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JP2019162894A - 車両用空調ユニット - Google Patents

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JP2019162894A JP2018050638A JP2018050638A JP2019162894A JP 2019162894 A JP2019162894 A JP 2019162894A JP 2018050638 A JP2018050638 A JP 2018050638A JP 2018050638 A JP2018050638 A JP 2018050638A JP 2019162894 A JP2019162894 A JP 2019162894A
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Abstract

【課題】送風機の空気流れ下流側の体格の小型化を図ることが可能な車両用空調ユニットを提供する。【解決手段】車両用空調ユニット10は、送風機16、第1流通路120aおよび第2流通路120bが形成されたケーシング12、内外気切替部14、蒸発器18、ヒータコア20を備える。送風機16は、第1流通路120aに配置された第1ファン161、および第2流通路120bに配置された第2ファン162を含んで構成されている。内外気切替部14は、第1流通路120aに外気を導入し、且つ、第2流通路120bに内気を導入することが可能に構成されている。そして、蒸発器18は、ケーシング12の内部のうち第1ファン161および第2ファン162と内外気切替部14との間に配置されている。【選択図】図1

Description

本開示は、車室内を空調する車両用空調ユニットに関する。
従来、車両用空調ユニットとして、ケーシング内部に形成された2つの空気通路の一方を介して車室外空気を車室内上方側へ吹き出し、他方を介して車室内空気を車室内下方側へ吹き出すことが可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の車両用空調ユニットでは、ケーシング内部において、空気流れ上流側から順に送風機、冷却用熱交換器、加熱用熱交換器が配置される。
特開2012−209919号公報
ところで、ケーシング内部に配置される冷却用熱交換器および加熱用熱交換器は、空気の温度コントロール性の確保や通風抵抗の低減等を図る必要があり、送風機に比べて大きな設置スペースが必要になる。
このため、特許文献1の如く、ケーシングの内部において空気流れ上流側から順に送風機、冷却用熱交換器、加熱用熱交換器が配置される車両用空調ユニットでは、送風機の空気流れ下流側における体格の増大が回避し難い。送風機の空気流れ下流側における体格の増大は、車両用空調ユニットの車両への搭載性を悪化させる要因にもなり得る。
本開示は、送風機の空気流れ下流側の体格の小型化を図ることが可能な車両用空調ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、
車室内を空調する車両用空調ユニットであって、
車室内へ向かう気流を発生させる送風機(16)と、
送風機にて発生させた気流の流通路として第1流通路(120a)および第2流通路(120b)が形成されたケーシング(12)と、
ケーシングの内部に車室内空気および車室外空気の少なくとも一方を導入するための内外気切替部(14)と、
ケーシングの内部において第1流通路および第2流通路に跨るように配置されてケーシングの内部を流れる空気を冷却する冷却用熱交換器(18)と、
ケーシングの内部のうち送風機の空気流れ下流側において第1流通路および第2流通路に跨るように配置されてケーシングの内部を流れる空気を加熱する加熱用熱交換器(20)と、を備える。
送風機は、第1流通路に配置された第1ファン(161)、および第2流通路に配置された第2ファン(162)を含んで構成されている。内外気切替部は、第1流通路に車室外空気を導入し、且つ、第2流通路に車室内空気を導入することが可能に構成されている。そして、冷却用熱交換器は、ケーシングの内部のうち第1ファンおよび第2ファンと内外気切替部との間に配置されている。
これによると、ケーシング内部に形成された第1流通路を介して車室外空気を車室内へ吹き出しつつ、第2流通路を介して車室内空気を車室内へ吹き出すことが可能となる。特に、本開示の車両用空調ユニットは、送風機の空気流れ下流側に冷却用熱交換器の設置スペースを設ける必要がないので、送風機の空気流れ下流側に冷却用熱交換器を配置する場合に比べて、送風機の空気流れ下流側の体格の小型化を図ることができる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態に係る車両用空調ユニットの概略構成図である。 第1実施形態に係る車両用空調ユニットの車両への搭載例を示す模式図である。 第1実施形態に係る車両用空調ユニットの制御装置を示す模式的なブロック図である。 外気モード時の内外気切替部の状態を示す模式図である。 内気モード時の内外気切替部の状態を示す模式図である。 内外気モード時の内外気切替部の状態、およびケーシング内部の空気の流れを示す模式図である。 第2実施形態に係る車両用空調ユニットの概略構成図である。 内外気モード時の内外気切替部の状態、およびケーシング内部の空気の流れを示す模式図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態において、先行する実施形態で説明した事項と同一もしくは均等である部分には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する場合がある。また、実施形態において、構成要素の一部だけを説明している場合、構成要素の他の部分に関しては、先行する実施形態において説明した構成要素を適用することができる。以下の実施形態は、特に組み合わせに支障が生じない範囲であれば、特に明示していない場合であっても、各実施形態同士を部分的に組み合わせることができる。
