JP2019140311A - 高放熱軽量ヒートシンク - Google Patents
高放熱軽量ヒートシンク Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019140311A JP2019140311A JP2018024059A JP2018024059A JP2019140311A JP 2019140311 A JP2019140311 A JP 2019140311A JP 2018024059 A JP2018024059 A JP 2018024059A JP 2018024059 A JP2018024059 A JP 2018024059A JP 2019140311 A JP2019140311 A JP 2019140311A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- graphite plate
- heat sink
- heat
- resin
- graphite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
【課題】強度を確保しつつ、高放熱で軽量なヒートシンクを提供する。【解決手段】ヒートシンクは、複数枚積層された高分子フィルムを印加圧力と焼成とによりグラファイト化されたグラファイトプレートを用いたヒートシンクであって、第1のグラファイトプレートで構成されたフィン部と、樹脂に第2のグラファイトプレートが内蔵されたベース部と、を備え、第1のグラファイトプレートと第2のグラファイトプレートとが接触している。【選択図】図2
Description
本発明は、電子装置等の熱源から放出される熱を管理することができるヒートシンクに関する。
電子装置、マイクロプロセッサーや電子および電気部品は、高い処理速度および高周波数で作動する能力があり、小型で、より複雑な電力条件を有する。また、装置の集積回路等の他の技術的に進化した装置、さらに高出力光学装置等の他の装置を含む電子装置の開発は、益々高度になっている。これらの装置等では、極端に高い温度が発生することがある。
しかしながら、マイクロプロセッサー、集積回路、その他の高性能な電子部品は、特定範囲の閾値温度下でのみ効率的に動作するのが一般的である。電子部品の動作中に発生する過剰の熱は、その固有性能に有害であるのみならず、システム全体の性能や信頼性が損なわれ、システムの故障を引き起こす場合もある。電子システムの稼働によって予期される極端な温度を含む環境条件の幅が益々広くなることも、過剰熱による悪影響を助長するものである。
小型電子装置から熱を放散させる必要性が高まるに従い、電子製品の設計においては管理が益々重要な要素になっている。電子装置の性能信頼性および期待される寿命の両方が、装置の部品温度に逆比例する。例えば、典型的なシリコン半導体等のデバイスの動作温度を下げることにより、デバイスの処理速度、信頼性および期待される寿命を増加させることができる。従って、最大限の部品寿命や信頼性を得るために最も重要なことは、デバイスの動作温度を、設計者により設定される限度内に制御することである。
こういった熱管理に優れた材料として注目されているのが、グラファイトに代表されるカーボン材である。グラファイトは、一般的な高熱伝導材料であるアルミニウムや銅と同等の熱伝導率を備え、なおかつ銅よりも優れた熱輸送特性を備えていることから、LSIチップのヒートスプレッダ、半導体パワーモジュールのヒートシンクなどに用いられる放熱フィン用の材料として注目されている。
従来のカーボン材を用いたヒートシンクでは、例えば、特許文献1に示すように、脆いカーボン粒子を圧縮固形化した上に金属フィルムによるコーティングを施すことで、グラファイトの剥離を防ぎ、かつ機械的強度を向上させたヒートシンクが提案されている。また、特許文献2に示すように、アスペクト比の高い鱗片状黒鉛を樹脂と混練することで、軽量化と熱伝導性とを両立したヒートシンクが提案されている。
しかしながら、特許文献1のヒートシンクでは、カーボン粒子の圧縮から作製されていることから、面方向に緻密なグラファイト構造が形成されていないため、熱輸送性能が低い。また、コーティング剤およびベース材が金属のため、ヒートシンク全体が重くなってしまう。一方、特許文献2に示すヒートシンクでは、樹脂との混練により軽量化が図れているが、鱗片状黒鉛ではLEDレベルである数十W程度の発熱にしか対応できない。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、数百Wレベルの発熱にも対応できる高放熱かつ軽量なヒートシンクの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るヒートシンクは、複数枚積層された高分子フィルムを印加圧力と焼成とによりグラファイト化されたグラファイトプレートを用いたヒートシンクであって、
第1のグラファイトプレートで構成されたフィン部と、
樹脂に第2のグラファイトプレートが内蔵されたベース部と、
を備え、
前記第1のグラファイトプレートと前記第2のグラファイトプレートとが接触していることを特徴とする。
