JP2019112013A - Hybrid-vehicular control apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、エンジンとモータ(もしくは発電機能のあるモータ)とを備えたハイブリッド車両の駆動トルクを制御する装置に関するものである。 The present invention relates to a device for controlling the drive torque of a hybrid vehicle including an engine and a motor (or a motor having a power generation function).
従来、車輪のスリップを抑制するために駆動力を制御する装置が知られている。そのような装置が特許文献1ないし特許文献5に記載されている。特許文献1には、エンジンとモータ・ジェネレータとを備えたハイブリッド車両の制御装置が記載されている。この特許文献1に記載された制御装置は、車輪のスリップを防止するように構成されており、具体的には、いずれかの車輪にスリップが生じるか否かを判定し、そのいずれかの車輪にスリップが生じると判定した場合には、エンジンの出力トルクを低減する制御を実行するように構成されている。また、そのエンジンの出力トルクを低減する制御の際に、エンジンの出力トルクが目標値まで低減する間に、上記のモータ・ジェネレータで発電するように構成されている。つまり、モータ・ジェネレータで発電することにより、エンジン(あるいはそのエンジンの出力軸)に負荷を掛けるように構成されている。
Conventionally, a device for controlling a driving force to suppress wheel slip is known. Such devices are described in US Pat.
特許文献2には、四輪駆動車における駆動力制御装置が記載されている。この特許文献2に記載された駆動力制御装置は、主駆動輪をエンジンにより駆動させると共に、従駆動輪をモータにより駆動可能にし、またエンジンで発電機を駆動(発電)させ、その発電した電力を前記モータに供給するように構成されている。そして、例えば泥濘路などで、上記の主駆動輪および従駆動輪が空転するいわゆるスタック状態であるか否かを判断し、少なくとも一方の駆動輪がスタック状態である場合には、その一方の駆動輪で発生する駆動力を調整するように構成されている。例えば従駆動輪がスタック状態である場合には、モータトルクをその従駆動輪がスタックしない程度のトルクに制御するように構成されている。
特許文献3には、特許文献2と同様に主駆動輪を駆動させるエンジンで発電機を駆動し、その発電機でモータを駆動して四輪駆動の状態を構成する車両の駆動力制御装置が記載されている。この特許文献3に記載された駆動力制御装置は、主駆動輪がスリップした場合に、車両全体としての駆動力が低下することを抑制するように構成されている。
In Patent Document 3, as in
特許文献4には、二輪駆動と四輪駆動とを走行状態に応じて切り替えることが可能な車両の制御装置が記載されている。この特許文献4に記載された制御装置は、車輪(例えば前輪)のスリップを予測して、そのスリップが生じる前にモータトルクを発生させて二輪駆動から四輪駆動に切り替えることにより車両の挙動を安定させるように構成されている。 Patent Document 4 describes a control device of a vehicle capable of switching between two-wheel drive and four-wheel drive according to a traveling state. The control device described in Patent Document 4 predicts the slip of a wheel (for example, a front wheel), generates motor torque before the slip occurs, and switches the behavior of the vehicle by switching from two-wheel drive to four-wheel drive. It is configured to be stable.
特許文献5には、前輪を駆動させるエンジンおよび四輪のそれぞれにモータを備えた四輪駆動車のハイブリッド車両が記載されている。この特許文献5に記載されたハイブリッド車両は、一方の前輪(例えば右側前輪)がスリップした場合に、そのスリップが収束するまでその一方の前輪に接続されているモータにより回生動作させ、その回生した電力をスリップした側の後輪(すなわち右側後輪)に接続されているモータに供給するように構成されている。
上述したように、特許文献1ないし特許文献5に記載された各制御装置は、車輪のスリップを抑制するために、エンジンあるいはモータのトルクを制御(低減)するように構成されている。例えば特許文献1に記載された制御装置では、いずれかの車輪にスリップが生じると判定された場合には、エンジンの出力トルクを低減するまでの間にモータ・ジェネレータで発電させて、エンジンにその発電による負荷を掛けることによりエンジンから駆動輪に伝達される前記トルクの低減を促進するように構成されている。そのため、駆動輪のスリップを防止する要求に対して迅速に対応できる、とされている。
As described above, the control devices described in
しかしながら、特許文献1に記載された構成では、駆動輪のスリップに対する対応を早めることはできるものの、駆動輪にスリップが生じることを判定してから各制御を実行しているため、そのスリップを防止するまでには到らない。また、上記のように駆動輪のスリップを抑制するためにエンジンの出力トルクを低減させると、加速の応答性あるいは加速性能が低下する。一方、特許文献2および特許文献3ならびに特許文献5に記載された各制御装置では、車輪のスリップ時における駆動力や加速性能(あるいは発進性能)が低下することを抑制するように構成されているものの、これら制御装置においても車輪がスリップしたことを判断してからそのスリップを抑制する制御を実行しているため、車輪のスリップを防止するには到らない。なお、特許文献4に記載された制御装置では、車輪のスリップを予測して、そのスリップが生じる前に車両の挙動を安定させるように構成されているものの、上記の加速性能の低下に着目した記載はない。
However, in the configuration described in
つまり、上述した特許文献1ないし特許文献5に記載された各制御装置は、上記の車輪のスリップを防止すること、ならびに、加速性能の低下を抑制することの両方の技術的課題を解決する装置ではなく、それら両方の技術的課題を解決するには未だ改善の余地があった。
That is, each control device described in
この発明は上記の技術的課題に着目して考え出されたものであり、車輪のスリップを防止するとともに加速性能が低下することを抑制することが可能なハイブリッド車両の制御装置を提供することを目的とするものである。 The present invention was conceived focusing on the above technical problems, and to provide a control device of a hybrid vehicle capable of preventing the slip of the wheel and suppressing the decrease in acceleration performance. It is the purpose.
