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JP2020002050A - 皮膚洗浄料組成物 - Google Patents

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JP2020002050A
JP2020002050A JP2018122527A JP2018122527A JP2020002050A JP 2020002050 A JP2020002050 A JP 2020002050A JP 2018122527 A JP2018122527 A JP 2018122527A JP 2018122527 A JP2018122527 A JP 2018122527A JP 2020002050 A JP2020002050 A JP 2020002050A
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Abstract

【課題】本発明は、洗い上がりの皮膚におけるぬるつき感の抑制性、保湿感、及び柔軟感が総合的に優れた皮膚洗浄料組成物を提供することを目的とする。【解決手段】(A)アミノ酸系界面活性剤、(B)両親媒性エステル、並びに(C)カチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩を含有する皮膚洗浄料組成物は、洗い上がりの皮膚におけるぬるつき感の抑制性、保湿感、及び柔軟感が総合的に優れている。【選択図】なし

Description

本発明は、洗い上がりの皮膚におけるぬるつき感の抑制性、保湿感、及び柔軟感が総合的に優れた皮膚洗浄料組成物に関する。
皮膚を洗浄し、肌を清潔に保つことを目的とした製品として、洗顔料、ボディソープ、シャンプー等の様々な皮膚洗浄料組成物が提供されている。皮膚洗浄料組成物が皮膚を洗浄する機構においては、界面活性剤が欠かせない。皮膚洗浄料組成物において用いられる界面活性剤には、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。特にアニオン性界面活性剤は洗浄性に優れ、洗い流し性が良いため多くの皮膚洗浄料組成物に用いられている。一方で、アニオン性界面活性剤による皮膚刺激性に鑑み、アニオン性界面活性剤以外の界面活性剤を主たる界面活性剤として配合する皮膚洗浄料組成物が種々提案されている。これらの皮膚洗浄料組成物においては、アニオン性界面活性剤を他の界面活性剤に代替することにより、洗い流し性等を補う成分が配合されることがある。
例えば、特許文献1では、中和率30〜70%のポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸と、N−アシルグルタミン酸塩又はN−アシルアスパラギン酸塩とを含有する洗浄剤組成物が開示されており、具体的に調製されたメイク落とし洗顔料により、優れた使用感(さっぱり感、ぬるつき感のなさ)が得られたことが記載されている。また、特許文献2では、HLB値5.5以下の液状非イオン性界面活性剤、HLB値8以上の非イオン性界面活性剤、油分、水、両親媒性物質、及び1価アルコール、多価アルコール、及びアルキレンオキシド誘導体からなる群から選択される1種又は2種以上の水溶性成分をそれぞれ特定含有量で含む透明クレンジング化粧料が開示されており、具体的に調製されたメーク落とし、クレンジングオイル、及びアイメーク落としにより、優れたクレンジング効果、使用時の感触、洗い流し易さ及び使用後のさっぱり感が得られたことが記載されている。
特開平6−25695号公報 特開2014−152108号公報
特許文献1に開示されるような洗浄剤組成物及び特許文献2に開示されるようなクレンジング化粧料は、ぬるつき感の抑制(洗い流し易さ)が達成されているが、使用後のさっぱり感が重視されているため、使用後の肌における保湿感や柔軟感は失われやすい。つまり、これまでの皮膚洗浄用組成物では、使用後の肌におけるぬるつき感の抑制性を、保湿感及び柔軟感と並立できておらず、総合的な使用感に優れたものではなかった。
そこで本発明は、洗い上がりの皮膚におけるぬるつき感の抑制性、保湿感、及び柔軟感が総合的に優れた皮膚洗浄料組成物を提供することを目的とする。
本発明者は鋭意検討の結果、皮膚洗浄料組成物において、アミノ酸系界面活性剤とともに、両親媒性エステルとカチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩とを配合することで、洗い上がりの皮膚におけるぬるつき感を抑制するとともに、保湿感及び柔軟感も良好に発揮されることを見出した。本発明は、この知見に基づいてさらに検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)アミノ酸系界面活性剤、(B)両親媒性エステル、並びに(C)カチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩を含有する、皮膚洗浄料組成物。
項2. 前記(B)成分が、ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルおよび(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10よりなる群から選ばれる、項1に記載の皮膚洗浄料組成物。
項3. 前記ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルが、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールである、項2に記載の皮膚洗浄料組成物。
項4. 前記(C)成分が、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムである、項1〜3のいずれかに記載の皮膚洗浄料組成物。
