JP2019148287A - Fluid supply device and pressing apparatus - Google Patents
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Abstract
【課題】電動モータによって駆動されるポンプと、供給される制御電流に応じて弁開度が変化する電磁弁と、電動モータ及び電磁弁に電流を供給する制御装置とを備えた流体供給装置及び押圧装置において、電磁弁の異常が発生した際にその異常を高精度に検出することが可能な流体供給装置及び押圧装置を提供する。【解決手段】電動モータ80と、電動モータ80によって駆動されるポンプ81と、供給される制御電流に応じて弁開度が変化する電磁弁82と、電動モータ80に駆動電流を供給すると共に電磁弁82に制御電流を供給する制御装置9とを備える流体供給装置100において、制御装置9は、電動モータ80の作動中に制御電流を変化させたときの電動モータ80の作動状態が閾値を超えて変化しないときに電磁弁82に異常が発生していると判定する。【選択図】図6A fluid supply device includes a pump driven by an electric motor, a solenoid valve whose valve opening changes according to a supplied control current, and a control device that supplies current to the electric motor and the solenoid valve. Provided are a fluid supply device and a pressing device that can detect an abnormality of a solenoid valve with high accuracy when an abnormality occurs in the pressing device. An electric motor (80), a pump (81) driven by the electric motor (80), an electromagnetic valve (82) whose valve opening changes according to a supplied control current, and a drive current supplied to the electric motor (80) In the fluid supply device 100 including the control device 9 that supplies the control current to the valve 82, the control device 9 determines that the operation state of the electric motor 80 when the control current is changed during the operation of the electric motor 80 exceeds the threshold value. When it does not change, it is determined that an abnormality has occurred in the electromagnetic valve 82. [Selection diagram] FIG.
Description
本発明は、電動モータによって駆動されるポンプを備えた流体供給装置、及び流体供給装置から供給される流体の圧力によって押圧対象物を押圧する押圧装置に関する。 The present invention relates to a fluid supply device including a pump driven by an electric motor, and a pressing device that presses an object to be pressed by the pressure of a fluid supplied from the fluid supply device.
従来、電動モータによってポンプを駆動し、ポンプから吐出される作動油の圧力を電磁弁によって調節して出力する装置が、例えば車両の駆動力を伝達するクラッチを動作させるために用いられている(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, a device that drives a pump by an electric motor and adjusts and outputs the pressure of hydraulic oil discharged from the pump by an electromagnetic valve is used to operate, for example, a clutch that transmits a driving force of a vehicle ( For example, see Patent Document 1).
特許文献1に記載の油圧制御装置は、2輪駆動状態と4輪駆動状態を切り替え可能な4輪駆動車のトランスファに、4輪駆動状態において駆動力を伝達するクラッチを押圧するための作動油を供給するものであり、電動モータによって駆動されるポンプと、2輪駆動状態と4輪駆動状態とでポンプから吐出される作動油の流路を切り替える切替弁と、切替弁に制御圧を供給する電磁開閉弁と、切替弁とトランスファとの間の作動油の圧力を検知する圧力検知手段と、圧力検知手段の検出値に基づいて切替弁から所定の圧力の作動油が出力されているか否かを判定するための油圧スイッチと、油圧スイッチにより所定の圧力の作動油が出力されていないと判定された場合に切替弁の異常が発生したことを報知する警報手段とを有している。
The hydraulic control device described in
特許文献1に記載の油圧制御装置は、切替弁の異常を検知するために油圧スイッチを設ける必要があるので、このことがコスト上昇の要因となる。また、油圧スイッチのオン又はオフのみにより異常の有無を判定する場合には、例えば切替弁の弁体が可動範囲の中間位置で固着してしまうような異常が発生したとき、その異常を正しく検出できないおそれがある。
In the hydraulic control device described in
そこで、本発明は、電動モータによって駆動されるポンプと、供給される制御電流に応じて弁開度が変化する電磁弁と、電動モータ及び電磁弁に電流を供給する制御装置とを備えた流体供給装置及び押圧装置において、電磁弁の異常が発生した際には、その異常を高精度に検出することが可能な流体供給装置及び押圧装置を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention provides a fluid including a pump driven by an electric motor, an electromagnetic valve whose valve opening changes in accordance with a supplied control current, and a control device that supplies current to the electric motor and the electromagnetic valve. An object of the present invention is to provide a fluid supply device and a pressing device capable of detecting the abnormality with high accuracy when an abnormality of the electromagnetic valve occurs in the supply device and the pressing device.
本発明は、上記の目的を達成するため、供給される駆動電流によって作動する電動モータと、前記電動モータによって駆動されるポンプと、供給される制御電流に応じて弁開度が変化する電磁弁と、前記電動モータに前記駆動電流を供給すると共に前記電磁弁に前記制御電流を供給する制御装置とを備え、前記ポンプから吐出された流体を供給対象に前記弁開度を調節して供給する流体供給装置であって、前記制御装置は、前記電動モータの作動中に前記制御電流を変化させたときの前記電動モータの作動状態が閾値を超えて変化しないときに前記電磁弁に異常が発生していると判定する異常判定制御を実行する、流体供給装置を提供する。 In order to achieve the above object, the present invention provides an electric motor that operates with a supplied drive current, a pump that is driven by the electric motor, and an electromagnetic valve that changes in valve opening according to the supplied control current. And a controller for supplying the drive current to the electric motor and supplying the control current to the electromagnetic valve, and supplying the fluid discharged from the pump to the supply target with the valve opening adjusted The fluid supply device, wherein the control device generates an abnormality in the electromagnetic valve when an operating state of the electric motor does not change exceeding a threshold when the control current is changed during operation of the electric motor. Provided is a fluid supply device that executes an abnormality determination control for determining that an operation is being performed.
本発明に係る流体供給装置及び押圧装置によれば、電磁弁の異常が発生した際に、その異常を高精度に検出することが可能となる。 According to the fluid supply device and the pressing device according to the present invention, when an abnormality occurs in the electromagnetic valve, the abnormality can be detected with high accuracy.
[実施の形態]
本発明の実施の形態について、図1乃至図9を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
[Embodiment]
Embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. In addition, although embodiment described below is shown as a suitable specific example in implementing this invention, although there are some parts which have illustrated various technical matters that are technically preferable. The technical scope of the present invention is not limited to this specific embodiment.
