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JP2019163125A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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JP2019163125A JP2018051612A JP2018051612A JP2019163125A JP 2019163125 A JP2019163125 A JP 2019163125A JP 2018051612 A JP2018051612 A JP 2018051612A JP 2018051612 A JP2018051612 A JP 2018051612A JP 2019163125 A JP2019163125 A JP 2019163125A
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Abstract

【課題】 記録用紙を重複させて搬送しながら印刷を行う印刷処理において処理負荷の軽減と印刷時間の短縮とを実現することができる。【解決手段】 複数の記録シートを印刷手段に重複して搬送可能であり、印刷手段が記録シートに画像を形成しない余白の量が予め設定されている画像形成装置であって、余白の量に基づいて、一の記録シートと、該一の記録シートの一部と重複して搬送される他の記録シートとの重複量を決定する決定手段と、決定手段によって決定された重複量に従って、一の記録シートと他の記録シートとを重複して搬送する搬送手段と、を備える。【選択図】 図5

Description

本発明は、記録用紙を重複して搬送可能な画像形成装置に関する。
画像形成装置において複数の記録用紙に対して印刷を実行する場合、記録用紙を1枚ずつ、間隔を空けて搬送すると、印刷時間がその分長くかかる。そこで、この間隔を小さくすることで印刷時間を短縮する技術が提案されている。さらには、先行する記録用紙(以下、先行シートと呼ぶ)に、該記録用紙の後続の記録用紙(以下、後続シートと呼ぶ)の一部を重複させて搬送することで、印刷時間をさらに短縮させる技術も提案されている(特許文献1参照)。
特開2016−165833号公報
特許文献1に記載されるように、記録用紙を重複して搬送する場合、先行シートと後続シートとを重複させる量(搬送方向の長さ)を決定するために、印刷対象の画像を解析して、印刷が行われない非印刷領域を判定する必要がある。以下、先行シートと後続シートとを重複させる量を、用紙重複量または単に重複量と呼ぶ。
しかし、非印刷領域を判定するための画像解析は、印刷対象の画像によっては解析に時間がかかる場合がある。そのような場合、搬送時間の短縮が図れたとしても、印刷処理全体としての時間短縮が十分に図れなくなる。特に、印刷対象の画像が白紙画像であるにもかかわらず非印刷領域の判定を画像の全範囲に対して行うことは非効率である。したがって、記録用紙を重複させて搬送しながら印刷を行う印刷処理において印刷時間を短縮するためには、効率的に非印刷領域の判定を行うことが必要である。
そこで、本発明は、記録用紙を重複させて搬送しながら印刷を行う印刷処理において処理負荷の軽減と印刷時間の短縮とを実現することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明による画像形成装置は、複数の記録シートを印刷手段に重複して搬送可能であり、印刷手段が記録シートに画像を形成しない余白の量が予め設定されている画像形成装置であって、余白の量に基づいて、一の記録シートと、該一の記録シートの一部と重複して搬送される他の記録シートとの重複量を決定する決定手段と、決定手段によって決定された重複量に従って、一の記録シートと他の記録シートとを重複して搬送する搬送手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、記録用紙を重複させて搬送しながら印刷を行う印刷処理において処理負荷の軽減と印刷時間の短縮とを実現することができる。
第1実施形態にかかる画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。 MFPの外観図である。 画像形成部の内部構成、及び、画像形成部におけるシート重複制御を説明するための図である。 プリンタ側で記録用紙に付加されるプリンタ余白を説明するための図である。 非印刷領域を算出ための処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の効果を説明するための図である。
