JP2020099951A - 中間板装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被挟持部材の取り付けの位置決め精度を向上させると共に、不用意な落下を防止する。【解決手段】中間板装置は、プレスブレーキの上部テーブルの下部に装着される中間板本体と、中間板本体に取り付けられて該中間板本体との間で被挟持部材を挟持する挟持部材と、中間板本体に挟持部材を取り付ける取付機構とを備え、取付機構は、中間板本体及び挟持部材の一方側に頭部が配置され、他方側に軸部が配置されるよう、該中間板本体及び該挟持部材に貫通配置されたボルトと、ボルトの軸部に形成されたねじ部に螺合配置され、該軸部の回動に連動してボルトの軸方向に沿って移動可能に設けられた可動部材と、ボルトの軸部先端側に固定された固定部材とを備える。【選択図】図4
Description
本発明は、プレスブレーキにおける上型等の被挟持部材を上部テーブルとの間で挟持する中間板装置に関する。
従来、被加工板材Wの折り曲げ加工を行うプレスブレーキに用いられる上型ホルダ(中間板装置)100として、図14に示すように、上部中間板101や下部中間板102に螺合されるボルト103,104と締付槓杆部材(締め板)105,106とによって、下部中間板102の上部107や上型108の上部109などの被挟持部材を挟持して固定するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術の上型ホルダ100では、上型108や下部中間板102を交換等するためにボルト103,104を緩めると、締付槓杆部材105,106が下部中間板102や上部中間板101から構造上簡単に離間してしまう。その結果、上型108や下部中間板102が不用意に落下してしまうことがある。また、このような構造では、上部中間板101や下部中間板102に対する下部中間板102や上型108の位置決め精度においても改善の余地がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、被挟持部材の取り付けの位置決め精度を向上させると共に、不用意な落下を防止することができる中間板装置を提供することを目的とする。
本発明に係る中間板装置は、プレスブレーキの上部テーブルの下部に装着される中間板本体と、前記中間板本体に取り付けられて該中間板本体との間で被挟持部材を挟持する挟持部材と、前記中間板本体に前記挟持部材を取り付ける取付機構とを備え、前記取付機構は、前記中間板本体及び前記挟持部材の一方側に頭部が配置され、他方側に軸部が配置されるよう、該中間板本体及び該挟持部材に貫通配置されたボルトと、前記ボルトの前記軸部に形成されたねじ部に螺合配置され、該軸部の回動に連動して前記ボルトの軸方向に沿って移動可能に設けられた可動部材と、前記ボルトの軸部先端側に固定された固定部材とを備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、前記取付機構の前記可動部材は、前記ボルトの前記軸部の回動に追動して回転しないよう配置されている。
本発明の他の実施形態において、前記可動部材を前記固定部材に向けて付勢する付勢機構を更に備える。
本発明の更に他の実施形態において、前記付勢機構は、皿ばねを有する。
本発明の更に他の実施形態において、前記中間板本体及び前記挟持部材に貫通配置され、該中間板本体及び該挟持部材の位置決めを行うノックピンを更に備える。
本発明の更に他の実施形態において、前記挟持部材は、前記被挟持部材に設けられた落下防止溝部に係合可能な係止部材を備え、前記係止部材は、前記上部テーブルの板面に沿った水平方向に複数分割して設けられると共に、それぞれが前記落下防止溝部に向けて付勢されている。
本発明によれば、被挟持部材の取り付けの位置決め精度を向上させると共に、不用意な落下を防止することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態に係る中間板装置を詳細に説明する。ただし、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、本実施形態に係る中間板装置が装着されたプレスブレーキ1の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。なお、プレスブレーキ1の基本的な構造については既知であるので、概略のみを説明する。また、以下の説明において、「X軸方向」は図1における左右方向を意味し、「Z軸方向」は同図における上下方向を意味し、「Y軸方向」は同図における紙面に対し垂直方向を意味する。
プレスブレーキ1は、図1及び図2に示すように、被加工板材(ワーク)の曲げ加工等を行うプレスブレーキ本体2と、このプレスブレーキ本体2の全体的な制御を実行する制御装置3とを備える。プレスブレーキ本体2は、前面中央に、前後方向(Y軸方向)と交差する板面4a,5aがそれぞれ前面を向くように上下方向(Z軸方向)に整列して配置された上部テーブル4及び下部テーブル5を備える。
