすることで洗浄力が高まることから、衣料用の粒状洗浄剤には一般的にアルカリ成分が配合されている。そのような組成では、通常、溶解開始から洗浄終了後まで洗浄液のpHはアルカリ性に保持される。そのため、例えば、衣料を対象とする粒状洗浄剤では、pHがアルカリ性において洗浄力が高まる皮脂汚れ、エリ汚れに対する汚れ落ちは優れているが、食品由来の油汚れなどの汚れに対しては更なる洗浄力の向上が望まれる。特に、地域によっては、例えば、アジアを中心とした国々では、油を多く含む食事が多く、また皿などの食器を持たずに食事をする食習慣、食文化があるために食べこぼしが発生しやすいという事情があることを考慮すると、皮脂汚れに加えて食品汚れに対する洗浄力も併せ持つことが望まれる。
本発明は、種々の汚れに対して優れた洗浄力を示す粒状洗浄剤組成物を提供する。
本発明は、(A)嵩密度が600g/L未満の粒子[以下、粒子(A)という]、及び(B)嵩密度が600g/L以上の粒子[以下、粒子(B)という]を含有する粒状洗浄剤組成物であって、
粒子(A)を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが9.0以上であり、
粒子(B)を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが5.0以下であり、
粒状洗浄剤組成物を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物のpHが5.0以上9.0以下である、
粒状洗浄剤組成物に関する。本発明では、粒子(A)、粒子(B)及び粒状洗浄剤組成物の嵩密度は、JIS K3362 8.2の見掛け密度である。
また、本発明は、前記本発明の粒状洗浄剤組成物と水とを含有する洗浄液に洗浄対象物を所定時間浸漬させた後、洗浄対象物をこすり洗いする、洗浄方法に関する。
本発明によれば、種々の汚れに対して優れた洗浄力を示す粒状洗浄剤組成物が提供される。
<粒状洗浄剤組成物>
本発明の粒状洗浄剤組成物は、嵩密度が600g/L未満の粒子であって、該粒子を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが9.0以上である粒子(A)と、嵩密度が600g/L以上の粒子であって、該粒子を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが5.0以下である粒子(B)とを含有する粒状洗浄剤組成物である。そして、本発明の粒状洗浄剤組成物は、該組成物を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物のpHが5.0以上9.0以下である。以下、pHという場合、特記しない限り、試料を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHをいう。
〔粒子(A)〕
粒子(A)は、嵩密度が600g/L未満の粒子であって、該粒子を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが9.0以上である粒子である。このようなpHを得る目的から粒子(A)には無機アルカリ化合物[以下(a1)成分という]を含有することが好ましい。(a1)成分としてはアルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属ケイ酸塩、及びトリポリリン酸塩から選ばれる1種以上の無機アルカリ化合物が好ましい。(a1)成分は、無機アルカリ化合物であって、該化合物を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが9.0以上の化合物から選択されてよい。
アルカリ金属炭酸塩としては炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムを挙げることができる。アルカリ金属ケイ酸塩としてはメタ珪酸塩、オルソ珪酸塩を挙げることができる。塩としてはナトリウム塩、カリウム塩を用いることができナトリウム塩が好ましい。トリポリリン酸塩としてはアルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム塩がより好ましい。
本発明では皮脂汚れ、エリ汚れ洗浄力を高める目的から(a1)成分に加えて、粒子(A)に界面活性剤[以下(a2)成分という]を含有することが好ましい。また、(a2)成分としては、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤が挙げられる。
陰イオン界面活性剤としては、アルキル又はアルケニル硫酸エステル塩、アルキレンオキシ基を有するポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸エステル塩、スルホン酸塩基を有する陰イオン界面活性剤、炭素数12以上24以下の脂肪酸又はその塩を挙げることができる。
アルキル又はアルケニル硫酸エステル塩としては、アルキル基の炭素数が10以上18以下のアルキル硫酸エステル塩、及びアルケニル基の炭素数が10以上18以下のアルケニル硫酸エステル塩から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤が挙げられる。洗浄性の向上の観点から、(a2)成分は、アルキル基の炭素数が12以上14以下のアルキル硫酸エステル塩から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤が好ましく、アルキル基の炭素数が12以上14以下のアルキル硫酸エステルナトリウムから選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤がより好ましい。
アルキレンオキシ基を有するポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸エステル塩としては、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸エステル塩が挙げられる。より具体的には、アルキル基の炭素数が10以上18以下、及びアルキレンオキシド平均付加モル数が1以上3以下のポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、並びにアルケニル基の炭素数が10以上18以下、及びアルキレンオキシド平均付加モル数が1以上3以下のポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤が挙げられる。オキシアルキレン基としては炭素数2以上3以下のオキシアルキレン基が挙げられる。炭素数2以上3以下のオキシアルキレン基としては、オキシプロピレン基及びオキシエチレン基から選ばれる1種以上の基が挙げられる。洗浄性の向上や洗浄時の起泡性の向上の観点から、アルキレンオキシ基を有するポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸エステル塩は、平均エチレンオキシド付加モル数が1以上2.2以下であるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩が好ましく、アルキル基の炭素数が12以上14以下でかつ、平均エチレンオキシド付加モル数が1以上2.2以下であるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩がより好ましく、これらのナトリウム塩が更に好ましい。
