JP2020088081A - 光電変換装置、光電変換モジュール、電子機器及び光電変換装置の製造方法 - Google Patents
光電変換装置、光電変換モジュール、電子機器及び光電変換装置の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】隣合う光電変換領域の間の絶縁領域の幅を短くすることができる光電変換装置を提供する。
【解決手段】光電変換装置24はシリコンを含む半導体基板38と、半導体基板38に配置され光41を受光して光電変換する第1光電変換領域29及び第2光電変換領域30と、第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とに挟まれ、シリコン酸化物からなる第2絶縁膜50を含む第1絶縁領域37と、を備えている。
【選択図】図4
【解決手段】光電変換装置24はシリコンを含む半導体基板38と、半導体基板38に配置され光41を受光して光電変換する第1光電変換領域29及び第2光電変換領域30と、第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とに挟まれ、シリコン酸化物からなる第2絶縁膜50を含む第1絶縁領域37と、を備えている。
【選択図】図4
Description
本発明は、光電変換装置、光電変換モジュール、電子機器及び光電変換装置の製造方法に関するものである。
腕時計等の携帯可能な電子機器に光電変換装置が広く活用されている。光電変換装置は受光した光のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置であり、太陽光発電装置、ソーラーパネル、太陽電池モジュール等と呼ばれている。光電変換装置はシリコン基板上にダイオードが複数配置された構造をしている。
光電変換装置は基板にn+層とp+層とが配置されている。そして、基板に光が照射されるとき、光を受光して励起した自由電子がn+層に移動する。さらに、光を受光して励起した自由正孔がp+層に移動する。n+層に負電極を接続する。p+層に正電極を接続する。そして、電極間に電気的負荷を接続すると電気的負荷に電流が流れる。従って、光電変換装置は発電装置として機能する。
一対の正電極と負電極との間の電圧が出力したい電圧より低いときには正電極と負電極とを直列接続することにより電圧を高くできる。一対の正電極と負電極との間に流れる電流が出力したい電流より小さいときには正電極と負電極とを並列接続することにより電流を大きくできる。
複数の光電変換領域としての太陽電池セルを配列した光電変換装置としての太陽電池モジュールが特許文献1に開示されている。それによると、光電変換領域がマトリック状に配置されている。各光電変換領域は電気的に絶縁されている。そして、各光電変換領域は電極を直列または並列に接続することができる。光電変換領域を覆って封止材が配置されている。そして、封止材の表面には表面側保護部材が配置されている。隣り合う光電変換領域の間に照射された光は発電に寄与しない。そのため、隣り合う光電変換領域の間には照射する光を拡散する光拡散シートが配置されていた。そして、光拡散シートで拡散された光が封止材を通って光電変換領域に到達して発電に寄与していた。
特許文献1のように光拡散シートを配置したとき、光拡散シートが光電変換領域の一部を覆うため、光電変換領域の面積が小さくなる。そこで、光電変換領域の面積を広くできる光電変換装置が求められていた。
本願の光電変換装置は、シリコンを含む半導体基板を備え、前記半導体基板は、前記半導体基板に配置され光を受光して光電変換する、第1光電変換領域及び第2光電変換領域と、前記第1光電変換領域と前記第2光電変換領域との間に設けられたシリコン酸化物を含む絶縁領域と、を有することを特徴とする。
上記の光電変換装置は、前記絶縁領域は、前記シリコン酸化物に囲まれたシリコン窒化物を有することが好ましい。
上記の光電変換装置では、前記シリコン酸化物の幅は1μm以上5μm以下であることが好ましい。
上記の光電変換装置では、前記半導体基板が光を受光する第1面の反対側の第2面には、前記第1光電変換領域及び前記第2光電変換領域に配置された第1導電型の第1不純物領域と、前記第1不純物領域と異なる第2導電型の第2不純物領域と、前記第1光電変換領域に配置された前記第1不純物領域と前記第2光電変換領域に配置された前記第2不純物領域とを電気的に接続する配線と、を備え、前記配線は前記絶縁領域上を通って配置されることが好ましい。
本願の光電変換モジュールは、上記に記載の光電変換装置と、前記光電変換装置と電気的に接続されている配線基板と、を備えることを特徴とする。
本願の電子機器は、上記に記載の光電変換モジュールを備えることを特徴とする。
本願の光電変換装置の製造方法は、シリコンを含む半導体基板において光を受光する第1面と反対側の第2面に所定の間隔で配列する凹部を形成し、前記凹部のシリコンを熱酸化して円環が連なる形状にシリコン酸化物を含む絶縁領域を形成し、前記絶縁領域を挟む第1光電変換領域及び第2光電変換領域にそれぞれ第1導電型の第1不純物領域と、前記第1不純物領域と異なる第2導電型の第2不純物領域とを形成し、前記第1光電変換領域に配置された前記第1不純物領域と前記第2光電変換領域に配置された前記第2不純物領域とを電気的に接続する配線を、前記絶縁領域上を通って配置し、前記半導体基板の前記第1面を削って前記シリコン酸化物を露出させることを特徴とする。
以下、実施形態について図面に従って説明する。尚、各図面における各部材は、各図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺を異ならせて図示している。
(第1の実施形態)
本実施形態では、腕時計と、この腕時計に搭載された光電変換装置との特徴的な例について、図に従って説明する。第1の実施形態にかかわる腕時計及び光電変換装置について図1〜図10に従って説明する。図1は、腕時計の構成を示す模式平面図である。図1に示すように、電子機器としての腕時計1はケース2を備えている。ケース2の図中上側と下側にはバンド3が配置されている。ケース2及びバンド3が輪を形成している。輪に腕を通して設置し輪の大きさを調整することにより腕時計1が腕に固定される。
本実施形態では、腕時計と、この腕時計に搭載された光電変換装置との特徴的な例について、図に従って説明する。第1の実施形態にかかわる腕時計及び光電変換装置について図1〜図10に従って説明する。図1は、腕時計の構成を示す模式平面図である。図1に示すように、電子機器としての腕時計1はケース2を備えている。ケース2の図中上側と下側にはバンド3が配置されている。ケース2及びバンド3が輪を形成している。輪に腕を通して設置し輪の大きさを調整することにより腕時計1が腕に固定される。
図中中央ではケース2内に円板状の文字盤4が配置されている。文字盤4には同心円状に第1目盛4aが配置されている。文字盤4の中心には時刻を示す時針5、分針6が配置されている。腕時計1はストップウオッチ機能を備え、文字盤の中心には計時用秒針7が配置されている。
文字盤4の図中左上側には時刻表示用秒針8が配置されている。時刻表示用秒針8の周りには時刻表示用秒針8用の目盛である第2目盛4bが同心円状に配置されている。時刻表示用秒針8は現在時刻の秒を示す。
文字盤4の図中右上側には第1表示用針9が配置されている。第1表示用針9の周りには第1表示用針9用の目盛である第3目盛4cが同心円状に配置されている。腕時計1は内部に方位センサーを備えている。そして、第1表示用針9は北の方向を示すときに用いられる。
ケース2の図中右側には竜頭11が配置されている。時針5及び分針6が示す時刻を調整するときに竜頭11が用いられる。操作者は竜頭11を引き出して回転することにより時針5及び分針6を回転させることができる。
ケース2の図中右上側、右下側、左上側及び左下側には操作ボタン12が配置されている。操作者は操作ボタン12を操作することにより腕時計1に各種の機能を行わせることができる。例えば、ストップウオッチ機能を行わせるとき、操作者は操作ボタン12を操作してスタート、ストップ、リセット等を腕時計1に行わせる。他にも、操作者は操作ボタン12を操作して第1表示用針9に北の方向を示させる。
ケース2及びバンド3はステンレスやチタン等の剛性のある材料で構成されている。竜頭11、操作ボタン12、第1目盛4a、第2目盛4b及び第3目盛4cは銅合金や鉄合金等の剛性があり加工しやすい材料で構成されている。文字盤4は樹脂やセラミックス等の光透過性の材質で構成されている。
図2は腕時計の内部構造を示す模式側断面図である。図2に示すように、腕時計1の図中上側には風防板13がケース2に配置されている。風防板13はケース2に固定されている。風防板13はガラス等の光透過性のある材料で構成されている。風防板13の図中下側には文字盤4が配置されている。そして、文字盤4と風防板13との間に時針5、分針6、計時用秒針7、時刻表示用秒針8及び第1表示用針9が配置されている。操作者は風防板13を通して、時針5、分針6、計時用秒針7、時刻表示用秒針8、第1表示用針9及び文字盤4を見ることができる。
文字盤4の図中下側には光電変換モジュール14が配置されている。光電変換モジュール14は室内光や太陽光を受光して発電する。文字盤4は光を透過するので、文字盤4を照射する光は文字盤4を透過して光電変換モジュール14を照射する。
光電変換モジュール14の図中下側には回路基板15が配置されている。回路基板15の図中上側の面には、方位センサー17、CPU18(Central Processing Unit)の他メモリー等の各種の電気素子が配置されている。
方位センサー17は地磁気を検出するセンサーである。操作者が居る場所に応じて腕時計1が受ける地磁気が変わる。方位センサー17は腕時計1が受ける地磁気の向きを検出する。そして、CPU18は腕時計1が受ける地磁気から北の方向を推定して第1表示用針9に北の向きを示させる。
回路基板15の図中下側の面にはGPSアンテナ21(Global Positioning System)が配置されている。GPSアンテナ21は位置情報衛星からの電波を受信する。そして、CPU18は測位信号に含まれる時刻を取得して、時針5、分針6及び計時用秒針7が示す時刻表示を修正する。
回路基板15の図中下側にはムーブメント22及び2次電池23が配置されている。ムーブメント22には複数のモーター及び輪列が配置されている。そして、CPU18がムーブメント22を制御する。図中中央ではムーブメント22の一部が図中上側に突出して文字盤4を貫通している。そして、突出した部分のムーブメント22に時針5、分針6、計時用秒針7、時刻表示用秒針8及び第1表示用針9が配置されている。そして、CPU18はムーブメント22に時針5、分針6、計時用秒針7、時刻表示用秒針8及び第1表示用針9を回転させて各針が目盛を示す位置を制御する。
2次電池23は光電変換モジュール14が発電する電力によって充電される。そして、2次電池23に充電された電気エネルギーは、方位センサー17、回路基板15及びムーブメント22のモーター等に利用される。現在時刻を表示する機能のみを備える時計に比べて腕時計1は方位センサー17及びGPSアンテナ21を備えているので、消費電力の大きな時計になっている。このため、光電変換モジュール14は効率良く発電する機能が求められている。光電変換モジュールとは、たとえば、太陽電池モジュールを指す。
図3は光電変換モジュールの構成を示す模式平面図であり、光電変換モジュール14を文字盤4側から見た図である。図3に示すように、光電変換モジュール14は光電変換装置24及び配線基板25を備えている。従って、腕時計1は光電変換装置24を備えている。そして、配線基板25は光電変換装置24の一部と重なるように設けられている。そして、光電変換装置24と配線基板25とは電気的に接続されている。配線基板25の形状は略長方形をしており、図中左右方向に長い形状になっている。配線基板25は2次電池23と接続されている。詳しくは、配線基板25には第1基板配線26及び第2基板配線27が設置され、第1基板配線26及び第2基板配線27は光電変換装置24と2次電池23とに電気的に接続され、光電変換装置24で発電した電気エネルギーを2次電池23に充電する。光電変換装置とは、たとえば、太陽電池である。
