[go: up one dir, main page]

JP2020063874A - 凝縮器、ループ型ヒートパイプ、冷却装置及び電子機器 - Google Patents

凝縮器、ループ型ヒートパイプ、冷却装置及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2020063874A
JP2020063874A JP2018195856A JP2018195856A JP2020063874A JP 2020063874 A JP2020063874 A JP 2020063874A JP 2018195856 A JP2018195856 A JP 2018195856A JP 2018195856 A JP2018195856 A JP 2018195856A JP 2020063874 A JP2020063874 A JP 2020063874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis direction
condenser
pipe
portions
straight pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2018195856A
Other languages
English (en)
Inventor
弘貴 山崎
Hirotaka Yamazaki
弘貴 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2018195856A priority Critical patent/JP2020063874A/ja
Priority to CN201910967154.0A priority patent/CN111059944A/zh
Publication of JP2020063874A publication Critical patent/JP2020063874A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/04Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with tubes having a capillary structure
    • F28D15/043Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with tubes having a capillary structure forming loops, e.g. capillary pumped loops
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D2015/0216Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes having particular orientation, e.g. slanted, or being orientation-independent
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D2015/0225Microheat pipes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】凝縮管からの放熱効率の向上を図ることができる凝縮器、ループ型ヒートパイプ、冷却装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】凝縮対象となる凝縮流体が通過する一本の流路を形成する凝縮管31が、互いに平行に配置された三つ以上の直線部(31A〜31L)と、直線部(31A〜31L)の端部同士を接続する二つ以上の接続部(31AB〜31KL)とを備える凝縮器3において、直線部(31A〜31L)の延在方向をY軸方向とし、Y軸方向に直交し、且つ、互いに直交する方向をX軸方向及びZ軸方向としたときに、X軸方向の位置が互いに異なる二つ以上の直線部(31A〜31L)と、Z軸方向の位置が互いに異なる二つ以上の直線部(31A〜31L)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、凝縮器、ループ型ヒートパイプ、冷却装置及び電子機器に関する。
従来、凝縮対象となる凝縮流体が通過する一本の流路を形成する凝縮管が、互いに平行に配置された三つ以上の直線部と、直線部の端部同士を接続する二つ以上の接続部とを備える凝縮器が知られている。
例えば、特許文献1には、凝縮管における複数の直線部が並んで配置された構成が記載されている(特許文献1の図1等参照)。
特許文献1の構成では、凝縮管からの放熱効率が向上するように改良する余地が残っていた。
上述した課題を解決するために、本発明は、凝縮対象となる凝縮流体が通過する一本の流路を形成する凝縮管が、互いに平行に配置された三つ以上の直線部と、前記直線部の端部同士を接続する二つ以上の接続部とを備える凝縮器において、前記直線部の延在方向をY軸方向とし、前記Y軸方向に直交し、且つ、互いに直交する方向をX軸方向及びZ軸方向としたときに、前記X軸方向の位置が互いに異なる二つ以上の前記直線部と、前記Z軸方向の位置が互いに異なる二つ以上の前記直線部とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、凝縮管からの放熱効率の向上を図ることができる、という優れた効果がある。
コンデンサにおける放熱パイプの配置を説明するループ型ヒートパイプの正面側斜視説明図。 本発明を適用可能なループ型ヒートパイプの構成を示す概略説明図。 ループ型ヒートパイプによる熱の移動の様子を示す説明図。 エバポレータを、図2における符号A−Aで示す断面で切断したときの断面図。 ループ型ヒートパイプと冷却ファンとの斜視説明図。 ループ型ヒートパイプを図5中の奥側から見た斜視説明図。 ループ型ヒートパイプの正面図。 ループ型ヒートパイプの背面図。 ループ型ヒートパイプの左側面図。 ループ型ヒートパイプの右側面図。 ループ型ヒートパイプの上面図。 ループ型ヒートパイプの下面図。 コンデンサの拡大正面図。 実施形態に係るループ型ヒートパイプを備える電子機器の一例を示す説明図。 ルーバーフィンの斜視説明図。 スリットフィンの斜視説明図。 溝付きパイプを用いた放熱パイプの断面説明図。
以下、本発明に係るループ型ヒートパイプを、電子機器の冷却装置に適用した一実施形態について説明する。
図2は、本発明を適用可能なループ型ヒートパイプの構成を示す概略説明図である。
図3は、ループ型ヒートパイプによる熱の移動の様子を示す説明図である。
ループ型ヒートパイプ1は、内部に作動流体が封入されており、蒸発器であるエバポレータ2と、凝縮器であるコンデンサ3とを備え、このエバポレータ2とコンデンサ3とを接続する蒸気管4と液管5とを備える。エバポレータ2は、壁の外側の熱を吸収して壁の内側の作動流体を液相から気相へと蒸発させ、コンデンサ3は、エバポレータ2から導かれた気相の作動流体を液相へと凝縮させる。蒸気管4は、エバポレータ2からコンデンサ3へ気相の作動流体を流通させる蒸気管4と、コンデンサ3からエバポレータ2へ液相の作動流体を流通させる液管5とを備える。本実施形態では、作動流体としてエタノールを用いているが、アンモニア、水、アルコール、アセトン、代替フロン等の他の凝縮性流体を用いてもよい。また、本実施形態のループ型ヒートパイプ1を備えた冷却装置による冷却対象は、エバポレータ2と熱交換可能に配置される。
エバポレータ2は、銅、銅合金、ステンレス等の熱伝導性の良好な金属で形成された円筒状部材であり、内部にウィック6が収容された受熱部7と、液相の作動流体を貯留するリザーバ部8とを有する。受熱部7には蒸気管4の一端部が連結され、リザーバ部8には液管5の一端部が連結されている。また、蒸気管4と液管5のぞれぞれの他端部はコンデンサ3に連結されている。
コンデンサ3は、詳細は後述するが、外周面にアルミニウム製の薄板状のフィン(放熱フィン)が多数設けられた凝縮管である放熱パイプ31を有する。放熱パイプ31の内部を作動流体が通ることで、作動流体の熱が放熱パイプ31の壁部及び放熱フィンを通じて放出される。放熱パイプ31の一端は蒸気管4に連結され、放熱パイプ31の他端は液管5に連結されている。
