JP2019038355A - 車両用空調システム - Google Patents
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Abstract
【課題】システム構成の簡素化を図りつつ、全体空調装置および個別空調装置による適切な車室内空調を実現することが可能な車両用空調システムを提供する。【解決手段】車室内を空調する車両用空調システムは、車室内の全体を空調する全体空調装置を構成する室内空調装置10と、車室内の特定箇所を空調する個別空調装置を構成するシート空調装置50と、を備える。室内空調装置10は、室内空調装置10の空調能力を制御する室内側制御装置40を有している。また、シート空調装置50は、シート空調装置50の空調能力を制御するシート側制御装置70を有している。そして、室内側制御装置40およびシート側制御装置70は、双方向に通信可能に構成されている。【選択図】図4
Description
本発明は、車室内を空調する車両用空調システムに関する。
従来、車両の内部に設けられたシートの下部と床の間に、蒸気圧縮式の冷凍サイクル装置を含む空調ユニットを取り付けることで、車室内の特定箇所(例えば、シートの周囲)を空調する個別空調装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、特許文献1には、シート空調装置を車室内の全体を空調するメインエアコンを有する車両に適用可能である旨が示唆されているものの、メインエアコンを有する車両に対してシート空調装置をどのように適用するかについて何ら言及されていない。
本発明者らが検討したところ、メインエアコンを有する車両に対してシート空調装置を単純に適用すると、部品点数の増大等を避けられず、車用用空調システムのシステム構成が著しく複雑化してしまう。
さらに、メインエアコンを有する車両に対してシート空調装置を単純に適用すると、それぞれの装置が車室内を空調することになり、車室内空調が過剰になってしまうことも懸念される。これらの懸念事項は、メインエアコンを有する車両に対してシート空調装置を適用する場合に限らず、車室内の全体を空調する全体空調装置を備える車両に車室内の特定箇所を空調する個別空調装置を適用する際に生じ得る。
本発明は上記点に鑑みて、システム構成の簡素化を図りつつ、全体空調装置および個別空調装置による適切な車室内空調を実現することが可能な車両用空調システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車室内を空調する車両用空調システムであって、車室内の全体を空調する全体空調装置と、車室内の特定箇所を空調する個別空調装置と、を備える。全体空調装置は、全体空調装置の空調能力を制御する全体制御装置を有している。また、個別空調装置は、個別空調装置の空調能力を制御する個別制御装置を有している。そして、全体制御装置および個別制御装置は、双方向に通信可能に構成されている。
これによれば、全体制御装置および個別制御装置のうち一方の制御装置が取得した情報を他方の装置も取得できるので、各空調装置それぞれに情報を取得するための機器を接続する必要がなくなる。また、全体制御装置および個別制御装置のうち一方の装置の稼働状態に関する情報等を他方の装置が取得できるので、各空調装置による空調能力の制御の最適化を図ることも可能となる。
したがって、本開示の車両用空調システムによれば、システム構成の簡素化を図りつつ、各空調装置による適切な車室内空調を実現することが可能となる。
また、請求項13に記載の発明は、車室内を空調する車両用空調システムであって、車室内の全体を空調する全体空調装置と、車室内の特定箇所を空調する個別空調装置と、を備える。全体空調装置は、全体空調装置の空調能力を制御する全体制御装置を有している。そして、全体制御装置は、全体空調装置の空調能力だけでなく個別空調装置の空調能力を制御するように構成されている。
このように、全体制御装置にて個別空調装置の空調能力を制御する構成とすれば、各空調装置それぞれに制御装置を設ける構成に比べて、システムにおける部品点数を低減させることができる。また、全体制御装置が各空調装置の稼働状態に関する情報を把握できるので、各空調装置による空調能力の制御の最適化を図ることができる。
