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JP2019183931A - 流体圧シリンダ - Google Patents

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JP2019183931A JP2018073988A JP2018073988A JP2019183931A JP 2019183931 A JP2019183931 A JP 2019183931A JP 2018073988 A JP2018073988 A JP 2018073988A JP 2018073988 A JP2018073988 A JP 2018073988A JP 2019183931 A JP2019183931 A JP 2019183931A
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将也 畦
Masaya Une
将也 畦
太田 晶久
Akihisa Ota
晶久 太田
伸一 関根
Shinichi Sekine
伸一 関根
野口恵伸
Eishin Noguchi
恵伸 野口
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【課題】流体圧シリンダの耐久性を向上させる。【解決手段】水圧シリンダ100は、シリンダチューブ10内をロッド側室1及びボトム側室2に区画するピストン30と、ピストン30に連結されシリンダチューブ10に挿入されるピストンロッド20と、ピストンロッド20を摺動自在に支持するシリンダヘッド40と、シリンダヘッド40に設けられ、シリンダヘッド40の内周とピストンロッド20の外周との間の環状隙間3を封止するシール部材46と、ストローク端付近までピストン30が移動するとロッド側室1から水が導かれる圧力室52を有し、圧力室52に水が導かれることによりロッド側室1の圧力上昇を抑制する抑制機構50と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、流体圧シリンダに関するものである。
特許文献1には、シリンダチューブと、シリンダチューブの伸び側端部に設けられたロッドカバーと、ロッドカバーを貫通してシリンダチューブに摺動自在に挿入されたピストンロッドと、を備える流体圧シリンダが開示されている。特許文献1の流体圧シリンダでは、ロッドカバーとピストンロッドの間の隙間を封止するシール部材が設けられる。
特開2014−152819号公報
このような流体圧シリンダは、ピストンがロッドカバーに当接するストローク端まで、ストロークすることが可能である。しかしながら、ピストンがストローク端付近までストロークすると、シール部材とピストンとの間に圧力がこもり、シール部材に高圧が作用するおそれがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、流体圧シリンダの耐久性を向上させることを目的とする。
第1の発明は、流体圧シリンダであって、シリンダチューブと、シリンダチューブ内を第1流体圧室及び第2流体圧室に区画するピストンと、ピストンに連結されシリンダチューブに挿入されるピストンロッドと、シリンダチューブに設けられ、ピストンロッドを摺動自在に支持する支持部と、支持部に設けられ、支持部の内周とピストンロッドの外周との間の隙間を封止して隙間を通じた第1流体圧室からの作動流体の漏れを防止するシール部材と、第1流体圧室が収縮する方向へのストローク端付近までピストンが移動すると第1流体圧室から作動流体が導かれる圧力室を有し、圧力室に作動流体が導かれることにより第1流体圧室の圧力上昇を抑制する抑制機構と、を備えることを特徴とする。
第1の発明では、第1流体圧室が収縮する方向のストローク端付近において、第1流体圧室の作動流体が抑制機構の圧力室に導かれる。これにより、ストローク端付近までピストンが移動した際、第1流体圧室の圧力上昇が抑制され、シール部材とピストンとの間において圧力のこもりを抑制できる。
第2の発明は、抑制機構が、ハウジングと、ハウジング内に移動自在に設けられる移動部材と、を有し、圧力室は、第1流体圧室と常時連通し、移動部材は、ハウジングの内部を圧力室と当該圧力室の容積が小さくなる方向に移動部材を付勢する付勢室とに区画し、抑制機構は、ピストンがストローク端付近まで移動して第1流体圧室の圧力が所定の圧力に達すると、第1流体圧室の圧力によって付勢室の付勢力に抗して移動部材が移動し、圧力室の容積が増加することにより第1流体圧室の圧力上昇を抑制することを特徴とする。
第2の発明では、ストローク端付近において、第1流体圧室の圧力が所定の圧力に達すると移動部材が移動して、第1流体圧室の作動流体が抑制機構の圧力室に導かれる。これにより、ストローク端付近までピストンが移動した際、第1流体圧室の圧力上昇が抑制される。
第3の発明は、抑制機構が、圧力室と第1流体圧室との連通と遮断とを切り換える開閉弁をさらに有し、開閉弁は、弁体と、圧力室と第1流体圧室との連通が遮断されるように弁体を付勢する付勢部材と、を有して、ピストンがストローク端付近まで移動すると開弁して第1流体圧室と圧力室とを連通することを特徴とする。