スルホン酸塩基を有する陰イオン界面活性剤としては、アルキル基の炭素数が10以上18以下のアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルケニル基の炭素数が10以上18以下のアルケニルベンゼンスルホン酸塩、アルキル基の炭素数が10以上18以下のアルカンスルホン酸塩、α−オレフィン部分の炭素数が10以上18以下のα−オレフィンスルホン酸塩、脂肪酸部分の炭素数が10以上18以下のα−スルホ脂肪酸塩、及び脂肪酸部分の炭素数が10以上18以下であり、エステル部分の炭素数が1以上5以下であるα−スルホ脂肪酸低級アルキルエステル塩から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤が挙げられる。洗浄力の観点から、スルホン酸塩基を有する陰イオン界面活性剤は、アルキル基の炭素数が11以上14以下のアルキルベンゼンスルホン酸塩が好ましく、アルキル基の炭素数が11以上14以下のアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムがより好ましい。
炭素数12以上24以下の脂肪酸又はその塩は、炭素数11以上23以下の脂肪族炭化水素基を疎水基とし、カルボン酸又はその塩を親水基として有する陰イオン界面活性剤が挙げられる。より具体的には、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン酸、又はその塩が挙げられる。塩としてはナトリウム塩が好ましい。
陰イオン界面活性剤としては、スルホン酸塩基を有する陰イオン界面活性剤が好ましい。粒子(A)は、(a2)成分として、スルホン酸塩基を有する陰イオン界面活性剤を含有することが好ましい。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤が好ましく、具体的には、下記一般式(1)の化合物が挙げられる。
−O[(EO)/(PO)]−H (1)
〔式中、Rは炭素数10以上、好ましくは12以上、そして、18以下、好ましくは16以下、より好ましくは14以下のアルキル基又はアルケニル基を示す。EOはエチレンオキシ基、POはプロピレンオキシ基である。aは数平均付加モル数であり0以上30以下の数、bは数平均付加モル数であり0以上10以下の数を示し、a及びbの両者が0の場合を除く。a+bは1以上30以下の数が好ましい。〕
陽イオン界面活性剤としては、第4級アンモニウム型界面活性剤又は3級アミン型界面活性剤が好ましく、更には、窒素原子に結合する基として、エーテル結合、オキシアルキレン基、エステル基、又はアミド基で分断されていてもよい炭素数6以上22以下の炭化水素基を1つ又は2つ有し、残りが炭素数1以上3以下のアルキル基又はベンジル基である第4級アンモニウム型界面活性剤又は3級アミン型界面活性剤が好ましい。
両性界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えば炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは16以下のアルキル基を有するN−アルキル−N,N−ジメチルアミンオキシド、前記範囲の炭素数のアルキル基を有するN−アルキルカルボニルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミンオキシド、前記範囲の炭素数のアルキル基を有するN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン、前記範囲の炭素数のアルキル基を有するN−アルキルカルボニルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン、前記範囲の炭素数のアルキル基を有するN−アルキル−N,N−ジメチル−N-(2−ヒドロキシスルホプロピル)アンモニウムスルホベタイン等が挙げられる。
本発明では、(a2)成分は、皮脂汚れ、エリ汚れ洗浄力の観点から、陰イオン界面活性剤及び非イオン界面活性剤から選ばれる界面活性剤が好ましく、アルキル基の炭素数が10以上、そして、18以下、好ましくは16以下のアルキルベンゼンスルホン酸塩、及びアルケニル基の炭素数が10以上18以下のアルケニルベンゼンスルホン酸塩から選ばれる界面活性剤より好ましい。塩としては、アルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム塩がより好ましい。
本発明の粒子(A)には、(a1)成分、及び(a2)成分以外に、粒子(A)の強度や嵩密度を調整する目的、あるいは後述する粒子(B)と粒子(A)中の(a1)成分との接触による貯蔵安定性の低下を防止する目的から、中性無機塩であって、該中性無機塩を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが5.0以上8.0以下の中性無機塩[以下(a3)成分という]を含有することが好ましい。(a3)成分としては、アルカリ金属硫酸塩、アルカリ土類金属硫酸塩、アルカリ金属塩化物及びアルカリ土類金属塩化物から選ばれる1種以上が好ましい。(a3)成分は、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、及び硫酸マグネシウムから選ばれる化合物がより好ましく、硫酸ナトリウム、及び硫酸マグネシウムから選ばれる化合物が更に好ましい。
粒子(A)は、粒子(A)を本発明の好ましいpHに調整する目的から、(a1)成分を、粒子(A)中に、好ましくは5質量%以上、より好ましくは8質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、そして、好ましくは40質量%以下、より好ましくは35質量%以下、更に好ましくは30質量%以下含有する。
粒子(A)は、皮脂汚れ、エリ汚れ洗浄力の観点から、(a2)成分を、粒子(A)中に、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上、更に好ましくは20質量%以上、そして、好ましくは70質量%以下、より好ましくは65質量%以下、更に好ましくは60質量%以下含有する。
粒子(A)は、粒子(A)の嵩密度、強度の調整、及び貯蔵安定性の観点から、(a3)成分を、粒子(A)中に、好ましくは20質量%以上、より好ましくは30質量%以上、更に好ましくは40質量%以上、そして、好ましくは80質量%以下、より好ましくは75質量%以下、更に好ましくは70質量%以下含有する。(a3)成分は、(a1)成分、(a2)成分などの残部として、粒子(A)の組成を調整する量で含有できる。
粒子(A)が含有するその他の成分の含有量としては、例えば、粒子強度を調整する目的から、ポリアクリル酸(塩)、及びポリエチレングリコール(重量平均分子量は、例えば5000以上500000以下)から選ばれる高分子化合物を含有することができ、その含有量は、粒子(A)中、0.1質量%以上2質量%以下とすることができる。
粒子(A)は、該粒子(A)を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが9.0以上である。このpHは、好ましくは9.5以上、より好ましくは10.0以上、そして、好ましくは12.0以下、より好ましくは11.0以下である。このようなpHに調整する目的から(a1)成分の種類や含有量を適宜調整することができる。なお、粒子(A)は、粒子全体としてこのようなpHを示すものであり、粒子(A)中に配合されている個々の成分は、このpHを満たしても満たさなくてもどちらでもよい。
