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JP2020083860A - 舌擦掃用透明ジェル組成物及びそれを使用した舌の清掃方法 - Google Patents

舌擦掃用透明ジェル組成物及びそれを使用した舌の清掃方法 Download PDF

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JP2020083860A
JP2020083860A JP2018225617A JP2018225617A JP2020083860A JP 2020083860 A JP2020083860 A JP 2020083860A JP 2018225617 A JP2018225617 A JP 2018225617A JP 2018225617 A JP2018225617 A JP 2018225617A JP 2020083860 A JP2020083860 A JP 2020083860A
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Abstract

【課題】本発明は、舌苔除去実感が高く、使用性も良い舌擦掃用ジェル製剤を提供する。
【解決手段】舌表面に適用され、
(A)キサンタンガム、アルギン酸またはその塩、カルボキシメチルセルロースナトリウム、及びポリアクリル酸またはその塩からなる群から選ばれる1種以上を0.5〜5質量%、
(B)ソルビット及グリセリンから選ばれる1種以上を20〜55質量%、
及び
(C)炭素数10〜18の炭化水素基を有する脂肪酸アミドプロピルベタイン、炭素数10〜18の炭化水素基を有する脂肪酸イミダゾリウムベタイン、エチレンオキサイドの平均付加モル数60〜100であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、並びに炭素数12〜18の炭化水素基及びエチレンオキサイドの平均付加モル数10〜60であるポリオキシエチレンアルキルエーテルからなる群から選ばれる1種以上を0.5〜5質量%
を含有し、かつアニオン性界面活性剤を含有しないか、含有する場合は0.1質量%以下である、舌擦掃用透明ジェル剤。
【選択図】なし

