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JP2019193344A - 電力供給装置 - Google Patents

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JP2019193344A
JP2019193344A JP2018080506A JP2018080506A JP2019193344A JP 2019193344 A JP2019193344 A JP 2019193344A JP 2018080506 A JP2018080506 A JP 2018080506A JP 2018080506 A JP2018080506 A JP 2018080506A JP 2019193344 A JP2019193344 A JP 2019193344A
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中村 靖
Yasushi Nakamura
靖 中村
晃平 柴田
Kohei Shibata
晃平 柴田
俊 雷
Shun Rai
俊 雷
晃志 秋本
Koji Akimoto
晃志 秋本
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

【課題】ヒューズを用いることなく、半導体スイッチ及び電力供給線を保護できる電力供給装置を提供する。
【解決手段】電源1の電力を負荷回路2に供給する電力供給装置100であって、電源1からの電力を負荷回路2に供給する電力供給線に接続されている複数の半導体スイッチ11а、12аと、半導体スイッチ11а、12аのオン、オフを制御し、半導体スイッチ11а、12аの状態及び電力供給線の状態を検知するコントローラ30とを備え、複数の半導体スイッチ11а、12аは電源1と負荷回路との間で直列に接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電源の電力を負荷に供給する電力供給装置に関するものである。
電源供給装置において、電源から負荷に電力供給をオン/オフするための半導体スイッチと、1以上の半導体スイッチを制御するとともに半導体スイッチとそれぞれが接続されている各電力供給ラインを監視・保護するCPUで構成された制御部の動作を監視する監視部とを備えたものが知られている。
この電源供給装置において、各電力供給ラインは、上流側に位置する電源から下流側に位置する複数の負荷に対して、電源の電力がそれぞれ供給されるように構成されており、半導体スイッチが、各電力供給ラインにそれぞれ接続されている(例えば特許文献1参照)。また、従来より、半導体スイッチ及び下流側の電力供給ラインを保護するためには、ヒューズが設けられており、当該ヒューズは、電源と各半導体スイッチとの間で、上流側の電力供給ラインに接続されている。
特開2014−158326号公報
上記の電力供給装置において、電力供給ラインに接続される部品点数の増加により、フューズの数が多くなり、装置サイズが大きくなる、という問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、ヒューズを用いることなく、半導体スイッチ及び電力供給線を保護できる電力供給装置を提供することである。
[1]本発明に係る電力供給装置は、電源の電力を負荷回路に供給する電力供給装置であって、前記電源からの電力を前記負荷回路に供給する電力供給線に接続されている複数の半導体スイッチと、前記半導体スイッチのオン、オフを制御し、前記半導体スイッチの状態及び前記電力供給線の状態を検知するコントローラとを備え、前記複数の半導体スイッチは前記電源と前記負荷回路との間で直列に接続されている。
[2]上記発明において、前記複数の半導体スイッチは、高電位側の第1半導体スイッチと低電位側の第2半導体スイッチを含み、前記コントローラは、前記第2半導体スイッチの異常を検知した場合には、前記第1半導体スイッチをオンからオフに切り換えてもよい。
[3]上記発明において、前記半導体スイッチに流れる電流、前記半導体スイッチの電圧、及び前記半導体スイッチの温度の少なくとも1つを示す状態値と、所定の閾値とを比較し、その比較結果を出力する比較器と、前記コントローラから出力され、前記半導体スイッチのオン、オフを切り換えるスイッチング信号、及び、前記比較結果を示す信号を入力として論理演算を行い、前記論理演算の演算結果を前記半導体スイッチに出力する論理回路とを備えてもよい。
[4]上記発明において、前記比較器は、前記状態値が異常を示す場合には前記半導体スイッチをオフにする信号を前記論理回路及び前記コントローラに出力し、前記状態値が正常を示す場合には前記半導体スイッチをオンにする信号を前記論理回路及び前記コントローラに出力し、前記論理回路は、前記スイッチング信号又は前記比較器から入力される信号の少なくとも何れか一方の信号がオフ状態である場合に、前記半導体スイッチをオフにする信号を前記半導体スイッチに出力し、前記コントローラは、前記比較器から入力される信号がオフ状態である場合には、前記半導体スイッチをオフにする前記スイッチング信号を前記論理回路に出力してもよい。
[5]上記発明において、前記比較器から入力される信号に対して前記スイッチング信号の出力値が確定するまでの第1時間は、前記状態値の変化に対して前記比較器の出力が確定するまでの第2時間よりも短くてもよい。
[6]上記発明において、前記スイッチング信号が入力される、前記論理回路の入力端子は、プルアップ回路又はプルダウン回路に接続されており、前記プルアップ回路及び前記プルダウン回路は、前記電源に電気的に接続されていてもよい。
[7]上記発明において、前記コントローラは、前記半導体スイッチの高電位側の第1電圧と、前記半導体スイッチの低電位側の第2電圧を検出し、前記半導体スイッチを流れる電流を検出電流として検出し、前記第1電圧、前記第2電圧及び前記検出電流に基づき前記半導体スイッチのオン抵抗を算出し、前記オン抵抗に基づき前記半導体スイッチの状態を検知してもよい。
[8]上記発明において、前記コントローラは、前記半導体スイッチの高電位側の第1電圧と、前記半導体スイッチの低電位側の第2電圧を検出し、前記第1電圧、前記第2電圧及び前記負荷回路に流れる定常電流に基づき前記半導体スイッチのオン抵抗を算出し、前記オン抵抗に基づき前記半導体スイッチの状態を検知してもよい。
[9]上記発明において、電力供給装置は、前記コントローラと前記半導体スイッチとの間に接続され、前記半導体スイッチのオン、オフを切り換えるスイッチング信号を送る信号線と、抵抗及びダイオードを有するバイパス回路とを備え、
前記複数の半導体スイッチは、高電位側の第1半導体スイッチと低電位側の第2半導体スイッチを含み、前記バイパス回路の一端は前記信号線に接続され、前記バイパス回路の他端は前記第2半導体スイッチの低電位側端子と前記負荷回路との間に接続されてもよい。
[10]上記発明において、前記コントローラは、前記半導体スイッチに流れる電流、前記半導体スイッチの電圧、及び前記半導体スイッチの温度のうち少なくとも1つを検出し、検出された値に基づき、前記半導体スイッチ及び前記電力供給線の少なくともいずれか一方に異常が生じているか否かを判定し、前記異常が生じている場合には、前記半導体スイッチをオフにするオフ信号を前記スイッチング信号として前記信号線に出力し、前記オフ信号を出力した後、前記信号線への前記オフ信号の出力を継続してもよい。
[11]上記発明において、電力供給装置は、前記半導体スイッチに印加される電圧を定格範囲内に保持する電圧保持回路を備え、前記複数の半導体スイッチは、前記電源から動作電圧を得ており、前記電圧保持回路は、抵抗成分を有し、前記複数の半導体スイッチと前記負荷回路との間で、前記電力供給線に接続されていてもよい。
本発明によれば、ヒューズを用いることなく、半導体スイッチ及び電力供給線を保護できる。
図1は、本発明の実施形態における電力供給システムを示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態において、半導体スイッチ11а、12аのオン、オフ状態を示すグラフである。 図3は、本発明の実施形態において、コントローラの制御フローを示すフローチャートである。 図4は、本発明の第2実施形態における電力供給システムの構成の一部を示すブロック図である。 図5は、本発明の第2実施形態の変形例における電力供給システムの構成の一部を示すブロック図である。 図6は、本発明の第3実施形態における電力供給システムの構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の第4実施形態における電力供給システムの構成を示すブロック図である。 図8は、本発明の第4実施形態の変形例における電力供給システムの構成を示すブロック図である。 図9は、本発明の第5実施形態における電力供給システムの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態における電力供給システムを示すブロック図である。
本実施形態における電力供給システムは、バッテリなどの電源から出力される電力を、負荷回路に供給するシステムである。電力供給システムは、例えば電気自動車等の車両に搭載されており、車両に設けられたバッテリの電力を、ランプ、パワーウィンド、ナビゲーションシステム、又は、エアーコンデョナ等の負荷回路に供給する。この電力供給システムは、図1に示すように、電源1、負荷回路2、ハーネス3、電力線4、上位コントローラ5、及び電力供給装置100を備えている。
電源1は、例えば、車両に搭載される直流電源である、このような電源1としては、鉛電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の2次電池(バッテリ)や、電気二重層キャパシタ等を用いることができる。
