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JP2019206395A - ボトルキャップ - Google Patents

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JP2019206395A
JP2019206395A JP2019150068A JP2019150068A JP2019206395A JP 2019206395 A JP2019206395 A JP 2019206395A JP 2019150068 A JP2019150068 A JP 2019150068A JP 2019150068 A JP2019150068 A JP 2019150068A JP 2019206395 A JP2019206395 A JP 2019206395A
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健太郎 石鍋
Kentaro Ishinabe
健太郎 石鍋
毅之 永井
Takeyuki Nagai
毅之 永井
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Air Water Inc
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Abstract

【課題】ボトル容器の筒口部から飲料水が漏れ出すのを防止するボトルキャップを提供する。【解決手段】飲料水ディスペンサ1用のボトル容器10の筒口部11に装着されるボトルキャップ20であって、上記筒口部11の外側に嵌合する外筒部21と、上記外筒部21の内側に突出して上記筒口部11の外周面に対して全周にわたって当接することにより止水する止水部31とを備え、上記止水部は、上記外筒部の内側と上記天井部の内側にかけて段差状に突出して形成され、上記筒口部の外周面に対して全周にわたって当接することにより止水する。このため、たとえば筒口部11に微細な歪みや傷があったとしても漏れが生じにくい。したがって、床が水浸しになるトラブルやクレームが激減する。【選択図】図2

Description

本発明は、ボトルキャップに関するものであり、主として、飲料水ディスペンサ用のボトルの筒口部に装着されるボトルキャップに関するものである。
昨今、健康や安全という側面で、食に対する人々の意識が高まっている。それに伴い、飲用とするミネラルウォーターの利用が急速に伸び、一般の生活に浸透している。
ミネラルウォーターは、従来から店舗販売で広く利用されている。容量500mL〜2L程度のコンパクトなペットボトルにミネラルウォーターを充填し、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで広く流通させている。
一方、最近では、宅配型によるミネラルウォーターの利用形態が増えている。この宅配型では、7〜12L程度の大容量ボトルに充填したミネラルウォーターを、家庭や飲食店、病院、各種オフィスなどに配送する。上記大容量ボトルを、ディスペンサやサーバと称される飲料水給水装置にセットし、コップ等に採水して飲用される。
〔特許文献1〕
特許文献1は、上述した飲料水給水装置の一例である。
特許文献1には、つぎの記載がある。
[0005] 上記飲料水サーバは、つぎのようにして使用される。すなわち、まず、飲料水サーバの上部に設けられた容器接続部11に、上記飲料水入り容器Bの口部を接続して、その飲料水入り容器Bを上記飲料水サーバの上部に取り付ける。すると、空気が、容器接続部11の挿入用筒状体11bの底面の開口部11eから、空気流通用貫通孔11cを通って、上記容器B内に入るとともに、その容器B内の飲料水が、上記容器接続部11の挿入用筒状体11bの飲料水流通用貫通孔11dから、底面の開口部11eを通って、落下する。この落下した飲料水は、まず、セパレータ18の貫通孔、およびセパレータ18と冷水タンク12の周側壁との隙間を通って、温水タンク13および冷水タンク12に入る。これにより、冷水タンク12に飲料水が貯留し、その飲料水の水面が上昇する。そして、その水面がセパレータ18を超えて容器接続部11の底面に達すると、その底面の開口部11eを閉栓し、上記容器Bからの飲料水の落下を止める。ついで、この状態で、上記冷水側蛇口14aまたは温水側蛇口14bから飲料水を採水する。すると、セパレータ18上にある飲料水の水面が下降し、その水面による閉栓が解除される。このため、上記と同様にして、容器接続部11から上記容器B内に空気が入るとともに、上記容器Bの口部から飲料水が落下する。つぎに、上記蛇口14a,14bからの採水を止める。すると、セパレータ18上において飲料水の水面が上昇し、その水面が容器接続部11の底面に達すると、再度、上記底面の開口部11eを閉栓し、飲料水の落下を止める。このようにして、上記飲料水サーバにより、上記容器Bから飲料水を採水することができる。
