JP2019174638A - テープ、テープカートリッジ、印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ミシン目等を用いるユーザの多種多様な用途に対応でき、ユーザにとっての利便性を向上する。【解決手段】被印字テープToは、第1方向の長さが当該第1方向と直交する第2方向の長さより剥離材層23と、剥離材層23に貼られた基材層21と、を有し、基材層21には、第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された外側脆弱部G1と、外側脆弱部G1よりも第2方向の一方側において第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された、外側脆弱部G1とは異なる態様の内側脆弱部G2と、が設けられる。【選択図】図4
Description
本発明は、ラベルを作成するためのテープ、そのテープを供給可能なテープカートリッジ、及び、そのテープに印刷を行う印刷装置に関する。
シートに貼られたラベル基材を備え、ラベルに使用されるテープにおいて、穴、切れ目、穴の列、切れ目の列等(いわゆるミシン目等。以下適宜、単に「ミシン目等」という)を設けた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来技術においては、テープを用いて作成されたラベルに1本のミシン目等が設けられており、ユーザによる使用時には、そのミシン目等を折り曲げ線としてラベル基材が折り畳まれて使用される。
ここで、ミシン目等には、上記のように折り曲げる用途で使用する他にも、ラベル基材の一部を破断する用途で使用する等、ユーザによって多種多様な用途が考えられる。したがって、複数本のミシン目等をラベルに設け、それらを適宜に選択的に用いることで、上記ユーザの多種多様な用途に対応できるようにすれば便利である。しかしながら、上記従来技術では、そのような点までは特に配慮されていなかった。
本発明の目的は、ミシン目等を用いるユーザの多種多様な用途に対応でき、ユーザにとっての利便性を向上できるテープ、テープカートリッジ、及び、印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明のテープは、第1方向の長さが、前記第1方向と直交する第2方向の長さより長い帯状のシートと、前記シートに貼られたラベル基材と、を有し、前記ラベル基材には、前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第1部分と、前記第1部分よりも前記第2方向の一方側において前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された、前記第1部分とは異なる態様の第2部分と、が設けられていることを特徴とする。
本願発明のテープにおいては、シートに貼られるラベル基材が、それぞれ穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第1部分及び第2部分を有する。そして、第1部分と第2部分とは、互いに異なる態様を備えている。これにより、第1部分若しくは第2部分で選択的にラベル基材を折り曲げて使用する用途、第1部分若しくは第2部分で選択的にラベル基材を破断して使用する用途、等、ユーザの多種多様な用途に的確に対応できるので、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
また上記目的を達成するために、本願発明のテープは、第1方向の長さが、前記第1方向と直交する第2方向の長さより長い帯状のシートと、前記シートに貼られたラベル基材と、を有し、前記ラベル基材には、前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第3部分と、前記第3部分よりも前記第2方向の一方側において前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第4部分と、が設けられており、前記テープの前記第2方向における端部から前記第3部分までの第3距離の大きさは、前記第2方向における前記第3部分と前記第4部分との間の第4距離よりも大きいことを特徴とする。
本願発明においては、第1部分を境に第1部分よりも端部側を折り曲げて使用する用途において、その折り曲げた部分を重畳させて第2部分を保護することができる。これにより、使用済みとなったラベルを引き剥がすため折り曲げ部分を把持したときに、第2部分が不用意に破断しないようにすることができるので、ユーザによる多種多様な用途に確実に対応でき、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
また上記目的を達成するために、本願発明の印刷装置は、第1方向の長さが、前記第1方向と直交する第2方向の長さより長い帯状のシートと、前記シートに貼られたラベル基材と、を有し、前記ラベル基材には、前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第1部分と、前記第1部分よりも前記第2方向の一方側において前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第2部分と、が設けられている、テープを搬送する搬送部と、前記搬送部で搬送される前記テープに印字する印字部と、前記第1部分における折り曲げに対応する第1モード、前記第2部分における折り曲げに対応する第2モード、前記第1部分若しくは前記第2部分における折り曲げに対応しない第3モード、を含む複数のモードのうち、1つのモードにより前記搬送部及び前記印字部を制御する制御部と、を有する印刷装置であって、前記制御部は、前記複数のモードのうちいずれのモードであるかに応じて、前記印字部により前記テープへ形成する印字領域の前記第2方向における大きさを可変に制御することを特徴とする。
本願発明の印刷装置においては、搬送部によって搬送されるテープのラベル基材が、それぞれ穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第1部分及び第2部分を有する。このとき、上記搬送部とテープに印字する印字部とを制御する制御部が、上記第1部分における折り曲げに対応する第1モード、上記第2部分における折り曲げに対応する第2モード、上記折り曲げに対応しない第3モード等の複数のモードを備えている。また制御部は、それら複数のモードのいずれのモードであるか、に応じて、印字部による印字領域の大きさを可変に制御する。これにより、第1部分若しくは第2部分で選択的にラベル基材を折り曲げて使用する用途、第1部分若しくは第2部分で選択的にラベル基材を破断して使用する用途、等、ユーザの多種多様な用途に合わせて適宜に印字領域を増減できるので、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