図4は、図2に示すループ型ヒートパイプ1におけるエバポレータ2を、図2における符号A−Aで示す断面で切断したときの断面図である。
ウィック6は、多孔質材からなる中空部材であり、蒸気管4側が閉塞され、リザーバ部8側は開放されている。また、ウィック6の外周面には、蒸気管4側の端部からリザーバ部8側の端部の手前までの領域にわたって長手方向に延びる複数のグルーブ(溝)11が設けられている。図4に示すように、複数のグルーブ11は、ウィック6の周方向に渡って等間隔に設けられている。グルーブ11が設けられたウィック部分は、エバポレータ2の壁部2aとの間に空間部が形成される。
ウィック6のグルーブ11が設けられていない部分の外径は、エバポレータ2の筐体あるいは壁部2aの内径よりも若干大きい寸法に設定されている。このため、エバポレータ2内にウィック6が収容された状態では、グルーブ11が設けられていないウィック6の部分がその復元力によりエバポレータ2の壁部2aの内周面(内壁)に対して密着する。このように、ウィック6がエバポレータ2の壁部2aに対して密着していることで、外部の熱がエバポレータ2の壁部2aを通してウィック6に効率良く伝達される。
また、ウィック6は、液相と気相とを分離して気相の作動流体がリザーバ部8に逆流するのを防止する機能も果たす。
ウィック6は、多孔質材で構成されているため、リザーバ部8内に貯留される液相の作動流体は毛細管現象によってウィック6内に浸透する。この毛細管現象によってウィック6は液相の作動流体をコンデンサ3からエバポレータ2へ送るポンプの役割も果たす。また、ウィック6は作動流体を浸透させやすいように作動流体との濡れ性が良好なものが良い。濡れ性はウィック6と作動流体との接触角で測定することができる。接触角が90[°]以上であると、作動流体がウィック6に浸透できないおそれがあるため、接触角は90[°]未満であることが望ましい。
本実施形態のループ型ヒートパイプ1は、外部の熱がエバポレータ2の壁部2aを通してウィック6内の液相の作動流体に伝達されると、その熱で作動流体が蒸発して気相に変化する。蒸発して気相に変化した作動流体はグルーブ11を通って蒸気管4へと送られる。気相の作動流体は蒸気管4を通ってコンデンサ3へと送られる。コンデンサ3においては、放熱パイプ31の内部を通過する作動流体の熱が放熱パイプ31の壁や放熱フィンを介して外部に放出されることで、放熱パイプ31内の作動流体が凝縮し、作動流体が気相から液相へと変化する。液相に変化した作動流体は液管5を通ってエバポレータ2へ移動し、リザーバ部8からウィック6内に毛細管現象によって浸透する。このような作動流体の循環が行われることで、エバポレータ2の近傍の外部の熱を連続して放出することができ、冷却対象を冷却できる。
次に、ウィック6について詳しく説明する。
本実施形態のループ型ヒートパイプ1に用いられるウィック6は、弾性を有する弾性ウィックであり、本実施形態では多孔質ゴムを用いている。このようにウィック6として多孔質ゴムを用いることで、多孔質樹脂に比べて高い弾性力が得られるようになる。これにより、上述したようにエバポレータ2の壁部2aの内径よりも若干大きい寸法でウィック6を形成することで、エバポレータ2内に収容されたウィック6の弾性力(復元力)により、エバポレータ2の壁部2aに対するウィック6の高い密着性が得られる。これにより、エバポレータ2の壁部2aからウィック6への熱伝達効率が高まり、ループ型ヒートパイプ1の冷却性能が向上する。
また、ウィック6が多孔質ゴムにより構成されていることで、ウィック6の弾性領域が大きくなるため、製造時の寸法誤差などによる局所的な空孔のつぶれを抑制することができる。すなわち、ウィック6がエバポレータ2の壁部2a内に収容された際にウィック6が圧縮されたとしても、ウィック6の圧縮変形に伴う空孔のつぶれが広い範囲に渡って分散するため、空孔が外周面近傍などの局所的な領域で大きくつぶされるのを抑制できる。これにより、空孔が局所的に大きくつぶされることによる作動流体の流れ阻害が生じにくくなるので、作動流体の円滑な流れを確保することができ、冷却性能をより確実に発揮することができるようになる。
ウィック6に用いられる多孔質ゴムとしては、水発泡シリコーンゴムが挙げられるが、発泡ウレタンゴムなどの他の多孔質ゴムであってもよい。多孔質ゴムは、内部に作動流体を浸透させ、作動流体に対して毛細管力を良好に生じさせるために、連通した複数の空孔が形成されている。
ループ型ヒートパイプ1は、作動流体が相変化する際の圧力で作動流体が管の中を移動する。作動流体を移動させるためのポンプ等の外力が無いため、ループ型ヒートパイプ1における管全体の長さ(蒸気管+凝縮管+液菅)や径は、蒸発器(エバポレータ)の熱源に対する冷却効率に合わせて設定する。
図5乃至図13は、本実施形態に係るループ型ヒートパイプ1の説明図である。
図5は、本実施形態のループ型ヒートパイプ1と冷却ファン40との斜視説明図である。
図6は、ループ型ヒートパイプ1を図5中の奥側から見た斜視説明図である。図6中の符号「50」で示す部材は「発熱部品」である。発熱部品50は、ループ型ヒートパイプ1によって冷却する冷却対象であり、ループ型ヒートパイプ1を構成する部材ではない。本実施形態の発熱部品50は、後述するプロジェクタのレーザー光源の素子であるが、ループ型ヒートパイプ1で冷却する冷却対象はこれに限るものではない。
図7は、ループ型ヒートパイプ1の図5中の手前側から見た正面図であり、図8は、ループ型ヒートパイプ1の図5中の奥側から見た背面図である。また、図9は、ループ型ヒートパイプ1の図5中の左側から見た左側面図であり、図10は、ループ型ヒートパイプ1の図5中の右側から見た右側面図である。さらに、図11は、ループ型ヒートパイプ1の図5中の上方から見た上面図であり、図12は、ループ型ヒートパイプ1の図5中の下方から見た下面図である。
図13は、図7に示すループ型ヒートパイプ1の正面図におけるコンデンサ3の拡大説明図である。
図5に示すように、冷却ファン40は、ループ型ヒートパイプ1のコンデンサ3に近接して配置されている。冷却ファン40が駆動することにより、図5、図7及び図11中の矢印「α」で示す冷却風が生じ、この冷却風はX軸のプラス側からマイナス側に向かってX軸に沿って流れる。本実施形態のコンデンサ3の放熱パイプ31は、作動流体の流れ方向の上流側がX軸方向のマイナス側に位置し、作動流体の流れ方向の下流側ほどX軸方向のプラス側となる。
このような配置により、作動流体の流れの下流側ほど冷却風の上流側となり、放熱パイプ31からの放熱によって温度が上がる前の冷却風によって冷却できる。これにより、放熱によってある程度温度が下がった作動流体をさらに冷却することができ、コンデンサ3の凝縮能力の向上を図ることができる。また、作動流体の流れの上流側ほど冷却風の下流側となり、放熱パイプ31からの放熱によってある程度温度が上昇した冷却風によって冷却することになる。しかし、上流側の作動流体は温度が高く、ある程度温度が上昇した冷却風に対しても放熱することができる。ある程度温度が上昇した冷却風も冷却に用いて排出することができるため、コンデンサ3での放熱効率が向上し、コンデンサ3の凝縮能力の向上を図ることができる。
冷却ファン40に用いるファンとしては、空気を吸い込む吸い込みファンと、空気を送り出す吐き出しファンとの二種類がある。本実施形態では、冷却ファン40として吸い込みファンを用いており、X軸方向におけるコンデンサ3に対してマイナスX軸方向の側に配置している。冷却ファン40としてとして、吐き出しファンを用いる場合は、X軸方向におけるコンデンサ3に対してプラスX軸方向の側に配置する。
次に、本発明の特徴部であるコンデンサ3について説明する。
コンデンサ3は、内部を作動流体が通過する凝縮管である放熱パイプ31と、放熱パイプ31に固定された放熱フィン32とを備える。さらに、放熱パイプ31における放熱フィン32が固定された部分の上下及び前後を覆い、冷却風の流路を形成する天井板33、底板34、正面板35及び背面板36を備える。
