JP2019111350A - 子宮内膜症性卵巣嚢胞の診断用の探触子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
子宮内膜症性卵巣嚢胞を可視化できる画像形成部の探触子と、鉄濃度測定部の探触子とが腟内に挿入するための挿入部材の先端部付近に単一で一体型し、これら探触子を子宮内膜症性卵巣嚢胞の近傍まで挿入することができる子宮内膜症性卵巣嚢胞の診断用の探触子
【選択図】図6
Description
本発明に係る探触子によるデータ取得方法(以下、「本発明のデータ取得方法」ともいう。)は、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性を判定するためのデータ取得方法であって、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度を測定する鉄濃度測定工程を少なくとも包含している。
(a)上記嚢胞液中の総鉄濃度が、0mg/Lを超えて、63mg/L以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する;
(b)上記嚢胞液中のヘム鉄濃度が、0mg/Lを超えて、63mg/L以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する;
(c)上記嚢胞液中の遊離鉄濃度が、0mg/Lを超えて、10mg/L以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する。
鉄濃度測定工程は、子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度を測定する工程である。鉄濃度測定工程において、子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度を測定する方法としては、嚢胞液中の鉄濃度を測定できる限り特に限定されない。
嚢胞液中の総鉄濃度を測定する方法としては、総鉄濃度を測定できる限り特に限定されない。例えば、in vitroで嚢胞液中の総鉄濃度を測定する方法としては、公知のICP(inductively-coupled plasma:誘導結合プラズマ)発光分析法(後述する実施例で使用;参考文献:Analytical Techniques for Clinical Chemistry, Methods and Applications, p281-283 John Wiley & Sons, Inc, 2012, ISBN:1118271831, 9781118271834)、ICP質量分析法等を用いることができる。
本発明のデータ取得方法では、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中のメトヘム/オキシヘムの存在比率(後述する濃度比率または感度比)を測定する存在比率測定工程をさらに包含していてもよい。前述した様に、「ヘム鉄」は、軸配位子として酸素が結合していない三価の鉄イオン(Fe3+)を指し、上記「ヘム」が「オキシヘム」である場合は、上記「ヘム鉄」は、軸配位子として酸素が結合している二価の鉄イオン(Fe2+)を指す。
後述する実施例2に示したとおり、本発明者らは、良性の子宮内膜症性卵巣嚢胞(良性卵巣嚢腫)の嚢胞液は、メトヘムが主たる組成であり、これに対して、癌化した子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液は、オキシヘムが主たる組成であることを明らかにした。したがって、この新規知見に基づき、嚢胞内の鉄濃度がFe3+優位(Fe3+>Fe2+)であれば非癌、鉄濃度がFe2+優位(Fe2+>Fe3+)であれば癌と判定することができる。つまり、嚢胞液中のメトヘム/オキシヘムの濃度比率が、1/1より小さい場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定することができる。
(a)上記嚢胞液中の総鉄濃度が、0mg/Lを超えて、63mg/L以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する;
(b)上記嚢胞液中のヘム鉄濃度が、0mg/Lを超えて、63mg/L以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する;
(c)上記嚢胞液中の遊離鉄濃度が、0mg/Lを超えて、10mg/L以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する。
本発明に係る診断装置(以下、「本発明の診断装置」ともいう。)は、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性を診断するための診断装置であって、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度を、例えば、近赤外分光法によって測定するための鉄濃度測定部を少なくとも備えている構成である。本発明の診断装置では、鉄濃度測定部以外のその他の具体的な構成は特に限定されず、後述する判定部や画像形成部がさらに備えられていてもよい。