電源1は、ハーネス3及び電力線4を介して負荷回路2に対して電力を供給している。負荷回路2は、等価的に電気抵抗成分と電気容量成分とを含んで構成されている。本実施形態の負荷回路2は、インダクティブ成分LとしてインダクタンスLを有し、抵抗成分として抵抗Rを有し、容量成分としてキャパシタCを有している。また負荷回路2は、ハーネス3を介して電力供給装置100に接続されている。電源1と電力供給装置100との間は、電力線4で接続されている。すなわち、ハーネス3及び電力線4が、電源1からの電力を負荷回路2に供給するための電力供給線に相当する。なお、以下の説明では、ハーネス3及び電力線4により、電源1から負荷回路2に接続される配線を、電力供給線とも称している。負荷回路2は、スイッチングデバイス12より下流側に接続された回路である。半導体スイッチ12よりも上流側には、半導体スイッチ11を介して電源1が接続されている。
抵抗Rは、ランプ等の灯火系、ワイパ、ウォッシャ、又はその他ECU等の車載機器である。この抵抗Rは、一端がハーネス3及びスイッチングデバイス11、12を介して電源1に接続されており、他端が接地されている。キャパシタCは、たとえば、電源1から供給される直流電流を平滑化する平滑キャパシタ、又は、ノイズ吸収用キャパシタである。このキャパシタCは、一端がハーネス3及びスイッチングデバイス11、12を介して電源1に接続されており、他端が接地されている。電源1に対して、抵抗RとキャパシタCは、並列に接続されている。なお、負荷回路2と電源1との間には、ハーネス3,電力線4やスイッチングデバイス11、12以外の構成要素が介在していてもよい。また、本実施形態では、抵抗RやキャパシタCの他端は、いずれも接地されているが、特に上述に限定されない。等価的に示した回路モデルにおいて、インタラクティブ成分、抵抗成分と容量成分とが存在していれば、各成分の接続先は特に限定されない。
電力線4は、電源1と、電力供給装置100に含まれる半導体スイッチ11との間に接続されている。ハーネス3は、負荷回路2と、電力供給装置100に含まれる半導体スイッチ12との間に接続されている。電力線4及びハーネス3の形状(主に配線径)は、電源供給システムにおいて許容される許容電流値に応じて設計されている。ここで、電力線4及びハーネス3の配線径について説明する。本実施形態とは異なり、負荷回路2を保護するためには、ヒューズを電力線4に接続することが考えられる。ヒューズは、大電流の導通により配線が切れることで、電流を遮断する。そのため、ヒューズと電気的に接続されている電力線4及びハーネス3は、少なくとも、ヒューズ配線が切れるまでの電流を導通させる必要があるため、電力線4及びハーネス3には、配線径の大きな配線を用いる必要がある。一方、本実施形態では、後述するように、ヒューズが電力線に接続されていないため、従来と比較して、配線径の小さい電力線4及びハーネス3を用いることができる。
上位コントローラ5は、車両全体を制御するコントローラである。上位コントローラ5は、CANなどの通信網により、電力供給装置100に設けられたコントローラ30とつながっている。
電力供給装置100は、電源1と負荷回路2との間の電気的な導通と遮断とを切り替えるスイッチング機能(ドライブ機能)と、スイッチングデバイス11、12の状態を診断する自己診断機能と、負荷回路2を保護する負荷保護機能を有している。
電力供給装置100は、図1に示すように、スイッチングデバイス11、12、電源レギュレータ20、及びコントローラ30を備えている。スイッチングデバイス11、12、電源レギュレータ20、及びコントローラ30は弱電用の配線により接続されており、電源レギュレータ20の出力電流が、コントローラ30を介して、スイッチングデバイス11、12に流れるように、配線網又は配線パターンが形成されている。コントローラ30は、スイッチングデバイス11、12に含まれる各センサ11b、12bと、信号線又は配線パターンで接続されている。
電力線4には、スイッチングデバイス11、12が接続されている。スイッチングデバイス11は、半導体スイッチ11аとセンサ11bとを単一のチップでモジュール化したデバイスである。スイッチングデバイス12は、スイッチングデバイス11と同様に、半導体スイッチ12аとセンサ12bを1つのチップに集積化したデバイスである。
半導体スイッチ11а、12аには、たとえば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体素子を用いることができる。本実施形態では、nチャネルのMOSFETを用いているが、pチャネルのMOSFETでもよい。
半導体スイッチ11а、12аは、ドレイン電極と、ソース電極と、ゲート電極とを有している。半導体スイッチ11аのドレイン電極は、電力線4を介して電源1と接続されている。半導体スイッチ11аのソース電極は、センサ11bを介して、半導体スイッチ12aのドレイン電極に接続されている。半導体スイッチ12аのソース電極は、センサ12bを介して負荷回路2に接続されている。半導体スイッチ11а、12aのゲート電極は、配線を介してコントローラ30の駆動部31に接続されている。この半導体スイッチ11а、12а、13аは、駆動部31からゲート電極に出力されるスイッチング信号(駆動電圧)によりオンとオフの切り替えが可能となっている。
ゲート電極に、ハイレベルの駆動電圧が入力されると、半導体スイッチ11аは、ドレイン電極とソース電極との間が導通するオン状態となる。これにより、電源1と負荷回路2との間が導通し、電源1の電力が負荷回路2に供給される。一方、ゲート電極に、ローレベルの駆動電圧が入力されると、半導体スイッチ11аは、ドレイン電極とソース電極との間が遮断するオフ状態となる。これにより、電源1と負荷回路2との間が遮断し、電源1から負荷回路2への電力供給が停止する。
センサ11bは、半導体スイッチ11аの状態を検出するセンサである。センサ11bには、例えば電流センサが用いられる。センサ11bは、半導体スイッチ11аのソース電極に接続されており、半導体スイッチ11аのドレイン−ソース間に流れる電流を検出し、信号線を介して検出値をコントローラ30に出力する。半導体スイッチ12aのソース電極には、半導体スイッチ12аの状態を検出するセンサ11bが接続されている。なお、センサ11b、12bには、電流センサの代わりに温度センサを用いてもよく、半導体スイッチ11а、12аの各温度を検出することで、半導体スイッチ11а、12а、13аの状態を検出してもよい。
半導体スイッチ11a及び半導体スイッチ12aは、電源1と負荷回路2との間で直列に接続されている。直列接続された複数の半導体スイッチ11a、12aのうち、半導体スイッチ11aが、高電位側(上流側)で電源1から負荷回路2までの電気的な導通及び遮断を切り替え、半導体スイッチ12aが低電位側(下流側)で電源1から負荷回路2までの電気的な導通及び遮断を切り替える。半導体スイッチ11aが、従来のヒューズの保護機能を有している。そして、半導体スイッチ12aの異常発生時には、半導体スイッチ11aをオンからオフに切り替えることで、負荷回路2が保護される。また、半導体スイッチ11aの異常発生時には、半導体スイッチ12aをオンからオフに切り替えることで、負荷回路2が保護される。
なお、スイッチングデバイス11の接続部分に、スイッチングデバイス11の代わりに、機械的に遮断するヒューズを接続することも考えられる。このようなヒューズは、大電流の導通等により溶断されると、復帰することが容易ではない。本実施形態における電力供給装置は、半導体スイッチ11а、12аを用いているため、電源1と負荷回路2との間を遮断した後に、電源1と負荷回路2を導通させることができる。
なお、スイッチングデバイス11は、半導体スイッチ11а及びセンサ11bの他に、制御回路(図示しない)を含みつつ、IPD(Intelligent Power Device)等のICにより構成されてもよい。IPDに含まれる制御回路は、センサの11bの検出結果から、半導体スイッチ11аの異常を検知した場合には、半導体スイッチ11аをオフする機能を有している。すなわち、IPDで構成されるスイッチングデバイス11は、自己診断機能を有している。
電源レギュレータ20は、電源1の出力電圧をコントローラ30の動作電圧に変換する回路である。電源レギュレータ20は電力線4に接続されている。
コントローラ30は、CPU、ROM、RAM、A/D変換器予備入出力インタフェース等を含んで構成されるマイクロコンピュータから構成されている。またコントローラ30は、マイクロコンピュータを1チップで集積化されている。
コントローラ30は、駆動部31、制御部32、及びメモリ33を有している。駆動部31は、半導体スイッチ11а、12аの各ゲート端子に対してゲート電圧を印加する駆動回路を有している。駆動部31は、昇圧回路を用いて、電源レギュレータ20から出力される電圧を昇圧させて、ゲート電圧を生成する。
駆動部31には、制御部32から駆動要求信号が入力される。駆動要求信号が駆動部31に入力されると、駆動部31は、半導体スイッチ11а、12аのオン、オフを切り替えるため信号(以下、スイッチング信号と称す)を半導体スイッチ11а、12аのゲート電極に出力することで、半導体スイッチ11а、12аの駆動電圧を設定する。駆動部31は、半導体スイッチ11а及び半導体スイッチ12аをそれぞれ独立して、オン、オフを切り換えることができる。
