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JP2020062608A - 組立型簡易水処理装置 - Google Patents

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JP2020062608A
JP2020062608A JP2018196125A JP2018196125A JP2020062608A JP 2020062608 A JP2020062608 A JP 2020062608A JP 2018196125 A JP2018196125 A JP 2018196125A JP 2018196125 A JP2018196125 A JP 2018196125A JP 2020062608 A JP2020062608 A JP 2020062608A
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俊達 武島
Toshitatsu Takeshima
俊達 武島
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Abstract

【課題】大型の重機を用いて搬送することなく、設置・組立が容易な組立型簡易水処理装置を提供する。
【解決手段】濁質分を含む排水を導入し薬剤を添加して凝集反応を起こさせ濁質分を含む凝集物のフロックを形成する反応槽2と、フロックを含む反応液を導入して重力沈降式により汚泥と上澄み水に固液分離する凝集沈殿槽3とを有し、反応槽2は合成樹脂製複合シートを組立て形成された円形または方形状の組立水槽であり内部に撹拌機20と水中ポンプ21が設置されており、凝集沈殿槽3は合成樹脂製複合シートによって円筒状の側壁30と側壁30の下部には上部が大径で下部が小径であるすり鉢状の内部空間32が形成された傾斜沈殿部31とが接続され、傾斜沈殿部31の合成樹脂製複合シートの外面には複数の傾斜側板を組み合わせて用い、すり鉢状の内部空間32に対応する内部空間32が形成された傾斜沈殿支持部4が接設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、組立型簡易水処理装置に関し、詳しくは震災時に汚染車両を洗浄した際に発生する汚水を浄化処理して再生利用可能で、複雑な機械や工具を必要とせずに、手で組立ができ、緊急対応可能な組立型簡易水処理装置に関する。
従来、汚染車両を洗浄した際に発生する汚水を浄化処理するには、凝集沈殿処理設備が用いられている。一般的な凝集沈殿処理設備は、鋼製又はコンクリート製の反応槽と沈殿槽が使用されている。
しかし、このような設備では、一旦設置してしまうと、移動ができない欠点がある。
震災時では、種々の場所で処理してもらいたい要請が強いが、移動できない設備では、種々の場所での処理を実現することはできない。
特許文献1は、大型の機械を使用することなく、全体が軽量で分解組立式であって、装置そのものが分解して設置及び輸送が可能であると共に、設置に対して大型重機を必要とせず、且つ大掛かりな基礎工事が不要となる集泥用濁水処理装置を提案している。
特開2008−68247号公報
しかし、特許文献1の装置では、全体が軽量で分解組立式であって、装置そのものが分解して設置及び輸送が可能であるとしているものの、回流分離槽と称する凝集沈殿槽は大きな一つのタンクであり、可搬するには大きな重機が必要となる欠点はある。
また、特許文献1の装置では、流体の搬送にヘッド圧を用いていることから、凝集沈殿槽に供給する撹拌槽は、凝集沈殿槽より高く配置しなければならない。このため、撹拌槽を設置する際には、枠台、安定台を設置した後に、設置しなければならない。
そこで、本発明は、大型の重機を用いて搬送することなく、設置・組立に際して、専門知識を必要としない組立型簡易水処理装置を提供することを課題とする。
また本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
(請求項1)