図1は、本発明の実施の形態に係る駆動力配分装置が搭載された4輪駆動車の構成例を模式的に示す構成図である。 FIG. 1 is a configuration diagram schematically showing a configuration example of a four-wheel drive vehicle equipped with a driving force distribution device according to an embodiment of the present invention.
4輪駆動車1は、走行用の駆動力を発生させる駆動源としてのエンジン102、トランスミッション103、左右一対の主駆動輪としての前輪104L,104R及び左右一対の補助駆動輪としての後輪105L,105Rと、エンジン102の駆動力を前輪104L,104R及び後輪105L,105Rに伝達可能な駆動力伝達系101と、駆動力伝達系101における駆動力伝達状態を切り替えるための押圧装置10とを備えている。この4輪駆動車1は、エンジン102の駆動力を前輪104L,104R及び後輪105L,105Rに伝達する4輪駆動状態と、エンジン102の駆動力を前輪104L,104Rのみに伝達する2輪駆動状態とを切り替え可能である。なお、本実施の形態において、各符号における「L」及び「R」は、車両の前進方向に対する左側及び右側の意味で使用している。
The four-
駆動力伝達系101は、フロントディファレンシャル11と、駆動力の伝達を遮断可能な噛み合いクラッチ12と、プロペラシャフト108と、駆動力配分装置13と、前輪側のドライブシャフト106L,106Rと、後輪側のドライブシャフト107L,107Rとを有する。前輪104L,104Rには、エンジン102の駆動力が常に伝達される。後輪105L,105Rには、噛み合いクラッチ12、プロペラシャフト108、及び駆動力配分装置13を介してエンジン102の駆動力が伝達される。駆動力配分装置13は、エンジン102の駆動力を左右の後輪105L,105Rに断続可能かつ差動を許容して配分することが可能である。
The driving
フロントディファレンシャル11は、一対の前輪側のドライブシャフト106L,106Rにそれぞれ連結された一対のサイドギヤ111、一対のサイドギヤ111にギヤ軸を直交させて噛合する一対のピニオンギヤ112、一対のピニオンギヤ112を支持するピニオンギヤシャフト113、及びこれら一対のサイドギヤ111と一対のピニオンギヤ112とピニオンギヤシャフト113を収容するフロントデフケース114を有している。フロントデフケース114には、トランスミッション103で変速されたエンジン102の駆動力が伝達される。
The
噛み合いクラッチ12は、フロントデフケース114と一体に回転する第1回転部材121と、第1回転部材121と軸方向に並んで配置された第2回転部材122と、第1回転部材121と第2回転部材122とを相対回転不能に連結することが可能なスリーブ123とを有している。スリーブ123は、図略のアクチュエータにより、第1回転部材121及び第2回転部材122に噛み合う連結位置と、第2回転部材122にのみ噛み合う非連結位置との間を軸方向に移動する。スリーブ123が連結位置にあるとき、第1回転部材121と第2回転部材122とが相対回転不能に連結され、スリーブ123が非連結位置にあるとき、第1回転部材121と第2回転部材122とが相対回転自在となる。
The meshing
プロペラシャフト108は、エンジン102のトルクをフロントデフケース114から噛み合いクラッチ12を介して受け、駆動力配分装置13側に伝達する。プロペラシャフト108の前輪側端部にはピニオンギヤ108aが設けられており、このピニオンギヤ108aが噛み合いクラッチ12の第2回転部材122に相対回転不能に連結されたリングギヤ108bに噛み合っている。駆動力配分装置13は、プロペラシャフト108から入力される駆動力を後輪側のドライブシャフト107L,107Rに差動を許容して配分する。ドライブシャフト107Lは左後輪105Lに連結され、ドライブシャフト107Rは右後輪105Rに連結されている。
The
(駆動力配分装置の構成)
図2は、駆動力配分装置13の構成例を示す断面図である。図3は、図2の拡大図である。図2では、駆動力配分装置13の全体を、後輪側のドライブシャフト107L,107Rの一部と共に示している。
(Configuration of driving force distribution device)
FIG. 2 is a cross-sectional view illustrating a configuration example of the driving
駆動力配分装置13は、車体に支持される装置ケース2と、プロペラシャフト108が連結される連結部材31と、連結部材31と一体に回転するピニオンギヤシャフト32と、ピニオンギヤシャフト32からエンジン102の駆動力を受けて回転するデフケース40と、デフケース40に入力された駆動力を一対のサイドギヤ43から差動を許容して出力する差動歯車機構4と、差動歯車機構4の一方のサイドギヤ43とドライブシャフト107Lとの間で駆動力を伝達する摩擦クラッチ53を有する駆動力伝達装置5と、差動歯車機構4と駆動力伝達装置5との間に配置された軸状の中間軸50とを備えている。連結部材31とピニオンギヤシャフト32とは、ボルト301及び座金302によって結合されている。また、ピニオンギヤシャフト32は、軸部321とギヤ部322とを有し、軸部321が一対の円錐ころ軸受61,62によって回転可能に支持されている。
The driving
差動歯車機構4は、デフケース40に支持されたピニオンシャフト41と、ピニオンシャフト41に軸支された一対のピニオンギヤ42と、一対のピニオンギヤ42にギヤ軸を直交させて噛合する一対のサイドギヤ43とを有している。デフケース40は、円錐ころ軸受63,64によって装置ケース2に回転可能に支持されている。中間軸50は、一対のサイドギヤ43のうち一方のサイドギヤ43と相対回転不能に連結されている。駆動力伝達装置5は、中間軸50から入力される駆動力を断続及び調節可能にドライブシャフト107Lに伝達する。
The
4輪駆動車1の直進時において、一方のサイドギヤ43から中間軸50及び駆動力伝達装置5を経てドライブシャフト107Lに伝達される駆動力が調節されると、差動歯車機構4の差動機能により、ドライブシャフト107Rにも、ドライブシャフト107Lに伝達される駆動力と同等の駆動力が伝達される。ドライブシャフト107Rは、一対のサイドギヤ43のうち、中間軸50とは反対側の他方のサイドギヤ43にスプライン嵌合によって相対回転不能に連結されている。ドライブシャフト107Lは、スプライン嵌合によって後述する第2回転部材52の連結部521に相対回転不能に連結されている。
When the driving force transmitted from one
(駆動力伝達装置の構成)
駆動力伝達装置5は、中間軸50と一体に回転する第1回転部材51と、ドライブシャフト107Lと一体に回転する第2回転部材52と、第1回転部材51と第2回転部材52との間に配置された摩擦クラッチ53と、押圧装置10における押圧力の出力部材であるピストン7と摩擦クラッチ53との間に配置されたプレッシャプレート54及びスラストころ軸受55とを有している。駆動力伝達装置5は、第1回転部材51に入力される駆動力を第2回転部材52からドライブシャフト107Lに出力する。第1回転部材51は本発明の入力回転部材に相当し、第2回転部材52は本発明の出力回転部材に相当する。
(Configuration of driving force transmission device)
The driving
摩擦クラッチ53は、図3に示すように、第1回転部材51と共に回転する複数のインナクラッチプレート531と、第2回転部材52と共に回転する複数のアウタクラッチプレート532とからなる。インナクラッチプレート531とアウタクラッチプレート532との摩擦摺動は、図略の潤滑油によって潤滑される。複数のインナクラッチプレート531及び複数のアウタクラッチプレート532は、軸方向に沿って交互に配置されている。
