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JP2019178140A - Ertナイーブ患者及びert経験患者におけるファブリー病の処置 - Google Patents

Ertナイーブ患者及びert経験患者におけるファブリー病の処置 Download PDF

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Abstract

【課題】ファブリー病を有する酵素補充療法(ERT)経験患者又はERTナイーブ患者における左心室重量指数(LVMi)を低下させる方法の提供。【解決手段】約123mgの遊離塩基当量(FBE)のミガーラスタット又はその塩を含む製剤を、1日おきに少なくとも18ヶ月間患者に投与することを含む方法。前記製剤は、錠剤、カプセル又は溶液等の経口剤形であることが好ましい。【選択図】図3

Description

本発明の原理及び実施形態は、一般に、リソソーム蓄積障害の処置のための薬理学的シャペロンの使用、特にファブリー病の処置のためのミガーラスタットの使用に関する。
ファブリー病は、α−Gal A遺伝子(GLA)の変異の結果として、リソソーム酵素α−ガラクトシダーゼA(α−Gal A)の欠損によって引き起こされるスフィンゴ糖脂質代謝の進行性のX連鎖先天異常である。X連鎖障害であるにもかかわらず、女性では、様々な程度の臨床症状が発現し得る。ファブリー(Fabry)は、まれな疾患であり、一般の人口では男性40,000人に1人から117,000人に1人の間の頻度と推定される。さらに、古典的な徴候及び症状を示さないので、診断され得ないファブリー病の後期発症表現型の変異型が存在する。このために、及びファブリー病の新生児のスクリーニングによって、ファブリー病の実際の発生率は、現在推定されているよりも高い可能性があることが示唆される。
腎臓、心臓及び/または中枢神経系に影響を及ぼす血管疾患のせいで、未処置のファブリー病患者の平均余命は短縮され、通常40〜50年で死亡する。酵素欠乏は、血管内皮及び体全体の内臓組織における基質であるグロボトリオシルセラミド(GL−3)の細胞内蓄積をもたらす。スフィンゴ糖脂質沈着に起因する腎機能の漸進的な悪化及び高窒素血症の発症は、通常、生後30〜50年で起こるが、20代で早発する場合もある。腎臓の病変は、ヘミ接合性(男性)患者及びヘテロ接合性(女性)患者の両方に認められる。
心臓病は、ファブリー病の結果として、大部分の男性及び多くの女性において生じる。早期の心臓所見には、左室拡張、弁関与及び伝導異常が挙げられる。僧帽弁不全は、小児期または思春期に典型的に存在する最も頻繁な弁膜病変である。脳血管兆候は、主に多巣性小血管関与から生じ、これには、血栓症、一過性虚血発作、脳底動脈虚血及び動脈瘤、てんかん発作、片麻痺、片側感覚消失、失語症、迷路障害、または脳出血が挙げられる。脳血管兆候の発症の平均年齢は33.8歳である。性格の変化及び精神病の行動が、年齢の上昇とともに現れる場合がある。
ファブリー病の現在のFDA承認の処置法は、酵素補充療法(ERT)である。ファブリー病の処置には、以下の2つのα−Gal A製品:アガルシダーゼアルファ(agalsidase alfa)(Replagal(登録商標)、Shire Human Genetic Therapies)及びアガルシダーゼベータ(Fabrazyme(登録商標);Genzyme Corporation)が、現在入手可能である。ERTのこれらの2つの形態は、静脈内投与された組換え型の酵素により患者の不十分なα−Gal A活性を補うことを意図している。ERTは、多くの場面で有効であるが、処置には限界もある。ERTは脳卒中のリスクを低下させることは証明されておらず、心筋はゆっくりと応答し、腎臓の細胞型の一部からのGL−3排除は限定されたものである。一部の患者はまた、ERTに対する免疫反応も発症する。
したがって、ファブリー病の処置のための治療が依然として必要とされている。
本発明の様々な態様は、ミガーラスタットを用いたERTナイーブ(未経験)患者及びERT経験患者におけるファブリー病の処置に関する。
本発明の1つの態様は、ファブリー病を有するERT経験患者の左心室重量指数(LVMi)を低下させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、この有効量が約123mgの遊離塩基当量(FBE)である方法に関する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、この経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも18ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも30ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、約6.6g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約2g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約3.8g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約5g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約9g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
本発明の別の態様は、ファブリー病を有するERTナイーブ患者のLVMiを低下させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、この有効量が約123mgのFBEである方法、に関する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、LVHを有する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、この経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも18ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも30ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、約7.7g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約10g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約17g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約15g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約20.8g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
本発明の別の態様は、ファブリー病を有する患者におけるLVMiを正常化する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここでこの有効量が約123mgのFBEである、方法に関する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、LVHを有する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、この経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも18ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも30ヶ月間投与される。
本発明の別の態様は、ファブリー病を有するERT経験患者におけるLVMiを正常化する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここでこの有効量が約123mgのFBEである方法、に関する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、LVHを有する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は、経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、この経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも18ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも30ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、約6.6g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約2g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約3.8g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約5g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約9g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
本発明の別の態様は、ファブリー病を有するERTナイーブ患者のLVMiを正常化させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきにこの患者に投与することを含み、この有効量が約123mgのFBEである、方法に関する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、LVHを有する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、この経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも18ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも30ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、約7.7g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約10g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約17g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約15g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約20.8g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
本発明の別の態様は、ファブリー病を有する患者において有足細胞のGL−3を減少させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきにその患者に投与することを含み、ここでこの有効量が約123mgのFBEである、方法、に関する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は、経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、この経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも6ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、ERTナイーブ患者である。
1つ以上の実施形態では、上記患者はERT経験患者である。
本発明の別の態様は、ファブリー病を有する患者の有足細胞容積を減少させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきにこの患者に投与することを含み、ここでこの有効量が約123mgのFBEである方法、に関する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、約150mgのミガーラスタット塩酸塩を1日おきに投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、上記経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも6ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後に、少なくとも約30%という、ERTナイーブ患者の群の有足細胞容積の平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後に、約47%という、ERTナイーブ患者の群の有足細胞容積の平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、ERTナイーブ患者である。
1つ以上の実施形態では、上記患者はERT経験患者である。
本発明の別の態様は、ファブリー病を有する患者において1有足細胞あたりのGL−3封入体容積を減少させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきにこの患者に投与することを含み、ここでこの有効量が、約123mgのFBEである、方法に関する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、この経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも6ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、少なくとも約30%という、ERTナイーブ患者の群の1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、約50%という、ERTナイーブ患者の群の1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記患者はERTナイーブ患者である。
1つ以上の実施形態では、上記患者はERT経験患者である。
本発明の別の態様は、ERT経験患者におけるファブリー病の処置方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきにこの患者に投与することを含み、この有効量が約123mgのFBEであり、かつここでこの製剤を投与することが、この患者の左心室重量(LVM)を低下する方法、に関する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、上記経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも18ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも30ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、約6.6g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約2g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約3.8g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約5g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約9g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
本発明の別の態様は、ERTナイーブ患者におけるファブリー病の処置方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここでこの有効量が約123mgのFBEを含み、かつここで上記製剤を投与することによって、患者のLVMが減少する、方法に関する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、LVHを有する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、上記経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも18ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも30ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、約7.7g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約10g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約17g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約15g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約20.8g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
本発明の別の態様は、ファブリー病を処置する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を必要とする患者に1日おきに投与することを含み、ここで、この有効量は、約123mgのFBEであり、かつここで、上記製剤を投与することによって、患者のLVMiを標準化する、方法に関する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、LVHを有する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、上記経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも18ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも30ヶ月間投与される。
本発明の別の態様は、ERT経験患者におけるファブリー病の処置方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきにこの患者に投与することを含み、ここでこの有効量が約123mgのFBEであり、かつここでこの製剤を投与することにより、患者のLVMiを正常化する、方法に関する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、LVHを有する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、この経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも18ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも30ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、約6.6g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約2g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約3.8g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約5g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約9g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
本発明の別の態様は、ERTナイーブ患者におけるファブリー病の処置方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきにこの患者に投与することを含み、ここでこの有効量が約123mgのFBEであり、かつここで製剤を投与することによって、患者のLVMiが正常化される、方法に関する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、LVHを有する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩はα−ガラクトシダーゼA活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、上記経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも18ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも30ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、約7.7g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約10g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約17g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約15g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。1つ以上の実施形態では、このミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約20.8g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。
本発明の別の態様は、ファブリー病を処置する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を必要な患者に1日おきに投与することを含み、ここでこの有効量が、約123mgのFBEであり、かつこの製剤を投与することが、患者におけるGL−3を減少させる、方法に関する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、この経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも6ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者はERTナイーブ患者である。
1つ以上の実施形態では、上記患者はERT経験患者である。
本発明の別の態様は、ファブリー病を処置する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を必要とする患者に1日おきに投与することを含み、ここでこの有効量が、約123mgのFBEであり、かつここでこの製剤を投与することが、患者における有足細胞容積を減少させる方法、に関する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、上記経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも6ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、少なくとも約30%という、ERTナイーブ患者の群における有足細胞容積の平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、約47%という、ERTナイーブ患者の群における有足細胞容積の平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記患者はERTナイーブ患者である。
1つ以上の実施形態では、上記患者はERT経験患者である。
本発明の別の態様は、ファブリー病を処置する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を必要とする患者に1日おきに投与することを含み、ここでこの有効量が、約123mgのFBEであり、かつここでこの製剤を投与することが、患者における1有足細胞あたりのGL−3封入体容積を減少させる方法、に関する。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、α−Gal A活性を増強する。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記患者は、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される。
