[go: up one dir, main page]

JP2020046261A - 零相変流器の健全性診断方法及びパワーコンディショナ - Google Patents

零相変流器の健全性診断方法及びパワーコンディショナ Download PDF

Info

Publication number
JP2020046261A
JP2020046261A JP2018173906A JP2018173906A JP2020046261A JP 2020046261 A JP2020046261 A JP 2020046261A JP 2018173906 A JP2018173906 A JP 2018173906A JP 2018173906 A JP2018173906 A JP 2018173906A JP 2020046261 A JP2020046261 A JP 2020046261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zero
value
current
current transformer
phase current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018173906A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7572140B2 (ja
Inventor
幸一 竹下
Koichi Takeshita
幸一 竹下
直嗣 鵜殿
Naotada Udono
直嗣 鵜殿
綾井 直樹
Naoki Ayai
直樹 綾井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2018173906A priority Critical patent/JP7572140B2/ja
Publication of JP2020046261A publication Critical patent/JP2020046261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7572140B2 publication Critical patent/JP7572140B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Transformers For Measuring Instruments (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】零相変流器において、コイルの断線だけではなく経年劣化に伴う故障も検出できるような零相変流器の健全性診断方法、及びそうした健全性診断を行うことができる機能を備えたパワーコンディショナを提供する。【解決手段】零相変流器の健全性診断方法は、零相変流器を挿通する線に既知の第1の電流値の電流を流したときの零相変流器による第1の測定電流値と、第1の電流値と異なる既知の第2の電流値の電流を線に流したときの零相変流器による第2の測定電流値とを測定するステップ136及び148と、第1の電流値と第1の測定電流値との差の絶対値が第1のしきい値以内であるか否か、及び、第2の電流値と第2の測定電流値との差の絶対値が第2のしきい値以内であるか否かにしたがって、零相変流器が健全か否かを判定するステップ138及び150とを含む【選択図】図4