項5. さらに、(D)レシチン及び/又はリゾレシチンを含有する、項1〜4のいずれかに記載の皮膚洗浄料組成物。
本発明の皮膚洗浄料組成物によれば、洗い上がりの皮膚におけるぬるつき感の抑制性、保湿感、及び柔軟感を総合的に発揮することができる。
本発明の皮膚洗浄料組成物は、(A)アミノ酸系界面活性剤(以下、(A)成分とも記載する)、(B)両親媒性エステル(以下、(B)成分とも記載する)、並びに(C)カチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩(以下、(C)成分とも記載する)を含有することを特徴とする。以下、本発明の皮膚洗浄料組成物について詳述する。
(A)アミノ酸系界面活性剤
本発明の皮膚洗浄料組成物は、(A)成分としてアミノ酸系界面活性剤を含有する。アミノ酸系界面活性剤を用いることで、皮膚洗浄料組成物が優れた洗浄力を発揮しながらも皮膚刺激を低減することができる。また、(A)成分を(B)成分及び(C)成分と共存させることにより、洗い上がりの皮膚における保湿感及び/又は柔軟感を良好に得ることができる。
アミノ酸系界面活性剤としては、洗浄力、皮膚刺激低減性、保湿感及び/又は柔軟感を好ましく得る観点から、アミノ酸系アニオン性界面活性剤及びアミノ酸系両性界面活性剤が挙げられる。アミノ酸系界面活性剤としては、アミノ酸系アニオン性界面活性剤及びアミノ酸系両性界面活性剤のうちいずれか一方を使用してもよいし、両方を組み合わせて使用してもよい。
本発明に使用されるアミノ酸系アニオン性界面活性剤としては、カルボン酸型アミノ酸系アニオン性界面活性剤及びスルホン酸型アミノ酸系アニオン性界面活性剤が挙げられる。
カルボン酸型アミノ酸系アニオン性界面活性剤としては、オクタノイル基、デカノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ココイル基等の炭素数8〜24の飽和又は不飽和のN−アシル基を有するN−アシルアミノ酸が挙げられる。カルボン酸型アミノ酸系アニオン性界面活性剤におけるN−アシルアミノ酸としては、N−アシルサルコシン、N−アシルアスパラギン酸、N−アシルグルタミン酸、N−アシル−N−メチル−β−アラニン等が挙げられる。より具体的なカルボン酸型アミノ酸系アニオン性界面活性剤としては、N−ラウロイルサルコシン、ココイルサルコシン、N−ラウロイルアスパラギン酸、ココイルアスパラギン酸、N−ラウロイルグルタミン酸、ココイルグルタミン酸、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニン、ココイルメチルアラニン等が挙げられる。
スルホン酸型アミノ酸系アニオン性界面活性剤としては、オクタノイル基、デカノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ココイル基等の炭素数8〜24の飽和又は不飽和のN−アシル基を有するN−アシル−N−メチルタウリンが挙げられる。より具体的なスルホン酸型アミノ酸系アニオン性界面活性剤としては、N−ミリストイル−N−メチルタウリン、N−ラウロイル−N−メチルタウリン、ココイルメチルタウリン等が挙げられる。
なお、これらのアミノ酸系アニオン性界面活性剤は、塩の形態であってもよく、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;トリエタノールアミン(TEA)塩;アンモニウム塩等の形態をとることができる。
これらのアミノ酸系アニオン性界面活性剤の中でも、洗浄力、皮膚刺激低減性、保湿感及び/又は柔軟感を好ましく得る観点から、好ましくはN−ラウロイルアスパラギン酸、ココイルグルタミン酸、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニン、ココイルメチルアラニン、ココイルメチルタウリンが挙げられ、より好ましくは、N−ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、ココイルメチルアラニンナトリウム、ココイルメチルタウリンナトリウムが挙げられる。
アミノ酸系アニオン性界面活性剤としては、上述のカルボン酸型アミノ酸系アニオン性界面活性剤及びスルホン酸型アミノ酸系アニオン性界面活性剤の中から1種を単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらのアミノ酸系アニオン性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明に使用されるアミノ酸系両性界面活性剤としては、例えば、アミドベタイン型両性界面活性剤およびアルキルベタイン型両性界面活性剤が挙げられる。アミノ酸系両性界面活性剤としては、洗浄力、皮膚刺激低減性、保湿感及び/又は柔軟感を好ましく得る観点から、好ましくはアミドベタイン型両性界面活性剤が挙げられる。
アミドベタイン型両性界面活性剤は、一般式R1CO−NH−(CH2n−N+(CH32CH2CO2 -(式中、R1CO−基は、オクタノイル基、デカノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ココイル基等の炭素数8〜24の飽和又は不飽和のN−アシル基を表し、nは2〜8の整数を表す。)で表される化合物であり、洗浄力、皮膚刺激低減性、保湿感及び/又は柔軟感を好ましく得る観点から、好ましくは、コカミドプロピルベタイン、ラウリル酸アミドプロピルベタイン等が挙げられ、より好ましくは、コカミドプロピルベタインが挙げられる。
アルキルベタイン型両性界面活性剤は、一般式R2−N+(CH32CH2CO2 -(式中、R2基は、オクチル基、デシル基、ラウリル基、ミリスチル基、パルミチル基、ヤシ油脂肪酸アルキル基等の炭素数8〜24の飽和又は不飽和アルキル基を表す。)で表される化合物であり、洗浄力、皮膚刺激低減性、保湿感及び/又は柔軟感を好ましく得る観点から、好ましくは、ラウリルジメチル酢酸ベタイン、テトラデセルジメチルアミノ酢酸ベタイン等が挙げられる。
