1つまたはそれ以上の実施形態において、ブロワは、複数個のバッテリと、モータと、遠心ファンと、ボリュートケーシングと、メイングリップと、を備えていてもよい。モータは、複数個のバッテリから電力の供給を受けて駆動してもよい。遠心ファンは、モータの駆動によって回転軸の周りを回転し、空気を回転軸に沿って延びる第1方向から回転軸の径方向外側に向かって送り出してもよい。ボリュートケーシングは、吐出口を有しており、遠心ファンによって送り出された空気を回転軸の周りに沿う方向に案内して吐出口まで送ってもよい。メイングリップは、回転軸の径方向外側であってボリュートケーシングの外側に配置されており、作業者によって把持されてもよい。メイングリップの中心軸は、回転軸に垂直な基準面に沿って延びていてもよい。基準面からブロワの重心までの距離は、メイングリップの幅の1.5倍以下であってもよい。ここで、ブロワの重心とは、ボリュートケーシングに複数個のバッテリが取り付けられている一方、ボリュートケーシングに他の付属部品、例えば、空気をボリュートケーシングから送気するための送気管や、空気をボリュートケーシングに吸引するための吸引管が取り付けられていない状態のブロワの重心のことをいう。
上記の構成では、複数個のバッテリによって、モータに電力が供給される。これにより、ブロワの出力または動作時間が不足することを抑制することができる。また、基準面からブロワの重心までの距離がメイングリップの幅の1.5倍以下であるので、ブロワの重心が基準面の近くに位置される。また、送気管や吸引管等の付属部品がボリュートケーシングに取り付けられた場合でも、重心が基準面から離れない。これにより、作業者がメイングリップを把持してブロワを保持した場合、ブロワが傾くことを抑制することができる。この結果、ブロワの姿勢を安定させることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ブロワを回転軸の方向に見たとき、ブロワの重心は、メイングリップよりも吐出口側に配置されていてもよい。
上記の構成では、送気管や吸引管等の付属部品がボリュートケーシングに取り付けられるか否かによらず、作業者がメイングリップを把持してブロワを保持した場合、ブロワは、吐出口が地面に向く方向に傾く。このため、空気を地面に向かって容易に吹き付けることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、基準面から複数個のバッテリの重心のそれぞれまでの距離は、メイングリップの幅の1.5倍以下であってもよい。
上記の構成では、バッテリの個数の変化に対して、ブロワの重心の位置が変化することを抑制することができる。これにより、作業者がメイングリップを把持してブロワを保持した場合、ブロワの姿勢を安定させることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ブロワを回転軸の方向に見たとき、複数個のバッテリの重心のそれぞれは、メイングリップよりも吐出口側に配置されていてもよい。
上記の構成では、複数個のバッテリの重量によって、ブロワの重心をメイングリップよりも吐出口側に配置することができる。これにより、作業者がメイングリップを把持してブロワを保持した場合、ブロワの吐出口が地面に向く方向に傾く。このため、空気を地面に向かって容易に吹き付けることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、中心軸が延びる方向に関して、メイングリップの一端部は、メイングリップの他端部よりも吐出口側に配置されていてもよい。ブロワを回転軸の方向に見たとき、モータの重心は、メイングリップの一端部よりも他端部側であって、他端部よりも一端部側に配置されていてもよい。
一般的に、モータは、ブロワを構成する部品のうち、重量の大きい部品の1つである。このため、モータを配置する位置によって、ブロワの重心の位置が大きく変化する。上記の構成では、ブロワを回転軸の方向に見たとき、ブロワの重心をメイングリップの一端部よりも吐出口側に離れすぎることを抑制することができる。これにより、作業者がメイングリップを把持してブロワを保持した場合、ブロワの姿勢を安定させることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ブロワは、前記ボリュートケースに固定されている脚部材をさらに備えていてもよい。ブロワが載置面に載置された状態において、脚部材のみが載置面に接触してもよい。
上記の構成では、脚部材によって、ブロワを載置面に安定して載置することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、脚部材は、回転軸の径方向外側に配置されており、作業者によって把持されるサブグリップを備えていてもよい。ブロワを回転軸の方向に見たとき、ブロワの重心は、メイングリップとサブグリップとの間に配置されていてもよい。
上記の構成では、回転軸が地面等の載置面に垂直となるようにブロワを保持する場合、作業者は、メイングリップとサブグリップとを把持することによって、安定してブロワを保持することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ボリュートケーシングは、空気をブロワの外部からボリュートケーシングの内部に流すための吸気口をさらに有している。吸気口には、第1方向に向かって空気が流れる。複数個のバッテリは、第1方向と反対の第2方向にスライドさせることでボリュートケーシングに取り付けられるとともに、第1方向にスライドさせることでボリュートケーシングから取り外されてもよい。
上記の構成では、作業者は、メイングリップとサイドグリップとを把持して、ボリュートケーシングの吸気口が地面を向くようにブロワを保持したとき、第2方向が地面を向き、第1方向が地面から離れる方向を向く。上記の構成では、バッテリは第1方向にスライドさせることでボリュートケーシングから取り外されるので、複数個のバッテリがバッテリに作用する重力によって、ボリュートケーシングから外れることを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、複数個のバッテリは、電気的に直列接続されていてもよい。