上記特許文献1に図示はされていないが、通常このような給水装置では、飲料水入り容器B(ボトル)は、先端の筒口部にボトルキャップが装着されたものが使用される。
特許文献2および特許文献3は、このようなボトルキャップに関する先行技術文献として出願人が把握しているものである。
〔特許文献2〕
特許文献2には、つぎの記載がある。
[0048] 図5に示すように、原水容器4の首部43の先端にはキャップ45が取り付けられている。キャップ45の中央には、原水容器4の内部に向かって首部43と平行に延びる両端が開口した内筒46が形成されている。内筒46の内部の領域は原水容器4の水出口14を形成し、この水出口14に栓体47が着脱可能に嵌め込まれる。
[0049] 図6に示すように、内筒46の内周面には、原水容器4の内部に向かって小径となる段部48が形成されている。栓体47は、筒部49と、筒部49の一端に形成された閉塞端部50と、筒部49の他端の内周に沿って形成された爪部51とを有する有底筒状である。栓体47は、原水容器4の外側に向けて開口する向きで内筒46に嵌合する。筒部49の外周面には、内筒46の段部48に係止する突起52が形成されている。筒部49の原水容器4の内側の端部には、内筒46の端部と軸方向に対向する対向片53が形成されている。
特許文献2記載のキャップ45では、原水容器4の首部43の先端部を、外側の筒状部と内側の筒状部で挟むようにして固定している。また、キャップ45の中央部に、原水容器4の内部に向かって延びる内筒46が形成されている。上記内筒46の内側の領域は、原水容器4の水出口14を形成している。この水出口14に栓体47が着脱可能に嵌め込まれる。
〔特許文献3〕
特許文献3には、つぎの記載がある。
[0021] 図1乃至図5に示すように、本実施例のボトルキャップ1は、ウォーターサーバー用液体容器の筒状口部2に着脱可能に装着されるキャップ部材であって、具体的には、筒状口部2の外周側に当接する外側筒状部30が形成される外側部材3と、筒状口部2内に突出され、ウォーターサーバーの給水軸5が挿通される内側筒状部40が形成される内側部材4等とで構成されており、外側部材3及び内側部材4が別体に形成されて、それぞれが組み付けられて構成されている。
[0024] 外側部材3は、断面円形の筒状に肉薄形成された外側筒状部30と、外側筒状部30の一端と連続して筒状口部2の開口端を塞ぐ蓋部31が一体成形されて構成されている。外側筒状部30の内周面30aには、蓋部31との連続箇所の近傍位置に内側部材4(の係止リブ部42)が嵌合される係止凹部32が円周方向に沿って形成され、係止凹部32の隣接位置に上述した筒状口部2の突起部20が嵌合される装着凹部33が同じく周方向に沿って形成されている。
[0026] 内側部材4は、断面円形の筒状に肉薄形成された内側筒状部40と、内側筒状部40の開口縁部に形成される周縁鍔部41と、周縁鍔部41の周縁部に形成される係止リブ部42が一体形成されて構成されている。内側筒状部40は、一方(図2の上方)の開口端のに周縁鍔部41及び係止リブ部42が形成され、内側部材4の上面が、内側筒状部40、周縁鍔部41及び係止リブ部42にて略水平面状となるように形成されている。
[0028] 周縁鍔部41は、内側筒状部40の開口端の外周側に円周方向に沿って延出され、所定の軸線方向幅を有する外周面41aが円周方向に沿って形成されている。本実施例の周縁鍔部41は、内側部材4より上面が上方に突出されており、外側部材3及び内側部材4が一体に組み付けられた状態で蓋部31に形成された開口部31aの開口縁部と係合される。また、周縁鍔部41の外周面41aは、内側部材4の径方向(側向)に向けて凸状に形成されており、後述するように筒状口部2にボトルキャップ1が装着された状態で筒状口部2の開口端の内周面に圧接される。
[0032] 外側突起部43aは、内側筒状部40の内周面に形成された係合突起部40aと係合可能とされ、有底筒状部43の先端部方向から徐々に拡径するように断面テーパ形状に形成されている。閉止鍔部43bは、内側筒状部40の開口端に有底筒状部43が嵌合された状態で、内側筒状部40の開口端に当接される。また、止水リブ部43cは、同じく内側筒状部40の開口端に有底筒状部43が嵌合された状態で、内側筒状部40の係合突起部40aに圧接される。