第1のグラファイトプレートで構成されたフィン部と、
樹脂に第2のグラファイトプレートが内蔵されたベース部と、
を備え、
前記第1のグラファイトプレートと前記第2のグラファイトプレートとが接触していることを特徴とする。
本発明に係るヒートシンクにより、数百Wレベルの発熱に対応可能な高放熱かつ軽量なヒートシンクを提供することができる。
第1の態様に係るヒートシンクは、複数枚積層された高分子フィルムを印加圧力と焼成とによりグラファイト化されたグラファイトプレートを用いたヒートシンクであって、
第1のグラファイトプレートで構成されたフィン部と、
樹脂に第2のグラファイトプレートが内蔵されたベース部と、
を備え、
前記第1のグラファイトプレートと前記第2のグラファイトプレートとが接触している。
第1のグラファイトプレートで構成されたフィン部と、
樹脂に第2のグラファイトプレートが内蔵されたベース部と、
を備え、
前記第1のグラファイトプレートと前記第2のグラファイトプレートとが接触している。
上記構成によって数百Wレベルの発熱にも対応できる高放熱かつ軽量なヒートシンクを提供することができる。
第2の態様に係るヒートシンクは、上記第1の態様において、前記第1のグラファイトプレートと前記第2のグラファイトプレートとの接触面は、少なくとも一方がノンベーサル面であってもよい。
第3の態様に係るヒートシンクは、上記第1又は第2の態様において、前記ベース部を構成する前記樹脂は、熱伝導性フィラーが混練されていてもよい。
以下、実施の形態に係るヒートシンクについて、添付図面を参照しながら説明する。なお、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係るおける樹脂ベースグラファイトヒートシンク101の構成を示す概略図である。また、図2は、図1における樹脂ベースグラファイトヒートシンク101のA−B断面図である。なお、便宜上、第2のグラファイトプレート104が内蔵された樹脂103の面をx−y面とし、各第1のグラファイトプレート102が延在する方向をz方向としている。また、複数の第1のグラファイトプレート102の配列方向をx方向としている。つまり、図2は、y方向から見たz−x断面図である。
実施の形態1に係るヒートシンク101は、複数枚積層された高分子フィルムを印加圧力と焼成とによりグラファイト化されたグラファイトプレート102、104を用いたヒートシンクである。このヒートシンク101は、第1のグラファイトプレート102で構成されたフィン部と、樹脂103に第2のグラファイトプレート104が内蔵されたベース部と、を備える。また、第1のグラファイトプレート102と第2のグラファイトプレート104とが接触している。
このヒートシンク101によれば、第1のグラファイトプレート102と第2のグラファイトプレート104とが接触しているので、数百Wレベルの発熱に対応可能な高放熱かつ軽量なヒートシンクを提供できる。つまり、図2に示すように、ベース部の裏面に設けられた発熱部105からの熱を第2のグラファイトプレート104から第1のグラファイトプレート102に速やかに放熱できる。
図1は、実施の形態1に係るおける樹脂ベースグラファイトヒートシンク101の構成を示す概略図である。また、図2は、図1における樹脂ベースグラファイトヒートシンク101のA−B断面図である。なお、便宜上、第2のグラファイトプレート104が内蔵された樹脂103の面をx−y面とし、各第1のグラファイトプレート102が延在する方向をz方向としている。また、複数の第1のグラファイトプレート102の配列方向をx方向としている。つまり、図2は、y方向から見たz−x断面図である。
実施の形態1に係るヒートシンク101は、複数枚積層された高分子フィルムを印加圧力と焼成とによりグラファイト化されたグラファイトプレート102、104を用いたヒートシンクである。このヒートシンク101は、第1のグラファイトプレート102で構成されたフィン部と、樹脂103に第2のグラファイトプレート104が内蔵されたベース部と、を備える。また、第1のグラファイトプレート102と第2のグラファイトプレート104とが接触している。
このヒートシンク101によれば、第1のグラファイトプレート102と第2のグラファイトプレート104とが接触しているので、数百Wレベルの発熱に対応可能な高放熱かつ軽量なヒートシンクを提供できる。つまり、図2に示すように、ベース部の裏面に設けられた発熱部105からの熱を第2のグラファイトプレート104から第1のグラファイトプレート102に速やかに放熱できる。
以下にこのヒートシンク101を構成する部材について説明する。
<高分子フィルム>
高分子フィルムとしては、例えば、ポリオキサジアゾール、ポリベンゾチアゾール、ポリベンゾビスチアゾール、ポリベンゾオキサゾール、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリピロメリットイミド、芳香族ポリアミド、ポリフェニレンベンゾイミタゾール、ポリフェニレンベンゾビスイミタゾール、ポリチアゾール、ポリパラフェニレンビニレンからなるグループの少なくとも1種の高分子フィルムを用いることができる。上記1種以上の高分子フィルムを複数枚積層して印加圧力を制御しながら焼成することでグラファイト化させたグラファイトプレートを成形して第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104を作製する。
