JP2019108908A - 転がり軸受の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】二つ割り内輪に大きな荷重が付加された場合に、割り部の浮きや変形を抑制し、二つ割り内輪のジャーナル部に対する回動を抑制できる転がり軸受の取付構造を提供する。
【解決手段】転がり軸受は、クランクシャフトのジャーナル部の外周面に取り付けられ、且つ、円周方向に二つ割りになっている二つ一組の二つ割り内輪を備え、クランクシャフトは、ジャーナル部の軸方向両側に配置された一対のクランクアームを備え、一対のクランクアームは、二つ割り内輪の軸方向端面に対向する対向端面部から周方向の少なくとも一部において径方向外側に突出するように設けられたカシメ代を有し、一組の二つ割り内輪は、一対のクランクアームによって軸方向に挟圧されると共に、カシメ代をカシメて形成されたカシメ部によって一組の前記二つ割り内輪の外周面が固定されるように構成する。
【選択図】図1
【解決手段】転がり軸受は、クランクシャフトのジャーナル部の外周面に取り付けられ、且つ、円周方向に二つ割りになっている二つ一組の二つ割り内輪を備え、クランクシャフトは、ジャーナル部の軸方向両側に配置された一対のクランクアームを備え、一対のクランクアームは、二つ割り内輪の軸方向端面に対向する対向端面部から周方向の少なくとも一部において径方向外側に突出するように設けられたカシメ代を有し、一組の二つ割り内輪は、一対のクランクアームによって軸方向に挟圧されると共に、カシメ代をカシメて形成されたカシメ部によって一組の前記二つ割り内輪の外周面が固定されるように構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、転がり軸受の取付構造に関する。
クランクシャフトを支持する軸受として周方向に分割された転がり軸受が種々提案されている。例えば、下記特許文献1に記載される転がり軸受は、第1の二つ割り内輪の部材と、第2の二つ割り内輪の部材と、からなる二つ割り内輪、第1の二つ割り外輪の部材と、第2の二つ割り外輪の部材と、からなる二つ割り外輪、及び複数のころを備えている。二つ割り内輪は、クランクシャフトのジャーナル部の軸方向両側に配置されたクランクアームによって軸方向に挟圧保持され、ジャーナル部に取り付けられるように構成されている。
しかしながら、前記特許文献1に記載された転がり軸受では、第1の二つ割り内輪の部材、及び/又は、第2の二つ割り内輪の部材の周方向中央に大きな荷重が付加された場合には、第1の二つ割り内輪の部材と、第2の二つ割り内輪の部材の対向する端部どうしの間に隙間が発生し、ころが割り部を通過する際の通過振動が増加し、ノイズや振動(以下、「NV」という。)の発生や接触面圧の上昇による早期剥離が発生する虞がある。また、固定力が不足している場合には、二つ割り内輪がジャーナル部に対して回動し、割り部に大きな荷重が付加され、早期剥離等、軸受寿命の低下につながる虞がある。
そこで、本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、二つ割り内輪に大きな荷重が付加された場合に、割り部の浮きや変形を抑制し、二つ割り内輪のジャーナル部に対する回動を抑制できる転がり軸受の取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の発明は、クランクシャフトのジャーナル部に対する転がり軸受の取付構造であって、前記転がり軸受は、前記ジャーナル部の外周面に取り付けられ、且つ、円周方向に二つ割りになっている二つ一組の二つ割り内輪と、前記二つ割り内輪の径方向外側に配置され、且つ、円周方向に二つ割りになっている二つ一組の二つ割り外輪と、一組の前記二つ割り外輪と一組の前記二つ割り内輪との間に転動可能に配置された複数の転動体と、複数の前記転動体を円周方向略等間隔に保持する保持器と、を備え、前記クランクシャフトは、前記ジャーナル部の軸方向両側に配置された一対のクランクアームを備え、一対の前記クランクアームは、前記二つ割り内輪の軸方向端面に対向する対向端面部から周方向の少なくとも一部において径方向外側に突出するように設けられたカシメ代を有し、一組の前記二つ割り内輪は、一対の前記クランクアームによって軸方向に挟圧されると共に、前記カシメ代をカシメて形成されたカシメ部によって一組の前記二つ割り内輪の外周面が固定される、転がり軸受の取付構造である。
次に、本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係る転がり軸受の取付構造において、一対の前記二つ割り内輪は、軸方向両端部から径方向外側へ突出する一対のつば部を有し、前記カシメ代は、一対の前記つば部の外周面にカシメられる、転がり軸受の取付構造である。
