JP2020095768A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高速動作を可能にする半導体記憶装置を提供する。【解決手段】実施形態の半導体記憶装置1は、メモリセルと、前記メモリセルに接続されるワード線と、前記メモリセルに接続されるソース線と、制御回路とを備え、前記制御回路は、前記ワード線に、第1電圧を印加し、前記第1電圧を印加した後に、前記第1電圧より大きい第2電圧を印加し、前記第2電圧を印加した後に、前記第1電圧より大きく前記第2電圧より小さい第3電圧を印加し、前記ソース線に、前記ワード線に前記第2電圧が印加されるタイミングに応じて第4電圧を印加し、前記第4電圧を印加した後に、前記第4電圧より小さい第5電圧を印加するように構成されている。【選択図】図6
Description
実施形態は、半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置としてNAND型フラッシュメモリが知られている。
高速動作を可能にする半導体記憶装置を提供する。
実施形態の半導体記憶装置は、メモリセルと、前記メモリセルに接続されるワード線と、前記メモリセルに接続されるソース線と、制御回路とを含み、前記制御回路は、前記ワード線に、第1電圧を印加し、前記第1電圧を印加した後に、前記第1電圧より大きい第2電圧を印加し、前記第2電圧を印加した後に、前記第1電圧より大きく前記第2電圧より小さい第3電圧を印加し、前記ソース線に、前記ワード線に前記第2電圧が印加されるタイミングに応じて第4電圧を印加し、前記第4電圧を印加した後に、前記第4電圧より小さい第5電圧を印加するように構成されている。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。なお、以下の説明において、同一の機能および構成を有する構成要素については、共通する参照符号を付す。また、共通する参照符号を有する複数の構成要素を区別する場合、当該共通する参照符号に添え字を付して区別する。なお、複数の構成要素について特に区別を要さない場合、当該複数の構成要素には、共通する参照符号のみが付され、添え字は付さない。
<第1実施形態>
以下に、第1実施形態に係る半導体記憶装置1について説明する。
以下に、第1実施形態に係る半導体記憶装置1について説明する。
[構成例]
(1)メモリシステム
図1は、第1実施形態に係る半導体記憶装置1を含むメモリシステム3の構成の一例を示すブロック図である。
(1)メモリシステム
図1は、第1実施形態に係る半導体記憶装置1を含むメモリシステム3の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示されるように、メモリシステム3は、半導体記憶装置1およびメモリコントローラ2を含み、ホスト装置4により制御される。メモリシステム3は、例えば、SSD(solid state drive)またはSDTMカード等である。
半導体記憶装置1は、メモリコントローラ2により制御される。メモリコントローラ2は、ホスト装置4から命令を受け取り、当該受け取った命令に基づいて半導体記憶装置1を制御する。
メモリコントローラ2は、ホストインタフェースユニット21、CPU(central processing unit)22、RAM(random access memory)23、ROM(read only memory)24、およびメモリインタフェースユニット25を含む。メモリコントローラ2は、例えばSoC(System-on-a-chip)として構成される。
ROM24はファームウェア(プログラム)を格納する。RAM23は、当該ファームウェアを保持可能であり、CPU22の作業領域として使用される。RAM23はさらに、データを一時的に保持し、バッファおよびキャッシュとして機能する。ROM24に格納されていてRAM23上にロードされたファームウェアがCPU22により実行される。これにより、メモリコントローラ2は、後述する読み出し動作および書き込み動作等を含む種々の動作、ならびに、ホストインタフェースユニット21およびメモリインタフェースユニット25の機能の一部を実行する。
ホストインタフェースユニット21は、バスを介してホスト装置4に接続され、メモリコントローラ2とホスト装置4との間の通信を司る。メモリインタフェースユニット25は、メモリバスを介して半導体記憶装置1に接続され、メモリコントローラ2と半導体記憶装置1との間の通信を司る。メモリバスは、例えば、チップイネーブル信号CEn、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号WEn、リードイネーブル信号REn、ライトプロテクト信号WPn、レディ/ビジー信号R/Bn、および信号DQを伝送する。
(2)半導体記憶装置の構成
図2は、第1実施形態に係る半導体記憶装置1の構成の一例を示すブロック図である。第1実施形態に係る半導体記憶装置1は、例えば、データを不揮発に記憶することが可能なNAND型フラッシュメモリである。
図2は、第1実施形態に係る半導体記憶装置1の構成の一例を示すブロック図である。第1実施形態に係る半導体記憶装置1は、例えば、データを不揮発に記憶することが可能なNAND型フラッシュメモリである。
図2に示されるように、半導体記憶装置1は、メモリセルアレイ10、センスアンプモジュール11、ロウデコーダモジュール12、入出力回路13、レジスタ14、ロジック制御回路15、シーケンサ16、レディ/ビジー制御回路17、電圧生成回路18、およびドライバセット19を含む。半導体記憶装置1では、書き込みデータDATをメモリセルアレイ10に記憶させる書き込み動作、読み出しデータDATをメモリセルアレイ10から読み出す読み出し動作等の、各種動作が実行される。
メモリセルアレイ10は、ブロックBLK0〜BLKn(nは1以上の整数)を含む。ブロックBLKは、ビット線およびワード線に関連付けられた複数の不揮発性メモリセルを含み、例えばデータの消去単位となる。半導体記憶装置1では、例えばSLC(Single-Level Cell)方式またはMLC(Multi-Level Cell)方式を適用可能である。SLC方式では、各メモリセルに1ビットデータが保持され、MLC方式では、各メモリセルに2ビットのデータが保持される。
入出力回路13は、メモリコントローラ2との信号DQの入出力を制御する。信号DQは、コマンドCMD、データDAT、アドレス情報ADD、およびステータス情報STS等を含む。コマンドCMDは、例えば、ホスト装置4からの命令を実行するための命令を含む。データDATは、書き込みデータDATまたは読み出しデータDATを含む。アドレス情報ADDは、例えば、カラムアドレスおよびロウアドレスを含む。ステータス情報STSは、例えば、書き込み動作および読み出し動作に関する半導体記憶装置1のステータスに関する情報を含む。
より具体的には、入出力回路13は、入力回路および出力回路を備え、入力回路および出力回路が次に述べる処理を行う。入力回路は、メモリコントローラ2から、書き込みデータDAT、アドレス情報ADD、およびコマンドCMDを受信する。入力回路は、受信した書き込みデータDATをセンスアンプモジュール11に転送し、受信したアドレス情報ADDおよびコマンドCMDをレジスタ14に転送する。一方、出力回路は、レジスタ14からステータス情報STSを受け取り、センスアンプモジュール11から読み出しデータDATを受け取る。出力回路は、受け取ったステータス情報STSおよび読み出しデータDATを、メモリコントローラ2に送信する。
レジスタ14は、ステータスレジスタ141、アドレスレジスタ142、コマンドレジスタ143を含む。
ステータスレジスタ141は、ステータス情報STSを保持し、当該ステータス情報STSを、シーケンサ16の指示に基づいて入出力回路13に転送する。
アドレスレジスタ142は、入出力回路13から転送されるアドレス情報ADDを保持する。アドレスレジスタ142は、アドレス情報ADD中のカラムアドレスをセンスアンプモジュール11に転送し、アドレス情報ADD中のロウアドレスをロウデコーダモジュール12に転送する。
コマンドレジスタ143は、入出力回路13から転送されるコマンドCMDを保持し、コマンドCMDをシーケンサ16に転送する。
ロジック制御回路15は、メモリコントローラ2から、例えば、チップイネーブル信号CEn、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号WEn、リードイネーブル信号REn、およびライトプロテクト信号WPnを受信する。ロジック制御回路15は、受信される信号に基づいて、入出力回路13およびシーケンサ16を制御する。
チップイネーブル信号CEnは、半導体記憶装置1をイネーブルにするために使用される信号である。コマンドラッチイネーブル信号CLEは、半導体記憶装置1に入力される信号DQがコマンドCMDであることを入出力回路13に通知するために使用される信号である。アドレスラッチイネーブル信号ALEは、半導体記憶装置1に入力される信号DQがアドレス情報ADDであることを入出力回路13に通知するために使用される信号である。ライトイネーブル信号WEnおよびリードイネーブル信号REnはそれぞれ、例えば信号DQの入力および出力を入出力回路13に対して命令するために使用される信号である。ライトプロテクト信号WPnは、データの書き込みおよび消去の禁止を半導体記憶装置1に指示するために使用される信号である。
シーケンサ16は、コマンドレジスタ143に保持されるコマンドCMDに基づいて、半導体記憶装置1全体の動作を制御する。例えば、シーケンサ16は、センスアンプモジュール11、ロウデコーダモジュール12、電圧生成回路18、およびドライバセット19等を制御して、書き込み動作および読み出し動作等の各種動作を実行する。
レディ/ビジー制御回路17は、シーケンサ16による制御に従ってレディ/ビジー信号R/Bnを生成し、生成したレディ/ビジー信号R/Bnをメモリコントローラ2に送信する。レディ/ビジー信号R/Bnは、半導体記憶装置1がメモリコントローラ2からの命令を受け付けるレディ状態にあるか、あるいは命令を受け付けないビジー状態にあるかを通知するために使用される信号である。
電圧生成回路18は、シーケンサ16による制御に基づいて、書き込み動作および読み出し動作等に使用される電圧を生成し、生成した電圧をドライバセット19に供給する。