As shown in FIG. 3, the
摩擦クラッチ53は、ピストン7の押圧力をプレッシャプレート54及びスラストころ軸受55を介して受けることによって発生するインナクラッチプレート531とアウタクラッチプレート532との摩擦力により、第1回転部材51と第2回転部材52との間で駆動力を伝達する。ピストン7は、第1回転部材51及び第2回転部材52の回転軸線Oに沿う軸方向移動により摩擦クラッチ53を押圧する。
The
シリンダ220に作動油が供給されていないとき、インナクラッチプレート531とアウタクラッチプレート532との間には隙間が形成され、潤滑油による引きずりトルク以上のトルクは第1回転部材51から第2回転部材52に伝達されない。この状態からシリンダ220に作動油が供給されると、ピストン7が前進移動してインナクラッチプレート531とアウタクラッチプレート532との間の隙間が詰まり、その後さらにシリンダ220の圧力が高まると、インナクラッチプレート531とアウタクラッチプレート532とが摩擦接触して第1回転部材51から第2回転部材52に駆動力が伝達される。ピストン7の前進移動時において摩擦クラッチ53に付与される押圧力は、両クラッチプレート531,532の隙間が詰まるまでは小さく、両クラッチプレート531,532の隙間が詰まった後に上昇する。
When the hydraulic oil is not supplied to the
第1回転部材51は、外周面に軸方向に沿って延びる複数のスプライン突起からなるスプライン係合部511aが形成された円筒状の円筒部511と、円筒部511よりも小径で、中間軸50がスプライン嵌合により連結される有底円筒状の連結部512と、円筒部511と連結部512とを接続する接続部513とを一体に有している。連結部512の外周面には、装置ケース2に支持されたシール部材690が摺接する。シール部材690は、駆動力伝達装置5の収容空間と差動歯車機構4の収容空間とを区画している。
The first rotating
プレッシャプレート54は、第1回転部材51の円筒部511の端部に形成された突起511bを挿通させる挿通孔540が形成されており、第1回転部材51に対して相対回転不能かつ軸方向移動可能である。プレッシャプレート54は、第1回転部材51の円筒部511よりも外周側に配置されて摩擦クラッチ53を押圧する押圧部541と、円筒部511の内側に配置された内壁部542とを有している。挿通孔540は、押圧部541と内壁部542との間に形成されている。プレッシャプレート54の内壁部542と、第1回転部材51の接続部513との間には、複数のコイルばね57が軸方向に圧縮された状態で配置されている。図2及び図3では、このうち1つのコイルばね57を図示している。複数のコイルばね57は、プレッシャプレート54をピストン7側に付勢している。
The
第2回転部材52は、第1回転部材51と軸方向に並置されている。第2回転部材52は、図3に示すように、ドライブシャフト107Lが連結される連結部521と、連結部521の第1回転部材51側の端部から軸方向に突出するボス部522と、連結部521から外方に張り出した環状の壁部523と、壁部523の外周端部から軸方向に延びる円筒状の円筒部524とを一体に有している。
The second rotating
摩擦クラッチ53は、第1回転部材51の円筒部511と、第2回転部材52の円筒部524との間に配置されている。インナクラッチプレート531には、その内周側の端部に第1回転部材51の円筒部511のスプライン係合部511aに係合する複数の突起531aが形成されている。これにより、インナクラッチプレート531は、第1回転部材51に対して軸方向移動可能かつ相対回転不能に連結されている。また、アウタクラッチプレート532には、その外周側の端部に第2回転部材52の円筒部524の内周面に形成されたスプライン係合部524aに係合する複数の突起532aが形成されている。これにより、アウタクラッチプレート532は、第2回転部材52に対して軸方向移動可能かつ相対回転不能に連結されている。
The
第1回転部材51は、装置ケース2に取り付けられた玉軸受65によって支持されている。第2回転部材52は、連結部521と装置ケース2の内面との間に配置された玉軸受66によって支持されている。第2回転部材52のボス部522の外周面と第1回転部材51との間には、玉軸受67が配置されている。また、第2回転部材52の壁部523と第1ケース部材21の内面との間には、スラストころ軸受68が配置されている。
The first rotating
装置ケース2は、駆動力伝達装置5を収容する第1ケース部材21と、シリンダ220が形成された第2ケース部材22と、差動歯車機構4及びデフケース40を収容する第3のケース部材23とを有している。第1ケース部材21と第2ケース部材22、及び第2ケース部材22と第3のケース部材23とは、例えばボルト締結によって結合されている。図2及び図3では、第1ケース部材21と第2ケース部材22とを結合する複数のボルト201を図示している。
The
第1ケース部材21には、第2回転部材52を挿通させる挿通孔の内面にシール部材691が嵌着されている。第3のケース部材23には、ドライブシャフト107Rを挿通させる挿通孔の内面にシール部材692が嵌着され、連結部材31及びピニオンギヤシャフト32を挿通させる挿通孔の内面にシール部材693が嵌着されている。
In the
第2ケース部材22には、ピストン7に油圧を付与し、ピストン7を摩擦クラッチ53側に移動させる作動油が供給される環状のシリンダ220、及びシリンダ220に作動油を供給する作動油供給孔221が設けられている。シリンダ220は、回転軸線Oを中心として形成された円環状である。作動油は、本発明の流体の一態様である。
The
シリンダ220には、作動油供給孔221を介して作動油が供給される。ピストン7は、軸方向の一部がシリンダ220内に配置された状態で回転軸線O方向に進退移動可能であり、シリンダ220に供給される作動油の油圧によって摩擦クラッチ53を押圧し、インナクラッチプレート531とアウタクラッチプレート532とを摩擦接触させる。これにより、プロペラシャフト108から後輪105L,105R側に駆動力が伝達される。また、ピストン7は、シリンダ220の作動油の圧力が低下すると、プレッシャプレート54を介して受けるコイルばね57の付勢力によってシリンダ220の奥側に移動し、摩擦クラッチ53から離間する。ピストン7の内周面及び外周面には、それぞれ周方向溝が形成され、これらの周方向溝にOリング71,72が保持されている。
The hydraulic oil is supplied to the
(押圧装置10の構成)
押圧装置10は、図1に示すように、作動油の供給対象であるシリンダ220に作動油を供給する流体供給装置100と、シリンダ220の圧力によって前進移動するピストン7とを有して構成されている。ピストン7は、シリンダ220内の油圧によって押圧対象物である摩擦クラッチ53を押圧する。流体供給装置100は、油圧ユニット8と、油圧ユニット8を制御する制御装置9とを有して構成されている。
(Configuration of the pressing device 10)
As shown in FIG. 1, the
図4は、押圧装置10の構成例を模式的に示す構成図である。油圧ユニット8は、制御装置9から供給される駆動電流によって作動する電動モータ80と、電動モータ80によって駆動されるポンプ81と、制御装置9から供給される制御電流に応じて弁開度が変化する電磁弁82とを備えている。電動モータ80とポンプ81とは、連結軸811によって連結されている。なお、電動モータ80とポンプ81との間に、電動モータ80の回転を所定の減速比で減速する減速機を設けてもよい。また、電動モータ80及びポンプ81をユニット化し、これらが一体に構成された電動ポンプとしてもよい。
FIG. 4 is a configuration diagram schematically illustrating a configuration example of the
