[go: up one dir, main page]

JP2020081745A - 殺菌装置 - Google Patents

殺菌装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020081745A
JP2020081745A JP2018225663A JP2018225663A JP2020081745A JP 2020081745 A JP2020081745 A JP 2020081745A JP 2018225663 A JP2018225663 A JP 2018225663A JP 2018225663 A JP2018225663 A JP 2018225663A JP 2020081745 A JP2020081745 A JP 2020081745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needleless connector
optical model
light
light source
ultraviolet light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018225663A
Other languages
English (en)
Inventor
孝吉 菅沼
Kokichi Suganuma
孝吉 菅沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enplas Corp
Original Assignee
Enplas Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Enplas Corp filed Critical Enplas Corp
Priority to JP2018225663A priority Critical patent/JP2020081745A/ja
Publication of JP2020081745A publication Critical patent/JP2020081745A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

【課題】ニードルレスコネクターの広い範囲を殺菌することができる殺菌装置を提供すること。【解決手段】本発明の殺菌装置は、紫外光を出射する光源と、前記光源から離れるにしたがって内径が拡大するように構成された反射面を有し、前記光源から出射された紫外光を前記ニードルレスコネクターに向けて反射させるための反射部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ニードルレスコネクターを殺菌するための殺菌装置に関する。
現代の医療において、IVカテーテルを用いて薬剤や栄養剤を静脈内に送り込むことは有力なヘルスケアの方法の一つになっている。現在、このカテーテルが原因となる院内感染が医療現場で大きな問題となっており、カテーテル関連血流感染症(CR−BSI)と呼ばれている。現状では、このようなカテーテル関連血流感染症は、院内や人体の皮膚に存在する表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌、緑濃菌、大腸菌などが繁殖し、これらの菌がカテーテルを通じて人体に侵入することが原因となり引き起こされることが知られている。
IVカテーテルの投与セットにおいて、薬液側の雄ルアーと人体側の留置カテーテルとの間を接続するために、ニードルレスコネクターが一般的に使用されるが、上記のようなカテーテル関連血流感染症の約半数は、このニードルレスコネクターに起因することが知られている。具体的には、上記のような菌またはウイルスがニードルレスコネクターの表面または内部に付着して、時間をかけてバイオフイルムと呼ばれるコロニーを形成し、このコロニーから菌がカテーテルを通じて人体に侵入することによって感染症が引き起こされると考えられている。
このような感染症を防ぐためのカテーテルの操作手順として、カテーテルを流れる輸液が入った輸液容器を交換するときに、薬液側の雄ルアーが、人体側に留置されているニードルレスコネクターに接続される部分をエタノールやIPA、クロロヘキシジンなどの殺菌作用のある有機溶媒を含ませた脱脂綿で15秒〜30秒程度強くふき取るということが広く行われてきた。この手順により感染症をある程度減らせることもわかっている。
しかしながら、この手順は医療現場においてかなり手間がかかるため負担となっており、またふき取る時間やふき取る強さなども個人差があることに加えて、医療現場においてこの手順が必ずしも実行されていないという問題が存在している。
このようなニードルレスコネクターに起因する感染症の問題を解決するための発明として、紫外光の殺菌作用を積極的に利用しようとするものがある(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のUV殺菌システムは、UV光源を含むハウジングと、内部反射面を含むシールドとを有している。シールドは、ハウジングの受口に保持されている。シールドの内部にニードルレスコネクターの一部を入れた状態で、UV光源から紫外光を出射すると、ニードルレスコネクターの表面の一部が紫外光により殺菌される。
特表2015−528709号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、ニードルレスコネクターの一部の表面しか殺菌できないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ニードルレスコネクターの広い範囲を殺菌することができる殺菌装置を提供することを目的とする。
