本開示は、可撓性容器を提供する。可撓性容器は、以下を含む。
A.前面パネル、後面パネル、第1のガセット付き側面パネル、および第2のガセット付き側面パネルを備え、ガセット付き側面パネルが、外周シールに沿って前面パネルと後面パネルとを接合してチャンバを形成する。
B.各パネルは、2つの対向する外周先細シールを備える底部区分を含み、各外周先細シールは、それぞれの外周シールから延伸し、各外周先細シールは、内部縁を備え、外周先細シールは、底部シール領域で収束する。
C.前面パネル底部区分は、第1の外周先細シールの内部縁によって画定される第1の線と、第2の外周先細シールの内部縁によって画定される第2の線とを含み、第1の線は、底部シール領域の尖点で第2の線と交差する。
D.前面パネル底部区分は、内部縁上に底部最遠位内部シール点を有する。
E.尖点は、0mm〜8.0mm未満の距離だけ底部最遠位内部シール点から分離される。
図1および2は、可撓性頂部12および底部14を有する可撓性容器10を示す。可撓性容器10は、4つのパネル、つまり、前面パネル22、背面パネル24、第1のガセットパネル18、および第2のガセットパネル20を有する。4つのパネル18、20、22、および24は、容器10の頂端44および底端46に向かって延伸して、頂部区分28および底部区分26をそれぞれ形成する。容器10が反転すると、容器10に対する頂部および底部の位置が変化する。しかしながら、一貫性のために、注入口30に隣接する柄は、頂部または上部柄12と呼ばれ、反対の柄は底部または下部柄14と呼ばれるであろう。同様に、頂部または上部の部分、区分、もしくはパネルは、注入口30に隣接する表面であり、底部または下部の部分、区分、もしくはパネルは、頂部区分の反対側の表面であるであろう。
4つのパネル18、20、22、および24は、別個のフィルムウェブから各々成ってもよい。各フィルムウェブに対する組成物および構造は、同一であっても、異なってもよい。代替的に、1つのフィルムウェブはまた、全ての4つのパネル、ならびに頂部および底部区分を作製するために使用されてもよい。さらなる実施形態において、2つ以上のウェブが、各パネルを作製するために使用されてもよい。
一実施形態において、各それぞれのパネル18、20、22、および24に対して1つのフィルムウェブで、4つのフィルムウェブが提供される。各フィルムの縁は、隣接するフィルムウェブにシールされて外周シール41(図1)を形成する。図2に示されるように、外周先細シール40a〜40dは、容器の底部区分26上に位置する。外周シール41は、容器10の側縁上に位置する。
頂部区分28および底部区分26を形成するために、4つのフィルムウェブは、それぞれの端でともに収束し、かつともにシールされる。例えば、頂部区分28は、頂端44でともにシールされたパネルの延伸部によって画定され得、容器10が静止位置にあるとき、それは、頂部区分28を画定するフィルムの4つの頂部パネル28a〜28d(図4)を有し得る。底部区分26はまた、ともにシールされたフィルムの4つの底部パネル26a〜26dを有し得、かつ図2に示されるように、反対の端46のパネルの延伸部によって画定され得る。
一実施形態において、頂部区分28を構成する4つのフィルムウェブの一部は、注入口30で終端する。4つのフィルムウェブの各々の頂端セクションの一部は、注入口30の外部の下部リム52にシールされるか、または別様に溶接されて、強固なシールを形成する。注入口は、圧縮熱シール、超音波シール、およびこれらの組み合わせによって可撓性容器にシールされる。注入口30のベースは円形の断面形状を有するが、注入口30のベースは、例えば、多角形の断面形状など、他の断面形状を有し得ることが理解される。円形の断面形状を有するベースは、従来の2つのパネルの可撓性パウチに使用されるカヌー形状のベースを有する付属部とは異なる。
一実施形態において、注入口30のベースの外部表面は、表面テクスチャを有する。表面テクスチャは、頂部区分28の内部表面へのシールを促進するためのエンボスおよび複数の放射状畝を含み得る。
一実施形態において、注入口30は、楕円、翼形状、目形状、またはカヌー形状のベースを備えた付属部を除外する。
さらに、注入口30は、取り外し可能なクロージャ32を含み得る。注入口30は、図5および6に示されるように、頂部区分28を通って内部へのアクセス開口部50を有する。代替的に、注入口30は、パネルのうちの1つに位置し得、そこで、頂部区分は、ついで、少なくとも2つのパネル端がともに接合されることによって画定される上部シール領域として画定されるであろう。さらなる実施形態において、注入口30は、頂部区分28のほぼ中点に位置し、注入口30のアクセス開口50が頂部区分28の総面積未満である面積を有し得るように、容器10の幅よりも小さくサイズ決定されてもよい。さらに別の実施形態において、注入口の面積は、頂部区分の総面積の20%以下である。これにより、注入口30およびそれに関連するアクセス開口部50が、それらを通って手を挿入するためには十分な大きさではなく、内部に保管された製品58との意図しないいずれの接触も回避することを保証することができる。
注入口30は、剛性構築物で作製され得、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリプロピレン(PP)、およびこれらの組み合わせなどの任意の適切なプラスチックで形成され得る。注入口30の場所は、容器10の頂部区分28上のどこであってもよい。一実施形態において、注入口30は、頂部区分28の中央または中点に位置する。クロージャ32は、アクセス開口部50を被覆し、製品が容器10から漏洩することを防止する。キャップ32は、スクリューオンキャップ、フリップトップキャップ、または他のタイプの取り外し可能な(かつ任意に再閉鎖可能な)クロージャであってもよい。
一実施形態において、容器は、剛性注入口を有さず、パネルは、例えば、解放可能なシール(剥離シール)によって、ネックを横切っている。
図1および2に示されるように、可撓性底部柄14は、底部柄14が底部区分26の延伸部であるように、容器10の底端46に位置し得る。
各パネルは、それぞれの底面を含む。図2は、4つの三角形の底面26a、26b、26c、26dを示し、各底面は、それぞれのフィルムパネルの延伸部である。底面26a〜26dは、底部区分26を構成する。4つのパネル26a〜26dは、底部区分26の中間点で集合する。底面26a〜26dは、熱シール技術の使用などによってともにシールされて、底部柄14を形成する。例えば、溶接が成されて、底部柄14を形成し、底部区分26の縁をともにシールしてもよい。好適な熱シール技術の非限定的な例としては、ホットバーシール法、ホットダイシール法、インパルスシール法、高周波シール法、または超音波シール法が挙げられる。
図2は、底部区分26を示す。各パネル18、20、22、24は、底部区分26内に存在する、それぞれの底面26a〜26dを有する。各底面は、2つの対向する外周先細シール40a、40b、40c、40dによって境界される。各外周先細シール40a〜40dは、それぞれの外周シール41から延伸する。前面パネル22および後面パネル24に対する外周先細シールは、内部縁29a〜29d(図2)および外部縁31(図8)を有する。外周先細シール40a〜40dは、底部シール領域33で収束する(図2、図7、図8)。
前面パネル底面26aは、第1の外周先細シール40aの内部縁29aによって画定される第1の線Aと、第2の外周先細シール40bの内部縁29bによって画定される第2の線Bとを含む。第1の線Aは、底部シール領域33内の尖点35aで第2の線Bと交差する。前面パネル底面26aは、底部最遠位内部シール点37a(「BDISP37a」)を有する。BDISP37aは、内部縁29aと内部縁29bとによって画定される内部シール縁上に位置する。