図1は、第1実施形態にかかる画像形成装置として用いられるMFP(Multi Function Peripheral)の構成の一例を示すブロック図である。MFP100は、制御部(制御装置とも呼ぶ)110、スキャナ部130、プリンタ部140、及び操作部150を備える。制御部110は、CPU111、RAM112、ROM113を有する。また、制御部110は、記憶部114、ネットワークI/F(InterFace)115、デバイスI/F116、操作部I/F117、画像処理部118、及び画像メモリ119を備える。プリンタ部140は、コントローラ141を有する。
制御部110は、画像入力デバイスであるスキャナ部130や画像出力デバイスであるプリンタ部140と接続されていて、画像情報の入出力を制御する。また、制御部110は、LAN(Local Area Network)に接続され、LANを経由してPDL(Page Description Language)データを含む印刷ジョブの受信などを行う。CPU111は、RAM112に格納されたプログラムに基づいて、MFP100の動作を制御する。ROM113は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。記憶部114は、HDD(ハードディスクドライブ)等の記憶装置であって、システムソフトウェア、画像データ、MFP100の動作を制御するためのプログラム等が格納されている。記憶部114に格納されたプログラムは、RAM112にロードされる。CPU111は、RAM112にロードされたプログラムに基づいてMFP100の動作を制御する。ネットワークI/F115は、LANに接続され、ネットワーク経由でPC(Personal Computer)160などの外部装置と通信を行い、各種情報の入出力を司る。デバイスI/F116は、画像入力デバイスであるスキャナ部130や画像出力デバイスであるプリンタ部140と、制御部110とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。操作部I/F117は、操作部150と制御部110とを接続するインターフェースであり、操作部150に表示するための画像データを操作部150に出力する。また、操作部I/F117は、操作部150からユーザが入力した情報をCPU111に伝達する。操作部150は、各種の情報の入出力を行う入出力部を有するユーザインタフェース部である。操作部150は、表示部を有し、表示部と入出力部とが一体となったユーザインタフェース部を有してもよい。画像処理部118は、LAN経由で受信した印刷データに対して画像処理を行ったり、またデバイスI/F116から入出力される画像データに対して画像処理を行ったりする。画像メモリ119は、画像処理部118によって処理される画像データを一時的に展開するためのメモリである。
図2は、MFP100の外観図である。MFP100では、プリンタ部140の上部にスキャナ部130が配置されている。プリンタ部140は、記録用紙(以下、記録シートともいう)を格納する給紙部201(201A,201B,201C)、各給紙部に対応する搬送ローラ202(202A,202B,202C)、及び画像形成部203を備える。また、プリンタ部140は、搬送ローラ204、排紙トレイ205、給送ローラ206,207、排紙トレイ208、給送ローラ209、両面印刷用搬送パス210、搬送ローラ211、及びステープル装置212を備える。これらの構成要素は、コントローラ141によって制御される。なお、図2には、3つの給紙部が例示されているが、プリンタ部140は給紙部をいくつ備えていてもよい。
搬送ローラ202は、給紙部201に格納されている記録用紙Sを画像形成部203に給送する。この際、用紙重複量が設定されている場合には、後述するように、先行の記録用紙に後続の記録用紙の一部が重複するタイミングで、後続の記録用紙が給送される。それにより、先行の記録用紙と後続の記録用紙とが一部重複した状態で画像形成部203に搬送される。画像形成部203は、給送されてきた記録用紙Sに画像を形成(印刷)する。画像形成部203は、インクを記録用紙に吹き付けて画像を印刷するインクジェット方式を採用していてもよいし、トナーを記録用紙に定着させて画像を印刷する電子写真方式を採用していてもよい。また、図2では画像形成部203が垂直に(搬送方向が垂直方向になるように)設置されているが、画像形成部203は垂直に設置されていなくてもよい。例えば、画像形成部203は水平に(搬送方向が水平方向になるように)設置されていてもよい。画像形成部203によって画像が印刷された記録用紙Sは、搬送ローラ204を経て排紙トレイ205に排紙される。両面印刷が指定されている場合、記録用紙は搬送ローラ204ではなく給送ローラ206,207を経て一度排紙トレイ208に送られる。排紙トレイ208に送られた記録用紙は、逆回転した給送ローラ207と給送ローラ209とによって両面印刷用搬送パス210に送られる。両面印刷用搬送パス210に送られた記録用紙は、両面印刷用搬送パス210の上流側に設けられた搬送ローラ211によって、再び画像形成部203に搬送される。ステープル装置212は、排紙トレイ205に出力された記録用紙をステープルする。
