JP2019147290A - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】特別なセンサや制御を必要とせずにインク吸収体を適切に巻き取ることができるプリンタを提供する。【解決手段】プリンタ10は、ノズル面42に付着したインクを除去するインク吸収体100と、インク吸収体100を巻き取る巻き取り軸68と、インク吸収体100を供給軸66から巻き取り軸68に搬送する搬送軸70と、搬送軸70を回転させる駆動装置84と、搬送軸70および巻き取り軸68の回転を連動させる連動機構72と、を備え、連動機構72は、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下の場合には、搬送軸70と巻き取り軸68とを連動させて搬送軸70および巻き取り軸68を回転させ、かつ、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルクを越える場合には、搬送軸70と巻き取り軸68とを連動させずに搬送軸70を回転させかつ巻き取り軸68を回転させない。【選択図】図4
Description
本発明は、インクジェットプリンタに関する。
従来から、複数のノズルおよびノズルが形成されたノズル面を有するインクヘッドを備え、インクジェット方式により記録媒体上に所定の印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。インクジェットプリンタでは、インクヘッドのノズルおよびノズル面に付着したインクや粉塵を清掃するメンテナンス機構が不可欠である。
メンテナンス機構として、例えば、ノズル面をワイピングするワイピングユニットが知られている。例えば、特許文献1には、ノズル面をワイピングする紙等のシート状のインク吸収体を備えたワイピングユニットが開示されている。インク吸収体がノズル面に接触した状態で、インク吸収体とノズル面とが相対移動することにより、ノズル面に付着したインクや粉塵がインク吸収体によって拭き取られる。これにより、ノズルやノズル面においてインクが固化することが防止され、インクの吐出不良を防ぐことができる。
ところで、特許文献1に示す技術では、シート状のインク吸収体がロール状に巻き付けられた送り出し軸と、インク吸収体を巻き取る巻き取り軸とを備えており、ノズル面を拭き取ったインク吸収体は巻き取り軸に巻き取られている。即ち、巻き取り軸は、インク吸収体がノズル面をワイピングする毎に所定の角度だけ回転し、インク吸収体のうちインクを吸収して汚れた部分を巻き取って、インク吸収体のうち汚れのない新しい部分がノズル面と接触可能となるように動作する。
ここで、図8に示すように、例えば上記所定の角度θを90°とした場合、巻き取り軸110にインク吸収体120がほとんど巻き取られていないとき(即ち巻き取り軸110に巻き取られたインク吸収体120の外径Rが比較的小さいとき)に巻き取り軸110に巻き取られるインク吸収体120の長さはAとなる。一方、図9に示すように、巻き取り軸110に巻き取られたインク吸収体120の量が多いとき(即ち巻き取り軸110に巻き取られたインク吸収体120の外径Rが比較的大きいとき)に巻き取り軸110に巻き取られるインク吸収体120の長さはBとなる。このように、巻き取り軸110を同じ角度θだけ回転させると、巻き取り軸110に巻き取られたインク吸収体120の外径Rが大きくなるほど、インク吸収体120の巻き取り量が多くなり、インクで汚れた部分だけでなく汚れのない新しい部分まで巻き取られることになる。従って、インク吸収体120を有効に用いることができない。
また、インク吸収体の外径に応じて巻き取り軸の回転角度を変更しようとすると、外径を検知するセンサおよび複雑な制御が必要となる。さらに、センサに不良が発生してしまうとインク吸収体の外径を正確に把握することができず、インク吸収体を適切に巻き取ることができなくなる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、特別なセンサや制御を必要とせずにインク吸収体を適切に巻き取ることができるインクジェットプリンタを提供することである。
本発明に係るインクジェットプリンタは、記録媒体にインクを吐出するノズルおよび前記ノズルが形成されたノズル面を有するインクヘッドと、前記ノズル面に付着したインクを除去するシート状のインク吸収体と、前記インクヘッドより下方に配置され、前記インク吸収体を収容するケースと、前記ケース内に回転可能に配置され、前記インク吸収体が巻き付けられた供給軸と、前記ケース内に回転可能に配置され、前記インク吸収体を巻き取る巻き取り軸と、前記ケース内に回転可能に配置され、前記インク吸収体が巻き掛けられ、前記インク吸収体を前記供給軸から前記巻き取り軸に向けて搬送する搬送軸と、前記搬送軸を回転させる駆動装置と、前記搬送軸の回転と、前記巻き取り軸の回転とを連動可能に構成された連動機構と、を備え、前記連動機構は、前記巻き取り軸を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下の場合には、前記搬送軸と前記巻き取り軸とを連動させることによって前記搬送軸および前記巻き取り軸を回転させ、かつ、前記巻き取り軸を回転させるのに必要なトルクが前記所定のトルクを越える場合には、前記搬送軸と前記巻き取り軸とを連動させないことによって前記搬送軸を回転させかつ前記巻き取り軸を回転させない。
本発明のインクジェットプリンタによると、駆動装置が搬送軸を回転させることによって、インク吸収体は供給軸から巻き取り軸に向けて搬送される。これにより、インク吸収体のうちノズル面に付着したインクを除去した部分が巻き取り軸へと搬送される。ここで、連動機構は、巻き取り軸を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下の場合には、搬送軸と巻き取り軸とを連動させることによって搬送軸および巻き取り軸を回転させるように構成されている。巻き取り軸を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下の場合とは、例えば、搬送軸と巻き取り軸との間でインク吸収体にゆるみがあり、インク吸収体に張力が加わっていない場合である。かかる場合には、搬送軸によって搬送されたインク吸収体は巻き取り軸に巻き取られる。