上記の目的を達成するために、この発明は、前輪および後輪のうちの一方の駆動輪にトルクを伝達するエンジンおよび第1モータと、前記前輪および前記後輪のうちの他方の駆動輪にトルクを伝達する第2モータと、前記エンジンおよび前記第1モータならびに前記第2モータを制御するコントローラとを備え、前記第1モータと前記第2モータとが互いに電力を授受することが可能なハイブリッド車両の制御装置において、前記コントローラは、前記一方の駆動輪に伝達されるトルクが、その一方の駆動輪における限界のトルクより大きい場合に、前記限界のトルクを超えた余剰分のトルクを前記第1モータにより回生し、前記第1モータは、前記回生したトルクを電力に変換して前記第2モータに供給し、前記第2モータは、前記第1モータにより回生したトルクを加算した駆動トルクを出力するように構成されていることを特徴とするものである。 In order to achieve the above object, the present invention relates to an engine and a first motor transmitting torque to one of the front wheels and rear wheels, and the other drive wheel of the front and rear wheels. A hybrid comprising: a second motor transmitting torque; and a controller controlling the engine and the first motor and the second motor, wherein the first motor and the second motor can exchange electric power with each other In the control device for a vehicle, when the torque transmitted to the one drive wheel is larger than the limit torque of the one drive wheel, the controller is configured to set a surplus torque that exceeds the limit torque. Regeneration is performed by one motor, and the first motor converts the regenerated torque into electric power and supplies it to the second motor, and the second motor generates the first motor. And it is characterized in that it is configured to output a driving torque obtained by adding the regenerative torque by motor.
この発明によれば、一方の駆動輪(例えば後輪)に伝達されるトルクが、その一方の駆動輪における限界トルクより大きい場合には、その限界トルクを超えた分のトルク(すなわち余剰分のトルク)を第1モータにより回生するように構成されている。つまり、その一方の駆動輪に伝達されるトルクが限界トルクより大きくて、その駆動輪がスリップするおそれがある場合には、上記の余剰分のトルクを第1モータで回生(すなわち回収)する。そして、その回生したトルクは、電力に変換して他方の駆動輪(例えば前輪)にトルクを伝達する第2モータに供給され、またその第2モータは、供給されたトルク(余剰分のトルク)を加算して駆動トルクとして出力するように構成されている。そのため、例えば上記の一方の駆動輪に伝達されるトルクが限界トルクを超えた場合であっても、第1モータにより余剰分のトルクは回生されるから、その一方の駆動輪が限界値を超えて駆動力を出力することがなく、その結果、車輪のスリップを防止することができる。 According to the present invention, when the torque transmitted to one drive wheel (for example, the rear wheel) is larger than the limit torque at the one drive wheel, the torque corresponding to the limit torque is exceeded (that is, the surplus amount). The torque is regenerated by the first motor. That is, when the torque transmitted to the one drive wheel is larger than the limit torque and there is a possibility that the drive wheel may slip, the surplus torque is regenerated (that is, recovered) by the first motor. Then, the regenerated torque is supplied to the second motor that converts it into electric power and transmits the torque to the other drive wheel (for example, the front wheel), and the second motor receives the supplied torque (torque for surplus). Are added and output as a driving torque. Therefore, even if, for example, the torque transmitted to one of the drive wheels mentioned above exceeds the limit torque, the surplus torque is regenerated by the first motor, so that one drive wheel exceeds the limit value. As a result, the slip of the wheel can be prevented.
また、この発明によれば、上述したように、第1モータにより回収したトルクは、他方の駆動輪にトルクを伝達する第2モータに供給されて駆動トルクとして出力される。つまり、運転者がアクセル操作して要求した駆動力は、前輪と後輪との両方の駆動輪から出力される。したがって、例えば前掲の特許文献1に記載された制御装置のように、車輪がスリップするおそれがある場合であっても駆動トルクを低減させることがないから、その駆動トルクが低下することを要因として加速性能が低下することを抑制できる。言い換えれば、そのように、駆動輪がスリップするおそれがある場合であっても、余剰トルクを回生して他方の駆動輪に伝達して出力できるため、そのような状況下においても、最大限の加速性を構築でき、つまり加速性能を向上させることが可能である。
Further, according to the present invention, as described above, the torque recovered by the first motor is supplied to the second motor that transmits the torque to the other drive wheel, and is output as the drive torque. That is, the driving force requested by the driver by operating the accelerator is output from both the front wheels and the rear wheels. Therefore, the drive torque is not reduced even when there is a possibility that the wheels may slip, as in the control device described in, for example,
この発明の実施形態を、図を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、この発明を具体化した場合の一例に過ぎず、この発明を限定するものではない。 Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The embodiment described below is merely an example of embodying the present invention, and does not limit the present invention.