また、プレスブレーキ本体2は、これら上部テーブル4及び下部テーブル5を支持し、左右それぞれに配置された支持部6を備える。更に、プレスブレーキ本体2は、例えば上部テーブル4を下部テーブル5に対して上下方向に沿って往復動させるよう構成された駆動機構7を備える。
上部テーブル4は、その下部において、本実施形態に係る中間板装置10を着脱可能に保持する少なくとも一つのホルダ装置8を有する。中間板装置10は、成形金型のパンチPを着脱可能に挟持する。なお、中間板装置10は、本実施形態においては、パンチPやその他の上型を直接挟持しているが、例えば図示しない下部中間板装置を挟持し、この下部中間板装置を介してパンチPやその他の上型を支持するように構成してもよい。
下部テーブル5は、その上部において、成形金型のダイDやその他の下型を保持する下型ホルダ9を有する。各支持部6は、図2に示すように、例えば側方視で略コの字状に形成された板状のサイドフレームにより構成される。駆動機構7は、例えば上部テーブル4の駆動源となる油圧シリンダであり、各支持部6の上部にそれぞれ取り付けられている。各駆動機構7は、上部テーブル4を下部テーブル5に対して上下方向に沿って相対的に往復動(上下動)させるよう構成されている。
制御装置3は、各駆動機構7の動作制御を実行するよう構成されている。制御装置3は、プレスブレーキ本体2に可動アーム部3aを介して、移動自在に取り付けられた操作パネルを備えている。操作パネルには、例えばプレスブレーキ1の作業者が演算した被加工板材の曲げ順や、これらに使用される各種パンチ及びダイからなる金型等の各種情報が表示される。
図4に示すように、上部テーブル4の下部におけるホルダ装置8は、上部テーブル4の板面4aに対して垂直方向に取り付けられる取付ボルト62と、この取付ボルト62によって上部テーブル4に取り付けられる、左右方向(X軸方向)に長手方向を有する板状の締め板63とを有する。この締め板63の下端内側には、前後方向(Y軸方向)の後方側に向かって突出し、且つ左右方向に延びる係合突条64が設けられている。
ホルダ装置8の下部における中間板装置10は、図3及び図4に示すように、上部テーブル4に取り付けられたホルダ装置8に保持される中間板本体11と、この中間板本体11の前後方向の前方側に取り付けられた挟持部材としての板状の締め板20と、中間板本体11に対して締め板20を取り付けるための取付機構30とを有する。中間板装置10の各部の詳細については後述する。
中間板装置10の中間板本体11は、前後方向に厚肉のブロック部12と、このブロック部12の前方側において上方へ突出した上部13とを備え、ブロック部12と上部13とで厚さが異なる断面略N字状に形成されている。中間板本体11のブロック部12は、図4に示すように、パンチPの取付時には、前方側の押え面12cがパンチPの上部65の背面65aと当接すると共に、下面12bがパンチPの上面65bと当接する。これにより、パンチPは中間板装置10に位置決めされる。中間板本体11のブロック部12の後方側上方の所定箇所には、後述する取付機構30の可動体32及び固定体33等を収容可能な収容孔16が形成されている。
中間板本体11の上部13は、前方側の下方において、前方側から後方側に向かって凹むよう形成された落下防止溝部14を有する。また、中間板本体11の上部13は、この落下防止溝部14の上方において、上端部13aから前方かつ下方に向けて広がるように形成された傾斜面15を有する。
中間板本体11の上部13の落下防止溝部14には、図4に示すように、ホルダ装置8の締め板63に形成された係合突条64が係合する。また、ホルダ装置8への取付時には、中間板本体11のブロック部12の上面12aと上部テーブル4の下面4bとが当接し、上部テーブル4の押え面4cと中間板本体11の上部13の背面13bとが当接する。このような状態で、締め板63が取付ボルト62により上部テーブル4に締結されることで、中間板本体11は上部テーブル4に対して位置決め固定され、中間板装置10はホルダ装置8により保持される。
一方、中間板装置10の締め板20は、中間板本体11と左右方向にほぼ等しい寸法の板状に形成されている。締め板20は、上端内側に形成された左右方向に延びる係合突条21と、下端内側において左右方向に延びると共に、パンチPの上部65の落下防止溝部54の方向へ突出形成された係止突起部23とを有する。
また、締め板20は、係止突起部23の上方に設けられた押圧部材24と、係止突起部23と押圧部材24との間において押圧部材24の下方に設けられた係止部材26とを有する。締め板20の前方側上方の所定箇所には、後述する取付機構30のボルト31の頭部35が収まるボルト孔17aが形成されている。