鉄濃度測定部は、嚢胞液中の鉄濃度を測定可能なように構成されていれば特に限定されるものではない。鉄濃度測定部は、リアルタイム、非拘束性、無痛性かつ非観血的に測定する方法(例えば、公知の近赤外分光法、可視分光法、等)によって嚢胞液中の鉄濃度を測定可能なように構成されていてもよい。例えば、このような鉄濃度測定部としては、近赤外光を発光および受光する探触子と、得られた近赤外光の吸収スペクトルから嚢胞液中の鉄濃度を算出するデータ処理部と、を少なくとも備えている。上記「探触子」は、例えば、近赤外光を発光する発光部と、嚢胞液から反射された近赤外光または嚢胞液を透過した近赤外光を受光する受光部とを少なくとも備えていてもよい。近赤外分光法の測定方式は、特に限定されず、反射型であってもよく、透過型であってもよい。発光部と受光部とを近接して設けることができることから、鉄濃度測定部は、反射型の近赤外分光法によって嚢胞液中の鉄濃度を測定するものであることが好ましい。なお、鉄濃度測定部として、透過型の近赤外分光法によって嚢胞液中の鉄濃度を測定するものを備えている場合は、嚢胞液を透過した近赤外光を受光できる位置に受光部を配置すればよいが、受光部を体内に設置することは容易ではないため、鉄濃度測定部は、反射型の近赤外分光法によって嚢胞液中の鉄濃度を測定するものであることが好ましい。
なお、診断装置10は、子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液を採取するための採取用具(リキッドバイオプシー用器具等)を備えるものでもよく、採取した嚢胞液中の鉄濃度を測定するための各試薬類や測定・判定プログラム等を搭載して、リアルタイムに鉄濃度を測定・判定することができるものであってもよい。また、外部のコンピュータや電子機器端末から、遠隔操作で鉄濃度の測定・判定を行えるものであってもよい。上記採取用具は、挿入部材に備えられていても良いし、挿入部材とは別体であってもよい。
本発明の診断装置には、あらかじめインプットしておいたカットオフ値から子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性の判定(診断)を行う、判定部をさらに備えていてもよい。判定部では、以下の(A)〜(C)の何れかの判定が行われる:
(A)嚢胞液中の総鉄濃度が、0mg/Lを超えて、63mg/L以下である場合に、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する;
(B)嚢胞液中のヘム鉄濃度が、0mg/Lを超えて、63mg/L以下である場合に、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する;
(C)嚢胞液中の遊離鉄濃度が、0mg/Lを超えて、10mg/L以下である場合に、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する。
(D)嚢胞液中のメトヘム/オキシヘムの濃度比率が、1/1より小さい場合に、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する。
本発明の診断装置は、子宮内膜症性卵巣嚢胞を可視化するための画像形成部をさらに備えていてもよい。これにより、癌化を診断する対象となっている子宮内膜症性卵巣嚢胞の位置を画像で確認しながら、子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度の測定を行うことが可能となる。また、診断装置に子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液を採取するための採取用具等を備える場合は、標的位置を画像で確認しながら、嚢胞液を採取すること(リキッドバイオプシー)が可能となる。
また、本発明の診断装置によって、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性がリアルタイムにわかるので、バイオプシーやリキッドバイオプシー等で採取された検体の鉄濃度測定によって癌の可能性が高いと判定されたら、迅速に次の外科的処置へと移行することもできる。
子宮内膜症性卵巣嚢胞(「子宮内膜症性嚢胞」または「内膜症性嚢胞」ともいう。)の嚢胞液を検体として、嚢胞液中の総鉄濃度をICP(inductively-coupled plasma:誘導結合プラズマ)発光分析法により測定した。ICP分析装置としては、バリアン社製、Vista−MPX型の分析装置を用いた。
良性卵巣嚢腫の嚢胞液の組成、および癌化した子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液の組成を明らかにするために、電子吸収スペクトルを測定した。
実施例2の結果から、子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液の主組成がヘム由来の鉄(ヘム鉄)であることが推測された。そこで、子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中に含まれているヘム鉄の量を定量的に測定し、嚢胞液のより詳しい組成を明らかにした。