この発明の実施形態で制御の対象にする車両は、例えばエンジンと2つのモータとを動力源とするハイブリッド車両である。図1に、その一例として、エンジン1、第1モータ2、および、第2モータ3を備えた四輪駆動車(4WDあるいはAWDと称す)の例を示してある。ここに示す車両Veは、動力源として、エンジン(ENG)1、ならびに、第1モータ(MG1)2、および、第2モータ(MG2)3を備え、そのエンジン1と第1モータ2とにより後輪4を駆動し、第2モータ3により前輪5を駆動するように構成されている。つまり、図1に示す車両Veは、エンジン1を車両Veの前側に配置し、エンジン1の動力を後輪4に伝達するいわゆるFR(フロントエンジン・リヤドライブ)車をベースとした四輪駆動車の例である。なお、エンジン1は前輪5側で左右の前輪5の間(車体の幅方向におけるほぼ中央部)に、後輪4側に向けて配置されている。また、車両Veは、他の主要な構成要素として、変速機(AT)6、クラッチ7、バッテリ(BATT)8、アクセルペダル9、検出部10、および、コントローラ(ECU)11を備えている。
The vehicle to be controlled in the embodiment of the present invention is, for example, a hybrid vehicle having an engine and two motors as power sources. As an example, FIG. 1 shows an example of a four-wheel drive vehicle (referred to as 4WD or AWD) provided with an
エンジン1は、例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関であり、出力の調整、ならびに、始動および停止などの作動状態が電気的に制御されるように構成されている。例えばガソリンエンジンであれば、スロットルバルブの開度、燃料の供給量または噴射量、点火の実行および停止、ならびに、点火時期などが電気的に制御される。また、ディーゼルエンジンであれば、燃料の噴射量、燃料の噴射時期、あるいは、EGR[Exhaust Gas Recirculation]システムにおけるスロットルバルブの開度などが電気的に制御される。
The
第1モータ2は、エンジン1の出力側に配置されている。第1モータ2は、エンジン1が出力するエンジントルクを受けて駆動されることにより電気を発生する発電機としての機能(発電機能)を有し、また電力が供給されることにより駆動されてモータトルクを出力する電動機としての機能(電動機能)も有している。すなわち、第1モータ2は、発電機能を有するモータ(いわゆる、モータ・ジェネレータ)であり、例えば、永久磁石式の同期モータ、あるいは、誘導モータなどによって構成されている。また、第1モータ2には、図示しないインバータを介して、バッテリ8が接続されている。したがって、第1モータ2を発電機として駆動し、その際に発生する電力をバッテリ8に蓄えることができる。また、バッテリ8に蓄えられている電力を第1モータ2に供給し、第1モータ2を動力源として駆動してモータトルクを出力することもできる。なお、第1モータ2は、図1に示すようにエンジン1の出力軸(クランクシャフト)もしくは変速機6の入力軸に直接連結されているものの、この第1モータ2は、適宜の伝動機構を介してエンジン1の出力軸あるいは変速機6の入力軸に連結されていてもよい。
The
第2モータ3は、少なくとも、電力が供給されることにより駆動されてモータトルクを出力する動力源としての機能を有している。この発明の実施形態における車両Veでは、第2モータ3は、外部からトルクを受けて駆動されることによって電力を発生する発電機としての機能も有している。すなわち、第2モータ3は、上記の第1モータ2と同様に、発電機能を有するモータ(いわゆる、モータ・ジェネレータ)であり、例えば、永久磁石式の同期モータ、あるいは、誘導モータなどによって構成されている。また、第2モータ3には、図示しないインバータを介して、バッテリ8が接続されている。したがって、バッテリ8に蓄えられている電力を第2モータ3に供給し、第2モータ3を動力源として駆動してモータトルクを出力することができる。さらに、第2モータ3は、前輪5に対して動力伝達可能に連結されている。そして、上述した第1モータ2および第2モータ3は、インバータを介して、互いに電力の授受が可能なように接続されている。例えば、第1モータ2で発生した電力を、直接、第2モータ3に供給し、第2モータ3でモータトルクを出力することも可能である。
The second motor 3 at least has a function as a power source that is driven by the supply of electric power and outputs motor torque. In the vehicle Ve according to the embodiment of the present invention, the second motor 3 also has a function as a generator that generates electric power by being driven by receiving torque from the outside. That is, like the
変速機6は、上記の第1モータ2の出力側に配置されており、エンジン1および第1モータ2と後輪4との間でトルクを伝達する。変速機6は、要は、入力回転数の出力回転数に対する比率(ギヤ比)を適宜に変更できる機構であって、有段変速機や無段変速機などの自動変速機によって構成され、この発明の実施形態における車両Veでは、変速機6として、例えば前進8速や前進10速の多段自動変速機が用いられる。なお、この変速機は前進8速や前進10速に限られず、それ以下あるいはそれ以上の多段変速機を用いてもよい。また、変速機6は、より好ましくは、係合することによってトルクを伝達し、解放することによってトルクの伝達を遮断してニュートラル状態を設定することのできるクラッチ7を備えている。
The transmission 6 is disposed on the output side of the