これらのアミノ酸系両性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の皮膚洗浄料組成物における(A)成分の含有量は特に限定されず、付与すべき洗浄力等に応じて適宜決定すればよいが、例えば、0.025〜20重量%、好ましくは0.025〜10重量%が挙げられる。また、本発明の皮膚洗浄料組成物は、(A)成分が後述の(B)成分と共存していることにより、(A)成分の含有量が少なくても効果的に洗浄力を発揮することができる。このような観点から、皮膚刺激性をさらに低減させるために、(A)成分の含有量の上記範囲の上限としては、例えば8重量%以下、好ましくは5重量%以下、より好ましくは2重量%以下が挙げられる。また、より優れた洗浄力を得る観点からは、(A)成分の上記含有量の上記範囲の下限としては、好ましくは0.05重量%以上、より好ましくは0.1重量%以上、さらに好ましくは0.5重量%以上が挙げられる。また、後述するように、本発明の皮膚洗浄料組成物においては(A)成分以外の界面活性剤を含んでもよいが、(A)成分以外の界面活性剤を含む場合は、(A)成分と(A)成分以外の界面活性剤との含有量の合計が上記範囲内となるように調整されることが好ましい。
(B)両親媒性エステル
本発明の皮膚洗浄料組成物は、(B)成分として両親媒性エステルを含有する。また、(B)成分を(A)成分及び(C)成分と共存させることにより、洗い上がりの皮膚における保湿感を良好に得ることができる。
また、(B)成分は単独で洗浄作用を示さないが、(A)成分と共存させることによって、皮膚洗浄料組成物の洗浄力を向上させることもできる。
本発明において、両親媒性エステルは、日本薬局方一般試験法に定められた方法による測定で、導電率70〜110μs/mに調整されたイオン交換水に常温で2質量%以上溶解し、かつ、油剤であるイソノナン酸イソトリデシル(日清オイリオグループ社製、サラコス913)にも常温(25℃)で10質量%以上溶解するものであり、エステル系界面活性剤は除かれる。
両親媒性エステルとしては特に限定されないが、保湿感及び洗浄力をより良好に得る観点から、ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステル及び(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10よりなる群から選ばれるものであることが好ましい。両親媒性エステルとしては、ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステル及び(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10の中からいずれかを単独で使用してもよく、また両方を組み合わせて使用してもよい。これらの両親媒性エステルの中でも、保湿感及び洗浄力をより良好に得る観点から、ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルがより好ましい。
本発明に使用されるジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルは、ジカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとのジエステル化合物である。ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルのジエステル化合物を構成するジカルボン酸の具体例としては、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、グルタル酸、アジピン酸、ペメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、アセトンジカルボン酸、フタル酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸などが挙げられる。また、ジエステル化合物を構成するポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、例えば、ポリオキシエチレンモノアルキルエーテルなどが挙げられ、より具体的には、例えば、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテルなどが挙げられる。
これらのジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルの中でも、保湿感及び洗浄力をより良好に得る観点から、好ましくは、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸とジエチレングリコールモノエチルエーテルとのジエステル化合物、具体的には、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第13版,第1巻,CTFA,2010年,p.331):BIS−ETHOXYDIGLYCOL CYCLOHEXANE 1,4−DICARBOXYLATEで表記される、シクロへキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールと称される化合物、及びコハク酸とジエチレングリコールモノエチルエーテルとのジエステル化合物、具体的には、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第13版,第1巻,CTFA,2010年,p.331−332):BIS−ETHOXYDIGLYCOL SUCCINATEで表記される、コハク酸ビスエトキシジグリコールと称される化合物が挙げられ、より好ましくは、シクロへキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールが挙げられる。
