JP2019182243A - 運搬台車の連結装置 - Google Patents
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Description
本発明は、隣接する隅部材の挿通孔に下方から連結金具の両嵌合部を挿入しかつ支柱止め部材に嵌合することにより、2台の運搬台車を連結できるようにした運搬台車の連結装置を提供することを目的とする。
第1に、平面視矩形状の台枠3の角部の隅部材4に、支柱5の下端を挿入可能な挿通孔6を形成しかつ下部に支柱5の下端を止めるための支柱止め部材7を挿通して運搬台車1を構成し、この運搬台車1を複数配置して隣接する隅部材4同士を連結金具11で連結する運搬台車の連結装置であって、
前記連結金具11は、連結される2つの隅部材4の下方を横切る金具本体部12の両端に挿通孔6に下方から挿入される立ち上がり部13と、この立ち上がり部13の上部で支柱止め部材7に上側から嵌合する嵌合部14とを有することを特徴とする。
第3に、前記隣接する隅部材4の各挿通孔6には、挿通孔6の内周面より挿通孔6の中心から離れかつ隣接同士が近づく溝底を有する逃げ溝16を形成しており、前記連結金具11の両立ち上がり部13の間隔は両逃げ溝16の間隔に略等しく、前記連結金具11の嵌合部14は逃げ溝16の溝底と支柱止め部材7との間を挿通可能に形成されていることを特徴とする。
第5に、前記連結金具11は、丸棒材の中央に金具本体部12を形成し、この金具本体部12の両端を上方に屈曲して立ち上がり部13を形成し、立ち上がり部13の上部を略U字形状に屈曲して嵌合部14を形成していることを特徴とする。
即ち、請求項1に係る発明は、連結金具11は、連結される2つの隅部材4の下方を横切る金具本体部12の両端に挿通孔6に下方から挿入される立ち上がり部13と、この立ち上がり部13の上部で支柱止め部材7に上側から嵌合する嵌合部14とを有するので、隣接する2つの隅部材4の下方から立ち上がり部13及び嵌合部14を挿入して、挿通孔6を上から塞ぐことも金具本体部12が運搬台車1の上面に突出することもなく、嵌合部14が支柱止め部材7に上側から嵌合することにより、2台の運搬台車1を連結することができる。
請求項3に係る発明は、隅部材4の各挿通孔6に逃げ溝16が形成され、連結金具11の両立ち上がり部13の間隔は両逃げ溝16の間隔に略等しいので、連結金具11の嵌合部14を逃げ溝16の溝底と支柱止め部材7との間を通して支柱止め部材7の上方まで挿通可能になり、支柱止め部材7への嵌合部14の嵌合が可能になる。
請求項5に係る発明は、連結金具11は、丸棒材の中央に金具本体部12を形成し、この金具本体部12の両端を上方に屈曲して立ち上がり部13を形成し、立ち上がり部13の上部を略U字形状に屈曲して嵌合部14を形成しているので、連結金具11を簡単かつ安価に製作することができる。
図1〜3、6,7において、2台連結の運搬台車1を示しており、各運搬台車1は、台枠3と、この台枠3の底面側に固定の3本の平行な取付体27と、各取付体27の両端側に取り付けられた計6個の車輪9とを有し、台枠3の4隅にハンドル又は仕切り棒となる支柱5を立設可能にしている。
縦部材22、横部材23及び縦桟材26の下面には、2本の横部材23の間に3本の平行な取付体27が架設されている。
図7において、車輪9はキャスタ輪であって、平面視略四角形状の座板9aに縦軸廻り回動自在にヨーク9bを支持し、このヨーク9bに横軸廻り回転自在にタイヤ9cを支持している。なお、車輪9は縦軸のない1方向回転輪を使用してもよい。
前記天板30は6個の車輪9に対応する位置に切欠部30aが形成されており、運搬台車1を上下に積み重ねたときに、上側の運搬台車1の6個の車輪9が下側の運搬台車1の6個の切欠部30aに入って、取付体27の上に載置されるようになっている。
隅部材4は、上下貫通の挿通孔6を形成した筒形状の筒部4Aと、縦部材22を挟んで連結する一対の縦連結片4B及び横部材23を挟んで連結する一対の横連結片4Cと、一対の平行な係合リブ4Dとを上下両端に亘って長く形成している。
筒部4Aは、挿通孔6の内周全域で支柱5を受ける必要がないため、逃げ溝16を形成して材料の減少及び軽量化を図っており、外周部に縦連結片4B、横連結片4C及び係合リブ4Dを形成することにより、強度向上を図っている。
前記支柱止め部材7は平面視において挿通孔6の中心を通っており、その長手方向中央が挿通孔6の内周面と最も離れ、その離れた部位に対向して挿通孔6の逃げ溝16が形成され、逃げ溝16の溝底と支柱止め部材7との間には挿通孔6内で最大の空間が形成されている。
ボルト製の支柱止め部材7は筒部4Aの下部の貫通孔に挿通しながら係合リブ4Dに廻り止めされたナット36に螺合する。この支柱止め部材7は支柱5の下部を貫通してもよいが、支柱5の下端を載置して下方への抜けを止めるものでもよい。
2台の運搬台車1は図6、7に示されるような縦長に隣り合わせに連結するか、2台を横並びに連結するか、図8に示されるような縦横に計4台を連結するかすることになり、いずれの連結も、隣接する隅部材4同士を1個の連結金具11で連結することになる。
