JP2019119268A - タイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】サイドウォール部に優れたデザイン性を付与することができるタイヤを提供する。【解決手段】タイヤ1のサイドウォール部3の表面には装飾体5が設けられる。装飾体5は、突起又は溝からなる線状模様60を用いて構成された多角形模様6を含む。多角形模様6は、複数の線状模様60からなり、同一角数である複数の小多角形模様7と、少なくとも一辺75を共有する複数の小多角形模様7の集合の輪郭からなる第1中多角形模様8と、小多角形模様7よりも大きい面積で、第1中多角形模様8と一辺を共有する第2中多角形模様9と、第1中多角形模様8及び第2中多角形模様9の集合の輪郭からなる大多角形模様10とを含んでいる。【選択図】 図3
Description
本発明は、サイドウォール部の表面に装飾体が設けられたタイヤに関する。
従来から、タイヤの外観を向上させるために、サイドウォール部に装飾が施されたタイヤが提案されている。
例えば、下記特許文献1では、サイドウォール部に、相似形をなす複数個の多角形模様が繰り返し配置されたタイヤが開示されている。
近年では、タイヤに優れたデザイン性を付与するために、サイドウォール部の装飾に関し、さらなる改良が望まれている。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、サイドウォール部に優れたデザイン性を付与することができるタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、サイドウォール部の表面に装飾体が設けられたタイヤであって、前記装飾体は、突起又は溝からなる線状模様を用いて構成された多角形模様を含み、前記多角形模様は、複数の前記線状模様からなり、同一角数である複数の小多角形模様と、少なくとも一辺を共有する前記複数の小多角形模様の集合の輪郭からなる第1中多角形模様と、前記小多角形模様よりも大きい面積で、前記第1中多角形模様と一辺を共有する第2中多角形模様と、前記第1中多角形模様及び前記第2中多角形模様の集合の輪郭からなる大多角形模様とを含んでいる。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記多角形模様は、タイヤ周方向及びタイヤ半径方向に繰り返し配置されている、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記第2中多角形模様は、前記小多角形模様を含まない、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記小多角形模様が共有する前記一辺は、前記第1中多角形模様と前記第2中多角形模様とが共有する前記一辺とつながっている、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、各小多角形模様は、同じ面積である、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記第1中多角形模様と前記第2中多角形模様とは、同じ面積である、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記各小多角形模様は、四角形模様である、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記大多角形模様は、平行四辺形である、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記大多角形模様は、菱形を含む、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記大多角形模様の内角は、60゜又は120゜である、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、隣り合う前記大多角形模様において、前記第1中多角形模様と前記第2中多角形模様とが共有する前記一辺は、非平行である、ことが望ましい。
本発明のタイヤのサイドウォール部に設けられる装飾体は、突起又は溝からなる線状模様を用いて構成された多角形模様を含む。多角形模様は、複数の小多角形模様と、第1中多角形模様と、第2中多角形模様と、大多角形模様とを含んでいる。このような大きさの異なる多角形模様が組み合わせされることにより、サイドウォール部の印象が単調となることが回避され、タイヤのデザイン性及び識別性が高められる。
小多角形模様は、複数の線状模様からなり、同一角数である。これにより、小さな模様に統一感が与えられ、タイヤのデザイン性が高められる。また、小多角形模様は、サイドウォール部の微小な凹凸を目立たなくし、タイヤの外観性能を向上させる。
第1中多角形模様は、少なくとも一辺を共有する複数の小多角形模様の集合の輪郭からなる。このような第1中多角形模様により、小多角形模様の集合に凝縮感が与えられ、タイヤのデザイン性及び識別性が高められる。