1つ以上の実施形態では、上記製剤は経口剤形を含む。1つ以上の実施形態では、上記経口剤形は、錠剤、カプセルまたは溶液を含む。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩は、少なくとも6ヶ月間投与される。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、少なくとも約30%という、ERTナイーブ患者の群における1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記ミガーラスタットまたはその塩の投与は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、約50%という、ERTナイーブ患者の群における1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の平均減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、上記患者はERTナイーブ患者である。
1つ以上の実施形態では、上記患者はERT経験患者である。
本発明のさらなる特徴は、以下の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
ヒト野生型GLA遺伝子(配列番号1)の完全なDNA配列を示す。 ヒト野生型GLA遺伝子(配列番号1)の完全なDNA配列を示す。 ヒト野生型GLA遺伝子(配列番号1)の完全なDNA配列を示す。 ヒト野生型GLA遺伝子(配列番号1)の完全なDNA配列を示す。 ヒト野生型GLA遺伝子(配列番号1)の完全なDNA配列を示す。 図2は、野生型α−Gal Aタンパク質(配列番号2)を示す。 図3は、実施例1に記載されているように、ベースラインからミガーラスタット処置の6/12、18/24及び30/36ヶ月後までの平均LVMi変化を示す。 図4は、実施例1に記載されているように、(A)ベースラインからミガーラスタット処置の6ヶ月後までの1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の個々の変化;(B)ベースライン時のファブリー病患者由来の糸球体、及び(C)6ヶ月間の処置後の糸球体、を示す。 図5は、実施例1に記載されているように、(A)ベースラインからミガーラスタット処置の6ヶ月後までの有足細胞容積の個々の変化;(B)6ヶ月の処置後の有足細胞容積と有足細胞封入体容積との間の相関;(C)ベースライン時及び処置6ヶ月後の有足細胞中のGL−3封入体の容積画分(有足細胞封入体容積/有足細胞容積)、を示す。 図6は、実施例1に記載されているように、(A)健常な対照と比較したベースラインでの、またはミガーラスタット処置の6ヶ月後の患者におけるファブリー病を有する患者での平均足突起幅;(B)足突起幅の変化と1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の変化との間の相関、を示す。 図7は、実施例1に記載されているように、(A)ベースラインからミガーラスタット処置の6ヶ月後までの血漿lyso−Gb3の個々の変化;(B)有足細胞におけるGL−3封入体容積画分における変化及び(C)GL−3封入体容積における変化との、血漿lyso−Gb3における変化の間の個々の比較、を示す。 図8は、実施例1に記載のように、24時間尿タンパク質の変化と、(A)有足細胞におけるGL−3封入体の容積画分の変化、及び(B)GL−3封入体容積との独立した比較を示す。 図9は、実施例3に記載されているように、ミガーラスタット療法での女性患者における尿中GL−3レベルを示す。 図10は、実施例3に記載されているように、ミガーラスタット療法での男性患者における尿中GL−3レベルを示す。
本発明のいくつかの例示的な実施形態を説明する前に、本発明は、以下の説明に記載された構成または工程段階の詳細には限定されないことを理解すべきである。本発明は、他の実施形態が可能であり、様々な方法で実施または実行されることが可能である。
本発明の様々な態様は、ファブリー病の処置のためのミガーラスタットのような薬理学的シャペロンの投与のための投薬レジメンに関する。1つ以上の実施形態では、ミガーラスタットの投薬レジメンは、患者の1つ以上の心臓パラメーター及び/または1つ以上の腎臓パラメーターを改善する。
定義
本明細書中で使用される用語は、一般には、本発明の文脈内で、そして各用語が使用される具体的な文脈において、当該技術分野におけるそれらの通常の意味を有する。特定の用語は、本発明の組成物及び方法、ならびにそれらの作製法及び使用法の説明において、実施者に追加の指針を提供するために、以下または本明細書の他の箇所で論じられる。
「ファブリー病」という用語は、欠損リソソームα−Gal A活性に起因するスフィンゴ糖脂質異化のX連鎖先天異常を指す。この欠損は、心臓、腎臓、皮膚及び他の組織の血管内皮リソソームにおける基質グロボトリオシルセラミド(「GL−3」、Gb3またはセラミドトリヘコシドとしても公知)及び関連するスフィンゴ糖脂質の蓄積を引き起こす。
「非定型(atypical)ファブリー病」という用語は、心臓、特に左心室の有意な拡大をもたらす、心筋細胞におけるα−Gal A欠損、すなわち進行性GL−3蓄積という主に心臓症状を有する患者を指す。
「キャリア」とは、α−Gal A遺伝子が欠損している1つのX染色体及び正常遺伝子を有する1つのX染色体を有しており、正常な対立遺伝子のX染色体不活性化が、1つ以上の細胞型に存在する女性である。キャリアは、ファブリー病と診断される場合が多い。
「患者」とは、特定の疾患と診断されたか、または特定の疾患を有することが疑われる対象を指す。患者は人間でもよいし、動物でもよい。
「ファブリー患者」とは、ファブリー病と診断されたか、またはファブリー病を有すると疑われている個体を指し、以下にさらに定義するように突然変異したα−Gal Aを有する。ファブリー病の特徴的なマーカーは、同じ有病率を有する男性のヘミ接合体及び女性のキャリアにおいて生じ得るが、女性は一般的にそれほど重篤な影響を受けない。
「ERTナイーブ患者」という用語は、ミガーラスタット処置を開始する前に、ERTを受けたことのないファブリー患者、または少なくとも6ヶ月間ERTを受けていないファブリー患者を指す。
「ERT経験患者」という用語は、ミガーラスタット処置を開始する直前にERTを受けていたファブリー患者を指す。いくつかの実施形態では、ERT経験患者は、ミガーラスタット処置を開始する直前に少なくとも12ヶ月のERTを受けた。
ヒトα−ガラクトシダーゼA(α−Gal A)は、ヒトGLA遺伝子によってコードされる酵素を指す。イントロン及びエキソンを含む、α−Gal Aの完全なDNA配列は、GenBankアクセッション番号X14448.1で入手可能であり、かつ配列番号1A〜図1Eに示されている。ヒトα−Gal A酵素は、429個のアミノ酸からなり、GenBankアクセッション番号X14448.1及びU78027.1で利用可能であり、かつ配列番号2及び図2に示されている。
「突然変異タンパク質」という用語は、タンパク質をコードする遺伝子に突然変異を有するタンパク質であって、それによって、小胞体(endoplasmic reticulum)に通常存在する条件下でそのタンパク質が安定した立体配座を達成できなくなるタンパクを包含する。安定した立体配座を達成することができないと、リソソームに輸送されるのではなく、相当量の酵素が分解される。このような突然変異は、時に「立体配座突然変異体」と呼ばれることがある。そのような突然変異としては、限定するものではないが、ミスセンス突然変異、及びインフレームの小欠失及び挿入が挙げられる。
本明細書中の一実施形態では、「変異型α−Gal A」という用語は、α−Gal Aをコードする遺伝子に突然変異を有するα−Gal Aであって、その結果、小胞体中に通常存在する条件下で、酵素が安定した立体配座を達成することができなくなるα−Gal Aを包含する。安定した立体配座を達成することができないと、リソソームに輸送されるのではなく、相当量の酵素が分解される。
本明細書において用いる場合、「薬理学的シャペロン」(「PC」)という用語は、タンパク質に特異的に結合し、かつ以下の効果のうちの1つ以上を有する低分子、タンパク質、ペプチド、核酸、炭水化物などを含む任意の分子を指す:(i)タンパク質の安定した分子立体配座の形成を促進する;(ii)タンパク質の小胞体から別の細胞位置、好ましくは天然の細胞位置への輸送を誘導する、すなわち、タンパク質の小胞体関連分解を防止する;(iii)ミスフォールドタンパク質の凝集を防止する;ならびに/または(iv)タンパク質に対する少なくとも部分的な野生型機能及び/もしくは活性を回復もしくは向上させる。例えばα−Gal Aに特異的に結合する化合物とは、それがその酵素に結合してシャペロン効果を及ぼし、かつ関連または無関係な酵素の一般的な群にはそうしないことを意味する。より具体的には、この用語は、BiPなどの内因性シャペロンを指すのでもなく、またはグリセロール、DMSOもしくは重水素化された水、などの様々なタンパク質に対して非特異的シャペロン活性を示した非特異的薬剤、すなわち化学シャペロンを指すのでもない。本発明の1つ以上の実施形態では、PCは、可逆的競合阻害剤であってもよい。
酵素の「競合的阻害剤」とは、基質とほぼ同じ場所に酵素を結合させるため、酵素基質の化学構造及び分子幾何形状と構造的に類似する化合物を意味し得る。したがって、この阻害剤は、基質分子と同じ活性部位について競合し、これによってKmを増大させる。競合阻害は通常、阻害剤を変位させるために充分な基質分子が利用できる場合、すなわち競合的阻害剤が可逆的に結合し得る場合は可逆的である。したがって酵素阻害の量は、阻害剤の濃度、基質濃度、ならびに活性部位に対する阻害剤及び基質の相対的親和力に依存する。
本明細書において用いる場合、「特異的に結合する」という用語は、α−Gal Aなどのタンパク質と薬理学的シャペロンの相互作用、具体的には、薬理学的シャペロンに接触するのに直接関わるタンパク質のアミノ酸残基との相互作用を指す。薬理学的シャペロンは、標的タンパク質、例えばα−Gal Aに特異的に結合し、関係または無関係のタンパク質の一般的な基ではなく、そのタンパク質に対してシャペロン効果を及ぼす。任意の所与の薬理学的シャペロンと相互作用するタンパク質のアミノ酸残基は、そのタンパク質の「活性部位」の内部にあってもよく、なくてもよい。特異的結合は、慣用的な結合アッセイを通して評価してもよく、または構造研究、例えば共結晶化、NMRなどを通して評価してもよい。α−Gal Aの活性部位は、基質結合部位である。
「α−Gal A活性欠損」とは、ファブリー病または任意の他の疾患(特に血液疾患)を有していないか、またはその疑いのない正常な個体における活性と(同じ方法を用いて)比較して正常範囲より低い、患者由来の細胞中のα−Gal A活性を指す。
本明細書において用いる場合、「α−Gal A活性を増強する」、または「α−Gal A活性を増大させる」という用語は、α−Gal Aに特異的な薬理学的シャペロンと接触していない細胞(好ましくは、例えば、より早期の同じ細胞型または同じ細胞の細胞)の量に対して、α−Gal Aに特異的な薬理学的シャペロンと接触させられた細胞内で安定した立体配座をとる、α−Gal Aの量を増大させることを指す。この用語はまた、α−Gal Aに特異的な薬理学的シャペロンと接触させられた細胞中のリソソームへのα−Gal Aの輸送を、そのタンパク質に特異的な薬理学的シャペロンと接触させられていないα−Gal Aの輸送に対して増大させることも指す。これらの用語は、野生型及び変異型α−Gal Aの両方を指す。一実施形態では、細胞内のα−Gal Aの量の増大は、PCで処理された細胞由来の溶解物中の人工的基質の加水分解を測定することによって測定される。加水分解の増大は、α−Gal A活性の増大を示す。
「α−Gal A活性」という用語は、ある細胞中の野生型α−Gal Aの正常な生理学的機能を指す。例えば、α−Gal A活性としては、GL−3の加水分解が挙げられる。
「応答者」とは、例えばファブリー病のようなリソソーム貯蔵障害を有するという診断を受けたかまたはその疑いがある個体であって、その細胞がPCとの接触に応答して、それぞれに十分増大したα−Gal A活性、及び/または症候の改善もしくは代理マーカーの改善を示す個体である。ファブリー病についての代理マーカーの改善の非限定的な例は、lyso−GB3及び米国特許出願公開第2010/0113517号に開示されるものである。
U.S.2010/0113517号に開示されているファブリー病の代理マーカーの改善の非限定的な例としては、細胞(例えば線維芽細胞)及び組織内のα−Gal Aレベルまたは活性の増大;GL−3蓄積の減少;ホモシステイン及び血管細胞接着分子−1(VCAM−1)の血漿濃度の低下;心筋細胞及び弁膜線維芽細胞内のGL−3蓄積の減少;血症グロボトリアオシルスフィンゴシン(lyso−Gb3)の減少;(特に左心室の)心臓肥大の軽減、弁膜不全及び不整脈の改善;タンパク尿の改善;CTH、ラクトシルセラミド、セラミドなどの脂質の尿中濃度の低下、ならびにグルコシルセラミド及びスフィンゴミエリンの尿中濃度の上昇;糸球体上皮細胞中の積層封入体(ゼブラ小体)の非存在;腎機能の改善;発汗低下の緩和;角化血管腫の非存在;ならびに、高周波感音難聴、進行性難聴、突発性難聴または耳鳴りなどの聴覚異常の改善が挙げられる。神経学的症候の改善としては、一過性脳虚血発作(TIA)または脳卒中の予防;及び肢端感覚異常(末端部のほてりまたはうずき)として現われる神経因性疼痛の改善が挙げられる。ファブリー病について評価され得る別の種類の臨床マーカーは、有害な心血管系の徴候の有病率である。
本明細書において用いる場合、「正常化LVMi」という用語は、患者のLVMiを正常範囲超から正常範囲内まで低下させることを指す。女性のLVMiの正常範囲は、43〜95g/mであり、男性のLVMiの正常範囲は、49〜115g/mである。したがって、女性患者のLVMiを正常化することは、LVMiを>95g/mから43g/mの範囲内まで低下させ、男性患者のLVMiを正常化することは、LVMiを>115g/mから49〜115g/mの範囲内まで低下させている。
「薬学的に許容できる」という語句は、生理学的に許容可能であり、かつヒトに投与された場合に典型的には、望ましくない反応を生じない分子的実体及び組成物を指す。いくつかの実施形態では、本明細書で使用される場合、「薬学的に許容される」という用語は、連邦または州政府の規制機関によって承認されているか、または米国薬局方もしくは動物、さらに具体的にはヒトにおける使用のために一般に認められている他の薬局方に列挙されることを意味する。医薬担体に関する「担体」という用語は、化合物が投与される希釈剤、アジュバント、賦形剤、またはビヒクルを指す。このような医薬担体は、水及び油のような滅菌液体であってもよい。水または水溶液の生理食塩水溶液及び水性デキストロース及びグリセロール溶液は、特に注射液のための担体として使用することが好ましい。適切な薬学的担体は、E.W.Martin、18th Edition、または他の版による「Remington’s Pharmaceutical Sciences」に記載されている。
「酵素補充療法」または「ERT」という用語は、そのような酵素の欠損を有する個体に非天然の精製酵素を導入することを指す。投与されたタンパク質は、天然供給源から得てもよいし、または組換え発現(以下により詳細に記載されるとおり)によって得てもよい。この用語はまた、個体における精製された酵素の導入であって、そうでなければ、精製された酵素の投与を必要とするかまたはその恩恵を受ける(例えば、酵素不足に苦しんでいる)導入を指す。導入された酵素は、インビトロで産生された、精製された組換え酵素であってもよいし、または例えば、胎盤もしくは動物の乳などの単離された組織もしくは液体から、または植物から精製されたタンパク質であってもよい。
本明細書で使用される「単離される」という用語は、言及される材料を、それが通常見出される環境から取り出すことを意味する。したがって、単離された生物材料とは、細胞構成要素、すなわちその材料が中で発見または産生される細胞の構成要素を含まない状態であり得る。核酸分子の場合、単離された核酸としては、PCR産物、ゲル上のmRNAバンド、cDNAまたは制限フラグメントが挙げられる。別の実施形態では、単離された核酸は、好ましくは、それが見出され得る染色体から切り出され、かつさらに好ましくは、非調節、非コーティング領域にも、または染色体中に発見された時点で単離核酸分子が含んでいた遺伝子の上流側または下流側に位置するその他の遺伝子にも、もはや接続されていない。さらに別の実施形態では、単離核酸は、1つ以上のイントロンを欠いている。単離核酸としては、プラスミド、コスミド、人工染色体などに挿入された配列が挙げられる。したがって、特定の実施形態では、組換え型核酸は、単離核酸である。単離タンパク質は、それが細胞内で会合しているその他のタンパク質もしくは核酸またはその両方と会合されてもよく、あるいはそれが膜結合タンパク質である場合には細胞膜と会合されていてもよい。単離された細胞小器官、細胞、または組織は、生物体内でそれが見出される解剖学的部位から取り出される。単離された材料は精製してもよいが、必ずしも精製する必要はない。
「約」及び「およそ」という用語は、一般に、測定の性質または精度から生じる、測定量に関する許容可能な程度の誤差を意味するものである。典型的には、例示的な誤差の程度は所与の値または値の範囲の20パーセント(%)以内、好ましくは10%以内、そしてより好ましくは5%以内である。あるいは、特に生体系において、「約」及び「およそ」という用語は、所与の値の好ましくは10倍または5倍内、より好ましくは2倍内という範囲内にある平均値であり得る。本明細書中で示されている数値的数量は、特に明記しないかぎり近似であり、これは、明示的に記載されていない場合、「約」または「およそ」という用語が暗示され得る、ということを意味している。
(ファブリー病)
ファブリー病は、まれで進行性で、かつ破壊的なX連鎖リソソーム蓄積障害である。GLA遺伝子の突然変異が、スフィンゴ糖脂質代謝に必要とされるリソソーム酵素であるα−Gal Aの欠損をもたらす。生後早期から、α−Gal A活性の低下は、GL−3及び血漿lyso−Gb3を含むスフィンゴ糖脂質の蓄積をもたらし、かつ疼痛、胃腸症状、腎不全、心筋症、脳血管事象、及び早期死亡を含むファブリー病の症状及び生命限定後遺症をもたらす。処置の早期開始及び生涯にわたる処置によって、疾患の進行を遅らせ、平均余命を延ばす機会が得られる。
ファブリー病は、伝統的に2つの主な表現型、「古典的」及び「遅発性」に分けられているが、あるスペクトルの病気の重症度及び発症年齢を包含する。古典的な表現型は、低α−Gal A活性が検出されず、早期の腎臓、心臓及び/または脳血管兆候の発症を伴う男性に主に帰せられている。後期発症の表現型は、より高いα−Gal A残存活性を有し、後にこれらの疾患徴候の発症を伴う男性に主に帰されてきた。ヘテロ接合性の女性キャリアは、典型的には遅発型表現型を発現するが、X染色体不活性化のパターンに依存して、古典的な表現型も表示する場合がある。
800超のファブリー病を引き起こすGLA突然変異が同定されている。約60%がミスセンス突然変異であり、α−Gal A酵素に単一のアミノ酸置換をもたらす。ミスセンスGLA突然変異は、しばしば、異常に折りたたまれ、不安定な形態のα−Gal Aの産生をもたらし、大部分は古典的な表現型と関連する。小胞体の正常な細胞質制御機構は、これらの異常なタンパク質のリソソームへの移動を阻止し、それらを早期の分解及び除去の標的とする。多くのミスセンス変異型が、α−Gal A特異的薬理学的シャペロンであるミガーラスタットの標的である。
ファブリー病の臨床徴候は、広範囲の重症度に及んでおり、患者の残存α−Gal Aレベルとおおよそ相関している。現在処置されている患者の大部分は、古典的ファブリー患者と呼ばれ、そのほとんどは男性である。これらの患者は、腎臓、心臓及び脳を含む様々な器官の疾患を経験し、疾患の症状は、最初は思春期に現れ、典型的には生後4〜50年で死亡するまで重症度が進行する。多くの最近の研究では、通常、成人期に最初に現れる、心臓または腎機能の障害及び脳卒中など、ファブリー病症状の範囲を有する多数の未診断の男性及び女性が存在することが示唆されている。後発性ファブリー病と呼ばれるこの種のファブリー病を有する個体は、古典的なファブリー患者よりも高い残留α−Gal Aレベルを有する傾向がある。後発性ファブリー病を患う個体は、通常、成人期に最初に疾患症状を経験し、左心室の拡大または進行性腎不全などの単一の臓器に集中した疾患症状を有する場合が多い。さらに、後発性ファブリー病は、原因不明の脳卒中の形態でみられる場合もある。
ファブリー患者は進行性の腎臓障害を有し、未処置の患者は、生後50年までに末期の腎臓障害を示す。α−Gal A活性の欠如は、腎臓の細胞を含む多くの細胞型における、GL−3及び関連するスフィンゴ糖脂質の蓄積をもたらす。GL−3は、遠位尿細管及びヘンレのループの有足細胞、上皮細胞および管状細胞に蓄積する。腎機能の障害は、タンパク尿および糸球体濾過率の低下として現れる可能性がある。
ファブリー病はまれであり、複数の臓器に関与し、発症の年齢が広く、かつ異種であるため、適切な診断が課題である。保険医療の専門家の間では認知度が低く、誤診は頻繁である。ファブリー病の診断は、患者が症候性であり、突然変異分析と組み合わされて、血漿または末梢白血球(WBC)におけるα−Gal A活性の減少に基づいて確認される場合が最も頻繁である。女性では、キャリアの女性の酵素的同定が、キャリアのいくつかの細胞におけるランダムなX染色体不活性化のせいで信頼性が低いため、診断はさらに困難なものである。例えば、一部の絶対的キャリア(obligate carrier)(古典的に罹患した男性の娘)は、正常な活動から極めて低い活動までの範囲のα−Gal A酵素活性を有する。キャリアは、白血球において正常なα−Gal A酵素活性を有する場合があるので、遺伝子検査によるα−Gal A突然変異の同定のみが、正確な担体同定及び/または診断を提供する。
ミガーラスタットに従順であるとみなされるα−Gal Aの変異型は、医薬品安全性試験実施基準(GLP)で確認されたインビトロアッセイ(GLP HEKまたはミガーラスタット従順性(Migalastat Amenability)アッセイ)にしたがって、α−Gal Aの変異型がHEK−293細胞において発現される場合(「HEKアッセイ」と呼ばれる)、野性型(WY)の1.2倍以上という相対的増大(+10μMミガーラスタット)及び3.0%以上という絶対的増大(+10μMミガーラスタット)を示すと定義されている。そのような突然変異はまた、本明細書では「HEKアッセイに従順な(HEK assay amenable)」突然変異とも呼ばれる。
処置の開始前に酵素増強を評価する以前のスクリーニング方法が提供されている。例えば、所与の突然変異が薬理学的シャペロン(例えば、ミガーラスタット)処置に応答するか否かを予測するために、HEK−293細胞を用いるアッセイを臨床試験で利用している。このアッセイでは、cDNA構築物が作製される。対応するα−Gal A変異型は、HEK−293細胞において一過的に発現される。次いで、細胞を±ミガーラスタット(17nM〜1mM)で4〜5日間インキュベートする。その後、α−Gal Aレベルを、合成蛍光発生基質(4−MU−α−Gal)を用いて、またはウエスタンブロットによって、細胞溶解物中で測定する。これは、既知の疾患を引き起こすミスセンスまたは小さなインフレームの挿入/欠失突然変異について行われている。これらの方法を使用してPC(例えば、ミガーラスタット)に応答すると以前に同定されている突然変異は、米国特許第8,592,362号に列挙されている。
(薬理学的シャペロン)
LSDに関連する酵素の低分子阻害剤の結合は、突然変異酵素及び対応する野生型酵素の両方の安定性を増大し得る(全て参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第6,274,597号;同第6,583,158号;同第6,589,964号;同第6,599,919号;同第6,916,829号及び同第7,141,582号を参照のこと)。特に、いくつかの標的リソソーム酵素に対する特異的な選択的競合阻害剤であるグルコース及びガラクトースの低分子誘導体の投与は、インビトロで細胞内の酵素の安定性を効果的に増大させ、したがって酵素のリソソームへの輸送を増大させた。したがって、リソソーム中の酵素の量を増大させることによって、酵素基質の加水分解が増大すると予想される。このストラテジーの背後にある当初の理論は、以下のとおりであった:突然変異酵素タンパク質が小胞体において不安定であるため(Ishii et al.,Biochem.Biophys.Res.Comm.1996;220:812−815)、酵素タンパク質は、正常な輸送経路(小胞体→ゴルジ体→エンドソーム→リソソーム)になり、早期に分解する。したがって、突然変異酵素に結合し、その安定性を増大させる化合物は、酵素の「シャペロン」として機能し、小胞体を出てリソソームに移動することができる量を増大し得る。さらに、いくつかの野生型タンパク質の折り畳み及び輸送は不完全であるので、いくつかの野生型タンパク質の最大70%が一部の例では、最終的な細胞位置に達する前に分解され、シャペロンを用いて野生型タンパク質酵素を安定化させ、かつ小胞体を出てリソソームに移動され得る酵素の量を増大させる。