上記の構成では、ブロワの出力を高くすることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、複数個のバッテリは、電気的に並列接続されていてもよい。
上記の構成では、ブロワの動作時間を長くすることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ブロワは、原動機と、ファンと、ケーシングと、ダスト袋と、ハーネスと、を備えていてもよい。ファンは、原動機の駆動に伴い回転軸を中心にして回転してもよい。ケーシングは、吸気口と吐出口とを有しており、ファンの回転に伴い空気を吸気口から吐出口に向かって流してもよい。ダスト袋は、空気の流れ方向に関して吐出口よりも下流側に配置されており、空気とともに流れるダストを収集してもよい。ハーネスは、作業者に肩掛けされてもよい。ハーネスは、ケーシングの第1固定部および第2固定部と、ダスト袋の第3固定部に接続されてもよい。
上記の構成では、ハーネスは、作業時に作業者に肩掛けされている。また、ハーネスは、ケーシングとダスト袋に接続されている。このため、作業時にダスト袋に空気が流れ込んでも、ダスト袋が動き回ることを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ハーネスは、ベルトと、第1接続具と、第2接続具と、第3接続具と、を備えていてもよい。第1接続具は、ベルトの長手方向の一端部に配置されていてもよい。第2接続具は、ベルトの長手方向の他端部に配置されていてもよい。第3接続具は、長手方向に関して第1接続具と第2接続具との間に配置されていてもよい。第1接続具は、第1固定部に接続されてもよい。第2接続具は、第2固定部に接続されてもよい。第3接続具は、第3固定部に接続されてもよい。
上記の構成では、ケーシングは、ハーネスの長手方向の両端部に接続され、ダスト袋は、ハーネスの両端部の間の位置に接続される。これにより、作業時に、ダスト袋に空気が流れ込んでも、ダスト袋が動き回ることをさらに抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ブロワを回転軸の方向に見たとき、第1固定部と第2固定部は、ケーシングの対角に配置されていてよい。
上記の構成では、ダスト袋にダストを収集する作業では、回転軸の方向を鉛直方向と同一とするようにブロワが保持される。この場合、ハーネスによって、ブロワを安定して保持することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ブロワを回転軸の方向に見たとき、第1固定部と第2固定部とを通過する仮想面からブロワの重心までの距離は、第1固定部と第2固定部との距離の0.4倍以下であってもよい。
上記の構成では、ダスト袋にダストを収集する作業では、回転軸の方向を鉛直方向と同一とするようにブロワが保持される。この場合、第1固定部と第2固定部とを通過する仮想線を中心にして、メインケーシングが回転することを抑制することができる。これにより、ハーネスによって、ブロワを安定して保持することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、第3固定部は、ダスト袋の空気の流れ方向の下流側に配置されていてもよい。
上記の構成では、第3固定部がハーネスに接続されると、ダスト袋の空気の流れ方向の下流側がハーネスに対して固定される。このため、ダスト袋に空気が流れ込む場合、ダスト袋が動き回ることをさらに抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ブロワは、空気の流れ方向に関して、吐出口とダスト袋との間に配置されているフレキシブル管をさらに備えていてもよい。
上記の構成では、作業者は、フレキシブル管を自由に撓ませることができる。これにより、作業者は、作業姿勢に応じて、ダスト袋の位置を自由に変更することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ダスト袋は、空気の流れ方向の下流側に位置する逃がし部を有していてもよい。逃がし部は、ダスト袋内の空気を外部に逃がしてもよい。
上記の構成では、ダスト袋の内部に流れ込んだ空気は、ダスト袋の上流側から下流側に向かって流れ、逃がし部からダスト袋の外部に流れ出る。これにより、ダスト袋が過剰に膨らむことを抑制することができるとともに、ダスト袋に空気とともに流れるダストを効率良く収集することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ファンは、空気を回転軸に沿う方向から回転軸の周りに沿う方向に送り出す遠心ファンであってもよい。
上記の構成では、空気の吸気方向と異なる方向に空気を送り出することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ブロワは、手持ち式ブロワであってもよい。
上記の構成では、作業者によるブロワの取り回しをよくすることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、原動機は、電源から供給される電力によって駆動するモータであってもよい。
上記の構成では、原動機がエンジンである場合と比較して、振動が小さい。このため、作業時に、ハーネスを介して作業者に伝わる振動を抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、電源は、ケーシングに取り付け可能なバッテリであってもよい。
上記の構成では、外部電源が存在しない作業区域でも、ブロワを使用することができる。
(第1実施例)
図1から図10を参照して、第1実施例のブロワ2を説明する。ブロワ2は、手持ち式のブロワである。ブロワ2は、送風モードと吸引モードとを備えている。ブロワ2が送風モードにあるとき、ブロワ2は、地面上の落ち葉等を吹き飛ばすことができる。ブロワ2が吸引モードにあるとき、ブロワ2は、地面上の落ち葉等を吸引して収集することができる。以下では、後述するモータ54の回転軸AXが延びる方向を左右方向と呼び、左右方向に直交する方向を前後方向と呼び、左右方向および前後方向に直交する方向を上下方向と呼ぶ。