次に、本発明の第3の発明は、上記第1の発明又は上記第2の発明に係る転がり軸受の取付構造において、一対の前記二つ割り内輪は、前記カシメ代がカシメられる前記外周面に、周方向等間隔に形成された複数の凹部を有する、転がり軸受の取付構造である。
次に、本発明の第4の発明は、上記第1の発明乃至上記第3の発明のいずれかに係る転がり軸受の取付構造において、一対の前記二つ割り内輪は、軸方向両端面に周方向等間隔に形成された複数の凹部又は凸部によって構成される凹凸構造を有する、転がり軸受の取付構造である。
次に、本発明の第5の発明は、上記第1の発明乃至上記第4の発明のいずれかに係る転がり軸受の取付構造において、一対の前記二つ割り内輪は、内周面に周方向等間隔に形成された複数の凹部又は凸部によって構成される凹凸構造を有する、転がり軸受の取付構造である。
第1の発明によれば、カシメ代をクランクアームの二つ割り内輪の軸方向端面に対向する対向端面部から周方向の少なくとも一部において径方向外側に突出するように設けるため、カシメ代を容易に形成することができる。また、一組の二つ割り内輪は、一対のクランクアームによって軸方向に挟圧された状態で、一対のクランクアームのカシメ代をカシメて形成されたカシメ部によって一組の二つ割り内輪の外周面が固定される。これにより、二つ割り内輪の外周面の軸方向両端縁部がカシメ部により径方向内側に押さえられて固定されるため、二つ割り内輪に大きな荷重が付加された場合に、割り部の浮きや変形を抑制し、二つ割り内輪のジャーナル部に対する回動を抑制することができる。引いては、ころが割り部を通過する際の通過振動を抑制し、NV低減化を図ることができる。
第2の発明によれば、一対の二つ割り内輪の軸方向両端部から一対のつば部が径方向外側へ突出して形成されるため、二つ割り内輪の軸方向両端面の面積を大きくすることができ、一対のクランクアームによる挟圧保持力を増大させ、固定力の向上を図ることができる。ころを保持する保持器とクランクアームとの干渉を防止し、保持器の摩耗を防止することができる。また、カシメ代が二つ割り内輪の一対のつば部の外周面にカシメられるため、二つ割り内輪の外周面の軸方向両端縁部がカシメにより径方向内側に押さえられて固定される。これにより、二つ割り内輪に大きな荷重が付加された場合に、割り部の浮きや変形を抑制し、二つ割り内輪のジャーナル部に対する回動を抑制することができる。引いては、ころが割り部を通過する際の通過振動を抑制し、NV低減化を図ることができる。
第3の発明によれば、一対の二つ割り内輪は、カシメ代がカシメられる外周面に、複数の凹部が周方向等間隔に形成されるため、カシメ代が複数の凹部に嵌まり込み、二つ割り内輪のジャーナル部に対する回動を更に抑制することができる。
第4の発明によれば、一対の二つ割り内輪は、軸方向両端面に形成された凹凸構造によって、一対のクランクアームとの滑りを抑制することができ、二つ割り内輪のジャーナル部に対する回動を更に抑制することができる。
第5の発明によれば、一対の二つ割り内輪は、内周面に形成された凹凸構造によって、ジャーナル部との滑りを抑制することができ、二つ割り内輪のジャーナル部に対する回動を更に抑制することができる。
以下、本発明に係る転がり軸受の取付構造を具体化した第1実施形態乃至第6実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11について図1乃至図6に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態に係る転がり軸受1は、クランクシャフト11のジャーナル部12の外周面に取り付けられると共に、クランクケースに設けられたハウジング13の支持孔13Aに嵌合されている。ハウジング13は、アッパーブロック13Bとロアブロック13Cとを備え、このアッパーブロック13Bの下面にロアブロック13Cをボルト結合することによって、アッパーブロック13Bとロアブロック13Cとの間に支持孔13Aが形成されている。
図1に示すように、第1実施形態に係る転がり軸受1は、クランクシャフト11のジャーナル部12の外周面に取り付けられると共に、クランクケースに設けられたハウジング13の支持孔13Aに嵌合されている。ハウジング13は、アッパーブロック13Bとロアブロック13Cとを備え、このアッパーブロック13Bの下面にロアブロック13Cをボルト結合することによって、アッパーブロック13Bとロアブロック13Cとの間に支持孔13Aが形成されている。
クランクシャフト11は、ジャーナル部12、クランクアーム14、クランクピン15、及びバランスウエイト16等を備えている。ジャーナル部12は、クランクシャフト11の回転中心位置に配置され、転がり軸受1を介してハウジング13に回転自在に支持されている。クランクアーム14は、複数が軸方向に間隔をあけて並べて配置され、ジャーナル部12及びクランクピン15によって相互に接続されている。クランクピン15はクランクアーム14の先端部に設けられ、バランスウエイト16はクランクアーム14の後端部に設けられている。バランスウエイト16は、クランクアーム14と一体形成されていてもよいし、クランクアーム14と別体に形成されていてもよい。