1つ以上の実施形態では、薬理学的シャペロンは、ミガーラスタットまたはその塩を含む。本明細書中で使用される場合、「ミガーラスタット」は、(2R、3S、4R、5S)−2−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−3,4,5−トリオールを指し、これはまた1−デオキシガラクトノジリマイシンとしても公知であり、商品名Galafold(商標)で公知である。さらなる実施形態では、薬理学的シャペロンは、ミガーラスタットチンの塩酸塩を含む。ミガーラスタットは以下の構造:
を有する。
本明細書中で使用される場合、「遊離塩基当量」または「FBE」という用語は、ミガーラスタットまたはその塩に存在するミガーラスタットの量を指す。換言すれば、「FBE」という用語は、ミガーラスタット遊離塩基の量、またはミガーラスタットの塩によって提供される等価量のミガーラスタット遊離塩基のいずれかを意味する。例えば、塩酸塩の重量のせいで、150mgの塩酸ミガーラスタットは、ミガーラスタットの遊離塩基型の123mgと同程度のミガーラスタットを提供するに過ぎない。他の塩は、塩の分子量に依存して、異なる変換係数を有するであろう。
ミガーラスタットは、低分子量のイミノ糖であり、かつGL−3の末端ガラクトースのアナログである。インビトロ及びインビボでの薬理学的研究により、ミガーラスタットは薬理学的シャペロンとして作用し、野生型(WT)α−Gal Aの活性部位及びα−Gal Aの特異的変異型(その遺伝子型は、HEKアッセイに従順な突然変異と呼ばれる)の活性部位に対して高親和性で、選択的かつ可逆的に結合することが実証されている。ミガーラスタット結合は、小胞体におけるα−Gal Aのこれらの突然変異型を安定化させて、リソソームへの適切な輸送を促進し、ここでは、ミガーラスタットの解離によりα−Gal AがGL−3及び他の基質のレベルを低下することが可能になる。ファブリー病患者のおよそ30〜50%は、HEKアッセイに従順な突然変異を有する;その大部分は、この疾患の古典的な表現型と関連している。HEKアッセイに従順な突然変異の列挙には、少なくとも以下の表1に列挙する突然変異を含む。1つ以上の実施形態では、同じ染色体(男性及び女性)に二重変異が存在する場合、その患者は、表1の1つの項目に二重変異が存在する場合(例えば、D55V/Q57L)、HEKアッセイに従順とみなされる。いくつかの実施形態では、異なる染色体(女性のみ)に二重変異が存在する場合、その患者は、個々の突然変異のいずれか1つが表1に存在するならば、HEKアッセイに従順と考えられる。
表1:従順な突然変異
(投薬、製剤化及び投与)
1つ以上の実施形態では、ファブリー患者には、1日おきに1回の頻度で(「QOD」とも呼ばれる)、ミガーラスタットまたはその塩が投与される。様々な実施形態では、本明細書に記載の用量は、ミガーラスタット塩酸塩または等価用量のミガーラスタットもしくは塩酸塩以外のその塩に関する。いくつかの実施形態では、これらの用量は、ミガーラスタットの遊離塩基に関する。別の実施形態では、これらの用量は、ミガーラスタットの塩に関する。さらなる実施形態では、ミガーラスタットの塩は、ミガーラスタット塩酸塩である。ミガーラスタットまたはミガーラスタットの塩の投与は、本明細書では「ミガーラスタット療法」と呼ばれる。
150mgの塩酸ミガーラスタットは、遊離塩基型のミガーラスタットの123mgに相当することに留意のこと。したがって、1つ以上の実施形態では、この用量は、1日おきに1回の頻度で投与される、150mgの塩酸ミガーラスタット、または等価用量のミガーラスタットもしくは塩酸塩以外のその塩である。上記のように、この用量は、ミガーラスタットの123mgのFBEと呼ばれる。さらなる実施形態では、この用量は、1日おきに投与されるミガーラスタット塩酸塩150mgである。他の実施形態では、この用量は、1日おきに1回の頻度で投与される123mgのミガーラスタット遊離塩基である。
したがって、様々な実施形態では、ミガーラスタット療法は、1日おきに123mgのFBE、例えば、1日おきに150mgの塩酸ミガーラスタットを投与することを包含する。
ミガーラスタットの投与は、一定期間であってもよい。1つ以上の実施形態では、ミガーラスタットは、少なくとも28日間、例えば、少なくとも30日間、60日間もしくは90日間、または少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、16、20、24、30もしくは36ヶ月、または少なくとも1、2、3、4もしくは5年の間投与される。様々な実施形態では、ミガーラスタット療法は、少なくとも6ヶ月、例えば少なくとも6、7、8、9、10、11、12、16、20、24、30もしくは36ヶ月または少なくとも1年、2年、3年、4年もしくは5年という長期ミガーラスタット療法である。
本発明によるミガーラスタットの投与は、任意の投与経路に適した処方であってもよいが、好ましくは錠剤、カプセルまたは溶液のような経口剤形で投与される。一例として、患者は、150mgのミガーラスタット塩酸塩または等用量のミガーラスタットまたは塩酸塩以外のその塩をそれぞれ含有するカプセルを経口投与される。
いくつかの実施形態では、PC(例えば、ミガーラスタットまたはその塩)が経口投与される。1つ以上の実施形態では、PC(例えば、ミガーラスタットまたはその塩)が注射によって投与される。PCは、投与方法に依存し得る、薬学的に許容される担体を伴ってもよい。
本発明の1つの実施形態では、PC(例えば、ミガーラスタットまたはその塩)は、単独療法として投与され、任意の投与経路に適した形態であってもよく、この形態としては、例えば、経口的に錠剤もしくはカプセルもしくは液体の形態で、注射用の滅菌水溶液で、または、再構成中もしくは再構成直後に補充酵素の製剤に添加される乾燥凍結乾燥粉末中での形態(投与前のインビトロでの酵素凝集を防止するため)が挙げられる。
PC(例えば、ミガーラスタットまたはその塩)を、経口投与用に製剤化する場合、錠剤またはカプセル剤は、薬学的に許容される賦形剤、例えば、結合剤(例えば、アルファ化トウモロコシデンプン、ポリビニルピロリドンまたはヒドロキシプロピルメチルセルロース);充填剤(例えば、ラクトース、微結晶性セルロースまたはリン酸水素カルシウム);滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、タルクまたはシリカ);崩壊剤(例えば、ジャガイモデンプンまたはデンプングリコール酸ナトリウム);または湿潤剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)を用いて従来の手段によって調製され得る。錠剤は、当技術分野で周知の方法によってコーティングしてもよい。経口投与のための液体製剤は、例えば、溶液、シロップもしくは懸濁液の形態をとってもよいし、または使用前に水もしくは他の適切なビヒクルで構成するための乾燥製品として提供されてもよい。このような液体調製物は、薬学的に許容される添加剤、例えば、懸濁剤(例えば、ソルビトールシロップ、セルロース誘導体または硬化食用油脂);乳化剤(例えば、レシチンまたはアラビアゴム);非水性ビヒクル(例えば、アーモンド油、油性エステル、エチルアルコールまたは分画植物油);及び防腐剤(例えば、メチルまたはプロピル−p−ヒドロキシベンゾエートまたはソルビン酸)を用いて、従来の手段によって調製してもよい。この調製物はまた、必要に応じて、緩衝塩、香料、着色剤及び甘味剤を含んでもよい。経口投与のための製剤は、活性シャペロン化合物の制御された放出をもたらすように適切に製剤化されてもよい。
非経口/注射用途に適したPC(例えば、ミガーラスタットまたはその塩)の薬学的製剤としては、一般には、滅菌水性溶液(水溶性である場合)、または分散液、及び滅菌注射溶液または分散液の即席調製用の滅菌粉末が挙げられる。全ての場合において、この形態は滅菌されていなければならず、かつ容易なシリンジ取扱が存在する程度まで流動的でなければならない。それは製造及び貯蔵の条件下で安定でなければならず、かつ細菌及び真菌のような微生物の汚染作用に対して防腐されなければならない。担体は、例えば、水、エタノール、ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール、及びポリエチレングリコールなど)、それらの適当な混合物、及び植物油を含有する溶媒または分散媒体であってもよい。適切な流動性は、例えば、レシチンのようなコーティングの使用によって、分散液の場合には必要な粒子サイズの維持によって、及び界面活性剤の使用によって維持され得る。微生物の作用の防止は、様々な抗菌剤及び抗真菌剤、例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノール、ベンジルアルコール、ソルビン酸などによって実現することができる。多くの場合、等張剤、例えば、糖または塩化ナトリウムを含めることが合理的であろう。注射組成物の吸収の延長は、吸収を遅延する剤、例えば、モノステアリン酸アルミニウム及びゼラチンの組成物における使用によって実現することができる。
滅菌注射用液は、先に例示した様々な他の成分と共に適当な溶媒中に、必要な量の精製された酵素(もしあれば)及びPC(例えば、ミガーラスタットまたはその塩)を配合し、必要であれば続いて濾過または最終滅菌することによって調製する。一般に、分散液は、基本的な分散媒体、及び先に列挙したもの由来の必要な他の成分を含有する滅菌ビヒクル中に様々な滅菌された活性成分を取り込むことによって調製される。滅菌注射溶液の調製のための滅菌粉末の場合には、好ましい調製方法は、真空乾燥及び凍結乾燥技術であり、これは、活性成分に加えて、それ以前に滅菌濾過されたその溶液由来の任意の更なる所望の成分の粉末を生じる。
この製剤は賦形剤を含んでもよい。製剤に含んでもよい薬学的に許容される賦形剤は、緩衝液、例えば、クエン酸緩衝液、リン酸緩衝液、酢酸緩衝液、及び炭酸水素緩衝液、アミノ酸、尿素、アルコール、アスコルビン酸、リン脂質;タンパク質、例えば、血清アルブミン、コラーゲン及びゼラチン;塩、例えば、EDTAまたはEGTA、及び塩化ナトリウム;リポソーム;ポリビニルピロリドン;糖、例えば、デキストラン、マンニトール、ソルビトール及びグリセロール;プロピレングリコール及びポリエチレングリコール(例えば、PEG−4000、PEG−6000);グリセロール;グリシンまたは他のアミノ酸;及び脂質である。この製剤で用いるための緩衝液系としては、クエン酸塩;酢酸塩;炭酸水素塩;及びリン酸塩緩衝液が挙げられる。リン酸塩緩衝液が好ましい実施形態である。
シャペロン化合物の投与経路は、経口であっても非経口であってもよく、これには、静脈内、皮下、動脈内、腹腔内、眼内、筋肉内、頬、直腸、膣、眼窩内、大脳内、皮内、頭蓋内、脊髄内、くも膜下腔内、大槽内、関節内、腹腔内、鼻腔内、経粘膜、経皮、または吸入による投与経路が挙げられる。
シャペロン化合物の上記の非経口製剤の投与は、調製物のボーラスの定期的な注射によるものであってもよく、または外部(例えば、i.v.バッグ)もしくは内部(例えば、生分解性インプラント)であるリザーバからの静脈内投与もしくは腹腔内投与によって投与されてもよい。
薬学的製剤及び投与に関する実施形態は、本発明の任意の他の実施形態、例えば、ファブリー病の患者の処置方法に関する実施形態、ERT−ナイーブのファブリー患者の処置方法、ERT経験のファブリー患者を処置する方法、LVMを減少させる方法、LVMiを減少させる方法、LVMiを正常化する方法、有足細胞GL−3を減少させる方法、有足細胞容積を減少させる方法、有足細胞におけるGL−3包含を減少する方法、ファブリー病と診断された患者またはファブリー病を有する疑いのある患者において、α−Gal Aを増強する方法、ファブリー病と診断された患者を処置するための薬剤の製造のためのα−Gal Aの薬理学的シャペロンの使用、またはファブリー病と診断された患者を処置するのにおける使用のためのα−Galのための薬理学的シャペロンに対する実施形態、ならびに従順な突然変異、PC及びその適切な用量に関するに実施形態と組み合わされてもよい。
1つ以上の実施形態では、PC(例えば、ミガーラスタットットまたはその塩)は、ERTと組み合わせて投与される。ERTは、野生型または生物学的に機能的な酵素を、注入によって外因的に導入することにより、タンパク質の量を増大させる。この療法は、上述のファブリー病のようなリソソーム蓄積障害を含む多くの遺伝的障害のために開発されている。注入後、外因性酵素は、非特異的または受容体特異的機構を通じて組織によって取り込まれると予想される。一般に、取り込み効率は高くなく、外来タンパク質の循環時間は短い。さらに、外因性タンパク質は不安定であり、急速な細胞内分解を受け、その後の処置との有害な免疫学的反応の可能性を有する。1つ以上の実施形態では、シャペロンは、補充酵素(例えば、置換α−Gal A)と同時に投与される。いくつかの実施形態では、シャペロンは、補充酵素(例えば、置換α−Gal A)と共製剤される。
1つ以上の実施形態では、患者をERTからミガーラスタット療法に切り替える。いくつかの実施形態では、ERTにある患者を特定し、その患者のERTを中止し、患者はミガーラスタット療法を受け始める。ミガーラスタット療法は、本明細書に記載の任意の方法に従ってもよい。
左室容量
本明細書に記載の投薬レジメンは、ファブリー患者のLVMまたはLVMiを改善し得る。表現型に関係なく、未処理のファブリー患者のLVMi及び心臓肥大の自然経過(Patel、O’Mahony et al.2015)は、+4.07〜+8.0g/m/年というLVMiの漸進的増大である(Kampmann、Linhart et al.2008;Wyatt、Henleyet al.2012;Germain、Weidemannら、2013)。未処置のファブリー患者は、典型的には経時的にLVMiの増大を示すので、LVMiの減少及び維持の両方とも、ミガーラスタット療法の利点の指標である。以下の実施例でさらに詳細に説明されるとおり、第3相試験では、ミガーラスタット療法がERS経験患者及びERTナイーブ患者の両方においてLVMiを減少させることが見出され、ベースライン時のLVH患者で示されるLVMiのさらに大きな減少があった。これらの第3相試験ではまた、ミガーラスタット療法が、LVHを有する一部の患者においてLVMiを正常化することも見出された。したがって、ミガーラスタット療法を使用して、LVHの患者を含む、ERTナイーブ患者及び/またはERT経験ファブリー患者において、LVMを低下させ、LVMiを低減し、及び/またはLVMiを正常化することにより、ファブリー患者を処置してもよい。
ミガーラスタット療法の第3相試験では、LVMよりも正確な尺度と考えられているLVMiを評価した。また、第3相の研究では、心エコー検査は局所的に行ったが、心エコー検査は同じ読み取り器で全て一元的に行った。同じ読み取り器を使用して心エコー図を集中的に読み取ることで、局所的に心エコー図を読み取ることに比べて精度を向上させる。
ミガーラスタット療法は、ミガーラスタット療法による処置をしていない同じ患者と比較して、ファブリー患者のLVMiの増大を減少し得る。1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、0g/mより小さい(すなわち、さらにマイナスである)、例えば、約−0.5、−1、−1.5、−2、−2.5、−3、−3.5、−4、−4.5、−5、−5.5、−6、−7、−8、−9、−10、−11、−12、−13、−14、−15、−16、−17、−18、−19または−20g/m以下である患者のLVMiの変化をもたらす。言い換えれば、1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、0g/mより大きいLVMiの減少、例えば、少なくとも約0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5.5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、または20g/mの減少をもたらす。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後に、少なくとも約1g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均低下をもたらす。様々な実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後のERT経験患者の群における平均減少は、少なくとも約1、2、3、4、5または6g/m、例えば約6.6g/mである。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後に、少なくとも約1g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。様々な実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後のERT経験患者の群における平均減少は、少なくとも約1、2、3、4、5、6、7または8g/m、例えば、約8.4g/mである。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、ミガーラスタットまたはその塩の投与30ヶ月後に、少なくとも約0.5g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。様々な実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与30ヶ月後のERT経験患者の群における平均減少は、少なくとも約0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5または4g/m、例えば、約3.8g/mである。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後に、少なくとも約1g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。様々な実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与30ヶ月後のLVHを有するERT経験患者の群における平均減少は、少なくとも約1、2、3、4、5、6、8、8または9g/m、例えば約9g/mである。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後に、少なくとも約1g/mという、ERTナイーブ患者群におけるLVMiの平均減少をもたらす。様々な実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後のERTナイーブ患者の群における平均減少は、少なくとも約1、2、3、4、5、6または7g/m、例えば、約7.7g/mである。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後に、少なくとも約1g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。様々な実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後のLVH患者によるERTナイーブ群における平均減少は、少なくとも約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17または18g/m、例えば、約18.6g/mである。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後に、少なくとも約1g/mという、ERTナイーブ患者群におけるLVMiの平均減少をもたらす。様々な実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後のERTナイーブ患者の群における平均減少は、少なくとも約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、12、13、14、15、16、または17g/m、例えば、約17g/mである。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後に、少なくとも約1g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす。様々な実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後のLVHを有するERTナイーブ患者の群における平均減少は、少なくとも約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19または20g/m、例えば約20.8g/mである。
(有足細胞GL−3及び有足細胞容積)
本明細書に記載の投薬レジメンは、ファブリー患者の有足細胞に関連する1つ以上のパラメーターを改善し得る。ファブリー患者は典型的には、有足細胞にGL−3を蓄積する。下の実施例でさらに詳細に記載されるように、第3相試験では、ミガーラスタット療法が平均有足細胞容積を減少させ、平均有足細胞GL−3封入体容積を減少させることが見出された。したがって、ミガーラスタット療法を用いて、有足細胞GL−3を減少すること、有足細胞容積を減少すること、及び/または有足細胞におけるGL−3封入体容積を減少することよってファブリー患者を処置してもよい。
ミガーラスタット療法の第3相試験は、2つの方法論に従って、有足細胞GL−3を評価した。第1の方法論では、この研究の時点で信頼できる定量的アプローチが利用できなかったため、有足細胞に対するGL−3の定性的比較を行った。病理学者は、ベースライン及びベースライン後の生検(処置割り当て及び来院日に対して盲検)の並んだデジタル画像を評価し、生検を有足細胞においてより多いか、より少ないかまたは同等のGL−3として分類した。注目すべきことに、より多いか、または少ないいずれかのGL−3のスコアが割り当てられたならば、これによって、ベースラインとベースライン後との間でGL−3に視覚的に明らかな変化があったことが示される。3人の病理学者が、対の生検が、各細胞型内に「同数」のGL−3封入体を有するか否か、またはその対の一方が「少ない」または「より多く」の封入体を有するか否かを、盲検方式で決定した。2名の病理学者が、合意値が割り当てられたことに「多い」「少ない」と合意した場合、それ以外は「等しい」という指定を維持した。結果は、ベースラインに対するGL−3封入体の増大、減少、または変化なしの標本のパーセントとしてまとめた。
第2の方法論では、事後解析を、立体解析学の原理を用いて行い、平均有足細胞容積、有足細胞内のGL−3封入体の分画容積、及び1有足細胞あたりのGL−3封入体の総容積を含む構造パラメーターを推定した。確率的配置及び統計に基づくこれらの立体解析原理は、偏りがなく、効率的で、かつ再現可能であるように設計されている。糸球体からの系統的で、偏りがなく、均一な無作為抽出法に従って撮った電子顕微鏡画像(約30,000x)を用いて、有足細胞におけるGL−3封入体の分画容積(Vv)を評価した[Vv(Inc/PC)]。適切な点密度を有する格子を、画像上に重ね合わせた。パラメーターは、GL−3封入体に当たる格子点の数を、糸球体有足細胞の細胞質に当たる格子点の数で割ることによって計算した。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、ミガーラスタット療法による処置をしていない同じ患者と比較して、ファブリー病患者の有足細胞容積を減少し得る。1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、有足細胞容積を少なくとも約10%、例えば少なくとも約15、20、25、30、35、40、45または50%減少させる。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後に、少なくとも約10%という、ERTナイーブ患者の群における有足細胞容積の平均減少をもたらす。様々な実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後のERTナイーブ患者の群における平均減少は、少なくとも約10、15、20、25、30、35、40、45または50%、例えば、約47%である。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、ミガーラスタット療法による処置をしていない同じ患者と比較して、ファブリー患者の1有足細胞あたりの総GL−3封入体容積を減少し得る。1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット処置は、有足細胞GL−3封入体容積を、少なくとも約10%、例えば少なくとも約15、20、25、30、35、40、45または50%まで減少させる。