第4の発明は、開閉弁が、第1流体圧室の圧力が所定の圧力に達すると、第1流体圧室の圧力によって弁体が付勢部材の付勢力に抗して移動することにより開弁することを特徴とする。
第4の発明では、ストローク端付近において、第1流体圧室の圧力が所定の圧力に達すると弁体が移動して第1流体圧室と圧力室とが連通する。これにより、第1流体圧室の作動流体が抑制機構の圧力室に導かれ、ストローク端付近までピストンが移動した際の第1流体圧室の圧力上昇が抑制される。
第5の発明は、開閉弁が、ピストンがストローク端付近まで移動すると、ピストンによって弁体が付勢部材の付勢力に抗して押圧されることにより開弁することを特徴とする。
第5の発明では、ピストンがストローク端付近まで移動すると、ピストンによって開閉弁が開弁され、第1流体圧室と圧力室とが連通する。これにより、第1流体圧室の作動流体が抑制機構の圧力室に導かれ、ストローク端付近までピストンが移動した際の第1流体圧室の圧力上昇が抑制される。また、開閉弁は、第1流体圧室の圧力により開閉されるものではないため、開閉弁の作動と流体圧シリンダの作動とが互いに影響することがなく、開閉弁及び流体圧シリンダの作動を安定させることができる。
本発明によれば、流体圧シリンダの耐久性が向上する。
本発明の第1実施形態に係る水圧シリンダを示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る水圧シリンダを示す断面図であり、伸長方向のストローク端に位置する状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る水圧シリンダを示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る水圧シリンダを示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る水圧シリンダを示す断面図であり、伸長方向のストローク端に位置する状態を示す図である。 本発明の第3実施形態の変形例に係る水圧シリンダを示す断面図である。 本発明の第3実施形態の変形例に係る水圧シリンダを示す断面図であり、伸長方向のストローク端に位置する状態を示す図である。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態に係る流体圧シリンダについて説明する。以下では、流体圧シリンダが水を作動流体として駆動する水圧シリンダ100である場合について説明する。
水圧シリンダ100は、図1に示すように、筒状のシリンダチューブ10と、シリンダチューブ10の内周面に沿って摺動するピストン30と、ピストン30に連結されシリンダチューブ10に挿入されるピストンロッド20と、を備える。
シリンダチューブ10の内部は、ピストン30によって第1流体圧室としてのロッド側室1と第2流体圧室としてのボトム側室2とに仕切られる。水圧シリンダ100は、水圧源(作動流体圧源)からロッド側室1またはボトム側室2に導かれる水圧によって伸縮作動する。
ピストンロッド20は、基端がピストン30に連結され、先端がシリンダチューブ10の端部から突出する。ピストンロッド20は、基端がピストン30に直接螺合して、ピストン30に連結される。
ピストン30の外周には、シリンダチューブ10の内周とピストン30の外周との間を封止するピストンシール30Aが設けられる。これにより、シリンダチューブ10の内周とピストン30の外周との間を通じたロッド側室1とボトム側室2との連通が遮断される。
シリンダチューブ10の開口端には、ピストンロッド20を摺動自在に支持する円筒状の支持部としてのシリンダヘッド40が設けられる。シリンダヘッド40は、複数のボルト(図示省略)を介してシリンダチューブ10に締結される。ピストンロッド20は、シリンダヘッド40を挿通する。
シリンダヘッド40は、シリンダチューブ10の内周面に嵌合する嵌合部41と、嵌合部41からシリンダチューブ10の内部へ向けて突出する突出部42と、を有する。突出部42の外径は、嵌合部41の外径(シリンダチューブ10の内径)よりも小さく形成される。よって、突出部42の外周とシリンダチューブ10の内周との間には、ロッド側室1の一部を構成する環状の内部空間Sが形成される。
シリンダヘッド40には、伸長方向(ロッド側室1が収縮するストローク方向)へ移動するピストン30が当接する当接部が設けられる。具体的には、当接部は、ピストン30に対向する突出部42の端面(以下、「当接面42A」と称する。)である。ピストン30が当接面42Aに当接することで、水圧シリンダ100の伸長方向へのストローク端が規定される(図2参照)。
シリンダヘッド40の内周には、ブッシュ45、シール部材46、及びダストシール47が介装される。
ブッシュ45がピストンロッド20の外周面に摺接することにより、ピストンロッド20がシリンダチューブ10の軸方向に移動するように支持される。
シール部材46は、ピストンロッド20の外周面とシリンダヘッド40の内周面との間の隙間(以下、「環状隙間3」と称する。)を封止して、ロッド側室1から環状隙間3を通じて外部へ水が漏れることを防止する。なお、図示は省略するが、シール部材46やダストシール47以外にも、ピストンロッド20とシリンダヘッド40の間を封止するシールが設けられてもよい。本実施形態におけるシール部材46とは、最もロッド側室1に近い位置に配置されるシールをいうものであり、環状隙間3を通じてロッド側室1の圧力を直接受けるものである。
