JP2020112111A - 排気浄化装置の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルタの過熱を抑制することができる排気浄化装置の制御装置を提供する。【解決手段】排気浄化装置の制御装置20の経過時間取得部21は、フィルタ再生処理の実行中にフィルタ入口温度が基準温度以上になってからエンジン2の運転状態をアイドル運転状態にする制御指示があるまでの経過時間を取得し、開弁時間算出部21は、フィルタ再生処理の実行中に上記制御指示があった場合に、経過時間取得部によって取得された経過時間が短いほど、算出される排気スロットル弁14の開弁時間が長くなるように、経過時間に基づいて開弁時間を算出し、排気スロットル弁制御部21は、フィルタ再生処理の実行中に上記制御指示があった場合に、開弁時間算出部によって算出された開弁時間の間、排気スロットル弁を開弁状態にした後に閉弁状態に制御する。【選択図】図3
Description
本開示は、排気浄化装置の制御装置に関する。
従来、エンジンの排気を浄化する排気浄化装置として、エンジンの排気通路に配置されて、排気中の粒子状物質を捕集するフィルタを備えるものが知られている(例えば特許文献1参照)。また、従来、このような排気浄化装置に適用された制御装置として、フィルタに流入する排気の温度を昇温させることで、フィルタに堆積した粒子状物質を燃焼除去させて、フィルタを再生するフィルタ再生処理を実行するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
ところで、エンジンの運転状態が例えば通常運転状態の場合において、フィルタの温度が低い状態にならないようにするために、排気通路に排気スロットル弁を配置し、エンジンの運転状態をアイドル運転状態にする制御指示があった場合に、この排気スロットル弁を閉弁状態に制御することが考えられる。この制御により、アイドル運転状態の場合にフィルタに流入する排気の流量を低下させることができ、その後、エンジンが通常運転状態になった場合に、フィルタの温度が低い状態にならないようにできると考えられる。
しかしながら、フィルタ再生処理の実行中において、エンジンの運転状態をアイドル運転状態にする制御指示があった場合に、排気スロットル弁を直ちに閉弁状態に制御した場合、想定よりも多量の粒子状物質がフィルタに残存した状態で排気スロットル弁を閉弁状態に制御するおそれがある。この場合、フィルタに多量に残存した粒子状物質の燃焼中に排気流量が急減することになる結果、フィルタが過熱されるおそれがある。
本開示は、上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、フィルタの過熱を抑制することができる排気浄化装置の制御装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本開示に係る排気浄化装置の制御装置は、エンジンの排気通路に配置されて、排気中の粒子状物質を捕集するフィルタを備える排気浄化装置の制御装置において、前記排気浄化装置は、開弁状態から閉弁状態に変位することで前記排気通路の排気流量を減少させる排気スロットル弁を備え、前記制御装置は、経過時間取得部と、開弁時間算出部と、排気スロットル弁制御部と、を備え、前記経過時間取得部は、前記フィルタに流入する排気の温度を昇温させることで前記フィルタを再生させるフィルタ再生処理の実行中に、前記フィルタに流入する排気の温度であるフィルタ入口温度が予め設定された基準温度以上になってから前記エンジンの運転状態をアイドル運転状態にする制御指示があるまでの経過時間を取得し、前記開弁時間算出部は、前記フィルタ再生処理の実行中に前記制御指示があった場合に、前記経過時間取得部によって取得された前記経過時間が短いほど、算出される前記排気スロットル弁の開弁時間が長くなるように、前記経過時間に基づいて前記開弁時間を算出し、前記排気スロットル弁制御部は、前記フィルタ再生処理の実行中に前記制御指示があった場合に、前記開弁時間算出部によって算出された前記開弁時間の間、前記排気スロットル弁を開弁状態にした後に閉弁状態に制御する。
本開示によれば、フィルタの過熱を抑制しつつフィルタの再生を促進させることができる。
