JP2019122263A - 発酵麦芽高アルコール飲料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】50ppb以上のβ−シトロネロール、0.6ppm以上の4−ビニルグアイヤコール、及び5〜10v/v%のアルコールを含有する発酵麦芽高アルコール飲料。
【選択図】なし
Description
得られる糖液に酵母を接種し、発酵液の4−ビニルグアイヤコール濃度が0.6ppm以上に、及びアルコール濃度が5〜10v/v%になるまで発酵させる工程;
を包含する、発酵麦芽高アルコール飲料の製造方法を提供する。
得られる糖液に酵母を接種し、発酵液の4−ビニルグアイヤコール濃度が0.6ppm以上に、及びアルコール濃度が5〜10v/v%になるまで発酵させる工程;
を包含する、発酵麦芽高アルコール飲料のアルコール刺激臭味を低減する方法を提供する。
発酵麦芽飲料の4VGの量は、例えば、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)分析法を用いて測定できる。例えば、発酵麦芽飲料を氷冷し、脱気した試料を、HPLC装置に注入し、処理すればよい。測定条件の一例は次の通りである。
Vend(%)={(P−Eend)/P}×100
[式中、Pは原麦汁エキスであり、Eendは、外観最終エキスである。]
(ビールの製造)
レモングラスは葉や茎の白い部分を乾燥させ、殺菌し、粉砕したもの(三井農林株式会社製「レモングラス(殺菌粉末)」(商品名))を使用した。
得られたビール様飲料を、下記の手順にしたがい、HPLC分析することにより、4VG濃度を測定した。
得られたビール様飲料を、氷冷下にて15分間超音波脱気し、分析用試料とした。
標品の4VG試薬を標準試薬として、ピーク面積比で検量線を作成し、定量した。
β−シトロネロール濃度測定は、下記の手順により行った。即ち、最終製品であるビール様発泡性飲料に、内部標準としてd5−Linaloolを20ppbになるように添加した後、10倍希釈した。得られた希釈サンプル15mlを30mL容バイアルに分取した。
それぞれの香気成分のピークエリア面積と内部標準品のピークエリア面積とを比較して定量を実施した。
得られたビールを4℃に調温し、よく訓練されたパネリスト5名により、ビールのアルコール刺激の強さ(即ち、アルコールに起因する口腔から喉にかけて感じられる刺激感および発酵由来香気)について、官能検査を実施した。評価基準は、次の通り、強い方から5段階で評価した。
4:強い
3:ある程度強い
2:やや弱い
1:弱い
4:良い
3:ある程度良い
2:やや悪い
1:悪い
レモングラスを使用しないこと、及びグルコアミラーゼの使用量を調節して外観最終発酵度を変化させること以外は実施例1と同様にしてビールを製造し、官能検査を行った。結果を表4に記載する。
(ビールの製造)
レモングラスは葉や茎の白い部分を乾燥させ、殺菌し、粉砕したもの(三井農林株式会社製「レモングラス(殺菌粉末)」(商品名))を使用した。
レモングラスの使用量を調節してβ−シトロネロール濃度を変化させること、及びグルコアミラーゼやβグルカナーゼの使用量を調節して外観最終発酵度及び4VG濃度を変化させること以外は実施例1と同様にしてビールを製造し、官能検査を行った。結果を表5及び表6に記載する。
(ビールの製造)
粉砕麦芽40kg及びグルコアミラーゼ0.15kgを湯に混合し、糖化、濾過させて160Lの麦汁を得た。これに、ビターホップエキス(Hopsteiner社製)0.02kgおよびホップペレット(Hopsteiner社製)を製品ビールの苦味価が18B.U.になるような量を調整して添加し、60分煮沸した。煮沸終了後(即ち、加熱終了後)にレモングラスは添加しなかった。麦汁を冷却させて所定量の下面ビール酵母を添加し、7日間発酵させた。その後、熟成・冷却し、濾過してビールを得た。得られたビールのアルコール濃度は7%、外観最終発酵度は103.7%であった。
Claims (10)
- 50ppb以上のβ−シトロネロール、0.6ppm以上の4−ビニルグアイヤコール、及び5〜10v/v%のアルコールを含有する発酵麦芽高アルコール飲料。
- 85%以上の外観最終発酵度を有する請求項1に記載の発酵麦芽高アルコール飲料。
- 50重量%以上の麦芽使用比率を有する請求項1又は2に記載の発酵麦芽高アルコール飲料。
- レモングラス由来のテルペン類を含有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の発酵麦芽高アルコール飲料。
- 原料から得られた糖液のβ−シトロネロール濃度を50ppb以上に調整する工程;及び
得られる糖液に酵母を接種し、発酵液の4−ビニルグアイヤコール濃度が0.6ppm以上に、及びアルコール濃度が5〜10v/v%になるまで発酵させる工程;
を包含する、発酵麦芽高アルコール飲料の製造方法。 - 原料にβ−グルカナーゼを含有させる工程を包含する請求項5に記載の発酵麦芽高アルコール飲料の製造方法。
- 原料に50重量%以上の麦芽を含有させる工程を包含する請求項5又は6に記載の発酵麦芽高アルコール飲料の製造方法。
- 原料にレモングラス由来の精油成分を含有させる工程を包含する請求項5〜7のいずれか一項に記載の発酵麦芽高アルコール飲料の製造方法。
- 前記発酵は、発酵液の外観最終発酵度が85%以上になるまで行われる請求項5〜8のいずれか一項に記載の発酵麦芽高アルコール飲料の製造方法。
- 原料から得られた糖液のβ−シトロネロール濃度を50ppb以上に調整する工程;及び
得られる糖液に酵母を接種し、発酵液の4−ビニルグアイヤコール濃度が0.6ppm以上に、及びアルコール濃度が5〜10v/v%になるまで発酵させる工程;
を包含する、発酵麦芽高アルコール飲料のアルコール刺激臭味を低減する方法。
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