図2に示すように、転がり軸受1は、円周方向に二つ割りになっている二つ一組の二つ割り外輪2A、2Bと、両二つ割り外輪2A、2Bの内周面を転動し得るように配置される複数個の転動体であるころ3と、各ころ3を円周方向に等間隔に配置するように保持する二つ一組の二つ割り保持器4A、4Bとを備えている。
更に、転がり軸受1は、円周方向に二つ割りになっている二つ一組の二つ割り内輪5A、5Bを備え、両二つ割り内輪5A、5Bの内周面がジャーナル部12の外周面に嵌合され、両二つ割り内輪5A、5Bの外周面を転動し得るようにころ3が配設されている。尚、各ころ3を円周方向に等間隔に配置するように保持する保持器は、二つ割り構造に限らず、円周方向の1箇所で分断されたリング構造とし、この分断された個所を拡げて二つ割り内輪5A、5Bの外周面に取り付けるように構成してもよい。
図2及び図3に示すように、二つ割り内輪5A、5Bは、SUJ2等の軸受鋼からなり、転がり軸受1の軌道としての硬度(例えば、HRC58以上)、機械的強度、耐摩耗性等の所望の性能を有している。両二つ割り内輪5A、5Bは、それぞれ半円弧形状に形成されると共に、それぞれ外周面の軸方向両端縁部から所定幅(例えば、幅約3mm)で径方向外側へ突出して二つ割り保持器4A、4Bを案内するつば部5A1、5B1が形成されている。
また、両二つ割り内輪5A、5Bは、それぞれ円周方向両端面が軸方向に沿って真っすぐに延びる分割面5A2、5B2とされている。両二つ割り内輪5A、5Bは、円周方向両端の分割面5A2、5B2において互いに突き合わされるか、円周方向に僅かな隙間を形成して対向する。また、二つ割り内輪5A、5Bの内周面には、軸方向に沿って延びる深さ約0.1mm〜0.2mmの細溝18が周方向にほほ均等な間隔をあけて多数形成されている。従って、二つ割り内輪5A、5Bの内周面には、内周面の周方向にほぼ均等に離散する細溝18によって構成される凹凸構造19が形成されている。
図4に示すように、二つ割り内輪5A、5Bがジャーナル部12に嵌合された場合に、この二つ割り内輪5A、5Bの軸方向両端面5A3、5B3が対向するクランクアーム14の対向端面部T1から全周に渡って径方向外側に突出するカシメ代21が形成されている。カシメ代21は、対向端面部T1と面一に径方向外側へ突出し、外周部の径方向断面は、軸方向一方側から他方側へ向かうに従って連続的に縮径する直角三角形状に形成されている。後述のように、カシメ代21は、カシメられた際に、両二つ割り内輪5A、5Bのそれぞれのつば部5A1、5B1の外周面を押圧して固定するように設定されている(図6参照)。
図1及び図5に示すように、両二つ割り内輪5A、5Bの内周径は、ジャーナル部12の外周面の外径とほぼ同じ寸法に設定され、ジャーナル部12の外周面に両二つ割り内輪5A、5Bの内周面が密着するように構成されている。また、二つ割り内輪5A、5Bの軸方向の長さは、ジャーナル部12の軸方向両側に配置されたクランクアーム14の軸方向の間隔Wよりも若干大きく設定され、両寸法の間には所定の締め代が設定されている。
そして、二つ割り内輪5A、5Bは、先ず、冷やしばめ又は焼きばめによってジャーナル部12の外周面に取り付けられる。すなわち、二つ割り内輪5A、5Bは、冷却されることによって軸方向寸法が縮められた状態でジャーナル部12の外周面に嵌合されるか、又は、ジャーナル部12を加熱することによってクランクアーム14の間隔Wを拡げた状態でジャーナル部12の外周面に嵌合される。
そして、二つ割り内輪5A、5B又はジャーナル部12が常温に戻ると二つ割り内輪5A、5Bの軸方向両端面5A3、5B3をクランクアーム14の対向端面部T1が圧接し、両者の摩擦力によって二つ割り内輪5A、5Bがクランクアーム14によって挟圧保持される。
続いて、図5及び図6に示すように、カシメ代21に径方向外側から径方向内側に向けてカシメ冶具22を押し付けて、全周に渡るカシメを実施し、カシメ代21が、二つ割り内輪5A、5Bのそれぞれのつば部5A1、5B1の外周面内にカシメられる。尚、図5及び図6には、二つ割り内輪5Aのつば部5A1の外周面へのカシメ代21のカシメを示しているが、二つ割り内輪5Bのつば部5B1の外周面へのカシメ代21のカシメも同様に行われる。これにより、図1及び図6に示すように、二つ割り内輪5A、5Bのそれぞれのつば部5A1、5B1の外周面が全周に渡って、カシメ代21をカシメて形成されたカシメ部23によって径方向内側に押圧固定される。
