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JP2019197345A - 画像処理装置および画像処理用プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】全体領域に含まれる個々のオブジェクトが小さくなる場合でも、個々のオブジェクトが何であるかを画像認識によって分析できるようにする。
【解決手段】全体領域を分割した個々の分割領域を全体画像データと同じサイズおよび同じ解像度の画像で表した複数の分割画像データを対象として、オブジェクト候補領域を抽出するオブジェクト候補領域抽出部12と、互いに隣接する分割領域の分割画像データから抽出された複数のオブジェクト候補領域が1つのオブジェクトに対応するものか否かを判定するオブジェクト判定部13と、その判定の結果を反映させて、オブジェクト候補領域内のオブジェクトを認識するオブジェクト認識部14とを備え、全体画像データを対象として認識する場合に比べて大きいオブジェクトを対象として認識処理を行うことにより、オブジェクトの特徴量を正確に算出できようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理用プログラムに関し、特に、画像データに記録されている情報を画像解析によって読み取る装置に用いて好適なものである。
従来、画像を分析することにより、当該画像中に含まれている情報を検出する技術が多く用いられている。例えば、建築図面のように複雑な2次元画像には非常に重要な情報が複数含まれており、これらの情報を画像から検出して活用するための開発が行われている。
具体的には、建築図面の画像データを分析することで、配筋検査で使用する野帳など、従来は人が図面を読み取り作成していた帳票類を自動作成する試みがなされている。また、2Dの平面図を表した画像データを分析して、3D空間上で建物の形状や床、天井、開口部、階段などを含んだBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)モデルを自動生成したり、CIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)モデルを自動生成したりする試みもなされている。
しかしながら、一般的に、建設業者が現場での工事用に使用する間取りなどの建築図面は、作業員が工事を正確かつ的確に行うことができるように、全体的なレイアウトから細部の構造や寸法に至るまで、多くの情報が含まれている。そのため、所定サイズ以下の画像データにより全体領域の建築図面を作成した場合、図面内に含まれる個々のオブジェクト等の情報が小さくなり、それが何であるかを画像認識によって分析することが難しくなるという問題があった。
なお、画像を複数の領域に分割して各々の特徴量を計算し、領域を結合して1つの物体を認識する技術が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。特許文献1に記載の認識装置は、認識対象物の三次元形状データに基づいて、認識対象物の各分割領域の特徴を表す特徴量を計算する特徴量計算部と、各領域の特徴量に基づいて分割領域に隣接する他の分割領域との結合度(対象領域と統合先領域のサイズ、対象領域と統合先領域の凸度、対象領域と統合先領域の境界線曲率強度を変数とする関数値)を計算する結合度計算部と、結合度がしきい値以下である場合に分割領域を他の分割領域に統合させる統合部とを備えて構成される。
特許文献2に記載の画像処理装置では、オブジェクト情報をベクトル化し、そのベクトルの始点と終点との関係から領域を結合するか否かを判定している。具体的には、ブロック・セレクションにより分割された特定領域が図形領域の場合、図形オブジェクトの輪郭を追跡し、輪郭情報を線分のつながりとして表現する形式に変換することにより、オブジェクト情報をベクトル・データに変換した上で、ベクトルの始点、終点情報を用いて、図形要素を検出する。すなわち、閉形状を構成する各ベクトルはその両端にそれぞれ連結するベクトルを有しているという原理を応用して、区分線が構成している閉図形を図形要素として検出する。
特開2006−185132号公報 特開2007−158413号公報