流体供給装置100は、ポンプ81から吐出された流体をシリンダ220に電磁弁82の弁開度を調節して供給する。電動モータ80は、例えば三相ブラシレスモータであり、その回転速度が回転速度センサ801によって検出される。また、電動モータ80に供給される駆動電流の電流値は、電流センサ802によって検出される。回転速度センサ801及び電流センサ802の検出信号は制御装置9に送られる。
The
ポンプ81は、それ自体は周知のものであり、電動モータ80の回転速度に応じた吐出量でリザーバ810から汲み上げた作動油を吐出し、電磁弁82に供給する油圧を発生させる。このポンプ81として、具体的には外接ギヤポンプや内接ギヤポンプあるいはベーンポンプ等を用いることができる。ポンプ81から吐出された作動油の一部は、油路812によってリザーバ810に還流する。この油路812にはオリフィス(絞り弁)813が設けられている。
The
電磁弁82は、ポンプ81とシリンダ220との間に配置され、ポンプ81からシリンダ220に供給される作動油の圧力を調節する。シリンダ220に出力される作動油の圧力は、制御装置9から電磁弁82に供給される制御電流に応じて変化する。電磁弁82は、ポンプ81から吐出された作動油の一部を排出し、作動油の圧力を減圧してシリンダ220に出力する。制御装置9は、ポンプ81の吐出圧がピストン7に作用させるべき作動油の油圧よりも高くなるように電動モータ80を制御する。
The
図5は、電磁弁82の構成例を示す断面図である。電磁弁82は、制御電流が供給されないときにシリンダ220への流体の供給を遮断するノーマルクローズ型のソレノイド弁であり、ソレノイド部83と、筒状のスリーブ84と、スリーブ84に収容されたスプール弁85と、スプール弁85をソレノイド部83側に付勢する付勢部材としての復帰用スプリング86とを備えている。ソレノイド部83は、制御装置9から制御電流の供給を受けて作動し、制御電流の大きさに応じた押圧力でスプール弁85を軸方向の一側(復帰用スプリング86側)に押圧する。
FIG. 5 is a cross-sectional view illustrating a configuration example of the
電磁弁82は、バルブボディ89に形成された嵌合穴890にスリーブ84が嵌合した状態で使用される。バルブボディ89には、ポンプ81からの作動油を供給する供給通路891と、作動油をシリンダ220側に導く出力通路892と、余剰の作動油を図略のリザーバ810に導くドレン通路893とが形成されている。
The
スリーブ84には、スプール弁85を収容する弁孔840が設けられている。弁孔840には、スプール弁85が軸方向移動可能に収容されている。図5では、弁孔840の中心軸線Cよりも上側にソレノイド部83に制御電流が供給されていない状態を示し、中心軸線Cよりも下側にソレノイド部83に定格値の制御電流が供給された状態を示している。
The
スリーブ84には、供給通路891に連通する供給ポート841、出力通路892に連通する出力ポート842、及びドレン通路893に連通するドレンポート843が形成されている。供給ポート841及び出力ポート842には、異物の流動を抑制するストレーナ844がそれぞれ装着されている。スリーブ84におけるソレノイド部83とは反対側の端部には、ねじ部845が設けられている。弁孔840の一端は、ねじ部845に螺合する栓体87によって閉塞され、栓体87とスプール弁85の軸方向端面との間には、コイルばねからなる復帰用スプリング86が軸方向に圧縮された状態で配置されている。
The
スプール弁85には、第1及び第2のランド851,852が形成されている。出力ポート842と供給ポート841との間の流路面積は、第1のランド851が弁孔840の中心軸線Cに沿って移動することにより変化し、出力ポート842から出力される作動油の圧力がこの流路面積に応じて変化する。また、出力ポート842とドレンポート843との間の流路面積は、第2のランド852が弁孔840の中心軸線Cに沿って移動することにより変化する。
The
栓体87は、復帰用スプリング86の一端が当接する円板状の基部871と、基部871の中心部に設けられ、スプール弁85に向かって突出する突起872と、基部871の周縁部に設けられ、スリーブ84のねじ部845に螺合する円筒部873とを一体に有している。スプール弁85には、ソレノイド部83とは反対側の端部に開口する収容穴850が形成されており、この収容孔850に円柱状の閉塞部材88が軸方向移動可能に収容されている。収容穴850は、中心軸線Cに沿って延び、その底部側の端部と出力ポート842とが連通路853によって連通している。収容孔850の開口側への閉塞部材88の移動は、栓体87の突起872によって規制されている。連通路853から収容孔850に導入された作動油の圧力は、スプール弁85をソレノイド部83側に押圧するフィードバック圧となる。
The
ソレノイド部83は、スリーブ84に固定されたソレノイドケース831と、ソレノイドケース831に保持されたボビン832と、ボビン832に巻き回された電磁コイル833と、電磁コイル833が発生する磁束を受けてソレノイドケース831に対して軸方向に移動する円筒状のプランジャ834と、プランジャ834と一体に軸方向移動してスプール弁85を押圧するシャフト835と、シャフト835を挿通させてソレノイドケース831の内側に配置されたソレノイドコア836とを有している。
The
電磁弁82は、電磁コイル833に制御電流が供給されないとき、シャフト835が復帰用スプリング86の付勢力をスプール弁85を介して受け、シャフト835の後端部がソレノイドケース831の底部831aに当接する。このとき、供給ポート841と出力ポート842との連通が遮断されると共に、出力ポート842とドレンポート843とが連通する。
In the
一方、電磁コイル833に制御電流が供給されると、電磁コイル833の磁力によってプランジャ834がスリーブ84側に移動する。これに伴い、シャフト835が復帰用スプリング86の付勢力に抗してスプール弁85を軸方向移動させる。これにより、供給ポート841と出力ポート842とが連通すると共に、出力ポート842とドレンポート843との連通が遮断され、供給通路891に供給された作動油が出力通路892に出力される。
On the other hand, when a control current is supplied to the
(制御装置の構成及び制御方法)
制御装置9は、油圧ユニット8と協調して動作するように噛み合いクラッチ12(図1参照)を制御する、制御装置9は、前輪104L,104Rのみに駆動力が伝達される2輪駆動状態での走行時に、噛み合いクラッチ12の第1回転部材121及び第2回転部材122との連結を解除すると共に、油圧ユニット8を制御して駆動力伝達装置5の摩擦クラッチ53を駆動力が伝達されない解放状態とする。これにより、4輪駆動車1が走行中であってもプロペラシャフト108の回転が停止し、ピニオンギヤ108aとリングギヤ108bとの噛み合い部、及びピニオンギヤシャフト32とリングギヤ44との噛み合い部におけるギヤオイルの撹拌抵抗等による走行抵抗が軽減され、ひいては4輪駆動車1の燃費性能が向上する。
(Configuration of control device and control method)
The
また、2輪駆動状態での走行中に、例えば前輪104L,104Rの一方又は両方にスリップが発生して車両の挙動が不安定となったとき、制御装置9は、油圧ユニット8の制御によって駆動力伝達装置5を動作させ、後輪105L,105Rの回転力を差動歯車機構4を介してピニオンギヤシャフト32に伝達し、プロペラシャフト108を回転させる。そして、制御装置9は、噛み合いクラッチ12の第1回転部材121と第2回転部材122との回転が同期したとき、噛み合いクラッチ12を制御して第1回転部材121と第2回転部材122とをスリーブ123によって連結する。これにより、エンジン102の駆動力を噛み合いクラッチ12、プロペラシャフト108、及び駆動力配分装置13を介してドライブシャフト107L,107Rから後輪105L,105Rに伝達可能な状態となる。その後、制御装置9は、油圧ユニット8の制御によって後輪105L,105Rに伝達される駆動力を調節する。