濁質分を含む排水を導入し、薬剤を添加して凝集反応を起こさせ、濁質分を含む凝集物のフロックを形成する反応槽と、
前記反応槽で形成されたフロックを含む反応液を導入して、重力沈降式により、汚泥と上澄み水に固液分離する凝集沈殿槽とを有し、
前記反応槽は、合成樹脂製複合シートを組立て形成された円形または方形状の組立水槽であり、内部に撹拌機と水中ポンプが設置されており、
前記凝集沈殿槽は、合成樹脂製複合シートによって、円筒状の側壁と、該円筒状の側壁の下部には、上部が大径で下部が小径であるすり鉢状の内部空間が形成された傾斜沈殿部とが接続され、
前記傾斜沈殿部の合成樹脂製複合シートの外面には、複数の傾斜側板を組み合わせて用い、前記すり鉢状の内部空間に対応する内部空間が形成された傾斜沈殿支持部が接設されていることを特徴とする組立型簡易水処理装置。
(請求項2)
濁質分を含む排水を導入し、薬剤を添加して凝集反応を起こさせ、濁質分を含む凝集物のフロックを形成する反応槽と、
前記反応槽で形成されたフロックを含む反応液を導入して、重力沈降式により、汚泥と上澄み水に固液分離する凝集沈殿槽とを有し、
前記反応槽は、合成樹脂製複合シートを組立て形成された円形または方形状の組立水槽であり、内部に撹拌機と水中ポンプが設置されており、
前記凝集沈殿槽は、合成樹脂製複合シートによって、方形状の側壁と、該方形状の側壁の下部には、角錐台状の内部空間が形成された傾斜沈殿部とが接続され、
前記傾斜沈殿部の合成樹脂製複合シートの外面には、複数の傾斜側板を組み合わせて用い、前記角錐台状の内部空間に対応する内部空間が形成された傾斜沈殿支持部が接設されていることを特徴とする組立型簡易水処理装置。
(請求項3)
前記反応槽に導入される排水中の濁質分が、放射性物質を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の組立型簡易水処理装置。
(請求項4)
前記反応槽内に設置された撹拌機の撹拌羽根の回転数を50〜200rpmの範囲で変動させることを特徴とする請求項1、2又は3記載の組立型簡易水処理装置。
(請求項5)
前記反応槽に濁質分を含む排水を受け入れ排水流入管が、流量調整弁を組み込んでなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の組立型簡易水処理装置。
(請求項6)
前記合成樹脂製複合シートが、合成樹脂繊維製の織布又は不織布を合成樹脂フィルムでサンドイッチした複合シートであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の組立型簡易水処理装置。
本発明によれば、大型の重機を用いて搬送することなく、設置・組立に際して、専門知識を必要としない組立型簡易水処理装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す図 図1の実施形態に用いられる凝集沈殿槽の構造図(但し、合成樹脂シートは省略されている) 凝集沈殿槽の分解図(但し、合成樹脂シートは省略されている) 本態様に係る組立型簡易水処理装置の各構成槽の設置位置を表示したシートの一例を示す図 本態様に係る組立型簡易水処理装置の組立前の部品や機器などをすべて収納するためのカゴ車の一例を示す図 凝集沈殿槽の他の実施形態を示す図 流路の一例を示す図 流路の他の一例を示す図 流路の他の一例を示す図
本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1において、1は洗車エリアであり、該洗車エリア1で、汚染乗用車Cを高圧洗浄すると汚染水が発生する。震災時には、避難箇所が分散して存在する。その避難箇所では、汚染乗用車に限らず、汚染物が付着した機器や設備等が増大し、洗浄の必要性も増す。
汚染水は、濁質分を含む排水である。かかる排水は、排水タンク11に貯留し、ポンプ12により、排水流入管13を介して反応槽2に送られる。
なお、反応槽2に導入される排水中の濁質分には、放射性物質を含んでもよい。
<反応槽>
反応槽2は、合成樹脂製複合シートを組立て形成された円形または方形状の組立水槽である。合成樹脂製複合シートを組立てる際の骨組には、図示しない樹脂製パイプなどが用いられる。機械や工具を必要とせずに、手で組立ができるように構成されている。