締め板20の係合突条21は、中間板本体11のブロック部12の前方側において、上部13の落下防止溝部14の下方に形成された係合溝部18に係合する。締め板20の係止突起部23は、パンチPの落下防止溝部54に係止可能に配置される。締め板20の押圧部材24は、パンチPの上部65の傾斜面55に対して傾斜面24aを当接させて、上部65を中間板本体11のブロック部12の方へ押圧する。
なお、締め板20の押圧部材24は、例えば円柱の周面の一部を平面に加工して上記の傾斜面24aを形成した形状をなしており、複数のねじ25を介して締め板20に対して僅かに回動可能に取り付けられている。このため、傾斜面24aは、パンチPの傾斜面55に面接触する。締め板20の係止部材26は、いわゆるクサビピースであり、パンチPの落下防止溝部54に係合可能となるよう進退自在に設けられている。この係止部材26は、例えば上部テーブル4の板面4aに沿った水平方向(左右方向)に複数分割して設けられ、それぞれが締め板20との間に介装されたコイルばね等の弾性部材27の弾性力によって、落下防止溝部54に係合する向きに付勢されている。
弾性部材27の付勢力による係止部材26の移動は、係止部材26の一部が押圧部材24の一部に当接することにより規制される。係止部材26の突出方向先端側には、上方から下方にかけて傾斜し、落下防止溝部54の上方側の溝端縁部(エッジ部)に当接する傾斜面26aが形成されている。
そして、中間板装置10の取付機構30は、図3に示すように、左右方向に所定間隔で複数設けられている。取付機構30は、中間板本体11側に頭部35が配置され、締め板20(挟持部材)側に軸部36が配置されるよう、中間板本体11及び締め板20(挟持部材)に貫通配置されたボルト31を備える。ボルト31は、中間板本体11に形成された、締め板20のボルト孔17aに連通する貫通孔17内に貫通配置されている。また、取付機構30は、ボルト31の軸部36に形成されたねじ部37に螺合配置され、この軸部36の回動に連動して、ボルト31の軸方向(前後方向(Y軸方向))に沿って移動可能に設けられた可動部材としての可動体32を備える。更に、取付機構30は、ボルト31の軸部36先端部側に固定された固定体33を備える。固定体33は、例えば固定ねじ38によってボルト31の軸部36に固定されている。
なお、図4に示すように、パンチPを、上述したように中間板装置10の中間板本体11に対して位置決めし、締め板20に係合させた状態で、取付機構30のボルト31を締め付けて締め板20を中間板本体11に締結することで、パンチPは中間板装置10に挟持固定される。
また、本実施形態においては、ボルト31の頭部35の底面側における軸部36の周囲には、中間板本体11のブロック部12と締め板20との間に介在する円柱状のストッパ部材22が配置されていてもよい。このストッパ部材22は、ボルト31の頭部35の底面と当接することで、ボルト31の過度な締め過ぎを防止する目的で設けられているが、本発明が適用される中間板装置10においては必須の構成ではない。
また、本実施形態においては、中間板本体11のブロック部12の収容孔16の孔底面と可動体32との間に、可動体32を固定体33に向けて付勢する付勢機構としての複数の皿ばね34が配置されている。この皿ばね34を備えて構成された取付機構30の作用については後述する。
中間板装置10に挟持されるパンチPは、上述した上部65を備えている。パンチPの上部65は、中間板本体11の上部13と同様の外形を有し、前方側の下方において凹むよう形成された落下防止溝部54と、この落下防止溝部54の上方において、上端部53aから前方かつ下方に向けて広がるように形成された傾斜面55とを有する。
中間板装置10の取付機構30は、締め板20を緩める際に、中間板本体11から離間して不用意にパンチPが中間板装置10から外れて落下することを防止可能に設けられている。ここで、取付機構30の可動体32、固定体33及び付勢機構としての皿ばね34について説明する。
可動体32は、図5に示すように、収容孔16の孔底面に向けて配置される円筒状のスリーブ部32aと、長丸形状(楕円板)の本体部32bとを有する。スリーブ部32aの内周面には、ボルト31の軸部36のねじ部37に螺合可能なねじ部32cが形成されている。固定体33は、図示は省略するが、例えばボルト31の軸部36と共に回動可能な円環状に形成されている。
なお、収容孔16は、図6に示すように、可動体32の本体部32bの外形に合わせて長丸形状(楕円形状)に形成されている。このように、本体部32b及び収容孔16が互いに適合する形状に形成されることで、取付機構30の可動体32は、ボルト31の軸部36の回動に追動して回転しない状態に、中間板本体11のブロック部12に配置される。