そのクラッチ7は、エンジン1および第1モータ2と後輪4との間で、選択的に動力の伝達および遮断を行う。図1に示す例では、クラッチ7は、上記のような変速機6に設けられた発進クラッチや、ギヤ段を設定するためのクラッチ機構やブレーキ機構であってよい。具体的には、クラッチ7は、エンジン1および第1モータ2側の回転部材(図示せず)に連結された摩擦板7a、ならびに、後輪4側の回転部材(図示せず)に連結された摩擦板7bを有している。図1では図示していないが、クラッチ7は、例えば、複数の摩擦板7aおよび複数の摩擦板7bを有し、それら複数の摩擦板7aと複数の摩擦板7bとを交互に配置した多板クラッチによって構成することもできる。そして、このクラッチ7を解放することにより、エンジン1および第1モータ2が車両Veの駆動系統から切り離される。また、そのクラッチ7を係合することにより、エンジン1および第1モータ2が車両Veの駆動系統に連結される。
The clutch 7 selectively transmits and disconnects power between the
そして、上記の変速機6の出力側に、後輪4との間でトルクを伝達するリヤプロペラシャフト12が連結されている。そのリヤプロペラシャフト12は、変速機6から車両Veの後方に延びていて、リヤデファレンシャルギヤ13に連結されている。なお、リヤデファレンシャルギヤ13は、左右の後輪4にトルクを伝達する終減速機である。つまり、図1に示す例では、後輪4は、変速機6、クラッチ7、リヤプロペラシャフト12、リヤデファレンシャルギヤ13、ならびに、リヤドライブシャフト14を介して、エンジン1および第1モータ2に連結されている。
A
一方、前輪5は、上述したように第2モータ3のトルクによって駆動され、図1に示す例では、Lo/Hi切替機構15、減速機構16、フロントプロペラシャフト17、フロントデファレンシャルギヤ18、ならびに、フロントドライブシャフト19を介して、第2モータ3に連結されている。減速機構16はサンギヤ16Sと、サンギヤ16Sと同心円上に配置された内歯歯車であるリングギヤ16Rと、サンギヤ16Sおよびリングギヤ16Rに噛み合っているピニオンギヤを保持しているキャリヤ16Cとを回転要素としたシングルピニオン型の遊星歯車機構であって、フロントプロペラシャフト17の後方側(後輪4側)に配置されている。上記のキャリヤ16Cにフロントプロペラシャフト17が連結されており、またリングギヤ16Rとケーシングなどの所定の固定部20とを固定するように構成されている。つまり、リングギヤ16Rを固定すると、入力要素となっているサンギヤ16Sの回転数に対して、出力要素となっているキャリヤ16Cの回転数が低回転数になる。したがって、キャリヤ16Cに連結されているフロントプロペラシャフト17の回転数は第2モータ3の回転数より低回転数になって減速機として機能する。
On the other hand, the
Lo/Hi切替機構15は、図1に示す例では、減速機構16と同様にサンギヤ15S、リングギヤ15R、キャリヤ15Cを回転要素としたシングルピニオン型の遊星歯車機構により構成されており、上記の減速機構16のサンギヤ16Sにキャリヤ15Cが連結され、サンギヤ15Sが第2モータ3に連結され、リングギヤ15Rが固定部21に連結されている。そして、Lo(ロー)ギヤとHi(ハイ)ギヤとを切り替えるアクチュエータ22が設けられ、そのアクチュエータ22をLoギヤに制御(すなわちリングギヤ15Rを固定)することでLoギヤが設定される。なお、Loギヤは、例えば発進時など比較的大きなトルクが要求される場合に設定される。一方、アクチュエータ22をHiギヤに制御することでHiギヤが設定され、図1に示す例では、リングギヤ15Rとキャリヤ15Cとが連結され、いわゆる直結状態となる。なお、Hiギヤは、例えば所定の車速まで加速してエンジン回転数が所定値以上になる場合に設定される。
In the example shown in FIG. 1, the Lo /
このように、第2モータ3が出力するモータトルクは、Lo/Hi切替機構15および減速機構16ならびにフロントデファレンシャルギヤ18で増幅されて、前輪5に伝達される。したがって、車両Veは、エンジン1を停止した状態で、第2モータ3が出力するモータトルクを前輪5に伝達して駆動力を発生することが可能である。また、上述したクラッチ7を解放した状態でエンジン1を運転し、エンジントルクで第1モータ2を駆動して発電させるとともに、第2モータ3のモータトルクを前輪5に伝達して駆動力を発生することが可能である。そして、クラッチ7を係合した状態でエンジン1を運転し、エンジントルクを後輪4に、ならびに、第2モータ3のモータトルクを前輪5に伝達して駆動力を発生することが可能である。
As described above, the motor torque output from the second motor 3 is amplified by the Lo /
バッテリ8は、上記の第1モータ2および第2モータ3で発生した電気を蓄える蓄電装置であり、上述した第1モータ2および第2モータ3に対して、それぞれ、電力の授受が可能なように接続されている。したがって、上記のように第1モータ2で発生した電力をバッテリ8に蓄えることができる。また、バッテリ8に蓄えた電力を第1モータ2に供給し、第1モータ2を駆動することができる。同様に、上記のように第2モータ3で発生した電力をバッテリ8に蓄えることができる。また、バッテリ8に蓄えた電力を第2モータ3に供給し、第2モータ3を駆動することができる。なお、蓄電装置としては、図1に示すような二次電池であるバッテリ8に限らず、例えば、キャパシタ(コンデンサ)であってもよい。
The
アクセルペダル9は、車両Veの駆動力を制御するために運転者によって操作される操作装置である。車両Veは、このアクセルペダル9の操作量または踏み込み量(アクセル操作量)に応じて、駆動力源で発生する動力、すなわち、エンジントルクおよびモータトルクを調整するように構成されている。アクセルペダル9には、アクセル操作量(アクセル開度)およびアクセル操作速度を検出するためのアクセルポジションセンサ10bが設けられている。アクセルポジションセンサ10bは、アクセル操作量およびアクセル操作速度に応じた電気信号を検出データとして出力する。
The