本発明によれば、ミシン目等を用いるユーザの多種多様な用途に対応でき、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
<ラベル作成装置>
まず、本実施形態が適用されるラベル作成装置の機能的構成を図1により説明する。
まず、本実施形態が適用されるラベル作成装置の機能的構成を図1により説明する。
図1において、ラベル作成装置1(印刷装置に相当)は、制御回路2と、ユーザ(操作者)が適宜の操作を行える操作部3と、所定の表示を行う表示部4と、各種情報を記憶するRAM5と、搬送ローラ6(搬送部に相当)と、印字ヘッド7(印字部に相当)と、カットレバー8と、カッタ9と、を有する。
ラベル作成装置1には、カートリッジホルダ12が設けられている。このカートリッジホルダ12には、筐体11内にテープロール10A(本来は渦巻き状であるが簡略化して同心円で図示している)を収納したテープカートリッジ10が着脱可能である。テープロール10Aには、被印字テープToが巻回されている。このとき、このテープカートリッジ10は、ハーフカットによる切り込みHC(切り込み枠に相当。後述の図2参照)を備えた被印字テープToが上記テープロールAに巻回された、いわゆるダイカットラベルタイプと、上記切り込みHCのない被印字テープToが上記テープロールAに巻回された、いわゆる無定長タイプ(図示省略)とが存在する。ラベル作成装置1では、どちらのタイプのテープカートリッジ10も使用可能である。なお、以下、特に断らない限り、上記ダイカットラベルタイプのテープカートリッジ10が使用される場合を例にとって説明する。
制御回路2は、図示しないCPU(制御部に相当)及びROMを備えている。制御回路2は、上記RAM5の一時記憶機能を利用しつつ、上記ROMに予め記憶された各種プログラムを実行するとともに、ラベル作成装置1全体の制御を行う。
搬送ローラ6は、印字ヘッド7に対向して設けられており、テープロール10Aから繰り出される被印字テープToを印字ヘッド7との間で挟持する。搬送ローラ6は、回転することによって被印字テープToをテープロール10Aから繰り出しながら搬送する。
印字ヘッド7は、搬送ローラ6によって搬送される被印字テープToの各ラベル部(詳細は後述)に対し、ユーザの意図する文字・図像等の所望の印字オブジェクトを印刷する。
カッタ9は、ユーザによるカットレバー8の操作によって作動し、搬送方向に沿って複数の印字ラベルLが形成された印字後の被印字テープT(詳細は後述)を切断する。
<被印字テープ>
上記被印字テープToの詳細構成を図2に示す。図2において、被印字テープToは、図中左右方向を搬送方向(言い換えればテープの長手方向。以下適宜、「第1方向」という)とし、この第1方向に直交する図中上下方向をテープの幅方向(以下適宜、「第2方向」という)とし、図中紙面手前奥方向をテープ厚さ方向とした、帯状の剥離材層23(後述の図4(b)、図6(b)、図8(b)、図13等参照。シートに相当)と、この剥離材層23に粘着剤層22(後述の図4(b)、図6(b)、図8(b)、図13等参照)を介して貼られた、基材層21(ラベル基材に相当)と、を備える。
上記被印字テープToの詳細構成を図2に示す。図2において、被印字テープToは、図中左右方向を搬送方向(言い換えればテープの長手方向。以下適宜、「第1方向」という)とし、この第1方向に直交する図中上下方向をテープの幅方向(以下適宜、「第2方向」という)とし、図中紙面手前奥方向をテープ厚さ方向とした、帯状の剥離材層23(後述の図4(b)、図6(b)、図8(b)、図13等参照。シートに相当)と、この剥離材層23に粘着剤層22(後述の図4(b)、図6(b)、図8(b)、図13等参照)を介して貼られた、基材層21(ラベル基材に相当)と、を備える。
上記基材層21は、上記第1方向の長さが、上記第2方向の長さよりも長い、帯状の形状を備えており、略矩形状の切り込みHCを介して、その内側領域がラベル部LA(枠内部に相当)、外側領域が非ラベル部LB(枠外部に相当)となっている。なお、予め非ラベル部LBが剥がされたものを上記被印字テープToとして用いてもよい(後述する図13参照)。
上記ラベル部LAは、テープ長さ方向に沿って複数個備えられており、各ラベル部LAは、上記第2方向に沿う長さLoを有している。また上記ラベル部LAには、上記第1方向に延び、切れ目の列(いわゆるミシン目)により構成された外側脆弱部G1(第1部分、第3部分に相当)と、外側脆弱部G1よりも上記第2方向の一方側(図示下側)において上記第1方向に延び、切れ目の列(いわゆるミシン目)により構成された内側脆弱部G2(第2部分、第4部分に相当)と、が設けられている。なお、外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2をラベル部LAだけでなく非ラベル部LBにも形成してもよい。このとき、内側脆弱部G2は、上記外側脆弱部G1と違う強度を備えるような、外側脆弱部G1とは異なる態様(詳細は後述)を備えている。
このとき、外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2の強度は、折り曲げ使用態様に応じて、例えば上記内側脆弱部G2の強度が上記外側脆弱部G1の強度よりも大きいか、若しくは、上記外側脆弱部G1の強度が上記内側脆弱部G2の強度よりも大きいか、となるように、互いに異なる態様で予め構成されている。具体的には、切れ目の列を構成する各切れ目の(長手方向に沿った)長さを長くすることで強度を小さくしたり各切れ目の(長手方向に沿った)長さを短くすることで強度を大きくすることができ、また、切れ目の列における切れ目間の長さを長くすることで強度を大きくしたり切れ目間の長さを短くすることで強度を小さくすることができる。さらに、各切れ目の(短手方向に沿った)幅を大きくすることで強度を小さくしたり各切れ目の(短手方向に沿った)幅を小さくすることで強度を大きくすることができ、各切れ目の深さを深くすることで強度を小さくしたり各切れ目の深さを浅くすることで強度を大きくすることができる。穴の列についても同様である。また、単独の切れ目や穴によって内側脆弱部G2や外側脆弱部G1が構成されている場合も同様である。なお、本実施形態の例では、内側脆弱部G2の強度が上記外側脆弱部G1の強度よりも大きくなっている。
また、各ラベル部LAにおいて、上記第2方向における端部(この例では図示上端部)から上記外側脆弱部G1までの外側縁部距離l1(第3距離に相当)の大きさは、上記第2方向における外側脆弱部G1と内側脆弱部G2との間のミシン目間距離l2(第4距離に相当)よりも大きくなっている。この結果、上記外側縁部距離l1から上記ミシン目間距離l2を差し引いた偏差l1−l2は正の値となる。
<各種印刷モード>