特開2011−255960号公報 特開2014―58332号公報 特開2013―56703号公報
上述したようなボトルは一般に、樹脂をブロー成形(吹き込み成形)することによって成形される。こうして成形されたボトルに飲料水が充填され、ボトルキャップを装着して出荷される。
しかしながら、出荷されたボトルの中には稀に、筒状口部に微細な歪みが生じていたり、微細な傷が付いていたりすることがある。その原因は必ずしも定かではないが、つぎの(1)〜(4)などの情況が推測されている。(1)ボトルの成形不良、(2)成形工程で使用する各機器がボトル筒口部に接触する、(3)成形工場から充填工場へ配送する時にボトル同士が接触する、(4)飲料水の充填工程で使用する各機器等がボトルの筒口部に接触する。
微細な歪みや傷があるボトルに従来のキャップを装着すると、歪みや損傷部分とキャップとの間に僅かな間隙が発生し、その間隙から飲料水が少しずつ漏出することがある。飲料水が漏れ出すと、気づかないあいだに床が水浸しになってしまい、トラブルやクレームになる。
ボトルに少しくらい歪みや傷があっても、筒口部が上を向いていれば、従来のキャップでも飲料水は漏れ出さない。それでも、筒口部が横を向いたり下を向いたりすると飲料水が漏れはじめる。特に筒口部が横向きになったときの漏れが激しい。
また、ボトルの運搬時やサーバへの装着時など、誤ってボトルを落下させてキャップに衝撃が加わると、キャップが外れてしまう可能性がある。その結果、飲料水が大量に飛び出して床が水浸しになる。
上記特許文献2では、ボトルの筒口部の外周面の突条と嵌合し、キャップの外れを防止する外れ止めが設けられている。しかしながら、上記外れ止めでは、筒口部の歪みや損傷に起因する飲料水の漏れ出しを十分に防止できない。
上記特許文献3では、筒状口部2の内周面に圧接される外周面41aや、内側筒状部40付近での飲料水の漏出を防止する止水リブ43cが存在する。しかしながら、筒状口部2からの飲料水の漏出について考慮された構造は存在しない。
本発明は、上記課題を解決するため、つぎの目的をもってなされたものである。
ボトル容器の筒口部から飲料水が漏れ出すのを防止するボトルキャップを提供する。
ボトル容器の筒口部に嵌め込みやすく、かつ、外れにくいボトルキャップを提供する。
上記目的を達成するため、請求項1記載のボトルキャップは、つぎの構成を採用した。
飲料水ディスペンサ用のボトル容器の筒口部に装着されるボトルキャップであって、
上記筒口部の開口に対応する天井部と、
上記筒口部の外側に嵌合する外筒部と
記筒口部に対して全周にわたって当接することにより止水する止水部とを備え
上記止水部は、上記外筒部の内側と上記天井部の内側にかけて段差状に突出して形成され、上記筒口部の外周面に対して全周にわたって当接することにより止水する
上記目的を達成するため、請求項2記載のボトルキャップは、つぎの構成を採用した。
飲料水ディスペンサ用のボトル容器の筒口部に装着されるボトルキャップであって、
上記筒口部の開口に対応する天井部と、
上記筒口部の外側に嵌合する外筒部と、
上記筒口部の内側に嵌合する内筒部と、
上記筒口部に対して全周にわたって当接することにより止水する止水部とを備え、
上記止水部は、上記内筒部の外側と上記天井部の内側にかけて段差状に突出して形成され、上記筒口部の開口縁に対して全周にわたって当接することにより止水する。
請求項1記載のボトルキャップは、止水部を備えている。上記止水部は、上記外筒部の内側と上記天井部の内側にかけて段差状に突出して形成され、上記筒口部の外周面に対して全周にわたって当接することにより止水する
このボトルキャップであれば、筒口部の全周にわたって止水部が当接して止水している。このため、たとえば筒口部に微細な歪みや傷があったとしても漏れが生じにくい。したがって、床が水浸しになるトラブルやクレームが激減する。
請求項2記載のボトルキャップは、止水部を備えている。上記止水部は、上記内筒部の外側と上記天井部の内側にかけて段差状に突出して形成され、上記筒口部の開口縁に対して全周にわたって当接することにより止水する。このボトルキャップであれば、筒口部の全周にわたって止水部が当接して止水している。このため、たとえば筒口部に微細な歪みや傷があったとしても漏れが生じにくい。したがって、床が水浸しになるトラブルやクレームが激減する。
