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JP2019168360A - 検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査対象物の姿勢が変化してもより正確に検査対象物を計測することができる検査方法を提供する。【解決手段】放射線を用いて試料100を検査する検査方法であって、試料100の三か所以上に球体形状を有する球体マーク500を設置し、予め、初期状態の試料100を撮像し、得られた放射線透過画像から、球体マーク500の位置を算出し、検査時の試料100を撮像し、得られた放射線透過画像から、球体マーク500の位置を算出し、初期状態の球体マーク500の位置と、検査時の球体マーク500の位置とに基づいて、検査時の試料100の姿勢の初期状態からの変化を算出し、検査時の試料100の姿勢の変化に基づいて、補正係数を算出し、検査時の放射線透過画像を、補正係数を用いて補正する。【選択図】図3

Description

本発明は、放射線を用いた検査方法に関する。
特許文献1には、検査対象物を透過した放射線(X線)を計測し、検査対象物の静止像や動画像を得るX線計測装置が記載されている。また、特許文献1には、X線が検査対象物を通過する際に散乱X線が発生することが記載されている。そして、特許文献1には、計測データと補正値とを対応付けた補正関数を用いて、得られた計測データを画素毎に補正することにより、計測データに含まれる散乱X線成分を補正することが記載されている。
特開2009−106433号公報
しかしながら、検査対象物の姿勢(傾き)が変化する場合、放射線が検査対象物を透過する距離が変化する。そのため、検査対象物の姿勢(傾き)が変化する場合、検査対象物の内部を正確に計測することができないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、検査対象物の姿勢が変化してもより正確に検査対象物を計測することができる検査方法を提供することを目的とするものである。
本発明に係る検査方法は、放射線を用いて検査対象物を検査する検査方法である。また、当該検査方法では、前記検査対象物の三か所以上に球体形状を有する球体マークを設置する。また、当該検査方法では、予め、初期状態の前記検査対象物を撮像し、得られた放射線透過画像から、前記球体マークの位置を算出する。また、当該検査方法では、検査時の前記検査対象物を撮像し、得られた放射線透過画像から、前記球体マークの位置を算出する。また、当該検査方法では、前記初期状態の前記球体マークの位置と、前記検査時の前記球体マークの位置とに基づいて、前記検査時の前記検査対象物の姿勢の前記初期状態からの変化を算出する。そして、当該検査方法では、前記検査時の前記検査対象物の姿勢の変化に基づいて、補正係数を算出し、前記検査時の前記検査対象物を撮像して得られた前記放射線透過画像を、前記補正係数を用いて補正する。
本発明に係る検査方法によれば、検査対象物の三か所以上に球体マークを設置するため、検査対象物の姿勢(3軸方向の傾き)の変化を算出することができる。そして、当該検査対象物の姿勢の変化に基づいて算出される補正係数によって、検査時に得られた放射線透過画像を補正することができる。よって、検査対象物の姿勢が変化してもより正確に検査対象物を計測することができる検査方法を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る検査方法を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る検査方法における、試料の姿勢の変化と放射線の透過距離との関係を説明する側面図である。 本発明の実施の形態1に係る検査方法を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る検査方法によって検査される試料の姿勢と透過距離との関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態1に係る検査方法によって検査される試料の姿勢と当該試料を透過する放射線の減衰係数との関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態1に係る水量定量化治具を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る水量定量化治具を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る水量定量化治具の放射線透過画像である。 本発明の実施の形態1に係る検査方法を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る検査方法を説明するフローチャートである。