本発明に係る殺菌装置は、ニードルレスコネクターを殺菌するための殺菌装置であって、紫外光を出射する光源と、前記光源から離れるにしたがって内径が拡大するように構成された反射面を有し、前記光源から出射された紫外光を前記ニードルレスコネクターに向けて反射させるための反射部と、を有する。
本発明によれば、ニードルレスコネクターの広い範囲を殺菌することができる殺菌装置を提供することができる。したがって、本発明によれば、カテーテル関連血流感染症の発生を低減させることができる。
図1Aは、本発明の実施形態に係る殺菌装置と、当該殺菌装置によって殺菌されるニードルレスコネクターとを示す図である。図1Bは、ニードルレスコネクターを当該殺菌装置で殺菌しているときの状態を示す図である。 図2は、複合放物面型集光器を示す図である。 図3Aは、シミュレーションに用いたニードルレスコネクターのスリーブの断面の一部をZY平面上に示す図である。図3Bはスリーブの外観を示す図である。図3Cは、シミュレーションに用いたシリコーンの紫外光の透過率スペクトルを示すグラフである。 図4Aは、シミュレーションに用いたニードルレスコネクターのハウジングの断面の一部をZY平面上に示す図である。図4Bは、ハウジングの外観を示す図である。図4Cは、シミュレーションに用いた樹脂の紫外光の透過率スペクトルを示すグラフである。 図5Aは、シミュレーションに用いた比較例の光学モデルを示す図である。図5Bは、シミュレーションに用いた実施例の光学モデル1を示す図である。 図6A、B、Cは、図5Aに示された比較例の光学モデルの照度分布を示すグラフである。図6D、E、Fは、図5Bに示された実施例の光学モデル1の照度分布を示すグラフである。 図7は、シミュレーションに用いた実施例の光学モデル2を示す図である。 図8は、図7に示された実施例の光学モデル2の照度分布を示すグラフである。 図9は、シミュレーションに用いた実施例の光学モデル3を示す図である。 図10A、B、Cは、図9に示された実施例の光学モデル3の照度分布を示すグラフである。 図11は、シミュレーションに用いた実施例の光学モデル4を示す図である。 図12は、図11に示された実施例の光学モデル4の照度分布を示すグラフである。 図13は、シミュレーションに用いた実施例の光学モデル5を示す図である。 図14は、図13に示された実施例の光学モデル5の照度分布を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(殺菌装置の構成)
図1Aおよび図1Bは、本発明の一実施形態に係る殺菌装置100の構成を示す断面図である。図1Aでは、ニードルレスコネクター200を反射部120内に配置する前の様子を示しており、図1Bでは、ニードルレスコネクター200を反射部120内に配置した後の様子を示している。
図1Aおよび図1Bに示されるように、殺菌装置100は、紫外光111を出射する光源110と、光源110から出射された紫外光111をニードルレスコネクター200に向けて反射させる反射部120とを有する。
光源110は、ニードルレスコネクター200を殺菌するための紫外光111を出射する。光源110の種類は、紫外光111を出射できるものであれば特に制限されない。光源110の例には、半導体レーザー、発光ダイオードが含まれる。光源110は、殺菌効果を高めるという観点から、波長200〜300nmの深紫外光を出射できる光源が好ましい。深紫外光を出射できる光源の例には、中心波長が265nmまたは285nmの発光ダイオードが含まれる。光源110は、反射部120の内部に配置されていてもよいし、外部に配置されていてもよい。また、光源110は、例えば、反射部120の頂部121に配置されてもよい。また、光源110は、例えば、反射部120の頂部121から2〜10mm離れた反射部120の内部に配置されてもよい。
反射部120は、光源110から離れるに従って内径が拡大するように構成された反射面123を有し、光源110から出射された紫外光111の少なくとも一部をニードルレスコネクター200に向けて反射させる。反射部120の構成は、上記機能を発揮できれば特に制限されない。反射部120は、ニードルレスコネクター200の全体を取り囲むように構成されてもよいし、一部を取り囲むように構成されてもよい。
反射面123は、光源110から出射された紫外光111をニードルレスコネクター200に効率よく反射させるという観点から、放射面を含むことが好ましい。反射面123の構成は、紫外光111を反射させることができれば特に制限されず、例えばアルミニウム層の表面である。具体的には、例えば、反射部120は、アルミニウムミラーなどである。
反射部120は、光源110から出射された紫外光111をニードルレスコネクター200に効率よく反射させるという観点から、複合放物面型集光器であることが好ましい。ここで、複合放物面型集光器(Compound Parabolic Concentrator、CPC)は、太陽光発電などのnon imaging opticsにおいてよく使用される、所定の角度範囲から入射した光の集光などに使われる光学部品である。通常は、複合放物面型集光器は、内径が大きい側の端部から入射した光の集光に使用されることが多い。一方、本実施の形態では、複合放物面型集光器は、内径が小さい側の端部近傍から出射された光の集光に使用される。
