以下、本開示の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、必ずしもそれらの対象物に順列を付することを意図していない。
<半導体発光装置 第1実施形態>
図1〜図12は、本開示の第1実施形態に係る半導体発光装置を示している。本実施形態の半導体発光装置A1は、支持体1、半導体発光素子4、受光素子8およびカバー5を備えている。
図1は、半導体発光装置A1を示す斜視図である。図2は、半導体発光装置A1を示す平面図である。図3は、半導体発光装置A1を示す要部平面図である。図4は、半導体発光装置A1を示す底面図である。図5は、図2のV−V線に沿う断面図である。図6は、図2のVI−VI線に沿う断面図である。図7は、図2のVII−VII線に沿う断面図である。図8は、図2のVIII−VIII線に沿う断面図である。図9は、半導体発光装置A1の半導体発光素子を示す拡大断面斜視図である。図10は、半導体発光装置A1の半導体発光素子を示す要部拡大断面図である。図11は、半導体発光装置A1のカバーの一例を示す底面図である。図12は、半導体発光装置A1が用いられた電子機器の一例を示すシステム構成図である。z方向は、本開示の第1方向に相当する。
半導体発光装置A1の形状や大きさは特に限定されない。図示された例においては、半導体発光装置A1は、直方体形状である。半導体発光装置A1のx方向寸法は、たとえば2.8mm〜4.0mmであり、y方向寸法は、たとえば2.8mm〜4.0mm程度であり、z方向寸法は、たとえば1.2mm〜3.0mm程度である。
支持体1の構成は特に限定されず、本実施形態においては、支持体1は、基材2および導電部3を含む。
基材2は、少なくとも表面が絶縁性である材料からなる。本実施形態においては、基材2は、第1層21、第2層22、第3層23および第4層24を含む。基材2は、第1層21、第2層22、第3層23および第4層24の材質は特に限定されず、本実施形態においては、アルミナ、窒化アルミニウム等のセラミックスからなる。
第1層21は、板状の部位であり、その形状は特に限定されない。図示された例においては、第1層21は、主面21a、裏面21b、第1面21c、第2面21d、第3面21eおよび第4面21fを有しており、z方向視において、略矩形状である。
主面21aおよび裏面21bは、z方向において互いに反対側を向いている。主面21aは、本開示の「第1主面」に相当する。
第1面21cおよび第2面21dは、y方向において互いに反対側を向いている。第1面21cは、z方向において主面21aおよび裏面21bの間に位置しており、図示された例においては、主面21aおよび裏面21bに繋がっている。第2面21dは、z方向において主面21aおよび裏面21bの間に位置しており、図示された例においては、主面21aおよび裏面21bに繋がっている。
第3面21eおよび第4面21fは、x方向において互いに反対側を向いている。第3面21eは、z方向において主面21aおよび裏面21bの間に位置しており、図示された例においては、主面21aおよび裏面21bに繋がっている。第4面21fは、z方向において主面21aおよび裏面21bの間に位置しており、図示された例においては、主面21aおよび裏面21bに繋がっている。
第2層22は、板状の部位であり、その形状は特に限定されない。図示された例においては、第2層22は、主面22a、裏面22b、第1面22c、第2面22d、第3面22e、第4面22f、第5面22g、第6面22h、第7面22iおよび第8面22jを有しており、z方向視において、略矩形環状である。
主面22aおよび裏面22bは、z方向において互いに反対側を向いている。裏面22bは、第1層21の主面21aに対面しており、互いに接合されている。主面21aと裏面22bとは、たとえば上述したセラミックス材料を積層させ、これらを焼成することによって接合される。
第1面22cおよび第2面22dは、y方向において互いに反対側を向いている。第1面22cは、z方向において主面22aおよび裏面22bの間に位置しており、図示された例においては、主面22aおよび裏面22bに繋がっている。第2面22dは、z方向において主面22aおよび裏面22bの間に位置しており、図示された例においては、主面22aおよび裏面22bに繋がっている。第1面22cは、第1面21cと面一である。第2面22dは、第2面21dと面一である。
第3面22eおよび第4面22fは、x方向において互いに反対側を向いている。第3面22eは、z方向において主面22aおよび裏面22bの間に位置しており、図示された例においては、主面22aおよび裏面22bに繋がっている。第4面22fは、z方向において主面22aおよび裏面22bの間に位置しており、図示された例においては、主面22aおよび裏面22bに繋がっている。第3面22eは、第3面21eと面一である。第4面22fは、第4面21fと面一である。
第5面22gおよび第6面22hは、y方向において第1面22cおよび第2面22dの間に位置する。第5面22gおよび第6面22hは、y方向において互いに反対側を向いている。第5面22gは、第2面22dと同じ側を向いている。第6面22hは、第1面22cと同じ側を向いている。第5面22gは、z方向において主面22aおよび裏面22bの間に位置しており、図示された例においては、主面22aおよび裏面22bに繋がっている。第6面22hは、z方向において主面22aおよび裏面22bの間に位置しており、図示された例においては、主面22aおよび裏面22bに繋がっている。
第7面22iおよび第8面22jは、x方向において第3面22eおよび第4面22fの間に位置する。第7面22iおよび第8面22jは、x方向において互いに反対側を向いている。第7面22iは、第4面22fと同じ側を向いている。第8面22jは、第3面22eと同じ側を向いている。第7面22iは、z方向において主面22aおよび裏面22bの間に位置しており、図示された例においては、主面22aおよび裏面22bに繋がっている。第8面22jは、z方向において主面22aおよび裏面22bの間に位置しており、図示された例においては、主面22aおよび裏面22bに繋がっている。
第3層23は、板状の部位であり、その形状は特に限定されない。図示された例においては、第3層23は、主面23a、裏面23b、第1面23c、第2面23d、第3面23e、第4面23f、第5面23g、第6面23h、第7面23iおよび第8面23jを有しており、z方向視において、略矩形環状である。
主面23aおよび裏面23bは、z方向において互いに反対側を向いている。裏面23bは、第2層22の主面22aに対面しており、互いに接合されている。主面22aと裏面23bとは、たとえば上述したセラミックス材料を積層させ、これらを焼成することによって接合される。主面23aは、本開示の「第2主面」の一例に相当する。
第1面23cおよび第2面23dは、y方向において互いに反対側を向いている。第1面23cは、z方向において主面23aおよび裏面23bの間に位置しており、図示された例においては、主面23aおよび裏面23bに繋がっている。第2面23dは、z方向において主面23aおよび裏面23bの間に位置しており、図示された例においては、主面23aおよび裏面23bに繋がっている。第1面23cは、第1面22cと面一である。第2面23dは、第2面22dと面一である。
第3面23eおよび第4面23fは、x方向において互いに反対側を向いている。第3面23eは、z方向において主面23aおよび裏面23bの間に位置しており、図示された例においては、主面23aおよび裏面23bに繋がっている。第4面23fは、z方向において主面23aおよび裏面23bの間に位置しており、図示された例においては、主面23aおよび裏面23bに繋がっている。第3面23eは、第3面22eと面一である。第4面23fは、第4面22fと面一である。
第5面23gおよび第6面23hは、y方向において第1面23cおよび第2面23dの間に位置する。第5面23gおよび第6面23hは、y方向において互いに反対側を向いている。第5面23gは、第2面23dと同じ側を向いている。第6面23hは、第1面23cと同じ側を向いている。第5面23gは、z方向において主面23aおよび裏面23bの間に位置しており、図示された例においては、主面23aおよび裏面23bに繋がっている。第6面23hは、z方向において主面23aおよび裏面23bの間に位置しており、図示された例においては、主面23aおよび裏面23bに繋がっている。第5面23gは、第5面22gと面一である。第6面23hは、第6面22hと面一である。
第7面23iおよび第8面23jは、x方向において第3面23eおよび第4面23fの間に位置する。第7面23iおよび第8面23jは、x方向において互いに反対側を向いている。第7面23iは、第4面23fと同じ側を向いている。第8面23jは、第3面23eと同じ側を向いている。第7面23iは、z方向において主面23aおよび裏面23bの間に位置しており、図示された例においては、主面23aおよび裏面23bに繋がっている。第8面23jは、z方向において主面23aおよび裏面23bの間に位置しており、図示された例においては、主面23aおよび裏面23bに繋がっている。第7面23iは、第7面22iと面一である。第8面23jは、第8面22jと面一である。
第4層24は、板状の部位であり、その形状は特に限定されない。図示された例においては、第4層24は、主面24a、裏面24b、第1面24c、第2面24d、第3面24e、第4面24f、第5面24g、第6面24h、第7面24iおよび第8面24jを有しており、z方向視において、略矩形環状である。
主面24aおよび裏面24bは、z方向において互いに反対側を向いている。裏面24bは、第3層23の主面23aに対面しており、互いに接合されている。主面23aと裏面24bとは、たとえば上述したセラミックス材料を積層させ、これらを焼成することによって接合される。
第1面24cおよび第2面24dは、y方向において互いに反対側を向いている。第1面24cは、z方向において主面24aおよび裏面24bの間に位置しており、図示された例においては、主面24aおよび裏面24bに繋がっている。第2面24dは、z方向において主面24aおよび裏面24bの間に位置しており、図示された例においては、主面24aおよび裏面24bに繋がっている。第1面24cは、第1面23cと面一である。第2面24dは、第2面23dと面一である。
第3面24eおよび第4面24fは、x方向において互いに反対側を向いている。第3面24eは、z方向において主面24aおよび裏面24bの間に位置しており、図示された例においては、主面24aおよび裏面24bに繋がっている。第4面24fは、z方向において主面24aおよび裏面24bの間に位置しており、図示された例においては、主面24aおよび裏面24bに繋がっている。第3面24eは、第3面23eと面一である。第4面24fは、第4面23fと面一である。
第5面24gおよび第6面24hは、y方向において第1面24cおよび第2面24dの間に位置する。第5面24gおよび第6面24hは、y方向において互いに反対側を向いている。第5面24gは、第2面24dと同じ側を向いている。第6面24hは、第1面24cと同じ側を向いている。第5面24gは、z方向において主面24aおよび裏面24bの間に位置しており、図示された例においては、主面24aおよび裏面24bに繋がっている。第6面24hは、z方向において主面24aおよび裏面24bの間に位置しており、図示された例においては、主面24aおよび裏面24bに繋がっている。また、図示された例においては、第5面24gは、z方向視において第1面24cと第5面23gとの間に位置している。第6面24hは、z方向視において第2面24dと第6面23hとの間に位置している。
第7面24iおよび第8面24jは、x方向において第3面24eおよび第4面24fの間に位置する。第7面24iおよび第8面24jは、x方向において互いに反対側を向いている。第7面24iは、第4面24fと同じ側を向いている。第8面24jは、第3面24eと同じ側を向いている。第7面24iは、z方向において主面24aおよび裏面24bの間に位置しており、図示された例においては、主面24aおよび裏面24bに繋がっている。第8面24jは、z方向において主面24aおよび裏面24bの間に位置しており、図示された例においては、主面24aおよび裏面24bに繋がっている。また、図示された例においては、第7面24iは、z方向視において第3面24eと第7面23iとの間に位置している。第8面24jは、z方向視において第4面24fと第8面23jとの間に位置している。