ドライバセット19は、ドライバSLDRVを含む。ドライバセット19は、電圧生成回路18から供給される電圧に基づいて、例えば、読み出し動作および書き込み動作等の各種動作で後述のワード線WLおよびソース線SL等に印加する各種電圧を生成する。ドライバセット19は、当該生成した電圧を、センスアンプモジュール11およびロウデコーダモジュール12に転送する。ドライバSLDRVは、当該生成された電圧をソース線SLに転送する。
センスアンプモジュール11は、アドレスレジスタ142からカラムアドレスを受け取り、受け取ったカラムアドレスをデコードする。センスアンプモジュール11は、当該デコードの結果に基づいて、以下のようにメモリコントローラ2とメモリセルアレイ10との間でのデータDATの転送動作を実行する。すなわち、センスアンプモジュール11は、メモリセルアレイ10から読み出されたデータをセンスして読み出しデータDATを生成し、生成した読み出しデータDATを、入出力回路13を介してメモリコントローラ2に出力する。また、センスアンプモジュール11は、メモリコントローラ2から入出力回路13を介して書き込みデータDATを受け取り、受け取った書き込みデータDATを、メモリセルアレイ10に転送する。
ロウデコーダモジュール12は、アドレスレジスタ142からロウアドレスを受け取り、受け取ったロウアドレスをデコードする。ロウデコーダモジュール12は、当該デコードの結果に基づいて、読み出し動作および書き込み動作等の各種動作を実行する対象のブロックBLKを選択する。ロウデコーダモジュール12は、当該選択したブロックBLKに、ドライバセット19から供給される電圧を転送可能である。
(3)NAND型フラッシュメモリのメモリセルアレイ
図3は、図2に示したメモリセルアレイ10の回路構成の一例として、メモリセルアレイ10に含まれる複数のブロックBLKのうち1つのブロックBLKの回路構成の一例を示す図である。例えば、メモリセルアレイ10に含まれる複数のブロックBLKの各々は、図3に示される回路構成を有する。
図3は、図2に示したメモリセルアレイ10の回路構成の一例として、メモリセルアレイ10に含まれる複数のブロックBLKのうち1つのブロックBLKの回路構成の一例を示す図である。例えば、メモリセルアレイ10に含まれる複数のブロックBLKの各々は、図3に示される回路構成を有する。
図3に示されるように、ブロックBLKは、例えば4つのストリングユニットSU0〜SU3を含む。各ストリングユニットSUは、複数のNANDストリングNSを含む。複数のNANDストリングNSは各々、ビット線BL0〜BLm(mは1以上の整数)のうち或るビット線BLに対応付けられ、例えばメモリセルトランジスタMT0〜MT7ならびに選択トランジスタST1およびST2を含む。メモリセルトランジスタMTは、制御ゲートおよび電荷蓄積層を含んでおり、データを不揮発に記憶する。選択トランジスタST1およびST2は各々、各種動作時における、当該選択トランジスタST1およびST2を含むNANDストリングNSの選択に使用される。
複数のNANDストリングNSの各々において、選択トランジスタST1のドレインが上記対応するビット線BLに接続される。選択トランジスタST1のソースと、選択トランジスタST2のドレインとの間に、メモリセルトランジスタMT0〜MT7が直列接続される。選択トランジスタST2のソースは、ソース線SLに接続される。
同一のブロックBLKに含まれる複数のNANDストリングNSの間では、各NANDストリングNSに含まれるメモリセルトランジスタMT0〜MT7の制御ゲートが各々、ワード線WL0〜WL7のうち対応するワード線WLに共通して接続される。ストリングユニットSU0〜SU3の各々に含まれる複数のNANDストリングNSの選択トランジスタST1のゲート(制御ゲート)は各々、各ストリングユニットSUに対応するセレクトゲート線SGD0〜SGD3に共通して接続される。同一のブロックBLKに含まれる複数のNANDストリングNSの間では、各NANDストリングNSに含まれる選択トランジスタST2のゲートは各々、セレクトゲート線SGSに共通して接続される。
各ビット線BLは、複数のストリングユニットSU間で対応するNANDストリングNSの選択トランジスタST1のドレインに共通して接続される。ソース線SLは、複数のストリングユニットSU間で共有される。
1つのストリングユニットSU内で共通のワード線WLに接続される複数のメモリセルトランジスタMTの集合は、例えばセルユニットCUと称される。例えば、セルユニットCU内のメモリセルトランジスタMTの各々が1ビットデータを保持する場合、当該セルユニットCUの記憶容量に相当するデータのことを、例えば「1ページデータ」と呼ぶ。
以上でメモリセルアレイ10の回路構成について説明したが、メモリセルアレイ10の回路構成は上述したものに限定されない。例えば、各ブロックBLKが含むストリングユニットSUの個数を任意の個数に設計することが可能である。また、各NANDストリングNSが含むメモリセルトランジスタMTならびに選択トランジスタST1およびST2の各々を任意の個数に設計することが可能である。ワード線WLならびにセレクトゲート線SGDおよびSGSの本数は各々、NANDストリングNS中のメモリセルトランジスタMTならびに選択トランジスタST1およびST2の個数に基づいて変更される。
(4)メモリセルトランジスタの閾値分布
図4は、図1に示したメモリセルアレイ10中のメモリセルトランジスタMTが2ビットデータを保持する場合の、閾値分布、データの割り付け、読み出し電圧、およびベリファイ電圧の一例を示す図である。
図4は、図1に示したメモリセルアレイ10中のメモリセルトランジスタMTが2ビットデータを保持する場合の、閾値分布、データの割り付け、読み出し電圧、およびベリファイ電圧の一例を示す図である。
メモリセルトランジスタMTは、そのメモリセルトランジスタMTをオン状態にすることを可能とするゲート・ソース間の電位差(以降、閾値電圧と称する)に基づいて、上記2ビットデータを保持する。上記書き込み動作では、メモリセルトランジスタMTのこの閾値電圧の制御が行われる。図4は、閾値電圧のこのような制御の結果として形成される4つの閾値分布を示している。図4に示す閾値分布では、縦軸がメモリセルトランジスタMTの個数に対応し、横軸がメモリセルトランジスタMTの閾値電圧Vthに対応している。横軸では、一例として、メモリセルトランジスタMTのソースに電圧VSRCが印加される場合に、そのメモリセルトランジスタMTをオン状態にするために当該メモリセルトランジスタMTのゲートに印加する電圧を示している。
例えば、この4つの閾値分布を、閾値電圧が低い領域に位置するものから順に“Er”レベル、“A”レベル、“B”レベル、および“C”レベルにあるものとして区別する。例えば、“Er”レベルに“11”(“下位ビット/上位ビット”)データが割り当てられ、“A”レベルに“10”データが割り当てられ、“B”レベルに“00”データが割り当てられ、“C”レベルに“01”データが割り当てられる。各レベルの閾値分布に割り当てられたデータが、その閾値分布に閾値電圧が含まれるメモリセルトランジスタMTに記憶されているデータである。
隣り合う閾値分布の間には、それぞれ書き込み動作で使用されるベリファイ電圧が設定される。具体的には、“A”レベルに対応してベリファイ電圧AVが設定され、“B”レベルに対応してベリファイ電圧BVが設定され、“C”レベルに対応してベリファイ電圧CVが設定される。ベリファイ電圧は、メモリセルトランジスタMTのターゲットレベルまで達したか否かを確認するベリファイ動作において使用される電圧である。
より具体的には、ベリファイ電圧AVは、“Er”レベルにおける最大の閾値電圧と“A”レベルにおける最小の閾値電圧との間に設定される。メモリセルトランジスタMTにベリファイ電圧AVが印加されると、閾値電圧が“Er”レベルの閾値分布に含まれるメモリセルトランジスタMTはオン状態になる一方、閾値電圧が“A”レベル以上の閾値分布に含まれるメモリセルトランジスタMTはオフ状態である。これにより、例えば“10”データの書き込み動作の結果、メモリセルトランジスタMTの閾値電圧が“A”レベルの閾値分布に含まれるようになっているか否かを確認することが可能となる。
その他のベリファイ電圧BVおよびCVも、ベリファイ電圧AVと同様に設定される。ベリファイ電圧BVは、“A”レベルにおける最大の閾値電圧と“B”レベルにおける最小の閾値電圧との間に設定され、ベリファイ電圧CVは、“B”レベルにおける最大の閾値電圧と“C”レベルにおける最小の閾値電圧との間に設定される。
また、隣り合う閾値分布の間には、それぞれ読み出し動作で使用される読み出し電圧が設定される。具体的には、“A”レベルに対応して読み出し電圧ARが設定され、“B”レベルに対応して読み出し電圧BRが設定され、“C”レベルに対応して読み出し電圧CRが設定される。読み出し電圧は、メモリセルトランジスタMTの閾値電圧がどのレベルの閾値分布に含まれるようになっているかを確認する読み出し動作において使用される電圧である。
より具体的には、読み出し電圧ARは、上記ベリファイ電圧AVと同様、“Er”レベルにおける最大の閾値電圧と“A”レベルにおける最小の閾値電圧との間に設定される。メモリセルトランジスタMTに読み出し電圧ARが印加されると、閾値電圧が“Er”レベルの閾値分布に含まれるメモリセルトランジスタMTはオン状態になる一方、閾値電圧が“A”レベル以上の閾値分布に含まれるメモリセルトランジスタMTはオフ状態である。これにより、メモリセルトランジスタMTの閾値電圧が“Er”レベルの閾値分布に含まれるのか“A”レベル以上の閾値分布に含まれるのかを判定することが可能となる。
その他の読み出し電圧BRおよびCRも、読み出し電圧ARと同様に設定される。読み出し電圧BRは、“A”レベルにおける最大の閾値電圧と“B”レベルにおける最小の閾値電圧との間に設定され、読み出し電圧CRは、“B”レベルにおける最大の閾値電圧と“C”レベルにおける最小の閾値電圧との間に設定される。
なお、上述したベリファイ電圧と読み出し電圧との間には次の大小関係がある。すなわち、ベリファイ電圧AVは読み出し電圧ARよりも高い電圧に設定され、ベリファイ電圧BVは読み出し電圧BRよりも高い電圧に設定され、ベリファイ電圧CVは読み出し電圧CRよりも高い電圧に設定される。例えば、ベリファイ電圧AVは“A”レベルの閾値分布の下裾近傍に設定され、ベリファイ電圧BVは“B”レベルの閾値分布の下裾近傍に設定され、ベリファイ電圧CVは“C”レベルの閾値分布の下裾近傍に設定されるようにする。