Description

舌ブラシまたは歯ブラシ等の擦掃用具を用いた舌表面の清掃に使用するための、舌苔除去実感が高く、使用性も良い舌擦掃用透明ジェル組成物、及びそれを使用した舌の清掃方法に関する。
近年、口臭に対する意識が徐々に高まっている。起床時や空腹時に発生する生理的口臭は主に舌苔から発生すると言われている。そのため、舌苔を除去することは口臭を防ぐための有効な手段であり、舌清掃の重要性に対する認知度は高まりつつある。
従来、舌の清掃は、歯磨きをしながら、歯磨剤が泡立った状態で舌を歯ブラシでブラッシングする方法が主流であった。しかし、泡立った状態では舌磨き中の舌苔の除去状態が分かりづらく、また歯ブラシや磨き方によっては舌への摩擦が強く、舌を傷つけたり痛みや刺激を感じるなど、使用性の点でも課題があった。別の手段として、舌苔除去剤を含有する口腔用組成物を用いて化学的に舌苔除去を行なうことも公知であるが、物理的除去に比べると清掃効果、清掃実感の点で必ずしも十分とはいえない。例えば、舌苔除去剤として、特許文献1には縮合リン酸塩を含有する組成物、特許文献2には炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムおよび界面活性剤を含有する組成物が開示されているが、これら成分は舌への刺激を感じる場合がある点で課題があった。
一方、特許文献3、4には、システインプロテアーゼを含有するゲル状の舌苔除去剤を舌に塗布し、ブラシや指などにより舌苔を舌表面から除去することが開示されている。しかし、特許文献3、4は有効成分であるシステインプロテアーゼにより舌苔を軟化させる工程を要し、舌表面に塗布した後、舌苔が軟化するまで除去工程を待つ必要がある点で、課題があった。
特開平10−182387号公報 特開2000−178154号公報 特開2016−216429号公報 特開2016−204330号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、舌ブラシ等のブラシ状擦掃用具を用いた物理的な舌清掃に使用され、舌苔除去実感が高く、使用性も良い透明な舌擦掃用製剤を提供することを目的とする。本発明の「舌苔除去実感」は、舌磨き中に鏡等を用いた目視による舌の清掃状態と、舌擦掃後に透明ジェル組成物に取り込まれた舌苔の視認性による満足感である。また、本発明の「使用性」は、擦掃用ジェル組成物の舌ブラシへの載せやすさ、舌への広げやすさ、舌清掃後の舌のしっとり感(乾燥感がなく十分潤っている)である。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を行った結果、
(A)キサンタンガム、アルギン酸またはその塩、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリル酸またはその塩からなる群から選ばれる1種以上を0.5〜5質量%、
(B)ソルビット及びグリセリンから選ばれる1種以上を20〜55質量%、
(C)炭素数10〜18の炭化水素基を有する脂肪酸アミドプロピルベタイン、炭素数10〜18の炭化水素基を有する脂肪酸イミダゾリウムベタイン、エチレンオキサイドの平均付加モル数が60〜100であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、及び炭素数12〜18の炭化水素基を有しエチレンオキサイドの平均付加モル数が10〜60であるポリオキシエチレンアルキルエーテルから選ばれる1種以上を0.5〜3質量%
を含有し、実質的にアニオン界面活性剤を含有しない(0.1質量%以下)透明なジェル組成物を、舌擦掃用ブラシを用いて舌表面に適用し、ブラッシングすることにより、舌苔除去実感、使用性共に優れ、高い満足感が得られる舌清掃が可能となることを見出し、本発明をなすに至った。
後述の実施例・比較例にも示すように、本発明の(A)、(B)、及び(C)成分を特定量含有し、アニオン界面活性剤を含まない本発明品を使用した場合は、舌苔除去実感、使用性共に良好な評価を得た。一方、(B)成分と共に(C)成分を含み、(A)成分を欠くか(A)成分の含有量が0.5質量%に満たないと、擦掃中の舌の目視による舌苔除去実感が劣り、また舌ブラシへの載せやすさやしっとり感も劣る(比較例1、2)。(A)成分や(C)成分を含有しても(B)成分を欠くか、含有量が20質量%に満たないと、同様に舌の目視による舌苔除去実感が劣り、また使用性(舌ブラシへの載せやすさ、しっとり感)も劣る(比較例4、5)。また、(A)、(B)成分を含有し(C)成分を欠くと、目視による舌苔除去実感とジェルへの汚れ移りが劣る(比較例7)。また、(A)成分、(B)成分および(C)成分のすべてを含有しても、アニオン性界面活性剤を含有すると舌擦掃中にジェルが泡立つため、舌の目視による除去実感が低く、ジェルに取り込まれた舌苔の視認もしづらく、舌苔の除去実感が十分でない(比較例10)。(A)成分、(B)成分および(C)成分のすべてを含有しても、透明性が低い場合は、同様に、舌苔除去実感が十分ではない(比較例9、11)。
従って、本発明は、下記の舌清掃用組成物を提供する。
〔1〕舌表面に適用され、
(A)キサンタンガム、アルギン酸またはその塩、カルボキシメチルセルロースナトリウム、及びポリアクリル酸またはその塩からなる群から選ばれる1種以上を0.5〜5質量%、
(B)ソルビット及びグリセリンから選ばれる1種以上を20〜55質量%、