光電変換装置24は円形になっている。1つの光電変換装置24は8個の光電変換領域28を備えている。光電変換領域28は円板の面積を略8等分した形状になっている。図中右下の光電変換領域28が第1光電変換領域29である。光電変換装置24には第1光電変換領域29から図中時計回りに、第2光電変換領域30、第3光電変換領域31、第4光電変換領域32、第5光電変換領域33、第6光電変換領域34、第7光電変換領域35、第8光電変換領域36が配置されている。第1光電変換領域29及び第2光電変換領域30を含む8つの光電変換領域28はそれぞれ光を受光して光電変換する。光電変換領域はそれぞれ、いわゆる太陽電池セルに相当する。
そして、第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36の光電変換領域28により円形の光電変換装置24が構成されている。つまり、第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36はそれぞれ円板を8等分した形状になっている。第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36は同じ構造になっている。光電変換領域28の形状はこの形状に限らない。1つの円形を2〜3分割した形状でもよく、5分割以上に分割した形状でも良い。また、光電変換領域28の形状は扇形に限らず、多角形や、楕円形の他、曲線や直線で構成された形状にしても良い。第5光電変換領域33と第6光電変換領域34との間には時刻表示用秒針8を配置するための穴24aが配置されている。第7光電変換領域35と第8光電変換領域36との間には第1表示用針9を配置するための穴24bが配置されている。光電変換装置24の図中中央には時針5、分針6及び計時用秒針7を配置するための穴24cが配置されている。
隣合う光電変換領域28の間には絶縁領域としての第1絶縁領域37が配置されている。第1絶縁領域37は穴24a、穴24b及び穴24cの周囲にも配置されている。第1絶縁領域37はさらに光電変換装置24の外周24dに沿って配置されている。このように、第1絶縁領域37は各光電変換領域28を囲んで配置されている。そして、第1絶縁領域37の一部は第1光電変換領域29と第2光電変換領域30との間に設けられている。
図4は光電変換装置の構成を示す模式側断面図である。図4に示すように、光電変換装置24は半導体基板38を備えている。半導体基板38はシリコンを含む基板である。半導体基板38はアモルファスシリコンでも良く単結晶シリコンでも良く、アモルファスシリコンと単結晶シリコンとを含んでも良い。本実施形態では、例えば、光電変換装置24では半導体基板38は単結晶シリコンにより構成されている。
半導体基板38において配線基板25が配置される側の面を第2面38aとする。半導体基板38において第2面38aと反対側の面を第1面38bとする。第1面38bは光41が照射される面である。
半導体基板38の第1面38bには、凹凸形状のテクスチャー42が形成されても良い。テクスチャー42は、例えば、多数の略ピラミッド状突起で構成される。このようなテクスチャー42を設けて光の多重反射により、第1面38bにおける外部光の反射損失を抑制し、半導体基板38内に侵入する光量の増大を図ることができる。半導体基板38が例えば(100)面を主面とする基板である場合、(111)面を傾斜面とするピラミッド状突起がテクスチャー42として好適に用いられる。
また、半導体基板38ではテクスチャー42が形成された面に反射防止膜43が形成されている。この反射防止膜43は光の反射を防止する機能と保護膜の機能とを有している。反射防止膜43の構成材料としては、例えば、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、酸化アルミニウム等が挙げられる。酸化ケイ素はシリコン酸化物とも言われる。窒化ケイ素はシリコン窒化物とも言われる。本実施形態では、例えば、反射防止膜43の構成材料にシリコン酸化物が用いられている。
半導体基板38には第1光電変換領域29及び第2光電変換領域30が配置されている。さらに、半導体基板38には第3光電変換領域31〜第8光電変換領域36が配置されている。
半導体基板38の第2面38aには第1絶縁膜44が配置されている。第1絶縁膜44は二酸化シリコン膜でも良く、シリコン窒化膜でも良いが、本実施形態では例えば、二酸化シリコン膜になっている。
第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36の各第1絶縁領域37では第2面38aに第1絶縁膜44に重ねて配線としての正電極45と配線としての負電極46とが並べて配置されている。正電極45と対向する場所の第1絶縁膜44には所定の箇所に第1穴44aが配置されている。そして、第1穴44aでは正電極45が半導体基板38と接触している。第1穴44aが配置された場所では第2面38a側の半導体基板38に第2導電型の第2不純物領域としてのp+不純物領域47が形成されている。p+不純物領域47は半導体基板38にボロン等の第III族の元素が注入されてp+型の半導体になっている領域である。第2導電型はp+型になっている。
負電極46と対向する場所の第1絶縁膜44には所定の箇所に第2穴44bが配置されている。そして、第2穴44bでは負電極46が半導体基板38と接触している。第2穴44bが配置された場所では第2面38a側の半導体基板38に第1導電型の第1不純物領域としてのn+不純物領域48が形成されている。n+不純物領域48は半導体基板38にりんやひ素等のV族の元素が注入されてn+型の半導体になっている領域である。第1導電型はn+型になっている。
半導体基板38には正電極45と対向する場所にp+不純物領域47が配置されている。p+不純物領域47は正電極45に沿って並べて配置されている。同様に、半導体基板38には負電極46と対向する場所にn+不純物領域48が配置されている。n+不純物領域48は負電極46に沿って並べて配置されている。そして、p+不純物領域47とn+不純物領域48とは間隔をあけて配置され、ダイオードを形成している。
このように、半導体基板38が光41を受光する第1面38bの反対側の第2面38aには、第1光電変換領域29及び第2光電変換領域30にp+不純物領域47と、p+不純物領域47と異なるn+不純物領域48とが配置されている。そして、半導体基板38の第2面38aには正電極45及び負電極46が配置されている。正電極45はp+不純物領域47と電気的に接続する。負電極46はn+不純物領域48と電気的に接続する。この負電極46は正電極45と極性の異なる電極である。
第1絶縁領域37には第3穴49が連なって配置されている。第3穴49の軸方向は半導体基板38の厚み方向になっている。第3穴49の側面には円環及びシリコン酸化物としての第2絶縁膜50が配置されている。そして、第2絶縁膜50の材質はシリコン酸化物を含んでいる。従って、第1絶縁領域37はシリコン酸化物を含んでいる。そして、第1絶縁領域37において半導体基板38の厚み方向から見たときのシリコン酸化物の形状は円環が連なる形状である。ここで、半導体基板38の厚み方向とは、第2面38a及び第1面38bの垂線方向を指し、半導体基板38の厚み方向から見るとは、第2面38aまたは第1面38bを平面視する方向をから見ることを指す。
第2絶縁膜50の内側にはシリコン窒化物としての第1補強部51が配置されている。第1補強部51により第1絶縁領域37が補強される。そして、第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とが第1絶縁領域37で折れ曲がることを第1補強部51が抑制する。第1補強部51の材質は加工性が良く強度が得られれば良く特に限定されない。第1補強部51の材質には例えばシリコン酸化物やシリコン窒化物等のシリコン化合物が用いられている。第2絶縁膜50の中央にはシリコン化合物が配置されている。本実施形態では、例えば、第1補強部51の材質にシリコン窒化物が用いられている。従って、第1絶縁領域37は、シリコン酸化物に囲まれたシリコン窒化物を有する。
第2面38aにおける第1絶縁領域37には配線としての接続配線52が配置されている。接続配線52は隣り合う光電変換領域28の正電極45と負電極46とを接続する配線である。例えば、第1光電変換領域29に位置する負電極46と第2光電変換領域30に位置する正電極45とを接続配線52が電気的に接続する。他にも、第2光電変換領域30に位置する負電極46と第3光電変換領域31に位置する正電極45とを接続配線52が電気的に接続する。
他にも、第3光電変換領域31に位置する負電極46と第4光電変換領域32に位置する正電極45とを接続配線52が電気的に接続する。他にも、第5光電変換領域33に位置する負電極46と第6光電変換領域34に位置する正電極45とを接続配線52が電気的に接続する。他にも、第6光電変換領域34に位置する負電極46と第7光電変換領域35に位置する正電極45とを接続配線52が電気的に接続する。他にも、第7光電変換領域35に位置する負電極46と第8光電変換領域36に位置する正電極45とを接続配線52が電気的に接続する。他にも、第8光電変換領域36に位置する負電極46と第1光電変換領域29に位置する正電極45とを接続配線52が電気的に接続する。
このように、第1光電変換領域29に配置されたn+不純物領域48と第2光電変換領域30に配置されたp+不純物領域47とが正電極45、負電極46及び接続配線52により電気的に接続されている。そして、接続配線52は第1絶縁領域37上を通って配置されている。
正電極45及び負電極46の図中下側には正電極45及び負電極46を覆って第3絶縁膜53が配置されている。第3絶縁膜53の材質には二酸化シリコン膜やシリコン窒化膜を用いることができる。本実施形態では、例えば、第3絶縁膜53の材質にシリコン窒化膜を用いている。正電極45及び負電極46の材質にはアルミニウム、チタン、銅等の金属や合金が用いることができる。本実施形態では、例えば、正電極45及び負電極46の材質にアルミニウム合金を用いている。
半導体基板38に光41が照射されるとき、半導体基板38内では光を吸収して電子が励起して自由正孔54と自由電子55とが生成される。自由正孔は原子から離れて移動可能になった正孔であり、自由電子は原子から離れて移動可能になった電子である。そして、自由正孔と自由電子とが半導体基板内を拡散する。p+不純物領域47とn型の半導体基板38の間に空乏層が形成される。
空乏層には内蔵電界が形成される。正孔、電子が空乏層に到達すると、電界に沿って正孔、電子が移動する。正電極45に接近する正孔は正電極45に向かって流れ、正電極45は正側の電極になる。負電極46に接近する電子は負電極46に向かって流れ、負電極46は負側の電極になる。
図5は、正電極及び負電極の構造を示す要部模式平面図であり、第1光電変換領域29及び第2光電変換領域30を第1面38b側から見た図である。図5に示すように、光電変換装置24は円の中心を通る線で円を八等分にした形状に近い形状になっている。
光電変換装置24及び半導体基板38は円形である。半導体基板38の第1面38bの面上において円形の中心を通る線が延在する方向を径方向56とする。径方向56と直交する方向を周方向57とする。
