JP2019149608A - 撮像装置および焦点検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シャッター速度が高速に設定され蓄積時間が短くなる場合や、1行あたりの読み出し時間が長くなる読み出しを行った場合に、誤差を生まず正確に位相差検出することができる撮像装置及び焦点検出装置を提供する。
【解決手段】撮像素子100から第1の信号を読み出した後、第3の信号を読み出す第1の駆動パターンと、撮像素子から第2の信号を読み出した後、第3の信号を読み出す第2の駆動パターンと、第1の駆動パターンで全ての行から信号を読み出す第1の読み出しモードと、第1の駆動パターンと第2の駆動パターンを所定の行単位で周期的に切り替えて、信号を読み出す第2の読み出しモードと、第1の信号と第2の信号の位相差に基づいて得られる相関量を算出する位相差演算手段とを有する。第2の読み出しモード時には、第1の駆動パターンで読み出した第1の信号と第2の駆動パターンで読み出した第2の信号の位相差に基づいて相関量を算出する。
【選択図】図1
【解決手段】撮像素子100から第1の信号を読み出した後、第3の信号を読み出す第1の駆動パターンと、撮像素子から第2の信号を読み出した後、第3の信号を読み出す第2の駆動パターンと、第1の駆動パターンで全ての行から信号を読み出す第1の読み出しモードと、第1の駆動パターンと第2の駆動パターンを所定の行単位で周期的に切り替えて、信号を読み出す第2の読み出しモードと、第1の信号と第2の信号の位相差に基づいて得られる相関量を算出する位相差演算手段とを有する。第2の読み出しモード時には、第1の駆動パターンで読み出した第1の信号と第2の駆動パターンで読み出した第2の信号の位相差に基づいて相関量を算出する。
【選択図】図1
Description
本発明は撮像装置および焦点検出装置に関するものである。
従来、撮像素子中の画素が撮像レンズの異なる瞳面の光を受光するような構成によって、撮像と同時に位相差方式の焦点検出を行う技術がある。特許文献1から特許文献2においては、1つの画素の中にある、1つのマイクロレンズで集光されるフォトダイオード(以下PD)を分割することによって、撮像レンズの異なる瞳面の光を受光した各々のPDの信号から像ずれ量の検出すなわち位相差検出を行い、像ずれ量からピントのずれ量を計算し、焦点の検出を行っている。
また、1つのマイクロレンズで2つのPDを有する撮像素子の場合、2つのPDから個別に読み出すには、倍の読み出し時間がかかってしまう。特許文献3においては、1つのマイクロレンズで2つのPDを有する撮像素子での位相差検出の構成ではないが、2つの読み出し回路を共有するPDの信号を高速に読み出している。具体的には、リセット信号の読み出しを行い、その後1つめのPDの信号を読み出し、次に1つめのPDの信号に上乗せして2つめのPDの信号を読み出している。このようにすることで、2つのPDの加算信号から1つめのPDの信号を減算することで、2つめのPDの信号を得ることもでき、リセット信号の読み出し回数を減らすことで、高速化を実現している。
この技術は、撮像素子で位相差検出を行う場合においても高速化に寄与できる。
しかしながら、上記の手法を用いて撮像素子で位相差検出を行う場合に、2つのPDの加算信号から1つ目のPDの信号を減算しても、正しく2つ目のPDの信号が得られない場合がある。具体的には、リセットを共有する2つのPDに対して、異なる時刻で読み出しが行われることで、後から読み出した2つのPDの加算信号の方が僅かに露光時間が長くなり、減算結果に誤差が生じてしまう。特に、シャッター速度が高速に設定され蓄積時間が短くなる場合や、1行あたりの読み出し時間が長くなる読み出しを行った場合に、演算結果の誤差が大きくなり、位相差検出の精度への影響が生じる。
そこで本発明では、シャッター速度が高速に設定され蓄積時間が短くなる場合や、1行あたりの読み出し時間が長くなる読み出しを行った場合に、誤差を生まず正確に位相差検出することを課題とする。