(C)炭素数10〜18の炭化水素基を有する脂肪酸アミドプロピルベタイン、炭素数10〜18の炭化水素基を有する脂肪酸イミダゾリウムベタイン、エチレンオキサイドの平均付加モル数60〜100であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、並びに炭素数12〜18の炭化水素基及びエチレンオキサイドの平均付加モル数10〜60であるポリオキシエチレンアルキルエーテルからなる群から選ばれる1種以上を0.5〜5質量%
を含有し、かつアニオン性界面活性剤を含有しないか、含有する場合は0.1質量%以下である、舌擦掃用透明ジェル組成物。
〔2〕ブラシ状擦掃用具を用いて舌を擦掃するための製剤である、請求項1記載の舌擦掃用透明ジェル組成物。
〔3〕ブラシ状擦掃用具が、更にスクレーパー部を有する、〔2〕に記載の舌擦掃用透明ジェル組成物。
〔4〕〔1〕に記載の舌清擦掃透明ジェル組成物を舌に適用し、ブラシ状擦掃用具を用いて舌を擦掃する、舌の清掃方法
〔5〕ブラシ状擦掃用具が更にスクレーパー部を有する、〔4〕に記載の舌の清掃方法。
本発明によれば、舌擦擦用具に載せ、舌に適用し、舌表面を擦掃(ブラッシング)することにより、舌苔除去実感が高く、また使用性も良い舌清掃を行なうことができる舌擦掃用透明ジェル組成物、またそれを使用した舌の清掃方法を提供することができる。
以下、本発明につき更に詳述する。本発明の舌清掃用組成物は、
(A)キサンタンガム、アルギン酸またはその塩、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリル酸またはその塩から選ばれる1種以上を0.5〜5質量%、
(B)ソルビットまたはグリセリンから選ばれる1種以上を20〜55質量%、
(C)炭素数10〜18の炭化水素基を有する脂肪酸アミドプロピルベタイン、炭素数10〜18の炭化水素基を有する脂肪酸イミダゾリウムベタイン、エチレンオキサイドの平均付加モル数60〜100であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、及び炭素数12〜18の炭化水素基を有しエチレンオキサイドの平均付加モル数が10〜60であるポリオキシエチレンアルキルエーテルから選ばれる1種以上を0.5〜5質量%
を含有し、かつアニオン性界面活性剤を実質的に含有しない(0.1質量%以下)、舌擦掃用透明ジェル組成物である。
本発明の(A)成分は、キサンタンガム、アルギン酸またはその塩、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリル酸またはその塩から選ばれる水溶性高分子1種以上である。
キサンタンガムは、口腔内に使用できるものであればいずれのものでもよい。好ましいキサンタンガムは、2質量%水溶液(25℃)の粘度が600〜3,000mPa・sのものであり、とりわけ1,200〜1,800mPa・sのものが好適である。市販品としては、例えばADMファーイースト(株)製のノヴァザン、ケルコ(株)製のモナートガムDA、ケルザンT、ケルデント、DSP五協フード&ケミカル(株)製のエコーガムなどが挙げられる。
アルギン酸またはその塩は、口腔内に使用できるものであればいずれのものでもよく、塩としてはナトリウム塩が好ましい。好ましくは、2質量%水溶液(25℃)の粘度が1,000〜4,000mPa・sであるアルギン酸またはその塩が好ましく、とりわけ2,000〜4,000mPa・sのものが好適である。市販品としては、例えばキミカ(株)製のキミカアルギン等が挙げられる。
カルボキシメチルセルロースナトリウムは、口腔内に使用できるものであればいずれのものでもよい。好ましくは、2質量%水溶液(20℃)の粘度が15〜3,000mPa・sであるものであり、400〜1,800mPa・sのものがより好ましい。また、エーテル化度(DS)が0.5〜1.5のものが特に好適である。カルボキシメチルセルロースナトリウムは、一種を単独で用いてもよいし二種以上を組み合わせて用いてもよい。市販品としては、例えばダイセルファインケム(株)製のCMCダイセル、日本製紙(株)製のサンローズ、DU PONT(株)製のカルボキシメチルセルロースナトリウム、Ashland(株)のAqualonなどが挙げられる。
ポリアクリル酸またはその塩は、口腔内に使用できるものであればいずれのものでもよく、塩としてはナトリウム塩が好ましい。また、架橋型であるポリアクリル酸又はその塩を好ましく使用することができる。好ましくは、0.5質量%水溶液(25℃)の粘度が7,000〜10,500mPa・sの範囲のものを使用する。市販品としては、東亞合成(株)製のレオジック260H等が挙げられる。
なお、本発明の(A)成分の粘度は、B型回転粘度計(例えばVISCOMETER TVB−10、東機産業(株)製))を用いて測定された値である(測定時間:2分、回転数:20rpm)。
(A)成分はいずれかを単独で用いても、2種以上を併用してもよい。(A)成分の含有量は、ジェル組成物中0.5〜5質量%が好ましく、より好ましくは1〜3質量%である。含有量が0.5%未満であると、舌ブラシへの載せやすさに劣り、清掃後のしっとり感が得られず、また製剤が舌擦掃時にブラシ内部に入り込むため、ブラシ上への舌苔の移行が視認されにくく、舌苔除去実感が劣る。5質量%を超えると舌上への広がりやすさ、舌ブラシへの載せやすさの点で好ましくない。