以下、本実施形態に係る排気浄化装置10の制御装置20について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係る排気浄化装置10は、車両1に搭載されている。図1は、本実施形態に係る車両1の模式的構成図である。図1に例示する車両1は、エンジン2、吸気通路3、排気通路4、排気浄化装置10、及び、センサ群(図1では回転数センサ30、アクセル開度センサ31、温度センサ32、差圧センサ33が例示されている)を備えている。
本実施形態では、エンジン2の具体例として、軽油を燃料とするディーゼルエンジンを用いている。エンジン2は、気筒を有するシリンダブロック、シリンダブロックの上部に配置されたシリンダヘッド、気筒内に配置されたピストン、ピストンにコンロッドを介して接続されたクランクシャフト、気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁等を備えている。エンジン2の燃料噴射量や燃料噴射タイミング等は、制御装置20によって制御されている。吸気通路3は、エンジン2に吸入される吸気が通過する通路であり、その下流側端部がエンジン2の気筒の吸気ポートに接続している。排気通路4は、エンジン2から排出された排気が通過する通路であり、その上流側端部がエンジン2の気筒の排気ポートに接続している。
排気浄化装置10は、エンジン2から排出された排気を浄化する装置である。具体的には、本実施形態に係る排気浄化装置10は、フィルタ11と、酸化触媒12と、燃料供給弁13と、排気スロットル弁14と、制御装置20とを備えている。
フィルタ11は、排気通路4における酸化触媒12よりも下流側の箇所に配置されており、排気通路4の排気が流入する。フィルタ11は、排気中の粒子状物質(Particulate Matter;PM)を捕集する機能を有している。このような機能を有するものであれば、フィルタ11の具体的な種類は特に限定されるものではないが、本実施形態ではフィルタ11として、ウォールフロータイプのディーゼルパティキュレートフィルタを用いている。
酸化触媒12は、排気通路4におけるフィルタ11よりも上流側の箇所に配置されている。酸化触媒12は、排気が通過可能な担持体に、白金(Pt)、パラジウム(Pd)等の貴金属触媒が担持された構成を有している。酸化触媒12は、その貴金属触媒の酸化触媒作用によって、排気中の一酸化窒素(NO)を二酸化窒素(NO2)に変化させる酸化反応を促進させる。排気温度が所定温度以上になった場合、この酸化触媒12において生成された二酸化窒素によって、フィルタ11に捕集された粒子状物質を燃焼させて、二酸化炭素(CO2)として排出させることができる(すなわち、フィルタ11を再生させる
ことができる)。
ことができる)。
燃料供給弁13は、排気通路4における酸化触媒12よりも上流側の箇所(本実施形態では、さらに排気スロットル弁14よりも上流側の箇所)に配置されている。燃料供給弁13は、制御装置20の指示を受けて、排気通路4における酸化触媒12よりも上流側の箇所に向けて燃料を供給する。
排気スロットル弁14は、排気通路4に配置されている。具体的には、本実施形態に係る排気スロットル弁14は、排気通路4における酸化触媒12よりも上流側の箇所であって、燃料供給弁13よりも下流側の箇所に配置されている。但し、排気スロットル弁14の配置箇所は、これに限定されるものではない。他の例を挙げると、排気スロットル弁14は、排気通路4における燃料供給弁13よりも上流側の箇所に配置されていてもよく、あるいは、排気通路4におけるフィルタ11よりも下流側の箇所に配置されていてもよい。
排気スロットル弁14は、制御装置20の指示を受けて開弁状態から閉弁状態に変位することで、排気通路4における排気の流量を減少させる。このような排気スロットル弁14としては、例えばバタフライ弁等を用いることができる。
ここで、本実施形態に係る排気スロットル弁14は、閉弁状態になった場合であっても、排気スロットル弁14が排気通路4を完全に閉塞しないように設定されている。すなわち、本実施形態において、排気スロットル弁14が閉弁状態になった場合であっても、排気は排気通路4を僅かに流動することができる。これにより、排気スロットル弁14が閉弁状態になった場合に排気通路4を完全に閉塞する場合(排気通路4の排気流量をゼロにする場合)に比較して、排気スロットル弁14が閉弁状態の場合におけるエンジン2の負荷を低減させることができる。但し、排気スロットル弁14の構成はこれに限定されるものではなく、他の例を挙げると、排気スロットル弁14は、閉弁状態になった場合に排気通路4を完全に閉塞する構成とすることもできる。