撮影光束を結像させる撮影光学系と、マイクロレンズを有する画素が行列に配置され、前記画素は少なくとも2つ以上の光電変換部を有し、前記光電変換部のうちの第1光電変換部より前記撮影光学系の射出瞳の一部領域を通過した光束に基づく第1の信号と、前記光電変換部のうちの第2光電変換部より前記撮影光学系の射出瞳の前記一部領域とは異なる一部領域を通過した光束に基づく第2の信号と、前記撮影光学系の射出瞳の全領域を通過した光束に基づく第3の信号を取得することが可能な撮像素子と、前記撮像素子から前記第1の信号を読み出した後、前記第3の信号を読み出す第1の駆動パターンと、前記撮像素子から前記第2の信号を読み出した後、前記第3の信号を読み出す第2の駆動パターンと、前記第1の駆動パターンで全ての行から信号を読み出す第1の読み出しモードと、前記第1の駆動パターンと前記第2の駆動パターンを所定の行単位で周期的に切り替えて、信号を読み出す第2の読み出しモードと、前記第1の信号と前記第2の信号の位相差に基づいて得られる相関量を算出する位相差演算手段とを有し、
前記第2の読み出しモード時には、前記第1の駆動パターンで読み出した前記第1の信号と前記第2の駆動パターンで読み出した前記第2の信号の位相差に基づいて得られる相関量を算出することを特徴とする。
前記第2の読み出しモード時には、前記第1の駆動パターンで読み出した前記第1の信号と前記第2の駆動パターンで読み出した前記第2の信号の位相差に基づいて得られる相関量を算出することを特徴とする。
本発明によれば、シャッター速度が高速に設定され蓄積時間が短くなる場合や、1行あたりの読み出し時間が長くなる読み出しを行った場合に、異なるタイミングで読み出されるPDの信号の露光時間の差による誤差を生まず正確に位相差検出することが可能となる。
[実施例1]
以下、本発明の第1の実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の撮像素子の概略を示す図である。図1において撮像素子100は、画素アレイ101と、画素アレイ101における行を選択する垂直選択回路102、画素アレイ101における列を選択する水平選択回路104を含む。また、画素アレイ101中の画素のうち垂直選択回路102によって選択される画素の信号を読み出す読み出し回路103、各回路の動作モードなどを外部から決定するためのシリアルインターフェイス105を含んで構成されうる。読み出し回路103は、信号を蓄積するメモリ、ゲインアンプ、AD変換器などを列毎に有する。
以下、本発明の第1の実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の撮像素子の概略を示す図である。図1において撮像素子100は、画素アレイ101と、画素アレイ101における行を選択する垂直選択回路102、画素アレイ101における列を選択する水平選択回路104を含む。また、画素アレイ101中の画素のうち垂直選択回路102によって選択される画素の信号を読み出す読み出し回路103、各回路の動作モードなどを外部から決定するためのシリアルインターフェイス105を含んで構成されうる。読み出し回路103は、信号を蓄積するメモリ、ゲインアンプ、AD変換器などを列毎に有する。
なお、撮像素子100は、図示された構成要素以外にも、例えば、垂直選択回路102、水平選択回路104、信号読み出し部103等にタイミングを提供するタイミングジェネレータ或いは制御回路等を備える。
典型的には、垂直選択回路102は、画素アレイ101の複数の行を順に選択し読み出し回路103に読み出す。水平選択回路104は、読み出し回路103に読みだされた複数の画素信号を列毎に順に選択する。 図2は本発明の撮像素子100の1画素の構成の概略を示す図である。201は画素を表す。一つの画素は、マイクロレンズ202を有する。また、一つの画素は、フォトダイオード(以下PD)を、PD203とPD204の二つ有する。PD203とPD204の各々の信号を読み出す転送スイッチ205、206と、PDの信号を一時的に蓄積するフローティングディフュージョン207も有する。画素は、図示された構成要素以外にも、後述する複数の構成要素を備える。
典型的には、垂直選択回路102は、画素アレイ101の複数の行を順に選択し読み出し回路103に読み出す。水平選択回路104は、読み出し回路103に読みだされた複数の画素信号を列毎に順に選択する。 図2は本発明の撮像素子100の1画素の構成の概略を示す図である。201は画素を表す。一つの画素は、マイクロレンズ202を有する。また、一つの画素は、フォトダイオード(以下PD)を、PD203とPD204の二つ有する。PD203とPD204の各々の信号を読み出す転送スイッチ205、206と、PDの信号を一時的に蓄積するフローティングディフュージョン207も有する。画素は、図示された構成要素以外にも、後述する複数の構成要素を備える。