基材2は、収容部7を有する。本実施形態においては、収容部7は、主面21a、第5面22g、第6面22h、第7面22i、第8面22j、第5面23g、第6面23h、第7面23iおよび第8面23jによって規定された空間である。
基材2は、開口部27を有する。開口部27は、収容部7が開口する部位である。図示された例においては、開口部27は、第5面23g、第6面23h、第7面23iおよび第8面23jのz方向図中上端縁、すなわち、主面23aの内端縁によって構成されている。
基材2は、通気部6を有する。通気部6は、収容部7と半導体発光装置A1の外部とに繋がっている。通気部6は、収容部7と半導体発光装置A1の外部との間で、気体が流動することを許容する。通気部6の位置や構造は特に限定されず、図示された例においては、第8面22jと第4面22fとに繋がっている。通気部6は、x方向において第3主面部31cを挟んで半導体発光素子4とは反対側に配置されている。通気部6の具体的構造例は、後述する。
基材2は、凹部28を有する。凹部28は、主面24aおよび裏面21bに繋がっており、z方向に沿っている。また、凹部28は、第1面21c、第3面21e、第1面22c、第3面22e、第1面23c、第3面23e、第1面24cおよび第3面24eに繋がる。
導電部3は、導電性材料からなり、たとえばCu、Ni,Ti,Au等が適宜選択される。また、導電部3には、Snからなる表層を設けておいてもよい。
本実施形態においては、導電部3は、主面部31、裏面部32および連絡部33を含む
主面部31は、基材2の主面21a上に配置されている。図示された例においては、主面部31は、第1主面部31a、第2主面部31b、第3主面部31cおよび第4主面部31dを含む。
第1主面部31aは、z方向視において、第5面22gおよび第7面22iに沿って設けられている。第2主面部31bは、z方向視において、第6面22hおよび第8面22jに沿って設けられている。図示された例においては、第1主面部31aは、第2主面部31bよりも大きい。
第3主面部31cは、z方向視において、第5面22gおよび第8面22jに沿って配置されている。第3主面部31cは、x方向において第1主面部31aと第8面22jとの間に位置し、y方向において第2主面部31bと第5面22gとの間に位置する。第3主面部31cは、第1主面部31aおよび第2主面部31bよりも小さい。
第4主面部31dは、z方向視において、第6面22hおよび第7面22iに沿って配置されている。第4主面部31dは、x方向において第2主面部31bと第7面22iとの間に位置し、y方向において第1主面部31aと第6面22hとの間に位置する。第4主面部31dは、第1主面部31aおよび第2主面部31bよりも小さく、第3主面部31cよりも大きい。
裏面部32は、基材2の裏面21b上に配置されている。図示された例においては、裏面部32は、第1裏面部32a、第2裏面部32b、第3裏面部32c、第4裏面部32d、第5裏面部32e、第6裏面部32f、第7裏面部32gおよび第8裏面部32hを
含む。
第1裏面部32aは、z方向視において第1面21cおよび第3面21eに沿って設けられており、z方向視において第1主面部31aと重なる。第2裏面部32bは、z方向視において第2面21dおよび第4面21fに沿って設けられており、z方向視において第2主面部31bと重なる。
第3裏面部32cは、z方向視において第1面21cおよび第4面21fに沿って設けられており、z方向視において第3主面部31cと重なる。第4裏面部32dは、z方向視において第2面21dおよび第3面21eに沿って設けられており、z方向視において第4主面部31dと重なる。
第5裏面部32eは、z方向視において第1面21cに沿って設けられており、x方向において第1裏面部32aと第3裏面部32cとの間に位置する。
第6裏面部32fは、z方向視において第2面21dに沿って設けられており、x方向において第2裏面部32bと第4裏面部32dとの間に位置する。
第7裏面部32gは、z方向視において第3面21eに沿って設けられており、y方向において第1裏面部32aと第4裏面部32dとの間に位置する。
第8裏面部32hは、z方向視において第4面21fに沿って設けられており、y方向において第2裏面部32bと第3裏面部32cとの間に位置する。
連絡部33は、z方向の導通経路を構成するものである。本実施形態においては、連絡部33は、基材2をz方向に貫通している。図示された例においては、連絡部33は、第1連絡部33a、第2連絡部33b、第3連絡部33c、第4連絡部33d、第5連絡部33e、第6連絡部33f、第7連絡部33gおよび第8連絡部33hを含む。なお、第1連絡部33a、第2連絡部33b、第3連絡部33cおよび第4連絡部33dは、本開示の「素子連絡部」に相当する。第5連絡部33e、第6連絡部33f、第7連絡部33gおよび第8連絡部33hは、本開示の「カバー連絡部」に相当する。
第1連絡部33aは、基材2の第1層21を主面21aおよび裏面21bに到達するように貫通している。第1連絡部33aは、第1主面部31aおよび第1裏面部32aに繋がっており、これらを導通させている。
第2連絡部33bは、基材2の第1層21を主面21aおよび裏面21bに到達するように貫通している。第2連絡部33bは、第2主面部31bおよび第2裏面部32bに繋がっており、これらを導通させている。
第3連絡部33cは、基材2の第1層21を主面21aおよび裏面21bに到達するように貫通している。第3連絡部33cは、第3主面部31cおよび第3裏面部32cに繋がっており、これらを導通させている。
第4連絡部33dは、基材2の第1層21を主面21aおよび裏面21bに到達するように貫通している。第4連絡部33dは、第4主面部31dおよび第4裏面部32dに繋がっており、これらを導通させている。
第5連絡部33eは、基材2の第1層21、第2層22および第3層23を、主面23aおよび裏面21bに到達するように貫通している。第5連絡部33eは、第5裏面部32eに繋がっている。
第6連絡部33fは、基材2の第1層21、第2層22および第3層23を、主面23aおよび裏面21bに到達するように貫通している。第6連絡部33fは、第6裏面部32fに繋がっている。
第7連絡部33gは、基材2の第1層21、第2層22および第3層23を、主面23aおよび裏面21bに到達するように貫通している。第7連絡部33gは、第7裏面部32gに繋がっている。
第8連絡部33hは、基材2の第1層21、第2層22および第3層23を、主面23aおよび裏面21bに到達するように貫通している。第8連絡部33hは、第8裏面部32hに繋がっている。
半導体発光素子4は、半導体発光装置A1における光源であり、所定の波長帯の光を発する。半導体発光素子4の具体的構成は特に限定されず、半導体レーザ素子やLED素子等である。本実施形態においては、半導体発光素子4は、半導体レーザ素子であり、VCSEL素子が採用されている。半導体発光素子4は、導電部3の第1主面部31aにダイボンディングされており、基材2の第1層21の主面21aに支持されている。半導体発光素子4からの光は、基材2の開口部27を通過して外部に出射される。
図3に示すように、半導体発光素子4は、平面視において第1電極41と複数の発光領域460が設けられている。第1電極41は、x方向において第3主面部31c側に配置されている。複数の発光領域460は、半導体発光素子4の平面視において第1電極41を除く領域に離散配置されている。
図9および図10に示すように、本例の半導体発光素子4は、第1電極41、第2電極42、第2基板451、第4半導体層452、活性層453、第5半導体層454、電流狭窄層455、絶縁層456および導電層457を備え、複数の発光領域460が形成されている。なお、同図に示す構成例は、半導体発光素子4としてのVCSEL素子の一例であり、本構成に限定されるものではない。図10は、1つの発光領域460を含む部分を拡大して示している。
第2基板451は、は半導体よりなる。第2基板451を構成する半導体は、たとえば、GaAsである。第2基板451を構成する半導体は、GaAs以外であってもよい。
活性層453は、自然放出および誘導放出によって、たとえば、980nm帯(以下、「λa」とする)の波長の光を放出する化合物半導体により構成されている。活性層453は、第4半導体層452と第5半導体層454との間に位置している。本実施形態においては、アンドープのGaAs井戸層とアンドープのAlGaAs障壁層(バリア層)とを交互に積層した多重量子井戸構造により構成されている。たとえば、アンドープAl0.35Ga0.65As障壁層とアンドープGaAs井戸層とが交互に繰り返し2〜6周期形成されている。
第4半導体層452は、典型的にはDBR(Distributed Bragg Reflector)層であり、第2基板451に形成されている。第4半導体層452は第1導電型を有する半導体よりなる。本例では第1導電型はn型である。第4半導体層452は、活性層453から発せられる光を効率よく反射させるためのDBRとして構成されている。より具体的には、活性層453は、厚さλa/4のAlGaAs層であってそれぞれ反射率が異なる2層からなるペアを、複数段重ね合わせることにより構成されている。より具体的には、第4半導体層452は、たとえば600Åの厚さを有する相対的にAl組成が低いn型Al0.16Ga0.84As層(低Al組成層)と、たとえば700Åの厚さを有する相対的にAl組成が高いn型Al0.92Ga0.16As層(高Al組成層)とを交互に複数周期(たとえば、20周期)繰り返し積層して構成されている。n型Al0.16Ga0.84As層およびn型Al0.92Ga0.16As層には、それぞれ、たとえば2×1017cm-3〜3×1018cm-3および2×1017cm-3〜3×1018cm-3の濃度で、n型不純物(たとえば、Si)がドープされている。
第5半導体層454は、典型的にはDBR層であり、第2導電型を有する半導体よりなる。本例では第2導電型はp型である。本実施形態とは異なり、第1導電型がp型であり、第2導電型がn型であってもよい。第5半導体層454および第2基板451の間に、第4半導体層452が位置している。第5半導体層454は、活性層453から発せられる光を効率よく反射させるためのDBRとして構成されている。より具体的には、第5半導体層454は、厚さλa/4のAlGaAs層であってそれぞれ反射率が異なる2層からなるペアを、複数段重ね合わせることにより構成されている。第5半導体層454は、たとえば、相対的にAl組成が低いp型Al0.16Ga0.84As層(低Al組成層)と、相対的にAl組成が高いp型Al0.92Ga0.16As層(高Al組成層)とが交互に複数周期(たとえば、20周期)繰り返し積層して構成されている。
電流狭窄層455は、第5半導体層454内に位置している。電流狭窄層455はたとえばAlを多く含み、酸化しやすい層からなる。電流狭窄層455は、この酸化しやすい層を酸化することにより形成される。電流狭窄層455は、酸化によって形成される必要は必ずしもなく、その他の方法(たとえばイオン注入)によって形成されてもよい。電流狭窄層455には開口4551が形成されている。開口4551を電流が流れる。
絶縁層456は第5半導体層454に形成されている。絶縁層456は、たとえば、SiO2よりなる。絶縁層456には、開口4561が形成されている。
導電層457は、絶縁層456に形成されている。導電層457は導電材料(たとえば金属)よりなる。導電層457は、絶縁層456の開口4561を通じて第5導電層
354に導通している。導電層457は、開口4571を有する。
発光領域460は、活性層453からの光が直接または反射の後に出射される領域である。本例においては、発光領域460は、平面視円環形状であるが、その形状は特に限定されない。発光領域460は、上述した第5半導体層454、電流狭窄層455、絶縁層456および導電層457が積層され、電流狭窄層455の開口4551、絶縁層456の開口4561および導電層457の開口4571等が形成されることにより設けられている。発光領域460においては、活性層453からの光が、導電層457の開口4571を通じて出射される。
第1電極41は、たとえば金属からなり、第5半導体層454に導通している。第2電極42は、第2基板451の裏面に形成されており、たとえば金属からなる。第2電極42は、たとえばAg等の金属を含むペーストまたははんだ等の導電性接合材48によって第1主面部31aにダイボンディングされている。これにより、第2電極42は、導電部3の第1主面部31aと導通している。