図1から図8には、送風モードで使用する場合のブロワ2の構成が図示されている。図1に示すように、ブロワ2は、ケーシング4と、複数個(本実施例では2個)のバッテリBと、を備えている。なお、図1では、後述するバッテリ取付部28を見易くするために、1個のバッテリBが図示省略されている。ケーシング4は、メインケーシング6と、サイドケーシング8と、前方接続部10と、後方接続部12と、メイングリップ14と、脚部材16と、を備えている。メインケーシング6は、ボリュートケーシングとして形成されている。メインケーシング6の左側面には、サイドケーシング8がねじによって固定されている。
前方接続部10は、メインケーシング6の前方上部から上方向に延びている。後方接続部12は、メインケーシング6の後方上部から上方向に向かって延びている。メイングリップ14は、前方接続部10の後方上部から後方接続部12の前方上部の間に延びている。即ち、メイングリップ14の前端部は、前方接続部10の後方上部に接続しており、メイングリップ14の後端部は、後方接続部12の前方上部に接続している。メイングリップ14は、メインケーシング6の上方に配置されている。メイングリップ14は、作業者によって把持される。脚部材16は、メインケーシング6の下部に固定されている。脚部材16の構成については後で詳細に説明する。
ケーシング4には、前方固定部(第1固定部)22と、下方固定部(第2固定部)24と、後方固定部26と、が形成されている。前方固定部22は、前方接続部10の前方下部に配置されている。下方固定部24は、メインケーシング6の後方下部に配置されている。後方固定部26は、後方接続部12の上部に配置されている。ブロワ2を左方向(または右方向)から見ると、前方固定部22と下方固定部24とは、ケーシング4の対角位置に配置されている。
メインケーシング6の前面には、複数個(本実施例では2個)のバッテリ取付部28が配置されている。2個のバッテリ取付部28は、電気的に直列に接続されている。なお、変形例では、2個のバッテリ取付部28は、電気的に並列に接続されていてもよい。2個のバッテリ取付部28のそれぞれには、2個のバッテリBのそれぞれが取り外し可能に取り付けられる。バッテリBは、例えば、リチウムイオンバッテリである。
バッテリ取付部28は、一対のレール部30と、壁部31と、を備えている。一対のレール部30は上下方向に離れている。一対のレール部30は、左右方向に延びている。壁部31は、一方のレール部30の右端部から他方のレール部30の右端部まで延びている。バッテリBを壁部31に当接するまで右方向にスライドさせることによって、バッテリBは、バッテリ取付部28に取り付けられる。また、バッテリBを左方向にスライドさせることによって、バッテリBは、バッテリ取付部28から取り外される。
メイングリップ14には、トリガ32が取り付けられている。トリガ32は、メイングリップ14を把持した作業者の手の指によって押し込み操作される。
ブロワ2は、主電源スイッチ36と、表示パネル38と、をさらに備えている。主電源スイッチ36と表示パネル38とは、サイドケーシング8とメインケーシング6とによって形成される中面40に配置されている。中面40は、上方を向いている。中面40は、メイングリップ14の左側下方に配置されている。主電源スイッチ36は、作業者がメイングリップ14を把持した手と反対の手で操作される。これにより、主電源スイッチ36がメイングリップ14を把持した手で誤操作されることを抑制することができる。主電源スイッチ36は、ブロワ2のオフ状態とオン状態とを切り替えるためのスイッチである。ブロワ2がオフ状態にある場合、後述するモータ54の駆動が禁止される。これにより、トリガ32が押し込み操作されても、モータ54は駆動しない。一方、ブロワ2がオン状態にある場合、モータ54の駆動が許容される。これにより、トリガ32が押し込み操作されると、モータ54は駆動する。表示パネル38には、ブロワ2の状態、例えば、ブロワ2がオン状態にある場合、表示パネル38にブロワ2がオン状態にあることを表す表示が表示される。表示パネル38は、例えば、LEDパネルである。なお、変形例では、表示パネル38は、ブロワ2がオン状態にあるときに点灯する構成であってもよい。
図2に示すように、ケーシング4は、第1収容室42と、第2収容室44と、吸気口46と、空気流路48と、吐出口50(図3参照)と、を有する。第1収容室42は、メインケーシング6の内部に画定されている。第2収容室44は、メインケーシング6とサイドケーシング8とよって画定されている。第2収容室44は、第1収容室42の左側に配置されている。吸気口46は、メインケーシング6の右側面に配置されている。吸気口46は、メインケーシング6の右側面を貫通している。吸気口46は、第1収容室42に連通している。空気流路48は、第1収容室42に連通している。図3に示すように、空気流路48は、左右方向に延びる軸の周りを螺旋状に延びている。ブロワ2を右方向に見たとき、空気流路48は、内側から外側に向かって反時計回りに延びている。吐出口50は、空気流路48に連通している。吐出口50は、メインケーシング6の前面上部に配置されている。前後方向に関して、吐出口50は、メイングリップ14の前端部よりも前方に配置されている。
図2に示すように、ブロワ2は、モータ54と、制御基板56と、ファン58と、ブレード60と、をさらに備えている。モータ54と制御基板56は、第2収容室44に配置されている。モータ54は、原動機であり、例えば、ブラシレスモータである。なお、変形例では、モータ54は、エンジンであってもよく、ブラシ付きモータであってもよい。モータ54は、2個のバッテリBから電力の供給を受けて、左右方向に延びる回転軸AXの周りを回転する。モータ54のシャフト54aは、左右方向に延びている。シャフト54aの右端部近傍は、第1収容室42まで延びている。制御基板56は、モータ54に電気的に接続されている。制御基板56は、トリガ32の操作に応じて、モータ54の回転を制御する。