1つ以上の実施形態では、ミガーラスタット療法は、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後に、少なくとも約10%という、ERTナイーブ患者の群における1有足細胞あたりの総GL−3封入体容積の平均減少をもたらす。様々な実施形態では、ミガーラスタットまたはその塩の投与6ヶ月後のERTナイーブ患者の群における平均減少は、少なくとも約10、15、20、25、30、35、40、45または50%、例えば、約50%である。
実施例1:ミガーラスタット塩酸塩を用いたERTナイーブなファブリー患者の処置に関する投薬レジメン
本実施例は、ERTナイーブのファブリー患者におけるミガーラスタット療法の第3相試験を記載する。
患者の登録。
適格患者は16〜74歳齢であり、遺伝的に確認されたファブリー病を有していた;ERTを受けたことがなかったか、6カ月以上受けていなかった;登録時に使用されたヒト胚性腎臓293(HEK)アッセイに基づいて、ミガーラスタットに応答する突然変異タンパク質を生じるGLA突然変異を有していた;eGFRが30ml/分/1.73mを超えており、かつ尿中GL−3が正常の上限の4倍以上であった。
研究デザイン。適格性−ベースライン評価(2ヶ月)後、患者は、1日おきに塩酸ミガーラスタットまたはプラセボ150mgの二重盲検投与というステージ1〜6ヶ月に無作為に割り付けられた。ステージ1を完了した全ての患者は、ステージ2(6〜12ヶ月)及びその後1年(13〜24ヶ月)のオープンラベルのミガーラスタットを受ける資格があった。主な目的は、6ヶ月間の処置後に間質毛細血管における封入体の数を組織学的スコアリングすることによって評価した、腎臓GL−3に対して、ミガーラスタットとプラセボとの効果を比較することであった。ステージ1の第2の目的は、尿中のGL−3レベル、腎機能、24時間尿蛋白、ならびに安全性及び忍容性についてのミガーラスタットとプラセボとの効果を比較することであった。第3の目的は、心機能、患者報告アウトカム、探索的腎臓解析、及び白血球α−Gal A活性であった。研究を終了した者は、最長5年間のオープンラベル延長試験に登録する資格があった。
腎臓組織学的評価。各患者は、ベースラインの腎生検を受けただけでなく、6及び12ヶ月で腎生検を繰り返した。ベースライン時ならびに6ヶ月及び12ヵ月時の患者1人当たりの腎臓間質毛細血管あたりのGL−3封入体の数を、処置及び来院について盲検にされた3人の独立した病理学者によって300個の毛細血管で定量的に評価した。所与の時間における各個々の生検の全ての値は、統計解析の前に平均した。
有足細胞、内皮細胞、及びメサンギウム細胞のGL−3変化、ならびに糸球体硬化症を、処置/来院について盲検にされた同じ3名の病理学者によって定性的に評価した。
グロボトリアオシルセラミド(Globotriaosylceramide)及びグロボトリアシルスフィンゴシン(Globotriaosylsphingosine)。血漿lyso−Gb3及び24時間尿中GL−3を、新規な安定な同位体標識内部標準13C6−lyso−Gb3(定量下限:0.200ng/mL、0.254nmol/L)を用いた液体クロマトグラフィー質量分析により分析した)。
腎機能評価。慢性腎疾患疫学共同研究(Chronic Kidney Disease Epidemiology Collaboration)−eGFRCKD−EPIを用いて年換算変化率(mL/分/1.73m/年)を計算し)、イオヘキソールクリアランス−mGFRiohexolを測定した)。
心エコー検査。LVMi、左後壁厚(拡張期)、心室中隔厚(拡張期)及び他のパラメーターを、盲検の集中評価により評価した。
患者報告アウトカム。Gastrointestinal−Symptoms−Rating−Scale(GSRS)、Short Form−36v2TM、及びBrief−Pain−Inventory−Pain−Severity−Componentを使用して、患者報告アウトカムを評価した。
安全性分析及び有害事象。バイタルサイン、身体検査、心電図、臨床検査及び有害事象を含む安全性分析には、1回以上の投与を受けたランダム化患者を含んでいた。
腎臓間質毛細血管GL−3基質の統計学的分析。最初のステージ1(6ヶ月)のエンドポイント(ベースライン生検を伴うITT集団、n=64)は、間質毛細管あたりGL−3封入体が50%以上減少した、ミガーラスタット群及びプラセボ群の患者の割合であった。2つの他のステージ1のエンドポイントを評価した(修正−ITT集団:対のベースライン及び6ヶ月の生検を伴うランダム化患者;n=60):間質性毛細血管あたりのGL−3封入体の変化率及びGL−3封入体を含まない間質性毛細血管の割合。
ステージ2(6〜12ヶ月)及びオープンラベル延長(12〜24ヶ月)における間質毛細血管及び他の予め指定されたエンドポイントあたりのGL−3封入体の有効性分析は、修正された治療意図(mITT)(バリデーションされたアッセイによってミガーラスタット処置に適していることが示されている変異型α−Gal A酵素を有するランダム化患者からなる集団;n=50)に基づいた。
結果
ベースライン特性。潜在的に応答性の変異型α−Gal Aを有する67人の患者(16〜74歳;女性64%)をランダム化した(ITT集団)。表2は、適切な変異型α−Gal Aを有するITT集団における50人の患者のベースライン特性を提供する。ベースラインパラメーターに統計的に有意な差はなかった。
表2:ベースライン特性
適切な突然変異を有する患者(n=50)の遺伝子型に関連する臨床表現型(複数可)の公表された報告によって、30(60%)がファブリー病の古典的表現型に関連する突然変異を有し、1つ(2%)は非古典的な表現型であり、3つ(6%)は両方の表現型を有し、及び16(32%)はまだ分類されていなかった。16匹のうち14匹(87%)の雄では、残留WBCα−Gal A活性が3%未満であることが見出され;男性及び女性の31人中29人(94%)が、血漿lyso−Gb3の上昇を有し、男性及び女性の50人中47人(94%)が、多臓器疾患を有していた。
ミガーラスタット及び腎臓間質毛細血管GL−3。6ヶ月の主要アウトカム解析(ITT)では、32人中13人(41%)のミガーラスタット及び32人中9人(28%)のプラセボ処置患者が反応を達成した(間質毛細管あたりGL−3封入体の50%以上の減少)(p=0.30)。間質性毛細血管GL−3のベースラインからの中央値の変化は、ミガーラスタットでの−40.8%、対プラセボでは−5.59%であった(p=0.097)。GL−3封入体を含まない間質毛細血管の%変化の平均差は、ミガーラスタットのために7.3%であった(p=0.042)。
ステージ1(6ヶ月事後)及びステージ2(12ヶ月事前特定)分析(mITT−適切な集団;n=45)において、6ヶ月のミガーラスタットは、プラセボと比較して間質毛細血管GL−3(±SEM)の有意に大きい低下を伴っていた:−0.250±0.103対+0.071±0.126;p=0.008。6ヶ月での間質毛細血管GL−3の減少は、さらに6ヶ月の処置後も安定したままであった。間質毛細血管GL−3の有意な減少(±SEM)が、6ヶ月でプラセボからミガーラスタットへ切り替える患者の12カ月で観察された(−0.330±0.152;p=0.014)。バリデーションされたアッセイによるミガーラスタット療法に適していなかった変異体α−Gal Aを有する患者は、間質毛細血管GL−3においていかなる処置効果も示さなかった。
糸球体細胞におけるミガーラスタット及びGL−3。12ヶ月のミガーラスタット後、23例の腎臓生検での定性的評価に基づいて、応答性の変異型α−Gal Aを有する患者は、糸球体有足細胞(23例中5例;22%)、内皮細胞(23の生検中6例;26%)、及びメサンギウム細胞GL−3(23の生検のうち11例;48%)の減少を示した。試料のいずれも増大しなかった;残りの試料は変化を示さなかった。
ミガーラスタット及び血漿Lyso−Gb3レベル。6ヶ月のミガーラスタット(mITT適合)は、プラセボと比較して血漿lyso−Gb3レベルの有意な低下を伴っていた(p=.0033)。血漿lyso−Gb3は、追加の6ヶ月のミガーラスタット後もさらに減少することなく安定したままであった。6〜12カ月間のプラセボからミガーラスタットへの切り替え患者(ITTに適した)では、血漿lyso−Gb3の有意な減少が見出された(p<0.0001)。適さなかった変異型α−Gal Aを有する患者の血漿中レベルは、不変であった。
ミガーラスタット及び尿中GL−3基質。適切な変異型α−Gal Aを有する患者では、ミガーラスタット及びプラセボに関して24時間の尿中GL−3基質(±SEM)濃度の平均変化(ベースラインから6ヶ月まで)は以下であった:それぞれ、−361±169(〜555±151まで)及び147±217(1017±218まで)ng/mgのクレアチニン(p=0.44)。
ミガーラスタット及び腎機能。eGFRCKD−EPIにおけるミガーラスタットとプラセボのアームの間にも、ベースラインから6ヶ月までのmGFRiohexolの変化にも統計的に有意な差はなかった(mITTに適切)。
最大24ヶ月までのミガーラスタットについて追跡された患者では(mITTに適する)、eGFRCKD−EPI及びmGFRiohexol(±SEM)の年換算変化は、それぞれ−0.30±6.6及び1.51±1.33mL/分/1.73mであった。男性の性別及びベースラインのタンパク尿が高いほど、それにともない年間低下の率が高かった。ベースラインレベルにおいても、または24時間尿タンパク質の処置群間のベースラインからの変化においても、統計学的に有意な差はなかった。
ミガーラスタット及び心エコーのパラメーター。ベースラインでは、左心室重量指数は、ステージ1において有意差がない群の間で同等であった。
最大24ヶ月までの間、ミガーラスタットを投与された患者(ITT適合)では、左心室重量係数(LVMi)の統計的に有意な減少(0を含まない95%CIに基づいてp<0.05)が全体的に観察され、ベースラインのLV肥大を有する患者のより大きな減少傾向が見られた。表3は、ITTに適した患者についてベースラインから18/24月への心エコー検査で得られたLVMiの変化を示す。
表3:LVMiの変化(ITT適合)
心室中隔壁厚は、ベースライン(1.17cm±0.057)(95%CI:−1.67,0.045)から0.061cm±0.051(5.2%)減少した;左心室後壁の厚は、最大24ヶ月まで安定であった。左心室重量指数の変化は、IVSWTの変化と相関したが(R=0.26、p=0.006)、左心室後壁厚の変化とは相関しなかった(R=0.06、p=0.230)。
LVMiは、−17.0g/mというベースラインからの平均変化([95%CI−26.2、−7.9];n=15)を伴って、この試験の延長で30/36ヶ月のミガーラスタット処置にわたって減少し続けた。ベースラインLVHの患者では(n=11)、ベースラインからの変化は、より大きく統計的に−20.8g/m[−95%CI−57.9、−2.2]であった。ベースラインから、ミガーラスタット療法の6/12、18/24及び30/36ヶ月後までのLVMi変化が、図3で示される。30/36ヶ月までの研究延長では、ベースライン時のLVH患者の82%(9/11)及び46%(5/11)は、それぞれLVMiの減少及び正常化があった。
消化器症状の評価尺度。以下の表4に示すように、ミガーラスタットで処置したITTに適した患者における5つのドメインのうち3つ(下痢、逆流、消化不良)において消化管症状が改善した。
下痢ドメインについては、ベースラインと6ヶ月間(ステージ1)との間で、統計学的に有意な減少があった(p=0.03;ITT適合);ベースライン症状を有するITTに適した患者についても、有意ではない減少が観察された(p=0.06)。ITTに適した患者及びベースライン症状を有するITTに適した患者については、24ヶ月間にわたって統計学的に有意な変化が認められた(p<0.05、0を含まない95%CIに基づく)。
ベースライン症状(p=0.047)を有するITTに適した患者において、ステージ1の逆流ドメインに統計学的に有意な改善があった。ITTに適合した患者及びベースライン症状を有するITTに適した患者の消化不良ドメインにおいて、24ヶ月にわたって統計学的に有意な変化が見出された(0を含まない95%CIに基づくp<0.05)。便秘ドメインの改善傾向があった。
表4:胃腸症状の評価スケール(ITT適合)
*ベースラインからの有意な変化または境界線の有意な変化を示す。ベースライン(BL)からの変化についての最小二乗平均|ANCOVAを使用してp=0.03及びp=0.047|統計的に有意、または上限が0である95%CIに基づく傾向。
ミガーラスタット及び有足細胞GL−3。ミガーラスタット(N=8)に従順なGLA突然変異を有するファブリー病を有するERTナイーブの男性患者の腎臓生検試料を、ベースライン時及び6ヶ月後のミガーラスタット処置後に再度採取し、マスクした偏りのない電子顕微鏡立体解析学によって研究した。全ての患者の有足細胞1個あたりのGL−3封入体の平均±SD総容積V(Inc/PC)は、図4に示すように、6ヶ月のミガーラスタット(p=0.0182)の後、ベースラインでの2568±1408μmから1282±792μmに減少した。従って、V(Inc/PC)の減少は約50%であった。図5に示すように、6ヶ月のミガーラスタット(r=0.98、p=0.00003)の後、ベースライン時の6680±2835μmから3525±2084μmへの平均有足細胞容積の相関的な減少があった(p=0.004)。従って、平均有足細胞容積の減少は約47%であった。これらの所見によって、有足細胞の細胞質収縮がGL−3の損失に比例することが示される;したがって、GL−3に起因する有足細胞細胞質の容積分画は、大きく変化しなかった。ミガーラスタット後の有足細胞GL−3容積減少の大きさは、図6に示すように、足突起幅の改善と相関していた(r=0.82、p=0.02)。平均血漿lyso−Gb3もまた、図7に示すように、6ヶ月のミガーラスタット(p=0.0004)後、ベースライン時の118±48nMから75±42nMに低下した。この低下は、有足細胞GL−3量の割合の減少と相関していた(r=0.79、p=0.02)。図8に示すように、6ヵ月間のミガーラスタットでの処置後に、有足細胞GL−3容積低下とタンパク尿との間に傾向があった(r=0.69、p=0.06)が、糸球体濾過率との関連は認められなかった。この研究では、ミガーラスタット処置は、ファブリー病を有する患者の有足細胞におけるGL−3封入体の喪失と関連していた。使用される敏感な定量的方法では、この重要な細胞型の処置有効性を、比較的短期間で評価し得る。この方法論はまた、第2相試験で以前に使用されていた方法論、及び有足細胞GL−3の定性的評価に関する本実施例の前半で記載の最初の方法論を含む他の方法論よりも敏感である。
安全性及び有害事象。ステージ1の間、処置緊急性の有害事象は群間で同様であった。プラセボと比較してミガーラスタットを投与されている患者で高頻度の有害事象は、頭痛(12/34人の患者(35%)対7/33人の患者(21%))及び鼻咽頭炎(6/34人の患者(18%)対2/34人の患者(6%))。ステージ2で最も高頻度に報告された有害事象は、頭痛(9/63人の患者(14%))及び処置痛(7/63人の患者−11%−腎生検関連)であり、オープンラベルの延長に関しては、タンパク尿9/57人の患者(16%))、頭痛(6/57人の患者(11%))、及び気管支炎(6/57人の患者(11%))であった。ほとんどの有害事象は、重症度が軽度または中程度であった。ミガーラスタットの中止につながった有害事象はなかった。
6人の患者が、ステージ1の間に重篤な有害事象(2例:ミガーラスタット;4例:プラセボ)を経験し、5例はステージ2の間で、11例はオープンラベル延長期間中に経験した。2例の重篤な有害事象が、調査者によってミガーラスタットに関連する可能性があると評価された(疲労及び感覚異常)。両者とも12〜24ヶ月間同じ患者で発生し、解決した。1例より多く、個々の重篤な有害事象は報告されなかった。2人の患者が重篤な有害事象によりミガーラスタットを中止した;両方ともミガーラスタットとは無関係とみなされた。死亡は報告されなかった。
処置緊急性のタンパク尿が、12〜24ヵ月の間に9人の患者(16%)で報告され、1例では、ミガーラスタット関連と判定された。5人の患者において、24ヶ月の値はベースラインと同じ範囲にあった。適切な突然変異を有する3人の患者は、ベースラインタンパク尿(>1g/24時間)が顕著であり、24ヶ月以上に渡って増大した。ベースラインタンパク尿が<300mg/24時間未満の23/28人の患者では、24時間尿タンパク質は、ミガーラスタット処置中に安定したままであった。
Banicazemiらに定義されているような、末期腎疾患への進行、心臓死及び脳卒中はなかった。ミガーラスタットとは無関係と判定された一過性虚血発作が1例あった。
バイタルサイン、身体所見、実験室及びECGパラメーターの分析では、ミガーラスタットの臨床的に関連する影響はなんら明らかにならなかった。
実施例2:ミガーラスタット塩酸塩を用いたERT経験ファブリー患者の処置のための投薬レジメン
この実施例は、ERT経験のファブリー患者におけるミガーラスタット療法の第3相試験を記載する。
患者の登録。適格患者は16〜74歳齢であり、遺伝的に確認されたファブリー病を有していた;ERTを12カ月以上受けていた;登録時に使用されたヒト胚性腎臓293(HEK)アッセイに基づいて、ミガーラスタットに応答する突然変異タンパク質を生じるGLA突然変異を有していた;eGFR≧30ml/分/1.73mであった;少なくとも3ヶ月間安定していたERTの投与量レベル及びレジメンを有していた。
研究デザイン。適格性ベースライン評価後、57人の患者を、18カ月のミガーラスタット療法またはERTにランダム化して、続いて12カ月というミガーラスタット療法を行った。ミガーラスタット投薬レジメンは、1日おきにミガーラスタット塩酸塩150mgであった。主な目的は、18ヶ月の処置後にmGFRiohexolによって評価された腎機能に対する、ミガーラスタット対ERTの効果を比較することであった。第2の目的は、腎機能(eGFR及び24時間尿タンパク質によって評価される);複合的臨床転帰(腎臓、心臓、脳血管事象または死亡の発生までの時間によって評価);心機能(心エコー検査で評価)及び患者報告アウトカム(痛み及びクオリティオブライフ)に対するミガーラスタット対ERTの効果を比較することであった。
結果
ミガーラスタット及び心エコーパラメーター。ERT経験患者のこの研究によって、ミガーラスタット療法がLVMiを減少させることが見出された。18ヵ月時点でのベースラインからの平均変化は、ミガーラスタットでは−6.6g/m(95%CI−11.0、−2.1;n=31)で、ERTでは−2.0g/m(95%CI−11.0,7.0;n=13)であった。ベースライン時のLVH患者では、LVMiのベースラインから18ヶ月目への変化は、ミガーラスタットで−8.4g/m(95%CI:−15.7,2.6、n=13)、及びERTに関しては、4.5g/m(95%CI:−10.7、18.4、n=5)であった。
ミガーラスタットで処置された患者は、30か月でLVMiの減少を示し続けた(−3.8g/m[95%CI−8.9,1.3];n=30)。ベースラインのLVH(n=13)の患者では、ミガーラスタット療法の30ヶ月後にベースラインから−9.0g/mという変化があり、より大きな減少が見られた。ベースラインLVHを有するファブリー病患者のうち、30カ月のミガーラスタット処置後、85%(11/13)が減少し、31%(4/13)はLVMiが正常化していた。
実施例3:処置ファブリー病に関するミガーラスタット投薬レジメンの比較
本実施例は、ファブリー患者におけるミガーラスタット療法の一連の第2相試験を記載する。
27人の対象(18人の男性及び9人の女性)における5つの第2相試験において、ある範囲の用量及びレジメンを調査した:
●1日2回(BID)の25、100及び250mgのミガーラスタット塩酸塩の投与。
●1日1回(QD)50mgのミガーラスタット塩酸塩を投与。
●毎日(QOD)50、150、及び250mgの塩酸ミガーラスタットを投与;ならびに
●3日投与して4日間休薬という250mg及び500mgのミガーラスタット塩酸塩の投与。
全てにおいて、投薬量及び投薬計画の9つの異なる組合せを、これらの第2相試験で検討した。ファブリー病は、まれな遺伝病であり、このまれな疾患の患者集団及び研究試料の大きさが限られているせいで、探索されたこれらの用量及びレジメンの一部を、対象内または対象にまたがって比較し、その他は、研究にまたがって比較した。これら5つの第2相試験を、ミガーラスタット塩酸塩の安全性、薬物動態及び薬力学を評価するためにデザインし、白血球(WBC)α−Gal A活性及び尿中GL−3低下の対策に焦点を当てて、様々な用量及びレジメンの効果を評価した。WBCのα−Gal A活性は、異なる用量のミガーラスタット塩酸塩に関連した、酵素活性増大の大きさの反復可能で、最小侵襲の測定をもたらし、皮膚及び腎臓における酵素活性のより低い頻度で評価される侵襲性の指標に関連した。尿中GL−3によって、作用経路の機構で最後から2番目の、リソソーム内のGL−3破壊の反復可能な低侵襲性の指標が得られる。
これらの第2相試験では、1日おきに150mg(QOD)が、ミガーラスタット応答性突然変異を有する対象において尿中GL−3の最大の減少をもたらし、概して耐容性が良好であった。QODレジメンについての尿中GL−3レベルを図9及び10に示し、150mgのQODレジメンにあって、HEK−293細胞ベースのアッセイに基づいて従順な突然変異を有した8人の患者を矢印で示す。
第2相試験の1つでは、患者に以下の投与スケジュールに従ってミガーラスタット塩酸塩を投与した:最初の2週間は25mgのBID;2〜4週目には100mgのBID;4〜6週の間は200mgのBID;6〜12週の間は25mgのBID;任意で最大96週まで1日あたり50mgで研究の延長。この試験からの尿中GL−3の結果を以下の表5に示す。
表5:尿中GL−3
25、100及び250mgでの1日2回の投薬は、α−Gal A活性の増大をもたらした。α−Gal A活性の増大は、陽性の処置効果(例えば、酵素基質GL−3の構築の減少)を有すると予想される。予期しないことに、上記の表5は、BIDレジメンで大部分の対象に尿中GL−3が増大したことを示し、これは、潜在的な悪影響を示す。尿中GL−3のこの増大は、おそらく高頻度の投与間隔によるものであった。BIDレジメンのこれらの対象を1日50mgに切り替えたところ、一部の患者は尿中GL−3の減少を示したが、結果は全ての患者で一貫してはいなかった。薬物動態学的モデル化は、1日あたり50mgの用量が、IC50未満の曝露トラフ(すなわち、阻害未満)を提供すべきであることを示したが、尿中GL−3は、150mgのQODの場合と同じように一貫して低下しなかった。図9及び図10と表5とを比較してわかるように、150mgのQODは、毎日または1日2回の投薬よりもずっと大きく、かつ、より一貫した尿中GL−3の減少をもたらした。
さらなる研究は、高用量のミガーラスタットの低頻度の投与が、1日おきのレジメンの150mg投与よりも大きい基質の減少をもたし得る可能性を探求する意図であった。対象を、ミガーラスタット塩酸塩QODの150mgから1日1回3日間連続投与の250mgに切り換え(「薬物投与」期間)、続いて8週間の4日まで間投与せず(「薬物休薬(オフ薬物)」期間)、次いで少なくとも8週間の間、500mg(3日投与、4日休薬)を続けた。少数の対象は、より高い用量でWBCα−Gal Aレベルの増大を示した;しかし、一部の対象でも尿中GL−3の増大の兆候が見られた。以下の表6に示すように、対象を150mgのQODから250mg及び500mgの3日投与4日休薬に切り替えた後、平均及び中央値の尿中GL−3レベルが上昇した。次いで、平均及び中央値の尿中GL−3は、対象を150mgのQODに戻したときに下がって戻った。さらに、少数の対象では、高用量には耐性でなかった。
表6:尿中GL−3
これらの研究の結果に基づいて、1日おきの投与により、毎日または1日2回投与のいずれでも存在しない、予期せぬ利益がもたらされる。特に、1日おきに投薬することで、ミガーラスタット応答性の突然変異を有する対象において尿中GL−3が最も一貫して減少した。実のところ、他の投薬レジメンの多くは実際に尿中GL−3の増大につながる。1日おきの投与によってまた、3日投与4日休薬よりも一貫して尿中GL−3の減少ももたらされ、3日間投与4日間休薬のこれらの患者の一部はまた、尿中GL−3の増大も示した。3日投薬4日休薬後に150mgのQODに戻したところ、平均及び中央値の尿中GL−3レベルが低下した。