図3は画素アレイ101を表す図である。画素アレイ101は、2次元の画像を提供するために、図2で示すような画素を複数2次元アレイ状に配列して構成される。301、302、303、304は画素である。301L、302L、303L、304Lが図2で示すところのPD203であり、301R、302R、303R、304Rが図2で示すところのPD204である。
図3のような画素構成を有する撮像素子100における受光の様子について、図4を用いて説明する。図4は撮影レンズの射出瞳から出た光束が撮像素子100に入射する概念図である。
401は画素アレイの断面を示す。402はマイクロレンズであり、403はカラーフィルターであり、404、405はフォトダイオードである。PD404、PD405が各々図2で示すところの、PD203、PD204である。406は撮影レンズの射出瞳を示す。
ここでは、マイクロレンズ402を有する画素に対して、射出瞳から出た光束の中心を光軸409とする。射出瞳から出た光は、光軸409を中心として撮像素子100に入射される。407、408は撮影レンズの射出瞳の一部領域を表す。射出瞳の一部領域407を通過する光の最外周の光線を410、411で示し、射出瞳の一部領域408を通過する光の最外周の光線を412、413で示す。この図からわかるように、射出瞳から出る光束のうち、光軸409を境にして、上側の光束はPD405に入射され、下側の光束はPD404に入射される。つまり、PD404とPD405は各々、撮影レンズの射出瞳の別の領域の光を受光している。
撮像素子には、撮像レンズの異なる射出瞳からの光を受光するA画素とB画素が2次元状に配置されている。図3を用いて説明すると、行305のうち、301L、302L、303L、304Lの画素をA画素と定義し、301R、302R、303R、304Rの画素をB画素と定義する。また、A画素によって形成される像をA像、B画素によって形成されうる像をB像と定義する。
図5は、図2の画素部を構成する画素に関わる回路構成を示す等価回路図である。ここでは、模式的に3列1行分の画素を記載する。
図5は、図2の画素部を構成する画素に関わる回路構成を示す等価回路図である。ここでは、模式的に3列1行分の画素を記載する。
図5において、201は画素を示す。203、204は前述のPDである。転送スイッチ205、206はそれぞれ転送パルスφTX1、φTX2によって駆動され、各々のPD203、204で発生した光電荷をフローティングディフュージョン207に転送するスイッチである。FD207は電荷を一時的に蓄積するバッファとしての役割を有するフローティングディフュージョン部(FD)、501はソースフォロアとして機能する増幅MOSアンプ、502は垂直選択パルスφSELによって画素を選択する選択スイッチである。FD207、増幅MOSアンプ501、及び図示しない定電流源からフローティングディフュージョンアンプが構成され、選択スイッチ502で選択された画素のFD207の信号電荷が電圧に変換されて、垂直出力線503に出力され、読み出し回路103に読み出される。
504はリセットパルスφRESを受けてVDDによりFD207をリセットするリセットスイッチである。 上述したように、PD203及びPD204はそれぞれに対応する転送スイッチ205、206を持つが、画素中の回路において、FD207以降で信号読み出しに用いる回路は共有する。このような構成にすることで、画素の縮小化を図ることができる。また、図示したように転送パルスφTX1、φTX2を提供する配線は1行の中で共有される。次に、上記構成を有する固体撮像素子の駆動方法について説明する。
図6は駆動パターンを示すタイミングチャートである。図6(a)により、1行の信号を読み出し回路に読み出す第1の駆動パターンについて示す。先ず、t601の間に、φRESとφTX1、φTX2を同時に高電位(以下「H」)にすることで、リセットスイッチ504と転送スイッチ203、204がオンとなり、PD203、PD204、FD207の電位がVDDにより初期電位にリセットされる。その後、φTX1、φTX2が低電位(以下「L」)になると、PD203、204において電荷蓄積が始まる。
次に、電荷蓄積時間に基づいて決められる所定時間経過後、t602においてφSELをHにして選択スイッチ502をオンすることで読み出し行を選択し、1行分の信号の読み出し動作が行われる。また同時にφRESをLにして、FD207をリセット解除する。