(第1実施形態)
本実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。車両用空調ユニット10は、車室内を空調するものである。車両用空調ユニット10は、車室外空気(以下、外気とも呼ぶ。)および車室内空気(以下、内気とも呼ぶ。)を区別して車室内へ吹き出す内外気モードに設定可能な内外気二層ユニットとして構成されている。
図1に示すように、車両用空調ユニット10は、その外殻を形成するケーシング12を備えている。ケーシング12は、その内部に車室内へ向かう気流の流通路が形成されている。ケーシング12には、その内部の流通路を上下に仕切るための仕切部121が設定されている。ケーシング12の内部は、仕切部121によって、流通路が上方側の第1流通路120aと下方側の第2流通路120bとに分かれている。
ケーシング12の空気流れ最上流部には、内外気切替部14が設けられている。内外気切替部14は、ケーシング12の内気および外気の少なくとも一方を導入するためのものである。
内外気切替部14は、第1流通路120aに外気を導入する外気導入口141、第1流通路120aに内気を導入する第1内気導入口142、および第2流通路120bに内気を導入する第2内気導入口143が形成されている。また、内外気切替部14の内部には、外気導入口141から導入された外気を第2流通路120bに導く連通路144が形成されている。
内外気切替部14の内部には、第1内気導入口142と外気導入口141を選択的に開閉する第1開閉ドア145が設けられている。また、内外気切替部14の内部には、第2内気導入口143と連通路144を選択的に開閉する第2開閉ドア146が設けられている。
内外気切替部14は、第1開閉ドア145が外気導入口141を開くとともに第1内気導入口142を閉じる位置、且つ、第2開閉ドア146が第2内気導入口143を開くとともに連通路144を閉じる位置に設定可能となっている。これにより、内外気切替部14は、第1流通路120aに外気を導入し、且つ、第2流通路120bに内気を導入することが可能な構成になっている。換言すれば、内外気切替部14は、第1流通路120aに外気を導入し、第2流通路120bに内気を導入する際に、第1開閉ドア145が外気導入口141を開く位置となり、第2開閉ドア146が第2内気導入口143を開く位置となるように構成されている。
具体的には、第1開閉ドア145は、電動アクチュエータM1によって駆動される回転軸145a、回転軸145aに連結された板状のドア本体部145bを有する片持ドアで構成されている。同様に、第2開閉ドア146は、電動アクチュエータM2によって駆動される回転軸146a、回転軸146aに連結された板状のドア本体部146bを有する片持ドアで構成されている。各開閉ドア145、146の電動アクチュエータM1、M2は、後述する制御装置100から出力される制御信号によって、その作動が制御される。なお、各開閉ドア145、146は、片持ドアに限らず、ロータリドアやフィルムドアで構成されていてもよい。
ケーシング12の内部には、車室内へ向かう気流を発生させる送風機16が配置されている。送風機16は、給電によって駆動する電動送風機で構成されている。送風機16は、第1ファン161、第2ファン162、電動モータ163を含んで構成されている。
第1ファン161は、第1流通路120aに配置されている。第1ファン161は、回転軸の軸線に沿って吸い込んだ空気を回転軸の軸線の外側に向けて吹き出す遠心ファンで構成されている。第2ファン162は、第2流通路120bに配置されている。第2ファン162は、第1ファン161と同様に遠心ファンで構成されている。電動モータ163は、第1ファン161および第2ファン162を回転駆動するものである。電動モータ163は、シャフト163aが第1ファン161および第2ファン162それぞれに連結されている。本実施形態の電動モータ163は、第1流通路120a側に配置されている。
ケーシング12の内部には、送風機16の空気流れ上流側に蒸発器18が配置されている。すなわち、蒸発器18は、ケーシング12の内部のうち内外気切替部14と第1ファン161および第2ファン162との間に生ずる隙間に配置されている。蒸発器18は、圧縮機、放熱器、減圧機器を含む蒸気圧縮式の冷凍サイクルを構成する熱交換器であって、内部を流れる冷媒の気化潜熱を利用して、ケーシング12の内部を流れる空気を冷却する。本実施形態では、蒸発器18がケーシング12の内部を流れる空気を冷却する冷却用熱交換器を構成する。
蒸発器18は、第1流通路120aおよび第2流通路120bに跨るように配置されている。蒸発器18は、上方側の部位が第1流通路120aに位置付けられ、下方側の部位が第2流通路120bに位置付けられている。このため、蒸発器18の上方側の部位では第1流通路120aを流れる空気が冷却される。また、蒸発器18の下方側の部位では第2流通路120bを流れる空気が冷却される。
ケーシング12の内部における内外気切替部14と蒸発器18との間には、エアフィルタ19が配置されている。すなわち、エアフィルタ19は、ケーシング12の内部における内外気切替部14と蒸発器18との間に生ずる隙間に配置されている。エアフィルタ19は、ケーシング12の内部への異物の侵入を抑制するための部材である。エアフィルタ19は、第1流通路120aおよび第2流通路120bに跨るように配置されている。
また、ケーシング12の内部には、送風機16の空気流れ下流側にヒータコア20が配置されている。ヒータコア20は、後述するエンジンEGの冷却水を熱源としてケーシング12の内部を流れる空気を加熱する加熱用熱交換器である。ヒータコア20には、冷却水を流通する回路Cを構成する配管TBが接続されている。