また、本発明において、前記シクロへキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの具体例としては、例えば、日本精化株式会社製の「Neosolue−Aqulio(商品名)」等が挙げられる。また、前記コハク酸ビスエトキシジグリコールの具体例としては、例えば、高級アルコール工業株式会社製の「ハイアクオスター DCS(商品名)」等が挙げられる。
これらのジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルは、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明に使用される(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10としては、特に限定されないが、例えば、日本精化株式会社製の「Neosolue−Aqua(商品名)」、「Neosolue−AquaS(商品名)」等が挙げられる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物における(B)成分の含有量としては特に限定されないが、例えば0.2重量%以上が挙げられる。保湿感及び洗浄力をより良好に得る観点から、(B)成分の含有量としては好ましくは0.5重量%以上が挙げられる。(B)成分の含有量の上記範囲の上限は特に限定されないが、皮膚洗浄料組成物の安定性等の観点から、例えば5重量%以下、好ましくは3重量%以下、より好ましくは2重量%以下が挙げられる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物において、(A)成分と(B)成分との比率は特に限定されず、上記の各含有量により定まるが、保湿感及び洗浄力をより良好に得る観点から、(A)成分1重量部に対して(B)成分が例えば0.01〜100重量部、好ましくは0.01〜10重量部、より好ましくは0.04〜5重量部が挙げられる。
(C)カチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩
本発明の皮膚洗浄料組成物は、(C)成分としてカチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩を含有する。カチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩は、ヒアルロン酸及び/又はその塩の一部にカチオン基が結合した化合物である。(C)成分は、カチオン系ポリマーの一種である。カチオン系ポリマーを皮膚洗浄料組成物に配合すると、一般的には保湿感や柔軟感を向上させるが、それとともに、洗い上がりの皮膚におけるぬるつき感も生じる傾向があるが、カチオン系ポリマーの中でもカチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩を(A)成分及び(B)成分を共存させると、洗い上がりの皮膚におけるぬるつき感を抑制しながら、保湿感や柔軟感を向上させることができる。
本発明においては、(C)成分として、カチオン化ヒアルロン酸及びその塩の中から、カチオン化ヒアルロン酸を用いてもよいし、カチオン化ヒアルロン酸塩を用いてもよいし、カチオン化ヒアルロン酸とカチオン化ヒアルロン酸塩とを組み合わせて用いてもよい。
カチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩におけるカチオン基としては、具体的には第四級アンモニウム基含有基であり、例えば、一般式 −CH2CH(OH)−CH2−N+(R11)(R12)−R13・X- (式中、R11〜R13は独立して炭化水素基を表し、X-は1価の陰イオンを表す。)で表される基が挙げられる。R11〜R13で表される炭化水素基としては、例えば、直鎖状または分岐状のアルキル基、不飽和炭化水素基、および芳香族炭化水素基が挙げられ、好ましくはアルキル基が挙げられる。ここで、アルキル基としては、炭素数1〜30(好ましくは炭素数1〜6)のアルキル基が挙げられ、より好ましくは、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基などの炭素数1〜3のアルキル基が挙げられる。X-で表される1価の陰イオンとしては、フッ素イオン、臭素イオン、塩素イオン、ヨウ素イオンなどのハロゲンイオンが挙げられる。
カチオン化ヒアルロン酸の塩としては特に限定されるものではないが、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩;亜鉛塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩等が挙げられる。
第四級アンモニウム基含有基は、原料であるヒアルロン酸及び/又はその塩に含まれるカルボキシル基の水素原子を置換している。カチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩のカチオン化度としては、例えば0.15〜0.6が挙げられる。なお、カチオン化度とは、第四級アンモニウム基含有基の置換度であり、具体的には、ヒアルロン酸及び/又はその塩の構成単位である二糖(グルクロン酸及びN−アセチルグルコサミン)当たりの第四級アンモニウム基含有基の数(置換数)をいう。
カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩の平均分子量としては、例えば800〜250万、好ましくは5万〜150万が挙げられる。カチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩の平均分子量は、以下の方法で測定された値である。