図3は、画像形成部203の内部構成、及び、画像形成部203におけるシート重複制御を説明するための図である。なお、ここでは、MFP100内において水平に(搬送方向が水平方向になるように)設置されている、電子写真方式の画像形成部を例にする。また、図3(a)〜(d)では、左方向(図において向かって左方向)が搬送方向(副走査方向)である。
図3に示すように、画像形成部203は、レーザスキャナ301、像担持体である感光体ドラム302、ミラー303、現像器304、転写帯電器305、搬送ベルト306、及び定着装置307を有する。そして、画像形成の際には、まず、レーザスキャナ301から出力されたレーザ光がミラー303によって折り返されて、時計方向(図3の矢印で示される方向)に回転する感光体ドラム302上の露光位置302aに照射される。それにより、感光体ドラム302上に潜像が形成される。このようにして感光体ドラム302上に形成された潜像は、現像器304によってトナー像として顕像化される。次に、顕像化された、感光体ドラム302上のトナー像は、転写部302bにおいて転写帯電器305により記録用紙に転写される。さらに、トナー像が転写された記録用紙は、搬送ベルト306により定着装置307に搬送され、定着装置307において転写画像が永久定着される。そして、記録用紙は、定着装置307から搬送ローラ204を経て排紙トレイ205に排出される。なお、両面印刷が指定されている場合には、記録用紙は、定着装置307から給送ローラ206,207を経て排紙トレイ208に排出される。
本実施形態における画像形成部203は、後続シートの一部を重複させた状態で先行シートを転写部302bに搬送することが可能である。また、画像形成部203は吸引ファンF1,F2を有し、コントローラ141が吸引ファンF1,F2を制御することで、先行シートと後続シートとの重なり状態を切り換えることが可能である。なお、吸引ファンF1,F2は、図3に示すように、レジストローラ311と転写部302bとの間に対向配置された搬送ガイド313,314に設けられている。また、吸引ファンF1,F2は、オンとオフとを切り替えることにより吸引力の発生を制御可能である。コントローラ141は、後述するように、制御部110から送信される重複量を示す情報(用紙重複量情報)に基づき、上側の吸引ファンF1と下側の吸引ファンF2との一方(本実施形態では、上側の吸引ファンF1)を駆動する。また、コントローラ141は、レジストローラ311によるシート搬送速度を変更するようレジストローラモータ(図示せず)を制御する。このようにして、シート重複制御が行われる。
ここで、コントローラ141によるシート重複制御を詳細に説明する。まず、コントローラ141は、搬送ローラ202A,202B,202Cを制御して、給紙部201A,201B,201Cのいずれかより記録用紙S1(以下、シートS1と記す)を送り出す。そして、コントローラ141は、シートS1をレジ前ローラ312により、停止しているレジストローラ311に送り込む。すると、図3(a)に示すようにシートS1の先端がレジストローラ311に突き当たる。次に、コントローラ141は、シートS1をレジ前ローラ312により所定量送り込んだ後、レジ前ローラ312の回転を停止することにより、シートS1の先端位置及び斜行を補正する。先端位置及び斜行を補正した後、コントローラ141は、図3(b)に示すように、レジストローラ311を回転させ、転写部302bに向けてシートS1を送り込む。そして、コントローラ141は、シートS1の後端部(シート搬送方向上流側端部)がレジストローラ311を抜ける前後で上側の吸引ファンF1をオンにする。これにより、シートS1の後端部が搬送ガイド313の下側の面に吸引され、図3(c)に示すように搬送ガイド313の下側の面に密着する。次に、コントローラ141は、搬送ガイド313の下側の面にシートS1の後端部を密着させた状態でシートS1を搬送する。またそれともに、コントローラ141は、後続の記録用紙S2(以下、シートS2と記す)をシートS1のシート搬送速度より速い速度でレジストローラ311から送り出す。これにより、図3(d)に示すように先行シートS1の後端部の下方に後続シートS2の先端部が入り込む。