回転数センサ30、アクセル開度センサ31、温度センサ32及び差圧センサ33は、制御装置20と電気的に接続されている。回転数センサ30は、エンジン2の回転数(エンジン回転数;rpm)を検出する。アクセル開度センサ31は、車両1のアクセル開度(%)を検出する。
温度センサ32は、フィルタ11に流入する排気の温度であるフィルタ入口温度(℃)を検出する。具体的には、本実施形態に係る温度センサ32は、排気通路4におけるフィルタ11よりも上流側且つ酸化触媒12よりも下流側の箇所に配置されており、この部分の排気温度を検出している。差圧センサ33は、フィルタ11よりも上流側の排気圧力(Pa)とフィルタ11よりも下流側の排気圧力(Pa)との差圧(すなわち、フィルタ前後差圧)を検出する。具体的には、本実施形態に係る差圧センサ33は、フィルタ前後差圧として、フィルタ11よりも上流側且つ酸化触媒12よりも下流側の排気圧力と、フィルタ11よりも下流側の排気圧力との差圧を検出している。フィルタ11に堆積した粒子状物質の量が多くなるほど、このフィルタ前後差圧は大きくなる。
制御装置20は、プロセッサとしての機能を有するCPU(Central Processing Unit)21と、CPU21の動作に用いられる各種データやプログラム等を記憶する記憶部22と、を有するマイクロコンピュータを備えている。なお、記憶部22は、具体的には、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の記憶媒体によって構成されている。
本実施形態に係る制御装置20は、排気浄化装置10を制御する「排気浄化装置の制御装置」としての機能を有するとともに、エンジン2を制御する制御装置としての機能も有している。但し、「排気浄化装置の制御装置」の構成は、これに限定されるものではなく、他の例を挙げると、「排気浄化装置の制御装置」として、エンジン2を制御する制御装置とは別に設けられた排気浄化装置専用の制御装置を用いることもできる。
続いて、制御装置20による排気浄化装置10の制御の詳細について説明する。まず、本実施形態に係る制御装置20は、予め設定された所定の開始条件(「フィルタ再生処理開始条件」と称する)が満たされてから、予め設定された所定の終了条件(「フィルタ再生処理終了条件」と称する)が満たされるまでの間、フィルタ11に流入する排気の温度を昇温させることでフィルタ11を再生する「フィルタ再生処理」を実行する。
本実施形態においては、このフィルタ再生処理開始条件の一例として、差圧センサ33の検出したフィルタ前後差圧が予め設定された差圧閾値以上になったという条件を用いている。また、本実施形態においては、フィルタ再生処理終了条件の一例として、差圧センサ33の検出したフィルタ前後差圧が差圧閾値未満になったという条件を用いている。この差圧閾値としては、フィルタ前後差圧がこの値以上なった場合に、フィルタ11における粒子状物質の堆積量が多くなり、フィルタ11を再生することが好ましいと考えられる値を用いることができる。この差圧閾値は、予め実験、シミュレーション等を行って適切な値を求めておき、記憶部22(例えばROM等)に記憶させておく。
制御装置20は、差圧センサの検出したフィルタ前後差圧が記憶部22に記憶されている差圧閾値以上になった場合に、フィルタ再生処理開始条件が満たされたと判断して、フィルタ再生処理を実行し、その後、フィルタ前後差圧が差圧閾値未満になった場合に、フィルタ再生処理終了条件が満たされたと判断して、フィルタ再生処理の実行を終了する。
なお、フィルタ再生処理開始条件の他の例を挙げると、例えば、前回、フィルタ再生処理を実行してからの車両走行距離が予め設定された所定距離以上になったという条件を用いることもできる。また、フィルタ再生処理終了条件の他の例を挙げると、例えば、フィルタ再生処理の実行を開始してからの経過時間が予め設定された所定時間以上になったという条件を用いることもできる。
また、本実施形態に係る制御装置20は、フィルタ再生処理において、燃料供給弁13から排気通路4の内部への燃料供給を開始させている。燃料供給弁13から排気通路4の内部に供給された燃料は、排気とともに下流側に流動して、酸化触媒12において燃焼する。これにより、フィルタ11に流入する排気の温度を昇温させて、フィルタ11に堆積された粒子状物質を燃焼させることができる。この結果、フィルタ11を再生することができる。