ヒータコア20は、第1流通路120aおよび第2流通路120bに跨るように配置されている。ヒータコア20は、上方側の部位が第1流通路120aに位置付けられ、下方側の部位が第2流通路120bに位置付けられている。このため、ヒータコア20の上方側の部位では第1流通路120aを流れる空気が加熱される。また、ヒータコア20の下方側の部位では第2流通路120bを流れる空気が加熱される。
ケーシング12には、第1流通路120aにおけるヒータコア20の上方側に、ヒータコア20を迂回して空気を流す第1バイパス通路120cが形成されている。第1流通路120aは、ヒータコア20の空気流れ下流側において、第1バイパス通路120cを流れる空気とヒータコア20を通過した空気とが合流するようになっている。
ケーシング12には、第2流通路120bにおけるヒータコア20の下方側に、ヒータコア20を迂回して空気を流す第2バイパス通路120dが形成されている。第2流通路120bは、ヒータコア20の空気流れ下流側において、第2バイパス通路120dを流れる空気とヒータコア20を通過した空気とが合流するようになっている。
ケーシング12の第1流通路120aには、ヒータコア20を通過する空気と第1バイパス通路120cを通過する空気の流量割合を調整する第1エアミックスドア22が設けられている。第1エアミックスドア22は、第1ファン161とヒータコア20との間に設けられている。第1エアミックスドア22は、電動アクチュエータM3によって駆動される回転軸221、回転軸221に連結された板状のドア本体部222を有する片持ドアで構成されている。第1エアミックスドア22の電動アクチュエータM3は、後述する制御装置100から出力される制御信号によって、その作動が制御される。なお、第1エアミックスドア22は、片持ドアに限らず、例えば、フィルムドアで構成されていてもよい。
ケーシング12の第2流通路120bには、ヒータコア20を通過する空気と第2バイパス通路120dを通過する空気の流量割合を調整する第2エアミックスドア24が設けられている。第2エアミックスドア24は、第2ファン162とヒータコア20との間に設けられている。第2エアミックスドア24は、電動アクチュエータM4によって駆動される回転軸241、回転軸241に連結された板状のドア本体部242を有する片持ドアで構成されている。第2エアミックスドア24の電動アクチュエータM4は、後述する制御装置100から出力される制御信号によって、その作動が制御される。なお、第2エアミックスドア24は、片持ドアに限らず、例えば、フィルムドアで構成されていてもよい。
ケーシング12の空気流れ最下流部には、ケーシング12の内部を流れる気流を車室内へ導出するためのデフロスタ開口部122、フェイス開口部123、フット開口部124が形成されている。
デフロスタ開口部122は、ケーシング12内部を流れる気流を車両のフロントガラスに導くための開口穴である。デフロスタ開口部122は、ケーシング12における第1流通路120aを形成する部位に設けられている。図示しないが、デフロスタ開口部122は、ダクトを介してインストルメントパネルIPに形成されたデフロスタ吹出口に連通している。
フェイス開口部123は、ケーシング12内部を流れる気流を乗員の上半身へ導くための開口穴である。フェイス開口部123は、デフロスタ開口部122と同様に、ケーシング12における第1流通路120aを形成する部位に設けられている。図示しないが、フェイス開口部123は、ダクトを介してインストルメントパネルIPに形成されたフェイス吹出口に連通している。
フット開口部124は、ケーシング12内部を流れる気流を乗員の下半身へ導くための開口穴である。フット開口部124は、ケーシング12における第2流通路120bを形成する部位に設けられている。図示しないが、フット開口部124は、ダクトを介してインストルメントパネルIPの内側に開口するフット吹出口に連通している。
ケーシング12の内部には、デフロスタドア26、フェイスドア28、およびフットドア30が設けられている。デフロスタドア26は、デフロスタ開口部122を開閉するドアであり、デフロスタ開口部122の上流側に設けられている。フェイスドア28は、フェイス開口部123を開閉するドアであり、フェイス開口部123の上流側に設けられている。フットドア30は、フット開口部124を開閉するドアであり、フット開口部124の上流側に設けられている。
ここで、仕切部121には、ヒータコア20の空気流れ下流側にて第1流通路120aと第2流通路120bとを連通させる下流側連通路121aが形成されている。この下流側連通路121aは、フットドア30によって開閉される。すなわち、本実施形態のフットドア30は、フット開口部124および下流側連通路121aを選択的に開閉するように構成されている。
デフロスタドア26、フェイスドア28、フットドア30は、それぞれの回転軸が図示しないリンク機構を介して連結され、共通の電動アクチュエータM5によって変位される構成になっている。各ドア26、28、30で共通化された電動アクチュエータM5は、後述する制御装置100から出力される制御信号によって、その作動が制御される。
このように構成される車両用空調ユニット10は、ケーシング12の内部において、送風機16の空気流れ上流側に蒸発器18が配置され、送風機16の空気流れ下流側にヒータコア20が配置される。以下では、ケーシング12における送風機16および蒸発器18が配置された部位をクーラ部位10Aと呼び、ケーシング12におけるヒータコア20が配置された部位をヒータ部位10Bと呼ぶことがある。
続いて、車両用空調ユニット10の車両への搭載例について図2を参照して説明する。図2に示すように、車両用空調ユニット10は、車室内の最前部のインストルメントパネルIPの内側に配置されている。
インストルメントパネルIPは、ファイヤウォールFWよりも車両後方側に位置付けられている。ファイヤウォールFWは、車室内に対して車両前方側に配置されて、車室内とエンジンEGを含む車両駆動用の各種機器等が収容される機器収容室MRとを区画する金属製の壁である。ファイヤウォールFWは、車両の幅方向DRwに沿って延びている。