さらに、最も閾値電圧が高い領域に位置する閾値分布のうち最大の閾値電圧よりも高い電圧に、読み出しパス電圧VREADが設定される。読み出しパス電圧VREADがゲートに印加されたメモリセルトランジスタMTは、記憶するデータに依らずにオン状態になる。
なお、以上で説明した1つのメモリセルトランジスタMTに記憶するデータのビット数と、上記閾値分布に対するデータの割り当てはあくまで一例であり、これに限定されない。例えば、1ビットまたは3ビット以上のデータが1つのメモリセルトランジスタMTに保持されるようにしてもよい。
(5)センスアンプモジュールの回路構成
図5は、図2に示したセンスアンプモジュール11の回路構成の一部の一例を示す図である。以下の説明では、書き込み対象または読み出し対象のメモリセルトランジスタMTのことを、選択メモリセルトランジスタMTと称する。
図5は、図2に示したセンスアンプモジュール11の回路構成の一部の一例を示す図である。以下の説明では、書き込み対象または読み出し対象のメモリセルトランジスタMTのことを、選択メモリセルトランジスタMTと称する。
センスアンプモジュール11は、例えばビット線毎に設けられた、センスアンプユニットSAUを含む。図5に示されるように、1つのセンスアンプユニットSAUは、接続部111、センス部112、およびラッチ回路113を含む。各メモリセルトランジスタMTが2ビット以上のデータを保持する際等には、当該データのビット数に基づいて2つ以上のラッチ回路が設けられる。
接続部111は、対応するビット線BLとセンス部112とを接続する。具体的には、接続部111は、nチャネルMOSトランジスタTr1およびTr2を含む。トランジスタTr1の第1端子は上記対応するビット線BLに接続され、トランジスタTr1の第2端子はトランジスタTr2の第1端子に接続される。トランジスタTr1のゲートには制御信号BLSが印加される。トランジスタTr2の第2端子はノードSCOMに接続され、トランジスタTr2のゲートには制御信号BLCが印加される。トランジスタTr2により、上記対応するビット線BLを、制御信号BLCに応じた電位にクランプすることが可能となる。
センス部112は、ビット線BLの電位に基づいて読み出されるデータをセンスする。
センス部112は、nチャネルMOSトランジスタTr3,Tr4,・・・,およびTr9、pチャネルMOSトランジスタTr10、ならびに容量素子C1を含む。
センス部112は、nチャネルMOSトランジスタTr3,Tr4,・・・,およびTr9、pチャネルMOSトランジスタTr10、ならびに容量素子C1を含む。
トランジスタTr3の第1端子は上記ノードSCOMに接続され、トランジスタTr3の第2端子はノードSSRCに接続される。トランジスタTr3のゲートには、制御信号BLXが印加される。トランジスタTr10の第1端子はノードSSRCに接続され、トランジスタTr10の第2端子には電圧VDDが印加される。トランジスタTr10のゲートはノードINV_Sに接続される。トランジスタTr5の第1端子はノードSSRCに接続され、トランジスタTr5の第2端子はノードSENに接続される。トランジスタTr5のゲートには、制御信号HLLが印加される。容量素子C1の第1電極は上記ノードSENに接続され、容量素子C2の第2電極には信号CLKが供給される。トランジスタTr4の第1端子は上記ノードSENに接続され、トランジスタTr4の第2端子は上記ノードSCOMに接続される。トランジスタTr4のゲートには、制御信号XXLが印加される。トランジスタTr9の第1端子は上記ノードSCOMに接続され、トランジスタTr9の第2端子はノードSRCGNDに接続され、トランジスタTr9のゲートはノードINV_Sに接続される。ノードSRCGNDに印加される電圧は、例えばVSSである。VSSは、例えば0Vである。
トランジスタTr10およびトランジスタTr3は、ビット線BLをプリチャージすることを可能にする。容量素子C1は、ビット線BLのプリチャージにおいて充電される。トランジスタTr10およびトランジスタTr5は、容量素子C1を充電することを可能にする。トランジスタTr4は、データセンスにおいてノードSENをディスチャージすることを可能にする。トランジスタTr9は、ビット線BLを一定電位に固定することを可能にする。
トランジスタTr6の第1端子は上記ノードSENに接続され、トランジスタTr6の第2端子はノードLBUSに接続される。トランジスタTr6のゲートには、制御信号BLQが印加される。ノードLBUSは、センス部112とラッチ回路113とを接続する信号経路である。トランジスタTr7の第1端子はノードLBUSに接続され、トランジスタTr7の第2端子はトランジスタTr8の第1端子に接続される。トランジスタTr7のゲートには、制御信号STBが印加される。トランジスタTr8の第2端子は接地され、トランジスタTr8のゲートは上記ノードSENに接続される。
トランジスタTr7は、データのセンスタイミングを決定することと、読み出しデータをラッチ回路113に記憶させることとを可能にする。トランジスタTr8は、ノードSENの電位に基づいて、読み出しデータが“0”であるか“1”であるかをセンスすることを可能にする。
ノードINV_Sは、ラッチ回路113内のノードであり、ラッチ回路113が記憶するデータに応じた論理レベルを取り得る。例えば、データの読み出し時に選択メモリセルトランジスタMTがオン状態となってノードSENの電位が十分に低下するとき、ノードINV_SはHレベルとなる。他方、選択メモリセルトランジスタMTがオフ状態でありノードSENが一定電位を保持しているとき、ノードINV_SはLレベルである。
以上の構成において、上記制御信号STBがアサートされるタイミングで、ノードSENの電位に基づく読み出しデータが、トランジスタTr7によってラッチ回路113に転送される。制御信号STB、BLS、BLC、BLX、HLL、XXL、およびBLQは、例えばシーケンサ16によって供給される。
なお、上記で詳細に説明したセンスアンプモジュール11の構成は一例に過ぎず、センスアンプモジュール11としては種々の構成が適用可能である。
[動作例]
(1)書き込み動作および読み出し動作の概要
第1実施形態に係る半導体記憶装置1は、書き込み動作においてプログラムループを繰り返し実行する。プログラムループは、プログラム動作およびベリファイ動作を含む。プログラム動作は、選択メモリセルトランジスタMTにおいて電子を電荷蓄積層に注入することにより、当該選択メモリセルトランジスタMTの閾値電圧を上昇させる(または、電荷蓄積層への電子の注入を禁止することにより、選択メモリセルトランジスタMTの閾値電圧を維持させる)動作のことである。ベリファイ動作は、プログラム動作に続いて、ベリファイ電圧を用いて読み出しを行う動作により、選択メモリセルトランジスタMTの閾値電圧がターゲットレベルまで達したか否かを確認する動作である。
(1)書き込み動作および読み出し動作の概要
第1実施形態に係る半導体記憶装置1は、書き込み動作においてプログラムループを繰り返し実行する。プログラムループは、プログラム動作およびベリファイ動作を含む。プログラム動作は、選択メモリセルトランジスタMTにおいて電子を電荷蓄積層に注入することにより、当該選択メモリセルトランジスタMTの閾値電圧を上昇させる(または、電荷蓄積層への電子の注入を禁止することにより、選択メモリセルトランジスタMTの閾値電圧を維持させる)動作のことである。ベリファイ動作は、プログラム動作に続いて、ベリファイ電圧を用いて読み出しを行う動作により、選択メモリセルトランジスタMTの閾値電圧がターゲットレベルまで達したか否かを確認する動作である。
閾値電圧がターゲットレベルまで達した選択メモリセルトランジスタMTは、その後、書き込み禁止とされる。
以上のプログラム動作とベリファイ動作とを含むプログラムループを繰り返し実行することにより、選択メモリセルトランジスタMTの閾値電圧がターゲットレベルまで上昇される。
電荷蓄積層に蓄積された電子は、不安定な状態で蓄積されていることがある。このため、上記プログラム動作が終了した時点から、メモリセルトランジスタMTの電荷蓄積層に蓄積された電子は時間の経過とともに電荷蓄積層から抜けることがある。電子が電荷蓄積層から抜けると、メモリセルトランジスタMTの閾値電圧は下がる。このため、書き込み動作の完了後に実行される読み出し動作では、時間の経過とともに起こり得るこのようなメモリセルトランジスタの閾値電圧の低下に対処するために、ベリファイ電圧より低い読み出し電圧を用いて読み出し動作を行う。
なお、以下では、読み出し動作はベリファイ動作を含むものであってもよいものとして説明を行う。
(2)読み出し動作で用いる各種電圧の例
図6は、第1実施形態に係る半導体記憶装置1における読み出し動作で利用される、種々の回路構成要素に印加される電圧の時間変化の一例を示すタイミングチャートである。なお、図6に図示されるタイミングチャートは、種々の回路構成要素に印加される電圧を示すための概略的なものに過ぎず、例えばビット線BLの放電がある場合のビット線BLの電位の変化等を、必ずしも正確に図示したものではない。図6では、読み出し動作において、読み出し電圧ARを用いた読み出し処理、読み出し電圧BRを用いた読み出し処理、および読み出し電圧CRを用いた読み出し処理が連続して実行される場合の例が示されている。なお、以下に説明するのと同様の処理を、ベリファイ電圧を用いた読み出し処理に適用してもよい。
図6は、第1実施形態に係る半導体記憶装置1における読み出し動作で利用される、種々の回路構成要素に印加される電圧の時間変化の一例を示すタイミングチャートである。なお、図6に図示されるタイミングチャートは、種々の回路構成要素に印加される電圧を示すための概略的なものに過ぎず、例えばビット線BLの放電がある場合のビット線BLの電位の変化等を、必ずしも正確に図示したものではない。図6では、読み出し動作において、読み出し電圧ARを用いた読み出し処理、読み出し電圧BRを用いた読み出し処理、および読み出し電圧CRを用いた読み出し処理が連続して実行される場合の例が示されている。なお、以下に説明するのと同様の処理を、ベリファイ電圧を用いた読み出し処理に適用してもよい。