飲料水ディスペンサを説明する図である。 本発明の参考形態のボトルキャップを示す断面図である。 上記ボトルキャップを示す断面図である。 上記ボトルキャップの使用状態を説明する断面図である。 上記ボトルキャップの要部を示す断面図である。 本発明の第実施形態のボトルキャップを示す断面図である。 本発明の第実施形態のボトルキャップを示す断面図である。
つぎに、本発明を実施するための形態を説明する。
〔飲料水ディスペンサ1〕
図1は、参考形態のボトルキャップ20が取り付けられるボトル容器10の使用例を説明する図である。
飲料水ディスペンサ1は、筐体4の上部にボトル容器10を逆さまにして取り付け、前面に設けられた供給機構3を構成するコック5から飲料水を取り分ける。上記筐体4は、冷水槽2および温水槽6と、供給機構3とを備えている。上記冷水槽2および温水槽6は、上記ボトル容器10から供給された飲料水を貯留する。この例では、冷水槽2が上側に温水槽6が下側になるよう、冷水槽2と温水槽6が上下に配置されている。上記供給機構3は、上記冷水槽2および温水槽6に貯留された飲料水をコック5からコップなどに供給する。
上記ボトル容器10は、逆さまにして筒口部11を下向けにした状態で、筐体4の上部に設けられたボトル取付部9に取り付けられる。上記ボトル取付部9は、筒口部11が嵌合される嵌合部の中央に受水管8が立設されている。上記受水管8は、ボトル容器10の筒口部11から差し込まれて飲料水の供給を受ける。
上記ボトル容器10から供給された飲料水は、まず冷水槽2に貯留され、そこからパイプ7を介して温水層6に貯留される。冷水槽2と温水層6に貯留された飲料水は、それぞれ前面のコック5(図では冷水用の一つしか見えていない)から取り出される。
上記ボトル容器10は、上記参考形態のボトルキャップ20が筒口部11に装着された状態で、筐体4の上部に取り付けられる。
〔ボトルキャップ20の全体構造〕
図2および図3は、参考実施形態のボトルキャップ20を示す断面図である。図2はボトルキャップ20を筒口部11に取り付ける前の分解図であり、図3はボトルキャップ20を筒口部11に取り付けた状態である。
上記ボトルキャップ20は、上述したように、飲料水ディスペンサ1用のボトル容器10の筒口部11に装着されるボトルキャップ20である。
上記ボトルキャップ20は、合成樹脂製であり、全体として、底が開口した円筒状のキャップ構造を呈している。
上記ボトルキャップ20の成形方法は、射出成形などの公知の方法を採用することができる。また、ボトルキャップ20材質は、例えば高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、塩化ポリビニル、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂を使用することができる。これらの合成樹脂のうち、加工性、装着性等の観点から、特に低密度ポリエチレン(LDPE)が好ましい。
〔外筒部21と内筒部22〕
上記ボトルキャップ20は、上記筒口部の開口に対応する天井部と、上記筒口部11の外側に嵌合する外筒部21と、上記筒口部11の内側に嵌合する内筒部22とを備えている。上記内筒部22は、外筒部21と同心状になるよう、天井部23から垂下している。上記内筒部22は、外筒部21の約3分の1程度の高さ寸法に設定されている。
上記ボトルキャップ20を筒口部11に取り付けたときに、上記外筒部21と内筒部22が、筒口部11の周縁部を挟みこむようになっている。言い換えると、上記外筒部21、天井部23および内筒部22によって形成される環状の溝に、筒口部11の周縁部が嵌め込まれるようになっている。
上記ボトルキャップ20を筒口部11に取り付けたときに、上記外筒部21は、筒口部11の外周に形成された保持部13に当接するようになっている。これにより、上記ボトルキャップ20を筒口部11に取り付けた状態で、上記外筒部21の湾曲や変形をある程度防止するようになっている。
〔ガイド筒24〕
上記ボトルキャップ20は、天井部23の中央にガイド筒24が設けられている。上記ガイド筒24は、ボトル容器10を飲料水ディスペンサ1のボトル取付部9に取り付けるときに、受水管8が挿通されるガイドとして機能する。
上記ガイド筒24は、外筒部21および内筒部22と同心状に配置されている。上記ガイド筒24の内側空間は中心軸の上下方向に貫けている。上記ガイド筒24の高さ寸法は、外筒部21の約2分の1程度に設定されている。