環状隙間3は、シリンダヘッド40の突出部42に径方向に延びて形成される圧抜き孔42Bによって、内部空間Sに連通する。圧抜き孔42Bは、シール部材46、より具体的にはブッシュ45よりも基端側(図1中下側)において、環状隙間3に開口する。圧抜き孔42Bにより、環状隙間3内の圧力のこもりが防止される。
ダストシール47は、シール部材46よりも、ピストンロッド20の先端側(図1中上側)に設けられる。ダストシール47は、シール部材46と同様に、ピストンロッド20の外周面とシリンダヘッド40の内周面との間の環状隙間3を封止して、外部からシリンダチューブ10内へのダストの侵入を防止する。
シリンダチューブ10には、ロッド側室1に連通する給排口(図示省略)と、ボトム側室2に連通する給排口(図示省略)と、が形成される。ロッド側室1に連通する給排口は、シリンダチューブ10とシリンダヘッド40の突出部42との間の内部空間Sに開口する。この給排口を通じて、ロッド側室1に作動油が給排される。
また、水圧シリンダ100は、ピストン30がシリンダヘッド40の当接面42Aに当接する際のロッド側室1の圧力上昇を抑制する抑制機構50をさらに備える。
抑制機構50は、シリンダチューブ10の外周に取り付けられるハウジング51と、ハウジング51内に移動自在に設けられる移動部材としてのフリーピストン55と、を有する。
ハウジング51は、連結部材58を介してシリンダチューブ10の外周に取り付けられる。ハウジング51には、フリーピストン55が収容される収容穴51Aと、シリンダチューブ10に設けられる連通ポート10Aを通じてロッド側室1と収容穴51A(具体的には、後述する圧力室52)とを連通する連通路54と、が形成される。連通ポート10Aは、ロッド側室1の一部である内部空間Sに開口する。連結部材58には、連通路54の一部を構成する貫通孔58Aが形成される。
フリーピストン55は、収容穴51Aの内周面に摺接する。フリーピストン55の外周には、収容穴51Aの内周面との間の隙間を封止する封止部材としてのOリング55Aが設けられる。収容穴51Aの内部は、フリーピストン55によって、ロッド側室1に連通する圧力室52と、圧力室52の容積が収縮する方向にフリーピストン55を付勢する付勢室53と、に区画される。
圧力室52は、ハウジング51の連通路54及びシリンダチューブ10の連通ポート10Aを通じてロッド側室1と常時連通する。
付勢室53の内部には、コイルスプリング56が設けられる。コイルスプリング56は、フリーピストン55と収容穴51Aの底部との間で圧縮されて設けられる。これにより、コイルスプリング56は、圧力室52の容積が収縮する方向へフリーピストン55を常時付勢する。なお、収容穴51Aの底部には、付勢室53と外部とを連通する呼吸穴51Bが形成され、付勢室53は呼吸穴51Bを通じて大気開放される。
付勢室53が発揮する付勢力、つまり、コイルスプリング56の付勢力は、水圧シリンダ100に応じて定められる最大使用圧力がロッド側室1に導かれた場合であっても、圧力室52が拡張する方向へフリーピストン55が移動しないように設定される。つまり、使用圧力範囲内で水圧シリンダ100が使用される限り、図1に示すようにフリーピストン55は収容穴51Aの端面に当接する状態が維持され、圧力室52の容積は最小となる。
次に、水圧シリンダ100の作用について説明する。
ロッド側室1に水圧源が連通し、ボトム側室2にタンク(図示省略)が連通すると、ロッド側室1に水が供給され、ボトム側室2内の水はタンクに排出される。このため、水圧シリンダ100は収縮作動する。
ボトム側室2に水圧源が連通し、ロッド側室1にタンクが連通すると、ボトム側室2に水が供給され、ロッド側室1内の水はタンクに排出される。このため、水圧シリンダ100は伸長作動する。水圧シリンダ100は、図2に示すように、ピストン30が当接面42Aに当接するまで、伸長方向へストローク可能である。
ここで、一般に、ピストンが当接面に当接すると、ピストンロッドの外周面とシリンダヘッドの内周面との間の環状隙間は、ピストンによって、ロッド側室を通じた給排口との連通が遮断される。このため、環状隙間には、圧力のこもりが生じるおそれがある。本実施形態では、圧力のこもりを防止するためにシリンダヘッド40に圧抜き孔42Bが形成されるものの、特に非圧縮性であって粘性が低い水を作動流体とする水圧シリンダ100では、圧力を効果的に抜くことができないことがある。よって、ピストンと当接面とが当接する際には、ロッド側室及び環状隙間内の圧力は、水圧シリンダの作動で使用される通常の使用圧力範囲外となる高い圧力まで上昇するおそれがある。この結果、シール部材とピストンによって環状隙間内に高い圧力が閉じ込められ、シール部材に高圧が作用してシール部材の耐久性が低下する。
これに対し、水圧シリンダ100では、ピストン30と当接面42Aとが当接するストローク端付近において、抑制機構50により圧力上昇が抑制(緩和)される。以下、抑制機構50の作用について説明する。