このように先行シートS1の後端部の下方に後続シートS2の先端部が入り込むと、コントローラ141は、吸引ファンF1をオフにすると共に、レジストローラ311のシート搬送速度を先行シートS1のシート搬送速度と同じ速度に戻す。これにより、先行シートS1の後端部が後続シートS2の先端部に所定量、上方から重複した状態で、先行シートS1と後続シートS2が、同じシート搬送速度で転写部302bに向けて搬送される。このようなプロセスにより、先行シートS1の後端部と後続シートS2の先端部とを重複させて搬送可能となる。なお、上記の例では、上側の吸引ファンF1を動作させることにより後続シートS2の先端部を先行シートS1の後端部の下側に重複させる場合について説明した。しかし、下側の吸引ファンF2を同様にして動作させることにより、後続シートS2の先端部を先行シートS1の後端部の上側に重複させるようにしてもよい。また、吸引ファンF1,F2を選択的に動作させることにより、連続して搬送される記録用紙の重なり状態を任意に選択可能なようにしてもよい。ここで、シートS1,S2の重複量は、先行シート通過後、レジストローラモータの回転数を変更してレジストローラ311のシート搬送速度を増加するとともに増速期間を変更することにより任意に設定可能である。
本実施形態では、後述するように、制御部110が、プリンタ部140が記録用紙に付加する余白(以下、プリンタ余白と呼ぶ)の幅(副走査方向の長さ)を特定する。以下、プリンタ余白の幅をプリンタ余白量と呼ぶ。制御部110は、プリンタ余白量に基づいて、上述したようなシート重複制御を行う。ここで、プリンタ余白量は、MFP100(制御部110やプリンタ部140)に対して予め設定される余白量であって、ユーザが自由に設定変更できない余白量である。また、プリンタ余白量は、プリンタ部140の種類、より具体的にはプリンタ部140に搭載されているプリンタエンジンの種類によって決まる余白量である。プリンタ余白量の具体例としては、画像欠け幅がある。プリンタ部140のコントローラ141は、出力画像に対して設定される余白量がプリンタ余白量より小さい場合でも、プリンタ余白量で示される幅分の余白を記録用紙に付加する。
図4は、プリンタ部140側で記録用紙に付加されるプリンタ余白を説明するための図である。なお、図4(a)(b)において、左方向(向かって左方向)が搬送方向(副走査方向)である。つまり、図4(a)(b)では、向かって左側が記録用紙の先端側であり、向かって右側が記録用紙の後端である。
図4(a)には、アルファベット「F」が中央に配置された画像が記録用紙に印刷される様子が模式的に示されている。領域402は、制御部110から送信される印刷画像データにより設定される印刷領域を表している。両矢印403,404は、制御部110から送信される印刷画像データにより設定される余白(非印字領域)の搬送方向の幅を表している。
図4(b)には、プリンタ余白が模式的に示されている。領域405は、記録用紙の先端側に付加されるプリンタ余白(以下、プリンタ先端余白または単に先端余白と呼ぶ)である。領域406は、記録用紙の後端側に付加されるプリンタ余白(以下、プリンタ後端余白または単に後端余白と呼ぶ)である。両矢印407は、先端余白の幅を示している。両矢印408は、後端余白の幅を示している。なお、図4(b)に示すように、先端余白と後端余白とは、プリンタ部140の種類などによっては幅が異なるケースがある。プリンタ余白は、プリンタ部140側で付加される非印刷領域であるため、該領域では制御部110から送信される印刷画像データの内容に関わらず印刷が行われない。つまり、領域405,406に含まれる印刷領域402は、記録用紙に印刷されないことになる。
図5は、非印刷領域を算出ための処理(以下、非印刷領域算出処理と呼ぶ)を示すフローチャートである。まず、制御部110は、記憶部114から画像メモリ119に印刷対象の画像データを読み込む(ステップS501)。以下、「ステップS501」を単に「S501」と記す。他のステップの表記についても同様である。ここで、スキャナ部130でスキャンして得られた画像データ(スキャン画像データ)や、ネットワークI/F115を介して受信したPDLデータをCPU111によりRIP処理して得られた画像データが、記憶部114に保存されているものとする。なお、スキャン画像データやRIP処理された画像データを記憶部114に保存せずにそのまま画像メモリ119に展開する場合には、S501の処理は不要である。