Description

この発明は零相変流器の健全性診断方法及びパワーコンディショナに関する。
一般家庭及びその他の事業所にも太陽光発電が普及している。太陽光発電の出力は不安定であり、これをそのまま交流に変換して一般の電気製品に与えると電気製品の動作に悪影響を及ぼす可能性が高い。そのため、太陽光発電の出力を昇圧し、安定した電圧及び周波数で出力するためのパワーコンディショナが用いられる。最近ではさらに蓄電池が接続可能なハイブリッドパワーコンディショナも普及しつつある。この明細書では、パワーコンディショナという表現はハイブリッドパワーコンディショナも含むものとする。
太陽光発電では、パネル及び配線を経路とした漏電のリスクがあり、その対策として、漏電ブレーカを採用した外部保護装置を使用したり、零相変流器(ZCT)をパワーコンディショナの出力部分に設け、ZCTの出力を監視する装置をパワーコンディショナに内蔵して漏電を常時監視したりする手法が採用されている。しかし、パワーコンディショナによる監視を行う場合、ZCT自体に故障が発生すると、例えば地絡事故が発生してもパワーコンディショナの出力異常を検出できないという問題がある。こうした事態が発生することを避けるために、ZCTの故障診断を行う必要がある。
ZCTの故障診断を行うための提案が後掲の特許文献1に開示されている。図1Aを参照して、特許文献1に開示された発明では、ZCT30の環状部分に、パワーコンディショナの出力の電力線に加えて、一定の直流のオフセット電流が流れる線40を挿通する。そして、常時例えば5mAの電流をこの線40に流し、このときZCT30が検出する電圧V=V5mAを測定回路32で測定する。一方、図1Bに示すように、他の時点で線40に通す電流を0mAとし、このときのZCT30が出力する電圧V=V0mAを測定回路32で測定する。
そして、VとVとを比較し、V≠VであればZCT30は正常と判定し、V=VであればZCT30に異常があると判定する。これは、ZCT30が断線していれば、線40に電流を流している場合とそうでない場合とでZCT30の出力に違いが生じないことによる。
特許第6362837号
しかし、文献1に開示の技術では解決すべき以下のような問題がある。すなわち、特許文献1に開示された技術で検出できるのはZCT30の断線だけという問題である。ZCT30の故障モードは断線だけではない。例えばZCT30の内部のコイル絶縁層の絶縁破壊によるレアショートがある。レアショートが生ずるとZCT30の内部のコイルの巻数が見かけ上低下する。この場合、ZCT30の検出感度が低下することになる。レアショートが生じたときには、ZCT30の検出感度は低下するがその出力は0にはならない。すなわち特許文献1に開示の技術ではZCT30に生ずるレアショートという故障を検出できないという問題がある。レアショートはコイル絶縁層の経年劣化により生ずることが多い。電路の絶縁抵抗が低下することによりこうしたトラブルが発生することが多く、ZCT30に断線が生ずるようなトラブルだけではなく、経年によりZCT30に生ずるトラブルもできるだけ早期に検出できるようにする必要がある。特に経年劣化によりZCT30にトラブルが生じたことを検出できずに、パワーコンディショナに地絡及び火災等の重大な事故が発生する危険性もあり、そうした事態は避ける必要がある。
それゆえに、この発明は、零相変流器において、コイルの断線だけではなく経年劣化に伴う故障も検出し安全に貢献できるような零相変流器の健全性診断方法、及びそうした健全性診断を行うことができる機能を備えたパワーコンディショナを提供することを目的とする。
この発明の第1の局面に係る零相変流器の健全性診断方法は、零相変流器を挿通する線に既知の第1の電流値の電流を流したときの零相変流器による第1の測定電流値と、第1の電流値と異なる既知の第2の電流値の電流を線に流したときの零相変流器による第2の測定電流値とを測定するステップと、第1の電流値と第1の測定電流値との差の絶対値が第1のしきい値以内であるか否か、及び、第2の電流値と第2の測定電流値との差の絶対値が第2のしきい値以内であるか否かにしたがって、零相変流器が健全か否かを判定するステップとを含む。
この発明の第2の局面に係る零相変流器の健全性診断方法は、上記したいずれかの方法の各ステップを所定時間間隔で繰返して実行する。
この発明の第3の局面に係る零相変流器の健全性診断方法は、上記したいずれかの方法の各ステップを連続して繰返し実行する。
この発明の第4の局面に係るパワーコンディショナは、出力電流の電流値を測定する零相変流器の出力を用いて制御されるパワーコンディショニング部と、零相変流器に挿通される線を用いて零相変流器の健全性を診断し、その結果によりパワーコンディショニングの運転の可否を制御する零相変流器の健全性診断回路とを含む、パワーコンディショナであって、健全性診断回路は、零相変流器を挿通する線に既知の第1の電流値の電流を流したときの零相変流器による第1の測定電流値と、第1の電流値と異なる既知の第2の電流値の電流を線に流したときの零相変流器による第2の測定電流値とを測定する電流測定回路と、第1の電流値と第1の測定電流値との差の絶対値が第1のしきい値以内であるか否か、及び、第2の電流値と第2の測定電流値との差の絶対値が第2のしきい値以内であるか否かにしたがって、零相変流器が健全か否かを判定する判定回路とを含む。
この発明によれば、零相変流器において、コイルの断線だけではなく経年劣化に伴う故障も検出し安全に貢献できるような零相変流器の健全性診断方法、及びそうした健全性診断を行うことができる機能を備えたパワーコンディショナを提供できる。
この発明の権利範囲、実施の形態及びその変形例は、添付した図面とともに以下の実施形態の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
図1Aは、特許文献1に開示されたZCTの異常検出の方法を示す図である。 図1Bは、特許文献1に開示されたZCTの異常検出の方法を示す図である。 図2は、この発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナを採用した電力制御システムの構成を示すブロック図である。 図3は、図2に示すパワーコンディショナの電流源のブロック図である。 図4は、図2に示すパワーコンディショナにおいてZCTの異常検出を実現するコンピュータプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図5は、図2に示すパワーコンディショナにおけるZCTの異常検出の際のZCTへの挿通電流とZCTの出力の測定値との関係の1例を示す図である。 図6は、図2に示す制御部76を実現するプロセッサのハードウェア構成を示すブロック図である。 図7は、電流源の他の1例の構成を示すブロック図である。 図8は、電流源のさらに他の1例の構成を示すブロック図である。 図9は、電流源のさらに他の1例の構成を示すブロック図である。 図10は、この発明の第2の実施の形態に係るパワーコンディショナにおいて、ZCTの異常検出を行うためのコンピュータプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図11は、図10に示すフローチャートにおいて、ZCTへの第1の挿通電流によるZCTの出力電流の測定処理を実現するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図12は、図10に示すフローチャートにおいて、ZCTへの第2の挿通電流によるZCTの出力電流の測定処理を実現するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
[この発明の実施形態の説明]
最初に、この発明の実親形態の内容を列記して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組合せてもよい。
(1) この発明の第1の局面に係る零相変流器の健全性診断方法は、零相変流器を挿通する線に既知の第1の電流値の電流を流したときの零相変流器による第1の測定電流値と、第1の電流値と異なる既知の第2の電流値の電流を線に流したときの零相変流器による第2の測定電流値とを測定するステップと、第1の電流値と第1の測定電流値との差の絶対値が第1のしきい値以内であるか否か、及び、第2の電流値と第2の測定電流値との差の絶対値が第2のしきい値以内であるか否かにしたがって、零相変流器が健全か否かを判定するステップとを含む。少なくとも互いに異なる2つの電流値を用いて測定した測定電流値の各々について、異常が検出されないか否かを判定するので、零相変流器の断線だけではなく、検出値の低下を検出することで零相変流器のレアショート等も検出でき、より信頼性高く零相変流器の健全性を判定できる。
(2)好ましくは、測定するステップは、第1の測定電流値と、第2の測定電流値とをそれぞれ所定の時間間隔で繰返し測定するステップを含み、判定するステップは、繰返し測定するステップにおいて、第1の電流値との差の絶対値が第1のしきい値より大きな第1の測定電流値が第1の上限数以上連続して測定されたことに応答して、零相変流器の健全性が損なわれたことを表す第1の処理を実行するステップと、繰返し測定するステップにおいて、第2の電流値との差の絶対値が第2のしきい値より大きな第2の測定電流値が第2の上限数以上連続して測定されたことに応答して、零相変流器の健全性が損なわれたことを表す第2の処理を実行するステップと、第1の処理及び第2の処理のいずれも実行されずに繰返し測定するステップが所定回数実行されたことに応答して、零相変流器が健全であると判定し、零相変流器の健全性の診断を終了するステップとを含む。測定電流値の異常が複数回連続して得られたときに異常と判定するので、何らかの原因で突発的に異常な値が得られたときに直ちに零相変流器の出力を用いて制御されている機器の運転を停止するという事態を避けることができ、運転を安定に保ちながら零相変流器の異常を検出できる。
