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JP2020031160A - 超伝導磁石冷却装置および超伝導磁石冷却方法 - Google Patents

超伝導磁石冷却装置および超伝導磁石冷却方法 Download PDF

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JP2020031160A JP2018156694A JP2018156694A JP2020031160A JP 2020031160 A JP2020031160 A JP 2020031160A JP 2018156694 A JP2018156694 A JP 2018156694A JP 2018156694 A JP2018156694 A JP 2018156694A JP 2020031160 A JP2020031160 A JP 2020031160A
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Abstract

【課題】超伝導磁石が発生させる高磁場による超伝導磁石の冷却への影響を低減する。
【解決手段】超伝導磁石冷却装置100は、0.8T以上4.5T以下の高磁場となる高磁場領域106を周囲に発生させる超伝導磁石102と、超伝導磁石102のための冷却源としての冷却ステージ18と、冷却ステージ18に隣接して固定的に設置され、磁性蓄冷材23を有する蓄冷器22と、を備えるパルス管冷凍機10と、を備える。冷却ステージ18は、磁性蓄冷材23が高磁場領域106に配置されるように、超伝導磁石102の近傍に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、超伝導磁石冷却装置および超伝導磁石冷却方法に関する。
一般に、例えばNMR(Nuclear Magnetic Resonance)システムまたはMRI(Magnetic Resonance Imaging)システムなどの高磁場利用機器には、必要な高磁場を発生させる超伝導磁石が搭載されうる。超伝導磁石は、超伝導状態を維持することができるように例えば液体ヘリウム温度以下の冷却温度に冷却され、それにより高磁場を発生させうる。
特開2004−144431号公報
本発明者らは、超伝導磁石の冷却について鋭意研究を重ねた結果、以下の課題を認識するに至った。超伝導磁石の冷却のために、例えばいわゆる4K−GM(Gifford-McMahon)冷凍機などの磁性蓄冷材を有する極低温冷凍機がよく用いられている。磁性蓄冷材が高磁場にさらされたとすると、とくに磁性蓄冷材がそうした高磁場の領域で移動する場合には、磁性蓄冷材が高磁場から受ける作用に起因して、極低温冷凍機の冷却性能に影響が生じうる。なお、本発明者らによって認識されたこうした課題は、当業者に一般的な認識であると理解されるべきではない。
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、超伝導磁石が発生させる高磁場による影響を低減する超伝導磁石冷却技術を提供することにある。
本発明のある態様によると、超伝導磁石冷却装置は、0.8T以上4.5T以下の高磁場となる高磁場領域を周囲に発生させる超伝導磁石と、超伝導磁石のための冷却源としての冷却ステージと、冷却ステージに隣接して固定的に設置され、磁性蓄冷材を有する蓄冷器と、を備えるパルス管冷凍機と、を備える。冷却ステージは、磁性蓄冷材が高磁場領域に配置されるように、超伝導磁石の近傍に配置されている。
本発明の別の態様は、パルス管冷凍機を用いる超伝導磁石冷却方法に関する。パルス管冷凍機は、超伝導磁石のための冷却源としての冷却ステージと、冷却ステージに隣接して固定的に設置され、磁性蓄冷材を有する蓄冷器と、を備える。この方法は、超伝導磁石の作動により0.8T以上4.5T以下の高磁場となる高磁場領域に磁性蓄冷材が配置されるように、冷却ステージを超伝導磁石の近傍に配置することと、冷却ステージを冷却することによって、超伝導磁石を冷却することと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、超伝導磁石が発生させる高磁場による超伝導磁石の冷却への影響を低減することができる。