t603の間にφTNをHにして、読み出し回路103に、FD207のリセット信号であるN信号を読み出し記録する。なお図示しないが、読み出し回路103では、φTN、φS1、φS2の制御に基づいて、FD207の電位を垂直出力線を介し読み出し、各々信号を記録しておく。次に、t604の間にφTX1とφS1を同時にHにして転送スイッチ205をオンすることで、PD203の光信号とN信号の加算信号である第1PD信号を読み出し回路103に記録する。次に、リセットスイッチ504をオンしない状態で、t605の間にφTX1、φTX2とφS2を同時にHにして転送スイッチ205、206をオンすることで、PD203の光信号とPD204の光信号とN信号の加算信号である第2PD信号を読み出し回路103に記録する。
上記の動作で読み出し回路103に読み出されたN信号、第1PD信号、第2PD信号は、第1PD信号からN信号を差分したA像信号と、第2PD信号からN信号を差分した画像信号が水平走査回路で選択され撮像素子の外部に出力される。画像信号はPD203とPD204の信号を合成した信号であるので、画像信号からA像信号を減算することでB像信号が生成される。
ここで、本発明の課題であるA像信号とB像信号の露光量差について説明する。第1PD信号の蓄積期間は、t601の終了からt604の終了までの蓄積期間t606であるのに対し、第2PD信号の蓄積期間は、t601の終了からt605の終了までの蓄積期間t607となる。そのため、第2PD信号は、t604の終了からt605の終了までの蓄積期間t608の分、第1PD信号よりも長い蓄積期間となってしまう。また、第2PD信号には、第1PD信号に含まれないA像信号の成分として、蓄積期間t608で発生したPD203の光信号が含まれるため、B像信号の生成後においてもA像信号の成分がB像信号に残ってしまう。
尚、第2PD信号は、時刻t603で一度φTX1をオンしてPD203の信号をFD207に読み出した後、時刻t605で、再びφTX1をオンして、蓄積期間t608で発生したPD203の信号を読み出しているため、画像信号として使用する場合においては問題ない。
続いて、図6(b)により、1行の信号を読み出し回路に読み出す第2の駆動パターンについて説明する。第1の駆動パターンの説明と重複する内容については省略する。
第2の駆動パターンでは、第1の駆動パターンに対して、φTX1とφTX2、φS1とφS2の制御をそれぞれ入れ替えることで、PD204の光信号とN信号の加算信号である第1PD信号を読み出し回路103に記録し、PD203の光信号とPD204の光信号とN信号の加算信号である第2PD信号を読み出し回路103に記録している。
上記の動作で読み出し回路103に読み出されたN信号、第1PD信号、第2PD信号は、第1PD信号からN信号を差分したB像信号と、第2PD信号からN信号を差分した画像信号が水平走査回路で選択され撮像素子の外部に出力される。画像信号はPD203とPD204の信号を合成した信号であるので、画像信号からB像信号を減算することでA像信号が生成される。
図7は、図6(a)の動作で読み出した第1PD信号と第2PD信号に基づき、A像信号、および、B像信号を算出した場合の露光量差を示す説明図である。
既に説明した通り、第1PD信号は、第2PD信号よりも図6のt604の終了からt605の終了の期間、すなわち、1行の読み出しに掛かる時間分だけ蓄積時間が短くなる。仮にPD203、PD204が光学的に同じ露光量が得られるとすると、t601で決まる蓄積時間が短くなるほど、相対的に蓄積時間差の影響は大きくなる。また、1行の読み出し時間が長くなることでも、相対的に蓄積時間差の影響は大きくなる。露光量差の影響は、後述する位相差検出の誤差として現れ、ピント精度に影響を及ぼす。
図8は、本実施例の撮像素子の読み出しモードと駆動パターンを示す説明図である。図8の左部は、撮像素子100の画素アレイ101を示しており、R(0,0)画素には赤色のカラーフィルタ、G(0,0)、及び、G(1,0)画素には、緑色のカラーフィルタ、B(1,1)画素には青色のカラーフィルタが配置され、いわゆる、ベイヤ構造の画素配列を構成している。
本実施例においては、撮像素子からの信号を読み出す方式として、2つの読み出しモードを備える。第1の読み出しモードは、すべての行を第1の駆動パターンのみで読み出すモードであり、不図示の測距領域内のすべての画素から、A像信号、および、B像信号を取得し、後述する位相差検出を行う。第1の読み出しモードは、測距領域内のすべての画素からA像信号、および、B像信号を使用することが可能であるため、S/Nに優れる。特に、低輝度時などで高精度な測距を可能とする。