検出部10は、少なくとも、車両Veの車速、アクセルペダル9のアクセル操作量およびアクセル操作速度、ならびに、車両Veの実際の駆動力を、それぞれ検出または算出するセンサや機器を総称している。したがって、検出部10は、少なくとも、各車輪の回転速度をそれぞれ検出する車輪速センサ10a、運転者によるアクセルペダル9のアクセル操作量およびアクセル操作速度を検出するアクセルポジションセンサ10b、エンジン1の回転数を検出するエンジン回転数センサ10c、第1モータ2の回転数を検出する第1モータ回転数センサ(または、レゾルバ)10d、第2モータ3の回転数を検出する第2モータ回転数センサ(または、レゾルバ)10e、クラッチ7の入力側回転数(例えば、摩擦板7aの回転数、または、変速機6の入力軸回転数)を検出する入力回転数センサ10f、クラッチ7の出力側回転数(例えば、摩擦板7bの回転数、または、変速機6の出力軸回転数)を検出する出力回転数センサ10g、ならびに、例えば車輪速センサ10aおよび出力回転数センサ10gの検出値を基に車両Veの実駆動力を算出する演算部10hを有している。そして、検出部10は、後述するコントローラ11と電気的に接続されており、上記のような各種センサや機器等の検出値または算出値に応じた電気信号を検出データとしてコントローラ11に出力する。
The
コントローラ11は、主に、エンジン1、第1モータ2、第2モータ3、変速機6、および、クラッチ7をそれぞれ制御する。そのコントローラ11は、例えばマイクロコンピュータを主体にして構成される電子制御装置であって、上記の検出部10で検出または算出された各種データが入力される。またコントローラ11は、入力された各種データおよび予め記憶させられているデータや計算式等を使用して演算を行う。そして、コントローラ11は、その演算結果を制御指令信号として出力し、上記のようなエンジン1、第1モータ2、第2モータ3、変速機6、および、クラッチ7の動作をそれぞれ制御するように構成されている。
The
この発明の実施形態における車両Veは、上記のように、エンジン1、第1モータ2、第2モータ3、および、クラッチ7をそれぞれコントローラ11で制御することにより、EV走行モード(電気走行モード)とHV走行モード(ハイブリッド走行モード)との複数の走行モードで走行することが可能である。具体的には、エンジン1を停止した状態で、第2モータ3が出力するモータトルクを前輪5に伝達して駆動力を発生させるEV走行モード、および、クラッチ7を解放した状態でエンジン1を運転し、エンジントルクで第1モータ2を駆動して発電させるとともに、第2モータ3のモータトルクを前輪5に伝達して駆動力を発生させるシリーズHV走行モード、ならびに、クラッチ7を係合した状態でエンジン1を運転し、エンジントルクを後輪4に、ならびに、第2モータ3のモータトルクを前輪5に伝達して駆動力を発生させるパラレルHV走行モードのいずれかの走行モードを設定して走行することが可能である。なお、これらの走行モードは、例えば、要求駆動力および車速をパラメータとする走行モードの切り替えマップに基づいて、各走行モードのいずれかを設定することができる。
As described above, the vehicle Ve according to the embodiment of the present invention controls the
このように構成された車両Veは、例えば駆動輪に所定値以上のトルクが作用すると車輪がスリップするおそれがある。また、そのスリップを抑制するために、従来知られているようにエンジントルクを低減させると車両Veの加速性能が低下するおそれがある。そこで、この発明の実施形態では、車輪のスリップを防止しつつ、車両Veの加速性能が低下することを抑制するように構成されている。以下、コントローラ11によって実行される制御例について説明する。
In the vehicle Ve configured in this way, for example, when a torque equal to or greater than a predetermined value acts on the drive wheels, the wheels may slip. In addition, if the engine torque is reduced as conventionally known in order to suppress the slip, the acceleration performance of the vehicle Ve may be reduced. So, in the embodiment of this invention, it is constituted so that it may control that the acceleration performance of vehicles Ve falls, preventing the slip of a wheel. Hereinafter, an example of control executed by the
図2は、その制御例を示すフローチャートであって、特にエンジン1により駆動される駆動輪(すなわち後輪4)がスリップするおそれがあるか否かを判定し、その判定に応じて前輪5を駆動する第2モータ3の駆動トルクを制御するように構成されている。
FIG. 2 is a flow chart showing an example of the control, and in particular, it is determined whether or not there is a risk that the drive wheels (i.e., the rear wheels 4) driven by the
先ず、制御に使用する各種データが読み込まれる(ステップS1)。その読み込まれるデータは、例えばアクセル開度ACC、車速V、ブレーキオン・オフの信号、エンジン回転数Ne、入力回転数NTなどのデータである。 First, various data used for control are read (step S1). The data to be read is, for example, data such as an accelerator opening degree ACC, a vehicle speed V, a signal of brake on / off, an engine rotational speed Ne, an input rotational speed NT and the like.
