[go: up one dir, main page]

JP2019528624A - 平衡磁気抵抗周波数ミキサ - Google Patents

平衡磁気抵抗周波数ミキサ Download PDF

Info

Publication number
JP2019528624A
JP2019528624A JP2019508945A JP2019508945A JP2019528624A JP 2019528624 A JP2019528624 A JP 2019528624A JP 2019508945 A JP2019508945 A JP 2019508945A JP 2019508945 A JP2019508945 A JP 2019508945A JP 2019528624 A JP2019528624 A JP 2019528624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetoresistive
balanced
helical coil
frequency
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019508945A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6968449B2 (ja
Inventor
ゲーザ ディーク、ジェイムズ
ゲーザ ディーク、ジェイムズ
チョウ、チーミン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MultiDimension Technology Co Ltd
Original Assignee
MultiDimension Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MultiDimension Technology Co Ltd filed Critical MultiDimension Technology Co Ltd
Publication of JP2019528624A publication Critical patent/JP2019528624A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6968449B2 publication Critical patent/JP6968449B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/06Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using galvano-magnetic devices
    • G01R33/09Magnetoresistive devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/16Multiple-frequency-changing
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/14Balanced arrangements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/0023Electronic aspects, e.g. circuits for stimulation, evaluation, control; Treating the measured signals; calibration
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/06Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using galvano-magnetic devices
    • G01R33/09Magnetoresistive devices
    • G01R33/091Constructional adaptation of the sensor to specific applications
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/0094Sensor arrays
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/06Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using galvano-magnetic devices
    • G01R33/09Magnetoresistive devices
    • G01R33/098Magnetoresistive devices comprising tunnel junctions, e.g. tunnel magnetoresistance sensors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D2200/00Indexing scheme relating to details of demodulation or transference of modulation from one carrier to another covered by H03D
    • H03D2200/0041Functional aspects of demodulators
    • H03D2200/0066Mixing
    • H03D2200/0074Mixing using a resistive mixer or a passive mixer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