水圧シリンダ100が伸長作動する際、ロッド側室1はタンクに連通するため、ロッド側室1が相対的に低圧であるタンク圧になる。水圧シリンダ100が収縮作動する際には、ロッド側室1には通常の使用圧力範囲内であってタンク圧よりも高圧の水が供給される。このような水圧シリンダ100の作動中では、フリーピストン55は、付勢室53の付勢力により収容穴51Aの端面に押し付けられており、ほとんど移動しない(図1参照)。この状態では、圧力室52の容積は最小となる。
水圧シリンダ100の伸長作動において、当接面42Aに当接するストローク端付近までピストン30が移動し、ロッド側室1の圧力が通常の使用圧力範囲外まで上昇すると、この圧力を受けるフリーピストン55がコイルスプリング56の付勢力に抗して移動する(図2参照)。この結果、抑制機構50の圧力室52が拡張し、ロッド側室1から圧力室52に水が導かれる。このように、圧力室52に連通するロッド側室1の容積が見かけ上増加するため、その分ロッド側室1の圧力の上昇が抑制される。つまり、本実施形態における抑制機構50は、水圧シリンダ100の最大使用圧力以上の圧力を蓄圧するアキュムレータとして機能する。
このように、抑制機構50は、ロッド側室1の圧力が水圧シリンダ100の最大使用圧力よりも大きい所定の圧力(以下、「作動圧力」と称する。)になると作動する。抑制機構50によってピストン30と当接面42Aとが当接する際のロッド側室1の圧力上昇が緩和されるため、ピストンロッド20とシリンダヘッド40との間の環状隙間3に閉じ込められる圧力も低下する。したがって、シール部材46に高圧が作用することが抑制されて、シール部材46の耐久性を向上させることができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。以下のような変形例も本発明の範囲内であり、以下の変形例と上記実施形態の各構成とを組み合わせたり、以下の変形例と後述の他の実施形態及びその変形例と組み合わせたり、以下の変形例同士を組み合わせたりすることも可能である。また、上記実施形態の説明において記載された変形例についても同様に、他の変形例や他の実施形態と組み合わせることが可能である。
上記実施形態では、作動流体が水である場合について説明した。これに対し、作動流体は、水に限らず、作動油等のその他のものでもよい。
また、上記実施形態では、水圧シリンダ100は、ピストンロッド20の基端がピストン30にねじ締結され、先端がシリンダチューブ10から突出する、いわゆる片ロッド型である。これに対し、水圧シリンダ100は、ピストンロッド20の両端がシリンダチューブ10から突出し中央においてピストン30に連結される、いわゆる両ロッド型であってもよい。両ロッド型の水圧シリンダ100では、ピストン30から延びるピストンロッド20の両側をそれぞれ支持する一対の支持部と、ピストンロッド20と一対の支持部との間の隙間を封止する一対のシール部材と、が設けられる。両ロッド型の水圧シリンダ100では、ストローク端における水圧シリンダ100のそれぞれの流体圧室(第1流体圧室、第2流体圧室)の圧力上昇を抑制する2つの抑制機構50を設けることが望ましい。
また、上記実施形態では、当接部である当接面42Aは、支持部であるシリンダヘッド40に設けられる。これに対し、当接部は、シリンダヘッド40とは別にシリンダチューブ10内に設けられてもよい。
また、上記実施形態では、抑制機構50の付勢室53は、呼吸穴51Bを通じて外部(大気)に連通し、内部に設けられるコイルスプリング56によって付勢力を発揮する。これに対し、ハウジング51に呼吸穴51Bを設けずに、付勢室53を閉空間としてもよい。この場合、上記実施形態のように付勢室53内にコイルスプリング56を設けてもよい。また、コイルスプリング56を設けず、気体が圧縮して封入される気室として付勢室53を構成し、付勢室53をガススプリングとして機能させるものでもよい。このように、付勢室53は、フリーピストン55を付勢する付勢力を発揮する限り、任意の構成とすることができる。また、コイルスプリング56に限らず、皿ばねなど、他の構成を用いてもよい。
また、上記実施形態では、付勢室53の付勢力は、ロッド側室1の圧力が最大使用圧力よりも大きくなると圧力室52を拡張するようにフリーピストン55が移動するように設定される。つまり、抑制機構50が作動するロッド側室1の圧力(作動圧力)は、水圧シリンダ100の最大使用圧力よりも大きい。通常の使用圧力範囲内での水圧シリンダ100の作動を阻害しないためには、抑制機構50の作動圧力が水圧シリンダ100の最大使用圧力よりも大きいことが望ましいが、作動圧力は水圧シリンダ100の最大使用圧力以下であってもよい。抑制機構50の作動圧力(付勢室53の付勢力)は、水圧シリンダ100が使用される用途や状況に応じて、任意に設定すればよい。例えば、水圧シリンダ100が最大使用圧力以下で使用される状況では、抑制機構50の作動圧力が最大使用圧力以下であってもよい。また、例えば抑制機構50の作動による水圧シリンダ100の作動への影響が許容できる場合には、抑制機構50の作動圧力が最大使用圧力以下であってもよい。また、例えば、コイルスプリング56の付勢力(圧縮量)を調整する機構を設けたり、気室内のガス圧を調整する機構を設けたりして、抑制機構50の作動圧力(付勢室53の付勢力)を可変としてもよい。