但し、フィルタ再生処理の具体例は、上述した内容に限定されるものではない。他の例を挙げると、制御装置20は、フィルタ再生処理において、アフター噴射やポスト噴射等を実行することもできる。なお、アフター噴射は、エンジン2の気筒内に燃料をメイン噴射よりも僅かに遅い時期に噴射させて、気筒内で燃料を燃焼させることで、排気温度を上昇させる噴射である。ポスト噴射は、エンジン2の気筒内に燃料をアフター噴射よりも遅い時期に噴射させることで、未燃燃料を排気中に排出させ、この排気中の未燃燃料を酸化触媒12において燃焼させることで、排気温度を上昇させる噴射である。
あるいは、制御装置20は、フィルタ再生処理として、「燃料供給弁13からの燃料供給によるフィルタ再生処理」、「アフター噴射によるフィルタ再生処理」、及び、「ポスト噴射によるフィルタ再生処理」の中から選択された2以上のフィルタ再生処理を組み合
わせて実行することもできる。
わせて実行することもできる。
また、本実施形態に係る制御装置20は、このフィルタ再生処理の実行中に、フィルタ入口温度が予め設定された基準温度以上になってからエンジン2の運転状態をアイドル運転状態にする旨の制御指示(以下、「アイドル運転指示」と称する)があるまでの経過時間(△t)を取得する(以下、この制御を「経過時間取得制御」と称する)。この経過時間取得制御の詳細について図を用いて説明すると、次のようになる。
図2は、経過時間取得制御の詳細を説明するための模式図である。図2の横軸は、フィルタ再生処理の実行開始からの経過時間(sec)を示し、縦軸は、フィルタ入口温度(℃)を示している。図2のライン100は、フィルタ入口温度の変化を示す曲線である。このライン100から分かるように、フィルタ入口温度は、フィルタ再生処理の実行開始後、所定時間が経過してから急激に上昇を開始して、時間t0において、予め設定された基準温度以上になっている。また、図2において、時間t1は、フィルタ再生処理の実行中にアイドル運転指示(エンジン2の運転状態をアイドル運転状態にする制御指示)があった時間である。
基準温度としては、フィルタ11に堆積した粒子状物質の燃焼が開始する温度(燃焼開始温度)以上の温度を用いることが好ましい。本実施形態では、実際に、基準温度として、燃焼開始温度以上の温度を用いている。この基準温度は、予め実験、シミュレーション等を行って適切な値を求めておき、記憶部22(例えばROM等)に記憶させておく。本実施形態では、この基準温度の数値例として、550℃以上650℃以下の範囲から選択された温度を用いている。但し、この数値例は、あくまでも例に過ぎず、基準温度の具体的な値は、これに限定されるものではない。
本実施形態に係る制御装置20は、フィルタ再生処理の実行中に、温度センサ32の検出したフィルタ入口温度に基づいて、フィルタ入口温度が予め設定された基準温度以上になったか否かを判定する。制御装置20は、フィルタ入口温度が基準温度以上になったと判定した場合に、制御装置20に内蔵されているタイマを用いて、時間のカウントを開始する。次いで制御装置20は、アイドル運転指示があったか否かを判定する。このアイドル運転指示があったか否かの判定手法は、後述する図3のステップS20と同じ判定手法を用いている(これについては、後述する図3のステップS20で詳細に説明する)。そして、制御装置20は、アイドル運転指示があったと判定した場合に、時間のカウントを終了する。次いで制御装置20は、フィルタ入口温度が基準温度以上になってからアイドル運転指示があるまでのカウント時間である経過時間(△t=t1−t0)を取得する。なお、この経過時間(△t)が短いほど、アイドル運転指示があった時点におけるフィルタ11に残存した粒子状物質の量は多くなる。
以上のようにして、本実施形態に係る制御装置20は、経過時間取得制御を実行している。なお、この経過時間(△t)を取得する制御処理を実行する制御装置20のCPU21は、「経過時間取得部」としての機能を有する部材の一例である。
