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JP2020051170A - 持ち出し構造 - Google Patents

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JP2020051170A JP2018183437A JP2018183437A JP2020051170A JP 2020051170 A JP2020051170 A JP 2020051170A JP 2018183437 A JP2018183437 A JP 2018183437A JP 2018183437 A JP2018183437 A JP 2018183437A JP 2020051170 A JP2020051170 A JP 2020051170A
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Abstract

【課題】デッキ部の高さ方向幅を小さくしても、デッキ部がたわむのを抑制することが可能な持ち出し構造を提供する。【解決手段】建物の躯体から外側へと持ち出されたデッキ部40を形成する持ち出し構造であって、デッキ部40は、直交集成板によって構成されると共に、少なくとも一部が躯体から持ち出され、下面に溝部41aが形成されたパネル41と、少なくとも一部が躯体から持ち出されると共に、溝部41aに埋め込まれた補強材42と、を具備する。【選択図】図3

Description

本発明は、建物の躯体から外側へと持ち出されたデッキ部を形成する持ち出し構造の技術に関する。
従来、建物の躯体から外側へと持ち出されたデッキ部を形成する持ち出し構造の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載される持ち出し構造は、バルコニーのデッキ部を形成するためのものである。デッキ部は、架設材に接合された複数の床根太に床合板が固定されることで形成される。
こうして形成されたデッキ部は、建物の躯体に片側で支持されるため、バルコニーに人が出た際等に、その重みでたわんでしまう可能性があった。また、デッキ部のたわみを抑制するために床根太の高さ方向幅を大きくすると、その分だけデッキ部の高さ方向幅が大きくなってしまい、建物の意匠性が低下する可能性があった。
特開2003−20718号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、デッキ部の高さ方向幅を小さくしても、デッキ部がたわむのを抑制することが可能な持ち出し構造を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、建物の躯体から外側へと持ち出されたデッキ部を形成する持ち出し構造であって、前記デッキ部は、直交集成板によって構成されると共に、少なくとも一部が前記躯体から持ち出され、下面に溝部が形成されたパネルと、少なくとも一部が前記躯体から持ち出されると共に、前記溝部に埋め込まれた補強材と、を具備するものである。
請求項2においては、前記補強材は、前記パネルの下面から下方へ突出するように形成されるものである。
請求項3においては、前記補強材は、前記パネルの下面から下方へ突出しないように形成されるものである。
請求項4においては、前記補強材は、前記パネルの下面に対して面一となるように形成されるものである。
請求項5においては、前記補強材は、軒天材を固定するための軒天下地を兼ねるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、デッキ部の高さ方向幅を小さくしても、デッキ部がたわむのを抑制することができる。
請求項2においては、デッキ部がたわむのを効果的に抑制することができる。
請求項3においては、デッキ部の高さ方向幅を小さくすることができる。
請求項4においては、デッキ部がたわむのを効果的に抑制することができると共に、デッキ部の高さ方向幅を小さくすることができる。
請求項5においては、デッキ部の施工性を向上させることができる。
建物を示した斜視図。 デッキ部及びその周辺の構成を示した側面断面図。 デッキ部の正面断面図。 パネルの一部を示した斜視図。 補強材を示した斜視図。 デッキ部の拡大正面断面図。 第一変形例に係るデッキ部を示した正面断面図。 第二変形例に係るデッキ部を示した正面断面図。 第三変形例に係るパネルの一部を示した斜視図。 第四変形例に係るデッキ部を示した正面断面図。 (a)第四変形例に係る軒天下地を回転させる様子を示した平面図。(b)軒天下地を回転させた後の様子を示した平面図。