以下の説明では、選択メモリセルトランジスタMTに接続されるワード線を選択ワード線WL_selと称し、選択メモリセルトランジスタMTに接続されないワード線を非選択ワード線WL_uselと称する。また、セレクトゲート線SGDのうち、選択されるストリングユニットSUのセレクトゲート線SGDを選択セレクトゲート線SGD_selと称し、非選択のストリングユニットSUのセレクトゲート線を非選択セレクトゲート線SGD_uselと称する。
上記で説明したように、ワード線WL_selおよびWL_usel、ならびに、セレクトゲート線SGD_sel,SGD_usel,およびSGSに対する電圧の印加は、シーケンサ16による、電圧生成回路18とドライバセット19とロウデコーダモジュール12との制御により実行される。また、ソース線SLに対する電圧の印加は、シーケンサ16による、電圧生成回路18とドライバセット19中のドライバSLDRVとの制御により実行される。また、ビット線BLに対する電圧の印加は、シーケンサ16による、電圧生成回路18とドライバセット19とセンスアンプモジュール11との制御により実行される。さらに、制御信号BLCおよびSTBは、シーケンサ16によって供給される。
図6に示される例では、読み出し動作の開始時には、ワード線WL_selおよびWL_usel、セレクトゲート線SGD_sel,SGD_usel,およびSGS、ビット線BL、ならびにソース線SLに印加される電圧は各々、VSSである。また、制御信号BLCの電圧はVSSであり、制御信号STBの電圧はロー(L)レベルである。
ここで、ワード線WLに電圧が印加されるとき、例えばRC遅延のために、当該ワード線WLのうち例えば電圧が印加される位置から物理的に近い部分の電位が安定されるまでの時間は比較的短く、当該ワード線WLのうち例えば電圧が印加される位置から物理的に遠い部分の電位が安定されるまでの時間は比較的長いことがある。以下では、このような、ワード線WLのうち電位が安定されるまでの時間が比較的短い部分は、“ワード線WLの近端”側にあるとして説明し、ワード線WLのうち電位が安定されるまでの時間が比較的長い部分は、“ワード線WLの遠端”側にあるとして説明する。
本実施形態では、読み出し動作において、選択ワード線WL_selに対してキック動作が実行される。キック動作は、例えば、対象とする配線に或る目標電圧が印加されて当該配線の電位が上昇される場合において、当該目標電圧が印加される前に、当該目標電圧よりもさらに大きい電圧が或る時間印加されるようにする動作のことを指すものとする。選択ワード線WL_selに対してキック動作が実行されることにより、選択ワード線WL_selの遠端側の部分の電位が、上記目標電圧により安定されるまでの時間が短縮されることが可能である。ここで、以下の説明では、上記目標電圧よりもさらに大きい電圧のことをキック電圧と称し、キック電圧と目標電圧との大きさの差をキック量と称する。
先ず、以下に説明するように、読み出し電圧ARを用いた読み出し処理が実行される。
時刻t11において、選択ワード線WL_selに、目標電圧である読み出し電圧ARにキック量AKを加算した電圧が印加され、ワード線WL_uselに電圧VREADが印加される。その後、時刻t12において、選択ワード線WL_selには読み出し電圧ARが印加される。このように、選択ワード線WL_selに対してキック動作が実行される。当該キック動作により、図6に示されるように、選択ワード線WL_selの近端側の部分の電位(図では“Near”の符号とともに実線により示されている)は、読み出し電圧ARにより安定される前に、当該読み出し電圧ARにより安定される電位より高くなることがある。
一方、時刻t11において、ソース線SLに、目標電圧である電圧VSRCにキック量AKを加算した電圧が印加される。その後、時刻t12において、ソース線SLに電圧VSRCが印加される。
さらに、時刻t11において、セレクトゲート線SGD_selおよびSGSに電圧VGSが印加され、セレクトゲート線SGD_uselに電圧VSRCが印加される。
さらに、時刻t11において、ビット線BLの充電が開始される。当該充電では、時刻t11において、制御信号BLCが、目標電圧である電圧VBLCにキック量AKbを加算した電圧とされ、これにより、ビット線BLに、目標電圧である電圧VBLにキック量AKを加算した電圧が印加され、その後、時刻t12において、制御信号BLCが電圧VBLCとされ、これにより、ビット線BLに電圧VBLが印加される。
このように、選択ワード線WL_selに対するキック動作に応じて、ソース線SLおよびビット線BLに対してもキック動作が実行される。
時刻t12は、例えば、選択ワード線WL_selの遠端側の部分の電位(符号“Far”により示されている)が安定される時刻に対応する。すなわち、時刻t12は、読み出し電圧ARにキック量AKを加算した電圧による、選択ワード線WL_selの遠端側の部分の電位の上昇に要する時間に基づいて、選択ワード線WL_selの遠端側の部分の電位が、目標電圧である読み出し電圧ARにより安定される電位に到達する時刻、またはその前後の時刻として設定されることが可能である。以下の時刻t22およびt32についても同様である。
このように印加される電圧により、ワード線WL_selおよびWL_usel、セレクトゲート線SGD_sel,SGD_usel,およびSGS、ビット線BL、ならびにソース線SLの各々の電位が安定した後、時刻t13において、制御信号STBがハイレベルとなってアサートされる。これにより、センスアンプモジュール11中のラッチ回路に、読み出し電圧ARに基づく読み出しデータが転送される。
次に、以下に説明するように、読み出し電圧BRを用いた読み出し処理が続けて実行される。
読み出し電圧ARを用いた読み出し処理に続く、読み出し電圧BRを用いた読み出し処理においても、選択ワード線WL_selに対するキック動作が実行され、それに応じて、ソース線SLおよびビット線BLに対して当該キック動作に応じた動作が実行される。なお、キック動作に応じて実行されるこのような動作では、上述したキック動作とは異なり必ずしも当該動作の前後でソース線SLまたはビット線BLの電位は上昇するものではない。しかしながら、以下ではこのような動作についてもキック動作と称して説明を行い、上述したキック動作と同様、目標電圧が印加される前に印加される当該目標電圧より大きな電圧をキック電圧、キック電圧と目標電圧との大きさの差をキック量と称して説明する。
時刻t21において、選択ワード線WL_selに、目標電圧である読み出し電圧BRにキック量BKを加算した電圧が印加される。その後、時刻t22において、選択ワード線WL_selに読み出し電圧BRが印加される。このように、選択ワード線WL_selに対してキック動作が実行される。当該キック動作により、図6に示されるように、選択ワード線WL_selの近端側の部分の電位は、読み出し電圧BRにより安定される前に、当該読み出し電圧BRにより安定される電位より高くなることがある。
一方、時刻t21において、ソース線SLに、目標電圧である電圧VSRCにキック量BKを加算した電圧が印加される。その後、時刻t22において、ソース線SLに電圧VSRCが再度印加される。
さらに、時刻t21において、制御信号BLCが、目標電圧である電圧VBLCにキック量BKbを加算した電圧とされ、これにより、ビット線BLに、目標電圧である電圧VBLにキック量BKを加算した電圧が印加される。その後、時刻t22において、制御信号BLCが電圧VBLCとされ、これにより、ビット線BLに電圧VBLが再度印加される。
このように、読み出し電圧BRを用いた読み出し処理においても、選択ワード線WL_selに対するキック動作に応じて、ソース線SLおよびビット線BLに対してキック動作が実行される。
このように印加される電圧により、選択ワード線WL_sel、ビット線BL、およびソース線SLの各々の電位が安定した後、時刻t23において、制御信号STBがハイレベルとなってアサートされる。これにより、センスアンプモジュール11中のラッチ回路に、読み出し電圧BRに基づく読み出しデータが転送される。
次に、以下に説明するように、読み出し電圧BRを用いた読み出し処理と同様に、読み出し電圧CRを用いた読み出し処理が続けて実行される。
時刻t31において、選択ワード線WL_selに、目標電圧である読み出し電圧CRにキック量CKを加算した電圧が印加される。その後、時刻t32において、選択ワード線WL_selに読み出し電圧CRが印加される。このように、選択ワード線WL_selに対してキック動作が実行される。当該キック動作により、図6に示されるように、選択ワード線WL_selの近端側の部分の電位は、読み出し電圧CRにより安定される前に、当該読み出し電圧CRにより安定される電位より高くなることがある。
一方、時刻t31において、ソース線SLに、目標電圧である電圧VSRCにキック量CKを加算した電圧が印加される。その後、時刻t32において、ソース線SLに電圧VSRCが再度印加される。
さらに、時刻t31において、制御信号BLCが、目標電圧である電圧VBLCにキック量CKbを加算した電圧とされ、これにより、ビット線BLに、目標電圧である電圧VBLにキック量CKを加算した電圧が印加される。その後、時刻t32において、制御信号BLCが電圧VBLCとされ、これにより、ビット線BLに電圧VBLが再度印加される。
このように、読み出し電圧CRを用いた読み出し処理においても、選択ワード線WL_selに対するキック動作に応じて、ソース線SLおよびビット線BLに対してキック動作が実行される。
このように印加される電圧により、選択ワード線WL_sel、ビット線BL、およびソース線SLの各々の電位が安定した後、時刻t33において、制御信号STBがハイレベルとなってアサートされる。これにより、センスアンプモジュール11中のラッチ回路に、読み出し電圧CRに基づく読み出しデータが転送される。
なお、上記では、ビット線BLに対して、選択ワード線WL_selに対するキック動作に応じてキック動作が実行される場合の例を示したが、例えば電圧VBLを、ソース線SLに印加される電圧よりも常に大きい電圧であるように設定している場合には、ビット線BLに対しては必ずしもキック動作を実行しなくてもよい。
さらに、上記では、読み出し電圧ARを用いた読み出し処理、読み出し電圧BRを用いた読み出し処理、および読み出し電圧CRを用いた読み出し処理の順で連続して実行される読み出し動作を行う場合の例について説明した。しかしながら、読み出し動作はこれに限定されない。