次いで、制御部110は、ユーザが印刷ジョブの実行前に操作部150等を介して設定した印刷設定に基づき、フチなし印刷モードが有効であるか、すなわちフチなし印刷モードがON(オン)に設定されているか否かを判断する(S502)。より具体的には、制御部110は、印刷ジョブに含まれるフチなし印刷モードに関する設定情報を参照して、フチなし印刷がONに設定されているか否かを判断する。フチなし印刷モードのようにプリンタ余白を0mmにするモードが有効である場合には、プリンタ部140は、記録用紙にプリンタ余白を付加しない。フチなし印刷モードがOFF(オフ)に設定されている場合には(S502のYES)、プリンタ部140で非印刷領域が付加されないので、制御部110は、記録用紙を重複させて搬送することができないと判断する。そして、制御部110は、用紙重複量を0に決定する(S507)。一方、フチなし印刷モードがOFFに設定されている場合には(S502のNO)、制御部110は、プリンタ余白量を取得する(S503)。なお、上述したように先端余白と後端余白とで幅が異なるケースがあるので、制御部110は、先端余白の幅と後端余白の幅との両方をプリンタ余白量として取得する。また、プリンタ部140のプリンタ余白量を示す情報(以下、プリンタ余白量情報と呼ぶ)を、制御部110内のRAM112や記憶部114に予め格納しておくようにしてもよい。そして、CPU111がRAM112や記憶部114に格納されたプリンタ余白量情報を読み出すようにしてもよい。また、プリンタ部140がプリンタ余白量情報を保持していて、CPU111がプリンタ部140に問い合わせて、プリンタ余白量情報を取得するようにしてもよい。
次いで、制御部110は、S503で取得したプリンタ余白量から、先端余白と後端余白のどちらの幅が大きいかを判断する(S504)。プリンタ部140で記録用紙を重複させて搬送する場合、印刷領域に他の記録用紙が重ならないようにする必要がある。その理由は、例えば、後続シートを先行シートの上に重ねて搬送させる場合において、先行シートの印刷領域の一部に後続シートが重なってしまうと、その部分に対して画像を形成することができなくなるためである。また例えば、画像形成部203が電子写真方式である場合、一の記録用紙の印刷領域に他の記録用紙を重複させたまま定着装置307に搬送すると、定着装置307において該一の記録用紙に対する転写画像の定着が適切になされなくなる可能性があるためである。このような理由から、制御部110は、S503で取得した先端余白の幅と後端余白の幅とのうち小さい方を、用紙重複量として決定する(S505,S506)。
最後に、制御部110は、印刷処理の開始指示をプリンタ部140に送信する。このとき、制御部110は、印刷画像データ(S501で読み込んだ画像データ)と、S505,S506,S507で決定した用紙重複量を示す情報(用紙重複量情報)とを送信する。
プリンタ部140は、印刷処理の開始指示を受信すると、記録用紙を給紙部201から給紙して画像形成部203に搬送する。このとき、プリンタ部140は、受信した用紙重複量情報で指定される用紙重複量に従ったタイミングで記録用紙の給紙及び搬送を開始する。そして、画像形成部203は、搬送された記録用紙に対して、受信された印刷画像データに基づく印刷処理を実行する。
図6は、第1実施形態の効果を説明するための図である。ここでは、図6に示すように、数字「1」「2」「3」が中央に配置された画像を複数枚の記録用紙(以下、記録用紙#1,記録用紙#2、記録用紙#3と記す)に印刷する場合を例にする。図6の上側には、従来の搬送方法に従って各記録用紙が搬送される様子、すなわち、間隔をあけて各記録用紙が搬送される様子が示されている。図6の下側には、本実施形態の搬送方法に従って各記録用紙が搬送される様子、すなわち、図5に示す処理で導出された用紙重複量に従って各記録用紙が重複されて搬送される様子が示されている。なお、図6において、左方向(向かって左方向)が搬送方向(副走査方向)である。つまり、図6では、向かって左側が各記録用紙の先端側であり、向かって右側が各記録用紙の後端である。また、図中において網掛けされた領域は、各記録用紙における非印刷領域(プリンタ余白)を表している。先端余白601と後端余白602とを比較すると、後端余白602の方が先端余白601より幅が狭い。したがって、プリンタ部140は、図6の下図に示すように、後続シートが先行シートの後端余白の幅分だけ該先行シートに重複するようにして、各記録用紙を搬送する。図6に示されるように、本実施形態の搬送方法によれば、従来の搬送方法と比較して両矢印603に示される長さ分だけ記録用紙の搬送が早く終わるため、印刷時間を短縮することができる。また、本実施形態では、用紙重複量をプリンタ余白量から導出しているので、従来のように用紙重複量を導出するための画像解析を行う必要がない。したがって、本実施形態によれば、用紙を重複させて搬送しながら印刷を行う印刷処理において、処理負荷の軽減しつつ、印刷時間をさらに短縮させることができる。