尚、カシメ代21は、周方向にほぼ均等な間隔をあけてカシメ冶具22を押し付けられる。そして、カシメ冶具22が、周方向の複数個所をカシメて、二つ割り内輪5A、5Bのそれぞれのつば部5A1、5B1の外周面内にカシメられるようにしてもよい。また、カシメ代21は、クランクアーム14の対向端面部T1から径方向外側へ、周方向にほぼ均等な間隔をあけて突出するように複数形成してもよい。そして、このカシメ代21にカシメ冶具22を押し付けて、カシメを実施し、二つ割り内輪5A、5Bのそれぞれのつば部5A1、5B1の外周面の複数個所をカシメ部23によって径方向内側に押圧固定されるようにしてもよい。
以上詳細に説明した通り、第1実施形態に係る転がり軸受1のクランクシャフト11への取付構造では、カシメ代21をクランクアーム14の二つ割り内輪5A、5Bの軸方向両端面5A3、5B3に対向する対向端面部T1から全周に渡って、若しくは、周方向に沿って等間隔で径方向外側に突出するように設けるため、カシメ代21を容易に形成することができる。
また、二つ割り内輪5Aの外周面の軸方向両端縁部に一対のつば部5A1が形成され、また、二つ割り内輪5Bの外周面の軸方向両端縁部に一対のつば部5B1が形成されるため、二つ割り内輪5A、5Bの軸方向端面の面積を大きくすることができ、一対のクランクアーム14による挟圧保持力を増大させ、固定力の向上を図ることができる。また、ころ3を保持する二つ割り保持器4A、4Bとクランクアーム14との干渉を防止し、二つ割り保持器4A、4Bの摩耗を防止することができる。
また、カシメ代21が二つ割り内輪5A、5Bのそれぞれのつば部5A1、5B1の外周面にカシメられるため、二つ割り内輪5A、5Bのそれぞれの外周面の軸方向両端縁部がカシメ部23により径方向内側に押さえられて固定される。これにより、二つ割り内輪5A、5Bに大きな荷重が付加された場合に、二つ割り内輪5A、5Bの周方向両端部に形成される割り部の浮きや変形を抑制し、二つ割り内輪5A、5Bのジャーナル部12に対する回動を抑制することができる。引いては、ころ3が割り部を通過する際の通過振動を抑制し、NV低減化を図ることができる。
また、二つ割り内輪5A、5Bの内周面には多数の細溝18が軸方向に沿って延びるように形成されているため、この細溝18によってジャーナル部12に対する二つ割り内輪5A、5Bの周方向の抵抗が増大され、二つ割り内輪5A、5Bのジャーナル部12に対する回動を更に抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る転がり軸受31及びクランクシャフト41について図7乃至図11に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一符号は、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一あるいは相当部分を示すものである。
次に、第2実施形態に係る転がり軸受31及びクランクシャフト41について図7乃至図11に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一符号は、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一あるいは相当部分を示すものである。
第2実施形態に係る転がり軸受31及びクランクシャフト41は、第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11とほぼ同じ構成である。但し、図7及び図8に示すように、第2実施形態に係る転がり軸受31では、二つ割り内輪5A、5Bに替えて、二つ一組の二つ割り内輪32A、32Bを備えている点で異なっている。また、図9に示すように、クランクシャフト41は、カシメ代21に替えて、カシメ代42を備えている点で異なっている。
図7及び図8に示すように、両二つ割り内輪32A、32Bは、二つ割り内輪5A、5Bとほぼ同じ構成であるが、外周面の軸方向両端縁部につば部5A1、5B1が形成されていない。また、両二つ割り内輪32A、32Bは、それぞれ円周方向両端面が軸方向に沿って真っすぐに延びる分割面32A2、32B2とされている。両二つ割り内輪32A、32Bは、円周方向両端の分割面32A2、32B2において互いに突き合わされるか、円周方向に僅かな隙間を形成して対向する。
また、二つ割り内輪32A、32Bの内周面には、軸方向に沿って延びる深さ約0.1mm〜0.2mmの細溝18が周方向にほほ均等な間隔をあけて多数形成されている。従って、二つ割り内輪32A、32Bの内周面には、内周面の周方向にほぼ均等に離散する細溝18によって構成される凹凸構造33が形成されている。
図9に示すように、二つ割り内輪32A、32Bがジャーナル部12に嵌合された場合に、この二つ割り内輪32A、32Bの軸方向両端面32A3、32B3が対向するクランクアーム14の対向端面部T2から全周に渡って径方向外側に突出するカシメ代42が形成されている。カシメ代42は、対向端面部T2と面一に径方向外側へ突出し、外周部の径方向断面は、軸方向一方側から他方側へ向かうに従って連続的に縮径する直角三角形状に形成されている。後述のように、カシメ代42は、カシメられた際に、両二つ割り内輪32A、32Bの外周面の軸方向両端縁部を押圧して固定するように設定されている(図11参照)。