ある実施の形態に係る超伝導磁石冷却装置を概略的に示す図である。 ある実施の形態に係る超伝導磁石冷却装置の他の例を概略的に示す図である。 ある実施の形態に係る超伝導磁石冷却方法を示すフローチャートである。 極低温冷凍機の冷却温度の磁場依存性を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。説明および図面において同一または同等の構成要素、部材、処理には同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。図示される各部の縮尺や形状は、説明を容易にするために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。実施の形態は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、ある実施の形態に係る超伝導磁石冷却装置100を概略的に示す図である。超伝導磁石冷却装置100は、超伝導磁石102と、クライオスタット104と、パルス管冷凍機10とを備える。
超伝導磁石102は、作動中に、高磁場となる高磁場領域106を周囲に発生させるように構成され、例えば、超伝導コイルを備える。超伝導磁石102は、例えばNMRシステム、MRIシステム、またはその他の高磁場利用機器(図示せず)の磁場源として高磁場利用機器に搭載され、その機器に必要とされる高磁場を発生させることができる。超伝導磁石102が発生させることができる最大の磁場(すなわち、高磁場利用機器において使用可能な最大の磁場)は、例えば、約5〜20Tの範囲にあってもよい。
超伝導磁石102によって発生する高磁場領域106における高磁場は、例えば、約0.8T以上、または約1T以上の磁場であってもよい。また、高磁場領域106における高磁場は、例えば、約4.5T以下、または約4T以下の磁場であってもよい。高磁場領域106における高磁場は、超伝導磁石102が発生させることができる最大の磁場より低くてもよい。超伝導磁石102は、静磁場を発生させるように構成され、または、必要に応じて静磁場の大きさを調整しまたは変化させるように構成されていてもよい。ある代替的な実施の形態においては、超伝導磁石102は、動的に変動する磁場を発生させてもよい。
クライオスタット104は、液体冷媒槽104aと、熱シールド104bと、真空容器104cとを備える。超伝導磁石102は、クライオスタット104の内部において、支持脚またはその他の支持部材(図示せず)によって、固定的に支持されていてもよい。
液体冷媒槽104aは、超伝導磁石102が液体冷媒104dとの接触により冷却されるように超伝導磁石102を液体冷媒104dとともに収容するように構成されている。通例、液体冷媒104dとしては例えば液体ヘリウムが使用されるので、液体冷媒槽104aは、液体ヘリウム槽と呼ぶこともできる。
熱シールド104bは、液体冷媒槽104aの周囲に配置され、熱シールド104bの外から侵入しうる輻射熱から液体冷媒槽104aおよび超伝導磁石102を熱的に保護するように構成されている。真空容器104cは、その内部に真空環境を保持するとともに、その真空環境に超伝導磁石102、液体冷媒槽104a、および熱シールド104bを収容するように構成されている。真空容器104cと熱シールド104bとの間には断熱材料で形成された断熱層が設けられていてもよい。真空容器104cの周囲は室温大気圧環境であってもよい。
高磁場領域106は、液体冷媒槽104aにおいて超伝導磁石102の設置場所を含む少なくとも一部の領域に及ぶ。高磁場領域106は、液体冷媒槽104aの全体を含んでもよく、及び/または、液体冷媒槽104aの外側まで及んでいてもよい。あるいは、高磁場領域106は、超伝導磁石102の設置場所を含むクライオスタット104の内部領域の少なくとも一部に及んでもよく、及び/または、クライオスタット104の外側まで及んでいてもよい。
超伝導磁石102から離れるにつれて、その場所での磁場は低下する。したがって、例えば、クライオスタット104の周囲、及び/またはクライオスタット104から離れた場所には、低磁場領域108が存在する。本説明では、超伝導磁石102が高磁場領域106に高磁場を発生させるとき、パルス管冷凍機10の冷却運転に顕著な影響を与えないような低磁場となる場所は、低磁場領域108とみなされてもよい。低磁場領域108の低磁場は、例えば、0.1T以下、または0.05T以下、または0.02T以下であってもよい。低磁場領域108には、地磁気またはその他の微弱な磁場が存在してもよい。よって、低磁場領域108の低磁場は、例えば1μT以上、または10μT以上、または100μT以上であってもよい。
なお、低磁場領域108を形成するために、専用の磁気シールドは設けられていない。しかしながら、ある代替的な実施の形態においては、クライオスタット104の外側及び/または内側に磁気シールドが設置され、磁気シールドの内部に低磁場領域108が定められてもよい。
パルス管冷凍機10は、超伝導磁石102が超伝導状態を維持することができるように適切な冷却温度、例えば液体ヘリウム温度(大気圧下で約4.2K)以下の温度に超伝導磁石102を冷却するように構成されている。パルス管冷凍機10は、GM方式の二段式のパルス管冷凍機として構成され、圧縮機12と、コールドヘッド14と、バルブユニット16とを備える。コールドヘッド14は、冷却ステージ18、パルス管20、蓄冷器22、フランジ部24、および室温部26を備える。本説明では、そうではないと言及しない限り、冷却ステージ18、パルス管20、および蓄冷器22はそれぞれ、パルス管冷凍機10の第2段の冷却ステージ、パルス管、および蓄冷器を指すものとする。