本実施形態においては、第1電極41は、ワイヤ49によって第3主面部31cに接続されている。ワイヤ49は、たとえばAu等の金属からなり、第1電極41と第3主面部31cとにそれぞれボンディングされている。ワイヤ49の本数は特に限定されず、図示された例においては、複数のワイヤ49(4本のワイヤ49)が設けられている。また、図示された例においては、ワイヤ49のファーストボンディング部が第1電極41に設けられており、セカンドボンディング部が第3主面部31cに設けられている。
受光素子8は、半導体発光素子4から発せられる光を受光することによって起電力を生じる光電変換機能を有する素子である。受光素子8は、たとえばAg等の金属を含むペーストまたははんだ等によって第2主面部31bにダイボンディングされている。また、受光素子8は、ワイヤ89によって第4主面部31dに接続されている。ワイヤ89は、たとえばAu等の金属からなり、受光素子8と第4主面部31dとにそれぞれボンディングされている。
カバー5は、基材2の開口部27をz方向視において塞ぐものである。カバー5は、半導体発光素子4からの光を透過させる。本実施形態においては、カバー5は、第1層51、第2層52および第3層53を含む。
第1層51は、ガラス等の半導体発光素子4からの光を透過させる材料からなる。本実施形態においては、第1層51は、透明なガラスからなる。図示された例においては、第1層51は、主面51a、裏面51b、第1面51c、第2面51d、第3面51eおよび第4面51fを有しており、z方向視において矩形状である。主面51aは、本開示の「カバー主面」に相当し、裏面51bは、本開示の「カバー裏面」に相当する。主面51aは、主面21aおよび主面24aと同じ側を向く。裏面51bは、主面23aの一部と対向している。主面51aは、z方向において主面24aと略同じ高さにある。
第1面51cおよび第2面51dは、y方向において互いに反対側を向いている。第1面51cは、第5面24gと対向している。第2面51dは、第6面24hと対向している。
第3面51eおよび第4面51fは、x方向において互いに反対側を向いている。第3面51eは、第7面24iと対向している。第4面51fは、第8面24jと対向している。このように、本実施形態の第1層51(カバー5)は、z方向と直角であるx方向およびy方向において基材2によって囲まれている。基材2の第5面24g、第6面24h、第7面24iおよび24jは、本開示の「内側面」に相当する。
第2層52は、第1層51上に配置されており、半導体発光素子4からの光を拡散させつつ透過させる層である。第2層52としては、拡散機能を実現する光学処理が施された樹脂層が挙げられる。なお、第2層52は、第1層51の表層に表面処理が施された層であってもよい。図示された例においては、第2層52は、主面51a上に配置されている。
第3層53は、導電性材料からなり、第1層51の変形状態に応じて導通状態が変化する層である。第1層51の変形状態とは、弾性変形に限定されず、第1層51の表面に傷等が生じた状態や、第1層51が割れた状態を含む概念である。第3層53の材質は特に限定されず、本実施形態においては、ITOが用いられている。このため、第3層53は、半導体発光素子4からの光を透過させる。第3層53の形状や大きさは特に限定されず、図示された例においては、図11に示すように、第1層51の裏面51bの全面に第3層53が設けられている。この場合、z方向視において、第3層53は、半導体発光素子4および受光素子8それぞれの全体と重なっている。なお、第3層53は、透明な導電性材料からなることが好ましいが、不透明な導電性材料からなるものであってもよい。この場合、第3層53は、第1層51の表面にたとえば細線形状で設けられることが光量確保の観点から好ましい。
本実施形態においては、カバー5の第3層53は、導電性接合材58を介して導電部3に導通している。導電性接合材58は、導電性を有するものであり、たとえば導電性粒子や導電性フィラーを含む樹脂材料、または異方性導電フィルム(Anisotropic Conductive Film:ACF)等である。図示された異例においては、カバー5と主面23aとが重なる領域のほぼ全域に、導電性接合材58が設けられている。これにより、カバー5と主面23aとの間は、略密されている。図示された例においては、第2層52は、第5連絡部33e、第6連絡部33f、第7連絡部33gおよび第8連絡部33hに複数の導電性接合材58を介して導通接合されている。
図12は、半導体発光装置A1が用いられた電子機器の一例を示すシステム構成図である。同図に示された電子機器C1は、半導体発光装置A1およびコントローラCtを有する。半導体発光装置A1およびコントローラCtは、たとえば図示しない回路基板に搭載されている。半導体発光装置A1では、第3裏面部32cが半導体発光素子4のアノード電極に導通しており、第1裏面部32aが半導体発光素子4のカソード電極に導通している。また、第4裏面部32dが受光素子8のアノード電極に導通しており、第2裏面部32bが受光素子8のカソード電極に導通している。第7裏面部32gおよび第8裏面部32hは、第3層53のx方向両端部分に導通しており、第5裏面部32eおよび第6裏面部32fは、第3層53のy方向両端部分に導通している。
第1裏面部32a、第2裏面部32b、第3裏面部32c、第4裏面部32d、第5裏面部32e、第6裏面部32f、第7裏面部32gおよび第8裏面部32hは、配線を介してコントローラCtに接続されている。コントローラCtは、半導体発光素子4の発光制御や受光素子8による受光状態の検知制御、および第3層53の導通状態の検知制御を行う。
次に、半導体発光装置A1の製造方法の一例について、図13〜図19を参照しつつ、以下に説明する。
まず、図13および図14に示すように、支持体10を用意する。支持体10は、基材20および導電部30を含んでおり、複数の支持体1を形成可能な中間材料である。なお、1つの支持体1を用いて、以降の製造方法と類似の方法によって半導体発光装置A1を製造してもよい。
基材20は、基材2を形成するためのものであり、第1層210、第2層220、第3層230および第4層240を含む。第1層210、第2層220、第3層230および第4層240は、第1層21、第2層22、第3層23および第4層24と同様の材料からなる。第1層210、第2層220、第3層230および第4層240には、複数の収容部7を構成するための各面等が形成されている。また、基材20には、複数の貫通孔280が形成されている。貫通孔280は、z方向視において円形状の貫通孔である。
次いで、図15および図16に示すように、半導体発光素子4および受光素子8を搭載する。半導体発光素子4を、第1主面部31a上に配置し、たとえばAg等の金属を含むペーストまたははんだ等によって第1主面部31aに接合する。また、受光素子8を、第2主面部31b上に配置し、たとえばAg等の金属を含むペーストまたははんだ等によって第2主面部31bに接合する。次に、半導体発光素子4の第1電極41と第3主面部31cとに、複数のワイヤ49をボンディングする。また、受光素子8と第4主面部31dとに、ワイヤ89をボンディングする。
次いで、図17〜図19に示すように、カバー5を支持体10に取り付ける。カバー5の取付は、たとえば導電性接合材58を用いて行う。具体的には、カバー5の第3層53のうちz方向視において、第5連絡部33e、第6連絡部33f、第7連絡部33gおよび第8連絡部33hと重なる部分と第5連絡部33e、第6連絡部33f、第7連絡部33gおよび第8連絡部33hとを、導電性接合材58によってそれぞれ導通接合する。
次いで、図中の分割線DLに沿って、支持体10を分割する。この分割は、支持体10に予め設けられた溝等に沿って支持体10の基材20を割る手法であってもよいし、ブレード等を用いて切断する手法であってもよい。この分割により、複数の半導体発光装置A1が得られる。なお、貫通孔280は、分割により基材2の凹部28となる。
次に、半導体発光装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、カバー5の第1層51に亀裂等の損傷が生じると、第3層53に亀裂を生じうる。これにより、第3層53の導通状態が変化する。この変化を、たとえばコントローラCtによって検知することにより、カバー5になんらかの不具合が生じたと判断することが可能であり、たとえば半導体発光素子4の発光を停止することができる。カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。
図2に示すように、カバー5の第3層53は、x方向に離間する第7連絡部33gおよび第8連絡部33hに導通し、また、y方向に離間する第5連絡部33eおよび第6連絡部33fに導通する。このため、第3層53(第1層51)にx方向に沿った亀裂等が生じると、y方向に離間する第5連絡部33eおよび第6連絡部33f間における第3層53の導通状態が変化する。また、第3層53(第1層51)にy方向に沿った亀裂等が生じると、x方向に離間する第7連絡部33gおよび第8連絡部33h間における第3層53の導通状態が変化する。これにより、複数の方向に沿った亀裂等が第1層51に生じたことを検知することができる。
カバー連結部としての第5連絡部33e、第6連絡部33f、第7連絡部33g、第8連絡部33hと、裏面51bとは、互いに対向している。この裏面51b上に第3層53を配置することにより、導電性接合材58によって、第5連絡部33e、第6連絡部33f、第7連絡部33g、第8連絡部33hと第3層53とを確実に導通させることができる。
収容部7は、通気部6を介して外部に通じている。半導体発光装置A1がたとえば回路基板に実装される際に、リフロー炉等において加熱されると、収容部7内の気体が膨張する。この膨張した気体を、通気部6を通じて外部へと導くことが可能である。これにより、収容部7の内圧が不当に高くなることを回避し、たとえばカバー5が支持体1から外れてしまうことを抑制することが可能である。したがって、半導体発光装置A1の信頼性を高めることができる。
図20〜図61、本開示の変形例および他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
<カバー5 第1変形例>
図20は、カバー5の第1変形例を示している。本変形例のカバー5は、第1層51A、第1層51B、第2層52および第3層53を含む。第1層51Aおよび第1層51Bは、上述した例の第1層51と同様の材質からなる。第2層52は、第1層51Aおよび第1層51Bの間に介在している。
このような変形例によっても、カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。また、本変形例から理解されるように、第2層52は、半導体発光素子4からの光を拡散させつつ透過させる構成であれば、その具体的構成は何ら限定されない。
<カバー5 第2変形例>
図21は、カバー5の第2変形例を示している。本変形例のカバー5は、第3層53がz方向視においてパターン形成されている。具体的には、第3層53は、複数の第1部531と複数の第2部532とを有する。第1部531と第2部532とは、互いに異なる方向に沿って延びている。図示された例においては、第1部531は、x方向に沿って延びており、第2部532は、y方向に沿って延びている。第1部531と第2部532とは、端部同士が繋がっている。複数の第1部531と複数の第2部532とが交互に繋がっていることにより、第3層53は、第1渦状部53a、第2渦状部53bおよび折り返し部53cを有しており、z方向視において一繋がりの屈曲線状となっている。第1渦状部53aおよび第2渦状部53bは、外方から内方に向けて渦状をなす形状であり、互いに略平行に配置されている。折り返し部53cは、第1渦状部52aおよび第2渦状部53bの内方の端部同士を接続している。本例においては、たとえば第3層53のy方向両端部が、上述した第5連絡部33eおよび第6連絡部33fに導通する。
このような変形例によっても、カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。また、本変形例によれば、第1層51のいずれかの箇所に、x方向に沿った亀裂が生じると、y方向に沿って延びる複数の第2部532のいずれかが断線する。また、第1層51のいずれかの箇所にy方向に沿った亀裂が生じると、x方向に沿って延びる複数の第1部531のいずれかが断線する。このため、本変形例によれば、第3層53が、第5連絡部33eおよび第6連絡部33fを繋ぐ1つのみの導通経路を構成しているものの、第1層51のいずれかの箇所に不特定の方向に沿った亀裂が生じたこと等を検知することができる。
<半導体発光装置 第1実施形態 第1変形例>