一方、連動機構は、巻き取り軸を回転させるのに必要なトルクが所定のトルクを越える場合には、搬送軸と巻き取り軸とを連動させないことによって搬送軸を回転させかつ巻き取り軸を回転させないように構成されている。巻き取り軸を回転させるのに必要なトルクが所定のトルクを越える場合とは、例えば、搬送軸と巻き取り軸との間でインク吸収体に十分な張力が加わっている場合である。かかる場合には、巻き取り軸は停止したままで搬送軸が回転することによって、インク吸収体が巻き取り軸側に搬送される。これにより、搬送軸と巻き取り軸との間でインク吸収体にゆるみが生じ、巻き取り軸を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下になる。このように、搬送軸は常に回転が可能となるように構成されており、巻き取り軸は搬送軸によって搬送されたインク吸収体の長さに応じて回転し、搬送された分だけインク吸収体を巻き取る。このため、巻き取り軸において余分にインク吸収体を巻き取ることが抑制される。
本発明によれば、特別なセンサや制御を必要とせずにインク吸収体を適切に巻き取ることができるインクジェットプリンタを提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本実施形態に係るインクジェットプリンタ(以下、プリンタという。)について説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら本発明を特に限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材、部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1は、本実施形態に係るプリンタ10の正面図である。以下の説明では、プリンタ10を正面から見たときに、プリンタ10から遠ざかる方を前方、プリンタ10に近づく方を後方とする。左、右、上、下とは、プリンタ10を正面から見たときの左、右、上、下をそれぞれ意味するものとする。また、図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を意味するものとする。また、図面中の符号Yは主走査方向を示している。ここでは、主走査方向Yは左右方向である。符号Xは副走査方向を示している。ここでは、副走査方向Xは前後方向であり、平面視において主走査方向Yと直交している。また、プリンタ10の後側を上流側と称し、プリンタ10の前側を下流側と称する。また、本実施形態では、上流側から下流側へ向かう方向を行き方向X1とし、下流側から上流側へ向かう方向を帰り方向X2とする。ただし、上記方向は説明の便宜上定めた方向に過ぎず、プリンタ10の設置態様を何ら限定するものではなく、本発明を何ら限定するものでもない。
プリンタ10は、インクジェット式のプリンタである。プリンタ10は、家庭用のプリンタと比較すると主走査方向Yに長い、いわゆる大型のプリンタである。例えば、プリンタ10は、業務用のプリンタである。本実施形態では、プリンタ10は、ロール状の記録媒体5を順次前方に移動させると共に、主走査方向Yに移動するキャリッジ30に搭載されたインクヘッド40A(図2参照)、40B、40C、40Dからインクが吐出されることによって、記録媒体5上に画像を印刷する。
記録媒体5は、例えば、記録紙である。ただし、記録媒体5は、記録紙に限定されない。例えば、記録媒体5には、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエステルなどの樹脂材料から形成されたシート、アルミや鉄等から形成された金属板、ガラス板、木材板等が含まれる。
図1に示すように、プリンタ10は、プリンタ本体10aと、脚11と、操作パネル12と、プラテン16と、インクヘッドユニット40と、ヘッド移動機構31と、媒体搬送機構32と、制御装置50と、ワイピングユニット60と、キャッピングユニット90とを備えている。プリンタ本体10aは、主走査方向Yに延びたケーシングを有する。脚11は、プリンタ本体10aを支持するものであり、プリンタ本体10aの下面に設けられている。操作パネル12は、例えばプリンタ本体10aの右側の前面に設けられている。ただし、操作パネル12の位置は特に限定されない。操作パネル12は、例えば、ユーザが印刷に関する操作を行うものである。図示は省略するが、操作パネル12には、例えば、解像度、インクの濃さなどの印刷に関する情報や、印刷中のプリンタ10のステータスなどが表示される表示部、および、印刷に関する情報を入力するための入力部などが備えられている。
プラテン16は、記録媒体5への印刷の際、記録媒体5を支持するものである。プラテン16には、記録媒体5が載置される。記録媒体5への印刷は、プラテン16上で行われる。プラテン16は主走査方向Yに延びている。
ヘッド移動機構31は、プラテン16に載置された記録媒体5に対してインクヘッドユニット40のキャリッジ30を相対的に主走査方向Yに移動させる機構である。ヘッド移動機構31は、キャリッジ30を主走査方向Yに移動させる。なお、ヘッド移動機構31の構成は特に限定されない。ヘッド移動機構31は、ガイドレール20と、プーリ21と、プーリ22と、無端状のベルト23と、キャリッジモータ24とを備えている。ガイドレール20は、キャリッジ30の主走査方向Yへの移動をガイドするものである。ガイドレール20は、プラテン16の上方に配置されている。ガイドレール20は主走査方向Yに延びている。プーリ21は、ガイドレール20の左端部分に設けられている。プーリ22は、ガイドレール20の右端部分に設けられている。ベルト23は、プーリ21とプーリ22とに巻き掛けられている。右側のプーリ22には、キャリッジモータ24が接続されている。ただし、キャリッジモータ24は、左側のプーリ21に接続されていてもよい。ここでは、キャリッジモータ24が駆動して、プーリ22が回転することで、プーリ21とプーリ22との間においてベルト23が走行する。