コンデンサ3は、作動流体を流通させる放熱パイプ31に放熱フィン32を付け、冷却ファン40等の気流発生手段を用いて放熱パイプ31や放熱フィン32に冷却風を当てることで、気相の作動流体の熱を放熱し、液相に相変化させる。
放熱フィン32は、直管部の延在方向(Y軸方向)と直交する平面(Z−X平面)を形成するように配置されており、Y軸方向に複数枚配置されている。そして、冷却風は、直管部の延在方向(Y軸方向)と直交する方向、すなわち、放熱フィン32の表面に平行な方向に流れる構成である。
また、本実施形態では、コンデンサ3のX軸方向を左右方向、Y軸方向を前後方向、Z軸方向を上下方向としているが、これらは、コンデンサ3を配置する方向の一例を示すものであり、コンデンサ3を配置する方向はこれに限るものではない。
図1は、コンデンサ3における放熱パイプ31の配置を説明するためのループ型ヒートパイプ1の正面側斜視説明図であり、図5から冷却ファン40、天井板33、底板34、正面板35及び背面板36を省略した説明図である。
図1に示すように、放熱パイプ31は、管径が一様な一本のパイプ部材を複数個所(11箇所)曲げることにより、複数の直管部(31A〜31Lの12箇所)と複数の曲管部(31AB〜31KLの11箇所)とを有する。放熱パイプ31の直管部はY軸に平行に配置され、Y軸方向の端部で曲管部によって他の直管部に接続されている。
本実施形態では、複数の直管部のうちの、蒸気管4と繋がる第一直管部31A及び液管5と繋がる第十二直管部31L以外は同じ長さである。また、図7に示すように、11箇所の曲管部のうちの6箇所がコンデンサ3のY軸方向の正面側に位置し、他の5箇所がY軸方向の背面側に位置する。
また、複数の曲管部は同じ形状(曲げ半径が同じ値の半円形状)である。このため、一つの曲管部を挟んだ二つの直管部の中心間のX−Z平面における距離(図7中の「W」、以下、「直管部間距離W」という)はすべて同じ値となる。複数の曲管部の曲げ半径を同じとすることで、曲げ加工を行う際に用いる冶具が一つでよく、さらに、曲げ加工を行う作業が同じ作業となるため、製造コストの抑制を図ることができる。また、直管部と曲管部とそれぞれ別部材とし、これらを接合することで放熱パイプ31を形成する場合は、曲管部となる部品の共通化によって製造コストの抑制を図ることができる。
また、曲管部では直管部よりも内部を通過する作動流体の流体抵抗が大きくなるが、複数の曲管部で曲げ半径を同じとすることで、流体抵抗の変動を抑制し、放熱パイプ31内の作動流体の流れの安定化を図ることができる。これにより、作動流体の流れが不安定になることに起因するコンデンサ3での放熱効率の悪化を抑制することができる。
一つの曲管部を挟んだ二つの直管部のX軸方向の位置を異ならせて配置する場合、二つの直管部をX軸に平行に配置する(Z軸方向の位置が同じになるように配置する)と、二つの直管部のX軸方向の中心間の距離は直管部間距離Wとなる。これに対して、本実施形態では、一つの曲管部を挟んだ二つの直管部のX軸方向の位置を異ならせて配置する場合、二つの直管部をX軸に対して斜めに配置している。これにより、二つの直管部の中心間の距離は直管部間距離Wであるが、二つの直管部のX軸方向の中心間の距離は直管部間距離Wよりも短くなる。これにより、一つの曲管部を挟んだ二つの直管部の中心間の距離が一定の構成で、直管部の配置をX軸方向にずらして配置した場合に、X軸方向の位置が異なる直管部同士の間隔を狭めることができる。
一つの曲管部を挟んだ二つの直管部の中心間の距離が一定の構成に限らない。製造上の小型化の技術上の制約等、何等かの理由によって一つの曲管部を挟んだ二つの直管部の中心間の距離が決定される構成でもX軸方向の位置が異なる直管部同士の間隔を狭めることができる。
X軸方向の位置が異なる直管部同士の間隔を狭めることで、直管部の数が同じ場合には、放熱パイプ31が配置される空間のX軸方向の長さを狭めることができ、コンデンサ3のX軸方向の小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、X軸方向は冷却風の流れる方向であり、コンデンサ3を冷却風が流れる距離が短くなり、冷却風の流量が大きくなることで放熱パイプ31や放熱フィン32から放出された熱によって冷却風の温度が上昇しにくくなる。これにより、コンデンサ3での放熱効率が向上し、ループ型ヒートパイプ1を用いた冷却装置での冷却効率が向上する。
ここで、冷却風等の対流への熱伝達率「h」とすると、下記(1)式が成り立つ。
h=3.86×(V/L)1/2 [W/m・K] ・・・・・(1)
上記(1)式では、「V」は対流の流速、「L」は対流に熱を伝達する物体の対流の流れる方向の長さである。
また、熱の移動量を「Q」とすると、下記(2)式が成り立つ。
Q=ΔT・h・S[W] ・・・・・(2)
上記(2)式では、「ΔT」は対流と物体との温度差、「S」は物体の対流に接する面積である。
上記(1)式から、放熱パイプ31が配置される空間の冷却風の流れる方向に平行なX軸方向の長さは短い方が望ましいことが分かる。
蒸気管4から放熱パイプ31に流入した気相の作動流体は、第一直管部31Aを通過し(マイナスY軸方向に移動)、第一曲管部31ABを通過する(プラスZ軸方向に移動)ことで、第一直管部31Aの鉛直上方に位置する第二直管部31Bに流入する。
次に、作動流体は、第二直管部31Bを通過し(プラスY軸方向に移動)、第二曲管部31BCを通過し(プラスZ軸方向に移動)、第三直管部31Cを通過する(マイナスY軸方向に移動)。そして、作動流体は、第三曲管部31CDを通過する(プラスZ軸方向及びプラスX軸方向に移動)ことで、第三直管部31Cの斜め上方に位置する第四直管部31Dに流入する。
次に、作動流体は、第四直管部31Dを通過し(プラスY軸方向に移動)、第四曲管部31DEを通過する(マイナスZ軸方向に移動)ことで、第四直管部31Dの鉛直下方に位置する第五直管部31Eに流入する。
次に、作動流体は、第五直管部31Eを通過し(マイナスY軸方向に移動)、第五曲管部31EFを通過し(マイナスZ軸方向に移動)、第六直管部31Fを通過する(プラスY軸方向に移動)。そして、作動流体は、第六曲管部31FGを通過する(マイナスZ軸方向及びプラスX軸方向に移動)ことで、第六直管部31Fの斜め下方に位置する第七直管部31Gに流入する。
ここで、作動流体の移動方向をZ‐X平面でみると、第一直管部31Aから第三直管部31Cまでは鉛直上方に移動し、第四直管部31Dから第六直管部31Fまでは鉛直下方に移動する。第三直管部31Cと第四直管部31Dとを接続する第三曲管部31CDは、Z−X平面で斜め上方に向かうように傾斜している。そして、図7に示すように、第三曲管部31CDの上方への傾斜角を「θ1」とすると、第三直管部31Cに対して第四直管部31Dは上下方向について「W・sinθ1」だけ上方に位置する。
第一直管部31Aから第三直管部31Cまでの一つの曲管部を挟んだ二つの直管部の上下方向の中心間距離と、第四直管部31Dから第六直管部31Fまでの一つの曲管部を挟んだ二つの直管部の上下方向の中心間距離とはともに直管部間距離Wである。しかし、第三直管部31Cに対して第四直管部31Dは上下方向について「W・sinθ1」だけ上方に位置している。このため、第一直管部31Aから第三直管部31Cまでの直管部と、第四直管部31Dから第六直管部31Fまでの直管部とでは、上下方向の位置が重ならず、図9に示す左側面図では、第一直管部31Aから第六直管部31Fまでの6つの直管部が視認できる。
本実施形態では、「θ1=30[°]」に設定している。このため、「W・sinθ1=1/2・W」となり、図9に示すように、上下方向について、第一直管部31Aと第二直管部31Bとの中間に第六直管部31Fが位置し、第二直管部31Bと第三直管部31Cとの中間に第五直管部31Eが位置する。さらに、上下方向について、第四直管部31Dと第五直管部31Eとの中間に第三直管部31Cが位置し、第五直管部31Eと第六直管部31Fとの中間に第二直管部31Bが位置する。
