JP2020051504A - 揺動軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】この揺動軸受は,ころを保持する保持器のずれを簡単な構造で防止する。
【解決手段】この揺動軸受1は,リング状の外輪2と外輪1の環状収容部5に収容されたリング状の環状組立体7を有する。環状組立体7は,複数のころ6がそれぞれ保持される複数のポケット15が形成された円弧状の保持器9と,保持器9の両端側で円弧状に形成され且つ外輪2の環状収容部5に固定された円弧状固定部材8とを有する。保持器9と固定部材8との間には,一端が固定部材8に当接し且つ他端が保持器9に当接して,保持器9にばね力を付勢するリターンコイルばね10が配設されている。
【選択図】図1
【解決手段】この揺動軸受1は,リング状の外輪2と外輪1の環状収容部5に収容されたリング状の環状組立体7を有する。環状組立体7は,複数のころ6がそれぞれ保持される複数のポケット15が形成された円弧状の保持器9と,保持器9の両端側で円弧状に形成され且つ外輪2の環状収容部5に固定された円弧状固定部材8とを有する。保持器9と固定部材8との間には,一端が固定部材8に当接し且つ他端が保持器9に当接して,保持器9にばね力を付勢するリターンコイルばね10が配設されている。
【選択図】図1
Description
この発明は,各種の機械装置に適用することができる揺動軸受に関する。
従来,揺動軸受としては,全周にころのみが存在するタイプの総ころ軸受として構成されている。該揺動軸受は,例えば,金属板を断面樋状に折り曲げて開口端を内側に折り曲げた外輪によって複数のころを保持する構造に構成されている。また,揺動軸受としては,外輪の内周側の開口幅がころの軸長さよりも短いため,両端を縮径した円錐状の特殊な形状のころ,即ちキャンドルローラを用いており,ローラを外輪に装填するには,該キャンドルローラを斜めに傾けて外輪の開口部から挿入して装填しているのが現状である。また,総ころ形の針状ころ軸受として,外輪の両端側に予めころの端部と係合する折曲縁部を形成した金属ころを斜めに傾けて外輪に挿入して組み込まれるものが知られている(例えば,特許文献1参照)。
従来,可変容量形プランジャポンプの可変容量機構等に使用される揺動軸受は知られている。該揺動軸受は,円弧状の保持器に周方向に等間隔に形成された複数のポケットを設け,該保持器の外周側を円弧状の軌道輪に配設し,保持器のポケットに鋼製のころと内部に液体を封入した弾性材料で形成した弾性ころとをそれぞれ収納し,弾性ころの直径をころの直径より僅かに大径に形成した弾性ころと転走面の密着性を高め,転動体のすべりによる保持器ずれを防止できるとしている(例えば,特許文献2参照)。
また,揺動軸受として,プランジャポケットや油圧ポンプをコンパクト化して組立てを容易にするため組み込んだものが知られている。該揺動軸受は,円弧状軌道輪と,該円弧状軌道輪の転走面に沿って転動可能な転動体を保持する円弧状保持器の相互間に,保持器の揺動量を制限する制限機構を組み込んで保持器のずれ動きによる段落を防止したものである。保持器のずれを防止する制限機構は,外方軌道輪の内周に設けられた内歯と,内方軌道輪の外周に設けられた外歯と,保持器に回転自在に支持されて内歯と外歯の両歯に噛み合うピニオンとから構成されている。また,保持器は,合成樹脂の成形品から構成されており,これにより,内歯及び外歯とピニオンとが噛み合って保持器の周方向のずれを防止できるとしている(例えば,特許文献3参照)。
しかしながら,従来の揺動軸受について,転動体のころとして,特殊なキャンドルローラを使用すれば,外輪の形状が特殊な形状であり,加工に手間がかかり,製造コストがアップし,高価なものになり,更に外輪の品質を安定させ難いという問題がある。また,ころの両端を円錐状に縮径しているため,ころの転動中にころの姿勢を矯正する作用が小さく,ころのスキューが発生し易いため,回転トルクが増大し,回転ロックが生じ,また,ローラが脱落するという問題があった。