図22は、半導体発光装置A1の第1変形例を示している。本変形例の半導体発光装置A11は、カバー5の第3層53が設けられている領域が、上述した例と異なる。本変形例の第3層53は、カバー5の第1層51の周端部付近に設けられており、z方向視において矩形環状とされている。また、第3層53は、z方向視において半導体発光素子4および受光素子8を囲んでおり、半導体発光素子4および受光素子8とは重なっていない。さらに、図示された例においては、第3層53は、z方向視において第3層23の主面23aに内包されている。
本変形例によっても、カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。また、第3層53が、半導体発光素子4および受光素子8と重ならないことにより、半導体発光素子4からの光や受光素子8に向かってくる光が第3層53によって減衰されることを抑制することができる。
<半導体発光装置 第1実施形態 第2変形例>
図23は、半導体発光装置A1の第2変形例を示している。本変形例の半導体発光装置A12は、ワイヤ49のファーストボンディング部が第3主面部31cに設けられており、セカンドボンディング部が半導体発光素子4の第1電極41に設けられている。なお、ワイヤ49のセカンドボンディング部と第1電極41との間には、溶融したワイヤボールを付着させたいわゆるバンプ部を設けておくことが好ましい。
本変形例によっても、カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。また、ワイヤ49のz方向寸法を縮小することが可能であり、半導体発光装置A12の小型化に有利である。
<半導体発光装置 第1実施形態 第3変形例>
図24〜図26は、半導体発光装置A1の第3変形例を示している。本変形例の半導体発光装置A13は、主に導電部3の構成が上述した実施形態と異なる。
図24は、半導体発光装置A13を示す要部平面図である。図25は、半導体発光装置A11を示す底面図である。図26は、図24のXXVI−XXVI線に沿う断面図である。
本変形例の主面部31は、第1主面部31a、第2主面部31bおよび第3主面部31cを含む。第1主面部31aは、第8面22jの略全長に沿って形成されている。
本変形例の連絡部33は、第1連絡部33aおよび第4連絡部33dが、z方向視において第1主面部31aと重なっており、第1主面部31aに繋がっている。また、第2主面部31bおよび第3主面部31cと第2連絡部33bおよび第3連絡部33cとが、z方向視において第2層22、第3層23および第4層24と重なっている。
本変形例の裏面部32は、第9裏面部32iを含む。第9裏面部32iは、z方向視において、第1裏面部32a、第2裏面部32b、第3裏面部32c、第4裏面部32d、第5裏面部32e、第6裏面部32f、第7裏面部32gおよび第8裏面部32hに囲まれている。第9裏面部32iは、第1連絡部33aおよび第4連絡部33dと繋がっている。
受光素子8は、ワイヤ89によって、第1主面部31aと接続されている。
本変形例によっても、カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。また、本変形例においては、半導体発光素子4が搭載された第1主面部31aが、第1連絡部33aおよび第4連絡部33dを介して第9連絡部33iに繋がっている。これにより、半導体発光素子4からの熱をより効率よく放熱することができる。
<半導体発光装置 第2実施形態>
図27〜図31は、本開示の第2実施形態に係る半導体発光装置を示している。本実施形態の半導体発光装置A2は、主に、連絡部33の構成と、連絡部33およびカバー5の導通形態が、上述した実施形態と異なっている。
図27は、半導体発光装置A2を示す平面図である。図28は、図27のXXVIII−XXVIII線に沿う断面図である。図29は、図27のXXIXーXXIX線に沿う断面図である。図30は、図27のXXXーXXX線に沿う要部断面図である。図31は、半導体発光装置A2の製造方法の一工程を示す要部断面図である。
本実施形態においては、基材2は、凹部26i〜26lを有する。凹部26i〜26lは、z方向視において基材2の内方に凹んでいる。凹部26i〜26lは、z方向に沿って延びており、主面24aと裏面21bとに到達している。凹部26iと凹部26jとは、収容部7を挟んでy方向両側に分かれて配置されている。凹部26kと26lとは、収容部7を挟んで、x方向両側に分かれて配置されている。このような基材2は、たとえばガラスエポキシ樹脂によって形成されていてもよい。本実施形態の主面24aは、本開示の「第2主面」の一例に相当する。
本実施形態の導電部3は、パッド部31i,31j,31k,31lを有する。パッド部31i,31j,31k,31lは、第4層24の主面24aに形成されている。パッド部31iは、第1面24cおよび凹部26iに沿って形成されており、z方向視において略半円環状である。パッド部31jは、第2面24dおよび凹部26jに沿って形成されており、z方向視において略半円環状である。パッド部31kは、第3面24eおよび凹部26kに沿って形成されており、z方向視において略半円環状である。パッド部31lは、第4面24fおよび凹部26lに沿って形成されており、z方向視において略半円環状である。図30に示すように、パッド部31kは、突起311kを有する。突起311kは、パッド部31kのx方向図中左方端部が、第3面24eに沿ってz方向図中上方に突出した部位である。パッド部31i,31j,31lも同様である。
本実施形態の連絡部33は、第1連絡部33a、第2連絡部33b、第3連絡部33cおよび第4連絡部33dと、第9連絡部33i、第10連絡部33j、第11連絡部33kおよび第12連絡部33lとを含む。第9連絡部33i、第10連絡部33j、第11連絡部33kおよび第12連絡部33lは、本開示の「カバー連絡部」に相当する。
第9連絡部33iは、図29に示すように、凹部26i上に配置されている。第9連絡部33iは、主面23aに到達している。また、第9連絡部33iは、上述したパッド部31iおよび第5裏面部32eに繋がっている。なお、凹部28には、導電部3は設けられていない。
第10連絡部33jは、凹部26j上に配置されている。第10連絡部33jは、主面23aに到達している。また、第10連絡部33jは、上述したパッド部31jおよび第6裏面部32fに繋がっている。
第11連絡部33kは、凹部26k上に配置されている。第11連絡部33kは、主面23aに到達している。また、第11連絡部33kは、上述したパッド部31kおよび第7裏面部32gに繋がっている。
第12連絡部33lは、凹部26l上に配置されている。第12連絡部33lは、主面23aに到達している。また、第12連絡部33lは、上述したパッド部31lおよび第8裏面部32hに繋がっている。
本実施形態のカバー5は、主面51a上に第3層53が配置されており、裏面51b上に第2層52が配置されている。第3層53のy方向両端部分が、導電性接合材59によってパッド部31iおよびパッド部31jにそれぞれ導通接合されている。また、第3層53のx方向両端部分が、導電性接合材59によってパッド部31kおよびパッド部31lにそれぞれ導通接合されている。
図31は、半導体発光装置A2の製造方法の一例を示している。本例においては、支持体10の基材20に、貫通孔260k、貫通孔260lが形成されている。貫通孔260kの内面には、第11連絡部330kが形成されている。貫通孔260lの内面には、第12連絡部330lが形成されている。主面24aには、貫通孔260kを囲む環状部310kと、貫通孔260lを囲む環状部310lとが形成されている。図示された分割線DLにおいて支持体10を分割すると、貫通孔260kおよび第11連絡部330kが、凹部26kおよび第11連絡部33kとなり、貫通孔260lおよび第12連絡部330lが、凹部26lおよび第12連絡部33lとなる。また、環状部310kがパッド部31kとなり、環状部310lがパッド部31lとなる。この製造手法は、凹部26i,26j、第9連絡部33i、第10連絡部33j、パッド部31iおよびパッド部31jも同様である。また、分割線DLに沿って、図中下方から右方へと切断することにより、上述した突起311kが形成される。
また、環状部310kとカバー5の第3層53とに跨るように導電性接合材59を設けておく。また、環状部310lと第3層53とに跨るように導電性接合材59を設けておく。なお、カバー5は、たとえば樹脂等からなる接合材57を用いて主面23aに接合してもよい。
本実施形態によっても、カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。また、本実施形態から理解されるように、第3層53は、カバー5の主面51aに設けられていてもよい。この場合、第2層52が裏面51bに設けられており、第2層52は、外部に露出しない。これは、第2層52の損傷等を抑制するのに適しており、拡散機能をより長期間発揮させることができる。
図32〜図34は、本開示の第3実施形態に係る半導体発光装置を示している。本実施形態の半導体発光装置A3は、支持体1とカバー5との構成が、上述した実施形態と異なっている。
図32は、半導体発光装置A3を示す平面図である。図33は、図32のXXIX−XXIX線に沿う断面図である。図34は、半導体発光装置A3の製造方法の一工程を示す要部断面図である。
本実施形態の基材2は、第1層21、第2層22および第3層23を含む。第3層23の主面23aは、基材2の他の部分によっては覆われていない。本実施形態の主面23aは、本開示の「第2主面」の一例に相当する。
カバー5の第1層51の裏面51bは、主面23aの略すべてと対面している。また、基材2の第1面23c、第2面23d、第3面23eおよび第4面23fは、z方向視においてカバー5の外縁と一致する。このような第1面23c、第2面23d、第3面23eおよび第4面23fは、本開示の「外側面」に相当する。
本実施形態においては、第3層53は、裏面51b上に配置されている。第3層53は、複数の導電性接合材58を介して、第5連絡部33e、第6連絡部33f、第7連絡部33gおよび第8連絡部33hと導通している。
図34に示すように半導体発光装置A3の製造方法の一例においては、第1層210、第2層220および第3層230からなる基材20を有する支持体10が用いられる。第3層230の主面23aには、カバー材料50が取り付けられている。カバー材料50は、複数のカバー5を形成可能な中間材料であり、第1層510、第2層520および第3層530からなる。第1層510、第2層520および第3層530は、分割線DLに沿って分割されることにより、第1層510が第1層51となり、第2層520が第2層52となり、第3層530が第3層53となる。
本実施形態によっても、カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。また、本実施形態から理解されるように、カバー5は、基材2の一部に囲まれたものに限定されない。本実施形態の基材2は、カバー5を囲む部分を有さないため、小型化を図るのに有利である。
<第4実施形態>
図35〜図42は、本開示の第4実施形態に係る半導体発光装置を示している。本実施形態の半導体発光装置A4は、主に支持体1の構成が、上述した実施形態と異なっている。
図35は、半導体発光装置A4を示す要部平面図である。図36は、半導体発光装置A4を示す底面図である。図37は、図35のXXXVII−XXXVII線に沿う断面図である。図38は、図35のXXXVIII−XXXVIII線に沿う断面図である。図39は、半導体発光装置A4の基材を示す平面図である。図40は、半導体発光装置A4の基材を示す平面図である。図41は、半導体発光装置A4の基材を示す平面図である。図42は、半導体発光装置A4の基材を示す平面図である。図43は、図42のXLIII−XLIII線に沿う要部断面図である。
図37に示すように、支持体1の基材2は、第1層21、第2層22、第3層23および第4層24を含む。
図42に示すように、本実施形態の第1層21は、凹部216a、凹部216b、凹部216cおよび凹部216dを有する。凹部216aは、第1面21cと第3面21eとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。凹部216bは、第2面21dと第4面21fとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。凹部216cは、第1面21cと第4面21fとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。凹部216dは、第4面21fと第3面21eとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。
