JP2021075660A - 顔料分散液 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]顔料、有機溶媒、及び高分子分散剤を含有し、前記高分子分散剤が、下記(1)〜(4)の要件を満たすポリマーである顔料分散液。
(1)メタクリレート系モノマー単位を90質量%以上含む、ポリマー鎖A及びポリマー鎖Bを有するA−Bブロックコポリマーである。
(2)前記ポリマー鎖Aが、アミン価が0.5mgKOH/g以下、ゲルパーミエーションクロマトグラフにより測定されるポリスチレン換算の数平均分子量が3,000〜15,000のポリマーブロックである。
(3)前記ポリマー鎖Bが、下記一般式(1)で表される官能基を有するメタクリレート系モノマー単位(b)を含む、アミン価が0〜150mgKOH/gのポリマーブロックである。
(4)前記メタクリレート系モノマー単位(b)の含有量が、ポリマー全体を基準として、30〜80質量%である。
[3]前記顔料が、その表面にカルボキシ基、スルホン酸基、及びリン酸基の少なくともいずれかの酸性基を有する顔料である前記[1]又は[2]に記載の顔料分散液。
[4]前記顔料が、ナノカーボン物質である前記[1]〜[3]のいずれかに記載の顔料分散液。
[5]前記ナノカーボン物質が、カーボンナノチューブ類及びナノグラフェン類の少なくともいずれかである前記[4]に記載の顔料分散液。
[6]前記顔料100質量部に対する、前記高分子分散剤の含有量が、10〜200質量部であり、前記顔料の含有量が、分散液全体を基準として、0.5〜30質量%である前記[1]〜[5]のいずれかに記載の顔料分散液。
本発明の顔料分散液は、顔料、有機溶媒、及び高分子分散剤を含有する、いわゆる「油性」の顔料分散液である。そして、有機溶媒中に顔料を分散させるための高分子分散剤が、以下の(1)〜(4)の要件を満たすポリマーである。以下、本発明の顔料分散液の詳細について説明する。
(1)メタクリレート系モノマー単位を90質量%以上含む、ポリマー鎖A及びポリマー鎖Bを有するA−Bブロックコポリマーである。
(2)前記ポリマー鎖Aが、アミン価が0.5mgKOH/g以下、ゲルパーミエーションクロマトグラフにより測定されるポリスチレン換算の数平均分子量が3,000〜15,000のポリマーブロックである。
(3)前記ポリマー鎖Bが、下記一般式(1)で表される官能基を有するメタクリレート系モノマー単位(b)を含む、アミン価が0〜150mgKOH/gのポリマーブロックである。
(4)前記メタクリレート系モノマー単位(b)の含有量が、ポリマー全体を基準として、30〜80質量%である。
微粒子状、繊維状、鱗片状、又は棒状等の各種形状を有する顔料を有機溶媒(顔料分散液)中に分散させるための分散剤として機能する成分である高分子分散剤(顔料分散剤)は、特定の対アニオンを持った第4級アンモニウム塩基をその分子構造中に有するブロックコポリマーである。第4級アンモニウム塩基は、顔料の粒子表面との電気的作用等によって顔料と吸着する。これにより、顔料分散液中における微粒子状の顔料の分散安定性を高めることができるとともに、顔料分散液の粘度が経時的に変化しにくくなり、長期保存性が発揮される。また、高分子分散剤の分子構造中にアミノ基がさらに存在する場合、顔料の粒子表面のカルボキシ基、スルホン酸基、又はリン酸基等の酸性基とイオン結合するので、顔料と高分子分散剤との吸着性が向上し、顔料の分散安定性がさらに向上する。
(i)グリシジル基を有するメタクリレートやイソシアナトエチルメタクリレート等に、1級又は2級アミノ基と、第3級アミノ基とを有する化合物を反応させて第3級アミノ基を導入した後、この第3級アミノ基を第4級アンモニウム塩基とする。
(ii)グリシジル基を有するメタクリレートに第3級アミンを反応させて第4級アンモニウム塩基とする。