ここで、粒子(A)の前記pHは、以下の方法で測定されたものである。
測定対象の粒子を、ガラス製1Lビーカーに4.0g加え、25℃に調温した、硬度成分を配合した水を1L加える。直径11mm、長さ43mmの円柱型撹拌子を入れ、マグネチックスターラー(株式会社日伸理化製、SW−M120)の目盛4で5分撹拌する。その後、攪拌しながらpHメーターD−51(株式会社堀場製作所製)を液に差し、1分後の値を当該粒子のpHとする。
また、pH測定用に用いた硬度成分を配合した前記の水は、次の方法で作製されたものである。
塩化カルシウム・2水和物(富士フイルム和光純薬株式会社)78.50g及び塩化マグネシウム・6水和物(富士フイルム和光純薬株式会社)73.58gを1Lのイオン交換水に溶解させた濃厚原液を調製する。この濃厚原液は、カルシウム/マグネシウム=6/4(モル比)である。得られた濃厚原液をアルカリ度100mg/L(CaCO換算)、pH7.5の希釈用水で希釈し、ドイツ硬度10°dHに調整して得た水を、硬度成分を配合した水とする。前記希釈用水は、イオン交換水に炭酸水素ナトリウム(富士フイルム和光純薬株式会社)を添加してアルカリ度を調整し、必要に応じて塩酸(富士フイルム和光純薬株式会社)を添加してpHを調整して得る。
粒子(A)は、嵩密度が600g/L未満である。この嵩密度は、好ましくは500g/L以下、より好ましくは450g/L以下である。この嵩密度の下限値は、例えば250g/L以上、更に300g/L以上とすることができる。この粒子(A)の嵩密度は、JIS K3362 8.2 に基づき測定されたものである。
粒子(A)は、例えば、噴霧乾燥法、ドライ中和法、乾燥造粒法、ドライブレンド法、流動層乾燥法、薄膜乾燥法、押出し造粒法、転動造粒法、攪拌造粒法、圧密造粒法、界面活性剤担持法又はこれらから選択して組み合わせた方法を適用して製造することができる。これらの方法ではそれぞれの方法に応じて製造条件を調整することで、粒子の嵩密度を調整することができる。例えば噴霧乾燥法では、噴霧温度、噴霧ノズル本数、噴霧時間などを調整することで嵩密度を調整できる。
粒子(A)は、平均粒径が、好ましくは400μm以上、より好ましくは500μm以上、そして、好ましくは800μm以下、より好ましくは700μm以下である。
〔粒子(B)〕
粒子(B)は、嵩密度が600g/L以上の粒子であって、該粒子を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが5.0以下である粒子である。
粒子(B)は、1種又は2種以上を用いることができる。
粒子(B)は、有機酸、及び酸性無機塩から選ばれる1種以上の化合物を含有することが好ましい。
有機酸としては、2価又は3価のものが挙げられる。有機酸としては、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸などの2価カルボン酸、酒石酸、リンゴ酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸などの2価のヒドロキシカルボン酸又は2価の芳香族カルボン酸、クエン酸、アコニット酸、没食子酸などの3価カルボン酸などを挙げることができる。
酸性無機塩は、該酸性無機塩を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが5.0未満の化合物であってよい。酸性無機塩としては、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硫酸水素ナトリウムが挙げられる。
粒子(B)は、クエン酸、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、及び硫酸水素ナトリウムから選ばれる1種以上を含有することが好ましい。
粒子(B)は、有機酸、及び酸性無機塩から選ばれる1種以上の化合物を、粒子(B)中に好ましくは50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、更に好ましくは90質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下含有し、含有量は100質量%であってもよい。これらの成分は、粒子(B)の前記pHが5.0以下となるように用いられる。
粒子(B)は、クエン酸、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、及び硫酸水素ナトリウムから選ばれる1種以上の化合物を、粒子(B)中に好ましくは50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、更に好ましくは90質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下含有し、含有量は100質量%であってもよい。これらの成分は、粒子(B)の前記pHが5.0以下となるように用いられる。
粒子(B)は、該粒子(B)を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが5.0以下である。このpHは、好ましくは2.5以上、より好ましくは3.0以上、そして、好ましくは4.5以下、より好ましくは4.0以下である。なお、粒子(B)は、粒子全体としてこのようなpHを示すものであり、粒子(B)中に配合されている個々の成分は、このpHを満たしても満たさなくてもどちらでもよい。ここで、粒子(B)の前記pHは、粒子(A)と同様の方法で測定されたものである。
粒子(B)は、嵩密度が600g/L以上である。この嵩密度は、好ましくは650g/L以上、より好ましくは700g/L以上である。この嵩密度の上限値は、例えば、1200g/L以下、更に1100g/L以下とすることができる。この粒子(B)の嵩密度は、粒子(A)と同様、JIS K3362 8.2 に基づき測定されたものである。
粒子(B)は、例えば、噴霧乾燥法、ドライ中和法、乾燥造粒法、ドライブレンド法、流動層乾燥法、薄膜乾燥法、押出し造粒法、転動造粒法、攪拌造粒法、圧密造粒法、界面活性剤担持法又はこれらから選択して組み合わせた方法を適用して製造することができる。これらの方法ではそれぞれの方法の特性を考慮して、必要に応じて製造条件を調整することで、粒子の嵩密度を調整することができる。例えば、乾燥造粒法、圧密造粒法などは、粒子(B)の嵩密度の調整に適した方法である。
粒子(B)は、平均粒径が、好ましくは50μm以上、より好ましく100μm以上、そして、好ましくは1000μm以下、より好ましくは500μm以下である。
〔粒子(C)〕
本発明の粒状洗浄剤組成物は、更に、貯蔵安定性を向上させる目的から、(C)嵩密度が600g/L以上である粒子であって、該粒子を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが5.0を超え9.0未満である粒子[以下、粒子(C)という]を含有することができる。
粒子(C)は、1種又は2種以上を用いることができる。