Further, when the vehicle behavior becomes unstable due to slippage of one or both of the
制御装置9は、図4に示すように、半導体記憶素子からなる記憶手段としての記憶部90と、CPU等の演算素子からなる制御部91と、電動モータ80に駆動電流を出力する駆動電流出力部92と、電磁弁82に制御電流を出力する制御電流出力部93とを有している。
As shown in FIG. 4, the
制御部91は、記憶部90に記憶されたプログラムをCPUが実行することで、通常制御手段911、異常判定手段912、及び警報手段913として機能する。駆動電流出力部92は、複数のスイッチング素子を有し、例えばPWM制御によって駆動電流としての三相交流電流を電動モータ80に供給する。制御電流出力部93も同様に、スイッチング素子によるPWM制御によって制御電流を電磁弁82に出力する。なお、通常制御手段911、異常判定手段912、及び警報手段913の機能のうち一部又は全部をASIC等のハードウェアにより実現してもよい。
The control unit 91 functions as a normal control unit 911, an
通常制御手段911は、車両走行状態に応じて上記のように2輪駆動状態と4輪駆動状態とを切り替えると共に、4輪駆動状態において後輪105L,105Rに伝達される駆動力を調節するための制御を行う。また、通常制御手段911は、電動モータ80の目標回転速度を演算し、回転速度センサ801によって検出される電動モータ80の実回転速度が目標回転速度に近づくようにフィードバック制御を行う。通常制御手段911は、例えばアクセルペダルの踏み込み量や、前輪104L,104Rと後輪105L,105Rとの回転速度差に基づいて電動モータ80の目標回転速度を演算する。
The normal control unit 911 switches between the two-wheel drive state and the four-wheel drive state as described above according to the vehicle running state and adjusts the driving force transmitted to the
異常判定手段912は、電動モータ80の作動中に電磁弁82に供給する制御電流を変化させたときの電動モータ80の作動状態が閾値を超えて変化しないときに電磁弁82に異常が発生していると判定する異常判定制御を実行する。警報手段913は、異常判定手段912により電磁弁82に異常が発生していると判定されたとき、異常の発生を示す異常信号を出力し、例えば4輪駆動車1のインスツルメンツパネルの警告灯を点灯させることにより運転者に異常の発生を報知する。
The
図6は、制御部91が異常判定手段912として実行する異常判定制御の手順の一例を示すフローチャートである。図7(a)及び(b)は、異常判定制御の実行時において、電磁弁82に異常が発生していないときの電動モータ80の作動状態及び電磁弁82に供給する制御電流の変化を示すグラフである。図8(a)及び(b)は、異常判定制御の実行時において、電磁弁82に異常が発生しているときの電動モータ80の作動状態及び電磁弁82に供給する制御電流の変化を示すグラフである。図7及び図8では、(a)に電動モータ80の回転速度の変化を示し、(b)に電磁弁82に供給する制御電流の変化を示している。また、図7,8の(a)及び(b)のグラフの横軸は時間軸である。
FIG. 6 is a flowchart illustrating an example of a procedure of abnormality determination control executed by the control unit 91 as the
制御部91が異常判定手段912として実行する異常判定制御の概要は、次の通りである。すなわち、電動モータ80の作動中に電磁弁82に供給する制御電流を第1電流値から第2電流値に変化させたとき、及び電磁弁82に供給する制御電流を第2電流値から第1電流値に戻したときのうち、少なくとも何れかにおいて電動モータ80の作動状態が閾値を超えて変化しないときに電磁弁82に異常が発生していると判定する。また、本実施の形態では、ピストン7の前進移動中であって、摩擦クラッチ53に付与されるピストン7の押圧力が上昇する前に異常判定制御を実行する。
The outline of the abnormality determination control executed by the control unit 91 as the abnormality determination means 912 is as follows. That is, when the control current supplied to the
本実施の形態では、異常判定手段912の判定の基準となる電動モータ80の作動状態として、電動モータ80の回転速度(実回転速度)を用いる。すなわち、電動モータ80の作動中に電磁弁82に供給する制御電流を変化させたときの電動モータ80の回転速度の変化が閾値を超えて変化しないときに電磁弁82に異常が発生していると判定する。つまり、電磁弁82に供給する制御電流を変化させることにより電動モータ80の負荷(回転抵抗)を変化させる場合、電磁弁82が正常に動作していれば電動モータ80の回転速度に変化が現れ、電磁弁82が正常に動作していなければ電動モータ80の回転速度が変化しないので、電動モータ80の回転速度の変化量に基づいて電磁弁82の異常の有無を判定することができる。
In the present embodiment, the rotational speed (actual rotational speed) of the
制御部91は、図6のフローチャートに示す処理を、第1回転部材51と第2回転部材52との相対回転がない状態で実行する。より具体的には、4輪駆動車1が2輪駆動状態でかつ速度一定で直進する定常走行状態であるとき、あるいは停車中に異常判定制御を実行する。また、2輪駆動状態から4輪駆動状態への切り替え時に異常判定制御を実行してもよい。このようなタイミングで図6に示すフローチャートの処理を実行することにより、駆動力伝達系101に衝撃による音や振動を発生させることなく、異常判定制御を実行することができる。なお、図6におけるフローチャートの処理の開始時において、後述する第1タイマカウンタ及び第2タイマカウンタはゼロに初期設定され、第1確認フラグ及び第2確認フラグはオフ状態であるものとする。
The control unit 91 executes the process shown in the flowchart of FIG. 6 in a state where there is no relative rotation between the first rotating
図6のフローチャートに示す処理において、異常判定手段921はまず、電動モータ80を作動させる(ステップS1)。具体的には、電動モータ80の目標回転速度をゼロから所定の値にし、電動モータ80への駆動電流の供給を開始する。これにより、ポンプ81が駆動される。また、これと同時に、異常判定手段921は、電磁弁82に供給する制御電流を第1電流値とする(ステップS2)。これにより、供給ポート841と出力ポート842とが連通し、シリンダ220への作動油の供給が開始される。本実施の形態では、この第1電流値として、ソレノイド部83の定格電流値を用いる。なお、ステップS1及びS2の処理は、必ずしも同時でなくともよく、何れかの処理を先に実行してもよい。
In the process shown in the flowchart of FIG. 6, the abnormality determination unit 921 first operates the electric motor 80 (step S1). Specifically, the target rotational speed of the