また,特許文献1の揺動軸受としては,円弧状の軌道輪と,円弧状に形成され保持器とを備えており,揺動軸受に偏荷重がかかった場合に,転動体が滑って保持器が周方向へずれという現象が発生するので,それを防止するために,鋼製のころの他に,弾性材料で形成した弾性ころを併用し,弾性ころが弾性変形させて弾性ころと軌道輪との密着性を高め,滑りを防止するように構成されている。しかしながら,特許文献1の揺動軸受では,鋼製ころの他に弾性ころを併用しており問題がある。
また,特許文献2では,保持器のずれを防止するため,外方軌道輪の内周面に内歯を設け,内方軌道輪の外周面に外歯を設け,内歯と外歯に噛み合うピニオンを保持器に設けて保持器のずれを防止する揺動軸受が記載されている。また,特許文献2の揺動軸受では,弾性ころを設けた分だけ負荷要領が低下するという問題がある。また,特許文献3では,内歯,外歯,及びピニオンを設けるため,構造が複雑化するという問題がある。
この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,使用用途が揺動運動のみであり,負荷を受ける方向が限定されて一定であることに着眼し,負荷が掛かる外輪の周方向の部分的な領域にのみローラ即ちころを配設し,ころの本数を削減し,コストダウンを図ると共に軽量化を達成し,更に,転動体のころを保持する保持器のずれを弾性部材によって防止し,具体的には,断面U字状に形成したリング状の外輪と,該外輪の内周面の収容部に配設されたリング状の環状組立体を備えており,該環状組立体に揺動自在な揺動軸を配置するように構成されており,環状組立体を外輪に固定された円弧状の固定部材と複数のころをそれぞれ保持する複数のポケットを形成した円弧状の保持器から構成し,固定部材と保持器との間に弾性部材を配設し,弾性部材によって揺動軸の揺動運動によって保持器がずれるのを防止するように保持器をリターンさせてずれを防止することを特徴とする揺動軸受を提供することである。
この発明は,リング状の外輪,及び前記外輪に形成された環状の収容部に前記外輪の内周面に沿って収容され且つ内周側に複数の転動体のころを介して揺動軸が配置されるリング状の環状組立体を有しており,
前記環状組立体は,前記外輪の前記収容部内に揺動自在に配設され且つ複数の前記ころがそれぞれ保持される複数のポケットが形成された円弧状の保持器と,前記保持器の両端側で円弧状に形成され且つ前記外輪の前記収容部に固定された固定部材とを有し,
前記保持器と前記固定部材との間には,一端が前記固定部材に当接し且つ他端が前記保持器に当接して前記保持器を付勢する弾性部材が配設されていることから成る揺動軸受に関する。
前記環状組立体は,前記外輪の前記収容部内に揺動自在に配設され且つ複数の前記ころがそれぞれ保持される複数のポケットが形成された円弧状の保持器と,前記保持器の両端側で円弧状に形成され且つ前記外輪の前記収容部に固定された固定部材とを有し,
前記保持器と前記固定部材との間には,一端が前記固定部材に当接し且つ他端が前記保持器に当接して前記保持器を付勢する弾性部材が配設されていることから成る揺動軸受に関する。
また,この揺動軸受において,前記外輪は,円環状の外周部,及び前記外周部の両側から内径方向にそれぞれ延びる一対の円環状の側部から成り,前記収容部は,前記外周部と一対の前記側部で囲まれる領域で形成されている。
また,この揺動軸受において,前記保持器は,幅方向に隔置した一対の円弧部,及び前記円弧部間に延び且つ前記ころが転動自在に収容されるポケットを形成する柱部から形成されている。
また,前記弾性部材は,リターンコイルばねであり,前記保持器の両端部にはガイド支柱がそれぞれ形成されており,前記固定部材の両端部には前記ガイド支柱が遊嵌するガイド嵌合穴がそれぞれ形成されており,前記保持器の前記ガイド支柱に前記リターンコイルばねが遊嵌されている。
或いは,前記弾性部材は,リターン板ばねであり,前記リターン板ばねは,一端が前記固定部材の端部と当接する第1当接部に形成され,他端が前記保持器の端部と当接する第2当接部に形成されている。