したがって、本開示の車両用空調システムによれば、システム構成の簡素化を図りつつ、各空調装置による適切な車室内空調を実現することが可能となる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態において、先行する実施形態で説明した事項と同一もしくは均等である部分には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する場合がある。また、実施形態において、構成要素の一部だけを説明している場合、構成要素の他の部分に関しては、先行する実施形態において説明した構成要素を適用することができる。以下の実施形態は、特に組み合わせに支障が生じない範囲であれば、特に明示していない場合であっても、各実施形態同士を部分的に組み合わせることができる。
(第1実施形態)
本実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。図1に示す矢印DRudは、車両MVにおける上下方向を示している。また、図1に示す矢印DRfrは、車両MVにおける前後方向を示している。
本実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。図1に示す矢印DRudは、車両MVにおける上下方向を示している。また、図1に示す矢印DRfrは、車両MVにおける前後方向を示している。
図1に示すように、車両用空調システム1は、車室内を空調する室内空調装置10、車両に搭載されたフロントシートFSおよびリアシートRSそれぞれに設けられたシート空調装置50を備えている。本実施形態では、室内空調装置10が車室内の全体を空調する全体空調装置を構成し、シート空調装置50が車室内の特定箇所を空調する個別空調装置を構成している。なお、本実施形態では、フロントシートFSおよびリアシートRSそれぞれにシート空調装置50が設けられている。このため、車室内には、フロントシートFSの周囲、リアシートRSの周囲といった複数の特定箇所に対して複数のシート空調装置50が配置されていることになる。
室内空調装置10は、車両MVの前方側に配置されている。室内空調装置10は、図2に示す室内空調ユニット20を備えている。室内空調ユニット20は、車室内の最前部のインストルメントパネルの内側に配置されている。室内空調ユニット20は、樹脂製の空調ケース21を有している。空調ケース21の内側には、車室内に向かって空気を流す空気通路が形成されている。
空調ケース21の空気流れ最上流側には、内外気切替箱22が配置されている。内外気切替箱22は、内気導入口221、外気導入口222、および内外気切替ドア223を有して構成されている。内気導入口221は、空調ケース21に車室内の空気(すなわち、内気)を導入させる導入口である。外気導入口222は、空調ケース21に車室外の空気(すなわち、外気)を導入させる導入口である。内外気切替ドア223は、内気導入口221および外気導入口222の開口面積を調整するドアである。内外気切替ドア223は、内外気切替箱22の内部に回転自在に支持されている。内外気切替ドア223は、図示しないサーボモータによって駆動される。
内外気切替箱22の空気流れ下流側には、車室内に向かって空気を送風する電動式の室内送風機23が配置されている。室内送風機23は、例えば、軸流送風機や遠心送風機で構成される。
室内送風機23の空気流れ下流側には、蒸発器24が配置されている。蒸発器24は、蒸気圧縮式の室内冷凍サイクル装置30を構成する要素の1つである。室内冷凍サイクル装置30は、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機31、圧縮機31から吐出された冷媒を放熱させる凝縮器32、凝縮器32から流出した冷媒を減圧させる膨張弁33、膨張弁33で減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器24を含んで構成されている。蒸発器24は、冷媒の蒸発潜熱を利用して室内送風機23からの送風空気を冷却する冷却用熱交換器である。
蒸発器24の空気流れ下流側には、ヒータコア25が配置されている。ヒータコア25は、エンジンEGの冷却水であるエンジン冷却水を熱源として蒸発器24を通過した空気を加熱する加熱用熱交換器である。
空調ケース21内部におけるヒータコア25の側方には、蒸発器24を通過した空気がヒータコア25を迂回して流れる冷風バイパス通路26が形成されている。また、蒸発器24とヒータコア25との間には、ヒータコア25を通過させる空気量と冷風バイパス通路を通過させる空気量の割合を調整するエアミックスドア27が配置されている。エアミックスドア27は、車室内に吹き出す空気の温度を微調整する温度調整部として機能する。