本発明の(B)成分は、ソルビットまたはグリセリンである。(B)成分の含有量は、ジェル組成物中20〜55質量%が好ましく、30〜50質量%がより好ましい。含有量が20質量%未満であると、舌ブラシへの載せやすさに劣り、またジェル組成物が舌擦掃時にブラシ内部に入り込むため、ブラシ上の汚れが確認されにくく、舌苔を除去した感じが劣り、また舌清掃後のしっとり感も劣る。55質量%を超えると舌上への広がりやすさに劣り、また舌清掃後のべたつき感が強くなり、使用感が悪くなる。
本発明の(C)成分は、下記の特定両性界面活性剤、又はノニオン性界面活性剤である。
両性界面活性剤は、炭素数10〜18の炭化水素基を有する脂肪酸アミドプロピルベタイン、炭素数10〜18の炭化水素基を有する脂肪酸イミダゾリウムベタインから選ばれる1種以上である。具体的には、コカミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸イミダゾリウムベタイン等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤は、エチレンオキサイドの平均付加モル数が60〜100であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、炭素数12〜18の炭化水素基を有しエチレンオキサイドの平均付加モル数が10〜60であるポリオキシエチレンアルキルエーテルから選ばれる1種以上である。
(C)成分の含有量は、組成物中0.5〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜3質量%である。含有量が0.5質量%未満であると、舌苔のジェルへの移行効果が悪くなり、舌の汚れ落ち感(舌の目視)も低く、舌苔除去実感が劣る。5質量%を超えても、舌苔のジェルへの移行を視認しにくくなり舌苔除去実感が得られない。
更に、上記成分に加えて、通常、口腔用組成物に使用されている公知成分を、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて配合できる。配合できる任意成分としては、任意のノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、湿潤剤、甘味剤、防腐剤、pH調整剤、香料、薬効成分等が挙げられる。なお、アニオン性界面活性剤を配合すると、舌の擦掃中に泡立ち、舌苔のジェルへの移行を視認しにくくなり舌苔除去実感が得られないため、実質的に配合しないことが好ましい。具体的には、組成物中の含有量は0.1質量%以下、特に0.01質量%以下であることが好ましく、含有しないことがより好ましい。
ノニオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル;ポリグリセリン脂肪酸エステル;マルトース脂肪酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル;マルチトール脂肪酸エステル、ラクチトール脂肪酸エステル等の糖アルコール脂肪酸エステル;アルキロールアマイド;ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;ラウリル酸モノ又はジエタノールアミド等の脂肪酸ジエタノールアミド;ソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エステル等が挙げられる。これらは1種単独でも2種以上を併用してもよい。両性界面活性剤としては、アルキルベタイン;酢酸ベタイン等が挙げられる。
湿潤剤としては、ソルビット、グリセリン以外に、キシリット、エリスリトール等の糖アルコール、プロピレングリコールの多価アルコール、ポリエチレングリコール類が挙げられる。ポリエチレングリコールは平均分子量が190〜3800のものが好ましく、特に190〜2150のものが適している。
甘味剤としては、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、ペリラルチン、グリチルリチン、ソーマチン、アスパラチルフェニルアラニンメチルエステル等が挙げられる。
防腐剤としては、パラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム等が挙げられる。
pH調整剤としては、クエン酸、乳酸等の有機酸やその塩類;塩酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム等が挙げられる。好ましくは、クエン酸、クエン酸ナトリウムを使用する。
香料としては、公知の口腔用香料、例えばメントール、アネトール、カルボン、オイゲノール、リモネン、n−デシルアルコール、シトロネロール、α−テルピネオール、シトロネリルアセテート、シネオール、リナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、スペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメント油、桂葉油、シソ油、冬緑油、丁字油、ユーカリ油等が挙げられる。
薬効成分としては、プロテアーゼ、ムタナーゼ等の酵素;トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、アルミニウムクロルヒドロキシアラントイン、アズレン、グリチルリチン酸塩、グリチルレチン酸塩等の抗炎症剤;ビタミン類、アラントイン等の細胞賦活剤;イソプロピルメチルフェノール、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、ヒノキチオール、塩化リゾチーム等の殺菌剤;銅クロロフィル、グルコン酸銅等の水溶性銅化合物;などを配合できる。なお、薬効成分の配合量は、本発明の効果を妨げない範囲で有効量とすることができる。
