JP2020085268A - 熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の冷媒流路で形成された複数の扁平管と、扁平管の両端部をそれぞれ接続する一対のヘッダーパイプと、で構成された熱交換器において、ヘッダーパイプ内の複数の扁平管を流れる冷媒量および気液二相冷媒の比率が均一にならないこと。【解決手段】ヘッダーパイプ3bは、扁平管2の接続側空間8と、非接続側空間9と、を区切る隔壁板10と、蒸発器として利用する場合に、接続側空間8に、扁平管2から冷媒が流入する冷媒流入区間11と、扁平管2へ冷媒が流出する冷媒流出区間12と、を区切る仕切板5bと、接続側空間8を鉛直方向に複数の分配室13a、13bに区切り、冷媒流下孔14を備えた分割板15と、を有し、冷媒流出区間12に接続された扁平管2の本数は、冷媒流入区間11に接続された扁平管2の本数よりも多く、隔壁板10には、分配室13a、13bの上方に連通孔16a、16bをそれぞれ設ける。【選択図】図2
Description
本発明は、一対のヘッダーパイプと、複数の冷媒流路をもつ複数の扁平管と、で構成され、複数の扁平管の間を流れる空気と、扁平管の冷媒流路の中を流れる冷媒とで熱交換を行う熱交換器に関するものである。
従来から、水平方向の左右に対峙する一対のヘッダーパイプと、複数の冷媒流路をもつ複数の扁平管と、扁平管同士の間に設けられる伝熱フィンと、で構成され、複数の扁平管の間を流れる空気と、扁平管の冷媒流路の中を流れる冷媒とで熱交換を行う熱交換器が知られている。
この種の熱交換器において、ヘッダーパイプ内の複数の扁平管を流れる冷媒量および気液二相冷媒の比率を均一化させるため、ヘッダーパイプ内に、ヘッダーパイプの内径よりも小さな外径を有し、誘導流路と複数の誘導孔とを有する円管部材を設けた熱交換器が開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載された従来の熱交換器である。
図10に示すように、熱交換器100は、複数の冷媒流路で形成された複数の扁平管101と、扁平管101の両端部をそれぞれ接続する一対のヘッダーパイプ102と、で構成され、ヘッダーパイプ102には、ヘッダーパイプの内径よりも小さな外径を有する誘導流路103と、誘導流路103の表面には複数の誘導孔104と、を設けている。
これにより、誘導流路103を流れる二相冷媒は流速を上げて複数の誘導孔104から扁平管101に分流されるため、同じ空間に存在する複数の扁平管101を流れる冷媒量および気液二相冷媒の比率が均一になるように配分することができる。
図10に示すように、熱交換器100は、複数の冷媒流路で形成された複数の扁平管101と、扁平管101の両端部をそれぞれ接続する一対のヘッダーパイプ102と、で構成され、ヘッダーパイプ102には、ヘッダーパイプの内径よりも小さな外径を有する誘導流路103と、誘導流路103の表面には複数の誘導孔104と、を設けている。
これにより、誘導流路103を流れる二相冷媒は流速を上げて複数の誘導孔104から扁平管101に分流されるため、同じ空間に存在する複数の扁平管101を流れる冷媒量および気液二相冷媒の比率が均一になるように配分することができる。