【課題】平衡磁気抵抗周波数ミキサを提供すること。【解決手段】平衡磁気抵抗周波数ミキサは、第1のらせんコイルと、第2のらせんコイルと、平衡磁気抵抗センサ・ブリッジと、磁気シールド層とを備える。第1のらせんコイルおよび第2のらせんコイルは、それぞれ磁気シールド層と平衡磁気抵抗センサ・ブリッジとの間に位置する。平衡磁気抵抗センサ・ブリッジは、4つの磁気抵抗ブリッジ・アームからなる磁気抵抗フル・ブリッジと、磁気抵抗フル・ブリッジの電源端に接続されているバランス磁気抵抗ブリッジ・アームとを備える。4つの磁気抵抗ブリッジ・アームは第1のらせんコイルの上方または下方の第1のサブ領域および第2のサブ領域内に位置するペアを含み、サブ領域は、電流が反対方向に流れる領域であり、平衡磁気抵抗アームは、電流が一方向に流れる第2のらせんコイルの上方または下方の第3のサブ領域内に位置し、第1の周波数信号は、第1のらせんコイルに入力され、第2の周波数信号は第2のらせんコイルに入力され、周波数混合信号は、磁気抵抗フル・ブリッジの信号出力端から出力される。この周波数ミキサは、良好な線形性および単純な構造に加えて、手動で隔離された入力信号および電源を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、磁気センサ技術の分野に関し、より詳細には、平衡磁気抵抗周波数ミキサに関する。
周波数ミキサは、周波数f1の信号および周波数f2の信号を特性周波数f1+f2およびf1−f2の出力信号に変換する電子デバイスである。周波数ミキサを用いることによって、信号周波数は、高い周波数または低い周波数の位置へシフトされ、これにより信号処理を助ける。例えば、信号周波数は、周波数混合技術を用いてシフトされ、それによりノイズ信号を隔離し、次いでノイズは、フィルタリング技術を用いてフィルタで除去することができ、信号周波数は、周波数混合技術を用いることによって元の値に回復させられ、このようにして、ノイズ信号に対する処理を実現する。したがって、周波数混合技術は、信号処理回路技術に幅広く適用されている。
現在使用されている周波数ミキサは、受動的周波数ミキサと能動的周波数ミキサという2つのタイプを含む。受動的周波数ミキサは、1つまたは複数のダイオードを採用し、ダイオードの電流電圧特性曲線の非線形部分のおおよその二次特性を使用して、乗算を実施する。動作は以下の通りである。2つの入力信号が、ダイオードに加えられ、結果として得られるダイオードの出力電流信号が、2つの入力信号の出力積を表す電圧信号に変換される。
能動的周波数ミキサは、乗算器(例えば、トランジスタまたは真空管)を用いることで積信号の強度を増大させ、入力周波数信号と局部発振器周波数を混合し、これによって2つの周波数の加算および減算を含む信号出力周波数が得られ得る。能動的周波数ミキサは、2つの入力端の隔離の程度を高めるが、ノイズがより大きくなり得るとともに消費電力がより大きくなり得る。
前述の周波数ミキサは、以下の問題を抱えている。
1)ダイオード周波数ミキサは、近似処理法を使用する。必要な周波数に加えて、他の不要な周波数の高調波も存在し、これは出力信号強度においてかなり大きいパワーを伴う。したがって、ノイズは、後で必要な信号を得る前にフィルタなどの技術を用いて分離される必要がある。
2)能動的周波数ミキサは、周波数混合を実施するために局部発振器を使用し、様々なタイプの他の周波数を含む出力信号も、フィルタを用いて分離される必要がある。また、乗算器および局部発振器などのデバイスは、回路の複雑さおよび消費電力を増大させる。
3)入力信号および出力信号は、有効に隔離することができず、したがって入力信号および出力信号は、互いに影響を及ぼす。
磁気抵抗周波数ミキサは、上記問題を解決するために中国特許第201310313538.3号に提案されている。外部磁場が変化するときに磁気抵抗センサが良好な線形関係を有するという特性を用いることによって、一方の周波数信号は、コイルを通じて流れる電流によって生成される磁場信号に変換され、他方の周波数信号は、磁気抵抗センサに印加される電源信号に変換される。したがって、磁気抵抗センサの出力信号は2つの周波数の乗算動作信号であり、得られた周波数はその和および差である。他の冗長な信号は存在せず、したがって、フィルタなどの他の要素は、必要とされない。コイルおよびセンサは、磁場によって結合され、こうして入力信号と入力信号の間、および入力信号と出力信号の間の有効な隔離を実現する。
しかしながら、上記の磁気抵抗周波数ミキサは、以下の問題を有する。第1の周波数信号および第2の周波数信号は、周波数ミキサの信号として働くことに加えて、磁気抵抗センサの電源信号としても働く。一般に、電源信号の振幅は、上記信号の振幅よりも大きく、したがって、第2の周波数信号のための周波数ミキサによる選択に影響を及ぼす。
上記問題を解決するために、本発明における平衡磁気抵抗周波数ミキサが提供され、第1の周波数信号および第2の周波数信号が周波数混合を実行するようにらせんコイルを通じて磁気抵抗アームに共に印加されるとともに、同時に、電圧源が個々に安定であり、したがって電源および信号として同時に働くことにより引きおこされる問題を回避する。
本発明は、以下の技術的解決手段により実現される。
本発明による平衡磁気抵抗周波数ミキサは、らせんコイルと、平衡磁気抵抗センサ・ブリッジと、磁気シールド層とを備える。
らせんコイルは、磁気シールド層と平衡磁気抵抗センサ・ブリッジとの間に位置する。
らせんコイルは、第1のらせんコイルと第2のらせんコイルとを備える。
第1のらせんコイルの上面または下面は、電流が反対方向に流れる第1のサブ領域および第2のサブ領域を有する。
第2のらせんコイルの上面または下面は、電流が一方向に流れる第3のサブ領域を有する。
平衡磁気抵抗センサ・ブリッジは、磁気抵抗フル・ブリッジとこの磁気抵抗フル・ブリッジに接続された平衡磁気抵抗アームとを備える。
磁気抵抗フル・ブリッジは、4つの磁気抵抗ブリッジ・アームからなり、そのうち2つは第1のサブ領域内に位置するとともに、他の2つは第2のサブ領域内に位置する。平衡磁気抵抗アームは、第3のサブ領域内に位置する。
第1の周波数信号は第1のらせんコイルに入力され、第2の周波数信号は第2のらせんコイルに入力され、周波数混合信号は磁気抵抗フル・ブリッジの信号出力端から出力される。
周波数混合信号の出力周波数は、第1の周波数信号の周波数と第2の周波数信号の周波数の和またはそれらの間の差である。
さらに、磁気抵抗フル・ブリッジの電源出力端または入力端に接続されている1つの平衡磁気抵抗アームがあり、または
それぞれ磁気抵抗フル・ブリッジの電源出力端および入力端に接続されている2つの平衡磁気抵抗アームがある。
さらに、磁気抵抗ブリッジ・アームおよび平衡磁気抵抗アームは、M*Nで配列された磁気トンネル接合を別々に備え、列ごとの磁気トンネル接合は、磁気トンネル接合セル・ストリングを形成するように直列に接続され、磁気トンネル接合セル・ストリングは、2ポート構造を形成するように直列、並列、または直列/並列のやり方で接続されており、Nは配列構造の列を示し、Mは配列構造の行を示し、NおよびMはそれぞれ1以上の正の整数である。