一方、図8に示すように、第六曲管部31FGの下方への傾斜角を「θ2」とすると、第六直管部31Fに対して第七直管部31Gは上下方向について「W・sinθ2」だけ下方に位置する。本実施形態では、「θ1」=「θ2」に設定している。このため、上下方向について、第七直管部31Gの位置と、第一直管部31Aの位置とが重なる。また、第七直管部31Gから第十二直管部31Lまでの放熱パイプ31の配置は、第一直管部31Aから第六直管部31Fまでの配置と同様の配置である。このため、第八直管部31Hと第二直管部31B、第九直管部31Iと第三直管部31C、第十直管部31Jと第四直管部31D、第十一直管部31Kと第五直管部31E、第十二直管部31Lと第六直管部31F、のそれぞれは上下方向の位置が重なる。
また、曲管部も同様である。第七曲管部31GHと第一曲管部31AB、第八曲管部31HIと第二曲管部31BC、第九曲管部31IJと第三曲管部31CD、第十曲管部31JKと第四曲管部31DE、第十一曲管部31KLと第五曲管部31EF、のそれぞれは上下方向の位置が重なる。
このように、放熱パイプ31における第一直管部31Aから第六直管部31Fまでの上下方向の位置と、第七直管部31Gから第十二直管部31Lまでの上下方向の位置とが重なる。また、本実施形態では、第六曲管部31FGと上下方向の位置が重なる部分はない。
このため、図9の左側面図及び図10の右側面図では、十二箇所の直管部の二箇所ずつが重なり、六つの直管部が視認できる状態となる。また、十一箇所の曲管部のうちの第六曲管部31FG以外の十箇所の曲管部の二箇所ずつが重なり、他の曲管部と重なる五つの曲管部と第六曲管部31FGとが視認できる状態となる。このため、図9及び図10では、視認できる直管部及び曲管部の符号の後に、図中の奥側に位置して重なりによって視認できない直管部及び曲管部の符号を括弧書きで記載している。
X軸方向に平行に流れる冷却風にとって冷却風が流れる方向と直交する方向に配置されている放熱パイプ31の直管部は抵抗となる。詳しくは、冷却風が流れる方向と直交する方向のうちのY軸方向に直管部は延在し、冷却風が流れる方向と直交する方向のうちのZ軸方向に複数の直管部が並べて配置されている。
このため、図9及び図10に示すように、コンデンサ3のY−Z平面をX軸に平行な方向から見た場合に、直管部同士が重なっていて、視認できる直管部が少ないほうが冷却風に対する抵抗が少なくなり、冷却風の速度低下を抑制できる。上記(1)式より、冷却風の速度が速いほど冷却効率は高いため、X軸に平行な方向から見たときの直管部同士の重なりを多くし、冷却風の速度低下を抑制することで、コンデンサ3による放熱効率の向上を図ることができる。
本実施形態では、上述したように、X軸に平行な方向から見た場合に、六つの直管部が視認できるように十二箇所の直管部の二箇所ずつが重なる配置とすることで、重なりがない構成に比べて、コンデンサ3による放熱効率の向上を図ることができる。
本実施形態のコンデンサ3の正面板35及び背面板36は、放熱フィン32と同様の金属板であり、正面板35と背面板36とで挟まれた空間のZ軸方向の両端面を二つの金属板(天井板33、底板34)で塞いでいる。
このように、Z軸方向の両端面を塞ぐことで、冷却風が流れる方向、すなわちコンデンサ3のX軸方向の両端面(Y−Z平面)以外が塞がれるので、冷却風がコンデンサ3の外部へ逃げることを抑制できる。また、冷却風が外部に逃げることを抑制することで、コンデンサ3内を通過する冷却風の流量が多くなり、冷却風の通過速度(流速)が上がる。これにより、結果としてコンデンサ3による放熱効率の向上を図ることができる。
本実施形態では、放熱フィン32、正面板35、背面板36、天井板33及び底板34は全てアルミニウム製の板状部材であるが、他の金属も用いることができる。さらに、熱伝導率が高い材質であれば金属以外の材料を用いてもよい。さらに、これらの板状部材としては、板表面に段差加工したルーバーフィンや斜めの切欠きを入れたスリットフィンを用いても良い。図15は、ルーバーフィン37の一例を示す斜視説明図であり、図16はスリットフィン38の一例を示す斜視説明図である。
また、放熱パイプ31としてもアルミニウム製の管状部材を用いているが、他の金属からなるものも用いることができ、熱伝導率が高い材質であれば金属以外の材料を用いてもよい。さらに、放熱パイプ31としては内面に溝加工をした溝付きパイプを用いても良い。図17は、溝付きパイプを用いた放熱パイプ31の断面説明図である。
図13にはX―Z平面における各部の距離を示している。
「H0」は底板34の上面から天井板33の下面までの距離、「H1」は第一曲管部31ABの下端から上端までの距離、「H2」は第一曲管部31ABの下端から第二曲管部31BCの上端までの距離である。各曲管部(31AB〜31KL)の形状は同じであるため、そのX―Z平面における延在方向の長さは「H1」となる。「ΔH」は、第二曲管部31BCの上端から天井板33の下面までの距離である。曲管部の曲率半径を「R」とすると一つの曲管部を挟んだ二つの直管部の間の距離は図13に示すように「2R」となる。また、図13中の「D」は、放熱パイプ31の外径を示し、「W」は上述した「直管部間距離W」である。
図13より、次の関係が成り立つ。
H1=D+2R+D=2R+2D ・・・・(3)
H1=1/2・D+W+1/2・D=W+D ・・・・(4)
W=1/2・D+2R+1/2・D=2R+D ・・・・(5)
H2=H1+2R+D ・・・・(6)
上記(4)〜(6)より、次の関係が成り立つ。
H2=「W+D」+W=2W+D ・・・・(7)
上記(4)及び(7)より、
H2−H1=W
となり、上下方向(Z軸方向)に配置する直管部を一つ増やすと、上下方向に直管部間距離Wだけ大きくなる。
本実施形態のコンデンサ3では、直管部を下方向に三つ配置しており、「ΔH<W」であるため、第三直管部31Cの鉛直上方に四つ目の直管部を設けることができない。
このため、第三直管部31Cに対して左右方向(X軸方向)に位置がずれるように第四直管部31Dを設け、第四直管部31Dの鉛直下方に第五直管部31E及び第六直管部31Fを設けている。
上述したように、第三曲管部31CDを挟んだ第三直管部31Cと第四直管部31DとはX軸に対して斜めに配置しており、第三曲管部31CDの延在方向のX軸に対する傾斜角は「θ1」となっている。これにより、X軸方向についての第三直管部31Cの中心位置「X1」から第四直管部31Dの中心位置「X2」までの距離は、「W・cosθ1」となる。これにより、仮に第三直管部31Cと第四直管部31Dとを水平に並べた場合の「W」よりも「X1」から「X2」まで距離が短くなる。
ここで、一例として、放熱パイプ31の外径を「D=20[mm]」とし、曲管部の曲率半径を「R=20[mm]」とすると、「W=60[mm]」となる。また、曲管部の傾斜角(θ=θ1=θ2)を「θ=30[°]」とすると、「W・cosθ=30×31/2/2」となる。
仮に、X軸方向の位置が異なる二つの直管部を接続する曲管部のすべて(31CD、31FG、31IJ)を、延在方向がX軸方向と平行になるように配置すると、図13中の「X1」から「X4」まで距離は、「3×W=180[mm]」となる。一方、本実施形態のよう曲管部の延在方向を「θ=30[°]」で傾斜させると、図13中の「X1」から「X4」まで距離は、「3・W・cosθ=180×31/2/2[mm]」で、約155.9[mm]となる。このように、曲管部の延在方向をX軸に対して傾斜させることにより、同数の直管部を配置した場合の直管部が配置される領域のX軸方向の長さを短くすることができる。
Z軸方向について、「ΔH>W」の場合は、Z軸方向に配置する直管部を追加することができる。「ΔH<W」の場合は、「ΔH>W・sinθ」と「D<W・cosθ」とを満たす範囲で「θ」をできるだけ大きい値に設定することが望ましい。これにより、直管部が配置される領域のX軸方向の長さを短くすることができる。ここで、「ΔH<W・sinθ」であると、第四直管部31Dの上端が天井板33の下面よりも上方に位置することになり、直管部を底板34と天井板33との間に配置できなくなる。また、「D<W・cosθ」であると、第三直管部31Cと第四直管部31DとのX軸方向の位置で重なりが生じ、X軸方向の位置が異なる直管部または曲管部で干渉して配置できない位置関係となる。
上述した一例について、さらに、「H0=190[mm]」とし、底板34の上面から第一直管部31Aの下端までの距離を「10[mm]」とすると、「ΔH」の値は以下のようになる。
