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JP2019184090A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気より重い冷媒が内部に流通する室内熱交換器の伝熱管の接合部から冷媒が漏洩した場合に、室内機から室内への冷媒排出速度を低減でき、短時間のうちに室内に冷媒濃度が高い領域が形成されるのを抑制可能である空気調和機を提供する。【解決手段】この発明に係る空気調和機は、室内に設置された室内機筐体40と、室内機筐体40の内部に収容され、大気圧下で空気より重い冷媒が内部に流通する伝熱管13を有する室内熱交換器3と、を備える。伝熱管13は、複数の直状部13bと、直状部13b同士を接続するU字状部13aとを備える。そして、直状部13bとU字状部13aとの接合部Xの、最上接合部Yよりも鉛直下方側を気密に覆い、最上接合部Yよりも鉛直上方に配置された排出口33が形成された貯留部30をさらに備える。排出口33の口径は、接合部Xの管径より大きい。【選択図】図4

Description

この発明は、空気調和機に関するものである。
室内機内に配設された、冷媒流路に溶接部分を有する室内熱交換器と、室内熱交換器の溶接部を覆い、溶接部から漏洩する冷媒を受けるカバーと、カバー内の冷媒を排出するためにカバーの下部に設けられた排出流路と、を備えた空気調和機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−292066号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような空気調和機において、空気より重い冷媒を用いる場合、溶接部(接合部)からカバー内に噴出した空気より重い冷媒が、カバーの下部に設けられた排出流路からそのまま勢いよく噴き出してしまう可能性がある。このため、空気調和機の室内機から室内に速い速度で漏洩冷媒が排出されてしまい、短時間のうちに室内に冷媒濃度が高い領域が形成されてしまうおそれがある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、大気圧下で空気より重い冷媒が内部に流通する熱交換器の伝熱管の接合部から冷媒が漏洩した場合に、室内機から室内への冷媒排出速度を低減でき、短時間のうちに室内に冷媒濃度が高い領域が形成されてしまうことを抑制可能である空気調和機を得ることにある。
この発明に係る空気調和機は、室内に設置された室内機筐体と、前記室内機筐体の内部に収容され、大気圧下で空気より重い冷媒が内部に流通する伝熱管を有する熱交換器と、を備え、前記伝熱管は、複数の直状部と、前記直状部同士を接続するU字状部とを備え、前記直状部と前記U字状部との接合部の、前記接合部のうち最も鉛直上方にある最上接合部よりも鉛直下方側を気密に覆い、前記最上接合部よりも鉛直上方に配置された排出口が形成された貯留部をさらに備え、前記排出口の口径は、前記接合部の管径より大きい。
この発明に係る空気調和機によれば、大気圧下で空気より重い冷媒が内部に流通する熱交換器の伝熱管の接合部から冷媒が漏洩した場合に、室内機から室内への冷媒排出速度を低減でき、短時間のうちに室内に冷媒濃度が高い領域が形成されてしまうことを抑制可能であるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る空気調和機が備える冷媒回路の構成概略を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る空気調和機の全体構成を模式的に示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内熱交換器が備える伝熱管の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機の内部構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態1に係る室内機が備える貯留部の構成を模式的に示