JP2019212989A - 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影画像に対するフリッカーの影響を低減しつつも、高速な連写撮影を可能にした撮像装置を提供する。【解決手段】被写体像を撮像する撮像部と、光源のフリッカーを検出するとともに、フリッカーの明るさの変化の周期と、明るさがピークとなるタイミングであるピークタイミングを検出するフリッカー検出部と、フリッカーが存在する場合に、連続撮影のコマ間でフリッカー検出部にピークタイミングの検出を行わせながら、ピークタイミングに合わせて撮像部に撮像を行わせる第1のフリッカー低減連写動作と、連続撮影のコマ間でフリッカー検出部にピークタイミングの検出を行わせずに、ピークタイミングに合わせて撮像部に撮像を行わせる第2のフリッカー低減連写動作とを、ユーザーによる撮影開始指示に係る所定の条件に応じて切り替える。【選択図】 図6
Description
本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置において、外光のフリッカーにより撮影時に発生する露光ムラを改善する技術に関するものである。
近年、デジタルカメラの高感度化が進み、フリッカーの発生する人工光源下でも高速シャッターが切れるようになってきている。高速シャッターでは、室内スポーツの撮影などでブレの目立たない写真を撮影できるメリットがある一方、フリッカーの発生する人工光源下では、フレーム毎もしくは1フレーム内でも、画像に露出ムラや色ムラが発生してしまうことがある。
このような問題に対して、フリッカーを検出し、光源による明暗の変化が最も少なくなるタイミングである、フリッカーのピークタイミングで露光を行うことにより、フリッカーの影響を軽減する方法が知られている。フリッカーの周波数は、商用電源周波数の2倍となるため、100Hzもしくは120Hzのいずれかの周波数になる。そこで、フリッカーのピーク位置での露光を行う際は、事前にフリッカーの基本周波数(100Hzあるいは120Hz)とピークタイミングを検出し、フリッカーのピークタイミングに同期して露光を行う。
一度ピークタイミングを検知すれば、検出したピークタイミングからフリッカーの周期毎に新たなピークが次々にやってくるため、理想的には検出動作は1回だけ行い、フリッカー周期の倍数のタイミングに同期して露光すればよい。しかし、日本の商用電源の周波数は、基本となる50Hzもしくは60Hzに対して、±0.3Hz程度の範囲の変動が存在することが知られている。フリッカーの周波数は、商用電源周波数の2倍となることから、光源のフリッカーの周波数は、100±0.6Hzもしくは120±0.6Hzとなる。そのため、実際にはピークタイミングの検出動作を定期的に行わないと徐々にずれてしまい、所望の画像が得られないという問題が発生する。
この問題に対し、例えば特許文献1には、時間はかかるがフリッカー周波数と位相の両方を検出できる第1の動作モードと、第1の動作モードより短時間ではあるが、位相のみが検出できる第2の動作モードとを切り替える撮像装置が開示されている。特に連写動作においては、上記の問題の発生と連写速度の低下を抑制するため、連写撮影の合間に第2の動作モードでフリッカーのピークを検出している。
しかしながら、上記の特許文献1に開示された従来技術では、連写撮影の合間に第2の動作モードでピークタイミング検知を行うため、フリッカー検知を行わない場合の連写速度よりは、低速になってしまうという問題がある。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮影画像に対するフリッカーの影響を低減しつつも、高速な連写撮影を可能にした撮像装置を提供することである。
本発明に係わる撮像装置は、被写体像を撮像する撮像手段と、光源のフリッカーを検出するとともに、該フリッカーの明るさの変化の周期と、明るさがピークとなるタイミングであるピークタイミングを検出するフリッカー検出手段と、フリッカーが存在する場合に、連続撮影のコマ間で前記フリッカー検出手段に前記ピークタイミングの検出を行わせながら、前記ピークタイミングに合わせて前記撮像手段に撮像を行わせる第1のフリッカー低減連写動作と、連続撮影のコマ間で前記フリッカー検出手段に前記ピークタイミングの検出を行わせずに、前記ピークタイミングに合わせて前記撮像手段に撮像を行わせる第2のフリッカー低減連写動作とを、ユーザーによる撮影開始指示に係る所定の条件に応じて切り替える制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影画像に対するフリッカーの影響を低減しつつも、高速な連写撮影を可能にした撮像装置を提供することが可能となる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタル一眼レフカメラ100の構造を示す側断面図である。図1において、デジタル一眼レフカメラ100は、カメラ本体101と、その前面に装着される撮影レンズ102とを備える。撮影レンズ102は交換可能であり、またカメラ本体101とマウント接点群112を介して電気的にも接続される。さらに撮影レンズ102の中には、絞り113が配置されており、カメラ内に入射する光量を調整することができる。また、フォーカシングレンズ115が光軸上を移動することにより被写体像の焦点調節を行うことができる。