また、皿ばね34は、図7に示すように、スリットにより分割された複数の弾性片34aが、円環部34bにより連結された円板状の弾性体であり、設計ばね定数に応じて複数重ね合わされ得る。付勢機構は、本実施形態の取付機構30に必須の構成ではないが、取付機構30の作用をより確実なものにするために採用され得るもので、皿ばね34の他にも、コイルばね等の弾性体により構成し得る。この皿ばね34としては、上述したスリットが無いタイプのものを用いることもできる。
なお、中間板装置10は、図3及び図8に示すように、中間板本体11と締め板20とに形成された穴部29a,29bに貫通配置され、中間板本体11及び締め板20の位置決めを行うノックピン28を更に備えている。ノックピン28は、中間板本体11の係合溝部18及び締め板20の係合突条21による係合位置を保つため、締め板20の穴部29bに挿入された上で中間板本体11の穴部29aに圧入され、例えば左右方向における各取付機構30間に複数設けられている。
また、中間板装置10は、図3及び図9に示すように、皿ばね34の弾性反発範囲を超えてボルト31が緩められた場合のボルト31のガタつきを防止するため、中間板本体11及び締め板20間に配置された予備コイルばね39を、例えば左右方向両端近傍の中間板本体11及び締め板20間に複数備えている。
次に、中間板装置10の使用状態における取付機構30の作用について、図4及び図10〜図12を用いて説明する。
[取り付け]
まず、パンチPの取り付けについて説明する。パンチPを中間板装置10にセットして、取付機構30のボルト31を締めていくと、ボルト31の軸部36の回動に伴って、可動体32が本体部32bで皿ばね34を圧縮しながら、固定体33から離れる前方側へ移動する。
[取り付け]
まず、パンチPの取り付けについて説明する。パンチPを中間板装置10にセットして、取付機構30のボルト31を締めていくと、ボルト31の軸部36の回動に伴って、可動体32が本体部32bで皿ばね34を圧縮しながら、固定体33から離れる前方側へ移動する。
図4に示す状態では、取付機構30のボルト31が一杯まで締められている。このとき、皿ばね34は最も圧縮され、可動体32のスリーブ部32aの端部が収容孔16の孔底面に当接すると共に、ボルト31の頭部35の底面がストッパ部材22に当接する。このため、可動体32がそれ以上前方側へ移動することはなく、取付機構30により締め板20は中間板本体11にガタつきなく位置決め固定される。
また、このとき、中間板装置10の中間板本体11は、押え面12c及び下面12bがパンチPの上部65の背面65a及び上面65bとそれぞれ当接し、締め板20は、押圧部材24の傾斜面24a及び係止部材26の傾斜面26aが、パンチPの上部65の傾斜面55及び落下防止溝部54の溝端縁部とそれぞれ当接している。従って、パンチPは上記のように中間板装置10により挟持される。
[取り外し]
次に、パンチPの取り外しについて説明する。パンチPを中間板装置10に取り付けた状態から、取付機構30のボルト31を緩めていくと、ボルト31の軸部36の回動に伴って、可動体32が固定体33に近付く後方側へ移動する。このとき、皿ばね34は、伸長しつつ可動体32の本体部32bを固定体33の方へ押圧する。従って、ボルト31は、頭部35がストッパ部材22に押し付けられたまま緩められることになるので、ボルト31を緩めている間は、ボルト31がガタつくことはなく、締め板20が中間板本体11に係合した状態が保持される。
次に、パンチPの取り外しについて説明する。パンチPを中間板装置10に取り付けた状態から、取付機構30のボルト31を緩めていくと、ボルト31の軸部36の回動に伴って、可動体32が固定体33に近付く後方側へ移動する。このとき、皿ばね34は、伸長しつつ可動体32の本体部32bを固定体33の方へ押圧する。従って、ボルト31は、頭部35がストッパ部材22に押し付けられたまま緩められることになるので、ボルト31を緩めている間は、ボルト31がガタつくことはなく、締め板20が中間板本体11に係合した状態が保持される。
図10に示す状態では、取付機構30のボルト31が一杯まで緩められている。このとき、皿ばね34は最も伸長し、可動体32の本体部32bは固定体33に当接する。このため、固定体33がストッパとして機能して、可動体32がそれ以上後方側へ移動することが防止される。このとき、未だボルト31は皿ばね34により後方側へ引っ張られる状態となっているので、締め板20は中間板本体11から離間することなく係合している。
なお、図9に示した予備コイルばね39は、可動体32の後方側への移動範囲が、皿ばね34が最も伸長した場合の寸法を超えてしまった場合に、締め板20を中間板本体11から離間させる方向に押圧することで、締め板20をボルト31の頭部35に密着させて、ボルト31がガタつくのを防止するために設けられている。
このように、取付機構30のボルト31を一杯まで緩めても、中間板本体11及び締め板20によるパンチPの挟持状態が保持されるので、下部中間板装置50がガタついてしまったり、不用意に中間板装置10から外れて落下してしまったりすることは防止される。なお、この状態からパンチPを中間板装置10から取り外すために、締め板20を前方側へ動かした場合、図11に示すようになる。