(3)より好ましくは、第1の電流の電流値は0ミリアンペアであり、第1の処理は、零相変流器の出力を用いて制御が行われている機器の運転を停止する処理を含む。零相変流器に流す電流値が0ミリアンペアであるときに測定電流値の値がこれと食い違っているときには、零相変流器に重大な故障が生じている可能性が高い。この場合に機器の運転を停止するので事故の発生を効率的に防止できる。
(4)さらに好ましくは、第2の処理は、繰返し測定するステップにおいて測定された第1の測定電流値及び第2の測定電流値を用いて、零相変流器の測定電流値の校正を行う処理を含む。校正を行うことで、零相変流器に経年劣化による出力電流値の低下があったとしても、適切な時期にメンテナンスを行うまで、機器を継続して運転できる。
(5)好ましくは、第2の処理はさらに、零相変流器の健全性が損なわれていることを示す警告を出力する処理を含む。警告を表示するので、零相変流器のメンテナンスをすべきことを管理者に報知でき、機器の動作が不安定になることを防止できる。
(6)より好ましくは、第2の処理は、さらに、零相変流器の健全性が損なわれていると判定された時刻を特定する情報を記憶装置に記憶するステップを含み、零相変流器の健全性診断方法はさらに、零相変流器のメンテナンスが行われたことに応答して、時刻を特定する情報をクリアするステップと、時刻を特定する情報がクリアされておらず、かつ時刻を特定する情報により特定される時刻から現在時刻までの経過時間が一定のしきい時間より大きいことに応答して、零相変流器の出力を用いて制御が行われている機器の運転を停止するステップとを含む。零相変流器の健全性が損なわれていても、構成により機器の運転を継続できるが、零相変流器については早期にメンテナンスをする必要がある。メンテナンスすることなく所定の期間が経過すると機器の運転が停止されるので、メンテナンスを確実に行い、機器の運転が不安定になることが防止できる。
(7)この発明の第2の局面に係る零相変流器の健全性診断方法は、上記したいずれかの方法の各ステップを所定時間間隔で繰返して実行する。所定時間間隔で診断を繰返すので、システム全体にかかる負荷をあまり大きくせず、一定の遅延時間で零相変流器の健全性を信頼性高く判定できる。
(8)この発明の第3の局面に係る零相変流器の健全性診断方法は、上記したいずれかの方法の各ステップを連続して繰返し実行する。連続して診断を行うので、零相変流器の健全性が損なわれたときに直ちにそれを検出でき、早期に機器の安定運転のための措置を採ることができる。
(9)この発明の第4の局面に係るパワーコンディショナは、出力電流の電流値を測定する零相変流器の出力を用いて制御されるパワーコンディショニング部と、零相変流器に挿通される線を用いて零相変流器の健全性を診断し、その結果によりパワーコンディショニングの運転の可否を制御する零相変流器の健全性診断回路とを含む、パワーコンディショナであって、健全性診断回路は、零相変流器を挿通する線に既知の第1の電流値の電流を流したときの零相変流器による第1の測定電流値と、第1の電流値と異なる既知の第2の電流値の電流を線に流したときの零相変流器による第2の測定電流値とを測定する電流測定回路と、第1の電流値と第1の測定電流値との差の絶対値が第1のしきい値以内であるか否か、及び、第2の電流値と第2の測定電流値との差の絶対値が第2のしきい値以内であるか否かにしたがって、零相変流器が健全か否かを判定する判定回路とを含む。少なくとも互いに異なる2つの電流値を用いて測定した測定電流値の各々について、異常が検出されないか否かを判定するので、零相変流器の断線だけではなく、検出値の低下を検出することで零相変流器のレアショート等も検出でき、より信頼性高く零相変流器の健全性を判定できる。
[この発明の実施形態の詳細]
以下の実施形態の説明及び図面では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの機能及び名称も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
(第1の実施形態)
[構成]
[パワーコンディショナ56]
図2に、この発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナ56を採用した電力制御システム50の構成を示す。図2を参照して、この電力制御システム50は、パワーコンディショナ56と、パワーコンディショナ56に接続された太陽電池パネル54及び蓄電池52と、パワーコンディショナ56の出力と商用電力系統58との間に接続され、負荷62に電力を供給するための分電盤60と、パワーコンディショナ56の出力と分電盤60の入力との間の出力線、及びパワーコンディショナ56から出てパワーコンディショナ56に戻る、異常検出のための線66とを囲むように設置され、両端がパワーコンディショナ56に接続されたZCT64とを含む。
パワーコンディショナ56は、蓄電池52が接続された第1のコンバータ部70と、太陽電池パネル54が接続された第2のコンバータ部72と、第1のコンバータ部70及び第2のコンバータ部72に接続された一方端子と、分電盤60の入力に接続された他方端子とを持つインバータ部74とを含む。
パワーコンディショナ56はさらに、ZCT64により囲まれた線を通る電流によりZCT64に生ずる電流を測定するようZCT64の両端に接続された零相電流測定回路80と、ZCT64を挿通する異常検出のための線66の両端が接続され、異常検出のための線66に通す電流を発生させるための電流源78と、パワーコンディショナ56の各部を制御するとともに、電流源78を制御して異常検出のための線66に所定の電流を流し、そのとき零相電流測定回路80により測定されたZCT64に流れる電流の電流値に基づいてZCT64が健全か否かを定期的に判定し、ZCT64の異常が検出された際には適切な処理を行うための制御部76と、制御部76がZCT64の異常判定に使用するための、零相電流測定回路80による測定値等のデータを記憶するための不揮発性記憶装置である測定値記憶部82とを含む。
[電流源78]
図3は、図2に示す電流源78の構成を示す。図3を参照して、電流源78は、一定の電流値の直流電流を出力するためのものであって、電圧源100と、電圧源100の一方端子と異常検出のための線66の一方端との間に接続された電流制限抵抗106と、電圧源100の他方の端子と異常検出のための線66の他方端との間に接続され、制御部76による制御にしたがって電圧源100と異常検出のための線66とを接続し、又は切断することによって、異常検出のための線66に所定の電流値の電流を流し、又は切断するためのスイッチ102とを含む。
[異常判定プログラム]
図2に示す制御部76は、所定のコンピュータプログラムを実行し、零相電流測定回路80の出力に基づいて電流源78を制御してZCT64が健全か否かを判定する。図4にこのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す。このプログラムは、たとえば所定時間間隔で定期的に、繰返し呼び出される。例えば毎正時に実行するようにしてもよいし、太陽電池パネル54の発電がない深夜に毎日1度だけ実行するようにしてもよい。
図4を参照して、このプログラムは、以下の手続きで行われる繰返し処理を制御するための繰返制御変数N、及び連続して異常が検出された回数を計数するための変数N1及びN2を0に設定するステップ130を含む。繰返制御変数Nは、ZCT64が健全か否かを判定するための1回の処理中に所定のループを繰返し実行した回数を示す。変数N1及び変数N2は、以下に述べるように、測定値として連続して異常な値となった回数を計数するためのものである。
このプログラムはさらに、ステップ130に続いて繰返制御変数Nが最大回数K以上か否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ132と、ステップ132における判定が肯定のときに実行され、ZCT64が健全であると判定して処理を終了するステップ166とを含む。ステップ166では何らかの処理を実行する必要は特にないが、異常が検出されなかったことをログに記録したり、図示しない管理者又は管理装置に通知したりしてもよい。なお、最大回数Kは、設計時、パワーコンディショナ56の設置時、又は設置後の任意の時期に設定できる。
このプログラムはさらに、ステップ132の判定が否定であることに応答して、電流源78を制御して異常検出のための線66に所定の挿通電流0を通電するステップ134と、ステップ134に続き、挿通電流0の通電中のZCT64の出力電流を零相電流測定回路80(図2参照)により測定した値の入力を受けるステップ136とを含む。この実施の形態では、挿通電流0の電流値は0であり、図3において制御部76がスイッチ102を制御してスイッチ102をオフすることに対応する。
このプログラムはさらに、ステップ136で測定されたZCT64の出力電流の測定値が0±ΔX(ΔXは所定のしきい値)の範囲にあるか否かを判定するステップ138と、ステップ138の判定が肯定のとき(すなわちZCT64が一応健全と考えられるとき)に、変数N1の値を0にリセットするステップ144と、ステップ144に続き、挿通電流X(電流値=X)を異常検出のための線66に通電するステップ146と、この挿通電流Xの通電中にZCT64の出力電流を零相電流測定回路80により測定した値を受けるステップ148と、ステップ148で測定した測定値がX±ΔXの範囲内にあるか否かを判定して制御の流れを分岐させるステップ150とを含む。
ステップ138に戻り、このプログラムはさらに、ステップ138の判定が否定のときに、変数N1の値に1を加算するステップ140と、ステップ140の処理の結果、変数N1の値が予め定められた定数K1未満か否かを判定し、判定結果が否定のときにはパワーコンディショナ56の運転を停止し、肯定のときには制御をステップ146に移すステップ142とを含む。
ステップ150に戻り、このプログラムはさらに、ステップ150の判定が肯定であることに応答して変数N2の値を0にリセットするステップ152と、ステップ152に続き、変数Nの値に1を加算して制御をステップ132に戻すステップ164とを含む。