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に関する実験における室内空間の構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に関する実験から得られた結果の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内機の内部構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態3に係る空気調和機の室内機の内部構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態4に係る空気調和機の室内機の内部構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態5に係る空気調和機の室内機が備える貯留部の構成を模式的に示す斜視図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1から図7は、この発明の実施の形態1に係るものである。図1は空気調和機が備える冷媒回路の構成概略を示す図である。図2は空気調和機の全体構成を模式的に示す断面図である。図3は空気調和機の室内熱交換器が備える伝熱管の構成を示す図である。図4は空気調和機の室内機の内部構成を模式的に示す図である。図5は室内機が備える貯留部の構成を模式的に示す斜視図である。図6は実験における室内空間の構成を示す模式図である。そして、図7は実験から得られた結果の一例を示す図である。
この発明の実施の形態1に係る空気調和機は、図1に示すように、室内機1及び室外機2を備えている。室内機1は、空気調和の対象となる室の内部に設置される。室外機2は、当該室の外部に設置される。室内機1は、室内熱交換器3及び室内ファン5を備えている。室外機2は、室外熱交換器4及び室外ファン6を備えている。室内機1と室外機2とは冷媒配管10で接続されている。冷媒配管10は、室内熱交換器3と室外熱交換器4との間で循環して設けられている。冷媒配管10内には冷媒が封入されている。
冷媒配管10内に封入される冷媒は、地球温暖化係数(GWP)の小さいものを用いることが地球環境保護上の観点からいって望ましい。また、冷媒配管10内に封入される冷媒は可燃性である。この冷媒は空気よりも平均分子量が大きい。すなわち、冷媒は、空気よりも密度が大きく、大気圧下で空気より重い。したがって、冷媒は、空気中では重力方向の下方へと沈んでいく性質を持っている。
このような冷媒として、具体的に例えば、テトラフルオロプロペン(CF3CF=CH2:HFO−1234yf)、ジフルオロメタン(CH2F2:R32)、プロパン(R290)、プロピレン(R1270)、エタン(R170)、ブタン(R600)、イソブタン(R600a)、1.1.1.2−テトラフルオロエタン(C2H2F4:R134a)、ペンタフルオロエタン(C2HF5:R125)、1.3.3.3−テトラフルオロ−1−プロペン(CF3−CH=CHF:HFO−1234ze)、二酸化炭素(CO2:R744)等の中から選ばれる1つ以上の冷媒からなる(混合)冷媒を用いることができる。
室内熱交換器3と室外熱交換器4との間における冷媒の循環経路の一側の冷媒配管10には、四方弁9を介して圧縮機7が設けられている。圧縮機7は、供給された冷媒を圧縮して当該冷媒の圧力及び温度を高める機器である。圧縮機7は、例えば、ロータリ圧縮機、あるいは、スクロール圧縮機等を用いることができる。また、同循環経路の他側の冷媒配管10には、電磁膨張弁8が設けられている。電磁膨張弁8は、例えばリニア電子膨張弁(LEV:Linear Electric expansion Valve)である。電磁膨張弁8は、流入した冷媒を膨張させ、当該冷媒の圧力及び温度を低下させる。四方弁9、圧縮機7及び電磁膨張弁8は、室外機2に設けられる。