図1に示すように、インクヘッドユニット40は、プラテン16より上方に配置されている。インクヘッドユニット40は、キャリッジ30と、インクヘッド40A〜40D(図2参照)を備えている。
キャリッジ30は、ベルト23に取り付けられている。キャリッジ30は、ガイドレール20に係合しており、ガイドレール20に摺動自在に設けられている。キャリッジ30には、インクヘッド40A〜40D(図2参照)が搭載されている。キャリッジモータ24の駆動によってベルト23が走行して、キャリッジ30が主走査方向Yに移動することに伴い、キャリッジ30に搭載されたインクヘッド40A〜40Dは主走査方向Yに移動する。
図2に示すように、インクヘッド40A〜40Dは、主走査方向Yに並んでいる。インクヘッド40A〜40D、前後方向の長さが左右方向の長さよりも長い形状に形成されている。インクヘッド40A〜40Dは、同じ形状かつ同じ大きさに形成されている。インクヘッド40A〜40Dは、副走査方向Xに並ぶ複数のノズル41と、ノズル41が形成されたノズル面42とを備えている。ノズル41は、プラテン16に載置された記録媒体5にインクを吐出する。インクヘッド40A〜40Dは、キャリッジ30を介してガイドレール20に沿って主走査方向Yに移動可能に構成されている。インクヘッド40A〜40Dには、インクを収容するインクカートリッジ(図示せず)が接続されている。本実施形態では、プリンタ10は、4つのインクヘッド40A〜40Dを備えているが、インクヘッドの数は特に限定されない。また、インクヘッド40A〜40Dは、1列のノズル41を備えているが、2列以上のノズル41を備えていてもよい。
媒体搬送機構32は、プラテン16に載置された記録媒体5をキャリッジ30に対して相対的に副走査方向Xに移動させるものである。ここでは、媒体搬送機構32は、プラテン16に載置された記録媒体5を副走査方向X(図2参照)に移動させる。なお、媒体搬送機構32の構成は特に限定されない。図1に示すように、媒体搬送機構32は、グリットローラ25と、ピンチローラ26と、フィードモータ(図示せず)とを備えている。グリットローラ25は、プラテン16に設けられている。ここでは、グリットローラ25は、グリットローラ25の上部が外部に露出するようにプラテン16に埋設されている。ピンチローラ26は、記録媒体5を上から押え付けるものである。ピンチローラ26は、グリットローラ25と上下方向で対向するように、グリットローラ25の上方に配置されている。ピンチローラ26は、記録媒体5の厚みに応じて、上下方向に移動可能に構成されていてもよい。なお、グリットローラ25およびピンチローラ26のそれぞれの配置位置および数は特に限定されない。本実施形態では、グリットローラ25およびピンチローラ26は、プラテン16の左端部および右端部にそれぞれ配置されている。フィードモータは、グリットローラ25に接続されている。グリットローラ25とピンチローラ26との間に記録媒体5が挟まれた状態で、フィードモータが駆動してグリットローラ25が回転すると、記録媒体5は副走査方向Xに搬送される。
図1に示すように、ワイピングユニット60は、インクヘッドユニット40より下方に配置されている。即ち、ワイピングユニット60は、インクヘッド40A〜40Dより下方に配置されている。図3に示すように、ワイピングユニット60は、シート状のインク吸収体100を有する。インク吸収体100は、ワイピングユニット60に対して着脱自在に設けられている。ワイピングユニット60は、インク吸収体100によってインクヘッド40A〜40Dのノズル面42をワイピングする。ワイピングユニット60は、ケース62と、供給軸66と、巻き取り軸68と、搬送軸70と、連動機構72(図4参照)とを備えている。なお、図3においては連動機構72の図示が省略されている。
インク吸収体100は、インクヘッド40A〜40Dのノズル面42に付着したインクを除去する部材である。インク吸収体100としては、例えば、0.1デニール以下の繊度を有する高密度繊維から形成されている。高密度繊維は、例えば、ポリエステル、アクリル、ナイロン等のいずれか一つあるいはこれらの組み合わせから構成されている。本実施形態のインク吸収体100の幅方向の長さは、ノズル面42の主走査方向Yの長さH1よりも長い。インク吸収体100の幅方向の長さは、インクヘッド40Aの左端からインクヘッド40Bの右端までの長さH2より短い。
図3に示すように、ケース62は、インク吸収体100を収容する。ケース62は、内部に収容空間63を有する箱型形状に形成されている。ケース62は、ケース本体62Aと、ケース本体62Aに着脱可能に形成された蓋体62F(図4参照)とを備えている。ケース本体62Aは、前壁62AAと、上壁62ABと、下壁62ACと、側壁62ADと、後壁62AEとを備えている。前壁62AAは、上下方向に延びる。上壁62ABは、前壁62AAの上端から後方に向けて延びる。下壁62ACは、前壁62AAの下端から後方に向けて延びる。下壁62ACは、上壁62ABと対向する位置に配置されている。側壁62ADは、前壁62AAの左端から後方に延びる。側壁62ADは、上壁62ABと下壁62ACとを接続する。後壁62AEは、上下方向に延びる。後壁62AEは、前壁62AAと対向する位置に配置されている。後壁62AEは、下壁62ACと、側壁62ADとを接続する。蓋体62Fは、側壁62ADと対向する位置に配置されている。蓋体62Fは、側壁62ADと同じ形状に形成されている。ケース62には、開口64が形成されている。開口64は、上壁62ABの後方に形成されている。インク吸収体100は、開口からケース62の外部に露出するように配置される。なお、図3において、説明の便宜上、蓋体62Fの図示を省略している。また、図4において、説明の便宜上側壁62ADの図示を省略している。