以上のように、ソース線SLおよびビット線BLに対して実行されるキック動作は、選択ワード線WL_selに対して実行されるキック動作に応じたものとなる。例えば、上述した例では、選択ワード線WL_selにキック電圧が印加される期間と、ソース線SLおよびビット線BLにキック電圧が印加される期間は、同一の期間である。さらに、選択ワード線WL_selに対するキック動作におけるキック量と、ソース線SLおよびビット線BLに対するキック動作におけるキック量とが一致している。しかしながら、選択ワード線WL_selに対するキック動作に応じて実行されるソース線SLおよびビット線BLに対するキック動作はこれに限定されるものではない。例えば、選択ワード線WL_selに対するキック動作におけるキック量と、ソース線SLに対するキック動作におけるキック量と、ビット線BLに対するキック動作におけるキック量とを、必ずしもすべて一致させなくてもよい。さらに、選択ワード線WL_sel、ソース線SL、およびビット線BLの各々にキック電圧または目標電圧が印加されるタイミングがすべて一致していなくてもよい。例えば、ソース線SLおよびビット線BLにキック電圧が印加されるタイミングが、選択ワード線WL_selにキック電圧が印加されるタイミングに応じたものであればよい。また、例えば、少なくとも、対応する制御信号STBがアサートされる前までにソース線SLに対するキック動作が完了していればよい。
[効果]
図7は、第1実施形態の比較例に係る半導体記憶装置における読み出し動作で利用される、種々の回路構成要素に印加される電圧の時間変化の一例を示すタイミングチャートである。
図7は、第1実施形態の比較例に係る半導体記憶装置における読み出し動作で利用される、種々の回路構成要素に印加される電圧の時間変化の一例を示すタイミングチャートである。
ここで、例えば読み出し電圧ARを用いた読み出し処理では、選択ワード線WL_selに読み出し電圧ARが印加され、ソース線SLに電圧VSRCが印加される。また、ビット線BLに電圧VBLが印加され、ビット線BLが充電される。このように印加される電圧により、選択ワード線WL_selおよびソース線SLの電位が安定した後、選択ワード線WL_selに接続される選択メモリセルトランジスタMTが導通してビット線BLの電位が変化しているか否かに基づいて、選択メモリセルトランジスタMTの閾値電圧が“Er”レベルの閾値分布に含まれるのか“A”レベル以上の閾値分布に含まれるのかが判定される。
図7の例では、読み出し電圧ARを用いた読み出し処理において、選択ワード線WL_selに対するキック動作が実行されている。キック動作が実行されることにより、選択ワード線WL_selの遠端側の部分の電位が、目標電圧である読み出し電圧ARにより安定されるまでの時間が短縮される。一方で、図7に示されるように、選択ワード線WL_selの近端側の部分の電位は、読み出し電圧ARにより安定される前に、当該読み出し電圧ARにより安定される電位より高くなることがある。ここで、図7の例では、ソース線SLに対しては電圧VSRCが印加され続けている。
このような場合には、選択ワード線WL_selの近端側の部分に接続される選択メモリセルトランジスタMTのゲート・ソース間の電位差は、選択ワード線WL_selの電位が読み出し電圧ARにより安定されているときより大きくなることがある。このとき、選択メモリセルトランジスタMTが読み出し電圧ARでは導通しない閾値電圧を有している場合にも、当該選択メモリセルトランジスタMTが導通することがある(ハッチングにより示されている)。選択メモリセルトランジスタMTが導通すると、図7に示されるように、当該選択メモリセルトランジスタMTに接続されるビット線BLが放電される。この放電は、選択ワード線WL_selに対するキック動作が無ければ起こらないはずのものであり、読み出し動作を行うには、ビット線BLが電圧VBLにより充電されている必要があるので、このようなビット線BLを再度充電する必要がある。
これに対して、第1実施形態に係る半導体記憶装置1では、読み出し動作の際に、選択ワード線WL_selに対するキック動作に応じて、ソース線SLに対してもキック動作が実行される。例えば、選択ワード線WL_selに目標電圧が印加される前に当該目標電圧よりも大きいキック電圧が或る時間印加される場合には、当該キック電圧と当該目標電圧との大きさの差であるキック量、および当該キック電圧が印加されるタイミングに応じて、ソース線SLに印加される電圧が大きくされる。
これにより、半導体記憶装置1では、上述した選択メモリセルトランジスタMTのゲート・ソース間の電位差の拡大が抑制可能となり、ゆえに、上述したビット線BLの放電が抑制可能となる。これにより、上述したビット線BLの充電に要する時間が短縮可能となり、半導体記憶装置1では、例えば読み出し動作の高速化が可能となる。
<第2実施形態>
以下に、第2実施形態に係る半導体記憶装置1aについて説明する。
以下に、第2実施形態に係る半導体記憶装置1aについて説明する。
[構成例]
第2実施形態に係る半導体記憶装置1aの構成について、第1実施形態に係る半導体記憶装置1と相違する点を以下に詳細に説明する。半導体記憶装置1aは、第1実施形態でのドライバSLDRVに代えてドライバSLDRVaを含む。
第2実施形態に係る半導体記憶装置1aの構成について、第1実施形態に係る半導体記憶装置1と相違する点を以下に詳細に説明する。半導体記憶装置1aは、第1実施形態でのドライバSLDRVに代えてドライバSLDRVaを含む。
(1)ドライバSLDRVaの回路構成
図8は、第2実施形態に係る半導体記憶装置1a中のドライバSLDRVaの回路構成の一例を示す図である。
図8は、第2実施形態に係る半導体記憶装置1a中のドライバSLDRVaの回路構成の一例を示す図である。
図8では、メモリセルアレイ10中の1以上のNANDストリングNSを含むNANDストリンググループNSG1,NSG2,・・・,およびNSGnが図示されている。
先ず、NANDストリンググループNSGk中の各NANDストリングNSは、ノードN1_kに接続される。ここで、kは1からnの整数のいずれかである。ノードN1_kとノードN1_(k+1)は、抵抗R_kを介して接続される。ここで、kは1から(n−1)の整数のいずれかである。ノードN1_1〜N1_nは、ソース線SLに対応する。
ドライバSLDRVaは、電流供給部191、放電経路設定部192、および基準電位設定部193を含む。なお、以下では、ドライバSLDRVaが電流供給部191、放電経路設定部192、および基準電位設定部193を含むものとして説明を行うが、これらの区分は便宜的なものに過ぎず、例えばこれらの各々のうちの任意の回路が別個の装置中に分離して存在するものであってもよい。
電流供給部191は、pチャネルMOSトランジスタTr11およびTr12、電流源CS、ならびに、高耐圧nチャネルMOSトランジスタTr13_1,Tr13_2,・・・,およびTr13_nを含む。
トランジスタTr11の第1端子には電圧VDDSAが印加され、トランジスタTr11の第2端子はノードN2に接続される。トランジスタTr11のゲートはノードN3に接続される。トランジスタTr12の第1端子には電圧VDDSAが印加され、トランジスタTr12の第2端子およびゲートはノードN3に接続される。電流源CSの入力端子はノードN3に接続され、電流源CSの出力端子は接地される。トランジスタTr13_1〜Tr13_nの各々の第1端子はノードN2に接続される。トランジスタTr13_kの第2端子はノードN1_kに接続され、トランジスタTr13_kのゲートには、例えばシーケンサ16により供給される制御信号が印加される。ここで、kは1からnの整数のいずれかである。なお、トランジスタTr13_1〜Tr13_nの各々のゲートに印加される各制御信号は、例えばシーケンサ16により独立して制御することが可能である。このような回路構成によりトランジスタTr11の第2端子からノードN2に定電流が供給される。当該定電流は、トランジスタTr13_1〜Tr13_nのうちオン状態のトランジスタTr13を介して、ノードN1_1〜N1_nのうち当該トランジスタTr13に接続されるノードN1に供給される。
放電経路設定部192は、高耐圧nチャネルMOSトランジスタTr14_1,Tr14_2,・・・,およびTr14_nを含む。
トランジスタTr14_kの第1端子はノードN1_kに接続され、トランジスタTr14_kの第2端子はノードN4に接続される。トランジスタTr14_kのゲートには、例えばシーケンサ16により供給される制御信号が印加される。ここで、kは1からnの整数のいずれかである。なお、トランジスタTr14_1〜Tr14_nの各々のゲートに印加される各制御信号は、例えばシーケンサ16により独立して制御することが可能である。
基準電位設定部193は、オペアンプOA、高耐圧nチャネルMOSトランジスタTr15、ならびにnチャネルMOSトランジスタTr16_1,Tr16_2,・・・,およびTr16_nを含む。
トランジスタTr15の第1端子はノードN4に接続され、トランジスタTr15の第2端子はノードN5に接続される。トランジスタTr15のゲートには、制御信号SRCHV_SWMONの反転信号が印加される。制御信号SRCHV_SWMONは、例えばシーケンサ16により供給される。オペアンプOAの反転入力端子はノードN5に接続され、オペアンプOAの非反転入力端子には電圧VREF_SRCが印加される。オペアンプOAの出力端子はノードN6に接続される。トランジスタTr16_1〜Tr16_nの各々の第1端子はノードN4に接続され、トランジスタTr16_1〜Tr16_nの各々の第2端子はノードN7に接続される。ノードN7には電圧VSSが印加される。トランジスタTr16_1〜Tr16_nの各々のゲートは、ノードN6に接続される。このような回路構成により、ノードN4の電位が、電圧VREF_SRCに対応する電位に維持される。
(2)ロウデコーダモジュールおよびメモリセルアレイのレイアウト概略図
図9は、第2実施形態に係る半導体記憶装置1a中のロウデコーダモジュール12、ワード線WL、およびソース線SLのレイアウトの一例を示す図である。
図9は、第2実施形態に係る半導体記憶装置1a中のロウデコーダモジュール12、ワード線WL、およびソース線SLのレイアウトの一例を示す図である。