このプログラムはさらに、ステップ150の判定が否定であるときに、変数N2の値に1を加算するステップ154と、ステップ154に続き、変数N2が所定の定数K2未満か否かを判定し、その結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ156と、ステップ156の判定が否定のときに、ZCT64の状態について警報を発報するステップ158と、ステップ158に続き、挿通電流0、XのときのZCT64の出力電流の測定データを用いて自己校正を行うステップ160と、ステップ160に続き、変数N2の値を0にリセットした後制御をステップ164に移すステップ162とを含む。ステップ156の判定が肯定のときには制御はステップ164に移動する。
自己校正は例えば以下のようにして行われる。なお、挿通電流が0のときのZCT64の出力電流の測定値iが0±ΔXの範囲に存在しないとき(図4のステップ138の判定でNOを繰返し、その結果、ステップ142の判定がNOになったとき)には、再校正は不可を前提とする。この場合にはZCT64の故障ではなく、測定回路の故障の可能性が高いためである。そうでないときには以下の手順を実行する。
1)挿通電流i=X(>0)を線66に流したときのZCT64の出力電流の測定値をiとする。ステップ160の処理が実行されるのは、iがX±ΔXの範囲内になかった場合である。
2)ZCT64による検出感度の低下幅(ゲイン)Gainを以下の式により算出する。
Gain=i/i
正常な状態であればGainは1程度となるが、ZCT64の巻線にレアショート等が生ずるとこのゲインGainの値が低下する。この式によりゲインGainを算出した後、次回以降のiの算出には、実際のiの測定値をゲインGainで除した値を用いる。この処理により、ZCT64の巻線にレアショート等が生じたときも、一応自己校正を行って以後の処理を続行できる。
このプログラムを制御部76において実行すると、何ら異常がない場合には、ステップ132、134、136、138、144、146、148、150、152、164という経路の処理がK回繰返される。その間に線66に流れる電流値をグラフに示すと図5の波形200により示されるようになり、異常がなければZCT64が検出する電流値の波形も同様のものになる。Kは波形200を構成するパルス状の波形の数に相当する。
この実施の形態では、図5の下段に示すように、線66に挿通電流0が流されたときの測定値の正常範囲はしきい値216(=−ΔX)からしきい値214(=ΔX)までである。また、線66に挿通電流Xが流されたときの測定値の正常範囲はしきい値212(=X−ΔX)からしきい値210(=X+ΔX)までの範囲である(この実施の形態ではいずれもしきい値は正常範囲に含まれない)。
一方、例えばZCT64の出力の測定値には、例えば波形230、及び波形232のように正常時の波形と異なるものもあり得る。波形230のように孤立した異常波形の場合には、図4に示すステップ150で一旦異常と判定され、ステップ154に進む。N2の初期値は0であるため、ステップ154で変数N2に1が加算され、変数N2の値は1になる。しかし、定数K2の値が例えば5であれば、ステップ156の判定は肯定となり制御はステップ164に進む。続く処理では、波形230に続く波形が正常であるため、ステップ150の判定は肯定となり変数N2の値が0にクリアされる。したがってこの場合にはステップ158の処理は実行されず、警報は発報されない。
一方、図5の波形232に示すような出力値が得られたとすると、図4のステップ150における判定が否定となることが5回繰返されることになる。そのたびにステップ154で変数N2に1が加算される。4回目まではステップ156の判定が肯定となるため次の繰返しが実行される。しかし5回目にはステップ156の判定が否定となり、ステップ158で警報が発報される。さらにステップ160で挿通電流0及びXに関するZCT64の出力電流の測定データを用いて挿通電流Xが異常検出のための線66に流されたときの測定値Xを自己校正する。さらに変数N2の値を0にリセットして処理を続ける。
挿通電流0を流したときの処理も同様である。ただしこの場合には、ステップ138の判定が否定となることが所定の回数K1回だけ繰返されるとパワーコンディショナ56の運転が停止されることになる。
ステップ158の警報が発報された場合、処理は続行可能であるが、警報にしたがってZCT64を交換する等、適切な対応を採ることが必要になる。
[制御部76]
図6に、制御部76を実現するためのプロセッサ270のハードウェア構成を示す。図6を参照して、このプロセッサ270は、CPU(中央演算処理装置)280、ROM(読出専用メモリ)282、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)284、これらの間を相互に接続するバス286、及びバス286に接続され、CPU280等と外部装置(例えば零相電流測定回路80、電流源78、及び測定値記憶部82(図2参照)とを通信可能に接続するための入出力I/F288とを含む。図4に制御構造を示すプログラムは、例えばROM282に記憶されており、実行時にRAM284にロードされ、CPU280により実行される。この実施の形態では、零相電流測定回路80の測定値は、最新のものを所定個数だけ測定値記憶部82に記憶する。このように零相電流測定回路80の測定値を記憶しておくことにより、何らかの事情でパワーコンディショナ56の運転が停止したときにその原因について調査することが可能になる。
[動作]
上記したパワーコンディショナ56は以下のように動作する。1時間ごと、又は1日に1回(深夜の時間帯)に、図2の制御部76は図4に制御構造を示すプログラムを実行する。
例えばZCT64に何ら異常が無い場合には、図4のステップ130から始まり、ステップ132、134、136、138、144、146、148、150、152、164を経て再びステップ132に戻る、というループ処理をK回繰返す。このループをK回繰返した後、ステップ166でZCT64が健全であることをログに記録して処理を終了する。こうした処理を一定時間ごとに繰返す。
ZCT64に異常がないため、仮に挿通電流Xを異常検出のための線66に流したときに図5の波形230に示されるような検出値があったとしても、それは孤立した波形となる。そのような場合には、上記したループ処理の過程で、ステップ150における判定が否定となり、ステップ150から154の処理が実行される。その結果、変数N2の値が1加算される。しかし変数N2の値が上限K2に満たない場合にはステップ156の判定が肯定となり、再びステップ164からステップ132までのループが実行される。次回にはステップ150における判定は肯定に戻る可能性が高く、そうであればステップ152の処理が実行され、変数N2の値が0にリセットされ、さらにループ処理が繰返される。その結果、ステップ158及び160の処理が実行されることはなく、パワーコンディショナ56は稼働し続ける。
異常検出のための線66に挿通電流0を通したとき(電流を流さなかったとき)の測定値が所定範囲外の値だった場合も同様である。すなわち、図4のステップ138の判定が仮に否定になったとして、ステップ140で変数N1の値が1加算される。しかし変数N1の値(1)は定数K1より小さいため、ステップ142の判定は肯定となり、ステップ146、148、150、152及び164を経て次のループ処理が実行される。
次のループ処理では、測定値の範囲は所定の範囲内に戻る可能性が高く、ステップ138の判定は肯定になる。ステップ144において変数N1の値が0にリセットされ、さらにステップ146以降の処理が実行される。したがってパワーコンディショナ56は稼働し続ける。
仮に異常検出のための線66に断線又は経年劣化による検出電流の低下があり、例えばステップ136における測定値が所定範囲外になったものとする。この場合にはこうした測定値が連続して得られる可能性が高い。すると、ステップ138の判定が否定となり、ステップ140で変数N1の値が1ずつ加算される。こうした処理がK1回だけ繰返された時点でステップ142の判定が否定となり、パワーコンディショナ56の運転は停止される。
一方、ステップ150での判定も連続して否定となる可能性が高い。その場合にはステップ154の処理が繰返され、変数N2の値が1ずつ加算される。仮に、挿通電流0のときの測定値によってはパワーコンディショナ56の運転が停止されないような状況であっても、ステップ150での判定が連続してK2回だけ否定となれば、ステップ156の判定が否定となり、ステップ158の処理が実行される。すなわちZCT64に関する警報がステップ158で発報され、ZCT64のメンテナンスを行うべきことが外部に通知される。ただしこの時点ではパワーコンディショナ56の運転は停止されない。ステップ160で挿通電流0、Xによる測定値を用いて異常検出の条件を自己校正し、ステップ162で変数N2の値を0にリセットして処理を続行する。
以上のようにこの実施形態によれば、ZCT64に挿通した、異常検出のための線66に少なくとも2通りの電流値の電流を通し、その電流によりZCT64に生ずる電流値を測定することでZCT64の健全性を判定する。ZCT64に断線があるか否かだけではなく、例えばZCT64の経年劣化に伴うレアショート等による測定値の低下も検出できる。そのため、零相変流器において、コイルの断線だけではなく経年劣化に伴う故障も検出できるような零相変流器の健全性診断方法を提供できる。
[電流源の変形例]
上記した実施形態においては図3に示す電流源78を異常検出のための線66に流す電流の電流源として用いている。電流源78による電流は一定の電流値の直流電流である。しかしこの発明はそのような実施形態には限定されない。電流源は直流可変値の電流発生回路であってもよい。図7にそのような変形例に係る電流源320の例を示す。
図7を参照して、この電流源320は、制御部76から、挿通電流の電圧に応じたPWM信号を受ける増幅回路330、増幅回路330の出力に接続された1端を持つコイル332、コイル332の他方端に接続された一方端と、異常検出のための線66の一方端に接続された他方端とを持つ電流制限抵抗336、及び、コイル332と電流制限抵抗336の接続ノードに接続された1端と接地された他方端とを持つコンデンサ334とを含む。異常検出のための線66の他方端も接地されている。