図3に示すように、供給軸66は、ケース62内に回転可能に配置されている。より詳細には、供給軸66は、ケース本体62Aの側壁62ADに回転可能に支持されている。供給軸66は、左右方向に延びる。供給軸66には、インク吸収体100が巻き付けられている。供給軸66には、汚れのないきれいなインク吸収体100が巻き付けられる。
図3に示すように、巻き取り軸68は、ケース62内に回転可能に配置されている。より詳細には、供給軸66は、ケース本体62Aの側壁62ADに回転可能に支持されている。巻き取り軸68は、左右方向に延びる。巻き取り軸68は、インク吸収体100を巻き取る。巻き取り軸68は、インクを吸収して汚れたインク吸収体100を巻き取る。図5に示すように、巻き取り軸68は、供給軸66より後方に配置されている。巻き取り軸68は、上下方向に関して、供給軸66と同じ位置に配置されている。巻き取り軸68は、開口64より前方に配置されている。なお、図5において、説明の便宜上、蓋体62Fの図示を省略している。
図3に示すように、搬送軸70は、ケース62内に回転可能に配置されている。より詳細には、搬送軸70は、ケース本体62Aの側壁62ADに回転可能に支持されている。搬送軸70は、左右方向に延びる。搬送軸70には、インク吸収体100が巻き掛けられる。搬送軸70は、インク吸収体100を供給軸66から巻き取り軸68に向けて搬送する。図5に示すように、搬送軸70は、副走査方向Xに関して、巻き取り軸68に対して供給軸66の反対側に配置されている。即ち、搬送軸70は、巻き取り軸68より後方に配置されている。搬送軸70は、巻き取り軸68より下方に配置されている。搬送軸70は、ケース62の上下方向の中間位置C1より下方に配置されている。搬送軸70は、開口64の下方に配置されている。搬送軸70には、インク吸収体100に食い込む複数の突起71が形成されている。突起71は、搬送軸70の外周の全体に亘って形成されている。
連動機構72は、搬送軸70の回転と、巻き取り軸68の回転とを連動可能に構成されている。連動機構72は、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下の場合には、搬送軸70と巻き取り軸68とを連動させることによって搬送軸70および巻き取り軸68を回転させるように構成されている。連動機構72は、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルクを越える場合には、搬送軸70と巻き取り軸68とを連動させないことによって搬送軸70を回転させかつ巻き取り軸68を回転させないように構成されている。
図4に示すように、連動機構72は、ギア軸75Aと、第1ギア73と、第2ギア74と、第3ギア75と、第4ギア76と、第5ギア77とを備えている。第1ギア73は、搬送軸70の左端部に設けられている。第1ギア73は、ケース本体62Aの側壁62ADより外方に設けられている(図6A参照)。第2ギア74は、巻き取り軸68の左端部に設けられている。第2ギア74は、ケース本体62Aの側壁62ADより外方に設けられている。第1ギア73および第2ギア74は同じ形状に形成されている。
ギア軸75Aは、ケース本体62Aの側壁62ADに固定されている。ギア軸75Aには、第3ギア75および第4ギア76が軸支されている。第3ギア75および第4ギア76の間には、図示しないトルクリミッターが設けられている。
第3ギア75は、第1ギア73と噛み合っている。第3ギア75の歯数は、第1ギア73の歯数より多い。第3ギア75は、ケース本体62Aの側壁62ADに設けられている。第3ギア75の中心75Cは、第1ギア73より上方かつ第2ギア74より下方に位置する。第3ギア75の中心75Cは、第1ギア73より前方かつ第2ギア74より後方に位置する。
第4ギア76は、第2ギア74と噛み合っている。第3ギア75および第4ギア76は同じ形状に形成されている。第4ギア76は、第3ギア75と同軸上に配置されている。第4ギア76は、第3ギア75より側壁62AD側に配置されている。第4ギア76は、第3ギア75より右方に配置されている。第4ギア76は、第3ギア75と共に回転可能に構成されている。上述したように、第3ギア75および第4ギア76の間には、図示しないトルクリミッターが設けられているので、インク吸収体100に緩みが生じた場合のみ、巻き取り軸68が回転してインク吸収体100を巻き取ることができる。即ち、第4ギア76は、トルクリミッターによって、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下の場合には、第3ギア75と共に回転するように構成されている。これにより、搬送軸70と巻き取り軸68とが連動して回転する。また、第4ギア76は、トルクリミッターによって、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルクを越える場合には、第3ギア75に対して滑るように構成されている。これにより、搬送軸70は回転するが、巻き取り軸68は回転しない。
図6Bに示すように、第5ギア77は、搬送軸70の右端部に設けられている。第5ギア77は、蓋体62Fより外方に設けられている。
図3に示すように、ワイピングユニット60は、第1軸78を備えている。第1軸78は、ケース62に形成された開口64を跨ぐようにケース62に配置されている。第1軸78は、回転不能にケース62に配置されている。第1軸78は、ケース本体62Aの側壁62ADおよび蓋体62Fに支持されている。第1軸78は、上下方向に移動可能に設けられている。図5に示すように、第1軸78は、搬送軸70の上方に配置されている。第1軸78は、供給軸66および巻き取り軸68より上方に配置されている。第1軸78の上端は、ケース本体62Aの上端より上方に位置する。第1軸78は、巻き取り軸68より後方に配置されている。
