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JP2019130998A - シートベルト用リトラクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェビングの急な巻取りを検知し巻取り速度を抑制してエンドロックの発生を防止すると共にタングと内装部品との干渉による傷つきを防止することができるシートベルト用リトラクタを提供する。
【解決手段】フレーム13に支持されウェビングが巻装されるスピンドルとフレームに固定されたベアリングケース60と内周面に内歯51が形成され、ベアリングケースに配設されたラッチリング50と、スピンドルと連結されたプレート70とラッチリングの内歯と係脱可能な位置でプレートに軸支され、ラッチリングの内歯と係合する作動位置と、係合が解除される非作動位置との間を変位するウェビング巻き取りセンサレバー80とプレートに支持され、ウェビング巻き取りセンサレバーを非作動位置に向けて付勢する付勢部材82を備え、所定の速度以上で巻き取られた時ウェビング巻き取りセンサレバーが作動位置に移動して、ラッチリングに制動力が付与される。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートベルト用リトラクタに関し、より詳細には、ウェビングの急な巻取りを抑制してエンドロックの発生を防止することができるシートベルト用リトラクタの改良に関する。
従来、車両の乗員等を座席に安全に保持するためのシートベルト用リトラクタとして、急な加速、衝突又は減速に反応する車体加速度感知手段によってウェビングの引き出しを物理的にロックする緊急ロック機構を備えて、乗員を効果的及び安全に拘束する緊急ロック式リトラクタが用いられている。
ところで、緊急ロック機構を備えたシートベルト用リトラクタでは、車両緊急時ではない不必要な時にも、スピンドル(巻取軸)のウェビング引き出し方向の回転がロックされることがある。即ち、車両取付け状態において、ウェビング引き出し状態から巻き取りバネのバネ力に従って急激にウェビングが全量巻き取られたとき、その衝撃で緊急ロック機構が作動して、スピンドルのウェビング引き出し方向の回転がロックされてしまうことがあり、この場合には、ウェビングの引き出しができなくなる。しかもこのとき、ウェビングは全量巻き取り状態にあるので、スピンドルはウェビング巻き取り方向にも回転できず、リトラクタは所謂エンドロック状態に陥るという問題があった。
例えば、緊急ロック機構としては、次のようなものがある。一つは、ウェビングの急激な引き出しを感知してスピンドルのウェビング引き出し方向の回転を阻止するもの(ウェビング加速度感知手段:WS)、もう一つは車両の急減速状態を感知してスピンドルのウェビング引き出し方向の回転を阻止するもの(車体加速度感知手段:VSI)である。いずれの場合も、スピンドルと一体回転するロック部材の揺動により、ロック部材の爪を、スピンドルを支持するフレームの内歯に噛み合わせて、スピンドルをロックするようにしている。
このようなリトラクタにおいて、エンドロックが起きるケースとしては、次の3つの場合がある。
ウェビング加速度感知手段(WS)の不用意な作動によるもの。
一般的に、ウェビング加速度感知手段は、急速にベルトを引き出すと、マスの慣性でマス側の回転がスピンドルより遅れることで、ロック部材が外に飛び出して、フレームの内歯に噛み込む、という原理を用いている。ところが、急激なウェビング巻き取り後にウェビングが突っ張ると、勢いでマスがスピンドルに対して相対移動してしまい、ロック部材がフレームの内歯に噛んでしまう場合である
車体加速度感知手段(VSI)の不用意な作動によるもの。
ウェビングの急速な巻き取り等に伴うリトラクタの振動により車体加速度感知手段に加速度が入力した際に、慣性部材であるボールが動き、レバーが揺動して、ラッチ部材に噛んでロックする場合である。
ロック部材自体の不用意な作動によるもの。
ウェビングを巻き取った勢いで、ロック部材自体がフレームの内歯に噛んでしまう場合である。
特許文献1に記載のシートベルト用リトラクタでは、不用意な作動によるエンドロックを防止するため、ウェビングの格納時にウェビングの巻き外径を押さえて巻取り速度を抑制するようにしたエンドロック防止機構が知られている。