圧縮機12は、その低圧側から回収した作動ガスを高圧側から送出するように構成され、すなわち、作動ガスの定常流を生み出すように働く。通例、作動ガスは例えばヘリウムガスである。パルス管冷凍機10においては冷却運転中に、第1高圧を有する作動ガスが圧縮機12からバルブユニット16を介してコールドヘッド14に供給される。コールドヘッド14における断熱膨張により、作動ガスは第1高圧からそれより低い第2高圧に減圧される。第2高圧を有する作動ガスは、コールドヘッド14からバルブユニット16を介して圧縮機12に回収される。圧縮機は、回収された第2高圧を有する作動ガスを圧縮する。作動ガスは再び第1高圧に昇圧される。こうして高圧の作動ガスが圧縮機とコールドヘッドを循環する。
一般に第1高圧及び第2高圧はともに大気圧よりかなり高い。説明の便宜上、第1高圧及び第2高圧はそれぞれ単に高圧及び低圧とも呼ばれる。通例、高圧は例えば2〜3MPaである。低圧は例えば0.5〜1.5MPaであり、例えば約0.8MPaである。これに対して、液体冷媒槽104aにおける圧力は例えば大気圧程度でありうる。そのため、パルス管冷凍機10の作動ガスと液体冷媒104dは、例えばヘリウムのように同種でありうるが、パルス管冷凍機10の作動ガス回路は液体冷媒槽104aから隔離され、作動ガスと液体冷媒104dとの間に相互の流通はない。
例示的な構成においては、パルス管20は内部を空洞とする円筒状の管であり、蓄冷器22は内部に蓄冷材を充填した円筒状の管であり、両者は互いに隣り合って各々の中心軸を平行として配置されている。パルス管20の低温端と蓄冷器22の低温端とは冷却ステージ18によって構造的に接続され熱的に結合されている。また、冷却ステージ18は、パルス管20の低温端と蓄冷器22の低温端との間で作動ガスの流通を可能とするように構成されている。すなわち、パルス管20の低温端と蓄冷器22の低温端との間で冷却ステージ18を通じて作動ガスが流れることができる。
蓄冷器22は、磁性蓄冷材23を有し、冷却ステージ18に隣接して固定的に設置されている。したがって、蓄冷器22および磁性蓄冷材23は、パルス管冷凍機10の運転中、冷却ステージ18に対して移動せず、静止している。磁性蓄冷材23は、例えば、蓄冷器22の低温側に、すなわち冷却ステージ18に隣接して配置されている。磁性蓄冷材23は、例えばHoCu、GdS(GOS)、またはその他の磁性蓄冷材であってもよい。蓄冷器22は高温側に、例えばスズ、亜鉛、ビスマス、鉛またはその他の非磁性蓄冷材を有してもよい。
冷却ステージ18は、超伝導磁石102のための冷却源として設けられている。冷却ステージ18は、液体冷媒槽104a内で気化した液体冷媒104dを再凝縮するように構成されている。冷却ステージ18は、液体冷媒104dに浸らないように、液体冷媒槽104a内において液体冷媒104dの外、例えば液体冷媒104dの液面の上方に配置されている。よって、冷却ステージ18および磁性蓄冷材23は、超伝導磁石102の直上または斜め上方に配置されていてもよい。
このようにして、冷却ステージ18は、磁性蓄冷材23が高磁場領域106に配置されるように、超伝導磁石102の近傍に配置されている。冷却ステージ18も高磁場領域106に配置される。
パルス管冷凍機10は、フランジ部24を介してクライオスタット104に取り付けられている。フランジ部24は、真空容器104cに設けられた対応するフランジ部に例えばボルトおよびナットなどの適宜の締結手段を用いて固定される。フランジ部24の一方の主表面から第1段のパルス管および蓄冷器が第1段の冷却ステージへと延び、そこから(第2段の)パルス管20および蓄冷器22が冷却ステージ18へと延びている。フランジ部24の他方の主表面には室温部26が設けられている。冷却ステージ18、パルス管20、および蓄冷器22は、真空容器104cに収容され、室温部26は、真空容器104cの外に配置される。
したがって、パルス管冷凍機10はクライオスタット104に固定的に支持されているから、蓄冷器22すなわち磁性蓄冷材23も、冷却運転中に静止状態に保たれる。磁性蓄冷材23は、高磁場領域106の高磁場に対する相対移動をすることなく、磁場に対して静止している。
バルブユニット16は、圧力切替バルブ28と、モータ30とを備える。圧力切替バルブ28は、パルス管20に圧力振動を生成するように構成されている。圧力切替バルブ28は、圧縮機12の高圧側と低圧側とを周期的に切り替えてコールドヘッド14、すなわちパルス管20および蓄冷器22に接続する流路切替弁として構成され、例えばロータリーバルブの形式をとる。モータ30は、圧力切替バルブ28を駆動するように構成されている。圧力切替バルブ28がロータリーバルブである場合、モータ30は、ロータリーバルブを回転させる電気モータであってもよい。