図5に示すように、ワイピングユニット60は、弾性部材79を備えている。弾性部材79は、第1軸78の外周に回転可能に設けられている。即ち、弾性部材79は、第1軸78に対して相対的に回転可能に構成されている。弾性部材79は、筒状に形成されている。弾性部材79は、インク吸収体100がケース本体62Aに形成された開口64の上方を通過するようにインク吸収体100を案内する。弾性部材79は、弾性変形可能に形成され、インクヘッド40A〜40Dのノズル41から吐出されるインクが付着しにくい材料から形成されている。弾性部材79は、例えば、シリコーンゴムから形成されている。インク吸収体100を介してノズル面42が弾性部材79に接触すると、弾性部材79は弾性変形する。
図3に示すように、ワイピングユニット60は、ケース62に設けられた一対の板バネ80A、80Bを備えている。板バネ80Aは、蓋体62Fに支持されている。板バネ80Bは、ケース本体62Aの側壁62ADに支持されている。板バネ80A、80Bは、上下方向に延びる第1部分80Zと、前後方向に延びる第2部分80Xとを備えている。第2部分80Xの先端部分は、上下方向に移動可能に構成されている。板バネ80A、80Bの第2部分80Xに第1軸78が配置されている。図7Aに示すように、板バネ80A、80Bは、第1軸78が下方に移動したときに第2部分80Xも下方に移動する。このとき、板バネ80A、80Bは、第1軸78を上方に向けて付勢する。板バネ80A、80Bは、ケース62の外側に設けられているが、ケース62の内側に設けられていてもよい。
図5に示すように、ワイピングユニット60は、第2軸81と、突条部82とを備えている。第2軸81は、ケース62内に回転不能に配置されている。より詳細には、第2軸81は、ケース本体62Aの側壁62ADに回転不能に支持されている。第2軸81は、左右方向に延びる。第2軸81には、インク吸収体100が巻き掛けられている。第2軸81は、インク吸収体100を案内する。第2軸81は、供給軸66より上方に配置されている。第2軸81は、供給軸66より前方に配置されている。
図5に示すように、突条部82は、ケース62内に形成されている。突条部82は、ケース本体62Aの上壁62ABから下方に延びるように形成されている。突条部82は、左右方向に延びる。突条部82は、インク吸収体100に張力を加える。突条部82は、インク吸収体100を案内する。突条部82は、供給軸66より上方に配置されている。突条部82の下端部は、第2軸81の上端部より下方に位置する。突条部82は、第2軸81より後方に配置されている。突条部82は、第1軸78より前方に配置されている。
駆動装置84は、搬送軸70を回転させるように構成されている。駆動装置84は、プリンタ本体10aの内部に設けられている。図6Bに示すように、駆動装置84は、移動機構85と、第6ギア88とを備えている。移動機構85は、ワイピングユニット60をインクヘッドユニット40に対して副走査方向X、即ち、行き方向X1および帰り方向X2に相対的に移動させる機構である。本実施形態では、移動機構85は、ケース62をインクヘッド40A〜40Dのノズル面42に対して副走査方向Xに相対的に移動させることによって、ノズル面42をインク吸収体100によってワイピングしている。移動機構85の構成は、特に限定されない。移動機構85は、例えば、図示しない一対のプーリと、プーリに巻き掛けられたベルトと、プーリを駆動する駆動モータなどを備えている。例えば、ベルトはケース62に固定されており、駆動モータを駆動させることで、ケース62が副走査方向Xに移動する。移動機構85は、プリンタ本体10aの内部に設けられている。移動機構85は、制御装置50と電気的に接続されており、制御装置50に制御される。移動機構85は、ノズル面42に付着したインクを除去するときに駆動される。移動機構85が駆動していないときには、ワイピングユニット60は、ホームポジションHPに位置する。ワイピングユニット60がホームポジションHPに位置するとき、ケース62から外部に露出するインク吸収体100はインクヘッドユニット40より後方に位置する。
図6Bに示すように、第6ギア88は、第5ギア77と噛み合っている。本実施形態では、第6ギア88は、副走査方向Xに延びるラックギアである。なお、第1方向は、副走査方向Xに対応する。移動機構85によって、ケース62が副走査方向Xに移動すると、第6ギア88と噛み合っている第5ギア77が回転する。ここで、第5ギア77が設けられた搬送軸70は、ケース62が副走査方向Xの行き方向X1に移動することによって第5ギア77が図6BのM1の方向(即ちインク吸収体100を巻き取る方向)に回転するときに回転するように構成されている。また、搬送軸70および巻き取り軸68は、ケース62が副走査方向Xの帰り方向X2に移動することによって第5ギア77が図6BのM2の方向(インク吸収体100を巻き取る方向と反対方向)に回転するときに回転しないように構成されている。即ち、搬送軸70には、ワンウェイクラッチ機構が設けられている。
図1に示すように、キャッピングユニット90は、インクヘッドユニット40より下方に配置されている。キャッピングユニット90は、ワイピングユニット60より右方に配置されている。キャッピングユニット90は、キャップ92と、吸引ポンプ94とを備えている。キャップ92は、インクヘッド40A〜40Dのノズル面42に付着したインクが硬化してノズル41が目詰まりすることを抑制する部材である。キャップ92は、印刷待機時において、ノズル面42を覆うように下方からインクヘッド40A〜40Dに装着される。キャップ92がインクヘッド40A〜40Dに取り付けられたときに、キャップ92とノズル面42との間に密閉空間が形成される。