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る検査方法を説明する斜視図である。図2は、実施の形態1に係る検査方法における、試料の姿勢の変化と放射線の透過距離との関係を説明する側面図である。図3は、実施の形態1に係る検査方法を説明する斜視図である。図4は、実施の形態1に係る検査方法によって検査される試料の姿勢と透過距離との関係を示すグラフである。図5は、実施の形態1に係る検査方法によって検査される試料の姿勢と当該試料を透過する放射線の減衰係数との関係を示すグラフである。図6は、実施の形態1に係る水量定量化治具400を示す正面図である。図7は、実施の形態1に係る水量定量化治具400を示す断面図である。具体的には、図7は、図6のVII−VII矢視断面図である。図8は、実施の形態1に係る水量定量化治具400の放射線透過画像である。図9及び図10は、実施の形態1に係る検査方法を説明するフローチャートである。
図1に示すように、本実施の形態1に係る検査方法では、放射線源300から検査対象物としての試料100に放射線を照射し、イメージセンサ200によって、試料100を透過した放射線を放射線透過画像として検出する。これにより、本検査方法は、試料100の内部を計測する。
また、本実施の形態1において、放射線とは、X線及び中性子線である。
また、本実施形態1に係る検査方法は、イメージセンサ200、放射線源300、制御部(図示省略)等を備える検査装置において実施される方法である。また、図示しない制御部は、CPU(図示省略)及び記憶部(図示省略)等を備える。そして、CPUが記憶部に格納されたプログラムを実行することにより、制御部における全ての処理が実現する。具体的には、CPUが記憶部に格納されたプログラムを実行することにより、制御部は、本実施の形態1に係る検査方法を実施する。
また、制御部のそれぞれの記憶部に格納されるプログラムは、CPUに実行されることにより、制御部のそれぞれにおける処理を実現するためのコードを含む。なお、記憶部は、例えば、このプログラムや、制御部における処理に利用される各種情報を格納することができる任意の記憶装置を含んで構成される。記憶装置は、例えば、メモリ等である。
本実施の形態1では、試料100は、例えば、車両に搭載される燃料電池等である。車両に搭載される燃料電池の内部を計測する場合、車両の姿勢(傾き)を模擬しながら、計測を行う必要がある。
しかし、例えば、図2に示すように、試料100がX軸周りに傾くと、放射線が試料100を透過する位置及び透過距離が異なってしまう。そのため、試料100の姿勢(傾き)が変化する場合、試料100の内部を正確に計測することができなくなってしまう。なお、試料100の姿勢(傾き)がY軸周り、Z軸周りに変化した場合にも、同様に、上述の問題が生じる。
そこで、本実施の形態1では、図3に示すように、試料100の三か所以上に球体形状を有する球体マーク500を設置する。図3に示す例では、試料100の4か所に球体マーク500が設置されている。なお、試料100に球体マーク500が設置される場所は3か所以上であればよく、図3に示す数に限定されるものではない。また、試料100に設置される球体マーク500の位置は、図3に示す位置に限定されるものではない。
そして、本実施の形態1に係る検査方法では、予め、初期状態の試料100を撮像して得られた放射線透過画像から、球体マーク500の位置(座標)を算出しておく。ここで、初期状態とは、試料100の姿勢(傾き)を変化させない状態を意味する。次に、検査時の試料100を撮像して得られた放射線透過画像から、球体マーク500の位置を算出する。次に、初期状態の球体マーク500の位置と、検査時の前記球体マークの位置とに基づいて、検査時の試料100の姿勢(傾き)の初期状態からの変化を算出する。そして、検査時の試料100の姿勢(傾き)の当該変化に基づいて、検査時の放射線透過画像を補正する。本実施の形態1に係る検査方法の詳細については、後述する。
計測に使用する放射線がX線である場合、球体マーク500は、例えば、鉛等のX線の吸収が大きい材質を用いて形成される。また、計測に使用する放射線が中性子線である場合、球体マーク500は、例えば、プラスチック等の中性子線の吸収が大きい材質を用いて形成される。これにより、球体マーク500は、放射線透過画像において、円形形状の影として撮像される。そして、当該円形形状の影の中心を算出することにより、球体マーク500の重心の位置(座標)を求めることができる。また、2つの球体マーク500の重心間の距離を算出することにより、2つの球体マーク500間の距離をより正確に求めることができる。