図41に示すように、本実施形態の第2層22は、凹部226a、凹部226b、凹部226cおよび凹部226dを有する。凹部226aは、第1面22cと第3面22eとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。凹部226bは、第2面22dと第4面22fとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。凹部226cは、第1面22cと第4面22fとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。凹部226dは、第4面22fと第3面22eとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。
図40に示すように、本実施形態の第3層23は、凹部236a、凹部236b、凹部236cおよび凹部236dを有する。凹部236aは、第1面23cと第3面23eとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。凹部236bは、第2面23dと第4面23fとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。凹部236cは、第1面23cと第4面23fとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。凹部236dは、第4面23fと第3面23eとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。
図39に示すように、本実施形態の第4層24は、凹部246a、凹部246b、凹部246cおよび凹部246dを有する。凹部246aは、第1面24cと第3面24eとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。凹部246bは、第2面24dと第4面24fとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。凹部246cは、第1面24cと第4面24fとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。凹部246dは、第4面24fと第3面24eとの間に介在しており、たとえばz方向に沿った凹曲面である。
図38および図42に示すように、導電部3は、第1主面部35a、第2主面部35b、第3主面部35c、第4主面部35d、パッド部31e、パッド部31f、パッド部31gおよびパッド部31hを含む。第1主面部35a、第2主面部35b、第3主面部35c、第4主面部35d、パッド部31e、パッド部31f、31gおよびパッド部31hは、主面24a上に配置されている。
本実施形態の第1主面部35aは、第1辺3501a、第2辺3502a、第3辺3503a、第4辺3504a、第5辺3505a、第6辺3506aおよび第7辺3507aを有する。第1辺3501aは、x方向に延びる辺である。第2辺3502aは、x方向に延びる辺であり、第1辺3501aよりもy方向において第2面21d側に位置している。第3辺3503aは、y方向に延びており、第1辺3501aと第2辺3502aとの間に位置する。第4辺3504aは、y方向に延びており、第1辺3501aと第2辺3502aとの間に位置する。また、第4辺3504aは、第3辺3503aよりもx方向において第4面21f側に位置している。第5辺3505aは、第1辺3501aからy方向において第2辺3502a側に凹んでおり、曲線形状である。第7辺3507aは、第2辺3502aと第3辺3503aとの間に介在しており、x方向における第4辺3504a側、y方向における第1辺3501a側に凹む曲線形状である。
本実施形態の第2主面部35bは、第1辺3501b、第2辺3502b、第3辺3503b、第4辺3504b、第5辺3505bおよび第6辺3506bを有する。第1辺3501bは、x方向に延びる辺である。第2辺3502bは、x方向に延びる辺であり、第1辺3501bよりもy方向において第2面21d側に位置している。第3辺3503bは、y方向に延びており、第1辺3501bと第2辺3502bとの間に位置する。第4辺3504bは、y方向に延びており、第1辺3501bと第2辺3502bとの間に位置する。また、第4辺3504bは、第3辺3503bよりもx方向において第4面21f側に位置している。第5辺3505bは、第2辺3502bと第3辺3503bとの間に介在しており、x方向およびy方向に対して傾いている。第6辺3506bは、第1辺3501bと第4辺3504bとの間に介在しており、x方向およびy方向に対して傾いている。
本実施形態の第3主面部35cは、第1辺3501c、第2辺3502c、第3辺3503c、第4辺3504cおよび第5辺3505cを有する。第1辺3501cは、x方向に延びる辺である。第2辺3502cは、x方向に延びる辺であり、第1辺3501cよりもy方向において第2面21d側に位置している。第3辺3503cは、y方向に延びており、第1辺3501cと第2辺3502cとの間に位置する。第4辺3504cは、y方向に延びており、第1辺3501cと第2辺3502cとの間に位置する。また、第4辺3504cは、第3辺3503cよりもx方向において第4面21f側に位置している。第5辺3505cは、第2辺3502cと第4辺3504cとの間に介在しており、x方向およびy方向に対して傾いている。
本実施形態の第4主面部35dは、第1辺3501d、第2辺3502d、第3辺3503d、第4辺3504dおよび第5辺3505dを有する。第1辺3501dは、x方向に延びる辺である。第2辺3502dは、x方向に延びる辺であり、第1辺3501dよりもy方向において第2面21d側に位置している。第3辺3503dは、y方向に延びており、第1辺3501dと第2辺3502dとの間に位置する。第4辺3504dは、y方向に延びており、第1辺3501dと第2辺3502dとの間に位置する。また、第4辺3504dは、第3辺3503dよりもx方向において第4面21f側に位置している。第5辺3505dは、第2辺3502dと第4辺3504dとの間に介在しており、x方向およびy方向に対して傾いている。
パッド部31eは、y方向において第1主面部35aと第1面21cとの間に配置されている。パッド部31eは、y方向視において第1主面部35aと重なる。パッド部31eは、たとえば円形状である。パッド部31eは、y方向視において第5辺3505aと重なる。
パッド部31fは、y方向において第2主面部35bおよび第4主面部35dと第2面21dとの間に配置されている。パッド部31fは、y方向視において第2主面部35bおよび第4主面部35dの一部ずつと重なる。パッド部31eは、たとえば円形状である。パッド部31fは、第5辺3505bおよび第5辺3505dと対向している
パッド部31gは、x方向において第1主面部35aと第3面21eとの間に配置されチエル。パッド部31gは、x方向視において第1主面部35aの一部と重なる。パッド部31gは、x方向視において第7辺3507aと重なる。
パッド部31hは、x方向において第2主面部35bおよび第3主面部35cと第4面21fとの間に配置されている。パッド部31hは、x方向視において第2主面部35bおよび第3主面部35cの一部ずつと重なる。パッド部31hは、第6辺3506bおよび第5辺3505cと対向している。
導電部3は、さらに、主面21a上に配置された延出部351a,352a,351b,352b,351c,351d,352d,311e,312e,313e,311f,311g,311h,312hを含む。
延出部351aは、第1主面部35aから凹部216aに向けてx方向およびy方向に対して傾いた方向に延出している。延出部351aは、第1主面部35aに繋がっており、凹部216aに到達している。延出部352aは、第1主面部35aから第3面21eに向けてx方向に延出している。延出部352aは、第1主面部35aに繋がっており、第3面21eに到達している。
延出部351bは、第2主面部35bから凹部216bに向けてx方向およびy方向に対して傾いた方向に延出している。延出部351bは、第2主面部35bに繋がっており、凹部216bに到達している。延出部352bは、第2主面部35bから第2面21dに向けてy方向に延出している。延出部352bは、第2主面部35bに繋がっており、第2面21dに到達している。
延出部351cは、第3主面部35cから凹部216cに向けてx方向およびy方向に対して傾いた方向に延出している。延出部351cは、第3主面部35cに繋がっており、凹部216cに到達している。
延出部351dは、第4主面部35dから凹部216dに向けてx方向およびy方向に対して傾いた方向に延出している。延出部351dは、第4主面部35dに繋がっており、凹部216dに到達している。延出部352dは、第4主面部35dから第2面21dに向けてy方向に延出している。延出部352dは、第4主面部35dに繋がっており、第2面21dに到達している。
延出部311eは、パッド部31eから第1面21cに向けてy方向に延出している。延出部311eは、パッド部31eに繋がっており、第1面21cに到達している。延出部312eは、パッド部31eから第1面21cに向けて延出している。延出部312eは、パッド部31eに繋がっており、第1面21cに到達している。延出部312eは、パッド部31eからx方向に沿って第3面21e側に延びる部分と、当該部分から斜めに延びる部分と、当該部分からy方向に沿って第1面21cに向けて延びる部分とを有する。延出部313eは、パッド部31eから第1面21cに向けて延出している。延出部313eは、パッド部31eに繋がっており、第1面21cに到達している。延出部313eは、パッド部31eからx方向に沿って第4面21f側に延びる部分と、当該部分から斜めに延びる部分と、当該部分からy方向に沿って第1面21cに向けて延びる部分とを有する。
延出部311fは、パッド部31fから第2面21dに向けてy方向に延出している。延出部311fは、パッド部31fに繋がっており、第2面21dに到達している。
延出部311gは、パッド部31gから第3面21eに向けてx方向に延出している。延出部311gは、パッド部31gに繋がっており、第3面21eに到達している。
延出部311hは、パッド部31hから第4面21fに向けてx方向に延出している。延出部311hは、パッド部31hに繋がっており、第4面21fに到達している。延出部312hは、パッド部31hから第4面21fに向けて延出している。延出部312hは、パッド部31hに繋がっており、第4面21fに到達している。延出部312hは、パッド部31hからy方向に沿って第1面21c側に延びる部分と、当該部分から斜めに延びる部分と、当該部分からx方向に沿って第4面21fに向けて延びる部分とを有する。
図36に示すように、導電部3は、第1裏面部32a、第2裏面部32b、第3裏面部32c、第4裏面部32d、第5裏面部32e、第6裏面部32f、第7裏面部32gおよび第8裏面部32hを含む。第1裏面部32a、第2裏面部32b、第3裏面部32c、第4裏面部32d、第5裏面部32e、第6裏面部32f、第7裏面部32gおよび第8裏面部32hは、裏面21b上に配置されている。
第1裏面部32aは、z方向視において第1面21cおよび第3面21eに沿って設けられており、z方向視において第1主面部35aおよび延出部351aと重なる。第2裏面部32bは、z方向視において第2面21dおよび第4面21fに沿って設けられており、z方向視において延出部351bと重なる。第2裏面部32bは、斜辺3201bを有する。斜辺3201bは、x方向およびy方向に対して傾いており、凹部216bとは反対側に位置している。
第3裏面部32cは、z方向視において第1面21cおよび第4面21fに沿って設けられており、z方向視において第3主面部35cおよび351cと重なる。第4裏面部32dは、z方向視において第2面21dおよび第3面21eに沿って設けられており、z方向視において第4主面部35dおよび延出部351dと重なる。
第5裏面部32eは、z方向視において第1面21cに沿って設けられており、x方向において第1裏面部32aと第3裏面部32cとの間に位置する。第5裏面部32eは、z方向視においてパッド部31eと重なる。