吸引ポンプ94は、インクヘッド40A〜40Dにキャップ92が装着されている状態において、密閉空間内の流体(例えばインクや空気)を吸引する。吸引ポンプ94が密閉空間内の流体を吸引することにより、密閉空間内は大気圧より低い圧力となる。この結果、インクヘッド40A〜40Dのノズル41から強制的にインクが吐出される。即ち、吸引ポンプ94は、インクヘッド40A〜40Dのノズル41内のインクを吸引する。吸引ポンプ94に吸引された密閉空間内の流体は、廃液タンク(図示せず)に貯留される。吸引ポンプ94は、制御装置50と電気的に接続されている。吸引ポンプ94は、制御装置50に制御される。
制御装置50は、記録媒体5への印刷を制御する装置である。制御装置50の構成は特に限定されない。制御装置50は、例えばマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータのハードウェアの構成は特に限定されないが、例えば、I/Fと、CPUと、ROMと、RAMと、記憶装置と、を備えている。図1に示すように、制御装置50は、プリンタ本体10aの内部に設けられている。ただし、制御装置50はプリンタ本体10aの内部に設けられていなくてもよい。例えば、制御装置50は、プリンタ本体10aの外部に設置されたコンピュータなどであってもよい。この場合、制御装置50は、有線または無線を介してプリンタ本体10aと通信可能に接続されている。
以上、プリンタ10の構成について説明した。次に、プリンタ10において、インクヘッド40A〜40Dのノズル面42に付着したインクを除去する手順について説明する。まず、制御装置50は、キャリッジモータ24を駆動させ、インクヘッドユニット40をワイピングユニット60の上方に移動させる。即ち、先ず、インクヘッド40Aのノズル面42とケース62に取り付けられたインク吸収体100とが主走査方向Yにおいて揃うように、インクヘッドユニット40を主走査方向Yに移動させる。次に、制御装置50は、移動機構85を駆動させてワイピングユニット60を副走査方向Xの行き方向X1に移動させる。このとき、第6ギア88と噛み合っている第5ギア77は、図6Bの矢印M1の方向に回転する。これにより、搬送軸70が回転し、インク吸収体100が供給軸66から巻き取り軸68へと搬送され(図5の矢印L参照)、汚れのないきれいなインク吸収体100がケース62の開口64から外部に露出する。図7Aに示すように、インク吸収体100がノズル面42に接触すると、第1軸78は下方(図7Aの矢印Z2の方向)に移動する。このとき、板バネ80A、80Bが第1軸78を上方(図7Aの矢印Z1の方向)に向けて付勢するため、インク吸収体100とノズル面42との接触状態は適切に保たれる。このように、ワイピングユニット60が副走査方向Xの行き方向X1に移動することによって、インク吸収体100がノズル面42をワイピングするため、常にきれいな状態のインク吸収体100がノズル面42と接触することになる。なお、ワイピングユニット60が行き方向X1に移動するときには、搬送軸70は常に回転しインク吸収体100が搬送されているが、巻き取り軸68は、断続的に回転することによって、インクで汚れたインク吸収体100を巻き取っている。即ち、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下の場合には、連動機構72によって第1ギア73の回転が巻き取り軸68に伝達され、巻き取り軸68は回転する。一方、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルクを越える場合には、連動機構72によって、第1ギア73の回転が巻き取り軸68に伝達されず、巻き取り軸68は回転しない。
ワイピングユニット60の行き方向X1への移動が完了すると、インク吸収体100によるノズル面42のワイピングも完了する。ワイピングが完了したときには、ケース62の開口64からきれいなインク吸収体100が外部に露出している。次に、制御装置50は、移動機構85を駆動させてワイピングユニット60を副走査方向Xの帰り方向X2に移動させる。このとき、第6ギア88と噛み合っている第5ギア77は、図7Bの矢印M2の方向に回転する。搬送軸70および巻き取り軸68は、第5ギア77が矢印M2の方向に回転するときには、回転しないように構成されている。このため、ワイピングユニット60を副走査方向Xの帰り方向X2に移動するときには、搬送軸70はインク吸収体100を搬送しない。インク吸収体100が搬送されないため、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルクを超えることになり、巻き取り軸68も回転しない。ワイピングユニット60がホームポジションHPに戻ってくると、制御装置50は、インクヘッド40Bのノズル面42とケース62に取り付けられたインク吸収体100とが主走査方向Yにおいて揃うように、インクヘッドユニット40を主走査方向Yに移動させる。そして、インクヘッド40B、40Cおよび40Dにおいても上記と同様の動作によって各ノズル面42がワイピングされる。
以上のように、本実施形態のプリンタ10によれば、駆動装置84が搬送軸70を回転させることによって、インク吸収体100は供給軸66から巻き取り軸68に向けて搬送される。これにより、インク吸収体100のうちノズル面42に付着したインクを除去した部分が巻き取り軸68へと搬送される。ここで、連動機構72は、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下の場合には、搬送軸70と巻き取り軸68とを連動させることによって搬送軸70および巻き取り軸68を回転させるように構成されている。巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下の場合とは、例えば、搬送軸70と巻き取り軸68との間でインク吸収体100にゆるみがあり、インク吸収体100に張力が加わっていない場合である。かかる場合には、搬送軸70によって搬送されたインク吸収体100は巻き取り軸68に巻き取られる。