この電流源320によれば、制御部76が出力するPWM信号のデューティ比を調整することにより、異常検出のための線66に流れる電流値を所望の値に変化させることができる。
[電流源の他の変形例]
電流源としては交流を用いることもできる。図8に定電流の交流の電流源370の1例の回路図を示す。図8を参照して、この変形例の電流源370は、制御部76の制御信号の出力と接地電位との間に接続されたコンデンサ382と、制御部76の制御信号の出力に接続された第1の入力と、出力からの帰還が入力される第2の入力とを持つ増幅回路384と、増幅回路384の出力に接続された1端を持つ直流除去コンデンサ386と、直流除去コンデンサ386の他方端と異常検出のための線66の1端との間に接続された電流制限抵抗388とを含む。
この交流の電流源370でも、制御部76から出力するPWM信号のデューディ比を調整することで可変値の交流電流を発生できる。
[電流源のさらに他の変形例]
電流源としては交流及び直流の双方を出力可能な電流源を用いることもできる。図9にそうした電流源の1例である電流源420の構成を示す。
図9を参照して、この電流源420は、制御部76からの制御信号を受けるように接続された増幅回路430及び反転増幅回路432と、電圧源434と、電圧源434の一方端子から他方端子にこの順で直列に接続された2つのスイッチ#1及び#2と、同様に電圧源434の一方端子から他方端子にこの順で直列に、スイッチ#1及び#2と並列に接続された2つのスイッチ#3及び#4と、スイッチ#1及び#2の接点に接続された一方端を持つコイル436と、スイッチ#3及び#4の接点に接続された一方端を持つコイル442と、コイル436の他方端及びコイル442の他方端の間に接続されたコンデンサ440と、コイル436とコンデンサ440との接点と異常検出のための線66の1端との間に接続された電流制限抵抗438とを含む。異常検出のための線66の他方端はこの実施の形態ではコンデンサ440とコイル442との接点に接続される。
スイッチ#1及び#4は増幅回路430の出力に応じてオン、オフを切替える。#2及び#3は反転増幅回路432の出力に応じてオン、オフを切替える。すなわち、制御部76からの制御信号がハイのときには#1及び#4がオンとなり#2及び#3がオフとなる。制御信号がローのときには#1及び#4がオフとなり#2及び#3がオンとなる。
例えば増幅回路430からの制御信号の値をハイに固定すれば異常検出のための線66には直流電流が流れ、制御信号の値をハイとローとの間で切替えれば(PWM信号)異常検出のための線66には交流電流が流れる。
(第2の実施形態)
[構成]
上記第1の実施の形態では、異常検出のための線66に流す挿通電流0の電流値を0とした。しかしこの発明はそのような実施の形態には限定されない。挿通電流0と挿通電流Xとの電流値は互いに異なっていればよい。また、第1の実施の形態では、挿通電流Xに対する測定値として所定範囲以外の値がK2回以上測定されたときには、警報を発報して自己校正をし、さらにパワーコンディショナ56の稼働を継続している。しかしこの発明はそうした実施の形態には限定されない。例えば警報を発動してZCTのメンテナンスを行うべきことを報知した後、必要なメンテナンスが行われずに所定期間が経過したときにはパワーコンディショナの運転を停止し、ZCTのメンテナンスを強制的に実行させるようにしてもよい。以下に説明する第2の実施の形態はそのようなパワーコンディショナに関する。
この実施形態におけるハードウェア構成は第1の実施の形態に係るパワーコンディショナ56のものと同様である。異なるのは、図4に制御構造を示すプログラムに代えて、図10に示す制御構造を持つプログラムを制御部において実行する点である。
図10を参照して、このプログラムは、フラグ1及びフラグ2の双方に、ZCT64が正常であることを示す値0を代入するステップ470と、図2に示す測定値記憶部82に記憶された前回の校正時刻を読むステップ472とを含む。この実施の形態では、後述するように挿通電流Xに異常が検知されたときには、警報を発報するとともに、自己校正を行う。この自己校正を行った時刻を測定値記憶部82に記憶しておく。この時刻と現在時刻とを比較することで、前回自己校正を行ってからの経過時間を知ることができる。なお測定値記憶部82に記憶された校正時刻は、ZCT64のメンテナンスが行われたときにはクリアされるものとする。
このプログラムはさらに、ZCT64のメンテナンスのためにパワーコンディショナ56の稼働を停止する命令を受信したか否かを判定し、その結果にしたがって制御の流れを分岐させるステップ474と、ステップ474の判定が肯定であることに応答して、測定値記憶部82に記憶された校正時刻をクリアするステップ476と、ステップ476に続きパワーコンディショナ56の運転を停止しこのプログラムの実行を終了するステップ478とを含む。
このプログラムはさらに、ステップ474の判定が否定のときに、ステップ472で読み出された校正時刻がクリアされているか否かを判定し、判定結果にしたがって制御の流れを分岐させるステップ480と、ステップ480の判定が否定のときに、現在時刻と校正時刻との差が所定のしきい値より大きいか否かを判定し、判定結果にしたがって制御の流れを分岐させるステップ482と、ステップ482の判定が肯定であるときに、警報を発報した後、制御をステップ478に進めるステップ484とを含む。
このプログラムはさらに、ステップ482における判定が否定のときに実行され、異常検出のための線66に挿通電流Yを流したときのZCT64の出力電流の測定を行うステップ486とを含む。後述するようにこのステップ486では、ZCT64の出力に異常が検出されたときにはフラグ1に1を代入し、異常が検出されなかったときにはフラグ1の値を「0」を代入する。
このプログラムはさらに、ステップ486の処理の結果、フラグ1の値が0か否かを判定し、判定が否定であるときには制御の流れをステップ484に分岐させるステップ488と、ステップ488での判定が肯定であるときにステップ486と同様に挿通電流Xを異常検出のための線66に流したときのZCT64の出力電流の測定を行うステップ490とを含む。ステップ490では、ZCT64の出力電流に異常がなければフラグ2に0を代入し、異常があればフラグ2に1を代入する。
このプログラムはさらに、ステップ490の処理の結果、フラグ2の値が0か否かにしたがって制御の流れを分岐させるステップ492と、ステップ492の判定が否定のときに、ZCT64の健全性が失われたことを示す警報を発報するステップ494と、挿通電流Y及びXに対する測定データを用いて自己校正を行うステップ496と、ステップ496の自己校正を行った時刻(校正時刻)を測定値記憶部82に格納するステップ498と、フラグ2に0を代入して制御をステップ472に戻すステップ500とを含む。
ステップ496の自己校正は例えば以下のようにして行われる。なお、ここでは、線66への挿通電流がXのときのZCT64の出力電流の測定値をi、Yのときの出力電流の測定値をiとする。ただしX≠Yである。第1の実施の形態と同様、ゲインGainを以下の式により算出する。
Gain=(i−i)/(X−Y)
以後、i−iの実際の測定値をこのゲインGainで除したものをi−iとして扱うことで値の校正を行うことができる。
この方法は、線66に流す挿通電流の電流源が図7〜図9に示す電流源320、370及び420のように、出力電流の値を可変できるものである場合に有効である。この場合、校正後に別の挿通電流Zを線66に流してZCT64の出力i´を測定し、i´がi±Δi(iは挿通電流ZのときのZCT64の理論的な出力電流値、Δiは所定のしきい値)の範囲にあるか否かを確認することができる。こうした処理により、校正後のZCT64の健全性確認の精度を高めることができる。つまり、単に校正可能になるだけでなく、校正誤りをチェックすることができる。
図11を参照して、図10のステップ486のより詳細な構成について説明する。ステップ486は、2つの変数N1及びN2に0を代入するステップ520と、変数N1の値が所定の定数M1より大きいか否かを判定し、判定が肯定のときにはステップ486の処理を終了させるステップ522と、ステップ522の判定が否定のときに、挿通電流Yを線66に流すステップ524と、線66に挿通電流Yが流れているときのZCT64の出力電流を測定するステップ526と、ステップ524の後、所定時間が経過したときに挿通電流Yを停止するステップ528と、ステップ528の後に、ステップ528で測定された出力電流値の絶対値が所定のしきい値より小さいか否かを判定し、判定結果にしたがって制御の流れを分岐させるステップ530とを含む。
ステップ530の判定が否定のときには、ZCT64の状態が異常であると一応考えられる。しかしこの1回の判定だけでZCT64が異常と判定するとパワーコンディショナ56の運転が不安定となり問題である。そこで、第1の実施の形態と同様、ステップ530の判定が連続して何回否定となったかを計数するための変数N2にステップ532において1を加算する。続いてステップ536において、変数N2の値が所定の定数K1以上になったか否かを判定する。ステップ536の判定が連続してK1回以上になった場合にはZCT64に何らかの異常が生じたと判定し、ステップ540でフラグ1に1を代入してこの処理を終了する。
一方、ステップ536の判定が否定のときには、さらに次の測定を行うためにステップ538で変数N1の値に1を加算して制御をステップ522に戻す。
さらに、ステップ530の判定が肯定のときには、ZCT64の状態は正常と考えられる。そこで、ステップ534で変数N2の値を0にリセットし、ステップ538で変数N1の値に1を加算して制御をステップ522に戻す