図7及び図10に示すように、両二つ割り内輪32A、32Bの内周径は、ジャーナル部12の外周面の外径とほぼ同じ寸法に設定され、ジャーナル部12の外周面に両二つ割り内輪32A、32Bの内周面が密着するように構成されている。また、二つ割り内輪32A、32Bの軸方向の長さは、ジャーナル部12の軸方向両側に配置されたクランクアーム14の軸方向の間隔Wよりも若干大きく設定され、両寸法の間には所定の締め代が設定されている。
そして、二つ割り内輪32A、32Bは、先ず、冷やしばめ又は焼きばめによってジャーナル部12の外周面に取り付けられる。すなわち、二つ割り内輪32A、32Bは、冷却されることによって軸方向寸法が縮められた状態でジャーナル部12の外周面に嵌合されるか、又は、ジャーナル部12を加熱することによってクランクアーム14の間隔Wを拡げた状態でジャーナル部12の外周面に嵌合される。
そして、二つ割り内輪32A、32B又はジャーナル部12が常温に戻ると二つ割り内輪32A、32Bの軸方向両端面32A3、32B3をクランクアーム14の対向端面部T2が圧接し、両者の摩擦力によって二つ割り内輪32A、32Bがクランクアーム14によって挟圧保持される。
続いて、図10及び図11に示すように、カシメ代42に径方向外側から径方向内側に向けてカシメ冶具22を押し付けて、全周に渡るカシメを実施し、カシメ代42が、二つ割り内輪32A、32Bのそれぞれの外周面の軸方向両端縁部にカシメられる。尚、図10及び図11には、二つ割り内輪32Aの外周面へのカシメ代42のカシメを示しているが、二つ割り内輪32Bの外周面へのカシメ代42のカシメも同様に行われる。これにより、図7及び図11に示すように、二つ割り内輪32A、32Bのそれぞれの外周面の軸方向両端縁部が全周に渡って、カシメ代42をカシメて形成されたカシメ部43によって径方向内側に押圧固定される。
尚、カシメ代42は、周方向にほぼ均等な間隔をあけてカシメ冶具22を押し付けられる。そして、カシメ冶具22が、周方向の複数個所をカシメて、二つ割り内輪32A、32Bのそれぞれの外周面の軸方向両端縁部にカシメられるようにしてもよい。また、カシメ代42は、クランクアーム14の対向端面部T2から径方向外側へ、周方向にほぼ均等な間隔をあけて突出するように複数形成してもよい。そして、このカシメ代42にカシメ冶具22を押し付けて、カシメを実施し、二つ割り内輪32A、32Bのそれぞれの外周面の軸方向両端縁部の複数個所をカシメ部43によって径方向内側に押圧固定されるようにしてもよい。
以上詳細に説明した通り、第2実施形態に係る転がり軸受31のクランクシャフト41への取付構造では、カシメ代42をクランクアーム14の二つ割り内輪32A、32Bの軸方向両端面32A3、32B3に対向する対向端面部T2から全周に渡って、若しくは、周方向に沿って等間隔で径方向外側に突出するように設けるため、カシメ代42を容易に形成することができる。
また、一組の二つ割り内輪32A、32Bは、一対のクランクアーム14によって軸方向に挟圧保持された状態で、カシメ代42が一組の二つ割り内輪32A、32Bのそれぞれの外周面の軸方向両端縁部にカシメられる。これにより、二つ割り内輪32A、32Bのそれぞれの外周面の軸方向両端縁部がカシメにより径方向内側に押さえられて固定されるため、二つ割り内輪32A、32Bに大きな荷重が付加された場合に、二つ割り内輪32A、32Bの周方向両端部に形成される割り部の浮きや変形を抑制し、二つ割り内輪32A、32Bのジャーナル部12に対する回動を抑制することができる。引いては、ころ3が割り部を通過する際の通過振動を抑制し、NV低減化を図ることができる。
また、二つ割り内輪32A、32Bの内周面には多数の細溝18が軸方向に沿って延びるように形成されているため、この細溝18によってジャーナル部12に対する二つ割り内輪32A、32Bの周方向の抵抗が増大され、二つ割り内輪32A、32Bのジャーナル部12に対する回動を更に抑制することができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る転がり軸受51について図12に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一符号は、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一あるいは相当部分を示すものである。
次に、第3実施形態に係る転がり軸受51について図12に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一符号は、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一あるいは相当部分を示すものである。