(iii)3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート等のハロゲン化アルキル基を有するメタクリレートに第3級アミンを反応させて第4級アンモニウム塩基とする。
顔料としては、従来公知の無機顔料や有機顔料を用いることができる。無機顔料としては、サーマルブラック、ケッチェンブラック、アセチレンブラック等のカーボンブラックの他、酸化チタン、酸化亜鉛、弁柄、オーカー、複合酸化物顔料等を挙げることができる。なかでも、塩基性基を有する高分子分散剤を用いることから、酸性の表面を有する顔料を用いることが好ましい。例えば、カーボンブラックとしては、いわゆる酸性カーボンブラックを用いることが好ましい。酸化チタンは、シリカや酸性のシランカップリング剤で処理し、表面を酸性にしておくことが好ましい。有機顔料としては、キナクリドン系顔料、アンスラキノン系顔料、ジケトピロロピロール顔料、ペリレン系顔料、フタロシアニンブルー系顔料、フタロシアニングリーン系顔料、イソインドリノン系顔料、インジゴ・チオインジゴ顔料、ジオキサジン系顔料、キノフタロン顔料、ニッケルアゾ顔料、不溶性アゾ系顔料、溶性アゾ系顔料、高分子量アゾ系顔料、有機黒色顔料等を挙げることができる。また、カーボンナノチューブ類、グラファイト、ナノグラフェン類などの黒色の着色剤として使用可能なナノカーボン物質等を挙げることができる。
有機溶媒としては、従来公知の有機溶媒を用いることができる。なお、有機溶媒には少量の水が含まれていてもよい。有機溶媒としては、ヘキサン、トルエン、キシレン等の炭化水素系溶媒;メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、ドデカノール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、イソブチルメチルケトン等のケトン系溶媒;酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、コハク酸ジメチル、アジピン酸ジメチル、乳酸メチル、乳酸ジメチル等のエステル系溶媒;ジプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒;ジメチルカーボネート、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等のカーボネート系溶媒;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ピロリドン、N−メチルピロリドン、3−メトキシ−N,N−ジメチルプロパンアミド、3−ブトキシ−N,N−ジメチルプロパンアミド等のアミド系溶媒;テトラメチルウレア、ジメチルイミダゾリジノン等のウレア系溶媒;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド溶媒;エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル等のグリコールモノエーテル系溶媒;エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル等のグリコールジエーテル系溶媒;エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノブチルエーテルアセテート等のグリコールエーテルモノエーテルエステル系溶媒;等を挙げることができる。
顔料分散液には、従来公知の添加剤や樹脂等の成分(その他の成分)をさらに含有させることができる。添加剤としては、染料、樹脂、光安定剤、紫外線吸収剤、レベリング剤、消泡剤、光重合開始剤等を挙げることができる。
(合成例1)