合成樹脂製複合シートは、合成樹脂繊維製の織布又は不織布を合成樹脂フィルムでサンドイッチした複合シートを用いることができる。合成樹脂としては、例えば塩化ビニル樹脂などが挙げられる。
反応槽2には、撹拌機20と水中ポンプ21が設置されている。そして薬剤タンク22から薬剤ポンプ23を介して反応槽2に薬剤を供給可能に構成される。
撹拌機20の撹拌羽根の回転数は50〜200rpmの範囲で変動させることができることが好ましい。
反応槽2内の排水に薬剤を添加して、撹拌機20を始動して所定回転数で回転すると、凝集反応が起こり、濁質分を含む凝集物のフロックが形成する。
撹拌機20の運転においては、凝集反応の初期には回転数を多くし、凝集物から大きなフロックを形成するために、回転数を少なくすることも好ましい。
薬剤としては、凝集剤、凝集助剤、フロック形成補助剤などが挙げられる。
凝集剤としては、塩化第二鉄、ポリシリカ鉄、ポリ硫酸第二鉄などの鉄系凝集剤;PAC(ポリ塩化アルミニウム)、硫酸アルミニウム(硫酸バンド)、ポリ硫酸アルミニウムなどのアルミ系凝集剤;カチオン系、アニオン系又はノニオン系の高分子凝集剤を用いることができる。
凝集助としては、鉱酸(硫酸、塩酸など)やアルカリ(苛性ソーダや消石灰など)から選ばれるpH調整剤などが挙げられる。
フロック形成補助剤としては、活性珪酸(SiO)、アルギン酸ソーダなどが挙げられる。
本発明は、簡易は処理を助長する上で、複数種の上記薬剤を混合して固形化したペレットを用いることができ、必要により除湿剤を入れた個装商品としてもよい。PTP包装シートに充填してもよい。
排水の汚染度に応じて、上記ペレットの個数を決定しておくことも好ましいことである。
本発明において、反応槽2における凝集反応を安定化させるために、反応槽2に供給される排水の量を調整できるように構成することも好ましい。例えば 前記排水流入管13、図示しない流量調整弁を組み込むことも好ましい態様である。流量調整弁で流量調整されれば、凝集剤の添加量の調整も容易となり、凝集反応の安定化に寄与する。
<凝集沈殿槽>
はじめに図1〜3に基づいて、凝集沈殿槽の一実施形態を説明する。
3は反応槽2で形成されたフロックを含む反応液を、配管24を介して導入して、重力沈降式により、汚泥と上澄み水に固液分離する凝集沈殿槽である。
凝集沈殿槽3は、合成樹脂製複合シートによって、円筒状の側壁30と、円筒状の側壁30の下部に傾斜沈殿部31とが接続されて形成されている。傾斜沈殿部31の内部には、上部が大径で下部が小径であるすり鉢状の内部空間32が形成されている。すり鉢状の内部空間32は、上部から下部に向かって横断面径が小さくなる内部空間である。
すり鉢状の内部空間32が形成された傾斜沈殿部31の合成樹脂製複合シートの外面には、傾斜沈殿支持部4が接設されている。傾斜沈殿支持部4は合成樹脂製複合シートで形成された傾斜沈殿部31を下方から支持している。
傾斜沈殿支持部4は、図2及び図3に示すように、3枚の傾斜側板40、40、40を組み合わせて形成される。3枚の傾斜側板40、40、40を組み合わせると、傾斜沈殿部31に形成されたすり鉢状の内部空間32と同様の形状が形成される。
3枚の傾斜側板40、40、40を組み合わせ形成されたすり鉢状の内部空間により、傾斜沈殿部31に形成されたすり鉢状の内部空間32を下方から支持することができる。
傾斜側板40の枚数は、図2及び図3の例では3数の側板を組み合わせているが、2枚〜5枚の範囲で適宜採択できる。
傾斜側板の組み合わせ方としては、ボルト締めによる固定、嵌合による固定等が挙げられる。
傾斜側板40の素材は、鉄などの金属又は強化樹脂FRPなどが用いられ、軽量であることが好ましい。
凝集沈殿槽3を構成する傾斜沈殿支持部4の支持構造は、底部円形支持部材42を備え、該底部円形支持部材42に同じ長さの丸棒支柱43が等間隔で6本立設されている。
6本の丸棒支柱43は、傾斜沈殿支持部4の上部円形リブ44に設けられた貫通孔を下方から上方に向かって貫通している。
底部円形支持部材42には、門型の懸架部材45の下部が固定部材46によって着脱可能に固定されている。