図2に、複合放物面型集光器の外観の一例を示す。図1に示される反射部120は、中空の部材であるが、図2に示される複合放物面型集光器は、光透過性の材料で構成される中実の部材である。一般的な使い方では、左側の端部が光の入口であり、右側の端部が光の出口である。これらを繋ぐ反射面は放物面である。中実の複合放物面型集光器では、反射面は、全反射が生じるように構成されている。複合放物面型集光器の構造および性能を決めるパラメータとしては、光の入口の半径ainと、光の出口の半径aoutと、全体の長さLとがある。
また、ここで複合放物面型集光器を構成する媒質の屈折率をnとし、複合放物面型集光器の外側の媒質の屈折率をnoutとし、入口から入射する光の入射させたい角度範囲をθとし、出口から出射する光の出射角度をθoutとすると、複合放物面型集光器の長さLおよび集光効率Cは、以下の式で表される。
L=(ain+aout)/tanθ (式1)
C=〔noutsinθout/nsinθ〕 (式2)
なお、複合放物面型集光器は、コストを考慮して、図1に示されるような中空構造とすることもある。このような複合放物面型集光器は、特に放物面型ミラーと呼ばれることがある。
なお、図1Aおよび図1Bには示されていないが、殺菌装置100は、ニードルレスコネクター200を適切な位置に配置するための位置決め部を有していてもよい。位置決め部の構成は、ニードルレスコネクター200を反射部120内外の適切な位置に配置することができれば特に制限されないが、例えば反射部120とニードルレスコネクター200との間に配置される。殺菌装置100が位置決め部を有する場合、位置決め部は、ニードレスコネクター200を殺菌装置100内の適切な位置に配置するとともに、反射部120とニードルレスコネクター200とが接触することを防止し、例えば高価であることがある反射部120が汚染されることを防止することができる。
殺菌対象のニードルレスコネクター200の構成は、特に制限されない。図1Aに示される例では、ニードルレスコネクター200は、ハウジング210と、スリーブ220とを有する。スリーブ220は、ハウジング210内に収容されている。ニードルレスコネクター200の頂部201は、薬液側のカテーテルからの雄ルアーを受け入れる側の部分であり、ニードルレスコネクター200の底部202は、人体側のカテーテルと接続される側の部分である。
ニードルレスコネクター200にカテーテルの雄ルアーを接続する方式には、スプリットセプタム式とメカニカルライプ式とがある。スプリットセプタム式では、薬液側のカテーテルの雄ルアーがスリーブ220に入り込むことで、スリーブ220内を液体が通過できるようになる。メカニカルライプ式では、薬液側のカテーテルの雄ルアーを押し込むと、スリーブ220がハウジング210内に押し込まれて液体が通過できるようになる。
ハウジング210の材料は、必要な強度を有していれば特に制限されないが、ニードルレスコネクター200の内部まで殺菌する観点からは、紫外光111を透過させる材料であることが好ましく、200nm〜300nmの範囲の深紫外光を透過させる材料であることがより好ましい。このようなハウジング210の材料の例には、環状オレフィンコポリマー、ポリメチルペンテン、環状ブロックコポリマーなどが含まれる。ハウジング210の材料の具体例には、三井化学株式会社のTPX−RT18、USI社のViviOnなどが含まれる。
一方、スリーブ220の材料も、必要な強度を有していれば特に制限されないが、ニードルレスコネクター200の内部まで殺菌する観点からは、紫外光111を透過させる材料であることが好ましく、200nm〜300nmの範囲の深紫外光を透過させる材料であることがより好ましい。スリーブ220の材料の例には、無色または有色のシリコーン樹脂が含まれる。具体的なシリコーン樹脂の例には、モメンティブ社のLSR−7060やLSR−7080HP、東レ株式会社のダウシリコーンのMS−1002、信越化学工業株式会社の同様のシリコーン樹脂などが含まれる。
(殺菌装置の動作)
次に、殺菌装置100によりニードルレスコネクター200を殺菌する方法について説明する。
図1Bに示されるように、ニードルレスコネクター200を殺菌するときには、例えば、ニードルレスコネクター200の少なくとも一部が収容されるようにする。
光源110から紫外光111を出射すると、出射された紫外光111の一部は、ニードルレスコネクター200に直接到達し、出射された紫外光111の他の一部は、反射部120で反射されて反射光112となり、ニードルレスコネクター200の光源110側の部分(頂部201)だけでなく反対側の部分(底部202)にも到達する。また、ニードルレスコネクター200(特にハウジング210)が紫外光111を透過させる材料で構成されている場合は、紫外光111(反射光112)はニードルレスコネクター200の内部にも到達する。これにより、実質的にニードルレスコネクター200のすべての表面が、紫外光111により殺菌される。
(効果)
以上のように、本発明の実施形態に係る殺菌装置100では、光源110から直接到達した紫外光111だけでなく、反射部120で反射された紫外光111(反射光112)によってもニードルレスコネクター200が殺菌されるため、実質的にニードルレスコネクター200のすべての表面が紫外光111により殺菌される。
(シミュレーション1)
本発明の実施形態に係る殺菌装置による殺菌効果を知るために、光学モデルを用いて、ニードルレスコネクターに対する紫外光の照度のシミュレーションを行った。以下に当該シミュレーションに用いたニードルレスコネクターの構成およびシミュレーションの条件について説明する。