本明細書に記載の実施形態は、本発明の組成物及び方法を例示することを意図しており、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。全体として本明細書と一致し、当業者には容易に明らかである様々な改変及び変更が含まれることを意図する。添付の特許請求の範囲は、実施例に記載された特定の実施形態によって限定されるべきではなく、全体として本明細書と一致する最も広義の解釈を与えられるべきである。
特許、特許出願、刊行物、製品説明、GenBankアクセッション番号、及びプロトコールが、本出願を通して引用されており、その開示は、あらゆる目的のためにその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
特許、特許出願、刊行物、製品説明、GenBankアクセッション番号、及びプロトコールが、本出願を通して引用されており、その開示は、あらゆる目的のためにその全体が参照により本明細書に組み込まれる。

<本発明のさらなる実施態様>
[実施態様1]
ファブリー病を有する酵素補充療法(ERT)経験患者における左室重量指数(LVMi)を低下させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに前記患者に投与することを含み、前記有効量は、約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
[実施態様2]
前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、実施態様1に記載の方法。
[実施態様3]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様1または2に記載の方法。
[実施態様4]
前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様1〜3のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様5]
前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様1〜3のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様6]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様1〜5のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様7]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様6に記載の方法。
[実施態様8]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、実施態様1〜7のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様9]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、実施態様1〜8のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様10]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、少なくとも約5g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様1〜9のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様11]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、約6.6g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様1〜10のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様12]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約2g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様1〜11のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様13]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約3.8g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様1〜12のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様14]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約5g/m2という、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様1〜13のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様15]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約9g/m2という、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様1〜14のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様16]
ファブリー病を有する酵素補充療法(ERT)ナイーブ患者の左心室重量指数(LVMi)を低下させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、前記有効量が約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
[実施態様17]
前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、実施態様16に記載の方法。
[実施態様18]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様16または17に記載の方法。
[実施態様19]
前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様16〜18のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様20]
前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様16〜18のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様21]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様16〜20のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様22]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様21に記載の方法。
[実施態様23]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、実施態様16〜22のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様24]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、実施態様16〜23のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様25]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、少なくとも約5g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様16〜24のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様26]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、約7.7g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様16〜25のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様27]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約10g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様16〜26のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様28]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約17g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様16〜27のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様29]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約15g/m2という、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様16〜28のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様30]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約20.8g/m2という、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様16〜29のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様31]
ファブリー病を有する患者における左心室重量指数(LVMi)を正常化する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量は約123mgの遊離塩基等価(FBE)である、方法。
[実施態様32]
前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、実施態様31に記載の方法。
[実施態様33]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様31または32に記載の方法。
[実施態様34]
前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様31〜33のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様35]
前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様31〜33のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様36]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様31〜35のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様37]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様36に記載の方法。
[実施態様38]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、実施態様31〜37のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様39]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、実施態様31〜38のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様40]
ファブリー病を有する酵素補充療法(ERT)経験患者における左心室重量指数(LVMi)を正常化する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここでこの有効量は約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
[実施態様41]
前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、実施態様40に記載の方法。
[実施態様42]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様40または41に記載の方法。
[実施態様43]
前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様40〜42のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様44]
前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様40〜42のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様45]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様40〜44のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様46]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様45に記載の方法。
[実施態様47]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、実施態様40〜46のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様48]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、実施態様40〜47のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様49]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、少なくとも約5g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様40〜48のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様50]
ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、約6.6g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様40〜49のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様51]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約2g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様40〜50のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様52]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約3.8g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様40〜51のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様53]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約5g/m2という、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様40〜52のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様54]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約9g/m2という、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様40〜53のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様55]
ファブリー病を有する酵素補充療法(ERT)ナイーブ患者の左心室重量指数(LVMi)を正常化させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、前記有効量が約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
[実施態様56]
前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、実施態様55に記載の方法。
[実施態様57]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様55または56に記載の方法。
[実施態様58]
前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様55〜57のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様59]
前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様55〜57のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様60]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様55〜59のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様61]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様60に記載の方法。
[実施態様62]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、実施態様55〜61のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様63]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、実施態様55〜62のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様64]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、少なくとも約5g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様55〜63のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様65]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、約7.7g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様55〜64のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様66]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約10g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様55〜65のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様67]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約17g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様55〜66のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様68]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約15g/m2という、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様55〜67のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様69]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約20.8g/m2という、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様55〜68のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様70]
ファブリー病を有する患者において有足細胞のグロボトリオシルセラミド(GL−3)を減少させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量は約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
[実施態様71]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様70に記載の方法。
[実施態様72]
前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様70または71に記載の方法。
[実施態様73]
前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様70または71に記載の方法。
[実施態様74]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様70〜73のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様75]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様74に記載の方法。
[実施態様76]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも6ヶ月間投与される、実施態様70〜75のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様77]
前記患者がERTナイーブ患者である、実施態様70〜76のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様78]
前記患者がERT経験患者である、実施態様70〜76のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様79]
ファブリー病を有する患者の有足細胞容積を減少させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量が約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
[実施態様80]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様79に記載の方法。
[実施態様81]
前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様79または80に記載の方法。
[実施態様82]
前記患者が約150mgのミガーラスタット塩酸塩を1日おきに投与される、実施態様79または80に記載の方法。
[実施態様83]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様79〜82のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様84]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様83に記載の方法。