第6裏面部32fは、z方向視において第2面21dに沿って設けられており、x方向において第2裏面部32bと第4裏面部32dとの間に位置する。第6裏面部32fは、z方向視においてパッド部31fと重なる。
第7裏面部32gは、z方向視において第3面21eに沿って設けられており、y方向において第1裏面部32aと第4裏面部32dとの間に位置する。第7裏面部32gは、z方向視においてパッド部31gと重なる。
第8裏面部32hは、z方向視において第4面21fに沿って設けられており、y方向において第2裏面部32bと第3裏面部32cとの間に位置する。
導電部3は、さらに、延出部321a、延出部321b、延出部321cおよび延出部321dを含む。延出部321a、延出部321b、延出部321cおよび延出部321dは、裏面21b上に配置されている。
延出部321aは、第1裏面部32aから凹部216aに向かって延びている。延出部321aは、第1裏面部32aに繋がっており、凹部216aに到達している。延出部321bは、第2裏面部32bから凹部216bに向かって延びている。延出部321bは、第2裏面部32bに繋がっており、凹部216bに到達している。延出部321cは、第3裏面部32cから凹部216cに向かって延びている。延出部321cは、第3裏面部32cに繋がっており、凹部216cに到達している。延出部321dは、第4裏面部32dから凹部216dに向かって延びている。延出部321dは、第4裏面部32dに繋がっており、凹部216dに到達している。
図36および図42に示す用意、導電部3は、さらに、連絡部331a、連絡部331b、連絡部331c、連絡部331d、連絡部331e、連絡部331f、連絡部331gおよび連絡部331hを含む。
連絡部331aは、図43に示すように、凹部216a上に配置されており、z方向において主面21aおよび裏面21bに到達している。連絡部331aは、延出部351aおよび延出部321aに繋がっている。連絡部331bは、凹部216b上に配置されており、z方向において主面21aおよび裏面21bに到達している。連絡部331bは、延出部351bおよび延出部321bに繋がっている。連絡部331cは、凹部216c上に配置されており、z方向において主面21aおよび裏面21bに到達している。連絡部331cは、延出部351cおよび延出部321cに繋がっている。連絡部331dは、凹部216d上に配置されており、z方向において主面21aおよび裏面21bに到達している。連絡部331dは、延出部351dおよび延出部321dに繋がっている。
連絡部331eは、第1層21をz方向に貫通しており、主面21aおよび裏面21bに到達している。連絡部331eは、z方向視においてパッド部31eおよび第5裏面部32eと重なっている。連絡部331eは、パッド部31eおよび第5裏面部32eに繋がっている。
連絡部331fは、第1層21をz方向に貫通しており、主面21aおよび裏面21bに到達している。連絡部331fは、z方向視においてパッド部31fおよび第6裏面部32fと重なっている。連絡部331fは、パッド部31fおよび第6裏面部32fに繋がっている。
連絡部331gは、第1層21をz方向に貫通しており、主面21aおよび裏面21bに到達している。連絡部331gは、z方向視においてパッド部31gおよび第7裏面部32gと重なっている。連絡部331gは、パッド部31gおよび第7裏面部32gに繋がっている。
連絡部331hは、第1層21をz方向に貫通しており、主面21aおよび裏面21bに到達している。連絡部331hは、z方向視においてパッド部31hおよび第8裏面部32hと重なっている。連絡部331hは、パッド部31hおよび第8裏面部32hに繋がっている。
図41に示すように、導電部3は、パッド部36e、パッド部36f、パッド部36gおよびパッド部36hを含む。パッド部36e、パッド部36f、パッド部36gおよびパッド部36hは、主面22a上に配置されている。パッド部36e、パッド部36f、パッド部36gおよびパッド部36hは、たとえば円形状である。
パッド部36eは、第1面22cと第5面22gとの間に配置されている。パッド部36eは、x方向において第2層22の略中央に位置する。パッド部36fは、第2面22dと第6面22hとの間に配置されている。パッド部36fは、x方向において第2層22の略中央に位置する。パッド部36gは、第3面22eと第7面22iとの間に配置されている。パッド部36gは、x方向において第2層22の略中央に位置する。パッド部36hは、第4面22fと第8面22jとの間に配置されている。パッド部36hは、x方向において第2層22の略中央に位置する。
導電部3は、さらに、連絡部332e、連絡部332f、連絡部332gおよび連絡部332hを含む。
連絡部332eは、第2層22をz方向に貫通しており、パッド部36eに繋がっている。連絡部332fは、第2層22をz方向に貫通しており、パッド部36fに繋がっている。連絡部332gは、第2層22をz方向に貫通しており、パッド部36gに繋がっている。連絡部332hは、第2層22をz方向に貫通しており、パッド部36hに繋がっている。また、連絡部332eは、パッド部31eに接している。連絡部332fは、パッド部31fに接している。連絡部332gは、パッド部31gに繋がっている。連絡部332hは、パッド部31hに繋がっている。
図40に示すように、導電部3は、パッド部37e、パッド部37f、パッド部37g、パッド部37h、パッド部372e、パッド部372f、パッド部372g、パッド部372h、延出部371e、延出部371f、延出部371gおよび延出部371hを含む。パッド部37e、パッド部37f、パッド部37g、パッド部37h、パッド部372e、パッド部372f、パッド部372g、パッド部372h、延出部371e、延出部371f、延出部371gおよび延出部371hは、主面23a上に配置されている。
パッド部37eは、第1面23cおよび第4面23fに沿って配置されている。パッド部37eは、第1辺3701eおよび第2辺3702eを有する。第1辺3701eは、第5面23gおよび第8面23j側に位置しており、たとえば凹曲線である。第2辺3702eは、第1面23cおよび第4面23f側に位置しており、例えば凹曲線である。第2辺3702eは、z方向視において凹部236cと対向している。
パッド部37fは、第2面23dおよび第3面23eに沿って配置されている。パッド部37fは、第1辺3701fおよび第2辺3702fを有する。第1辺3701fは、第7面23iおよび第6面23h側に位置しており、たとえば凹曲線である。第2辺3702fは、第2面23dおよび第3面23e側に位置しており、例えば凹曲線である。第2辺3702fは、z方向視において凹部236dと対向している。
パッド部37gは、第1面23cおよび第3面23eに沿って配置されている。パッド部37gは、第1辺3701gおよび第2辺3702gを有する。第1辺3701gは、第5面23gおよび第7面23i側に位置しており、たとえば凹曲線である。第2辺3702gは、第1面23cおよび第3面23e側に位置しており、例えば凹曲線である。第2辺3702gは、z方向視において凹部236aと対向している。
パッド部37hは、第2面23dおよび第4面23fに沿って配置されている。パッド部37hは、第1辺3701hおよび第2辺3702hを有する。第1辺3701hは、第6面23hおよび第8面23j側に位置しており、たとえば凹曲線である。第2辺3702hは、第2面23dおよび第4面23f側に位置しており、例えば凹曲線である。第2辺3702hは、z方向視において凹部236bと対向している。
パッド部372eは、第5面23gに接しており、y方向において第1面23cに向かって延びている。パッド部372eは、たとえば矩形状である。パッド部372eは、x方向において第3層23の略中央に位置する。
パッド部372fは、第4面23fに接しており、y方向において第2面23dに向かって延びている。パッド部372fは、たとえば矩形状である。パッド部372fは、x方向において第3層23の略中央に位置する。
パッド部372gは、第7面23iに接しており、x方向において第3面23eに向かって延びている。パッド部372gは、たとえば矩形状である。パッド部372gは、y方向において第3層23の略中央に位置する。
パッド部372hは、第8面23jに接しており、x方向において第4面23fに向かって延びている。パッド部372hは、たとえば矩形状である。パッド部372hは、y方向において第3層23の略中央に位置する。
延出部371eは、パッド部37eとパッド部372eとを繋いでいる。延出部371eは、x方向に延びる帯状である。
延出部371fは、パッド部37fとパッド部372fとを繋いでいる。延出部371fは、x方向に延びる帯状である。
延出部371gは、パッド部37gとパッド部372gとを繋いでいる。延出部371gは、y方向に延びる帯状である。
延出部371hは、パッド部37hとパッド部372hとを繋いでいる。延出部371hは、y方向に延びる帯状である。
導電部3は、さらに、連絡部333e、連絡部333f、連絡部333gおよび連絡部333hを含む。
連絡部333eは、第3層23をz方向に貫通している。連絡部333eは、z方向視においてパッド部372eと重なっており、パッド部372eと繋がっている。連絡部333eは、パッド部36eと接している。
連絡部333fは、第3層23をz方向に貫通している。連絡部333fは、z方向視においてパッド部372fと重なっており、パッド部372fと繋がっている。連絡部333fは、パッド部36fと接している。
連絡部333gは、第3層23をz方向に貫通している。連絡部333gは、z方向視においてパッド部372gと重なっており、パッド部372gと繋がっている。連絡部333gは、パッド部36gと接している。
連絡部333hは、第3層23をz方向に貫通している。連絡部333hは、z方向視においてパッド部372hと重なっており、パッド部372hと繋がっている。連絡部333hは、パッド部36hと接している。
図39に示すように、導電部3は、パッド部38e、パッド部38f、パッド部38g、パッド部38h、パッド部382e、パッド部382f、パッド部382g、パッド部382h、延出部381e、延出部381f、延出部381gおよび延出部381hを含む。パッド部38e、パッド部38f、パッド部38g、パッド部38h、パッド部382e、パッド部382f、パッド部382g、パッド部382h、延出部381e、延出部381f、延出部381gおよび延出部381hは、主面24a上に配置されている。
パッド部38eは、第1面24cおよび第4面24fに沿って配置されている。パッド部38eは、第1辺3801eおよび第2辺3802eを有する。第1辺3801eは、第5面24gおよび第8面24j側に位置しており、たとえば凹曲線である。第2辺3802eは、第1面24cおよび第4面24f側に位置しており、例えば凹曲線である。第2辺3802eは、z方向視において凹部246cと対向している。
パッド部38fは、第2面24dおよび第3面24eに沿って配置されている。パッド部38fは、第1辺3801fおよび第2辺3802fを有する。第1辺3801fは、第7面24iおよび第6面24h側に位置しており、たとえば凹曲線である。第2辺3802fは、第2面24dおよび第3面24e側に位置しており、例えば凹曲線である。第2辺3802fは、z方向視において凹部246dと対向している。
パッド部38gは、第1面24cおよび第3面24eに沿って配置されている。パッド部38gは、第1辺3801gおよび第2辺3802gを有する。第1辺3801gは、第5面24gおよび第7面24i側に位置しており、たとえば凹曲線である。第2辺3802gは、第1面24cおよび第3面24e側に位置しており、例えば凹曲線である。第2辺3802gは、z方向視において凹部246aと対向している。
パッド部38hは、第2面24dおよび第4面24fに沿って配置されている。パッド部38hは、第1辺3801hおよび第2辺3802hを有する。第1辺3801hは、第6面24hおよび第8面24j側に位置しており、たとえば凹曲線である。第2辺3802hは、第2面24dおよび第4面24f側に位置しており、例えば凹曲線である。第2辺3802hは、z方向視において凹部246bと対向している。
パッド部382eは、第5面24gおよび第1面24cに接している。パッド部382eは、たとえば一部が切り欠かれた矩形状である。パッド部382eは、x方向において第4層24の略中央に位置する。
パッド部382fは、第4面24fおよび第8面24jに接している。パッド部382fは、たとえば矩形状である。パッド部382fは、x方向において第4層24の略中央に位置する。