本発明は、上述のような問題を解決するために成されたものであり、全体領域の画像内に含まれる個々のオブジェクトが小さくなる場合でも、個々のオブジェクトが何であるかを画像認識によって分析することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、全体領域を複数の領域に分割した個々の分割領域を全体画像データと同じサイズおよび同じ解像度の画像で表した複数の分割画像データを対象として、当該複数の分割画像データごとにオブジェクト候補領域を抽出する。そして、各分割領域の分割画像データから抽出されたオブジェクト候補領域の位置および分割領域の隣接位置関係に基づいて、互いに隣接する分割領域から抽出された複数のオブジェクト候補領域が1つのオブジェクトに対応するものか否かを判定し、その判定の結果を反映させて、オブジェクト候補領域内のオブジェクトを認識するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、全体領域の全体画像データの中から小さいオブジェクトを認識するために、全体画像データと同じサイズおよび同じ解像度の画像で表した複数の分割画像データを対象としてオブジェクトの認識が行われる。このため、全体画像データを対象として認識する場合に比べて大きいオブジェクトを対象として認識処理が行われる結果、オブジェクトの特徴量を正確に算出することができ、個々のオブジェクトが何であるかを容易に認識することができる。また、1つのオブジェクトが隣接する分割領域にまたがって存在する場合でも、オブジェクト候補領域の位置および分割領域の隣接位置関係に基づいて、1つのオブジェクトとして正しく認識することができる。以上により、本発明によれば、全体領域の画像内に含まれる個々のオブジェクトが小さくなる場合でも、個々のオブジェクトが何であるかを画像認識によって分析することができる。
本実施形態による画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 画像データ記憶部に記憶される全体画像データおよび分割画像データを模式的に示す図である。 オブジェクト候補領域抽出部およびオブジェクト判定部の処理内容を説明するための模式図である。 オブジェクト判定部の他の判定例を説明するための模式図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の画像処理装置10は、その機能構成として、画像データ取得部11、オブジェクト候補領域抽出部12、オブジェクト判定部13およびオブジェクト認識部14を備えている。また、本実施形態の画像処理装置10には、画像データ記憶部101が接続されている。
上記各機能ブロック11〜14は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック11〜14は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶された画像処理用プログラムが動作することによって実現される。
画像データ記憶部101は、複数のオブジェクトが含まれる全体領域を所定のサイズおよび所定の解像度の画像で表した全体画像データ、および、全体領域を複数の領域に分割した個々の分割領域を全体画像データと同じサイズおよび同じ解像度の画像で表した複数の分割画像データを記憶する。
本実施形態では、画像データの一例として、建築図面の画像データを用いるものとする。この場合における全体領域とは、例えば、建築物の1フロア全体を含む領域を意味する。1フロアが広大な建築物の場合は、1フロアを複数のエリアに分けて、1つのエリアを全体領域とする場合もある。あるいは、複数階建ての建築物における全フロアを含む領域を全体領域としてもよい。全体領域を所定のサイズおよび所定の解像度の画像で表した全体画像データとは、上記のような全体領域の建築図面を、縦N(cm)×横M(cm)のサイズおよび総画素数がP(ピクセル)の解像度から成る画像で表した画像データをいう。
全体領域に含まれる複数のオブジェクトとは、全体領域の画像の中に含まれている個々の物体を意味する。画像データとして建築図面の画像データを用いる場合、建築図面の全体領域に含まれる複数のオブジェクトは、建物の壁や窓、ドア、階段、部屋内の各種設備などを表した構造物図形、建築の作業者が参照する各種の参照図形や基準図形、文字や数字などのテキストなどを示す画像である。
本実施形態では、1つの画像データの容量が大きくなり過ぎないように、建築図面の全体画像データは、所定のサイズ以下および所定の解像度以下の画像で構成されているものとする。この場合、全体の建築図面内に含まれる個々のオブジェクトはサイズが小さくなり、それが何であるかを画像認識によって分析することが難しくなる。