更に、任意成分として、雲母チタン等の無機化合物;寒天、ゼラチン、デンプン、グルコマンナン等の天然高分子化合物などを、本発明の効果を妨げない範囲で配合することができる。
本発明の舌擦掃用透明ジェル組成物は、25℃におけるpHは6〜8であることが好ましい。
本発明の舌清掃剤組成物の剤型は、透明ジェル組成物である。本発明において、ジェルが透明である基準は、白紙に0.5mmの間隔で幅0.2mmの黒線を2本引いた紙の上に、ジェルを厚み1cmとなるように入れた底面が無色透明のガラス容器を置き、上方から2本の線がはっきり見えるか否かによって判別する。
本発明の舌清掃用透明ジェル組成物は、舌擦掃用具を用いて舌に直接適用し、舌表面を擦って舌苔を除去する。好ましい使用方法は、本発明の舌擦掃用ジェルを舌擦掃用具に載せ、舌奥から舌先方向に向かって用具を引き、ジェルと共に舌表面を擦る。舌奥から舌先方向への擦掃は、好ましくは5〜60秒、より好ましくは10〜30秒程度行なう。擦掃後は、水で漱いだり舌を拭うなどして、ジェルを除去する。
前記舌擦掃用具としては、ブラシ部を有するブラシ状擦掃具が好ましく、歯ブラシ、舌ブラシ等が挙げられる。これらは、市販のものを使用することができる。
好ましい擦掃用具として、例えば、実用新案登録第3146526に記載された舌クリーナーを使用することもできる。具体的には、ハンドル部、前記ハンドル部から延長されたネック部、前記ネック部の先端に設けられたヘッド部とを備え、前記ヘッド部は刷毛の毛束を有し、毛束の少なくとも一部又は全てが前記ハンドル部側に向かって傾斜している舌クリーナーである。更に好ましくは、前記ヘッド部の刷毛部よりも先端側にスクレーパーが設けられている舌用ブラシである。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%は特に断らない限りいずれも質量%を示す。
表1〜5に示す組成の舌擦掃用ジェルを定法に基き、以下の方法により調製した。
(1)水溶性高分子をプロピレングリコール中に均一に分散した。
(2)(1)とは別に、香料と界面活性剤以外の成分を水に溶解した。
(3)ディスパー(宮川商店(株)製)を用いて攪拌しながら、(2)に(1)を添加し均一に溶解させた。
(4)(3)に、香料及び界面活性剤を、フリーマー(みづほ工業(株)製)を用いて減圧下で混合し、ジェル剤を得た。
(5)(4)を口径5mmのラミネートチューブ容器に充填した。
(5)を試験サンプル組成物として用い、下記方法で評価した。
舌擦掃用具としては、舌ブラシ(エビス(株)製、「舌クリーナーラバーグリップ」)を使用した。
(使用性、舌苔除去実感)
「舌ブラシへの載せやすさ」「舌上での展延性」「舌清掃後の舌のしっとり感」「舌苔除去実感」は、被験者4名によって下記方法により評価した。
清掃方法:舌ブラシに試験サンプルの舌擦掃用ジェル組成物0.3gを載せ、舌の表面上で、舌の奥から手前に引いて擦る操作を、鏡で舌の状態を観察しながら30秒間(約20回)行なった。擦掃終了後、水で漱いでジェルを除去した。
舌苔除去実感1(舌の状態)は、擦掃終了時の舌の状態を鏡により観察し、下記評点基準で評価した。
舌苔除去実感2(ジェルへの汚れ移り)は、擦掃終了後の舌クリーナーに付着したジェルの状態を観察し、下記評点基準で評価した。
舌ブラシへの載せやすさについては、チューブ容器からジェルを舌ブラシ上に出した際の載せやすさを、曳糸性、舌ブラシからの垂れ落ちの有無の観点で、下記評点基準で判定した。
舌への広がりやすさ(展延性)は、ジェルを載せた舌ブラシを舌の奥の方から手前に引いたときのジェルの舌への広がりやすさについて、下記評点基準で判定した。
舌清掃後の舌のしっとり感は、擦掃終了し、水で口の中をすすいだ後の舌の感じを下記評点基準で判定した。
得られた評価に対してそれぞれ平均値を求め、下記に示す評価基準に基づき判定した。
<舌苔除去実感1:舌の状態を鏡で目視>
1:除去効果を感じない
2:除去効果をあまり感じない
3:除去効果を感じる
4:除去効果を強く感じる
<舌苔除去実感2:ジェルへの汚れ移り>
1:ジェルの汚れがほとんどない、又は確認しにくい
2:ジェルの汚れ(濁り)があまりない
3:ジェルの汚れ(濁り)がある
4:ジェルの汚れ(濁り)が多い
<舌ブラシへの載せやすさ>
1:載せにくい
2:やや載せにくい
3:載せやすい
4:非常に載せやすい
<舌上での広げやすさ>
1:舌上に広げにくい
2:やや舌上に広げにくい
3:舌上に広げやすい
4:舌上に非常に広げやすい
<使用後の舌のしっとり感>
1:しっとり感を感じない
2:しっとり感をあまり感じない
3:しっとり感を感じる
4:しっとり感を強く感じる
評価基準
◎:4人の平均点が3点以上
○:4人の平均点が2.5点以上3点未満
×:4人の平均点が2.5点未満
(透明性)
透明性は下記方法により評価した。底面が無色透明のガラス製容器(容量5.5mLのガラス製筒型秤量瓶、外径3cm、高さ2cm、蓋無)に、1cmの均一な厚みとなるように試験サンプル(ジェル)を入れた。前記ジェル入りガラス容器を、0.5mmの間隔で幅0.2mmの黒線を2本引いた白紙の上に置き、上方から黒線の見え方を観察し、透明性を下記基準で評価した。
◎:黒線が2本ともはっきり見える
△:黒線が2本とも見えるが、境目が不明瞭である
×:黒線が見えるが、2本であることを識別できないか、全く見えない
Figure 2020083860