特開2010−120527号公報
しかしながら、特許文献1に記載ののシートベルト用リトラクタでは、車両レイアウトにより格納時のウェビング巻き外径が異なると、シートベルト用リトラクタを車種毎に設定する必要が生じてコストが嵩む問題があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ウェビングの急な巻取りを検知し、巻取り速度を抑制してエンドロックの発生を防止すると共に、タングと内装部品との干渉による傷つきを防止することができるシートベルト用リトラクタを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) フレームに回転自在に支持され、ウェビングが巻装されるスピンドルと、
前記フレームに固定されたベアリングケースと、
内周面に内歯が形成され、前記ベアリングケースに対して回転自在に配設されたラッチリングと、
前記スピンドルと一体回転可能に連結されたプレートと、
前記ラッチリングの前記内歯と係脱可能な位置で、前記プレートに揺動自在に軸支され、前記ラッチリングの前記内歯と係合する作動位置と、前記ラッチリングの前記内歯との係合が解除される非作動位置との間を変位するウェビング巻き取りセンサレバーと、
前記プレートに支持され、前記ウェビング巻き取りセンサレバーを前記非作動位置に向けて付勢する付勢部材と、
を備え、
所定の速度以上で前記ウェビングが巻き取られた時、前記ウェビング巻き取りセンサレバーが作動位置に移動して、前記ラッチリングが回転する際、前記ラッチリングに制動力を付与する制動部が設けられることを特徴とするシートベルト用リトラクタ。
(2) 前記ベアリングケースには、前記ラッチリングの外周面を案内する円環状のラッチリング支持部が設けられ、
前記制動部は、前記ラッチリング支持部に設けられ、前記ラッチリングが回転することで、前記ラッチリングに摺動摩擦を発生することを特徴とする(1)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(3) 前記フレームに係合することで前記スピンドルのウェビング引き出し方向の回転をロックするロック部材と、
前記スピンドルに相対回転可能に支持されると共に、前記スピンドルに対して回転遅れを生じることにより前記ロック部材を作動するステアリングホイールと、
内周面に歯部が形成された前記ベアリングケースと、
前記ベアリングケースの前記歯部と係脱可能な位置で、前記ステアリングホイールに揺動自在に軸支され、所定の速度以上で前記ウェビングが引き出された時に、前記ステアリングホイールのウェビング引き出し方向の回転を阻止するウェビング引き出しセンサレバーと、
を備えることを特徴とする(1)又は(2)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(4) 前記ステアリングホイールの外周面に形成された歯部と係止可能な加速度センサレバーを有し、水平方向の加速度を検出する加速度センサを更に備えることを特徴とする(3)に記載のシートベルト用リトラクタ。
本発明のシートベルト用リトラクタによれば、所定の速度以上でウェビングが巻き取られた時、ウェビング巻き取りセンサレバーがラッチリングの内歯と係合する作動位置に移動して、ラッチリングが回転する際、ラッチリングに制動力を付与する制動部が設けられる。これにより、ウェビングの急な巻取りを検知したとき、スピンドルの巻取り速度を抑制してエンドロックの発生を防止することができる。また、タングと内装部品との干渉が防止されて、内装部品の傷つきを防止することができる。
シートベルト用リトラクタの縦断面図である。 図1に示すシートベルト用リトラクタの要部分解斜視図である。 (a)〜(d)は、ウェビングの急巻取りを検知してウェビング巻き取りセンサレバーとラッチリングの内歯が係合する過程を示す側面図である。 (a)〜(d)は、ウェビング巻き取りセンサレバーと係合したラッチリングがベアリングケースに対して摺動回転し、ラッチリングに制動力が付与される過程を示す側面図である。 (a)〜(d)は、スピンドルの回転速度が低下することでウェビング巻き取りセンサレバーとラッチリングの内歯との係合が解除される過程を示す側面図である。