このステップ486を実行した結果、N1回の試行の内、ZCT64の出力電流の測定値が連続してK1回以上、異常となったときにはフラグ1の値が1にセットされる。そうしたことなくN1回の試行が終了したときには、フラグ1の値は0のままとなる。したがってフラグ1の値を図10のステップ488でテストすることにより、挿通電流YのときにZCT64の異常が検出されたか否かを判定できる。
同様に、図10のステップ490の詳細について図12を参照して説明する。図12に示すようにステップ490は、変数N1及びN2に0を代入するステップ560と、変数N1の値が所定の定数M2より大きくなったか否かを判定し、判定が肯定のときにはステップ490の処理を終了させるステップ562と、ステップ562の判定が否定のときに、挿通電流Xを線66に流すステップ564と、ステップ564の後、所定の時間が経過したときのZCT64の出力電流を測定するステップ566と、ステップ566に続いて、挿通電流Xを停止させるステップ568とを含む。
ステップ490はさらに、ステップ568に続き、出力電流の測定値と挿通電流に対して想定される電流値Xとの差の絶対値がしきい値未満か否かを判定し、判定結果にしたがって制御の流れを分岐させるステップ570と、ステップ570の判定が否定のときに、この判定結果が何回連続して否定となったかを計数するための変数N2の値に1を加算するステップ572と、ステップ572に続き、変数N2の値が所定の定数K2以上となったか否かを判定し、結果に応じて制御の流れを分岐させるステップ576と、ステップ576の判定が肯定のときに、フラグ2に1を代入してステップ490の実行を終了させるステップ580と、ステップ576の判定が否定であるときに変数N1の値に1を加算して制御をステップ562に戻すステップ578とを含む。ステップ490はまた、ステップ570の判定が肯定であるときに、変数N2の値を0にクリアして制御をステップ578に移すステップ574を含む。
[動作]
この第2の実施形態に係るパワーコンディショナは以下のように動作する。以下では、主としてプログラム実行時のパワーコンディショナの動作を説明する。図10を参照して、このプログラムは、第1の実施の形態のプログラムとは異なり、一旦起動すると、常時ZCT64を監視し、何らかの異常が検知された時点で警報を発報、又はパワーコンディショナの運転を停止させる機能を持つ。
このプログラムの実行が開始されると、まずステップ470でフラグ1及びフラグ2を0に初期化する。ZCT64に異常が存在しない場合には、ステップ486ではフラグ1の値は0のままであり、ステップ490ではフラグ2の値が0のままである。ZCT64に異常が発生した場合には、ステップ486ではフラグ1の値が1になる可能性が高く、ステップ490ではフラグ2の値が1になる可能性が高い。
まず、ZCT64が正常の場合について説明する。この場合、測定値記憶部82(図2参照)の校正時刻はクリアされている。図10において、ステップ470の後、ステップ472、474、480、486の処理が実行される。ステップ486ではフラグ1は0のまま、ステップ490ではフラグ2が0のままである。したがって処理はステップ488、490、492という順序で実行され、再びステップ472に制御が戻り、以下同じ処理を繰返す。
例えばステップ486の処理で何らかの異常がZCT64において検出されると、ステップ488の判定が否定となり、ステップ484で警報が発報され、ステップ478でパワーコンディショナの運転が停止される。
一方、ステップ490で何らかの異常がZCT64において検出されると、ステップ492の判定が否定となり、ステップ494で警報が発報され、ステップ496で挿通電流Y、Xのデータを用いて自己校正が行われる。この自己校正が行われたときの時刻がステップ498において測定値記憶部82に記憶される。さらにステップ500でフラグ2の値が0にリセットされ、制御はステップ472に戻る。
この後の動作では、ステップ480の判定が否定となってステップ482が実行される。校正時刻からしきい値に相当する時間(しきい時間)が経過していない間はステップ482の判定が否定になるため、ステップ486以下の処理が通常と同様に行われる。すなわち、ステップ482の判定が否定の間、ステップ472〜ステップ500の処理が繰返される。この間にユーザがZCT64のメンテナンスをするためにパワーコンディショナ56の電源をオフする処理をすると、ステップ474の判定が肯定になり、ステップ476で測定値記憶部82に記憶された校正時刻がクリアされ、ステップ478でパワーコンディショナ56の運転が停止される。次回パワーコンディショナ56が起動されたときには測定値記憶部82の校正時刻はクリアされている。したがってパワーコンディショナ56は通常の動作に復帰する。
しかし、メンテナンスによる電源オフがされることなく校正時刻からしきい時間が経過すると、ステップ482の判定が肯定になる。この場合には、ステップ484で再びZCT64をメンテナンスすべきことを報知する警報が発報され、ステップ478でパワーコンディショナ56の運転が停止される。すなわち、ステップ494で警報が発報された後もZCT64のメンテナンスをしないでパワーコンディショナ56を稼働させた場合、所定のしきい値時間が経過したときに再度警報を発報してパワーコンディショナ56の運転を強制的に停止する。したがって、ステップ490で異常が検知されたときには、そのまま運転を継続できるが、しかるべき時間が経過するまでにはZCT64を適切にメンテナンスしなければ運転は停止される。すなわちこのプログラムは、異常が検出されない限りステップ472,474、480、482、486、488、490、492という処理を連続して繰返し実行する。異常が検出されると、警報を発報し自己校正を行って運転を継続するか(ステップ492、494、496、498及び500)、警報を発生してパワーコンディショナの運転を停止する(ステップ488,484及び478)。運転を継続している間にZCT64のメンテナンスが行われずに所定時間が経過すると警報を発報し、機器の運転を停止する(ステップ480、482、484、及び478)。
この結果、この実施の形態に係るパワーコンディショナでは、ZCT64の健全性に疑いが生じたときでも運転を継続でき、同時に、適切な時間にメンテナンスすることを要求することで、電力制御システム50を安全に運用できるという効果がある。
なお、この発明は、上記したような特徴的なステップを備える診断方法として実現できるだけではなく、この診断方法を実行する診断装置として実現したり、これらステップを実行するようコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムとして実現したりできる。また上記診断装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、診断装置を含む診断システムとして実現したりすることもできる。
上記実施の形態では異常の判定のための測定値としきい値との比較では、しきい値が正常な範囲に含まれないものとした。しかしこの発明はそのような実施の形態には限定されず、しきい値が正常な範囲に含まれるものとしても問題はない。
上記第1及び第2の実施の形態では、検出感度の低下幅については特に制限を設ける旨の記載はしていない。しかし、実際にはこの低下幅については制限を設け、低下幅が課題になることを防止するのが望ましい。レアショート等の故障により、ZCTからの出力は低下しており、信号のS/N比が低下しているため、零相電流発生の検出漏れの危険性が高まるためである。
なお、上記した実施の形態については以下のような変形例を実現することもできる。
(1)異なる3つ以上の電流値の電流を異常検出のための線66に流すことにより、それらに対するZCT64の出力電流値ともとの電流値とからZCT64の健全性を診断する方法又は装置。
(2)2つ以上の電流値の電流を線66に流した結果の測定値の組合せがある条件を充足するか否かにしたがってZCT64の健全性を診断する方法又は装置。
(3)それぞれ交流と直流の2つ以上の電流を線66に流した結果の測定値の組合せがある条件を充足するか否かにしたがってZCT64の健全性を診断する方法又は装置。
(4)ZCT64による測定電流値が異常か否かを判定する際のしきい値を2つ以上設け、小さなしきい値を超えたときには警報のみ表示してパワーコンディショナの運転を継続し、大きなしきい値を超えたときには異なる警報を報知して所定時間経過後にパワーコンディショナの運転を停止させる方法又は装置。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、この発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。この発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含む。
30、64 ZCT
32 測定回路
40、66 線
50 電力制御システム
52 蓄電池
54 太陽電池パネル
56 パワーコンディショナ
58 商用電力系統
60 分電盤
62 負荷
70 第1のコンバータ部
72 第2のコンバータ部
74 インバータ部
76 制御部
78、320、370、420 電流源
80 零相電流測定回路
82 測定値記憶部
100、434 電圧源
102 スイッチ
106、336、388、438 電流制限抵抗
130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、470、472、474、476、478、480、482、484、486、488、490、492、494、496、498、500、520、522、524、526、528、530、532、534、536、538、540、560、562、564、566、568、570、572、574、576、578、580 ステップ
200、230、232 波形
210、212、214、216 しきい値
270 プロセッサ
280 CPU
282 ROM
284 RAM
286 バス
288 入出力I/F
330、384、430 増幅回路
332、436、442 コイル
334、382、440 コンデンサ
386 直流除去コンデンサ
432 反転増幅回路