本実施形態の特徴の1つとして、ラベル作成装置1は、複数の印刷モードを備えている。これら複数の印刷モードには、ユーザが上記外側脆弱部G1において折り曲げて使用する場合に対応した第1モード(後述の図3、図4参照)と、ユーザが上記内側脆弱部G2において折り曲げて使用する場合に対応した第2モード(後述する図5、図6参照)と、上記外側脆弱部G1及び上記内側脆弱部G2において折り曲げを行わずに使用する場合に対応した第3モード(後述する図7、図8参照)と、上記第1モードと同様にユーザが上記外側脆弱部G1において折り曲げて使用する場合に対応した、上記第1モードとは異なる第4モード(後述する図9参照)と、上記第2モードと同様にユーザが上記内側脆弱部G2において折り曲げて使用する場合に対応した、上記第2モードとは異なる第5モード(後述する図10参照)と、が含まれる。
本実施形態の特徴の1つとして、ラベル作成装置1は、複数の印刷モードを備えている。これら複数の印刷モードには、ユーザが上記外側脆弱部G1において折り曲げて使用する場合に対応した第1モード(後述の図3、図4参照)と、ユーザが上記内側脆弱部G2において折り曲げて使用する場合に対応した第2モード(後述する図5、図6参照)と、上記外側脆弱部G1及び上記内側脆弱部G2において折り曲げを行わずに使用する場合に対応した第3モード(後述する図7、図8参照)と、上記第1モードと同様にユーザが上記外側脆弱部G1において折り曲げて使用する場合に対応した、上記第1モードとは異なる第4モード(後述する図9参照)と、上記第2モードと同様にユーザが上記内側脆弱部G2において折り曲げて使用する場合に対応した、上記第2モードとは異なる第5モード(後述する図10参照)と、が含まれる。
上記CPUは、それら複数の印刷モードのうち、指定された1つの印刷モードにより、上記搬送ローラ6及び上記印字ヘッド7を制御する。具体的には、上記CPUは、上記複数の印刷モードのうちいずれのモードであるかに応じて、上記印字ヘッド7により被印字テープToへ形成する印字領域(詳細は後述)の上記第2方向における大きさを可変に制御する。なお、上記1つの印刷モードの指定は、操作部3を介したユーザのモード選択操作に基づき行われるようにしてもよいし、被印字テープToの属性や当該被印字テープToへの印字内容等に応じて適宜に自動的に行われるようにしても良い。
<第1モード>
印刷モードとして上記第1モードが選択された状態で被印字テープToに印字が形成された後の、被印字テープTの詳細構成を図3に示す。
印刷モードとして上記第1モードが選択された状態で被印字テープToに印字が形成された後の、被印字テープTの詳細構成を図3に示す。
図3に示す被印字テープTにおいては、前述の複数のラベル部LAに、上記印字オブジェクトとしてのテキストオブジェクトR(この例では文字「ABCDEFGHI」)がそれぞれ印字形成されることで、複数の印字ラベルLが生成されている。
このとき、上記テキストオブジェクトRが形成される、被印字テープT上の印字領域AR1(第1範囲に相当)は、上記外側脆弱部G1及び上記内側脆弱部G2を含まない範囲(少なくとも内側脆弱部G2よりも図示下方に位置する範囲)となっている。
<印字ラベルの詳細及び使用態様>
上記のようにして生成された印字ラベルLの詳細構造を表す平面図を図4(a)に示し、側面図を図4(b)に示す。これら図4(a)及び図4(b)に示すように、印字ラベルLは、テープの厚さ方向(図示上下方向)へ向かって、前述のように、基材層21、粘着剤層22、剥離材層23の順で積層された構造となっている。
上記のようにして生成された印字ラベルLの詳細構造を表す平面図を図4(a)に示し、側面図を図4(b)に示す。これら図4(a)及び図4(b)に示すように、印字ラベルLは、テープの厚さ方向(図示上下方向)へ向かって、前述のように、基材層21、粘着剤層22、剥離材層23の順で積層された構造となっている。
そして、剥離材層23を引き剥がして被着体300へ貼り付けられている、印字ラベルLの使用時の状態を表す平面図を図4(c)に示し、概念的側面図を図4(d)に示す。なお、図4(d)においては、図示の煩雑化を避けるために、前述の基材層21、粘着剤層22、剥離材層23からなる3層構造の区分を省略している(後述の図6(d)、図8(c)、図9(d)、図10(d)も同様)。これら図4(c)及び図4(d)に示すように、印字ラベルLは、ユーザによる使用時においては、粘着剤層22が内側となるように外側脆弱部G1にて山折り状に折り曲げられることで粘着剤層22同士が接着される。折り曲げられていない部分は、そのまま平板状の形状のまま粘着剤層22により被着体300に貼り付けられる。そして、外側脆弱部G1よりも先端側(図4(a)及び図4(b)中の右側)の部分は、その部分よりも反先端側(図4(a)及び図4(b)中の左側)の部分の被着体300側(図4(d)中下側)に潜り込むように配置され、(粘着剤層22は被着体300と対面しないことから)被着体300に対し当接した状態となる。この結果、上記のようにして外側脆弱部G1で折り曲げられた折り曲げ部分Hは、比較的大きな厚さ寸法を有する、被着体300への非接着当接部分となるため、印字ラベルLを引き剥がす時の把持部として活用することができる。
なおこの際、上記折り曲げ後の、上記内側脆弱部G2の位置と印字ラベルLの先端部Leの位置との図示左右方向のラップ量△lは、上記偏差l1−l2に等しいことから、前述のように正の値となる。特にこの例では、上記ラップ量△lは、被印字テープToの厚みtの10倍以上、かつ、被印字テープToの上記第2方向における長さLoの1/2以下となっている。
<第2モード>
印刷モードとして上記第2モードが選択された状態で被印字テープToに印字が形成された後の、被印字テープTの詳細構成を図5に示す。
印刷モードとして上記第2モードが選択された状態で被印字テープToに印字が形成された後の、被印字テープTの詳細構成を図5に示す。
図5に示す被印字テープTにおいて、上記図3と同様、複数のラベル部LAにテキストオブジェクトR(文字「ABCDEFGHI」)がそれぞれ印字形成されることで、複数の印字ラベルLが生成されている。また、上記テキストオブジェクトRが形成される、被印字テープT上の印字領域AR2(第2範囲に相当)は、上記外側脆弱部G1及び上記内側脆弱部G2を含まない範囲(少なくとも内側脆弱部G2よりも図示下方に位置する範囲)で、かつ第2方向における大きさが上記第1モードの印字領域AR1よりも小さい範囲となっている。
<印字ラベルの詳細及び使用態様>
上記のようにして生成された印字ラベルLの詳細構造を表す平面図を図6(a)に示し、側面図を図6(b)に示し、また印字ラベルLの使用時の状態を表す平面図を図6(c)に示し、概念的側面図を図6(d)に示す。
上記のようにして生成された印字ラベルLの詳細構造を表す平面図を図6(a)に示し、側面図を図6(b)に示し、また印字ラベルLの使用時の状態を表す平面図を図6(c)に示し、概念的側面図を図6(d)に示す。