上記ガイド筒24の天井側の開口は、シール蓋26で閉じられている。上記シール蓋26は剥離可能であり、ボトル容器10を飲料水ディスペンサ1のボトル取付部9に取り付けるときには剥離除去される。
上記ガイド筒24のボトル側の開口部には、栓部材25が着脱可能に取り付けられている。
〔栓部材25〕
上記栓部材25は、有底筒のドラム状を呈している。上記栓部材25は、ガイド筒24の内側に同心状に嵌合することにより、ガイド筒24に栓をするようになっている。上記ガイド筒24の底部の周縁には、ガイド筒24から栓部材25が抜け出すのを防止する抜け止め部25Aが設けられている。上記抜け止め部25Aは、外向きに突出する環状部である。ガイド筒24が栓部材25で栓された状態で、上記抜け止め部25Aがガイド筒24の周縁に引っかかるようになっている。
図4は、上記ボトルキャップ20を取り付けたボトル容器10の使用状態を説明する図である。
上記ボトル容器10を飲料水ディスペンサ1のボトル取付部9に対して取り付けるときは、ボトルキャップ20の天井部23に貼られたシール蓋26を剥がす。この状態で、天井部23には、ガイド筒24の内側空間に取り付けられた栓部材25が露呈する。ボトル容器10を逆さまにして受水管8の先端を栓部材25にあてがい、ボトル容器10を押し下げる。すると、受水管8の先端によって栓部材25がガイド筒24から抜け、受水管8がガイド筒24に差し込まれる。このとき、栓部材25は受水管8の先端に嵌合している。
上記ボトル容器10を飲料水ディスペンサ1のボトル取付部9から取り外すときは、ボトル容器10を上方に持ち上げる。すると、受水管8がガイド筒24から抜け、このとき、受水管8の先端に嵌合していた栓部材25は、再びガイド筒24の内側空間に取り付けられる。
〔外れ止め部27〕
上記ボトルキャップ20では、上記外筒部21の内側に、上記筒口部11の外周に形成された突部12に嵌合する外れ止め部27が突出している。
図5は、上記ボトルキャップ20の外れ止め部27と筒口部11の突部12の部分を拡大した断面図である。
上記外れ止め部27は、外筒部21の内周面の全周にわたって形成された環状の突条である。上記外れ止め部27の突条は、開口側斜面27Aと奥側斜面27Bによって形成されている。上記外れ止め部27では、上記開口側斜面27Aが相対的に緩やかな傾斜角度であり、上記奥側斜面27Bが相対的に急な傾斜角度である。つまり、上記外れ止め部27は、キャップの開口側がキャップの奥側よりも相対的に傾斜が緩やかである。
一方、上記筒口部11の突部12は、筒口部11の外周面の全周にわたって形成された環状の突条である。
上記外れ止め部27は、ボトルキャップ20を筒口部11に取り付けるときに、筒口部11の外周面に形成された突部12を乗り越える。その後、ボトルキャップ20が筒口部11に取り付いた状態で、上記外れ止め部27は上記突部12に嵌合する。したがって、ボトルキャップ20が筒口部11に取り付けられると、外力が加わったとしても、外れ止め部27が突部12に引っかかって容易には外れない。
〔切れ目〕
上記ボトルキャップ20では、上記外筒部21に、ボトルキャップ20を上記筒口部11から取り外すときに破断部として機能する切れ目28が設けられている。上記切れ目28は、外筒部21を斜めに破断する第1破断部28Aと、外筒部21を周方向に破断する第2破断部28Bを含んで構成されている。上記第1破断部28Aと第2破断部28Bは、いずれも外筒部21の内周面に形成された溝である。つまり溝によって外筒部21に薄肉部を形成し、破断部として機能させるようになっている。なお、溝は外筒部21の外周面に形成することもできる。
上記第1破断部28Aは、その第1端が、外筒部21の開口端から略L字状に形成された切れ込み29に接続されている。上記第1破断部28Aは、外筒部21を斜めに延びて、その第2端が第2破断部28Bに接続されている。上記略L字状の切れ込み29によって形成される舌片30は、切れ目28を破断するときの把持部として機能する。符号29Aはブリッジ29Aであり、上記舌片30の遊端側が破断前にめくれないよう、舌片30を、それ以外の外筒部21に連結している。上記ブリッジ29Aは、切れ目28を破断するときに破断する。
上記第2破断部28Bは、その第1端が、上記第1破断部28Aの第2端に接続されている。上記第2破断部28Bは、外筒部21の周方向に延び、その第2端は第1破断部28Aの第2端近傍に位置している。
〔止水部〕
上記ボトルキャップ20では、上記外筒部21の内側に突出して上記筒口部11の外周面に対して全周にわたって当接することにより止水する止水部31を備えている。上記止水部31は、上記外筒部21の内周面の全面にわたって内側に突出するように形成されている。