バルブユニット16のうち少なくともモータ30は、低磁場領域108に配置されている。バルブユニット16の全体が低磁場領域108に配置されていてもよい。上述のように、低磁場領域108は、超伝導磁石102が高磁場領域106に高磁場を発生させるとき例えば0.1T以下の低磁場となる場所を指す。圧縮機12も低磁場領域108に配置されている。パルス管冷凍機10のうち少なくとも室温部26は、低磁場領域108に配置されていてもよい。
圧縮機12、コールドヘッド14、およびバルブユニット16は、互いに離れて配置されている。バルブユニット16は、圧縮機12とコールドヘッド14との間で作動ガスの流通を可能とするように圧縮機12とコールドヘッド14とを連結する。圧縮機12とコールドヘッド14との間でバルブユニット16を通じて作動ガスが流れることができる。上述のようにコールドヘッド14はクライオスタット104に取り付けられているのに対し、圧縮機12およびバルブユニット16は、クライオスタット104の周囲、またはクライオスタット104から離れた場所に配置されている。このように、パルス管冷凍機10は、バルブユニット16がコールドヘッド14から分離して配置されるバルブユニット分離型の構成を有する。
圧縮機12の高圧側がバルブユニット16の高圧ポートと高圧配管32aにより接続され、圧縮機12の低圧側がバルブユニット16の低圧ポートと低圧配管32bにより接続されている。また、バルブユニット16のコールドヘッドポートがコールドヘッド14の室温部26と吸排気配管32cにより接続されている。圧力切替バルブ28は、モータ30の駆動により、高圧ポートをコールドヘッドポートに接続する第1状態と、低圧ポートをコールドヘッドポートに接続する第2状態とを切り替えることができる。高圧配管32a、低圧配管32b、および吸排気配管32cは、フレキシブル管または剛性管であってもよい。
知られているように、パルス管冷凍機10は、冷却ステージ18を冷却する熱力学的サイクルを形成するために位相制御機構を有する。圧力切替バルブ28は、単体で、または、必要に応じて設けられたバッファタンク(図示せず)とともに、位相制御機構としても働くように構成されている。パルス管冷凍機10の位相制御機構としては、例えば、ダブルインレット型、4バルブ型、アクティブバッファ型、またはその他種々の公知の構成を適宜採用することができるので、ここでは詳述しない。
このような構成により、パルス管冷凍機10は、作動ガスの圧力振動に対しパルス管20内のガス要素(ガスピストンとも呼ばれる)の変位振動の位相を適切に遅らせることによって、パルス管20の低温端にPV仕事を発生し、冷却ステージ18を冷却することができる。このようにして、パルス管冷凍機10が運転されることにより、超伝導磁石冷却装置100は、超伝導磁石102を冷却することができる。
また、超伝導磁石冷却装置100は、熱シールド104bを冷却するシールドクーラー110を備える。シールドクーラー110によって熱シールド104bは、冷却ステージ18および超伝導磁石102の冷却温度より高い冷却温度、例えば約10K〜約100Kに冷却される。シールドクーラー110は、例えば、単段式のGM冷凍機であるが、二段式のGM冷凍機、単段式または二段式のパルス管冷凍機、スターリング冷凍機、またはそのほかのタイプの極低温冷凍機であってもよい。シールドクーラー110は、熱シールド104bの冷却源となる冷却ステージが真空容器104c内に配置されるようにして、真空容器104cに取り付けられている。
なお、パルス管冷凍機10の第1段の冷却ステージは、熱シールド104bから熱的に切り離され、熱シールド104b内(液体冷媒槽104aの外)に配置されている。しかし、ある代替的な実施の形態においては、シールドクーラー110に代えて(または、シールドクーラー110とともに)、パルス管冷凍機10の第1段の冷却ステージが熱シールド104bに熱的に結合され、熱シールド104bの冷却に利用されてもよい。
図1に示される超伝導磁石冷却装置100では、液体冷媒104dにより超伝導磁石102を冷却し、それにより気化した液体冷媒104dをパルス管冷凍機10により冷却して再凝縮するという冷却方式を採用するが、超伝導磁石102の冷却方式はこれに限られない。超伝導磁石102の冷却方式の他の一例を、図2を参照して以下に述べる。
図2は、ある実施の形態に係る超伝導磁石冷却装置100の他の例を概略的に示す図である。図2に示される超伝導磁石冷却装置100では、伝導冷却による冷却方式が採用される。