図6(a)及び図6(b)に示すように、印字ラベルLは、上記同様の3層積層構造を備えている。また、図6(c)及び図6(d)に示すように、印字ラベルLの使用時においては、粘着剤層22が内側となるように内側脆弱部G2にて山折り状に折り曲げられることで粘着剤層22同士が接着される。折り曲げられていない部分は、そのまま平板状の形状のまま粘着剤層22により被着体300に貼り付けられる。そして、内側脆弱部G2よりも先端側(図6(a)及び図6(b)中の右側)の部分は、その部分よりも反先端側(図6(a)及び図6(b)中の左側)の部分の被着体300側(図6(d)中下側)に潜り込むように配置され、被着体300に対し当接した状態となる。この結果、上記のようにして内側脆弱部G2で折り曲げられた折り曲げ部分Hは、比較的大きな厚さ寸法を有する、被着体300への非接着当接部分となって、上記図4(d)と同様、印字ラベルLを引き剥がす時の把持部として活用することができる。
<第3モード>
印刷モードとして上記第3モードが選択された状態で被印字テープToに印字が形成された後の、被印字テープTの詳細構成を図7に示す。
印刷モードとして上記第3モードが選択された状態で被印字テープToに印字が形成された後の、被印字テープTの詳細構成を図7に示す。
図7に示す被印字テープTにおいて、上記図3及び図5と同様、複数のラベル部LAにテキストオブジェクトR(文字「ABCDEFGHI」)がそれぞれ印字形成されることで、複数の印字ラベルLが生成されている。また、上記テキストオブジェクトRが形成される、被印字テープT上の印字領域AR3(第3範囲に相当)は、上記外側脆弱部G1及び上記内側脆弱部G2を含む範囲で、かつ第2方向における大きさが上記第1モードの印字領域AR1よりも大きい範囲となっている。
<印字ラベルの詳細及び使用態様>
上記のようにして生成された印字ラベルLの詳細構造を表す平面図を図8(a)に示し、側面図を図8(b)に示し、また印字ラベルLの使用時の状態を表す概念的側面図を図8(c)に示す。
上記のようにして生成された印字ラベルLの詳細構造を表す平面図を図8(a)に示し、側面図を図8(b)に示し、また印字ラベルLの使用時の状態を表す概念的側面図を図8(c)に示す。
図8(a)及び図8(b)に示すように、印字ラベルLは、上記同様の3層積層構造を備えている。また、図8(c)に示すように、印字ラベルLの使用時においては、上記第1モードや第2モードとのように山折り状に折り曲げられることはなく、略平板状のまま被着体300に対し貼り付けられる。
<第4モード>
印刷モードとして上記第4モードが選択された状態で被印字テープToに印字が形成された被印字テープTを用いて生成された印字ラベルLの詳細構造を表す平面図を図9(a)に示し、側面図を図9(b)に示し、また印字ラベルLの使用時の状態を表す平面図を図9(c)に示し、概念的側面図を図9(d)に示す。
印刷モードとして上記第4モードが選択された状態で被印字テープToに印字が形成された被印字テープTを用いて生成された印字ラベルLの詳細構造を表す平面図を図9(a)に示し、側面図を図9(b)に示し、また印字ラベルLの使用時の状態を表す平面図を図9(c)に示し、概念的側面図を図9(d)に示す。
図9(a)〜(d)に示すように、被印字テープTの複数のラベル部LA(図示省略)に対し、テキストオブジェクトR(文字「ABCDEFGHIJKL」)がそれぞれ印字形成され、印字ラベルLが生成される。このとき、上記テキストオブジェクトRが形成される被印字テープT上の印字領域AR4(第4範囲に相当)は、上記外側脆弱部G1を含まず上記内側脆弱部G2を含む範囲で、かつ第2方向における大きさが上記第1モードの印字領域AR1よりも大きい範囲となっている。この結果、この例では、上記テキストオブジェクトRのうち、文字「F」「L」が内側脆弱部G2上に形成されている。
このとき、図9(a)及び図9(b)に示すように、印字ラベルLは、上記同様の3層積層構造を備えている。また、図9(c)及び図9(d)に示すように、印字ラベルLの使用時においては、粘着剤層22が内側となるように外側脆弱部G1にて山折り状に折り曲げられることで粘着剤層22同士が接着される。折り曲げられていない部分は、そのまま平板状の形状のまま粘着剤層22により被着体300に貼り付けられる。そして、外側脆弱部G1よりも先端側(図9(a)及び図9(b)中の右側)の部分は、その部分よりも反先端側(図9(a)及び図9(b)中の左側)の部分の被着体300側(図9(d)中下側)に潜り込むように配置され、被着体300に対し当接した状態となる。この結果、上記のようにして外側脆弱部G1で折り曲げられた折り曲げ部分Hは、比較的大きな厚さ寸法を有する、被着体300への非接着当接部分となって、上記図4(d)や図6(d)と同様、印字ラベルLを引き剥がす時の把持部として活用することができる。
また、上記第1モードと同様、上記内側脆弱部G2の位置と印字ラベルLの先端部Leの位置とのラップ量△lが被印字テープToの厚みtの10倍以上、かつ、被印字テープToの上記長さLoの1/2以下となっている。
<第5モード>
印刷モードとして上記第5モードが選択された状態で被印字テープToに印字が形成された被印字テープTを用いて生成された印字ラベルLの詳細構造を表す平面図を図10(a)に示し、側面図を図10(b)に示し、また印字ラベルLの使用時の状態を表す平面図を図10(c)に示し、概念的側面図を図10(d)に示す。
印刷モードとして上記第5モードが選択された状態で被印字テープToに印字が形成された被印字テープTを用いて生成された印字ラベルLの詳細構造を表す平面図を図10(a)に示し、側面図を図10(b)に示し、また印字ラベルLの使用時の状態を表す平面図を図10(c)に示し、概念的側面図を図10(d)に示す。
図10(a)〜(d)に示すように、被印字テープTの複数のラベル部LA(図示省略)に対し、テキストオブジェクトR(文字「ABCDEFGHIJK」)がそれぞれ印字形成され、印字ラベルLが生成される。このとき、上記テキストオブジェクトRが形成される被印字テープT上の印字領域AR5(第5範囲に相当)は、上記外側脆弱部G1及び上記内側脆弱部G2を含まない範囲で、かつ第2方向における大きさが上記第2モードの印字領域AR2よりも大きい範囲となっている。
このとき、図10(a)及び図10(b)に示すように、印字ラベルLは、上記同様の3層積層構造を備えている。また、図10(c)及び図10(d)に示すように、印字ラベルLの使用時においては、粘着剤層22が内側となるように内側脆弱部G2にて山折り状に折り曲げられることで粘着剤層22同士が接着される。折り曲げられていない部分は、そのまま平板状の形状のまま粘着剤層22により被着体300に貼り付けられる。そして、内側脆弱部G2よりも先端側(図10(a)及び図10(b)中の右側)の部分は、その部分よりも反先端側(図10(a)及び図10(b)中の左側)の部分の被着体300側(図10(d)中下側)に潜り込むように配置され、被着体300に対し当接した状態となる。この結果、上記のようにして内側脆弱部G2で折り曲げられた折り曲げ部分Hは、比較的大きな厚さ寸法を有する、被着体300への非接着当接部分となって、上記図4(d)、図6(d)、図9(d)と同様、印字ラベルLを引き剥がす時の把持部として活用することができる。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においては、剥離材層23に貼られる基材層21が、外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2を有し、外側脆弱部G1と内側脆弱部G2とは、互いに異なる態様を備えている。これにより、ユーザの多種多様な用途に応じ、外側脆弱部G1で基材層21を折り曲げて使用する用途(上記第1モード及び第4モード対応)、及び、内側脆弱部G2で基材層21を折り曲げて使用する用途(上記第2モード及び第5モード対応)のいずれに対しても的確に対応できるので、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