パッド部382gは、第7面24iおよび第3面24eに接している。パッド部382gは、たとえば矩形状である。パッド部382gは、y方向において第4層24の略中央に位置する。
パッド部382hは、第8面24jおよび第4面24fに接している。パッド部382hは、たとえば矩形状である。パッド部382hは、y方向において第4層24の略中央に位置する。
延出部381eは、パッド部38eとパッド部382eとを繋いでいる。延出部381eは、x方向に延びる帯状である。
延出部381fは、パッド部38fとパッド部382fとを繋いでいる。延出部381fは、x方向に延びる帯状である。
延出部381gは、パッド部38gとパッド部382gとを繋いでいる。延出部381gは、y方向に延びる帯状である。
延出部381hは、パッド部38hとパッド部382hとを繋いでいる。延出部381hは、y方向に延びる帯状である。
導電部3は、さらに、連絡部333e、連絡部333f、連絡部333gおよび連絡部333hを含む。
連絡部334eは、第3層23をz方向に貫通している。連絡部334eは、z方向視においてパッド部38eと重なっており、パッド部38eと繋がっている。連絡部334eは、パッド部37eと接している。
連絡部334fは、第3層23をz方向に貫通している。連絡部334fは、z方向視においてパッド部38fと重なっており、パッド部38fと繋がっている。連絡部334fは、パッド部37fと接している。
連絡部334gは、第3層23をz方向に貫通している。連絡部334gは、z方向視においてパッド部38gと重なっており、パッド部38gと繋がっている。連絡部334gは、パッド部37gと接している。
連絡部334hは、第3層23をz方向に貫通している。連絡部334hは、z方向視においてパッド部38hと重なっており、パッド部38hと繋がっている。連絡部334hは、パッド部37hと接している。
本実施形態の支持体1においては、第1主面部35aと第1裏面部32aとが、延出部351a、連絡部331aおよび延出部321aを介して導通している。第2主面部35bと第2裏面部32bとが、延出部351b、連絡部331bおよび延出部321bを介して導通している。第3主面部35cと第3裏面部32cとが、延出部351c、連絡部331cおよび延出部321cを介して導通している。第4主面部35dと第4裏面部32dとが、延出部351d、連絡部331dおよび延出部321dを介して導通している。
また、本実施形態の支持体1においては、パッド部382eと第5裏面部32eとが、主面部318e、パッド部38e、連絡部334e、パッド部37e、延出部371e、パッド部372e、連絡部333e、パッド部36e、連絡部332e、パッド部31eおよび連絡部331eを介して導通している。パッド部382fと第6裏面部32fとが、主面部318f、パッド部38f、連絡部334f、パッド部37f、延出部371f、パッド部372f、連絡部333f、パッド部36f、連絡部332f、パッド部31fおよび連絡部331fを介して導通している。パッド部382gと第7裏面部32gとが、主面部318g、パッド部38g、連絡部334g、パッド部37g、延出部371g、パッド部372g、連絡部333g、パッド部36g、連絡部332g、パッド部31gおよび連絡部331gを介して導通している。パッド部382hと第8裏面部32hとが、主面部318h、パッド部38h、連絡部334h、パッド部37h、延出部371h、パッド部372h、連絡部333h、パッド部36h、連絡部332h、パッド部31hおよび連絡部331hを介して導通している。
カバー5は、図35および図37に示すように、第3層23の主面23aに支持されており、z方向視において第5面24g、第6面24h、第7面24iおよび第8面24jに囲まれている。本実施形態のカバー5は、カバー5の第1層51の主面51aに第3層53が形成されており、裏面51bに第2層52が形成されている。図示された例においては、裏面51b(第2層52)が、たとえば接合材57によって主面23aに接合されている。接合材57を複数の点状に配置することにより、接合材57が設けられていない箇所において、カバー5と第3層23との間に隙間が生じる。この隙間は、上述した通気部6と同等の機能を果たしうる。このため、本例においては、支持体1には、通気部6は設けられていなくてもよい。
カバー5の第3層53とパッド部382eとは、導電性接合材59を介して導通している。第3層53とパッド部382fとは、導電性接合材59を介して導通している。第3層53とパッド部382gとは、導電性接合材59を介して導通している。第3層53とパッド部382hとは、導電性接合材59を介して導通している。
本実施形態によっても、カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。
<第4実施形態 第1変形例>
図44〜図46は、半導体発光装置A4の第1変形例を示している。本変形例の半導体発光装置A41は、主に、支持体1の構成と、カバー5および導電部3の導通形態とが、上述した半導体発光装置A4と異なっている。
図44は、半導体発光装置A41を示す要部平面図である。図45は、図44のXLV−XLV線に沿う断面図である。図46は、半導体発光装置A41の基材2を示す平面図である。
図44に示すように、半導体発光装置A41においては、第4層24には、導電部3が設けられていない。また、図45に示すように、第1層51の主面51aに第2層52が設けられており、裏面51bに第3層53が設けられている。第3層53は、導電性接合材59を介して、パッド部372e、パッド部372f、パッド部372gおよびパッド部372hと導通している。なお、導電性接合材59としてたとえばAg等の金属を含むペーストまたははんだ等の等方性導電材料を用いる場合、パッド部372e、パッド部372f、パッド部372gおよびパッド部372hに接合された59をそれぞれ離間させる。これらの導電性接合材59の間においては、カバー5と主面23aとの間に隙間が生じうる。この隙間は、上述した通気部6と同等の機能を果たしうる。このため、本例においては、支持体1には、通気部6は設けられていなくてもよい。パッド部372e、パッド部372f、パッド部372gおよびパッド部372hと、第5裏面部32e、第6裏面部32f、第7裏面部32gおよび第8裏面部32hとのそれぞれの導通経路は、たとえば半導体発光装置A4と同様である。
本変形例によっても、カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。
<第4実施形態 第2変形例>
図47は、半導体発光装置A4の第2変形例の第1層21を示している。本例においては、導電部3が複数の連絡部330aを含んでいる。複数の連絡部330aは、各々が第1層21をz方向に貫通している。複数の連絡部330aは、z方向視において第1主面部35aおよび第1裏面部32aの双方に重なっており、双方に繋がっている。
本変形例によっても、カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。また、複数の連絡部330aを設けることにより、第1主面部35aに搭載される半導体発光素子4への導通経路の低抵抗化を図ることができる。また、半導体発光素子4から発生した熱を連絡部330aを介して第1裏面部32aへとよりスムーズに伝達することが可能であり、放熱を促進することができる。
<第5実施形態>
図48〜図50は、本開示の第5実施形態に係る半導体発光装置を示している。本実施形態の半導体発光装置A5は、主に、基材2および半導体発光素子4の構成が上述した実施形態と異なっている。
図48は、半導体発光装置A5を示す要部平面図である。図49は、図48のXLIX−XLIX線に沿う断面図である。図50は、図48のL−L線に沿う断面図である。
本実施形態の半導体発光素子4は、x方向に光を出射する。このような半導体発光素子4は、たとえば半導体レーザ素子である。また、半導体発光素子4は、サブマウント基板45に搭載されている。サブマウント基板45は、たとえば、たとえばAl2O3やAlN等のセラミックスからなるものが代表例として挙げられる。
支持体1は、たとえばMID(Molded Interconnect Device)によって構成されている。この場合、基材2は、絶縁性の樹脂からなる。導電部3は、基材2上に形成された金属膜からなる。
本実施形態の基材2は、主面2a、裏面2b、第1面2c、第2面2d、第3面2e、第4面2f、第5面2g、第6面2h、第7面2i、第8面2jおよび第9面2kを有する。
主面2aおよび裏面2bは、z方向において互いに反対側を向く。本実施形態の主面2aは、本開示の「第1主面」の一例に相当する。第9面2kは、z方向において主面2aと同じ側を向いている。第9面2kは、z方向において主面2aよりも裏面2bから離間している。本実施形態の第9面2kは、本開示の「第2主面」の一例に相当する。
第1面2cおよび第2面2dは、y方向において互いに反対側を向いている。第1面2cは、z方向において第9面2kおよび裏面2bの間に位置しており、図示された例においては、第9面2kおよび裏面2bに繋がっている。第2面2dは、z方向において第9面2kおよび裏面2bの間に位置しており、図示された例においては、第9面2kおよび裏面2bに繋がっている。
第3面2eおよび第4面2fは、x方向において互いに反対側を向いている。第3面2eは、z方向において第9面2kおよび裏面2bの間に位置しており、図示された例においては、第9面2kおよび裏面2bに繋がっている。第4面2fは、z方向において第9面2kおよび裏面2bの間に位置しており、図示された例においては、第9面2kおよび裏面2bに繋がっている。
第5面2gおよび第6面2hは、y方向において第1面2cおよび第2面2dの間に位置する。第5面2gおよび第6面2hは、y方向において互いに反対側を向いている。第5面2gは、第2面2dと同じ側を向いている。第6面2hは、第1面2cと同じ側を向いている。第5面2gは、z方向において第9面2kおよび主面2aの間に位置しており、図示された例においては、第9面2kおよび主面2aに繋がっている。第6面2hは、z方向において第9面2kおよび主面2aの間に位置しており、図示された例においては、第9面2kおよび主面2aに繋がっている。
第7面2iおよび第8面2jは、x方向において第3面2eおよび第4面2fの間に位置する。第7面2iおよび第8面2jは、x方向において互いに反対側を向いている。第7面2iは、第4面2fと同じ側を向いている。第8面2jは、第3面2eと同じ側を向いている。第7面2iは、z方向において第9面2kおよび主面2aの間に位置しており、図示された例においては、第9面2kおよび主面2aに繋がっている。第8面2jは、z方向において第9面2kおよび主面2aの間に位置しており、図示された例においては、第9面2kおよび主面2aに繋がっている。第7面2iは、z方向に対して傾いている。第7面2iがz方向となす角度は、たとえば30°〜60°であり、より具体的には45°程度である。
導電部3は、基材2の表面に形成されており、たとえばCu,Ni,Au等の無電解めっき層からなる。本実施形態の導電部3は、主面部31、裏面部32、連絡部33、第7面部34iおよび第8面部34jを含む。
主面部31は、第1主面部31aおよび第2主面部31bを含む第1主面部31aおよび第2主面部31bは、主面2a上に配置されている。第1主面部31aは、第7面2iに接している。第2主面部31bは、第8面2jに接している。
裏面部32は、第1裏面部32a、第2裏面部32b、第3裏面部32cおよび第4裏面部32dを含み、裏面2b上に配置されている。第1裏面部32aは、第3面2eに接している。第2裏面部32bは、第4面2fに接している。第3裏面部32cは、第1面2cに接している。第4裏面部32dは、第2面2dに接している。
連絡部33は、第13連絡部33m、第14連絡部33n、第15連絡部33o、第16連絡部33p、第17連絡部33q、第18連絡部33r、第19連絡部33sおよび第20連絡部33tを含む。
第13連絡部33m、第14連絡部33n、第15連絡部33oおよび第16連絡部33pは、第9面2k上に配置されている。第13連絡部33mは、第1面2cおよび第5面2gに接している。第14連絡部33nは、第2面2dおよび第6面2hに接している。第15連絡部33oは、第7面2iと第3面2eとに接している。第16連絡部33pは、第4面2fおよび第8面2jに接している。