ΔH=H0−(10[mm]+H2)
H2=2W+D=140[mm]であるため、
ΔH=190[mm]−(10[mm]+140[mm])
=40[mm]
上述のように「θ=30[°]」とすると、「W・sinθ=60[mm]×1/2=30[mm]」となり、第四直管部31Dの上端は第三直管部31Cの上端よりも30[mm]上方となる。これにより、第四直管部31Dの上端が、第三直管部31Cの上端から40[mm]の「ΔH」の範囲内に収まり、第四直管部31Dの上端の位置は天井板33の下面に対して10[mm]下方となる。
上述した「D=20[mm]」、「R=20[mm]」、「H0=190[mm]」及び底板34の上面から第一直管部31Aの下端までの距離を「10[mm]」という値は、一例であり、これに限るものではない。
また、放熱フィン32の例として、厚みが0.2[mm]のアルミニウム板を用い、Y軸方向に100枚配置する。隣り合う放熱フィン32の間隔を1.5[mm]とすると、1枚目の放熱フィン32から100枚目の放熱フィン32までの距離は、169.8[mm]となる。
底板34と天井板33との距離「H0」と、正面板35と背面板36との距離「W0」(図5参照)は、冷却ファン40の大きさや周囲の部材の配置によって適宜設定される。
詳しくは、冷却ファン40のY‐Z平面での大きさに対して、「H0」や「W0」が大きすぎると、次のような不具合が生じる。すなわち、冷却ファン40の吸引によって生じる空気の流量に対して、底板34、天井板33、正面板35及び背面板36からなる筒状の壁部材に囲まれた空間の断面積が大きくなり、冷却風の速度が遅くなり、直管部からの放熱効率が低下する。
また、冷却ファン40のY‐Z平面での大きさに対して、「H0」や「W0」が小さすぎると、底板34、天井板33、正面板35及び背面板36で囲まれた筒状の空間の出入口の面積が小さくなり、この筒状の空間を空気が通りにくくなる。これにより、この筒状の空間の内部での冷却風の速度が遅くなり、直管部からの放熱効率が低下する。
このため、冷却ファン40のY‐Z平面での大きさに対して、「H0」や「W0」が大きくなり過ぎたり、小さくなり過ぎたりしないように各値を設定する必要がある。
また、「H0」や「W0」の値は、冷却ファン40のY‐Z平面での大きさだけでなく、周囲に配置される他の部材との干渉も避けるように設定する必要がある。
「H0」や「W0」の値は、冷却ファン40のY‐Z平面での大きさや周囲に配置される他の部材との位置関係等の制限を満たす範囲内で、できるだけ大きい値に設定することが望ましい。
「W0」の値が大きくなることで直管部を長く設定でき、「H0」の値が大きくなることでZ軸方向に並べて配置できる直管部の数を増やすことができる。直管部を長くしたり、数を増やしたりすることで、冷却風によって冷却される直管部の表面積を大きくすることができ、放熱量を増やし、コンデンサ3の凝縮機能の向上を図ることができる。
コンデンサ3では、直線部が配置される領域のZ軸方向やY軸方向の大きさは、Y−Z平面における冷却風が通過する領域内に位置させるために大きさが制限される。また、周囲の他の部材との配置空間との関係で、さらに大きさが制限されることがある。
「H0」や「W0」をできるだけ大きい値に設定しても、その値は他の部材の影響を受けるため、直管部をZ軸方向のみに並べて配置する構成では、放熱パイプ31が凝縮管として凝縮に必要な長さを確保することができない恐れがある。この長さを確保するために、直線部が配置される領域をZ軸方向やY軸方向に大きくしようとすると、Y−Z平面における冷却風の流れが通過する領域を大きくする必要がある。これは、冷却ファン40の大型化や冷却風の通過領域の大型化により、ループ型ヒートパイプ1を備える電子機器の大型化につながる。
一方、直線部の延在方向(Y軸方向)に直交する方向であって冷却風の流れ方向と平行な方向(X軸方向)にのみ複数の直線部を配置しようとすると、直線部が配置される領域が冷却風の流れ方向に長くなり、凝縮管からの放熱効率が低下する。
本実施形態のコンデンサ3は、冷却風の流れ方向に直交する方向(Y軸方向)に延在する三つ以上の直線部が、冷却風の流れ方向に直交する方向(Z軸方向)と、冷却風の流れ方向に平行な方向(X軸方向)とに配置される。
直線部を冷却風の流れ方向に平行な方向(X軸方向)だけでなく冷却風の流れ方向に直交する方向(Z軸方向)にも配置することで、直線部が配置される領域を冷却風の流れ方向に短くでき、放熱パイプ31からの放熱効率が向上する。
また、直線部を冷却風の流れ方向に直交する方向(Z軸方向)だけでなく、冷却風の流れ方向に平行な方向(X軸方向)にも配置することで、Y軸方向及びZ軸方向の大きさが制限された範囲で、凝縮管として凝縮に必要な長さを確保することが可能となる。よって、コンデンサ3の小型化を図ることができる。
このように、本実施形態のコンデンサ3では、放熱パイプ31からの放熱効率を向上しつつ、コンデンサ3の小型化を図ることができる。
ここで、従来の凝縮器について説明する。
特許文献2には、凝縮管に放熱フィンを設けて放熱効率を向上させる構成が記載されている。また、特許文献1には、放熱フィンが設けられた凝縮器の凝縮管が折り曲げられた構成が記載されている。
内部に作動流体が流れる部材は、冷却風等の対流する流体との接触面積が大きいほど放熱能力が高いため、凝縮器の放熱効率向上と小型化は相反する要素である。また、ループ型ヒートパイプにおける凝縮器が占める体積の割合は大きいため、凝縮器を小型化することは、ループ型ヒートパイプの小型化に大きく寄与する。このため、ループ型ヒートパイプを搭載する装置の小型化という観点から、凝縮器の放熱効率向上と小型化の両立が求められる。そして、従来の凝縮器では、放熱効率向上及び小型化という観点で、改善の余地があった。
これに対して、本実施形態のコンデンサ3は、放熱パイプ31からの放熱効率を向上することでコンデンサ3の放熱効率を向上しつつ、コンデンサ3の小型化を図ることができる。
本実施形態では、蒸気管4と、放熱パイプ31と、液管5とは一本のパイプであり、一本のパイプの一部を立体的に曲げて放熱フィン32を付けた部分が放熱パイプ31である。蒸気管4、放熱パイプ31及び液管5を一本のパイプで構成するものに限らず、放熱パイプ31を形成するパイプ部材の両端に蒸気管4を形成するパイプ部材と、液管5を形成するパイプ部材とをそれぞれ接続する構成としてもよい。
また、放熱パイプ31を一本のパイプ部材で形成する構成に限らず、複数の直管部と複数の曲管部とをそれぞれ別部材とし、これらを溶接等によって接合することで一本の放熱パイプ31を形成してもよい。
また、放熱パイプ31が形成する流路としては一つの連続した流路に限らない。例えば、放熱パイプ31が途中で分岐する構成で、分岐した複数の流路の少なくとも一つの流路を形成する部分が直管部と曲管部とを備え、Y軸方向に延在する直管部が、X軸方向及びZ軸方向にそれぞれ複数配置されていればよい。
本実施形態の曲管部の曲率半径の大きさ(例えば、R=10[mm])は、パイプ部材の曲げ加工の技術上の制約によって設定している。曲率半径が小さいほど曲管部での作動流体の流体抵抗が大きくなるので、曲率半径をある程度大きくして作動流体に対する流体抵抗を抑制する構成としてもよい。また、曲率半径の大きさが小さいほど、曲管部によって接続された二つの直管部の距離を縮めることができ、Z軸方向に配置できる直管部の数が増え、直管部のX軸方向の数を削減することができるので装置の小型化を図ることができる。さらに、直管部同士のX軸方向の間隔も狭めることができることで、装置の小型化を図ることができる。
図14は、本実施形態に係るループ型ヒートパイプ1を備える電子機器の一例を示す説明図である。
図14に示す電子機器は、光学ユニット21を備えるプロジェクタ20の例である。なお、本実施形態に係るループ型ヒートパイプ1を適用可能な電子機器は、プロジェクタに限らない。プリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置、パーソナルコンピュータ、サーバ、電子黒板、テレビ、ブルーレイレコーダ、ゲーム機等の種々の電子機器にも適用可能である。