さらに、磁気抵抗ブリッジ・アームにおける磁気トンネル接合の感知軸は、第1のらせんコイルの電流方向に全て直交し、平衡磁気抵抗アームにおける磁気トンネル接合の感知軸は、第2のらせんコイルの電流方向に全て直交し、第1のサブ領域内の磁気トンネル接合の感知軸の磁場の分布特性は、第2のサブ領域内の磁気トンネル接合のものと反対である。
さらに、第1のサブ領域内の磁気トンネル接合および第2のサブ領域内の磁気トンネル接合は、同一構造に接続されるとともに対称的に配置される。
さらに、第1のサブ領域および第2のサブ領域内の磁気トンネル接合の抵抗は、それぞれ、第1のらせんコイルにより発生させられる磁気トンネル接合の感知軸の磁場に線形である。さらに、
第3のサブ領域内の磁気トンネル接合の抵抗は、第2のらせんコイルにより発生させられる磁気トンネル接合の感知軸の磁場に線形である。
さらに、第1のサブ領域および第2のサブ領域内の磁気トンネル接合は、第1のらせんコイルの電流方向に直交または平行であり、第3のサブ領域内の磁気トンネル接合は、第2のらせんコイルの電流方向に直交または平行である。
さらに、第1の周波数信号は第1のらせんコイルに能動的または受動的に接続され、第2の周波数信号は第2のらせんコイルに受動的または能動的に接続され、周波数混合信号は平衡磁気抵抗センサ・ブリッジの信号出力端に受動的または能動的に接続される。
さらに、らせんコイルは、銅、金、銀、アルミニウム、およびタンタルのうち1つまたは複数で構成される高伝導金属材料のコイルであり、磁気シールド層は、NiFe、CoFeSiB、CoZrNb、CoFeB、FeSiB、およびFeSiBNbCuのうち1つまたは複数で構成される高透磁率強磁性合金の層である。
さらに、らせんコイルの厚さは1〜20μmであり、らせんコイルの幅は5〜40μmであり、2つの隣接したらせんコイル間の間隔は10〜100μmであり、磁気シールド層の厚さは1〜20μmである。
本発明による平衡磁気抵抗周波数ミキサでは、第1の周波数信号は、第1のコイルを通じて磁気抵抗ブリッジの4つの磁気抵抗ブリッジ・アームにさらに印加され、第2の周波数信号は、第2のコイルを通じて磁気抵抗ブリッジに直列接続された平衡磁気抵抗アームに印加され、平衡磁気抵抗センサ・ブリッジの2つの端は、4つの磁気抵抗ブリッジ・アームからなり、平衡磁気抵抗アームは、電源および接地に直接接続されている。
周波数ミキサの動作中、電源と接地の間の電圧は不変であり、4つの磁気抵抗ブリッジ・アームからなる磁気抵抗フル・ブリッジの2つの端における電圧は、平衡磁気抵抗アームによって調整され、これによって第1の周波数信号の周波数と第2の周波数信号の周波数を同様に混合する。
この方法は、第1の周波数信号および第2の周波数信号が、周波数混合を実施するようにらせんコイルを通じて磁気抵抗アーム(磁気抵抗ブリッジ・アームおよび平衡磁気抵抗アーム)に共に印加されるとともに、同時に、電圧源は個々に安定であり、したがって電源および信号として同時に働くことによる引きこされる問題を回避するという利点を有する。
本発明による平衡磁気抵抗周波数ミキサの断面図である。 本発明による平衡磁気抵抗周波数ミキサの平面図である。 本発明による平衡磁気抵抗周波数ミキサの概略構造図である。 本発明による平衡磁気抵抗周波数ミキサの別の概略構造図である。 磁気抵抗に関しての本発明による平衡磁気抵抗周波数ミキサにおけるらせんコイルの磁場分布図である。 本発明による磁気シールド層がある場合またはない場合のらせんコイルの磁場分布図である。 本発明による磁気シールド層対外部磁場の減衰ファクタの計算図である。 本発明による磁気シールド層がない場合の外部磁場の分布図である。 本発明による磁気シールド層がある場合の外部磁場の分布図である。 本発明による磁気抵抗センサの磁気抵抗−外部磁場の特性図である。 本発明による磁気抵抗フル・ブリッジ・アームまたはバランス・アームに係る磁気トンネル接合の直列接続図である。 本発明による磁気抵抗フル・ブリッジ・アームまたはバランス・アームに係る磁気トンネル接合の並列接続図である。 本発明による磁気抵抗フル・ブリッジ・アームまたはバランス・アームに係る磁気トンネル接合の直列/並列接続図である。 本発明による磁気抵抗ブリッジ・アームに係る第1のらせんコイルおよびトンネル接合の概略配線図である。 本発明による平衡磁気抵抗アームに係る第2のらせんコイルおよびトンネル接合の概略配線図である。 本発明による磁気抵抗ブリッジ・アームに係る第1のらせんコイルおよびトンネル接合の別の概略配線図である。 本発明による平衡磁気抵抗アームに係る第2のらせんコイルおよびトンネル接合の別の概略配線図である。 本発明による磁気抵抗ブリッジ・アームに係る第1のらせんコイルおよびトンネル接合のさらに別の概略配線図である。 本発明による平衡磁気抵抗アームに係る第2のらせんコイルおよびトンネル接合のさらに別の概略配線図である。 本発明による平衡磁気抵抗周波数ミキサの第1の作動モード図である。 本発明による平衡磁気抵抗周波数ミキサの第2の作動モード図である。 本発明による平衡磁気抵抗周波数ミキサの第3の作動モード図である。 本発明による平衡磁気抵抗周波数ミキサの第4の作動モード図である。
図面において、1−基板、2−磁気シールド層、3−平衡磁気抵抗センサ・ブリッジ、4−らせんコイル、40−第1のらせんコイル、44−第2のらせんコイル、41−第1のサブ領域、42−第2のサブ領域、43−第3のサブ領域、31および32−磁気抵抗ブリッジ・アーム、33−平衡磁気抵抗アームである。
本発明の実施形態の目的、技術的解決手段、および利点をより明確にさせるために、以下、本発明の実施形態における技術的解決手段を、本発明の実施形態における添付図面を参照して明確かつ完全に説明する。説明される実施形態は、本発明の実施形態の全部ではなく一部であることが明らかである。
(実施形態1)
図1は、本発明による平衡磁気抵抗周波数ミキサの断面構造図である。周波数ミキサは、らせんコイル4と、平衡磁気抵抗センサ・ブリッジ3と、磁気シールド層2とを備える。らせんコイル4は、磁気シールド層2と平衡磁気抵抗センサ・ブリッジ3との間に位置する。基板1上のらせんコイル4は、第1のらせんコイル40と第2のらせんコイル44とを備える。第1のらせんコイル40は、電流が反対方向に流れる第1のサブ領域41と第2のサブ領域42とを備える。第2のらせんコイル44は、電流が一方向に流れる第3のサブ領域43を備える。平衡磁気抵抗センサ・ブリッジ3は、磁気抵抗フル・ブリッジと平衡磁気抵抗アームとを備える。平衡磁気抵抗アームは、磁気抵抗フル・ブリッジに接続されている。磁気抵抗フル・ブリッジは、4つの磁気抵抗ブリッジ・アームからなり、2つの磁気抵抗ブリッジ・アームは第1のサブ領域41内に位置し、他の2つの磁気抵抗ブリッジ・アームは第2のサブ領域42内に位置する。平衡磁気抵抗アームは、第3のサブ領域43内に位置する。第1の周波数信号は第1のらせんコイル40に入力され、第2の周波数信号は第2のらせんコイル44に入力され、周波数混合信号は磁気抵抗フル・ブリッジの信号出力端から出力される。周波数混合信号の出力周波数は、第1の周波数信号の周波数と第2の周波数信号の周波数との和またはその間の差である。