すなわち、図中矢印で示すように締め板20を前方側へ動かすと、締め板20の押圧部材24の傾斜面24aはパンチPの傾斜面55から離間するが、係止部材26が弾性部材27の弾性力により落下防止溝部54の方へ突出するので、傾斜面26aと落下防止溝部54の溝端縁部との係合状態は保持される。このため、この場合においてもパンチPが中間板装置10から不用意に外れて落下することはない。
そして、図12に示すように、この状態からパンチPを中間板装置10から取り外すために、図中矢印で示すようにパンチPを下方側へ動かした場合、落下防止溝部54の溝端縁部が傾斜面26aを押して係止部材26を弾性部材27側へ押し戻し、最終的に係止突起部23を乗り越えることで、パンチPを下方側へ取り外すことが可能となる。なお、パンチPを中間板装置10に取り付けるときは、上述した取り外し手順とは逆に、ボルト31を一杯まで緩めた状態で中間板本体11及び締め板20間にパンチPの上部65を挿入し、上記のように位置決めした上でボルト31を締め付ければよい。
なお、中間板装置10へのパンチPの取り付け/取り外しは、次のように行うこともできる。
取付機構30のボルト31を一杯まで緩めた図10に示す状態においては、ボルト31は皿ばね34により後方側へ引っ張られ、締め板20が中間板本体11から離間せずに係合した状態となっている。このとき、パンチPは中間板本体11及び締め板20によりX軸方向(左右方向)にのみ横移動(スライド移動)可能に挟持された状態となっている。このため、図13に示すように、パンチPを中間板装置10の側方から横移動させて中間板装置10に取り付けたり、中間板装置10から側方に取り外したりすることができる。この場合においても、中間板本体11、締め板20及び取付機構30によりパンチPが不用意に落下したりガタついたりすることは確実に防止される。
取付機構30のボルト31を一杯まで緩めた図10に示す状態においては、ボルト31は皿ばね34により後方側へ引っ張られ、締め板20が中間板本体11から離間せずに係合した状態となっている。このとき、パンチPは中間板本体11及び締め板20によりX軸方向(左右方向)にのみ横移動(スライド移動)可能に挟持された状態となっている。このため、図13に示すように、パンチPを中間板装置10の側方から横移動させて中間板装置10に取り付けたり、中間板装置10から側方に取り外したりすることができる。この場合においても、中間板本体11、締め板20及び取付機構30によりパンチPが不用意に落下したりガタついたりすることは確実に防止される。
以上述べたように、本実施形態に係る中間板装置10によれば、取付機構30が、ボルト31の頭部35と可動体32との間において締め板20と中間板本体11とを挟み込むよう配置され、これら締め板20と中間板本体11との間にパンチPの上部65が挟み込まれるため、パンチPの取り付けの位置精度を向上させることができる。また、取付機構30が、ボルト31や締め板20のガタつきを防止可能な構造を備えているため、パンチP等の被挟持部材の不用意な落下を防止することが可能となる。また、取付機構30が皿ばね34を備えていれば、皿ばね34が可動体32を後方側に向かって付勢するので更にボルト31が緩みにくくなり、各部のガタつきをより効果的に防止することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記の実施形態では、取付機構30の可動体32の本体部32b及び収容孔16が、それぞれ長丸形状(楕円形状)に形成されたものとした。これら本体部32bや収容孔16は、その他、半円形状や多角形状等、可動体32がボルト31の軸部36の回動に追動して回転しないようにするものであれば、種々の形状を採り得る。
また、上記の実施形態では、取付機構30のボルト31が、中間板本体11側に頭部35が配置され、締め板20(挟持部材)側に軸部36が配置されるよう、中間板本体11及び締め板20(挟持部材)に貫通配置されるものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、取付機構30のボルト31が、締め板20(挟持部材)側に頭部35が配置され、中間板本体11側に軸部36が配置されるよう、中間板本体11及び締め板20(挟持部材)に貫通配置される構成としても良い。
1 プレスブレーキ
4 上部テーブル
5 下部テーブル
8 ホルダ装置
10 中間板装置
11 中間板本体
12 ブロック部
13,65 上部
14,54 落下防止溝部
15,55 傾斜面
16 収容孔
20 締め板(挟持部材)
21,64 係合突条
23 係止突起部
24 押圧部材
26 係止部材
28 ノックピン
30 取付機構
31 ボルト
32 可動体(可動部材)
33 固定体(固定部材)
35 頭部
36 軸部
37 ねじ部