即ち、前記連結金具11は鉄板を切り抜いて帯板状にしかつ屈曲したものであり、金具本体部12の端部から直角に屈曲して帯板状の立ち上がり部13を形成し、嵌合部14は立ち上がり部13の帯板端部を略U字形状に屈曲しており、嵌合部14の下部は立ち上がり部13の上部と平行な面を形成している。
また、前記連結金具11の両立ち上がり部13の間隔は両隅部材4の逃げ溝16の間隔に略等しく、両嵌合部14の間隔は両隅部材4の逃げ溝16と支柱止め部材7との間の空間の間隔に略等しく、図1に2点鎖線で示す如く、両嵌合部14は前記最大幅空間に対応するとき、上下に挿通させることができる。
前記連結金具11は、金具本体部12の上面から嵌合部14の下端までの高さが、隅部材4の下端から支柱止め部材7の上面までの高さより僅かに高くなっており、金具本体部12の上面を隅部材4の下端に当接した状態で、嵌合部14の下端が支柱止め部材7の上面の上を水平移動できるようになっている。
前記連結金具11による連結動作は、2台の運搬台車1を縦並び又は横並びに配置して、運搬台車1の合わせ面を挟んで2つの隅部材4が隣接する状態を作り、この2つの隅部材4を連結金具11で連結する。
前記連結金具11で2台の運搬台車1を連結していて一方の運搬台車1が溝もしくは段差等を通行したとき、隣接する隅部材4に相対的上下動を生じ、一方の支柱止め部材7は嵌合部14から下方へ離脱することはある。しかし、下方移動した状態で隅部材4が水平移動することは極めて希であるので、支柱止め部材7と嵌合部14の水平方向の離脱は阻止され、連結金具11の不本意な連結解除を防止できる。
図9は連結金具11の変形例を示しており、この連結金具11は丸棒材で形成されており、丸棒材の中央に金具本体部12を形成し、この金具本体部12の両端を上方に屈曲して立ち上がり部13を形成し、立ち上がり部13の上部を略U字形状に屈曲して嵌合部14を形成している。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、部材の形状、構成及び組み合わせ等を変更したりすることもできる。
例えば、連結される2つの隅部材4の合わせ面と平行になるように支柱止め部材7を隅部材4の下部に挿通しておき、連結金具11の両嵌合部14を平行に形成し、両嵌合部14を挿通孔6と支柱止め部材7との間の空間を挿通してから、連結金具11を隅部材4の合わせ面と直交する方向に移動して、両嵌合部14を支柱止め部材7に嵌合するように構成してもよい。
3 台枠
4 隅部材
4A 筒部
4B 縦連結片
4C 横連結片
4D 係合リブ
5 支柱
6 挿通孔
7 支柱止め部材
9 車輪
11 連結金具
12 金具本体部
13 立ち上がり部
14 嵌合部
16 逃げ溝
Claims (5)
- 平面視矩形状の台枠(3)の角部の隅部材(4)に、支柱(5)の下端を挿入可能な挿通孔(6)を形成しかつ下部に支柱(5)の下端を止めるための支柱止め部材(7)を挿通して運搬台車(1)を構成し、この運搬台車(1)を複数配置して隣接する隅部材(4)同士を連結金具(11)で連結する運搬台車の連結装置であって、
前記連結金具(11)は、連結される2つの隅部材(4)の下方を横切る金具本体部(12)の両端に挿通孔(6)に下方から挿入される立ち上がり部(13)と、この立ち上がり部(13)の上部で支柱止め部材(7)に上側から嵌合する嵌合部(14)とを有することを特徴とする運搬台車の連結装置。 - 前記支柱止め部材(7)は各隅部材(4)の台枠(3)外側となる外角部から台枠(3)内側となる内角部に挿通されており、前記連結金具(11)の両嵌合部(14)は挿通孔(6)内で挿通孔(6)の中心から外角部に近い位置で支柱止め部材(7)に嵌合される間隔を有することを特徴とする請求項1に記載の運搬台車の連結装置。
- 前記隣接する隅部材(4)の各挿通孔(6)には、挿通孔(6)の内周面より挿通孔(6)の中心から離れかつ隣接同士が近づく溝底を有する逃げ溝(16)を形成しており、前記連結金具(11)の両立ち上がり部(13)の間隔は両逃げ溝(16)の間隔に略等しく、前記連結金具(11)の嵌合部(14)は逃げ溝(16)の溝底と支柱止め部材(7)との間を挿通可能に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の運搬台車の連結装置。
- 前記連結金具(11)は、立ち上がり部(13)を帯板で形成し、嵌合部(14)を帯板の端部を略U字形状に屈曲して形成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の運搬台車の連結装置。
- 前記連結金具(11)は、丸棒材の中央に金具本体部(12)を形成し、この金具本体部(12)の両端を上方に屈曲して立ち上がり部(13)を形成し、立ち上がり部(13)の上部を略U字形状に屈曲して嵌合部(14)を形成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の運搬台車の連結装置。
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