また、本実施形態に係る制御装置20は、フィルタ再生処理の実行中にアイドル運転指示があった場合に、経過時間取得部によって取得された経過時間(△t)に基づいて、排気スロットル弁14の開弁時間(t2)を算出する。具体的には、制御装置20は、経過時間取得部によって取得された経過時間(△t)が短いほど、算出される開弁時間(t2)が長くなるように、経過時間(△t)に基づいて開弁時間(t2)を算出する。さらに制御装置20は、このようにして算出された開弁時間(t2)の間、排気スロットル弁14を開弁状態にした後に閉弁状態に制御する(以下、この一連の制御を「排気スロットル弁開閉制御」と称する)。この排気スロットル弁開閉制御の詳細について、フローチャートを用いて説明すると次のようになる。
図3は、制御装置20による排気スロットル弁開閉制御の詳細を説明するためのフローチャートの一例である。図3のフローチャートの各ステップは、制御装置20の具体的にはCPU21が、記憶部22に記憶されたプログラムに基づいて実行する。また、図3のフローチャートの最初のスタート時において、排気スロットル弁14は開弁状態になっているものとする。
まず、制御装置20は、フィルタ再生処理が実行中であるか否かを判定する(ステップS10)。このステップS10の詳細は以下のとおりである。
本実施形態に係る制御装置20は、前述したように、フィルタ再生処理開始条件が満たされてからフィルタ再生処理終了条件が満たされるまでの間、フィルタ再生処理を実行する。そこで、制御装置20は、ステップS10において、このフィルタ再生処理開始条件が満たされており、且つ、フィルタ再生処理終了条件が未だ満たされていないと判定した場合に、フィルタ再生処理が実行中である(YES)と判定する。一方、制御装置20は、フィルタ再生処理開始条件が満たされていない、又は、フィルタ再生処理終了条件が満たされていると判定した場合には、フィルタ再生処理が実行中でない(NO)と判定する。
ステップS10でNOと判定された場合、制御装置20は、排気スロットル弁14を開弁状態に制御することを維持する(ステップS50)。一方、ステップS10でYESと判定された場合、制御装置20は、アイドル運転指示があるか否かを判定する(ステップS20)。
このステップS20において、本実施形態に係る制御装置20は、アクセル開度に基づいて、アイドル運転指示があるか否かを判定する。より具体的には、制御装置20は、アクセル開度センサ31の検出値に基づいて取得したアクセル開度がゼロの場合に、アイドル運転指示がある(YES)と判定する。一方、制御装置20は、アクセル開度がゼロよりも大きい場合には、アイドル運転指示がない(NO)と判定する。
なお、このステップS20において、アクセル開度がゼロになった場合(換言すると、アイドル運転指示を制御装置20のエンジン制御部(CPU21)が受信した場合)、制御装置20のエンジン制御部は、実際にエンジン2の回転数を予め設定されたアイドル回転数にまで低下させて、エンジン2の運転状態をアイドル運転状態にする。
ステップS20でNOと判定された場合、制御装置20は、排気スロットル弁14を開弁状態に制御することを維持する(ステップS50)。一方、ステップS20でYESと判定された場合、制御装置20は、前述した経過時間取得部によって取得された経過時間(△t)に基づいて、排気スロットル弁14の開弁時間(t2)を算出する(ステップS30)。具体的には、制御装置20は、前述したように、経過時間取得部によって取得された経過時間(△t)が短いほど、算出される開弁時間(t2)が長くなるように、開弁時間(t2)を算出する。より具体的には、本実施形態に係る制御装置20は、以下に説明するマップを参照することで、この開弁時間(t2)を算出している。
図4は、ステップS30において開弁時間(t2)を算出する際に参照するマップの一例を示す図である。図4の横軸は経過時間取得部によって取得された経過時間(△t)であり、縦軸は排気スロットル弁14の開弁時間(t2)である。ライン101は、ステップS30で算出される開弁時間(t2)を示す曲線である。この図4のマップは、経過時間(△t)が短いほど、算出される開弁時間(t2)が長くなるように、開弁時間(t2
)を経過時間(△t)に関連付けて規定したマップとなっている。このマップは、予め実験、シミュレーション等を行って求めておき、記憶部22(例えばROM等)に記憶させておく。ステップS30において、制御装置20は、経過時間取得部によって取得された経過時間(△t)に対応する開弁時間(t2)を抽出し、このように抽出された開弁時間(t2)をステップS30に係る開弁時間(t2)として算出する。このように、ステップS30は実行されている。