ファン58とブレード60は、第1収容室42に配置されている。ファン58は、モータ54のシャフト54aの右端部近傍に嵌合している。ファン58は、例えば遠心ファンである。なお、変形例では、ファン58は、軸流ファンであってもよい。モータ54が回転すると、ファン58は、回転軸AXの周りを回転する。これにより、空気は、吸気口46を通過して、ブロワ2の外部から第1収容室42に流れる。吸気口46を通過する空気は、左方向に向かって流れる。その後、ファン58によって、空気は、回転軸AXの径方向外側に向かって送り出される。その空気は、空気流路48に案内されて吐出口50まで流れる。ブレード60は、シャフト54aの右端部近傍に嵌合している。ブレード60は、ファン58よりも吸気口46側に配置されている。ブレード60は、モータ54が回転すると、ファン58とともに回転軸AXの周りを回転する。これにより、空気とともに吸気口46から第1収容室42に侵入するダスト(例えば、落ち葉や小石)を破砕する。この結果、ファン58がダストによって傷付くことを抑制することができる。
上述したように、ケーシング4は、脚部材16を備えている。脚部材16は、上下方向に関して、メインケーシング6を挟んでメイングリップ14と反対側に配置されている。即ち、脚部材16とメイングリップ14は、メインケーシング6よりも回転軸AXの径方向外側に配置されている。ブロワ2が地面等の載置面に載置された状態において、脚部材16のみ載置面に接触する。脚部材16は、サブグリップ18を備えている。サブグリップ18は、ブロワ2が載置面に載置された状態において、載置面から離間する。これにより、作業者は、載置面に載置されたブロワ2を持ち上げる場合、一方の手でメイングリップ14を把持し、他方の手でサブグリップ18を把持することができる。
図4に示すように、ブロワ2は、カバー62をさらに備えている。ここで、図4は、ブロワ2を左方向に(即ち、ブロワ2を回転軸AXの方向に)見た図である。カバー62には、多数の小開口が形成されている。カバー62は、メインケーシング6の右側面に配置されている。カバー62の一端部は、上下方向に延びる回動軸を中心にして、メインケーシング6に対して回動可能である。カバー62は、吸気口46を覆っている。この状態からカバー62の一端部をメインケーシング6に対して回動させると、吸気口46が開放される。カバー62の他端部には、第1固定ピン64が取り付けられている。図5に示すように、第1固定ピン64は、メインケーシング6の第1開口68に挿通されている。
ブロワ2は、第1センサ70をさらに備えている。第1センサ70は、第1開口68の近傍に配置されている。第1センサ70は、制御基板56に接続されている。第1センサ70は、第1固定ピン64が第1開口68に挿通されているか否かを検出する。具体的には、第1固定ピン64が第1開口68に挿通されている場合、中間部材72が下方向に押されて、第1センサ70のスイッチ(図示省略)が押し下げられている。この場合、第1センサ70は、制御基板56にオン信号を出力し、制御基板56は、モータ54の駆動を許容する。一方、第1固定ピン64が第1開口68に挿通されていない場合、中間部材72は、ばね69によって上方向に付勢されているために下方向に押されず、第1センサ70のスイッチが押し下げられない。この場合、第1センサ70は、制御基板56にオフ信号を出力し、制御基板56は、モータ54の駆動を禁止する。これにより、カバー62が吸気口46を覆っていない状態でモータ54が駆動することを抑制することができる。
図3に示すように、ブロワ2は、固定管76と、送風管78と、をさらに備えている。固定管76は、吐出口50に挿通されている。固定管76は、長手方向に延びる円筒である。固定管76には、吐出口50を通過した空気が流れる。送風管78は、固定管76の先端部に取り外し可能に取り付けられている。送風管78は、長手方向に延びる円筒である。吐出口50を通過した空気は、固定管76と送風管78を通り、送風管78の先端開口から吹き出る。これにより、地面上の落ち葉等が吹き飛ばされる。
固定管76の後方下部には、突部80が形成されている。突部80には、第2固定ピン82が取り付けられている。図6に示すように、第2固定ピン82は、メインケーシング6の第2開口84に挿通されている。
ブロワ2は、第2センサ86をさらに備えている。第2センサ86は、第2開口84の近傍に配置されている。第2センサ86は、制御基板56に接続されている。第2センサ86は、第2固定ピン82が第2開口84に挿通されているか否かを検出する。具体的には、第2固定ピン82が第2開口84に挿通されている場合、中間部材88が後方向(図6では紙面垂直方向)に押されて、第2センサ86のスイッチ(図示省略)が押し下げられる。この場合、第2センサ86は、制御基板56にオン信号を出力し、制御基板56は、モータ54の駆動を許容する。一方、第2固定ピン82が第2開口84に挿通されていない場合、中間部材88は、ばね(図示省略)によって前方向に付勢されているために後方向に押されず、第2センサ86のスイッチが押し下げられない。この場合、第2センサ86は、制御基板56にオフ信号を出力し、制御基板56は、モータ54の駆動を禁止する。
図7に示すように、ブロワ2では、メイングリップ14の中心軸が、ファン58の回転軸AXに垂直な基準面P1に沿って前後方向に延びている。ブロワ2を上方から見たときに、ブロワ2の重心Gpは、メイングリップ14上に配置されている。即ち、基準面P1からブロワ2の重心Gpまでの距離は、メイングリップ14の幅Wgの0.5倍以下である。なお、ブロワ2の重心Gpとは、2個のバッテリBがメインケーシング6に取り付けられており、固定管76と送風管78とがメインケーシング6に取り付けられていない状態のブロワ2の重心のことをいう。また、図示省略しているが、固定管76と送風管78とがメインケーシング6に取り付けられている状態でも、ブロワ2の重心は、メイングリップ14上に配置される。変形例では、ブロワ2の重心Gpは、中央領域Aに配置されていてもよい。ここで、中央領域Aは、基準面P1から左側にメイングリップ14の幅Wgの1.5倍の距離に延びる平面P2と、基準面P1から右側にメイングリップ14の幅Wgの1.5倍の距離に延びる平面P3との間の領域である。平面P2、P3の間の幅Waは、メイングリップ14の幅Wgの3倍である。
ブロワ2を上方から見たとき、2個のバッテリBの重心Gb1、Gb2のそれぞれは、メイングリップ14上に配置されている。即ち、基準面P1から一方のバッテリBの重心Gb1までの距離と、基準面P1から他方のバッテリBの重心Gb2までの距離は、メイングリップ14の幅の0.5倍以下である。変形例では、2個のバッテリBの重心Gb1、Gb2は、中央領域Aに配置されていてもよい。