粒子(C)が含有し得る成分としては、無機硫酸塩、無機炭酸塩、及び無機塩化物から選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。
無機硫酸塩としては、アルカリ金属硫酸塩、アルカリ土類金属硫酸塩が挙げられる。
アルカリ金属硫酸塩としては、硫酸ナトリウム、硫酸カリウムが挙げられ、硫酸ナトリウムが好ましい。
アルカリ土類金属硫酸塩としては、硫酸マグネシウムが好ましい。
無機炭酸塩としては、アルカリ金属炭酸塩が挙げられる。
アルカリ金属炭酸塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウムが挙げられ、炭酸ナトリウムが好ましい。
無機塩化物としては、アルカリ金属塩化物、アルカリ土類金属塩化物が挙げられる。
アルカリ金属塩化物としては、塩化ナトリウム、塩化カリウムが挙げられ、塩化ナトリウムが好ましい。
アルカリ土類金属塩化物としては、塩化マグネシウム、塩化カルシウムが挙げられる。
粒子(C)が含有し得る他の成分としては、例えば、プロテアーゼ(例えばノボザイムズ社製)などの酵素が挙げられる。酵素の含有量は、粒子(C)成分中、例えば、0.01質量%以上100質量%以下とすることができる。
粒子(C)は、アルカリ金属硫酸塩及びアルカリ土類金属硫酸塩から選ばれる無機硫酸塩を、好ましくは3質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、そして、好ましくは40質量%以下、より好ましくは35質量%以下、更に好ましくは30質量%以下含有する。これらの成分は、粒子(C)の前記pHが5.0を超え9.0未満となるように用いられる。
粒子(C)は、該粒子(C)を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが5.0を超え9.0未満である。このpHは、好ましくは5.5以上、より好ましくは6.0以上、そして、好ましくは8.5以下、より好ましくは8.0以下である。なお、粒子(C)は、粒子全体としてこのようなpHを示すものであり、粒子(C)中に配合されている個々の成分は、このpHを満たしても満たさなくてもどちらでもよい。ここで、粒子(C)の前記pHは、粒子(A)と同様の方法で測定されたものである。
粒子(C)は、嵩密度が600g/L以上である。この嵩密度は、好ましくは650g/L以上、より好ましくは700g/L以上である。この嵩密度の上限値は、例えば、2000g/L以下、更に1600g/L以下とすることができる。この粒子(C)の嵩密度は、粒子(A)と同様、JIS K3362 8.2 に基づき測定されたものである。
粒子(C)は、平均粒径が、好ましくは50μm以上、より好ましくは100μm以上、そして、好ましくは1000μm以下、より好ましくは500μm以下である。
〔組成等〕
一般に皮脂汚れ、エリ汚れに対する汚れ落ちはアルカリ性の洗浄液で洗浄することで高い洗浄効果が得られることが知られているが、食品由来の油汚れなどの汚れに対してはpHが中性付近で洗浄力が高まることを本発明者らは見出した。このため、皮脂汚れ、エリ汚れと食品由来の油汚れの両方を高いレベルで洗浄するためには、例えば、アルカリ性の洗浄液による洗浄と中性の洗浄液による洗浄を2回に分けて洗浄することが考えられる。
本発明では二種の汚れの洗浄を、所定の粒子(A)と粒子(B)を含む洗浄剤組成物を用い、例えば、後述する洗浄方法を行うことで、洗浄初期にはアルカリ性の洗浄液が衣料などの洗浄対象物と接触し、洗浄後期には中性の洗浄液が洗浄対象物と接触し、その後こすり洗いなどをすることで二種の汚れを高いレベルで洗浄できることを見出した。その作用機序は不明ではあるが、洗浄対象物がアルカリ性の洗浄液に接触することで皮脂汚れ、エリ汚れが膨潤し、その後、洗浄後半でpHが中性に変化したところで食品由来の油汚れの洗浄力が得られるため、皮脂汚れ、エリ汚れと食品由来の油汚れの両方が高いレベルで洗浄できると考えられる。
本発明者らは、洗浄剤に通常配合される成分を含む粒子では、嵩密度と溶解性に相関があり、洗浄初期のpHがアルカリ性で洗浄後期のpHが中性になるようなpHの挙動は、意外にも、洗浄剤を構成する粒子の性状に応じて嵩密度を調整することで容易に行えることを見出した。すなわち、溶解するとアルカリ性を呈する嵩密度の低い粒子(A)と、溶解すると酸性を呈する嵩密度の高い粒子(B)を含有し、両粒子を、これらを含む組成物のpHが中性になる量で用いることで、洗浄初期の洗浄液がアルカリ性を呈し洗浄後半の洗浄液が中性を呈する洗浄剤組成物を得ることができる。例えば、皮脂汚れと食品汚れは衣料に付着する典型的な汚れであるが、後述の実施例で示すように、本発明の粒状洗浄剤組成物は、この2つの汚れに対する洗浄率がいずれも高い値となり、且つ2つの洗浄率の値の差も小さい。前記した洗浄初期と洗浄後期のpHの変動は、このような異なる汚れに対する優れた洗浄力の発現に寄与しているものと考えられる。
本発明の粒状洗浄剤組成物は、洗浄力の観点から、粒子(A)を、好ましくは40質量%以上、より好ましくは50質量%以上、更に好ましくは60質量%以上、そして、好ましくは90質量%以下、より好ましくは85質量%以下、更に好ましくは80質量%以下含有する。
本発明の粒状洗浄剤組成物は、洗浄力の観点から、粒子(B)を、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、更に好ましくは5質量%以上、そして、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下、更に好ましくは10質量%以下含有する。
本発明の粒状洗浄剤組成物は、本発明の洗浄液のpHを満足させ洗浄力を高める観点から、粒子(A)/粒子(B)の質量比が、好ましくは1以上、好ましくは5以上、そして好ましくは100以下、より好ましくは50以下、更に好ましくは20以下、より更に好ましくは18以下である。
本発明の粒状洗浄剤組成物は、貯蔵安定性及び洗浄力の観点から、粒子(C)を、好ましくは3質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、そして、好ましくは40質量%以下、より好ましくは35質量%以下、更に好ましくは30質量%以下含有する。
本発明の粒状洗浄剤組成物は、界面活性剤、洗浄ビルダーなどの成分を含有する組成物であり、含有する成分の少なくとも一部が粒子(A)、粒子(B)、必要により粒子(C)の形態で配合されている。
すなわち、本発明の粒状洗浄剤組成物は、界面活性剤及び洗浄ビルダーを含有する粒状洗浄剤組成物であって、界面活性剤及び洗浄ビルダーの少なくとも一部が、粒子(A)に含有されており、且つ界面活性剤及び洗浄ビルダーの少なくとも一部が、粒子(B)に含有されている、粒状洗浄剤組成物であってよい。