しかしながら従来の構成では、流速が上がった二相冷媒の内、上部の扁平管に流れ込まなかった液冷媒は重力によりヘッダーパイプの下方に流下して下部の扁平管へ流れ込むことから、上部と下部の扁平管に液冷媒、中間部の扁平管にガス冷媒が流れやすくなる。それにより、冷媒量および気液二相冷媒の比率が均一にならないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、複数の冷媒流路で形成された複数の扁平管と、扁平管の両端部をそれぞれ接続する一対のヘッダーパイプと、で構成された熱交換器において、複数の扁平管に均一に冷媒を流入させることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の熱交換器は、複数の冷媒流路を有する複数の扁平管と、扁平管の両端部をそれぞれ接続する一対のヘッダーパイプと、で構成された熱交換器において、少なくとも一方のヘッダーパイプは、扁平管の接続側空間と、扁平管の非接続側空間と、を区切る隔壁板と、蒸発器として機能する場合、接続側空間に、複数の扁平管から冷媒が流入する冷媒流入区間と、複数の扁平管へ冷媒が流出する冷媒流出区間と、を区切る仕切板と、接続側空間を鉛直方向に複数の分配室に区切り、冷媒流下孔を
備えた少なくとも1つ以上の分割板と、を有し、冷媒流出区間は、冷媒流入区間よりも上方に設け、冷媒流出区間に接続された扁平管の本数は、冷媒流入区間に接続された前記扁平管の本数よりも多く、隔壁板は、冷媒流出区間に設け、隔壁板には、複数の分配室における鉛直方向中間位置より上方に連通孔をそれぞれ設けるものである。
備えた少なくとも1つ以上の分割板と、を有し、冷媒流出区間は、冷媒流入区間よりも上方に設け、冷媒流出区間に接続された扁平管の本数は、冷媒流入区間に接続された前記扁平管の本数よりも多く、隔壁板は、冷媒流出区間に設け、隔壁板には、複数の分配室における鉛直方向中間位置より上方に連通孔をそれぞれ設けるものである。
これにより、扁平管からヘッダーパイプに流入してきた気液二相冷媒が、冷媒流出区間の非接続側空間に流れ込んで上昇し、各分配室の上方に設けられた連通孔から各分配室へ分配され、各分配室に接続された上方の扁平管へ液冷媒が流入する。上方に存在する分配室へ流入し、扁平管に流入しなかった液冷媒は、分割板で一旦堰き止められるため、冷媒流出区間の最下段まで直ちに流下することが抑制される。
本発明の熱交換器は、冷媒流出区間において、上方に接続された扁平管と、鉛直方向中間位置に接続された扁平管に液冷媒を流入でき、重力影響により下方の扁平管に液冷媒が流れ易くなることを抑制できる。
第1の発明は、複数の冷媒流路を有する複数の扁平管と、扁平管の両端部をそれぞれ接続する一対のヘッダーパイプと、で構成された熱交換器において、少なくとも一方のヘッダーパイプは、扁平管の接続側空間と、扁平管の非接続側空間と、を区切る隔壁板と、蒸発器として機能する場合、接続側空間に、複数の扁平管から冷媒が流入する冷媒流入区間と、複数の扁平管へ冷媒が流出する冷媒流出区間と、を区切る仕切板と、接続側空間を鉛直方向に複数の分配室に区切り、冷媒流下孔を備えた少なくとも1つ以上の分割板と、を有し、冷媒流出区間は、冷媒流入区間よりも上方に設け、冷媒流出区間に接続された扁平管の本数は、冷媒流入区間に接続された扁平管の本数よりも多く、隔壁板は、冷媒流出区間に設け、隔壁板には、複数の分配室における鉛直方向中間位置より上方に連通孔をそれぞれ設けた構造とする。
これにより、扁平管からヘッダーパイプに流入してきた気液二相冷媒が、冷媒流出区間の非接続側空間に流れ込んで上昇し、各分配室の上方に設けられた連通孔から各分配室へ分配され、各分配室に接続された上方の扁平管へ液冷媒が流入する。上方に存在する分配室へ流入し、扁平管に流入しなかった液冷媒は、分割板で一旦堰き止められるため、冷媒流出区間の最下段まで直ちに流下することが抑制される。
従って、冷媒流出区間において、上方に接続された扁平管と、鉛直方向中間位置に接続された扁平管に液冷媒を流入できる。
また、各分配室の扁平管の本数が減少しているため、各分配室において扁平管を流れる気液二相冷媒の比率のばらつきが低減し、重力影響により下方の扁平管に液冷媒が流れ易くなることを抑制できる。