以下、本発明に係るシートベルト用リトラクタの一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態のシートベルト用リトラクタの断面図、図2はその要部分解斜視図である。図1及び図2に示すように、シートベルト用リトラクタ1は、ウェビング(図示略)が巻装される金属製のスピンドル10と、カバー12に収容されてスピンドル10を巻き取り方向に回転付勢するバネ式の巻取装置11と、スピンドル10を回転自在に支持する金属製のコ字状のフレーム13と、ロック部材としての金属製のロックドック20と、樹脂製のステアリングホイール30と、慣性体としての機能を併せ持つウェビング引き出しセンサレバー41(図2参照)と、フレーム13に固定されるベアリングケース60と、ベアリングケース60に回動自在に配設されるラッチリング50と、スピンドル10と一体回転可能に連結されたプレート70と、プレート70に揺動自在に軸支されて慣性体としての機能を併せ持ち、ラッチリング50の内歯51と係脱可能なウェビング巻き取りセンサレバー80と、車体の加速度を感知する車体加速度感知手段としての加速度センサ90と、ベアリングケース60を覆うように、フレーム13に固定されるカバー部材15と、を主に備えている。
フレーム13は、スピンドル10の軸方向の中央部分を挟んで対向する左右側板13A、13Bを有し、一方の側板13Aの外側に緊急ロック機構及び自動ロック機構が配置され、他方の側板13Bの外側に巻取装置11が配置されている。スピンドル10の一端側の軸14は、ステアリングホイール30、ベアリングケース60を貫通し、その先端に形成された角軸16が、プレート70の角孔71(図2参照)に嵌合して一体回転するように嵌着されている。
フレーム13の側板13Aの円形開口の内周には、ロックドック20の爪22が係合可能な多数の内歯17が形成されている。ロックドック20は、スピンドル10の一方の端面側に確保された空間に変位自在に収容され、不図示のオメガスプリングによって爪22がフレーム13の内歯17から離れるロック解除方向に保持されている。また、ロックドック20のカムピン21は、ステアリングホイール30に形成されたカム孔31に挿入される。
ステアリングホイール30は、スピンドル10に相対回転可能に支持され、図2に示すように、ロックドック20のカムピン21が係合するカム孔31と、ウェビング引き出しセンサレバー41を揺動自在に支持する凸軸32と、外周面に形成された歯部33とを有している。
カム孔31は、スピンドル10に対してステアリングホイール30が相対回転するときに、カムピン21を介してロックドック20の爪22を外方に押し出す。そして、外に飛び出させた爪22を、フレーム13の内歯17に噛み合わせることにより、スピンドル10をフレーム13の内歯17にロックさせ、ウェビング引き出し方向の回転を機械的にロックする。
ウェビング引き出しセンサレバー41は、ベアリングケース60の歯部61に係合可能な爪42を備え、ステアリングホイール30の凸軸32に揺動自在に嵌合している。ウェビング引き出しセンサレバー41の爪42は、ウェビングセンサスプリング58により爪42をベアリングケース60の歯部61から離間する方向に回転付勢している。従って、通常時には、爪42がベアリングケース60の歯部61から離間して保持される。即ち、ステアリングホイール30、ウェビング引き出しセンサレバー41、ウェビングセンサスプリング58は、ウェビング速度感知手段40を構成する。
これにより、乗員の移動によりウェビングが急速に引き出されると、ウェビング引き出しセンサレバー41が慣性力によって回動し、ウェビング引き出しセンサレバー41の爪42が外方に突き出されて、ベアリングケース60の歯部61に噛合する。これにより、ウェビング速度感知手段40は、ステアリングホイール30のウェビング引き出し方向の回転を阻止する。
回転が阻止されたステアリングホイール30に対してスピンドル10が相対回転すると、カムピン21を介してロックドック20の爪22が外方に押し出されてフレーム13の内歯17に噛合し、スピンドル10のウェビング引き出し方向の回転を機械的にロックする。