約0.05gのカチオン化ヒアルロン酸および/またはその塩(本品)を精密に量り、0.2mol/L濃度の塩化ナトリウム溶液に溶かし、正確に100mLとした溶液およびこの溶液8mL、12mL並びに16mLを正確に量り、それぞれに0.2mol/L濃度の塩化ナトリウム溶液を加えて正確に20mLとした溶液を試料溶液とする。この試料溶液および0.2mol/L濃度の塩化ナトリウム溶液につき、日本薬局方(第十七改正)一般試験法の粘度測定法(第1法 毛細管粘度計法)により30.0±0.1℃で比粘度を測定し(式(A))、各濃度における還元粘度を算出する(式(B))。還元粘度を縦軸に、本品の換算した乾燥物に対する濃度(g/100mL)を横軸にとってグラフを描き、各点を結ぶ直線と縦軸との交点から極限粘度を求める。ここで求められた極限粘度をLaurentの式(式(C))に代入し、平均分子量を算出する(T.C. Laurent, M. Ryan, A. Pietruszkiewicz,:B.B.A., 42, 476-485(1960))。
Figure 2020002050
これらのカチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明において使用される(C)成分の好ましい例としては、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム等が挙げられる。本発明において使用されるヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムとしては、例えば、キューピー株式会社製の「ヒアロベール(R)」が挙げられる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物における(C)成分の含有量としては特に限定されないが、例えば0.1重量〜3重量%が挙げられる。また、(C)成分の上記範囲の上限としては、ぬるつき感抑制性をより良好に得る観点から、好ましくは2重量%以下、より好ましくは0.5重量%以下が挙げられる。また、(C)成分の上記範囲の下限としては、保湿感及び/又は柔軟感をより良好に得る観点から、好ましくは0.3重量%以上が挙げられる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物において、(A)成分と(C)成分との比率は特に限定されず、上記の各含有量により定まるが、保湿感及び/又は柔軟感とぬるつき抑制性とをより良好に得る観点から、(A)成分1重量部に対して(C)成分が例えば0.01〜0.5重量部、好ましくは0.04〜0.3重量部、より好ましくは0.07〜0.1重量部が挙げられる。
(D)レシチン及び/又はリゾレシチン
本発明の皮膚洗浄料組成物は、(D)成分としてレシチン及び/又はリゾレシチンを含有していてもよい。(D)成分は、保湿感及び/又は柔軟感を向上させる目的で、(A)成分、(B)成分及び(C)成分とともに共存させることができる。
本発明においては、(D)成分として、レシチン及びリゾレシチンの中から、レシチンを用いてもよいし、リゾレシチンを用いてもよいし、レシチンとリゾレシチンとを組み合わせて用いてもよい。
レシチンは、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシトールなどのリン脂質と、トリグリセリド、脂肪酸、植物油からの炭水化物などの成分との混合物であり、医薬品、医薬部外品、化粧品において公知の成分である。
本発明に使用されるレシチンとしては、動植物由来の天然レシチン(例えば、大豆レシチン、卵黄レシチン等)そのものであってもよいし、天然レシチンの化学処理物であってもよいし、天然レシチンの精製物であってもよい。天然レシチンの化学処理物としては、水素添加処理により得られた水素添加レシチン(例えば、完全水素添加レシチンや部分水素添加レシチン)、水酸化処理により得られた水酸化レシチン等が挙げられる。天然レシチンの精製物としては、アセトン等の溶剤によりホスファチジルコリンの含有量を高めたレシチンが挙げられる。
本発明に使用されるリゾレシチンとしては、上記のレシチン(天然レシチン、天然レシチンの化学処理物、天然レシチンの精製物)のリゾ体が挙げられる。リゾレシチンは、レシチンをホスホリパーゼA2などの酵素による加水分解(溶解)でホスファチジルコリンの2位の脂肪酸が除去された構造を有する。
これらのレシチン及び/又はリゾレシチンは、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物における(D)成分の含有量としては特に限定されないが、保湿感及び/又は柔軟感をより良好に得る観点から、例えば0.1〜3重量%、好ましくは0.2〜1重量%が挙げられる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物において、(A)成分と(D)成分との比率は特に限定されず、上記の各含有量により定まるが、保湿感及び/又は柔軟感をより良好に得る観点から、(A)成分1重量部に対して(D)成分が例えば0.01〜0.5重量部、好ましくは0.04〜0.3重量部が挙げられる。
他の成分
本発明の皮膚洗浄剤組成物には、前記成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、製剤化等に必要とされる他の基剤や添加剤が含まれていてもよい。