また、全体領域を複数の領域に分割した個々の分割領域とは、例えば、全体領域を縦X個および横Y個から成る複数の矩形領域に分割した個々の領域をいう。個々の分割領域の分割画像データは、全体画像データと同じ縦N(cm)×横M(cm)のサイズおよび全体画像データと同じ総画素数P(ピクセル)の解像度から成る画像データである。
このため、1つの分割画像データ内に含まれるオブジェクトの画像は、全体画像データ内に含まれるオブジェクトの画像よりもサイズが大きくなる。しかも、分割画像データ内に含まれるオブジェクトの画像は、全体画像データ内に含まれる認識不能なオブジェクトをデジタルズームによって拡大したものでなく、ズーミングがされていないオリジナルの画像として記録されたものである。
よって、分割画像データ内に含まれるオブジェクトの画像は、それが何であるかを画像認識によって容易に分析することが可能なものである。ただし、全体画像データでは1つのオブジェクトとして存在していたものが、分割画像データでは複数の分割領域にまたがって存在する場合が生じ得る。よって、この場合には、複数の分割領域にまたがって存在する複数の形状が実は1つのオブジェクトであることを認識する必要がある。これを実現するための処理の詳細は後述する。
図2は、画像データ記憶部101に記憶される全体画像データおよび分割画像データを模式的に示す図である。図2に示すように、建築図面の全体領域を含む画像(以下、全体領域画像21という)の画像データを画像データ記憶部101に記憶するとともに、全体領域画像21を複数(図2の例では、縦3個×横3個の合計9個)の領域に分割した個々の分割領域の画像で、全体画像データと同じサイズおよび同じ解像度で表した画像(以下、分割領域画像22-1〜22-9という)の画像データを画像データ記憶部101に記憶する。
画像データ記憶部101は、複数の分割領域画像22-1〜22-9が全体領域画像21の中でどの位置に該当するものであるかの配置関係を示すデータも、分割画像データの一部として、あるいは分割画像データの付随データとして記憶している。以下の説明において、分割画像データというときは、この配置関係を示すデータも含むものであるとする。なお、分割画像データは、全体画像データとは別の媒体に記憶されていてもよい。
上記のように画像データ記憶部101に記憶された全体画像データおよび分割画像データは、ズーミングをして画像表示する際に用いて好適である。例えば、全体領域画像21の表示中にズーミング(一部の領域の拡大表示)の実行が指示された場合に、拡大表示の実行が指定されている部分を全体領域画像21から切り取り、切り取った部分の画素値から別の画素値を補間することによって画像を拡大するデジタルズームの処理を実行する。
ここで、ズーム倍率が所定値を超える場合には、全体領域画像21から分割領域画像22-1〜22-9の何れか(拡大表示の実行が指定されている部分を含むもの)に切り替えて、切り替えた分割画像データを用いてデジタルズームの処理を行う。なお、ここでは、全体領域画像21の第1層、分割領域画像22-1〜22-9の第2層の2階層で画像データを構成する例を示しているが、分割領域画像22-1〜22-9を更に小さい領域に分割することにより、3階層以上で画像データを構成し、指示されたズーム倍率に応じて何れかの階層の画像データを用いてデジタルズームの処理を行うようにしてもよい。
全体領域画像21ではサイズが小さくて殆ど視認できないオブジェクトについて、単なるデジタルズームによる拡大表示では依然として何のオブジェクトかが判然としないところ、上記のように分割領域画像22-1〜22-9の何れかに切り替えて拡大表示することにより、個々のオブジェクトを大きなサイズで、かつ鮮明に認識し得る態様で表示させることができる。これにより、個々のオブジェクトが何であるかを容易に視認することが可能となる。
画像データ取得部11は、画像データ記憶部101から複数の分割画像データ(分割領域画像22-1〜22-9の画像データ)を取得する。例えば、画像データ取得部11は、建築図面の画像全体を分析してその中に含まれている複数のオブジェクトを検出することを指示する操作がユーザにより行われたときに、画像データ記憶部101から複数の分割画像データを取得する。このように、建築図面の画像全体を分析する場合でも、画像データ取得部11は、全体画像データではなく複数の分割画像データを取得する。