実施例3によって、子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液の主組成がヘム鉄であることが明確になったが、生体内の鉄に関連した化学種としては、非ヘム鉄として遊離鉄(フリー鉄)がある。しかし、これまで、嚢胞液中に含まれている鉄の化学種は不明であった。そこで、嚢胞液中の遊離鉄量を定量的に測定した。
実施例2の結果から、発明者らは、嚢胞中のオキシヘム量とメトヘム量の存在割合により、癌の可能性を判定できるものと着想した。
前述の実施例に追加して、新たな子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液を検体として、嚢胞液中の各鉄濃度を測定した。最終的な総検体数は47件で、非癌群36件、癌群11件を含む。
追加した新たな検体数は27件(症例数25)で、そのうち癌化していたものは8件であった(明細胞腺癌:5例、類内膜腺癌:2例、粘膜性腺癌:1例)。これらは、表5、7の症例番号19〜76に該当し、症例番号1〜17は実施例1〜5の検体を含む。
(1)総鉄濃度:実施例1と同様の方法で、子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液を検体として、嚢胞液中の総鉄濃度をICP発光分析法により測定した。
(2)ヘム鉄濃度:実施例3と同様の方法で、上記嚢胞液を検体として、ヘム鉄量を、Triton−MeOHアッセイ発色法により定量した。
(3)遊離鉄濃度:実施例4と同様の方法で、上記嚢胞液を検体として、遊離鉄濃度を、キレート発色法により定量した。
(4)オキシヘム量とメトヘム量の存在割合(感度比):実施例5と同様の方法で、上記嚢胞液のオキシヘム量とメトヘム量について、580nmおよび620nmの波長をそれぞれオキシヘムのマーカー波長およびメトヘムのマーカー波長として、これらの感度をマイクロプレートリーダーにより測定し、得られた感度から、感度比(=O.D620nm/O.D580nm)を算出した。
(1)総鉄濃度(内膜症n=36、卵巣癌n=11)
嚢胞液中の総鉄濃度を測定した結果、実施例1の結果と同様に、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している場合(癌群)は、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化していない場合(良性卵巣嚢腫である場合;非癌群)と比較して、相対的に総鉄濃度が低いことは明らかであった。
今回の集計では、総鉄濃度は64.8mg/Lをカットオフ値とすると、感度90.9%、特異度100%、陽性的中率100%、陰性的中率97.3%であった。
この場合、嚢胞液中の総鉄濃度が、0mg/Lを超えて、64.8mg/L以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定することができる。
上記総鉄濃度カットオフ値:64.8mg/Lより低い検体は10件あり、全て癌化した検体であって、非癌であった検体は1件もなかった。また、64.8mg/Lより高くて、癌であった検体は、47検体中1件症例(症例番号33)のみであった。
実施例3と同様に、癌群における嚢胞液中のヘム鉄濃度の平均値と、非癌群における嚢胞液中のヘム鉄濃度の平均値との差をノンパラメトリック解析(マン・ホイットニーのU−検定)により検定した結果、癌群におけるヘム鉄濃度の平均値(=27.6mg/L)と、非癌群におけるヘム鉄濃度の平均値(=303.9mg/L)とには有意差があることが明らかになった(p=0.001)。表6、参照。
今回の集計では、ヘム鉄濃度は72.7mg/Lをカットオフ値とすると、感度90%、特異度100%、陽性的中率100%、陰性的中率97.2%であった。
この場合、嚢胞液中のヘム鉄濃度が、0mg/Lを超えて、72.7mg/L以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定することができる。
上記ヘム鉄濃度カットオフ値:72.7mg/Lより低い検体は10件あり、全て癌化した検体であって、非癌であった検体は1件もなかった。また、72.7mg/Lより高くて、癌であった検体は、上記(1)と同様、47検体中1件症例(症例番号33)のみであった。
実施例4の結果と同様、子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の遊離鉄濃度は、総鉄濃度の僅か20%以下のものがほとんどであることが明らかであった。従来、嚢胞液中に含まれている鉄の化学種のほとんどは、遊離鉄であると推測されていたが、前記実施例4での結果と同様に本実施例6の場合でも、嚢胞液中に含まれている鉄の化学種の主組成はヘム鉄であり、且つ遊離鉄は僅かであることが明らかになった。
今回の集計では、遊離鉄濃度は7.18mg/Lをカットオフ値とすると、感度90.0%、特異度91.4%、陽性的中率75%、陰性的中率97.0%であった。