室内機1側の冷媒配管10である室内冷媒配管10aと室外機2側の冷媒配管10である室外冷媒配管10bとは、金属等からなる継手具を介して接続されている。具体的には、室内機1の冷媒配管10には室内側の配管継手部11が設けられている。また、室外機2の冷媒配管10には室外側の配管継手部11が設けられている。室内側の配管継手部11と室外側の配管継手部11との間には、接続用の冷媒配管10が接続される。
以上のように構成された冷媒配管10により冷媒の循環経路が形成される。そして、冷媒配管10により形成された冷媒の循環経路と、当該循環経路上に冷媒配管10により接続された、室内熱交換器3、室外熱交換器4、四方弁9、圧縮機7及び電磁膨張弁8とにより、冷凍サイクル(冷媒回路)が構成される。
このようにして構成された冷凍サイクルは、室内熱交換器3及び室外熱交換器4のそれぞれにおいて冷媒と空気の間で熱交換を行うことにより、室内機1と室外機2との間で熱を移動させるヒートポンプとして働く。この際、四方弁9を切り換えることにより、冷凍サイクルにおける冷媒の循環方向を反転させて冷房運転と暖房運転とを切り換えることができる。
図2に示すように、室内機1は、建屋の壁部20の室内側に設置される。また、室外機2は、建屋の壁部20の室外側に設置される。壁部20には、貫通孔が形成されている。冷媒配管10は、この貫通孔内を通されて、壁部20を挟んで設置された室内機1と室外機2とを接続している。また、冷媒配管10内の冷媒と外気との間での熱交換を抑制するため、冷媒配管10の外周は断熱材で被覆されている。
図2及び図4に示すように、室内機1は、室内機筐体40を備えている。室内機筐体40は、室内に設置される。室内機筐体40には、図示しない吸込口と、吹出口12とが形成されている。吹出口12は、室内機筐体40における鉛直方向の中央部より下方に配置されている。吹出口12からは、空気調和を行った空気が室内へ送風される。
室内機筐体40の内部には、室内熱交換器3及び室内ファン5が収容されている。室内熱交換器3は、伝熱管13及びフィン14を備えている。伝熱管13は室内冷媒配管10aと例えば溶接等により接続されている。伝熱管13の内部には、室内冷媒配管10aを通じて冷媒が流通する。
図3に示すように、伝熱管13は、直状部13b及びU字状部13aを備えている。直状部13bは、直線状を呈する。直状部13bは、複数設けられる。複数の直状部13bは、互いに平行に、かつ、鉛直方向に並べられて配置される。それぞれの直状部13bは、その長手方向が水平となるように配置されている。
U字状部13aは、U字状に屈曲している。U字状部13aは、隣合う直状部13bの端部同士を接続している。直状部13bとU字状部13aとの接続部分は、例えば、ろう付けにより接合されている。すなわち、直状部13bとU字状部13aとの接合部Xは、ろう付け部である。前述したように各直状部13bは鉛直方向に配置されているため、接合部Xも直状部13bの一端側において鉛直方向に並んで配置される。これらの接合部Xのうち、鉛直方向の最も上に位置するものを、ここでは最上接合部Yと呼ぶ。
フィン14は、複数設けられる。それぞれのフィン14は、平板状の金属板である。複数のフィン14は、間隔をあけて互いに平行になるように並べて配置される。それぞれのフィン14は、その長手方向が鉛直となるように配置されている。伝熱管13の直状部13bは、これら複数のフィン14を貫通して設けられる。
室内ファン5は、例えばラインフローファンである。ただし、室内ファン5は、ラインフローファンに限られない。室内機1の形態等に応じて、室内ファン5として、他に例えばプロペラファン、シロッコファン等を使用してもよい。
図4に示すように、この実施の形態に係る室内機1は、貯留部30を備えている。この貯留部30の構成について、図4に加えて図5も参照しながら説明する。貯留部30は、貯留室31及び排出管32を備えている。貯留室31は、室内機筐体40の内部に収容されている。貯留室31は、中空箱状の部材である。貯留室31の外観は、例えば直方体状を呈する。貯留室31の内部には、最上接合部Yを含む全ての接合部Xが収容される。貯留室31は、次に述べる排出管32と接続された箇所を除き、気密に構成される。