図1は、本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタル一眼レフカメラ100の構造を示す側断面図である。図1において、デジタル一眼レフカメラ100は、カメラ本体101と、その前面に装着される撮影レンズ102とを備える。撮影レンズ102は交換可能であり、またカメラ本体101とマウント接点群112を介して電気的にも接続される。さらに撮影レンズ102の中には、絞り113が配置されており、カメラ内に入射する光量を調整することができる。また、フォーカシングレンズ115が光軸上を移動することにより被写体像の焦点調節を行うことができる。
メインミラー103は、ハーフミラーから構成される。メインミラー103はファインダー観察状態では撮影光路上に斜設され、撮影レンズ102からの撮影光束をファインダー光学系へと反射する。一方、一部の光はメインミラー103を透過し、サブミラー104を介してAFセンサー105へと入射する。なお、メインミラー103及びサブミラー104は、撮影状態では撮影光路外に退避する。
AFセンサー105は位相差検出方式の焦点検出を行う。位相差方式による焦点検出については公知の技術であるため、具体的な制御の詳細に関しては説明を省略する。なお、概略的には、撮影レンズ102の二次結像面を焦点検出ラインセンサー上に形成することにより、撮影レンズ102の焦点調節状態を検出し、その検出結果をもとにフォーカシングレンズ115を駆動して自動焦点調節を行う。メインミラー103の後方には、ローパスフィルター106、撮像素子108、フォーカルプレーンシャッター107が配置されている。
ピント板109は、撮影レンズ102の予定結像面に配置され、ファインダー光学系を構成する。ペンタプリズム110はファインダーのために光路を変更する。撮影者は、アイピース114を介してピント板109を観察することによって、破線で示したように撮影画面を確認することができる。また、AEセンサー111は、露出決定のための測光を行うとともにフリッカーの検出も行う。AEセンサー111は、実線で示したようにピント板からの光を受光することにより、被写体の明るさを測定することができる。フリッカーの検知方法に関しては、後に詳しく説明する。
ディスプレイユニット116は、一般的には液晶パネルによって構成され、撮影者が撮影した画像や、撮像素子108で得られた画像信号をリアルタイムに表示することによって、被写体の様子を観測することができるように構成されている。
CPU120は、ROM121に格納されたプログラムを、RAM122に展開して実行することにより、デジタル一眼レフカメラ100の全体を制御する。
また、本実施形態のデジタル一眼レフカメラ100は、不図示のレリーズボタンを持つ。レリーズボタンは、半押し、全押しの状態を持つ二段押し込み式のスイッチである。レリーズボタンが半押しされることによって、AE動作(測光動作)、AF動作(自動焦点調節動作)などの撮影前の準備動作が行われ、全押しされることによって撮像素子108が露光されて撮影処理が行われる。以下、半押しされた状態をS1がONした状態、全押しした状態をS2がONした状態と呼ぶことにする。
次に、図2(a)、(b)は、フリッカーの影響を軽減しつつ、連写を行う場合の、従来のシーケンスを説明する図である。
連写を行う前には、ユーザーはカメラを被写体に向けて、S1をONした状態を一定時間保持する。S1がONした状態では、AE動作やAF動作を繰り返し行い、動く被写体に対して連続的に焦点検出を行うことで予測AFを行ったり、AEセンサー111で取得した画像に対して顔検知処理を行うなど、刻々と変わる被写体の状況をとらえ、撮影に備える。
S1がONされた状態では、図2(a)のシーケンスが繰り返される。この図2(a)のシーケンスを、S1シーケンスと呼ぶこととする。S1シーケンスでは、まずAEセンサー111で蓄積、読み出しを行い、得られた画像から被写体の明るさを検出する演算や、人物の顔を検出する演算などを行う。また、不図示ではあるが、AEセンサー111の蓄積、演算処理と並行して、AFセンサー105の蓄積、演算処理も行われ、焦点調節動作が行われる。
次に、フリッカーを検出するための蓄積が行われる。フリッカー検出の原理を、図3(a)、(b)を用いて説明する。フリッカーを検出するためには、図3で示すように600fps、約1.667ms周期で蓄積・読み出しを連続して12回行う。この600fpsは予め予想されるフリッカー光源の周波数(100Hzと120Hz)の公倍数の周波数である。例えば、100Hzのフリッカーが存在する場合の蓄積制御と出力測光値の推移は図3(a)のようになる。n回目の蓄積を「蓄積n」、蓄積nの読み出しを「読み出しn」、読み出しnの結果から得られる測光値を「AE(n)」と記述する。図3(a)に記載した。各測光値の取得時刻に関しては、蓄積は有限の時間で行われるため、蓄積期間中の中央値で代表させることとする。
100Hzのフリッカーの発光周期は10msであり、10÷1.667≒6であるから、図3(a)に示すように、蓄積のタイミングによらず、6回周期で同じ測光値が得られる。すなわち、AE(n)=AE(n+6)の関係となる。
同様に、120Hzのフリッカーは、発光周期が約8.33msであり、8.33÷1.667≒5であるため、図3(b)に示すように5回周期で同じ測光値が得られ、AE(n)=AE(n+5)の関係となる。一方で、フリッカーがない環境下では、nによらずAE(n)は一定である。以上より
として評価値F100,F120をそれぞれ定義し、所定の閾値F_thを用いると、以下のように判定することができる。
(1)F100<F_th かつ F120<F_thが成り立つ場合
⇒フリッカーなし
(2)F100<F_th かつ F120≧F_thが成り立つ場合
⇒発光周期T=10ms(100Hz)のフリッカー環境
(3)F100≧F_th かつ F120<F_thが成り立つ場合