)を経過時間(△t)に関連付けて規定したマップとなっている。このマップは、予め実験、シミュレーション等を行って求めておき、記憶部22(例えばROM等)に記憶させておく。ステップS30において、制御装置20は、経過時間取得部によって取得された経過時間(△t)に対応する開弁時間(t2)を抽出し、このように抽出された開弁時間(t2)をステップS30に係る開弁時間(t2)として算出する。このように、ステップS30は実行されている。
なお、制御装置20は、ステップS30において、上述したようなマップを用いる代わりに、所定の演算式(経過時間が短いほど算出される開弁時間が長くなるように、開弁時間を経過時間に関連付けて規定した演算式)を用いて、開弁時間を算出することもできる。
ここで、前述した図2において説明したように、フィルタ11の再生処理の実行中にアイドル運転指示があった時点(時間t1)においてフィルタ11に残存した粒子状物質の量は、経過時間(△t)が短いほど、多くなる。したがって、本実施形態に係る制御装置20は、フィルタ11の再生処理の実行中にアイドル運転指示があった時点におけるフィルタ11に残存した粒子状物質の量が多いほど(経過時間(△t)が短いほど)、ステップS30で算出される開弁時間(t2)を長くしている。
なお、このステップS30を実行する制御装置20のCPU21は、「開弁時間算出部」としての機能を有する部材の一例である。
再び図3を参照して、制御装置20は、ステップS30の後に、ステップS40を実行する。ステップS40において制御装置20は、排気スロットル弁14をステップS30において算出された開弁時間(t2)の間、開弁状態に制御した後に、閉弁状態に制御する。
すなわち、本実施形態に係る制御装置20は、フィルタ再生処理の実行中にアイドル運転指示があった場合に、直ちに排気スロットル弁14を閉弁状態に制御するのではなく、排気スロットル弁14の開弁時間を開弁時間(t2)の間だけ延長させた後に、排気スロットル弁14を閉弁状態にしている。つまり、この開弁時間(t2)は、排気スロットル弁14の開弁時間の延長時間(開弁延長時間)に相当するものである。
このステップS40が実行されることで、フィルタ11の再生処理の実行中にアイドル運転指示があった時点におけるフィルタ11に残存した粒子状物質の量が多いほど(経過時間(△t)が短いほど)、実際の排気スロットル弁14の開弁時間(t2)を長くすることができる。
なお、このステップS40を実行する制御装置20のCPU21は、「排気スロットル弁制御部」としての機能を有する部材の一例である。
ステップS40の後に制御装置20は、フローチャートをスタートから再度実行する(リターン)。その後、ステップS10でNOと判定された場合、又は、ステップS20でNOと判定された場合、制御装置20は、排気スロットル弁14を開弁状態に制御する(ステップS50)。このステップS50の後に、制御装置20は、フローチャートをスタートから再度実行する(リターン)。
以上説明したような本実施形態によれば、フィルタ再生処理の実行中にアイドル運転指示があった場合に、このアイドル運転指示があった時点におけるフィルタ11に残存した粒子状物質の量に応じて排気スロットル弁14の開弁時間(t2)を算出することができ
る。そして、この算出された開弁時間(t2)の間、排気スロットル弁14を開弁状態にした後に閉弁状態にすることができる。これにより、フィルタ11に粒子状物質が多量に残存した状態で排気スロットル弁14が閉弁状態になることを抑制できるので、フィルタ11が過熱されることを抑制することができる。そして、ステップS40において、開弁時間(t2)が経過した後には、排気スロットル弁14が閉弁状態に制御されるので、フィルタ11に流入する排気流量を減少させて、フィルタ11の温度の低下を抑制することができる。
る。そして、この算出された開弁時間(t2)の間、排気スロットル弁14を開弁状態にした後に閉弁状態にすることができる。これにより、フィルタ11に粒子状物質が多量に残存した状態で排気スロットル弁14が閉弁状態になることを抑制できるので、フィルタ11が過熱されることを抑制することができる。そして、ステップS40において、開弁時間(t2)が経過した後には、排気スロットル弁14が閉弁状態に制御されるので、フィルタ11に流入する排気流量を減少させて、フィルタ11の温度の低下を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、上記のようにフィルタ11の過熱を抑制することができるので、フィルタ11に溶損等の不具合が生じることを抑制することもできる。