ついで、アクセル開度ACCが高開度であるか否かを判断する(ステップS2)。これは、後輪4がスリップする可能性があるか否かを判断するステップであって、例えばステップS1で読み込んだアクセル開度ACCを基に判定することができる。図3は、その後輪4がスリップする可能性があるか否かを判定するマップであって、縦軸に上記の判定のフラグを示し、横軸にアクセル開度ACCを示している。そして、この図3のマップによれば、アクセル開度ACCが所定値以上の場合に、判定フラグがONされる。なお、アクセル開度ACCは、上述した検出部10におけるアクセルポジションセンサ10bによって検出される。
Next, it is determined whether the accelerator opening degree ACC is a high opening degree (step S2). This is a step of determining whether or not there is a possibility of the rear wheel 4 slipping, and can be determined based on, for example, the accelerator opening degree ACC read in step S1. FIG. 3 is a map for determining whether or not there is a possibility that the rear wheel 4 may slip, and the vertical axis indicates the flag of the above determination, and the horizontal axis indicates the accelerator opening degree ACC. Then, according to the map of FIG. 3, when the accelerator opening degree ACC is equal to or more than a predetermined value, the determination flag is turned on. The accelerator opening degree ACC is detected by the
したがって、このステップS2で否定的に判断された場合、すなわちアクセル開度ACCが所定値未満であって、そのアクセル開度ACCが高開度でないと判断された場合には、これ以降の制御を実行することなくリターンする。つまり、後輪4がスリップするおそれがないと判断された場合には、これ以降の制御を実行しない。 Therefore, if the answer of Step S2 is negative, that is, if it is determined that the accelerator opening ACC is less than the predetermined value and the accelerator opening ACC is not the high opening, the control after this is performed. Return without executing. That is, when it is determined that there is no risk of the rear wheel 4 slipping, the subsequent control is not performed.
一方、このステップS2で肯定的に判断された場合、すなわちアクセル開度ACCが所定値以上であって、アクセル開度ACCが高開度であると判断された場合、あるいは、図3のマップの判定フラグがONになった場合には、ついで後輪4がスリップする限界の変速機の出力トルク(以下、単に出力トルクと記す)Toを算出する(ステップS3)。 On the other hand, if the determination in step S2 is affirmative, that is, if the accelerator opening degree ACC is equal to or greater than the predetermined value and the accelerator opening degree ACC is determined to be a high opening degree, or When the determination flag is turned on, the output torque (hereinafter simply referred to as output torque) To of the transmission at the limit where the rear wheel 4 slips is calculated (step S3).
これは、後輪4に所定の出力トルクToが作用した場合に、その後輪4がスリップする限界値を算出するステップであって、以下のパラメータを用いて算出することができる。具体的には、後輪4がスリップする限界の加速度a、車両の重量M、車輪の半径r、リヤデファレンシャルギヤ13のデフ比ε、から算出することができる。より具体的な数式で示すと、
To=M×a×r/ε…(1)
と示すことができる。
This is a step of calculating a limit value at which the rear wheel 4 slips when a predetermined output torque To acts on the rear wheel 4, and can be calculated using the following parameters. Specifically, it can be calculated from the acceleration a at which the rear wheel 4 slips, the weight M of the vehicle, the radius r of the wheel, and the differential ratio ε of the rear
To = M × a × r / ε (1)
Can be shown.
そして、そのように後輪4に作用する限界の出力トルクToを算出し、ついで各ギヤ段ごとにおける限界の入力トルクTirimを算出する(ステップS4)。これは、各ギヤ段ごとにおけるスリップの限界トルクを算出するステップであって、つまり所定のギヤ段(1速、2速、3速など)が設定されている際の変速機に入力されるトルクの限界値を算出する。具体的には、上記のステップS3で算出した出力トルクToと各ギヤ段のギヤ比とから求めることができ、各ギヤ段のギヤ比をγとすると、
スリップ限界の入力トルクTirim=To/γ…(2)
と示すことができる。
Then, the limit output torque To acting on the rear wheel 4 is calculated, and then the limit input torque Ti rim for each gear is calculated (step S4). This is a step of calculating the limit torque of slip in each gear, that is, the torque input to the transmission when a predetermined gear (first gear, second gear, third gear, etc.) is set. Calculate the limit value of Specifically, it can be obtained from the output torque To calculated in step S3 and the gear ratio of each gear, and assuming that the gear ratio of each gear is γ,
Slip limit input torque Ti rim = To / γ (2)
Can be shown.