⇒発光周期T=8.33ms(120Hz)のフリッカー環境
また、パンニングが行われたり被写体が動いてしまったことによって、F100とF120の両方がF_thを超えてしまう場合も考えられる。このような場合はフリッカー検出結果の信頼性が低いと考えられるため、検出エラーとして再度検出動作をやりなおすことが望ましい。すなわち、
(4)F100≧F_th かつ F120≧F_thが成り立つ場合
⇒検出エラー
とする。
(1)F100<F_th かつ F120<F_thが成り立つ場合
⇒フリッカーなし
(2)F100<F_th かつ F120≧F_thが成り立つ場合
⇒発光周期T=10ms(100Hz)のフリッカー環境
(3)F100≧F_th かつ F120<F_thが成り立つ場合
⇒発光周期T=8.33ms(120Hz)のフリッカー環境
また、パンニングが行われたり被写体が動いてしまったことによって、F100とF120の両方がF_thを超えてしまう場合も考えられる。このような場合はフリッカー検出結果の信頼性が低いと考えられるため、検出エラーとして再度検出動作をやりなおすことが望ましい。すなわち、
(4)F100≧F_th かつ F120≧F_thが成り立つ場合
⇒検出エラー
とする。
以上の演算を行うことにより、撮影環境におけるフリッカーの有無や、フリッカーが有る場合は、その基本周波数が100Hzか120Hzかの判定が行われる。
フリッカーの基本周波数判定が終わり、フリッカーの周波数が100Hzもしくは120Hzの判定だった場合は、さらにピークタイミングの計算を行う。図4はフリッカーのピークタイミングを算出する方法の一例を説明する図である。
図4のAE(1)〜AE(12)の中で最大の出力を得た点を、図4に示すようにP2(t(m),AE(m))とし、その1つ前の測光結果の点をP1(t(m−1),AE(m−1))、1つ後の測光結果の点をP3(t(m+1),AE(m+1))とする。まず、AE(m−1)とAE(m+1)の小さい方の点(図4の例ではP3)と点P2の2点を通る直線をL1=at+bとして求める。更にAE(m−1)とAE(m+1)の大きい方の点(図5の例ではP1)を通り、傾き−aの直線をL2として求める。求めたL1とL2の交点を計算すると、フリッカーピークタイミングt_peakを近似的に算出することができる。
なおAE(1)〜AE(12)の中で最大の出力を得た点が、AE(1)もしくはAE(12)だった場合は、t_peakの計算にAE(0)もしくはAE(13)が必要になるため、t_peakが計算できないように思われる。しかし、基本周波数は既知のため、例えば100Hzのフリッカーの場合は、AE(n)=AE(n+6)の関係から、AE(0)=AE(6)、AE(13)=AE(7)として代用できる。同様に、120Hzのフリッカーの場合は、AE(n)=AE(n+5)の関係から、AE(0)=AE(5)、AE(13)=AE(8)として代用できる。そのため、P2がAE(1)〜AE(12)のどの点であっても、ピークタイミングを計算することが可能である。
以上のように、図2(a)のフリッカー検知蓄積、読み出し、および演算では、フリッカーの基本周波数判定、およびピークタイミングの時刻を算出する。
次に、図2(b)の連写動作に関して説明する。ユーザーはS1をONに保持した後、S2のONにより連写を開始する。S2がONされている間は、図2(b)の動作を繰り返すことになる。このシーケンスについて説明する。
S2がONされると、まずはメインミラー103、サブミラー104が、撮影光路外に退避され(ミラーアップ)、S2がONされる前のAE、AFの結果に基づき、撮影条件が決定され、露光が行われる。露光に際しては、S2がONされる直前に検出されたフリッカーのピークタイミングt(peak)と、判定されたフリッカーの基本周波数とに基づいて、露光タイミングが調整される。すなわち、100Hzのフリッカーの場合は、10ms間隔でピークが来るので、Nを任意の1以上の整数として、t(peak)に10msの整数倍を加えた
t(peak)+10・N ms
120Hzのフリッカーの場合は、8.33ms間隔でピークが来るので、
t(peak)+8.33・N ms
のタイミングが、フリッカーのピークとなる。そのため、このタイミングに合うよう、時間を調整して、フォーカルプレーンシャッター107を走行させ、露光を行うことで、フリッカーの影響を低減した画像を得ることができる。
t(peak)+10・N ms
120Hzのフリッカーの場合は、8.33ms間隔でピークが来るので、
t(peak)+8.33・N ms
のタイミングが、フリッカーのピークとなる。そのため、このタイミングに合うよう、時間を調整して、フォーカルプレーンシャッター107を走行させ、露光を行うことで、フリッカーの影響を低減した画像を得ることができる。
露光完了後は、再びメインミラー103、サブミラー104が撮影光路中に斜設され(ミラーダウン)、その後は、次の撮影画像のAE、AFのため、図2(a)と同様に、AE蓄積、読み出し⇒AE演算⇒フリッカー検知蓄積、読み出し⇒フリッカー演算が行われる。ただし、図2(a)のフリッカー検知蓄積が、1.667ms間隔の12回蓄積だったことに対して、図2(b)の連写中では、1.667ms間隔の6回蓄積である点が異なる。これは、フリッカーの基本周波数は商用電源の周波数で決まるため、連写の途中に変わることは非常に稀であり、実質変化しないという考え方に基づくものである。フリッカーの基本周波数を算出するには、前述の評価値F100,F120を計算するため、12回の蓄積結果が必要であるが、ピークタイミングを求めるだけであれば、6回の蓄積結果だけでよい。連写時はコマ速を少しでも早くするため、6回の蓄積だけでピークタイミングを求める。