第1絶縁領域37に囲まれた第1光電変換領域29には正電極45及び負電極46が配置されている。正電極45は正フィンガー電極45a及び正バス電極45bを備えている。正フィンガー電極45aは周方向57に長い円弧状の電極であり、径方向56に並んで複数配置されている。正バス電極45bは複数の正フィンガー電極45aと電気的に接続している。正バス電極45bは径方向56に延在する1本の電極である。
同様に、負電極46は負フィンガー電極46a及び負バス電極46bを備えている。負フィンガー電極46aは周方向57に長い円弧状の電極であり、径方向56に並んで複数配置されている。負バス電極46bは複数の負フィンガー電極46aと電気的に接続している。負バス電極46bは径方向56に延在する1本の電極である。
正フィンガー電極45a及び負フィンガー電極46aは径方向56に交互に配置されている。そして、正フィンガー電極45aと対向する場所の半導体基板38にはp+不純物領域47が所定の間隔で形成されている。負フィンガー電極46aと対向する場所の半導体基板38にはn+不純物領域48が所定の間隔で形成されている。正フィンガー電極45a及び負フィンガー電極46aの本数は特に限定されない。図を見やすくするために図中では正フィンガー電極45aが8本であり、負フィンガー電極46aが9本になっている。
そして、第1光電変換領域29の負電極46と第2光電変換領域30の正電極45とが接続配線52により電気的に接続されている。接続配線52は第1絶縁領域37上を通って配置されている。半導体基板38の各第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36は第1絶縁領域37により絶縁されている。従って、第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36はそれぞれ個別に発電する。
そして、接続配線52は第1光電変換領域29の負電極46と第2光電変換領域30の正電極45とを電気的に接続するので、第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とが直列接続されている。同様に、第5光電変換領域33、第6光電変換領域34、第7光電変換領域35、第8光電変換領域36、第1光電変換領域29、第2光電変換領域30、第3光電変換領域31及び第4光電変換領域32がこの順に電気的に直列接続されている。
図6は絶縁領域を説明するための模式平面図であり、第1面38b側から光電変換装置24を見た図である。図7は絶縁領域を説明するための模式側断面図であり、図6のAA線に沿う面から光電変換装置24を見た図である。図6及び図7に示すように、半導体基板38の厚み方向から見たとき第2絶縁膜50の形状は円環が連なる形状になっている。円環状の部分は半導体基板38の厚み方向に長いので、円筒状になっている。第2絶縁膜50は第2面38aと第1面38bとの間に配置される。従って、第2絶縁膜50が連なるとき隣り合う光電変換領域28を電気的に絶縁することができる。
第2絶縁膜50の円環状の各部分の中側に第1補強部51が配置されている。第1補強部51は円柱状になっており、第1面38b側では第1補強部51の中央がへこんでいる。半導体基板38の厚み方向から見たときの第1補強部51の直径を補強部径51aとする。補強部径51aは6μm以上16μm以下が好ましい。直径は6μmより小さいとき、第2絶縁膜50の内側に第1補強部51の材料を配置することが難しくなる。また、直径が16μmより大きいとき、第1絶縁領域37の幅が広くなるので、光電変換装置24において光電変換領域28が占める面積の比率が小さくなるので、発電効率が小さくなる。
第2絶縁膜50の円環状のシリコン酸化物の幅を第2絶縁膜幅50aとする。第2絶縁膜幅50aは1μm以上5μm以下が好ましい。この円環の幅は形成された多数の円環の平均値を示す。円環の部分はシリコンを含む半導体基板38に形成された穴を熱酸化して形成される。円環が連なるとき隣り合う第1補強部51の間の距離は第2絶縁膜幅50aの2倍の2μm以上である。円環の幅は熱酸化により約2倍になるので、熱酸化する前の工程では穴の側面間の距離が1μm以上に形成される。穴の側面間の距離が1μm未満になると穴の加工時のばらつきにより隣り合う穴がつながって円環を形成できない可能性が生ずる。穴の側面間の距離を1μm以上にすることにより連なる円環を品質良く形成することができる。従って、第2絶縁膜幅50aは1μm以上が好ましい。また、第2絶縁膜幅50aが5μmを超えるときシリコンを酸化する時間が長時間になる。第2絶縁膜幅50aを5μm以下にすることにより第2絶縁膜50を生産性良く形成できる。
図8は接続配線を説明するための要部模式平面図である。図8において、図中右側には第1光電変換領域29が配置されており、図中左側には第2光電変換領域30が配置されている。そして、第1光電変換領域29と第2光電変換領域30との間には第1絶縁領域37が配置されている。
第1光電変換領域29の負電極46と第2光電変換領域30の正電極45とを接続配線52が電気的に接続している。負電極46、正電極45及び接続配線52は同じ材質であり一体に形成されている。そして、接続配線52は第1絶縁領域37上を通って配置されている。従って、第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とは接続配線52だけが電気的に接続している。
図9は配線基板を説明するための要部模式平面図である。図9において、図中右側には第4光電変換領域32が配置されており、図中左側には第5光電変換領域33が配置されている。そして、第4光電変換領域32と第5光電変換領域33との間には第1絶縁領域37が配置されている。
光電変換装置24の外周側には第4光電変換領域32と第5光電変換領域33との間に配線基板25が配置されている。配線基板25には第1基板配線26及び第2基板配線27が配置されている。そして、第1基板配線26は第5光電変換領域33の正電極45と電気的に接続されている。第2基板配線27は第4光電変換領域32の負電極46と電気的に接続されている。
第5光電変換領域33、第6光電変換領域34、第7光電変換領域35、第8光電変換領域36、第1光電変換領域29、第2光電変換領域30、第3光電変換領域31及び第4光電変換領域32がこの順に電気的に直列接続されている。従って、第1基板配線26及び第2基板配線27は直列接続された光電変換領域28の両端の電極と電気的に接続されている。
図10は配線基板を説明するための要部模式側断面図である。図10に示すように光電変換モジュール14は光電変換装置24及び配線基板25を備えている。配線基板25は絶縁基板58を備えている。絶縁基板58上には第1基板配線26及び第2基板配線27が配置されている。
第1基板配線26、第2基板配線27及び絶縁基板58に重ねて第5絶縁膜61が配置されている。第5絶縁膜61は第1基板配線26と対向する場所の一部に第9穴61aが形成されている。第9穴61aでは第1基板配線26が露出する。第5絶縁膜61は第2基板配線27と対向する場所の一部に第10穴61bが形成されている。第10穴61bでは第2基板配線27が露出する。
光電変換装置24の第3絶縁膜53は第4光電変換領域32の負電極46と対向する場所の一部に第11穴53cが形成されている。第11穴53cでは負電極46が露出する。光電変換装置24の第3絶縁膜53は第5光電変換領域33の正電極45と対向する場所の一部に第12穴53dが形成されている。第12穴53dでは正電極45が露出する。
半導体基板38の厚み方向から見たとき、第11穴53cと第10穴61bとが対向して配置されている。そして、第11穴53c及び第10穴61bが配置された場所では第2基板配線27と負電極46との間に負極導電接続部62が配置されている。負極導電接続部62は第2基板配線27と負電極46とを電気的に接続する。第12穴53d及び第9穴61aが配置された場所では第1基板配線26と正電極45との間に正極導電接続部63が配置されている。正極導電接続部63は第1基板配線26と正電極45とを電気的に接続する。配線基板25と光電変換装置24とは接着剤64により接着固定されている。尚、接着剤64を用いずとも配線基板25と光電変換装置24とを接合できるときには接着剤64を用いなくても良い。
絶縁基板58にはポリイミド基板、ポリエチレンテレフタレート基板等の各種樹脂基板が用いられる。本実施形態では、例えば、絶縁基板58にポリイミド基板が用いられている。第1基板配線26及び第2基板配線27には銅または銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金、銀または銀合金等が用いられる。本実施形態では、例えば、第1基板配線26及び第2基板配線27には銅が用いられている。
負極導電接続部62及び正極導電接続部63には導電ペースト、導電シート、導電性接着剤、金属材料、はんだ、ろう材等が用いられる。本実施形態では、例えば、負極導電接続部62及び正極導電接続部63に導電ペーストが用いられている。
第5絶縁膜61の材料にはポリイミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等の各種樹脂材料が用いられている。本実施形態では、例えば、第5絶縁膜61の材料にポリイミド樹脂が用いられている。
接着剤64の材料にはエポキシ系接着剤、シリコーン系接着剤、オレフィン系接着剤、アクリル系接着剤等が用いられる。本実施形態では、例えば、接着剤64の材料にエポキシ系接着剤が用いられている。
次に上述した光電変換モジュール14の製造方法について図11〜図26にて説明する。図11は、光電変換モジュールの製造方法のフローチャートであり、図12〜図26は光電変換モジュールの製造方法を説明するための模式図である。図11のフローチャートにおいて、ステップS1は保護膜形成工程に相当し、シリコンウエハー上に保護膜を形成する工程である。次にステップS2に移行する。ステップS2は凹部形成工程である。この工程は、第3穴49の基になる凹部を形成する工程である。次にステップS3に移行する。ステップS3は絶縁領域形成工程である。この工程は、凹部に第2絶縁膜50及び第1補強部51を形成する工程である。
次にステップS4に移行する。ステップS4はダイオード形成工程である。この工程は、半導体基板38にダイオードを形成する工程である。次にステップS5に移行する。ステップS5は配線形成工程である。この工程は、半導体基板38に正電極45及び負電極46を形成する工程である。次にステップS6に移行する。ステップS6はテクスチャー形成工程である。この工程は、半導体基板38の第1面38bにテクスチャー42を形成する工程である。次にステップS7に移行する。ステップS7は基板分割工程である。この工程は、シリコンウエハーを分割して光電変換装置24の形状にする工程である。次にステップS8に移行する。ステップS8は基板実装工程である。この工程は、配線基板25に光電変換装置24を実装する工程である。以上の工程により光電変換モジュール14が完成する。
次に、図12〜図26を用いて、図11に示したステップと対応させて、製造方法を詳細に説明する。図12〜図13はステップS1の保護膜形成工程に対応する図である。図12に示すように、半導体基板としてのシリコンウエハー65を用意する。シリコンウエハー65は予め所定の厚みに研削され、表面を研磨されている。さらに、表面がエッチングされており、格子欠陥が低減されている。シリコンウエハー65は光電変換装置24が複数形成されるマザー基板である。
シリコンウエハー65は円板状であり対向する2つの平面を有する。2つの平面の一方を第2面65aとし、他方の平面を第1面65bとする。第1面65bに第1保護膜66を成膜する。第1保護膜66はシリコン窒化膜である。第1保護膜66はPECVD(plasma enhanced chemical vapor deposition)法を用いて成膜される。