また、上方に位置する分配室の下方に滞留した液冷媒が、分割板に設けられた冷媒流下孔を介して、下方の分配室へ流れ込み、下方の分配室の冷媒が攪拌され、下方の分配室において扁平管を流れる気液二相冷媒の比率のばらつきを低減することができる。
従って、冷媒流出区間において、上方に接続された扁平管と、鉛直方向中間位置に接続された扁平管に液冷媒を流入できる。
また、各分配室の扁平管の本数が減少しているため、各分配室において扁平管を流れる気液二相冷媒の比率のばらつきが低減し、重力影響により下方の扁平管に液冷媒が流れ易くなることを抑制できる。
また、上方に位置する分配室の下方に滞留した液冷媒が、分割板に設けられた冷媒流下孔を介して、下方の分配室へ流れ込み、下方の分配室の冷媒が攪拌され、下方の分配室において扁平管を流れる気液二相冷媒の比率のばらつきを低減することができる。
第2の発明は、仕切板の接続側空間側に貫通孔を設けることを特徴とした構造とする。
これにより、冷媒流出区間の下方から、冷媒流入区間の上方に液冷媒が流入し、冷媒流入区間に存在する気液二相冷媒と混ざり攪拌される。
従って、冷媒流入区間で冷媒状態が均一化され、均一状態の冷媒を冷媒流出区間へ循環できるため、冷媒流出区間の冷媒状態を均一にできる。
また、冷媒流出区間の接続側空間から液冷媒が流下するため、高負荷運転時など、より液状態となる場合においても、冷媒流出区間の下方に液冷媒が滞留することを抑制できる。
従って、冷媒流入区間で冷媒状態が均一化され、均一状態の冷媒を冷媒流出区間へ循環できるため、冷媒流出区間の冷媒状態を均一にできる。
また、冷媒流出区間の接続側空間から液冷媒が流下するため、高負荷運転時など、より液状態となる場合においても、冷媒流出区間の下方に液冷媒が滞留することを抑制できる。
第3の発明は、仕切板は、接続側空間と、非接続側空間と、に跨っており、非接続側空間には、冷媒流入孔を備え、冷媒流入孔は、貫通孔よりも孔断面積が大きいことを特徴とした構造とする。
これにより、気液二相冷媒が、貫通孔よりも流れやすい冷媒流入孔を介して、冷媒流出区間の非接続側空間へ流れ込んで上昇する。
従って、冷媒流入孔を介することで、冷媒の流速が上昇するため、部分負荷運転時など、冷媒が低循環量(低流速)となる場合においても、冷媒流出区間の上方に接続された扁平管へ十分に冷媒を流入でき、扁平管を流れる冷媒量および気液二相冷媒の比率を均一に配分できる。
従って、冷媒流入孔を介することで、冷媒の流速が上昇するため、部分負荷運転時など、冷媒が低循環量(低流速)となる場合においても、冷媒流出区間の上方に接続された扁平管へ十分に冷媒を流入でき、扁平管を流れる冷媒量および気液二相冷媒の比率を均一に配分できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の熱交換器の斜視図であり、x方向は扁平管の流路を流れる冷媒の流動方向、y方向はヘッダーパイプ軸方向、z方向は空気流れ方向である。
図1は、本発明の実施の形態1の熱交換器の斜視図であり、x方向は扁平管の流路を流れる冷媒の流動方向、y方向はヘッダーパイプ軸方向、z方向は空気流れ方向である。
図1において、熱交換器1は、複数の扁平管2と、一対のヘッダーパイプ3a、3bと、を備えている。
一方のヘッダーパイプ3aには、冷媒配管4a、4bがそれぞれ接続されている。これら各冷媒配管4a、4bは、冷媒の流入口または流出口として機能するように構成されている。
ヘッダーパイプ3a内には、冷媒配管4a、4bの高さ方向(y方向)の間の位置に、複数の扁平管2を複数の区間に分ける仕切板5aが設けられている。
ヘッダーパイプ3a、3bは、例えば、アルミニウムなどの金属材料を押出成型することにより、円筒状に形成されている。
複数の扁平管2は、ヘッダーパイプ3a、3bの軸方向(y方向)に沿って、互いが平行になるように、それぞれ水平方向(x方向)に配置されている。