制御部32は、上位コントローラ5からの外部要求信号に応じて、半導体スイッチ11а、12аのオン状態とオフ状態を切り替えるための駆動要求信号を、駆動部31に出力する。また、制御部32は、センサ11b、12bを用いて、半導体スイッチ11а、12а、13аの自己診断制御を実行する。例えば、制御部32は、半導体スイッチ11а及び半導体スイッチ12аをオンにするための駆動要求信号を出力している状態で、センサ11bの検出電流がゼロ又はゼロに近い値である場合には、半導体スイッチ11аのオープン故障が発生している可能性がある。制御部32は、センサ11b、12bの検出値から、半導体スイッチ11а、12аが駆動要求信号で示される指令どおりに動作しているか否かを判定する。そして、半導体スイッチ11а、12аが指令どおりに動作していない場合には、制御部32は、半導体スイッチ11а、12аに異常が生じていると判定する。
なお、制御部32による自己診断方法は、上記の診断方法に限らず他の診断方法でもよい。制御部32は、半導体スイッチ11а、12аの短絡等の異常を診断してもよい。具体的な一例として、制御部32は、センサ11b、12bの検出電流から、半導体スイッチ11а、12аがターンオンしてからの電流特性を測定する。ターンオンさせるための駆動電圧が半導体スイッチ11аのゲート電極に印加されたにもかかわらず、半導体スイッチ11аのドレインソース間の電圧が上昇しない場合には、半導体スイッチ11аの内部で短絡が発生している可能性がある。制御部32は、半導体スイッチ11аのターンオン動作後に、電圧が上昇しない場合には、半導体スイッチ11аの内部短絡等により、半導体スイッチ11аに異常が生じていると判定する。
また制御部32は、半導体スイッチ11а、12аの過熱による異常を診断してもよい。温度センサがセンサ11b、12bに使用される場合には、制御部32はセンサ11b、12b、13bの検出温度に基づき、半導体スイッチ11а、12аが過熱された状態であるか否かを診断する。特に、スイッチングデバイス11、12が隣接してレイアウトされている場合に、半導体スイッチ11аが過熱された状態となると、半導体スイッチ11аの熱が、隣の半導体スイッチ12аに伝わり、半導体スイッチ12аの温度が高くなる可能性がある。制御部32が、半導体スイッチ11а、12аの温度を管理し、過熱による半導体スイッチ11а、12а、13аの異常を診断することで、半導体スイッチ11а、12аを保護することができる。
制御部32は、半導体スイッチ11а、12аに異常が生じていると判定した場合には、駆動部31に対して、半導体スイッチ11а、12аをオフにするための駆動要求信号(オフ信号)を出力する。制御部32は、半導体スイッチ11а、12аのうち、異常ありと判定した半導体スイッチをオフにするように、オフ信号を出力する。駆動部31は、当該オフ信号を受信し、半導体スイッチ11аのゲート電圧を低くして、半導体スイッチ11а、12аをオンからオフに切り換える。制御部32は、自己診断の結果を上位コントローラ5に出力する。
また、制御部32は、過電流が負荷回路2に流れないようにするために、センサ11b、12bの検出値に応じて、負荷回路2の保護動作を実行する。具体的には、制御部32は、メモリ33に保存されている保護電流閾値と、センサ11b、12bの検出電流の値とを比較する。そして、検出電流の値が保護電流閾値より高い場合には、制御部32は半導体スイッチ11а、12аをオンからオフに切り換える。これにより、半導体スイッチ11а、12а及び負荷回路2が保護される。
次に、制御部32による半導体スイッチ11а、12аの切り替えのタイミングと、制御部32による自己診断機能(半導体スイッチ11а、12аの故障検知)について説明する。図2は、半導体スイッチ11а、12аのオン、オフ状態を示すグラフである。初期状態では、半導体スイッチ11а、12аはオフになっている。
制御部32は、上位コントローラ5から、電源1から負荷回路2への電力供給を開始する電力供給開始信号を受信した場合には、制御部32は、半導体スイッチ12аのオフ状態を維持しつつ、半導体スイッチ11аをオフからオンに切り替える(図2の時刻t)。
次に、制御部32は、半導体スイッチ12аを定常的にオンにする前に、半導体スイッチ12аの故障診断を行う。制御部32は、半導体スイッチ12аをオン状態に切り換えて、センサ12bから電流検出値を取得する。制御部32は、センサ12bの電流検出値と所定の電流閾値(Ith_L2)とを比較する。電流閾値(Ith_L2)は、半導体スイッチ12аのオープン故障を検知するための電流閾値であり予め設定されている。半導体スイッチ12аの電流検出値が電流閾値(Ith_L2)より低い場合には、制御部32は、半導体スイッチ12аのオープン故障が発生していると判定する。一方、センサ12bの電流検出値が電流閾値(Ith_L2)以上である場合には、制御部32は、半導体スイッチ12аは正常であると判定する。すなわち、半導体スイッチ12аへの制御要求がオンであるにも関わらず、センサ12bの電流検出値がゼロ又はゼロに近い値である場合には、制御部32は、半導体スイッチ12аのオープン故障が発生していると判定する。なお、半導体スイッチ12аの故障診断を実行する場合に、半導体スイッチ12аのオン期間は、制御部32が半導体スイッチ12аの故障診断を実行できる時間が確保できる程度に設定されればよい。
制御部32は、半導体スイッチ12аのオープン故障が発生していないことを判定した後、半導体スイッチ12аをオンからオフに切り換えて、センサ12bから電流検出値を取得する。制御部32は、センサ12bの電流検出値と所定の電流閾値(Ith_H2)とを比較する。電流閾値(Ith_H1)は、半導体スイッチ12аのショート故障を検知するための電流閾値であり予め設定されている。半導体スイッチ12аの電流検出値が電流閾値(Ith_H1)より高い場合には、制御部32は、半導体スイッチ12аのショート故障が発生していると判定する。一方、センサ12bの電流検出値が電流閾値(Ith_H1)以下である場合には、制御部32は、半導体スイッチ12аは正常であると判定する。すなわち、半導体スイッチ12аへの制御要求がオフであるにも関わらず、センサ12bの電流検出値が高い値である場合には、制御部32は、半導体スイッチ12аのショート故障が発生していると判定する。
本実施形態では、電源1と負荷回路2との間で、半導体スイッチ11а、12bを直列に接続されている。そして、センサ12bを用いて半導体スイッチ12аの電流の導通状態を検知し、半導体スイッチ12аの故障診断を行うためには、電源1から半導体スイッチ12аのドレイン端子まで、電力を供給する必要がある。そのため、半導体スイッチ11аがターンオンするタイミング(時刻t)と半導体スイッチ12аがターンオンするタイミング(時刻t)との間に、半導体スイッチ12аの故障診断が実行される。これにより、半導体スイッチ12аの故障診断を正確に実行できる。
制御部32は、半導体スイッチ12аが正常であることを判定した後、半導体スイッチ12аをオフ状態からオン状態に切り換え(図2の時刻t)、半導体スイッチ12аを定常的にオン状態にする。時刻tの時点より、電源1の電力が負荷回路2に定常的に供給される。
電源1の電力が負荷回路2に定常的に供給されている状態で、制御部32は、半導体スイッチ11аの故障診断を実行する。図2に示すグラフでは、制御部32は、時刻tから時刻tまでの間で、半導体スイッチ11аの故障診断を実行する。なお、半導体スイッチ11аの故障診断は、時刻tの直後の時間帯など、負荷回路2への電力供給に影響を及ぼさない時間帯に実行されればよい。
制御部32は、半導体スイッチ12аをオフからオンに切り換えた後に、センサ11аから電流検出値を取得する。制御部32は、センサ11bの電流検出値と所定の電流閾値(Ith_L1)とを比較する。電流閾値(Ith_L1)は、半導体スイッチ11аのオープン故障を検知するための電流閾値であり予め設定されている。センサ11bの電流検出値が電流閾値(Ith_L1)より低い場合には、制御部32は、センサ11аのオープン故障が発生していると判定する。一方、センサ12bの検出電流が電流閾値(Ith_L2)以上である場合には、制御部32は、センサ12аは正常であると判定する。すなわち、半導体スイッチ11аへの制御要求がオンであるにも関わらず、センサ11bの電流検出値がゼロ又はゼロに近い値である場合には、制御部32は、半導体スイッチ11аのオープン故障が発生していると判定する。
次に、制御部32は、半導体スイッチ11аのオープン故障が発生していないことを判定した後に、制御部32аは、半導体スイッチ11аをオンからオフに切り換え、センサ12bから電流検出値を取得する。制御部32は、センサ12bの電流検出値と所定の電流閾値(Ith_H1)とを比較する。電流閾値(Ith_H1)は、半導体スイッチ12аのショート故障を検知するための電流閾値であり予め設定されている。センサ12bの電流検出値が電流閾値(Ith_H1)より高い場合には、制御部32は、センサ12аのショート故障が発生していると判定する。一方、センサ12bの電流検出値が電流閾値(Ith_H1)以下である場合には、制御部32は、半導体スイッチ11аは正常であると判定する。すなわち、半導体スイッチ12аへの制御要求がオフであるにも関わらず、センサ12bの電流検出値が高い値である場合には、制御部32は、半導体スイッチ11аのショート故障が発生していると判定する。なお、半導体スイッチ11аの故障診断を実行する場合に、半導体スイッチ11аのオフ期間は、制御部32が半導体スイッチ11аの故障診断を実行できる時間が確保できる程度に設定されればよい。そして、制御部32は、半導体スイッチ11аが正常であることを検知した場合には、半導体スイッチ11аをオンに戻す。
制御部32は、上位コントローラ5から、電源1から負荷回路2への電力供給を終了する電力供給終了信号を受信した場合には、制御部32は、半導体スイッチ11аのオン状態を維持しつつ、半導体スイッチ12аをオンからオフに切り替える(図2の時刻t)。