以上説明したように、本実施形態においては、剥離材層23に貼られる基材層21が、外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2を有し、外側脆弱部G1と内側脆弱部G2とは、互いに異なる態様を備えている。これにより、ユーザの多種多様な用途に応じ、外側脆弱部G1で基材層21を折り曲げて使用する用途(上記第1モード及び第4モード対応)、及び、内側脆弱部G2で基材層21を折り曲げて使用する用途(上記第2モード及び第5モード対応)のいずれに対しても的確に対応できるので、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、内側脆弱部G2の強度が、外側脆弱部G1の強度よりも大きい。これにより、外側脆弱部G1を境に外側脆弱部G1よりも端部側を折り曲げて使用する用途において、使用済みとなった印字ラベルLを引き剥がすために上記折り曲げ部分Hを把持したときに(図4(d)、図9(d)参照)、内側脆弱部G2が不用意に破断しないようにすることができる。
また、本実施形態では特に、各ラベル部LAにおいて、上記第2方向における端部から上記外側脆弱部G1までの外側縁部距離l1の大きさは、上記第2方向における外側脆弱部G1と内側脆弱部G2との間のミシン目間距離l2よりも大きい(すなわちラップ量△l>0)。これにより、外側脆弱部G1を境に外側脆弱部G1よりも端部側を折り曲げて使用する用途において、その折り曲げた部分を重畳させて内側脆弱部G2を保護することができる(図4(d)、図9(d)参照)。これによっても、使用済みとなった印字ラベルLを引き剥がすため折り曲げ部分Hを把持したときに、内側脆弱部G2が不用意に破断しないようにすることができる。
また、本実施形態では特に、上記ラップ量△lは、被印字テープToの厚みtの10倍以上、かつ、被印字テープToの上記第2方向における長さLoの1/2以下となっている。これにより、上述の外側脆弱部G1による内側脆弱部G2への重畳作用を確保しつつ、重畳部分の寸法が長すぎることによる無駄や不便さを回避することができる。
また、本実施形態では特に、ラベル作成装置1のCPUは、上記した複数のモードのいずれのモードであるかに応じて、印字ヘッド7が形成する印字領域AR1〜AR7の大きさを可変に制御する。これにより、外側脆弱部G1で基材層21を折り曲げて使用する用途(上記第1モード及び第4モード対応)、及び、内側脆弱部G2で基材層21を折り曲げて使用する用途(上記第2モード及び第5モード対応)等、ユーザの多種多様な用途に合わせて適宜に印字領域AR1〜AR7を増減できるので、これによってもユーザにとっての利便性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、第1モードでは外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2を含まない印字領域AR1となり、第2モードでは外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2を含まず印字領域AR1よりも小さい印字領域AR2となり、第3モードでは外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2を含み印字領域AR1よりも大きい印字領域AR3となる。これにより、外側脆弱部G1や内側脆弱部G2で基材層21を折り曲げて使用する場合(第1モード及び第2モード)には、折り曲げ部分Hに印字を行わないようにして印字内容が見えにくくなるのを抑制することができる。また上記折り曲げを行わない場合(第3モード)には、印字領域AR3を広く確保することができる。
また、本実施形態では特に、第4モードでは、外側脆弱部G1を含まず内側脆弱部G2を含み印字領域AR1よりも大きい印字領域AR4とし、第5モードでは、外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2を含まず上記印字領域AR2よりも大きい印字領域AR5とする。これにより、外側脆弱部G1や内側脆弱部G2で基材層21を折り曲げて使用する場合に、敢えて折り曲げ部分Hに一部の印字を形成する(図9(d)及び図10(d)参照)ことで、立体的な印字表記を実現することができる。
また、本実施形態では特に、基材層21が、切り込みHCによってラベル部LAと非ラベル部LBとに分けられており、外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2は、それらのうち、少なくともラベル部LAに形成されている。これにより、切り込みHCの内部のみを剥がして使用するいわゆるダイカットタイプのラベルにおいて、前述のユーザの多種多様な用途に対応することができる。
なお、上記は、第1モード〜第5モードのすべてがラベル作成装置1に備えられている場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、第4モード第5モードを除く第1モード〜第3モードのみが備えられ、これらのうち1つのモードが選択的に実行されても良い。さらには第3モードも省略されて第1モード及び第2モードのみが備えられ、これらのうち1つのモードが選択的に実行されても良い。
また、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(1)ラベル端部を被着体とは逆側に折り曲げて使用する場合
本変形例におけるラベルL′(この例では印字はなされていない)の詳細構造を表す平面図を、上記図4(a)に相当する図11(a)に示し、側面図を上記図4(b)に相当する図11(b)に示す。なお、詳細な説明は省略するが、ラベルL′は、上記実施形態の印字ラベルLと同様、図2等に示した被印字テープToを用いて(印字が形成されることなく)生成される。これら図11(a)及び図11(b)に示すように、ラベルL′は、上記実施形態の図5と同様、テープの厚さ方向(図示上下方向)へ向かって、前述のように、基材層21、粘着剤層22、剥離材層23の順で積層された構造となっている。