高分子フィルムとしては、例えば、ポリオキサジアゾール、ポリベンゾチアゾール、ポリベンゾビスチアゾール、ポリベンゾオキサゾール、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリピロメリットイミド、芳香族ポリアミド、ポリフェニレンベンゾイミタゾール、ポリフェニレンベンゾビスイミタゾール、ポリチアゾール、ポリパラフェニレンビニレンからなるグループの少なくとも1種の高分子フィルムを用いることができる。上記1種以上の高分子フィルムを複数枚積層して印加圧力を制御しながら焼成することでグラファイト化させたグラファイトプレートを成形して第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104を作製する。
<グラファイトプレート>
図3は、グラファイトプレートのべーサル面106とノンベーサル面107とを示す概略斜視図である。第1のグラファイトプレート102は、グラファイトフィンを構成する。また、第2のグラファイトプレート104は、樹脂103に内蔵され、ベース部を構成する。図3に示す通り、第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104は、それぞれ面に対して垂直な方向に熱伝導が低いベーサル面106と、面に対して垂直な方向に熱伝導が高いノンベーサル面107と、を有する。
図3は、グラファイトプレートのべーサル面106とノンベーサル面107とを示す概略斜視図である。第1のグラファイトプレート102は、グラファイトフィンを構成する。また、第2のグラファイトプレート104は、樹脂103に内蔵され、ベース部を構成する。図3に示す通り、第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104は、それぞれ面に対して垂直な方向に熱伝導が低いベーサル面106と、面に対して垂直な方向に熱伝導が高いノンベーサル面107と、を有する。
図4は、図1における第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104の加工状態の一例を示す概略斜視図である。発熱部105の熱を最短距離でグラファイトフィン102の先端部に運ぶため、第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104の少なくとも一方がノンベーサル面で接触していることが好ましい。特に好ましくは、第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104における、発熱部105に近い側のノンベーサル面107を互いに露出させる角度に加工し、ノンベーサル面同士を接触させることが最も好ましい。図4では、第1のグラファイトプレート102について、z方向及びx方向と交差するようにノンベーサル面107の傾斜面を設けている。複数の第1のグラファイトプレート102のうちx軸の原点側の傾斜面のz軸に対する角度は−45°である。また、第2のグラファイトプレート104について、z方向及びx方向と交差するようにノンベーサル面107の傾斜面を設けている。第2のグラファイトプレート104のx軸の原点側の傾斜面のx軸に対する角度は+45°である。また、第2のグラファイトプレート104の表面に設けるノンベーサル面107の傾斜面は、図4では、x方向に沿って4つの傾斜面を−x方向に向け、4つの傾斜面を+x方向に向けて設けている。なお、それぞれの傾斜面は互いに接触するように設けることが好ましい。このように複数の傾斜面の配向を一部異なるようにすることで、第1のグラファイトプレート102と第2のグラファイトプレート104との接触面で生じる応力の方向を分散させることができる。
第2のグラファイトプレート104は、前記第1のグラファイトプレート102の加工に沿う形状に加工し、接触固定する(図5)。最後に、第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104の接合部およびベース部分を補強するため樹脂成形を施し、図1、図2に示すような樹脂ベースグラファイトヒートシンク101を得る。
第2のグラファイトプレート104は、前記第1のグラファイトプレート102の加工に沿う形状に加工し、接触固定する(図5)。最後に、第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104の接合部およびベース部分を補強するため樹脂成形を施し、図1、図2に示すような樹脂ベースグラファイトヒートシンク101を得る。
<補強樹脂材料>
補強樹脂材料としては、熱伝導率10W/m・K以上のものが好ましく、12W/m・K以上のものが最も好ましい。熱伝導率10W/m・K以下の補強樹脂では、熱輸送が遅いため数百Wレベルの発熱にも対応できない。