Claims (9)

  1. 零相変流器を挿通する線に既知の第1の電流値の電流を流したときの前記零相変流器による第1の測定電流値と、前記第1の電流値と異なる既知の第2の電流値の電流を前記線に流したときの前記零相変流器による第2の測定電流値とを測定するステップと、
    前記第1の電流値と前記第1の測定電流値との差の絶対値が第1のしきい値以内であるか否か、及び、前記第2の電流値と前記第2の測定電流値との差の絶対値が第2のしきい値以内であるか否かにしたがって、前記零相変流器が健全か否かを判定するステップとを含む、零相変流器の健全性診断方法。
  2. 前記測定するステップは、前記第1の測定電流値と、前記第2の測定電流値とをそれぞれ所定の時間間隔で繰返し測定するステップを含み、
    前記判定するステップは、
    前記繰返し測定するステップにおいて、前記第1の電流値との差の絶対値が前記第1のしきい値より大きな前記第1の測定電流値が第1の上限数以上連続して測定されたことに応答して、前記零相変流器の健全性が損なわれたことを表す第1の処理を実行するステップと、
    前記繰返し測定するステップにおいて、前記第2の電流値との差の絶対値が前記第2のしきい値より大きな前記第2の測定電流値が第2の上限数以上連続して測定されたことに応答して、前記零相変流器の健全性が損なわれたことを表す第2の処理を実行するステップと、
    前記第1の処理及び前記第2の処理のいずれも実行されずに前記繰返し測定するステップが所定回数実行されたことに応答して、前記零相変流器が健全であると判定し、前記零相変流器の健全性の診断を終了するステップとを含む、請求項1に記載の零相変流器の健全性診断方法。
  3. 前記第1の電流の電流値は0ミリアンペアであり、
    前記第1の処理は、前記零相変流器の出力を用いて制御が行われている機器の運転を停止する処理を含む、請求項2に記載の零相変流器の健全性診断方法。
  4. 前記第2の処理は、前記繰返し測定するステップにおいて測定された前記第1の測定電流値及び前記第2の測定電流値を用いて、前記零相変流器の測定電流値の校正を行う処理を含む、請求項2又は請求項3に記載の零相変流器の健全性診断方法。
  5. 前記第2の処理はさらに、前記零相変流器の健全性が損なわれていることを示す警告を出力する処理を含む、請求項4に記載の零相変流器の健全性診断方法。
  6. 前記第2の処理は、さらに、前記零相変流器の健全性が損なわれていると判定された時刻を特定する情報を記憶装置に記憶するステップを含み、
    前記零相変流器の健全性診断方法はさらに、前記零相変流器のメンテナンスが行われたことに応答して、前記時刻を特定する情報をクリアするステップと、
    前記時刻を特定する情報がクリアされておらず、かつ前記時刻を特定する情報により特定される時刻から現在時刻までの経過時間が一定のしきい時間より大きいことに応答して、前記零相変流器の出力を用いて制御が行われている機器の運転を停止するステップとを含む、請求項5に記載の零相変流器の健全性診断方法。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の各ステップを所定時間間隔で繰返して実行する、零相変流器の健全性診断方法。
  8. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の各ステップを連続して繰返し実行する、零相変流器の健全性診断方法。
  9. 出力電流の電流値を測定する零相変流器の出力を用いて制御されるパワーコンディショニング部と、
    前記零相変流器に挿通される線を用いて前記零相変流器の健全性を診断し、その結果により前記パワーコンディショニングの運転の可否を制御する零相変流器の健全性診断回路とを含む、パワーコンディショナであって、
    前記健全性診断回路は、
    前記零相変流器を挿通する線に既知の第1の電流値の電流を流したときの前記零相変流器による第1の測定電流値と、前記第1の電流値と異なる既知の第2の電流値の電流を前記線に流したときの前記零相変流器による第2の測定電流値とを測定する電流測定回路と、
    前記第1の電流値と前記第1の測定電流値との差の絶対値が第1のしきい値以内であるか否か、及び、前記第2の電流値と前記第2の測定電流値との差の絶対値が第2のしきい値以内であるか否かにしたがって、前記零相変流器が健全か否かを判定する判定回路とを含む、パワーコンディショナ。
JP2018173906A 2018-09-18 2018-09-18 零相変流器の健全性診断方法及びパワーコンディショナ Active JP7572140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018173906A JP7572140B2 (ja) 2018-09-18 2018-09-18 零相変流器の健全性診断方法及びパワーコンディショナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018173906A JP7572140B2 (ja) 2018-09-18 2018-09-18 零相変流器の健全性診断方法及びパワーコンディショナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020046261A true JP2020046261A (ja) 2020-03-26
JP7572140B2 JP7572140B2 (ja) 2024-10-23