複数の扁平管2同士の間には、上下に連続する波状に形成された複数のフィン6が構成されており、複数のフィン6の間を流れる空気と、複数の扁平管2の中を流れる冷媒と、
で熱交換を行う。
で熱交換を行う。
なお、冷媒としては、例えば、R410A、R32およびR32を含む混合冷媒などが用いられる。
図2は、図1のA−A断面図(本発明の実施の形態1のヘッダーパイプのx−y平面の断面図)、図3は、図2のB−B断面図(本発明の実施の形態1のヘッダーパイプのx−z平面の断面図)、である。
扁平管2内に設けられた複数の冷媒流路7は、ヘッダーパイプ3a、3bの内部に連通されている。
他方のヘッダーパイプ3b内には、複数の扁平管2の接続側空間8と、複数の扁平管2の非接続側空間9と、に区切るヘッダーパイプ3bの軸方向(y方向)に延びた隔壁板10と、蒸発器として機能する場合において、複数の扁平管2の接続側空間8に、複数の扁平管2から冷媒が流入する冷媒流入区間11と、複数の扁平管2へ冷媒が流出する冷媒流出区間12と、を区切る仕切板5bと、扁平管2の接続側空間8を鉛直方向に複数の分配室13a、13bに区切り、冷媒流下孔14を備えた少なくとも1つ以上の分割板15と、が設けられている。
仕切板5bは、ヘッダーパイプ3a内に設けられた仕切板5aとy方向の同一高さ位置に設置している。
冷媒流出区間12は、熱交換器1が蒸発器として機能する場合において、冷媒流入区間11よりも、上方(+y方向)に設けられており、冷媒流出区間12に接続された扁平管2の本数は、冷媒流入区間11に接続された扁平管2の本数よりも多い。なお、複数の分配室13a、13bは、扁平管2の接続側空間8の冷媒流出区間12側について区切られたものである。
隔壁板10は、冷媒流出区間12に設けられ、複数の分配室13a、13bにおけるヘッダーパイプ3bの軸方向(y方向)中間位置より上方に連通孔16a、16bをそれぞれ備えている。
以上のように構成された熱交換器について、蒸発器として機能する場合には、複数の扁平管2内の複数の冷媒流路7から、ヘッダーパイプ3bの冷媒流入区間11における扁平管2の接続側空間8に流入した冷媒が、扁平管2の非接続側空間9に流れ、ヘッダーパイプ3bを+y方向へ上昇し、隔壁板10にある連通孔16a、16bを通り、冷媒流出区間12における扁平管2の接続側空間8に循環する。
次に、本実施形態の利用について、本実施形態の熱交換器1を空気調和装置の室外機20に利用した場合を例に説明する。
図4は、本実施形態の熱交換器1を適用した室外機20の内部構造を示すx−z平面図であり、図5は、本実施形態の熱交換器1を適用した室外機20の内部構造を示すx−y平面図である。
図4、図5に示すように、室外機20は、圧縮機21と、切替弁22と、室外膨張弁23と、送風機24と、熱交換器1と、を備えている。室外機20と室内機(図示せず)は、液管25と、ガス管26とで接続している。
熱交換器1のヘッダーパイプ3a、3bは、冷媒配管4aを介して切替弁22と、冷媒配管4bを介して、室外膨張弁23と、それぞれ接続している。図4に示すように、熱交換器1の扁平管2は中途で曲げられている。
まず、冷房運転を行う場合は、熱交換器1は凝縮器として機能する。
室外機20の圧縮機21から送られるガス冷媒は、切替弁22を介して、冷媒配管4aから、ヘッダーパイプ3aの中に流入される。このガス冷媒は、仕切板5aによって区切られた冷媒配管4aの接続側のヘッダーパイプ3aの内部を通り、複数の扁平管2内の複数の冷媒流路7に流入され、水平方向(+x方向、+z方向)に流れ、ヘッダーパイプ3bの冷媒流出区間12における扁平管2の接続側空間8に流出する。