先ず、半導体記憶装置1aは、半導体基板を含む。ここで、当該半導体基板の面に平行な例えば互いに直交する2方向を第1方向D1および第2方向D2として定義し、当該半導体基板の面に例えば直交する方向を第3方向D3として定義する。ロウデコーダモジュール12およびメモリセルアレイ10は、第3方向D3に沿って形成される。図9では、図の参照を容易にするために、第1方向D1および第2方向D2における位置関係のみ正確に図示しており、第3方向D3における位置関係については必ずしも正確に図示してはいない。
以下では、メモリセルアレイ10に含まれるNANDストリングNSが、例えばNANDストリンググループNSG1,NSG2,・・・,およびNSG5の5個のグループに分けられる場合について説明する。
例えば、NANDストリンググループNSGkに含まれる各NANDストリングNSのソース線SLとして機能する導電体を、導電体SPkとする。ここで、kは1から5の整数のいずれかである。なお、以下の説明では、NANDストリンググループNSGkに含まれるメモリセルトランジスタMTのことを、導電体SPkに対応するメモリセルトランジスタMTと称する。
導電体SP1〜SP5は、第2方向D2に沿って導電体SP1、導電体SP2、・・・、導電体SP5の順で互いに間隔を有して隣り合うように順次設けられる。
ワード線WLとして機能する導電体WPが、第3方向D3で導電体SP1〜SP5と重なるように、第1方向D1および第2方向D2に延伸して設けられる。
ロウデコーダモジュール12は、例えばロウデコーダモジュール12_1および12_2を含む。ロウデコーダモジュール12_1および12_2は、第2方向D2に沿ってロウデコーダモジュール12_1、導電体SP1〜SP5、ロウデコーダモジュール12_2の順で互いに隣り合うように設けられる。ロウデコーダモジュール12_1は、導電体WPに電圧を転送可能である。
例えば、ロウデコーダモジュール12_1が導電体WPに電圧を転送するとき、導電体WPのうち当該電圧が印加される位置と、導電体WPのうち、導電体SPkに対応するメモリセルトランジスタMTに接続される部分との間の距離は、整数kが1から5へと大きくなるにつれて長くなる。
すなわち、導電体WPのうち、導電体SP1に対応するメモリセルトランジスタMTに接続される部分はワード線WLの近端側に対応し、導電体SP5に対応するメモリセルトランジスタMTに接続される部分はワード線WLの遠端側に対応する。なお、ロウデコーダモジュール12_2も、例えば導電体WPと第3方向D3で重なるように設けられる、別のワード線として機能する(図示していない)或る導電体に、電圧を転送可能である。ロウデコーダモジュール12_2が電圧を転送するこの導電体では、当該導電体のうち、導電体SP1に対応するメモリセルトランジスタMTに接続される部分はワード線WLの遠端側に対応し、導電体SP5に対応するメモリセルトランジスタMTに接続される部分はワード線WLの近端側に対応する。
本実施形態では、導電体WPが選択ワード線WL_selとして機能する場合を例に挙げて、以下の説明を行う。
導電体SP1は、選択ワード線WL_selの近端側に対応し、導電体SP5は、選択ワード線WL_selの遠端側に対応する。導電体SPkは、上記ノードN1_kに接続され、上述したように、導電体SPkおよびノードN1_kはソース線SLに対応する。ここで、kは1から5の整数のいずれかである。
このとき、ノードN1_1が、選択ワード線WL_selの近端側に対応する導電体SP1に接続されることから、ノードN1_1がソース線SLの近端側に対応すると定義する。さらに、ノードN1_5が、選択ワード線WL_selの遠端側に対応する導電体SP5に接続されることから、ノードN1_5がソース線SLの遠端側に対応すると定義する。
[動作例]
(1)ソース線の電位の制御の例
図10は、図8に図示した第2実施形態に係る半導体記憶装置1a中のドライバSLDRVaに含まれるトランジスタTr13_1〜Tr13_5,Tr14_1〜Tr14_5のオンオフ制御の第1の例を示す概略回路構成図である。図9と同様に、メモリセルアレイ10に含まれるNANDストリングNSが、NANDストリンググループNSG1〜NSG5に分けられ、ノードN1_1がソース線SLの近端側に対応し、ノードN1_5がソース線SLの遠端側に対応する場合について説明する。図10は、読み出し動作(ベリファイ動作を含む)の間の状態の一例を示しており、特に、読み出し動作の間にソース線SLに電圧が印加されている間の状態を示す。以下の図12および図14についても同様である。
(1)ソース線の電位の制御の例
図10は、図8に図示した第2実施形態に係る半導体記憶装置1a中のドライバSLDRVaに含まれるトランジスタTr13_1〜Tr13_5,Tr14_1〜Tr14_5のオンオフ制御の第1の例を示す概略回路構成図である。図9と同様に、メモリセルアレイ10に含まれるNANDストリングNSが、NANDストリンググループNSG1〜NSG5に分けられ、ノードN1_1がソース線SLの近端側に対応し、ノードN1_5がソース線SLの遠端側に対応する場合について説明する。図10は、読み出し動作(ベリファイ動作を含む)の間の状態の一例を示しており、特に、読み出し動作の間にソース線SLに電圧が印加されている間の状態を示す。以下の図12および図14についても同様である。
図8を参照して説明したように、トランジスタTr13_1〜Tr13_5の各々の第1端子はノードN2に接続される。また、トランジスタTr13_kの第2端子はノードN1_kに接続される。ここで、kは1から5の整数のいずれかである。
図8を参照して説明したように、ノードN2には定電流が供給される。
図10に図示される例では、例えばシーケンサ16により、トランジスタTr13_1がオン状態となるように、トランジスタTr13_2〜Tr13_5がオフ状態となるように制御される。このとき、ノードN2に供給される電流は、トランジスタTr13_1〜Tr13_5のうちオン状態であるトランジスタTr13_1のみを通してノードN1_1に供給される。
図8を参照して説明したように、ノードN1_kとノードN1_(k+1)は、抵抗R_kを介して接続される。ここで、kは1から4の整数のいずれかである。また、ノードN1_kにはトランジスタTr14_kの第1端子が接続され、トランジスタTr14_kの第2端子はノードN4に接続される。ここで、kは1から5の整数のいずれかである。
図10に図示される例では、例えばシーケンサ16により、トランジスタTr14_1〜Tr14_4がオフ状態となるように、トランジスタTr14_5がオン状態となるように制御される。このとき、ノードN1_1に供給される電流は、抵抗R_1、ノードN1_2、抵抗R_2、ノードN1_3、抵抗R_3、ノードN1_4、抵抗R_4、ノードN1_5の順に通過し、トランジスタTr14_5を通してノードN4に供給される。したがって、抵抗R_1,R_2,R_3,およびR_4において電圧降下が起こることにより、ノードN1_1,N1_2,N1_3,N1_4,N1_5の順に電位が低くなる。ノードN1_5の電位はノードN4の電位と等しく、電圧VREF_SRCに対応する電位に維持される。
図11は、図10に図示したトランジスタTr13_1〜Tr13_5,Tr14_1〜Tr14_5のオンオフ制御により実現される、ソース線SLの電位の制御の一例を示すグラフである。
上記で詳細に説明したように、選択ワード線WL_selに電圧が印加されて当該選択ワード線WL_selの電位が上昇される場合、当該選択ワード線WL_selの近端側の部分の電位が安定されるまでの時間は比較的短く、当該選択ワード線WL_selの遠端側の部分の電位が安定されるまでの時間は比較的長い。したがって、選択ワード線WL_selが電圧を印加されている或るタイミングでは、図11に示すように、選択ワード線WL_selの電位は、選択ワード線WL_selの近端側から遠端側にかけて徐々に低くなる。
例えば、図10に図示したように各トランジスタのオンオフ制御を実行することにより、図11のSL_1に示すように、ソース線SLの電位も、ソース線SLの近端側から遠端側にかけて、電圧VREF_SRCに対応する電位へと徐々に低くなるように制御することが可能である。なお、図11に示すcSLは、ソース線SLの電位が、近端側から遠端側にかけて電圧VREF_SRCに対応する電位で一定となる場合の例を示したものである。
さらに、例えば、電流源CSから出力される電流が大きくなるように電流源CSを構成してノードN2に供給される電流を大きくすることにより、図10を参照して説明した抵抗R_1,R_2,R_3,およびR_4における電圧降下を各々大きくすることが可能である。この場合、図11のSL_2に示すように、ソース線SLの近端側から遠端側にかけて、電圧VREF_SRCに対応する電位へとソース線SLの電位が徐々に低くなる割合が大きくなる。このようにノードN2に供給される電流を制御することにより、例えば、上述した選択ワード線WL_selの電位が、選択ワード線WL_selの近端側から遠端側にかけて徐々に低くなる割合と、ソース線SLの電位が、ソース線SLの近端側から遠端側にかけて徐々に低くなる割合とを一致させることが可能である。
図12は、図8に図示した第2実施形態に係る半導体記憶装置1a中のドライバSLDRVaに含まれるトランジスタTr13_1〜Tr13_5,Tr14_1〜Tr14_5のオンオフ制御の第2の例を示す概略回路構成図である。図10と同様に、メモリセルアレイ10に含まれるNANDストリングNSが、NANDストリンググループNSG1〜NSG5に分けられ、ノードN1_1がソース線SLの近端側に対応し、ノードN1_5がソース線SLの遠端側に対応する場合について説明する。
図12に図示される例では、例えばシーケンサ16により、トランジスタTr13_1およびTr13_2がオン状態となるように、トランジスタTr13_3〜Tr13_5がオフ状態となるように制御される。さらに、例えばシーケンサ16により、トランジスタTr14_1〜Tr14_4がオフ状態となるように、トランジスタTr14_5がオン状態となるように制御される。