門型の懸架部材45は、傾斜沈殿支持部4の上部円形リブ44の外周に形成された外周リブ47と、固定部48で着脱可能に固定されている。
懸架部材45の上部水平部45aには、円筒体5が懸架されている。円筒体5の上部は、図1に示すように、凝集沈殿槽3内の液面より突出しており、下部は液面に浸漬している。
反応槽2で形成されたフロックを含む反応液が配管24を介して、凝集沈殿槽3に導入される際、円筒体5の内部を通って導入される。凝集沈殿槽3に導入された反応液は、重力沈降式により、汚泥と上澄み水に固液分離される。
本発明において、固液分離を良好にするために、傾斜沈殿部31に形成されたすり鉢状の内部空間32内で旋回流を形成させることも好ましい。かかる旋回流は、反応液を円筒体5の内部を通って導入させる際に、配管24の吐出口の向きを壁面に沿うように構成することが好ましい。
上澄み水は、排出ポンプ6によりフィルター槽7に排出され、沈殿汚泥は、汚泥脱水槽8に送られる。
次に、図6〜図9に基づいて、凝集沈殿槽の他の実施形態について説明する。
前述の図1〜3に示す形態は、側壁30が円筒状の形態の例であるが、ここで説明する形態は、側壁30は方形状の形態の場合である。
図6に示す凝集沈殿槽3は、側壁30が断面四角形の形態をしている。
この形態の凝集沈殿槽3は、合成樹脂製複合シートによって、断面四角形(開口部の名面矢視形状、以下同じ)の側壁30と、断面四角形の側壁30の下部に図面上表れていない四角錐状の傾斜沈殿部31とが連設されている。
図6に示すように、傾斜沈殿支持部4は、複数枚の傾斜側板40、40・・・を組み合わせて形成される。本実施形態においては、傾斜側板によって、角錐台状に形成されることが好ましい。組み合わせる枚数は格別限定されないが、例えば、四角錐の場合には、4枚の傾斜側板40、40、40、40を用いることが好ましい。
凝集沈殿槽3を構成する傾斜沈殿支持部4の支持構造は、図示しない底部四角形支持部材を備え、該底部四角形支持部材に、同じ長さの丸棒支柱43が等間隔で4本立設されている。
2本の門型の懸架部材45には、上部水平部45aが設けられ、円筒体5が懸架されて、図2と同様に形成されるが、図6では省略している。
本実施形態において、反応槽2で形成されたフロックを含む反応液が配管24を介して、凝集沈殿槽3に導入される際、図示しない円筒体の内部を通って導入される。凝集沈殿槽3に導入された反応液は、重力沈降式により、沈降汚泥と上澄み水に固液分離される。
固液分離を良好にするために、傾斜沈殿部31に形成された四角錐の内部空間32内で旋回流を形成させることも好ましい。
固液分離された上澄み水は、凝集沈殿槽3の上端から越流するように構成されており、その越流した上澄み水は、フィルター槽7に排出され、沈殿汚泥は、汚泥脱水槽8に送られる。
側壁30の各辺は、上端が閉じられ下端が開放された袋状部300が形成されており、その袋状部300の下端から平板35が袋状部300の上端近傍まで挿入されている。側壁30の各辺には、二つの袋状部300a,300bが併設されており、袋状部300aに平板35が挿入され、袋状部300bに平板35が挿入されている。断面四角形の側壁30の袋状部300の各々内部には、全部で8枚の平板が設けられている。袋状部内に挿通される平板同士は、間隔が設けられ、径方向に可動可能になっている。
袋状部300内に挿入された平板35の下部には、傾斜沈殿支持部4の上端から外径方向へ張り出した外周リブ47が、丸棒支柱43に固定できるように設けられている。そして、平板35を天上方面へ立直させるために、外周リブ47には、天井方向へ突出した平板支持部49が形成され、平板35を支持できる構造になっている。
本実施形態において、側壁30の上端側には、排出ポンプ6に代えて、排出口62を設けることが好ましい。この場合、排出口62は、側壁30の上端をオーバーフローする上澄み水を受ける流路61の外周側の何れかの位置に設けられている。流路61にオーバーフローした上澄み水が排出口62から排出されるように形成されている。流路61の好ましい形態を図7〜図9に基づいて説明する。