ループ型ヒートパイプ1のエバポレータ2(特に受熱部7)は、光学ユニット21の発熱箇所に対して接触するように配置されている。エバポレータ2は、光学ユニット21の発熱箇所から熱を吸収して冷却対象(光学ユニット21の発熱箇所、光学ユニット21あるいはプロジェクタ20)を冷却する。コンデンサ3は、プロジェクタ20本体の筐体側面に設けられた排気ファンとしての冷却ファン40の近傍に配置されている。冷却ファン40が外部に空気を排出することで、コンデンサ3の周囲に気流が発生し、当該気流によってコンデンサ3が冷却され、コンデンサ3における放熱効果が向上する。また、冷却ファン40が設けられた筐体側面とは反対側の側面には、給気口23が設けられており、給気口23から吸気された空気がプロジェクタ20内を通って冷却ファン40から排出される。
この例では、プロジェクタを冷却する冷却装置として、ループ型ヒートパイプ1と、ループ型ヒートパイプ1の放熱効果を高めるための冷却ファン40とを備えているが、冷却ファン40の代わりにコンデンサ3へ空気を送風する送風ファンを設けてもよい。また、ファンを備えず、ループ型ヒートパイプのみを備える冷却装置であってもよい。
また、本実施形態に係るループ型ヒートパイプやこれを備えた冷却装置は、電子機器以外のものにも広く適用可能である。例えば、反応炉を備える化学プラント等を冷却する冷却装置に、本実施形態に係るループ型ヒートパイプや冷却装置を適用してもよい。
さらに、本実施形態では凝縮器であるコンデンサ3をループ型ヒートパイプ1の凝縮部に用いる構成であるが、本発明に係る凝縮器としては、ループ型ヒートパイプに用いるものに限らない。例えば、水を再利用する場合に、使用後の水を加熱して蒸気として、この蒸気を冷却して復水することによって水を再利用する復水器にも用いることができる。この場合、凝縮器における凝縮対象である凝縮流体は水である。
また、上述したコンデンサ3では、放熱パイプ31が配置された空間に冷却風を通過させる構成であり、冷却流体は空気である。冷却流体としては、空気に限るものではなく、水等の液体や他の流体でもよい。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
凝縮対象となる作動流体等の凝縮流体が通過する一本の流路を形成する放熱パイプ31等の凝縮管が、互いに平行に配置された三つ以上の直管部(31A〜31L)等の直線部と、直線部の端部同士を接続する二つ以上の曲管部(31AB〜31KL)等の接続部とを備えるコンデンサ3等の凝縮器において、直線部の延在方向をY軸方向とし、Y軸方向に直交し、且つ、互いに直交する方向をX軸方向及びZ軸方向としたときに、X軸方向の位置が互いに異なる二つ以上の直線部と、Z軸方向の位置が互いに異なる二つ以上の直線部とを備えることを特徴とするものである。
態様Aでは、Y軸方向から見たときに、X軸方向とZ軸方向とのそれぞれに複数の直線部を備える構成となる。これにより、Y軸方向から見たときに、X軸方向のみに複数の直線部を備える構成やZ軸方向のみに複数の直線部を備える構成に比べて、凝縮管からの放熱効率のを向上を図ることができる。これは、以下の理由による。
例えば、凝縮管の直線部の延在方向(Y軸方向)に直交するX軸方向に平行な流れを生じるように冷却風等の冷却流体の流れを生じさせることで、凝縮管内の凝縮流体の熱を直線部から冷却流体に放熱させることができる。
X軸方向とZ軸方向とのうち、例えば、X軸方向のみに複数の直線部を備える構成は、態様Aの構成に比べて、同じ数の直線部を配置する領域のX軸方向が長くなる。そして、上述のように、冷却流体の流れ方向がX軸方向に平行である場合、直線部が配置される領域の冷却流体の流れ方向(X軸方向)が態様Aに比べて長くなり、凝縮管からの放熱効率が低下する。これに対して、態様Aは、直線部が配置される領域の冷却流体の流れ方向(X軸方向)を短くでき、凝縮管からの放熱効率の向上を図ることができる。
また、Z軸方向のみに複数の直線部を備える構成は、態様Aの構成に比べて、同じ数の直線部を配置する領域のZ軸方向が長くなる。そして、上述のように、冷却流体の流れ方向がX軸方向に平行である場合、直線部が配置される領域の冷却流体の流れ方向に直交する方向(Z軸方向)が態様Aに比べて長くなる。このため、冷却流体の流れのZ軸方向の幅が、態様Aの直線部が配置される領域のZ軸方向の長さに適した大きさである場合、Z軸方向のみに複数の直線部を備える構成では態様Aに比べて長くなる部分の直線部に冷却流体が当たらなくなる。冷却流体が当たらない部分の直線部では放熱効率が低下する。ここで、複数の直線部の全てに適切に冷却流体が当たるように冷却流体の流れのZ軸方向の幅を大きくしようとすると、冷却流体の流れを発生させる冷却ファン等の冷却流発生手段がZ軸方向に大きくなり、凝縮器を配置する装置の大型化につながる。これに対して、態様Aは、直線部をX軸方向にも配置することで、直線部が配置される領域の冷却流体に直交する方向(Z軸方向)の長さを短くでき、直線部において冷却流体が当たらない部分が生じることを抑制でき、放熱効率の向上を図ることができる。
このように、態様Aは、Y軸方向から見たときに、X軸方向のみに複数の直線部を備える構成やZ軸方向のみに複数の直線部を備える構成に比べて、凝縮管からの放熱効率のを向上を図ることができる。
(態様2)
態様1において、X軸方向の位置が互いに異なる二つの直線部を接続する第三曲管部31CD等の接続部のZ−X平面における延在方向が、X軸方向に対して傾斜していることを特徴とするものである。
曲げ加工時の曲率半径を小さくすることの技術上の制約などの接続部の製造上の都合や、凝縮流体を円滑に流すために接続部の曲率半径を小さくできない場合など、接続部のZ−X平面における延在方向の長さをある程度確保する必要がある。しかし、X軸方向の位置が互いに異なる二つの直線部を接続する接続部の延在方向がX軸と平行であると、X軸方向の位置が異なる直線部同士のX軸方向の間隔が広くなり、凝縮器のX軸方向の大型化につながる。
これに対して、態様2では、接続部のZ−X平面における延在方向をX軸方向に対して傾斜させている。これにより、接続部の延在方向の長さ(直管部間距離W等)を確保しつつ、X軸方向の位置が異なる直線部同士のX軸方向の間隔を狭めることができ、凝縮器のX軸方向の小型化を図ることができる。
(態様3)
態様2において、接続部のZ−X平面における延在方向の長さ(直管部間距離W等)は同一であり、接続部のうちZ−X平面における延在方向が、X軸方向に対して傾斜している第三曲管部31CD等の第一の傾斜接続部に対して、凝縮管における凝縮流体が通過する方向の下流側に、第一の傾斜接続部とはX軸を挟んで反対方向に同じ傾き(θ2等)で傾斜した第六曲管部31FG等の第二の傾斜接続部を有することを特徴とするものである。
接続部のZ−X平面における延在方向の長さが同一であっても、第一の傾斜接続部は斜めに延在しているため、第一の傾斜接続部を挟んで上流側の直管部と下流側の直管部とは、接続部の延在方向の長さよりも短い長さ分だけZ軸方向の位置がずれる。Z軸方向の位置のずれが接続部の延在方向の長さの整数倍でないため、第一の傾斜接続部を挟んで上流側の直管部と下流側の直管部とは、Z軸方向の位置は一致しない。X軸方向の位置が異なる直線部のZ軸方向の位置がずれていると、X軸方向のある位置でZ軸方向に複数並べて配置された直線部同士の隙間を通過した冷却流体がその流れ方向下流側に位置するX軸方向の位置が異なる直線部に突き当たる。このように冷却流体が突き当たる直線部が多いと、冷却流体に対する抵抗が大きくなり、冷却流体の流れが遅くなり、冷却効率が低下する恐れがある。
態様3では、第二の傾斜接続部を挟んで上流側の直管部と下流側の直管部とも、接続部の延在方向の長さよりも短い長さ分だけZ軸方向の位置がずれる。しかし、第二の傾斜接続部は、第一の傾斜接続部とは同じ角度で逆方向に傾斜しているため、第一の傾斜接続部によって生じたZ軸方向の位置ずれは相殺される。このため、第一の傾斜接続部を挟んで上流側の直管部と、第二の傾斜接続部を挟んで下流側の直管部とのZ軸方向の位置を一致させ、冷却流体の流れ方向からみたときに、複数の直管部同士に重なりが生じるように配置することが可能となる。これにより、直管部の数に対して冷却流体が突き当たる直管部の数を少なくすることができ、直管部の数が多い場合に、冷却流体に対する抵抗が大きくなることを抑制し、冷却流体の流れが遅くなることに起因する冷却効率が低下することを抑制できる。