また、車体加速度感知手段である加速度センサ90は、センサホルダ91と、センサホルダ91内に格納され、水平方向の加速度に応じて変位する慣性体(ボール)92と、不図示の支持軸により回動自在に配置され、ステアリングホイール30の外周面に形成された歯部33に対してその先端歯先94が接近離間する加速度センサレバー93と、を備える。
車体加速度感知手段は、車両の急減速などにより加速度センサ90に水平加速度が加わると、車体加速度に応じてボール92が移動し、加速度センサレバー93が揺動して先端歯先94がステアリングホイール30の歯部33に係合して、ステアリングホイール30をロックする。このステアリングホイール30に対してスピンドル10が相対回転することで、ロックドック20の爪22がフレーム13の内歯17に噛合し、ウェビングの引き出しを機械的にロックして、緊急時に乗員を拘束して保護する。
また、ベアリングケース60は、円環部62と側壁63とを備える略カップ状部材である。側壁63の中心には、スピンドル10の一端側の軸14が貫通する貫通孔64が設けられている。円環部62の内径側には側壁63からスピンドル10方向に突出する円環状突起65が形成されている。円環状突起65の内周面には、前述した複数の歯部61が形成されている。
側壁63のスピンドル10と反対側の面には、円環状のラッチリング支持部66が一体に形成されている。ラッチリング支持部66には、軸方向及び周方向にL字形に切り欠かれ、周方向に延びる複数(図2に示す実施形態では3個)の片持ち腕68が一体に形成されている。片持ち腕68の先端内径側には、内径側に突出する凸部69が設けられている。
また、ラッチリング支持部66の軸方向先端部の円周方向3箇所には、ラッチリング50を摺動回転可能に支持するための係合爪67が設けられている。
ラッチリング50は、内周面に複数の内歯51が設けられたリング状に形成され、フレーム13に固定されるベアリングケース60のラッチリング支持部66に回転自在に内嵌している。ラッチリング支持部66に内嵌するラッチリング50の外周面には、片持ち腕68の弾性力により凸部69が接触している。これにより、ベアリングケース60に対してラッチリング50が回転することで、ラッチリング50とベアリングケース60との間に摺動摩擦を発生し、ラッチリング50に制動力が付与される。
即ち、ベアリングプレート60に形成された片持ち腕68は、ラッチリング50の制動部として機能する。ただし、ラッチリング50が回転する際に、ラッチリング50に制動力を付与できる構成であれば、特に限定されず、制動部は、単に、ラッチリング50との間で摺動摩擦を発生する、ラッチリング支持部66の円筒面であってもよい。
プレート70は、角孔71を有するボス72と、ウェビング巻き取りセンサレバー80を揺動自在に支持する凸軸73と、ばね受け74とを備える。ボス72の角孔71には、スピンドル10の軸14の先端に形成された角軸16が嵌合し、プレート70とスピンドル10が一体回転する。
ウェビング巻き取りセンサレバー80は、ラッチリング50の内歯51に係合可能な爪81を備え、プレート70の凸軸73に揺動自在に嵌合している。ばね受け74とウェビング巻き取りセンサレバー80との間にはレバースプリング82が配設されている。ウェビング巻き取りセンサレバー80は、レバースプリング82の弾性力により爪81がラッチリング50の内歯51から離間する方向に付勢されている。
従って、通常時には、爪81がラッチリング50の内歯51から離間した非作動位置に保持される。即ち、ベアリングケース60、ラッチリング50、プレート70、ウェビング巻き取りセンサレバー80及びレバースプリング82は、エンドロック防止手段55を構成する。
このエンドロック防止手段55は、ウェビング速度感知手段40及び車体加速度感知手段(加速度センサ90)がウェビングの引出し時に作用するのに対して、ウェビングの巻き取り時に作用するものである。
以下、エンドロック防止手段55の作用を、図3〜図5を参照して説明する。