図2は、平衡磁気抵抗周波数ミキサの平面図であり、2は、磁気シールド層を示し、40および44は、それぞれ第1のらせんコイルおよび第2のらせんコイルを示し、41および42は、それぞれ電流が反対方向に流れる平行に配置されたリード線を有する第1のらせんコイル40における第1のサブ領域41および第2のサブ領域42を示す。したがって、第1のサブ領域41および第2のサブ領域42内の第1のらせんコイル40により発生させられる磁場の分布特性は反対方向であり、磁気抵抗ブリッジ・アーム31および磁気抵抗ブリッジ・アーム32は同じらせんコイル電流の下で同じ磁場を感知し、それにより磁気抵抗ブリッジ・アーム31および磁気抵抗ブリッジ・アーム32の磁気抵抗は、同じ値かつ反対方向を有することが確実にされる。同様に、第2のらせんコイル44は、平行に配置されたリード線を有する第3のサブ領域43の部分も含み、1つまたは2つの平衡磁気抵抗アーム33は、電流が一方向に流れる第3のサブ領域43内に位置する。
図3および図4は、それぞれ平衡ブリッジ型周波数ミキサの2つの構造図である。平衡磁気抵抗センサ・ブリッジは、磁気抵抗フル・ブリッジと平衡磁気抵抗アームとを備える。磁気抵抗フル・ブリッジは、4つの磁気抵抗ブリッジ・アームR1、R2、R3、およびR4からなる。1つの平衡磁気抵抗アームR5があり、この平衡磁気抵抗アームR5は、磁気抵抗フル・ブリッジの電源入力端または電流入力端に位置し、磁気抵抗フル・ブリッジに直列接続されている。代替として、2つの平衡磁気抵抗アームR5およびR6があり、これらの平衡磁気抵抗アームR5およびR6は、それぞれ磁気抵抗フル・ブリッジの電源出力端および入力端に直列接続されている。C1、C2、C3、およびC4は第1のらせんコイルを形成し、C5およびC6は第2のらせんコイルを形成し、R1およびR2は第1のサブ領域内に位置し、R3およびR4は第2のサブ領域内に位置し、R5およびR6は第3のサブ領域内に位置する。第1の周波数信号の2つの端における電圧信号の周波数はf1であり、第2の周波数信号の信号周波数はf2であり、平衡磁気抵抗センサ・ブリッジの2つの端における電圧源は一定であり、それぞれVccおよびGNDであり、信号出力端から差動的に出力される第3の信号の周波数はfである。
図5は、第1のらせんコイルまたは第2のらせんコイルおよび磁気シールド層により発生させられる磁場の空間分布曲線図である。図6は、磁気シールド層がある場合またはない場合の第1のらせんコイルまたは第2のらせんコイルの上面または下面上の磁気抵抗センサ・ブリッジの第1のサブ領域、第2のサブ領域、または第3のサブ領域内の電流方向に直交する磁場成分の分布を比較する図である。見て分かるように、磁場強度は、磁気シールド層が適用された後にかなり大きく強化される。また、磁場は、第1のサブ領域および第2のサブ領域内で反対称の分布特性を有する。磁場は、第1のサブ領域、第2のサブ領域、または第3のサブ領域、および周辺領域10および11の対称の中心12の近くで不均一に分布しており、一方、中間領域12内で均一に分布している。
図7は、磁気シールド層の減衰率対平面に平行な外部磁場の計算モデルである。図8は、磁気シールド層が存在しないときに平衡磁気抵抗センサ・ブリッジの位置でらせんコイルにより発生させられる磁場分布図であり、図9は、磁気シールド層が存在する時に平衡磁気抵抗センサ・ブリッジの位置でらせんコイルにより発生させられる磁場の分布図である。見て分かるように、磁場の減衰率は1/9であり、磁気シールド層が外部磁場に対して望ましい磁気シールド性能を有することを示す。
図10は、平衡磁気抵抗センサ・ブリッジを形成するフル・ブリッジ・アームR1、R2、R3、およびR4ならびにバランス・アームR5および/またはR6の磁気トンネル接合の抵抗磁場特性曲線を示す。第1のらせんコイルおよび第2のらせんコイルによりそれぞれ発生させられる第1の信号磁場および第2の信号磁場の作動領域において、第1のサブ領域41および第2のサブ領域42内の磁気トンネル接合の抵抗は、第1の信号磁場にそれぞれ線形であり、第3のサブ領域43内の磁気トンネル接合の抵抗は、第2の信号磁場に線形である。
図11から図13は、平衡磁気抵抗センサ・ブリッジのフル・ブリッジ・アームR1、R2、R3、R4ならびにバランス・アームR5および/またはR6の構造図である。各磁気抵抗ブリッジ・アームは、M*Nで配列された磁気トンネル接合を備える。列ごとの磁気トンネル接合は、磁気トンネル接合セル・ストリングを形成するように直列に接続されており、各磁気トンネル接合セル・ストリングは、2ポート構造を形成するように直列、並列、または直列/並列なやり方で接続されている。Nは配列構造の列を示し、Mは配列構造の行を示し、NおよびMはそれぞれ1以上の正の整数である。磁気トンネル接合セル・ストリングの直列接続は図11に示されており、並列接続は図12に示されており、または直列/並列接続構造は図13に示されている。
第1のらせんコイルを通じて流れる電流Iにより発生させられる第1の信号の周波数がf1であると仮定すると、第1のらせんコイル内で発生する対応する磁場信号Hの周波数もf1であり、第2のらせんコイルを通じて流れる電流I1により発生させられる第2の信号の周波数がf2であると仮定すると、第2のらせんコイル内で発生させられる対応する磁場信号H1の周波数もf2である。第1のサブ領域内の対応する磁気抵抗ブリッジ・アームR1およびR2ならびに第2のサブ領域内の対応する磁気抵抗ブリッジ・アームR3およびR4は反対称の磁場分布特性を有し、R1およびR2は同じ磁場分布特性を有し、R3およびR4は同じ磁場分布特性を有する。したがって、磁場の影響の下で磁気抵抗ブリッジ・アームのうち1つの抵抗変化を分析しさえすれば十分である。同様に、第3のサブ領域R5および/またはR6は、同じ磁場分布特性を有し、やはりバランス・アームのうち1つを分析しさえすれば十分である。