第3実施形態係る転がり軸受51は、第1実施形態に係る転がり軸受1とほぼ同じ構成である。但し、図12に示すように、二つ一組の二つ割り内輪5A、5Bは、それぞれの外周面の軸方向両端縁部から所定幅(例えば、幅約3mm)で径方向外側へ突出する各つば部5A1、5B1の外周面に、深さ約0.1mm〜0.2mmの凹部52が周方向にほぼ均等な間隔をあけて多数形成されている。各凹部52は、軸方向に沿って、各つば部5A1、5B1の全幅に渡って形成されている。
上記のように構成された第3実施形態に係る転がり軸受51のクランクシャフト11への取付構造では、上記第1実施形態に係る転がり軸受1のクランクシャフト11への取付構造が奏する作用効果に加えて、更に、下記の作用効果を奏する。具体的には、カシメ代21が二つ割り内輪5A、5Bのそれぞれのつば部5A1、5B1の外周面に全周に渡ってカシメられた際には、カシメ代21が各凹部52に嵌まり込む。これにより、二つ割り内輪5A、5Bのジャーナル部12に対する回動を更に抑制することができる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態に係る転がり軸受61について図13に基づいて説明する。尚、上記第2実施形態に係る転がり軸受31及びクランクシャフト41と同一符号は、上記第2実施形態に係る転がり軸受31及びクランクシャフト41と同一あるいは相当部分を示すものである。
次に、第4実施形態に係る転がり軸受61について図13に基づいて説明する。尚、上記第2実施形態に係る転がり軸受31及びクランクシャフト41と同一符号は、上記第2実施形態に係る転がり軸受31及びクランクシャフト41と同一あるいは相当部分を示すものである。
第4実施形態係る転がり軸受61は、第2実施形態に係る転がり軸受31とほぼ同じ構成である。但し、図13に示すように、二つ一組の二つ割り内輪32A、32Bは、それぞれの外周面の軸方向両端縁部に、所定幅(例えば、幅約3mm)で、深さ約0.1mm〜0.2mmの凹部62が周方向にほぼ均等な間隔をあけて多数形成されている。各凹部62は、軸方向に沿って形成され、軸方向外側に向かって一定の深さ、又は、徐々に深くなるように軸方向両端面まで切り欠かれた溝状に形成されている。
上記のように構成された第4実施形態に係る転がり軸受61のクランクシャフト41への取付構造では、上記第2実施形態に係る転がり軸受31のクランクシャフト41への取付構造が奏する作用効果に加えて、更に、下記の作用効果を奏する。具体的には、カシメ代42が二つ割り内輪32A、32Bのそれぞれの外周面の軸方向両端縁部に全周に渡ってカシメられた際には、カシメ代42が各凹部62に嵌まり込む。これにより、二つ割り内輪32A、32Bのジャーナル部12に対する回動を更に抑制することができる。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態に係る転がり軸受71について図14に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一符号は、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一あるいは相当部分を示すものである。
次に、第5実施形態に係る転がり軸受71について図14に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一符号は、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一あるいは相当部分を示すものである。
第5実施形態係る転がり軸受71は、第1実施形態に係る転がり軸受1とほぼ同じ構成である。但し、図14に示すように、二つ一組の二つ割り内輪5A、5Bは、それぞれの軸方向両端面5A3、5B3に、ローレット加工により全周に渡って、分割面5A2、5B2に対して斜めに傾斜する斜め目のローレット目から構成される凹凸構造72が周方向にほぼ均等に離散して形成されている。
尚、斜め目のローレット目から構成される凹凸構造72は、二つ割り内輪5A、5Bの必要部分を硬化させるための熱処理加工を施す以前に形成する。斜め目のローレット目から構成される凹凸構造72としたが、分割面5A2、5B2に対して垂直な縦目のローレット目、又は、網目状に交差した格子目のローレット目から構成される凹凸構造72でもよい。
上記のように構成された第5実施形態に係る転がり軸受71のクランクシャフト11への取付構造では、上記第1実施形態に係る転がり軸受1のクランクシャフト11への取付構造が奏する作用効果に加えて、更に、下記の作用効果を奏する。具体的には、二つ割り内輪5A、5Bを冷やしばめ又は焼きばめによってジャーナル部12の外周面に取り付けることによって、二つ割り内輪5A、5Bの軸方向両端面5A3、5B3に対向するクランクアーム14の対向端面部T1が、斜め目のローレット目から構成される凹凸構造72に嵌まり込んで、圧接する。これにより、二つ割り内輪5A、5Bのジャーナル部12に対する回動を更に抑制することができる。