尖点35aは、BDISP37aから、0ミリメートル(mm)〜8.0mm未満の距離Sだけ分離される。
一実施形態において、後面パネル底面26cは、前面パネル底面の尖点に類似した尖点を含む。後面パネル底面26cは、29c第1の外周先細シール40cの内部縁によって画定される第1の線Cと、第2の外周先細シール40dの内部縁29dによって画定される第2の線Dとを含む。第1の線Cは、底部シール領域33内の尖点35cで第2の線Dと交差する。後面パネル底面26cは、底部最遠位内部シール点37c(「BDISP37c」)を有する。BDISP37aは、内部縁29cと内部縁29dとによって画定される内部シール縁上に位置する。尖点35cは、BDISP37cから、0ミリメートル(mm)〜8.0mm未満の距離Tだけ分離される。
前面パネル底面に対する以下の説明は、後面パネル底面に同等に適用され、後面パネル底面に対する参照数字が閉じ括弧内に示されることが理解される。
一実施形態において、BDISP37a(37c)は、内部縁29a(29c)と内部縁29b(29d)とが交差する場所に位置する。BDISP37a(37c)と尖点35a(35c)との間の距離は、0mmである。
一実施形態において、図2および8に示されるように、内部シール縁は、内部縁29a、29b(29c、29d)から分岐して、遠位内部シール弧39a(前面パネル)、および遠位内部シール弧39c(後面パネル)を形成する。BDISP37a(37c)は、内部シール弧39a(39c)上に位置する。尖点35a(尖点35c)は、BDISP37a(BDISP37c)から、0mm超、または1.0mm、または2.0mm、または2.6mm、または3.0mm、または3.5mm、または3.9mm〜4.0mm、または4.5mm、または5.0mm、または5.2mm、または5.3mm、または5.5mm、または6.0mm、または6.5mm、または7.0mm、または7.5mm、または7.9mmまでの距離S(距離T)だけ分離される。
一実施形態において、尖点35a(35c)は、BDISP37a(37c)から、0mm超〜6.0mm未満の距離S(距離T)だけ分離される。
一実施形態において、尖点35a(35c)からBDISP37a(37c)までの距離S(距離T)は、0mm超、または0.5mm、または1.0mm、または2.0mm〜4.0mm、または5.0mm、または5.5mm未満までである。
一実施形態において、尖点35a(尖点35c)は、BDISP37a(BDISP37c)から、3.0mm、または3.5mm、または3.9mm〜4.0mm、または4.5mm、または5.0mm、または5.2mm、または5.3mm、または5.5mmまでの距離S(距離T)だけ分離される。
一実施形態において、遠位内部シール弧39a(39c)は、0mm、または0mm超、または1.0mm〜19.0mm、または20.0mmまでの曲率半径を有する。
一実施形態において、図7に示されるように、各外周先細シール40a〜40d(外側縁)と、それぞれの外周シール41(外側縁)から延伸した線とが、角度Gを形成する。角度Gは、40°、または42°、または44°、または45°〜46°、または48°、または50°までである。一実施形態において、角度Gは、45°である。
底部区分26は、そこに形成されたガセット54および56の対を含み、それらは本質的に、底面26a〜26dの延伸部である。ガセット54および56は、可撓性容器10が直立する能力を促進し得る。これらのガセット54および56は、ともに接合されて、ガセット54および56を形成する、各底面26a〜26dからの余分な材料から形成される。ガセット54および56の三角形部分は、ともにシールされ、そのそれぞれのガセットへと延伸する、2つの隣接する底部区分パネルを含む。例えば、隣接する底面26aおよび26dは、交差する縁に沿ってそれらの底部表面の平面を越えて延伸し、ともにシールされて、第1のガセット54の一側面を形成する。同様に、隣接する底面26cおよび26dは、交差する縁に沿ってそれらの底部表面の平面を越えて延伸し、ともにシールされて、第1のガセット54の反対の側面を形成する。同様に、第2のガセット56は、隣接する底面26a〜26bおよび26b〜26cから同様に形成される。ガセット54および56は、底部区分26の一部分に接触し得、そこで、ガセット54および56は、それらを被覆する底面26bおよび26dに接触し得る一方、底部区分パネル26aおよび26cは、底端46で露出したままである。
図1および2に示されるように、可撓性容器10のガセット54および56は、底部柄14へとさらに延伸し得る。ガセット54および56が底部区分パネル26bおよび26dに隣接して位置する態様において、底部柄14はまた、底面26bおよび26dを横切って延伸し得、パネル18および20の対間に延伸する。底部柄14は、前面パネル22と後面パネル24との間の底部区分26の中央部分または中間点に沿って位置し得る。
底部柄14は、4つのフィルムウェブが容器10を作製するために使用されるときにともにシールされた最大4層のフィルムを含み得る。容器を作製するために、4つを超えるウェブが使用されるとき、柄は、容器を製作するために使用されるのと同一の数のウェブを含むであろう。4層全てが、熱シール法によって、完全にはともにシールされない底部柄14のいずれの部分も、タックシールなどの任意の適切な様式でともに接着されて、完全にシールされた複層底部柄14を形成することができる。柄14は、任意の好適な形状を有し得、概して、フィルム端の形状を採るであろう。例えば、典型的には、フィルムウェブは、その端が直線状の縁を有するように、巻きを解くと矩形の形状を有する。したがって、底部柄14もまた、長方形の形状を有するであろう。
さらに、図3に見られ得るように、底部柄14は、ユーザの手をフィットさせるようにサイズ決定された柄開口部16または切り抜きセクションをその中に含んでもよい。開口部16は、手をフィットさせるために好都合である任意の形状であってもよく、一態様において、開口部16は、略楕円形状を有してもよい。別の態様において、開口部16は、略長方形を有してもよい。さらに、底部柄14の開口部16はまた、開口部16を形成する切断された材料を含むフラップ38を有してもよい。開口部16を画定するために、柄14は、第4の側面または下部部分で付着していながら、3つの側面または部分に沿った複層柄14の切り抜きであるセクションを有し得る。これは、ユーザによって開口部16を通して押し出され得、かつ開口部16の縁上に折り畳まれ得て、ユーザの手に接触する縁で比較的平滑なグリップ表面をもたらす、材料38のフラップを提供する。材料のフラップが完全に切り抜かれる場合、これは、比較的鋭利であり得る露出した第4の側面もしくは下部縁を残し、そこに手が配置されたときに手を切るか、または引っ掻く可能性がある。