図4に示すように、前後方向に関して、ブロワ2の重心Gpと2個のバッテリBの重心Gb1、Gb2は、メイングリップ14の前端部よりも前方(図示省略の吐出口50側)に配置されている。また、図示省略しているが、固定管76と送風管78とがメインケーシング6に取り付けられている状態でも、ブロワ2の重心は、メイングリップ14の前端部よりも前方(図示省略の吐出口50側)に配置される。前後方向に関してブロワ2の重心Gpは、吐出口50(図示省略)と2個のバッテリBの重心Gb1、Gb2よりも後方(メイングリップ14側)に配置されている。上下方向に関して、ブロワ2の重心Gpは、メイングリップ14と脚部材16のサブグリップ18との間に配置されている。なお、図4において、サブグリップ18の位置が破線によって図示されている。前後方向に関して、モータ54の重心Gmは、メイングリップ14の後端部よりもメイングリップ14の前端部側に配置されており、メイングリップ14の前端部よりもメイングリップ14の後端部側に配置されている。モータ54の重心Gmは、メイングリップ14の下方に配置されている。ブロワ2の重心Gpと、2個のバッテリBの重心Gb1、Gb2と、モータ54の重心Gmは、メイングリップ14の頂部と脚部材16の底部との間の中央を通過する面よりも下側に配置されている。
ブロワ2を左方向に見たとき、前方固定部22と下方固定部24は、仮想面P4上に配置されている。ここで、仮想面P4は、前方固定部22と下方固定部24を通過する面である。仮想面P4からブロワ2の重心Gpまでの距離は、前方固定部22と下方固定部24との距離の0.3倍以下である。変形例では、仮想面P4からブロワ2の重心Gpまでの距離は、前方固定部22と下方固定部24との距離の0.4倍以下であってもよい。
図8に示すように、ブロワ2を左方向に見たとき、上下方向に関して、ブロワ2の重心Gpは、仮想面P5と仮想面P6との間に配置されている。ここで、仮想面P5とは、上下方向に垂直であって、前方固定部22を通過する面であり、仮想面P6とは、上下方向に垂直であって、下方固定部24を通過する面である。また、ブロワ2を左方向に見たとき、前後方向に関して、ブロワ2の重心Gpは、仮想面P7と仮想面P8との間に配置されている。ここで、仮想面P7とは、前後方向に垂直であって、前方固定部22を通過する面であり、仮想面P8とは、前後方向に垂直であって、下方固定部24を通過する面である。左右方向に見たとき、ブロワ2の重心Gpは、仮想面P5、P6、P7、P7によって画定される領域に配置されている。
ブロワ2を左方向に見たとき、仮想面P4は、前方固定部22と下方固定部24との間において、仮想面P9と仮想面P10の両方と交わる。ここで、仮想面P9は、メイングリップ14に取り付けられたトリガ32の後端部とサブグリップ18の前端部を通過する面であり、仮想面P10は、メイングリップ14の後端部とサブグリップ18の後端部を通過する面である。
次に、図9および図10を参照して、吸引モードで使用する場合のブロワ2の構成を説明する。吸引モードで使用する場合のブロワ2の構成部品の一部は、送風モードで使用する場合のブロワ2の構成部品の一部と異なる。図9に示すように、ブロワ2は、固定管76と送風管78に代えて、吸引管92と、ジョイント94と、フレキシブル管96と、ダスト袋98と、を備えている。吸引管92は、カバー62が開いた状態で、吸気口46(図9では図示省略)の周縁のメインケーシング6に取り付けられている。吸引管92は、長手方向に延びる円筒である。図示省略しているが、吸引管92の突部100に取り付けられた第3固定ピン102は、メインケーシング6の第1開口68に挿通されている。また、図示省略しているが、メインケーシング6に吸引管92が取り付けられた状態のブロワ2の重心は、ブロワ2を上方から見たときにメイングリップ14上に配置されており、また、ブロワ2を回転軸AXの方向に見たときにメイングリップ14の前端部よりも前方(吐出口50側)に配置される。
ジョイント94は、吐出口50に挿通されている。ジョイント94は、円筒である。図示省略しているが、ジョイント94の突部104に取り付けられた第4固定ピン106は、メインケーシング6の第2開口84に挿通されている。
フレキシブル管96の一端部は、ジョイント94の先端部に取り付けられている。フレキシブル管96は、円筒である。フレキシブル管96は、ジョイント94の外周面の円周方向に沿って、回動可能である。フレキシブル管96は、撓むことができる。
ダスト袋98は、フレキシブル管96の他端部に取り付けられている。即ち、空気の流れ方向において、ダスト袋98は、吐出口50と、ジョイント94と、フレキシブル管96よりも下流側に配置されている。ダスト袋98は、布から成る。布は、ダスト袋98の一面において一重となっており、ダスト袋98の他面において二重となっている。ダスト袋98の下部には、ファスナ108が設けられている。ファスナ108を開けると、ダスト袋98が開き、ファスナ108を閉めると、ダスト袋98が閉じる。ダスト袋98のフレキシブル管96と反対側の端部には、逃がし部110が形成されている。逃がし部110は、ダスト袋98の空気の流れ方向の下流側に位置している。逃がし部110は、ダスト袋98内の空気を外部に逃がす。ダスト袋98の他端部には、バンド112を介してハーネス固定部114(第3固定部)が取り付けられている。なお、変形例では、ハーネス固定部114は、バンド112を介することなく、ダスト袋98の他端部に取り付けられてもよい。ハーネス固定部114は、例えばカラビナである。