本変形例におけるラベルL′(この例では印字はなされていない)の詳細構造を表す平面図を、上記図4(a)に相当する図11(a)に示し、側面図を上記図4(b)に相当する図11(b)に示す。なお、詳細な説明は省略するが、ラベルL′は、上記実施形態の印字ラベルLと同様、図2等に示した被印字テープToを用いて(印字が形成されることなく)生成される。これら図11(a)及び図11(b)に示すように、ラベルL′は、上記実施形態の図5と同様、テープの厚さ方向(図示上下方向)へ向かって、前述のように、基材層21、粘着剤層22、剥離材層23の順で積層された構造となっている。
そして、剥離材層23を引き剥がして被着体300へ貼り付けられている、ラベルL′の使用時の状態を表す平面図を図11(c)に示し、概念的側面図を図11(d)に示す。なお、図11(d)においては、上記図4(d)と同様、図示の煩雑化を避けるために、前述の基材層21、粘着剤層22、剥離材層23からなる3層構造の区分を省略している。これら図11(c)及び図11(d)に示すように、ラベルL′は、ユーザによる使用時においては、基材層21が内側となるように外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2にて谷折り状に折られることで、図11(d)中の上側に反るようにロール状に折り曲げられ、外側脆弱部G1よりも先端側の部分の粘着剤層22と内側脆弱部G2よりも反先端側の部分の粘着剤層22とが互いに接着されて折り曲げ部分H′を生成し、自立する。折り曲げられていない部分(上記の折り曲げ部分H′よりも図示左側の部分)は、そのまま平板状の形状のまま粘着剤層22により被着体300に貼り付けられる。
本変形例においては、外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2を折り込むことで自立型のラベルL′を生成することができ、上記実施形態同様、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
(2)使用済み時にラベル端部を破断する場合
本変形例におけるラベルL′(上記同様、この例では印字はなされていない)の詳細構造を表す平面図を、上記図4(a)に相当する図12(a)に示し、側面図を上記図4(b)に相当する図12(b)に示す。上記同様、ラベルL′は、図2等に示した被印字テープToを用いて生成される。これら図12(a)及び図12(b)に示すように、ラベルL′は、上記同様、テープの厚さ方向(図示上下方向)へ向かって、前述のように、基材層21、粘着剤層22、剥離材層23の順で積層された構造となっている。
本変形例におけるラベルL′(上記同様、この例では印字はなされていない)の詳細構造を表す平面図を、上記図4(a)に相当する図12(a)に示し、側面図を上記図4(b)に相当する図12(b)に示す。上記同様、ラベルL′は、図2等に示した被印字テープToを用いて生成される。これら図12(a)及び図12(b)に示すように、ラベルL′は、上記同様、テープの厚さ方向(図示上下方向)へ向かって、前述のように、基材層21、粘着剤層22、剥離材層23の順で積層された構造となっている。
また、上記実施形態と同様、基材層21には、上記第1方向に延び、切れ目の列(いわゆるミシン目)により構成された外側脆弱部G1(第1部分)と、外側脆弱部G1よりも上記第2方向の一方側において上記第1方向に延び、切れ目の列(いわゆるミシン目)により構成された内側脆弱部G2(第2部分)と、が設けられている。そして、本変形例においては、前述の手法により、上記外側脆弱部G1の強度が内側脆弱部G2の強度がよりも大きくなっている。また、ラベルL′において、上記第2方向における端部(図12(a)及び図12(b)中の右端部)から外側脆弱部G1までの外側縁部距離l4(第1距離に相当)の大きさが、上記第2方向における外側脆弱部G1と内側脆弱部G2との間のミシン目間距離l5(第2距離に相当)以下となっている。
そして、剥離材層23を引き剥がして被着体300へ貼り付けられている、ラベルL′の使用時の状態を表す平面図を図12(c)に示し、概念的側面図を図12(d)に示し、後述する内側脆弱部G2の破断後の状態を図12(e)に示す。なお、図12(d)及び図12(e)においては、前述と同様、図示の煩雑化を避けるために、前述の基材層21、粘着剤層22、剥離材層23からなる3層構造の区分を省略している。これら図12(c)及び図12(d)に示すように、ラベルL′は、ユーザによる使用時においては、基材層21が内側となるように内側脆弱部G2にて谷折り状に(約90°程度で)折り曲げられるとともに、粘着剤層22が内側となるように外側脆弱部G1にて山折り状に折り曲げられることで、側面視「へ」の字状の自立する折り曲げ部分H″が形成される。折り曲げられていない部分は、そのまま平板状の形状のまま粘着剤層22により被着体300に貼り付けられる。
そして、本変形例においては、ラベルL′が使用済みの状態となったら、図12(e)に示すように、内側脆弱部G2を破断することで上記折り曲げ部分H″が除去される。一例としては、例えば書籍等のしおりや付箋の代わりにこのラベルL′を活用し、未使用状態では内側脆弱部G2を破断せず折り曲げ部分H″をページ外部に突出させておき、使用が済んだら内側脆弱部G2を破断させて折り曲げ部分H″を除去することでページ内に収める、等のように用いることができる。
本変形例においては、上述したように、ユーザの用途に応じ、内側脆弱部G2で基材層21を破断して使用する用途に的確に対応できる(なお、外側脆弱部G1を破断して使用する用途にも適用可能)ので、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
また、本変形例では特に、上記外側脆弱部G1の強度が内側脆弱部G2の強度がよりも大きくなっている。これにより、前述のように内側脆弱部G2を境に外側脆弱部G1側を折り曲げて使用後、使用済みとなったときに内側脆弱部G2を破断する用途において、折り曲げ時や折り曲げ部分H″を把持したときに、本来破断させたい内側脆弱部G2ではない外側脆弱部G1が不用意に破断しないようにすることができる。
また、本変形例では特に、上記外側縁部距離l4の大きさが上記ミシン目間距離l5以下となっている。これにより、上記のように内側脆弱部G2を境に外側脆弱部G1側を折り曲げて使用する際に、折り曲げ部分H″の端部が、それ以外の部分側に突出したり被着体300に干渉したりしないようにすることができる(図12(d)参照)。
(3)非ラベル部が剥がされた被印字テープを用いる場合
すなわち、上記図1〜図10を用いて説明した上記実施形態において、上記図2に示した被印字テープToに代え、図13(a)に示すように非ラベル部LBが予め剥がされた(言い替えればラベル部LAのみが残存した)被印字テープToを用い、当該被印字テープToに前述のように印字を形成した被印字テープT(図13(b))を用いて、前述の印字ラベルLを生成するようにしても良い。この場合も、上記実施形態と同様、非ラベル部LBが予め剥がされた被印字テープToの切り込みHCの内部のみを剥がして使用する上記ダイカットタイプのラベルにおいて、前述のユーザの多種多様な用途に対応することができる。