さらに、図1および3に例解されるように、底部区分26に付着する底部柄14の一部分は、柄14が一貫して同一の方向に折り畳まれることをもたらす永久機械折り目42または切り込み線を含むことができる。機械折り目42は、前面側面パネル22に向かう第1の方向への折り畳みを可能にし、後面パネル24に向かう第2の方向への折り畳みを制限する折り畳み線を含むことができる。本出願を通じて使用される際、「制限する」という用語は、1つの方向または第1の方向に移動するほうが、第2の方向などの反対方向に移動するよりも容易であることを意味し得る。機械折り目42は、第2の方向Yではなく第1の方向Xに折り畳まれる傾向がある柄内にほぼ恒久的な折り畳み線を提供するものと考えることができるので、柄14を第1の方向に一貫して折り畳むことができる。底部柄14のこの機械折り目42は、複数の目的を果たすことができ、1つは、ユーザが容器10から製品を移動させるとき、彼らが底部柄14を把持し得、注入を助けるためにそれが第1の方向Xに容易に曲げられることである。次に、図6に示されるように、可撓性容器10が直立位置で保管されるとき、底部柄14が底部区分パネル26aのうちの1つに隣接して容器10の下に折り畳まれ得るように、底部柄14における機械折り目42は、柄14が機械折り目42に沿って第1の方向Xに折り畳まれることを助長する。製品の重量もまた、製品の重量が柄14をさらに押し、第1の方向Xに折り畳まれた位置に柄14を維持し得るように、底部柄14に力を印加し得る。本明細書で述べられるように、頂部柄12もまた、底部柄14と同一の第1の方向Xに一貫して折り畳まれることをまた可能にする、類似した機械折り目34a、34bを含むことができる。
さらに、可撓性容器10が空になり、残りの製品がより少なくなるにつれ、底部柄14は、可撓性容器10が、支持なくかつ転倒せずに直立したままであることに役立つように、支持を提供し続け得る。底部柄14は一般に、側面パネル18および20の対間に延伸するその全長に沿ってシールされるため、それは、容器10が空になっても、ガセット54および56(図1、図3)をともにまとめ、容器10を直立させるための支持を提供し続けることに役立ち得る。
図3および4に見られるように、頂部柄12は、頂部区分28から延伸し得、特に、頂部区分28を構成する4つのパネル28a〜28dから延伸し得る。頂部柄12へと延伸するフィルムの4つのパネル28a〜28dは、全てともにシールされて、複層頂部柄12を形成する。頂部柄12は、U形状、特に水平上部柄部分12aが、そこから延伸する対の離間配置された脚部13および15を有する上下逆のU形状を有してもよい。脚部13および15は、頂部区分28から、注入口30に隣接して、注入口30の一方の側に1つ脚部13を有し、注入口30の他方の側に他の脚部15を有し、各脚部13、15は、頂部区分28の反対側の部分から延伸する。
注入口30の上の位置に伸長したときに上部柄部分12aの最底部縁は、注入口30の最上部縁をクリアするのに十分なだけの高さにすることができる。柄12が頂部区分28に対して垂直な位置で延伸されるとき、頂部柄12の一部分は、注入口30の上、および頂部区分28の上に延伸し得、特に、上部柄部分12a全体は、注入口30および頂部区分28の上にあり得る。脚部13および15の2つの対ならびに上部柄部分12aは、柄開口部を取り囲む柄12をともに成し、これは、ユーザが彼女らの手をその中を通して配置し、柄12の上部柄部分12aを把持することを可能にする。
底部柄14と同様に、頂部柄12もまた、前面側面パネル22に向かう第1の方向への折り畳みを可能にし、後面側面パネル24に向かう第2の方向への折り畳みを制限する、永久機械折り目34a、34bを有し得る。機械折り目34a、34bは、シールが開始する場所に、各脚部13、15において位置し得る。柄12は、機械折り目部分34a、34bから始まり、柄12の水平上部柄部分12aまで、およびそれを含んで、タック接着剤などでともに接着され得る。機械折り目34a、34bの位置は、注入口30、および特に、注入口30の最底部部分と同じ緯度面内にあり得る。柄12内の2つの機械折り目34a、34bは、柄12が、第2の方向Yではなく、底部柄14と同じ第1の方向Xに一貫して折り畳まれるかまたは曲がるように傾けられることを可能にし得る。図1および3に示されるように、柄12は同様に、柄材料が鋭利ではなく、ユーザの手が柄12の任意の鋭利な縁で切断されるのを防止することができるように、底部柄14と同様に、柄12の上部柄部分12aに向かって上方に折り畳まれて、柄12の平滑なグリップ表面を形成するフラップ部分36を含み得る。
図1に示されるように、容器10が静止位置にあるとき、例えば、それがその底部区分26上に直立しているとき、底部柄14は、それが底部区分26および隣接する底部パネル26aに平行であるように、底部機械折り目42に沿って、第1の方向Xに容器10の下に折り畳まれ得、頂部柄12は、柄12の前表面が頂部区分28の頂部セクションまたはパネル28aに平行な状態で、その機械折り目34a、34bに沿って、同一の第1の方向Xに自動的に折り畳まれるであろう。頂部柄12は、機械折り目34a、34bのために、まっすぐ上に延伸するのではなく、頂部区分28に対して垂直に、第1の方向Xに折り畳まれる。分注時、柄が同一の方向に、そのそれぞれの端パネルまたは端区分に対して比較的平行に折り畳まれて、分注をより容易かつより制御されたものとし得るように、柄12および14の両方は傾いて、同一の方向Xに折り畳まれる。したがって、静止位置において、柄12および14はともに、互いに略平行に折り畳まれる。さらに、可撓性容器10は、底部柄14が直立する可撓性容器10の下に位置しても、直立することができる。
代替的に、別の態様では、可撓性容器は、側壁に位置する付属部または注入口を含み得、頂部柄は、本質的に頂部部分または区分の中に、またはそれらから形成される。頂部柄は、4つのフィルムウェブから形成され得、各々はそのそれぞれの側壁から延伸し、容器の頂部区分が柄の中に収束し、それらが1つ、かつ同一のものであり、下ではなく、延伸された柄の側面に注入口を有するように、容器の頂部端に位置する側壁またはフラップ内に延伸する。
可撓性容器10の構築物の材料は、食品グレードのプラスチックを含み得る。後で述べられるように、例えば、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン(高密度ポリエチレン(HDPE)および/または低密度ポリエチレン(LDPE)など)が使用されてもよい。可撓性容器10のフィルムは、製造、流通、製品有効期間、および顧客使用中の製品およびパッケージ統合性を維持するために十分な厚さを有し得る。一実施形態において、可撓性複層フィルムは、100マイクロメートル、または200マイクロメートル、または250マイクロメートル〜300マイクロメートル、または350マイクロメートル、または400マイクロメートルまでの厚さを有する。フィルム材料はまた、それが、少なくとも約180日間の製品有効期間を維持するために適切な気圧を可撓性容器10内に提供するようなものであり得る。そのようなフィルムは、23℃および80%の相対湿度(RH)で、0、または0超〜0.4cc、または1.0cc/m2/24時間/気圧)の低い酸素透過率(OTR)を有するフィルムなどの酸素バリアフィルムを含み得る。さらに、可撓性複層フィルムはまた、38℃および90%のRHで、0、または0超、または0.2、または1.0〜5.0、または10.0、または15.0g/m2/24時間の低い水蒸気透過率(WVTR)を有するフィルムなどの水蒸気バリアフィルムを含み得る。さらに、特にシール層において、しかしシール層だけに限らず、油および/または化学物質耐性を有する構築物の材料を使用することが望ましくあり得る。可撓性複層フィルムは、印刷可能であるか、または可撓性容器10上に印を表示するための感圧性ラベルもしくは他の種類のラベルの受容に適合性であるかのいずれかであり得る。
一実施形態において、各パネルは、少なくとも1つ、少なくとも2つ、または少なくとも3つの層を有する可撓性複層フィルムから作製される。可撓性複層フィルムは、弾力性、可撓性、変形可能、かつ柔軟である。各パネルのための可撓性複層フィルム構造および組成物は、同一であっても、異なってもよい。例えば、4つのパネルの各々が、各ウェブが特有の構造および/もしくは特有の組成物、仕上がり、または印刷を有する、別個のウェブから作製されてもよい。代替的に、4つのパネルの各々が、同一の構造および同一の組成物であってもよい。