図7に示すように、流路61は、断面凹字状に形成されている。流路61の凹字状の内径側には、袋状部300の上端に接続された処理水流路用シート36が、流路61の内部に延出するように設けられている。これにより、側壁30の上端をオーバーフローした上澄み水を、流路61内に流入させることができ、流路61に設けられた排出口62から排出することができる。
また、図8に示すように、流路61は、外周側に下方に傾斜させてもよい。これにより、流路61の外周側に設けられた排出口62から上澄み水を排出しやすくすることができる。
さらに、図9に示すように、流路61は、側壁30と同素材の合成樹脂製シートによって形成してもよい。これにより、流路成形品を用いなくても、作業現場で簡単に凝集沈殿槽3を形成することができる。
流路の形成方法としては、流路61は、側壁30の外周面を凹状に形成された樹脂製シート64の内周面と接着して形成することができる。接着方法としては、両面テープによる接着でもよいし、溶着してもよい。
また、流路61の外周部には、図示しない袋状部を設けられていることが好ましい。この袋状部内に溝用平板65を挿入することによって、流路61が形成されることが好ましい。
以上の説明では、凝集沈殿槽3の形状が四角錐である場合について説明したが、これに限定されず、方形状であればよい。
断面八角形である場合、四角形の各辺の中央近傍で外部に膨らんだような場合には、四角形の倍の八角形になり得る。
<フィルター槽>
凝集沈殿槽3で、フロック化した濁質分や放射性物質が沈殿分離し、上澄み水は、排出ポンプ6を介してフィルター槽7に送られる。
フィルター槽7では、上澄み水にわずかに残る微細フロックを捕捉し、清澄な処理水を得る。フィルターは使用効率が高く、交換が容易な袋式フィルターを使用することができる。
袋式フィルターの構造としては、不織布/綿/不織布のような構造が挙げられる。上下の不織布は袋になっていることが好ましい。
フィルター槽7も、機械や工具を必要とせずに、手で組立ができる
<汚泥脱水槽>
凝集沈殿槽3で沈殿した汚泥は、沈殿槽底部に設置した図示しない汚泥引抜ポンプにより引き抜き、汚泥脱水槽8に送る。
汚泥脱水槽8では、重力式脱水により脱水し、汚泥を減量・減容化する。
濾水は、図示しない濾水タンクに送り、反応槽2に返送して、再処理する。
本発明者の実験によると、1mの排水を処理する際に排出された汚泥量は、30〜50Lであった。
<表示シート>
この態様は、本発明に係る上記の組立型簡易水処理装置の各構成槽の設置位置を表示したシートの一例である。
素人が簡単に組み立てるには、シートに記載される位置に各構成成槽を設置すれば、処理装置がほとんど完成する効果がある。
図4において、9は各構成槽の設置位置を表示したシートであり、図には、反応槽2、凝集沈殿槽3、フィルター槽7、汚泥脱水槽8がシート9上に設置位置が表示されている。
シート9上の設置位置の表示方法としては、図示のように点線で枠を形成してもよいし、領域の角だけを位置表示するようにしてもよい。また、位置表示された箇所に番号を示して、番号と対応する各種装置を置けるようにしても良い。
シート9は、地面に敷設されるが、シート9の四方端部は、一定程度の高さを保持するように折り曲げられていることが好ましい。
図5には、図3における設置位置に基づき、反応槽2、凝集沈殿槽3、フィルター槽7、汚泥脱水槽8がシート9に設置された例が示されている。
<カゴ車>
カゴ車は、上記の組立型簡易水処理装置の組立前の部品や機器などはすべて収納することができる。カゴ車は、観音扉タイプで多段(例えば二段)に形成されることが好ましい。搬送を容易にするためである。
以下、実施例により、本発明について更に詳述する。
(実施例1)
(1)組立
汚染水の発生個所に、カゴ車に乗せた本発明に係る組立型簡易水処理装置の組立前の部品や機器などを、表示シート上に配置し、組立を行った。
組立に要した時間は、3人で30分であった。極めて短時間に組み立てることができることがわかった。
(2)処理実験
排水として、Cs133と濁度を含む汚染水について、凝集沈殿テスト行った。