次に、制御部32は、半導体スイッチ11аを定常的にオフにする前に、半導体スイッチ12аの故障診断を行う。制御部32は、半導体スイッチ12аがターンオフするタイミング(時刻t)と半導体スイッチ11аがターンオフするタイミング(時刻t)との間に、半導体スイッチ12аの故障診断を行う。時刻tと時刻tと間に実行される半導体スイッチ12аの故障診断方法は、時刻tと時刻tと間に実行される半導体スイッチ12аの故障診断方法と同様であるため、診断方法の詳細な説明を省略する。
そして、制御部32は、半導体スイッチ12аが正常であることを検知した後に、半導体スイッチ11аをオン状態からオフ状態に切り換え(図2の時刻t)、半導体スイッチ11аを定常的にオフ状態にする。
次に、制御部32による自己診断制御の制御フローを、図3を用いて説明する。図3は、制御部32による自己診断制御の制御フローを示すフローチャートである。
ステップS1にて、制御部32は、上位コントローラ5から電力供給開始信号を受信したか否かを判定する。電力供給開始信号を受信した場合には、ステップS2にて、制御部32は、半導体スイッチ11аをターンオンするための駆動要求信号を駆動部31に送信する。ステップS3にて、制御部32は、半導体スイッチ11аをオンにした状態で、半導体スイッチ12аのオン、オフを切り換えるための駆動要求信号を駆動部31に送信し、半導体スイッチ12аのオン、オフの各状態における半導体スイッチ12аの電流検出値を、センサ12bから取得し、半導体スイッチ12аの駆動要求に対するセンサ12bの電流検出値に基づき半導体スイッチ12аの故障診断を実行する。
ステップS4にて、制御部32は、半導体スイッチ12аの故障が発生したか否かを判定する。半導体スイッチ12аの故障を検知した場合には、制御部32は、ステップS13の制御フローを実行する。半導体スイッチ12が正常であることを検知した場合には、制御部32は、ステップS5の制御フローを実行する。
ステップS5にて、制御部32は、半導体スイッチ12аをターンオンするための駆動要求信号を駆動部31に送信する。ステップS6にて、制御部32は、半導体スイッチ12аをオンにした状態で、半導体スイッチ11аのオン、オフを切り換えるための駆動要求信号を駆動部31に送信し、半導体スイッチ11аのオン、オフの各状態における半導体スイッチ11аの電流検出値を、センサ11bから取得する。制御部32は、半導体スイッチ11аの駆動要求に対するセンサ11bの電流検出値に基づき半導体スイッチ11аの故障診断を実行する。
ステップS7にて、制御部32は、半導体スイッチ11аの故障が発生したか否かを判定する。半導体スイッチ11аの故障を検知した場合には、制御部32は、ステップS13の制御フローを実行する。半導体スイッチ11が正常であることを検知した場合には、制御部32は、ステップS8の制御フローを実行する。
ステップS8にて、制御部32は、上位コントローラ5から電力供給終了信号を受信したか否かを判定する。電力供給終了信号を受信していない場合には、制御部32は、ステップS3以降の制御フローを実行する。
電力供給終了信号を受信した場合には、ステップS9にて、制御部32は、半導体スイッチ11аをターンオフするための駆動要求信号を駆動部31に送信する。ステップS10にて、制御部32は、半導体スイッチ11аをオンにした状態で、半導体スイッチ12аの故障診断を実行する。ステップS10の制御処理は、ステップS3の制御処理と同様である。
ステップS11にて、制御部32は、半導体スイッチ12аの故障が発生したか否かを判定する。半導体スイッチ12аの故障を検知した場合には、制御部32は、ステップS13の制御フローを実行する。半導体スイッチ12が正常であることを検知した場合には、ステップS12にて、制御部32は、半導体スイッチ11аをターンオフするための駆動要求信号を駆動部31に送信し、半導体スイッチ12аをターンオフさせて、制御フローを終了する。
半導体スイッチ11аの故障又は半導体スイッチ12аの故障を検知した場合には、ステップS13にて、制御部32はフェール制御を実行する。フェール制御は、半導体スイッチ11а、12аの故障原因及び故障発生時に負荷に対して要求される動作によって異なる。例えば、負荷回路2がランプなど、故障発生時に負荷出力を維持したい負荷であって、半導体スイッチ11а、12аのショート故障を検知した場合には、制御部32は、正常な半導体スイッチ11а、12аをオン状態にする。これにより、半導体スイッチ11а、12аのショート故障が発生した場合に、負荷に対して電力供給を継続できる。また、負荷回路2がエアーコンデショナーなど、故障発生時に負荷出力を停止したい負荷であって、半導体スイッチ11а、12аのショート故障を検知した場合には、制御部32は、正常な半導体スイッチ11а、12аをオフ状態にする。これにより、半導体スイッチ11а、12аのショート故障が発生した場合に、負荷に対する電力供給を停止して、回路保護を図ることができる。
図1に示すように、本実施形態では、複数の半導体スイッチ11а、12аが、電力供給線に接続されており、複数の半導体スイッチ11а、12аは電源1と負荷回路2との間で直列に接続されている。これにより、電力供給装置に含まれる配線系の上流に、ヒューズを接続しなくてもよいため、装置の大型化を防止できる。
ところで、従来回路では、電源1の電力を複数の負荷回路2に分配する回路において、電源1と負荷回路2との間にヒューズを接続して、ヒューズにより負荷回路2を保護している。このような回路において、装置の小型化を図るために配線系にヒューズを接続しないことも考えられる。しかしながら、ヒューズを設けない場合には、過電流が流れた場合に、配線系及び負荷を保護できないという問題が生じる。本実施形態では、複数の半導体スイッチ11а、12аが、電源1と負荷回路2との間で直列に接続されているため、例えば過電流が電力線4及びハーネス3に流れた場合には、半導体スイッチ11а又は半導体スイッチ12аをターンオフさせることで、配線系及び負荷回路2を保護することができる。
本実施形態では、半導体スイッチ12аの異常を検知した場合には、半導体スイッチ111аをオン状態からオフ状態に切り換える。これにより、配線系及び負荷回路2の保護を図ることができる。
なお、本実施形態では、直列に接続される半導体スイッチ11а、12аの数は、2つに限らず、3つ以上であってもよい。また、負荷回路2は1つに限らず、複数でもよい。電源1の電力を複数の負荷回路2に供給する場合には、電力線4を分岐配線で構成すればよい。分岐配線は、単一の配線と、単一の配線の端部を分岐点として、各負荷回路2に電力を供給するように分岐された複数の配線を有している。そして、分岐配線の分岐点よりも上流(電源1に近い側)に位置する単一配線には、1つの半導体スイッチ11аが接続されている。また、分岐点よりも下流(各負荷回路2に近い側)に位置する複数配線には、半導体スイッチ12аがそれぞれ接続されている。このとき、分岐点で分岐された配線数と、半導体スイッチ12аの数、及び負荷回路2の数が対応している。例えば、負荷回路2の数が5つの場合には、分岐点で分岐された配線数は5本であり、半導体スイッチ12аは5個となる。すなわち、上流側に位置する半導体スイッチ11аは、電源から複数の負荷回路2全体への電力供給線における電気的な導通及び遮断を切り替えるスイッチとして機能し、半導体スイッチ12аは、電源1から各負荷回路2への個別の電力供給線における電気的な導通及び遮断を切り替えるためのスイッチとして機能する。
なお、本実施形態における半導体スイッチ12аの故障診断は、図2に示す時刻tから時刻tまでの間の時間、及び、時刻tから時刻tまでの間の時間のうち、いずれか一方の時間に実行されればよい。
本実施形態において、制御部32が、上位コントローラ5から電力供給開始信号を受信した場合に、制御部32は、半導体スイッチ11а、12аをオンに切り換えるときの遅延時間を適宜、設定してもよい。遅延時間は、半導体スイッチ11аをターンオンするタイミング(図2の時刻t)から半導体スイッチ12аをターンオンするタイミング(図2の時刻t)までの時間であり、半導体スイッチ11аのオンにするタイミングに対して、半導体スイッチ12аをオンにするタイミングを遅らせる時間に相当する。また、制御部32が、上位コントローラ5から電力供給終了信号を受信した場合に、制御部32は、半導体スイッチ11а、12аをオフに切り換えるときの遅延時間を適宜、設定してもよい。遅延時間は、半導体スイッチ11аをターンオフするタイミング(図2の時刻t)から半導体スイッチ12аをターンオフするタイミング(図2の時刻t)までの時間であり、半導体スイッチ11аのオフにするタイミングに対して、半導体スイッチ12аをオフにするタイミングを遅らせる時間に相当する。
本実施形態における「ハーネス3」及び「電力線4」が本発明における「電力供給線」の一例に相当する。
なお、本実施形態では、半導体スイッチ11а及び半導体スイッチ12аは、同一のスイッチに限らず、異なるスイッチ(トランジスタ)で構成されてもよい。半導体スイッチ11а、12аはディスクリート部品で構成されてもよい。
<第2実施形態>
図4は本発明の第2実施形態に係る電力供給システムの構成の一部を示すブロック図である。なお、上述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略して、上述の実施形態においてした説明を援用する。図4では、電源1等の構成の一部の図示が省略されている。
電力供給装置100は、スイッチングデバイス11、12、電源レギュレータ20、及びコントローラ30に加えて、論理回路41と比較器42を備えている。論理回路41は、AND回路である。論理回路41への入力信号は、駆動部31から出力されるスイッチング信号(図4に示すSW信号)と、比較器42から出力される信号である。論理回路41の出力信号は、半導体スイッチ11аの駆動電圧を出力するための信号であり、半導体スイッチ11аのゲート電極に出力される。