このように、連写の1コマ毎に必ずピークタイミングを検出するシーケンスを採用すると、検出したピークタイミングから露光までの時間が短いため、仮にフリッカーの周波数が100.2Hz等のような微妙にずれた周波数であっても、露光タイミングのズレは軽微で済む。一方で、コマ間にフリッカー検知処理が入ることで連写コマ速が低下することから、図2(b)で示す連写動作を低速連写シーケンスと呼ぶことにする。以上説明した図2(b)に示す連写動作が、フリッカーの影響を軽減しつつ連写を行う場合の、従来の低速連写シーケンス(第1のフリッカー低減連写動作)である。
ここで、連写1コマ毎にフリッカー検知処理を行うのは、フリッカーの周波数が基本周波数である100Hzもしくは120Hzから、微妙に変化している場合に備えてのことである。そこで、ユーザーが実用上、連写をし続ける持続時間は、長くても10秒程度までであるとし、この10秒という時間オーダーでは、電源周波数はほとんど変化しないと仮定する。この場合、連写開始前(連写開始直前)に、例えば100.2Hzなどと高精度にフリッカーの周波数が検知できれば、1コマ毎のフリッカー検知処理は不要となり、図2(b)からコマ間のフリッカー検知処理を廃止した図2(c)の高速連写シーケンス(第2のフリッカー低減連写動作)でコマ速を向上させることが出来る。
このように、本実施形態の狙いは、連写開始前に高精度にフリッカー周波数を検出し、これにより連写コマ間のフリッカー検出処理を省くことで、フリッカーの影響を低減しつつも、高速な連写を行うことである。その一例を、図5のフローチャートと、図6(a)のタイミングチャートを用いて説明する。
図5のステップS102でS1がON(撮影開始指示)されると、CPU120は、S103〜S107においてAE演算(撮影準備動作)、フリッカー(FLK)の基本周波数の判定、ピークタイミングの検出を行う。ここまでの処理は、図2(a)を用いて説明した処理と同じであるため、説明を省略する。S107でピークタイミングが分かったら、S108へ進む。
S108では、CPU120は、フリッカーの詳細な周波数を検出する。S1がONされている間は、図2(a)のシーケンスが何度も繰り返して実行されるため、シーケンス1回毎にピークタイミングの演算結果が得られる。本実施形態では、カメラ内部に1μs毎にカウントアップしていく内部カウンター(4byte)を有しており、0から4294967295までカウントアップしたら、また0に戻るような動作を繰り返し、この値で時間的な制御を行っている。
ピークタイミングの演算結果は、この内部カウンター値として得られる。例えば1回目のS1シーケンスでは、ピークタイミング演算結果Peak(1)は、Peak(1)=100000で、2回目はPeak(2)=169900、S105でのフリッカーの基本周波数の検出結果は100Hzだったとする。
この場合、この2回の検出結果のピークの間隔は、69900μs=69.9msである。もちろん、ピークと次のピークの間にカウンターが最大値となるタイミングを挟んだ場合は、nを任意の整数として、Peak(n)>Peak(n+1)となるので、この場合はPeak(n+1)=Peak(n+1)+232として、カウンターリセット分を考慮し、ピークの間隔を求める。基本周波数は100Hzなので、この69.9msの中には、フリッカーの山が7山入っており、1山あたり69.9÷7=9.9857ms、すなわち、フリッカーの詳細な周波数は1000÷9.9857=100.1431Hzであることが計算される。
しかし、この演算結果は、Peak(1)とPeak(2)の2回のピークタイミング演算結果から求めたものであり、ここには検出に用いたAEセンサー111のノイズや、図4で説明したピークタイミング補間アルゴリズムの補間誤差といった誤差要因が含まれる。よって、同様の検出を複数回行い、平均化することで、より精度の高いフリッカーの詳細周波数が得られる。
図7に、例としてPeak(1)〜Peak(11)の算出結果と、そこから得られるフリッカー詳細周波数をまとめた表を示す。Peak(1)、Peak(2)から得られる詳細なフリッカー周波数は、既に説明した通り、100.1431Hzであるが、同様に他のPeak(n)とPeak(n+1)から、フリッカー詳細周波数を求める。例えば、この表の例である11回のピークタイミング算出結果から得られた10個のフリッカー詳細周波数の平均値は100.1378Hzであり、1、2回目のみから得られた周波数よりも、高精度である。10秒程度の時間オーダーではフリッカーの周波数が変動しないという前提に立てば、10秒期間内のより多くのデータを平均することで、フリッカーの周波数の検出精度は向上していく。
一方で、多くのPeak(n)の結果を蓄積するには時間がかかり、図7の例では11回のピークタイミング結果を蓄積するのに、Peak(1)とPeak(11)の差である750ms程度の時間がかかる。このように、S108の処理は、処理にかける時間に応じて、検出したフリッカー詳細周波数の精度が向上するようになっており、検出にかけた時間をFLK_D_Tとする。なお、長い時間オーダーでは電源周波数は変化するため、内部に蓄積するPeak(n)の結果を、例えば最新から過去10秒間の分までに制限し、10秒より前の古い結果は、捨てるようにしてもよい。この場合、FLK_D_Tの最大値は10秒となる。
S1シーケンスを繰り返した後、S109でS2がONされたら、CPU120は、処理を実際に撮影するシーケンスであるS110へ進める。