室外機20の圧縮機21から送られるガス冷媒は、切替弁22を介して、冷媒配管4aから、ヘッダーパイプ3aの中に流入される。このガス冷媒は、仕切板5aによって区切られた冷媒配管4aの接続側のヘッダーパイプ3aの内部を通り、複数の扁平管2内の複数の冷媒流路7に流入され、水平方向(+x方向、+z方向)に流れ、ヘッダーパイプ3bの冷媒流出区間12における扁平管2の接続側空間8に流出する。
流出した冷媒は、それぞれの分配室13a、13bにおける隔壁板10の上端の連通孔16a、16bを介して、隔壁板10で区切られた扁平管2の非接続側空間9を−y方向に下降し、ヘッダーパイプ3bの冷媒流入区間11における扁平管2の接続側空間8に流入する。
流入した冷媒は、複数の扁平管2内の複数の冷媒流路7を介して水平方向(−z方向、−x方向)に流れる。冷媒は、扁平管2において、送風機24により送られた空気と熱交換をすることで放熱して凝縮される。
凝縮した冷媒は、仕切板5aによって区切られた冷媒配管4bの接続側のヘッダーパイプ3aの空間に流出し、冷媒配管4bから室外膨張弁23、液管25を通り、室内機に流出される。
室内機に流れた凝縮した冷媒は、室内熱交換器(図示せず)で空気と熱交換をすることで吸熱し蒸発する。蒸発した冷媒は、ガス管26を通り、切替弁22を介して、圧縮機21に循環する。
暖房運転を行う場合は、熱交換器1は蒸発器として機能する。
室外機20の圧縮機21から送られるガス冷媒は、切替弁22を介して、ガス管26を通り、室内機に流出される。
室外機20の圧縮機21から送られるガス冷媒は、切替弁22を介して、ガス管26を通り、室内機に流出される。
室内機に流れたガス冷媒は、室内機に設けられた室内熱交換器で空気と熱交換をすることで放熱し凝縮する。
凝縮した冷媒は、液管25、室外膨張弁23を通り、気液二相冷媒となり、冷媒配管4bから、仕切板5aによって区切られた冷媒配管4bの接続側のヘッダーパイプ3aの内部を通り、複数の扁平管2内の複数の冷媒流路7に流入され、水平方向(+x方向、+z方向)に流れ、ヘッダーパイプ3bの冷媒流入区間11における扁平管2の接続側空間8に流出する。
ヘッダーパイプ3bに流入してきた気液二相冷媒は、冷媒流出区間12の扁平管2の非接続側空間9へ流れ込んで、ヘッダーパイプ3b内を隔壁板10に沿って+y方向へ上昇する。上昇した気液二相冷媒は、隔壁板10の連通孔16a、16bを介して、扁平管2の接続側空間8の複数の分配室13a、13bへ、それぞれ分配される。
複数の分配室13a、13bに流入した冷媒は、複数の扁平管2内の複数の冷媒流路7を介して水平方向(−z方向、−x方向)に流れる。冷媒は、扁平管2において、送風機24により送られた空気と熱交換をすることで吸熱して蒸発される。
蒸発した冷媒は、仕切板5aによって区切られた冷媒配管4aの接続側のヘッダーパイプ3aの空間に流出し、冷媒配管4aから切替弁22を介して、圧縮機21に循環する。
以上のように、本実施の形態において、熱交換器1は、複数の冷媒流路7を有する扁平管2と、複数の扁平管2を水平方向に設置し、扁平管2の両端部をそれぞれ接続する一対のヘッダーパイプ3a、3bと、を備え、複数の扁平管2を、ヘッダーパイプ3a、3bの軸方向に沿って、互いに平行に接続される。
ヘッダーパイプ3bは、扁平管2の接続側空間8と、扁平管2の非接続側空間9と、を区切る隔壁板10と、蒸発器として機能する場合、扁平管2の接続側空間8に、複数の扁平管2から冷媒が流入する冷媒流入区間11と、複数の扁平管2へ冷媒が流出する冷媒流出区間12と、を区切る仕切板5bと、接続側空間8を鉛直方向に複数の分配室13a、13bに区切り、冷媒流下孔14を備えた少なくとも1つ以上の分割板15と、を有し、冷媒流出区間12は、冷媒流入区間11よりも上方に設け、冷媒流出区間12に接続された扁平管2の本数は、冷媒流入区間11に接続された扁平管2の本数よりも多く、隔壁板10は、冷媒流出区間12に設け、隔壁板10には、複数の分配室13a、13bにおける鉛直方向中間位置より上方に連通孔16a、16bをそれぞれ設ける。