機器収容室MRには、車両の幅方向DRwの略中央部にエンジンEGが配置される。このエンジンEGの体格が車両の前後方向DRfrにおいて大きい場合、ファイヤウォールFWにおける車両の幅方向DRwの略中央部分が車両後方側に膨らむように構成されている。すなわち、ファイヤウォールFWは、車両の幅方向DRwの略中央部分が車両後方側に膨らむ膨出部位EPを有している。
このような構造になっている場合、エンジンEGの車両後方側において、ファイヤウォールFWとインストルメントパネルIPとの間隔が小さくなる。すなわち、インストルメントパネルIPの内側の空間が、エンジンEGの車両後方側において小さくなる。このため、エンジンEGの車両後方側における車両用空調ユニット10の設置スペースが大きく制限されてしまうことになる。
そこで、本実施形態では、車両用空調ユニット10におけるヒータ部位10BをエンジンEGの車両後方側に配置し、クーラ部位10Aをヒータ部位10Bに対して車両の幅方向DRwにオフセットさせた状態で配置している。すなわち、クーラ部位10Aは、ヒータ部位10Bに対して車両の幅方向DRwにずれた位置に配置されている。具体的には、クーラ部位10Aは、ファイヤウォールFWにおける膨出部位EPを避けた位置に配置されている。
ここで、インストルメントパネルIPの内側における運転席側の空間には、運転操作に必要となる機器(例えば、ステアリングの支持部材)等を収容する必要がある。このため、クーラ部位10Aは、車両の幅方向DRwにおける助手席側(本例では左側)に配置することが望ましい。
クーラ部位10Aは、車両の幅方向DRwにおいて、内外気切替部14、エアフィルタ19、蒸発器18、送風機16の順に、車両の幅方向DRwの中央部から離れるように配置されている。クーラ部位10Aは、車両の幅方向DRwの体格が大きくなり過ぎないように、エアフィルタ19および蒸発器18が、上下に起立した姿勢であって、その通風面が前後方向DRfrに沿って延びるように配置されている。
また、クーラ部位10Aは、エアフィルタ19および蒸発器18に対して内気が導入され易くなるように、各内気導入口142、143が、エアフィルタ19および蒸発器18の通風面に対向するように設けられている。
続いて、車両用空調ユニット10の電子制御部である制御装置100について図3を参照して説明する。制御装置100は、プロセッサ100a、メモリ100bを含む周知のマイクロコンピュータとその周辺回路によって構成されている。メモリ100bは、非遷移的実体的記憶媒体で構成されている。
図3に示すように、制御装置100の入力側には、外気温Tamを検出する外気温センサ101、内気温Trを検出する内気温センサ102、車室内の日射量Tsを検出する日射センサ103等が接続されている。また、制御装置100の入力側には、空調作動のオンオフを設定する空調スイッチ110a、車室内の設定温度Tsetを設定する温度設定スイッチ110bが設けられた操作パネル110が接続されている。
一方、制御装置100の出力側には、送風機16の電動モータ163、各種ドア145、146、22、24、26、28、30を駆動する電動アクチュエータM1〜M5等の各種機器が接続されている。
制御装置100は、入力側に接続された機器から読み込んだ情報をメモリ100bに記憶された制御プログラムによって演算処理する。そして、制御装置100は、演算処理の処理結果等に基づいて、出力側に接続された各種制御機器に対して制御信号を出力する。
例えば、制御装置100は、入力側に接続された機器から読み込んだ情報に基づいて、車室内へ吹き出す吹出空気の目標温度である目標吹出温度TAOを算出する。制御装置100は、例えば、以下の数式F1に基づいて目標吹出温度TAOを算出する。
TAO=Kset×Tset−Kr×Tr−Kam×Tam−Ks×Ts+C…(F1)
ここで、Tsetは、温度設定スイッチ110bで設定される設定温度である。Trは、内気温センサ102で検出される内気温である。Tamは、外気温センサ101で検出される外気温である。Tsは、日射センサ103で検出される日射量である。Kset、Kr、Kamは、制御ゲインである。Cは、補正用の定数である。
制御装置100は、目標吹出温度TAOに基づいて、送風機16の電動モータ163、各エアミックスドア22、24の電動アクチュエータM3、M4、各ドア26、28、30の電動アクチュエータM5を制御する。
また、制御装置100は、内気温Trおよび外気温Tam等の情報に基づいて、内外気切替部14の各開閉ドア145、146を制御する。具体的には、制御装置100は、内外気切替部14の各開閉ドア145、146を制御して、ケーシング12内部への空気の吸込モードを外気モード、内気モード、内外気モードのいずれかに変更する。
制御装置100は、基本的には外気モードとなるように内外気切替部14の各開閉ドア145、146を制御する。具体的には、制御装置100は、外気モード時に、図4に示すように、第1開閉ドア145が外気導入口141を開くとともに第1内気導入口142を閉じる位置となるように第1開閉ドア145を制御する。また、制御装置100は、外気モード時に、第2開閉ドア146が連通路144を開くとともに第2内気導入口143を閉じる位置となるように第2開閉ドア146を制御する。
制御装置100は、内気温Trと外気温Tamとの温度差が大きく、外気導入による換気損失が大きくなる場合に、内気モードとなるように内外気切替部14の各開閉ドア145、146を制御する。具体的には、制御装置100は、内気モード時に、図5に示すように、第1開閉ドア145が第1内気導入口142を開くとともに外気導入口141を閉じる位置となるように第1開閉ドア145を制御する。また、制御装置100は、内気モード時に、第2開閉ドア146が第2内気導入口143を開くとともに連通路144を閉じる位置となるように第2開閉ドア146を制御する。