以下の説明においては、図中に記した矢印に従って、上下方向、左右方向及び前後方向をそれぞれ定義する。
以下では、本発明の一実施形態に係る持ち出し構造について説明する。
持ち出し構造は、デッキ部40を形成するためのものである。デッキ部40は、建物1の躯体10から外側へと持ち出され(跳ね出され)、躯体10に片持ちで支持される屋外部分の床部を成すものである。なお、本実施形態係る屋外部分には、ベランダ30やバルコニーやテラス等が含まれる。本実施形態に係るデッキ部40は、図1に示す建物1に設けられる。
以下では、まず、図1を用いて、建物1の外観について説明する。
建物1は、人が居住する3階建ての木造住宅である。建物1は、躯体(建物本体)10、屋根20及びベランダ30等を具備する。
躯体10には、屋内空間を取り囲むように形成された外壁11等が含まれる。外壁11のうち、建物1の1階部分の前部には、建物1に出入りするための扉Aが設けられる。また、外壁11のうち、建物1の2階部分及び3階部分の前部には、ベランダ30と屋内空間とを行き来するための掃き出しサッシBが設けられる。屋根20は、躯体10の上方に設けられる。
ベランダ30は、躯体10から外側へ持ち出された屋外部分である。ベランダ30は、建物1の2階部分及び3階部分にそれぞれ設けられる。ベランダ30は、デッキ部40及び壁部50を具備する。
デッキ部40は、ベランダ30の床部を成すものである。デッキ部40は、片側(本実施形態では後側)が躯体10に支持されて、躯体10から前方へ持ち出される。デッキ部40については、後で詳述する。
壁部50は、デッキ部40から立ち上がる壁である。壁部50は、デッキ部40の縁部(左端部、右端部及び前端部)に形成される。壁部50の上面には、手摺(不図示)が設けられる。
次に、以上のように構成されたベランダ30のデッキ部40について、図2から図6までを用いて詳細に説明する。なお、図2は、デッキ部40及びその周辺の構成を示す側面断面図であり、説明の便宜上、外壁11や壁部50等の記載を省略している。
図2及び図3に示すように、デッキ部40は、パネル41、補強材42、軒天下地43及び軒天材44を具備する。
パネル41は、板面を上下方向に向けた板状の部材である。パネル41の前部は、躯体10から前方へ持ち出され、ベランダ30の全域に亘るように形成される。また、パネル41の後部は、躯体10内(屋内空間)に配置される。
図4に示すように、パネル41は、繊維方向(長手方向)が直交するようにひき板C1・C2を積層し、当該ひき板C1・C2を接着したCLT(Cross Laminated Timber、直交集成板)によって構成される。本実施形態に係るパネル41は、長手方向を前後方向(建物1に近接離間する方向)に向けたひき板C1と、長手方向を左右方向に向けたひき板C2とを、交互に積層することによって構成される。また、パネル41の最下層(最も下側)には、ひき板C1・C2のうち、長手方向を前後方向に向けたひき板C1が配置される。当該パネル41は、溝部41aを具備する。
図2から図4までに示す溝部41aは、後述する補強材42を埋め込むためのものである。溝部41aは、正面視略矩形状に形成される。溝部41aは、パネル41の下面における前部、具体的には躯体10から持ち出された部分に形成される。溝部41aは、前後方向に延びるように形成される。溝部41aの前端部は、パネル41の前端部で開口するように形成される。溝部41aは、左右方向に間隔をあけて複数形成される。
上述の如く、パネル41の最下層には、長手方向を前後方向(溝部41aの長さ方向と平行な方向)に向けたひき板C1が配置されている。そこで、本実施形態においては、図4に示すように、最下層のひき板C1を適宜取り外す(又は、パネル41の製造時に適宜間隔をあけて最下層のひき板C1を配置する)ことによって溝部41aを形成している。より詳細には、本実施形態においては、1枚のひき板C1を取り外して1つの溝部41aを形成している。これによれば、溝部41aを簡単に形成することができる。こうして形成された本実施形態に係る溝部41aは、長手方向視における形状が、最下層のひき板C1の長手方向視における断面形状と略同一の形状となる。