上記止水部31は、先端側が薄く、可撓性を有する突条である。つまり、上記止水部31は、根元から先端にいくにしたがって徐々に薄くなる突条である。したがって上記止水部31は、根元側ではあまり変形せず、先端側ほど柔らかくなる可撓性を示す。
上記止水部31は、先端側がキャップの開口側を向くよう傾斜している。上記止水部31の傾斜角度は、天井部23と平行な方向に対して30〜60度程度である。
このように、止水部31を筒口部11に対して傾斜させ、しかも止水部31の先端部に可撓性をもたせることにより、ボトルキャップ20を筒口部11に装着した時に、止水部31の先端部が筒口部21の外周面と馴染んだ状態で接触する。つまり、止水部31の先端部が筒口部21の外周面に対して線ではなく面で接触して止水できる。
上記止水部31は、上記外れ止め部27よりもキャップの奥側に配置されている。また、上記止水部31は、上記切れ目28(特に第2破断部28B)よりもキャップの奥側に配置されている。
また、上記止水部31は、上記筒口部11の外周に形成された突部12に対してその先端が当接している。具体的には、上記止水部31の先端は、上記突部12を形成するキャップの奥側の傾斜面に対して当接している。
参考形態の効果〕
上記参考形態のボトルキャップ20は、止水部31を備えている。上記止水部31は、上記外筒部21の内側に突出している。そして、キャップの内側に突出した止水部31は、上記筒口部11に対して全周にわたって当接する。
このボトルキャップ20であれば、筒口部11の全周にわたって止水部31が当接して止水している。このため、たとえば筒口部11に微細な歪みや傷があったとしても漏れが生じにくい。したがって、床が水浸しになるトラブルやクレームが激減する。
上記参考形態のボトルキャップは、上記止水部31が、上記外筒部21の内側に突出して上記筒口部11の外周面に対して全周にわたって当接することにより止水する。
このように、筒口部11の外周面の全周にわたって止水部31が当接して止水し、たとえば筒口部11に微細な歪みや傷があったとしても漏れが生じにくい。
上記参考形態のボトルキャップ20は、上記止水部31が、先端側が薄く、可撓性を有する突条である。
このため、筒口部11の外周面に対して、薄くなった止水部31の先端側が当接する。このとき、薄くなった止水部31の先端側が撓んで密着し、確実に止水する。
上記参考形態のボトルキャップ20は、上記止水部31が、先端側がキャップの開口側を向くよう傾斜している。
このため、キャッピングする前にボトルキャップ20の内側を洗浄するときに、止水部31の根元まで洗浄液が行きわたりやすい。また、洗浄後は洗浄液が残りにくい。したがって、洗浄不良が生じにくく、衛生面の安全性を確保できる。
上記参考形態のボトルキャップ20は、上記外筒部21の内側に、上記筒口部11の外周に形成された突部12に嵌合する外れ止め部27が突出している。
このため、キャッピングした状態でボトルキャップ20は確実に筒口部11に装着され、多少の外力では外れない。したがって、仮にボトル容器10を落下させてボトルキャップ20に衝撃が加わったとしても、ボトルキャップ20が外れる事故を防止できる。
上記参考形態のボトルキャップ20は、上記外れ止め部27が、キャップの開口側がキャップの奥側よりも相対的に傾斜が緩やかである。
このため、ボトルキャップ20を筒口部11に取り付けてキャッピングするときは、外れ止め部27のキャップの開口側が相対的に傾斜が緩やかで、ここが筒口部11の外周に形成された突部12を乗り越える。この乗り越えるときの抵抗が少なくなり、少ないキャップ装着圧力でキャップの装着が可能となる。キャッピングされたあとは、外れ止め部27のキャップの奥側が相対的に傾斜が急で、ここが筒口部11の外周に形成された突部12に当接して確実に外れ止めする。つまり、ボトルキャップ20に衝撃が加わったとしても離脱の抵抗が増加することで、ボトルキャップ20が外れることを防止する。したがって、取り付けやすく外れにくいボトルキャップ20になる。
上記参考形態のボトルキャップ20は、上記止水部31が、上記外れ止め部27よりもキャップの奥側に配置されている。
このため、止水部31は、突出した外れ止め部27よりもさらにキャップの奥側に配置される。したがって、ボトルキャップ20が製造されてからキャッピングに供されるまでのあいだに、止水部31に傷つきなどの損傷が生じにくく、止水不良が生じにくくなる。特に、ボトルキャップ20を筒口部11に装着する時に、筒口部11が止水部31に接触して損傷させるのを防止できる。