ブロワ2は、ハーネス118をさらに備えている。ハーネス118は、ベルト120と、第1接続具122と、第2接続具124と、第3接続具126と、長さ調整具128と、パット130と、を備えている。ベルト120は、長手方向に延びている。ベルト120の長手方向の一端部には、第1接続具122が設けられている。ベルト120の長手方向の他端部には、第2接続具124が設けられている。第1接続具122と第2接続具124とは、例えばカラビナである。第1接続具122と第2接続具124のそれぞれは、ケーシング4の前方固定部22と下方固定部24と後方固定部26のいずれかに接続可能である。第3接続具126は、ベルト120の一端部と他端部との間に配置されている。第3接続具126は、例えばリングである。第3接続具126は、ハーネス固定部114に接続可能である。長さ調整具128とパット130は、ベルト120の長手方向の一端部と他端部との間の任意の位置に配置される。長さ調整具128は、ベルト120の長さを調整するための部材である。パット130は、ベルト120が作業者に肩掛されるときにベルト120と作業者の肩との間に配置される。
ブロワ2を用いて吸引動作を行う場合、図10に示すように、ハーネス118の第1接続具122は、ケーシング4の前方固定部22に接続されている。また、ハーネス118の第2接続具124は、ケーシング4の下方固定部24に接続されている。さらに、ハーネス固定部114は、ハーネス118の第3接続具126に接続されている。
ブロワ2を用いて吸引動作を行う場合、メイングリップ14と脚部材16のサブグリップ18が作業者によって把持されるとともに、ハーネス118のベルト120が作業者の肩に掛けられる。布が二重となっているダスト袋98の他面は、作業者と向かい合っている。また、ダスト袋98のファスナ108は、下側(即ち地面側)を向いている。主電源スイッチ36の操作によってブロワ2がオン状態にある状態で、作業者によってトリガ32が押し上げ操作されると、モータ54が駆動して、ファン58が回転する。この状態から、吸引管92の先端部を地面に向けると、地面等の落ち葉が吸引管92から、吸気口46、第1収容室42、空気流路48、吐出口50、ジョイント94、フレキシブル管96を順に通り、ダスト袋98の内部に収集される。落ち葉は、ブレード60によって粉砕される。落ち葉とともにダスト袋98に流入した空気は、ダスト袋98の逃がし部110から外部に流れ出る。
本実施例では、ブロワ2は、2個のバッテリBと、モータ54と、ファン58と、メインケーシング6と、メイングリップ14と、を備えている。モータ54は、複数個のバッテリBから電力の供給を受けて駆動してもよい。ファン58は、モータ54の駆動によって回転軸AXの周りを回転し、空気を回転軸AXに沿って延びる左方向から回転軸AXの径方向外側に向かって送り出してもよい。図3に示すように、メインケーシング6は、吐出口50を有しており、ファン58によって送り出された空気を回転軸AXの周りに沿う方向に案内して吐出口50まで送る。メイングリップ14は、回転軸AXの径方向外側であってメインケーシング6の外側に配置されており、作業者によって把持されてもよい。メイングリップ14の中心軸は、回転軸AXに垂直な基準面P1に沿って延びていてもよい。図7に示すように、基準面P1からブロワ2の重心Gpまでの距離は、メイングリップ14の幅Wgの1.5倍以下である。この構成では、複数個のバッテリBによって、モータ54に電力が供給される。これにより、ブロワ2の出力または動作時間が不足することを抑制することができる。また、基準面P1からブロワ2の重心Gpまでの距離がメイングリップ14の幅Wgの1.5倍以下であるので、ブロワ2の重心Gpが基準面P1の近くに配置される。また、固定管76や送風管78がメインケーシング6に取り付けられた場合でも、ブロワ2の重心が基準面P1から離れない。これにより、作業者がメイングリップ14を把持してブロワ2を保持した場合、ブロワ2が傾くことを抑制することができる。この結果、ブロワ2の姿勢を安定させることができる。
また、図4に示すように、ブロワ2を回転軸AXの方向に見たとき、ブロワ2の重心Gpは、メイングリップ14よりも吐出口50側に配置されている。この構成では、固定管76や送風管78がメインケーシング6に取り付けられるか否かによらず、作業者がメイングリップ14を把持してブロワ2を保持した場合、ブロワ2は、吐出口50が地面を向く方向に傾く。このため、空気を地面に向かって容易に吹き付けることができる。
また、図7に示すように、基準面P1から2個のバッテリBの重心Gb1、Gb2のそれぞれまでの距離は、メイングリップ14の幅Wgの1.5倍以下である。この構成では、バッテリBの個数の変化に対して、ブロワ2の重心Gpの位置が変化することを抑制することができる。これにより、作業者がメイングリップ14を把持してブロワ2を保持した場合、ブロワ2の姿勢を安定させることができる。
また、図4に示すように、ブロワ2を回転軸AXの方向に見たとき、2個のバッテリBの重心Gb1、Gb2のそれぞれは、メイングリップ14よりも吐出口50側に配置されている。この構成では、2個のバッテリBの重量によって、ブロワ2の重心Gpをメイングリップ14よりも吐出口50側に配置することができる。これにより、作業者がメイングリップ14を把持してブロワ2を保持した場合、ブロワ2は、吐出口50が地面に向く方向に傾く。このため、空気を地面に向かって容易に吹き付けることができる。
また、図4に示すように、メイングリップ14の中心軸が延びる方向に関して、メイングリップ14の前端部は、メイングリップ14の後端部よりも吐出口50側に配置されている。ブロワ2を回転軸AXの方向に見たとき、モータ54の重心Gmは、メイングリップ14の前端部よりも後端部側であって、メイングリップ14の後端部よりも前端部側に配置されている。一般的に、モータ54は、ブロワ2を構成する部品のうち重量の大きい部品の1つである。このため、モータ54を配置する位置によって、ブロワ2の重心Gpの位置が大きく変化する。この構成では、ブロワ2を回転軸AXの方向に見たとき、ブロワ2の重心Gpをメイングリップ14の一端部よりも吐出口50側に離れすぎることを抑制することができる。これにより、作業者がメイングリップ14を把持してブロワ2を保持した場合、ブロワ2の姿勢を安定させることができる。
また、図1に示すように、ブロワ2は、メインケーシング6に固定されている脚部材16をさらに備えている。ブロワ2が地面等の載置面に載置された状態において、脚部材16のみが載置面に接触する。この構成では、脚部材16によって、ブロワ2を載置面に安定して載置することができる。