(態様4)
態様1乃至3の何れかの態様において、X軸方向の位置が異なる直線部同士のZ軸方向の位置に重なりがあることを特徴とするものである。
これによれば、直管部の数に対して冷却流体が突き当たる直管部の数を少なくすることができ、直管部の数が多い場合に、冷却流体に対する抵抗が大きくなることを抑制し、冷却流体の流れが遅くなることに起因する冷却効率が低下することを抑制できる。
(態様5)
態様1乃至4の何れかの態様において、複数の接続部は、曲率半径が同一の屈曲部であることを特徴とするものである。
これによれば、屈曲部を曲げ加工で形成する場合は、同じ冶具や同じ加工手順で屈曲部を形成することができ加工コストの削減を図ることができる。また、屈曲部を形成する屈曲部材と直線部を形成する直線部材とを別部材とし、屈曲部材を直線部材に固定する構成の場合は、複数の屈曲部材の部品の共通化によって製造コストの削減を図ることができる。さらに、屈曲部は直線部よりも内部を通過する凝縮流体の流れに対する抵抗が大きくなるが、複数の屈曲部の曲率半径を同一とすることにより、屈曲部毎に凝縮流体の流れに対する抵抗が変動することを抑制し、凝縮流体の流れを安定させることができる。これにより、凝縮流体の流れが不安定になることに起因する凝縮器での放熱効率の悪化を抑制することができる。
(態様6)
態様1乃至5の何れかの態様において、直線部の外周面に接触し、直線部の延在方向に直交する平面であるZ−X平面に平行な放熱フィン32等の板状部材を備えることを特徴とするものである。
これによれば、直線部の内部の凝縮流体の熱が、直線部と板状部材との接触部を介して板状部材に伝播し、凝集流体の熱が伝播する部材と、冷却流体との接触面積を広くすることができ、放熱する効率を向上することができる。
(態様7)
態様1乃至6の何れかの態様において、直線部が配置された空間のY軸方向及びZ軸方向を覆い、X軸方向は開放する形状のる天井板33、底板34、正面板35及び背面板36等の壁部材を備えることを特徴とするものである。
これによれば、直線部の周囲にX軸方向に平行な冷却流体の流れを形成することができる。上述した実施形態ではX軸方向に平行な方向からみた壁部材の形状が四角形となっているが、この形状は四角形に限るものではない。例えば、六角形や円形等でもよく、冷却風等の冷却流体の流れ方向の両端(入口と出口)以外が壁部材によって塞がれた形状であればよい。
(態様8)
作動流体を液相から気相へと蒸発させる蒸発器であるエバポレータ2等の蒸発部と、蒸発部から導かれた気相の作動流体を液相へと凝縮させるコンデンサ3等の凝縮部とを備るループ型ヒートパイプ1等のループ型ヒートパイプにおいて、凝縮部として、態様1乃至7の何れかの態様に係る凝縮器を備えることを特徴とするものである。
ループ型ヒートパイプ全体の体積における凝縮器の体積が占める割合は、比較的大きいため、凝縮管からの放熱効率を向上しつつ、小型化を図ることができる凝縮器を備えることで、熱移動効率がよいループ型ヒートパイプ全体の小型化を図ることができる。
(態様9)
冷却装置において、態様8に係るループ型ヒートパイプを備えることを特徴とするものである。
これによれば、熱移動効率がよく、小型化を図ることができるループ型ヒートパイプを備えることで、冷却性能が高い冷却装置の小型化を図ることができる。
(態様10)
プロジェクタ20等の電子機器において、態様8に係るループ型ヒートパイプを備えることを特徴とするものである。
これによれば、熱移動効率がよく、小型化を図ることができるループ型ヒートパイプを備えることで、冷却性能が高く安定した動作を実現しつつ、電子機器全体の小型化を図ることができる。
1 ループ型ヒートパイプ
2 エバポレータ
2a 壁部
3 コンデンサ
4 蒸気管
5 液管
6 ウィック
7 受熱部
8 リザーバ部
11 グルーブ
20 プロジェクタ
21 光学ユニット
23 給気口
31 放熱パイプ
31A 第一直管部
31B 第二直管部
31C 第三直管部
31D 第四直管部
31E 第五直管部
31F 第六直管部
31G 第七直管部
31H 第八直管部
31I 第九直管部
31J 第十直管部
31K 第十一直管部
31L 第十二直管部
31AB 第一曲管部
31BC 第二曲管部
31CD 第三曲管部
31DE 第四曲管部
31EF 第五曲管部
31FG 第六曲管部
31GH 第七曲管部
31HI 第八曲管部
31IJ 第九曲管部
31JK 第十曲管部
31KL 第十一曲管部
32 放熱フィン
33 天井板
34 底板
35 正面板
36 背面板
40 冷却ファン
50 発熱部品
W 直管部間距離
特開2002−340489号公報 特開2013−057439号公報

Claims (10)

  1. 凝縮対象となる凝縮流体が通過する一本の流路を形成する凝縮管が、互いに平行に配置された三つ以上の直線部と、前記直線部の端部同士を接続する二つ以上の接続部とを備える凝縮器において、
    前記直線部の延在方向をY軸方向とし、前記Y軸方向に直交し、且つ、互いに直交する方向をX軸方向及びZ軸方向としたときに、
    前記X軸方向の位置が互いに異なる二つ以上の前記直線部と、前記Z軸方向の位置が互いに異なる二つ以上の前記直線部とを備えることを特徴とする凝縮器。
  2. 請求項1の凝縮器において、
    前記X軸方向の位置が互いに異なる二つの前記直線部を接続する前記接続部のZ−X平面における延在方向が、前記X軸方向に対して傾斜していることを特徴とする凝縮器。
  3. 請求項2の凝縮器において、
    前記接続部のZ−X平面における延在方向の長さは同一であり、
    前記接続部のうち前記Z−X平面における延在方向が、前記X軸方向に対して傾斜している第一の傾斜接続部に対して、前記凝縮管における凝縮流体が通過する方向の下流側に、前記第一の傾斜接続部とはX軸を挟んで反対方向に同じ傾きで傾斜した第二の傾斜接続部を有することを特徴とする凝縮器。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の凝縮器において、
    前記X軸方向の位置が異なる前記直線部同士の前記Z軸方向の位置に重なりがあることを特徴とする凝縮器。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の凝縮器において、
    複数の前記接続部は、曲率半径が同一の屈曲部であることを特徴とする凝縮器。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の凝縮器において、
    前記直線部の外周面に接触し、前記直線部の延在方向に直交する平面であるZ−X平面に平行な板状部材を備えることを特徴とする凝縮器。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の凝縮器において、
    前記直線部が配置された空間の前記Y軸方向及び前記Z軸方向を覆い、前記X軸方向は開放する形状の壁部材を備えることを特徴とする凝縮器。
  8. 作動流体を液相から気相へと蒸発させる蒸発部と、
    前記蒸発部から導かれた気相の前記作動流体を液相へと凝縮させる凝縮部とを備るループ型ヒートパイプにおいて、
    前記凝縮部として、請求項1乃至7の何れか一項に記載の凝縮器を備えることを特徴とするループ型ヒートパイプ。
  9. 冷却装置において、
    請求項8に記載のループ型ヒートパイプを備えることを特徴とする冷却装置。
  10. 電子機器において、
    請求項8に記載のループ型ヒートパイプを備えることを特徴とする電子機器。
JP2018195856A 2018-10-17 2018-10-17 凝縮器、ループ型ヒートパイプ、冷却装置及び電子機器 Withdrawn JP2020063874A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018195856A JP2020063874A (ja) 2018-10-17 2018-10-17 凝縮器、ループ型ヒートパイプ、冷却装置及び電子機器