この実施の形態の構成例では、貯留室31の側面部を伝熱管13の直状部13bが貫通して配置される。この際、貯留室31の側面部と直状部13bとの間に隙間ができないように、貫通部分をゴム等のシール材でシールするとよい。
排出管32は、中空筒状の部材である。排出管32の一端は、貯留室31の上面部に接続される。貯留室31の内部と排出管32の内部とは、この接続部分を介して通じている。排出管32の他端には、排出口33が形成されている。排出管32は、貯留室31の上面部から上方に延びて配置される。排出口33を含む排出管32の他端側は、室内機筐体上面41から上方に突出して配置される。
なお、排出口33に埃、ゴミ等の異物の進入を防ぐための蓋を設けてもよい。また、排出口33にメッシュ状のフィルターを設けてもよい。また、ここで示す構成例では、排出口33の向きを鉛直上向きにしているが、排出口33の向きはこれに限られない。他に例えば、排出口33の向きを鉛直下向きとしてもよいし、水平方向を向けてもよい。
このように構成された貯留部30は、全ての接合部Xの、最上接合部Yよりも鉛直下方側を貯留室31によって気密に覆っている。また、貯留部30に形成された排出口33は、最上接合部Yよりも鉛直上方に配置されている。
以上のように構成された空気調和機において、ある接合部Xから冷媒が漏洩した場合を考える。前述したように、ここで用いられる冷媒は、空気より平均分子量が大きく、すなわち、大気圧下において空気より密度が大きい。よって、この冷媒は、大気圧下の空気中で鉛直下方に沈降していく性質を持っている。したがって、このような場合、漏洩した冷媒は、漏洩箇所から鉛直下方へと流れていく。
ここで、最上接合部Yよりも鉛直下方側は貯留室31によって気密に覆われている。したがって、どの接合部Xで冷媒漏洩が発生しても、漏洩した冷媒は、貯留室31内に落下して、貯留室31内の底から貯まっていく。そして、貯留室31内に貯まった漏洩冷媒の界面が貯留室31の上端にまで達すると、漏洩冷媒は、排出管32内に入り、排出口33から室内空間に排出される。ここで、排出口33の口径は、接合部Xの管径より大きくなるように構成される。したがって、排出口33から排出される冷媒の流出速度、すなわち単位断面積を通過する単位時間当たりの冷媒量は、接合部Xから漏洩する冷媒の流出速度よりも小さくなる。
このように、この実施の形態に係る空気調和機によれば、大気圧下で空気より重い冷媒が内部に流通する室内熱交換器3の伝熱管13の接合部Xから冷媒が漏洩した場合に、室内機1から室内への冷媒排出速度を低減できる。このため、短時間のうちに室内に冷媒濃度が高い領域が形成されてしまうことを抑制可能である。
また、以上のような貯留部30を備えない従来技術では、接合部Xから漏洩した冷媒は、室内機筐体40の下側に配置された吹出口12から室内空間に排出される。これに対し、この実施の形態に係る空気調和機によれば、接合部Xから漏洩した冷媒は、吹出口12よりも鉛直上方にあり、さらに室内機筐体上面41よりも上方の排出口33から室内空間に排出される。このように、接合部Xを収容する貯留室31は、吹出口12とは通じておらず、吹出口12よりも鉛直上方の排出口33と通じている。したがって、漏洩した冷媒を、吹出口12よりも高い位置から室内空間に排出できる。
ここで、冷媒の室内空間への排出位置が高いほど室内の床面付近における冷媒濃度が低くなる。このことを、図6及び図7を参照しながら説明する。図6に示すのは、冷媒の室内空間への排出位置の高さと室内の冷媒濃度との関係を確認するための実験装置の一例である。この実験では、室内の1つの壁面に室内機1を据え付けて、吹出口12から室内に冷媒をM[kg]漏洩させた。室内空間は容積V[m^3]の密閉された空間である。冷媒には、ガス比重が1.6のR290(プロパン)を用いた。床面の中心部に複数のガスセンサ15を鉛直方向に並べて設置し、各高さにおける漏洩冷媒16の濃度を測定した。実験は、室内機1の床面からの据付高さがh、h、h[m](h<h<h)の3種類の条件で行った。なお、各条件でM[kg]の冷媒を漏洩させたあと、次の条件で実験する前に、密閉空間を開放して十分に換気を行い、冷媒濃度を実験前と同値としてから実験を開始した。