図2、図3及び図5に示す補強材42は、パネル41を補強すると共に、後述する軒天材44を固定する軒天下地を兼ねるものである。補強材42は、長手方向を前後方向に向けて配置されると共に、正面視略H字状に形成される長尺状の部材である。補強材42は、長手方向幅が溝部41aの長手方向幅と略同一となるように形成される。補強材42は、高さ方向幅(上下方向幅)が溝部41aの深さ(上下方向幅)よりも大きくなるように形成される。補強材42は、パネル41(CLT)よりも強度が高い材料によって構成される。本実施形態に係る補強材42は、鋼鉄で形成されたH形鋼によって構成される。補強材42の後端部には、複数のボルト孔E1が形成されたエンドプレートEが取り付けられる。図5及び図6に示すように、補強材42は、上フランジ42a、下フランジ42b及びウェブ42cを具備する。
上フランジ42aは、補強材42の上部に形成される板状の部分である。上フランジ42aは、その左右方向幅が溝部41aの左右方向幅と略同一となるように形成される。下フランジ42bは、補強材42の下部(上フランジ42aの下方)に形成される板状の部分である。上フランジ42a及び下フランジ42bは、その板面を上下方向に向けて互いに対向するように配置される。
ウェブ42cは、上フランジ42aと下フランジ42bとを接続する板状の部分である。ウェブ42cは、その板面を左右方向に向けて配置される。ウェブ42cは、その上端部が上フランジ42aの左右中央部と接続される。ウェブ42cは、その下端部が下フランジ42bの左右中央部と接続される。
図3に示す軒天下地43は、後述する軒天材44を固定するためのものである。軒天下地43は、長手方向を左右方向(補強材42の長手方向に対して直交する方向)に向けて配置される長尺状の部材である。軒天下地43は、左右に隣接する補強材42の間に配置可能となるように形成される。具体的には、軒天下地43は、長手方向幅が左右に隣接する補強材42のウェブ42cの間隔よりも小さくなるように形成される。図6に示すように、軒天下地43は、凹部43aを具備する。
凹部43aは、軒天下地43の下面に形成された凹みである。凹部43aは、正面視略矩形状に形成され、軒天下地43の前端部から後端部までに亘って形成される。また、凹部43aは、軒天下地43の下面における左端部及び右端部にそれぞれ形成される。
図2及び図3に示す軒天材44は、補強材42及び軒天下地43の下方に配置される板状の部材である。軒天材44は、ベランダ30の全域に亘るように形成される。
このように構成されるデッキ部40において、パネル41は、後部が躯体10に固定される。具体的には、パネル41の後部は、躯体10の柱12に架け渡されて左右方向に延びる梁13と、当該梁13に支持されて後方へ延びる横材14と、に載置され、釘が打ち込まれる等して当該梁13及び横材14に固定される。こうして、パネル41は、躯体10に片持ちで支持される。当該パネル41の後部は、屋内空間の床を構成する部材(例えば、床下地板や、床梁、床根太等)の一部又は全部を兼ねるように構成される。このような構成により、パネル41と前記床を構成する部材とを別々に設ける場合よりも施工性を向上させることができる。また、溝部41aの後端部には、躯体10と補強材42とを連結する金具Dが配置される。当該金具Dは、梁13の前端面(屋外側の面)に固定される。
また、補強材42は、図2及び図3に示すように、パネル41及び躯体10に固定される。具体的には、補強材42は、上フランジ42aがパネル41の溝部41aの底面(下方を向いた面)に当接され、ビス等によって当該溝部41a(パネル41)に固定される。こうして、補強材42は、溝部41aに埋め込まれる。当該補強材42は、上部(本実施形態では上半分)が溝部41a内に配置されると共に、下部(本実施形態では下半分)がパネル41から下方へ突出する。また、補強材42は、溝部41aに対して前後方向の位置を合わせて配置される。こうして、補強材42は、溝部41aの全域に亘るように設けられる。また、補強材42は、エンドプレートEのボルト孔E1(図5参照)にボルトが締結されることにより、金具Dに固定される。これにより、補強材42は、金具D及びエンドプレートEを介して躯体10に固定され、全体が躯体10から持ち出される。当該補強材42は、複数の溝部41aに対応するように配置される(全ての溝部41aに補強材42がそれぞれ設けられる)。
また、図3に示すように、軒天下地43は、左右の凹部43aが左右に隣接する補強材42の下フランジ42bにそれぞれ引っ掛けられ、ビス等によって当該下フランジ42bに固定される。当該軒天下地43は、左右に隣接する補強材42の間にそれぞれ配置される。また、軒天下地43は、前後方向に間隔をあけて複数配置される。こうして、本実施形態においては、軒天下地43と補強材42とにより、格子状の軒天下地が形成される。軒天材44は、この格子状に形成された補強材42及び軒天下地43に、ビス等によって固定される。