この発明による揺動軸受は,上記のように,使用用途が揺動運動のみであり,負荷を受ける方向が限定された所定の領域にのみころを配設するため,外輪の収容部に配設されている環状組立体を円弧状の固定部材,円弧状の保持器及び固定部材と保持器との間に介在した弾性部材で構成し,弾性部材の弾性で保持器を元の位置へ復帰させるので,揺動軸の揺動運動に追従して揺動した保持器は常に元の位置に復帰し,外輪に対する保持器のずれが簡単な構造で防止される。また,この揺動軸受では,負荷のかかる予め決められた所定の限定された領域に,保持器にポケットを形成して該ポケットにころのみを配設するため,コストを低減できる。また,環状組立体に挿通した揺動軸の反転時に,ころと,外輪及び揺動軸との間に,すべりが生じ保持器が揺動に追従できず,揺動運動に対して保持器の位置がずれる恐れがある。しかしながら,本発明の揺動軸受によれば,弾性部材により保持器を揺動方向に付勢しているので,反転時にすべりが生じても保持器のずれを抑制することができる。更に,本発明による揺動軸受では,転動体を増やすことができるため,ころの1個当たりに加わる荷重を低減させることができる。更に,本発明の揺動軸受は,特許文献2のように内歯や外歯を装着する溝を設ける必要がないため,外輪を薄く構成すつことができ,揺動軸受の断面高さを低くすることができ,軽量化,小形化に対応させることができる。
以下,図面を参照して,この発明による揺動軸受の実施例を説明する。まず,図1〜図9を参照して,この発明による揺動軸受の第1実施例について説明する。この発明による揺動軸受1は,例えば,相手部材に配設されるリング状の外輪2,及び外輪2に形成された環状の収容部5に外輪2の内周面29に沿って収容され且つ内周側に転動体であるころ6を介して揺動軸19が配置されるリング状の環状組立体7を有している。外輪2は,断面コ字状即ち断面U字状に形成されたリング状即ち環状に形成されている。具体的には,外輪2は,円環状の外周部3,及び外周部3の両側から内径方向にそれぞれ延びる一対の円環状の側部4から断面U字状に構成されている。外輪2に形成される環状の収容部5は,外周部3と,該外周部3の両側から内径方向にそれぞれ延びる一対の円環状の側部4で囲まれる領域に形成され,内周面側には円弧状の保持器9を配設することができる開口部が形成されている。外輪2は,例えば,SCM415製(クロムモリブデン鋼)の帯状の金属板を,プレス加工で折り曲げて,底部即ち外周部3と,外周部3の幅方向両側部に内向きに延びる側部4によって断面U字状に形成され,それによって環状の収容部5が形成されている。外輪2の内周側になる内周面29は,転動体のころ6が転動する軌道面に形成されている。外輪2は,例えば,プレス加工等で形成されているので,研削加工等で形成したものに比べて表面粗さの精度を確保し易くなっている。また,外輪2の側部4は,外輪2の内周側の環状収容部5に環状組立体7を配置したとき,環状組立体7が軸方向に抜け出ないような大きさ即ちサイズに設定され形成されている。
この発明による揺動軸受1において,特に,環状組立体7は,外輪2の環状の収容部5内に揺動自在に配設され且つ複数のころ6のみがそれぞれ保持される複数のポケット15が形成された円弧状の保持器9と,保持器9の一端側から他端側に向かって円弧状に延びる円弧状に形成され且つ外輪2の環状の収容部5に固定された円弧状の固定部材8とを有する。更に,環状組立体7は,保持器9と固定部材8との間には,一端が固定部材8に当接し且つ他端が保持器9に当接して保持器9にばね力を付勢する弾性部材であるリターンコイルばね10が配設されている。円弧状の保持器9は,幅方向に隔置した一対の円弧部17,及び円弧部17間に延び且つころ6が転動自在に収容されるポケット15を形成する柱部16から形成されている。保持器9は,図7に示すように,外周面からころ6を挿入可能な開口部14を備えたポケット15が周方向に沿って,例えば,1個の開口部14に3個ずつ形成されている。各ポケット15は,例えば,3つのローラ即ちころ6を保持可能に形成されている。保持器9の内周面には,各ころ6の一部を露出させる複数の窓部13が形成されている。各窓部13の窓幅は,ころ6の直径より小さく設定されているため,保持器9の内周側にころ6が脱落しないように,ころ6をいわゆる内径保持する形状に形成されている。ポケット15の開口部14の周方向長さは,図6に示すように,ポケット15に保持されたころ6の直径の総和よりも小さく設定されている。これにより,保持器9の外周側から,ころ6が脱落し難くなっている。また,保持器9の周方向両端面31には,それぞれガイド支柱11が形成されている。ガイド支柱11は,リターンコイルばね10に挿入可能な径に形成されている。また,固定部材8及び保持器9は,例えば,摺動性の良い樹脂材料,例えば,ナイロン66(PA66),ナイロン46(PA46),ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)等の合成樹脂で形成されている。