補強樹脂材料としては、熱伝導率10W/m・K以上のものが好ましく、12W/m・K以上のものが最も好ましい。熱伝導率10W/m・K以下の補強樹脂では、熱輸送が遅いため数百Wレベルの発熱にも対応できない。
発熱部105との接触面の樹脂厚さは0〜1mmが好ましい。特に0.5〜1mmが好ましい。樹脂厚さが1mm以上では、樹脂を介した熱輸送が遅いため数百Wレベルの発熱に対応できない。
一方、発熱部105と逆側の面の樹脂厚さについては、第1のグラファイトプレート102の長さの1/12〜1/10が好ましい。樹脂厚さが1/10を超えると、フィン部での熱交換が不足し、数百Wレベルの発熱に対応できなくなる。
補強樹脂材料は、ベース樹脂に高熱伝導性フィラーを混練したものである。
ベース樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリオレフィン樹脂、ビスマレイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテル樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、ウレタン樹脂などを用いることができる。
高熱伝導性フィラーとしては、例えば、アルミナ(Al2O3)、窒化ホウ素(BN)、CuおよびAlなどの金属フィラー、カーボンフィラーなどを用いることができる。
この構成によると、金属ベース単独の場合よりも軽量化ができ、かつ数百Wレベルの発熱にも対応できる高放熱かつ軽量なヒートシンクの提供することができる。
ベース樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリオレフィン樹脂、ビスマレイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテル樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、ウレタン樹脂などを用いることができる。
高熱伝導性フィラーとしては、例えば、アルミナ(Al2O3)、窒化ホウ素(BN)、CuおよびAlなどの金属フィラー、カーボンフィラーなどを用いることができる。
この構成によると、金属ベース単独の場合よりも軽量化ができ、かつ数百Wレベルの発熱にも対応できる高放熱かつ軽量なヒートシンクの提供することができる。
(実施例1)
以下のように、実施例1に係るヒートシンクを作製した。
第1のグラファイトプレート102には縦50mm、横50mm、厚み1mmの高配向性グラファイトの加圧積層品を使用した。また、第2のグラファイトプレート104には縦50mm、横50mm、厚み1mmの高配向性グラファイトの加圧積層品を使用した。第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104の出発原料としては、高分子フィルムとしてポリオキサジアゾールを原料とするフィルムを用いた。該高分子フィルムを複数枚積層して印加圧力を制御しながら焼成することでグラファイト化させたグラファイトプレートを得た。このグラファイトプレートを使用し、フィン本数8本、ピッチ4mmでヒートシンクを構成した。また、このヒートシンクでは、第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104の接合面が、互いにノンベーサル面107を45°の角度で露出して接触固定されている。補強樹脂としては、ベース樹脂にポリカーボネート樹脂、フィラーにBNフィラーを用いたものを使用し、発熱部側の厚みを0.8mm、反対側の厚さを3mmとしてヒートシンクを作製した。作製したヒートシンクは、落下試験および振動試験前後の熱伝導性試験によって性能評価を行った。
以下のように、実施例1に係るヒートシンクを作製した。
第1のグラファイトプレート102には縦50mm、横50mm、厚み1mmの高配向性グラファイトの加圧積層品を使用した。また、第2のグラファイトプレート104には縦50mm、横50mm、厚み1mmの高配向性グラファイトの加圧積層品を使用した。第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104の出発原料としては、高分子フィルムとしてポリオキサジアゾールを原料とするフィルムを用いた。該高分子フィルムを複数枚積層して印加圧力を制御しながら焼成することでグラファイト化させたグラファイトプレートを得た。このグラファイトプレートを使用し、フィン本数8本、ピッチ4mmでヒートシンクを構成した。また、このヒートシンクでは、第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104の接合面が、互いにノンベーサル面107を45°の角度で露出して接触固定されている。補強樹脂としては、ベース樹脂にポリカーボネート樹脂、フィラーにBNフィラーを用いたものを使用し、発熱部側の厚みを0.8mm、反対側の厚さを3mmとしてヒートシンクを作製した。作製したヒートシンクは、落下試験および振動試験前後の熱伝導性試験によって性能評価を行った。
(実施例2)