一実施形態において、各パネル18、20、22、24は、同一の構造および同一の組成物を有する可撓性複層フィルムである。
可撓性複層フィルムは、(i)共押出複層構造、もしくは(ii)積層物、または(i)および(ii)の組み合わせであってもよい。一実施形態において、可撓性複層フィルムは、少なくとも3つの層、つまり、シール層、外部層、およびその間の結合層を有する。結合層は、シール層を外部層に接合する。可撓性複層フィルムは、シール層と外部層との間に配設された1つ以上の任意の内部層を含んでもよい。
一実施形態において、可撓性複層フィルムは、少なくとも2つ、または3つ、または4つ、または5つ、または6つ、または7つ〜8つ、または9つ、または10、または11、またはそれ以上の層を有する、共押出フィルムである。例えば、フィルムを構築するために使用されるいくつかの方法は、キャスト共押出法またはブロー共押出法によるもの、接着積層、押出積層、熱積層、および蒸着などのコーティングである。これらの方法の組み合わせもまた、可能である。フィルム層は、ポリマー材料に加えて、包装産業において一般的に使用される安定剤、スリップ添加剤、粘着防止添加剤、加工助剤、清澄剤、核剤、顔料または着色剤、ならびに充填剤および補強剤などの添加剤を含んでもよい。好適な感覚受容特性および/または光学特性を有する添加剤およびポリマー材料を選択することが特に有用である。
別の実施形態において、可撓性複層フィルムは、内側フィルムが統合性を維持し、容器の内容物を保持し続けるように、著しい衝撃中に、1枚以上の重ねにいくらかの層間剥離が発生することを可能にするような様式で接着された2つ以上のフィルムである、内袋を含んでもよい。
シール層用の好適なポリマー材料の非限定的な例としては、オレフィン系ポリマー(直鎖もしくは分岐鎖の任意のエチレン/C3−C10α−オレフィンコポリマーを含む)、プロピレン系ポリマー(プラストマーおよびエラストマー、ランダムプロピレンコポリマー、プロピレンホモポリマー、ならびにプロピレンインパクトコポリマーを含む)、エチレン系ポリマー(プラストマーおよびエラストマー、高密度ポリエチレン(「HDPE」)、低密度ポリエチレン(「LDPE」)、直鎖低密度ポリエチレン(「LLDPE」)、中密度ポリエチレン(「MDPE」))、エチレン−アクリル酸もしくはエチレン−メタクリル酸、およびそれらの亜鉛塩、ナトリウム塩、リチウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩とのイオノマー、エチレン酢酸ビニルコポリマー、ならびにこれらの混成物が挙げられる。
外部層用の好適なポリマー材料の非限定的な例としては、積層用の二軸または単軸配向フィルムおよび共押出フィルムを作製するのに使用されるものが挙げられる。いくつかの非限定的なポリマー材料の例は、二軸配向ポリエチレンテレフタレート(OPET)、単軸配向ナイロン(MON)、二軸配向ナイロン(BON)、および二軸配向ポリプロピレン(BOPP)である。構造的利益のためのフィルム層の構築において有用な他のポリマー材料は、ポリプロピレン(プロピレンホモポリマー、ランダムプロピレンコポリマー、プロピレンインパクトコポリマー、および熱可塑性ポリプロピレン(TPO)など、プロピレン系プラストマー(例えば、VERSIFY(商標)またはVISTAMAX(商標))など)、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン6,66、ナイロン6,12、ナイロン12など)、ポリエチレンノルボルネン、環状オレフィンコポリマー、ポリアクリロニトリル、ポリエステル、コポリエステル(PETGなど)、セルロースエステル、ポリエチレンおよびエチレンのコポリマー(例えば、DOWLEX(商標)などのエチレンオクテンコポリマー系のLLDPE、これらの混成物、ならびにこれらの複層の組み合わせである。
結合層用の好適なポリマー材料の非限定的な例としては、エチレン酢酸ビニル(「EVA」)などの官能化エチレン系ポリマー;任意のポリエチレン、エチレンコポリマー、もしくはポリプロピレンなどのポリオレフィンにグラフトされた無水マレイン酸を有するポリマー;およびエチレンメチルアクリレート(「EMA」)などのエチレンアクリレートコポリマー;グリシジル含有エチレンコポリマー;INTUNE(商標)(PP−OBC)およびINFUSE(商標)(PE−OBC)(両方ともThe Dow Chemical Companyから入手可能)などのプロピレンおよびエチレン系オレフィンブロックコポリマー(OBC);ならびにこれらの混成物が挙げられる。
可撓性複層フィルムは、構造的統合性に寄与するか、または特定の特性を提供し得る追加の層を含んでもよい。追加の層は、直接的手段によって、または隣接するポリマー層に対する適切な結合層を使用することによって追加されてもよい。剛性または乳白度などの追加の機械的性能を提供し得るポリマー、および気体バリア特性または化学物質耐性を提供し得るポリマーが、この構造に追加されてもよい。
任意のバリア層用の好適な材料の非限定的な例としては、塩化ビニリデンと、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、または塩化ビニルとのコポリマー(例えば、The Dow Chemical Companyから入手可能なSARAN樹脂)、ビニルエチレンアルコール(EVOH)、金属箔(アルミニウム箔など)が挙げられる。代替的に、積層物複層フィルムにおいて使用されるとき、BON、OPET、またはOPPなどのフィルム上の蒸着アルミニウムまたは酸化シリコンなどの修正ポリマーフィルムが、バリア特性を得るために使用されてもよい。
一実施形態において、可撓性複層フィルムは、LLDPE(商品名DOWLEX(商標)(The Dow Chemical Company)で販売)、シングルサイトLLDPE(商品名AFFINITY(商標)またはELITE(商標)(The Dow Chemical Company)で販売されるポリマーを含む、実質的に直鎖もしくは直鎖のオレフィンポリマー)、例えば、VERSIFY(商標)(The Dow Chemical Company)などのプロピレン系プラストマーまたはエラストマー、およびこれらの混成物から選択されるシール層を含む。任意の結合層は、エチレン系オレフィンブロックコポリマーPE−OBC(INFUSE(商標)として販売)またはプロピレン系オレフィンブロックコポリマーPP−OBC(INTUNE(商標)として販売)のいずれかから選択される。外部層は、25℃から、30℃、または40℃、またはシール層におけるポリマーの融点よりも高い融点Tmを有する50重量%超の樹脂(複数可)を含み、外部層ポリマーは、VERSIFYもしくはVISTAMAX、ELITE(商標)、HDPE、またはプロピレンホモポリマー、プロピレンインパクトコポリマー、もしくはTPOなどのプロピレン系ポリマーなどの樹脂から選択される。
一実施形態において、可撓性複層フィルムは共押出される。
一実施形態において、可撓性複層フィルムは、LLDPE(商品名DOWLEX(商標)(The Dow Chemical Company)で販売)、シングルサイトLLDPE(商品名AFFINITY(商標)またはELITE(商標)(The Dow Chemical Company)で販売されるポリマーを含む、実質的に直鎖もしくは直鎖のオレフィンポリマー)、例えば、VERSIFY(商標)(The Dow Chemical Company)などのプロピレン系プラストマーまたはエラストマー、およびこれらの混成物から選択されるシール層を含む。可撓性複層フィルムはまた、ポリアミドである外部層も含む。