Family

ID=69901255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018173906A Active JP7572140B2 (ja) 2018-09-18 2018-09-18 零相変流器の健全性診断方法及びパワーコンディショナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7572140B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023075996A (ja) * 2021-11-22 2023-06-01 東京電力ホールディングス株式会社 断線検出装置、断線検出方法、およびプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627165A (ja) * 1992-07-09 1994-02-04 Toyo Commun Equip Co Ltd 漏洩電流検出用変流器の感度自動調整方法及び装置
JP2003018740A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Sanyo Electric Co Ltd 直流地絡検出装置及び系統連系発電装置
JP2012205328A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Sanyo Electric Co Ltd 系統連系装置
JP2015220879A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 レシップホールディングス株式会社 メンテナンス情報提供装置
JP2016099192A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 三菱電機株式会社 地絡検出回路故障診断装置
JP2018013374A (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 株式会社豊田自動織機 センサ計測値処理装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627165A (ja) * 1992-07-09 1994-02-04 Toyo Commun Equip Co Ltd 漏洩電流検出用変流器の感度自動調整方法及び装置
JP2003018740A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Sanyo Electric Co Ltd 直流地絡検出装置及び系統連系発電装置
JP2012205328A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Sanyo Electric Co Ltd 系統連系装置
JP2015220879A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 レシップホールディングス株式会社 メンテナンス情報提供装置
JP2016099192A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 三菱電機株式会社 地絡検出回路故障診断装置
JP2018013374A (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 株式会社豊田自動織機 センサ計測値処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023075996A (ja) * 2021-11-22 2023-06-01 東京電力ホールディングス株式会社 断線検出装置、断線検出方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7572140B2 (ja) 2024-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8412966B2 (en) Voltage sensing circuitry for solid state power controllers
CN107943130B (zh) 具有电流保护固态继电器的控制装置
JP4926015B2 (ja) 漏電リレー
US9188620B1 (en) Method of detection and isolation of faults within power conversion and distribution systems
US10145903B2 (en) Methods and systems for monitoring devices in a power distribution system
JP5926303B2 (ja) Dcリンク電圧検出部を備えたモータ駆動装置
JP2011506978A (ja) 電気ネットワークの中性帰還線における欠陥を検出するための方法および装置
KR20260002329A (ko) 배전선로 고장 유형 판별 장치
JP2006343267A (ja) 直流回路の絶縁抵抗測定器、静電容量測定器、絶縁抵抗測定方法および静電容量測定方法
US10821994B2 (en) On-board control device, on-board integrated circuit
JP2020046261A (ja) 零相変流器の健全性診断方法及びパワーコンディショナ
JP6509029B2 (ja) 分電盤
JP2024530052A (ja) アーク故障を検出及びアイソレーションするためのシステム及び方法
JP2013507860A (ja) 無線データサービス装置の自己診断方法及びシステム
JP7374568B2 (ja) 遮断器異常検出システム
KR101674588B1 (ko) 변압기 감시 장치
US11353485B2 (en) Embedded high frequency ground monitor
CN116165468B (zh) 变压器稳定绕组的测试方法、装置及电子设备
KR102831191B1 (ko) Dc-dc 컨버터의 자가 테스트 제어 장치 및 방법
JP2005321203A (ja) 系統保護リレー電源の劣化診断方法
JP2007178337A (ja) 劣化判定装置
KR101558073B1 (ko) 분산 제어 시스템의 전류 출력 루프 검사 방법 및 장치
CN120552667A (zh) 一种充电桩和检测电路
CN118777799A (zh) 一种功率变换器及其绝缘检测方法
KR20260018596A (ko) It계통의 누전 검출 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220405

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230414

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20230414

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230424

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20230425

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20230630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20241010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7572140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150