すなわち、上記図1〜図10を用いて説明した上記実施形態において、上記図2に示した被印字テープToに代え、図13(a)に示すように非ラベル部LBが予め剥がされた(言い替えればラベル部LAのみが残存した)被印字テープToを用い、当該被印字テープToに前述のように印字を形成した被印字テープT(図13(b))を用いて、前述の印字ラベルLを生成するようにしても良い。この場合も、上記実施形態と同様、非ラベル部LBが予め剥がされた被印字テープToの切り込みHCの内部のみを剥がして使用する上記ダイカットタイプのラベルにおいて、前述のユーザの多種多様な用途に対応することができる。
(4)その他
上記の実施形態及び各変形例において、外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2はいわゆるミシン目で形成されていたが、これに限られない。すなわち、外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2は、印字ラベルLにおける上記第2方向に渡る所定の経路に沿って何らかの加工処理(折り曲げやすく又は破断しやすくなる処理)がなされていれば足り、上記切れ目の列に代えて、所望の形状の穴の列で構成されていても良い。あるいは、列状のものではなく、例えば端部から切れ込んだ1つのスリット(切れ目に相当)や、扁平開口形状に設けられた1つの穴によって構成されていても良い。
上記の実施形態及び各変形例において、外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2はいわゆるミシン目で形成されていたが、これに限られない。すなわち、外側脆弱部G1及び内側脆弱部G2は、印字ラベルLにおける上記第2方向に渡る所定の経路に沿って何らかの加工処理(折り曲げやすく又は破断しやすくなる処理)がなされていれば足り、上記切れ目の列に代えて、所望の形状の穴の列で構成されていても良い。あるいは、列状のものではなく、例えば端部から切れ込んだ1つのスリット(切れ目に相当)や、扁平開口形状に設けられた1つの穴によって構成されていても良い。
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
なお、以上において、図1等に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 ラベル作成装置(印刷装置)
2 制御回路
6 搬送ローラ(搬送部)
7 印字ヘッド(印字部)
10 テープカートリッジ
10A テープロール
21 基材層(ラベル基材)
22 粘着剤層
23 剥離材層(シート)
AR1 印字領域(第1範囲)
AR2 印字領域(第2範囲)
AR3 印字領域(第3範囲)
AR4 印字領域(第4範囲)
AR5 印字領域(第5範囲)
G1 外側脆弱部(第1部分、第3部分)
G2 内側脆弱部(第2部分、第4部分)
HC 切り込み(切り込み枠)
L 印字ラベル
LA ラベル部(枠内部)
LB 非ラベル部(枠外部)
l1 外側縁部距離(第3距離)
l4 外側縁部距離(第1距離)
l2 ミシン目間距離(第4距離)
l5 ミシン目間距離(第2距離)
△l ラップ量
T 印字済みの被印字テープ
To 被印字テープ
2 制御回路
6 搬送ローラ(搬送部)
7 印字ヘッド(印字部)
10 テープカートリッジ
10A テープロール
21 基材層(ラベル基材)
22 粘着剤層
23 剥離材層(シート)
AR1 印字領域(第1範囲)
AR2 印字領域(第2範囲)
AR3 印字領域(第3範囲)
AR4 印字領域(第4範囲)
AR5 印字領域(第5範囲)
G1 外側脆弱部(第1部分、第3部分)
G2 内側脆弱部(第2部分、第4部分)
HC 切り込み(切り込み枠)
L 印字ラベル
LA ラベル部(枠内部)
LB 非ラベル部(枠外部)
l1 外側縁部距離(第3距離)
l4 外側縁部距離(第1距離)
l2 ミシン目間距離(第4距離)
l5 ミシン目間距離(第2距離)
△l ラップ量
T 印字済みの被印字テープ
To 被印字テープ
Claims (12)
- 第1方向の長さが、前記第1方向と直交する第2方向の長さより長い帯状のシートと、
前記シートに貼られたラベル基材と、
を有し、
前記ラベル基材には、
前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第1部分と、
前記第1部分よりも前記第2方向の一方側において前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された、前記第1部分とは異なる態様の第2部分と、
が設けられている
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1記載のテープにおいて、
前記第2部分の強度は、前記第1部分の強度よりも大きい
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1記載のテープにおいて、
前記第1部分の強度は、前記第2部分の強度よりも大きい
ことを特徴とするテープ。 - 請求項3記載のテープにおいて、
前記テープの前記第2方向における端部から前記第1部分までの第1距離の大きさは、前記第2方向における前記第1部分と前記第2部分との間の第2距離以下である
ことを特徴とするテープ。 - 第1方向の長さが、前記第1方向と直交する第2方向の長さより長い帯状のシートと、
前記シートに貼られたラベル基材と、
を有し、
前記ラベル基材には、
前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第3部分と、
前記第3部分よりも前記第2方向の一方側において前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第4部分と、
が設けられており、
前記テープの前記第2方向における端部から前記第3部分までの第3距離の大きさは、前記第2方向における前記第3部分と前記第4部分との間の第4距離よりも大きい
ことを特徴とするテープ。 - 請求項5記載のテープにおいて、
前記第3距離から前記第4距離を差し引いた偏差は、
前記テープの厚みの10倍以上、かつ、
前記テープの前記第2方向における寸法の1/2以下である
ことを特徴とするテープ。 - 筐体と、
第1方向の長さが、前記第1方向と直交する第2方向の長さより長い帯状のシートと、前記シートに貼られたラベル基材と、を有し、前記ラベル基材には、前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第1部分と、前記第1部分よりも前記第2方向の一方側において前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された、前記第1部分とは異なる態様の第2部分と、が設けられているテープが、ロール状に巻回され、かつ、前記筐体内に収納されたテープロールと、
を有することを特徴とするテープカートリッジ。 - 筐体と、