実施例1と対比すると、第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104の接合面が、ノンベーサル面107とベーサル面106とを互い違いに嵌め合う構造で固定している点で相違し、それ以外は実施例1と同様にしてヒートシンクを作製した。
実施例1と対比すると、第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104の接合面が、ノンベーサル面107とベーサル面106とを互い違いに嵌め合う構造で固定している点で相違し、それ以外は実施例1と同様にしてヒートシンクを作製した。
(実施例3)
実施例1と対比すると、補強樹脂の発熱部側の厚みを1mmとしている点で相違し、それ以外は実施例1と同様にしてヒートシンクを作製した。
実施例1と対比すると、補強樹脂の発熱部側の厚みを1mmとしている点で相違し、それ以外は実施例1と同様にしてヒートシンクを作製した。
(実施例4)
実施例1と対比すると、発熱部側の反対側の厚さを5mmとしている点で相違し、それ以外は実施例1と同様にしてヒートシンクを作製した。
実施例1と対比すると、発熱部側の反対側の厚さを5mmとしている点で相違し、それ以外は実施例1と同様にしてヒートシンクを作製した。
(実施例5)
実施例1と対比すると、第1のグラファイトプレート102全面に5μm厚のポリイミドコーティングを施している点で相違し、その他の条件は実施例1と同じにしてグラファイトヒートシンクを作製した。
実施例1と対比すると、第1のグラファイトプレート102全面に5μm厚のポリイミドコーティングを施している点で相違し、その他の条件は実施例1と同じにしてグラファイトヒートシンクを作製した。
(比較例1)
比較例1として、高分子フィルムとしてポリエステルフィルムを使用して作製した加圧積層品を用い、その他の条件は実施例1と同じにしてヒートシンクを作製した。
比較例1として、高分子フィルムとしてポリエステルフィルムを使用して作製した加圧積層品を用い、その他の条件は実施例1と同じにしてヒートシンクを作製した。
(比較例2)
比較例2として、実施例1における第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104を直接接合せずに補強樹脂を介して固定し、その他の条件は実施例1と同じにしてヒートシンクを作製した。
比較例2として、実施例1における第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104を直接接合せずに補強樹脂を介して固定し、その他の条件は実施例1と同じにしてヒートシンクを作製した。
(比較例3)
比較例3として、補強樹脂の発熱部側の厚みを1.5mmとし、その他の条件は実施例1と同じにしてヒートシンクを作製した。
比較例3として、補強樹脂の発熱部側の厚みを1.5mmとし、その他の条件は実施例1と同じにしてヒートシンクを作製した。
(比較例4)
比較例4として、補強樹脂の発熱部側と反対側の厚さを10mmとし、その他の条件は実施例1と同じにしてヒートシンクを作製した。
比較例4として、補強樹脂の発熱部側と反対側の厚さを10mmとし、その他の条件は実施例1と同じにしてヒートシンクを作製した。
<評価方法>
(熱伝導性評価試験)
実施例および比較例で作製したサンプルは、落下試験および振動試験前後に熱伝導性評価試験を行った。図6は、熱伝導性評価TEGを示す概略斜視図である。強制冷却環境による評価で、前記実施例および比較例にて記述したグラファイトヒートシンクの中央直下に測温部109(□10mm、t5mm、銅製)、ヒーター111(□10mm、t1mm、セラミック製)をグリス108を0.3mm塗布して接着し、直上には□50mmサイズのファン110(型番UDQF56C11CET(Panasonic))を設置して、ヒーター111およびファン110を入力11Vで稼動した際のヒーターおよびヒートシンクの境界部の温度を測定して評価した。また、全体は支え板112で支持した。
(熱伝導性評価試験)
実施例および比較例で作製したサンプルは、落下試験および振動試験前後に熱伝導性評価試験を行った。図6は、熱伝導性評価TEGを示す概略斜視図である。強制冷却環境による評価で、前記実施例および比較例にて記述したグラファイトヒートシンクの中央直下に測温部109(□10mm、t5mm、銅製)、ヒーター111(□10mm、t1mm、セラミック製)をグリス108を0.3mm塗布して接着し、直上には□50mmサイズのファン110(型番UDQF56C11CET(Panasonic))を設置して、ヒーター111およびファン110を入力11Vで稼動した際のヒーターおよびヒートシンクの境界部の温度を測定して評価した。また、全体は支え板112で支持した。
<考察>
表1は、実施例1〜5、比較例1〜4の熱伝導性の評価結果である。
表1は、実施例1〜5、比較例1〜4の熱伝導性の評価結果である。
熱伝導性評価は、従来のアルミヒートシンクにおける評価結果との比較にて判断する。アルミヒートシンクの構造としては、ベース部およびフィン部が一体となったサンプルにて評価した。サイズはベース部が□50mm、厚さ5mm、フィン部は高さ48mm、厚み0.5mm、本数8本、ピッチ4mmのものを用いた。