図3Aおよび図3Bは、シミュレーションに用いた殺菌対象のニードルレスコネクターのスリーブを示す図である。図3Aは、ZY平面上にスリーブの断面の一部を示した図であり、図3Bはスリーブの外観を示す図である。図3Bに示されるスリーブの形状は、図3Aに示す断面をZ軸を回転軸として回転することで得られる。図3Aに示されるように、スリーブは長さが20mmで、最大外径は8mmである。
スリーブの材料は、モメンティブ社のシリコーン樹脂(LSR−7080HP)とした。波長λ265nmの光について、この樹脂の屈折率nは、1.47734であり、この樹脂の吸収係数kは、0.00001であった。
図3Cは、厚さ1mmのシリコーン樹脂(LSR−7080HP)の紫外光の透過スペクトルを示すグラフである。図3Cから、波長265nmの深紫外光の透過率は60%程度であることがわかる。
図4Aおよび図4Bは、シミュレーションに用いた殺菌対象のニードルレスコネクターのハウジングを示す図である。図4Aは、ZY平面上にハウジングの断面の一部を示した図であり、図4Bはハウジングの外観を示す図である。図4Bに示されるハウジングの形状は、図4Aに示す断面をZ軸を回転軸として回転することで得られる。
ハウジングの材料は、三井化学株式会社のポリメチルペンテン(TPX−RT18)とした。波長λ265nmの光について、この樹脂の屈折率nは、1.4763であり、この樹脂の吸収係数kは、0.00002であった。
図4Cは、厚さ1mmのTPX−RT18の板の紫外光の透過率スペクトルを示すグラフである。図4Cから、波長265nmの深紫外光の透過率は、23%程度であることがわかる。
図5Aは、図3Bに示されたスリーブおよび図4Bに示されたハウジングからなるニードルレスコネクター500を用いた、比較例に係る光学モデルを示す図である。この光学モデルでは、反射部120を使用していない。図5Aの光学モデルでは、ニードルレスコネクター500の頂部201から5mm離れた位置に深紫外光を出射する発光ダイオード510が配置されている。発光ダイオード510は、中心波長が265nmであり、発光領域が1×1mmのランバート光源である。1個の発光ダイオード510の出力は、30mWとした。なお、このような発光ダイオードの例には、日機装株式会社製の発光ダイオード、旭化成株式会社製の発光ダイオード、スタンレー電気株式会社製の発光ダイオード、DOWAエレクトロニクス株式会社製の発光ダイオードが含まれる。
図5Bは、図3Bに示されたスリーブおよび図4Bに示されたハウジングからなるニードルレスコネクター500を用いた、実施例に係る殺菌装置を用いた光学モデル1を示す図である。この光学モデル1では、反射部520内にニードルレスコネクター500を配置した。反射部520(複合放物面型集光器)のパラメータは、大きい方の開口部の内径2ain=17.543mm、小さい方の開口部の内径2aout=6mm、光の入射角度範囲θ=20°とし、全長L=32.34mmとした。ここで、複合放物面型集光器の頂部521(出口)の位置に深紫外線を照射する発光ダイオード510を設置して、さらに複合放物面型集光器の頂部521から10mm下にニードルネスコネクター500の頂部201を設置した。
今回のシミュレーションでは、照度計をニードルレスコネクターの中心軸上においたと仮定して、この中心軸に直交する方向の照度分布を測定した。具体的には、モンテカルロ法による光線追跡を行い、各点における照度を計算した。このような計算を行うことができる光学計算ソフトウェアとしては、米国のSynospsys社のLightToolsや米国のZemax社のOpticstudioがよく知られている。
上記条件にて、ニードルレスコネクターの頂部201から底部202に向かって5mm、10mm、20mmの位置の照度分布を計算した。
図6A、B、Cは、図5Aに示された比較例に係る光学モデルにおける、ニードルレスコネクター500の頂部201から5mm、10mm、20mmのそれぞれの位置での照度分布を示すグラフである。図6D、E、Fは、図5Bに示された実施例に係る光学モデル1における、ニードルレスコネクター500の頂部201から5mm、10mm、20mmのそれぞれの位置での照度分布を示すグラフである。なお、各グラフにおいて縦軸のスケールが異なっている。
図6Aと図6D、図6Bと図6E、図6Cと図6Fをそれぞれ比べると、図5Aの比較例に係る光学モデルと図5Bの実施例に係る光学モデル1とにおける照度分布の違いがわかる。すなわち、実施例ではニードルレスコネクター500の頂部201から離れた位置での照度があまり落ちておらず、これは反射部520によって光がニードルレスコネクター500内に閉じ込められた効果によるものだと考えられる。
(シミュレーション2)
本発明の実施形態に係る殺菌装置による殺菌効果を知るために、光学モデル2を用いて、ニードルレスコネクターに対する紫外光の照度のシミュレーションを行った。以下に光学モデル2について説明するが、光学モデル1と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
図7は、本発明の実施例に係る光学モデル2を示す図である。図7の光学モデル2は、発光ダイオード510を反射部520の頂部521から5mmの位置の反射部520内に設置した点において上記の光学モデル1と相違する。
図8A、B、Cは、図7に示された光学モデル2における、ニードルレスコネクター500の頂部201から5mm、10mm、20mmのそれぞれの位置での照度分布を示すグラフである。なお、各グラフにおいて縦軸のスケールが異なっている。