このとき、ノードN2に供給される電流は、トランジスタTr13_1〜Tr13_5のうちオン状態であるトランジスタTr13_2のみを通してノードN1_2に供給される。ノードN1_2に供給される電流は、抵抗R_2、ノードN1_3、抵抗R_3、ノードN1_4、抵抗R_4、ノードN1_5の順に通過し、トランジスタTr14_5を通してノードN4に供給される。したがって、抵抗R_2,R_3,およびR_4において電圧降下が起こることにより、ノードN1_2,N1_3,N1_4,N1_5の順に電位が低くなる。なお、トランジスタTr13_1およびTr13_2がオン状態であることから、ノードN1_1とノードN1_2は等電位である。ノードN1_5の電位はノードN4の電位と等しく、電圧VREF_SRCに対応する電位に維持される。
図13は、図12に図示したトランジスタTr13_1〜Tr13_5,Tr14_1〜Tr14_5のオンオフ制御により実現される、ソース線SLの電位の制御の一例を示すグラフである。
図11を参照して説明したのと同様に、図13に示すように、選択ワード線WL_selの電位は、選択ワード線WL_selの近端側から遠端側にかけて徐々に低くなる。
例えば、図12に図示したように各トランジスタのオンオフ制御を実行することにより、図13のSL_3に示すように、ソース線SLの電位を、ソース線SLの近端側から遠端側にかけて、トランジスタTr13_1〜Tr13_5のうちオン状態のものに対応する区間で一定となるように維持した後に、電圧VREF_SRCに対応する電位へと徐々に低くなるように制御することが可能である。
図14は、図8に図示した第2実施形態に係る半導体記憶装置1a中のドライバSLDRVaに含まれるトランジスタTr13_1〜Tr13_5,Tr14_1〜Tr14_5のオンオフ制御の第3の例を示す概略回路構成図である。図10と同様に、メモリセルアレイ10に含まれるNANDストリングNSが、NANDストリンググループNSG1〜NSG5に分けられ、ノードN1_1がソース線SLの近端側に対応し、ノードN1_5がソース線SLの遠端側に対応する場合について説明する。
図14に図示される例では、例えばシーケンサ16により、トランジスタTr13_1がオン状態となるように、トランジスタTr13_2〜Tr13_5がオフ状態となるように制御される。さらに、例えばシーケンサ16により、トランジスタTr14_1〜Tr14_3がオフ状態となるように、トランジスタTr14_4およびTr14_5がオン状態となるように制御される。
このとき、ノードN2に供給される電流は、トランジスタTr13_1〜Tr13_5のうちオン状態であるトランジスタTr13_1のみを通してノードN1_1に供給される。ノードN1_1に供給される電流は、抵抗R_1、ノードN1_2、抵抗R_2、ノードN1_3、抵抗R_3、ノードN1_4の順に通過し、トランジスタTr14_4を通してノードN4に供給される。したがって、抵抗R_1,R_2,およびR_3において電圧降下が起こることにより、ノードN1_1,N1_2,N1_3,N1_4の順に電位が低くなる。なお、トランジスタTr14_4およびTr14_5がオン状態であることから、ノードN1_4とノードN1_5は等電位である。ノードN1_4およびN1_5の電位はノードN4の電位と等しく、電圧VREF_SRCに対応する電位に維持される。
図15は、図14に図示したトランジスタTr13_1〜Tr13_5,Tr14_1〜Tr14_5のオンオフ制御により実現される、ソース線SLの電位の制御の一例を示すグラフである。
図11を参照して説明したのと同様に、図15に示すように、選択ワード線WL_selの電位は、選択ワード線WL_selの近端側から遠端側にかけて徐々に低くなる。
例えば、図14に図示したように各トランジスタのオンオフ制御を実行することにより、図15のSL_4に示すように、ソース線SLの電位が、ソース線SLの近端側から遠端側にかけて、電圧VREF_SRCに対応する電位へと徐々に低くなった後に、電圧VREF_SRCに対応する電位でトランジスタTr14_1〜Tr14_5のうちオン状態のものに対応する区間一定となるように制御することが可能である。
図10から図15を参照して説明したソース線SLの電位の制御を組み合わせることにより、例えば、選択ワード線WL_selの電位が、選択ワード線WL_selの近端側から遠端側にかけて徐々に低くなる割合が一定でないような場合等にも、選択ワード線WL_selおよびソース線SLの近端側から遠端側にかけての電位変化の様子を対応させ得る。なお、上記で説明した例えばシーケンサ16による各トランジスタのオンオフ制御は、ロウアドレスに基づいて実行されるものであってもよい。
(2)読み出し動作で用いる各種電圧の例
図16は、第2実施形態に係る半導体記憶装置1aにおける読み出し動作で利用される、種々の回路構成要素に印加される電圧の時間変化の一例を示すタイミングチャートである。なお、以下では、読み出し電圧を用いた読み出し処理を行う場合の例について説明するが、ベリファイ電圧を用いた読み出し処理についても同様である。
図16は、第2実施形態に係る半導体記憶装置1aにおける読み出し動作で利用される、種々の回路構成要素に印加される電圧の時間変化の一例を示すタイミングチャートである。なお、以下では、読み出し電圧を用いた読み出し処理を行う場合の例について説明するが、ベリファイ電圧を用いた読み出し処理についても同様である。
上記で説明したように、ソース線SLに対する電圧の印加は、シーケンサ16による、電圧生成回路18とドライバSLDRVaとの制御により実行される。当該制御では、図10から図15を参照して詳細に説明したソース線SLの電位の制御が行われる。
図16に示される例では、読み出し動作の開始時には、ワード線WL_sel、ビット線BL、およびソース線SLに印加される電圧は各々、VSSである。
先ず、時刻t50において、ビット線BLに電圧VBLが印加される。
その後、時刻t51において、選択ワード線WL_selに、目標電圧である読み出し電圧ARにキック量AKを加算した電圧が印加され、その後、時刻t52において、選択ワード線WL_selに、読み出し電圧ARが印加される。このように、選択ワード線WL_selに対してキック動作が実行される。当該キック動作により、図16に示されるように、選択ワード線WL_selの近端側の部分の電位(“Near”)は、読み出し電圧ARにより安定される前に、当該読み出し電圧ARにより安定される電位より高くなることがある。このような場合には、図7を参照して説明したように、選択ワード線WL_selの近端側の部分に対応するビット線BLの放電が起こることがある。
図16に示される例では、時刻t51において、ソース線SLに、例えば、ソース線SLの近端側(“Near”)から遠端側(“Far”)にかけて、電圧VSRCに上記キック量AKを加算した電圧に対応する電位から、電圧VSRCに対応する電位へと、電位が徐々に低くなるように電圧が印加される。その後、例えば時刻t52において、ソース線SLの近端側から遠端側にかけて一定の電圧VSRCが印加される。このように、ソース線SLに対して、選択ワード線WL_selに対するキック動作に応じた動作が実行される。なお、このような動作についても以下ではキック動作と称して説明する。以下では、当該動作におけるキック電圧は、時刻t51においてソース線SLに印加されるとして説明した電圧であり、当該動作におけるキック量は上記キック量AKであり、目標電圧は電圧VSRCであるとして説明を行う。
これにより、図7を参照して説明した選択メモリセルトランジスタMTのゲート・ソース間の電位差の拡大が抑制可能となり、ゆえに、図16に示されるように、上述したビット線BLの放電が抑制可能となる。図16に示すビット線BLに関する一点鎖線については後述する。
なお、電圧VBLは、例えば、ソース線SLに印加される電圧よりも常に大きい電圧であるように設定しておくものとする。あるいは、ビット線BLに対して、第1実施形態において図6を参照して説明したように、選択ワード線WL_selに対するキック動作に応じてキック動作が実行されるようにしてもよい。
また、ソース線SLに印加される電圧の制御は上述したものに限定されるものではない。例えば、ソース線SLに印加される電圧が、その時々の選択ワード線WL_selの近端側から遠端側にかけての電位変化の様子と、ソース線SLの近端側から遠端側にかけての電位変化の様子とが対応するように制御された電圧に、任意のタイミングで変更されるようにしてもよい。
以上のように、ソース線SLに対して実行されるキック動作は、選択ワード線WL_selに対して実行されるキック動作に応じたものとなる。例えば、上述した例では、選択ワード線WL_selにキック電圧が印加される期間と、ソース線SLにキック電圧が印加される期間は、同一の期間である。さらに、選択ワード線WL_selに対するキック動作におけるキック量と、ソース線SLに対するキック動作におけるキック量とが一致している。しかしながら、選択ワード線WL_selに対するキック動作に応じて実行されるソース線SLに対するキック動作はこれに限定されるものではない。例えば、選択ワード線WL_selに対するキック動作におけるキック量と、ソース線SLに対するキック動作におけるキック量とを、必ずしも一致させなくてもよい。さらに、選択ワード線WL_selおよびソース線SLの各々にキック電圧または目標電圧が印加されるタイミングが一致していなくてもよい。例えば、ソース線SLにキック電圧が印加されるタイミングが、選択ワード線WL_selにキック電圧が印加されるタイミングに応じたものであればよい。また、図6を参照して上記で説明したように、例えば、少なくとも、対応する制御信号STBがアサートされる前までにソース線SLに対するキック動作が完了していればよい。
[効果]
図17は、第2実施形態の比較例に係る半導体記憶装置中のドライバcSLDRVの回路構成の一例を示す図である。
図17は、第2実施形態の比較例に係る半導体記憶装置中のドライバcSLDRVの回路構成の一例を示す図である。
NANDストリンググループNSG1〜NSGnは、ノードN1に共通して接続される。第2実施形態の比較例においては、ノードN1がソース線SLに対応する。
ドライバcSLDRVは、放電部c192および基準電位設定部c194を含む。
放電部c192は、高耐圧nチャネルMOSトランジスタTr14_1,Tr14_2,・・・,およびTr14_nを含む。
トランジスタTr14_kの第1端子はノードN1に接続され、トランジスタTr14_kの第2端子はノードN9に接続される。トランジスタTr14_kのゲートはノードN8に接続される。ここで、kは1からnの整数のいずれかである。トランジスタTr14_1〜Tr14_nのゲートには、例えばシーケンサ16により同一の制御信号が印加される。