次に、異常判定手段921は、回転速度センサ801の検出信号に基づいて電動モータ80の回転速度を検出し(ステップS3)、電動モータ80の回転速度が所定値以上となったか否かを判定する(ステップS4)。この判定で電動モータ80の回転速度が所定値未満である場合(S4:No)、ステップS3及びステップS4の処理を所定の時間間隔で再度実行する。なお、ステップS1において電動モータ80への駆動電流の供給を開始した後、所定時間内に電動モータ80の回転速度が所定値以上とならない場合に後述するステップS18の処理に進むようにしてもよい。
Next, the abnormality determination unit 921 detects the rotation speed of the
ステップS4の判定で電動モータ80の回転速度が所定値以上である場合(S4:Yes)、異常判定手段921は、電磁弁82に供給する制御電流を第2電流値とする(ステップS5)。本実施の形態では、この第2電流値がゼロであり、ステップS5の処理を実行することにより電磁弁82への制御電流の供給が遮断され、供給ポート841と出力ポート842との連通が遮断される。これにより、電動モータ80の負荷が大きくなる。なお、第1電流値はソレノイド部83の定格電流値よりも低い値でもよく、第2電流値はゼロよりも大きな値であってもよい。ただし、第1電流値及び第2電流値は、電磁弁82が正常である場合に、検出可能な程度の電動モータ80の回転速度の変化をもたらす値である必要がある。
When the rotation speed of the
次に、異常判定手段921は、電磁弁82に供給する制御電流を第1電流値に戻すまでのタイマとして機能する第1タイマカウンタをインクリメントし(ステップS6)、回転速度センサ801の検出信号に基づいて電動モータ80の回転速度を検出し(ステップS7)、電動モータ80の回転速度が第1閾値未満となったか否かを判定する(ステップS8)。この判定において、電動モータ80の回転速度が第1閾値未満となっていれば第1確認フラグをオン状態とし(ステップS9)、第1閾値未満となっていなければ第1確認フラグをオン状態としない。
Next, the abnormality determination unit 921 increments a first timer counter that functions as a timer until the control current supplied to the
次に、異常判定手段921は、第1タイマカウンタが所定値となっているか否かを判定し(ステップS10)、第1タイマカウンタが所定値となっていなければ(S10:No)、ステップS6以降の処理を再度実行する。一方、異常判定手段921は、タイマカウンタが所定値となっていれば(S10:Yes)、電磁弁82に供給する制御電流を第1電流値に戻す(ステップS11)。
Next, the abnormality determination unit 921 determines whether or not the first timer counter has a predetermined value (step S10). If the first timer counter does not have the predetermined value (S10: No), step S6 is performed. The subsequent processing is executed again. On the other hand, if the timer counter has reached the predetermined value (S10: Yes), the abnormality determination unit 921 returns the control current supplied to the
これにより、電磁弁82の供給ポート841と出力ポート842とが連通し、シリンダ220に作動油が流れ込みやすくなることによって電動モータ80の負荷が小さくなる。このように、本実施の形態では、シリンダ220に供給される作動油が減少するように電磁弁82に供給する制御電流を一時的に変化させる。より具体的には、出力ポート842と供給ポート841との連通が第1のランド851により遮断された閉弁状態となるように電磁弁82に供給する制御電流を一時的に減少させる。
As a result, the
次に、異常判定手段921は、第2タイマカウンタをインクリメントし(ステップS12)、回転速度センサ801の検出信号に基づいて電動モータ80の回転速度を検出し(ステップS13)、電動モータ80の回転速度が第2閾値を超えたかを判定する(ステップS14)。電動モータ80の回転速度が第2閾値を超えていれば、第2確認フラグをオン状態とする(ステップS15)。
Next, the abnormality determination unit 921 increments the second timer counter (step S12), detects the rotation speed of the
次に、異常判定手段921は、第2タイマカウンタが所定値となっているか否かを判定し(ステップS16)、第2タイマカウンタが所定値となっていなければ(S16:No)、ステップS12以降の処理を再度実行する。一方、第2タイマカウンタが所定値となっていれば(S16:Yes)、第1確認フラグ及び第2確認フラグに基づき、電磁弁82の異常の有無を判定する(ステップS17)。
Next, the abnormality determination unit 921 determines whether or not the second timer counter is a predetermined value (step S16). If the second timer counter is not the predetermined value (S16: No), step S12 is performed. The subsequent processing is executed again. On the other hand, if the second timer counter is a predetermined value (S16: Yes), the presence or absence of abnormality of the
本実施の形態では、第1確認フラグ及び第2確認フラグが共にオン状態である場合にステップS17の処理において電磁弁82が正常であると判定し、第1確認フラグ及び第2確認フラグの何れかがオン状態でなければ電磁弁82が異常であると判定する。電磁弁82が異常であると判定された場合、制御部91は、警報手段913として、異常の発生を示す異常信号を出力する(ステップS18)。これにより、例えば4輪駆動車1のインスツルメンツパネルの警告灯が点灯し、運転者に異常の発生が報知される。
In the present embodiment, when both the first confirmation flag and the second confirmation flag are on, it is determined that the
なお、ステップS17の処理において、第1確認フラグ及び第2確認フラグの何れかがオン状態である場合に電磁弁82が正常であると判定してもよい。また、第1確認フラグのみ、あるいは第2確認フラグのみにより、電磁弁82の異常の有無を判定してもよい。第1確認フラグのみにより電磁弁82の異常の有無を判定する場合、上記の各処理のうち第2確認フラグに関連する処理を省略することができる。また、第2確認フラグのみにより電磁弁82の異常の有無を判定する場合、上記の各処理のうち第1確認フラグに関連する処理を省略することができる。
In the process of step S17, it may be determined that the