一実施形態において、可撓性複層フィルムは共押出フィルムであり、
(i)105℃未満の第1の融解温度(Tm1)を有するオレフィン系ポリマーから成るシール層と、
(ii)第2の融解温度(Tm2)を有するポリマー材料から成る外部層とを含み、
Tm2−Tm1>40℃である。
「Tm2−Tm1」という用語は、外部層内のポリマーの融解温度とシール層内のポリマーの融解温度との間の差であり、それはまた、「ΔTm」とも称される。一実施形態において、ΔTmは、41℃、または50℃、または75℃、または100℃から、125℃、または150℃、または175℃、または200℃までである。
一実施形態において、可撓性複層フィルムは、共押出フィルムであり、シール層は、直鎖もしくは実質的に直鎖のポリマーなどのエチレン系ポリマー、または55℃〜115℃のTm、および0.865〜0.925g/cm3、もしくは0.875〜0.910g/cm3、もしくは0.888〜0.900g/cm3の密度を有する、エチレンと、1−ブテン、1−ヘキセン、もしくは1−オクテンなどのアルファ−オレフィンモノマーとの、シングルサイト触媒された直鎖もしくは実質的に直鎖のポリマーから成り、外部層は、170℃〜270℃のTmを有するポリアミドから成る。
一実施形態において、可撓性複層フィルムは、少なくとも5つの層を有する共押出フィルムであり、共押出フィルムは、直鎖もしくは実質的に直鎖のポリマーなどのエチレン系ポリマー、またはエチレンと、1−ブテン、1−ヘキセン、もしくは1−オクテンなどのアルファ−オレフィンモノマーとの、シングルサイト触媒された直鎖もしくは実質的に直鎖のポリマーから成るシール層を有し、エチレン系ポリマーは、55℃〜115℃のTm、および0.865〜0.925g/cm3、もしくは0.875〜0.910g/cm3、もしくは0.888〜0.900g/cm3の密度を有し、最外層は、170℃〜270℃のTmを有するポリアミドから成る。
一実施形態において、可撓性複層フィルムは、少なくとも7つの層を有する共押出フィルムである。シール層は、直鎖もしくは実質的に直鎖のポリマーなどのエチレン系ポリマー、またはエチレンと、1−ブテン、1−ヘキセン、もしくは1−オクテンなどのアルファ−オレフィンモノマーとの、シングルサイト触媒された直鎖もしくは実質的に直鎖のポリマーから成り、エチレン系ポリマーは、55℃〜115℃のTm、および0.865〜0.925g/cm3、もしくは0.875〜0.910g/cm3、もしくは0.888〜0.900g/cm3の密度を有する。外部層は、170℃〜270℃のTmを有するポリアミドである。
一実施形態において、可撓性複層フィルムは、エチレン系ポリマー、つまり直鎖もしくは実質的に直鎖のポリマー、または65℃〜125℃未満の熱シール開始温度(HSIT)を有する、エチレンと、1−ブテン、1−ヘキセン、もしくは1−オクテンなどのアルファ−オレフィンモノマーとの、シングルサイト触媒された直鎖もしくは実質的に直鎖のポリマーから成るシール層を含む。さらなる実施形態において、可撓性複層フィルムのシール層は、65℃、または70℃、または75℃、または80℃、または85℃、または90℃、または95℃、または100℃〜105℃、または110℃、または115℃、または120℃、または125℃未満のHSITを有する。出願人は、65℃〜125℃未満のHSITを有するエチレン系ポリマーを有するシール層が、有利に、可撓性容器の複合外周の周囲に確実なシールおよび確実にシールされた縁の形成を可能にすることを発見した。65℃〜125℃未満までのHSITを有するエチレン系ポリマーは、破損する傾向のある堅固な付属部へのより良好なシールも可能にする頑強なシーラントである。65℃〜125℃のHSITを有するエチレン系ポリマーは、容器製造中のより低い熱シール圧力/温度を可能にする。より低い熱シール圧力/温度は、ガセットの折り畳み点でのより低い応力、ならびに頂部区分および底部区分におけるフィルムの結合部でのより低い応力をもたらす。これは、容器製造中のしわを低減させることによって、フィルム統合性を改善する。折り畳みおよび継ぎ目での低減した応力は、完成した容器の機械的性能を改善する。低HSITエチレン系ポリマーは、外部層を弱める温度未満の温度でシールされる。
一実施形態において、可撓性複層フィルムは、エチレン系ポリマーを含有する少なくとも2つの層を有する、共押出された5層フィルム、または共押出された7層フィルムである。エチレン系ポリマーは、各層が同一であっても、異なってもよい。
一実施形態において、可撓性複層フィルムは、ポリアミドポリマーを含有する少なくとも2つの層を有する、共押出された5層、または共押出された7層フィルムである。
一実施形態において、可撓性複層フィルムは、エチレン系ポリマー、つまり直鎖もしくは実質的に直鎖のポリマー、または90℃〜104℃のTmを有する、エチレンと、1−ブテン、1−ヘキセン、もしくは1−オクテンなどのアルファ−オレフィンモノマーとの、シングルサイト触媒された直鎖もしくは実質的に直鎖のポリマーから成るシール層を有する7層の共押出されたフィルムである。外部層は、170℃〜270℃のTmを有するポリアミドである。フィルムは、40℃〜200℃のΔTmを有する。フィルムは、シール層内のエチレン系ポリマーとは異なる、第2のエチレン系ポリマーから成る内部層(第1の内部層)を有する。フィルムは、外部層内のポリアミドと同一またはそれとは異なるポリアミドから成る内部層(第2の内部層)を有する。7層のフィルムは、100マイクロメートル〜250マイクロメートルの厚さを有する。
可撓性容器10は、(図1〜6に示される)拡張構成と、図7に示される畳まれた構成とを有する。容器10が畳まれた構成にあるとき、可撓性容器は、平坦な状態、またはそうでなければ空になった状態にある。ガセットパネル18、20は、内向きに折り畳まれ(図7の点線)、前面パネル22および後面パネル24によって挟まれる。
図8は、図7の底部シール領域33および前面パネル26aの拡大図を示す。それぞれのガセットパネル18、20の折り畳み線60および62は、0mm、または0.5mm、または1.0mm、または2.0mm〜12.0mm、または60mm、または60mm超までの距離Uだけ分離される。一実施形態において、距離Uは、可撓性容器10のサイズおよび容積に基づいて変化する。例えば、可撓性容器10は、0mm超〜容器の容積(リットル)の3倍の距離U(mm)を有し得る。例えば、2リットルの可撓性容器は、0超〜6.0mm以下の距離Uを有し得る。別の例では、20リットルの可撓性容器10は、0mm超〜60mm以下の距離Uを有する。
図8は、尖点35aで(内部縁29bによって画定される)線Bと交差する(内部縁29aによって画定される)線Aを示す。BDISP37aは、遠位内部シール弧39a上にある。尖点35aは、BDISP37aから、0mm超、または1.0mm、または2.0mm、または2.6mm、または3.0mm、または3.5mm、または3.9mm〜4.0mm、または4.5mm、または5.0mm、または5.2mm、または5.5mm、または6.0mm、または6.5mm、または7.0mm、または7.5mm、または7.9mmまでの長さを有する距離Sだけ分離される。
図8において、4つの外周先細シール40a〜40dが底部シール領域内で収束する、オーバーシール64が形成される。オーバーシール64は、各パネル(18、20、22、24)の一部分があらゆる他のパネルの一部分に熱シールされる、4枚重ねの部分66を含む。各パネルは、4枚重ねの熱シールにおいて1枚重ねとなる。オーバーシール64はまた、2つのパネル(前面パネル22および後面パネル24)がともにシールされる、2枚重ねの部分68を含む。結果的に、本明細書で使用される場合、「オーバーシール」は、その後の熱シール操作に供される(かつ合わせて少なくとも2つの熱シール操作に供される)、外周先細シールが収束する領域である。オーバーシール64は、外周先細シール内に位置し、可撓性容器10のチャンバへは延伸しない。