また、上記実施形態では、抑制機構50は、シリンダチューブ10に外付けされる。これに対し、抑制機構50は、シリンダチューブ10、ピストンロッド20、ピストン30、及びシリンダヘッド40のそれぞれの内部に設けられてもよい。この場合、上記第1実施形態のように、独立したハウジング51を有していてもよいし、シリンダチューブ10、ピストンロッド20、ピストン30、及びシリンダヘッド40の一部をハウジング51として利用するものでもよい。抑制機構50がシリンダチューブ10、ピストンロッド20、ピストン30、及びシリンダヘッド40のいずれかの内部に設けられることで、抑制機構50が水圧シリンダ100の組付けを邪魔することがなく、水圧シリンダ100の組付け性を確保することができる。
以上の第1実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
水圧シリンダ100では、抑制機構50により、ストローク端付近におけるロッド側室1の圧力上昇が抑制される。これにより、環状隙間3における圧力のこもりが抑制され、シール部材46、ひいては水圧シリンダ100の耐久性が向上する。
(第2実施形態)
次に、図3を参照して、本発明の第2実施形態に係る水圧シリンダ200について、説明する。以下では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、上記第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
上記第1実施形態では、抑制機構50は、圧力室52がロッド側室1に常時連通し、フリーピストン55の移動により圧力室52の容積が拡大することでロッド側室1の圧力上昇を抑制する。
これに対し、水圧シリンダ200では、抑制機構150は、圧力室152とロッド側室1の連通と遮断を切り換える開閉弁160をさらに備える点において、上記第1実施形態とは相違する。
図3に示すように、第2実施形態に係る抑制機構150では、ハウジング51内に圧力室152が形成される一方、第1実施形態のような付勢室53は形成されない。圧力室152には、タンクTに連通するドレン通路170が接続される。ドレン通路170には、圧力室152からタンクTへの水の流れのみを許容するチェック弁171が設けられる。
開閉弁160は、圧力室152内に設けられ圧力室152の端部にある着座部155に着座して連通路54と圧力室152との連通を遮断する弁体161と、弁体161とハウジング51との間に圧縮状態で設けられる付勢部材としてのバルブスプリング165と、を有する。バルブスプリング165は、連通路54と圧力室152の連通を遮断する方向に弁体161を付勢する。着座部155は、例えば、圧力室152の端部に設けられるOリングである。
弁体161は、第1実施形態のようにハウジング51の内部を圧力室52と付勢室53(図1参照)とに仕切るものではなく、ハウジング51に対して摺動するものではない。弁体161は、単に、連通路54とハウジング51の内部の圧力室152の連通を遮断するものである点で、第1実施形態のフリーピストン55とは相違する。
バルブスプリング165の付勢力は、第1実施形態の付勢室53の付勢力と同様に、例えば、最大使用圧力よりも大きい作動圧力にロッド側室1の圧力が達すると、弁体161が移動して開閉弁160が開弁するように設定される。
このように、開閉弁160は、ロッド側室1の圧力が作動圧力に達すると開弁するものであり、ロッド側室1から圧力室152への水の流れのみを許容するチェック弁である。
次に、第2実施形態に係る抑制機構150の作用について説明する。
ロッド側室1の圧力が通常の使用圧力範囲内である水圧シリンダ200の作動中には、弁体161はバルブスプリング165の付勢力により着座部155に押し付けられる状態が維持される(図3参照)。このように開閉弁160が閉弁した状態では、圧力室152とロッド側室1の連通が遮断される。
当接面42Aに当接するストローク端付近までピストン30が移動し、ロッド側室1の圧力が通常の使用圧力範囲外まで上昇して作動圧力に達すると、この圧力を受ける弁体161がバルブスプリング165の付勢力に抗して移動する。この結果、圧力室52とロッド側室1が連通するため、ロッド側室1の水が圧力室152に導かれる。つまり、開閉弁160が開弁することで、圧力室152分だけロッド側室1の容積が見かけ上増加するため、その分ロッド側室1の圧力の上昇が抑制される。
したがって、上記第1実施形態と同様に、ピストン30と当接面42Aとが当接する際のロッド側室1の圧力上昇が抑制され、シール部材46の耐久性を向上させることができる。
ピストン30が当接面42Aに当接した状態から、ロッド側室1が水圧源に連通し水圧シリンダ200が収縮作動すると、圧力室152の水はドレン通路170を通じてタンクTに排出される。よって、弁体161はバルブスプリング165の付勢力により着座部155に着座し、開閉弁160が閉弁される。
以上の第2実施形態によれば、上記第1実施形態と同様に、抑制機構150により、ストローク端付近におけるロッド側室1の圧力上昇が抑制される。このため、環状隙間3における圧力のこもりが抑制され、シール部材46、ひいては水圧シリンダ200の耐久性が向上する。
次に、第2実施形態の変形例について、説明する。