このような添加剤については、薬学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、水、炭素数1〜5の低級アルコール(エタノール、イソプロパノール等)、及び多価アルコール(エチレングリコール、1,3−ブチレングリコール(1,3−BG)、プロピレングリコール、イソプレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン等)等の水性基剤;カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両イオン性界面活性剤等の界面活性剤(上記(A)成分以外);防腐剤(メチルパラベン、プロピルパラベン、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸等)、着香剤(シトラール、1,8−シオネール、シトロネラール、ファルネソール等)、着色剤(タール色素(褐色201号、青色201号、黄色4号、黄色403号等)、カカオ色素、クロロフィル、酸化アルミニウム等)、粘稠剤(カルボキシビニルポリマー、ヒプロメロース、ポリビニルピロリドン、アルギン酸ナトリウム、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、キサンタンガム、カラギーナン等)、pH調整剤(リン酸、塩酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、酒石酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)、湿潤剤(dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、D−ソルビトール液、マクロゴール等)、安定化剤(ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、エデト酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、L−アルギニン、L−アスパラギン酸、DL−アラニン、グリシン、エリソルビン酸ナトリウム、没食子酸プロピル、亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、クロロゲン酸、カテキン、ローズマリー抽出物等)、酸化防止剤、紫外線吸収剤、キレート剤、粘着剤、緩衝剤、溶解補助剤、可溶化剤、保存剤等の添加剤が挙げられる。これらの基材や添加剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの基材や添加剤の含有量は、製剤形態等に応じて適宜設定することができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物には、前記成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて他の薬理成分を含有していてもよい。このような薬理成分としては、例えば、ビタミン類(ビタミンA類、ビタミンB1類、ビタミンB2類、ビタミンB5類、ビタミンB6類、ビタミンB12類、ビタミンC類、ビタミンD類、ビタミンK類、ナイアシン類、葉酸、ビオチン、リコペン等)、抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン、塩酸ジフェンヒドラミン等)、局所麻酔剤(プロカイン、テトラカイン、ブピパカイン、メピパカイン、クロロプロカイン、プロパラカイン、メプリルカイン又はこれらの塩、オルソカイン、オキセサゼイン、オキシポリエントキシデカン、ロートエキス、ペルカミンパーゼ、テシットデシチン等)、抗炎症剤(インドメタシン、フェルビナク、ジクロフェナクナトリウム、ロキソプロフェンナトリウム等)、皮膚保護剤(コロジオン、ヒマシ油等)、血行促進成分(ノニル酸ワニリルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、カプサイシン、トウガラシエキス等)、清涼化剤(メントール、カンフル、ボルネオール、ハッカ水、ハッカ油等)、ムコ多糖類(コンドロイチン硫酸ナトリウム、グルコサミン等)等が挙げられる。これらの薬理成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの薬理成分を含有させる場合、その含有量については、使用する薬理成分の種類、期待する効果等に応じて適宜設定すればよい。
形態
本発明の皮膚洗浄剤組成物の形態については特に制限されず、液状、クリーム状、ゲル状等が挙げられるが、好ましくは常温で液状である。また、本発明の皮膚洗浄剤組成物は、液状の皮膚洗浄剤組成物がコットンや不織布等のシート基材に含浸させられた形態であってもよい。
容器
本発明の皮膚洗浄剤組成物を収容する容器については、特に制限されず、形態や用途等に応じて適宜選択すればよいが、例えば、噴霧式容器、注下又は滴下式容器(特に洗浄瓶)、ポンプ式容器、チューブ式容器、包装袋、箱状容器等が挙げられる。特に、本発明の皮膚洗浄剤組成物が液状である場合、容器としては、噴霧式容器、注下又は滴下式容器(特に洗浄瓶)、ポンプ式容器、及びポンプフォーマー容器が挙げられる。また、本発明の皮膚洗浄剤組成物がシート基材に含浸させられた形態である場合は、容器としては、包装袋、箱状容器が挙げられる。
本発明においては、これらの容器の中でも、肌への塗布の手軽さ及び塗布時における手等による物理摩擦を回避する観点から、特に好ましくは噴霧式容器が挙げられる。噴霧式容器としては、非エアゾール式スプレー容器であるポンプ式スプレー容器、及び、エアゾール式スプレー容器が挙げられる。噴霧式容器の口径(ノズル内径)としては、例えば0.01〜3mmφ、好ましくは0.1〜1mmφが挙げられる。噴霧式容器がポンプ式スプレー容器である場合の1プッシュあたりの噴射量としては、例えば0.05〜1.2g、好ましくは0.1〜0.3gが挙げられる。
用途
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、洗浄のために皮膚に適用するものであれば特に限定されない。本発明の皮膚洗浄剤組成物が洗い上がりの皮膚におけるぬるつき感の抑制性、保湿感、及び柔軟感に優れているため、皮膚に適用された後に洗い流す使用態様、より具体的には、皮膚の油脂、汗などの体液や汚れ等を除去するために用いられる皮膚洗浄料、及び化粧を落とすために用いられるクレンジング等、特に好ましくは上記皮膚洗浄料としての用途において好適である。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、水で薄めて泡立てて皮膚に塗布してもよいし、水で薄めることなく、泡立てずにそのまま皮膚に塗布することで使用してもよい。水で薄めることなく、泡立てずにそのまま皮膚に塗布することで使用する場合、1回当たりの使用量としては、界面活性剤の濃度及び汚れの程度等にもよるが、例えば洗顔に用いる場合0.5〜3g、好ましくは1〜2gが挙げられる。