一実施形態において、尖点35aは、オーバーシール64の上に位置する。尖点35aはオーバーシール64から分離され、それに接触しない。BDISP37aは、オーバーシール64の上に位置する。BDISP37aはオーバーシール64から分離され、それに接触しない。
一実施形態において、尖点35aは、BDISP37aとオーバーシール64との間に位置し、オーバーシール64は尖点35aに接触せず、オーバーシール64はBDISP37aに接触しない。
尖点35aとオーバーシール64の頂部縁との間の距離は、図8に示される距離Wとして定義される。一実施形態において、距離Wは、0mm、または0mm超、または2.0mm、または4.0mm〜6.0mm、または8.0mm、または10.0mm、または15.0mmまでの長さを有する。
容器を作製するのに4つ以上のウェブが使用されるとき、オーバーシール64の部分68は、4枚重ね、または6枚重ね、または8枚重ねの部分であってもよい。
一実施形態において、可撓性容器10は、90%または95%〜100%の垂直落下試験及第率を有する。垂直落下試験は、以下のように実行される。容器を、その通常の容量まで水道水で充填し、25℃で少なくとも3時間調整し、その上部柄から1.5mの高さ(容器のベースまたは側面から地面まで)で直立位置に保持し、コンクリートスラブ床上に自由落下で放つ。落下後にいかなる漏出が検出された場合も、試験を落第として記録する。落下直後に漏出が検出されなかった場合、試験を成功または「及第」として記録する。最低20個の可撓性容器が、試験される。ついで、及第/落第した容器のパーセンテージを計算する。
一実施形態において、可撓性容器10は、90%または95%〜100%の側面落下及第率を有する。この側面落下試験は、以下のように実施される。容器を、その通常の容量まで水道水で充填し、25℃で少なくとも3時間調整し、その上部柄から直立位置に保持する。可撓性容器を、その側面を下にして、1.5mの高さからコンクリートスラブ床上に自由落下で放つ。落下後にいかなる漏出が検出された場合も、試験を落第として記録する。落下直後に漏出が検出されなかった場合、試験を成功または「及第」として記録する。最低20個の可撓性容器が、試験される。ついで、及第/落第した容器のパーセンテージを計算する。
一実施形態において、可撓性容器10は、パッケージを周囲温度の水で充填し、平坦な表面上に7日間配置する、直立試験に及第する。可撓性容器は、未変化の形状または位置で、7日間同一の位置にあり続ける。
1.内弧を有する可撓性容器
本開示は、別の容器を提供する。一実施形態において、可撓性容器が提供され、可撓性容器は、(A)前面パネル、後面パネル、第1のガセット付き側面パネル、および第2のガセット付き側面パネルを含み、ガセット付き側面パネルが、外周シールに沿って前面パネルと後面パネルとを接合してチャンバを形成する。(B)各外周シールは、(i)対向する端を有する本体シール内部縁(BSIE)、(ii)先細シール内部縁(TSIE)であって、各BSIEとTSIEとの間に本体シールの各端から延伸する、先細シール内部縁(TSIE)、を有する。各TSIEは、それぞれのBSIE端から延伸する。各BSIEとTSIEとの間に内弧が存在する。可撓性容器は、3.18mm超〜7.95mmまでの曲率半径Rcを有する少なくとも1つの内弧を含む。
図9〜11は、可撓性容器110を示す。可撓性容器110は、可撓性容器10の特徴の1つ、いくつか、または全てを含み得る。可撓性容器110は、1つ以上の柄を任意に含み得る。一実施形態において、可撓性容器110は、頂部柄112および底部柄114を含む。可撓性容器110は、柄112、114のうちの1つのみを含み得ることが理解される。
可撓性容器110は、4つのパネル、つまり、前面パネル122、後面パネル124、第1のガセットパネル118、および第2のガセットパネル120を有する。可撓性容器110は、底部区分126と、頂部区分128と、注入口130とを含む。注入口は、例えば、キャップなどのクロージャを含み得る。
各パネル118〜124は、可撓性複層フィルムで作製されている。可撓性複層フィルムは、上に開示されるような任意の可撓性複層フィルムであり得る。ガセット付き側面パネル118、120は、図10および11に示される外周シール132a、132b、132c、および132dに沿って前面パネル122と後面パネル124とを接合する。内部チャンバからのシールされたパネル。
各外周シール132a〜132dは、対向する端、頂部端および底部端を有する。各外周シール132a〜132dは、それぞれの本体シール内部縁(BSIE)134a、134b、134c、および134dを含む。各外周シール132a〜132dは、各それぞれのBSIEの底端および頂部端から延伸する、それぞれの先細シール内部縁(TSIE)をさらに含む。TSIE136a、136b、136c、136dは、各それぞれのBSIE134a〜134dの底部端から延伸し、以後、集合的に「b−TSIE」と称される。TSIE136a、138b、138c、および138dは、各それぞれのBSIEの頂部端から延伸し、以後、集合的に「t−TSIE」と称される。
各TSIEをそのそれぞれのBSIE端(頂部部または底部端)に接続するか、または別様に接合させるために、内弧140a〜140h(または「IA 140a〜140h」)が各BSIEとTSIEとの間に延伸する。可撓性容器110は、8つの内弧(またはIA)140a〜140hを有する。図9および9Aに最もよく示されるように、IA 140aは、BSIE134aとb−TSIE136aとの間に延伸する。IA 140aは、BSIE134aをb−TSIE136aに接続する。IA 140b〜140hは、IA 140aに関して示され、説明されるのと同様の様式で、それぞれのBSIEとTSIEとを接続することが理解される。内弧140a〜140hは、底部シール領域の遠位内部シール弧39a、39cとは異なることがさらに理解される。
各内弧は、曲率半径Rcを画定する。可撓性容器110は8つの内弧(IA 140a〜140h)を有するので、可撓性容器110は8つの曲率半径Rcを有する。AIの曲率半径は、同じであっても、異なっていてもよい。
本明細書で使用される際、「曲率半径」または「Rc」は、可撓性容器110の内弧にフィットする(または図8の可撓性容器10の内部シール円弧にフィットする)円の半径である。曲率半径は、可撓性容器110が畳まれた構成にあるときに測定される。図9Aに最もよく示されるように、内弧140aは、曲率半径Rcを有する。IA 140b〜140hは各々、内部弧140aについて説明されるのと同様のそれぞれの曲率半径Rcを有することが理解される。
一実施形態において、内弧140a〜140h(IA)のうちの少なくとも1つは、3.18ミリメートル(mm)超〜7.95mmまでの曲率半径を有する。さらなる実施形態において、IAのうちの少なくとも1つは、3.18mm超、または3.30mm、または3.81mm、または4.32mm、または4.77mm、または5.08mm、または5.33mm、または5.59mm、または5.84mm、または6.10mm、または6.35mm〜6.60mm、または6.86mm、または7.11mm、または7.36mm、または7.62mm、または7.95mmまでの曲率半径Rcを有する。
一実施形態において、内弧140a〜140hのうちの少なくとも2つは、3.18ミリメートル(mm)超〜7.95mmまでの曲率半径を有する。