制御装置100は、外気導入による換気損失が大きくなり、且つ、車両の窓ガラスの曇りが予測される場合に、内外気モードとなるように内外気切替部14の各開閉ドア145、146を制御する。
具体的には、制御装置100は、内外気モード時に、図6に示すように、第1開閉ドア145が外気導入口141を開くとともに第1内気導入口142を閉じる位置となるように第1開閉ドア145を制御する。また、制御装置100は、内外気モード時に、第2開閉ドア146が第2内気導入口143を開くとともに連通路144を閉じる位置となるように第2開閉ドア146を制御する。
内外気モードは、外気導入による換気損失を抑えつつ、車両の窓ガラスの曇り防止を図る吸込モードである。窓ガラスの曇りは、外気温が低く、車室内を暖房する必要がある冬期に生じ易い。
このため、制御装置100は、内外気モード時に、デフロスタ開口部122が開放される位置にデフロスタドア26を制御するとともに、フェイス開口部123が閉塞される位置にフェイスドア28を制御する。また、制御装置100は、フット開口部124が開放され、且つ、下流側連通路121aが閉塞される位置にフットドア30を制御する。
次に、車両用空調ユニット10における内外気モード時の作動について、図6を参照して説明する。図6では、各エアミックスドア22、24が各バイパス通路120c、120dを閉塞する位置に制御された状態を例示している。なお、内外気モード時には、各エアミックスドア22、24が各バイパス通路120c、120dを開放する位置に制御されることもある。
図6に示すように、空調スイッチ110aがオンされて、送風機16の各ファン161、162が回転駆動されると、ケーシング12の内部に車室内へ向かう気流が発生する。これにより、外気導入口141を介して外気が第1流通路120aに導入され、第2内気導入口143を介して内気が第2流通路120bに導入される。
第1流通路120aに導入された外気は、エアフィルタ19、蒸発器18、第1ファン161、ヒータコア20、デフロスタ開口部122等を介して車室内の窓ガラスの内面に向けて吹き出される。これにより、窓ガラスの内面付近の相対湿度が低下することで、窓ガラスが曇り難くなる。
一方、第2流通路120bに導入された内気は、エアフィルタ19、蒸発器18、第2ファン162、ヒータコア20、フット開口部124等を介して乗員の下半身に向けて吹き出される。これにより、乗員の下半身付近の温度が適温に調整される。
以上説明した車両用空調ユニット10は、ケーシング12の内部のうち、第1ファン161および第2ファン162と内外気切替部14との間に蒸発器18が配置されている。これによると、送風機16の空気流れ下流側に蒸発器18の設置スペースを設ける必要がない。このため、送風機16の空気流れ下流側に蒸発器18を配置する場合に比べて、送風機16の空気流れ下流側の体格の小型化を図ることができる。また、単に、送風機16の空気流れ下流側の体格を小型化する場合、送風機16をヒータコア20の下流側に配置することが考えられる。ところが、送風機16をヒータコア20の下流側に配置すると、送風機16と各開口部122〜124との間隔が小さくなる。このことは、各開口部122〜124に流れる気流が大きく乱れたり、送風機16の騒音が各開口部122〜124を介して車室内に伝わり易くなったりする要因となることから好ましくない。これに対して、本実施形態の車両用空調ユニット10は、送風機16の下流側にヒータコア20が配置されている。これによると、送風機16から吹き出された気流がヒータコア20を通過する際に整流されることで、各開口部122〜124に流れる気流の乱れを抑制することができる。また、ヒータコア20が送風機16の騒音を抑える防音部材として機能するため、送風機16の騒音が各開口部122〜124を介して車室内に伝わることを抑制することができる。したがって、車両用空調ユニット10は、送風機16の下流側の小型化を図りつつ、送風機の騒音や各開口部122〜124に流れる気流の乱れを抑制することができる。
具体的には、車両用空調ユニット10は、ケーシング12におけるヒータ部位10BがエンジンEGの車両後方側に配置され、クーラ部位10Aおよび内外気切替部14がヒータ部位10Bに対して車両の幅方向DRwにオフセットした状態で配置されている。これによると、仮に、エンジンEGの車両後方側において車両用空調ユニット10の設置スペースが大きく制限される場合であっても、車両用空調ユニット10を車両に対して搭載することが可能となる。
特に、車両用空調ユニット10では、ヒータ部位10Bに対して、各バイパス通路120c、120dが形成されるとともに、各エアミックスドア22、24が設けられている。このため、蒸発器18を含むクーラ部位10Aを送風機16の空気流れ上流側に配置すれば、送風機16の空気流れ下流側の体格を小型化することが可能になるので、車両用空調ユニット10の車両への搭載性の悪化を回避することが可能となる。
ここで、ヒータ部位10BとエンジンEGとの間にクーラ部位10Aが介在しない構成では、ヒータコア20とエンジンEGとを近づけることが可能になる。これによると、ヒータコア20とエンジンEGとを接続する配管TBの短縮化が可能となるので、エンジンEGの冷却水が流通する回路Cを簡素化することができる。このような簡素化は、車両用空調ユニット10の搭載性の向上に寄与する。
本実施形態の車両用空調ユニット10は、内外気モード時に、内外気切替部14の第2開閉ドア146が、第1流通路120aと第2流通路120bとの連通路144を閉塞するように構成されている。このように、車両用空調ユニット10では、内外気モード時に、第2開閉ドア146が内外気切替部14における第1流通路120aと第2流通路120bとを仕切る仕切部材として機能する。これによると、連通路144を開閉する専用のドアを設ける場合に比べて、内外気切替部14の部品点数が少なくなり、内外気切替部14の小型化を図ることが可能になる。内外気切替部14を小型化できることは、送風機16の空気流れ上流側の体格の増大の抑制につながるので、車両用空調ユニット10全体としての小型化に大きく寄与する。