評価基準は以下の通りとする。
評価基準は以下の通りとする。
重量に関しては、従来のアルミヒートシンクと比較し、重量比が0.8以上であれば×、0.8未満であれば○、0.7未満であれば◎とする。
落下および振動試験前後の熱伝導性評価については、以下のような判定基準とする。
(1)落下/振動試験前で、熱伝導性評価結果が51.5℃未満、かつ、落下/振動試験前後差0.5℃未満は○
(2)落下/振動試験前で、熱伝導性評価結果が51.5℃以上、または、落下/振動試験前後差0.5℃以上は×
落下および振動試験前後の熱伝導性評価については、以下のような判定基準とする。
(1)落下/振動試験前で、熱伝導性評価結果が51.5℃未満、かつ、落下/振動試験前後差0.5℃未満は○
(2)落下/振動試験前で、熱伝導性評価結果が51.5℃以上、または、落下/振動試験前後差0.5℃以上は×
また、強度評価の判定基準は、落下および振動試験後の熱伝導性評価を行った後に断面観察を行い、グラファイト層が衝撃および振動によって折れることに起因するクラックが発生していなければ○、発生していれば×とした。
最後に、総合評価として、熱伝導性評価および強度評価の両方が◎または○の場合のみを○、どちらか一方もしくは両方が×の場合は×とした。
最後に、総合評価として、熱伝導性評価および強度評価の両方が◎または○の場合のみを○、どちらか一方もしくは両方が×の場合は×とした。
実施例1,2に示すとおり、第1のグラファイトプレート102および樹脂内蔵グラファイトプレート104の接合面が接触して固定していることにより、グラファイトによる熱輸送が確保され、高い放熱性能が発揮される。また、実施例3,4に示すとおり、補強樹脂を適正な厚さにすることで、強度、放熱性能および軽量を両立することが可能となる。
一方、比較例1に示すとおり、実施例1に示す材料以外の高分子フィルムを用いた場合、グラファイト化が不十分であり、熱伝導性が確保できない。また、強度が不足しているため落下・振動試験後には測定不能となりヒートシンクとして機能しなくなる。また、比較例2に示すとおり、第1のグラファイトプレート102および第2のグラファイトプレート104が接触せず固定されていると、樹脂部分で熱輸送が阻まれ、熱伝導性が確保できない。また、比較例3に示すとおり,発熱部と接する面の樹脂が厚い場合においても、樹脂部分で熱輸送が阻まれ、熱伝導性が確保できない。さらに、比較例4に示すとおり、補強樹脂の発熱部側と反対側の厚さが厚い場合、フィン部での熱交換が不足し、熱伝導性が確保できない。
なお、本開示においては、前述した様々な実施の形態及び/又は実施例のうちの任意の実施の形態及び/又は実施例を適宜組み合わせることを含むものであり、それぞれの実施の形態及び/又は実施例が有する効果を奏することができる。
本発明に係るヒートシンクは、数百Wレベルの発熱に対応可能な高放熱可能であると共に、軽量である。そこで、このヒートシンクは、産業機器および車載分野等における発熱部の放熱用途に適用できる。
101 樹脂ベースグラファイトヒートシンク
102 第1のグラファイトプレート
103 樹脂ベース
104 第2のグラファイトプレート
105 発熱部
106 ベーサル面(面に対して垂直な方向に熱伝導が低い面)
107 ノンベーサル面(面に対して垂直な方向に熱伝導が高い面)
108 グリス
109 測温部(熱電対)
110 ファン
111 ヒーター
112 支え板
102 第1のグラファイトプレート
103 樹脂ベース
104 第2のグラファイトプレート
105 発熱部
106 ベーサル面(面に対して垂直な方向に熱伝導が低い面)
107 ノンベーサル面(面に対して垂直な方向に熱伝導が高い面)
108 グリス
109 測温部(熱電対)
110 ファン
111 ヒーター
112 支え板
Claims (3)
- 複数枚積層された高分子フィルムを印加圧力と焼成とによりグラファイト化されたグラファイトプレートを用いたヒートシンクであって、
第1のグラファイトプレートで構成されたフィン部と、
樹脂に第2のグラファイトプレートが内蔵されたベース部と、
を備え、
前記第1のグラファイトプレートと前記第2のグラファイトプレートとが接触していることを特徴とするヒートシンク。 - 前記第1のグラファイトプレートと前記第2のグラファイトプレートとの接触面は、少なくとも一方がノンベーサル面であることを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
- 前記ベース部を構成する前記樹脂は、熱伝導性フィラーが混練されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒートシンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018024059A JP2019140311A (ja) | 2018-02-14 | 2018-02-14 | 高放熱軽量ヒートシンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018024059A JP2019140311A (ja) | 2018-02-14 | 2018-02-14 | 高放熱軽量ヒートシンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019140311A true JP2019140311A (ja) | 2019-08-22 |