以上のようにして、パネル41、補強材42、軒天下地43及び軒天材44が適宜固定されることにより、デッキ部40が設けられる。当該デッキ部40(パネル41及び補強材42)は、躯体10に片持ちで支持されることとなる。
また、本実施形態においては、当該デッキ部40に、図1に示す壁部50が設けられてベランダ30が形成される。当該デッキ部40は、当該壁部50から下方への荷重を受けることとなる。また、当該デッキ部40は、ベランダ30に人が出た際等に下方への荷重を受けることとなる。デッキ部40は、躯体10に片持ちで支持されているため、強度を確保しなければ、下方への荷重を受けてたわんでしまう可能性がある。
本実施形態に係るデッキ部40は、図2に示すパネル41及び補強材42によって、たわむのを抑制している。具体的には、デッキ部40は、強度に優れたCLTによってパネル41を構成することで、パネル41自体の強度を向上させている。また、デッキ部40は、当該パネル41の下方に補強材42を設けることで、パネル41を補強している。以上によれば、デッキ部40は、強度が高いパネル41(CLT)と、当該パネル41よりもさらに強度が高い補強材42と、により下方への荷重を受けることができる。これによって、デッキ部40の強度を確保することができる。
また、デッキ部40は、強度を確保することにより、躯体10から持ち出される長さ(ベランダ30の前後方向幅)を長くすることができる。これにより、ベランダ30のスペースを確保できるため、ベランダ30の利便性を向上させることができる。
また、デッキ部40は、補強材42を単にパネル41の下に設けるのではなく、補強材42を溝部41aに埋め込む(補強材42の少なくとも一部を溝部41aの内側に配置する)ことで、高さ方向幅を小さくすることができる。また、上述の如く、デッキ部40は、強度に優れたCLTによってパネル41を構成している。このような構成によりパネル41の厚みを薄くする(高さ方向幅を小さくする)ことができる。以上により、デッキ部40は、高さ方向幅を小さくしても、たわむのを抑制することができる。これによれば、デッキ部40が目立ち難くなって、建物1の意匠性を向上させることができる。
また、溝部41aによれば、補強材42をパネル41に固定する際に、当該補強材42をパネル41に対して位置決めすることができる。このため、補強材42をパネル41に取り付け易くすることができ、施工性を向上させることができる。
また、補強材42は、軒天材44を支持している(軒天下地の一部を成している)。これによれば、新たに軒天下地を組む場合(軒天下地43と補強材42とは異なる部材とを格子状に形成する場合)と比較して、デッキ部40の施工性を向上させることができる。
また、上述の如く、補強材42は、全体が躯体10から持ち出されるように(後端部が屋内空間に位置しないように)構成されている。このような構成によれば、屋内空間に補強材42のスペースを確保しなくて済むため、建物1の設計自由度を向上させることができる。
また、パネル41は、躯体10の梁13及び横材14に載置されている。これにより、パネル41を設置するときに、当該パネル41を置くだけで梁13及び横材14で支えることができるため、デッキ部40の施工性を向上させることができる。
以上の如く、本実施形態に係る持ち出し構造は、建物1の躯体10から外側へと持ち出されたデッキ部40を形成する持ち出し構造であって、前記デッキ部40は、直交集成板によって構成されると共に、少なくとも一部が前記躯体10から持ち出され、下面に溝部41aが形成されたパネル41と、少なくとも一部が前記躯体10から持ち出されると共に、前記溝部41aに埋め込まれた補強材42と、を具備するものである。
このように構成することにより、デッキ部40の高さ方向幅を小さくしても、デッキ部40がたわむのを抑制することができる。
また、前記補強材42は、前記パネル41の下面から下方へ突出するように形成されるものである。
このように構成することにより、補強材42の高さを確保して補強材42の強度を向上させることができる。これにより、デッキ部40がたわむのを効果的に抑制することができる。
また、前記補強材42は、軒天材44を固定するための軒天下地を兼ねるものである。