また、車両用空調ユニット10は、異物の侵入を抑制するためのエアフィルタ19が、内外気切替部14と蒸発器18との間に配置されている。これよると、蒸発器18に流入する前に外部からの異物をエアフィルタ19で除去することができるので、異物による蒸発器18の通風抵抗の増大等を回避することができる。また、エアフィルタ19が送風機16の上流側に配置される構成では、エアフィルタ19が送風機16の下流側に配置される構成に比べて、車両用空調ユニット10における送風機16の下流側の体格を抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図7、図8を参照して説明する。第1実施形態の如く、送風機16が電動送風機で構成されている場合、電動モータ163の異常発熱を回避するために電動モータ163を冷却する必要がある。そこで、本実施形態の車両用空調ユニット10は、送風機16の電動モータ163を冷却可能な構造になっている。本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について主に説明し、同様の部分についての説明を省略することがある。
図7に示すように、車両用空調ユニット10には、ケーシング12に対して冷却通路部128が設けられている。冷却通路部128は、送風機16の電動モータ163を冷却するための空気を電動モータ163の周囲に導くためのものである。
ここで、電動モータ163の冷却手法としては、例えば、蒸発器18で冷却された低温の空気を利用することが考えられるが、この場合、電動モータ163の表面温度が低下し過ぎて、電動モータ163の表面に結露が生じてしまう虞がある。このような結露は、絶縁性低下や電動モータ163の故障を引き起こす要因となることから好ましくない。
そこで、本実施形態の車両用空調ユニット10は、ケーシング12のうち蒸発器18よりも上流側の空気が電動モータ163に導かれるように、冷却通路部128がケーシング12のうち蒸発器18の上流側となる部位に接続されている。具体的には、冷却通路部128は、ケーシング12のうち蒸発器18の上流側であって、内外気モード時に外気が流通する第1流通路120aを形成する部位に接続されている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。本実施形態の車両用空調ユニット10は、図8に示すように、蒸発器18の上流側の空気の一部が冷却通路部128を介して電動モータ163に供給される構成になっている。これによれば、電動モータ163の表面温度の低下し過ぎを抑えることができるので、電動モータ163の表面の結露に伴う不具合を回避することができる。
特に、本実施形態の車両用空調ユニット10は、第1流通路120aに対して冷却通路部128が接続されている。第1流通路120aは、内外気モード時に、内気よりも相対湿度が低くなり易い外気が流通する。このため、第1流通路120aに対して冷却通路部128が接続することで、電動モータ163の表面における結露の発生を充分に抑制することができる。
(第2実施形態の変形例)
上述の第2実施形態では、冷却通路部128がケーシング12のうち蒸発器18の上流側であって、内外気モード時に外気が流通する第1流通路120aに接続される例について説明したが、これに限定されない。電動モータ163が第2流通路120b側に配置されている場合等には、冷却通路部128が第2流通路120bに接続されていてもよい。
(他の実施形態)
以上、本開示の代表的な実施形態について説明したが、本開示は、上述の実施形態に限定されることなく、例えば、以下のように種々変形可能である。
上述の各実施形態の如く、内外気切替部14の第2開閉ドア146が内外気モード時に第1流通路120aと第2流通路120bとを仕切る部材として機能させることが望ましいが、これに限定されない。内外気切替部14は、例えば、連通路144を専用のドアで開閉する構成になっていてもよい。
上述の各実施形態では、送風機16の第1ファン161および第2ファン162が遠心ファンで構成される例について説明したが、これに限定されない。第1ファンおよび第2ファン162は、遠心ファン以外のファン(例えば、軸流ファン)で構成されていてもよい。
上述の各実施形態では、送風機16として、第1ファン161および第2ファン162が共通の電動モータ163で回転駆動される例について説明したが、これに限定されない。送風機16は、例えば、第1ファン161および第2ファン162それぞれが独立した電動モータで回転駆動させる構成になっていてもよい。また、上述の各実施形態では、電動モータ163が第1流通路120a側に配置される構成を例示したが、これに限定されない。電動モータ163は、例えば、第2流通路120a側に配置される構成や、第1ファン161および第2ファン162との間に配置される構成になっていてもよい。
上述の各実施形態では、冷却用熱交換器として蒸発器18を例示したが、これに限定されない。冷却用熱交換器は、空気を冷却可能なものであればよく、蒸発器18以外のもの(例えば、ペルチェモジュール)で構成されていてもよい。
上述の各実施形態では、加熱用熱交換器としてヒータコア20を例示したが、これに限定されない。加熱用熱交換器は、空気を加熱可能なものであればよく、ヒータコア20以外のもの(例えば、電気ヒータ)で構成されていてもよい。
上述の各実施形態では、車両用空調ユニット10として、各エアミックスドア22、24にて車室内へ吹き出す空気の温度を調整する構成になっているものを例示したが、これに限定されない。車両用空調ユニット10は、例えば、加熱用熱交換器の放熱能力を調整して、車室内へ吹き出す空気の温度を調整する構成になっていてもよい。このような構成では、ケーシング12の内部に各バイパス通路120c、120dを設ける必要がないので、送風機16の空気流れ下流側の小型化することができる。