第17連絡部33qは、第1面2c上に配置されており、第13連絡部33mと第3裏面部32cとに繋がっている。第18連絡部33rは、第2面2d上に配置されており、第14連絡部33nと第4裏面部32dとに繋がっている。
第19連絡部33sは、第3面2e上に配置されており、第15連絡部33oと第1裏面部32aとに繋がっている。第20連絡部33tは、第4面2f上に配置されており、第16連絡部33pと第2裏面部32bとに繋がっている。
カバー5は、第1層51、第2層52および第3層53を含む。第2層52は、主面51a上に配置されている。第3層53は、裏面51b上に配置されている。
第3層53のy方向両端部分は、導電性接合材58を介して第13連絡部33mおよび第14連絡部33nに導通接合されている。第15連絡部33oおよび第16連絡部33pと第3層53とは、互いに離間しているか、互いの間に絶縁性材料(図示略)が設けられていることにより、絶縁されていることが好ましい。
半導体発光素子4は、ワイヤ49によって第2主面部31bに接続されている。
半導体発光装置A5においては、半導体発光素子4から発せられた光は、x方向に進行した後に第7面部34i(第7面2i)によって反射される。この光は、カバー5によって拡散されてカバー5から出射される。
本実施形態によっても、カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。また、第7面2iのz方向に対する角度を適宜設定することにより、半導体発光装置A5から出射される光が進行する方向を変更することができる。
<第5実施形態 第1変形例>
図51は、半導体発光装置A5の第1変形例を示している。本変形例の半導体発光装置A51は、主に、支持体1の構成が上述した実施形態と異なっている。
第1層21は、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる。第2層22は、たとえばエポキシ樹脂やシリコーン樹脂からなり、たとえば金型成形によって形成されている。
導電部3は、第1連絡部33aおよび第2連絡部33bを含む。第1連絡部33aおよび第2連絡部33bは、第1層21をz方向に貫通している。第1連絡部33aは、31aと第1裏面部32aとを導通させている。第2連絡部33bは第2主面部31bと第2裏面部32bとを導通させている。
第2層22の第7面22iには、金属膜29が設けられている。金属膜29は、たとえばアルミ等の金属が蒸着された膜である。
カバー5は、主面22aに接合されている。図示された例においては、第1層51の15bに第3層53が形成されている。第3層53と第3裏面部32cおよび第4裏面部32dとの導通経路は、たとえば第2層22および第3層23に適宜形成される導電部3の一部である表面金属層や貫通金属部によって構成される。
本変形例によっても、カバー5の損傷に起因した半導体発光素子4からの光を直接視認することを抑制することができる。
<通気部6 構造例>
図52〜図61は、通気部6の具体的な構造例を示している。
図52は、収容部7の第1構造例を示す要部拡大平面図であり、図53は、断面図である。本例の収容部7は、第2層22に形成された溝部211と第3層23の裏面23bとによって構成されている。本例の溝部211は、x方向に沿った形状であり、x方向に平行である。溝部211は、主面22aから凹んでおり、第8面22jと第4面22fとに到達している。
図示された例においては、溝部211は、第1面2111および2つの第2面2112を有する。
第1面2111は、溝部211のうちz方向最深部に位置する面である。図示された例においては、第1面2111は、z方向に対して直角である平坦な面である。2つの第2面2112は、第1面2111と主面22aとをそれぞれ繋いでいる。図示された例においては、2つの第2面2112は、z方向に対して若干傾いているが、これに限定されるものではない。
図54は、収容部7の第2構造例を示す要部拡大平面図である。図示された例においては、通気部6を構成する溝部211は、第1面2111、2つの第2面2112、第3面2113および第4面2114を有する。
第1面2111は、溝部211のうちz方向最深部に位置する面である。図示された例においては、第1面2111は、z方向に対して直角である平坦な面である。2つの第2面2112は、第1面2111と主面22aとをそれぞれ繋いでいる。図示された例においては、2つの第2面2112は、z方向に対して若干傾いているが、これに限定されるものではない。
第3面2113は、第4面22fと一方の第2面2112との間に介在している。第3面2113は、z方向視において凸形状の曲面である。なお、第4面22fと他方の第2面2112との間に、第3面2113と類似の曲面が介在してもよい。
第4面2114は、第8面22jと他方の第2面2112との間に介在している。第4面2114は、z方向視において凸形状の曲面である。なお、内側面第2部272と一方の第2面2112との間に、第4面2114と類似の曲面が介在してもよい。図示された例においては、第8面22j側の第1開口領域S1と第4面22f側の第2開口領域S2とのy方向寸法は略同じである。
通気部6(溝部211)がx方向に対して傾いて設けられていることにより、意図しない物体が通気部6に浸入する経路を延長することが可能である。これは、半導体発光素子4の保護に好ましい。
図55は、通気部6の第3構造例を示す要部拡大平面図である。本例の通気部6は、溝部211のz方向視における形状が上述した例と異なる。本例の溝部211は、第1開口領域S1のy方向寸法が、第2開口領域S2のy方向寸法よりも大きい。また、溝部211のy方向寸法は、第8面22jから第4面22fに向かうほど小さくなっている。すなわち、溝部211は、z方向視において第4面22f側(外部側)に小であるテーパ形状である。
本例によっても、半導体発光装置の信頼性を高めることができる。また、第2開口領域S2のy方向寸法を縮小することにより、意図しない物体の浸入をより抑制することができる。
図56は、通気部6の第4構造例を示す要部拡大平面図である。本例の通気部6は、溝部211のz方向視における形状が上述した例と異なる。本例の溝部211は、第1開口領域S1のy方向寸法が、第2開口領域S2のy方向寸法よりも小さい。また、溝部211のy方向寸法は、第8面22jから第4面22fに向かうほど大きくなっている。すなわち、溝部211は、z方向視において第4面22f側(外部側)に大であるテーパ形状である。
本例によっても、半導体発光装置の信頼性を高めることができる。また、第1開口領域S1のy方向寸法を縮小することにより、仮に意図しない物体が第4面22f側(外部側)から溝部211(通気部6)に浸入しても、第1開口領域S1において通気部6に浸入することを抑制することができる。
図57は、通気部6の第5構造例を示す要部拡大平面図である。本例の通気部6は、溝部211が、第5面22gに隣接して設けられている。本例によっても、半導体発光装置の信頼性を高めることができる。
図58は、通気部6の第6構造例を示す要部拡大平面図である。本例の通気部6は、溝部211のz方向視形状が上述した例と異なる。本例の溝部211は、第1部211a、第2部211bおよび第3部211cを有する。第1部211aは、第8面22jに繋がっており、x方向に延びる形状である。第3部211cは、第4面22fに繋がっており、x方向に延びる形状である。第2部211bは、第1部211aおよび第3部211cに繋がっており、x方向に対して交差する方向に延びており、たとえばy方向に沿って延びている。このような溝部211は、z方向においていわゆるクランク形状とされている。
本例によっても半導体発光装置の信頼性を高めることができる。また、溝部211をクランク形状とすることにより、意図しないと物体の浸入を、たとえば第2部211bにおいてより確実に抑制することができる。
図59は、通気部6の第7構造例を示す要部拡大断面図である。本例の通気部6は、溝部211が、第1面2111、一対の第2面2112および一対の第5面2115を有する。
第1面2111は、溝部211のうちz方向最深部に位置する面である。図示された例においては、第1面2111は、z方向に対して直角である平坦な面である。一対の第2面2112は、第1面2111に繋がっている。第2面2112は、たとえばz方向に対して傾いている。一対の第5面2115は、第1面2111と一対の第2面2112との間に介在している。第5面2115は、凹形状の曲面である。本例によっても、半導体発光装置の信頼性を向上させることができる。
図60は、通気部6の第8構造例を示す要部拡大断面図である。本例の通気部6は、溝部211が、第6面2116を有する。第6面2116は、y方向両端が主面22aに繋がっており、主面22aからz方向他方側(図中下側)に凹む曲面である。本例によっても、半導体発光装置の信頼性を向上させることができる。
図61は、通気部6の第9構造例を示す要部拡大断面図である。本例の通気部6は、溝部211が、2つの第2面2112を有する。2つの第2面2112は、各々が主面22aに繋がり、且つ互いに繋がっている。2つの第2面2112は、z方向に対して傾いている。本例によっても、半導体発光装置の信頼性を向上させることができる。
本開示に係る半導体発光装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本開示に係る半導体発光装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
〔付記1〕
半導体発光素子と、
基材および当該基材上に配置された導電部を含み、前記半導体発光素子からの光を通過させる開口部を有する支持体と、
第1方向視において前記開口部を塞ぐカバーと、を備える半導体発光装置であって、
前記カバーは、前記半導体発光素子からの光を透過させる第1層、前記半導体発光素子からの光を拡散させる第2層、および導電性材料からなり且つ前記第1層の変形状態に応じて導通状態が変化する第3層を含む、半導体発光装置。
〔付記2〕
前記カバーの前記第3層は、前記半導体発光素子からの光を透過させる、付記1に記載の半導体発光装置。
〔付記3〕
前記基材は、前記第1方向において互いに反対側を向く第1主面および裏面と、前記第1主面と同じ側を向き且つ前記第1主面よりも前記裏面から離間した第2主面と、を有する、付記1または2に記載の半導体発光装置。
〔付記4〕
前記導電部は、前記第1主面上に配置された主面部と、前記裏面上に配置された裏面部と、を含む、付記3に記載の半導体発光装置。
〔付記5〕
前記導電部は、前記第2主面および裏面に到達し且つ前記裏面部に導通するカバー連絡部を含む、付記4に記載の半導体発光装置。
〔付記6〕
前記カバーの前記第1層は、前記第1方向において前記半導体発光素子とは反対側に位置する主面および前記半導体発光素子と正対する裏面を有し、
前記カバーの前記第3層は、前記第1層の前記裏面上に配置されている、付記5に記載の半導体発光装置。
〔付記7〕
前記カバー連絡部と前記第3層とを導通させる導電性接合材を備える、付記6に記載の半導体発光装置。
〔付記8〕
前記カバー連絡部は、前記基材を前記第2主面および前記裏面に到達するように貫通する、付記7に記載の半導体発光装置。
〔付記9〕
前記カバーの前記第1層は、前記第1方向において前記半導体発光素子とは反対側に位置するカバー主面および前記半導体発光素子と正対するカバー裏面を有し、
前記カバーの前記第3層は、前記第1層の前記カバー裏面上に配置されている、付記8に記載の半導体発光装置。
〔付記10〕
前記カバー連絡部と前記第3層とを導通させる導電性接合材を備える、付記9に記載の半導体発光装置。
〔付記11〕
前記基材は、前記第2主面および前記裏面に到達する凹部を有し、
前記カバー連絡部が、前記凹部上に配置されている、付記10に記載の半導体発光装置。
〔付記12〕
前記基材は、前記第1方向と直角である方向において前記カバーを囲む内側面を有する、付記6ないし11のいずれかに記載の半導体発光装置。
〔付記13〕
前記基材は、前記第1方向視において前記カバーの外縁と一致する外側面を有する、付記6ないし8のいずれかに記載の半導体装置。
〔付記14〕
前記導電部は、前記主面部と前記裏面部とを繋ぎ且つ前記第1主面および前記裏面に到達するように前記基材を貫通する素子連絡部を含む、付記4ないし13のいずれかに記載の半導体装置。
〔付記15〕
前記基材は、前記半導体発光素子を収容する収容部および当該収容部と外部とを繋ぐ通気部を有する、付記1ないし14のいずれかに記載の半導体装置。
〔付記16〕
前記半導体発光素子は、半導体レーザ素子である、付記1ないし15のいずれかに記載の半導体装置。
〔付記17〕
前記半導体発光素子は、VCSEL素子である、付記16に記載の半導体装置。