そこで、パルス管冷凍機10の冷却ステージ18は、超伝導磁石102を冷却すべく超伝導磁石102に伝熱部材34を介して取り付けられている。伝熱部材34は、伝熱プレート、伝熱ロッド、またはその他の伝熱部材であってもよい。伝熱部材34は、例えば高純度のアルミニウムなどの低い熱抵抗を有する金属またはその他の材料でされていてもよい。あるいは、伝熱部材34は、冷却ステージ18と同様に、例えば銅などの高い熱伝導率を有する金属またはその他の材料で形成されていてもよい。良好な熱接触を可能とするようにして、伝熱部材34の一端または一部分が冷却ステージ18に取り付けられ、伝熱部材34の他端または他の一部分が超伝導磁石102に取り付けられている。なお、冷却ステージ18は、超伝導磁石102を冷却すべく、伝熱部材34を介在することなく超伝導磁石102に直接に取り付けられていてもよい。
図2に示される実施の形態においても、冷却ステージ18は、磁性蓄冷材23が高磁場領域106に配置されるように、超伝導磁石102の近傍に配置されている。そのため、伝熱部材34を介した冷却ステージ18から超伝導磁石102への伝熱経路の長さLが比較的短くなる。これにより伝熱損失が低減され、パルス管冷凍機10による超伝導磁石102の冷却効率が向上される。例えば、伝熱部材34を介した冷却ステージ18から超伝導磁石102への伝熱経路の長さLは、超伝導磁石102の直径Dより短くてもよい。
なお、伝導冷却の場合、クライオスタット104は、液体冷媒槽104aを有しない。しかし、望まれる場合には、クライオスタット104は液体冷媒槽104aを有してもよく、超伝導磁石102は、液体冷媒104dによる冷却を伝導冷却と併用して冷却されてもよい。
図3は、ある実施の形態に係る超伝導磁石冷却方法を示すフローチャートである。この方法においては、まず、超伝導磁石102の作動により0.8T以上4.5T以下の高磁場となる高磁場領域106に磁性蓄冷材23が配置されるように、冷却ステージ18が超伝導磁石102の近傍に配置される(S10)。
例えば、冷却ステージ18がクライオスタット104内へと挿入され、パルス管冷凍機10のフランジ部24がクライオスタット104の真空容器104cに取り付けられる。冷却ステージ18は、液体冷媒槽104a内において液体冷媒104dと接触しない場所、例えば液体冷媒104dの液面の上方に配置される。あるいは、冷却ステージ18は、超伝導磁石102に直接に又は伝熱部材34を介して取り付けられてもよい。このようにして、冷却ステージ18および磁性蓄冷材23が超伝導磁石102の直上または斜め上方に配置されてもよい。
冷却ステージ18を冷却することによって、超伝導磁石102が冷却される(S12)。パルス管冷凍機10が運転されることにより、冷却ステージ18は、液体ヘリウム温度以下の適切な冷却温度に冷却される。超伝導磁石102が液体冷媒槽104a内に収容され液体冷媒104dに浸されている場合には、超伝導磁石102との熱交換により気化した液体冷媒104dが冷却ステージ18により再凝縮され、再び液体冷媒104dとして超伝導磁石102の冷却に使用される。伝導冷却の場合には、冷却ステージ18は、直接に又は伝熱部材34を介して超伝導磁石102を冷却する。いずれにしても、冷却ステージ18を冷却することによって、超伝導磁石102は、作動中に超伝導状態を維持することができるように液体ヘリウム温度以下に冷却される。
冷却ステージ18の冷却とともに、シールドクーラー110がクライオスタット104に設置されている場合には、シールドクーラー110が運転されることにより、熱シールド104bが冷却ステージ18の冷却温度よりも高い適切な冷却温度に冷却される。上述のように熱シールド104bがパルス管冷凍機10によって冷却されてもよい。
高磁場領域106に高磁場を発生させるように超伝導磁石102が作動する(S14)。このようにして、超伝導磁石102を作動させ高磁場利用機器に必要な高磁場を発生させながら、パルス管冷凍機10を使用して超伝導磁石102を冷却することができる。
ところで、上述のように、超伝導磁石の冷却には典型的に、4K−GM冷凍機が広く利用されている。そうした4K−GM冷凍機は二段式であり、第2段の蓄冷器の低温側に磁性蓄冷材を有する。GM冷凍機は、往復動するディスプレーサに蓄冷器を内蔵しているから、冷凍機の運転に伴って磁性蓄冷材も往復動する。もし、超伝導磁石が発生させる高磁場の領域で磁性蓄冷材が移動したとすると、磁性蓄冷材が高磁場から受ける作用に起因して、GM冷凍機の冷却性能、とくに液体ヘリウム温度での冷却性能に影響が生じうる。
例えば、超伝導磁石が発生させる高磁場から磁性蓄冷材は力を受ける。この力は、超伝導磁石に対するGM冷凍機の姿勢に依存して、ディスプレーサの往復動の方向に交差する方向に作用しうる。その場合、磁性蓄冷材に作用する力は、ディスプレーサを横向きに変位させうる成分を有することになる。設計上、ディスプレーサは、ディスプレーサを収容するとともにディスプレーサの往復動を案内するシリンダの内部に同軸に配置されかつシリンダとの間にわずかなクリアランスを有する。しかしながら、高磁場によって磁性蓄冷材およびディスプレーサが横向きに力を受けると、ディスプレーサがシリンダに対して偏心し、局所的に両者間の摩耗が大きくなり、及び/または、クリアランスが周方向に不均等となりうる。これは、GM冷凍機の冷却性能に負の影響を与えうる。