一方、連動機構72は、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルクを越える場合には、搬送軸70と巻き取り軸68とを連動させないことによって搬送軸70を回転させかつ巻き取り軸68を回転させないように構成されている。巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルクを越える場合とは、例えば、搬送軸70と巻き取り軸68との間でインク吸収体100に十分な張力が加わっている場合である。かかる場合には、巻き取り軸68は停止したままで搬送軸70が回転することによって、インク吸収体100が巻き取り軸68側に搬送される。これにより、搬送軸70と巻き取り軸68との間でインク吸収体100にゆるみが生じ、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下になる。このように、搬送軸70は常に回転が可能となるように構成されており、巻き取り軸68は搬送軸70によって搬送されたインク吸収体100の長さに応じて回転し、搬送された分だけインク吸収体100を巻き取る。このため、巻き取り軸68において余分にインク吸収体100を巻き取ることが抑制される。
本実施形態のプリンタ10によれば、搬送軸70には、インク吸収体100に食い込む複数の突起71が形成されている。これにより、搬送軸70によってインク吸収体100をより確実に巻き取り軸68に向けて搬送することができる。
本実施形態のプリンタ10によれば、搬送軸70は、副走査方向Xに関して、巻き取り軸68に対して供給軸66の反対側(即ち巻き取り軸68より後方)かつ巻き取り軸68より下方に配置されている。これにより、インク吸収体100と搬送軸70との接触面積を大きくすることができる。この結果、搬送軸70によってインク吸収体100をより確実に巻き取り軸68に向けて搬送することができる。
本実施形態のプリンタ10によれば、第4ギア76は、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下の場合には、第3ギア75と共に回転する。これにより、搬送軸70と巻き取り軸68とを連動させて回転させることができ、インク吸収体100のうちノズル面42に付着したインクを除去した部分を巻き取り軸68へと搬送することができる。また、第4ギア76は、巻き取り軸68を回転させるのに必要なトルクが所定のトルクを越える場合には、第3ギア75に対して滑る。これにより、巻き取り軸68は停止したままで搬送軸70を回転させることができる。
本実施形態のプリンタ10によれば、ケース62が副走査方向Xの行き方向X1に移動することによって第5ギア77が図6Bの矢印M1の方向に回転するときに、搬送軸70は回転するように構成されている。これにより、ケース62が副走査方向Xの行き方向X1に移動するときに、インク吸収体100を搬送して巻き取ることができる。また、ケース62が副走査方向Xの帰り方向X2に移動することによって第5ギア77が図7Bの矢印M2の方向に回転するときに、搬送軸70および巻き取り軸68は回転しないように構成されている。これにより、ケース62が副走査方向Xの帰り方向X2に移動するときには、搬送軸70はインク吸収体100を搬送しない。
本実施形態のプリンタ10は、開口64を跨ぐように回転不能にケース62に配置された第1軸78と、第1軸78の外周に回転可能に設けられ、インク吸収体100が開口64の上方を通過するようにインク吸収体100を案内する筒状の弾性部材79と、を備えている。第1軸78の外周に弾性部材79が設けられているため、インク吸収体100によってノズル面42に付着したインクを除去するときに、ノズル面42とインク吸収体100を介した第1軸78との過度な接触が抑制される。
本実施形態のプリンタ10によれば、弾性部材は、シリコーンゴムである。シリコーンゴムには、インクが付着しにくいため、インク吸収体を搬送させて汚れていないインク吸収体を弾性部材上に配置させるときに、インク吸収体が汚れるのを抑制することができる。
本実施形態のプリンタ10は、ケース62に設けられ、第1軸78が下方に移動したときに第1軸78を上方に向けて付勢する板バネ80A、80Bを備えている。第1軸78が上下方向に移動可能に設けられているため、インクヘッド40A〜40Dのノズル面42とインク吸収体100を介した第1軸78との過度な接触が抑制される。一方、第1軸78は板バネ80A、80Bによって上方に向けて付勢されるため、ノズル面42とインク吸収体100との接触を適切に保つことができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明した。しかし、上述の各実施形態は例示に過ぎず、本発明は他の種々の形態で実施することができる。
上述した実施形態では、搬送軸70を回転させる駆動装置84は、移動機構85と第6ギア88とを備えていたが、これに限定されない。駆動装置84は、例えば、搬送軸70を回転させるモータであってもよい。
上述した実施形態では、連動機構72は、複数のギアから構成されていたが、これに限定されない。例えば、連動機構72は、搬送軸70および巻き取り軸68に巻き掛けられたベルトを備え、所定のトルクを超える場合には、ベルトが巻き取り軸68において滑るように構成されていてもよい。
上述した実施形態では、インクヘッド40A〜40Dのノズル面42について、順番に1つずつインク吸収体100によってワイピングしていたが、これに限定されない。幅広のインク吸収体100を用いることによって、2以上のインクヘッド40A〜40Dのノズル面42について同時にワイピングしてもよい。
40A〜40D インクヘッド
42 ノズル面
60 ワイピングユニット
62 ケース
66 供給軸
68 巻き取り軸
70 搬送軸
71 突起
72 連動機構
84 駆動装置
85 移動機構
100 インク吸収体
42 ノズル面
60 ワイピングユニット
62 ケース
66 供給軸
68 巻き取り軸
70 搬送軸
71 突起
72 連動機構
84 駆動装置
85 移動機構
100 インク吸収体
Claims (8)