上記第2実施形態では、開閉弁160(弁体161及びバルブスプリング165)は、圧力室152の内部に設けられる。これに対し、開閉弁160は、連通路54に設けられ、連通路54とシリンダチューブ10の連通ポート10Aの連通と遮断を切り換えるものでもよい。
(第3実施形態)
次に、図4及び図5を参照して、本発明の第3実施形態に係る水圧シリンダ300について、説明する。以下では、上記第2実施形態と異なる点を中心に説明し、上記第2実施形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
上記第2実施形態では、開閉弁160は、ロッド側室1の圧力によって開弁するチェック弁である。
これに対し、水圧シリンダ300では、開閉弁260は、ストローク端付近まで移動するピストン30によって開弁する点において、上記第2実施形態とは相違する。
図4に示すように、第3実施形態に係る抑制機構250の開閉弁260は、シリンダチューブ10の連通ポート10Aに挿入される弁体261と、ロッド側室1と圧力室152との連通を遮断する方向に弁体261を付勢する付勢部材としてのバルブスプリング265と、を有する。
弁体261は、連通ポート10Aに挿入される軸部262と、軸部262の一端に設けられロッド側室1内に挿入されるシート部263と、軸部262の他端に設けられバルブスプリング265が着座するばね受け部264と、を有する。
シート部263は、連通ポート10Aの径よりも大きな外径を有する。シート部263には、先端へ向かうにつれ(ばね受け部264から軸方向に離れるにつれ)外径が大きくなるテーパ面263Aが形成される。シート部263は、当接面42Aから図4中下側である基端側に突出しない大きさに形成される。シート部263のテーパ面263Aがロッド側室1に対する連通ポート10Aの開口部に着座することにより、連通ポート10Aとロッド側室1の連通が遮断される。
ばね受け部264は、連通ポート10Aの径よりも外径が大きい平板状に形成される。バルブスプリング265は、コイルスプリングであり、ばね受け部264とシリンダチューブ10の外周面との間に圧縮状態で設けられる。
ロッド側室1に面するピストン30の端面には、弁体261のシート部263のテーパ面263Aを押圧する押圧部35が形成される。押圧部35は、ピストン30の径方向外側に配置され、環状に形成される。押圧部35の内周は、シート部263のテーパ面263Aに対応するテーパ状に形成される。
次に、抑制機構250の作用について説明する。
水圧シリンダ300の伸長作動において、ピストン30が当接面42Aに当接するストローク端付近まで移動すると、ピストン30が当接面42Aに当接するよりも先に、ピストン30の押圧部35が弁体261におけるシート部263のテーパ面263Aに当接する。この状態からさらにピストン30が移動すると、テーパ面263Aによって案内されながら、バルブスプリング265の付勢力に抗するように弁体261がシリンダチューブ10の内部に向かい図4中左方向へ移動する。これにより、弁体261のシート部263が連通ポート10Aから離間して、開閉弁260が開弁し、連通ポート10A及び連通路54を通じてロッド側室1と圧力室152が連通する。さらにピストン30が移動して当接面42Aに当接した状態においても、開閉弁260は開弁した状態が維持される(図4参照)。したがって、上記第2実施形態と同様に、ピストン30と当接面42Aとが当接する際のロッド側室1の圧力上昇が抑制され、シール部材46の耐久性を向上させることができる。
ピストン30が当接面42Aに当接した状態から、水圧シリンダ300が収縮作動すると、第2実施形態と同様に、圧力室152の水がドレン通路170を通じてタンクTに排出され、弁体261はバルブスプリング265の付勢力により連通ポート10Aに着座する。
以上の第3実施形態によれば、上記第1及び第2実施形態と同様に、抑制機構250により、ストローク端付近におけるロッド側室1の圧力上昇が抑制される。このため、環状隙間3における圧力のこもりが抑制され、シール部材46、ひいては水圧シリンダ300の耐久性が向上する。
また、第3実施形態によれば、開閉弁260がピストン30の移動により開閉される構成であるため、ロッド側室1の圧力に関わらず、確実にロッド側室1と圧力室152との連通を切り換えることができる。別の観点からいえば、ロッド側室1の圧力と開閉弁260の作動とが関連しないため、抑制機構250がロッド側室1の圧力に影響することを防止できる。このように、抑制機構250の開閉弁260の作動と水圧シリンダ300の作動とが互いに影響しないため、それぞれの作動を安定させることができる。
次に、第3実施形態の変形例について説明する。
まず、図6及び図7に示す開閉弁160の変形例について説明する。
上記実施形態では、開閉弁260は、シリンダチューブ10の連通ポート10Aに挿入され、連通ポート10Aに着座する弁体261により開閉される。これに対し、図6及び図7に示す変形例に係る開閉弁270は、連通ポート10Aとロッド側室1とを連通する接続ポート272Aを有しシリンダチューブ10の内周面に沿って軸方向に摺動する弁体271と、連通ポート10Aとロッド側室1との連通を遮断する方向に弁体271を付勢するバルブスプリング275と、を有する。以下、この変形例について具体的に説明する。