図7は、以上のようして行った実験結果の一例を示すグラフである。グラフの横軸は冷媒(R290)濃度[vol%]である。グラフの縦軸は床面高さ[m]である。そして、グラフ中の実線は室内機1の据付高さh[m]、破線はh[m]、一点鎖線はh[m]の時の冷媒濃度を表している。室内機1の据付高さがh、h及びh[m]のいずれの場合も、ある高さよりも床面に近い領域で冷媒濃度が急激に高くなることがわかる。これは、空気より重い漏洩冷媒16が沈降して床面付近に溜まるからである。さらに、特に床面に近い領域の漏洩冷媒16の濃度を比較すると次のことがわかる。すなわち、特に床面に近い領域では、室内機1の据付高さが最も低いhの場合に漏洩冷媒16の濃度が最も高く、室内機1の据付高さが最も高いhの場合に漏洩冷媒16の濃度が最も低い。室内機1の据付高さがhの場合の漏洩冷媒16の濃度は、その中間である。これは、室内への漏洩冷媒16の排出位置が高くなるほど、漏洩冷媒16が床面に沈降するまでの間のより広範囲で乱流が起こり、漏洩冷媒16が撹拌されて、より広範囲に漏洩冷媒16が拡散されて薄まるためと考えられる。
このように、室内への漏洩冷媒16の排出位置を高くすると、床面付近の漏洩冷媒16の濃度を低減できる。したがって、この実施の形態の空気調和機によれば、室内機筐体40内の接合部Xから冷媒が漏洩した場合に、接合部Xよりも鉛直上方から室内に漏洩冷媒を排出できるため、室内の床面付近における冷媒濃度上昇を抑制することが可能である。
なお、ここで説明した構成例では、貯留部30の貯留室31が直方体状で排出管32が円筒状であったが、これらの形状はここで説明したものには限られない。また、ここで説明した構成例では、室内機1を壁に設置したが、室内機1の設置箇所はここで説明したものには限られない。他に例えば、室内機1を天井に吊り下げたり、天井に埋め込んだりしてもよい。
実施の形態2.
図8は、この発明の実施の形態2に係るもので、空気調和機の室内機の内部構成を模式的に示す図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成において、貯留部30の一部を、室内機筐体の一部を利用して構成するようにしたものである。以下、この実施の形態2に係る空気調和機について、実施の形態1との相違点を中心に説明する。説明を省略した構成については実施の形態1と基本的に同様である。
この発明の実施の形態2に係る空気調和機は、図8に示すように、室内機筐体40に第1の隔壁34及び第2の隔壁35を備えている。第1の隔壁34は、室内機筐体40の内部空間を2つに分割している。第1の隔壁34は、最もU字状部13a側に配置されたフィン14と接合部Xとの間に配置される。第1の隔壁34により分割された一方の空間(以下、単に「一方の空間」という)には、室内熱交換器3及び室内ファン5(図8では図示せず)が収容されている。そして、この一方の空間は吹出口12に通じている。これに対し、第1の隔壁34により分割された他方の空間(以下、単に「他方の空間」という)は、吹出口12に通じていない。この他方の空間に貯留室31が形成される。
ここで示す構成例では、他方の空間に電気品箱17が収容されている。この電気品箱17が収容される空間は、第2の隔壁35により、貯留室31とは隔離されている。このようにすることで、貯留室31内に漏洩した冷媒と電気品箱17の電気回路とが接触することを防止できる。
以上のようにして、この実施の形態では、第1の隔壁34及び第2の隔壁35と室内機筐体40の一部とにより、貯留室31が形成されている。すなわち、貯留部30の一部は、室内機筐体40の一部である。そして、貯留室31を形成する室内機筐体上面41の一部に、排出管32が一端が接続されている。排出管32の他端には排出口33が形成されている。
以上のように構成された空気調和機においても、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。さらに、貯留部30の一部を、室内機筐体40の一部を利用して構成することで、貯留部30に必要な部材を少なくすることができる。
実施の形態3.