これにより、複数の扁平管2内の複数の冷媒流路7から、ヘッダーパイプ3bに流入してきた気液二相冷媒は、冷媒流出区間12の非接続側空間9に流れ込んで上昇し、それぞれの分配室13a、13bの上方に設けられた連通孔16a、16bからそれぞれの分配室13a、13bへ分配され、それぞれの分配室13a、13bに接続された上方の扁平管2へ液冷媒が流入する。上方に存在する分配室13aへ流入し、扁平管2に流入しなかった液冷媒は、分割板15で一旦堰き止められるため、冷媒流出区間12の最下段まで直ちに流下することが抑制される。
従って、冷媒流出区間12において、上方に接続された扁平管2と、鉛直方向中間位置に接続された扁平管2に液冷媒を流入できる。
また、それぞれの分配室13a、13bの扁平管2の本数が減少しているため、それぞれの分配室13a、13bにおいて扁平管2を流れる気液二相冷媒の比率のばらつきが低減し、重力影響により下方の扁平管に液冷媒が流れ易くなることを抑制できる。
また、上方に位置する分配室13aの下方に滞留した液冷媒が、分割板15に設けられた冷媒流下孔14を介して、下方の分配室13bへ流れ込み、下方の分配室13bの冷媒が攪拌され、下方の分配室13bにおいて扁平管2を流れる気液二相冷媒の比率のばらつきを低減することができる。
また、別部材としてヘッダーパイプ3b外に接続管を用いることなく、ヘッダーパイプ3b内において液冷媒を優先的に流すことが可能となるため、ヘッダーパイプ3bの内容積の増大を抑制でき、ヘッダーパイプ3b内に必要な冷媒量を削減することができる。
なお、隔壁板10の連通孔16a、16bは、少なくとも、それぞれの分配室13a、13bにおける最上段の扁平管2のy方向高さ位置を含むように配置することが望ましい。
これにより、それぞれの分配室13a、13bにおいて、最もy方向高さが高い位置に存在する扁平管2へ冷媒が流れる流路を確保できるため、最上段の扁平管2に液冷媒が流れ易くなり、それぞれの分配室13a、13b内で、下方に液冷媒、上方にガス冷媒が分離しやすくなることを抑制できる。
(実施の形態2)
図6は、図1のA−A断面図(本発明の実施の形態2のヘッダーパイプのx−y平面の断面図)である。
図6は、図1のA−A断面図(本発明の実施の形態2のヘッダーパイプのx−y平面の断面図)である。
図6に示すように、ヘッダーパイプ3b内に設けられた仕切板5bは、接続側空間8に貫通孔17を設ける。
これにより、冷媒流出区間12の下方から、冷媒流入区間11の上方に液冷媒が流入し、冷媒流入区間11に存在する気液二相冷媒と混ざり攪拌される。
従って、冷媒流入区間11で冷媒状態が均一化され、均一状態の冷媒を冷媒流出区間12へ循環できるため、冷媒流出区間12の冷媒状態を均一にできる。
また、冷媒流出区間12の接続側空間8から冷媒流入区間11に液冷媒が流下するため、高負荷運転時など、より液状態となる場合においても、冷媒流出区間12の下方に液冷媒が滞留することを抑制できる。
(実施の形態3)
図7は、図1のA−A断面図(本発明の実施の形態3のヘッダーパイプのx−y平面の断面図)、図8は、図7のB−B断面図(本発明の実施の形態3のヘッダーパイプのx−z平面の断面図)、である。
図7は、図1のA−A断面図(本発明の実施の形態3のヘッダーパイプのx−y平面の断面図)、図8は、図7のB−B断面図(本発明の実施の形態3のヘッダーパイプのx−z平面の断面図)、である。
図7、図8に示すように、ヘッダーパイプ3b内に設けられた仕切板5bは、接続側空間8と、非接続側空間9と、に跨っており、非接続側空間9には、冷媒流入孔18を備え、冷媒流入孔18は、貫通孔17よりも孔断面積が大きい。