また、本発明の粒状洗浄剤組成物は、粒子(A)、(B)、(C)に該当しない粒子[以下、粒子(D)という]を含有することができる。粒子(D)に配合できる成分は、ベントナイトのような粘土鉱物、ゼオライト、アルミノケイ酸塩、炭酸ナトリウム、過炭酸ナトリウムなどから選択できる。粒子(D)は、本発明の効果を損なわない範囲で用いられる。例えば、嵩密度が600g/L以上のアルカリ成分、嵩密度が600g/L未満の酸性成分などは、本発明の効果を考慮して用いることが必要である。本発明の粒状洗浄剤組成物が粒子(D)を含有する場合には、その含有量は、組成物中、好ましくは10質量%未満、より好ましくは5質量%未満、更に好ましくは3質量%未満、より更に好ましくは2質量%未満である。例えば、本発明の粒状洗浄剤組成物は、嵩密度が600g/L以上の粒子であって該粒子を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが9.0以上である粒子及び嵩密度が600g/L未満の粒子であって該粒子を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが5.0以下である粒子の含有量の合計が、組成物中、好ましくは10質量%未満、より好ましくは5質量%未満、更に好ましくは3質量%未満、より更に好ましくは2質量%未満である。更に、例えば、本発明の粒状洗浄剤組成物は、嵩密度が600g/L以上の粒子であって該粒子を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが9.0以上である粒子及び嵩密度が600g/L未満の粒子であって該粒子を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが9.0未満である粒子の含有量の合計が、組成物中、好ましくは10質量%未満、より好ましくは5質量%未満、更に好ましくは3質量%未満、より更に好ましくは2質量%未満である。
本発明の粒状洗浄剤組成物は、粒子(A)、粒子(B)、必要によりこれらに加え粒子(C)を、合計で、好ましくは80質量%以上、より好ましくは85質量%以上、更に好ましくは90質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下、より好ましくは99質量%以下含有する。
本発明の粒状洗浄剤組成物は、洗浄力の観点から、界面活性剤を、好ましくは5質量%以上、より好ましくは7質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、そして、好ましくは40質量%以下、より好ましくは35質量%以下、更に好ましくは30質量%以下含有する。
本発明の粒状洗浄剤組成物が含有する界面活性剤のうち、粒子(A)中に配合されている界面活性剤の割合は、皮脂汚れ、エリ汚れ洗浄力の観点から、好ましくは50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、更に好ましくは90質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下であり、100質量%であってもよい。
本発明の粒状洗浄剤組成物が含有する界面活性剤のうち、粒子(C)中に配合されている界面活性剤の割合は、貯蔵安定性の観点から、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下である。
本発明の粒状洗浄剤組成物は、アルカリ洗浄ビルダーを、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、更に好ましくは5質量%以上、そして、好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下含有する。ここでアルカリ洗浄ビルダーは、炭酸塩、好ましくは炭酸ナトリウム、ケイ酸塩、好ましくはケイ酸ナトリウム、及びトリポリリン酸塩、好ましくはトリポリリン酸ナトリウムから選ばれる化合物が好ましい。アルカリ洗浄ビルダーの少なくとも一部は、(a1)成分として粒子(A)に配合されていてよい。
本発明の粒状洗浄剤組成物が含有するアルカリ洗浄ビルダーのうち、粒子(A)中に配合されている洗浄ビルダーの割合は、洗浄性の観点から、好ましくは50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、更に好ましくは90質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下あり、100質量%であってもよい。
本発明の粒状洗浄剤組成物は、該組成物を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物のpHが5.0以上9.0以下である。このpHの下限値は、好ましくは6.0以上である。ここで、本発明の粒状洗浄剤組成物の前記pHは、粒子(A)と同様の方法で測定されたものである。
本発明の粒状洗浄剤組成物は、嵩密度が、好ましくは300g/L以上である。この嵩密度は、好ましくは350g/L以上、より好ましくは400g/L以上である。この嵩密度の上限値は、例えば、800g/L以下、更に700g/L以下とすることができる。この本発明の粒状洗浄剤組成物の嵩密度は、粒子(A)と同様、JIS K3362 8.2 に基づき測定されたものである。
本発明の粒状洗浄剤組成物は、平均粒径が、好ましくは200μm以上、より好ましくは300μm以上、そして、好ましくは1000μm以下、より好ましくは800μm以下である。
本発明の粒状洗浄剤組成物は、繊維製品用、更に繊維製品の手洗い洗浄用として好適である。手洗い洗浄の方法としては、繊維製品を手でもみ洗いする方法、繊維製品同士を手で擦り合わせる方法、繊維製品を繊維束を植毛したブラシなどの道具を用いて擦り洗いする方法などが挙げられる。
本発明は、界面活性剤及び洗浄ビルダーを含有する粒状洗浄剤組成物の製造方法であって、組成物が含有する界面活性剤及び洗浄ビルダーのうち、少なくとも一部を含有する本発明の粒子(A)と、組成物が含有する界面活性剤及び洗浄ビルダーのうち、少なくとも一部を含有する本発明の粒子(B)とを混合する、製造方法を提供する。本発明はまた、粒子(A)と粒子(B)とを混合する粒状洗浄剤組成物の製造方法であって、粒状洗浄剤組成物は、25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物のpHが5.0以上9.0以下である、粒状洗浄剤組成物の製造方法を提供する。粒子(A)と粒子(B)は前記の通りである。これらの製造方法には、本発明の粒状洗浄剤組成物で述べた事項を適宜適用することができる。例えば、各粒子や成分の含有量は混合量に置き換えて適用することができる。また、更に、粒子(C)、更に粒子(D)を混合することができる。
<洗浄方法>
本発明は、本発明の粒状洗浄剤組成物と水とを含有する洗浄液に洗浄対象物を所定時間浸漬させた後、洗浄対象物をこすり洗いする、洗浄方法を提供する。
本発明の洗浄方法の洗浄対象物としては、繊維製品、食器製品、浴槽、洗面台、家具などが挙げられる。
本発明の洗浄方法は、洗浄対象物が繊維製品であることが好ましい。
繊維製品としては、例えば、疎水性繊維や親水性繊維を用いた織物もしくは編物もしくは不織布等の布帛及びこれらを用いて得られた衣料等が挙げられる。具体的には、アンダーシャツ、Tシャツ、ワイシャツ、ブラウス、スラックス、帽子、ハンカチ、タオル、ニット、靴下、下着、タイツ等の製品が挙げられる。
本発明の洗浄方法では、洗浄対象物を浸漬させる前の洗浄液の25℃におけるpHが9.0以上であることが好ましい。このpHは、好ましくは9.5以上、より好ましくは10.0以上、そして、好ましくは12.0以下、より好ましくは11.0以下である。
本発明の洗浄方法では、前記所定時間浸漬後の洗浄液の25℃におけるpHが9.0以下であることが好ましい。このpHは、好ましくは5.0以上、より好ましくは6.0以上である。
本発明の洗浄方法では、洗浄対象物を浸漬させる前の洗浄液の温度が、好ましくは15℃以上、より好ましくは20℃以上、そして、好ましくは50℃以下、より好ましくは40℃以下である。