あるいは、超伝導磁石が発生させる高磁場の領域において磁性蓄冷材が移動すると、磁性蓄冷材の表面に渦電流が発生しうる。渦電流はジュール熱を磁性蓄冷材に生じさせ、すなわち磁性蓄冷材の発熱につながりうる。これも、GM冷凍機の冷却性能に負の影響を与えうる。
超伝導磁石が発生させる高磁場による磁性蓄冷材への影響を軽減するための一つの対策として、GM冷凍機を超伝導磁石から十分に遠い場所に設置することが考えられる。超伝導磁石102から離れるにつれて磁場は低下するから、GM冷凍機が超伝導磁石から十分に離れていれば、高磁場による磁性蓄冷材への作用は無視しうる。しかしながら、この対策は、装置の大型化という副作用を招きうる。
例えば、液体ヘリウムを使用する冷却方式の場合、冷却ステージと超伝導磁石との間に十分な距離をとるには巨大な液体ヘリウム槽が必要となりうる。また、伝導冷却の場合には、この対策は必然的にGM冷凍機から超伝導磁石への伝熱経路を長くするから、伝熱損失が大きくなるという副作用を伴う。そうすると、伝熱損失を補うべく、大きな冷凍能力を有するGM冷凍機が必要となりうる。これも装置の大型化を招きうる。
これに対して、実施の形態に係る超伝導磁石冷却装置100においては、パルス管冷凍機10によって超伝導磁石102が冷却される。上述のように、パルス管冷凍機10は、磁性蓄冷材23を有する蓄冷器22が冷却ステージ18に隣接して固定的に設置されているので、蓄冷器22すなわち磁性蓄冷材23の動きを伴うGM冷凍機など他の極低温冷凍機に比べて、高磁場による冷凍能力への影響を低減することができる。その結果、磁性蓄冷材23ひいては冷却ステージ18を超伝導磁石102の近傍、すなわち高磁場領域106に配置することができるので、超伝導磁石冷却装置100をコンパクトに設計することができる。また、パルス管冷凍機10は、短い伝熱経路で、超伝導磁石102を効率的に冷却することもできる。
図4は、極低温冷凍機の冷却温度の磁場依存性を示すグラフである。図4には、実施例に係るパルス管冷凍機10と比較例に係るGM冷凍機について、高磁場下での第2段の冷却温度測定値を示す。超伝導磁石を液体ヘリウム温度以下に冷却すべき用途においては、極低温冷凍機の仕様として、定格熱負荷のもとで第2段の冷却温度を4.2K以下とすることが要請される。そこで、図4には、超伝導磁石を模擬する高磁場を冷却ステージおよびその周辺領域に発生させかつ冷却ステージに定格熱負荷を与えた状態における第2段の冷却温度が、いくつかの高磁場の値についてプロットされている。また、基準温度の4.2Kを実線で図示する。
図4から理解されるように、比較例に係るGM冷凍機は、約0.5T以下の磁場のもとでは約3.8K〜約3.9Kという良好な冷却を提供できる。磁場が約0.8Tに達すると、第2段の冷却温度が約4.2Kに高まる。さらに、磁場が約0.8Tを超えて高まると、第2段の冷却温度は約4.2Kを超えてしまう。すなわち、超伝導磁石が約0.8Tを超える高磁場を発生させる場合、比較例に係るGM冷凍機は、冷却ステージをそのような高磁場領域に配置したとすると、第2段の冷却温度を液体ヘリウム温度以下に維持することができない。したがって、比較例に係るGM冷凍機は、超伝導磁石を液体ヘリウム温度以下に冷却するためには磁場が約0.8T以下となる場所に配置しなければならないという、配置場所の制約を受けることになる。
対照的に、実施例に係るパルス管冷凍機10は、約4T以下という、より広範囲の高磁場のもとで、約3.8K〜約3.9Kという良好な冷却を提供できる。磁場が約4.5Tに達すると、第2段の冷却温度が約4.2Kに高まる。さらに、磁場が約4.5Tを超えて高まると、第2段の冷却温度は約4.2Kを超えてしまう。なお、この温度上昇は、約4.5Tを超える超高磁場により磁性蓄冷材の比熱が低下するためであると推測される。
したがって、実施例に係るパルス管冷凍機10は、冷却ステージ18を超伝導磁石102の近傍に配置したとしても、その場所の磁場が約4.5T以下であれば、超伝導磁石102を液体ヘリウム温度またはそれより低い冷却温度に冷却することができる。
なお、図4に示される測定データは、GM冷凍機としては住友重機械工業製のRDK−408D3を使用し、パルス管冷凍機10としては住友重機械工業製のRP−082B2Sを使用して取得されたものである。しかしながら、パルス管冷凍機10がGM冷凍機に比べて高磁場のもとでより良好な冷凍性能を提供することは、上述のように、GM冷凍機では運転中に磁性蓄冷材が動くのに対してパルス管冷凍機では磁性蓄冷材が移動しないことに主として起因するから、これら特定の機種に限定されず、他の機種またはその他の市販品でも同じ傾向を示すと考えられる。すなわち、パルス管冷凍機10は、GM冷凍機に比べて、0.8T〜4.5Tの範囲または例えば1T〜4Tの範囲の高磁場に関して顕著に優れた磁場耐性を有するものと一般化することができる。