オブジェクト候補領域抽出部12は、画像データ取得部11により取得された複数の分割画像データごとに、特徴量を算出し、当該特徴量に基づいてオブジェクト候補領域を抽出する。ここでの特徴量の算出およびオブジェクト候補領域の抽出は、公知技術を適用して行うことが可能である。例えば、オブジェクト候補領域抽出部12は、画素ごとあるいは所定ブロックごとに画像の色、輝度、固有ベクトルなどを特徴量として算出し、周囲画素あるいは周囲ブロックと比べて特徴量が閾値以上異なる部分をオブジェクト候補領域として抽出する。
オブジェクト候補領域抽出部12が抽出するオブジェクト候補領域は、周囲と比べて特徴量が閾値以上異なる部分のかたまりをそのまま切り出した領域としてもよいが、本実施形態では、周囲と比べて特徴量が閾値以上異なる部分のかたまりを内接する矩形領域をオブジェクト候補領域として抽出するものとする。
オブジェクト判定部13は、オブジェクト候補領域抽出部12により複数の分割画像データから抽出されたオブジェクト候補領域の位置、および、複数の分割画像データにより表される分割領域の隣接位置関係(上述した複数の分割領域画像22-1〜22-9の配置関係を示すデータ)に基づいて、互いに隣接する分割領域から抽出された複数のオブジェクト候補領域が1つのオブジェクトに対応するものか否かを判定する。
具体的には、オブジェクト判定部13は、オブジェクト候補領域抽出部12により互いに隣接する分割領域から抽出された複数のオブジェクト候補領域がそれぞれ、当該隣接する分割領域に共通の境界に接する位置にある場合は、当該複数のオブジェクト候補領域がセットで1つのオブジェクトに対応するものであると判定し、それ以外の場合は、1つのオブジェクト候補領域が単独で1つのオブジェクトに対応するものであると判定する。
図3は、オブジェクト候補領域抽出部12およびオブジェクト判定部13の処理内容を説明するための模式図である。図3(a)は全体領域画像21を示し、図3(b)は第2の分割領域画像22-2を示し、図3(c)は第5の分割領域画像22-5を示している。2つの分割領域画像22-2,22-5は、共通の境界51を挟んで上下に隣接している。
図3(a)に示すように、2つの分割領域画像22-2,22-5にまたがるようにして、第1のオブジェクト31が存在する。また、第5の分割領域画像22-5内に第2のオブジェクト32が存在する。なお、実際には、2つのオブジェクト31,32は、それが何であるかを容易には視認できないほど小さいものであるが、説明の都合上、視認できるサイズとして描いている。また、実際には全体領域画像21の中には2つのオブジェクト31,32以外にも多数のオブジェクトが含まれているが、説明の簡便のため省略している。
図3(a)に示す全体領域画像21の中では極めて小さいオブジェクト31,32であるが、図3(b)および(c)に示す分割領域画像22-2,22-5の中では大きいオブジェクトとして存在する。ただし、第1のオブジェクト31は、上下に隣接する2つの分割領域画像22-2,22-5にまたがるようにして存在するため、上側の断片オブジェクト31-1と下側の断片オブジェクト31-2とに分断されている。
オブジェクト候補領域抽出部12は、2つの分割領域画像22-2,22-5のそれぞれごとに、特徴量を算出し、当該特徴量に基づいてオブジェクト候補領域を抽出する。図3(b)に示すように、第2の分割領域画像22-2からは、第1のオブジェクト31に関する上側の断片オブジェクト31-1を内接する矩形領域が第1のオブジェクト候補領域41-1として抽出される。また、図3(c)に示すように、第5の分割領域画像22-5からは、第1のオブジェクト31に関する下側の断片オブジェクト31-2を内接する矩形領域が第2のオブジェクト候補領域41-2として抽出されるとともに、第2のオブジェクト32の全体を内接する矩形領域が第3のオブジェクト候補領域42として抽出される。
オブジェクト判定部13は、オブジェクト候補領域抽出部12により2つの分割領域画像22-2,22-5から抽出されたオブジェクト候補領域41-1,41-2,42の位置、および、2つの分割領域画像22-2,22-5の隣接位置関係に基づいて、互いに隣接する分割領域から抽出された複数のオブジェクト候補領域41-1,41-2,42が1つのオブジェクトに対応するものか否かを判定する。
ここで、第2の分割領域画像22-2から抽出された第1のオブジェクト候補領域41-1と、第2の分割領域画像22-5から抽出された第2のオブジェクト候補領域41-2は、隣接する分割領域に共通の境界51に接する位置にある。よって、オブジェクト判定部13は、この2つのオブジェクト候補領域41-1,41-2がセットで1つのオブジェクトに対応するものであると判定する。