比較器42は、センサの電流検出値と所定の電流閾値(Ith)とを比較し、その比較結果を制御部32及び論理回路41に出力する。スイッチング信号、論理回路41の出力信号、比較器42の出力信号は、ハイレベル(Hレベル)とローレベル(Lレベル)の2レベルで表される信号である。ハイレベルは半導体スイッチ11аのオン状態を示し、ローレベルは半導体スイッチ11аのオン状態を示す。
論理回路41は、スイッチング信号及び比較器42の出力信号を入力として論理演算を行い、論理演算の論理結果を半導体スイッチ11аに出力する。具体的には、スイッチング信号及び比較器42の出力信号のうち、少なくともいずれか一方の信号がローレベルである場合には、論理回路41は、ローレベルの信号を半導体スイッチ11аに出力する。スイッチング信号及び比較器42の出力信号が、両方ともハイレベルである場合には、論理回路41は、ハイレベルの信号を半導体スイッチ11аに出力する。ハイレベルの信号が入力されると半導体スイッチ11аはオン状態になり、ローレベルの信号が入力されると半導体スイッチ11аはオフ状態になる。
比較器42は、センサ11bの電流検出値と電流閾値(Ith)とを比較し、その比較結果を出力信号として、制御部32及び論理回路41に出力する。具体的には、センサ11bの電流検出値が電流閾値(Ith)より高い場合には、比較器42はローレベルの信号を出力する。センサ11bの電流検出値が電流閾値(Ith)以下である場合には、比較器42はハイレベルの信号を出力する。すなわち、比較器42は、過電流を検知する機能を有している。
制御部32は、上位コントローラ5からの外部要求信号に応じて、半導体スイッチ11а、12аのオン状態とオフ状態を切り替えるための駆動要求信号を、駆動部31に出力する。また、制御部32は、比較器42の出力信号がローレベルの場合には、半導体スイッチ11аをオフ状態に切り換えるための駆動要求信号を駆動部31に出力する。駆動部31は、駆動要求信号に応じたスイッチング信号を、半導体スイッチ11а及び半導体スイッチ12аに出力する。
次に、図4に示す回路の動作について説明する。半導体スイッチ11аが正常な状態で、スイッチング信号のレベルがハイレベルのときの回路動作を説明する。ハイレベルのスイッチング信号が論理回路41に入力されると、論理回路41はハイレベルの信号を出力し、半導体スイッチ11аはオン状態となる。図4に図示されていない、半導体スイッチ12аもオン状態になるため、半導体スイッチ11аには電流が流れる。負荷回路2、ハーネス3等に異常が生じていない場合には、正常電流が半導体スイッチ11аに流れ、センサ11bの電流検出値は正常な値となる。正常時の電流検出値は電流閾値(Ith)以下となるため、比較器42は、ハイレベルの信号を論理回路41及び制御部32にそれぞれ出力する。
過電流が流れたときの回路動作を説明する。半導体スイッチ11а、12аがオン状態であり、過電流が流れた場合には、センサ11аの電流検出値は電流閾値(Ith)より高くなる。比較器42は、ローレベルの信号を論理回路41及び制御部32にそれぞれ出力する。論理回路41は、ハイレベルのスイッチング信号とローレベルの信号との論理積を演算し、ローレベルの信号を半導体スイッチ11аに出力する。
過電流が流れ、半導体スイッチ11аがオフ状態に切り替わった後の回路動作を説明する。半導体スイッチ11аがオフ状態になっているため、センサ11bの電流検出値はゼロになる。センサ11bの電流検出値は電流閾値(Ith)以下となるため、比較器42はハイレベルの信号を論理回路41及び制御部32にそれぞれ出力する。このとき、スイッチング信号がハイレベルになっている場合には、論理回路41は、ハイレベルのスイッチング信号と、比較器42のハイレベルの出力信号との論理積を演算することになり、ハイレベルの信号を半導体スイッチ11аに出力する。そして、半導体スイッチ11аがオフからオンに切り替わってしまう。このような回路構成では、過電流が再び半導体スイッチ11аに流れることになり、結果として、過電流の導通及び遮断を繰り返すことになってしまう。
本実施形態では、過電流の導通及び遮断を繰り返すことを防ぐために、ローレベルの信号が比較器42から制御部32に出力された場合には、制御部32は、半導体スイッチ11аをオフにするための要求駆動信号を駆動部31へ出力する。そして、駆動部31は、ローレベルのスイッチング信号を論理回路41に出力する。過電流が流れて、半導体スイッチ11аがターンオフした後に、ローレベルのスイッチング信号が論理回路41に入力される。これにより、過電流が流れ、半導体スイッチ11аがオフ状態に切り替わった後に、比較器42の出力信号のレベルがハイレベルになった場合でも、論理回路41の出力信号はローレベルで維持される。その結果として、半導体スイッチ11аはオフ状態を維持するため、過電流の導通及び遮断を繰り返すことを防止できる。比較器42により半導体スイッチ11аをオフ状態に切り換えて、過電流を遮断した状態を維持できる。
ここで、比較器42の出力信号に対するスイッチング信号の出力値(信号レベル)が確定するまでの時間(以下、第1時間と称す)、及び、センサ11bの電流検出値の変化に対して比較器42の出力が確定するまでの時間(第2時間と称す)について説明する。上記のとおり、本実施形態では、過電流の導通及び遮断が繰り返されることを防ぐために、比較器42から論理回路41への出力信号がローレベルからハイレベルに切り替わるタイミングよりも前に、駆動部31は、制御部32からの駆動要求信号に応じて、ローレベルのスイッチング信号を論理回路41に出力する。このような制御を実現するために、本実施形態では、第1時間が第2時間よりも短い。
制御部32はマイコンで構成されており、第1時間は、マイコンによる制御出力の確定時間に応じて決まる。制御出力確定時間は、マイコンへの入力に対して、マイコン出力が確定するまでの時間である。また、第2時間は、比較器42の出力信号の時定数に応じて決まる。そして、第1時間が第2時間より短くなるように、比較器42の出力信号の時定数及びマイコン制御出力確定時間が設定されている。
本実施形態では、センサ11bの電流検出値と電流閾値(Ith)とを比較し、その比較結果を出力する比較器42と、スイッチング信号及び比較器42の出力信号を入力として論理演算を行い、論理演算の結果を半導体スイッチ11аに出力する論理回路41とを備えている。これにより、過電流の導通時に、短時間で半導体スイッチ11а、12аをターンオフさせて、半導体スイッチ11а、12а及び負荷回路2の保護を図ることができる。
また本実施形態では、比較器42は、電流検出値が異常を示す場合にローレベルの信号を論理回路41及び制御部32に出力し、電流検出値が正常を示す場合にハイレベルの信号を論理回路41及び制御部32に出力する。論理回路41は、スイッチング信号又は比較器42の出力信号の何れか一方の信号がローレベルである場合に、ローレベルの信号を半導体スイッチ11аに出力する。このように本実施形態は、比較器42を用いて過電流を検知し、比較器42による異常検知の結果を、論理回路41にフィードバックをするような回路構成を有している。
論理回路41及び比較器42を含むフィードバック回路は、センサ11bから出力されるアナログ値に対して、二進法の真理値を用いた論理演算を行うため、動作速度が速い。例えば、制御部32が一般的なマイコンで構成された場合に、制御部32の処理時間は数十μ秒となり、さらに処理時間を短くするためには、高価なマイコンが必要となる。一方、論理回路41及び比較器42を含むフィードバック回路は、シンプルな回路で構成されているため、フィードバック回路の処理時間は、制御部32の処理時間より短い。このため、本実施形態では、過電流の導通時に、短時間で半導体スイッチ11а、12аをターンオフさせることができ、半導体スイッチ11а、12а及び負荷回路2の保護を図ることができる。また、半導体スイッチ11аはオフ状態を維持するため、過電流の導通及び遮断を繰り返すことを防止できる。
また本実施形態では、第1時間が第2時間よりも短い。このため、半導体スイッチ11аはオフ状態を維持するため、過電流の導通及び遮断を繰り返すことを防止できる。
なお、本実施形態では、比較器42に入力される半導体スイッチ11аの状態値は、センサ11bの電流検出値としたが、比較器42の入力は、半導体スイッチ11の電圧又は半導体スイッチ11の温度でもよい。センサ11bに電圧センサを用いた場合には、電圧センサの電圧検出値が比較器42に入力される。また、半導体スイッチ11аの温度を検出する温度センサを用いた場合には、温度センサの温度検出値が比較器42に入力される。論理回路41及び比較器42の回路構成及び判定ロジックは同様である。
なお、図4に示される論理回路41及び比較器42は、コントローラ30とスイッチングデバイス12との間に接続されてもよい。また、図4に示される論理回路41及び比較器42は、コントローラ30とスイッチングデバイス11との間、及び、コントローラ30とスイッチングデバイス12との間に接続されてもよい。
なお本実施形態では、電力供給装置100は、論理回路41、比較器42等に加えて、プルアップ回路43を有してもよい。図5は、本発明の変形例に係る電力供給装置の構成の一部を示すブロック図である。
プルアップ回路43は、スイッチング信号が入力される論理回路41の入力端子に接続されている。プルアップ回路43は、抵抗43аとスイッチ43bを有している。プルアップ回路43の高電位側の端部は電源1に電気的に接続されており、プルアップ回路43の基準電位(Vcc)は、電源1の電圧から得られる。プルアップ回路43の低電位側の端部は接地されている。スイッチ43bのオン、オフは、制御部32により制御される。制御部32が、半導体スイッチ11аをオンにする駆動要求信号を駆動部31に出力する場合には、制御部32はスイッチ43bをオン状態にする。また、制御部32が、半導体スイッチ11аをオフにする駆動要求信号を駆動部31に出力する場合には、制御部32はスイッチ43bをオフ状態にする。