図8A、B、Cを図6D、E、Fと比べると、発光ダイオード510を頂部521から5mm下の位置に設置した光学モデル2の方が光学モデル1よりニードルレスコネクター500の頂部201からより離れた位置まで照度が落ちていないことがわかった。
(シミュレーション3)
本発明の実施形態に係る殺菌装置による殺菌効果を知るために、光学モデル3を用いて、ニードルレスコネクターに対する紫外光の照度のシミュレーションを行った。以下に光学モデル3について説明するが、光学モデル1と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
図9は、本発明の実施例に係る光学モデル3を示す図である。図9の光学モデル3は、反射部として反射部920を使用している点で光学モデル1と相違する。
反射部920(放物面型集光器)のパラメータは、大きい方の開口部の内径2ain=18.43mm、小さい方の開口部の内径2aout=6mm、光の入射角度範囲θ=19°とし、全長L=35.47mmとした。このように、光学モデル3で使用した反射部920は、光学モデル1で使用した反射部520より少し大きい。なお、発光ダイオード510は、反射部920の頂部921に設置した。
図10A、B、Cは、図9に示された光学モデル3における、ニードルレスコネクター500の頂部201から5mm、10mm、20mmのそれぞれの位置での照度分布を示すグラフである、なお、各グラフにおいて縦軸のスケールが異なっている。
図10A、B、Cを、図6D、E、Fと比べると、光学モデル3の照度分布は光学モデル1と同様にニードルレスコネクター500の頂部201から離れた位置での照度があまり落ちておらず、反射部920によって光がニードルレスコネクター500内に閉じ込められた効果によるものだと考えられる。
(シミュレーション4)
本発明の実施形態に係る殺菌装置による殺菌効果を知るために、光学モデル4用いて、ニードルレスコネクターに対する紫外光の照度のシミュレーションを行った。以下に光学モデル4について説明するが、光学モデル1、3と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
図11は、本発明の実施例に係る光学モデル4を示す図である。図11の光学モデル4は、発光ダイオード510を反射部920の頂部921から2.5mmの位置の反射部920内に設置した点において上記の光学モデル3と相違する。
図12A、B、Cは、図11に示された光学モデル4における、ニードルレスコネクターの頂部201から5mm、10mm、20mmのそれぞれの位置での照度分布を示すグラフである、なお、各グラフにおいて縦軸のスケールが異なっている。
図12A、B、Cを図10A、B、Cと比べると、発光ダイオード510を頂部921から2.5mmの位置に設置した光学モデル4の方が光学モデル2よりニードルレスコネクター200の頂部201からより離れた位置まで照度が落ちていないことがわかった。
(シミュレーション5)
本発明の実施形態に係る殺菌装置による殺菌効果を知るために、光学モデル5用いて、ニードルレスコネクターに対する紫外光の照度のシミュレーションを行った。以下に光学モデル5について説明するが、光学モデル1、3と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
図13は、本発明の実施例に係る光学モデル5を示す図である。図13の光学モデル5は、発光ダイオード510を反射部920の頂部921から5mmの位置の反射部920内に設置した点において上記の光学モデル3と相違する。
図14A、B、Cは、図13に示された光学モデル5における、ニードルレスコネクター500の頂部201から5mm、10mm、20mmのそれぞれの位置での照度分布を示すグラフである、なお、各グラフにおいて縦軸のスケールが異なっている。
図14A、B、Cを、図10A、B、Cおよび図12A、B,Cと比べると、発光ダイオード510を頂部921から5mmの位置に設置した光学モデル5の方が光学モデル3、4よりニードルレスコネクター200の頂部201からより離れた位置まで照度が落ちていないことがわかった。
(シミュレーションのまとめ)
以上のシミュレーション1〜5から、発光ダイオード510(光源110)の位置を変えることでニードルレスコネクター500の頂部201からの特定の位置の照度を強くして、ニードルレスコネクター500の特定の部分の殺菌作用を強くすることができることがわかる。
本発明の殺菌装置によれば、ニードルレスコネクターのより広い範囲を殺菌することができる。したがって、本発明によれば、カテーテル関連血流感染症の発生を低減させることができる。
100 殺菌装置
110 光源
111 紫外光
112 反射光
120、520、920 反射部
121、201、521、921 頂部
123 反射面
200、500 ニードルレスコネクター
202 底部
210 ハウジング
220 スリーブ
510 発光ダイオード

Claims (5)

  1. ニードルレスコネクターを殺菌するための殺菌装置であって、
    紫外光を出射する光源と、
    前記光源から離れるにしたがって内径が拡大するように構成された反射面を有し、前記光源から出射された紫外光を前記ニードルレスコネクターに向けて反射させるための反射部と、
    を有する殺菌装置。
  2. 前記反射面は放物面を含む、請求項1に記載の殺菌装置。
  3. 前記反射部は複合放物面型集光器である、請求項1または請求項2に記載の殺菌装置。