このように構成することにより、新たに軒天下地を組むよりも、デッキ部40の施工性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態に係る持ち出し構造は、ベランダ30に適用されるものとしたが、持ち出し部の適用対象は、躯体10から外側へ持ち出される(跳ね出す)ものであれば、ベランダに限定されるものではない。持ち出し構造は、例えば、バルコニー等に適用されていてもよい。また、持ち出し構造は、戸建て住宅以外の建物、例えば、店舗等で用いられてもよい。
また、パネル41は、一部(前部)が躯体10から持ち出されるものとしたが、パネル41の躯体10から持ち出される部分は、これに限定されるものではなく、例えば、パネル41の全体が躯体10から持ち出されていてもよい。
また、補強材42は、全体が躯体10から持ち出されるものとしたが、補強材42の躯体10から持ち出される部分は、これに限定されるものではなく、例えば、補強材42の一部が躯体10から持ち出されていてもよい。この場合、補強材42の残りの部分を躯体10内に配置することができる。
また、補強材42は、パネル41よりも強度が高ければ、その材料は鋼鉄に限定されるものではなく、他の材料、例えば、ステンレス鋼等の金属材料を用いてもよい。また、補強材42の材料は、金属材料に限定されるものではなく、チタン等の非金属材料であってもよい。なお、補強材42は、デッキ部40の耐火性を向上できるという観点から、燃え難い材料であることが望ましい。
また、補強材42は、1つの部材(H形鋼)によって構成されるものとしたが、これに限定されるものではなく、図7に示す第一変形例に係るデッキ部140の補強材142のように、複数の部材によって構成されるものであってもよい。第一変形例に係る補強材142は、第一部材142a及び第二部材142bを具備する。
第一部材142a及び第二部材142bは、それぞれ長手方向を前後方向に向けた溝形鋼によって構成される。第一部材142aは、開口部を左方に向けて配置される。第二部材142bは、開口部を右方に向けて配置される。第一部材142a及び第二部材142bは、互いに背中合わせで(開口する側とは反対側の端面同士が接触するように)配置される。こうして、補強材142は、正面視略H字状に形成される。第一部材142a及び第二部材142bは、上下方向幅が溝部41aの深さ(上下方向幅)と略同一となるように形成される。第一部材142a及び第二部材142bは、上面が溝部41aの底面(下方を向いた面)に当接されて、下面がパネル41の下面と面一となるように形成される。このような構成により、補強材142の全体を溝部41aに埋め込んで(溝部41aから突出しないようにして)、デッキ部140の高さ方向幅を小さくすることができる。
また、補強材142には、本実施形態とは異なり、軒天下地43が固定されていない。また、第一変形例に係るデッキ部140は、パネル41及び補強材142に軒天材44が固定される。このように、第一変形例においては、パネル41及び補強材142が、軒天材44を固定するための軒天下地を兼ねるように構成されている。これによれば、格子状の軒天下地を組まなくて済むため、デッキ部140の施工性を向上させることができる。
また、補強材42は、正面視略H字状に形成されるものとしたが、補強材42の形状はこれに限定されるものではなく、任意の形状とすることができる。補強材42は、例えば、図8に示す第二変形例に係るデッキ部240の補強材242のように、正面視略矩形環状に形成されていてもよい。第二変形例に係る補強材242は、第一変形例に係る補強材142の第一部材142a及び第二部材142bの開口部の向きを、それぞれ反対向きにした、第一部材242a及び第二部材242bを具備する。第二変形例に係る補強材242は、第一変形例に係る補強材142と同様に、下面がパネル41の下面と面一となるように形成される。これにより、デッキ部240の高さ方向幅を小さくすることができる。
以上の如く、第一変形例及び第二変形例において、前記補強材142・242は、前記パネル41の下面から下方へ突出しないように形成されるものである。
このように構成することにより、デッキ部140・240の高さ方向幅を小さくすることができる。
また、前記補強材142・242は、前記パネル41の下面に対して面一となるように形成されるものである。
このように構成することにより、補強材142・242がパネル41の下面から突出しない範囲において、補強材142・242の高さを極力高くして補強材142・242の強度を向上させることができる。これにより、デッキ部140・240がたわむのを効果的に抑制することができると共に、デッキ部140・240の高さ方向幅を小さくすることができる。