また、球体マーク500が球体形状を有することにより、試料100の姿勢(傾き)が変化しても、球体マーク500を透過する放射線の透過距離は変化しないため、試料100の姿勢(傾き)の変化によらず、球体マーク500間の重心位置を正確に求めることができる。
また、図3に示すように、本実施の形態1では、試料100内部に存在する水の状態を計測するため、水量定量化治具400が試料100上に載置されている。例えば、試料100が車両に搭載される燃料電池である場合、試料100である燃料電池を発電させながら検査することにより、当該燃料電池の内部に水が溜まる。そして、本実施の形態1に係る検査方法により、当該燃料電池の内部に溜まった水を撮像し、当該水量定量化治具400を用いて、当該水の量を定量化することができる。なお、水量定量化治具400が配置される位置は、試料100の上に限定されるものではなく、本検査方法の撮像範囲内であれば、どこであってもよい。水量定量化治具400の詳細については、後述する。
また、本実施の形態1に係る検査方法では、予め、試料100の姿勢(傾き)と、放射線が試料100を透過する透過率との関係を示す第1の検量線を求めておく。
具体的には、まず、試料100の形状は既知であるため、平面三角法を用いて、試料100の傾きと、放射線が試料100を透過する透過距離との関係を表す検量線を求める。より具体的には、試料100に球体マーク500を設置する際、球体マーク500間の位置関係(球体マーク500の座標、球体マーク500間の距離)を明確化することにより、試料100の回転と傾きとを平面三角法によって求めることができる。図4に、試料100の傾きと、放射線が試料100を透過する透過距離との関係を表す検量線の一例を示す。図4では、試料100のX軸周りの回転角度(°)と、放射線が試料100を透過する透過距離(mm)との関係を示している。
次に、放射線の減衰は、放射線が試料100を透過する透過距離の2乗に比例することに基づいて、試料100の傾きと、試料100を透過する放射線の減衰係数との関係を表す検量線を求める。図5に、試料100の傾きと、試料100を透過する放射線の減衰係数との関係を表す検量線の一例を示す。図5では、試料100のX軸周りの回転角度(°)と、減衰係数との関係を示している。
次に、図5に示す減衰係数から、試料100を透過する放射線の透過率を算出する。そして、試料100の傾きと、試料100を透過する放射線の透過率との関係を表す第1の検量線を求める。
そして、検査時の試料100の傾きと、当該第1の検量線に基づいて、試料100を透過する放射線の透過率を算出し、当該透過率の逆数を検査時の放射線透過画像の各画素の画素値に乗算することにより、検査時の放射線透過画像を補正する。
図6、図7に示すように、水量定量化治具400は、奥行の長さ(Z軸方向の長さ)が下側(Y軸の−方向)に向かうにつれて小さくなる内部空間401を有する。換言すれば、当該内部空間401のY−Z平面に平行な断面形状は、図7に示すように、Y軸の−方向に向かうにつれて幅が狭くなるクサビ型形状である。水量定量化治具400の当該内部空間401には水が注入可能となっている。図8に、当該内部空間401に水が注入された水量定量化治具400の放射線透過画像を示す。図8に示すように、当該内部空間401の部分の放射線透過画像の影は、上側(Y軸の+方向)に向かうにつれて濃くなっている。すなわち、水量定量化治具400に注入された水の厚さが増すほど、放射線透過画像の影が濃くなっている。これにより、放射線が透過する水の厚さと、放射線透過画像における影の濃さ(濃淡値)との関係を表す第2の検量線を求めることができる。
次に、図9、図10を参照しながら、本実施の形態1に係る検査方法について、説明する。なお、上述の方法により、予め、試料100の姿勢(傾き)と、放射線が試料100を透過する透過率との関係を示す第1の検量線を求めておき、記憶部(図示省略)に格納しておく。
まず、図9に示すように、試料100が無い状態で撮像を行い、ビームムラ画像を取得する(ステップS1)。ここで、ビームムラ画像とは、試料100が無い状態で撮像を行って取得した画像である。放射線源300によって照射される放射線の強度は、時間及び空間毎に異なり、また、イメージセンサ200の感度も画素毎に異なる。そのため、本検査方法において取得する放射線透過画像を正規化するために、当該ビームムラ画像を取得する。
次に、球体マーク500が設置された試料100と、水量定量化治具400とを設置し、初期状態の試料100を撮像し、初期状態の放射線透過画像を取得する(ステップS2)。このとき、試料100の姿勢(傾き)は変化していない。例えば、試料100が車両に搭載される燃料電池である場合、車両の姿勢(傾き)を模擬するための傾きは、試料100に加えられておらず、試料100である燃料電池は発電していない。また、ステップS2において、水量定量化治具400の内部空間401に水は注入されていない。