- 記録媒体にインクを吐出するノズルおよび前記ノズルが形成されたノズル面を有するインクヘッドと、
前記ノズル面に付着したインクを除去するシート状のインク吸収体と、
前記インクヘッドより下方に配置され、前記インク吸収体を収容するケースと、
前記ケース内に回転可能に配置され、前記インク吸収体が巻き付けられた供給軸と、
前記ケース内に回転可能に配置され、前記インク吸収体を巻き取る巻き取り軸と、
前記ケース内に回転可能に配置され、前記インク吸収体が巻き掛けられ、前記インク吸収体を前記供給軸から前記巻き取り軸に向けて搬送する搬送軸と、
前記搬送軸を回転させる駆動装置と、
前記搬送軸の回転と、前記巻き取り軸の回転とを連動可能に構成された連動機構と、を備え、
前記連動機構は、前記巻き取り軸を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下の場合には、前記搬送軸と前記巻き取り軸とを連動させることによって前記搬送軸および前記巻き取り軸を回転させ、かつ、前記巻き取り軸を回転させるのに必要なトルクが前記所定のトルクを越える場合には、前記搬送軸と前記巻き取り軸とを連動させないことによって前記搬送軸を回転させかつ前記巻き取り軸を回転させない、インクジェットプリンタ。 - 前記搬送軸には、前記インク吸収体に食い込む複数の突起が形成されている、請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記搬送軸は、第1の方向に関して、前記巻き取り軸に対して前記供給軸の反対側かつ前記巻き取り軸より下方に配置されている、請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記連動機構は、
前記搬送軸に設けられた第1ギアと、
前記巻き取り軸に設けられた第2ギアと、
前記第1ギアと噛み合う第3ギアと、
前記第3ギアと共に回転可能に構成され、前記第2ギアと噛み合う第4ギアとを備え、
前記第4ギアは、前記巻き取り軸を回転させるのに必要なトルクが所定のトルク以下の場合には、前記第3ギアと共に回転し、かつ、前記巻き取り軸を回転させるのに必要なトルクが前記所定のトルクを越える場合には、前記第3ギアに対して滑る、請求項1から3のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。 - 前記駆動装置は、
前記ケースを第1の方向に移動させる移動機構と、
前記搬送軸に設けられた第5ギアと、
前記第5ギアと噛み合い、前記第1の方向に延びる第6ギアと、を備え、
前記ケースが前記第1の方向の一方側から他方側に移動することによって前記第5ギアが一の方向に回転するときに前記搬送軸が回転し、
前記ケースが前記第1の方向の前記他方側から前記一方側に移動することによって前記第5ギアが他の方向に回転するときに前記搬送軸および前記巻き取り軸が回転しないように構成されている、請求項4に記載のインクジェットプリンタ。 - 前記ケースには、前記インク吸収体を前記ケースの外部に露出させる開口が形成され、
前記開口を跨ぐように回転不能に前記ケースに配置された第1軸と、
前記第1軸の外周に回転可能に設けられ、前記インク吸収体が前記開口の上方を通過するように前記インク吸収体を案内する筒状の弾性部材と、を備えている、請求項1から5のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。 - 前記弾性部材は、シリコーンゴムである、請求項6に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記第1軸は、前記ケースに上下方向に移動可能に設けられ、
前記ケースに設けられ、前記第1軸が下方に移動したときに前記第1軸を上方に向けて付勢する板バネを備えている、請求項6または7に記載のインクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018033015A JP2019147290A (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2018033015A JP2019147290A (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019147290A true JP2019147290A (ja) | 2019-09-05 |
Family
ID=67849955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018033015A Pending JP2019147290A (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019147290A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021059088A (ja) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | セイコーエプソン株式会社 | 液体収集装置、液体噴射装置、液体噴射装置の制御方法 |
-
2018
- 2018-02-27 JP JP2018033015A patent/JP2019147290A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021059088A (ja) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | セイコーエプソン株式会社 | 液体収集装置、液体噴射装置、液体噴射装置の制御方法 |
| JP7427904B2 (ja) | 2019-10-09 | 2024-02-06 | セイコーエプソン株式会社 | 液体収集装置、液体噴射装置、液体噴射装置の制御方法 |
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