この場合、嚢胞液中の遊離鉄濃度が、0mg/Lを超えて、7.18mg/L以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定することができる。
上記遊離鉄濃度カットオフ値:7.18mg/Lより低い検体は12件あり、そのうち9件は癌化した検体であって、非癌であった検体は3件(症例番号31,36,62)であった。また、7.18mg/Lより高くて、癌であった検体は、47検体中1件(症例33)のみであった。
上記実施例1、3、4、6における(1)総鉄濃度、(2)ヘム鉄濃度、(3)遊離鉄濃度の各々のカットオフ値については、検査に用いる装置・試薬類や、検査を行うラボ・研究室・会社等により異なる可能性がある。濃度測定キャリブレーションの仕方によってカットオフ値が異なる場合もある。一般的には、各検査施設は、個々に症例を集めて得た各鉄濃度のカットオフ値を基準として、被験体での各鉄濃度測定を行い、その結果を比較・判定するか、各測定・診断装置のために事前に最適に標準化されたカットオフ値を用いて判定する必要がある。本発明の複数の実施態様は、基準とするためのカットオフ値の算出方法を示している。
上記(1)総鉄濃度、(2)ヘム鉄濃度、または、(3)遊離鉄濃度のいずれか、または全ての組合せ結果に基づいて判定することもできる。
さらに、前記したように、(1)総鉄濃度と(2)ヘム鉄濃度は、ほぼ同様の値を示すことから、これらのいずれかと(3)遊離鉄濃度との結果を組み合わせて判定することもできる。例えば、(1)または(2)の値が、カットオフ値より高値の場合、癌のリスクが高いと判定できないが、仮にその様なケースでも、(3)の値がカットオフ値より低値の場合は、癌の可能性が高いと判定可能である。この様な例は、今回は、8例(症例番号30,31,33,36,39,62,63,65)あったが、そのうちの1例(症例番号33)が癌であった。外科的に削除すべき癌症例の取りこぼしが無い様にするのであれば、上記のように、(1)又は(2)と、(3)遊離鉄濃度との結果を勘案して判定することができる。
さらに、上記(1)〜(3)の少なくともいずれかの結果と、下記(4)のヘム鉄由来のオキシヘム量とメトヘム量の存在比率(感度比)の結果と組合せることもできる。
このような組合せによって、「鉄濃度」をバイオマーカーとした、子宮内膜症性卵巣嚢胞の癌化の可能性の判定をより適切に行うことができる。
前述したように、ヘムには、オキシヘムとメトヘムが含まれる。実施例5と同様に、表5に示す症例における嚢胞液のオキシヘム量とメトヘム量について、嚢胞液のメトヘムに帰属されるマーカー波長である620nm付近の波長の感度(あるいは吸光度)、オキシヘムに帰属されるマーカー波長である580nm付近の波長の感度(吸光度)をマイクロプレートリーダー(CORONA製、SH−1200)で分光学的測定機器(吸光光度計、デンシトメーター、反射スペクトル観測装置等)により測定し、その感度比(=O.D620nm/O.D580nm)を求めた。
この結果を表7に示す。
この場合、感度比のカットオフ値が、0.35を超える場合には子宮内膜症性卵巣嚢胞は癌化しておらず(良性卵巣嚢腫であり)、その感度比が0を超えて、0.35以下である場合は、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定可能である。
以上の実施例1〜5より、子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液に含まれている各鉄の化学種の少なくとも1種(総鉄、ヘム鉄、または遊離鉄)の濃度を測定することで、得られた鉄濃度を指標として、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性を判定可能であることが明らかになった。つまり、嚢胞液中の総鉄濃度およびヘム鉄濃度が0mg/Lを超えて、63mg/L以下である場合、または嚢胞液中の遊離鉄濃度が0mg/Lを超えて、10mg/L以下である場合は、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定可能であり、嚢胞液中の総鉄濃度およびヘム鉄濃度が63mg/L以上である場合、または嚢胞液中の遊離鉄濃度が10mg/L以上である場合は、子宮内膜症性卵巣嚢胞は癌化していない(良性卵巣嚢腫である)可能性があると判定可能であることが実証された。
また、嚢胞中のオキシヘム量とメトヘム量の存在割合:メト/オキシ感度比(=O.D620nm/O.D580nm)において、感度比が0.5を超える場合には子宮内膜症性卵巣嚢胞は癌化しておらず(良性卵巣嚢腫であり)、その感度比が0を超えて、0.5以下である場合は、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定可能であることが明らかになった。
以上のことから、上記各鉄濃度測定値、あるいは、上記メト/オキシ感度比は、子宮内膜症性卵巣嚢胞の癌化の可能性判定のための新規のバイオマーカーとしての技術的意義を有する。
症例を追加して行った実施例6でも、上記実施例1〜5の結果は支持された。