S110では、CPU120は、フリッカーの検出にかけた時間FLK_D_Tの長さを判定する。既に述べたように、S108で算出したフリッカーの詳細周波数は、検出に時間をかけるほど精度が向上する特性を持つ。ここで、検出したフリッカーの周波数の精度が、画像にどのような影響を与えるかを、図8を用いて説明する。
今、仮に、光源の真のフリッカー周波数が100.1Hzであり、検出した周波数が100Hzちょうどで、真値に対して0.1%の誤差を持っていた場合を考える。撮影開始前に最後に検出したピークタイミングをt(peak)とし、そこからS2がONされて撮影に進むと、ミラーアップなどの撮影準備をして、シャッターが走行できる準備が整うまでに、80ms程度かかるとする。この場合、図8(a)のように、t(peak)から9山分後ろの89.91ms後のタイミングでシャッター走行するよう制御されれば、露光がフリッカーピークと同期し、フリッカーの影響を低減した画像が得られる。
一方で、カメラ内部では100Hzちょうどのフリッカー周波数を検出し、想定しているため、実際には、図8(b)のように、t(peak)の90ms後に同期してシャッターが走行され、本来あるべきタイミングより、90μsほど遅いタイミングで露光されることになってしまう。
図8の例は、t(peak)から約90ms経過後までの図であるが、例えばこのまま1秒間高速連写シーケンスを維持した場合は、検出誤差が0.1%なので、1msほど遅いタイミングでシャッターが走行されることになってしまう。
次に、シャッター走行のタイミングが、フリッカーのピークからずれた場合に、画像に与える影響に関して図9を用いて説明する。図9(a)が、理想的なシャッター走行タイミングで露光した場合の、フリッカーのピークタイミングとシャッター走行タイミングの関係図である。ここで、フォーカルプレーンシャッター107は、図1の上から下の方向に向かって走行するとし、その幕速をM msとする。
図9(a)の理想的なタイミングでは、撮像素子108の上端と下端の露光量は等しくなり、中央行の露光量が最も明るくなる。最も明るい中央行に対し、上下端は多少暗く写るものの、フリッカーのピーク付近は明るさの変化が小さいので、画面内の明暗差は最小に抑えられ、フリッカーの影響を低減した画像が得られる。
一方で、真のフリッカーピークよりも早めにシャッターが走行してしまった場合を図9(b)に示す。この場合は、撮像素子108の上端の露光量は暗くなり、逆に下端の露光量は明るくなる。画面上下の明暗差が大きく、フリッカーの影響が画像に影響を与えることになる。同様に、図9(c)は真のフリッカーピークよりも遅くシャッターが走行してしまった場合を示しており、図9(b)の場合と明暗の出方が逆になるが、やはり画面上下の明暗差が大きくなってしまう。
すなわち、シャッター走行タイミングがずれると、画面上端と下端の露光量の差が大きくなることが分かる。そして、この上下露光量差の許容量と、シャッター幕速、フリッカー光源の明るさの振幅が分かれば、許容されるシャッターの走行タイミングずれも算出できる。例えば、上下露光量差の許容量を1段、幕速Mを3ms、最高速シャッター1/4000秒、フリッカーが|Sin|の関数で変動する最も基本的なものと想定する。この場合、100Hzのフリッカーでは、狙ったタイミングに対して±1.847ms、120Hzのフリッカーでは、±1.285msの範囲が許容幅と計算できる。120Hzのフリッカーは100Hzのフリッカーよりも明暗の変動スピードが速いため、より厳しい許容幅になる。
次に、必要とするフリッカー周波数の検出精度に関して説明する。今、連写を開始して10秒までは、画面の上下での明暗の段数差を1段以下で撮像できるようにすることを考える。シャッター走行タイミングずれの許容幅が厳しい120Hzのフリッカーで考えると、タイミングずれの許容幅は±1.285msである。10秒後に±1.285msずれるのは、周波数検出誤差が0.01285%の場合である。すなわち、S108で算出したフリッカーの詳細周波数は±0.01285%以内であればよいことになる。
ここで、S108のフリッカー詳細周波数の算出にかけた時間と、検出した詳細周波数の精度の関係について考える。既に述べたようにPeak(n)の演算結果は、検出に用いたAEセンサー111のノイズや、図4で説明したピークタイミング補間アルゴリズムの補間誤差といった誤差要因を含む。そこで、予め、周波数一定な|Sin|の関数で光量変化する基本的なフリッカー光源で、検出にかけた時間と、検出した周波数の標準偏差の関係を測定しておく。
本実施形態のカメラでは、周波数真値120Hzのフリッカーに対して、検出時間150ms分をかけた場合に得られる検出周波数の標準偏差σが、0.016であったとする。バラツキ幅を3σとすると、最悪時は0.048Hzだけ検出周波数がずれ、120±0.048Hzとなる場合が想定される。これは、最悪時に0.04%の誤差になることを意味する。検出時間を2倍にするとバラツキは半分になり、仮に検出時間を2倍の300msにすると、その際の周波数検出誤差の最悪値は、0.02%となる。要求精度は±0.01285%なので、この結果から検出に467ms以上(所定の時間以上)かけると、要求精度以下の誤差(算出精度)の周波数を得られることが分かる。
このように、許容する画面の上下での明るさの段数差やシャッター幕速、想定する連写維持時間、周波数検出にかける時間と検出精度の関係など、様々なパラメーターにより、要求精度内に抑えるために必要な、フリッカー検出にかける時間FLK_D_Tが求まる。今回の例では467ms以上の検出時間で、所望の精度を得られることが分かったが、想定する条件によって、この467msという値は様々に変化する。そのため、必要な精度を得るのに必要なFLK_D_Tの長さをAmsとして予め求めておく。