第2の読み出しモードは、垂直方向にベイヤ単位で、第1の駆動パターンと第2の駆動パターンを交互に切り替えて読み出すモードであり、不図示の測距領域内の一部の画素から、A像信号、および、B像信号を取得し、後述する位相差検出を行う。具体的には、第1の駆動パターンの第1PD信号の出力から得られるA像信号と、第2の駆動パターンの第1PD信号の出力から得られるB像信号を使用する。第2の読み出しモードは、上述した駆動パターンにより生じる露光量差を受けない画素のみを使用することで、特に、蓄積時間が短い場合や1行の読み出し時間が長い場合に高精度な測距を可能とする。 図9は、撮像素子で撮影レンズの射出瞳の別の領域の像が得られる特性を生かした、位相差検出による測距方法についての説明図である。
図9の上部は、撮像素子の測距視野内のA像信号とB像信号の画素配置を示し、下部に各ピント位置での像を示す。図9(a)は合焦状態、同(b)は前ピン状態、同(c)は後ピン状態を示す。A像信号、B像信号の測距視野内のデータであるAラインデータ、Bラインデータは、図9から分かるように、合焦状態、前ピン状態及び後ピン状態の何れであるかによりに2像の間隔が異なる。
像間隔が合焦状態の間隔になるように、撮像レンズのフォーカス用レンズを移動させて、ピントを合わせる。つまりフォーカス用レンズの移動量は、2像のずれ量から計算して求めることができる。
次に図10に基づいて、上記で説明した実施の撮像素子を撮像装置であるデジタルカメラに適用した場合の一実施例について詳述する。
図10において、1001は被写体の光学像を撮像素子1005に結像させるレンズ部で、レンズ駆動装置1002によってズーム制御、フォーカス制御、絞り制御などがおこなわれる。1003はメカニカルシャッターでシャッター制御手段1004によって制御される。1005はレンズ部1001で結像された被写体を画像信号として取り込むための撮像素子、1006は固体撮像素子1005より出力される画像信号に各種の補正を行ったり、データを圧縮したりする撮像信号処理回路である。
また、上述した測距演算回路も含む。1007は固体撮像素子1005、撮像信号処理回路1006に、各種タイミング信号を出力する駆動手段であるタイミング発生回路、1009は各種演算と撮像装置全体を制御する制御回路、1008は画像データを一時的に記憶する為のメモリ、1010は記録媒体に記録または読み出しを行うためのインターフェース、1011は画像データの記録または読み出しを行う為の半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体、1012は各種情報や撮影画像を表示する表示部である。
次に、前述の構成における撮影時のデジタルカメラの動作について説明する。
メイン電源がオンされると、コントロール系の電源がオンし、更に撮像信号処理回路1006などの撮像系回路の電源がオンされる。
それから、図示しないレリーズボタンが押されると、撮像素子からのデータを元に上述した測距演算を行い、測距結果に基づいて被写体までの距離の演算を行う。その後、レンズ駆動装置1002によりレンズ部を駆動して合焦か否かを判断し、合焦していないと判断した時は、再びレンズ部を駆動し測距を行う。
そして、合焦が確認された後に撮影動作が開始する。撮影動作が終了すると、固体撮像素子1005から出力された画像信号は撮影信号処理回路1006で画像処理をされ、制御回路1009によりメモリに書き込まれる。撮影信号処理回路では、並べ替え処理、加算処理やその選択処理が行われる。メモリ1008に蓄積されたデータは、制御回路1009の制御により記録媒体制御I/F部1010を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体1011に記録される。
また、図示しない外部I/F部を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行ってもよい。
図12は撮像素子から得られた像データから、ピントのずれ量を求め、焦点状態を調節するフローを示すフローチャートである。焦点調節が開始すると、S1101で、撮像素子からの読み出しモードを選択するための判定処理を行う。判定処理には、上述した同一行におけるA像信号とB像信号の蓄積時間差による露光量差が所定値以上であるか否かを、設定されている蓄積時間と1行あたりの読み出し時間に基づき判定する。例えば、図7において、0.1段以上の露光量差を閾値とすると、1行あたりの読み出し時間が10μs、蓄積時間が1/2000の場合は、所定値以下であると判定する。