本発明の洗浄方法では、前記洗浄液は、水1Lに対して、本発明の粒状洗浄剤組成物を0.1g以上、更に1g以上、そして、20g以下、更に10g以下混合して得られたものであってよい。
本発明の洗浄方法では、洗浄対象物をこすり洗いした後、洗浄対象物を水で濯ぐことが好ましい。
本発明の洗浄方法は、前記所定時間が、好ましくは1分以上、より好ましくは3分以上、更に好ましくは5分以上、そして、好ましくは1000分以下、より好ましくは100分以下、更に好ましくは60分以下である。すなわち、本発明の洗浄方法は、本発明の粒状洗浄剤組成物と水とを含有する洗浄液に洗浄対象物を好ましくは1分以下1000分以下浸漬させた後、洗浄対象物をこすり洗いする、洗浄方法であってよい。
(1)粒子(A)及び粒子(A’)(比較)の調製方法
下記の配合成分を用いて、実施例、比較例で用いた粒子(A)及び粒子(A’)を調製した。表1に得られた粒子(A)及び粒子(A’)の組成、pH及び嵩密度(JIS K3362 8.2の見掛け密度)を示した。pHは、粒子を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHである。表中の質量%は有効分に基づく質量%である。なお、粒子A’−1、粒子A’−2は粒子(D)に、また、粒子A’−3は粒子(C)に、それぞれ該当するが、これらは粒子(A)の比較成分として用いたことから、以下では便宜的に粒子(A’)として示した。
(a1)成分
・炭酸ナトリウム:富士フイルム和光純薬株式会社
・ケイ酸ナトリウム:富士フイルム和光純薬株式会社
・トリポリリン酸ナトリウム:太平化学産業(株)
(a2)成分
・LAS:ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウム
・AS:ラウリル硫酸エステルナトリウム、エマール10G(花王(株)製)
・AES:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、エマール270J(花王(株)製)
・α−SFE:α−スルホステアリン酸メチルエステルナトリウムとα−スルホパルミチン酸メチルエステルナトリウムとを質量比で8/2の比率で併用した陰イオン界面活性剤・E108:ポリオキシエチレンラウリルエーテル、エマルゲン108(花王(株)製)
(a3)成分
・硫酸ナトリウム:富士フイルム和光純薬株式会社
粒子A−1の製造
濃度16質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−15、花王(株)製)125kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液20kg、炭酸ナトリウム5kg、硫酸ナトリウム40kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度350g/Lであった。
粒子A−2の製造
濃度12質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−15、花王(株)製を希釈したもの)125kg、AS5kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液20kg、炭酸ナトリウム5kg、硫酸ナトリウム40kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度365g/Lであった。
粒子A−3の製造
濃度12質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−15、花王(株)製を希釈したもの)125kg、濃度70質量%の上記AES水溶液7.14kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液20kg、炭酸ナトリウム5kg、硫酸ナトリウム40kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度360g/Lであった。
粒子A−4の製造
濃度12質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−15、花王(株)製を希釈したもの)125kg、α−SFE 5kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液20kg、炭酸ナトリウム5kg、硫酸ナトリウム40kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度363g/Lであった。
粒子A−5の製造
濃度12質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−15、花王(株)製を希釈したもの)125kg、E108 5kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液20kg、炭酸ナトリウム5kg、硫酸ナトリウム40kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度364g/Lであった。
粒子A−6の製造
濃度16質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−15、花王(株)製)125kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液20kg、炭酸ナトリウム3kg、硫酸ナトリウム40kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度360g/Lであった。
粒子A−7の製造
濃度16質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−15、花王(株)製)125kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液20kg、炭酸ナトリウム1kg、硫酸ナトリウム40kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度356g/Lであった。
粒子A−8の製造
濃度16質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−15、花王(株)製)125kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液12.5kg、炭酸ナトリウム5kg、硫酸ナトリウム40kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度350g/Lであった。
粒子A−9の製造
濃度16質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−15、花王(株)製)125kg、トリポリリン酸ナトリウム8kg、炭酸ナトリウム5kg、硫酸ナトリウム40kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度346g/Lであった。
粒子A−10の製造