撹拌機、逆流コンデンサー、温度計、及び窒素導入管をセパラブルフラスコに取り付けた反応装置を用意した。この反応装置に、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(BDG)438部、ヨウ素4.1部、2,2−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(商品名「V−65」、富士フィルム和光純薬社製)(V−65)11.9部、ジフェニルメタン(DPM)0.7部、メタクリル酸メチル(MMA)80部、メタクリル酸ブチル(BMA)80部、及びメタクリル酸2−エチルへキシル(EHMA)80部を入れ、窒素をバブリングしながら撹拌し、60℃に加温して4.5時間重合し、ポリマー(A鎖)を合成した。反応溶液の一部をサンプリングして測定した固形分は36.8%であり、それに基づいて算出した重合率は約100%であった。テトラヒドロフラン(THF)を展開溶媒とするGPCにより測定した、A鎖のポリスチレン換算の数平均分子量(Mn)は4,500、分散度(PDI)は1.22であった。Mnは、GPCの示差屈折率検出器により測定した。
表1に示す種類及び量(単位:部)のモノマー等の原料を用いたこと以外は、前述の合成例1と同様にして、第4級アンモニウム塩基含有ポリマーであるポリマーSIB−2及びSIB−3を得た。表1中の略号の意味は以下に示す通りである。
・BzMA:ベンジルメタクリレート
・PME200:ポリ(n≒4)エチレングリコールモノメチルエーテルメタクリレート
・DMQ:DMAEMAにBzClを反応させて生成した第4級アンモニウム塩
・DMTFSI:DMQの塩化物イオンがTFSIに交換された第4級アンモニウム塩
撹拌機を取り付けたバットにポリマーPP−3 225部及び水2137.5部を入れて撹拌し、透明な溶液(樹脂:約5%)を得た。ビス(ノナフルオロブタンスルホニル)イミドリチウム(NFSILi)74.7部及び水672.3部の混合液を滴下したところ、系が白濁して析出物が生成した。塩交換によって生じた、ビス(ノナフルオロブタンスルホニル)イミドアニオン(NFSI)を対イオンとする第4級アンモニウム塩の疎水性が高いため、析出物が生成したと推測される。析出物を吸引ろ過した後、水で洗浄及び乾燥して、白色固体である第4級アンモニウム塩基含有ポリマー(ポリマーSIB−4)を得た。
表2に示す種類及び量(単位:部)の原料等を用いたこと以外は、前述の合成例4と同様にして、ビス(フルオロスルホニル)イミドアニオン(FSI)を対イオンとする第4級アンモニウム塩基含有ポリマー(ポリマーSIB−5)を得た。表2中の略号の意味は以下に示す通りである。
・FSILi:ビス(フルオロスルホニル)イミドリチウム
・DMNFSI:DMQの塩化物イオンがNFSIに交換された第4級アンモニウム塩
・DMFSI:DMQの塩化物イオンがFSIに交換された第4級アンモニウム塩
表3に示す種類及び量(単位:部)の原料等を用いたこと以外は、前述の合成例4と同様にして、テトラフルオロホウ酸アニオン(BF4 −)及びヘキサフルオロリン酸アニオン(PF6 −)をそれぞれ対イオンとする第4級アンモニウム塩基含有ポリマー(ポリマーHB−1及びHB−2)を得た。表3中の略号の意味は以下に示す通りである。
・NaBF4:テトラフルオロホウ酸ナトリウム
・NaPF6:ヘキサフルオロリン酸ナトリウム
・DMBF4:DMQの塩化物イオンがテトラフルオロホウ酸に交換された第4級アンモニウム塩
・DMPF6:DMQの塩化物イオンがヘキサフルオロリン酸に交換された第4級アンモニウム塩
・MEK:メチルエチルケトン
・THF:テトラヒドロフラン
・PGMAc:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
・PEA:フェニルエチルアクリレート
・BzA:ベンジルアクリレート
○:可溶(透明溶液)
△:半透明溶液
×:不溶(沈殿)
(実施例1〜3)
(a)顔料の微細化処理