バックルに挿入されていたタングの係合を解除すると、ウェビングは、巻取装置11の弾性力により急速にスピンドル10に巻き取られる。図3(a)〜(d)に示すように、スピンドル10の回転に伴ってプレート70と共にウェビング巻き取りセンサレバー80が所定の速度以上で回転すると、ウェビング巻き取りセンサレバー80は、遠心力によりレバースプリング82の弾性力に抗して凸軸73を中心として揺動して作動位置に変位し、爪81がラッチリング50の内歯51に係合する。これにより、ラッチリング50はプレート70と一体になって回転する。
そして、図4(a)〜(d)に示すように、ラッチリング50がベアリングケース60に対して摺動回転すると、片持ち腕68の弾性力により凸部69が外周面に接触するラッチリング50には、凸部69との摺動抵抗(制動力)が作用して回転が抑制されて、プレート70、即ち、スピンドル10の回転速度が抑制される。これにより、ウェビングの巻取り時のエンドロックの発生が抑制される。
そして、図5(a)〜(d)に示すように、ラッチリング50に作用する摺動抵抗により、やがてプレート70の回転速度が低下すると、ウェビング巻き取りセンサレバー80は、レバースプリング82の弾性力により凸軸73を中心として先は逆方向に揺動して、爪81とラッチリング50の内歯51との係合が解除されて非作動位置に戻る。そして、ウェビングはスピンドル10に巻き取られた状態となる。
本実施形態のシートベルト用リトラクタ1によれば、ウェビングの巻き取り速度が抑制されるので、ウェビングのエンドロックの発生が抑制されると共に、タングと内装部品との急激な干渉が防止されて、内装部品の傷つきを防止することができる。
以上説明したように、本実施形態のシートベルト用リトラクタ1によれば、フレーム13に回転自在に支持され、ウェビングが巻装されるスピンドル10と、フレーム13に固定されたベアリングケース60と、内周面に内歯51が形成され、ベアリングケース60に対して回転自在に配設されたラッチリング50と、スピンドル10と一体回転可能に連結されたプレート70と、ラッチリング50の内歯51と係脱可能な位置で、プレート70に揺動自在に軸支され、ラッチリング50の内歯51と係合する作動位置と、ラッチリング50の内歯51との係合が解除される非作動位置との間を変位するウェビング巻き取りセンサレバー80と、プレート70に支持され、ウェビング巻き取りセンサレバー80を非作動位置に向けて付勢する付勢部材82と、を備え、所定の速度以上でウェビングが巻き取られた時、ウェビング巻き取りセンサレバー80が作動位置に移動して、ラッチリング50が回転する際、ラッチリング50に制動力を付与する片持ち腕68が設けられる。これにより、ウェビングの急な巻取りを検知したとき、スピンドル10の巻取り速度を抑制してエンドロックの発生を防止することができる。また、タングと内装部品との干渉が防止されて、内装部品の傷つきを防止することができる。
また、ベアリングケース60には、ラッチリング50の外周面を案内する円環状のラッチリング支持部66が設けられ、片持ち腕68は、ラッチリング支持部66に設けられ、ラッチリング50が回転することで、ラッチリング50に摺動摩擦を発生するので、比較的簡単な構成で、ラッチリング50の回転を抑制することができ、スピンドル10の回転速度が抑制される。
また、フレーム13に係合することでスピンドル10のウェビング引き出し方向の回転をロックするロックドック(ロック部材)20と、スピンドル10に相対回転可能に支持されると共に、スピンドル10に対して回転遅れを生じることによりロックドック20を作動するステアリングホイール30と、内周面に歯部61が形成されたベアリングケース60と、ベアリングケース60の歯部61と係脱可能な位置で、ステアリングホイール30に揺動自在に軸支され、所定の速度以上でウェビングが引き出された時に、ステアリングホイール30のウェビング引き出し方向の回転を阻止するウェビング引き出しセンサレバー41と、を備えるので、ウェビングが急速に引き出されたときには、ウェビング引き出しセンサレバー41がステアリングホイール30のウェビング引き出し方向の回転を阻止することで、ロックドック20の爪22がフレーム13の内歯17に噛合し、ウェビングの引き出しを防止する。