39 予備コイルばね
P パンチ(被挟持部材)
65a 背面
65b 上面
4 上部テーブル
5 下部テーブル
8 ホルダ装置
10 中間板装置
11 中間板本体
12 ブロック部
13,65 上部
14,54 落下防止溝部
15,55 傾斜面
16 収容孔
20 締め板(挟持部材)
21,64 係合突条
23 係止突起部
24 押圧部材
26 係止部材
28 ノックピン
30 取付機構
31 ボルト
32 可動体(可動部材)
33 固定体(固定部材)
35 頭部
36 軸部
37 ねじ部
39 予備コイルばね
P パンチ(被挟持部材)
65a 背面
65b 上面
Claims (6)
- プレスブレーキの上部テーブルの下部に装着される中間板本体と、
前記中間板本体に取り付けられて該中間板本体との間で被挟持部材を挟持する挟持部材と、
前記中間板本体に前記挟持部材を取り付ける取付機構とを備え、
前記取付機構は、
前記中間板本体及び前記挟持部材の一方側に頭部が配置され、他方側に軸部が配置されるよう、該中間板本体及び該挟持部材に貫通配置されたボルトと、
前記ボルトの前記軸部に形成されたねじ部に螺合配置され、該軸部の回動に連動して前記ボルトの軸方向に沿って移動可能に設けられた可動部材と、
前記ボルトの軸部先端側に固定された固定部材と
を備えることを特徴とする中間板装置。 - 前記取付機構の前記可動部材は、前記ボルトの前記軸部の回動に追動して回転しないよう配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の中間板装置。 - 前記可動部材を前記固定部材に向けて付勢する付勢機構を更に備える
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の中間板装置。 - 前記付勢機構は、皿ばねを有する
ことを特徴とする請求項3に記載の中間板装置。 - 前記中間板本体及び前記挟持部材に貫通配置され、該中間板本体及び該挟持部材の位置決めを行うノックピンを更に備える
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の中間板装置。 - 前記挟持部材は、前記被挟持部材に設けられた落下防止溝部に係合可能な係止部材を備え、
前記係止部材は、前記上部テーブルの板面に沿った水平方向に複数分割して設けられると共に、それぞれが前記落下防止溝部に向けて付勢されている
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の中間板装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020059496A JP2020099951A (ja) | 2020-03-30 | 2020-03-30 | 中間板装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020059496A JP2020099951A (ja) | 2020-03-30 | 2020-03-30 | 中間板装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018106394A Division JP2019209345A (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | 中間板装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020099951A true JP2020099951A (ja) | 2020-07-02 |
Family
ID=71140652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020059496A Pending JP2020099951A (ja) | 2020-03-30 | 2020-03-30 | 中間板装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2020099951A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7671966B2 (ja) | 2021-05-27 | 2025-05-07 | 株式会社 旭光製作所 | 組み立て式上型 |
-
2020
- 2020-03-30 JP JP2020059496A patent/JP2020099951A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP7671966B2 (ja) | 2021-05-27 | 2025-05-07 | 株式会社 旭光製作所 | 組み立て式上型 |
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