第2中多角形模様は、小多角形模様よりも大きい面積で、第1中多角形模様と一辺を共有する。そして、第1中多角形模様及び第2中多角形模様の集合の輪郭によって大多角形模様が構成される。これにより、サイドウォール部に照射された光が複雑に反射され、濃淡が現れ、タイヤのデザイン性及び識別性が高められる。
以下、本発明のタイヤの実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のタイヤ1の側面図である。図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、トレッド部2と、サイドウォール部3と、ビード部4とを備えた空気入りタイヤである。
図1は、本実施形態のタイヤ1の側面図である。図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、トレッド部2と、サイドウォール部3と、ビード部4とを備えた空気入りタイヤである。
サイドウォール部3の表面には、装飾体5が設けられている。本実施形態の装飾体5は、タイヤ周方向に連続してのびる。装飾体5は、タイヤ周方向に断続的に形成されていてもよい。装飾体5の領域に、ブランド名やタイヤサイズ等を示す文字等が凹状又は凸状に形成されていてもよい。
タイヤ1がエアレスタイヤの場合、トレッドリング部の側壁がサイドウォール部3に相当する。従って、トレッドリング部の側壁に装飾体5が形成される。
装飾体5は、多角形模様6を含んでいる。多角形模様6は、突起又は溝からなる線状模様60を用いて構成されている。
線状模様60の高さ(線状模様60が溝の場合は深さ)は、0.1mm〜1.0mmが望ましい。線状模様60の高さが0.1mm未満の場合、十分な装飾効果が得られないおそれがある。線状模様60の高さが1.0mmを超える場合、装飾効果が角になるおそれがある。
多角形模様6は、突起のみからなる線状模様60を用いて構成されていてもよく、溝のみからなる線状模様60を用いて構成されていてもよく、突起及び溝が組み合わされてなる線状模様60を用いて構成されていてもよい。
多角形模様6は、複数の小多角形模様7と、第1中多角形模様8と、第2中多角形模様9と、大多角形模様10とを含んでいる。第1中多角形模様8及び第2中多角形模様9は、小多角形模様7よりも大きく、大多角形模様10は、第1中多角形模様8及び第2中多角形模様9よりも大きい。
このような大きさの異なる多角形模様6が組み合わせされることにより、サイドウォール部3の印象が単調となることが回避され、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。
小多角形模様7は、複数の線状模様60によって構成されている。小多角形模様7が多角形を形成するためには、小多角形模様7は、3本以上(本実施形態では、4本)の線状模様60によって構成される。各小多角形模様7は、同一角数である。これにより、小さな模様に統一感が与えられ、タイヤ1のデザイン性が高められる。また、小多角形模様7は、サイドウォール部3の凹凸を目立たなくし、タイヤ1の外観性能を向上させる。
第1中多角形模様8は、少なくとも一辺75を共有する複数の小多角形模様7の集合の輪郭からなる。換言すると、第1中多角形模様8は、一辺75によって2つの小多角形模様7に分割される。本実施形態の第1中多角形模様8は、一対の小多角形模様7の集合の輪郭からなる。このような第1中多角形模様8により、小多角形模様7の集合に凝縮感が与えられ、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。本実施形態では、小多角形模様7と第1中多角形模様8とは、同じ角数である。これにより、小多角形模様7と第1中多角形模様8との間で統一感が得られる。
第2中多角形模様9は、小多角形模様7よりも大きい面積で形成されている。第2中多角形模様9は、第1中多角形模様8と一辺85を共有している。本実施形態では、第1中多角形模様8と第2中多角形模様9とは、同じ角数である。そして、第1中多角形模様8と第2中多角形模様9とは、合同な形状が望ましい。これにより、第1中多角形模様8と第2中多角形模様9との間で統一感が得られる。
大多角形模様10は、第1中多角形模様8及び第2中多角形模様9の集合の輪郭によって構成される。これにより、サイドウォール部3に照射された光が複雑に反射され、濃淡が現れ、タイヤのデザイン性及び識別性が高められる。本実施形態では、第1中多角形模様8と大多角形模様10とは、同じ角数である。これにより、第1中多角形模様8と大多角形模様10との間で統一感が得られる。また、対をなす第1中多角形模様8及び第2中多角形模様9の集合の輪郭によって、大多角形模様10が構成される。