次に、ステップS2において取得した初期状態の放射線透過画像を、ステップS1において取得したビームムラ画像で除算することにより、初期状態の放射線透過画像のビームムラ補正を行う(ステップS3)。
次に、ステップS3においてビームムラ補正を行った、初期状態の放射線透過画像に基づいて、各球体マーク500の重心位置を算出する(ステップS4)。具体的には、放射線透過画像における球体マーク500の影と背景との境界を認識するための濃淡値(しきい値)を用いて、放射線透過画像を二値化する。そして、二値化された放射線透過画像内に存在する球体マーク500の円形の影の中心を算出することにより、球体マーク500の重心位置を算出する。
次に、ステップS4において算出した球体マーク500の重心位置に基づいて、球体マーク500間の距離を算出する(ステップS5)。
次に、水量定量化治具400の内部空間401に水を注入し、放射線透過画像を取得し、当該放射線透過画像に対してステップS3と同様にビームムラ補正を行う(ステップS6)。このとき、試料100の姿勢(傾き)は変化していない。すなわち、試料100が車両に搭載される燃料電池である場合、車両の姿勢(傾き)を模擬するための傾きは、試料100に加えられておらず、試料100である燃料電池は発電していない。
次に、放射線が透過する水の厚さと、放射線透過画像における影の濃さ(濃淡値)との関係を表す第2の検量線を作成する(ステップS7)。具体的には、ステップS6においてビームムラ補正が行われた放射線透過画像から、ステップS3においてビームムラ補正が行われた放射線透過画像を減算することにより、水量定量化治具400の内部空間401内に注入された水に由来する放射線透過画像の濃淡値を取得する。そして、水量定量化治具400の内部空間401内に注入された水に由来する当該濃淡値と、水量定量化治具400の水の厚みとに基づいて、第2の検量線を作成する。
次に、図10に示すように、試料100の姿勢(傾き)を変化させて、球体マーク500が設置された試料100の放射線透過画像を取得する(ステップS8)。具体的には、例えば、試料100が車両に搭載される燃料電池である場合、車両の姿勢(傾き)を模擬するための傾きを、試料100に加え始めるとともに、試料100である燃料電池を発電させ始める。そして、車両の姿勢(傾き)の模擬及び燃料電池の発電を開始させてから所定時間経過後の試料100の放射線透過画像を検査時の放射線透過画像として取得する。
次に、ステップS3と同様にして、ステップS8において取得した検査時の放射線透過画像を、ステップS1において取得したビームムラ画像で除算することにより、検査時の放射線透過画像のビームムラ補正を行う(ステップS9)。
次に、ステップS4と同様にして、ステップS9においてビームムラ補正を行った、検査時の放射線透過画像に基づいて、各球体マーク500の重心位置を算出する(ステップS10)。
次に、ステップS5と同様にして、ステップS10において算出した球体マーク500の重心位置に基づいて、球体マーク500間の距離を算出する(ステップS11)。
次に、ステップS5において算出した球体マーク500間の距離と、ステップS11において算出した球体マーク500間の距離とを比較することにより、検査時の試料100の姿勢(傾き)が初期状態の試料100の姿勢(傾き)から変化しているか否かを判断する(ステップS12)。具体的には、ステップS5において算出した球体マーク500間の距離と、ステップS11において算出した球体マーク500間の距離との差異がある場合、検査時の試料100の姿勢(傾き)が初期状態の試料100の姿勢(傾き)から変化していると判断する。
ステップS12において、検査時の試料100の姿勢(傾き)が初期状態の試料100の姿勢(傾き)から変化していない場合(ステップS12;No)、ステップS16の処理に進む。
ステップS12において、検査時の試料100の姿勢(傾き)が初期状態の試料100の姿勢(傾き)から変化している場合(ステップS12;Yes)、ステップS4において算出した球体マーク500の重心位置と、ステップS10において算出した球体マーク500の重心位置とに基づいて、検査時の試料100の姿勢(傾き)の初期状態からの変化を算出する(ステップS13)。具体的には、ステップS4において算出した初期状態の球体マーク500の重心位置が、ステップS10において算出した検査時の球体マーク500の重心位置へとどのように変化したかを、モーションキャプチャアニメーションの技術を用いて算出することにより、検査時の試料100の姿勢(傾き)の初期状態からの変化を算出する。