  4. 前記反射面はアルミニウム層の表面である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の殺菌装置。
  5. 前記光源は前記反射部の内部に配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の殺菌装置。
JP2018225663A 2018-11-30 2018-11-30 殺菌装置 Pending JP2020081745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225663A JP2020081745A (ja) 2018-11-30 2018-11-30 殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225663A JP2020081745A (ja) 2018-11-30 2018-11-30 殺菌装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020081745A true JP2020081745A (ja) 2020-06-04

Family

ID=70909472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018225663A Pending JP2020081745A (ja) 2018-11-30 2018-11-30 殺菌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020081745A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022520569A (ja) * 2019-02-12 2022-03-31 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 医療機器の消毒用キャップ
WO2022214657A1 (en) * 2021-04-09 2022-10-13 Signify Holding B.V. Reflected light air disinfection chamber with limited light escape.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022520569A (ja) * 2019-02-12 2022-03-31 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 医療機器の消毒用キャップ
WO2022214657A1 (en) * 2021-04-09 2022-10-13 Signify Holding B.V. Reflected light air disinfection chamber with limited light escape.

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12415004B2 (en) Light disinfecting apparatus and methods
US9999782B2 (en) Ultraviolet-based sterilization
US20180104368A1 (en) Ultraviolet-Based Sterilization
US11071853B2 (en) System and method for sterilization using ultraviolet radiation
US8779386B2 (en) Assembly and method for disinfecting lumens of devices
JP7050936B2 (ja) 消毒方法および装置
JP2020081745A (ja) 殺菌装置
US12257373B2 (en) Fluid system with integrated disinfecting optics
CN206026884U (zh) 灭菌系统
JP2020081744A (ja) 殺菌装置
US12233173B2 (en) Light-coupling cap sterilization system
ES2740992T3 (es) Conjunto y método para desinfectar pasos interiores de dispositivos
CN115252834B (zh) 一种紫外消杀指示方法、装置及计算机可读存储介质
RU2290125C2 (ru) Устройство для защиты световыводящих поверхностей устройств, используемых для отверждения стоматологических материалов
HK40029588A (en) System and method for sterilization using ultraviolet radiation
HK40029588B (en) System and method for sterilization using ultraviolet radiation

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190617

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191030