具体的な使用態様として、本発明の皮膚洗浄剤組成物が注下又は滴下式容器(特に洗浄瓶)、ポンプ式容器、チューブ式容器等に収容されている場合は、皮膚洗浄剤組成物を容器からいったん手に取り、手で洗浄対象部位に塗布することができる。また、本発明の皮膚洗浄剤組成物がシート基材に含浸させられている場合は、シート基材を手に取り、洗浄対象部位にあてがうことで塗布することができる。
特に好ましい使用態様として、噴霧式容器、注下又は滴下式容器(特に洗浄瓶)、好ましくは噴霧式容器に収容された皮膚洗浄剤組成物を、手に取ることなく、直接的に洗浄対象部位に塗布することができる。このように、皮膚洗浄剤組成物を直接的に洗浄対象部位に塗布する場合、洗浄対象部位の皮膚と手との間に生じる摩擦や、洗浄部位の皮膚と気泡と間に生じる摩擦といった物理的摩擦を一切与えることなく、液流の機械力を利用するだけで洗浄することが可能になる。本発明の皮膚洗浄剤組成物は、低刺激且つ洗浄力に優れた処方であるため、このように物理的摩擦を与えずに液流の機械力を利用して洗浄することで、洗浄時における肌への負担が顕著に軽減され極めて優しい洗浄方法が可能となる。なお、本発明の皮膚洗浄剤組成物は、前述のような肌に物理的摩擦を与えない洗浄方法に特に適しているが、皮膚洗浄剤組成物を洗浄対象部位に塗布した後に手等を用いてこすり洗いする使用方法を除外するものではない。
本発明の皮膚洗浄剤組成物の洗浄対象部位としては、あらゆる身体部位の洗浄が可能であるため特に制限されず、例えば、手、髪、頭皮、体、顔等が挙げられる。特に、本発明の皮膚洗浄剤組成物が洗い上がりの皮膚におけるぬるつき感の抑制性、保湿感、及び柔軟感に優れているため、これらの使用感を特に感じやすい顔への使用において好適である。
洗浄後、皮膚洗浄剤組成物は、水で洗い流すことができる。水で洗い流す場合は、通常の洗顔と同様に行えばよいが、肌への負担を軽減させる観点からは、手による摩擦を与えないように水流の機械力を利用して洗い流すことが好ましい。
製造方法
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、前述する(A)〜(C)成分、及び必要に応じて配合される(D)成分、並びに必要に応じて配合される他の成分等を混合して、所定の形態に調製することによって製造される。
以下に実施例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
表1〜4に示す組成の皮膚洗浄剤組成物を調製した。表1〜4に示す各成分の詳細は以下の通りである。調製した皮膚洗浄剤組成物を以下の評価試験に供した。
(A)アミノ酸系界面活性剤
・ココイルメチルタウリンNa(日油株式会社製「ダイヤポンK−SF(商品名)」)
・コカミドプロピルベタイン(川研ファインケミカル株式会社製「ソフタゾリンCPB(商品名)」)
・ココイルグルタミン酸TEA(味の素株式会社製 「アミソフトCT−12S(商品名)」)
・ココイルメチルタウリンナトリウム(日光ケミカルズ株式会社製「NIKKOL CMT−30(商品名)」)
・N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム(日油株式会社製「ソフティルトAS−L(商品名)」)
・N−ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム(旭化成ファインケミカル株式会社製「アミノフォーマー FLDS−L(商品名)」)
・ココイルメチルアラニンナトリウム(川研ファインケミカル株式会社製「アラノンACE(商品名)」)
(a)その他の界面活性剤
・ラウリル硫酸ナトリウム(花王株式会社製「エマール 0」(商品名)
・ラウリン酸ナトリウム(日油株式会社製「ノンサールLN−1」(商品名)
・コカミドDEA(川研ファインケミカル株式会社製「アミゾールCDE−G(商品名)」)
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸(花王株式会社製「カオーアキポRLM−45(商品名)」)
・モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(花王株式会社製 レオドールTW−S120V(商品名))
・グリセリンモノー2−エチルヘキシルエーテル液(SEPPIC社製「sensiva SC 50 JP(商品名)」)
・PEG−60水添ヒマシ油(ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;日光ケミカルズ株式会社製 「NIKKOL HCO−60(商品名)」)
(B)両親媒性エステル
・シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール(日本精化株式会社製「Neosolue−Aqulio(商品名)」)
・コハク酸ビスエトキシジグリコール(高級アルコール工業株式会社製「ハイアクオスター DCS(商品名)」)
(C)カチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩
・ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム(キューピー株式会社製ヒアロベール)
(c)その他のカチオン系ポリマー
・塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体(日本ルーブリゾール株式会社製「Merquat 550(商品名)」)
・塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース(日本ルーブリゾール株式会社製「SENSOMER10」(商品名))
・グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(DSP五協フード&ケミカル株式会社製「ラボールガムCG−M」)
(D)レシチン及び/又はリゾレシチン
・リゾレシチン(協和発酵バイオ株式会社製「リゾレシチン協和(商品名)」)
・レシチン(日清オイリオグループ株式会社製「ベイシス LP−20(商品名)」)
<ぬるつき感抑制性評価>
調製した皮膚洗浄剤組成物について、化粧品評価専門パネラー10名が洗いあがり時のぬるつき感の評価を行った。具体的には、各皮膚洗浄剤組成物をポンプ式スプレー容器(竹本容器株式会社製「Z−155−C110(商品名)」(1プッシュあたりの噴射量は0.15g)に収容し、1.5gを顔に直接的に噴霧することで塗布した。5秒程度放置し、その後、水で洗い流した。洗い流し後、水を拭き取らずに、肌のぬるつき感を以下の指標に基づいて評価した。
4点:ぬるつきが全くない
3点:ぬるつきがあまりない
2点:ぬるつきがややある
1点:ぬるつきがある
パネラー10名の獲得スコアを合計し、以下の分類によりぬるつき感抑制性の程度を評価した。結果を表1〜4に示す。
◎:37点以上
○:33点以上37点未満
△:30点以上33点未満
×:30点未満
<しっとり感(保湿感)評価>
調製した皮膚洗浄剤組成物について、化粧品評価専門パネラー10名が洗いあがり時のしっとり感(保湿感)の評価を行った。具体的には、各皮膚洗浄剤組成物をポンプ式スプレー容器(竹本容器株式会社製「Z−155−C110(商品名)」(1プッシュあたりの噴射量は0.15g)に収容し、1.5gを顔に直接的に噴霧することで塗布した。5秒程度放置し、その後、水で洗い流した。タオルで顔を抑えて水を吸い取った後、しっとり感(保湿感)を以下の指標に基づいて官能評価することで採点した。
4点:しっとり感(保湿感)がある
3点:しっとり感(保湿感)がややある
2点:しっとり感(保湿感)があまりない
1点:しっとり感(保湿感)がない
パネラー10名の獲得スコアを合計し、以下の分類によりしっとり感(保湿感)の程度を評価した。結果を表1〜4に示す。
◎:36点以上
○:29点以上36点未満
△:22点以上29点未満
×:17点以上22点未満
××:17点未満
<ふっくら感(柔軟感)評価>
調製した皮膚洗浄剤組成物について、化粧品評価専門パネラー10名が洗いあがり時のふっくら感(柔軟感)の評価を行った。具体的には、各皮膚洗浄剤組成物をポンプ式スプレー容器(竹本容器株式会社製「Z−155−C110(商品名)」(1プッシュあたりの噴射量は0.15g)に収容し、1.5gを顔に直接的に噴霧することで塗布した。5秒程度放置し、その後、水で洗い流した。タオルで顔を抑えて水を吸い取った後、ふっくら感(柔軟感)を以下の指標に基づいて官能評価することで採点した。
4点:ふっくら感(柔軟感)がある
3点:ふっくら感(柔軟感)がややある
2点:ふっくら感(柔軟感)があまりない
1点:ふっくら感(柔軟感)がない
パネラー10名の獲得スコアを合計し、以下の分類によりぬるつき感抑制性の程度を評価した。結果を表1〜4に示す。
◎:36点以上
○:29点以上36点未満
△:22点以上29点未満
×:17点以上22点未満
××:17点未満
Figure 2020002050
Figure 2020002050
Figure 2020002050
Figure 2020002050
表1〜4に示すとおり、(A)アミノ酸系界面活性剤、(B)両親媒性エステル、並びに(C)カチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩を含有する皮膚洗浄料組成物(実施例1〜16)は、洗い上がりの皮膚におけるぬるつき感の抑制性、保湿感、及び柔軟感が総合的に優れていた。これに対し、例えば(A)成分を含まずに(a)成分(他の界面活性剤)を含む皮膚洗浄料組成物(比較例5、6、17〜22)は、保湿感や柔軟感に劣っていた。また、(B)成分を含まない皮膚洗浄料組成物(比較例1、2、9〜12、15、16)は、特に保湿感が劣っていた。さらに、(C)成分を含まない皮膚洗浄料組成物(比較例3、4、11〜16)は、保湿感や柔軟感に劣っており、さらに(c)成分(他のカチオン系ポリマー)を加えた皮膚洗浄料組成物(比較例7、8、23〜25)では、保湿感及び柔軟感が向上する代わりにぬるつき感が生じた。

Claims (5)

  1. (A)アミノ酸系界面活性剤、(B)両親媒性エステル、並びに(C)カチオン化ヒアルロン酸及び/又はその塩を含有する、皮膚洗浄料組成物。
  2. 前記(B)成分が、ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルおよび(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10よりなる群から選ばれる、請求項1に記載の皮膚洗浄料組成物。
  3. 前記ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルが、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールである、請求項2に記載の皮膚洗浄料組成物。
  4. 前記(C)成分が、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムである、請求項1〜3のいずれかに記載の皮膚洗浄料組成物。
  5. さらに、(D)レシチン及び/又はリゾレシチンを含有する、請求項1〜4のいずれかに記載の皮膚洗浄料組成物。
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