基準電位設定部c194は、pチャネルMOSトランジスタTr11およびTr12、電流源CS、オペアンプOA、高耐圧nチャネルMOSトランジスタTr15およびTr17、ならびにnチャネルMOSトランジスタTr16_1,Tr16_2,・・・,およびTr16_nを含む。
図8を参照して説明したのと同様に、トランジスタTr11の第1端子には電圧VDDSAが印加され、トランジスタTr11のゲートはノードN3に接続される。また、トランジスタTr12の第1端子には電圧VDDSAが印加され、トランジスタTr12の第2端子およびゲートはノードN3に接続される。さらに、電流源CSの入力端子はノードN3に接続され、電流源CSの出力端子は接地される。図17に示す例では、トランジスタTr11の第2端子はノードN9に接続される。
トランジスタTr15の第1端子はノードN9に接続され、トランジスタTr15の第2端子はノードN10に接続される。トランジスタTr15のゲートには、制御信号SRCHV_SWMONの反転信号が印加される。制御信号SRCHV_SWMONは、例えばシーケンサ16により供給される。オペアンプOAの反転入力端子はノードN10に接続され、オペアンプOAの非反転入力端子には電圧VREF_SRCが印加される。オペアンプOAの出力端子はノードN6に接続される。トランジスタTr16_1〜Tr16_nの各々の第1端子はノードN9に接続され、トランジスタTr16_1〜Tr16_nの各々の第2端子はノードN7に接続される。ノードN7には電圧VSSが印加される。トランジスタTr16_1〜Tr16_nの各々のゲートは、ノードN6に接続される。トランジスタTr17の第1端子はノードN1に接続され、トランジスタTr17の第2端子はノードN10に接続される。トランジスタTr17のゲートには制御信号SRCHV_SWMONが印加される。このような回路構成により、ノードN1の電位が、電圧VREF_SRCに対応する電位に維持される。これにより、図17に示す例では、ソース線SLの電位が、近端側から遠端側にかけて電圧VREF_SRCに対応する電位で一定となるように制御可能である。この場合、図16においてビット線BLに関する一点鎖線にて示すように、選択ワード線WL_selの近端側の部分に対応するビット線BLの放電の量が大きい。
これに対して、第2実施形態に係る半導体記憶装置1aでは、図10から図15を参照して詳細に説明したように、ソース線SLの電位が、ソース線SLの近端側から遠端側にかけて徐々に変化するように制御可能である。このため、半導体記憶装置1aでは、例えば選択ワード線WL_selに対するキック動作が実行される場合等の、選択ワード線WL_selの近端側から遠端側にかけての電位変化の様子と、ソース線SLの近端側から遠端側にかけての電位変化の様子とが対応するように、ソース線SLに電圧が印加されることが可能である。
これにより、半導体記憶装置1aでは、図7を参照して説明した選択メモリセルトランジスタMTのゲート・ソース間の電位差の拡大が抑制可能となる。このため、図16に示すように、ビット線BLの放電が、比較例のケースから抑制可能となる。これにより、図7を参照して説明したビット線BLの充電に要する時間が短縮可能となり、半導体記憶装置1aでは、例えば読み出し動作の高速化が可能となる。
さらに、半導体記憶装置1aでは、上述したようなソース線SLに対するキック動作においてソース線SLの電位が不必要に上昇されない。このため、半導体記憶装置1aでは、当該キック動作の後にソース線SLの近端側から遠端側にかけて一定の電圧VSRCが印加されてソース線SLの電位が安定されるまでの時間が短縮される。このため、半導体記憶装置1aでは、例えば読み出し動作の高速化が可能となる。
<他の実施形態>
上記第1実施形態および第2実施形態において半導体記憶装置に含まれる構成として説明した各部は、ハードウェアまたはソフトウェアのいずれで実現してもよく、あるいは、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現してもよい。
上記第1実施形態および第2実施形態において半導体記憶装置に含まれる構成として説明した各部は、ハードウェアまたはソフトウェアのいずれで実現してもよく、あるいは、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現してもよい。
上記第1および第2実施形態において、同一および一致という表記を用いている場合、同一および一致には、設計の範囲での誤差が含まれている場合を含んでいてもよい。
また、或る電圧を印加または供給すると表記している場合、当該電圧を印加または供給するような制御を行うことと、当該電圧が実際に印加または供給されることとのいずれをも含む。さらに、或る電圧を印加または供給することは、例えば0Vの電圧を印加または供給することを含んでいてもよい。
本明細書において“接続”とは、電気的な接続のことを示しており、例えば間に別の素子を介することを除外しない。
上記ではいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態およびその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1a…半導体記憶装置、10…メモリセルアレイ、11…センスアンプモジュール、111…接続部、112…センス部、113…ラッチ回路、12…ロウデコーダモジュール、13…入出力回路、14…レジスタ、141…ステータスレジスタ、142…アドレスレジスタ、143…コマンドレジスタ、15…ロジック制御回路、16…シーケンサ、17…レディ/ビジー制御回路、18…電圧生成回路、19…ドライバセット、SLDRV,SLDRVa,cSLDRV…ドライバ、191…電流供給部、192…放電経路設定部、193,c194…基準電位設定部、c192…放電部、BLK…ブロック、SU…ストリングユニット、NS…NANDストリング、CU…セルユニット、BL…ビット線、WL…ワード線、SGD,SGS…セレクトゲート線、SL…ソース線、MT…メモリセルトランジスタ、ST…選択トランジスタ、SAU…センスアンプユニット、Tr…トランジスタ、C1…容量素子、SCOM,SSRC,SEN,INV_S,LBUS,N…ノード、NSG…NANDストリンググループ、R…抵抗、CS…電流源、OA…オペアンプ、SP,WP…導電体、2…メモリコントローラ、21…ホストインタフェースユニット、22…CPU、23…RAM、24…ROM、25…メモリインタフェースユニット、3…メモリシステム、4…ホスト装置
Claims (11)
- メモリセルと、
前記メモリセルに接続されるワード線と、
前記メモリセルに接続されるソース線と、
制御回路と
を備え、
前記制御回路は、
前記ワード線に、第1電圧を印加し、前記第1電圧を印加した後に、前記第1電圧より大きい第2電圧を印加し、前記第2電圧を印加した後に、前記第1電圧より大きく前記第2電圧より小さい第3電圧を印加し、
前記ソース線に、前記ワード線に前記第2電圧が印加されるタイミングに応じて第4電圧を印加し、前記第4電圧を印加した後に、前記第4電圧より小さい第5電圧を印加する
ように構成されている、半導体記憶装置。 - 前記メモリセルに接続されるセンスアンプをさらに備え、
前記センスアンプは、前記ワード線に前記第3電圧が印加される間に、前記メモリセルに保持されるデータをセンスする、
請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記ワード線に前記第2電圧を印加する間、前記ソース線に前記第4電圧を印加する、請求項1に記載の半導体記憶装置。
- 前記第4電圧の大きさと前記第5電圧の大きさとの差は、前記第2電圧の大きさと前記第3電圧の大きさとの差に一致する、請求項1に記載の半導体記憶装置。
- 前記制御回路は、前記ソース線に、前記第5電圧を印加した後に、前記第5電圧より大きい第6電圧を印加するように構成されている、請求項1に記載の半導体記憶装置。
- 前記制御回路は、
前記ワード線に、前記第3電圧を印加した後に、前記第3電圧より大きい第7電圧を印加し、前記第7電圧を印加した後に、前記第3電圧より大きく前記第7電圧より小さい第8電圧を印加し、
前記ソース線に、前記第5電圧を印加した後に、前記ワード線に前記第7電圧が印加されるタイミングに応じて前記第5電圧より大きい第9電圧を印加し、前記第9電圧を印加した後に、前記第5電圧を印加する
ように構成されている、請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 第1メモリセルと、
第2メモリセルと、
前記第1メモリセルに接続される第1ソース線と、
前記第2メモリセルに接続される第2ソース線と、
前記第1ソース線に接続される第1トランジスタと、
前記第2ソース線に接続される第2トランジスタと
を備え、
前記第1ソース線と前記第2ソース線は第1抵抗を介して接続され、
前記第1トランジスタのゲートには第1制御信号が印加され、
前記第2トランジスタのゲートには、前記第1制御信号とは異なる第2制御信号が印加される、
半導体記憶装置。 - 前記第1ソース線と前記第2ソース線とに選択的に電流を供給する電流供給回路をさらに備える、請求項7に記載の半導体記憶装置。
- 前記電流供給回路は、
電流源と、
前記電流源と前記第1ソース線とに接続される第3トランジスタと、
前記電流源と前記第2ソース線とに接続される第4トランジスタと
を備える、請求項8に記載の半導体記憶装置。 - 前記第1トランジスタの第1端子は前記第1ソース線に接続され、前記第2トランジスタの第2端子は前記第2ソース線に接続され、前記第1トランジスタの第3端子と前記第2トランジスタの第4端子とが接続される、請求項7に記載の半導体記憶装置。
- 第3メモリセルと、
前記第3メモリセルに接続される第3ソース線と、
前記第3ソース線に接続される第5トランジスタとをさらに備え、
前記第2ソース線と前記第3ソース線は第2抵抗を介して接続され、
前記第5トランジスタのゲートには、前記第1制御信号と前記第2制御信号とのいずれとも異なる第3制御信号が印加される、
請求項7に記載の半導体記憶装置。
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