図5の説明に戻って、S110では、CPU120は、フリッカー周波数検出にかけた時間FLK_D_Tが、所定時間Aより長いかを判定する。長かった場合は、所望の精度が得られるため、そのままS2がOFFされるまで、S111で高速連写シーケンスを繰り返す。一方で、FLK_D_Tが所定時間Aより短い場合は、所望の周波数検出精度が得られていないので、検出時間がAに達するまでS1シーケンスを繰り返し、所定時間Aに到達したら、高速連写シーケンスS111に移行する動作を行う。
なお、S111の高速連写の開始時点でFLK_D_T≧467msであり、画面の上下の明るさの段数差が1段以内の画像が得られるのはここから何秒間か、をFLK_D_Tの長さに応じて算出し、連写中にユーザーに表示してもよい。あるいは、連写継続に応じてカウントダウンするようにしてもよい。FLK_D_T=467msであれば10秒であるし、ユーザーがもっと長くS1のONを継続していた場合は、10秒以上の値となる。
S112で、CPU120は、S2のONが維持されている間は高速連写を繰り返し、S2のOFFでシーケンスを終了する。
以上が第1の実施形態の動作フローチャートの説明であり、これを簡略的にタイミングチャートの形で表したものが図6(a)である。S1がONされたらフリッカー検出動作を繰り返し、S2がONされても、フリッカー検出時間FLK_D_Tが予め算出しておいた要求精度を得るのに必要な所定時間Amsに達していない場合は、連写の開始を遅らせる。フリッカー検出時間FLK_D_Tが所定時間Aより長くなった時点で、フリッカー検出精度が要求精度に達したとして、高速連写シーケンスで撮影を開始する。
なお、従来の低速連写シーケンスのみを実施するか、低速連写シーケンスと高速連写シーケンスの両方を用いてそれらを切り替えるようにするかをユーザーが切り替えられるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、図10のフローチャートと図6(b)を参照して、第2の実施形態の撮像装置について説明する。第2の実施形態のデジタル一眼レフカメラの構成は、図1に示した第1の実施形態の構成と同様である。
次に、図10のフローチャートと図6(b)を参照して、第2の実施形態の撮像装置について説明する。第2の実施形態のデジタル一眼レフカメラの構成は、図1に示した第1の実施形態の構成と同様である。
図10のフローチャートのS201〜S209は、図5のS101〜S109と同じであるため、説明を省略する。
第2の実施形態の第1の実施形態との違いは、S210でFLK_D_T<Aとなり、フリッカー周波数検知の要求精度を満たさない(フリッカー検出時間が所定の時間未満)場合のシーケンスである。第1の実施形態では、S2がONされても連写シーケンスには進まず、FLK_D_T≧Aを満たすまで待つ(S1シーケンスを繰り返す)ことを行っていた。この場合、S2がONされても撮影が始まらないため、ユーザーが戸惑う可能性があった。そこで、第2の実施形態では、S210でFLK_D_T<Aの場合は、要求精度を満たさないため、CPU120が、従来の低速連写シーケンスS214へ進むように制御する。低速連写シーケンスでは図2(b)に示したように、コマ間にフリッカーのピークタイミングを検出する処理を行う。そのため、S214で連写が始まっても、継続的にピークタイミングの結果は蓄積され、時間が経過するとFLK_D_T≧Aを満たすようになる。そのため、FLK_D_T≧Aを満たすまでは、ひとまず低速連写シーケンスS214で連写を開始し、その後、高速連写シーケンスS211へ移行する。
これをタイミングチャートで表すと図6(b)のようになる。S1シーケンスの繰り返し後、FLK_D_T<Aである間にS2がONされた場合は、低速連写シーケンスで連写を開始するとともにピークタイミングを取得し続け、FLK_D_T≧Aを満たした後は、高速連写シーケンスに移行する。この場合、最初は低速ではあるもののS2のON後に即座に連写が始まるので、ユーザーが戸惑うこともない。
(第3の実施形態)
次に、図11のフローチャートと図6(c)を参照して、本発明の第3の実施形態の撮像装置について説明する。第3の実施形態のデジタル一眼レフカメラの構成は、図1に示した第1の実施形態の構成と同様である。
次に、図11のフローチャートと図6(c)を参照して、本発明の第3の実施形態の撮像装置について説明する。第3の実施形態のデジタル一眼レフカメラの構成は、図1に示した第1の実施形態の構成と同様である。
図11のフローチャートのS301〜S309は、図5のS101〜S109と同じであるため、説明を省略する。
第3の実施形態においては、S309でS2がONされたら、CPU120は、S310で高速連写維持可能時間Bを算出する。第1の実施形態では、所望の周波数検出精度を満たすよう、FLK_D_TがA以上となることを必ず確保し、その後に高速連写シーケンスに移行していた。一方、第3の実施形態では、S2がONされた時点でのFLK_D_Tの長さに応じて検出精度を計算し、高速連写シーケンスを維持できる時間(継続可能時間)を逆算するものである。この第1の実施形態の動作と第3の実施形態の動作は、ユーザーが設定することにより切り替え可能である。