CN201910967154.0A CN111059944A (zh) 2018-10-17 2019-10-12 冷凝器、环路型热管、冷却装置以及电子设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018195856A JP2020063874A (ja) 2018-10-17 2018-10-17 凝縮器、ループ型ヒートパイプ、冷却装置及び電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020063874A true JP2020063874A (ja) 2020-04-23

Family

ID=70297518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018195856A Withdrawn JP2020063874A (ja) 2018-10-17 2018-10-17 凝縮器、ループ型ヒートパイプ、冷却装置及び電子機器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2020063874A (ja)
CN (1) CN111059944A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118695561A (zh) * 2024-08-23 2024-09-24 四川力泓电子科技有限公司 热管散热器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10227586A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Denso Corp 沸騰冷却器および筐体冷却装置
JP2001066080A (ja) * 1999-08-25 2001-03-16 Mitsubishi Electric Corp ループ型ヒートパイプ
JP2008215733A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Kobelco & Materials Copper Tube Inc フィンアンドチューブ型熱交換器
JP2017009253A (ja) * 2015-06-26 2017-01-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷却装置およびこれを搭載した電子機器、および電気自動車

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100520083B1 (ko) * 2003-12-31 2005-10-11 삼성전자주식회사 증발기의 제조방법 및 그 증발기를 갖는 냉장고
CN201532140U (zh) * 2009-07-31 2010-07-21 苏州市沧浪热能设备有限公司 一种盘旋状热虹吸回路热管散热器
CN201672832U (zh) * 2010-02-26 2010-12-15 苏州市沧浪热能设备有限公司 一种多层丝网结构的环路热管散热器
US20120186785A1 (en) * 2011-01-25 2012-07-26 Khanh Dinh Heat pipe system having common vapor rail for use in a ventilation system
DE102012108109B4 (de) * 2012-08-31 2014-04-10 Rittal Gmbh & Co. Kg Wärmetauscher für die Schaltschrankkühlung und eine entsprechende Kühlanordnung
CN205014689U (zh) * 2015-09-28 2016-02-03 浙江同星制冷有限公司 一种制冷系统用一管式高效换热器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10227586A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Denso Corp 沸騰冷却器および筐体冷却装置
JP2001066080A (ja) * 1999-08-25 2001-03-16 Mitsubishi Electric Corp ループ型ヒートパイプ
JP2008215733A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Kobelco & Materials Copper Tube Inc フィンアンドチューブ型熱交換器
JP2017009253A (ja) * 2015-06-26 2017-01-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷却装置およびこれを搭載した電子機器、および電気自動車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118695561A (zh) * 2024-08-23 2024-09-24 四川力泓电子科技有限公司 热管散热器

Also Published As

Publication number Publication date
CN111059944A (zh) 2020-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5151362B2 (ja) 冷却装置およびそれを備えた電子機器
JP5609339B2 (ja) オイルクーラ
JP3986529B2 (ja) 高密度伝熱管束
JP3451737B2 (ja) 沸騰冷却装置
US7686071B2 (en) Blade-thru condenser having reeds and heat dissipation system thereof
US20090008066A1 (en) Heat dissipation device
TWI435206B (zh) 電腦裝置散熱系統
CN111836516B (zh) 散热器
JP5333161B2 (ja) ヒートシンク
JP2016213314A (ja) 冷却モジュール及び電子機器
WO2016151805A1 (ja) 冷却器、電力変換装置および冷却システム
JP2005079325A (ja) ヒートパイプ、ヒートパイプを有する冷却装置および冷却装置を搭載した電子機器
JP6860005B2 (ja) 相変化冷却器、及び電子機器
JP5532113B2 (ja) 冷却装置およびそれを備えた電子機器
JP2020063874A (ja) 凝縮器、ループ型ヒートパイプ、冷却装置及び電子機器
JP2006046868A (ja) 放熱器およびヒートパイプ
JP7179170B2 (ja) 自励振動ヒートパイプ冷却装置および当該冷却装置を搭載した鉄道車両
JP6164089B2 (ja) 薄型電子機器の冷却構造及びそれを用いた電子装置
JPWO2015072128A1 (ja) 配管構造、それを用いた冷却装置、および冷媒蒸気輸送方法
JP2008051407A (ja) ヒートパイプ、冷却装置、電子機器
JP2007281213A (ja) 放熱モジュール及びそれを備えた冷却装置
JP4877069B2 (ja) 沸騰冷却装置
WO2022075109A1 (ja) 熱拡散デバイス
CN222382000U (zh) 一种电子设备
JP2008185283A (ja) ヒートパイプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210726

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20220204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220510

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20220708