例えば、電源1から負荷回路2に電力を供給している状態で、何らかの原因によりコントローラ30の動作が停止した場合には、ハイレベルのスイッチング信号が駆動部31から比較器42に出力されなくなる。このとき、プルアップ回路43は、スイッチ43bのオン状態を保持することで、ハイレベルの電位がプルアップ回路43から論理回路41の入力端子に入力される。そのため、コントローラ30の動作が停止した場合でも、半導体スイッチ11аのオン状態を維持できる。また、プルアップ回路43が半導体スイッチ11аのオンを維持する状態で、過電流がハーネス3及び電力線4に流れた場合には、比較器42による過電流検知機能により、過電流が検知され、半導体スイッチ11аはオフ状態に切り替わる。これにより、半導体スイッチ11а、12а及び負荷回路2を保護できる。
なお、変形例に係る電力変換装置は、プルアップ回路43の代わりにプルダウン回路を接続してもよい。プルダウン回路の接続位置は、図5に示すプルアップ回路43の接続位置と同様である。
なお、本実施形態では、過電流が導通した場合には、比較器42による過電流検知機能により、ローレベルの信号が比較器42から論理回路41及び制御部32に出力され、半導体スイッチ11аはオフ状態に切り替わる。そして、過電流の導通及び遮断を繰り返すことを防ぐために、制御部32は、半導体スイッチ11аをオフにするための要求駆動信号を駆動部31へ出力し、半導体スイッチ11аのオフ状態を維持させている。本実施形態の変形例では、このような回路動作とは異なり、過電流導通時に、半導体スイッチ11а、12аのオン、オフ動作の繰り返しを利用して、異常を外部に通知できるように構成されてもよい。具体的には、例えば、図4に示す電力供給装置において、比較器42の出力信号を論理回路41のみに出力し、制御部32に出力しないように構成する。そして、制御部32は、例えばセンサ11аの電流検出値の変化から、半導体スイッチ11аのオン、オフ動作の繰り返しを検知する。コントローラ30は、半導体スイッチ11аのオン、オフの繰り返しに対応させて、例えばランプ等を点滅させて、外部に異常を通知する。このとき、ランプの点滅速度は、人により点滅を認識できる程度のスピードが好ましく、例えば30Hz以下、より好ましくは5〜10Hz程度にすればよい。半導体スイッチ11аのオン、オフ動作を繰り返す際の動作速度も、ランプの点滅速度に合わせるとよい。これにより、人が、半導体スイッチ11а、12а及び負荷回路2の異常を認識できる。
なお、半導体スイッチ11аのオン、オフ動作が繰り返されて、過電流が半導体スイッチ11а、12аに繰り返し流れた場合には、大きな負荷が、半導体スイッチ11а、12аに加わるおそれがある。そのため、半導体スイッチ11а、12のオン、オフ動作の繰り返しを利用して、異常を外部に通知する場合には、例えば、一定期間、半導体スイッチ11а、12のオン、オフ動作を繰り返し行い、一定時間を経過した後は、半導体スイッチ11а、12аを強制的にオフにする。これにより、半導体スイッチ11а、12аの保護を図ることができる。
<第3実施形態>
図6は本発明の第3実施形態に係る電力供給システムを示すブロック図である。なお、上述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略して、上述の実施形態においてした説明を援用する。
電力供給装置100は、スイッチングデバイス11、12、電源レギュレータ20、及びコントローラ30に加えて、電圧センサ51、52を備えている。電圧センサ51は、スイッチングデバイス12の上流側の電圧を検出する。電圧センサ52は、スイッチングデバイス12の下流側の電圧を検出する。スイッチングデバイス12の上流側の電圧は、半導体スイッチ12аのドレイン電圧に相当し、スイッチングデバイス12の下流側の電圧は、半導体スイッチ12аのソース電圧に相当する。電圧センサ51は、スイッチングデバイス11とスイッチングデバイス12との間に接続されている。電圧センサ52はスイッチングデバイス12と負荷回路2との間に接続されている。電圧センサ51、52は、電圧検出値を制御部32に出力する。
コントローラ30は、電圧センサ51を用いて半導体スイッチ12аの高電位側の電圧を検出し、電圧センサ52を用いて半導体スイッチ12аの低電位側の電圧を検出し、センサ12bを用いて半導体スイッチ12аに流れる電流を検出する。コントローラ30は、検出された高電位側の電圧、検出された低電位側の電圧、検出された電流に基づき、半導体スイッチ12аのオン抵抗を算出し、算出されたオン抵抗に基づき、半導体スイッチ12аの状態を検知する。
具体的には、制御部32は、電圧センサ51から電圧検出値(V)を取得し、電圧センサ52から電圧検出値(V)を取得し、センサ12bから電流検出値(I)を取得する。制御部32は、電圧センサ51の電圧検出値(V)と電圧センサ52の電圧検出値(V)との差分を演算することで、半導体スイッチ12аの高電位側電位と低電位側電位の電位差を演算する。そして、制御部32は、演算された電位差を電流検出値(I)で除算することで、半導体スイッチ12аのオン抵抗(Rоn)を算出する。制御部32による、オン抵抗(Rоn)の演算式は、下記式(1)で表される。
Figure 2019193344
メモリ33には、オン抵抗の許容範囲を示す値が予め記憶されている。オン抵抗の許容範囲は、半導体スイッチ11а、12аに使用されるトランジスタの性質等により決まる。制御部32は、演算されたオン抵抗(Rоn)と、オン抵抗の許容範囲とを比較する。演算されたオン抵抗(Rоn)が許容範囲内である場合には、制御部32は、半導体スイッチ12аが正常であると判定する。演算されたオン抵抗(Rоn)が許容範囲外である場合には、制御部32は、半導体スイッチ12аの異常が発生している判定する。半導体スイッチ12аの異常を検知した場合には、コントローラ30は、半導体スイッチ11аをオンからオフに切り替え、半導体スイッチ12аの異常を通知する。
本実施形態では、半導体スイッチ12аの高電位側の電圧、半導体スイッチ12аの低電位側の電圧、及び半導体スイッチ12аに流れる電流をそれぞれ検出し、検出された電圧及び検出された電流に基づき、半導体スイッチ12аのオン抵抗を算出し、算出されたオン抵抗に基づき半導体スイッチ12аの状態を検知する。
ここで、スイッチングデバイス11、12の特性について説明する。例えば、スイッチングデバイス11、12は、MOSFET等の半導体素子を用いたデバイスのため、経年劣化、静電気、サージ電圧等により、FETのゲート酸化膜に過剰な負荷が加わった場合には、半導体スイッチ11а、12аの動作不良が発生する可能性がある。スイッチングデバイス11、12は、センサ11b、12bにより、半導体スイッチ11а、12аのソース電極に流れる電流を検出している。そのため、センサ11b、12bの電流検出値を用いて、半導体スイッチ11а、12аの状態を検知することも考えられる。しかしながら、半導体スイッチ11а、12аの素子構造のうち、ドレインソース間の電流に影響を及ぼさないような部分に異常が生じた場合には、センサ11b、12bの電流検出値は正常値を示すため、半導体スイッチ11、12аの異常を検知することができない。
また、経年劣化や静電気による影響は、素子自体の異常に限らず、例えばスイッチングデバイス11、12の内部配線又は一部のセルの溶融等を引き起こすおそれがある。そして、このような異常が生じた場合には、ゲート−ソース間の電圧低下、又は、ドレイン−ソース間のリーク電流増加が生じる。しかしながら、電圧低下が小さい場合、又は、リーク電流が瞬時的に増加した場合には、センサ11b、12bの電流検出値を用いて、異常を検知できないおそれがある。そして、半導体スイッチ11а、12аゲート電圧が低下すると、半導体スイッチ11а、12аのドレイン−ソース間の抵抗(オン抵抗:Rоn)が高くなり、半導体スイッチ11а、12аの温度が上昇する。
本実施形態では、電圧センサ51、52の電圧検出値及びセンサ11bの電流検出値に基づき、半導体スイッチ12аのオン抵抗を算出し、算出されたオン抵抗に基づき半導体スイッチ11аの異常を検知する。このため、センサ12bの電流検出値に表れないような、半導体スイッチ12аの異常を検知できる。その結果として、半導体スイッチ12аを保護できる。
なお、本実施形態では、半導体スイッチ11аのオン抵抗を算出し、算出されたオン抵抗に基づき半導体スイッチ11аの異常を検知してもよい。オン抵抗を算出するためには、半導体スイッチ11аの上流側に電圧センサを別途接続し、別途接続された電圧センサと電圧センサ51を用いて、半導体スイッチ11аの高電位側の電圧及び低電位側の電圧を検出する。そして、半導体スイッチ11аの高電位側の電圧と低電位側の電圧との電位差を算出し、算出された電位差をセンサ11bの電流検出値で除算することで、半導体スイッチ11аのオン抵抗を算出する。
なお、本実施形態では、半導体スイッチ11а、12aのオン抵抗を算出するために、センサ11а、12bの電流検出値の代わりに、負荷回路2の定常電流値を用いて、半導体スイッチ11а、12аのオン抵抗を算出してもよい。スイッチングデバイス11、12、電力供給線及び負荷回路2が正常状態である場合には、負荷回路2に印加される電圧は、負荷回路2に含まれる抵抗値により決まる。そして、電力供給装置100に接続される負荷回路2が予め決まっている場合には、負荷回路2の定常電流値も決まる。すなわち、本実施形態では、半導体スイッチ11а、12аの高電位側の電圧、及び、半導体スイッチ11а、12аの低電位側の電圧をそれぞれ検出し、検出された電圧及び負荷回路2の定常電流値に基づき、半導体スイッチ11а、12аのオン抵抗を算出し、算出されたオン抵抗に基づき半導体スイッチ11а、12аの状態を検知する。このため、センサ11b、12bの電流検出値に表れないような、半導体スイッチ11а、12аの異常を検知できる。その結果として、半導体スイッチ11а、12аを保護できる。