例えば、実施例の様な態様を含め、被験体の子宮内膜症性卵巣嚢胞のバイオプシー(生体検査)により採取した標的組織の一部を鉄濃度測定対象とする態様も可能であり、この場合は、病理学的所見等とともに、あるいは病理学的所見以上に、癌化のリスクをより精度を持って判定することも出来る。
また、本発明の実施態様を、例えば、バイオプシーや、ごく最近注目され始めた、血液や体液に存在する疾患由来成分を分析する「リキッド・バイオプシー」という新技術等に適用するために、内視鏡等を用いて子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液を微量採取して、リアルタイムに上記鉄濃度の測定・リスク判定を行い、得られた結果によって(例えば癌の可能性が高ければ)迅速に外科的処置等へと進むことも可能となる。
(1)検査・診断装置が、子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性を判定する方法であって、
装置の画像提示部が、解剖学的に良性の子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度測定値と、癌化した子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度測定値とから算出された鉄濃度カットオフ基準値を提示する工程と、
装置の鉄濃度測定部が、癌化が疑われる被験体から得られた子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度を測定して鉄濃度測定値を得る工程と、
装置の判定部が、上記被験体における鉄濃度測定値と上記鉄濃度カットオフ基準値とを比較して、被験体における鉄濃度測定値が上記鉄濃度カットオフ基準値より低い場合に上記被験体の子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する工程とを含む。
ここで、上記鉄濃度は、総鉄濃度、ヘム鉄濃度、または、遊離鉄濃度の少なくとも1つである。
好ましくは、上記鉄濃度は、総鉄濃度またはヘム鉄濃度と遊離鉄濃度との組合せである。
さらに、装置の採取部が、上記被験体から子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液を採取する工程を含む。
(2)子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性を判定する検査・診断装置であって、
癌化が疑われる被験体から得られた子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度を測定して鉄濃度測定値を得る鉄濃度測定部と、
解剖学的に(病理学的に)良性の子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度測定値と、癌化した子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度測定値とから事前に算出された鉄濃度カットオフ値を提示するデータ提示部と、
上記被験体における鉄濃度測定値と上記鉄濃度カットオフ値とを比較して、上記被験体における鉄濃度測定値が上記鉄濃度カットオフ値より有意に低い場合に、上記被験体の子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する判定部と、を含有し、
ここで、上記鉄濃度は、(i)総鉄濃度、(ii)ヘム鉄濃度、または、(iii)遊離鉄濃度の少なくとも1つである。
好ましくは、上記鉄濃度は、総鉄濃度またはヘム鉄濃度と遊離鉄濃度との組合せである。
ここで、上記各鉄濃度のカットオフ値は、各々(i)は63mg/L、(ii)は63mg/L、(iii)は10mg/Lである。
または、上記各鉄濃度のカットオフ値は、各々(i)は64.8mg/L、(ii)は72.7mg/L、(iii)は7.18mg/Lである。
(3)子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性を判定するためのデータ取得方法であって、
被験体の上記子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度の値を測定する鉄濃度測定工程を包含していることを特徴とするデータ取得方法:
ここで、上記判定は、嚢胞液中の鉄濃度に関して事前に算定されたカットオフ値を基準とし、上記鉄濃度の測定値が当該カットオフ値以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する。
ここで、上記鉄濃度は、(i)総鉄濃度、(ii)ヘム鉄濃度、または、(iii)遊離鉄濃度の少なくとも1つである。
ここで、上記各鉄濃度のカットオフ値は、各々(i)は63mg/L、(ii)は63mg/L、(iii)は10mg/Lである。
または、上記各鉄濃度のカットオフ値は、各々(i)は64.8mg/L、(ii)は72.7mg/L、(iii)は7.18mg/Lである。