一方、第2の分割領域画像22-5から抽出された第3のオブジェクト候補領域42は、隣接する分割領域に共通の境界51に接する位置にはない。すなわち、第2の分割領域画像22-5から抽出された第3のオブジェクト候補領域42は、当該第2の分割領域画像22-5のどの境界にも接しない位置、つまり第2の分割領域画像22-5の中で閉じた位置にある。この場合、オブジェクト判定部13は、第3のオブジェクト候補領域42が単独で1つのオブジェクトに対応するものであると判定する。
なお、オブジェクト判定部13は、オブジェクト候補領域抽出部12により互いに隣接する分割領域から抽出された、当該隣接する分割領域に共通の境界に接する位置にある複数のオブジェクト候補領域について、境界の位置での大きさの差が閾値以下である場合に限り、当該複数のオブジェクト候補領域がセットで1つのオブジェクトに対応するものであると判定するようにしてもよい。
例えば、図4に示すように、第2の分割領域画像22-2から抽出された第1のオブジェクト候補領域45と、第5の分割領域画像22-5から抽出された第2のオブジェクト候補領域46とが何れも、隣接する2つの分割領域22-2,22-5に共通の境界51に接する位置にあるものであるとしても、境界51に接する位置でのオブジェクト候補領域45,46のサイズが異なっている。すなわち、第1のオブジェクト候補領域45の方が第2のオブジェクト候補領域46よりも境界51の位置でのサイズが大きく、境界51に接する位置において、第2のオブジェクト候補領域46の左側にα分の座標の差があり、右側にβ分の座標の差がある。
このような場合、オブジェクト判定部13は、この座標の差α、βが何れも閾値以下である場合に限り、当該2つのオブジェクト候補領域45,46がセットで1つのオブジェクトに対応するものであると判定する。このようにすれば、実際には異なる2つのオブジェクトがたまたま境界51を挟んで接しているような場合に、並んで存在している2つのオブジェクト候補領域45,46を1つのオブジェクトに対応するものであると誤認識してしまうことを防止することができる。
オブジェクト認識部14は、オブジェクト判定部13による判定の結果を反映させて、オブジェクト候補領域内のオブジェクトを認識する。図3の例でいえば、オブジェクト認識部14は、2つのオブジェクト候補領域41-1,41-2をセットとして、当該2つのオブジェクト候補領域41-1,41-2内に含まれる1つのオブジェクトを認識する。すなわち、オブジェクト認識部14は、第1のオブジェクト候補領域41-1内に含まれる第1の断片オブジェクト31-1と、第2のオブジェクト候補領域41-2内に含まれる第2の断片オブジェクト31-2とを上下に繋げた1つのオブジェクトを認識する。
また、オブジェクト認識部14は、第3のオブジェクト候補領域42内に含まれる1つのオブジェクトを認識する。すなわち、オブジェクト認識部14は、第3のオブジェクト候補領域42内に含まれる第2のオブジェクト32を1つのオブジェクトとして認識する。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、建築図面の全体領域を複数の領域に分割した個々の分割領域を全体画像データと同じサイズおよび同じ解像度の画像で表した複数の分割画像データを対象として、当該複数の分割画像データごとにオブジェクト候補領域を抽出する。そして、各分割領域の分割画像データから抽出されたオブジェクト候補領域の位置および分割領域の隣接位置関係に基づいて、互いに隣接する分割領域から抽出された複数のオブジェクト候補領域が1つのオブジェクトに対応するものか否かを判定し、その判定の結果を反映させて、オブジェクト候補領域内のオブジェクトを認識するようにしている。
このように構成した本実施形態によれば、全体領域の全体画像データの中から小さいオブジェクトを認識するために、全体画像データと同じサイズおよび同じ解像度の画像で表した複数の分割画像データを対象としてオブジェクトの認識が行われる。このため、全体画像データを対象として認識する場合に比べて大きいオブジェクトを対象として認識処理が行われる結果、オブジェクトの特徴量を正確に算出することができ、個々のオブジェクトが何であるかを容易に認識することができる。また、1つのオブジェクトが隣接する分割領域にまたがって存在する場合でも、オブジェクト候補領域の位置および分割領域の隣接位置関係に基づいて、1つのオブジェクトとして正しく認識することができる。以上により、本実施形態によれば、全体領域の画像データ内に含まれる個々のオブジェクトが小さくなる場合でも、個々のオブジェクトが何であるかを画像認識によって分析することができる。