Figure 2020083860

Figure 2020083860

Figure 2020083860
Figure 2020083860
使用原料の詳細を下記に示す。
(A)キサンタンガム:モナートガムDA
(CPケルコ(株)製、2%粘度(25℃)1435mPa・s)
(A)アルギン酸ナトリウム:キミカアルギン
(キミカ(株)製、2%粘度(25℃)3310mPa・s)
(A)ポリアクリル酸ナトリウム:レオジック260H
(東亞合成(株)製、0.5%粘度(25℃)8400mPa・s)
(A)カルボキシメチルセルロースナトリウム:CMC1260
(ダイセルファインケム(株)製、2%粘度(20℃)910mPa・s)
(B)ソルビット液(70%):NEOSOLB 70/02(ロケットジャパン(株)製)
(B)グリセリン(85%):化粧品用グリセリン85%(阪本薬品工業(株)製)
(C)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液(30%):TEGOBETAIN(エボニックジャパン(株)製)
(C)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.):EMALEX HC−60(日本エマルジョン(株)製)
(C)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.):EMALEX HC−20(日本エマルジョン(株)製)比較品

舌擦掃用具として、実用新案登録第3146526の実施例1に記載された舌クリーナーを使用して、実施例1〜19の舌擦掃用ジェルによる舌苔除去を実施したところ、舌苔除去感、汚れ視認性、使用性は、何れも良好であった。特に、汚れ視認性については、スクレーパー部と刷毛部の間にジェルが溜まり、汚れの有無の確認がより見やすく明確であった。

Claims (5)

  1. 舌表面に適用され、
    (A)キサンタンガム、アルギン酸またはその塩、カルボキシメチルセルロースナトリウム、及びポリアクリル酸またはその塩からなる群から選ばれる1種以上を0.5〜5質量%、
    (B)ソルビット及びグリセリンから選ばれる1種以上を20〜55質量%、
    (C)炭素数10〜18の炭化水素基を有する脂肪酸アミドプロピルベタイン、炭素数10〜18の炭化水素基を有する脂肪酸イミダゾリウムベタイン、エチレンオキサイドの平均付加モル数60〜100であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、並びに炭素数12〜18の炭化水素基及びエチレンオキサイドの平均付加モル数10〜60であるポリオキシエチレンアルキルエーテルからなる群から選ばれる1種以上を0.5〜5質量%
    を含有し、かつアニオン性界面活性剤を含有しないか、含有する場合は0.1質量%以下である、舌擦掃用透明ジェル組成物。
  2. ブラシ状擦掃用具を用いて舌を擦掃するための製剤である、請求項1記載の舌擦掃用透明ジェル組成物。
  3. ブラシ状擦掃用具が、更にスクレーパー部を有する、請求項2記載の舌擦掃用透明ジェル組成物。
  4. 請求項1に記載の舌擦掃用透明ジェル組成物を舌に適用し、ブラシ状擦掃用具を用いて舌を擦掃する、舌の清掃方法。
  5. ブラシ状擦掃用具が更にスクレーパー部を有する、請求項4に記載の舌の清掃方法。

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