ビーカーに排水を500cc入れ、薬剤として粉体凝集剤PAPAT(固形粉体凝集剤を混合した一剤式凝集剤)を用い、これを排水に対して、添加量が1kg/m3となるように添加した。
その後、ビーカーを5分程度撹拌して、凝集反応を生起させ、フロックを成長させた。
その後、撹拌を停止し、1時間静置して、上澄み水と沈澱物に固液分離した。
上澄み水について、Cs133と濁度の測定を行った。
[測定法]
Cs133:ICP−MS法
濁度:透過光方式
測定結果を表1に示す。
Figure 2020062608
1 洗車エリア
C 汚染乗用車
11 排水タンク
12 ポンプ
13 排水流入管
2 反応槽
20 撹拌機
21 水中ポンプ
22 薬剤タンク
23 薬剤ポンプ
24 配管
3 凝集沈殿槽
30 側壁
300 袋状部
300a 袋状部
300b 袋状部
31 傾斜沈殿部
32 内部空間
33 引抜管
34 バルブ
35 平板
36 処理水流路用シート
4 傾斜沈殿支持部
40 側板(傾斜側板)
42 底部円形支持部材
43 丸棒支柱
44 上部円形リブ
45 門型の懸架部材
46 固定部材
47 外周リブ
48 固定部
49 平板支持部
5 円筒体
6 排出ポンプ
61 流路
62 排出口
64 樹脂製シート
7 フィルター槽
8 汚泥脱水槽
9 各構成槽の設置位置を表示したシート

Claims (6)

  1. 濁質分を含む排水を導入し、薬剤を添加して凝集反応を起こさせ、濁質分を含む凝集物のフロックを形成する反応槽と、
    前記反応槽で形成されたフロックを含む反応液を導入して、重力沈降式により、汚泥と上澄み水に固液分離する凝集沈殿槽とを有し、
    前記反応槽は、合成樹脂製複合シートを組立て形成された円形または方形状の組立水槽であり、内部に撹拌機と水中ポンプが設置されており、
    前記凝集沈殿槽は、合成樹脂製複合シートによって、円筒状の側壁と、該円筒状の側壁の下部には、上部が大径で下部が小径であるすり鉢状の内部空間が形成された傾斜沈殿部とが接続され、
    前記傾斜沈殿部の合成樹脂製複合シートの外面には、複数の傾斜側板を組み合わせて用い、前記すり鉢状の内部空間に対応する内部空間が形成された傾斜沈殿支持部が接設されていることを特徴とする組立型簡易水処理装置。
  2. 濁質分を含む排水を導入し、薬剤を添加して凝集反応を起こさせ、濁質分を含む凝集物のフロックを形成する反応槽と、
    前記反応槽で形成されたフロックを含む反応液を導入して、重力沈降式により、汚泥と上澄み水に固液分離する凝集沈殿槽とを有し、
    前記反応槽は、合成樹脂製複合シートを組立て形成された円形または方形状の組立水槽であり、内部に撹拌機と水中ポンプが設置されており、
    前記凝集沈殿槽は、合成樹脂製複合シートによって、方形状の側壁と、該方形状の側壁の下部には、角錐台状の内部空間が形成された傾斜沈殿部とが接続され、
    前記傾斜沈殿部の合成樹脂製複合シートの外面には、複数の傾斜側板を組み合わせて用い、前記角錐台状の内部空間に対応する内部空間が形成された傾斜沈殿支持部が接設されていることを特徴とする組立型簡易水処理装置。
  3. 前記反応槽に導入される排水中の濁質分が、放射性物質を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の組立型簡易水処理装置。
  4. 前記反応槽内に設置された撹拌機の撹拌羽根の回転数を50〜200rpmの範囲で変動させることを特徴とする請求項1、2又は3記載の組立型簡易水処理装置。
  5. 前記反応槽に濁質分を含む排水を導入する排水流入管が、流量調整弁を組み込んでなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の組立型簡易水処理装置。
  6. 前記合成樹脂製複合シートが、合成樹脂繊維製の織布又は不織布を合成樹脂フィルムでサンドイッチした複合シートであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の組立型簡易水処理装置。
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