内弧140a〜140dは、以後、集合的に底部内弧または「b−IA」と称される。内弧140e〜140hは、以降、集合的に頂部内弧または「t−IA」と称される。
一実施形態において、少なくとも1つのb−IAおよび少なくとも1つのt−IAは、3.18mm超〜7.95mmまでの曲率半径を有する。
一実施形態において、可撓性容器110の4つのb−IAの各々(IA 140a〜140d)は、3.18mm超〜7.95mmまでの曲率半径を有する。さらなる実施形態において、4つのb−IAの各々は、4.78mm〜7.95mmの範囲内の同じ曲率半径を有する。
一実施形態において、可撓性容器110の4つのt−IAの各々(IA 140e〜140h)は、3.18mm超〜7.95mmまでの曲率半径を有する。さらなる実施形態において、4つのt−IAの各々は、4.78mm〜7.95mmの範囲内の同じ曲率半径を有する。
一実施形態において、可撓性容器110の4つのb−IAの各々および4つのt−IAの各々(IA 140a〜140h)は、3.18mm超〜7.95mmまでの曲率半径を有する。さらなる実施形態において、4つのb−IAの各々および4つのt−IAの各々は、4.78mm〜7.95mmの範囲内の同じ曲率半径を有する。
一実施形態において、b−IAおよび/またはt−IAは、3.18mm超〜7.95mmまでの曲率半径を有し、可撓性容器110は、修正されたISTA 1E振動試験に供されたときに、破損するまでの時間が20時間を超える。一実施形態において、b−IAおよび/またはt−IAは、4.78mm〜7.95mmまでの曲率半径を有し、可撓性容器110は、修正されたISTA 1E振動試験に供されたときに、破損するまでの時間が20時間、または25時間、または30時間、または40時間、または50時間〜60時間、または70時間、または80時間を超える。
一実施形態において、可撓性容器110は、Rcが3.18mm超〜7.95mmまでであり、図9〜11に示される1つ以上の内弧140a〜140hに加えて、可撓性容器10の幾何学的形状および構造を有する。さらなる実施形態において、可撓性容器110は、底部尖点およびオーバーシール242を有する。可撓性容器110の底部尖点およびオーバーシール242は、上で開示されるように、図2および8(および関連する文脈)に示されるのと同一の幾何学的形状を有する。
可撓性容器110は、ホットダイシール法によって製造され得る。4つのパネル(または4つのウェブ)を、熱および圧力下で、対向するダイプレートの間に挟んで、パネルを互いにシールする。一実施形態において、図12に示されるダイプレート210を使用して、可撓性容器110のシールを形成する。ダイプレート210の鏡像である対向するダイプレートは、ホットダイシール法で使用されることが理解される。
ダイプレート210は、可撓性容器110の外周シールおよび先細シールをそれぞれ形成する外周シール区分232および先細シール区分233を含む。ダイプレート210は、可撓性容器110内に本体シール内部縁134a〜134dを形成する本体シール内部縁234を含む。ダイプレート210は、可撓性容器110内に底部先細シール内部縁136a〜136dを形成する底部先細シール内部縁236を含む。ダイプレート210は、可撓性容器110内に底部先細内部縁138a〜138dを形成する頂部先細シール内部縁238を含む。ダイプレート210は、可撓性容器110内に内弧140a〜140hを形成する内弧240a〜240dを含む。ダイプレート210は、内弧240a〜240dのうちの1つ、いくつか、または全てが3.18mm超〜7.95mmまでのRcを有するように製造され得る。
一実施形態において、可撓性容器10および/または可撓性容器110は、0.25リットル(L)、または0.5L、または0.75L、または1.0L、または1.5L、または2.5L、または3L、または3.5L、または4.0L、または4.5L、または5.0L〜6.0L、または7.0L、または8.0L、または9.0L、または10.0L、または20L、または30Lまでの容積を有する。
可撓性容器10および/または可撓性容器110は、その中に任意の数の流動性物質を保管するために使用され得る。特に、流動性食品製品が可撓性容器10内に保管され得る。一態様において、サラダドレッシング、ソース、乳製品、マヨネーズ、マスタード、ケチャップ、他の調味料などの流動性食品製品、水、ジュース、牛乳、またはシロップなどの飲料、炭酸飲料、ビール、ワイン、動物飼料、ペット飼料などが、可撓性容器10の中に保管され得る。
可撓性容器10および/または可撓性容器110は、油、塗料、グリース、化学物質、清浄液、洗浄流体、液体中固体の懸濁液、および固体微粒子状物質(粉末、粒子、顆粒固体)が挙げられるが、これらに限定されない他の流動性物質の保管に好適である。
可撓性容器10および/または可撓性容器110は、より高い粘度を有し、放出するために容器への圧搾力の適用を必要とする流動性物質の保管に好適である。そのような圧搾可能な流動性物質の非限定的な例としては、グリース、バター、マーガリン、石鹸、シャンプー、動物飼料、ソース、および乳幼児食品が挙げられる。
定義および試験方法
本明細書に開示されている数値範囲は、下限値および上限値以降の全ての値を含み、下限値および上限値を含む。明示的な値(例えば、1、または2、または3から、5、または6、または7まで)を含む範囲について、任意の2つの明示的な値の間のあらゆる下位範囲(例えば、1〜2、2〜6、5〜7、3〜7、5〜6など)も含まれる。
否定する記載がない限り、文脈から暗に、または本技術分野において慣習的に、全ての部およびパーセントは、重量に基づき、全ての試験方法は、本開示の出願日の時点で現行のものである。
本明細書で使用される場合、「組成物」という用語は、組成物を含む材料の混合物、ならびに組成物の材料から形成された反応生成物および分解生成物を指す。
用語「含む(comprising)」、「含む(including)」、「含む(having)」、およびそれらの派生語は、任意の追加の構成要素、ステップ、または手順が、本明細書で具体的に開示されているかに関わらず、それらの存在を除外するよう意図されない。曖昧さを避けるために、用語「含む」の使用を通じて主張される全ての組成物は、否定する記載がない限り、任意の追加の添加剤、アジュバント、またはポリマー化合物であるかに関わらず化合物を含み得る。対照的に、「本質的に〜から成る」という用語は、操作性に必須ではないものを除いて、あらゆる後続の記載の範囲から、任意の他の構成要素、ステップ、または手順を除外する。用語「から成る」は、具体的に規定または列挙されていない任意の構成要素、ステップ、または手順を除外する。
本明細書で使用される場合、「エチレン系ポリマー」は、(重合可能なモノマーの総量に基づいて)50モルパーセントを超える重合エチレンモノマーを含み、任意選択的に、少なくとも1種のコモノマーを含有し得るポリマーである。
用語「熱シール開始温度」は、有意な強度、この場合、2lb/インチ(8.8N/25.4mm)のシールを形成するのに必要とされる最低シール温度である。シールは、2.7バー(40psi)のシールバー圧力で、0.5秒の滞留時間を有するTopwave HT試験機内で実行される。シールされた試料は、10インチ/分(4.2mm/秒または250mm/分)においてInstron Tensiomer内で試験される。
本明細書で使用される場合、Tmまたは「融点」(一般に、プロットされたDSC曲線の形状に関して融解ピークと呼ばれる)は、典型的には、米国特許第5,783,638号に記載されているとおり、ポリオレフィンの融点またはピークを測定するためのDSC(示差走査熱量測定)技術によって測定される。2つ以上のポリオレフィンを含む多くのブレンドは、2つ以上の融点またはピークを有するであろうが、多くの個々のポリオレフィンは1つの融点またはピークのみを含むことに留意すべきである。