上述の各実施形態では、ケーシング12のうち蒸発器18の空気流れ上流側にエアフィルタ19が配置される例について説明したが、これに限定されない。エアフィルタ19は、例えば、内外気切替部14の内部に配置されていてもよい。
上述の各実施形態では、ヒータ部位10BがエンジンEGの車両後方側に配置され、クーラ部位10Aおよび内外気切替部14がヒータ部位10Bに対して車両の幅方向DRwにオフセットした状態で配置される例について説明したが、これに限定されない。車両用空調ユニット10は、例えば、クーラ部位10A、ヒータ部位10B、内外気切替部14それぞれが、車両の幅方向DRwの略中央部に配置されていてもよい。
上述の実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
上述の実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されない。
上述の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されない。
(まとめ)
上述の実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、車両用空調ユニットは、送風機、第1流通路および第2流通路が形成されたケーシング、内外気切替部、冷却用熱交換器、加熱用熱交換器を備える。送風機は、第1流通路に配置された第1ファン、および第2流通路に配置された第2ファンを含んで構成されている。内外気切替部は、第1流通路に車室外空気を導入し、且つ、第2流通路に車室内空気を導入することが可能に構成されている。そして、冷却用熱交換器は、ケーシングの内部のうち第1ファンおよび第2ファンと内外気切替部との間に配置されている。
第2の観点によれば、車両用空調ユニットの送風機は、少なくとも1つの電動モータによって第1ファンおよび第2ファンを駆動する電動送風機で構成されている。ケーシングには、電動モータを冷却するための空気を電動モータの周囲に導く冷却通路部が設けられている。そして、冷却通路部は、ケーシングのうち冷却用熱交換器よりも上流側の空気を電動モータの周囲に導くように構成されている。
このように、冷却通路部を介して冷却用熱交換器よりも上流側の空気を電動モータの周囲に導く構成とすれば、電動モータの表面温度の低下し過ぎを抑えることができるので、
電動モータの表面の結露に伴う不具合を回避することができる。
第3の観点によれば、車両用空調ユニットは、ケーシングにおける冷却用熱交換器および送風機が配置されたクーラ部位、ケーシングにおける加熱用熱交換器が配置されたヒータ部位を含んでいる。車両用空調ユニットは、ヒータ部位が車両を駆動するエンジンの車両後方側に配置され、クーラ部位がヒータ部位に対して車両の幅方向にオフセットした状態で配置されている。
車両前後方向において体格が大きいエンジンが車両に搭載されている場合、エンジンの車両後方側における車両用空調ユニットの設置スペースが大きく制限されてしまうことがある。このため、車両用空調ユニットは、ヒータ部位がエンジンの車両後方側に配置されると共に、当該ヒータ部位に対してクーラ部位が車両の幅方向にオフセットした状態で配置されていることが望ましい。
第4の観点によれば、車両用空調ユニットの加熱用熱交換器は、エンジンの冷却水を熱源としてケーシングの内部を流れる空気を加熱するヒータコアで構成されている。これによると、ヒータコアとエンジンとを近づけることが可能になることで、エンジンの冷却水が流通する回路を簡素化することができる。このような簡素化は、車両用空調ユニットの搭載性の向上に寄与する。
第5の観点によれば、車両用空調ユニットの内外気切替部は、ヒータ部位に対して車両の幅方向にオフセットした状態で配置されている。これによると、エンジンの車両後方側における車両用空調ユニットの設置スペースが大きく制限されている場合でも、車両用空調ユニットの車両への搭載性を確保することができる。
第6の観点によれば、車両用空調ユニットの内外気切替部は、第1流通路に車室外空気を導入する外気導入口と、第1流通路に車室内空気を導入する第1内気導入口と、第2流通路に車室内空気を導入する第2内気導入口と、を含んでいる。
また、内外気切替部は、外気導入口から導入された車室外空気を第2流通路に導く連通路と、第1内気導入口と外気導入口を選択的に開閉する第1開閉ドアと、第2内気導入口と連通路を選択的に開閉する第2開閉ドアと、を含む。そして、内外気切替部は、第1流通路に車室外空気を導入し、且つ、第2流通路に車室内空気を導入する際に、第1開閉ドアが外気導入口を開くとともに第1内気導入口を閉じる位置となるように構成されている。また、内外気切替部は、第1流通路に車室外空気を導入し、且つ、第2流通路に車室内空気を導入する際に、第2開閉ドアが第2内気導入口を開くとともに、連通路を閉じる位置となるように構成されている。
このような構成では、第1流通路に車室外空気を導入し、且つ、第2流通路に車室内空気を導入する際に、第2開閉ドアが内外気切替部における第1流通路と第2流通路とを仕切る仕切部材として機能する。これによると、連通路を開閉する専用のドアを設ける場合に比べて、内外切替部の部品点数が少なくなり、内外気切替部の小型化を図ることが可能になる。内外気切替部を小型化できることは、送風機の空気流れ上流側の体格の増大の抑制につながり、車両用空調ユニットの車両への搭載性の向上に大きく寄与する。
第7の観点によれば、車両用空調ユニットは、異物の侵入を抑制するためのエアフィルタを備える。このエアフィルタは、内外気切替部と冷却用熱交換器との間に配置されている。これによると、冷却用熱交換器に流入する前に外部からの異物をエアフィルタで除去することができるので、異物による冷却用熱交換器の通風抵抗の増大等を回避することができる。