第1実施例では,環状組立体7を構成する弾性部材は,リターンコイルばね10が使用されている。環状組立体7を構成する保持器9は,その両端部にはガイド支柱11がそれぞれ形成されている。固定部材8は,その両端部にはガイド支柱11が遊嵌するガイド嵌合穴12がそれぞれ形成されている。保持器9のガイド支柱11には,リターンコイルばね10が遊嵌されている。外輪2に固定部材8を固着する固定方法は,外輪2の内周側に樹脂製の固定部材8を一体成形することによって固着することができる。この場合において,外輪2の外周部3に孔を形成し,該孔から樹脂を注入して固定部材8を外輪2に一体成形すると,固定部材8を外輪2に強固に固着できる。勿論,外輪2に固定部材8を固着する固定方法は,一体成形に限定されるものではなく,接着剤による接着や,凹凸嵌合等によって達成することができる。リターンコイルばね10は一端が保持器9に当接し,他端が固定部材8に当接するように構成されている。この揺動軸受1では,リターンコイルばね10のばね力により,揺動方向に保持器9を付勢できるようになっており,揺動軸受1が揺動すると,保持器9は元の位置に復帰するように揺動する。
図7には,環状組立体7を構成する円弧状の保持器9が示されており,図8には,環状組立体7を構成する円弧状の固定部材8が示されている。環状組立体7は,円弧状の保持器9と円弧状の固定部材8とを周方向に連結することによって形成されている。具体的には,円弧状の固定部材8には,その周方向の両端面32には,ガイド嵌合穴12がそれぞれ形成されている。また,円弧状の保持器9には,その両端面31から円弧状にそれぞれ延びるガイド支柱11が設けられている。固定部材8に形成されたガイド嵌合穴12には,保持器9に設けられたガイド支柱11がそれぞれ摺動自在に挿入されている。固定部材8に形成されるガイド嵌合穴12は,図示のように,少なくとも揺動軸19の揺動運動のストロークより深くなるように設定してもよく,保持部材8を貫通する孔に形成されてもよいものである。なお,ガイド嵌合穴12及びガイド支柱11には潤滑剤を塗布することができる。
次に,図9を参照して,第1実施例の揺動軸受1についてその使用状態,即ち動作について説明すると次のとおりである。なお,図9は,相手部材としてハウジング18を用いた例である。環状組立体7の中空孔30には,揺動運動する揺動軸19が挿入される。揺動軸19は,図9の矢印41で示すように,揺動方向に揺動するようになっている。また,揺動軸受1における円弧状の保持器9に装填されるころ6の占有範囲43は,揺動軸19の揺動量(揺動角)よりも大きくなるように設定され,占有範囲43が負荷領域に構成されている。また,揺動軸受1については,揺動軸19から揺動軸受1の径方向に向かって保持器9に負荷が加わるようになっている。揺動軸受1は,揺動軸19からの負荷方向が一定であり,揺動軸19の揺動に伴ない最大負荷を受けるころ6が順次変わるようになっている。勿論,揺動軸受1は.揺動軸19の揺動運動に追従して負荷方向が変動する場合であっても用いることができる。また,ころ6の位置以外は揺動軸19との間がすきまになるように設定されており,ころ6以外の位置は負荷を受けないように構成されている。上記のように形成された実施例1において,揺動軸19が揺動すると,負荷を受ける保持器9も揺動する。この際,保持器9のガイド支柱11が固定部材8のガイド嵌合穴13内を進退することによって,揺動に必要なストロークが確保されることになる。ここで,例えば,揺動軸19の反転時に,装置の振動等により,外輪2及び揺動軸19ところ6との間にすべりが生じ,それによって保持器9が揺動軸19の揺動に追従できない恐れがある。