カラーフィルター用の顔料として、PR254、PG58、及びPB15−6を用意した。加圧蓋を装着したニーダー(モリヤマ社製加圧ニーダー)に、顔料100部、塩化ナトリウム400部、及びジエチレングリコール130部を入れた。ニーダー内に均一に湿潤された塊ができるまで予備混合した後、加圧蓋を閉じて、圧力6kg/cm2で内容物を押さえ込みながら7時間混練及び摩砕処理して摩砕物を得た。得られた摩砕物を2%硫酸3,000部に投入し、1時間撹拌した。ろ過して塩化ナトリウム及びジエチレングリコールを除去した後、十分水洗し、次いで、乾燥及び粉砕して各顔料粉末を得た。透過型電子顕微鏡(TEM)で観察して測定及び算出した顔料粉末の数平均粒子径は、いずれも約30nmであった。
ポリマーSIB−1〜3をそれぞれ50部及びPGMAc116.7部をビーカーに入れた。さらに撹拌子を入れ、マグネチックスターラーを使用してポリマーが完全に溶解するまで撹拌して、高分子分散剤溶液SIB−1S、SIB−2S、及びSIB−3Sを得た。得られた高分子分散剤溶液の固形分は、それぞれ、30.0%(SIB−1S)、29.9%(SIB−2S)、及び29.9%(SIB−3S)であった。
表5の上段に示す種類及び量(単位:部)の各成分を混合し、ディゾルバーを用いて2時間撹拌した。顔料の塊がなくなったことを確認した後、横型メディア分散機を使用して分散処理し、顔料分散液を調製した。表5中、「シナジスト1」は下記式(I)で表される化合物(色素誘導体)であり、「シナジスト2」は下記式(II)で表される化合物であり、「シナジスト3」は下記式(III)で表される化合物である。表5中の「アクリル樹脂」としては、モノマー組成がBzMA/MAA=80/20(質量比)、Mn5,500、PDI2.02のポリマーを用いた。なお、ポリマーのMnは、固形分30%のPGMAc溶液を用いて測定した。
顔料分散液中の顔料の数平均粒子径(nm)、顔料分散液の初期の粘度(mPa・s)、及び45℃で3日間保存した後の顔料分散液の粘度(保存後の粘度;mPa・s)の測定結果を表5の下段に示す。顔料の数平均粒子径は、動的光散乱式の粒子径分布測定装置を使用して測定した。顔料分散液の粘度は、E型粘度計を使用し、60rpm、25℃の条件で測定した。
(応用例1〜3)
(a)カラーフィルター用レジストインクの調製
表6に示す種類及び量(単位:部)の各成分を配合し、混合機を使用して十分に混合して、各色のカラーフィルター用レジストインクを得た。表6中の「感光性アクリル樹脂ワニス」は、BzMA/MAA共重合物にメタクリル酸グリシジルを反応させて得られたアクリル樹脂(Mn6,100、PT14,400、PDI2.39、酸価111mgKOH/g)を含有するワニスである。表6中の略号の意味は以下に示す通りである。
・TMPTA:トリメチロールプロパントリアクリレート
・HEMPA:2−ヒドロキシエチル2−メチルプロピオン酸
・DEAP:2,2−ジエトキシアセトフェノン
シランカップリング剤で処理したガラス基板をスピンコーターにセットした。各色のレジストインクを300rpm、5秒間の条件でガラス基板上にスピンコートした。80℃で10分間プリベークした後、超高圧水銀灯を用いて100mJ/cm2の光量で露光し、各色のガラス基板(赤色ガラス基板−1、緑色ガラス基板−1、及び青色ガラス基板−1)を製造した。
(実施例4〜8)
(a)高分子分散剤溶液の調製
ポリマーSIB−4及びSIB−5をそれぞれ50部、並びにPEA116.7部をビーカーに入れた。さらに撹拌子を入れ、マグネチックスターラーを使用してポリマーが完全に溶解するまで撹拌して、高分子分散剤溶液SIB−4S及びSIB−5Sを得た。得られた高分子分散剤溶液の固形分は、それぞれ、29.9%(SIB−4S)及び30.0%(SIB−5S)であった。