図4は、この各ギヤ段のギヤ比γと変速機に入力される限界のトルクTirimとの関係をマップ化したものであって、各プロット点を結んだ線が後輪4がスリップするか否かの閾値とされ、その閾値より上側の領域が後輪4がスリップする領域であって、それとは反対にその閾値より下の領域が後輪4がスリップしない領域とされている。なお、閾値(すなわち限界の入力トルク)は、図4に示すように各ギヤ比γに応じて変動する。つまり、ギヤ比γが大きいローギヤであればその限界の入力トルクは小さくなり、反対にギヤ比γが小さいハイギヤであればその限界の入力トルクは大きくなる。 FIG. 4 is a map of the relationship between the gear ratio γ of each gear and the limit torque Ti rim input to the transmission, and the line connecting the plot points causes the rear wheel 4 to slip The region above the threshold is the region where the rear wheel 4 slips, and the region below the threshold is the region where the rear wheel 4 does not slip. The threshold (that is, the input torque at the limit) fluctuates according to each gear ratio γ as shown in FIG. That is, if the gear ratio γ is a low gear with a large gear ratio γ, the input torque at that limit becomes small, and if the gear ratio γ is a high gear with a small gear ratio γ, the input torque at that limit becomes large.
そして、現在の入力トルク(すなわちエンジントルク)Tiが、上記の入力トルクの限界トルクTirimより小さいか否かを判断する(ステップS5)。つまり、後輪4がスリップするおそれがあるか否かを判断する。その判断は、例えば上述した図4のマップから判断できる。したがって、このステップS5で否定的に判断された場合、すなわち入力トルク(エンジントルク)が閾値より大きい場合には、そのエンジントルクの余剰分のトルク(以下、単に余剰トルクとも記す)を第1モータ2により回生する(ステップS6)。すなわち、その閾値より大きいスリップ分のトルク(余剰トルク)を第1モータ2により回生する。一方、上記のステップS5で肯定的に判断された場合、すなわち入力トルク(エンジントルク)が閾値より小さい場合には、第1モータ2による回生は実行しない(ステップS7)。つまり、第1モータ2の回生トルクは0である。
Then, it is determined whether the current input torque (i.e., engine torque) Ti is smaller than the above-mentioned limit torque Ti rim of the input torque (step S5). That is, it is determined whether the rear wheel 4 may slip. The determination can be made, for example, from the map of FIG. 4 described above. Therefore, if the answer of Step S5 is NO, that is, if the input torque (engine torque) is larger than the threshold, the surplus torque of the engine torque (hereinafter, also simply referred to as surplus torque) is used as the first motor. Regeneration is performed by 2 (step S6). That is, torque (excess torque) for a slip larger than the threshold value is regenerated by the
そして、上記のステップS6の回生制御により回生したトルクは、電力に変換して第2モータ3に供給(電気パス)し、第2モータ3は、その供給されたトルクを加算して駆動トルクとして出力する(ステップS8)。つまり、第2モータ3の駆動トルクは、第1モータ2から電気パスされた回生分の電力と、バッテリ8から供給される電力とを合算したトルクとなる。なお、第1モータ2で回生した場合のバッテリ8から供給される電力は、例えば第1モータ2からの電気パスによる損失分のトルク、あるいは、車両VeがFR車であることにより前輪5の接地荷重が低い分を補填するトルクである。また、この第2モータ3のトルクは前輪5がスリップする駆動力を上限値として出力される。
Then, the torque regenerated by the regeneration control in the above step S6 is converted into electric power and supplied (electric path) to the second motor 3, and the second motor 3 adds the supplied torque to obtain a driving torque. It outputs (step S8). That is, the driving torque of the second motor 3 is a torque that is the sum of the electric power for regeneration passed from the
このように、この発明の実施形態では、エンジン1により駆動される後輪4がスリップするおそれがある場合には、第1モータ2でそのエンジン1の余剰分のトルクを回生するように構成されている。具体的には、ステップS5で説明したように、変速機6に入力されたトルクTiが入力トルクの限界のトルク(すなわち後輪4がスリップする限界のトルク)Tirimより小さいか否かを判断し、その判断において入力トルクTiの方が限界のトルクTirimより大きい場合には、第1モータ2によりそのスリップ分(すなわち余剰分)のトルクを第1モータ2で回生するように構成されている。そして、その回生したトルクは第1モータ2から第2モータ3に電気パスされて第2モータ3の駆動トルクとして出力される。
As described above, in the embodiment of the present invention, when there is a risk that the rear wheel 4 driven by the
図5および図6は第1モータ2により余剰トルクを回生した場合と、第1モータ2により余剰トルクを回生しない場合とを比較した例であって、図5に第1モータ2により余剰トルクを回生した場合の前輪5および後輪4の駆動力の変化と各トルクの変化とを示し、図6に第1モータ2により余剰トルクを回生しない場合の前輪5および後輪4の駆動力の変化と各トルクの変化とを示している。以下、具体的に比較して説明する。
FIGS. 5 and 6 show an example in which the case where the surplus torque is regenerated by the
例えば駆動力の変化は、アクセルがONされて、後輪4の駆動力はどちらの場合にも所定の勾配で増大されるものの、第1モータ2で余剰トルクを回生しない場合の図6の例では、スリップの限界値を超えてしまう。つまり、後輪4がスリップする。一方、第1モータ2で回生する図5の例では、上述したようにエンジントルクの余剰分のトルクを第1モータ2で回生することにより後輪4がスリップの限界値を超えない。そして、第1モータ2で回生した電力は、上述したように第2モータ3に供給されるから、図5に示す例では、第2モータ3の駆動力(すなわち前輪5の駆動力)が第1モータ2の回生分、増大されている。その部分を斜線で示している。
For example, although the change of the driving force is activated when the accelerator is turned on and the driving force of the rear wheel 4 is increased with a predetermined gradient in either case, the example of FIG. So, the slip limit is exceeded. That is, the rear wheel 4 slips. On the other hand, in the example of FIG. 5 regenerated by the