図10に示された磁気トンネル接合の抵抗磁場曲線の傾斜をdR/dhと仮定すると、磁気抵抗ブリッジ・アームR1のM*Nで配列された磁気トンネル接合の各列は、M個(Mは1以上の整数である)の直列接続された磁気トンネル接合を含み、[n(0<n≦N)]番目の列における[m(0<n≦M)]番目の磁気トンネル接合の感知軸の磁場はHnm1sin(2πft)であり、そこで、抵抗変動の振幅は、dR/dh・Hnm1sin(2πft)である。平衡磁気抵抗センサ・ブリッジの反対称性のため、対応するユニットが、磁気抵抗ブリッジ・アームR4内にはっきりと存在し、対応するユニットの逆磁場は、−Hnm1sin(2πft)であり、対応する磁気抵抗の変動は、−dR/dh・Hnm1sin(2πft)である。したがって、平衡磁気抵抗センサ・ブリッジのブリッジ・アームR1、R4の全抵抗は変わらず、そのことは、ブリッジ・アームR2、R3にとってもその通りである。
したがって、直列または並列に接続された磁気トンネル接合セル・ストリングの抵抗変動は、電流I1の周波数f1に正比例し、それは、磁気トンネル接合セル・ストリングが位置する感知軸の磁場Hnm1の分布に関連している。
他方で、Hnm1は、第1のらせんコイルにおける電流I1に正比例し、すなわち。Hnm1=Knm1・I1であり。Knm1は、第1のらせんコイルおよび磁気シールド層の電磁性能および幾何学的サイズに関連した特性係数である。
したがって、トンネル接合セル・ストリング間の直列接続、並列接続、および直列/並列構造は、特性係数Knm1の動作によって単に表される。トンネル接合セル・ストリングのN個の列の間の直列接続については、以下の通りである。
トンネル接合セル・ストリングのN個の列の間の並列接続については、特性ファクタは、以下のように表される。
直列/並列接続については、直列に接続されているN1個の列、および並列に接続されている(N−N1)個の列があると仮定すると、Kは以下のように表され得る。
4つのフル・ブリッジ・アームR1、R2、R3、およびR4の全抵抗変動は、
である。
同様に、バランス・アームR5および/またはR6からなる磁気抵抗センサの全抵抗変動は、
である。
外部磁場が存在しないと仮定すると、磁気抵抗センサ・フルブリッジの各ブリッジ・アームの全抵抗はR0であり、バランス・ブリッジ・アームの全抵抗はR01であり、磁気抵抗センサ・フルブリッジの2つの端における電圧はV1であり、単一のアームを通じて流れる電流は、
である。
磁気抵抗センサ・ブリッジによって出力される電圧信号は、
である。
平衡磁気抵抗センサの2つの端における全電圧Vdd−GNDは不変であり、バランス・アームおよびフル・ブリッジの2つの端における電圧の和は不変であり、したがって、第2のらせんコイル内で第2の周波数信号によって引き起こされる電圧変動は、
であるとき、フル・ブリッジの2つの端で引き起こされる電圧変動も、
である。
磁気抵抗センサ・ブリッジによって出力される引き起こされた電圧信号は、
である。
見て分かるように、出力信号の周波数は、第1のらせんコイル電流I1の周波数f1と第2のらせんコイル電流I2の周波数f2の和またはそれらの間の差であり、さらに周波数f1を含む。
図14は、311、312、321、322にそれぞれ対応する第1のらせんコイルの第1のサブ領域41および第2のサブ領域42内の4つの磁気抵抗ブリッジ・アームR1、R2、R3、およびR4の配置を示す図である。R1およびR2は、電流が反対方向に流れる第1のらせんコイル40の上面または下面上の第1のサブ領域41内に位置する。R3およびR4は、電流が反対方向に流れる第1のらせんコイル40の上面または下面上の第2のサブ領域42内に位置する。第1のサブ領域41および第2のサブ領域42内の磁気抵抗センサは、反対称の幾何学的特性を有する。磁気抵抗ブリッジ・アームR1、R2、R3、R4の磁気トンネル接合は、らせんコイルの電流の流れるセクションの面の中心に位置し、第1のらせんコイル40の電流方向に平行である。R1およびR2のトンネル接合ユニットは、所定間隔で配置されており、R3およびR4のトンネル接合ユニットは、所定間隔で配置されている。R1、R2、R3、およびR4における磁気トンネル接合の感知軸は、第1のらせんコイル40の伝導セクションの直交し、磁気トンネル接合は、磁場の均一領域内に位置する。
同様に、図15は、バランス・アーム331および332、すなわち、第2のらせんコイルの第3のサブ領域43内のR5およびR6の配置を示す図である。説明を簡単にするために、2つのバランス・アームを含む状況だけが与えられており、実際には、単一のバランス・アームも含まれ得る。同様に、R5およびR6は、それぞれ、電流が一方向に流れる第2のらせんコイルの上面または下面上の第3のサブ領域43内に位置する。R5およびR6の磁気トンネル接合は、第2のらせんコイル44の電流の流れるセクションの面の中心に位置し、電流方向に平行である。R5およびR6のトンネル接合ユニットは、所定間隔で配置され、磁気トンネル接合の感知軸は、らせんコイルの伝導セクションに直交する。
図16および図18は、第1のらせんコイルの上面または下面上の4つの磁気抵抗ブリッジ・アームの配置を示す図である。R1およびR2は第1のサブ領域41内に位置し、R3およびR4は第2のサブ領域42内に位置する。第1のサブ領域41内のブリッジ・アームR1の磁気トンネル接合の軸方向磁場およびブリッジ・アームR2の磁気トンネル接合の軸方向磁場は、正確に同一の分布特性を有する。第2のサブ領域42内のブリッジ・アームR3の磁気トンネル接合の軸方向磁場およびブリッジ・アームR4の磁気トンネル接合軸方向磁場は、正確に同一の分布特性を有する。R1およびR3は、構造的に対称的な特性を有し、R2およびR4は、構造的に対称的な特性を有する。第1のサブ領域41内の磁気トンネル接合の感知軸の磁場は、第2のサブ領域42内の磁気トンネル接合の感知軸の磁場の方向と反対の方向である。磁気抵抗ブリッジ・アームは、M*Nで配列された磁気トンネル接合を別々に備える。列ごとの磁気トンネル接合は、磁気トンネル接合セル・ストリングを形成するように直列に接続されている。磁気トンネル接合セル・ストリングは、2ポート構造を形成するように直列、並列、または直列および並列のやり方で接続されている。Nは配列構造の列を示し、Mはこの配列構造の行を示し、NおよびMはそれぞれ1以上の正の整数である。磁気抵抗ブリッジ・アームにおける磁気トンネル接合は、対応する第1のらせんコイル40に平行である、または第1のらせんコイル40に直交する。磁気抵抗ブリッジ・アームR1、R2、R3、およびR4の磁気トンネル接合の感知軸は、第1のらせんコイル40に直交する。この場合には、磁気トンネル接合は、磁場の均一領域内に位置する、磁場の不均一領域内に位置する、または磁場の均一領域内に一部位置するとともに磁場の不均一領域内に一部位置することができる。