濃度25質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−25、花王(株)製)80kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液20kg、炭酸ナトリウム5kg、硫酸ナトリウム52kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度350g/Lであった。
粒子A−11の製造
濃度25量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−25、花王(株)製)80kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液20kg、炭酸ナトリウム5kg、硫酸ナトリウム57kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度350g/Lであった。
粒子A−12の製造
濃度25質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−25、花王(株)製)80kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液20kg、炭酸ナトリウム5kg、硫酸ナトリウム60kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度345g/Lであった。
粒子A−13の製造
濃度25質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−25、花王(株)製)80kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液20kg、炭酸ナトリウム5kg、硫酸ナトリウム62kg及び、合計200kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを60℃に調整し、噴霧乾燥により200℃の条件で乾燥して得た。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度350g/Lであった。
粒子A’−1の製造
濃度16質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−15、花王(株)製)1.25kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液0.1kg、硫酸ナトリウム0.4kg及び、合計2kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを金属製のバット(内寸:50cm×50cm)に入れ、電気乾燥機DN410H(Yamato)の中で105℃の条件にて乾燥した。乾燥物を乳鉢内で乳棒を用いて粉砕した。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度340g/Lであった。
粒子A’−2の製造
濃度16質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−15、花王(株)製)1.25kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液0.2kg、炭酸ナトリウム0.05kg、硫酸ナトリウム0.4kg及び、合計2kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを金属製のバット(内寸:50cm×50cm)に入れ、電気乾燥機DN410H(Yamato)の中で105℃の条件にて乾燥した。乾燥物を乳鉢内で乳棒を用いて粉砕した。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度630g/Lであった。
粒子A’−3の製造
濃度16質量%の上記LAS水溶液(ネオペレックスG−15、花王(株)製)1.25kg、濃度40質量%のケイ酸ナトリウム水溶液0.125kg、硫酸ナトリウム0.4kg及び、合計2kgになるようにイオン交換水を加え均一なスラリーを調製した。本スラリーを金属製のバット(内寸:50cm×50cm)に入れ、電気乾燥機DN410H(Yamato)の中で105℃の条件にて乾燥した。乾燥物を乳鉢内で乳棒を用いて粉砕した。この粒子はJIS K3362 8.2の見掛け密度610g/Lであった。
(2)粒子(B)及び粒子(B’)(比較)
実施例、比較例では、下記の粒子(B)及び粒子(B’)を用いた。表2に粒子(B)及び粒子(B’)のpH及び嵩密度(JIS K3362 8.2の見掛け密度)を示した。pHは、粒子を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHである。なお、粒子B’−1、粒子A’−2は粒子(D)に該当するが、これらは粒子(B)の比較成分として用いたことから、以下では便宜的に粒子(B’)として示した。
・粒子B−1;硫酸アルミニウム(無水)、富士フイルム和光純薬株式会社
・粒子B−2;クエン酸(無水)、富士フイルム和光純薬株式会社
・粒子B−3;硫酸水素ナトリウム(無水)、富士フイルム和光純薬株式会社
・粒子B’−1;クエン酸(低嵩密度)、粒子B−2のクエン酸(無水)の50%水溶液を熱風温度200℃で噴霧乾燥し、低嵩密度の粒子としたもの。
・粒子B’−2:硫酸ナトリウム(低嵩密度)、粒子(C)で用いた硫酸ナトリウムの50%水溶液を熱風温度200℃で噴霧乾燥し、低嵩密度の粒子としたもの。
(3)粒状洗浄剤組成物の調製方法
上記で得た粒子(A)又は粒子(A’)、表2の粒子(B)又は粒子(B’)、下記粒子(C)及び下記粒子(D)を、組成が表に示す通りとなるように、合計100kg、コンクリートミキサー〔光洋機械産業(株)製〕を用いて混合し、表3、4の粒状洗剤組成物を得た(表中の%は質量%の意味である)。なお、嵩密度はJIS K3362 8.2の見掛け密度)であり、pH(4g/L)は、25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物のpHの意味である。
〔粒子(C)〕
・硫酸ナトリウム:富士フイルム和光純薬株式会社、pH(4g/L)7.2、嵩密度1300g/L
・プロテアーゼ:サビナーゼ8T、ノボザイムズ社、pH(4g/L)7.5、嵩密度1200g/L
〔粒子(D)(その他の粒子)〕
・炭酸ナトリウム:富士フイルム和光純薬株式会社、pH(4g/L)11、嵩密度1100g/L
・ベントナイト:黒崎白土(株)、pH(4g/L)11、嵩密度900g/L
・過炭酸ナトリウム:米山薬品工業株式会社、pH(4g/L)11、嵩密度880g/L
(4)評価
表3、4の粒状洗浄剤組成物を用いて以下の評価を行った。結果を表3、4に示す。なお、表3、4には、2つの洗浄率の差の絶対値を「洗浄率の差」として示した。
(4−1)評価に使用する水
以下の評価において用いる水は、特に断りがない限り以下の硬度成分を配合した水を使用した。塩化カルシウム・2水和物(富士フイルム和光純薬株式会社)78.50g及び塩化マグネシウム・6水和物(富士フイルム和光純薬株式会社)73.58gを1Lのイオン交換水に溶解させた濃厚原液を調製した。この濃厚原液は、カルシウム/マグネシウム=6/4(モル比)であった。得られた濃厚原液をアルカリ度100mg/L(CaCO換算)、pH7.5の希釈用水で希釈し、ドイツ硬度10°dHに調整して得た水を使用した。