例えば、FLK_D_T=150msの時点でS2がONされたとする。FLK_D_T=150msの時のフリッカー検出周波数の標準偏差σは、第1の実施形態で説明したように0.016であり、バラツキ幅3σを想定すると、最悪時は120±0.048Hz、誤差0.04%となる。この誤差が、120Hzのフリッカーの場合に画像の明るさの上下段数差1段以内となる±1.285msのシャッター走行タイミング許容幅に入るには、1.285÷0.0004=3212msとなり、3.2秒ほどであれば、所望の精度に収まることが逆算できる。このように、S310では、CPU120は、FLK_D_Tの長さに応じて、高速連写を維持可能な時間Bを算出する。S311〜S316では、最初の時間Bの間だけは高速連写シーケンスS312を行い、時間Bの経過後は低速連写シーケンスS315に切り替える処理を行う。低速連写への切り替わりタイミングがユーザーに分かるように、高速連写開始と共に、Bの時間を表示してカウントダウンしてもよい。
第3の実施形態では、S2がONされると即座に連写動作が開始されるため、ユーザーが戸惑うこともなく、また第2の実施形態と異なり最初は高速連写で、その後に低速連写となる。極端に長く連写を維持する場合を除けば、実用上は低速連写に切り替わる前に連写が終了するケースも出てくるため、ユーザーとしては意識せず高速連写部分を多く使用することが出来るメリットがある。
これをタイミングチャートに表したのが図6(c)である。S2がONされるまでのS1シーケンスの繰り返し期間の長さに応じて、高速連写維持可能時間Bを算出し、Bの間は高速連写を維持し、その後に低速連写へ移行するシーケンスである。
なお、S1シーケンスの実行中は、その経過時間とともに高速連写維持可能時間Bも長くなっていくので、S1シーケンスの実行中にBの長さをカウントアップしてユーザーに表示するようにしても良い。
(第4の実施形態)
図12のフローチャートと図6(d)を参照して、本発明の第4の実施形態の撮像装置について説明する。第4の実施形態のデジタル一眼レフカメラの構成は、図1に示した第1の実施形態の構成と同様である。
図12のフローチャートと図6(d)を参照して、本発明の第4の実施形態の撮像装置について説明する。第4の実施形態のデジタル一眼レフカメラの構成は、図1に示した第1の実施形態の構成と同様である。
第4の実施形態の動作は、第3の実施形態と途中までは同じであるが、第3の実施形態が高速連写の後、時間Bの経過後は低速連写に移行して終わるのに対し、第4の実施形態では時間Bの経過後に低速連写をしながらフリッカー検出動作を行い、その後再び高速連写に復帰する点が異なる。
図12のS401〜S415は、図11のS301〜S315と同じであるため、説明を省略する。
S415で低速連写シーケンスに入ったら、CPU120は、再び低速連写の連写コマ間で得られるピークタイミング演算結果をカメラ内部に蓄積し始め、フリッカー検出時間FLK_D_Tが所定時間Cに達するまで低速連写を繰り返す(S415〜S419)。所定時間Cは、例えば第1の実施形態と同じように、ピークタイミングの検出から10秒の間は、画面の上下の明るさの段数差が1段以内の画像が得られることを狙うのであればC=467msとなる。この場合の高速連写維持可能時間Dは10秒となる。CとDの具体的な数値は一例であり、他の値を設定してもよい。
S418でFLK_D_T≧Cを満たしたら、CPU120は、S419で高速連写維持可能時間Dを算出し、ここから時間Dが経過するまでは、高速連写を繰り返す(S420〜S422)。高速連写を時間Dだけ行ったら、再びS415へ戻って低速連写をしながらピークタイミング検知を繰り返し行い、FLK_D_T≧Cを満たしたら再び高速連写に戻る、という動作を繰り返すことになる。
以上をタイミングチャートで表したのが、図6(d)である。S2がONされるまでのS1シーケンスの繰り返し期間の長さに応じて高速連写維持可能時間Bを算出し、Bの間は高速連写を維持する。その後は、FLK_D_T≧Cを満たすまで低速連写をしながらピークタイミング結果を蓄積し、再び高速連写をDだけ維持することを繰り返す。
なお、第4の実施形態では、高速連写の維持可能時間BあるいはDの経過後は、低速連写を行いながら、FLK_D_T≧Cを満たすのを待つことを行っていた。しかし、低速連写の代わりに、もっと簡単に図2(d)に示すような、フリッカーのピークタイミングだけを求める動作を行う変形例も考えられる。図2(d)は、ピーク検知シーケンスであり、図2(b)の低速連写シーケンスのコマ間のフリッカーのピークタイミングを検出する部分だけを抽出したシーケンスである。1.667ms間隔で6回蓄積を行い、その結果からピークタイミングを求める。よってこの変形例は、高速連写維持可能な時間Bあるいは時間Dの経過後は、連写を一時的に停止し、ピーク検知シーケンスを繰り返してFLK_D_T≧Cとなるのを待った上で、再び高速連写を再開するものである。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、ここまで説明した実施形態では、いずれもAEセンサー111の撮像結果を用いてフリッカーの周波数やピークタイミングを検出する方法について説明した。しかし、撮像素子108での撮像結果をフリッカーの検出に用いてもよい。
また、従来の低速連写モードは、連写のコマ速が途中で変化せず、どれだけ長く連写を維持しても、露光タイミングの精度が保たれるという性質がある。そこで、連続撮影に関してユーザーが設定可能なモードを準備し、第1乃至第4の実施形態のような高速連写可能なモードと、従来のような低速連写のみで動くモードを切り替えられるようにしてもよい。
(その他の実施形態)
また本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現できる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現できる。