<第4実施形態>
図7は本発明の第4実施形態に係る電力供給システムを示すブロック図である。なお、上述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略して、上述の実施形態においてした説明を援用する。
電力供給装置100は、スイッチングデバイス11、12、電源レギュレータ20、及びコントローラ30に加えて、バイパス回路61、62を備えている。バイパス回路61、62は、電力供給装置100の出力側で短絡が発生した場合に、ハイレベルのスイッチング信号が半導体スイッチ11а、12のゲート電極に入力されないように、ハイレベルのスイッチング信号を回避させるための回路である。バイパス回路61は抵抗61а及びダイオード61bの直列回路で構成されている。バイパス回路62は抵抗62а及びダイオード62bの直列回路で構成されている。バイパス回路61の一端は、信号線63に接続されている。バイパス回路61の他端はハーネス3に接続されている。バイパス回路62の一端は、信号線64に接続されている。バイパス回路62の他端はハーネス3に接続されている。信号線63は、駆動部31と半導体スイッチ11аのゲート電極との間を接続しており、スイッチング信号を半導体スイッチ11аのゲート電極に流す。信号線64は、駆動部31と半導体スイッチ12аのゲート電極との間を接続しており、スイッチング信号を半導体スイッチ12аのゲート電極に流す。ダイオード61bの導通方向(順方向電流が流れる向き)が、信号線63からハーネス3に電流を流す方向になるように、バイパス回路61は接続されている。また、ダイオード62bの導通方向(順方向電流が流れる向き)が、信号線64からハーネス3に電流を流す方向になるように、バイパス回路61は接続されている。
次に、図7に示す回路の動作について説明する。半導体スイッチ11а、12、負荷回路2、ハーネス3、及び、電力線4が正常な状態のときの回路動作について説明する。駆動部31は、ハイレベルのスイッチング信号を半導体スイッチ11а及び半導体スイッチ12аにそれぞれ出力する。電力供給装置100の出力側には、抵抗成分Rを含む負荷回路2が接続されている。
ここで、半導体スイッチ11аのドレイン電圧をVd1、半導体スイッチ11аのオン抵抗をRon1、半導体スイッチ12аのドレイン電圧をVd2、半導体スイッチ11аのオン抵抗をRon2とする。また電力線4の配線抵抗をRとし、電力供給装置100の出力側の抵抗をRとする。抵抗Rは、ハーネス3の配線抵抗及び負荷回路2に含まれる抵抗Rの合成抵抗に相当する。スイッチングデバイス11、12には、動作電圧の定格値が予め決まっており、動作電圧の定格値は、半導体スイッチ11а、12аのドレイン電圧で表される。そして、半導体スイッチ11а、12аのドレイン電圧が動作電圧の定格よりも低くなると、スイッチングデバイス11、12は正常に動作しないおそれがある。
半導体スイッチ11аのドレイン電圧(Vd1)及び半導体スイッチ12аのドレイン電圧(Vd2)は、電源1の電圧と、4つの抵抗(R、Ron1、Ron2、R)で構成される抵抗分圧回路によって決まる。半導体スイッチ11а、12аのドレイン電極よりも下流側には、抵抗(R)が接続されている。
抵抗(R)が適切な抵抗値をもつ場合には、スイッチングデバイス12の出力電圧は0Vより高くなり、ダイオード61b、62bのカソードの電位は、アノードの電位より高くなる。そのため、ハイレベルのスイッチング信号は、バイパス回路61、62に伝送されず、半導体スイッチ11а及び半導体スイッチ12аのゲート電極に入力される。
次に、半導体スイッチ11а、12а、及び電力線4が正常な状態で、電力供給装置100の出力側で短絡が発生した場合の回路動作について説明する。電力供給装置の出力側の短絡は、ハーネス3の短絡、又は、負荷回路2の内部短絡等である。
電力供給装置100の出力側で短絡が発生した場合には、抵抗(R)がゼロ又はゼロに近い値になる。抵抗(R)分の抵抗がなくなり、半導体スイッチ11а、12аのドレイン電圧(Vd1、Vd2)は、3つの(R、Ron1、Ron2)で構成される抵抗分圧回路によって決まるため、ドレイン電圧(Vd1、Vd2)は低くなる。そして、半導体スイッチ11а、12аのドレイン電圧が定格未満になると、スイッチングデバイス11、12が正常に動作しないおそれがある。このとき、バイパス回路61、62が接続されていない場合には、ハイレベルのスイッチング信号が半導体スイッチ11а、12аのゲート電極に出力され、半導体スイッチ11а、12аはオン状態を維持する。そのため、電力供給装置の出力側の短絡により異常が発生した場合でも、半導体スイッチ11а、12をターンオフさせることができない。
一方、本実施形態では、図7に示すように、バイパス回路61、62が接続されている。そして、電力供給装置100の出力側で短絡が発生した場合には、スイッチングデバイス12の出力電圧はほぼゼロになり、ダイオード61а、62аのカソード電位がアノード電位より低くなる。ハイレベルのスイッチング信号は駆動部31からバイパス回路61、62に流れ、グランド(GND)に流れる。すなわち、ハイレベルのスイッチング信号は、駆動部31から半導体スイッチ11а、12аのゲート電極に流れない。そのため、半導体スイッチ11а、12аはオフ状態に切り替わる。これにより、過電流が半導体スイッチ11а、12а等に流れることを抑制できる。
本実施形態では、バイパス回路61,62を備えており、バイパス回路61、62の一端は信号線63,64に接続され、バイパス回路61、62の他端は、スイッチングデバイス12の低電位側の端子と負荷回路2との間に接続されている。これにより、電力供給装置100の出力側で短絡が発生した場合に、半導体スイッチ11а、12аを強制的にターンオフさせることができる。すなわち、本実施形態では、図7に示すような回路構成をとることで、ソフトウェア制御を用いなくても、半導体スイッチ11а、12аを高速にターンオフさせることができるため、半導体スイッチ11а、12а等を適切に保護できる。また、短絡が解除された場合には、バイパス回路61、62には電流が導通しないため、正常な状態に戻すことができる。
なお、抵抗(R)の抵抗値は、電力供給装置100の出力側で短絡が発生した場合に、ハイレベルのスイッチング信号がバイパス回路61、62に流れるような値に設定されるとよい。例えば、抵抗値の高い電線がハーネス3に使用された場合には、負荷回路2の内部で短絡が発生し、抵抗Rが実質的にゼロになったとしても、ハーネス3の抵抗により、電力供給装置100の出力側の抵抗が高くなってしまう。そのため、本実施形態では、例えば、抵抗の低い電線をハーネス3に使用して、短絡発生時の抵抗(R)がゼロになるよう、電力供給装置100の出力側の抵抗値が設定されている。
なお、本実施形態では、バイパス回路61、62は図7に示すような回路構成に限らず、バイパス回路61の一例として、図8に示すような回路構成でもよい。図8は、本発明の変形例に係る電力供給装置の構成を示すブロック図である。なお、図8では信号線の図示が省略されている。
バイパス回路61は、抵抗61а、及びダイオード61b、61cを有している。ダイオード61b及びダイオード61cは、電流の導通方向が互いに逆向きの状態で、直列に接続されている。ダイオード61bのアノード側の端子は信号線63に接続されており、ダイオード61cのアノード側の端子は信号線64に接続されている。ダイオード61bのカソード側と、ダイオード62bのカソード側との接続点は、抵抗61аを介してハーネス3に接続されている。
なお、本実施形態では、電力供給装置100の出力側で短絡が発生し、バイパス回路61、62により、ハイレベルのスイッチング信号が半導体スイッチ11а、12аに流れない状態とした後に、制御部32の制御に基づき、ローレベルのスイッチング信号が半導体スイッチ11а、12に出力してもよい。制御部32は、センサ11b、12bの電流検出値に基づき、過電流を検出している。そのため、電力供給装置100の出力側で短絡が発生した場合には、制御部32は過電流を検知することができる。そして、制御部32は、半導体スイッチ11а、12аをオフにするための駆動要求信号を駆動部31に出力する。このとき、ハイレベルのスイッチング信号がバイパス回路61、62に流れるタイミングは、コントローラ30の自己診断機能により過電流を検知するタイミングより早いため、半導体スイッチ11а、12аはオフ状態になっている。駆動部31は、駆動要求信号に応じて、ローレベルのスイッチング信号を信号線63、64に出力し、さらにローレベルのスイッチング信号の出力後、信号線63、64へのローレベルのスイッチング信号の出力を継続する。この状態で、電力供給装置100の出力側で短絡が何らかの原因で解消した場合には、ローレベルのスイッチング信号が半導体スイッチ11а、12аのゲート電極に入力されているため、半導体スイッチ11а、12аが再び、ターンオンすることはない。これにより、短絡の一時的な解消により、半導体スイッチ11а、12аのオン、オフが繰り返されることを防止できる。
<第5実施形態>
図9は本発明の第5実施形態に係る電力供給装置を示すブロック図である。なお、上述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略して、上述の実施形態においてした説明を援用する。