また、補強材42は、必ずしもH形鋼や溝形鋼のような形鋼によって構成されている必要はなく、任意の部材(例えば、角パイプ等)によって構成されていてもよい。
また、溝部41aは、正面視略矩形状に形成されるものとしたが、補強材42を埋め込むことができれば、溝部41aの形状はこれに限定されるものではない。溝部41aは、例えば、正面視略台形状等であってもよい。
また、溝部41aは、パネル41の最下層のひき板C1を取り外すことによって形成されるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、パネル41の下面を削ることで形成されるものであってもよい。また、溝部41aは、図9に示す第三変形例に係る溝部341cのように、複数の部材(上側部材341a及び下側部材341b)を適宜組み合わせることによって形成されていてもよい。
第三変形例に係るパネル341は、略板状の上側部材341a及び下側部材341bを具備する。なお、図9においては、説明の便宜上、上側部材341a及び下側部材341bの外縁部を太線で示している。上側部材341a及び下側部材341bは、CLTによって構成される。上側部材341aは、パネル341の上部を成す部分である。下側部材341bは、パネル341の下部を成す部分である。下側部材341bは、上側部材341aよりも左右方向幅が小さくなるように形成される。下側部材341bは、上側部材341aの下面に接合される。下側部材341bは、左右方向に間隔をあけて複数配置される。
第三変形例において、溝部341cは、左右の下側部材341bの間に形成される。第三変形例に係るパネル341によれば、本実施形態に係る溝部41aよりも大きな形状の溝部341cを簡単に形成することができる。
また、軒天下地43の凹部43aは、軒天下地43の下面に形成されるものとしたが、補強材42に取付可能であれば、その形成される箇所は、これに限定されるものではない。図10に示す第四変形例に係るデッキ部440は、軒天下地443の凹部443aの形成箇所を本実施形態とは異なる箇所に変更したものである。具体的には、凹部443aは、軒天下地443の下面よりも高い位置(上下中途部)に形成される。凹部443a内には、補強材42の下フランジ42b(左端部又は右端部)が配置される。
第四変形例に係る軒天下地443は、以下のようにして補強材42に固定される。すなわち、図11(a)に示すように、軒天下地443は、長手方向が斜め方向(左後方向(右前方向))に向けられた状態で、左右の補強材42(下フランジ42b)の間に配置される。そして、軒天下地443は、長手方向が左右方向を向くように回転される(図11(a)に黒塗りで示す矢印参照)。これにより、図10及び図11(b)に示すように、軒天下地443は、左右の凹部443aが左右の補強材42の下フランジ42bにそれぞれ嵌め合わされて、左右の補強材42に固定される。このような構成によれば、簡単に軒天下地443を固定することができるため、施工性を向上させることができる。
1 建物
10 躯体
40 デッキ部
41 パネル
41a 溝部
42 補強材

Claims (5)

  1. 建物の躯体から外側へと持ち出されたデッキ部を形成する持ち出し構造であって、
    前記デッキ部は、
    直交集成板によって構成されると共に、少なくとも一部が前記躯体から持ち出され、下面に溝部が形成されたパネルと、
    少なくとも一部が前記躯体から持ち出されると共に、前記溝部に埋め込まれた補強材と、
    を具備する、
    持ち出し構造。
  2. 前記補強材は、
    前記パネルの下面から下方へ突出するように形成される、
    請求項1に記載の持ち出し構造。
  3. 前記補強材は、
    前記パネルの下面から下方へ突出しないように形成される、
    請求項1に記載の持ち出し構造。
  4. 前記補強材は、
    前記パネルの下面に対して面一となるように形成される、
    請求項3に記載の持ち出し構造。
  5. 前記補強材は、
    軒天材を固定するための軒天下地を兼ねる、
    請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の持ち出し構造。
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