水分透過性は、フィルムの水蒸気透過率(WVTR)を最初に測定し、ついで、WVTRにフィルムの厚さ(通常はミル単位の厚さ)を掛けることによって遂行される正規化された計算である。WVTRは、MOCON Permatran−W 3/31により38℃、100%相対湿度、および1気圧で測定する。90%相対湿度におけるWVTRの値については、(100%相対湿度における)測定されたWVTRに0.90が乗じられる。この器具は、国立標準技術研究所が認証した既知の水蒸気輸送特性の25μmの厚さのポリエステルフィルムで較正される。試料を調製し、ASTM F1249に従ってWVTRを遂行する。WVTR単位は、g/m2/24時間である。
本明細書で使用する場合、「オレフィン系ポリマー」は、(重合性モノマーの総量に基づいて)50モルパーセントを超える重合オレフィンモノマーを含有するポリマーであり、任意選択的に、少なくとも1種のコモノマーを含有してもよい。オレフィン系ポリマーの非限定的例としては、エチレン系ポリマー、およびプロピレン系ポリマーが挙げられる。
酸素透過性は、所与のフィルムの厚さの酸素透過率(OTR)を最初に測定し、ついで、この測定されたOTRにフィルムの厚さ(通常はミル単位の厚さ)を掛けることによって遂行される正規化された計算である。OTRは、MOCON OX−TRAN 2/20により23℃、50%相対湿度、および1気圧で測定する。この器具は、国立標準技術研究所が認証した既知のO2輸送特性のマイラーフィルムで較正される。試料を調製し、ASTM D 3985に従ってOTRを遂行する。典型的なOTR単位は、cc/m2/24時間/気圧である。
「ポリマー」は、重合形態で、ポリマーを構成する複数の、かつ/または繰り返しの「単位」または「マー単位」をもたらす、同一または異なる種類のモノマーを重合することによって調製される化合物である。したがって、一般的な用語のポリマーは、用語ホモポリマーを含み、通常、1種類のモノマーのみから調製されたポリマーを指すのに用いられ、用語コポリマーは、通常、少なくとも2種類のモノマーから調製されたポリマーを指す。また、ランダム、ブロックなどの全ての形態のコポリマーも包含する。用語「エチレン/α−オレフィンポリマー」および「プロピレン/α−オレフィンポリマー」は、それぞれエチレンまたはプロピレンを重合させて調製した上述のコポリマーおよび1種以上の追加の重合可能なα−オレフィンモノマーを示す。ポリマーは、多くの場合、特定のモノマーまたはモノマーの種類に「基づいて」、特定のモノマー含有量を「含む」など、1つ以上の特定のモノマー「から作られる」ものと言及されるが、この文脈では、用語「モノマー」は、特定されたモノマーの重合残留物を指し、非重合種には言及していないことを理解していることに留意する。一般に、本明細書中のポリマーは、対応するモノマーの重合形態である「単位」に基づくものを指す。
「プロピレン系ポリマー」は、(重合可能なモノマーの総量に対して)50モルパーセントを超える重合したプロピレンモノマーを含有するポリマーであり、任意選択的に少なくとも1種のコモノマーを含有してもよい。
限定としてではなく、例として、いくつかの本開示の実施形態を、以下の実施例においてここで詳細に説明する。
1.可撓性複層フィルムの組成物の材料−実施例1(7層共押出可撓性複層フィルム)
フィルム構造の層7は、AFFINITY PF1146G、AMPACET 10090(スリップ剤)、およびAMPACET 10063(アンチブロック剤)の3成分混合物である。
2.振動試験
標準の国際安全輸送協会(ISTA)の1E手順は、ユニット化された負荷のために設計された「非シミュレーション」統合性試験である。ISTAシリーズ1の試験は、主にパッケージ開発の改善を加速することを意図するものであり、したがって、実際の輸送条件をシミュレートするものではない。1E試験は、1)大気事前調整(atmospheric preconditioning)、2)パレット共振(1.15GのGrms)での振動試験、3)1.7m/sの水平衝撃による衝撃試験、および4)200mmの高さでの回転型エッジ落下(rotational edge drop)による衝撃試験、の4つのパートから成る。試験は、累積的であり、通過するパッケージは4つの段階の各々を通って進む。振動試験のパレット共振は、パレットの下に金属シムを通過させることが可能である最も低い周波数振動として考えられる(各変位サイクル中にパレットが振動台から完全に離れていることを示す)。
出願人は、延長された振動試験である修正ISTA 1E(以降、「修正ISTA 1E試験」)を利用した。振動台を4.625Hzで駆動し、可撓性容器の応答の明確な変化が観察されるまで振幅を調整すると、可撓性容器が共振し、タイマが開始することを示す。振動試験を、各それぞれの可撓性容器について最初の破損が観察されるまで継続すると、タイマが停止する。結果を「破損までの時間」(時間またはhrs)で測定する。破損は、試験される可撓性容器から目視で観察される漏出と定義する。
3.875L(1ガロン)の容積を有する4つの可撓性容器を、上記の表1に示される実施例1のフィルムを使用して作製する。実施例1の可撓性容器は、図1〜8に示される容器の幾何学的形状(すなわち、オーバーシール)を有し、同様に、図9〜11に示される幾何学的形状を含む。4つの可撓性容器(可撓性容器1、2、3、4)の各々は、そのそれぞれの4つのb−IAに対して異なる曲率半径で作製する。各可撓性容器1〜4に対して、4つのt−IAは各々3.18mmの曲率半径を有する。
可撓性容器1〜4を、上で説明される修正されたISTA 1E試験に供する。4つの1ガロン(3.875L)の可撓性容器の各々を水で充填する。4つの可撓性容器を段ボール箱の中に置く。その後、段ボール箱を振動台の上に置く。以下の表2に示されるように、各可撓性容器は、そのそれぞれのbIAについて異なるRcを有する。振動台を4.625Hzで駆動し、ボトルの応答の明確な変化が観察されるまで振幅を調整すると、パッケージが共振し、タイマが開始することを示す。振動試験を、各それぞれの可撓性容器について最初の破損が観察されるまで継続する。可撓性容器の破損が観察され、時間が記録されると、タイマが停止する。結果を、破損までの時間として時間単位で測定する。以下の表2は、各可撓性容器についてのb−IAのRcに関連する破損するまでの時間を示す。
3.結果
可撓性容器1は対照/比較サンプルであり、可撓性容器2、3、4は本発明の可撓性容器の例である。出願人は、図1〜11の幾何学形状を有し、b−IAが3.18mm超〜7.95mmまでのRcを有する可撓性容器が、同一の幾何学形状で、3.18mm以下のb−IA Rcを有する可撓性容器と比較して、改善された強度(改善された振動強度)を示すことを発見した。それぞれのb−IA Rcが3.18mm超〜7.95mmまでである各可撓性容器2〜4は、3.18mmのRcを備えるb−IAを有する対照可撓性容器1(比較サンプル)の容器1と比較して、改善された強度(すなわち、耐振動性)を示す。
可撓性容器2〜3は各々、可撓性容器1に対して2倍超の振動強度(42.5/45.3対破損までの時間19.5時間)の改善を示す。可撓性容器4は、対照容器1と比較して、3倍超の振動強度の改善(70.4対破損までの時間19.5時間)を示す。
本開示は、本明細書に含まれる実施形態および図に限定されず、実施形態の一部分、および以下の特許請求の範囲に含まれる異なる実施形態の要素の組み合わせなど、これらの実施形態の修正形態を含むことが特に意図される。