前記希釈用水は、イオン交換水に炭酸水素ナトリウム(富士フイルム和光純薬株式会社)を添加してアルカリ度を調整し、塩酸(富士フイルム和光純薬株式会社)を添加してpHを調整して得た。尚、pHの測定はハンディpHメーターD−51(株式会社堀場製作所製)を用いた。
(4−2)粒子のpH(4g/L)の測定
粒子(A)、粒子(B)、粒子(C)、又は粒子(D)を、ガラス製1Lビーカーに4.0g加え、25℃に調温した上記水を1L加えた。直径11mm、長さ43mmの円柱型撹拌子を入れ、マグネチックスターラー(株式会社日伸理化製、SW−M120)の目盛4で5分撹拌する。その後、攪拌しながら上記pHメーターを液に差し、1分後の値を使用した。
(4−3)粒状洗浄剤組成物のpH(4g/L)の測定
粒状洗浄剤組成物を、ガラス製1Lビーカーに合計4.0g加え、25℃に調温した上記水を1L加えた。その後、(4−2)と同様にpHを測定した。
(4−4)洗浄力の評価方法
上記水3Lに対して、下記の通り調製した人工汚垢汚染布4枚、ラー油汚染布4枚を縫い付けた肌着1枚、並びに同じサイズの肌着2枚を浴比調整のために入れた。肌着はグンゼYG(丸首Tシャツ、Mサイズ、綿100%)を使用した。浴比は8であった。表に示す粒状洗浄剤組成物12gをたらいの中に入れた。5分間静置後、人工汚垢汚染布4枚、ラー油汚染布4枚を各均等に30回手でこすり洗浄を行った。その後、組成物の希釈に用いた水と同様の水3Lで、2回すすいだ後、手で絞って脱水し、乾燥させた。下記の式により洗浄率を測定した。
洗浄率(%)=[(洗浄後の反射率−洗浄前の反射率)/(白布の反射率−洗浄前の反射率)]×100
白布は下記試験布(汚染前の布)である。
反射率は、日本電色工業(株)製NDR−10DPで460nmフィルターを使用して測定し、表には4枚の平均値を示した。表中、「皮脂汚れ」の洗浄率は、人工汚垢汚染布についての洗浄率であり、また、「食べ物汚れ」の洗浄率は、ラー油汚染布についての洗浄率である。この評価では、洗浄率(保存前の洗浄率)は、60%以上が合格であり、数値が高い程より好ましい。
(人工汚垢汚染布の調製)
下記試験布に、下記組成から成る人工汚垢を1枚当り100mgになるようグラビア塗工して汚染布とした。
下記A、B、C、D、Eを含有する組成物を人工汚垢とした。それぞれの質量%は、最終組成の人工汚垢中の割合であり、合計が100質量%となるようにBの量を調節した。A:モデル皮脂汚れ(人工汚垢中の質量%が、ラウリン酸0.44質量%、ミリスチン酸3.15質量%、ペンタデカン酸2.35質量%、パルチミチン酸6.31質量%、ヘプタデカン酸0.44質量%、ステアリン酸1.6質量%、オレイン酸7.91質量%、トリオレイン13.33質量%、パルミチン酸n−ヘキサデシル2.22質量%、スクアレン6.66質量%となる量で用いる)
B:塩化カルシウムの2水塩105mgを秤量し、蒸留水に溶かして1,000mlとして得た硬水
C:卵白レシチン液晶物1.98質量%(蒸留水80mlにアルギニン塩酸塩11.37g、ヒスチジン4.20g、セリン2.44gを溶解し、濃塩酸でpHを5.0に調整した後、この溶液と卵白レシチンをミキサーで十分混ぜ合わせて得た卵白レシチン液晶物)D:鹿沼赤土8.11質量%
E:カーボンブラック0.025質量%
(ラー油汚染布の調製)
市販のS&Bラー油(エスビー食品(株)製、2013年6月購入)0.1mLを下記試験布に均一に塗布し、温度25℃、湿度65RH%、15時間乾燥させた。これを試験に供した。
(試験布)
T/Cブロード布(ポリエステル65%、綿35%、未染着布、染色試材(株)谷頭商店製)2.0kg、を非イオン界面活性剤(エマルゲン108、花王(株))200mg/kg、炭酸ナトリウム(富士フイルム和光純薬株式会社)400mg/kgの濃度で5回繰り返し洗濯した(40L、洗い6分、注水すすぎ2回、脱水3分、NA−F70PX9、Panasonic(株)製)。洗濯後、二槽式洗濯機(株式会社東芝、銀河VH−360S1)で泡がなくなるまで注水すすぎを行った。脱水槽にて5分脱水後、自然乾燥を行い、5cm×5cmに裁断し、試験布とした。
(4−5)保存後の洗浄力評価方法
粒状洗浄剤組成物を、ユニパックI−4(生産日本社)に500g入れて、チャックを閉めた状態で気温30℃・相対湿度80%の環境にて30日間保管した。保存後、上記同様の洗浄評価を行った。
実施例の粒状洗浄剤組成物は、皮脂汚れの洗浄率と食べ物汚れの洗浄率がいずれも合格水準にあり、且つ両者の数値の差が小さく、高い水準で2つの汚れを洗浄できることがわかる。

Claims (13)

  1. (A)嵩密度が600g/L未満の粒子[以下、粒子(A)という]、及び(B)嵩密度が600g/L以上の粒子[以下、粒子(B)という]を含有する粒状洗浄剤組成物であって、
    粒子(A)を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが9.0以上であり、
    粒子(B)を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが5.0以下であり、
    粒状洗浄剤組成物を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物のpHが5.0以上9.0以下である、
    粒状洗浄剤組成物。
  2. 粒子(A)が、(a1)無機アルカリ化合物[以下(a1)成分という]を含有する、請求項1に記載の粒状洗浄剤組成物。
  3. 粒子(A)が、(a1)成分として、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属ケイ酸塩、及びトリポリリン酸塩から選ばれる1種以上の無機アルカリ化合物を含有する、請求項2に記載の粒状洗浄剤組成物。
  4. 粒子(A)が、界面活性剤を含有する、請求項1〜3の何れか1項に記載の粒状洗浄剤組成物。
  5. 粒子(B)が、有機酸、及び酸性無機塩から選ばれる1種以上の化合物を含有する、請求項1〜4の何れか1項に記載の粒状洗浄剤組成物。
  6. 粒子(B)が、クエン酸、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、及び硫酸水素ナトリウムから選ばれる1種以上の化合物を含有する、請求項1〜5の何れか1項に記載の粒状洗浄剤組成物。
  7. 更に(C)嵩密度が600g/L以上である粒子であって、該粒子を25℃の水に4g/Lの濃度で混合した混合物の25℃におけるpHが5.0を超え9.0未満である粒子を含有する、請求項1〜6の何れか1項に記載の粒状洗浄剤組成物。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の粒状洗浄剤組成物と水とを含有する洗浄液に洗浄対象物を所定時間浸漬させた後、洗浄対象物をこすり洗いする、洗浄方法。
  9. 洗浄対象物が繊維製品である、請求項8に記載の洗浄方法。
  10. 洗浄対象物を浸漬させる前の洗浄液の25℃におけるpHが10.0以上である、請求項8又は9に記載の洗浄方法。
  11. 前記所定時間浸漬後の洗浄液の25℃におけるpHが9.0以下である、請求項8〜10の何れか1項に記載の洗浄方法。
  12. 洗浄対象物をこすり洗いした後、洗浄対象物を水で濯ぐ、請求項8〜11の何れか1項に記載の洗浄方法。
  13. 前記所定時間が、1分以上1000分以下である、請求項8〜12の何れか1項に記載の洗浄方法。
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