[実施態様85]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも6ヶ月間投与される、実施態様79〜84のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様86]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後に、少なくとも約30%という、ERTナイーブ患者の群の有足細胞容積の平均減少をもたらす、実施態様79〜85のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様87]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後に、約47%という、ERTナイーブ患者の群の有足細胞容積の平均減少をもたらす、実施態様79〜86のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様88]
前記患者がERTナイーブ患者である、実施態様79〜87のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様89]
前記患者がERT経験患者である、実施態様79〜87のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様90]
ファブリー病を有する患者において1有足細胞あたりのグロボトリオシルセラミド(GL−3)封入体容積を減少させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量は、約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
[実施態様91]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様90に記載の方法。
[実施態様92]
前記患者が、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様90または91に記載の方法。
[実施態様93]
前記患者が、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様90または91に記載の方法。
[実施態様94]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様90〜92のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様95]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様94に記載の方法。
[実施態様96]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも6ヶ月間投与される、実施態様90〜95のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様97]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、少なくとも約30%という、ERTナイーブ患者の群の1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の平均減少をもたらす、実施態様90〜96のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様98]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、約50%という、ERTナイーブ患者の群の1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の平均減少をもたらす、実施態様90〜97のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様99]
前記患者がERTナイーブ患者である、実施態様90〜98のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様100]
前記患者がERT経験患者である、実施態様90〜98のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様101]
酵素補充療法(ERT)経験患者におけるファブリー病の処置方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに前記患者に投与することを含み、前記有効量が約123mgの有機塩基当量(FBE)であり、かつここで前記製剤を投与することが、前記患者の左心室重量(LVM)を低下する、方法。
[実施態様102]
前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、実施態様101に記載の方法。
[実施態様103]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様101または102に記載の方法。
[実施態様104]
前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様101〜103のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様105]
前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様101〜103のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様106]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様101〜105のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様107]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様106に記載の方法。
[実施態様108]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、実施態様101〜107のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様109]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、実施態様101〜108のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様110]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、少なくとも約5g/m2という、ERT経験患者の群における左心室重量指数(LVMi)の平均減少をもたらす、実施態様101〜109のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様111]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、約6.6g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様101〜110のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様112]
ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約2g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様101〜111のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様113]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約3.8g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様101〜112のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様114]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約5g/m2という、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様101〜113のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様115]
ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約9g/m2という、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様101〜114のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様116]
酵素補充療法(ERT)ナイーブ患者ファブリー病の処置方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量が約123mgの遊離塩基当量(FBE)を含み、かつここで前記製剤を投与することによって、患者の左心室重量(LVM)が減少する、方法。
[実施態様117]
前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、実施態様116に記載の方法。
[実施態様118]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様116または117に記載の方法。
[実施態様119]
前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様116〜118のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様120]
前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様116〜118のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様121]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様116〜120のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様122]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様121に記載の方法。
[実施態様123]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、実施態様116〜122のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様124]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、実施態様116〜123のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様125]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、少なくとも約5g/m2という、ERTナイーブ患者の群における左心室重量指数(LVMi)の平均減少をもたらす、実施態様116〜124のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様126]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、約7.7g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様116〜125のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様127]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約10g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様116〜126のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様128]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約17g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様116〜127のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様129]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約15g/m2という、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様116〜128のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様130]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約20.8g/m2という、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様116〜129のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様131]
ファブリー病を処置する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を必要とする患者に1日おきに投与することを含み、ここで、前記有効量は、約123mgの遊離塩基当量(FBE)であり、かつここで、前記製剤を投与することによって、患者の左心室重量指数(LVMi)を標準化する、方法。
[実施態様132]
前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、実施態様131に記載の方法。
[実施態様133]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様131または132のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様134]
前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様131〜133のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様135]
前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様131〜133のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様136]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様131〜135のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様137]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様136に記載の方法。
[実施態様138]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、実施態様131〜137のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様139]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、実施態様131〜138のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様140]
酵素補充療法(ERT)経験患者におけるファブリー病の処置方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量が約123mgの遊離塩基等価物(FBE)を含み、かつここで製剤を投与することによって、患者の左心室重量指数(LVMi)を正常化する、方法。
[実施態様141]
前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、実施態様140に記載の方法。
[実施態様142]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様140または141のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様143]
前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様140〜142のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様144]
前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様140〜142のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様145]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様140〜144のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様146]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様145に記載の方法。
[実施態様147]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、実施態様140〜146のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様148]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、実施態様140〜147のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様149]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、少なくとも約5g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様140〜148のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様150]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、約6.6g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様140〜149のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様151]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約2g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様140〜150のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様152]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約3.8g/m2という、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様140〜151のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様153]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約5g/m2という、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様140〜152のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様154]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約9g/m2という、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様140〜153のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様155]
酵素補充療法(ERT)ナイーブ患者におけるファブリー病の処置方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量が約123mgの遊離塩基当量(FBE)であり、かつここで前記製剤を投与することによって、患者の左心室重量指数(LVMi)が正常化される、方法。
[実施態様156]
前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、実施態様155に記載の方法。
[実施態様157]
前記ミガーラスタットまたはその塩がα−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様155または156のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様158]
前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様155〜157のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様159]
前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様155〜157のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様160]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様155〜159のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様161]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様160に記載の方法。
[実施態様162]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、実施態様155〜161のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様163]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、実施態様155〜162のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様164]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、少なくとも約5g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様155〜163のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様165]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、約7.7g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様155〜164のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様166]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約10g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様155〜165のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様167]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約17g/m2という、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様155〜166のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様168]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約15g/m2という、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様155〜167のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様169]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約20.8g/m2という、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、実施態様155〜168のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様170]