なお、上記実施形態では、上下に隣接する2つの分割領域画像から抽出された2つのオブジェクト候補領域を1つのオブジェクトに対応するものと判定してオブジェクトの認識を行う例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、左右に隣接する2つの分割領域画像についても同様の処理を行うことが可能である。また、上下または左右に順次隣接する3つ以上の分割領域にまたがって1つのオブジェクトが存在するような場合にも、3つ以上のオブジェクト候補領域を1つのオブジェクトに対応するものと判定してオブジェクトの認識を行うことも可能である。
また、上記実施形態では、画像の一例として建築図面の画像を用いて説明したが、本実施形態を適用可能な画像はこれに限定されるものではない。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 画像処理装置
11 画像データ取得部
12 オブジェクト候補領域抽出部
13 オブジェクト判定部
14 オブジェクト認識部
101 画像データ記憶部

Claims (4)

  1. 複数のオブジェクトが含まれる全体領域を複数の領域に分割した個々の分割領域を全体画像データと同じサイズおよび同じ解像度の画像で表した複数の分割画像データを記憶する画像データ記憶部から、上記複数の分割画像データを取得する画像データ取得部と、
    上記画像データ取得部により取得された上記複数の分割画像データごとに、特徴量を算出し、当該特徴量に基づいてオブジェクト候補領域を抽出するオブジェクト候補領域抽出部と、
    上記オブジェクト候補領域抽出部により上記複数の分割画像データから抽出された上記オブジェクト候補領域の位置、および、上記複数の分割画像データにより表される上記分割領域の隣接位置関係に基づいて、互いに隣接する分割領域から抽出された複数のオブジェクト候補領域が1つのオブジェクトに対応するものか否かを判定するオブジェクト判定部と、
    上記オブジェクト判定部による判定の結果を反映させて、上記オブジェクト候補領域内のオブジェクトを認識するオブジェクト認識部とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記オブジェクト判定部は、上記オブジェクト候補領域抽出部により互いに隣接する分割領域から抽出された複数のオブジェクト候補領域がそれぞれ、当該隣接する分割領域に共通の境界に接する位置にある場合は、当該複数のオブジェクト候補領域がセットで1つのオブジェクトに対応するものであると判定し、それ以外の場合は、1つのオブジェクト候補領域が単独で1つのオブジェクトに対応するものであると判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記オブジェクト判定部は、上記オブジェクト候補領域抽出部により互いに隣接する分割領域から抽出された、当該隣接する分割領域に共通の境界に接する位置にある複数のオブジェクト候補領域の上記境界の位置での大きさの差が閾値以下である場合に限り、当該複数のオブジェクト候補領域がセットで1つのオブジェクトに対応するものであると判定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 複数のオブジェクトが含まれる全体領域を複数の領域に分割した個々の分割領域を全体画像データと同じサイズおよび同じ解像度の画像で表した複数の分割画像データを記憶する画像データ記憶部から、上記複数の分割画像データを取得する画像データ取得手段、
    上記画像データ取得により取得された上記複数の分割画像データごとに、特徴量を算出し、当該特徴量に基づいてオブジェクト候補領域を抽出するオブジェクト候補領域抽出手段、
    上記オブジェクト候補領域抽出手段により上記複数の分割画像データから抽出された上記オブジェクト候補領域の位置、および、上記複数の分割画像データにより表される上記分割領域の隣接位置関係に基づいて、互いに隣接する分割領域から抽出された複数のオブジェクト候補領域が1つのオブジェクトに対応するものか否かを判定するオブジェクト判定手段、および
    上記オブジェクト判定手段による判定の結果を反映させて、上記オブジェクト候補領域内のオブジェクトを認識するオブジェクト認識手段
    としてコンピュータを機能させるための画像処理用プログラム。
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