また、図2に示すように、脚部材16は、回転軸AXの径方向外側に配置されており、作業者によって把持されるサブグリップ18を備えている。ブロワ2を回転軸AXの方向に見たとき、ブロワ2の重心Gpは、メイングリップ14とサブグリップ18との間に配置されている。この構成では、回転軸AXが地面等の載置面と垂直となるようにブロワ2を把持する場合、作業者は、メイングリップ14とサブグリップ18とを把持することによって、安定してブロワ2を保持することができる。
また、メインケーシング6は、空気をブロワ2の外部からメインケーシング6の内部に流すための吸気口46をさらに有している。吸気口46には、左方向に向かって空気が流れる。2個のバッテリBは、右方向にスライドさせることでメインケーシング6に取り付けられるとともに、左方向にスライドさせることでメインケーシング6から取り外される。この構成では、作業者はメイングリップ14とサブグリップ18とを把持してメインケーシング6の吸気口46が地面を向くようにブロワ2を保持した場合、バッテリBは、上方向にスライドさせることでメインケーシング6から取り外される。このため、2個のバッテリBが、バッテリBに作用する重量によって、メインケーシング6から外れることを抑制することができる。
また、2個のバッテリBは、電気的に直列接続されていてもよい。この構成では、ブロワ2の出力を高くすることができる。
また、2個のバッテリBは、電気的に並列接続されていてもよい。この構成では、ブロワ2の動作時間を長くすることができる。
本実施例では、ブロワ2は、モータ54と、ファン58と、メインケーシング6と、ダスト袋98と、ハーネス118と、を備えている。ファン58は、モータ54の駆動に伴い回転軸AXを中心にして回転する。メインケーシング6は、吸気口46と吐出口50とを有しており、ファン58の回転に伴い空気を吸気口46から吐出口50に向かって流してもよい。ダスト袋98は、空気の流れ方向に関して、吐出口50よりも下流側に配置されており、空気とともに流れるダストを収集してもよい。ハーネス118は、作業者に肩掛けされてもよい。図10に示すように、ハーネス118は、メインケーシング6の前方固定部22および下方固定部24と、ダスト袋98のハーネス固定部114に接続される。この構成では、ハーネス118は、作業時に作業者に肩掛けされている。また、ハーネス118は、メインケーシング6とダスト袋98に接続されている。このため、作業時にダスト袋98に空気が流れ込んでも、ダスト袋98が動き回ることを抑制することができる。
また、図10に示すように、ハーネス118は、ベルト120と、第1接続具122と、第2接続具124と、第3接続具126と、を備えている。第1接続具122は、ベルト120の長手方向の一端部に配置されている。第2接続具124は、ベルト120の長手方向の他端部に配置されている。第3接続具126は、長手方向に関して第1接続具122と第2接続具124との間に配置されている。第1接続具122は、前方固定部22に接続されている。第2接続具124は、下方固定部24に接続されている。第3接続具126は、ハーネス固定部114に接続されている。この構成では、メインケーシング6は、ハーネス118の長手方向の両端部に接続され、ダスト袋98は、ハーネス118の両端部の間の位置に接続される。これにより、作業時にダスト袋98に空気が流れ込んでも、ダスト袋98が動き回ることをさらに抑制することができる。
また、図4に示すように、ブロワ2を回転軸AXの方向に見たとき、前方固定部22と下方固定部24は、メインケーシング6の対角に配置されている。この構成では、ダスト袋98にダストを収集する作業をする場合、回転軸AXの方向を鉛直方向と同一とするようにブロワ2が保持される。この場合、ハーネス118によって、ブロワ2を安定して保持することができる。
また、図8に示すように、ブロワ2を回転軸AXの方向に見たとき、前方固定部22と下方固定部24とを通過する仮想面P4からブロワ2の重心Gpまでの距離は、前方固定部22と下方固定部24との距離の0.4倍以下である。この構成では、ダスト袋98にダストを収集する作業をする場合、回転軸AXの方向を鉛直方向と同一とするようにブロワ2が保持される。この場合、前方固定部22と下方固定部24とを通過する仮想線を中心にして、メインケーシング6が回転することを抑制することができる。これにより、ハーネス118によって、ブロワ2を安定して保持することができる。
また、ハーネス固定部114は、ダスト袋98の空気流れ方向の下流側に配置されている。この構成では、ハーネス固定部114がハーネス118に接続されると、ダスト袋98の空気の流れ方向の下流側がハーネス118に対して固定される。このため、ダスト袋98に空気が流れ込む場合、ダスト袋98が動き回ることをさらに抑制することができる。
また、ブロワ2は、空気の流れ方向に関して、吐出口50とダスト袋98との間に配置されているフレキシブル管96をさらに備えていてもよい。この構成では、作業者は、フレキシブル管96を自由に撓ませることができる。これにより、作業者は、作業姿勢に応じて、ダスト袋98の位置を自由に変更することができる。
また、ダスト袋98は、空気の流れ方向の下流側に位置する逃がし部110を有している。逃がし部110は、ダスト袋98内の空気を外部に逃がす。この構成では、ダスト袋98の内部に流れ込んだ空気は、ダスト袋98の上流側から下流側に向かって流れ、逃がし部110からダスト袋98の外部に流れ出る。これにより、ダスト袋98が過剰に膨らむことを抑制することができるとともに、ダスト袋98に空気とともに流れるダストを効率良く収集することができる。
また、ファン58は、空気を回転軸AXに沿う方向から回転軸AXの周りに沿う方向に送り出す遠心ファンである。この構成では、空気の吸気方向と異なる方向に空気を送り出すことができる。
また、ブロワ2は、手持ち式ブロワである。この構成では、作業者によるブロワ2の取り回しをよくすることができる。
また、原動機であるモータ54は、電源から供給される電力によって駆動するモータである。この構成では、原動機がエンジンである場合と比較して、振動が小さい。このため、作業時にハーネス118を介して作業者に伝わる振動を抑制することができる。
また、電源は、メインケーシング6に取り付け可能なバッテリBであってもよい。この構成では、外部電源が存在しない作業区域でも、ブロワ2を使用することができる。