同様に、図17および図19は、第2のらせんコイルの上面または下面上の2つのバランス磁気抵抗ブリッジ・アームの構成を示す図である。平衡磁気抵抗アームR5およびR6は、それぞれ第3のサブ領域43内に位置する。R5およびR6は、M*Nで配列された磁気トンネル接合を別々に備える。列ごとの磁気トンネル接合は、磁気トンネル接合セル・ストリングを形成するように直列に接続されている。磁気トンネル接合セル・ストリングは、2ポート構造を形成するように直列、並列、または直列および並列のやり方で接続されている。Nは配列構造の列を示し、Mはこの配列構造の行を示し、NおよびMはそれぞれ1以上の正の整数である。ブリッジ・アームR5の磁気トンネル接合軸方向磁場およびブリッジ・アームR6の磁気トンネル接合軸方向磁場は、正確に同一の分布特性を有する。ブリッジ・アームR5およびR6の磁気トンネル接合は、対応する第2のらせんコイル44に平行である、または第2のらせんコイル44に直交する。ブリッジ・アームR5およびR6の磁気トンネル接合の感知軸は、第2のらせんコイル44に直交する。この場合には、磁気トンネル接合は、磁場の均一領域内に位置する、磁場の不均一領域内に位置する、または磁場の均一領域内に一部位置するとともに磁場の不均一領域内に一部位置することができる。
第1の信号f1は、第1のらせんコイル40に能動的または受動的に接続され、第2の信号f2は、第2のらせんコイル44に受動的または能動的に接続され、周波数混合信号は、平衡磁気抵抗センサ・ブリッジの信号出力端によって受動的または能動的に出力される。
図20は、磁気抵抗周波数ミキサの信号処理の回路図である。第1の信号f1は、第1のらせんコイルの2つの端に受動的に直接接続され、第2の信号f2は、第2のらせんコイルの2つの端に受動的に直接接続され、周波数混合信号の周波数は、信号出力端を通じて受動的に直接出力される。
図21は、磁気抵抗周波数ミキサの信号処理の別の回路図である。第1の信号f1は、V−Iコンバータを用いて電圧信号を電流信号に変換することにより第1のらせんコイルの2つの端に能動的に接続される。第2の信号f2は、V−Iコンバータを用いて電圧信号を電流信号に変換することにより第2のらせんコイルの2つの端に能動的に接続される。周波数混合信号は、受動的に出力される。
図22は、磁気抵抗周波数ミキサの信号処理の第3の回路図である。第1の信号f1は、V−Iコンバータを用いて電圧信号を電流信号に変換することによって第1のらせんコイルの2つの端に能動的に接続される。第2の信号f2はV−Iコンバータを用いて電圧信号を電流信号に変換することによって第2のらせんコイルの2つの端に能動的に接続される。周波数混合信号は、バッファ電圧増幅器を通じて間接的に能動的に出力される。
図23は、平衡磁気抵抗周波数ミキサの信号処理の第4の回路図である。第1の信号f1は、第1のらせんコイルの2つの端に受動的に接続され、第2の信号f2は、第2のらせんコイルの2つの端に受動的に接続され、周波数混合信号は、バッファ電圧増幅器を通じて間接的に能動的に出力される。
上記の説明は、本発明の好ましい実施形態にすぎず、本発明を限定するものではない。当業者にとって、本発明は、様々な修正形態および変形形態を有することができる。本発明の思想および原理の範囲内の任意の修正、均等な置換、改善などは、本発明の保護範囲内に全て含まれるものとする。

Claims (10)

  1. らせんコイル(4)と、平衡磁気抵抗センサ・ブリッジ(3)と、磁気シールド層(2)とを備える平衡磁気抵抗周波数ミキサであって、
    該らせんコイル(4)は、該磁気シールド層(2)と該平衡磁気抵抗センサ・ブリッジ(3)との間に位置し、
    該らせんコイル(4)は、第1のらせんコイル(40)と第2のらせんコイル(44)とを備え、
    該第1のらせんコイル(40)の上面または下面は、電流が反対方向に流れる第1のサブ領域(41)および第2のサブ領域(42)を有し、
    該第2のらせんコイル(44)の上面または下面は、該電流が一方向に流れる第3のサブ領域(43)を有し、
    該平衡磁気抵抗センサ・ブリッジは、磁気抵抗フル・ブリッジと該磁気抵抗フル・ブリッジに接続された平衡磁気抵抗アーム(33)とを備え、
    該磁気抵抗フル・ブリッジは、4つの磁気抵抗ブリッジ・アーム(31、32)からなり、そのうち2つは該第1のサブ領域(41)内に位置するとともに、他の2つは該第2のサブ領域(42)内に位置し、
    該平衡磁気抵抗アーム(33)は、該第3のサブ領域(43)内に位置し、第1の周波数信号は該第1のらせんコイル(40)に入力され、第2の周波数信号は該第2のらせんコイル(44)に入力され、周波数混合信号は該磁気抵抗フル・ブリッジの信号出力端から出力されており、
    該周波数混合信号の出力周波数は、該第1の周波数信号の周波数と該第2の周波数信号の周波数の和またはそれらの間の差である、平衡磁気抵抗周波数ミキサ。
  2. 前記磁気抵抗フル・ブリッジの電源出力端または入力端に接続されている1つの平衡磁気抵抗アーム(33)があり、または
    それぞれ前記磁気抵抗フル・ブリッジの電源出力端および入力端に接続されている2つの平衡磁気抵抗アーム(33)がある、
    請求項1に記載の平衡磁気抵抗周波数ミキサ。
  3. 前記磁気抵抗ブリッジ・アーム(31、32)および前記平衡磁気抵抗アーム(33)は、M*Nで配列された磁気トンネル接合を別々に備え、
    列ごとの該磁気トンネル接合は、磁気トンネル接合セル・ストリングを形成するように直列に接続され、
    該磁気トンネル接合セル・ストリングは、2ポート構造を形成するように直列、並列、または直列および並列のやり方で接続されており、Nは配列構造の列を示し、Mは前記配列構造の行を示し、NおよびMはそれぞれ1以上の正の整数である、
    請求項2に記載の平衡磁気抵抗周波数ミキサ。
  4. 前記磁気抵抗ブリッジ・アーム(31、32)における前記磁気トンネル接合の感知軸は、前記第1のらせんコイル(40)の電流方向に全て直交し、
    前記平衡磁気抵抗アーム(33)における該磁気トンネル接合の感知軸は、前記第2のらせんコイル(44)の電流方向に全て直交し、
    前記第1のサブ領域(41)内の該磁気トンネル接合の感知軸の磁場の分布特性は、前記第2のサブ領域(42)内の該磁気トンネル接合のものと反対である、請求項3に記載の平衡磁気抵抗周波数ミキサ。
  5. 前記第1のサブ領域(41)内の前記磁気トンネル接合および前記第2のサブ領域(42)内の前記磁気トンネル接合は、同一構造に接続されるとともに対称的に配置される、請求項3または4に記載の平衡磁気抵抗周波数ミキサ。