これにより、気液二相冷媒が、貫通孔17よりも流れやすい冷媒流入孔18を介して、冷媒流出区間12の非接続側空間9へ流れ込んで上昇する。
従って、冷媒流入孔18を介することで、冷媒の流速が上昇するため、部分負荷運転時など、冷媒が低循環量(低流速)となる場合においても、冷媒流出区間12の上方に接続された扁平管2へ十分に冷媒を流入でき、扁平管2を流れる冷媒量および気液二相冷媒の比率を均一に配分できる。
また、図9に示すように、隔壁板10を、冷媒流入区間11と、冷媒流出区間12と、に跨るように設け、隔壁板10の冷媒流入区間11における鉛直方向中間位置より下方に連通孔16cを設けてもよい。
これにより、蒸発器として機能する場合には、複数の扁平管2内の複数の冷媒流路7から、ヘッダーパイプ3bに流入してきた気液二相冷媒は、ヘッダーパイプ3bの冷媒流入区間11における扁平管2の接続側空間8で、上方に密度の小さいガス冷媒と、下方に密度の大きい液冷媒と、に分離する。下方に滞留した液冷媒が、上方のガス冷媒が隔壁板10の下方の連通孔16cから流れようとすることにより、隔壁板10の下方にある連通孔16cから扁平管2の非接続側空間9に押し流され、隔壁板10で区切られた扁平管2の非接続側空間9を+y方向に上昇し、冷媒流出区間12における扁平管2の接続側空間8に循環する。
従って、ヘッダーパイプ3bの下方に滞留した液冷媒が優先的に冷媒流出区間12へ押し流されるため、ヘッダーパイプ3b内に液冷媒が滞留することを抑制することができる
。
。
なお、隔壁板10の下方の連通孔16cは、少なくとも冷媒流入区間11内の最下段の扁平管2のy方向高さ位置を含むように配置することが望ましい。
これにより、最もy方向高さが低い位置に存在する扁平管2から流れた液冷媒も連通孔16cを通り、確実に扁平管2の非接続側空間9に流れ、冷媒流入区間11の扁平管2の接続側空間8で液冷媒が滞留することによる液封を抑制できるため、全ての扁平管2を有効に利用でき、熱交換性能を向上させることができる。
なお、実施例では、熱交換器1を1列設置しているが、例えば、空気流れ方向(z方向)に2つ以上でもよく、また、重力方向(y方向)に2つ以上の熱交換器1を重ねた構成を用いた場合でも、同様の効果を得られる事は言うまでもない。
本発明は、扁平管利用の熱交換器において、ヘッダーパイプ内の冷媒流出区間を複数の分配室に区切り、且つ、連通孔をそれぞれの分配室の上方に設けることで、気液二相冷媒を複数の扁平管に冷媒量および気液二相冷媒の比率が均一になるように配分することができる熱交換器であり、冷凍機、空気調和装置、給湯空調複合装置などの用途に適用できる。
1 熱交換器
2 扁平管
3a、3b ヘッダーパイプ
4a、4b 冷媒配管
5a、5b 仕切板
6 フィン
7 冷媒流路
8 接続側空間
9 非接続側空間
10 隔壁板
11 冷媒流入区間
12 冷媒流出区間
13a、13b 分配室
14 冷媒流下孔
15 分割板
16a、16b、16c 連通孔
17 貫通孔
18 冷媒流入孔
20 室外機
21 圧縮機
22 切替弁
23 室外膨張弁
24 送風機
25 液管
26 ガス管
100 熱交換器
101 扁平管
102 ヘッダーパイプ
103 誘導流路
104 誘導孔
2 扁平管
3a、3b ヘッダーパイプ
4a、4b 冷媒配管
5a、5b 仕切板
6 フィン
7 冷媒流路
8 接続側空間
9 非接続側空間
10 隔壁板
11 冷媒流入区間
12 冷媒流出区間
13a、13b 分配室
14 冷媒流下孔
15 分割板
16a、16b、16c 連通孔
17 貫通孔
18 冷媒流入孔
20 室外機
21 圧縮機
22 切替弁
23 室外膨張弁
24 送風機
25 液管
26 ガス管
100 熱交換器
101 扁平管
102 ヘッダーパイプ