Family
ID=67694421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018024059A Pending JP2019140311A (ja) | 2018-02-14 | 2018-02-14 | 高放熱軽量ヒートシンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019140311A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021170628A (ja) * | 2020-04-16 | 2021-10-28 | 力成科技股▲分▼有限公司 | ピックアップおよび接触装置 |
| WO2024004355A1 (ja) * | 2022-06-30 | 2024-01-04 | パナソニックホールディングス株式会社 | 熱制御構造体および熱制御構造体を備えた人工衛星 |
-
2018
- 2018-02-14 JP JP2018024059A patent/JP2019140311A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021170628A (ja) * | 2020-04-16 | 2021-10-28 | 力成科技股▲分▼有限公司 | ピックアップおよび接触装置 |
| WO2024004355A1 (ja) * | 2022-06-30 | 2024-01-04 | パナソニックホールディングス株式会社 | 熱制御構造体および熱制御構造体を備えた人工衛星 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6602362B2 (ja) | 高熱伝導率/低熱膨張率を有する複合材 | |
| CN1813348B (zh) | 具有导热中间层的设备及用作中间层的导热材料 | |
| JP6846879B2 (ja) | ヒートシンクの製造方法 | |
| TW201204193A (en) | hBN insulator layers and associated methods | |
| JP5889488B2 (ja) | 電子回路装置 | |
| CN107369660B (zh) | 功率模块及其制造方法 | |
| CN1116400A (zh) | 部件的冷却结构 | |
| CN106067453A (zh) | 半导体组件 | |
| CN108293295A (zh) | 用于发热电子部件的承载和散热的电子部件载体 | |
| CN114071951A (zh) | 散热器及其制造方法 | |
| JP2019140311A (ja) | 高放熱軽量ヒートシンク | |
| Zweben | Advances in LED packaging and thermal management materials | |
| KR102829764B1 (ko) | 고열 플럭스 다부품 조립체의 열 관리 | |
| CN112602190A (zh) | 半导体器件的制造方法以及导热片 | |
| WO2019159776A1 (ja) | 冷却装置 | |
| Fan et al. | Doubling the output of automotive LED headlight with efficient cooling using thermal pyrolytic graphite | |
| JP2019080041A (ja) | グラファイトヒートシンク及びその製造方法 | |
| US20190120568A1 (en) | Graphite heat sink and method of manufacturing the same | |
| JP7649972B2 (ja) | ヒートシンク及びその製造方法 | |
| JP2020072219A (ja) | グラファイト構造体 | |
| Zweben | Emerging low-cost LED thermal management materials | |
| Fan et al. | Advancement in high thermal conductive graphite for microelectronic packaging | |
| Zweben | Advances in photonics thermal management and packaging materials | |
| JP2017212254A (ja) | 半導体装置 | |
| US20250115376A1 (en) | Heat control structure and artificial satellite equipped with heat control structure |