大多角形模様10の一辺の長さLは、3.0mm〜10.0mmが望ましい。長さLが3.0mm未満の場合、小多角形模様7を形成することが困難となるおそれがある。長さLが10.0mmを超える場合、サイドウォール部3に緻密な幾何学模様を形成することが困難になるおそれがある。
多角形模様6は、タイヤ周方向及びタイヤ半径方向に隙間なく繰り返し配置されている。これにより、サイドウォール部3に、タイヤ周方向及びタイヤ半径方向に連続する装飾体5が形成され、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。多角形模様6は、単独又は断続的に配置されてもよく、タイヤ周方向のみ又はタイヤ半径方向のみに繰り返し配置されていてもよい。
第2中多角形模様9は、小多角形模様7を含まないのが望ましい。このような第2中多角形模様9により、装飾体5中の線状模様60の密度が変化し、複雑な幾何学模様が構成され、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。
小多角形模様7が共有する一辺75は、第1中多角形模様8と第2中多角形模様9とが共有する一辺85とつながっているのが望ましい。これにより、有機的な幾何学模様が構成され、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。
各小多角形模様7は、同じ面積であるのが望ましい。これにより、緻密な幾何学模様が構成され、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。
第2中多角形模様9は、第1中多角形模様8と同じ面積であるのが望ましい。装飾体5中の線状模様60の密度が顕著に変化し、複雑な幾何学模様が構成され、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。
本実施形態では、各小多角形模様7は、四角形模様である。このような小多角形模様7は、タイヤ周方向及びタイヤ半径方向に容易に隙間なく繰り返し配置されうる。
本実施形態では、多角形模様6は、3種類の大多角形模様10a、10b及び10cを有している。大多角形模様10b及び10cは、タイヤ周方向に隣接して配されている。大多角形模様10b及び10cは、大多角形模様10aのタイヤ半径方向の両側に配されている。大多角形模様10a、10b及び10cは、平行四辺形が望ましい。このような大多角形模様10a、10b及び10cにより、大多角形模様10a、10b及び10cが上述のごとく規則的に配置され、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。
大多角形模様10aは、菱形である。このような大多角形模様10aにより、大多角形模様10a、10b及び10cを対称に配置することが可能となり、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。
タイヤ周方向及びタイヤ半径方向に隣り合う大多角形模様10において、第1中多角形模様8と第2中多角形模様9とが共有する一辺85は、非平行であるのが望ましい。このような、一辺85により、複雑な幾何学模様が構成され、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。
大多角形模様10の内角αは、60゜又は120゜が望ましい。これにより、大多角形模様10が規則的に配置され、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。
図4は、多角形模様6の変形例である多角形模様6A及び6Bを含む装飾体5を示している。多角形模様6A及び6Bのうち、以下で説明されてない部分については、上述した多角形模様6の構成が採用されうる。
多角形模様6Aでは、4つの小多角形模様7Aの集合の輪郭によって第1中多角形模様8Aが構成される。各小多角形模様7Aは、互いに合同であり、隣り合う小多角形模様7Aは、辺75Aを共有している。換言すると、第1中多角形模様8は、3つの辺75Aによって4つの小多角形模様7に分割される。1つの第1中多角形模様8Aにおいて各辺75Aは、平行である。これにより、小多角形模様7Aは、四角形となる。
多角形模様6Aは、タイヤ半径方向に隙間なく繰り返し配置されている。多角形模様6Aは、タイヤ周方向に隙間なく繰り返し配置されていてもよい。多角形模様6Aにより、装飾体5のバリエーションが豊富となり、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。
多角形模様6Bでは、4つの小多角形模様7Bの集合の輪郭によって第1中多角形模様8Bが構成される。各第1中多角形模様8Bは、互いに合同であり、隣り合う小多角形模様7Bは、辺75Bを共有している。換言すると、第1中多角形模様8Bは、3つの辺75Bによって4つの小多角形模様7Bに分割される。1つの第1中多角形模様8Bにおいて各辺75Bは、非平行である。これにより、小多角形模様7Bは、三角形となる。