また、図8に示すように、ブロワ2を左方向に見たとき、仮想面P4は、前方固定部22と下方固定部24との間において、仮想面P9と仮想面P10の両方と交わる。この構成では、メイングリップ14とサブグリップ18とを把持して、吸引モードで使用する場合のブロワ2を保持する場合、ブロワ2の姿勢を安定させることができる。
(対応関係)
メインケーシング6は、「ボリュートケーシング」の一例である。右方向は、「第1方向」の一例であり、左方向は、「第2方向」の一例である。前方固定部22は、「第1固定部」の一例であり、下方固定部24は、「第2固定部」の一例であり、ハーネス固定部114は、「第3固定部」の一例である。
(第2実施例)
図11を参照して第2実施例のブロワ2を説明する。第2実施例では、第1実施例と異なる点を説明し、第1実施例と同様の点については説明を省略する。第2実施例では、バッテリBの配置が、第1実施例のバッテリBの配置と異なる。一方のバッテリB1は、メインケーシング6の前面に取り付けられている。他方のバッテリB2は、メインケーシング6の後方下部に取り付けられている。バッテリB2は、下方固定部24の上方に配置されている。バッテリB2を右方向にスライドさせることによって、バッテリB2は、メインケーシング6に取り付けられる。また、バッテリB2を左方向にスライドさせることによって、バッテリB2は、メインケーシング6から取り外される。
(第3実施例)
図12を参照して第3実施例のブロワ2を説明する。第3実施例では、第1実施例と異なる点を説明し、第1実施例と同様の点については説明を省略する。第3実施例では、バッテリBの配置が、第1実施例のバッテリBの配置と異なる。一方のバッテリB1は、メインケーシング6の前面に取り付けられている。他方のバッテリB2は、メインケーシング6の後方上部に取り付けられている。バッテリB2を右方向にスライドさせることによって、バッテリB2は、メインケーシング6に取り付けられる。また、バッテリB2を左方向にスライドさせることによって、バッテリB2は、メインケーシング6から取り外される。
(第4実施例)
図13を参照して第4実施例のブロワ2を説明する。第4実施例では、第1実施例と異なる点を説明し、第1実施例と同様の点については説明を省略する。第4実施例では、バッテリBの配置が、第1実施例のバッテリBの配置と異なる。2個のバッテリBは、ケーシング4の後方上部、具体的には、後方接続部12の後面に取り付けられている。2個のバッテリBは、上下方向に並んでいる。バッテリBを右方向にスライドさせることによって、バッテリBは、後方接続部12に取り付けられる。また、バッテリBを左方向にスライドさせることによって、バッテリBは、後方接続部12から取り外される。
(第5実施例)
図14を参照して第5実施例のブロワ2を説明する。第5実施例では、第1実施例と異なる点を説明し、第1実施例と同様の点については説明を省略する。第5実施例では、バッテリBの配置が、第1実施例のバッテリBの配置と異なる。2個のバッテリBは、サイドケーシング8に取り付けられる。2個のバッテリBは、前後方向に並んでいる。バッテリBを下方向にスライドさせることによって、バッテリBは、サイドケーシング8に取り付けられる。また、バッテリBを上方向にスライドさせることによって、バッテリBは、サイドケーシング8から取り外される。
(第6実施例)
図15を参照して第6実施例のブロワ2を説明する。第6実施例では、第1実施例と異なる点を説明し、第1実施例と同様の点については説明を省略する。第6実施例では、バッテリBの配置が、第1実施例のバッテリBの配置と異なる。2個のバッテリBは、サイドケーシング8に取り付けられる。2個のバッテリBは、上下方向に並んでいる。バッテリBを前方向にスライドさせることによって、バッテリBは、サイドケーシング8に取り付けられる。また、バッテリBを後方向にスライドさせることによって、バッテリBは、サイドケーシング8から取り外される。
(第7実施例)
図16を参照して第7実施例のブロワ2を説明する。第7実施例では、第1実施例と異なる点を説明し、第1実施例と同様の点については説明を省略する。第7実施例では、バッテリBの配置が、第1実施例のバッテリBの配置と異なる。また、第7実施例では、ブロワ2は、第1実施例の脚部材16を備えていない。一方のバッテリBは、メインケーシング6の前方下部に取り付けられている。他方のバッテリBは、メインケーシング6の後方下部に取り付けられている。ブロワ2が地面等の載置面に載置された状態において、2個のバッテリBのみ載置面に接触する。これにより、他の部材を設けることなく、2個のバッテリBによって、ブロワ2を載置面に載置することができる。バッテリBを右方向にスライドさせることによって、バッテリB2は、メインケーシング6に取り付けられる。また、バッテリB2を左方向にスライドさせることによって、バッテリB2は、メインケーシング6から取り外される。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
一実施形態に係る複数個のバッテリBは、ブロワ2に限らず、他の電動工具、例えば、チェーンソーやヘッジトリマに使用可能な構成であってもよい。
一実施形態に係るバッテリBの個数は、3個以上であってもよい。
一実施形態に係るブロワ2は、脚部材16を備えていなくてもよい。この場合、ブロワ2が載置面に載置された状態において、メインケーシング6が載置面に接触していてもよい。
一実施形態に係るハーネス118において、第1接続具122が前方固定部22に接続されており、第2接続具124がハーネス固定部114に接続されており、第3接続具126が下方固定部24に接続されていてもよい。
一実施形態において、ブロワ2を回転軸AXの方向に見たとき、ブロワ2の重心Gpは、前方固定部22と下方固定部24とを通過する仮想面P4上に配置されていてもよい。
一実施形態に係るハーネス固定部114は、ダスト袋98の空気の流れ方向の上流側に配置されていてもよい。
一実施形態に係るダスト袋98は、逃がし部110を有していなくてもよい。この場合、ダスト袋98の布の網目を粗くして、ダスト袋98全体から空気が流れ出る構成であってもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。