ファブリー病を処置する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を必要な患者に1日おきに投与することを含み、ここで前記有効量が、約123mgの遊離塩基当量(FBE)であり、かつ前記製剤を投与することが、患者における有足細胞グロボトリオシルセラミド(GL−3)を減少させる、方法。
[実施態様171]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様170に記載の方法。
[実施態様172]
前記患者が、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様170または171に記載の方法。
[実施態様173]
患者が、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様170または171に記載の方法。
[実施態様174]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様170〜173のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様175]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様174に記載の方法。
[実施態様176]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも6ヶ月間投与される、実施態様170〜175のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様177]
前記患者がERTナイーブ患者である、実施態様170〜176のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様178]
前記患者がERT経験患者である、実施態様170〜176のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様179]
ファブリー病を処置する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を必要とする患者に1日おきに投与することを含み、ここで前記有効量は、約123mgの遊離塩基当量(FBE)であり、かつここで前記製剤を投与することが、患者における有足細胞容積を減少させる、方法。
[実施態様180]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様179に記載の方法。
[実施態様181]
前記患者が、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様179または180に記載の方法。
[実施態様182]
前記患者が、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様179または180に記載の方法。
[実施態様183]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様179〜182のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様184]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様183に記載の方法。
[実施態様185]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも6ヶ月間投与される、実施態様179〜184のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様186]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、少なくとも約30%という、ERTナイーブ患者の群における有足細胞容積の平均減少をもたらす、実施態様179〜185のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様187]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、約47%という、ERTナイーブ患者の群における有足細胞容積の平均減少をもたらす、実施態様179〜186のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様188]
前記患者がERTナイーブ患者である、実施態様179〜187のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様189]
前記患者がERT経験患者である、実施態様179〜187のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様190]
ファブリー病を処置する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を必要とする患者に1日おきに投与することを含み、ここで前記有効量は、約123mgの遊離塩基当量(FBE)であり、かつここでこの製剤を投与することが、患者における1有足細胞あたりのグロボトリオシルセラミド(GL−3)封入体容積を減少させる、方法。
[実施態様191]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、実施態様190に記載の方法。
[実施態様192]
前記患者が、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、実施態様190または191に記載の方法。
[実施態様193]
前記患者が、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、実施態様190または191に記載の方法。
[実施態様194]
前記製剤が経口剤形を含む、実施態様190〜192のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様195]
前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、実施態様194に記載の方法。
[実施態様196]
前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも6ヶ月間投与される、実施態様190〜195のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様197]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、少なくとも約30%という、ERTナイーブ患者の群における1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の平均減少をもたらす、実施態様190〜196のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様198]
前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、約50%という、ERTナイーブ患者の群における1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の平均減少をもたらす、実施態様190〜197のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様199]
前記患者がERTナイーブ患者である、実施態様190〜198のいずれか1項に記載の方法。
[実施態様200]
前記患者がERT経験患者である、実施態様190〜198のいずれか1項に記載の方法。

Claims (200)

  1. ファブリー病を有する酵素補充療法(ERT)経験患者における左室重量指数(LVMi)を低下させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに前記患者に投与することを含み、前記有効量は、約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
  2. 前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、約6.6g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約2g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約3.8g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約5g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約9g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
  16. ファブリー病を有する酵素補充療法(ERT)ナイーブ患者の左心室重量指数(LVMi)を低下させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、前記有効量が約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
  17. 前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項16または17に記載の方法。
  19. 前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項16〜18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項16〜18のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項16〜20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、請求項16〜22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、請求項16〜23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項16〜24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、約7.7g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項16〜25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約10g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項16〜26のいずれか1項に記載の方法。
  28. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約17g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項16〜27のいずれか1項に記載の方法。
  29. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約15g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項16〜28のいずれか1項に記載の方法。
  30. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約20.8g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項16〜29のいずれか1項に記載の方法。
  31. ファブリー病を有する患者における左心室重量指数(LVMi)を正常化する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量は約123mgの遊離塩基等価(FBE)である、方法。
  32. 前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、請求項31に記載の方法。
  33. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項31または32に記載の方法。
  34. 前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項31〜33のいずれか1項に記載の方法。
  35. 前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項31〜33のいずれか1項に記載の方法。
  36. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項31〜35のいずれか1項に記載の方法。
  37. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項36に記載の方法。
  38. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、請求項31〜37のいずれか1項に記載の方法。
  39. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、請求項31〜38のいずれか1項に記載の方法。
  40. ファブリー病を有する酵素補充療法(ERT)経験患者における左心室重量指数(LVMi)を正常化する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここでこの有効量は約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
  41. 前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、請求項40に記載の方法。
  42. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項40または41に記載の方法。
  43. 前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項40〜42のいずれか1項に記載の方法。
  44. 前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項40〜42のいずれか1項に記載の方法。
  45. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項40〜44のいずれか1項に記載の方法。
  46. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項45に記載の方法。
  47. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、請求項40〜46のいずれか1項に記載の方法。
  48. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、請求項40〜47のいずれか1項に記載の方法。
  49. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項40〜48のいずれか1項に記載の方法。
  50. ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、約6.6g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項40〜49のいずれか1項に記載の方法。
  51. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約2g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項40〜50のいずれか1項に記載の方法。
  52. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約3.8g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項40〜51のいずれか1項に記載の方法。
  53. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約5g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項40〜52のいずれか1項に記載の方法。
  54. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約9g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項40〜53のいずれか1項に記載の方法。
  55. ファブリー病を有する酵素補充療法(ERT)ナイーブ患者の左心室重量指数(LVMi)を正常化させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、前記有効量が約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
  56. 前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、請求項55に記載の方法。
  57. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項55または56に記載の方法。
  58. 前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項55〜57のいずれか1項に記載の方法。
  59. 前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項55〜57のいずれか1項に記載の方法。
  60. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項55〜59のいずれか1項に記載の方法。
  61. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項60に記載の方法。
  62. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、請求項55〜61のいずれか1項に記載の方法。
  63. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、請求項55〜62のいずれか1項に記載の方法。
  64. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項55〜63のいずれか1項に記載の方法。
  65. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、約7.7g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項55〜64のいずれか1項に記載の方法。
  66. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約10g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項55〜65のいずれか1項に記載の方法。
  67. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約17g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項55〜66のいずれか1項に記載の方法。
  68. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約15g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項55〜67のいずれか1項に記載の方法。
  69. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約20.8g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項55〜68のいずれか1項に記載の方法。
  70. ファブリー病を有する患者において有足細胞のグロボトリオシルセラミド(GL−3)を減少させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量は約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
  71. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項70に記載の方法。
  72. 前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項70または71に記載の方法。
  73. 前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項70または71に記載の方法。
  74. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項70〜73のいずれか1項に記載の方法。
  75. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項74に記載の方法。
  76. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも6ヶ月間投与される、請求項70〜75のいずれか1項に記載の方法。
  77. 前記患者がERTナイーブ患者である、請求項70〜76のいずれか1項に記載の方法。
  78. 前記患者がERT経験患者である、請求項70〜76のいずれか1項に記載の方法。
  79. ファブリー病を有する患者の有足細胞容積を減少させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量が約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
  80. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項79に記載の方法。
  81. 前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項79または80に記載の方法。
  82. 前記患者が約150mgのミガーラスタット塩酸塩を1日おきに投与される、請求項79または80に記載の方法。
  83. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項79〜82のいずれか1項に記載の方法。
  84. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項83に記載の方法。
  85. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも6ヶ月間投与される、請求項79〜84のいずれか1項に記載の方法。
  86. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後に、少なくとも約30%という、ERTナイーブ患者の群の有足細胞容積の平均減少をもたらす、請求項79〜85のいずれか1項に記載の方法。
  87. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後に、約47%という、ERTナイーブ患者の群の有足細胞容積の平均減少をもたらす、請求項79〜86のいずれか1項に記載の方法。
  88. 前記患者がERTナイーブ患者である、請求項79〜87のいずれか1項に記載の方法。
  89. 前記患者がERT経験患者である、請求項79〜87のいずれか1項に記載の方法。
  90. ファブリー病を有する患者において1有足細胞あたりのグロボトリオシルセラミド(GL−3)封入体容積を減少させる方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量は、約123mgの遊離塩基当量(FBE)である、方法。