次に、ステップS13に算出した検査時の試料100の姿勢(傾き)の変化と、第1の検量線とに基づいて、放射線が試料100を透過する透過率を算出し、当該透過率の逆数を補正係数として算出する(ステップS14)。
次に、ステップS14において算出した補正係数を検査時の放射線透過画像の各画素の画素値に乗算することにより、検査時の放射線透過画像を補正する(ステップS15)。
次に、ステップS15において補正した検査時の放射線透過画像に基づいて、試料100内に存在する水の定量化を行う(ステップS16)。具体的には、ステップS15において補正した検査時の放射線透過画像から、ステップS3の処理を行った初期状態の放射線透過画像を減算することにより、試料100内に存在する水に由来する放射線透過画像の濃淡値を取得する。そして、試料100内に存在する水に由来する放射線透過画像の濃淡値と、第2の検量線とに基づいて、当該濃淡値に対応する水の厚さ(Z軸方向の長さ)を画素毎に算出する。そして、1画素のX軸方向の長さとY軸方向の長さとを乗算することにより1画素当たりの面積を算出し、当該1画素当たりの面積に、画素毎に算出した水の厚さ(Z軸方向の長さ)を乗算することにより、水の体積を画素毎に算出する。そして、試料100内に存在する水に由来する放射線透過画像の全ての画素の水の体積を加算することにより、試料100内に存在する水の体積を算出する。
次に、ステップS16において算出した試料100内に存在する水の量(体積)を記憶部(図示省略)に出力する(ステップS17)。試料100の検査が終了するまで、ステップS8〜ステップS17の処理を繰り返し行う。
以上に説明した、実施の形態1に係る検査方法によれば、試料100の三か所以上に球体マーク500を設置するため、試料100の姿勢(3軸方向の傾き)の変化を算出することができる。そして、当該試料100の姿勢の変化に基づいて算出される補正係数によって、検査時に得られた放射線透過画像を補正することができる。よって、試料100の姿勢が変化してもより正確に検査対象物を計測することができる検査方法を提供することができる。
また、球体マーク500が球体形状を有することにより、試料100の姿勢(傾き)が変化しても、球体マーク500を透過する放射線の透過距離は変化しないため、試料100の姿勢(傾き)の変化によらず、球体マーク500間の重心位置を正確に求めることができる。
また、球体マーク500は、放射線の吸収が大きい材質を用いて形成される。これにより、球体マーク500は、放射線透過画像において、円形形状の影として撮像される。そして、当該円形形状の影の中心を算出することにより、球体マーク500の重心の位置を求めることができる。
また、2つの球体マーク500の重心間の距離を算出することにより、2つの球体マーク500間の距離をより正確に求めることができる。また、球体マーク500間の距離を求めた後、予め、試料100の姿勢(傾き)と、放射線が試料100を透過する透過率との関係を示す第1の検量線を求めておくことができる。
さらに、予め、初期状態の球体マーク500間の距離を算出しておくことにより、モーションキャプチャアニメーション等の比較的単純なプログラムによって、検査時の試料100の姿勢(傾き)を算出することができる。また、予め、第1の検量線を算出しておくことにより、透過率を用いた放射線透過画像の補正をより簡便な演算で行うことができる。また、放射線透過画像を試料100の姿勢(傾き)によって補正することにより、放射線透過画像の濃淡値の精度が向上するため、試料100の内部をより詳細に解析することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、本発明に係る検査方法は、水量定量化治具400を用いずに、実施されてもよい。
100 試料(検査対象物)
200 イメージセンサ
300 放射線源
400 水量定量化治具
401 内部空間
500 球体マーク

Claims (1)

  1. 放射線を用いて検査対象物を検査する検査方法であって、
    前記検査対象物の三か所以上に球体形状を有する球体マークを設置し、
    予め、初期状態の前記検査対象物を撮像し、得られた放射線透過画像から、前記球体マークの位置を算出し、
    検査時の前記検査対象物を撮像し、得られた放射線透過画像から、前記球体マークの位置を算出し、
    前記初期状態の前記球体マークの位置と、前記検査時の前記球体マークの位置とに基づいて、前記検査時の前記検査対象物の姿勢の前記初期状態からの変化を算出し、
    前記検査時の前記検査対象物の姿勢の変化に基づいて、補正係数を算出し、
    前記検査時の前記検査対象物を撮像して得られた前記放射線透過画像を、前記補正係数を用いて補正する、検査方法。
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