シリコンウエハー65の第2面65a側に酸化シリコン膜67及び窒化シリコン膜68を重ねて成膜する。酸化シリコン膜67及び窒化シリコン膜68にて第2保護膜69が構成される。第2保護膜69は第3穴49の基になる凹部を形成するときのマスクとして機能する膜である。酸化シリコン膜67及び窒化シリコン膜68は蒸着法、スパッタ法またはCVD(chemical vapor deposition)法を用いて成膜される。酸化シリコン膜67及び窒化シリコン膜68の厚みは特に限定されない。本実施形態では、例えば、酸化シリコン膜67の膜厚は100nm〜200nmである。窒化シリコン膜68の膜厚は100nm〜200nmである。
酸化シリコン膜67及び窒化シリコン膜68に重ねて図示しないレジスト膜が成膜される。スピンコート法やスプレーコート法等を用いて感光性の樹脂を溶解した樹脂溶液が塗布される。次に、樹脂溶液を乾燥させることにより溶媒を除去して樹脂膜を形成する。感光性の樹脂にはネガ型及びポジ型のいずれの材料を採用しても良い。次に、フォトリソグラフィー技術を用いてレジスト膜を露光する。そして、レジスト膜を現像する。現像されたレジスト膜には開口部が形成され、レジスト膜はエッチングマスクとして機能する。開口部は第2保護膜69から酸化シリコン膜67及び窒化シリコン膜68が除去される部分である。次に、レジスト膜をマスクにして第2保護膜69がエッチングされる。第2保護膜69には第1絶縁領域37のパターンに第2開口部69aが形成される。酸化シリコン膜67は所定のパターンに形成されて第1絶縁膜44になる。従って、第1絶縁膜44及び窒化シリコン膜68にて第2保護膜69が構成される。
次に、シリコンウエハー65に配置されたレジスト膜を除去する。レジスト膜の除去は、レジスト膜を溶解・剥離可能な発煙硝酸、硫酸や有機溶剤等でのウエットエッチング法、あるいは、酸素プラズマアッシング法等により行うことができる。本実施形態では、例えば、酸素プラズマアッシングでアッシングした後で、さらに、有機剥離液や硫酸を用いてレジスト膜の残渣を除去した。
図13は第2開口部69aが形成された第2保護膜69の平面形状を示している。図13に示すように、シリコンウエハー65には4行4列の光電変換装置24が形成されるように第2開口部69aのパターンが形成される。尚、1枚のシリコンウエハー65で形成する光電変換装置24の個数は特に限定されない。本実施形態では図を見やすくするために、1枚のシリコンウエハー65に16個の光電変換装置24を形成することとする。
図14及び図15はステップS2の凹部形成工程に対応する図である。図14は凹部70の要部側断面図であり、図15はシリコンウエハー65の厚み方向から見た平面図である。図14及び図15に示すように、続いて、第2保護膜69をマスクにして、シリコンウエハー65に異方性エッチングを施す。異方性エッチングとしては、例えば、誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma:ICP)によるディープ・リアクティブ・イオンエッチング(Deep Reactive Ion Etching:DRIE)を用いることができる。
誘導結合プラズマによるディープ・リアクティブ・イオンエッチングは異方性エッチング装置を用いて行われる。異方性エッチング装置は、チャンバー内にステージとコイルとを備えている。ステージ上に、第2保護膜69が形成された第2面65aがコイル側を向くようにシリコンウエハー65を載置する。
チャンバー内にSF6ガスを供給しながら、コイルに高周波数の大電流を流すことによって、プラズマが発生する。そして、ステージにバイアス電圧をかけることにより、プラズマの粒子が第2保護膜69の第2開口部69aからシリコンウエハー65の第2面65a側に引き込まれる。これにより、シリコンウエハー65が第2面65a側から第2開口部69aの形状で厚さ方向に略垂直にエッチングされる。エッチングされたシリコンはSiF4となって除去される。シリコンウエハー65の過昇温を防止するために、異方性エッチング装置は例えばヘリウムガスを用いてシリコンウエハー65を第1面65b側から冷却する。
異方性エッチング装置を用いてシリコンウエハー65を所定の深さまで削る。次に、異方性エッチング装置はC4F8ガスをシリコンウエハー65の表面に供給する。C4F8ガスにより図示しない第3保護膜が形成される。第3保護膜の形成をコーティングという。
再度、シリコンウエハー65を厚さ方向にエッチングする。エッチングによりシリコンが露出する。次に、第3保護膜をコーティングする。そして、シリコンウエハー65のエッチングと第3保護膜のコーティングを反復する。この方法をボッシュプロセスという。その結果、シリコンを含む半導体基板38が形成されるシリコンウエハー65の第2面65aに所定の間隔で配列する凹部70が形成される。凹部70の深さは特に限定されないが本実施形態では、例えば、250μmになっている。各凹部70の間にはシリコンが残っている。この部分をブリッジ71という。隣り合う凹部70が繋がってブリッジ71がなくなるとき、後工程でシリコンウエハー65を研削するとき、シリコンウエハー65が割れる可能性が高くなる。従って、ブリッジ71がなくならないように凹部70を配置する。
凹部70は円柱形のめくら穴である。凹部70の直径は特に限定されないが本実施形態では、例えば、5μm以上10μm以下になっている。凹部70の直径が5μm未満のとき、凹部70にプラズマの粒子が入り難くなるので、凹部70を形成する時間が長くなるので生産性が低下する。凹部70の直径が10μmを超えるとき、光電変換領域28が狭くなる。また第1絶縁領域37の幅が広くなるので第1絶縁領域37が視認しやすくなる。従って、光電変換装置24の外観上好ましくない。
ブリッジ71の幅は特に限定されないが本実施形態では、例えば、1μm以上5μm以下になっている。ブリッジ71の幅が1μm未満になると凹部70の加工時のばらつきにより隣り合う凹部70がつながる可能性がある。隣り合う凹部70が繋がるときブリッジ71がなくなる。ブリッジ71の幅を1μm以上にすることにより第1絶縁領域37を品質良く形成することができる。ブリッジ71の幅が5μmを超えるとき後工程にてブリッジ71のシリコンを酸化する時間が長時間になる。ブリッジ71の幅を5μm以下にすることにより円環状の第1絶縁領域37を生産性良く形成できる。
図16〜図18はステップS3の絶縁領域形成工程に対応する図である。図16に示すように、ステップS3では凹部70に第2絶縁膜50を成膜する。第2絶縁膜50は二酸化シリコン等のシリコン酸化物の膜である。第2絶縁膜50を形成する方法には酸化炉を用いた方法を用いることができる。酸化炉を用いて第2絶縁膜50を成膜する。900〜1100度程度に加熱した石英管の酸化炉の中にシリコンウエハー65を入れ酸素や水素等のガスを導入する。そして、シリコンウエハー65を約120時間加熱する。この操作によりシリコンを酸化させて第2絶縁膜50を成膜する。第2絶縁膜50は凹部70の側壁に円環状に形成される。このように凹部70のシリコンを熱酸化して円環が連なる形状にシリコン酸化物を含む第2絶縁膜50が第1絶縁領域37に形成される。ブリッジ71にシリコンが残ると第1絶縁領域37を通過して電流が流れるのでブリッジ71のシリコンを確実にシリコン酸化物にして第2絶縁膜50を形成する必要がある。
ブリッジ71においてシリコンがシリコン酸化物になるとき、ブリッジ71の幅が2倍になる。従って、シリコンを酸化させた後のブリッジ71の幅は2μm以上10μm以下になる。第2絶縁膜幅50aはブリッジ71の幅の半分になっている。従って、第2絶縁膜幅50aは1μm以上5μm以下になる。
次に、図17に示すように、凹部70の内部に第1補強部51を形成する。本実施形態では、例えば、第1補強部51はシリコン窒化物であり、窒化シリコン膜68と同じ材質になっている。第1補強部51はCVD法を用いて配置される。CVD法ではシリコン窒化物を霧状にしてシリコンウエハー65に堆積させる。
このとき、凹部70では入口部分の側面にシリコン窒化物が付着し易く、凹部70の奥の部分にはシリコン窒化物が付着し難い。このため、凹部70は入口部分にシリコン窒化物の蓋が形成される。そして、凹部70の奥の部分に空洞51bが形成される。凹部70が円筒状であるので、空洞51bは円錐状になる。第1補強部51はブリッジ71の強度を補強すれば良いので、空洞51bがあっても良い。窒化シリコン膜68上にもシリコン窒化物が堆積するので、窒化シリコン膜68は厚くなる。
次に、図18に示すように、窒化シリコン膜68を除去する。窒化シリコン膜68の除去方法は特に限定されないが、本実施形態では、例えば、異方性のドライエッチング法を用いた。窒化シリコン膜68を除去して第1絶縁膜44を露出させる。第1絶縁膜44はシリコン酸化物の膜であり絶縁膜として機能する。
図19はステップS4のダイオード形成工程に対応する図である。図19に示すように、ステップS4ではダイオードを形成する。まず、第1絶縁膜44に重ねて酸化シリコンを成膜して第1絶縁膜44の厚みを調整する。ステップS1にて行った方法と同様の方法で酸化シリコンの膜を成膜し所定のパターンに形成する。次に、p+不純物領域47を形成する。ステップS1のときと同様にシリコンウエハー65の第2面65a側にレジスト膜を成膜する。次に、フォトリソグラフィー技術を用いてレジスト膜を露光して現像する。現像されたレジスト膜にはp+不純物領域47の形状の開口が形成される。このレジスト膜をイオン注入マスクとして用いる。
次に、シリコンウエハー65に対してホウ素をイオン注入する。シリコンウエハー65の厚み方向に対して注入角度を調整してホウ素の注入深さを制御する。また、第1絶縁膜44を通してイオン注入することによりホウ素を、浅く打ち込むことができる。続いて、レジスト膜を剥離する。レジスト膜の剥離方法はステップS1と同じ方法を用いる。
次に、n+不純物領域48を形成する。ステップS1のときと同様にシリコンウエハー65の第2面65a側にレジスト膜を成膜する。次に、フォトリソグラフィー技術を用いてレジスト膜を露光して現像する。現像されたレジスト膜にはn+不純物領域48の形状の開口が形成される。このレジスト膜をエッチングマスクとして用いる。
次に、シリコンウエハー65に対してリンをイオン注入する。シリコンウエハー65の厚み方向に対して注入角度を調整してリンの注入深さを制御する。また、第1絶縁膜44を通してイオン注入することによりリンを、浅く打ち込むことができる。続いて、レジスト膜を剥離する。レジスト膜の剥離方法はステップS1と同じ方法を用いる。
次に、シリコンウエハー65を加熱して注入したホウ素及びリンをシリコンと置換させる。シリコンとリン、ホウ素は価数が違うので、余分な電子もしくは正孔濃度が増える。そして、ホウ素及びリンが配置されたシリコンの結晶では電気的性質が半導体から金属に近く変化する。このように、第1絶縁領域37を挟む第1光電変換領域29及び第2光電変換領域30にそれぞれn+不純物領域48と、n+不純物領域48と異なるp+不純物領域47とを形成する。
図20及び図21はステップS5の配線形成工程に対応する図である。図20に示すように、ステップS5において、第1絶縁膜44に第1穴44a及び第2穴44bを形成する。
第1穴44a及び第2穴44bを形成するときにはステップS1のときと同様にシリコンウエハー65の第2面65a側にレジスト膜を成膜する。次に、フォトリソグラフィー技術を用いてレジスト膜を露光して現像する。現像されたレジスト膜には第1穴44a及び第2穴44bの形状の開口が形成される。このレジスト膜をエッチングマスクとして用いる。次に、シリコンウエハー65に酸素プラズマを照射し、さらに、シリコンウエハー65をバッファードフッ酸に浸漬して第1穴44a及び第2穴44bを形成する。続いてレジスト膜を剥離する。
次に、第1絶縁膜44上に正電極45、負電極46及び接続配線52を形成する。正電極45、負電極46及び接続配線52は第1層と第2層との2層構造になっている。第1層の材質はアルミニウム−シリコン合金である。第2層の材質はチタンナイトライドである。第1絶縁膜44上に第1層がスパッタ法にて成膜される。次に、第1層の上に第2層がスパッタ法にて成膜される。