図6及び図7に示す変形例では、シリンダチューブ10の内周面には、ピストン30が摺動する摺動面11Aと、伸長方向のストローク端付近に形成され摺動面11Aよりも内径が大きい大径面11Bと、摺動面11Aと大径面11Bとの間に設けられシリンダチューブ10の径方向に延びる環状の段差面11Cと、が形成される。
弁体271は、大径面11Bに摺接する筒状の本体部272と、本体部272における基端側(ピストン30側)の端部から径方向内側へ向けて突出する円板状のフランジ部273と、を有する。
本体部272には、接続ポート272Aが形成される。接続ポート272Aは、シリンダヘッド40に形成される圧抜き孔42Bよりも径が大きく形成される。
フランジ部273の内径は、シリンダチューブ10の摺動面11Aの内径よりも小さく、かつ、シリンダヘッド40の突出部42の外径よりも大きく形成される。つまり、フランジ部273は、シリンダチューブ10の摺動面11Aよりも径方向内側に延びており、一部がピストン30の端面と対向するように設けられる。
バルブスプリング275は、シリンダヘッド40と弁体271の本体部272との間に圧縮状態で設けられる。バルブスプリング275は、弁体271のフランジ部273をシリンダチューブ10の内周の段差面11Cに押し付けるように付勢力を発揮する。
水圧シリンダ300の通常の作動時には、弁体271は、バルブスプリング275の付勢力によってフランジ部273がシリンダチューブ10の段差面11Cに押し付けられる。この状態では、図6に示すように、連通ポート10Aは弁体271の本体部272によって覆われる。よって、連通ポート10Aとロッド側室1との連通が開閉弁270により遮断される。
水圧シリンダ300の伸長作動において、ピストン30が当接面42Aに当接するストローク端付近まで移動すると、ピストン30が当接面42Aに当接するよりも先に、ピストン30の端面が弁体271のフランジ部273に接触する。この状態からさらにピストン30が移動すると、ピストン30によってフランジ部273が押され、バルブスプリング275の付勢力に抗するように弁体271がピストン30と共に移動する。これにより、本体部272の接続ポート272Aが連通ポート10Aに臨み、開閉弁270が開弁して連通ポート10Aとロッド側室1とが連通する。さらにピストン30が移動して当接面42Aに当接した状態においても、図7に示すように、接続ポート272Aは連通ポート10Aに臨んでおり、開閉弁270は開弁した状態が維持される。このような変形例においても、上記第3実施形態と同様の効果を奏する。
次に、その他の変形例について説明する。
上記第3実施形態では、ハウジング51の内部には、第2実施形態と同様に、圧力室152が設けられる一方、付勢室53は設けられない。これに対し、第3実施形態において、第1実施形態と同様に、ハウジング51の内部にフリーピストン55を設け、ハウジング51の内部に圧力室52と付勢室53とが区画されるように構成してもよい。この場合、第3実施形態では開閉弁260によってロッド側室1と圧力室52の連通が切り換えられるため、付勢室53の付勢力を第1実施形態のように弁体161が移動しないような大きさとする必要はない。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
水圧シリンダ100,200,300は、シリンダチューブ10と、シリンダチューブ10内をロッド側室1及びボトム側室2に区画するピストン30と、ピストン30に連結されシリンダチューブ10に挿入されるピストンロッド20と、シリンダチューブ10に設けられ、ピストンロッド20を摺動自在に支持するシリンダヘッド40と、シリンダヘッド40に設けられ、シリンダヘッド40の内周とピストンロッド20の外周との間の環状隙間3を封止して環状隙間3を通じたロッド側室1からの水の漏れを防止するシール部材46と、ロッド側室1が収縮する方向へのストローク端付近までピストン30が移動するとロッド側室1から水が導かれる圧力室52,152を有し、圧力室52,152に水が導かれることによりロッド側室1の圧力上昇を抑制する抑制機構50,150,250と、を備える。
この構成では、ロッド側室1が収縮する方向のストローク端付近において、ロッド側室1の水が抑制機構50,150,250の圧力室52,152に導かれる。これにより、ストローク端付近までピストン30が移動した際、ロッド側室1の圧力上昇が抑制され、シール部材46とピストン30との間において圧力のこもりを抑制できる。したがって、水圧シリンダ100,200,300の耐久性が向上する。
また、水圧シリンダ100では、抑制機構50は、ハウジング51と、ハウジング51内に移動自在に設けられるフリーピストン55と、を有し、圧力室52は、ロッド側室1と常時連通し、フリーピストン55は、ハウジング51の内部を圧力室52と当該圧力室52の容積が小さくなる方向にフリーピストン55を付勢する付勢室53とに区画し、抑制機構50は、ピストン30がストローク端付近まで移動してロッド側室1の圧力が作動圧力に達すると、ロッド側室1の圧力によって付勢室53の付勢力に抗してフリーピストン55が移動し、圧力室52の容積が増加することによりロッド側室1の圧力上昇を抑制する。
この構成では、ストローク端付近において、ロッド側室1の圧力が作動圧力に達するとフリーピストン55が移動して、ロッド側室1の水が抑制機構50の圧力室52に導かれる。これにより、ストローク端付近までピストン30が移動した際、ロッド側室1の圧力上昇が抑制される。