しかし,このような場合であっても,リターンコイルばね10によって保持器9が揺動方向に付勢されているため,揺動軸19の揺動に保持器9を追従させることができ,保持器9の位置ずれが抑制される。一方,装置の振動等によっては,揺動軸19が動き,構成6以外の固定部材8に揺動軸19が接するおそれがある。そのような場合,第1実施例は,固定部材8が摺動性が高い樹脂材料で形成しているため,揺動軸が接触した場合であっても揺動運動を阻害しないようになっている。更に,第1実施例は,揺動軸19が接しない固定部材8も円弧状に形成しているため,揺動軸19の取付時に,固定部材8に揺動軸19を摺接させて案内できるので,取付けが容易になるように構成されている。即ち,固定部材8が無い場合に,揺動軸19の上側に大きな隙間が形成されるため,その隙間方向に揺動軸19が動いてしまい,取付けが困難になる恐れがある。この隙間を円弧状の固定部材8で埋めることで,揺動軸19のぐらつきを抑え,揺動軸19を容易に取り付けることができる。原理的には,保持器9の両端のみに固定部材8が有れば済むことであるが,保持器9と対向する外輪2の位置に何もないと,揺動軸19を挿入し難いので,固定部材8も円弧状に形成されている。また,揺動軸受1は,一定の範囲で揺動運動を行う各種装置に用いることができる。なお,実施例1は,隣接するころ6が接する例であるが,隣接するころ6の間が隙間ができるように構成できる。また,リターンコイルばね10の換えてゴム等の公知の弾性部材を用いることもできる。
次に,図10〜図12を参照して,この発明による揺動軸受の第2実施例について説明する。第2実施例の揺動軸受1Aは,第1実施例の揺動軸受1と相違する点は,円弧状固定部材と円弧状保持器26,27が一対ずつ設けられており,円弧状固定部材は側部円弧状固定部材28両側部に位置して構成され,保持器は上円弧状保持器26と下円弧状保持器27で構成されている。即ち,第2実施例の揺動軸受1Aは,その上下に保持器26,27が配設され,保持器26,27間の左右に固定部材28が配設されており,その他の構成では,第1実施例の固定部材8と保持器9と同様な機能を果たすものである。また,第2実施例の揺動軸受1Aにおいて,環状組立体7Aを構成する円弧状固定部材28は,図12(b)に示すように,パイプ状に形成されており,ガイド嵌合穴12が貫通された形状に形成されていが,この機能は,第1実施例と同様であり,ガイド嵌合穴12にはガイド支柱11が摺動自在に嵌合するように構成されている。
次に,図13〜図17を参照して,この発明による揺動軸受の第3実施例について説明する。第3実施例の揺動軸受1Bについては,環状組立体7Aが第1実施例と異なっている以外は同一である。環状組立体7Aを構成する弾性部材は,リターン板ばね20である。リターン板ばね20は,一端が円弧状の固定部材21の端面32と当接する第1当接部25に形成され,他端が円弧状の保持器9の端面31と当接する第2当接部24に形成されている。即ち.固定部材21と保持器9との間に,リターン板ばね20を配置し,リターン板ばね20の伸縮により保持器9のストローク量を確保するとともに,保持器9を付勢している点である。固定部材21は帯状に形成され,その両端部には係合段部22が形成されており,係合段部22にリターン板ばね20の端部の第1当接部25が係合固定されている。この再,第1当接部材25の先端が外輪2の内周面と係合段部22挟まれ,リターン板ばね20が脱落し難くなっている。また,保持器9の端面31には,リターン板ばね20の他端部の第1当接部24が当接し固定されている。リターン板ばね20は,図16に示すように,例えば,プレス加工により形成されている。即ち,リターン板ばね20は,リターンコイルばねよりも低廉であるため,コストを低減できる。
この発明による揺動軸受は,各種の機械装置に適用して好ましいものである。
1,1A,1B 揺動軸受
2 外輪
3 外周部
4 側部
5 環状収容部
6 ころ
7,7A 環状組立体
8 固定部材
9 保持器
10 リターンコイルばね(弾性部材)
11 ガイド支柱
12 ガイド嵌合穴
13 窓部
14 開口部
15 ポケット
16 柱部
17 円弧部
19 揺動軸
20 リターン板ばね(弾性部材)
22 係合段部
24 第2当接部
25 第1当接部
29 内周面
30 中空孔