上記参考形態のボトルキャップ20は、上記止水部31が、上記筒口部11の外周に形成された突部を形成する傾斜面に対してその先端が当接している。
このため、筒口部11の外周に対する止水部31の当たりが強い。したがって、ボトルキャップ20や筒口部11の寸法や形状に多少のばらつきがあったとしても、筒口部11の外周に対して止水部31の当たりが弱いところが生じにくく、結果的に水漏れが起こりにくく、確実に止水できる。
上記参考形態のボトルキャップ20は、上記外筒部21に、ボトルキャップ20を上記筒口部11から取り外すときに破断部として機能する切れ目28が設けられている。そして、上記止水部31は、上記切れ目28よりもキャップの奥側に配置されている。
このため、取り外すときに破断させる切れ目28よりもキャップの奥側で止水する。したがって、ボトルキャップ20に予期しない外力が加わって切れ目28が部分的に破断したとしても、止水効果を維持でき、水漏れ事故を防止できる。
〔第実施形態〕
図6は、本発明の第実施形態のボトルキャップ20を示す。
この例では、止水部31が、外筒部21の内側と天井部23の内側にかけて段差状に形成されている。上記段差状に形成された止水部31が、筒口部11の外周面に対して全周にわたって当接することにより止水する。
それ以外は上記参考形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この例でも、上記参考形態と同様の作用効果を奏する。
〔第実施形態〕
図7は、本発明の第実施形態のボトルキャップ20を示す。
この例では、止水部31が、外筒部21の天井部23の内側に突出して形成されている。上記天井部23に突出して形成された止水部31が、筒口部11の開口縁に対して全周にわたって当接することにより止水する。
それ以外は上記参考形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この例でも、上記参考形態と同様の作用効果を奏する。
〔変形例〕
以上は本発明の特に好ましい実施形態について説明したが、本発明は図示した実施形態に限定する趣旨ではなく、各種の態様に変形して実施することができ、本発明は各種の変形例を包含する趣旨である。
たとえば、上記実施形態では、止水部31を外れ止め部27よりも奥側に設けているが、止水部31は外筒部21のどの位置に設けても良い。また、上記実施形態では、止水部31を開口部側に傾斜させて筒口部11と当接させているが、止水部31の角度をボトル容器10の筒口部11に対して垂直にする等、他の接触角度を採用することもできる。
1:飲料水ディスペンサ
2:冷水槽
3:供給機構
4:筐体
5:コック
6:温水槽
7:パイプ
8:受水管
9:ボトル取付部
10:ボトル容器
11:筒口部
12:突部
13:保持部
20:ボトルキャップ
21:外筒部
22:内筒部
23:天井部
24:ガイド筒
25:栓部材
25A:抜け止め部
26:シール蓋
27:外れ止め部
27A:開口側斜面
27B:奥側斜面
28:切れ目
28A:第1破断部
28B:第2破断部
29:切れ込み
29A:ブリッジ
30:舌片
31:止水部

Claims (2)

  1. 飲料水ディスペンサ用のボトル容器の筒口部に装着されるボトルキャップであって、
    上記筒口部の開口に対応する天井部と、
    上記筒口部の外側に嵌合する外筒部と
    記筒口部に対して全周にわたって当接することにより止水する止水部とを備え
    上記止水部は、上記外筒部の内側と上記天井部の内側にかけて段差状に突出して形成され、上記筒口部の外周面に対して全周にわたって当接することにより止水する
    ことを特徴とするボトルキャップ。
  2. 飲料水ディスペンサ用のボトル容器の筒口部に装着されるボトルキャップであって、
    上記筒口部の開口に対応する天井部と、
    上記筒口部の外側に嵌合する外筒部と、
    上記筒口部の内側に嵌合する内筒部と、
    上記筒口部に対して全周にわたって当接することにより止水する止水部とを備え、
    上記止水部は、上記内筒部の外側と上記天井部の内側にかけて段差状に突出して形成され、上記筒口部の開口縁に対して全周にわたって当接することにより止水する
    ことを特徴とするボトルキャップ。
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