図9は、この発明の実施の形態3に係るもので、空気調和機の室内機の内部構成を模式的に示す図である。
ここで説明する実施の形態3は、前述した実施の形態1の構成において、貯留部の排出管を室内機筐体の内部で屈曲させるようにしたものである。以下、この実施の形態3に係る空気調和機について、実施の形態1との相違点を中心に説明する。説明を省略した構成については実施の形態1と基本的に同様である。
この発明の実施の形態3に係る空気調和機においては、図9に示すように、排出管32は、室内機筐体40の内部で屈曲している。具体的にここでは、排出管32の一端は、貯留室31の上面部に接続されている。排出管32の中間部分は、室内機筐体40の内部において、上下に折り返すようにして屈曲している。そして、排出管32の他端側は、室内機筐体上面41から室内機筐体40の外部に露出している。
以上のように構成された空気調和機においても、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。さらに、排出管32を屈曲させることで、漏洩した冷媒が排出管32を通過する際の速度を遅くできる。したがって、排出口33から室内空間に排出される冷媒の速度をさらに低減することが可能である。
また、冷媒漏洩が発生してから室内へ冷媒が排出されるまでの時間を長くすることができる。このため、室内の使用者又は作業者が漏洩を認知してから、換気等の対応を行うための時間を十分に確保できる。
なお、ここで説明した構成例では、排出管32を下に折り返すようにして屈曲させたが、排出管32の屈曲方向はここで説明したものに限られない。他に例えば、排出管32を水平方向に屈曲させたり、螺旋状に巻くように曲げたりしてもよい。
実施の形態4.
図10は、この発明の実施の形態4に係るもので、空気調和機の室内機の内部構成を模式的に示す図である。
ここで説明する実施の形態4は、前述した実施の形態1の構成において、貫通孔が形成された仕切り壁を貯留部の内部に設けるようにしたものである。以下、この実施の形態4に係る空気調和機について、実施の形態1の構成を元にした場合を例に挙げ、実施の形態1との相違点を中心に説明する。説明を省略した構成については実施の形態1と基本的に同様である。
この発明の実施の形態4に係る空気調和機においては、図10に示すように、貯留部30の貯留室31の内部に、仕切り壁18が設けられている。仕切り壁18は、排出管32が貯留室31に接続される部分と、貯留室31内の接合部Xとの間に配置されている。仕切り壁18には貫通孔19が形成されている。接合部Xから漏洩した冷媒は、貫通孔19を通って排出管32に達し、排出口33から室内空間に排出される。
この実施の形態の構成例では、仕切り壁18が複数設けられている。これらの仕切り壁18は、平行に配置されている。各仕切り壁18の貫通孔19は、仕切り壁18の壁面に垂直な方向から見て、互いに重ならないように配置されている。
以上のように構成された空気調和機においても、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。さらに、仕切り壁18により接合部Xから貯留室31内に漏洩した冷媒が排出管32に達するまでの流通を阻害できる。したがって、排出口33から室内空間に排出される冷媒の速度をさらに低減することが可能である。また、実施の形態3の構成と比較して、室内機筐体40の内部のスペースをより有効に活用して、貯留部30に貯留できる冷媒の容量を大きくすることができる。
なお、図10に示す構成例では、貫通孔19が各仕切り壁18の上端部と下端部とに交互に配置されるようになっている。このようにすることで、漏洩した冷媒が1つの仕切り壁18の貫通孔19を通過してから、次の仕切り壁18の貫通孔19を通過するまでの移動距離を長くできる。したがって、漏洩した冷媒の流通をより阻害することが可能である。
なお、ここで説明した構成例では、仕切り壁18の壁面が鉛直に配置されるようにしたが、仕切り壁18の配置はここで説明したものに限られない。他に例えば、仕切り壁18の壁面を水平に配置したり、傾斜して配置したりしてもよい。
実施の形態5.