図7及び図8(a)のグラフでは、ステップS4における電動モータ80の回転速度の所定値をV0で示し、ステップS8及びS14の第1閾値及び第2閾値をそれぞれV1,V2で示している。なお、第1閾値及び第2閾値は、固定値でもよいが、作動油の温度に応じて変えてもよい。作動油は、温度によって粘度が変化するので、第1閾値及び第2閾値を作動油の温度に応じて変えることで、より高精度な異常検出を行うことが可能となる。
In the graphs of FIGS. 7 and 8A, the predetermined value of the rotation speed of the
また、図7(b)のグラフでは、ステップS2で電磁弁82に供給する制御電流を第1電流値とした時刻をt0、ステップS5で電磁弁82に供給する制御電流を第2電流値とした時刻をt1、ステップS11で電磁弁82に供給する制御電流を第1電流値とした時刻をt2で示している。なお、時刻t1,t2では、ピストン7が前進移動中である。
In the graph of FIG. 7B, the time when the control current supplied to the
図7に示すように、電磁弁82が正常に動作する場合には、時刻t1において電磁弁82に供給する制御電流を減少させて第2電流値とすることにより、電動モータ80の負荷が大きくなって回転速度が低下し、回転速度センサ801によって検出される電動モータ80の回転速度が第1閾値未満V1となる。また、時刻t2において電磁弁82に供給する制御電流を第1電流値とすることにより、電動モータ80の負荷が小さくなって回転速度が上昇し、回転速度センサ801によって検出される電動モータ80の回転速度が一時的に第2閾値V2を超える。一方、電磁弁82に異常がある場合には、電磁弁82に供給する制御電流を変えても電動モータ80の負荷が変わらず、電動モータ80の回転速度が変化しない。よって、電動モータ80の回転速度の変化に基づいて電磁弁82の異常の有無を検出することができる。
As shown in FIG. 7, when the
なお、図6のフローチャートでは、異常判定手段912の判定の基準となる電動モータ80の作動状態として、電動モータ80の回転速度を用いる場合について説明したが、これに限らず、電動モータ80の作動状態として駆動電流を用いてもよい。つまり、電磁弁82に供給する制御電流が小さくなって電動モータ80の回転速度が低下した際には、目標回転速度に実回転速度を近づけるように駆動電流が大きくなる。また、電磁弁82に供給する制御電流が大きくなって電動モータ80の実回転速度が目標回転速度を上回った際には駆動電流が小さくなる。したがって、電動モータ80に供給される駆動電流の大きさに基づいて電磁弁82の異常の有無を検出することが可能である。
In the flowchart of FIG. 6, the case where the rotational speed of the
(油圧ユニットの変形例)
図9は、変形例に係る油圧ユニット8Aの構成を示す構成図である。図4に示した油圧ユニット8の構成例では、ポンプ81から吐出された作動油が電磁弁82を経てシリンダ220に供給される場合について説明したが、図9に示す変形例では、油路814によってポンプ81から直接的にシリンダ220に作動油が供給され、この油路814から分岐してリザーバ810に至る帰還油路815に電磁弁82Aが介在して配置されている。
(Modified example of hydraulic unit)
FIG. 9 is a configuration diagram illustrating a configuration of a
電磁弁82Aは、上記の電磁弁82と同様、制御装置9から供給される制御電流に応じて弁開度が変化するが、上記の電磁弁82とは逆に、制御電流が供給されないときに開弁状態となり、供給される制御電流が大きくなると閉弁状態となる。すなわち、電磁弁82Aは、ノーマルオープン型のソレノイド弁である。電磁弁82Aの全閉状態では、帰還油路815が閉鎖されるので、ポンプ81から吐出された作動油がそのままシリンダ220に供給される。また、電磁弁82Aに供給される制御電流が小さくなると、電磁弁82Aを介してリザーバ810に作動油が流れやすくなり、弁開度が全開となるとシリンダ220には作動油が供給されなくなる。
As with the
このような油圧ユニット8Aの構成においても、電磁弁82Aに供給される制御電流の大きさによって電動モータ80の負荷が変化するので、上記と同様に電磁弁82Aの異常の有無を検出することができる。
Even in such a configuration of the
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、電磁弁82に供給する制御電流を変化させたときの電動モータ80の作動状態の変化に基づいて異常判定制御を実行するので、電磁弁82の異常を高精度に検出することが可能となる。また、第1回転部材51と第2回転部材52との相対回転が実質的にない状態で異常判定制御を実行するので、駆動力伝達系101の音や振動により運転者や同乗者に不快感を与えてしまうことを抑制できる。
(Operation and effect of the embodiment)
According to the embodiment described above, the abnormality determination control is executed based on the change in the operating state of the
(付記)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、これらの実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
(Appendix)
As mentioned above, although this invention was demonstrated based on embodiment, these embodiment does not limit the invention which concerns on a claim. In addition, it should be noted that not all the combinations of features described in the embodiments are essential to the means for solving the problems of the invention.
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、4輪駆動車1の駆動力伝達系101や駆動力配分装置13及び電磁弁82の構成は、図1乃至図5に例示したものに限らず、様々な構成のものを採用することが可能である。
Further, the present invention can be appropriately modified and implemented without departing from the spirit of the present invention. For example, the configurations of the driving
1…4輪駆動車 10…押圧装置
100…流体供給装置 51…第1回転部材
52…第2回転部材 53…摩擦クラッチ
7…ピストン 8,8A…油圧ユニット
80…電動モータ 81…ポンプ
82,82A…電磁弁 9…制御装置
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記制御装置は、前記電動モータの作動中に前記制御電流を変化させたときの前記電動モータの作動状態が閾値を超えて変化しないときに前記電磁弁に異常が発生していると判定する異常判定制御を実行する、