第1層は第2層より反射率が高くなっている。従って、半導体基板38を通過した光41の一部は正電極45、負電極46及び接続配線52で高い比率で反射して半導体基板38に向かって進行する。このため、半導体基板38は効率よく光41を吸収することができる。
次に、シリコンウエハー65の第2面65a側にレジスト膜を成膜する。次に、フォトリソグラフィー技術を用いてレジスト膜を露光して現像する。現像されたレジスト膜には正電極45、負電極46及び接続配線52の形状が形成される。このレジスト膜をエッチングマスクとして用いる。次に、シリコンウエハー65をエッチング液に浸漬して2層に成膜した金属配線の膜を正電極45、負電極46及び接続配線52の形状にする。続いてレジスト膜を剥離する。その結果、第1絶縁膜44上に正電極45、負電極46及び接続配線52が形成される。
次に、図21に示すように、第1絶縁膜44、正電極45、負電極46及び接続配線52に重ねて第3絶縁膜53を形成する。第3絶縁膜53はシリコン窒化膜である。第3絶縁膜53はCVD法を用いて成膜する。このように、正電極45、負電極46及び接続配線52を配置する。正電極45、負電極46及び接続配線52は第1光電変換領域29に配置されたn+不純物領域48と第2光電変換領域30に配置されたp+不純物領域47とを電気的に接続する。そして、接続配線52は第1光電変換領域29と第2光電変換領域30との間の第1絶縁領域37上を通って配置される。
同様に、正電極45、負電極46及び接続配線52は第2光電変換領域30に配置されたn+不純物領域48と第3光電変換領域31に配置されたp+不純物領域47とを電気的に接続する。さらに、正電極45、負電極46及び接続配線52は第3光電変換領域31に配置されたn+不純物領域48と第4光電変換領域32に配置されたp+不純物領域47とを電気的に接続する。さらに、正電極45、負電極46及び接続配線52は第5光電変換領域33に配置されたn+不純物領域48と第6光電変換領域34に配置されたp+不純物領域47とを電気的に接続する。
さらに、正電極45、負電極46及び接続配線52は第6光電変換領域34に配置されたn+不純物領域48と第7光電変換領域35に配置されたp+不純物領域47とを電気的に接続する。さらに、正電極45、負電極46及び接続配線52は第7光電変換領域35に配置されたn+不純物領域48と第8光電変換領域36に配置されたp+不純物領域47とを電気的に接続する。さらに、正電極45、負電極46及び接続配線52は第8光電変換領域36に配置されたn+不純物領域48と第1光電変換領域29に配置されたp+不純物領域47とを電気的に接続する。
そして、接続配線52は第2光電変換領域30と第3光電変換領域31との間の第1絶縁領域37上を通って配置される。さらに、接続配線52は第3光電変換領域31と第4光電変換領域32との間の第1絶縁領域37上を通って配置される。さらに、接続配線52は第5光電変換領域33と第6光電変換領域34との間の第1絶縁領域37上を通って配置される。さらに、接続配線52は第6光電変換領域34と第7光電変換領域35との間の第1絶縁領域37上を通って配置される。さらに、接続配線52は第7光電変換領域35と第8光電変換領域36との間の第1絶縁領域37上を通って配置される。さらに、接続配線52は第8光電変換領域36と第1光電変換領域29との間の第1絶縁領域37上を通って配置される。
図22〜図24はステップS6のテクスチャー形成工程に対応する図である。図22に示すように、ステップS6において、シリコンウエハー65の第2面65aに第2保護膜72を成膜する。第2保護膜72は樹脂からなる膜である。第2保護膜72の成膜方法はステップS1におけるレジスト膜の成膜方法と同じ成膜方法を用いることができる。次に、第1保護膜66及びシリコンウエハー65を削る。詳しくは、シリコンウエハー65の第1面65bを削ってシリコン酸化物である第1絶縁領域37の第2絶縁膜50を第1面65bに露出させる。シリコンウエハー65はグラインダーにて削る。砥石の砥粒を細かくすることにより破砕層を減少することができる。研削後のシリコンウエハー65の厚みは特に限定されないが本実施形態では、例えば、約170μmにしている。
図23に示すように、続いて、シリコンウエハー65の第1面65bにテクスチャー42を形成する。テクスチャー42は四角すいの突起が隙間なく配置された面である。テクスチャー42の形成には、例えばウエットエッチング法が用いられる。ウエットエッチング法は、たとえば、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム、水酸化テトラメチルアンモニウム等のアルカリ水溶液にイソプロピルアルコールを添加し、70℃以上80℃以下に加熱した溶液により行われる。
次に、第2保護膜72を除去する。第2保護膜72の除去方法はステップS1におけるレジスト膜の除去方法と同じ除去方法を用いることができる。
図24に示すように、次に、第1面65bに反射防止膜43を成膜する。反射防止膜43は第1面65bにシリコン窒化膜を成膜する。続いて、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜とを交互に重ねて多層に形成する。他にもシリコン酸化膜と酸化ニオブ膜とを交互に重ねて多層に形成しても良い。
その後、必要に応じて、加熱処理を施す。この加熱処理をシンター処理という。この加熱処理により光電変換装置24の特性を最適化させることができる。
図25はステップS7の基板分割工程に対応する図である。図25に示すように、ステップS7において、シリコンウエハー65の第2面65aに第1溝73を形成する。第1溝73は光電変換装置24の外形形状、穴24a及び穴24bの形状に形成される。第1溝73は公知のフォトグラフィー法及びエッチング法を用いて形成されるので、詳細の説明は省略する。
次に、シリコンウエハー65を光電変換装置24の外周24dに沿ってダイシングして分割する。さらに、穴24a及び穴24bに沿ってダイシングする。外周24d、穴24a及び穴24bは曲線で構成されているので、ダイシングにはレーザーダイシング法を用いる。まず、シリコンウエハー65の第1面65bを粘着テープ74に貼り付ける。粘着テープ74の外周部には図示しないダイシングリングが貼り付けられている。ダイシングリングは粘着テープ74及びそれに貼り付けたシリコンウエハー65を支持し易くする。
次に、レーザーダイシング装置75を用意する。レーザーダイシング装置75はレーザー光源、XYテーブル及び制御装置を備えている。制御装置はXYテーブルの移動量やレーザー光源の射出を制御する。レーザー光源はシリコンウエハー65を切断するレーザー光76を射出可能であれば良く特に限定されない。本実施形態では、例えば、レーザー光源にYAGレーザー(Yttrium Aluminum Garnet)を用いている。レーザー光源はシリコンウエハー65に355nmの波長のレーザー光76を射出する。レーザー光源にはレーザー光76を集光する光学系を備えている。そして、制御装置はレーザー光76を集光する場所を制御する。
シリコンウエハー65を図示しないXYテーブルに設置する。そして、予め入力された経路に沿ってレーザー光76を照射するように制御装置はXYテーブルを制御する。レーザー光76を照射する経路は第1溝73に沿って移動する経路になっている。そして、レーザーダイシング装置75は第1溝73に沿ってレーザー光76を照射してシリコンウエハー65を分割する。
レーザー光源は第1溝73にレーザー光76を照射する。第1溝73の表面には凹凸が形成されており、第1溝73がレーザー光76を吸収し易くなっている。従って、レーザー光76により効率良くシリコンウエハー65が加熱されるので、生産性良くシリコンウエハー65が切断される。そして、シリコンウエハー65から光電変換装置24が取り出される。
図26はステップS8の基板実装工程に対応する図である。図26に示すように、ステップS8において、光電変換装置24が配線基板25に実装される。まず、配線基板25を用意する。配線基板25ではポリイミドにて形成された絶縁基板58上に第1基板配線26及び第2基板配線27が形成されている。第1基板配線26及び第2基板配線27はアルミニウムを分散媒に分散させた溶液を精密オフセット印刷等にて絶縁基板58上に印刷し乾燥させることで形成される。
第1基板配線26及び第2基板配線27が形成された絶縁基板58上に接着層及び第5絶縁膜61が配置される。エポキシ系接着剤よりなる接着層を絶縁基板58に塗られたものに重ねて第5絶縁膜61をラミネートし、接着層を加熱して固化することにより、第5絶縁膜61が絶縁基板58に接着固定されている。
接着層及び第5絶縁膜61には正電極45及び負電極46と対向する場所に穴があいているので、第1基板配線26及び第2基板配線27が露出している。第1基板配線26及び第2基板配線27が露出する場所には負極導電接続部62及び正極導電接続部63の材料である導電ペーストが設置される。さらに、第5絶縁膜61上には接着剤64が設置される。導電ペーストや接着剤64はスクリーン印刷法等の印刷方法を用いて設置される。
続いて、光電変換装置24と配線基板25とを重ね合わせる。その後、光電変換装置24と配線基板25とが接するまで互いに近づけて押圧する。導電ペーストは荷重を受けて変形し、第1基板配線26と正電極45との間で広がる。同様に、導電ペーストは第2基板配線27と負電極46との間で広がる。この状態で導電ペースト及び接着剤64が加熱されて硬化する。
第1基板配線26と正電極45との間の導電ペーストが正極導電接続部63になり、第2基板配線27と負電極46との間の導電ペーストが負極導電接続部62になる。その結果、正極導電接続部63は第1基板配線26と正電極45の双方に接触し電気的及び機械的に接続する。同様に、負極導電接続部62は第2基板配線27と負電極46の双方に接触し電気的及び機械的に接続する。以上の工程により光電変換モジュール14が完成する。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、光電変換装置24は半導体基板38を備えている。そして、半導体基板38には第1光電変換領域29、第2光電変換領域30及び第1絶縁領域37が配置されている。第1光電変換領域29及び第2光電変換領域30は光を受光して光エネルギーを電気エネルギーに変換する。第1絶縁領域37は第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とに挟まれている。そして、第1絶縁領域37は第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とを電気的に分離する。このため、第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とはそれぞれ個別に発電する。
(1)本実施形態によれば、光電変換装置24は半導体基板38を備えている。そして、半導体基板38には第1光電変換領域29、第2光電変換領域30及び第1絶縁領域37が配置されている。第1光電変換領域29及び第2光電変換領域30は光を受光して光エネルギーを電気エネルギーに変換する。第1絶縁領域37は第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とに挟まれている。そして、第1絶縁領域37は第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とを電気的に分離する。このため、第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とはそれぞれ個別に発電する。