第1方向の長さが、前記第1方向と直交する第2方向の長さより長い帯状のシートと、前記シートに貼られたラベル基材と、を有し、前記ラベル基材には、前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第3部分と、前記第3部分よりも前記第2方向の一方側において前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第4部分と、が設けられており、前記テープの前記第2方向における端部から前記第3部分までの第3距離の大きさは、前記第2方向における前記第3部分と前記第4部分との間の第4距離よりも大きいテープが、ロール状に巻回され、かつ、前記筐体内に収納されたテープロールと、を有することを特徴とするテープカートリッジ。 - 第1方向の長さが、前記第1方向と直交する第2方向の長さより長い帯状のシートと、前記シートに貼られたラベル基材と、を有し、前記ラベル基材には、前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第1部分と、前記第1部分よりも前記第2方向の一方側において前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第2部分と、が設けられている、テープを搬送する搬送部と、
前記搬送部で搬送される前記テープに印字する印字部と、
前記第1部分における折り曲げに対応する第1モード、前記第2部分における折り曲げに対応する第2モード、前記第1部分若しくは前記第2部分における折り曲げに対応しない第3モード、を含む複数のモードのうち、1つのモードにより前記搬送部及び前記印字部を制御する制御部と、
を有する印刷装置であって、
前記制御部は、
前記複数のモードのうちいずれのモードであるかに応じて、前記印字部により前記テープへ形成する印字領域の前記第2方向における大きさを可変に制御する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項9記載の印刷装置において、
前記制御部は、
前記第1モードでは、前記テープにおける、前記第1部分及び前記第2部分を含まない第1範囲を前記印字領域とし、
前記第2モードでは、前記テープにおける、前記第1部分及び前記第2部分を含まず、前記第2方向における大きさが前記第1範囲よりも小さい第2範囲を前記印字領域とし、
前記第3モードでは、前記テープにおける、前記第1部分及び前記第2部分を含み前記第2方向における大きさが前記第1範囲よりも大きい第3範囲を前記印字領域とする
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項10記載の印刷装置において、
前記制御部の前記複数のモードは、さらに、
前記第1部分における折り曲げに対応する、前記第1モードとは異なる第4モード、及び、前記第2部分における折り曲げに対応する、前記第2モードとは異なる第5モード、を含み、
前記第4モードでは、前記テープにおける、前記第1部分を含まずに前記第2部分を含み前記第2方向における大きさが前記第1範囲よりも大きい第4範囲を前記印字領域とし、
前記第5モードでは、前記テープにおける、前記第1部分及び前記第2部分を含まず前記第2方向における大きさが前記第2範囲よりも大きい第5範囲を前記印字領域とする
ことを特徴とする印刷装置。 - 第1方向の長さが、前記第1方向と直交する第2方向の長さより長い帯状のシートと、前記シートに貼られたラベル基材と、を有し、前記ラベル基材には、前記第1方向に延び、穴又は切れ目又は穴の列又は切れ目の列により構成された第1部分が設けられている、テープを搬送する搬送部と、
前記搬送部で搬送される前記テープに印字する印字部と、
前記第1部分における折り曲げに対応する第1モード、前記第1部分における折り曲げに対応しない第2モード、を含む複数のモードのうち、1つのモードにより前記搬送部及び前記印字部を制御する制御部と、
を有する印刷装置であって、
前記制御部は、
前記複数のモードのうちいずれのモードであるかに応じて、前記印字部により前記テープへ形成する印字領域の前記第2方向における大きさを可変に制御する
ことを特徴とする印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018062369A JP2019174638A (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | テープ、テープカートリッジ、印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018062369A JP2019174638A (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | テープ、テープカートリッジ、印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019174638A true JP2019174638A (ja) | 2019-10-10 |
Family
ID=68168688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018062369A Pending JP2019174638A (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | テープ、テープカートリッジ、印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019174638A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021060463A1 (ja) | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 株式会社タダノ | 制御システム及び作業機 |
| JP2021152616A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 株式会社ユニバースパッケージ | シール部材 |
-
2018
- 2018-03-28 JP JP2018062369A patent/JP2019174638A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021060463A1 (ja) | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 株式会社タダノ | 制御システム及び作業機 |
| JP2021152616A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 株式会社ユニバースパッケージ | シール部材 |
| JP7374484B2 (ja) | 2020-03-24 | 2023-11-07 | 株式会社ユニバースパッケージ | シール部材 |
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