以上説明したように、実施の形態に係る超伝導磁石冷却装置100は、0.8T以上4.5T以下の高磁場となる高磁場領域106を周囲に発生させる超伝導磁石102と、超伝導磁石102を冷却するように構成されたパルス管冷凍機10と、を備える。パルス管冷凍機10の冷却ステージ18は、磁性蓄冷材23が高磁場領域106に配置されるように、超伝導磁石102の近傍に配置されている。
このようにして、超伝導磁石冷却装置100がパルス管冷凍機10を採用することにより、超伝導磁石102が発生させる0.8T〜4.5Tの範囲または例えば1T〜4Tの範囲の高磁場による例えば液体ヘリウム温度への超伝導磁石102の冷却への影響を低減することができる。したがって、超伝導磁石冷却装置100は、高磁場環境に適合する超伝導磁石102の冷却を提供することができる。
冷却ステージ18を超伝導磁石102の近傍に配置することができるので、超伝導磁石冷却装置100をコンパクトに設計することができる。また、冷却ステージ18から超伝導磁石102への伝熱経路を短くしうるので、超伝導磁石冷却装置100は、超伝導磁石102を効率的に冷却することもできる。
また、実施の形態に係る超伝導磁石冷却装置100においては、バルブユニット16のモータ30は、低磁場領域108に配置されている。低磁場領域108には、超伝導磁石102が高磁場領域106に0.8T以上4.5T以下の高磁場を発生させるとき例えば、0.1T以下、または0.05T以下、または0.02T以下の低磁場となるように選択されている。高磁場で動作可能なモータはかなり高価でありうる。一般に、モータ30として使用されうる汎用の電気モータは、仕様により、こうした低磁場での正常な動作が保証されているにすぎない。したがって、モータ30を低磁場領域108に配置することにより、超伝導磁石102が発生させる高磁場によるバルブユニット16の動作ひいては超伝導磁石102の冷却への影響を低減することができる。また、比較的安価なモータ30を採用することができ、パルス管冷凍機10および超伝導磁石冷却装置100の製造コストを低減することもできる。
さらに、冷却ステージ18および蓄冷器22はパルス管冷凍機10のコールドヘッド14に搭載され、モータ30はパルス管冷凍機10のバルブユニット16に搭載されている。バルブユニット16は、モータ30が低磁場領域108に配置されるように、コールドヘッド14から遠隔に配置されている。このように、パルス管冷凍機10がバルブユニット分離型として構成されているので、コールドヘッド14とバルブユニット16を別の場所に設置することが容易であり、すなわち、冷却ステージ18を高磁場領域106に配置しつつモータ30を低磁場領域108に配置することが容易である。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
ある実施の形態に関連して説明した種々の特徴は、他の実施の形態にも適用可能である。組合せによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態それぞれの効果をあわせもつ。
上述の実施の形態は、バルブユニット分離型のパルス管冷凍機10を例として説明したが、ある実施の形態においては、パルス管冷凍機のバルブユニットは、コールドヘッドに一体的に搭載されてもよい。バルブユニットは、コールドヘッドの室温部に搭載され、バルブユニットの周囲に磁気シールドが設けられてもよい。それにより、バルブユニットのモータは、超伝導磁石が高磁場領域に0.8T以上4.5T以下の高磁場を発生させるとき0.1T以下の低磁場となる低磁場領域に配置されてもよい。すなわち、磁気シールドの内側に低磁場領域が形成されてもよい。
上述の実施の形態は、GM方式のパルス管冷凍機10を例として説明したが、ある実施の形態においては、超伝導磁石冷却装置は、超伝導磁石を冷却するために、スターリング方式のパルス管冷凍機またはその他の方式のパルス管冷凍機を備えてもよい。また、上述の実施の形態は、二段式のパルス管冷凍機10を例として説明したが、超伝導磁石102の超伝導状態を維持するための適切な冷却を提供する限り、パルス管冷凍機10は、単段式であってもよいし、あるいは多段式(例えば三段式)であってもよい。
実施の形態は例示的に、以下のように捉えることもできる。
超伝導磁石冷却装置であって、
超伝導磁石のための冷却源としての冷却ステージと、前記冷却ステージに隣接して固定的に設置され、磁性蓄冷材を有する蓄冷器と、を備えるパルス管冷凍機を備え、