また、同様に1行あたりの読み出し時間が10μs、蓄積時間が1/4000の場合は、所定値以上であると判定する。所定値以下と判定した場合は、S1102に移行し、撮像素子の読み出しモードとして、第1の読み出しモードを設定する。第1の読み出しモードは、上述の通り、測距領域内のすべての画素からA像信号、および、B像信号を構成して、位相差検出用の像信号を取得するモードである。
一方、所定値以上と判定した場合は、S1103に移行し、撮像素子の読み出しモードとして、第2の読み出しモードを設定する。第2の読み出しモードは、上述の通り、垂直方向にベイヤ単位で、第1の駆動パターンと第2の駆動パターンを交互に切り替えて読み出すモードであり、不図示の測距領域内の一部の画素からA像信号、および、B像信号を構成して、位相差検出用の像信号を取得するモードである。S1102、及び、S1103で撮像素子の読み出しモードを設定した後、S1104に移行する。
S1104では、撮像素子に対して、設定されている読み出しモードの駆動パターンによって、上述した蓄積動作、及び、読み出し動作が実行され、S1105に移行する。S1105では、撮像素子より読み出された出力信号から、設定されている読み出しモードに応じて、測距領域内の画素からA像信号、及び、B像信号を取得し、S1106に移行する。S1106では、A像信号、及び、B像信号の相関が最大となるシフト量を算出する相関演算処理を行う。相関演算に用いる相関量(k)は、例えば下記の式(1)で算出することができる。
式(1)で用いる変数kは、相関演算時のシフト量で、−kmax以上kmax以下の整数である。また、変数lは、相関量を算出する被写体領域の開始点、変数wは、相関量を算出する被写体領域のデータ長を示している。A像、及び、B像の射出瞳面上の重心位置は、水平(X軸)方向に対称的に偏倚した光電変化部により像信号を生成するため、光束の進行角度の差による像ずれが生じる。故に、式(1)では、A像、及びB像の被写体領域を変数kにより所定のシフト量で与えることで、A像とB像の被写体領域の相関量を算出している。
各シフト量kについての相関量COR(k)を求めた後、A像とB像の相関が最も高くなるシフト量k、すなわち、相関量CORが最小となるシフト量kの値を求める。なお、相関量COR(k)の算出時におけるシフト量kは整数とするが、相関量COR(k)が最小となるシフト量kを求める場合には、デフォーカス量の精度を向上させるため、適宜補間処理を行いサブピクセル単位の値(実数値)を求める。本実施形態では、相関量CORの差分値の符号が変化するシフト量dkを、相関量COR(k)が最小となるシフト量kとして算出する。
まず、相関量の差分値DCORを以下の式(2)に従って算出する。
DCOR(k)=COR(K)−COR(K−1) ・・・(2)
そして、相関量の差分値DCORを用いて、差分量の符号が変化するシフト量dkを求める。差分量の符号が変化する直前のkの値をk1、符号が変化したkの値をk2(k2=k1+1)とすると、シフト量dkを、以下の式(3)に従って算出する。
そして、相関量の差分値DCORを用いて、差分量の符号が変化するシフト量dkを求める。差分量の符号が変化する直前のkの値をk1、符号が変化したkの値をk2(k2=k1+1)とすると、シフト量dkを、以下の式(3)に従って算出する。
dk=k1+|DCOR(k1)|/|DCOR(k1)−DCOR(k2)|
・・・(3)
・・・(3)
以上のようにして、A像とB像の相関量が最大となるシフト量dkをサブピクセル単位で算出する。シフト量dkに例えば不図示の不揮発性メモリに予め記憶された敏感度を乗じることで、シフト量dkをデフォーカス量DEFに換算する。デフォーカス量DEFの算出を終えると、S1106の処理を終えS1107に移行する。なお、2つの1次元像信号の位相差を算出する方法は、ここで説明したものに限らず、公知の任意の方法を用いることができる。
S1107では、S1106で得られたデフォーカス量DEFに基づき、撮影レンズ1001のレンズ駆動量を算出する。そして、S1109で、レンズ駆動量および駆動方向の情報を撮影レンズ1001のフォーカス制御部1002に送信する。フォーカス制御部1002は、受信したレンズ駆動量と駆動方向の情報に基づいて、フォーカスフォーカスレンズを駆動する。これにより、撮影レンズ1001の焦点調節が行われる。
以上述べたように、同一行におけるA像信号とB像信号の蓄積時間差による露光量差に応じて、第1の読み出しモードと第2の読み出しモードを選択することで、第1の読み出しモードでは、測距領域内のすべての画素からA像信号、および、B像信号を使用することで、S/Nに優れた高精度な測距を可能とし、第2の読み出しモードでは、上述した駆動パターンにより生じる露光量差を受けない画素のみを使用することで、特に、蓄積時間が短い場合や1行の読み出し時間が長い場合に高精度な測距が可能となる。