半導体基板38はシリコンを含んでおり、第1絶縁領域37はシリコン酸化物を含んでいる。シリコン酸化物は絶縁体であるので第1絶縁領域37は第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とを電気的に分離することができる。また、第1絶縁領域37は半導体基板38に凹部70を形成して熱酸化させて形成することができる。
フォトリソグラフィー法を用いることにより凹部70は微細に形成できる。そして、半導体基板38を熱酸化させることにより凹部70にシリコン酸化物の膜を形成することができる。このシリコン酸化物の膜厚は数μmにすることができる。半導体基板38の厚み方向から見たときの第1絶縁領域37の幅は凹部70の幅と凹部70の側面におけるシリコン酸化物の膜厚を加算した長さになる。従って、絶縁領域の幅は数十μm以下になる。
半導体基板38を切断して第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とを分離して第1光電変換領域29と第2光電変換領域30との間に絶縁体を配置することにより第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とを電気的に分離できる。このときには第1光電変換領域29と第2光電変換領域30との間の距離は数mmになる。この第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とを分離して間に絶縁体を配置した光電変換装置に比べて本実施形態の光電変換装置24は第1絶縁領域37の幅を短くすることができる。従って、光電変換装置24は第1光電変換領域29と第2光電変換領域30との間の絶縁領域の幅を短くすることができる。これにより、第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とを電気的に分離するために一定の間隔をあけることなく、光電変換領域の面積を小さくしない光電変換装置24を得ることができる。
(2)本実施形態によれば、半導体基板38の厚み方向から見たときに第1絶縁領域37におけるシリコン酸化物の形状は円環が連なる形状になっている。円形の凹部70を一定間隔で形成して半導体基板38を熱酸化することにより、容易に円環が連なる形状に第1絶縁領域37を形成することができる。従って、簡便な方法で第1絶縁領域37を形成することができる。
(3)本実施形態によれば、第1絶縁領域37の円環の中央にはシリコン化合物で形成された第1補強部51が配置されている。第1絶縁領域37の円環は凹部70を熱酸化して形成される。凹部70を所定の間隔で配列するとき、配列に沿う面の強度が弱くなるので、半導体基板38が割れやすくなる。凹部70に第1補強部51を配置することにより配列に沿う面の強度が強くなるので半導体基板38を割れ難くすることができる。
(4)本実施形態によれば、円環の幅である第2絶縁膜幅50aが1μm以上5μm以下になっている。この第2絶縁膜幅50aは形成された多数の第2絶縁膜幅50aの平均値を示す。円環の部分はシリコンを含む半導体基板38に形成された凹部70を熱酸化して形成される。円環が連なるとき隣り合う円環の幅は2μm以上である。円環の幅は熱酸化により約2倍になるので、熱酸化する前の工程では凹部70の側面間の距離が1μm以上に形成される。凹部70の側面間の距離が1μm未満になると凹部70の加工時のばらつきにより隣り合う凹部70がつながって円環を形成できない恐れがある。円環の幅を1μm以上にすることにより連なる円環を品質良く形成することができる。円環の幅が5μmを超えるときシリコンを酸化する時間が長時間になる。円環の幅を5μm以下にすることにより円環を生産性良く形成できる。
(5)本実施形態によれば、第1光電変換領域29にn+型のn+不純物領域48とp+型のp+不純物領域47とが配置される。第2光電変換領域30にもn+不純物領域48とp+不純物領域47とが配置される。そして、正電極45、負電極46及び接続配線52が第1光電変換領域29に配置されたn+不純物領域48と第2光電変換領域30に配置されたp+不純物領域47とを電気的に接続する。接続配線52により第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とが直列接続される。そして、接続配線52は半導体基板38に配置されている。従って、光電変換装置24は第1光電変換領域29が出力する電圧と第2光電変換領域30が出力する電圧とを加算した電圧を出力することができる。
(6)本実施形態によれば、光電変換モジュール14は光電変換装置24及び配線基板25を備えている。そして、光電変換装置24は第1絶縁領域37の幅を短くすることができる。従って、光電変換モジュール14は第1絶縁領域37の面積が小さいので、第1光電変換領域29及び第2光電変換領域30が占める面積の割合を大きくすることができる。
(7)本実施形態によれば、腕時計1は光電変換モジュール14を備えている。そして、光電変換モジュール14は光電変換装置24を備え、光電変換装置24は第1絶縁領域37の幅を短くすることができる。従って、腕時計1は第1絶縁領域37の面積を小さくして第1光電変換領域29及び第2光電変換領域30が占める面積の割合を大きくすることができる光電変換モジュール14を備えた機器とすることができる。さらに、第1絶縁領域37の面積が小さいので、第1絶縁領域37が目立たない。従って、腕時計1は目立たない第1絶縁領域37を有する光電変換モジュール14を備えた機器とすることができる。
(8)本実施形態によれば、光電変換装置24の製造方法ではシリコンを含むシリコンウエハー65を用いている。そして、シリコンウエハー65に第2面65a側から所定の間隔で配列する凹部70を形成する。次に、凹部70のシリコンを熱酸化する。シリコンウエハー65を熱酸化することにより円環が連なる形状にシリコン酸化物を含む第1絶縁領域37が形成される。
第1絶縁領域37を挟む領域をそれぞれ第1光電変換領域29及び第2光電変換領域30とする。第1光電変換領域29にn+不純物領域48及びp+不純物領域47を形成する。第2光電変換領域30にもn+不純物領域48及びp+不純物領域47を形成する。n+不純物領域48とp+不純物領域47とは異なる導電型になっている。
第1光電変換領域29に配置されたn+不純物領域48と第2光電変換領域30に配置されたp+不純物領域47とを電気的に接続する正電極45、負電極46及び接続配線52を配置する。接続配線52は第1絶縁領域37上を通って配置される。n+不純物領域48とp+不純物領域47とは極性が異なる。従って、n+不純物領域48とp+不純物領域47とが直列に電気的に接続される。
シリコンウエハー65の第2面65aと反対側の面を第1面65bとする。第1面65bを削ってシリコン酸化物である第1絶縁領域37の第2絶縁膜50を第1面65bに露出させる。この工程により、第1絶縁領域37はシリコンウエハー65の第2面65aから第1面65bまで配置されるので、第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とは電気的に絶縁される。
そして、フォトリソグラフィー法を用いることにより凹部70は微細に形成できる。そして、シリコンウエハー65を熱酸化させることにより凹部70にシリコン酸化物の第2絶縁膜50を形成することができる。この第2絶縁膜50の膜厚は数μmにすることができる。シリコンウエハー65の厚み方向から見たときの第1絶縁領域37の幅は凹部70の幅と凹部70の側面における第2絶縁膜50の膜厚を加算した長さになる。従って、第1絶縁領域37の幅は数十μm以下になる。
シリコンウエハー65を切断して第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とを分離して第1光電変換領域29と第2光電変換領域30との間に絶縁体を配置することにより第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とを電気的に分離できる。このときには第1光電変換領域29と第2光電変換領域30との間の距離は数mmになる。この第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とを分離して間に絶縁体を配置した光電変換装置に比べて本実施形態の光電変換装置24は第1絶縁領域37の幅を短くすることができる。従って、光電変換装置24は第1光電変換領域29と第2光電変換領域30との間の絶縁領域の幅を短くすることができる。つまり、各隣り合う光電変換領域28の間の第1絶縁領域37の幅を短くすることができる。
(第2の実施形態)
次に、光電変換装置の一実施形態について図27〜図29を用いて説明する。図27は絶縁領域を説明するための模式平面図である。図28及び図29は絶縁領域を説明するための模式側断面である。図28は図27のBB線に沿う面から光電変換装置を見た図である。図29は図27のCC線に沿う面から光電変換装置を見た図である。本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、光電変換装置24を厚み方向から見たときの第1絶縁領域37の形状が異なる点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。
次に、光電変換装置の一実施形態について図27〜図29を用いて説明する。図27は絶縁領域を説明するための模式平面図である。図28及び図29は絶縁領域を説明するための模式側断面である。図28は図27のBB線に沿う面から光電変換装置を見た図である。図29は図27のCC線に沿う面から光電変換装置を見た図である。本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、光電変換装置24を厚み方向から見たときの第1絶縁領域37の形状が異なる点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。
すなわち、本実施形態では、図27〜図29に示すように光電変換装置79は半導体基板38を備えている。半導体基板38では第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とに挟まれた絶縁領域としての第2絶縁領域80が配置されている。半導体基板38には第11穴81が形成されている。第11穴81の内側には第6絶縁膜82が配置されている。第6絶縁膜82は第1の実施形態における第2絶縁膜50に相当する膜である。第6絶縁膜82は四角形の枠形状が連なる形状になっている。
第6絶縁膜82の四角形の枠形状の各部分の中側にシリコン化合物としての第2補強部83が配置されている。第2補強部83は角柱状になっており、第1面38b側では第2補強部83の中央がへこんでいる。半導体基板38の厚み方向から見たときの第2補強部83の幅を第2補強部幅83aとする。第2補強部幅83aは6μm以上16μm以下が好ましい。第2補強部幅83aは6μmより小さいとき、第6絶縁膜82の内側に第2補強部83の材料を配置することが難しくなる。また、第2補強部幅83aが16μmより大きいとき、第2絶縁領域80の幅が広くなるので、光電変換装置79において光電変換領域28が占める面積の比率が小さくなるので、発電効率が小さくなる。
第6絶縁膜82の四角形の枠の幅を第6絶縁膜幅82aとする。第6絶縁膜幅82aは1μm以上5μm以下が好ましい。この第6絶縁膜幅82aは形成された多数の枠の幅の平均値を示す。四角形の枠の部分はシリコンを含む半導体基板38に形成された凹部を熱酸化して形成される。四角形の枠が連なるとき隣り合う第2補強部83の間の距離は第6絶縁膜幅82aの2倍の2μm以上である。四角形の枠の幅は熱酸化により約2倍になるので、熱酸化する前の工程では凹部の側面間の距離が1μm以上に形成される。凹部の側面間の距離が1μm未満になると凹部の加工時のばらつきにより隣り合う凹部がつながって四角形の枠を形成できない恐れがある。凹部の側面間の距離を1μm以上にすることにより連なる四角形の枠を品質良く形成することができる。従って、第6絶縁膜幅82aは1μm以上が好ましい。また、第6絶縁膜幅82aが5μmを超えるときシリコンを酸化する時間が長時間になる。第6絶縁膜幅82aを5μm以下にすることにより第6絶縁膜82を生産性良く形成できる。