多角形模様6Bは、タイヤ半径方向に隙間なく繰り返し配置されている。多角形模様6Aは、タイヤ周方向に隙間なく繰り返し配置されていてもよい。多角形模様6Bにより、装飾体5のバリエーションが豊富となり、タイヤ1のデザイン性及び識別性が高められる。
図4に示されるように、多角形模様6、6A及び6Bは、一つの装飾体5の中に混在していてもよい。このような装飾体5により、タイヤ1のデザイン性及び識別性がより一層高められる。
図5は、多角形模様6の別の変形例である多角形模様6Cを示している。なお、同図は、タイヤ半径方向にのびる線状模様60を平行に描いた展開図である(後述する図6も同様)。多角形模様6Cのうち、以下で説明されてない部分については、上述した多角形模様6等の構成が採用されうる。
多角形模様6Cでは、小多角形模様7Cは三角形で構成されている。1つの多角形模様6Cにおいて、各小多角形模様7Cは、互いに合同であり、隣り合う小多角形模様7Cは、辺75Cを共有している。さらに、辺85Cを共有する第1中多角形模様8C及び第2中多角形模様9Cも三角形で構成される。さらに、第1中多角形模様8C及び第2中多角形模様9Cの集合からなる大多角形模様10Cは、四角形で構成されている。
図6は、多角形模様6の別の変形例である多角形模様6Dを示している。多角形模様6Dのうち、以下で説明されてない部分については、上述した多角形模様6等の構成が採用されうる。
多角形模様6Dでは、3つの小多角形模様7Dは三角形で構成されている。各小多角形模様7Dは、互いに合同であり、隣り合う小多角形模様7Dは、辺75Dを共有している。3つの小多角形模様7Dの集合の輪郭からなる第1中多角形模様8Dは、五角形で構成されている。さらに、第1中多角形模様8Dと辺85Dを共有する第2中多角形模様9Dも五角形で構成される。そして、第1中多角形模様8D及び第2中多角形模様9Dの集合の輪郭からなる大多角形模様10Dは、六角形で構成されている。
図3乃至図6から明らかなように、本発明の多角形模様6は、3角形以上の多角形に一般化・抽象化されうる。
以上、本発明のタイヤ1が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。
1 :タイヤ
3 :サイドウォール部
5 :装飾体
6 :多角形模様
7 :小多角形模様
8 :第1中多角形模様
9 :第2中多角形模様
10 :大多角形模様
60 :線状模様
75 :一辺
85 :一辺
α :内角
3 :サイドウォール部
5 :装飾体
6 :多角形模様
7 :小多角形模様
8 :第1中多角形模様
9 :第2中多角形模様
10 :大多角形模様
60 :線状模様
75 :一辺
85 :一辺
α :内角
Claims (11)
- サイドウォール部の表面に装飾体が設けられたタイヤであって、
前記装飾体は、突起又は溝からなる線状模様を用いて構成された多角形模様を含み、
前記多角形模様は、
複数の前記線状模様からなり、同一角数である複数の小多角形模様と、
少なくとも一辺を共有する前記複数の小多角形模様の集合の輪郭からなる第1中多角形模様と、
前記小多角形模様よりも大きい面積で、前記第1中多角形模様と一辺を共有する第2中多角形模様と、
前記第1中多角形模様及び前記第2中多角形模様の集合の輪郭からなる大多角形模様とを含んでいる、タイヤ。 - 前記多角形模様は、タイヤ周方向及びタイヤ半径方向に繰り返し配置されている、請求項1記載のタイヤ。
- 前記第2中多角形模様は、前記小多角形模様を含まない、請求項1又は2に記載のタイヤ。
- 前記小多角形模様が共有する前記一辺は、前記第1中多角形模様と前記第2中多角形模様とが共有する前記一辺とつながっている、請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤ。
- 各小多角形模様は、同じ面積である、請求項1乃至4のいずれかに記載のタイヤ。
- 前記第1中多角形模様と前記第2中多角形模様とは、同じ面積である、請求項1乃至5のいずれかに記載のタイヤ。
- 前記各小多角形模様は、四角形模様である、請求項1乃至6のいずれかに記載のタイヤ。
- 前記大多角形模様は、平行四辺形である、請求項7記載のタイヤ。
- 前記大多角形模様は、菱形を含む、請求項8記載のタイヤ。
- 前記大多角形模様の内角は、60゜又は120゜である、請求項9記載のタイヤ。
- 隣り合う前記大多角形模様において、前記第1中多角形模様と前記第2中多角形模様とが共有する前記一辺は、非平行である、請求項1乃至10のいずれかに記載のタイヤ。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2017
- 2017-12-28 JP JP2017253828A patent/JP2019119268A/ja active Pending
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