水圧シリンダ200,300では、抑制機構150,250は、圧力室152とロッド側室1との連通と遮断とを切り換える開閉弁160,260,270をさらに有し、開閉弁160,260,270は、弁体161,261,271と、圧力室152とロッド側室1との連通が遮断されるように弁体161,261,271を付勢するバルブスプリング165,265,275と、を有して、ピストン30がストローク端付近まで移動すると開弁してロッド側室1と圧力室152とを連通する。
水圧シリンダ200では、開閉弁160は、ロッド側室1の圧力が作動圧力に達すると、ロッド側室1の圧力によって弁体161がバルブスプリング165の付勢力に抗して移動することにより開弁する。
この構成では、ストローク端付近において、ロッド側室1の圧力が作動圧力に達すると弁体161が移動してロッド側室1と圧力室152とが連通する。これにより、ロッド側室1の水が抑制機構150の圧力室152に導かれ、ストローク端付近までピストン30が移動した際のロッド側室1の圧力上昇が抑制される。
水圧シリンダ300では、開閉弁260,270は、ピストン30がストローク端付近まで移動すると、ピストン30によって弁体261,271がバルブスプリング265,275の付勢力に抗して押圧されることにより開弁する。
この構成では、ピストン30がストローク端付近まで移動すると、ピストン30によって開閉弁260,270が開弁され、ロッド側室1と圧力室152とが連通する。これにより、ロッド側室1の水が抑制機構250の圧力室52に導かれ、ストローク端付近までピストン30が移動した際のロッド側室1の圧力上昇が抑制される。また、開閉弁260,270は、ロッド側室1の圧力により開閉されるものではないため、開閉弁260,270の作動と水圧シリンダ300の作動とが互いに影響することがなく、開閉弁260,270及び水圧シリンダ300の作動を安定させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
100,200,300…水圧シリンダ(流体圧シリンダ)、1…ロッド側室(第1流体圧室)、2…ボトム側室(第2流体圧室)、3…環状隙間(隙間)、10…シリンダチューブ、20…ピストンロッド、30…ピストン、40…シリンダヘッド(支持部)、46…シール部材、50,150,250…抑制機構、51…ハウジング、52,152…圧力室、53…付勢室、55…フリーピストン(移動部材)、160,260,270…開閉弁、161,261,271…弁体、165,265,275…バルブスプリング(付勢部材)

Claims (5)

  1. シリンダチューブと、
    前記シリンダチューブ内を第1流体圧室及び第2流体圧室に区画するピストンと、
    前記ピストンに連結され前記シリンダチューブに挿入されるピストンロッドと、
    前記シリンダチューブに設けられ、前記ピストンロッドを摺動自在に支持する支持部と、
    前記支持部に設けられ、前記支持部の内周と前記ピストンロッドの外周との間の隙間を封止して前記隙間を通じた前記第1流体圧室からの作動流体の漏れを防止するシール部材と、
    前記第1流体圧室が収縮する方向へのストローク端付近まで前記ピストンが移動すると前記第1流体圧室から作動流体が導かれる圧力室を有し、前記圧力室に作動流体が導かれることにより前記第1流体圧室の圧力上昇を抑制する抑制機構と、を備えることを特徴とする流体圧シリンダ。
  2. 前記抑制機構は、
    ハウジングと、
    前記ハウジング内に移動自在に設けられる移動部材と、を有し、
    前記圧力室は、前記第1流体圧室と常時連通し、
    前記移動部材は、前記ハウジングの内部を前記圧力室と当該圧力室の容積が小さくなる方向に前記移動部材を付勢する付勢室とに区画し、
    前記抑制機構は、前記ピストンが前記ストローク端付近まで移動して前記第1流体圧室の圧力が所定の圧力に達すると、前記第1流体圧室の圧力によって前記付勢室の付勢力に抗して前記移動部材が移動し、前記圧力室の容積が増加することにより前記第1流体圧室の圧力上昇を抑制することを特徴とする請求項1に記載の流体圧シリンダ。
  3. 前記抑制機構は、前記圧力室と前記第1流体圧室との連通と遮断とを切り換える開閉弁をさらに有し、
    前記開閉弁は、弁体と、前記圧力室と前記第1流体圧室との連通が遮断されるように前記弁体を付勢する付勢部材と、を有して、前記ピストンが前記ストローク端付近まで移動すると開弁して前記第1流体圧室と前記圧力室とを連通することを特徴とする請求項1に記載の流体圧シリンダ。
  4. 前記開閉弁は、前記第1流体圧室の圧力が所定の圧力に達すると、前記第1流体圧室の圧力によって前記弁体が前記付勢部材の付勢力に抗して移動することにより開弁することを特徴とする請求項3に記載の流体圧シリンダ。
  5. 前記開閉弁は、前記ピストンが前記ストローク端付近まで移動すると、前記ピストンによって前記弁体が前記付勢部材の付勢力に抗して押圧されることにより開弁することを特徴とする請求項3に記載の流体圧シリンダ。
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