31,32 端面
2 外輪
3 外周部
4 側部
5 環状収容部
6 ころ
7,7A 環状組立体
8 固定部材
9 保持器
10 リターンコイルばね(弾性部材)
11 ガイド支柱
12 ガイド嵌合穴
13 窓部
14 開口部
15 ポケット
16 柱部
17 円弧部
19 揺動軸
20 リターン板ばね(弾性部材)
22 係合段部
24 第2当接部
25 第1当接部
29 内周面
30 中空孔
31,32 端面
Claims (5)
- リング状の外輪,及び前記外輪に形成された環状の収容部に前記外輪の内周面に沿って収容され且つ内周側に複数の転動体のころを介して揺動軸が配置されるリング状の環状組立体を有しており,
前記環状組立体は,前記外輪の前記収容部内に揺動自在に配設され且つ複数の前記ころがそれぞれ保持される複数のポケットが形成された円弧状の保持器と,前記保持器の両端側で円弧状に形成され且つ前記外輪の前記収容部に固定された固定部材とを有し,
前記保持器と前記固定部材との間には,一端が前記固定部材に当接し且つ他端が前記保持器に当接して前記保持器を付勢する弾性部材が配設されていることから成る揺動軸受。 - 前記外輪は,円環状の外周部,及び前記外周部の両側から内径方向にそれぞれ延びる一対の円環状の側部から成り,前記収容部は,前記外周部と一対の前記側部で囲まれる領域で形成されていることから成る請求項1に記載の揺動軸受。
- 前記保持器は,幅方向に隔置した一対の円弧部,及び前記円弧部間に延び且つ前記ころが転動自在に収容されるポケットを形成する柱部から形成されていることから成る請求項1又は2に記載の揺動軸受。
- 前記弾性部材はリターンコイルばねであり,前記保持器の両端部にはガイド支柱がそれぞれ形成されており,前記固定部材の両端部には前記ガイド支柱が遊嵌するガイド嵌合穴がそれぞれ形成されており,前記保持器の前記ガイド支柱に前記リターンコイルばねが遊嵌されていることから成る請求項1〜3のいずれか1項に記載の揺動軸受。
- 前記弾性部材はリターン板ばねであり,前記リターン板ばねは,一端が前記固定部材の端部と当接する第1当接部に形成され,他端が前記保持器の端部と当接する第2当接部に形成されていることから成る請求項1〜3のいずれか1項に記載の揺動軸受。
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| JP (1) | JP2020051504A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102024103468A1 (de) * | 2024-02-08 | 2025-08-14 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Schwenkwiegenlagerung |
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2018
- 2018-09-26 JP JP2018180736A patent/JP2020051504A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102024103468A1 (de) * | 2024-02-08 | 2025-08-14 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Schwenkwiegenlagerung |
| DE102024103468B4 (de) * | 2024-02-08 | 2025-12-18 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Schwenkwiegenlagerung |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20201016 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20201025 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201128 |