尚、第2実施形態に係る2つ一組の二つ割り内輪32A、32Bの軸方向両端面32A3、32B3に、ローレット加工により全周に渡って、分割面32A2、32B2に対して斜めに交差する斜め目、分割面32A2、32B2に対して垂直な縦目、又は、網目状に交差した格子目のローレット目から構成される凹凸構造が周方向等間隔に形成されるようにしてもよい。
これにより、二つ割り内輪32A、32Bを冷やしばめ又は焼きばめによってジャーナル部12の外周面に取り付けることによって、二つ割り内輪32A、32Bの軸方向両端面32A3、32B3に対向するクランクアーム14の対向端面部T2が、斜め目、又は、縦目、若しくは、網目状に交差した格子目のローレット目から構成される凹凸構造に嵌まり込んで、圧接する。これにより、二つ割り内輪32A、32Bのジャーナル部12に対する回動を更に抑制することができる。
[第6実施形態]
次に、第6実施形態に係る転がり軸受81について図15に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一符号は、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一あるいは相当部分を示すものである。
次に、第6実施形態に係る転がり軸受81について図15に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一符号は、上記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11と同一あるいは相当部分を示すものである。
第6実施形態係る転がり軸受81は、第1実施形態に係る転がり軸受1とほぼ同じ構成である。但し、図15に示すように、二つ一組の二つ割り内輪5A、5Bは、それぞれの軸方向両端面5A3、5B3に、半径方向に沿って全幅に渡って延びる深さ0.1mm〜0.2mmの切欠き溝82が周方向等間隔で複数個(例えば、3個)形成されている。尚、切欠き溝82は、軸方向両端面5A3、5B3に、それぞれ少なくとも1つ形成されていればよい。また、軸方向両端面5A3、5B3は、各切欠き溝82を除く部分に、サンドブラストやエッチングによる粗面加工によって、梨地模様等の凹凸83が形成されている。
上記のように構成された第6実施形態に係る転がり軸受81のクランクシャフト11への取付構造では、上記第1実施形態に係る転がり軸受1のクランクシャフト11への取付構造が奏する作用効果に加えて、更に、下記の作用効果を奏する。具体的には、二つ割り内輪5A、5Bを冷やしばめ又は焼きばめによってジャーナル部12の外周面に取り付けることによって、二つ割り内輪5A、5Bの軸方向両端面5A3、5B3に対向するクランクアーム14の対向端面部T1が、各切欠き溝82、及び、梨地模様等の凹凸83に嵌まり込んで、圧接する。これにより、二つ割り内輪5A、5Bのジャーナル部12に対する回動を更に抑制することができる。
尚、第2実施形態に係る2つ一組の二つ割り内輪32A、32Bの軸方向両端面32A3、32B3に、半径方向に沿って全幅に渡って延びる深さ0.1mm〜0.2mmの切欠き溝82が周方向等間隔で複数個(例えば、3個)形成されるようにしてもよい。尚、切欠き溝82は、軸方向両端面32A3、32B3に、それぞれ少なくとも1つ形成されるようにしてもよい。また、軸方向両端面32A3、32B3は、各切欠き溝82を除く部分に、サンドブラストやエッチングによる粗面加工によって、梨地模様等の凹凸83が形成されるようにしてもよい。
これにより、二つ割り内輪32A、32Bを冷やしばめ又は焼きばめによってジャーナル部12の外周面に取り付けることによって、二つ割り内輪32A、32Bの軸方向両端面32A3、32B3に対向するクランクアーム14の対向端面部T2が、各切欠き溝82、及び、梨地模様等の凹凸83に嵌まり込んで、圧接する。これにより、二つ割り内輪32A、32Bのジャーナル部12に対する回動を更に抑制することができる。
尚、本発明は前記第1実施形態乃至第6実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形、追加、削除が可能であることは勿論である。尚、以下の説明において上記図1乃至図6の前記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11の構成等と同一符号は、前記第1実施形態に係る転がり軸受1及びクランクシャフト11の構成等と同一あるいは相当部分を示すものである。また、上記図7乃至図11の前記第2実施形態に係る転がり軸受31及びクランクシャフト41の構成等と同一符号は、前記第2実施形態に係る転がり軸受31及びクランクシャフト41の構成等と同一あるいは相当部分を示すものである。