流体供給装置。 An electric motor that operates according to the supplied drive current, a pump that is driven by the electric motor, an electromagnetic valve whose valve opening changes according to the supplied control current, and the drive current that is supplied to the electric motor And a control device that supplies the control current to the electromagnetic valve, and a fluid supply device that supplies the fluid discharged from the pump to the supply target by adjusting the valve opening degree,
The controller determines that an abnormality has occurred in the electromagnetic valve when the operating state of the electric motor when the control current is changed during operation of the electric motor does not change beyond a threshold value. Execute judgment control,
Fluid supply device.
請求項1に記載の流体供給装置。 The control device, when executing the abnormality determination control, when changing the control current from the first current value to the second current value, and when returning from the second current value to the first current value Among them, it is determined that an abnormality has occurred in the electromagnetic valve when the operating state of the electric motor does not change beyond a threshold value in at least any one of them,
The fluid supply apparatus according to claim 1.
前記制御装置は、前記ピストンの前進移動中であって前記押圧対象物に付与されるピストンの押圧力が上昇する前に前記異常判定制御を実行する、
押圧装置。 A pressing device comprising: the fluid supply device according to claim 1; and a piston that moves forward by the pressure of a cylinder to which fluid is supplied from the fluid supply device, wherein the pressing object is pressed by the piston.
The control device performs the abnormality determination control while the piston is moving forward and before the pressing force of the piston applied to the pressing object increases.
Pressing device.
前記制御装置は、前記異常判定制御を前記入力回転部材と前記出力回転部材との相対回転がない状態で実行する、
請求項3に記載の押圧装置。 The pressing object is a friction clutch that transmits a driving force from an input rotating member to an output rotating member in a vehicle,
The control device executes the abnormality determination control in a state where there is no relative rotation between the input rotation member and the output rotation member.
The pressing device according to claim 3.
前記制御装置は、前記主駆動輪のみに駆動力が伝達される2輪駆動状態から前記主駆動輪及び補助駆動輪に駆動力が伝達される4輪駆動状態に移行する際に前記異常判定制御を実行する、
請求項3に記載の押圧装置。 The object to be pressed is a friction clutch that transmits a driving force to the auxiliary driving wheel side in a four-wheel drive vehicle including a main driving wheel and an auxiliary driving wheel.
The controller determines the abnormality determination control when shifting from a two-wheel drive state in which driving force is transmitted only to the main driving wheel to a four-wheel driving state in which driving force is transmitted to the main driving wheel and auxiliary driving wheel. Run the
The pressing device according to claim 3.
請求項3乃至5の何れか1項に記載の押圧装置。 The control device executes the abnormality determination control by temporarily changing the control current so that the fluid supplied to the cylinder decreases during the forward movement of the piston.
The pressing device according to any one of claims 3 to 5.
前記制御装置は、前記異常判定制御を実行する際、前記電磁弁が閉弁状態となるように前記制御電流を一時的に減少させる、
請求項6に記載の押圧装置。 The solenoid valve is a normally closed solenoid valve that is disposed between the pump and the cylinder and shuts off the supply of fluid to the cylinder when the control current is not supplied.
The control device, when executing the abnormality determination control, temporarily decreases the control current so that the electromagnetic valve is in a closed state,
The pressing device according to claim 6.
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