(4)子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性を判定するためのデータ取得方法であって、
上記子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度を測定する鉄濃度測定工程を包含していることを特徴とするデータ取得方法:
ここで、上記判定は少なくとも以下の(a)〜(c)の何れかである:
(a)上記嚢胞液中の総鉄濃度が、0mg/Lを超えて、64.8mg/L以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する;
(b)上記嚢胞液中のヘム鉄濃度が、0mg/Lを超えて、72.7mg/L以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する;
(c)上記嚢胞液中の遊離鉄濃度が、0mg/Lを超えて、7.18mg/L以下である場合に、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する。
(5)子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性を判定するためのデータ取得方法であって、
複数の解剖学的に良性の子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中における鉄濃度の測定値に基づいて鉄濃度カットオフ基準値を算出する工程と、
癌化が疑われる被験体から得られた子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度を測定して鉄濃度測定値を得る工程とを含有することを特徴とするデータ取得方法:
ここで、上記判定は、上記被験体における鉄濃度測定値と上記鉄濃度カットオフ基準値とを比較する工程と、
上記被験体における鉄濃度測定値が上記鉄濃度カットオフ基準値より低い場合に上記被験者の子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する工程とを含む。
ここで、上記鉄濃度は、総鉄濃度、ヘム鉄濃度、または、遊離鉄濃度のいずれかである、データ取得方法
上記鉄濃度は、メトヘム及びオキシヘムを含む前記ヘム鉄濃度であって、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中のメトヘム/オキシヘムの存在比率を測定する存在比率測定工程をさらに包含している。
(6)子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性を判定して治療計画を決定する方法であって、
解剖学的に良性の子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度測定値と、癌化した子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度測定値とから算出された鉄濃度カットオフ基準値を提示する工程と、
癌化が疑われる被験体から得られた子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中の鉄濃度を測定して鉄濃度測定値を得る工程と、
上記被験体における鉄濃度測定値と上記鉄濃度カットオフ基準値とを比較する工程と、
上記被験体における鉄濃度測定値が上記鉄濃度カットオフ基準値より低い場合に上記被験者の子宮内膜症性卵巣嚢胞が癌化している可能性があると判定する工程と、
癌化の可能性が高い場合は、外科的治療へと進行させる工程と、を含む。
ここで、上記鉄濃度は、総鉄濃度、ヘム鉄濃度、または、遊離鉄濃度の少なくとも1つである。
好ましくは、上記鉄濃度は、総鉄濃度またはヘム鉄濃度と遊離鉄濃度との組合せである。
上記鉄濃度は、メトヘム及びオキシヘムを含む前記ヘム鉄濃度であって、上記子宮内膜症性卵巣嚢胞の嚢胞液中のメトヘム/オキシヘムの存在比率を測定する存在比率測定工程をさらに包含している。
2、2’ 挿入部材
3 画像形成部の探触子
10、20、30 診断装置
Claims (4)
- 子宮内膜症性卵巣嚢胞を可視化できる画像形成部の探触子と、鉄濃度測定部の探触子とが腟内に挿入するための挿入部材の先端部付近に単一で一体型し、これら探触子を子宮内膜症性卵巣嚢胞の近傍まで挿入することができることを特徴とする子宮内膜症性卵巣嚢胞の診断用の探触子。
- 前記画像形成部の探触子は、超音波による超音波診断装置により可視化することを特徴とする請求項1に記載の子宮内膜症性卵巣嚢胞の診断用の探触子。
- 鉄濃度測定部の探触子は、近赤外光を発光する発光部と嚢胞液から反射された近赤外光または嚢胞液を透過した近赤外光を受光する受光部とからなり、得られた受光より嚢胞液中の鉄濃度を測定することを特徴とする請求項1又は2記載の子宮内膜症性卵巣嚢胞の診断用の探触子。
- 前記測定する鉄濃度は、少なくとも、総鉄濃度、ヘム鉄濃度、遊離鉄濃度の何れかであることを特徴とする請求項3に記載の子宮内膜症性卵巣嚢胞の診断用の探触子。
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