第8の観点によれば、車両用空調ユニットのケーシングには、第1流通路を流通する空気を加熱用熱交換器を迂回して流す第1バイパス通路が形成されるとともに、第2流通路を流通する空気を加熱用熱交換器を迂回して流す第2バイパス通路が形成されている。ケーシングには、加熱用熱交換器を通過する空気と第1バイパス通路を通過する空気の流量割合を調整する第1エアミックスドアと、加熱用熱交換器を通過する空気と第1バイパス通路を通過する空気の流量割合を調整する第2エアミックスドアとが設けられている。
このように、加熱用熱交換器の側方に各バイパス通路を設け、各エアミックスドアによって加熱用熱交換器に流入する空気と各バイパス通路を流れる空気の流量割合を調整可能な構成では、加熱用熱交換器付近の体格が大きくなりがちである。このため、前述の構成において、冷却用熱交換器を送風機の空気流れ上流側に配置すれば、送風機の空気流れ下流側の体格を小型化することが可能になるので、車両用空調ユニットの車両への搭載性の悪化を回避することが可能となる。
10 車両用空調ユニット
12 ケーシング
120a 第1流通路
120b 第2流通路
14 内外気切替部
16 送風機
161 第1ファン
162 第2ファン
18 蒸発器(冷却用熱交換器)
20 ヒータコア(加熱用熱交換器)

Claims (8)

  1. 車室内を空調する車両用空調ユニットであって、
    前記車室内へ向かう気流を発生させる送風機(16)と、
    前記送風機にて発生させた気流の流通路として第1流通路(120a)および第2流通路(120b)が形成されたケーシング(12)と、
    前記ケーシングの内部に車室内空気および車室外空気の少なくとも一方を導入するための内外気切替部(14)と、
    前記ケーシングの内部において前記第1流通路および前記第2流通路に跨るように配置されて前記ケーシングの内部を流れる空気を冷却する冷却用熱交換器(18)と、
    前記ケーシングの内部のうち前記送風機の空気流れ下流側において前記第1流通路および前記第2流通路に跨るように配置されて前記ケーシングの内部を流れる空気を加熱する加熱用熱交換器(20)と、を備え、
    前記送風機は、前記第1流通路に配置された第1ファン(161)、および前記第2流通路に配置された第2ファン(162)を含んで構成されており、
    前記内外気切替部は、前記第1流通路に前記車室外空気を導入し、且つ、前記第2流通路に前記車室内空気を導入することが可能に構成されており、
    前記冷却用熱交換器は、前記ケーシングの内部のうち前記第1ファンおよび前記第2ファンと前記内外気切替部との間に配置されている車両用空調ユニット。
  2. 前記送風機は、少なくとも1つの電動モータ(163)によって前記第1ファンおよび前記第2ファンを駆動する電動送風機で構成されており、
    前記ケーシングには、前記電動モータを冷却するための空気を前記電動モータの周囲に導く冷却通路部(128)が設けられており、
    前記冷却通路部は、前記ケーシングのうち前記冷却用熱交換器よりも上流側の空気を前記電動モータの周囲に導くように構成されている請求項1に記載の車両用空調ユニット。
  3. 前記ケーシングにおける前記冷却用熱交換器および前記送風機が配置された部位をクーラ部位(10A)とし、前記ケーシングにおける前記加熱用熱交換器が配置された部位をヒータ部位(10B)としたとき、
    前記ヒータ部位は、車両を駆動するエンジン(EG)の車両後方側に配置されており、
    前記クーラ部位は、前記ヒータ部位に対して車両の幅方向にオフセットした状態で配置されている請求項1または2に記載の車両用空調ユニット。
  4. 前記加熱用熱交換器は、前記エンジンの冷却水を熱源として前記ケーシングの内部を流れる空気を加熱するヒータコア(20)で構成されている請求項3に記載の車両用空調ユニット。
  5. 前記内外気切替部は、前記ヒータ部位に対して車両の幅方向にオフセットした状態で配置されている請求項3または4に記載の車両用空調ユニット。
  6. 前記内外気切替部は、
    前記第1流通路に前記車室外空気を導入する外気導入口(141)と、
    前記第1流通路に前記車室内空気を導入する第1内気導入口(142)と、
    前記第2流通路に前記車室内空気を導入する第2内気導入口(143)と、
    前記外気導入口から導入された前記車室外空気を前記第2流通路に導く連通路(144)と、
    前記第1内気導入口と前記外気導入口を選択的に開閉する第1開閉ドア(145)と、
    前記第2内気導入口と前記連通路を選択的に開閉する第2開閉ドア(146)と、を含み、
    前記第1流通路に前記車室外空気を導入し、且つ、前記第2流通路に前記車室内空気を導入する際に、前記第1開閉ドアが前記外気導入口を開くとともに前記第1内気導入口を閉じる位置となり、且つ、前記第2開閉ドアが前記第2内気導入口を開くとともに前記連通路を閉じる位置となるように構成されている請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
  7. 異物の侵入を抑制するためのエアフィルタ(19)を備え、
    前記エアフィルタは、前記内外気切替部と前記冷却用熱交換器との間に配置されている請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
  8. 前記ケーシングには、
    前記第1流通路を流通する空気を前記加熱用熱交換器を迂回して流す第1バイパス通路(120c)が形成されるとともに、前記第2流通路を流通する空気を前記加熱用熱交換器を迂回して流す第2バイパス通路(120d)が形成され、
    前記加熱用熱交換器を通過する空気と前記第1バイパス通路を通過する空気の流量割合を調整する第1エアミックスドア(22)、および前記加熱用熱交換器を通過する空気と前記第2バイパス通路を通過する空気の流量割合を調整する第2エアミックスドア(24)が設けられている請求項1ないし7のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
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