(第3の実施形態)
次に、光電変換装置の一実施形態について図30〜図32を用いて説明する。図30は絶縁領域を説明するための模式平面図である。図31及び図32は絶縁領域を説明するための模式側断面である。図31は図30のDD線に沿う面から光電変換装置を見た図である。図32は図30のEE線に沿う面から光電変換装置を見た図である。本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、光電変換装置24を厚み方向から見たときの第1絶縁領域37の形状が異なる点にある。尚、第1の実施形態及び第2の実施形態と同じ点については説明を省略する。
次に、光電変換装置の一実施形態について図30〜図32を用いて説明する。図30は絶縁領域を説明するための模式平面図である。図31及び図32は絶縁領域を説明するための模式側断面である。図31は図30のDD線に沿う面から光電変換装置を見た図である。図32は図30のEE線に沿う面から光電変換装置を見た図である。本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、光電変換装置24を厚み方向から見たときの第1絶縁領域37の形状が異なる点にある。尚、第1の実施形態及び第2の実施形態と同じ点については説明を省略する。
すなわち、本実施形態では、図30〜図32に示すように光電変換装置86は半導体基板38を備えている。半導体基板38では第1光電変換領域29と第2光電変換領域30とに挟まれた絶縁領域としての第3絶縁領域87が配置されている。半導体基板38には第2溝88が形成されている。第2溝88の内側には第7絶縁膜89が配置されている。第7絶縁膜89は第1の実施形態における第2絶縁膜50に相当する膜である。第7絶縁膜89は第2溝88の側面に沿って延在する形状になっている。第2溝88には対向する2つの側面がある。第7絶縁膜89は2つの側面に配置されている。
対向する2つの第7絶縁膜89の中側にはシリコン化合物としての第3補強部90が配置されている。第3補強部90は第7絶縁膜89に沿って延在しており、第1面38b側では第3補強部90の中央がへこんでいる。半導体基板38の厚み方向から見たときの第3補強部90の幅を第3補強部幅90aとする。第3補強部幅90aは6μm以上16μm以下が好ましい。第3補強部幅90aは6μmより小さいとき、第7絶縁膜89の内側に第3補強部90の材料を配置することが難しくなる。また、第3補強部幅90aが16μmより大きいとき、第3絶縁領域87の幅が広くなるので、光電変換装置86において光電変換領域28が占める面積の比率が小さくなるので、発電効率が小さくなる。
尚、本実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により種々の変更や改良を加えることも可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
前記第1の実施形態では、光電変換装置24の形状を円形にした。光電変換装置24の形状は三角形や四角形等の多角形でも良い。他にも、光電変換装置24の形状は楕円形の他複数の曲線で構成される形状にしても良い。光電変換装置24を配置する電子機器の形状に合わせて配置することができる。
(変形例1)
前記第1の実施形態では、光電変換装置24の形状を円形にした。光電変換装置24の形状は三角形や四角形等の多角形でも良い。他にも、光電変換装置24の形状は楕円形の他複数の曲線で構成される形状にしても良い。光電変換装置24を配置する電子機器の形状に合わせて配置することができる。
(変形例2)
前記第1の実施形態では、第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36の面積が略同じ形状になっていた。第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36の面積は異なっていても良い。光電変換装置24を配置する電子機器の形状に合わせて配置し易くすることができる。
前記第1の実施形態では、第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36の面積が略同じ形状になっていた。第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36の面積は異なっていても良い。光電変換装置24を配置する電子機器の形状に合わせて配置し易くすることができる。
(変形例3)
前記第1の実施形態では、第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36を電気的に直列接続した。第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36を電気的に並列接続しても良い。また、第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36の一部を電気的に直列接続し、一部を電気的に並列接続しても良い。電気回路の構成を変更することにより所定の電圧を出力することができる。
前記第1の実施形態では、第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36を電気的に直列接続した。第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36を電気的に並列接続しても良い。また、第1光電変換領域29〜第8光電変換領域36の一部を電気的に直列接続し、一部を電気的に並列接続しても良い。電気回路の構成を変更することにより所定の電圧を出力することができる。
(変形例4)
前記第1の実施形態では、腕時計1は方位センサー17を搭載した。腕時計1はや方位センサー17の他にも、圧力センサー、加速度センサー、角速度センサー、温度センサーの他、血流を検出する赤外線センサーを備えても良い。加速度センサーや角速度センサーは操作者の腕の動きを検出する。温度センサーは気温を検出する。赤外線センサーは操作者の脈拍を検出する。そして、腕時計1を多機能な時計にすることができる。
前記第1の実施形態では、腕時計1は方位センサー17を搭載した。腕時計1はや方位センサー17の他にも、圧力センサー、加速度センサー、角速度センサー、温度センサーの他、血流を検出する赤外線センサーを備えても良い。加速度センサーや角速度センサーは操作者の腕の動きを検出する。温度センサーは気温を検出する。赤外線センサーは操作者の脈拍を検出する。そして、腕時計1を多機能な時計にすることができる。
(変形例5)
前記第1の実施形態では、光電変換モジュール14を備えた電子機器の例として腕時計1を示した。他の電子機器にも光電変換モジュール14を設置してもよい。例えば、懐中電灯、携帯型の血圧計、ラジオ、スマートフォン、電話、補聴器等の各種電子機器に光電変換モジュール14を設置してもよい。
前記第1の実施形態では、光電変換モジュール14を備えた電子機器の例として腕時計1を示した。他の電子機器にも光電変換モジュール14を設置してもよい。例えば、懐中電灯、携帯型の血圧計、ラジオ、スマートフォン、電話、補聴器等の各種電子機器に光電変換モジュール14を設置してもよい。
(変形例6)
前記第1の実施形態では、ステップS4のダイオード形成工程、ステップS5の配線形成工程の後にステップS6のテクスチャー形成工程を行った。ステップS6のテクスチャー形成工程はステップS3の絶縁領域形成工程とステップS4のダイオード形成工程との間に行っても良い。他にも、ステップS6のテクスチャー形成工程はステップS4のダイオード形成工程とステップS5の配線形成工程との間に行っても良い。製造装置の配置に合わせて工程順番を変更してもよい。
前記第1の実施形態では、ステップS4のダイオード形成工程、ステップS5の配線形成工程の後にステップS6のテクスチャー形成工程を行った。ステップS6のテクスチャー形成工程はステップS3の絶縁領域形成工程とステップS4のダイオード形成工程との間に行っても良い。他にも、ステップS6のテクスチャー形成工程はステップS4のダイオード形成工程とステップS5の配線形成工程との間に行っても良い。製造装置の配置に合わせて工程順番を変更してもよい。
(変形例7)
前記第1の実施形態では、第2絶縁膜50は円環の形状になっていた。第2絶縁膜50の形状は楕円形の環状でも良く、多角形の環状でもよい。他にも、記号や文字の輪郭を環状にしても良い。外観のデザインに合わせて第2絶縁膜50の形状を変更してもよい。外観を向上させることができる。
前記第1の実施形態では、第2絶縁膜50は円環の形状になっていた。第2絶縁膜50の形状は楕円形の環状でも良く、多角形の環状でもよい。他にも、記号や文字の輪郭を環状にしても良い。外観のデザインに合わせて第2絶縁膜50の形状を変更してもよい。外観を向上させることができる。
以下に、実施形態から導き出される内容を記載する。
本願の光電変換装置は、シリコンを含む半導体基板を備え、前記半導体基板は、前記半導体基板に配置され光を受光して光電変換する、第1光電変換領域及び第2光電変換領域と、前記第1光電変換領域と前記第2光電変換領域との間に設けられたシリコン酸化物を含む絶縁領域と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、光電変換装置は半導体基板を備えている。そして、半導体基板は第1光電変換領域、第2光電変換領域及び絶縁領域を有する。第1光電変換領域及び第2光電変換領域は光を受光して光エネルギーを電気エネルギーに変換する。絶縁領域は第1光電変換領域と第2光電変換領域との間に設けられている。そして、絶縁領域は第1光電変換領域と第2光電変換領域とを電気的に分離する。このため、第1光電変換領域と第2光電変換領域とはそれぞれ個別に発電する。
半導体基板はシリコンを含んでおり、絶縁領域はシリコン酸化物を含んでいる。シリコン酸化物は絶縁体であるので絶縁領域は第1光電変換領域と第2光電変換領域とを電気的に分離することができる。また、絶縁領域は半導体基板に凹部を形成して熱酸化させて形成することができる。
フォトリソグラフィー法を用いることにより凹部は微細に形成できる。そして、半導体基板を熱酸化させることにより凹部にシリコン酸化物の膜を形成することができる。このシリコン酸化物の膜厚は数μmにすることができる。半導体基板の厚み方向から見たときの絶縁領域の幅は凹部の幅と凹部の側面におけるシリコン酸化物の膜厚を加算した長さになる。従って、絶縁領域の幅は数十μm以下になる。
半導体基板を切断して第1光電変換領域と第2光電変換領域とを分離して第1光電変換領域と第2光電変換領域との間に絶縁体を配置することにより第1光電変換領域と第2光電変換領域とを電気的に分離できる。このときには第1光電変換領域と第2光電変換領域との間の距離は数mmになる。この第1光電変換領域と第2光電変換領域とを分離して間に絶縁体を配置した光電変換装置に比べて実施形態に示した光電変換装置は絶縁領域の幅を短くすることができる。従って、光電変換装置は第1光電変換領域と第2光電変換領域との間の絶縁領域の幅を短くすることができる。これにより、第1光電変換領域と第2光電変換領域とを電気的に分離するために一定の間隔をあけることなく、光電変換領域の面積を小さくしない光電変換装置を得ることができる。
上記の光電変換装置では、前記絶縁領域は、前記シリコン酸化物に囲まれたシリコン窒化物を有することが好ましい。