電力供給装置100は、スイッチングデバイス11、12、電源レギュレータ20、及びコントローラ30に加えて、電圧保持回路70を備えている。電圧保持回路70は、半導体スイッチ11а、12аに印加される電圧を定格範囲内に保持するための回路であって、抵抗などの抵抗成分を有している。電力供給装置100は、電源レギュレータ20を介して電源1からスイッチングデバイス11、12の動作電圧を得ている。スイッチングデバイス11、12の動作電圧は、半導体スイッチ11а、12аのドレイン電圧で決まる。電源1は、電力供給線(ハーネス3及び電力線4)を介して負荷回路2に接続されている。そして、半導体スイッチ11а、12bのドレイン電圧は、電力供給線に接続された抵抗分圧回路によって決まる。抵抗分圧回路は、電力線4の配線抵抗、半導体スイッチ11а、12аのオン抵抗、電圧保持回路70の抵抗、ハーネス3の配線抵抗、及び負荷回路2の内部抵抗で構成されている。
例えば、ハーネス3に短絡が発生し、電力供給装置100の出力が地絡した状態になると、抵抗分割回路を構成する抵抗の数が減少し、半導体スイッチ11аのドレイン電圧及び半導体スイッチ12аのドレイン電圧がそれぞれ低下する。半導体スイッチ11а、12аのドレイン電圧が動作電圧の定格よりも低くなると、スイッチングデバイス11、12が正常に動作しないおそれがある。またハーネス3の短絡により、過電流がスイッチングデバイス11、12に流れる可能性もある。
本実施形態では、半導体スイッチ11а、12аと負荷回路2との間に、電圧保持回路70が接続されている。電圧保持回路70に含まれる抵抗成分の抵抗をRとした場合に、抵抗(R)は下記式(2)を満たすように、設定されている。
Figure 2019193344
ただし、Rは電力線4の配線抵抗であり、Ron1は半導体スイッチ11аのオン抵抗であり、Ron2は半導体スイッチ11аのオン抵抗であり、Vは電源1の電圧である。Vd2_limは、半導体スイッチ12аが正常に動作するためのドレイン電圧の下限値である。
電圧保持回路70の抵抗(R)が上記式(2)を満たすように設定されている場合には、電力供給装置100の出力側で短絡が発生したときに、半導体スイッチ12аのドレイン電圧は、半導体スイッチ12аの動作電圧の下限値(Vd2_lim)以上になるため、半導体スイッチ12аに印加される電圧を定格電圧の範囲内に保ち、スイッチングデバイス12を正常に動作できる。
本実施形態では、半導体スイッチ11а、12аに印加される電圧を定格範囲内に保持する電圧保持回路70を備え、電圧保持回路70は、半導体スイッチ11а、12аと負荷回路2との間に接続されている。これにより、半導体スイッチ11а、12аに印加される電圧を高めることができる。また電力供給装置100の出力側で短絡が発生した場合に、半導体スイッチ11а、12аに印加される電圧を定格範囲内で保持することができるため、短絡による過電流が半導体スイッチ11а、12аに流れることを防止できる。
なお、電圧保持回路70の抵抗(R)は下記式(3)を満たすように設定されてもよい。
Figure 2019193344
ただし、Vd1_limは、半導体スイッチ11аが正常に動作するためのドレイン電圧の下限値である。
電圧保持回路70の抵抗(R)が上記式(3)を満たすように設定されている場合には、電力供給装置100の出力側で短絡が発生したときに、半導体スイッチ11аのドレイン電圧は、半導体スイッチ11аの動作電圧の下限値(Vd1_lim)以上になるため、半導体スイッチ11аに印加される電圧を定格電圧の範囲内に保ち、スイッチングデバイス11を正常に動作できる。なお、電圧保持回路70の抵抗(R)は式(2)及び式(3)を満たすように設定されてもよい。
なお、電圧保持回路70は、スイッチングデバイス12と一体になるように構成されてもよい。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
1…電源
2…負荷回路
3…ハーネス
4…電力線
5…上位コントローラ
11、12…スイッチングデバイス
11a、12а…半導体スイッチ
11b、12b…電流センサ
20…電源レギュレータ
30…コントローラ
31…駆動部
32…制御部
33…メモリ
41…論理回路
42…比較器
43…プルアップ回路
43а…抵抗
43b…スイッチ
51、52…電圧センサ
61、62…バイパス回路
61а、62а…抵抗
61b、61c、62b…ダイオード
63、64…信号線
70…電圧保持回路
100…電力供給装置
C…キャパシタ
R…抵抗

Claims (11)

  1. 電源の電力を負荷回路に供給する電力供給装置であって、
    前記電源からの電力を前記負荷回路に供給する電力供給線に接続されている複数の半導体スイッチと、
    前記半導体スイッチのオン、オフを制御し、前記半導体スイッチの状態及び前記電力供給線の状態を検知するコントローラとを備え、
    前記複数の半導体スイッチは前記電源と前記負荷回路との間で直列に接続されている電力供給装置。
  2. 請求項1記載の電力供給装置であって、
    前記複数の半導体スイッチは、高電位側の第1半導体スイッチと低電位側の第2半導体スイッチを含み、
    前記コントローラは、前記第2半導体スイッチの異常を検知した場合には、前記第1半導体スイッチをオンからオフに切り換える電力供給装置。
  3. 請求項1又は2記載の電力供給装置であって、
    前記半導体スイッチに流れる電流、前記半導体スイッチの電圧、及び前記半導体スイッチの温度の少なくとも1つを示す状態値と、所定の閾値とを比較し、その比較結果を出力する比較器と、
    前記コントローラから出力され、前記半導体スイッチのオン、オフを切り換えるスイッチング信号、及び、前記比較結果を示す信号を入力として論理演算を行い、前記論理演算の演算結果を前記半導体スイッチに出力する論理回路とを備える電力供給装置。
  4. 請求項3に記載の電力供給装置であって、
    前記比較器は、前記状態値が異常を示す場合には前記半導体スイッチをオフにする信号を前記論理回路及び前記コントローラに出力し、前記状態値が正常を示す場合には前記半導体スイッチをオンにする信号を前記論理回路及び前記コントローラに出力し、
    前記論理回路は、前記スイッチング信号又は前記比較器から入力される信号の少なくとも何れか一方の信号がオフ状態である場合に、前記半導体スイッチをオフにする信号を前記半導体スイッチに出力し、
    前記コントローラは、前記比較器から入力される信号がオフ状態である場合には、前記半導体スイッチをオフにする前記スイッチング信号を前記論理回路に出力する電力供給装置。
  5. 請求項4記載の電力供給装置であって、
    前記比較器から入力される信号に対して前記スイッチング信号の出力値が確定するまでの第1時間は、前記状態値の変化に対して前記比較器の出力が確定するまでの第2時間よりも短い電力供給装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載の電力供給装置において、
    前記スイッチング信号が入力される、前記論理回路の入力端子は、プルアップ回路又はプルダウン回路に接続されており、
    前記プルアップ回路及び前記プルダウン回路は、前記電源に電気的に接続されている電力供給装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の電力供給装置において、
    前記コントローラは、
    前記半導体スイッチの高電位側の第1電圧と、前記半導体スイッチの低電位側の第2電圧を検出し、前記半導体スイッチを流れる電流を検出電流として検出し、
    前記第1電圧、前記第2電圧及び前記検出電流に基づき前記半導体スイッチのオン抵抗を算出し、
    前記オン抵抗に基づき前記半導体スイッチの状態を検知する電力供給装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の電力供給装置において、
    前記コントローラは、
    前記半導体スイッチの高電位側の第1電圧と、前記半導体スイッチの低電位側の第2電圧を検出し、
    前記第1電圧、前記第2電圧及び前記負荷回路に流れる定常電流に基づき前記半導体スイッチのオン抵抗を算出し、
    前記オン抵抗に基づき前記半導体スイッチの状態を検知する電力供給装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の電力供給装置において、
    前記コントローラと前記半導体スイッチとの間に接続され、前記半導体スイッチのオン、オフを切り換えるスイッチング信号を送る信号線と、
    抵抗及びダイオードを有するバイパス回路とを備え、
    前記複数の半導体スイッチは、高電位側の第1半導体スイッチと低電位側の第2半導体スイッチを含み、
    前記バイパス回路の一端は前記信号線に接続され、前記バイパス回路の他端は前記第2半導体スイッチの低電位側端子と前記負荷回路との間に接続されている電力供給装置。
  10. 請求項9記載の電力供給装置において、
    前記コントローラは、
    前記半導体スイッチに流れる電流、前記半導体スイッチの電圧、及び前記半導体スイッチの温度のうち少なくとも1つを検出し、
    検出された値に基づき、前記半導体スイッチ及び前記電力供給線の少なくともいずれか一方に異常が生じているか否かを判定し、
    前記異常が生じている場合には、前記半導体スイッチをオフにするオフ信号を前記スイッチング信号として前記信号線に出力し、
    前記オフ信号を出力した後、前記信号線への前記オフ信号の出力を継続する電力供給装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の電力供給装置において、
    前記半導体スイッチに印加される電圧を定格範囲内に保持する電圧保持回路を備え、
    前記複数の半導体スイッチは、前記電源から動作電圧を得ており、
    前記電圧保持回路は、抵抗成分を有し、前記複数の半導体スイッチと前記負荷回路との間で、前記電力供給線に接続されている電力供給装置。
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