前記冷却ステージは、前記磁性蓄冷材が前記超伝導磁石の作動により0.8T以上4.5T以下の高磁場となる高磁場領域に配置されるように、前記超伝導磁石の近傍に配置されていることを特徴とする超伝導磁石冷却装置。
超伝導磁石冷却装置は、前記超伝導磁石および前記冷却ステージを収容するクライオスタットをさらに備えてもよい。
超伝導磁石冷却装置は、前記超伝導磁石および前記冷却ステージを熱的に保護すべく前記超伝導磁石および前記冷却ステージとは非接触に配置された熱シールドをさらに備えてもよい。
超伝導磁石冷却装置は、前記超伝導磁石および前記冷却ステージよりも高い冷却温度に前記熱シールドを冷却するシールドクーラーをさらに備えてもよい。
前記パルス管冷凍機は、パルス管と、前記パルス管に圧力振動を生成する圧力切替バルブと、前記圧力切替バルブを駆動するモータと、を備え、前記モータは、前記超伝導磁石が前記高磁場領域に前記高磁場を発生させるとき0.1T以下の低磁場となる低磁場領域に配置されていてもよい。
前記冷却ステージおよび前記蓄冷器は前記パルス管冷凍機のコールドヘッドに搭載され、前記モータは前記パルス管冷凍機のバルブユニットに搭載され、前記バルブユニットは、前記モータが前記低磁場領域に配置されるように、前記コールドヘッドから遠隔に配置されていてもよい。
超伝導磁石冷却装置は、前記超伝導磁石が液体冷媒との接触により冷却されるように前記超伝導磁石を液体冷媒とともに収容する液体冷媒槽をさらに備え、前記冷却ステージは、前記液体冷媒槽内で気化した液体冷媒を再凝縮してもよい。
前記冷却ステージは、前記超伝導磁石を冷却すべく前記超伝導磁石に直接に又は伝熱部材を介して取り付けられていてもよい。
10 パルス管冷凍機、 14 コールドヘッド、 16 バルブユニット、 18 冷却ステージ、 20 パルス管、 22 蓄冷器、 23 磁性蓄冷材、 28 圧力切替バルブ、 30 モータ、 34 伝熱部材、 100 超伝導磁石冷却装置、 102 超伝導磁石、 104a 液体冷媒槽、 104d 液体冷媒、 106 高磁場領域、 108 低磁場領域。

Claims (6)

  1. 超伝導磁石冷却装置であって、
    0.8T以上4.5T以下の高磁場となる高磁場領域を周囲に発生させる超伝導磁石と、
    前記超伝導磁石のための冷却源としての冷却ステージと、前記冷却ステージに隣接して固定的に設置され、磁性蓄冷材を有する蓄冷器と、を備えるパルス管冷凍機と、を備え、
    前記冷却ステージは、前記磁性蓄冷材が前記高磁場領域に配置されるように、前記超伝導磁石の近傍に配置されていることを特徴とする超伝導磁石冷却装置。
  2. 前記パルス管冷凍機は、パルス管と、前記パルス管に圧力振動を生成する圧力切替バルブと、前記圧力切替バルブを駆動するモータと、を備え、前記モータは、前記超伝導磁石が前記高磁場領域に前記高磁場を発生させるとき0.1T以下の低磁場となる低磁場領域に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の超伝導磁石冷却装置。
  3. 前記冷却ステージおよび前記蓄冷器は前記パルス管冷凍機のコールドヘッドに搭載され、前記モータは前記パルス管冷凍機のバルブユニットに搭載され、前記バルブユニットは、前記モータが前記低磁場領域に配置されるように、前記コールドヘッドから遠隔に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の超伝導磁石冷却装置。
  4. 前記超伝導磁石が液体冷媒との接触により冷却されるように前記超伝導磁石を液体冷媒とともに収容する液体冷媒槽をさらに備え、前記冷却ステージは、前記液体冷媒槽内で気化した液体冷媒を再凝縮することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の超伝導磁石冷却装置。
  5. 前記冷却ステージは、前記超伝導磁石を冷却すべく前記超伝導磁石に直接に又は伝熱部材を介して取り付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の超伝導磁石冷却装置。
  6. パルス管冷凍機を用いる超伝導磁石冷却方法であって、前記パルス管冷凍機は、超伝導磁石のための冷却源としての冷却ステージと、前記冷却ステージに隣接して固定的に設置され、磁性蓄冷材を有する蓄冷器と、を備え、前記方法は、
    前記超伝導磁石の作動により0.8T以上4.5T以下の高磁場となる高磁場領域に前記磁性蓄冷材が配置されるように、前記冷却ステージを前記超伝導磁石の近傍に配置することと、
    前記冷却ステージを冷却することによって、前記超伝導磁石を冷却することと、を備えることを特徴とする超伝導磁石冷却方法。
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