また、上述の実施形態では、スキャナ部130を備えたMFPを画像形成装置として用いる場合について説明した。しかし、本実施形態にかかる画像形成装置として、例えば、スキャナ部130を備えないSFP(Single Function Peripheral)を用いるようにしてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (11)

  1. 複数の記録シートを印刷手段に重複して搬送可能であり、前記印刷手段が記録シートに画像を形成しない余白の量が予め設定されている画像形成装置であって、
    前記余白の量に基づいて、一の記録シートと、該一の記録シートの一部と重複して搬送される他の記録シートとの重複量を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された前記重複量に従って、前記一の記録シートと前記他の記録シートとを重複して搬送する搬送手段と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記余白の量は、記録シートの搬送方向の先端側に設けられる先端余白の幅、及び記録シートの搬送方向の後端側に設けられる後端余白の幅であり、
    前記決定手段は、
    前記先端余白の幅と前記後端余白の幅とのうち小さいほうの幅を、前記重複量として決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記余白の量は、前記印刷手段が有するプリンタエンジンの種類に応じて予め設定される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記余白の量は、画像欠け幅である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷手段は、前記余白の量を示す情報を予め保持し、
    前記決定手段は、前記印刷手段から前記余白の量を示す情報を取得し、該情報によって示される前記余白の量に基づいて前記重複量を決定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記余白の量を示す情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記記憶手段から前記余白の量を示す情報を取得し、該情報によって示される前記余白の量に基づいて前記重複量を決定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記決定手段は、
    前記印刷手段に印刷を実行させるための印刷ジョブに、前記余白の量を0mmにするモードに関する設定情報が含まれていて、該設定情報が、前記モードがオンに設定されていることを示す場合には、前記印刷の実行に際して搬送される各記録シートの前記重複量を0mmに決定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記決定手段は、
    前記設定情報が、前記モードがオフに設定されていることを示す場合には、前記印刷の実行に際して搬送される各記録シートの前記重複量を、前記余白の量に基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記モードは、フチなし印刷モードである
    ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 複数の記録シートを印刷手段に重複して搬送可能であり、前記印刷手段が記録シートに画像を形成しない余白の量が予め設定されている画像形成装置の制御方法であって、
    前記余白の量に基づいて、一の記録シートと、該一の記録シートの一部と重複して搬送される他の記録シートとの重複量を決定するステップと、
    前記決定された前記重複量に従って、前記一の記録シートと前記他の記録シートとを重複して搬送するステップと、を含む
    ことを特徴とする制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1から請求項9のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置として機能させるためのプログラム。
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