また、本実施形態によれば、上記のようにフィルタ11の過熱を抑制することができるので、フィルタ11に堆積することが許容される粒子状物質の量(許容堆積PM量)を多目に設定することができる。これにより、フィルタ再生処理の実行サイクル(前回のフィルタ再生処理の終了時から次回のフィルタ再生処理の開始時までの期間)を長くすることもできる。この結果、エンジン2の燃費を向上させることもできる。
以上、本開示に係る実施形態について説明したが、本開示はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 車両
2 エンジン
4 排気通路
10 排気浄化装置
20 制御装置
21 CPU(経過時間取得部、開弁時間算出部、排気スロットル弁制御部)
11 フィルタ
12 酸化触媒
13 燃料供給弁
14 排気スロットル弁
2 エンジン
4 排気通路
10 排気浄化装置
20 制御装置
21 CPU(経過時間取得部、開弁時間算出部、排気スロットル弁制御部)
11 フィルタ
12 酸化触媒
13 燃料供給弁
14 排気スロットル弁
Claims (2)
- エンジンの排気通路に配置されて、排気中の粒子状物質を捕集するフィルタを備える排気浄化装置の制御装置において、
前記排気浄化装置は、開弁状態から閉弁状態に変位することで前記排気通路の排気流量を減少させる排気スロットル弁を備え、
前記制御装置は、経過時間取得部と、開弁時間算出部と、排気スロットル弁制御部と、を備え、
前記経過時間取得部は、前記フィルタに流入する排気の温度を昇温させることで前記フィルタを再生させるフィルタ再生処理の実行中に、前記フィルタに流入する排気の温度であるフィルタ入口温度が予め設定された基準温度以上になってから前記エンジンの運転状態をアイドル運転状態にする制御指示があるまでの経過時間を取得し、
前記開弁時間算出部は、前記フィルタ再生処理の実行中に前記制御指示があった場合に、前記経過時間取得部によって取得された前記経過時間が短いほど、算出される前記排気スロットル弁の開弁時間が長くなるように、前記経過時間に基づいて前記開弁時間を算出し、
前記排気スロットル弁制御部は、前記フィルタ再生処理の実行中に前記制御指示があった場合に、前記開弁時間算出部によって算出された前記開弁時間の間、前記排気スロットル弁を開弁状態にした後に閉弁状態に制御する、排気浄化装置の制御装置。 - 前記基準温度は、前記フィルタに堆積した粒子状物質の燃焼が開始する温度以上の温度である請求項1記載の排気浄化装置の制御装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019004062A JP2020112111A (ja) | 2019-01-15 | 2019-01-15 | 排気浄化装置の制御装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019004062A JP2020112111A (ja) | 2019-01-15 | 2019-01-15 | 排気浄化装置の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020112111A true JP2020112111A (ja) | 2020-07-27 |
Family
ID=71666842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019004062A Pending JP2020112111A (ja) | 2019-01-15 | 2019-01-15 | 排気浄化装置の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2020112111A (ja) |
-
2019
- 2019-01-15 JP JP2019004062A patent/JP2020112111A/ja active Pending
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