1001 撮影レンズ、1002 レンズ駆動装置、1003 メカニカルシャッター、
1004 シャッター制御手段、1005 撮像素子、1006 撮像信号処理回路、
1007 タイミング発生部、1008 メモリ、1009 全体制御演算部(CPU)、1010 記録媒体制御、I/F部、1011 記録媒体、1012 外部I/F部
1004 シャッター制御手段、1005 撮像素子、1006 撮像信号処理回路、
1007 タイミング発生部、1008 メモリ、1009 全体制御演算部(CPU)、1010 記録媒体制御、I/F部、1011 記録媒体、1012 外部I/F部
Claims (2)
- 撮影光束を結像させる撮影光学系と、
マイクロレンズを有する画素が行列に配置され、前記画素は少なくとも2つ以上の光電変換部を有し、前記光電変換部のうちの第1光電変換部より前記撮影光学系の射出瞳の一部領域を通過した光束に基づく第1の信号と、前記光電変換部のうちの第2光電変換部より前記撮影光学系の射出瞳の前記一部領域とは異なる一部領域を通過した光束に基づく第2の信号と、前記撮影光学系の射出瞳の全領域を通過した光束に基づく第3の信号を取得することが可能な撮像素子と、
前記撮像素子から前記第1の信号を読み出した後、前記第3の信号を読み出す第1の駆動パターンと、前記撮像素子から前記第2の信号を読み出した後、前記第3の信号を読み出す第2の駆動パターンと、
前記第1の駆動パターンで全ての行から信号を読み出す第1の読み出しモードと、
前記第1の駆動パターンと前記第2の駆動パターンを所定の行単位で周期的に切り替えて、信号を読み出す第2の読み出しモードと、
前記第1の信号と前記第2の信号の位相差に基づいて得られる相関量を算出する位相差演算手段とを有する撮像装置において、
前記第2の読み出しモード時には、前記第1の駆動パターンで読み出した前記第1の信号と前記第2の駆動パターンで読み出した前記第2の信号の位相差に基づいて得られる相関量を算出することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
さらに、上記第1の読み出しモードと上記第2の読み出しモードを選択する読み出しモード選択手段を有し、
前記読み出しモード選択手段は、前記第1の駆動パターンの前記第1の信号と前記第3の信号の蓄積時間の差による露光量差が所定値以上である場合は、前記第1の読み出しモードを選択し、前記第1の駆動パターンの前記第1の信号と前記第3の信号の蓄積時間の差による露光量差が所定値未満の場合は、前記第2の読み出しモードを選択することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018031687A JP2019149608A (ja) | 2018-02-26 | 2018-02-26 | 撮像装置および焦点検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018031687A JP2019149608A (ja) | 2018-02-26 | 2018-02-26 | 撮像装置および焦点検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019149608A true JP2019149608A (ja) | 2019-09-05 |
Family
ID=67849482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018031687A Pending JP2019149608A (ja) | 2018-02-26 | 2018-02-26 | 撮像装置および焦点検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019149608A (ja) |
-
2018
- 2018-02-26 JP JP2018031687A patent/JP2019149608A/ja active Pending
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| Date | Code | Title | Description |
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