図11は、この発明の実施の形態5に係るもので、空気調和機の室内機が備える貯留部の構成を模式的に示す斜視図である。
ここで説明する実施の形態5は、前述した実施の形態1から実施の形態4のいずれかの構成において、排出管を鉛直方向に伸縮可能とし、冷媒が貯留室内に漏洩した時に排出管が伸長するようにしたものである。以下、この実施の形態5に係る空気調和機について、実施の形態1の構成を元にした場合を例に挙げ、実施の形態1との相違点を中心に説明する。説明を省略した構成については実施の形態1から実施の形態4のいずれかと基本的に同様である。
この発明の実施の形態5に係る空気調和機においては、図11に示すように、排出管32は、例えば径が少しずつ異なる複数の筒からなるテレスコピック構造を備えている。このテレスコピック構造により、排出管32は鉛直方向に伸縮可能である。なお、排出管32は、伸縮可能であればテレスコピック構造に限られない。他に例えば、排出管32は蛇腹構造を備えていてもよい。
通常時において、排出管32は縮退している。排出管32が縮退した状態では、排出管32の全体が室内機筐体40内に収容されている。すなわち、排出口33は室内機筐体上面41よりも鉛直下方にある。
排出口33には蓋が設けられている。排出口33の蓋は、通常時において閉じている。排出口33の蓋は、内側から予め設定された大きさの力がかかると開くようになっている。排出口33の蓋が開くのに必要な力は、排出管32のテレスコピック構造を伸長させるのに必要な力より大きい。
したがって、接合部Xから冷媒が漏洩して貯留室31及び排出管32の内部の圧力が上昇すると、まず、排出口33の蓋は閉じたまま排出管32が伸長する。排出管32が伸長すると、排出管32の排出口33側が室内機筐体上面41よりも上方に突出する。すなわち、この実施の形態においては、排出管32は、貯留部30内の圧力が予め設定された基準以上となった場合に上方に伸長する。そして、排出管32が最大長になった後も冷媒の漏洩が継続して貯留室31及び排出管32の内部の圧力がさらに上昇すると、排出口33の蓋が開き、排出口33から冷媒が排出される。
以上のように構成された空気調和機においても、実施の形態1から実施の形態4のいずれかと同様の効果を奏することができる。さらに、通常時において排出管32を室内機筐体40の内部に収容できるため、室内機1の意匠性を向上できる。さらに、通常時には突出していなかった排出管32が、冷媒漏洩時に室内機筐体40から突出することで、冷媒漏洩が発生したことを周囲の使用者又は作業者等に報知できる。
なお、実施の形態1から実施の形態4において、例えば、貯留室31内の圧力を検出するセンサを設けることで、冷媒漏洩の発生を検知できるようにしてもよい。そして、センサを用いて冷媒漏洩の発生を検知した場合に、例えばLEDの点灯、音声の鳴動等により報知するようにしてもよい。
1 室内機
2 室外機
3 室内熱交換器
4 室外熱交換器
5 室内ファン
6 室外ファン
7 圧縮機
8 電磁膨張弁
9 四方弁
10 冷媒配管
10a 室内冷媒配管
10b 室外冷媒配管
11 配管継手部
12 吹出口
13 伝熱管
13a U字状部
13b 直状部
14 フィン
15 ガスセンサ
16 漏洩冷媒
17 電気品箱
18 仕切り壁
19 貫通孔
20 壁部
30 貯留部
31 貯留室
32 排出管
33 排出口
34 第1の隔壁
35 第2の隔壁
40 室内機筐体
41 室内機筐体上面
X 接合部
Y 最上接合部

Claims (5)

  1. 室内に設置された室内機筐体と、
    前記室内機筐体の内部に収容され、大気圧下で空気より重い冷媒が内部に流通する伝熱管を有する熱交換器と、を備え、
    前記伝熱管は、複数の直状部と、前記直状部同士を接続するU字状部とを備え、
    前記直状部と前記U字状部との接合部の、前記接合部のうち最も鉛直上方にある最上接合部よりも鉛直下方側を気密に覆い、前記最上接合部よりも鉛直上方に配置された排出口が形成された貯留部をさらに備え、
    前記排出口の口径は、前記接合部の管径より大きい空気調和機。
  2. 前記貯留部の一部は、前記室内機筐体の一部である請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記貯留部の内部には、貫通孔が形成された仕切り壁が設けられた請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記貯留部は、一端に前記排出口が形成された排出管を備え、
    前記排出管は、前記室内機筐体の内部で屈曲している請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
  5. 前記貯留部は、一端に前記排出口が形成された排出管を備え、
    前記排出管は、
    鉛直方向に伸縮可能であり、
    前記貯留部内の圧力が予め設定された基準以上となった場合に上方に伸長する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。
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