  6. 前記第1のサブ領域(41)および前記第2のサブ領域(42)内の前記磁気トンネル接合の抵抗は、それぞれ、前記第1のらせんコイル(40)により発生させられる前記磁気トンネル接合の感知軸の磁場に線形であり、
    前記第3のサブ領域(43)内の前記磁気トンネル接合の抵抗は、前記第2のらせんコイル(44)により発生させられる前記磁気トンネル接合の感知軸の磁場に線形である、
    請求項3または4に記載の平衡磁気抵抗周波数ミキサ。
  7. 前記第1のサブ領域(41)および前記第2のサブ領域(42)内の前記磁気トンネル接合は、前記第1のらせんコイル(40)の前記電流方向に直交または平行であり、
    前記第3のサブ領域(43)内の前記磁気トンネル接合は、前記第2のらせんコイル(44)の前記電流方向に直交または平行である、請求項3または4に記載の平衡磁気抵抗周波数ミキサ。
  8. 前記第1の周波数信号は前記第1のらせんコイル(40)に能動的または受動的に接続され、
    前記第2の周波数信号は前記第2のらせんコイル(44)に受動的または能動的に接続され、
    前記周波数混合信号は前記平衡磁気抵抗センサ・ブリッジの前記信号出力端に受動的または能動的に接続される、請求項1に記載の平衡磁気抵抗周波数ミキサ。
  9. 前記らせんコイル(4)は、銅、金、銀、アルミニウム、およびタンタルのうち1つまたは複数で構成される高伝導金属材料のコイルであり、
    前記磁気シールド層(2)は、NiFe、CoFeSiB、CoZrNb、CoFeB、FeSiB、およびFeSiBNbCuのうち1つまたは複数で構成される高透磁率強磁性合金の層である、請求項1に記載の平衡磁気抵抗周波数ミキサ。
  10. 前記らせんコイル(4)の厚さは1〜20μmであり、該らせんコイル(4)の幅は5〜40μmであり、
    2つの隣接したらせんコイル間の間隔は10〜100μmであり、前記磁気シールド層(2)の厚さは1〜20μmである、請求項1に記載の平衡磁気抵抗周波数ミキサ。

JP2019508945A 2016-08-18 2017-08-17 平衡磁気抵抗周波数ミキサ Active JP6968449B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201610685029.7A CN106160670B (zh) 2016-08-18 2016-08-18 一种平衡磁电阻混频器
CN201610685029.7 2016-08-18
PCT/CN2017/097933 WO2018033125A1 (zh) 2016-08-18 2017-08-17 一种平衡磁电阻混频器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019528624A true JP2019528624A (ja) 2019-10-10
JP6968449B2 JP6968449B2 (ja) 2021-11-17

Family

ID=57331098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019508945A Active JP6968449B2 (ja) 2016-08-18 2017-08-17 平衡磁気抵抗周波数ミキサ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10873294B2 (ja)
EP (1) EP3502725B1 (ja)
JP (1) JP6968449B2 (ja)
CN (1) CN106160670B (ja)
WO (1) WO2018033125A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022034763A1 (ja) * 2020-08-12 2022-02-17 アルプスアルパイン株式会社 磁気センサおよび電流センサ
JP2023514310A (ja) * 2020-02-18 2023-04-05 江▲蘇▼多▲維▼科技有限公司 ゲイン制御可能な磁気抵抗アナログ増幅器

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106160670B (zh) * 2016-08-18 2023-05-30 江苏多维科技有限公司 一种平衡磁电阻混频器
CN111198342B (zh) * 2020-01-10 2021-07-06 江苏多维科技有限公司 一种谐波增宽线性范围的磁电阻传感器
CN114243242A (zh) * 2021-12-17 2022-03-25 江苏多维科技有限公司 一种电屏蔽的磁隧道结信号隔离器
GB2617357B (en) * 2022-04-05 2024-09-11 Endomagnetics Ltd Improvements in or relating to susceptibility probes for detecting surgical markers
CN118611692B (zh) * 2024-08-02 2025-03-21 浙江龙感科技有限公司 一种无线通信电路、系统及方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006203677A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Yagi Antenna Co Ltd 歪キャンセル機能を有する広帯域周波数変換回路
JP2009246615A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Tdk Corp 混合器および周波数変換装置
WO2010119569A1 (ja) * 2009-04-17 2010-10-21 キヤノンアネルバ株式会社 周波数変換装置、及び周波数変換方法
WO2015010620A1 (zh) * 2013-07-24 2015-01-29 江苏多维科技有限公司 一种磁阻混频器
JP2015524065A (ja) * 2012-06-04 2015-08-20 チャンスー マルチディメンション テクノロジー カンパニー リミテッド 磁気抵抗歯車センサ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1274086A (zh) * 1999-12-21 2000-11-22 南京大学 巨磁电阻效应交、直流两用电流检测、控制器件