103 誘導流路
104 誘導孔
Claims (3)
- 複数の冷媒流路を有する複数の扁平管と、前記扁平管の両端部をそれぞれ接続する一対のヘッダーパイプと、で構成された熱交換器において、少なくとも一方の前記ヘッダーパイプは、前記扁平管の接続側空間と、前記扁平管の非接続側空間と、を区切る隔壁板と、蒸発器として機能する場合、前記接続側空間に、前記複数の扁平管から冷媒が流入する冷媒流入区間と、前記複数の扁平管へ冷媒が流出する冷媒流出区間と、を区切る仕切板と、前記接続側空間を鉛直方向に複数の分配室に区切り、冷媒流下孔を備えた少なくとも1つ以上の分割板と、を有し、前記冷媒流出区間は、前記冷媒流入区間よりも上方に設け、前記冷媒流出区間に接続された前記扁平管の本数は、前記冷媒流入区間に接続された前記扁平管の本数よりも多く、前記隔壁板は、前記冷媒流出区間に設け、前記隔壁板には、前記複数の分配室における鉛直方向中間位置より上方に連通孔をそれぞれ設けることを特徴とする熱交換器。
- 前記仕切板の前記接続側空間側に貫通孔を設けることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
- 前記仕切板は、前記接続側空間と、前記非接続側空間と、に跨っており、前記非接続側空間には、冷媒流入孔を備え、前記冷媒流入孔は、前記貫通孔よりも孔断面積が大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018215750A JP2020085268A (ja) | 2018-11-16 | 2018-11-16 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018215750A JP2020085268A (ja) | 2018-11-16 | 2018-11-16 | 熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020085268A true JP2020085268A (ja) | 2020-06-04 |
Family
ID=70907339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018215750A Pending JP2020085268A (ja) | 2018-11-16 | 2018-11-16 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2020085268A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024500087A (ja) * | 2020-12-11 | 2024-01-04 | 杭州三花▲微▼通道▲換▼▲熱▼▲器▼有限公司 | 熱交換器 |
-
2018
- 2018-11-16 JP JP2018215750A patent/JP2020085268A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024500087A (ja) * | 2020-12-11 | 2024-01-04 | 杭州三花▲微▼通道▲換▼▲熱▼▲器▼有限公司 | 熱交換器 |
| JP7639145B2 (ja) | 2020-12-11 | 2025-03-04 | 杭州三花▲微▼通道▲換▼▲熱▼▲器▼有限公司 | 熱交換器 |
| JP7639145B6 (ja) | 2020-12-11 | 2025-06-04 | 杭州三花▲微▼通道▲換▼▲熱▼▲器▼有限公司 | 熱交換器 |
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