また、ステアリングホイール30の外周面に形成された歯部33と係止可能な加速度センサレバー93を有し、水平方向の加速度を検出する加速度センサ90を更に備えるので、車両の急減速などにより水平加速度が作用したとき、ロックドック20の爪22とフレーム13の内歯17とが噛合して、ウェビングの引き出しを機械的にロックする。これにより、緊急時に乗員を拘束して保護することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、上記実施形態では、ベアリングケース60に一体形成した片持ち腕68の弾性力によりラッチリング50に制動力を付与するとして説明したが、片持ち腕68に限定されず、樹脂ばねや金属ばねなどのベアリングケース60に別体に取り付けられた部材(制動部)によりラッチリング50に摺動抵抗を発生させるようにしてもよい。
また、本発明のエンドロック防止手段55は、チャイルドシート等を車両シートにシートベルトで固定するためのシートベルト用リトラクタとして、ウェビングを全量引き出したときに作動し、巻取り途中ではウェビングの引出しを阻止し、ウェビングの全量巻取りで作動解除する自動ロック機構を備えたものにも適用できる。
1 シートベルト用リトラクタ
10 スピンドル
13 フレーム
20 ロックドック(ロック部材)
30 ステアリングホイール
33 歯部
40 ウェビング速度感知手段
41 ウェビング引き出しセンサレバー
50 ラッチリング
51 内歯
55 エンドロック防止手段
60 ベアリングケース
61 歯部
70 プレート
80 ウェビング巻き取りセンサレバー
82 レバースプリング(付勢部材)
90 加速度センサ(車体加速度感知手段)
93 加速度センサレバー

Claims (4)

  1. フレームに回転自在に支持され、ウェビングが巻装されるスピンドルと、
    前記フレームに固定されたベアリングケースと、
    内周面に内歯が形成され、前記ベアリングケースに対して回転自在に配設されたラッチリングと、
    前記スピンドルと一体回転可能に連結されたプレートと、
    前記ラッチリングの前記内歯と係脱可能な位置で、前記プレートに揺動自在に軸支され、前記ラッチリングの前記内歯と係合する作動位置と、前記ラッチリングの前記内歯との係合が解除される非作動位置との間を変位するウェビング巻き取りセンサレバーと、
    前記プレートに支持され、前記ウェビング巻き取りセンサレバーを前記非作動位置に向けて付勢する付勢部材と、
    を備え、
    所定の速度以上で前記ウェビングが巻き取られた時、前記ウェビング巻き取りセンサレバーが作動位置に移動して、前記ラッチリングが回転する際、前記ラッチリングに制動力を付与する制動部が設けられることを特徴とするシートベルト用リトラクタ。
  2. 前記ベアリングケースには、前記ラッチリングの外周面を案内する円環状のラッチリング支持部が設けられ、
    前記制動部は、前記ラッチリング支持部に設けられ、前記ラッチリングが回転することで、前記ラッチリングに摺動摩擦を発生することを特徴とする請求項1に記載のシートベルト用リトラクタ。
  3. 前記フレームに係合することで前記スピンドルのウェビング引き出し方向の回転をロックするロック部材と、
    前記スピンドルに相対回転可能に支持されると共に、前記スピンドルに対して回転遅れを生じることにより前記ロック部材を作動するステアリングホイールと、
    内周面に歯部が形成された前記ベアリングケースと、
    前記ベアリングケースの前記歯部と係脱可能な位置で、前記ステアリングホイールに揺動自在に軸支され、所定の速度以上で前記ウェビングが引き出された時に、前記ステアリングホイールのウェビング引き出し方向の回転を阻止するウェビング引き出しセンサレバーと、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートベルト用リトラクタ。
  4. 前記ステアリングホイールの外周面に形成された歯部と係止可能な加速度センサレバーを有し、水平方向の加速度を検出する加速度センサを更に備えることを特徴とする請求項3に記載のシートベルト用リトラクタ。
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