(A)例えば、二つ一組の二つ割り内輪5A、5Bの内周面、又は、二つ割り内輪32A、32Bの内周面に、細溝18に替えて、ローレット加工により全周に渡って周方向に対して斜めに傾斜する斜め目のローレット目、周方向に沿った縦目のローレット目、又は、網目状に交差した格子目のローレット目から構成される凹凸構造19又は凹凸構造33が周方向及び軸方向にほぼ均等に離散して形成されるようにしてもよい。尚、斜め目のローレット目、縦目のローレット目、又は、網目状に交差した格子目のローレット目から構成される凹凸構造19又は凹凸構造33は、二つ割り内輪5A、5B、又は、二つ割り内輪32A、32Bの必要部分を硬化させるための熱処理加工を施す以前に形成する。
これにより、二つ割り内輪5A、5Bを冷やしばめ又は焼きばめによってジャーナル部12の外周面に取り付けることによって、ジャーナル部12に対する二つ割り内輪5A、5Bの周方向の抵抗が増大され、二つ割り内輪5A、5Bのジャーナル部12に対する回動を更に抑制することができる。また、二つ割り内輪32A、32Bを冷やしばめ又は焼きばめによってジャーナル部12の外周面に取り付けることによって、ジャーナル部12に対する二つ割り内輪32A、32Bの周方向の抵抗が増大され、二つ割り内輪32A、32Bのジャーナル部12に対する回動を更に抑制することができる。
1、31、51、61、71、81 転がり軸受
2A、2B 二つ割り外輪
3 ころ
4A、4B 保持器
5A、5B、32A、32B 二つ割り内輪
5A1、5B1 つば部
5A3、5B3、32A3、32B3 軸方向端面
11、41 クランクシャフト
12 ジャーナル部
14 クランクアーム
18 細溝
19、33、72 凹凸構造
21、42 カシメ代
23、43 カシメ部
52、62 凹部
2A、2B 二つ割り外輪
3 ころ
4A、4B 保持器
5A、5B、32A、32B 二つ割り内輪
5A1、5B1 つば部
5A3、5B3、32A3、32B3 軸方向端面
11、41 クランクシャフト
12 ジャーナル部
14 クランクアーム
18 細溝
19、33、72 凹凸構造
21、42 カシメ代
23、43 カシメ部
52、62 凹部
Claims (5)
- クランクシャフトのジャーナル部に対する転がり軸受の取付構造であって、
前記転がり軸受は、
前記ジャーナル部の外周面に取り付けられ、且つ、円周方向に二つ割りになっている二つ一組の二つ割り内輪と、
前記二つ割り内輪の径方向外側に配置され、且つ、円周方向に二つ割りになっている二つ一組の二つ割り外輪と、
一組の前記二つ割り外輪と一組の前記二つ割り内輪との間に転動可能に配置された複数の転動体と、
複数の前記転動体を円周方向略等間隔に保持する保持器と、
を備え、
前記クランクシャフトは、前記ジャーナル部の軸方向両側に配置された一対のクランクアームを備え、
一対の前記クランクアームは、前記二つ割り内輪の軸方向端面に対向する対向端面部から周方向の少なくとも一部において径方向外側に突出するように設けられたカシメ代を有し、
一組の前記二つ割り内輪は、
一対の前記クランクアームによって軸方向に挟圧されると共に、
前記カシメ代をカシメて形成されたカシメ部によって一組の前記二つ割り内輪の外周面が固定される、
転がり軸受の取付構造。 - 請求項1に記載の転がり軸受の取付構造において、
一対の前記二つ割り内輪は、軸方向両端部から径方向外側へ突出する一対のつば部を有し、
前記カシメ代は、一対の前記つば部の外周面にカシメられる、
転がり軸受の取付構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の転がり軸受の取付構造において、
一対の前記二つ割り内輪は、前記カシメ代がカシメられる前記外周面に、周方向等間隔に形成された複数の凹部を有する、
転がり軸受の取付構造。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の転がり軸受の取付構造において、
一対の前記二つ割り内輪は、軸方向両端面に周方向等間隔に形成された複数の凹部又は凸部によって構成される凹凸構造を有する、
転がり軸受の取付構造。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の転がり軸受の取付構造において、
一対の前記二つ割り内輪は、内周面に周方向等間隔に形成された複数の凹部又は凸部によって構成される凹凸構造を有する、
転がり軸受の取付構造。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200828 |
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