したがって、この発明の実施形態では、後輪4がスリップするおそれがある場合には、そのスリップ分であるトルク(余剰分のトルク)を第1モータ2で回生することにより、後輪4がスリップすることを防止することができる。また、この図5に示すように、第1モータ2による回生分を第2モータ3に電気パスすることにより、前輪5と後輪4との駆動力の差が小さくなり、言い換えれば前輪5と後輪4との駆動力のバランスを向上させることができる。
Therefore, in the embodiment of the present invention, when there is a possibility that the rear wheel 4 may slip, the rear wheel 4 is slipped by regenerating the torque (the surplus portion torque) which is the slip by the
つぎに、各トルクの変化について、第1モータ2で余剰トルクを回生した場合と、第1モータ2で余剰トルクを回生しない場合とを比較すると、第1モータ2により余剰トルクを回生した場合には、第1モータ2で回生した分、第1モータ2で余剰トルクを回生しない例に比べて入力トルク(ENGトルク+MG1トルク)が減少する。つまり、図5のエンジントルクと入力トルクとで囲った斜線の部分が第1モータ2で回生したトルクである。また、上述したように第1モータ2で回生したトルクは第2モータ3に供給されるから、図5に示す例では、第2モータ3のトルクが図6の例に比べて増大する。具体的には、第1モータ2の回生に応じて第2モータ3のトルクが増大する。したがって、例えば前掲の特許文献1に記載された制御装置のように、いずれかの車輪がスリップするおそれがあってもエンジンの出力トルクを低減させることがないから、車両の加速性能が低下することを抑制できる。言い換えれば、この発明の実施形態では、エンジントルクの余剰分のトルクは、前輪5から出力されるため、運転者が要求する駆動力を低減することなく出力することができる。
Next, with respect to changes in each torque, the case where the
さらに、上述したように後輪4のスリップを防止しつつ、余剰トルクは第1モータ2で回生して第2モータ3の出力トルクとして出力(ならびに増大)させることができ、つまり、エンジントルク、第1モータ2のモータトルク、ならびに、第2モータ3のモータトルクにより最大限の加速性を構築することができ、言い換えれば車両Veの加速性能を向上させることができる。また、上記のように第1モータ2で回生した電力を第2モータ3に供給できることにより、例えばバッテリ8の充電残量が低下している場合には、その充電残量が低下していることを要因として第2モータ3の駆動トルクが低下することを抑制できる。
Further, as described above, the excess torque can be regenerated by the
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上述した例に限定されないのであって、この発明の目的を達成する範囲で適宜変更してもよい。上述した実施形態では、減速機構16およびLo/Hi切替機構15は遊星歯車機構を用いて説明したものの、この減速機構16あるいはLo/Hi切替機構15は遊星歯車機構に限られず、従来知られている適宜の減速機構によって構成されてよい。また、これら二つの機構のうちの一方の機構、あるいは両方の機構を省略してもよく、そのような場合には、フロントデファレンシャルギヤ18のギヤ比を大きく設定すればよい。つまり、上記の第2モータ3から前輪5までの構成は、第2モータ3の動力を所望の駆動力として前輪5から出力できる構成であればその構成は適宜変更してよい。
As mentioned above, although embodiment of this invention was described, this invention is not limited to the example mentioned above, Comprising: You may change suitably in the range which achieves the objective of this invention. In the above embodiment, although the
1…エンジン(ENG)、 2…第1モータ2(MG1)、 3…第2モータ3(MG2)、 4…後輪、 5…前輪、 6…変速機、 10…検出部、 11…コントローラ(ECU)、 Ve…車両。
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記コントローラは、
前記一方の駆動輪に伝達されるトルクが、その一方の駆動輪における限界のトルクより大きい場合に、前記限界のトルクを超えた余剰分のトルクを前記第1モータにより回生し、
前記第1モータは、前記回生したトルクを電力に変換して前記第2モータに供給し、
前記第2モータは、前記第1モータにより回生したトルクを加算した駆動トルクを出力するように構成されている
ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
An engine and a first motor transmitting torque to one of the front and rear wheels, a second motor transmitting torque to the other of the front and rear wheels, the engine and the second motor A control device for a hybrid vehicle, comprising: a controller for controlling a first motor and the second motor, wherein the first motor and the second motor can exchange electric power with each other.
The controller
When the torque transmitted to the one drive wheel is larger than the limit torque of the one drive wheel, the first motor regenerates a surplus torque exceeding the limit torque.
The first motor converts the regenerated torque into electric power and supplies the electric power to the second motor.
A control device for a hybrid vehicle, wherein the second motor is configured to output a driving torque obtained by adding a torque regenerated by the first motor.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017249127A JP2019112013A (en) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | Hybrid-vehicular control apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017249127A JP2019112013A (en) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | Hybrid-vehicular control apparatus |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019112013A true JP2019112013A (en) | 2019-07-11 |
Family
ID=67222148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017249127A Pending JP2019112013A (en) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | Hybrid-vehicular control apparatus |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2019112013A (en) |
-
2017
- 2017-12-26 JP JP2017249127A patent/JP2019112013A/en active Pending
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