表7の上段に示す種類及び量(単位:部)の各成分を混合し、ディゾルバーを用いて2時間撹拌した。顔料の塊がなくなったことを確認した後、横型メディア分散機を使用して分散処理し、顔料分散液を調製した。表7中、「シナジスト4」は下記式(IV)で表される化合物(色素誘導体)である。表7中、「PY−150」としては、商品名「レバスクリンエロー」(ランクセス社製)を用いた。また、「PR−122」及び「PB−15:4」としては、大日精化工業社製の顔料を用いた。さらに、「カーボンブラック」としては、商品名「MB−1000」(三菱化学社製)を用い、「酸化チタン」としては、商品名「JR−405」(テイカ社製)を用いた。
初期の顔料分散液中の顔料の数平均粒子径(nm)、70℃で1週間保存した後の顔料分散液中の顔料の数平均粒子径(nm)、顔料分散液の初期の粘度(mPa・s)、及び70℃で1週間保存した後の顔料分散液の粘度(mPa・s)の測定結果を表7の下段に示す。
(実施例9〜11)
(a)高分子分散剤溶液の調製
ポリマーSIB−2〜4をそれぞれ50部及び3−メトキシ−3−メチル−1−ブチルアセテート(商品名「ソルフィットAC」、クラレ社製)116.7部をビーカーに入れた。さらに撹拌子を入れ、マグネチックスターラーを使用してポリマーが完全に溶解するまで撹拌して、高分子分散剤溶液SIB−2A、SIB−3A、及びSIB−4Aを得た。得られた高分子分散剤溶液の固形分は、それぞれ、29.8%(SIB−2A)、29.8%(SIB−3A)、及び30.1%(SIB−4A)であった。
表8の上段に示す種類及び量(単位:部)の各成分を混合し、ディゾルバーを用いて2時間撹拌した。ナノカーボンの塊がなくなったことを確認した後、横型メディア分散機を使用して分散処理し、ナノカーボン分散液を調製した。表8中、「グラフェン」としては、商品名「N006−P」(石原ケミカル社製)を用いた。また、「グラファイト」としては、商品名「xGnP−M−5」(XGサイエンス社製)を用いた。さらに、「CNT」としては、商品名「AMC」(宇部興産社製)を用いた。
顔料分散液の初期の粘度(mPa・s)、及び70℃で1週間保存した後の顔料分散液の粘度(mPa・s)の測定結果を表8の下段に示す。
Claims (6)
- 顔料、有機溶媒、及び高分子分散剤を含有し、
前記高分子分散剤が、下記(1)〜(4)の要件を満たすポリマーである顔料分散液。
(1)メタクリレート系モノマー単位を90質量%以上含む、ポリマー鎖A及びポリマー鎖Bを有するA−Bブロックコポリマーである。
(2)前記ポリマー鎖Aが、アミン価が0.5mgKOH/g以下、ゲルパーミエーションクロマトグラフにより測定されるポリスチレン換算の数平均分子量が3,000〜15,000のポリマーブロックである。
(3)前記ポリマー鎖Bが、下記一般式(1)で表される官能基を有するメタクリレート系モノマー単位(b)を含む、アミン価が0〜150mgKOH/gのポリマーブロックである。
(4)前記メタクリレート系モノマー単位(b)の含有量が、ポリマー全体を基準として、30〜80質量%である。
(前記一般式(1)中、R1、R2、及びR3は、相互に独立に、炭素数1〜18のアルキル基、アルケニル基、又はアリルメチル基を示し、X1及びX2は、相互に独立に、フッ素原子又は炭素数1〜8のフッ化アルキル基を示す) - 前記有機溶媒が、その比誘電率が20以下の非プロトン性溶媒である請求項1に記載の顔料分散液。
- 前記顔料が、その表面にカルボキシ基、スルホン酸基、及びリン酸基の少なくともいずれかの酸性基を有する顔料である請求項1又は2に記載の顔料分散液。
- 前記顔料が、ナノカーボン物質である請求項1〜3のいずれか一項に記載の顔料分散液。
- 前記ナノカーボン物質が、カーボンナノチューブ類及びナノグラフェン類の少なくともいずれかである請求項4に記載の顔料分散液。
- 前記顔料100質量部に対する、前記高分子分散剤の含有量が、10〜200質量部であり、
前記顔料の含有量が、分散液全体を基準として、0.5〜30質量%である請求項1〜5のいずれか一項に記載の顔料分散液。
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