また本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現できる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現できる。
101:カメラ本体、102:撮影レンズ、107:フォーカルプレーンシャッター、108:撮像素子、111:AEセンサー、120:CPU
Claims (15)
- 被写体像を撮像する撮像手段と、
光源のフリッカーを検出するとともに、該フリッカーの明るさの変化の周期と、明るさがピークとなるタイミングであるピークタイミングを検出するフリッカー検出手段と、
フリッカーが存在する場合に、連続撮影のコマ間で前記フリッカー検出手段に前記ピークタイミングの検出を行わせながら、前記ピークタイミングに合わせて前記撮像手段に撮像を行わせる第1のフリッカー低減連写動作と、連続撮影のコマ間で前記フリッカー検出手段に前記ピークタイミングの検出を行わせずに、前記ピークタイミングに合わせて前記撮像手段に撮像を行わせる第2のフリッカー低減連写動作とを、ユーザーによる撮影開始指示に係る所定の条件に応じて切り替える制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記第2のフリッカー低減連写動作では、連続撮影の開始直前に検出した前記ピークタイミングから前記周期の整数倍の時間が経過したタイミングに合わせて前記撮像手段に撮像を行わせることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記ユーザーによる撮影開始指示に係る所定の条件とは、ユーザーが前記撮像装置に撮影準備動作を指示してから、連続撮影の開始を指示するまでの経過時間の長さであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記経過時間が所定の時間以上の場合に、前記第2のフリッカー低減連写動作に切り替えることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記所定の時間とは、前記連続撮影の開始直前に検出したピークタイミングから前記周期の整数倍の時間が経過したタイミングを算出する場合に、算出精度が所定の精度を満たすまでにかかる時間であることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記経過時間が前記所定の時間未満の場合に、前記第1のフリッカー低減連写動作を行い、ユーザーが前記撮像装置に撮影準備動作を指示してから前記所定の時間が経過した後に、前記第1のフリッカー低減連写動作から前記第2のフリッカー低減連写動作に切り替えることを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
- 前記ユーザーによる撮影開始指示に係る所定の条件とは、ユーザーにより連続撮影の開始が指示されると即座に前記第2のフリッカー低減連写動作を開始させる設定がなされていることであり、前記制御手段は、前記経過時間が所定の時間未満の場合に、前記算出精度が所定の精度を満たす範囲で行える前記第2のフリッカー低減連写動作の継続可能時間を算出することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記第2のフリッカー低減連写動作を前記継続可能時間だけ前記撮像手段に行わせた後に、前記第1のフリッカー低減連写動作に切り替えることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記継続可能時間を表示手段に表示することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記継続可能時間をカウントダウンしながら前記表示手段に表示することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記経過時間の長さに応じて前記継続可能時間をカウントアップして表示手段に表示することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
- 前記第1のフリッカー低減連写動作のみを使用するか、前記第1のフリッカー低減連写動作と前記第2のフリッカー低減連写動作の両方を切り替えて使用するかをユーザーが設定可能であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 被写体像を撮像する撮像手段と、光源のフリッカーを検出するとともに、該フリッカーの明るさの変化の周期と、明るさがピークとなるタイミングであるピークタイミングを検出するフリッカー検出手段とを備える撮像装置を制御する方法であって、
フリッカーが存在する場合に、連続撮影のコマ間で前記フリッカー検出手段に前記ピークタイミングの検出を行わせながら、前記ピークタイミングに合わせて前記撮像手段に撮像を行わせる第1のフリッカー低減連写動作と、連続撮影のコマ間で前記フリッカー検出手段に前記ピークタイミングの検出を行わせずに、前記ピークタイミングに合わせて前記撮像手段に撮像を行わせる第2のフリッカー低減連写動作とを、ユーザーによる撮影開始指示に係る所定の条件に応じて切り替える制御工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 請求項13に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項13に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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