この構成によれば、絶縁領域はシリコン窒化物を有する。絶縁領域は凹部を熱酸化して形成される。凹部を所定の間隔で配列するとき、配列に沿う面の強度が弱くなるので、半導体基板が割れやすくなる。凹部にシリコン窒化物を配置することにより配列に沿う面の強度が強くなるので半導体基板を割れ難くすることができる。
上記の光電変換装置は、前記シリコン酸化物の幅は1μm以上5μm以下であることが好ましい。
この構成によれば、シリコン酸化物の幅は1μm以上5μm以下になっている。このシリコン酸化物の幅は形成された多数のシリコン酸化物の平均値を示す。シリコン酸化物はシリコンを含む半導体基板に形成された凹部を熱酸化して形成される。シリコン酸化物が連なるとき隣り合うシリコン酸化物の幅は2μm以上である。シリコン酸化物の幅は熱酸化により約2倍になるので、熱酸化する前の工程では凹部の側面間の距離が1μm以上に形成される。凹部の側面間の距離が1μm未満になると凹部の加工時のばらつきにより隣り合う凹部がつながったシリコン酸化物を形成できない恐れがある。円環の幅を1μm以上にすることにより連なるシリコン酸化物を品質良く形成することができる。シリコン酸化物の幅が5μmを超えるときシリコンを酸化する時間が長時間になる。シリコン酸化物の幅を5μm以下にすることによりシリコン酸化物を生産性良く形成できる。
上記の光電変換装置は、前記半導体基板が光を受光する第1面の反対側の第2面には、前記第1光電変換領域及び前記第2光電変換領域に配置された第1導電型の第1不純物領域と、前記第1不純物領域と異なる第2導電型の第2不純物領域と、前記第1光電変換領域に配置された前記第1不純物領域と前記第2光電変換領域に配置された前記第2不純物領域とを電気的に接続する配線と、を備え、前記配線は前記絶縁領域上を通って配置されることが好ましい。
この構成によれば、第1光電変換領域に第1導電型の第1不純物領域と第2導電型の第2不純物領域とが配置される。第2光電変換領域にも第1不純物領域と第2不純物領域とが配置される。そして、配線が第1光電変換領域に配置された第1不純物領域と第2光電変換領域に配置された第2不純物領域とを電気的に接続する。配線により第1光電変換領域と第2光電変換領域とが直列接続される。そして、配線は半導体基板に配置されている。従って、光電変換装置は第1不純物領域が出力する電圧と第2不純物領域が出力する電圧とを加算した電圧を出力することができる。
光電変換モジュールは、上記に記載の光電変換装置と、前記光電変換装置と電気的に接続されている配線基板と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、光電変換モジュールは光電変換装置及び配線基板を備えている。そして、光電変換装置は絶縁領域の幅を短くすることができる。従って、光電変換モジュールは絶縁領域の面積が小さいので、第1光電変換領域及び第2光電変換領域が占める面積の割合を大きくすることができる。
電子機器は、上記に記載の光電変換モジュールを備えることを特徴とする。
この構成によれば、電子機器は上記に記載の光電変換モジュールを備えている。そして、上記の記載の光電変換モジュールは光電変換装置を備え、光電変換装置は絶縁領域の幅を短くすることができる。従って、電子機器は絶縁領域の面積を小さくして第1光電変換領域及び第2光電変換領域が占める面積の割合を大きくすることができる光電変換モジュールを備えた機器とすることができる。
光電変換装置の製造方法は、シリコンを含む半導体基板において光を受光する第1面と反対の第2面に所定の間隔で配列する凹部を形成し、前記凹部のシリコンを熱酸化して円環が連なる形状にシリコン酸化物を含む絶縁領域を形成し、前記絶縁領域を挟む第1光電変換領域及び第2光電変換領域にそれぞれ第1導電型の第1不純物領域と、前記第1不純物領域と異なる第2導電型の第2不純物領域とを形成し、前記第1光電変換領域に配置された前記第1不純物領域と前記第2光電変換領域に配置された前記第2不純物領域とを電気的に接続する配線を前記絶縁領域上を通って配置し、前記半導体基板の前記第1面を削って前記シリコン酸化物を露出させることを特徴とする。
この構成によれば、光電変換装置の製造方法ではシリコンを含む半導体基板を用いる。そして、半導体基板に第1面側から所定の間隔で配列する凹部を形成する。次に、凹部のシリコンを熱酸化する。半導体基板を熱酸化することにより円環が連なる形状にシリコン酸化物を含む絶縁領域が形成される。
絶縁領域を挟む領域をそれぞれ第1光電変換領域及び第2光電変換領域とする。第1光電変換領域に第1導電型の第1不純物領域及び第2導電型の第2不純物領域を形成する。第2光電変換領域にも第1不純物領域及び第2不純物領域を形成する。第1導電型の第1不純物領域と第2導電型の第2不純物領域とは異なる導電型になっている。
第1光電変換領域に配置された第1不純物領域と第2光電変換領域に配置された第2不純物領域とを電気的に接続する配線を配置する。この配線は絶縁領域上を通って配置される。第1不純物領域と第2不純物領域とは極性がことなる。従って、第1光電変換領域と第2光電変換領域とが直列に電気的に接続される。
半導体基板の第1面を削ってシリコン酸化物を第1面に露出させる。この工程により、シリコン酸化物は半導体基板の第1面から第2面まで配置されるので、第1光電変換領域と第2光電変換領域とは電気的に絶縁される。
そして、フォトリソグラフィー法を用いることにより凹部は微細に形成できる。そして、半導体基板を熱酸化させることにより凹部にシリコン酸化物の膜を形成することができる。このシリコン酸化物の膜厚は数μmにすることができる。半導体基板の厚み方向から見たときの絶縁領域の幅は凹部の幅と凹部の対向する側面におけるシリコン酸化物の膜厚を加算した長さになる。従って、絶縁領域の幅は数十μm以下になる。
半導体基板を切断して第1光電変換領域と第2光電変換領域とを分離して第1光電変換領域と第2光電変換領域との間に絶縁体を配置することにより第1光電変換領域と第2光電変換領域とを電気的に分離できる。このときには第1光電変換領域と第2光電変換領域との間の距離は数mmになる。この第1光電変換領域と第2光電変換領域とを分離して間に絶縁体を配置した光電変換装置に比べて実施形態に示した光電変換装置は絶縁領域の幅を短くすることができる。従って、光電変換装置は第1光電変換領域と第2光電変換領域との間の絶縁領域の幅を短くすることができる。そして、光電変換領域の面積を広くすることができる。
上記の光電変換装置は、前記絶縁領域において前記半導体基板の厚み方向から見たときの前記シリコン酸化物の形状は円環が連なる形状であることが好ましい。
この構成によれば、半導体基板の厚み方向から見たときに絶縁領域におけるシリコン酸化物の形状は円環が連なる形状になっている。円形の凹部を一定間隔で形成して半導体基板を熱酸化することにより、容易に円環が連なる形状に絶縁領域を形成することができる。従って、簡便な方法で絶縁領域を形成することができる。
1…電子機器としての腕時計、24,79,86…光電変換装置、25…配線基板、29…第1光電変換領域、30…第2光電変換領域、37…絶縁領域としての第1絶縁領域、38a,65a…第2面、38b,65b…第1面、38…半導体基板、45…配線としての正電極、46…配線としての負電極、47…第2不純物領域としてのp+不純物領域、48…第1不純物領域としてのn+不純物領域、50…円環およびシリコン酸化物としての第2絶縁膜、51…シリコン化合物としての第1補強部、52…配線としての接続配線、65…半導体基板としてのシリコンウエハー、70…凹部、80…絶縁領域としての第2絶縁領域、83…シリコン化合物としての第2補強部、87…絶縁領域としての第3絶縁領域、90…シリコン化合物としての第3補強部。
Claims (7)
- シリコンを含む半導体基板を備え、
前記半導体基板は、
前記半導体基板に配置され光を受光して光電変換する、第1光電変換領域及び第2光電変換領域と、
前記第1光電変換領域と前記第2光電変換領域との間に設けられたシリコン酸化物を含む絶縁領域と、を有することを特徴とする光電変換装置。 - 請求項1に記載の光電変換装置であって、
前記絶縁領域は、前記シリコン酸化物に囲まれたシリコン窒化物を有することを特徴とする光電変換装置。 - 請求項2に記載の光電変換装置であって、
前記シリコン酸化物の幅は1μm以上5μm以下であることを特徴とする光電変換装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の光電変換装置であって、
前記半導体基板が光を受光する第1面の反対側の第2面には、前記第1光電変換領域及び前記第2光電変換領域に配置された第1導電型の第1不純物領域と、前記第1不純物領域と異なる第2導電型の第2不純物領域と、前記第1光電変換領域に配置された前記第1不純物領域と前記第2光電変換領域に配置された前記第2不純物領域とを電気的に接続する配線と、を備え、
前記配線は前記絶縁領域上を通って配置されることを特徴とする光電変換装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光電変換装置と、
前記光電変換装置と電気的に接続されている配線基板と、を備えることを特徴とする光電変換モジュール。 - 請求項5に記載の光電変換モジュールを備えることを特徴とする電子機器。
- シリコンを含む半導体基板において光を受光する第1面と反対側の第2面に所定の間隔で配列する凹部を形成し、
前記凹部のシリコンを熱酸化して円環が連なる形状にシリコン酸化物を含む絶縁領域を形成し、
前記絶縁領域を挟む第1光電変換領域及び第2光電変換領域にそれぞれ第1導電型の第1不純物領域と、前記第1不純物領域と異なる第2導電型の第2不純物領域とを形成し、
前記第1光電変換領域に配置された前記第1不純物領域と前記第2光電変換領域に配置された前記第2不純物領域とを電気的に接続する配線を、前記絶縁領域上を通って配置し、
前記半導体基板の前記第1面を削って前記シリコン酸化物を露出させることを特徴とする光電変換装置の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018217999A JP2020088081A (ja) | 2018-11-21 | 2018-11-21 | 光電変換装置、光電変換モジュール、電子機器及び光電変換装置の製造方法 |
| US16/689,971 US20200161488A1 (en) | 2018-11-21 | 2019-11-20 | Photoelectric conversion device, photoelectric conversion module, electronic apparatus, and method of manufacturing photoelectric conversion device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018217999A JP2020088081A (ja) | 2018-11-21 | 2018-11-21 | 光電変換装置、光電変換モジュール、電子機器及び光電変換装置の製造方法 |
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|---|---|---|---|---|
| EP2068369A1 (en) * | 2007-12-03 | 2009-06-10 | Interuniversitair Microelektronica Centrum (IMEC) | Photovoltaic cells having metal wrap through and improved passivation |
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2018
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