US6949927B2 (en) * 2001-08-27 2005-09-27 International Rectifier Corporation Magnetoresistive magnetic field sensors and motor control devices using same
US6972658B1 (en) 2003-11-10 2005-12-06 Rf Micro Devices, Inc. Differential inductor design for high self-resonance frequency
CN102914749B (zh) 2012-11-19 2014-11-26 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 微机械磁场传感器及其应用
CN203482163U (zh) * 2013-07-24 2014-03-12 江苏多维科技有限公司 一种磁阻混频器
CN106160670B (zh) 2016-08-18 2023-05-30 江苏多维科技有限公司 一种平衡磁电阻混频器
CN206077338U (zh) * 2016-08-18 2017-04-05 江苏多维科技有限公司 一种平衡磁电阻混频器
CN107037382B (zh) * 2017-04-05 2023-05-30 江苏多维科技有限公司 一种预调制磁电阻传感器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006203677A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Yagi Antenna Co Ltd 歪キャンセル機能を有する広帯域周波数変換回路
JP2009246615A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Tdk Corp 混合器および周波数変換装置
WO2010119569A1 (ja) * 2009-04-17 2010-10-21 キヤノンアネルバ株式会社 周波数変換装置、及び周波数変換方法
JP2015524065A (ja) * 2012-06-04 2015-08-20 チャンスー マルチディメンション テクノロジー カンパニー リミテッド 磁気抵抗歯車センサ
WO2015010620A1 (zh) * 2013-07-24 2015-01-29 江苏多维科技有限公司 一种磁阻混频器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023514310A (ja) * 2020-02-18 2023-04-05 江▲蘇▼多▲維▼科技有限公司 ゲイン制御可能な磁気抵抗アナログ増幅器
JP7579008B2 (ja) 2020-02-18 2024-11-07 江▲蘇▼多▲維▼科技有限公司 ゲイン制御可能な磁気抵抗アナログ増幅器
WO2022034763A1 (ja) * 2020-08-12 2022-02-17 アルプスアルパイン株式会社 磁気センサおよび電流センサ

Also Published As

Publication number Publication date
CN106160670B (zh) 2023-05-30
EP3502725B1 (en) 2023-04-05
US10873294B2 (en) 2020-12-22
US20190280650A1 (en) 2019-09-12
EP3502725A4 (en) 2020-04-15
EP3502725A1 (en) 2019-06-26
WO2018033125A1 (zh) 2018-02-22
CN106160670A (zh) 2016-11-23
JP6968449B2 (ja) 2021-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019528624A (ja) 平衡磁気抵抗周波数ミキサ
JP6429871B2 (ja) 磁気抵抗ミキサ
CN106291414B (zh) 大规模的集成amr磁电阻器
JP6625083B2 (ja) 磁気センサ、生体細胞検出装置及び診断装置
US10197601B2 (en) High bandwidth Rogowski transducer with screened coil
CN103477235B (zh) 传感器元件及使用传感器元件的功率测量装置
US10670671B2 (en) Magnetic field sensor circuit in package with means to add a signal from a coil
US8680857B2 (en) Magnetoresistive sensor
JP7099731B2 (ja) 多層磁気変調構造を有する低ノイズ磁気抵抗センサ
CN106415281A (zh) 电流检测装置
JP2018146314A (ja) 磁気センサ、磁気センサ装置
US20140362624A1 (en) Spin torque diode element, rectifier and power generation module
JP2013065986A (ja) 周波数選択性を有する混合器
US10756257B2 (en) Magnetoresistance effect device
CN106206537A (zh) 平面集成电路电感器的梳状端子
JPWO2015156260A1 (ja) 電流検知装置
CN206077338U (zh) 一种平衡磁电阻混频器
CN203482163U (zh) 一种磁阻混频器
US10153084B2 (en) Physical design in magnetic environment
CN109964139B (zh) 超导装置
US2592257A (en) Hall effect device
JP7087587B2 (ja) 磁気抵抗効果デバイス
Dąbek et al. High immunity wafer-level measurement of MHz current
Bais et al. J. Yunas, BY Majlis, AA Hamzah
JP2019179900A (ja) 磁気抵抗効果デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6968449

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250