  91. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項90に記載の方法。
  92. 前記患者が、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項90または91に記載の方法。
  93. 前記患者が、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項90または91に記載の方法。
  94. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項90〜92のいずれか1項に記載の方法。
  95. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項94に記載の方法。
  96. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも6ヶ月間投与される、請求項90〜95のいずれか1項に記載の方法。
  97. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、少なくとも約30%という、ERTナイーブ患者の群の1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の平均減少をもたらす、請求項90〜96のいずれか1項に記載の方法。
  98. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、約50%という、ERTナイーブ患者の群の1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の平均減少をもたらす、請求項90〜97のいずれか1項に記載の方法。
  99. 前記患者がERTナイーブ患者である、請求項90〜98のいずれか1項に記載の方法。
  100. 前記患者がERT経験患者である、請求項90〜98のいずれか1項に記載の方法。
  101. 酵素補充療法(ERT)経験患者におけるファブリー病の処置方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに前記患者に投与することを含み、前記有効量が約123mgの有機塩基当量(FBE)であり、かつここで前記製剤を投与することが、前記患者の左心室重量(LVM)を低下する、方法。
  102. 前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、請求項101に記載の方法。
  103. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項101または102に記載の方法。
  104. 前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項101〜103のいずれか1項に記載の方法。
  105. 前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項101〜103のいずれか1項に記載の方法。
  106. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項101〜105のいずれか1項に記載の方法。
  107. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項106に記載の方法。
  108. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、請求項101〜107のいずれか1項に記載の方法。
  109. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、請求項101〜108のいずれか1項に記載の方法。
  110. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERT経験患者の群における左心室重量指数(LVMi)の平均減少をもたらす、請求項101〜109のいずれか1項に記載の方法。
  111. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、約6.6g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項101〜110のいずれか1項に記載の方法。
  112. ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約2g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項101〜111のいずれか1項に記載の方法。
  113. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約3.8g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項101〜112のいずれか1項に記載の方法。
  114. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約5g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項101〜113のいずれか1項に記載の方法。
  115. ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約9g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項101〜114のいずれか1項に記載の方法。
  116. 酵素補充療法(ERT)ナイーブ患者ファブリー病の処置方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量が約123mgの遊離塩基当量(FBE)を含み、かつここで前記製剤を投与することによって、患者の左心室重量(LVM)が減少する、方法。
  117. 前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、請求項116に記載の方法。
  118. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項116または117に記載の方法。
  119. 前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項116〜118のいずれか1項に記載の方法。
  120. 前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項116〜118のいずれか1項に記載の方法。
  121. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項116〜120のいずれか1項に記載の方法。
  122. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項121に記載の方法。
  123. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、請求項116〜122のいずれか1項に記載の方法。
  124. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、請求項116〜123のいずれか1項に記載の方法。
  125. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERTナイーブ患者の群における左心室重量指数(LVMi)の平均減少をもたらす、請求項116〜124のいずれか1項に記載の方法。
  126. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、約7.7g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項116〜125のいずれか1項に記載の方法。
  127. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約10g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項116〜126のいずれか1項に記載の方法。
  128. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約17g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項116〜127のいずれか1項に記載の方法。
  129. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約15g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項116〜128のいずれか1項に記載の方法。
  130. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約20.8g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項116〜129のいずれか1項に記載の方法。
  131. ファブリー病を処置する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を必要とする患者に1日おきに投与することを含み、ここで、前記有効量は、約123mgの遊離塩基当量(FBE)であり、かつここで、前記製剤を投与することによって、患者の左心室重量指数(LVMi)を標準化する、方法。
  132. 前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、請求項131に記載の方法。
  133. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項131または132のいずれか1項に記載の方法。
  134. 前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項131〜133のいずれか1項に記載の方法。
  135. 前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項131〜133のいずれか1項に記載の方法。
  136. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項131〜135のいずれか1項に記載の方法。
  137. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項136に記載の方法。
  138. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、請求項131〜137のいずれか1項に記載の方法。
  139. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、請求項131〜138のいずれか1項に記載の方法。
  140. 酵素補充療法(ERT)経験患者におけるファブリー病の処置方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量が約123mgの遊離塩基等価物(FBE)を含み、かつここで製剤を投与することによって、患者の左心室重量指数(LVMi)を正常化する、方法。
  141. 前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、請求項140に記載の方法。
  142. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項140または141のいずれか1項に記載の方法。
  143. 前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項140〜142のいずれか1項に記載の方法。
  144. 前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項140〜142のいずれか1項に記載の方法。
  145. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項140〜144のいずれか1項に記載の方法。
  146. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項145に記載の方法。
  147. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、請求項140〜146のいずれか1項に記載の方法。
  148. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、請求項140〜147のいずれか1項に記載の方法。
  149. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項140〜148のいずれか1項に記載の方法。
  150. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18ヶ月後、約6.6g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項140〜149のいずれか1項に記載の方法。
  151. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約2g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項140〜150のいずれか1項に記載の方法。
  152. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約3.8g/mという、ERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項140〜151のいずれか1項に記載の方法。
  153. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、少なくとも約5g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項140〜152のいずれか1項に記載の方法。
  154. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30ヶ月後、約9g/mという、LVHを有するERT経験患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項140〜153のいずれか1項に記載の方法。
  155. 酵素補充療法(ERT)ナイーブ患者におけるファブリー病の処置方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を1日おきに患者に投与することを含み、ここで前記有効量が約123mgの遊離塩基当量(FBE)であり、かつここで前記製剤を投与することによって、患者の左心室重量指数(LVMi)が正常化される、方法。
  156. 前記患者が、ミガーラスタットまたはその塩の投与を開始する前に、左心室肥大(LVH)を有する、請求項155に記載の方法。
  157. 前記ミガーラスタットまたはその塩がα−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項155または156のいずれか1項に記載の方法。
  158. 前記患者が1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項155〜157のいずれか1項に記載の方法。
  159. 前記患者が1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項155〜157のいずれか1項に記載の方法。
  160. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項155〜159のいずれか1項に記載の方法。
  161. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項160に記載の方法。
  162. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも18ヶ月間投与される、請求項155〜161のいずれか1項に記載の方法。
  163. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも30ヶ月間投与される、請求項155〜162のいずれか1項に記載の方法。
  164. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、少なくとも約5g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項155〜163のいずれか1項に記載の方法。
  165. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の18〜24ヶ月後、約7.7g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項155〜164のいずれか1項に記載の方法。
  166. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約10g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項155〜165のいずれか1項に記載の方法。
  167. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約17g/mという、ERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項155〜166のいずれか1項に記載の方法。
  168. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、少なくとも約15g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項155〜167のいずれか1項に記載の方法。
  169. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の30〜36ヶ月後、約20.8g/mという、LVHを有するERTナイーブ患者の群におけるLVMiの平均減少をもたらす、請求項155〜168のいずれか1項に記載の方法。
  170. ファブリー病を処置する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を必要な患者に1日おきに投与することを含み、ここで前記有効量が、約123mgの遊離塩基当量(FBE)であり、かつ前記製剤を投与することが、患者における有足細胞グロボトリオシルセラミド(GL−3)を減少させる、方法。
  171. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項170に記載の方法。
  172. 前記患者が、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項170または171に記載の方法。
  173. 患者が、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項170または171に記載の方法。
  174. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項170〜173のいずれか1項に記載の方法。
  175. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項174に記載の方法。
  176. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも6ヶ月間投与される、請求項170〜175のいずれか1項に記載の方法。
  177. 前記患者がERTナイーブ患者である、請求項170〜176のいずれか1項に記載の方法。
  178. 前記患者がERT経験患者である、請求項170〜176のいずれか1項に記載の方法。
  179. ファブリー病を処置する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を必要とする患者に1日おきに投与することを含み、ここで前記有効量は、約123mgの遊離塩基当量(FBE)であり、かつここで前記製剤を投与することが、患者における有足細胞容積を減少させる、方法。
  180. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項179に記載の方法。
  181. 前記患者が、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項179または180に記載の方法。
  182. 前記患者が、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項179または180に記載の方法。
  183. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項179〜182のいずれか1項に記載の方法。
  184. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項183に記載の方法。
  185. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも6ヶ月間投与される、請求項179〜184のいずれか1項に記載の方法。
  186. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、少なくとも約30%という、ERTナイーブ患者の群における有足細胞容積の平均減少をもたらす、請求項179〜185のいずれか1項に記載の方法。
  187. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、約47%という、ERTナイーブ患者の群における有足細胞容積の平均減少をもたらす、請求項179〜186のいずれか1項に記載の方法。
  188. 前記患者がERTナイーブ患者である、請求項179〜187のいずれか1項に記載の方法。
  189. 前記患者がERT経験患者である、請求項179〜187のいずれか1項に記載の方法。
  190. ファブリー病を処置する方法であって、有効量のミガーラスタットまたはその塩を含む製剤を必要とする患者に1日おきに投与することを含み、ここで前記有効量は、約123mgの遊離塩基当量(FBE)であり、かつここでこの製剤を投与することが、患者における1有足細胞あたりのグロボトリオシルセラミド(GL−3)封入体容積を減少させる、方法。
  191. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、α−ガラクトシダーゼA活性を増強する、請求項190に記載の方法。
  192. 前記患者が、1日おきに約123mgのミガーラスタット遊離塩基を投与される、請求項190または191に記載の方法。
  193. 前記患者が、1日おきに約150mgのミガーラスタット塩酸塩を投与される、請求項190または191に記載の方法。
  194. 前記製剤が経口剤形を含む、請求項190〜192のいずれか1項に記載の方法。
  195. 前記経口剤形が、錠剤、カプセルまたは溶液を含む、請求項194に記載の方法。
  196. 前記ミガーラスタットまたはその塩が、少なくとも6ヶ月間投与される、請求項190〜195のいずれか1項に記載の方法。
  197. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、少なくとも約30%という、ERTナイーブ患者の群における1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の平均減少をもたらす、請求項190〜196のいずれか1項に記載の方法。
  198. 前記ミガーラスタットまたはその塩の投与が、ミガーラスタットまたはその塩の投与の6ヶ月後、約50%という、ERTナイーブ患者の群における1有足細胞あたりのGL−3封入体容積の平均減少をもたらす、請求項190〜197のいずれか1項に記載の方法。
  199. 前記患者がERTナイーブ患者である、請求項190〜198のいずれか1項に記載の方法。
  200. 前記患者がERT経験患者である、請求項190〜198のいずれか1項に記載の方法。
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