空調ケース21の空気流れ最下流側には、車両MVの前面窓ガラスに向けて空調風を吹き出すデフロスタ開口211、乗員の上半身に向けて空調風を吹き出すフェイス開口212、乗員の下半身に向けて空調風を吹き出すフット開口213が設けられている。各開口211〜213の空気流れ上流側には、モード切替ドア28を構成するデフロスタドア281、フェイスドア282、フットドア283が設けられている。各ドア281〜283は、図示しないリンク機構を介して共通のサーボモータによって開閉駆動される。室内空調装置10の各種機器は、室内側制御装置40によってその作動が制御される。本実施形態では、室内側制御装置40が全体制御装置を構成している。
シート空調装置50は、各シートFS、RSの下方側に配置されている。各シートFS、RSに設けられたシート空調装置50は、それぞれ同様に構成されている。シート空調装置50は、図3に示すように、各シートFS、RSの表側に向かって空気を流すシート供給流路511、排熱を車外に排出する排気流路512が形成されたシート側ケース51を有している。
シート供給流路511には、第1空気取込口511aから取り込んだ空気を各シートFS、RSの表側に供給するシート送風機52、シート送風機52で生じた気流を冷却するサブ蒸発器53が配置されている。サブ蒸発器53は、蒸気圧縮式のサブ冷凍サイクル装置60を構成する要素の1つである。サブ冷凍サイクル装置60は、冷媒を圧縮して吐出するサブ圧縮機61、サブ圧縮機61から吐出された冷媒を放熱させるサブ凝縮器62、サブ凝縮器62から流出した冷媒を減圧させるサブ膨張弁63、およびサブ蒸発器53を含んで構成されている。サブ蒸発器53は、冷媒の蒸発潜熱を利用してシート送風機52からの送風空気を冷却する冷却用熱交換器である。
排気流路512には、サブ凝縮器62、およびサブ凝縮器62を通過した空気を車室外に排気する排気用送風機55が配置されている。排気流路512には、空気を取り込む第2空気取込口511bが設けられている。また、排気流路512には、サブ圧縮機61等も配置されている。なお、サブ圧縮機61等については、排気流路512の外側に配置されていてもよい。
シート空調装置50は、室内空調装置10に比べて搭載制約が厳しい。このため、シート空調装置50は、室内空調装置10よりも小型であって、且つ、空調能力が低くなるように各種機器が構成されている。
各シートFS、RSに設けられたシート空調装置50それぞれには、シート側制御装置70が設けられている。シート空調装置50の各種機器は、シート側制御装置70によってその作動が制御される。本実施形態では、シート側制御装置70が個別制御装置を構成している。
続いて、車両用空調システム1の電子制御部である室内側制御装置40およびシート側制御装置70について、図4を参照して説明する。室内側制御装置40およびシート側制御装置70それぞれは、プロセッサ、ROMやRAM等の記憶部を含むマイクロコンピュータとその周辺回路で構成される。なお、各制御装置40、70の記憶部は、非遷移的実体的記憶媒体で構成されている。
図4に示すように、室内側制御装置40には、室内空調装置10の空調能力の制御に必要となる複数の環境情報を取得するための各種センサが接続されている。具体的には、室内側制御装置40の入力側には、外気温を検出する外気温センサ401、内気温を検出する内気温センサ402、車室内への日射量を検出する日射センサ403、蒸発器24の吹出温度を検出する蒸発器温度センサ404等が接続されている。
また、本実施形態の室内側制御装置40には、遠赤外線の強度の大小から車室内の温度分布を検出する赤外線センサ405が接続されている。室内側制御装置40は、赤外線センサ405からのセンサ信号に基づいて、各シートFS、RS周囲の温度分布を検出可能となっている。
室内側制御装置40には、各種センサから取得した複数の環境情報等をユーザに向けて報知する報知装置41、および室内空調装置10の空調状態を操作するための全体側操作部43が接続されている。
報知装置41には、室内側制御装置40の入力側に接続された各種センサの少なくとも一部を表示する室内情報表示部411が設けられている。また、本実施形態の報知装置41には、シート側制御装置70の入力側に接続された各種センサの少なくとも一部を表示するシート情報表示部412が設けられている。なお、報知装置41は、情報を表示するものに限らず、情報を音声で提供する装置で構成されていてもよい。
全体側操作部43には、室内空調装置10をオンオフする第1A/Cスイッチ431、および第1温度設定スイッチ432が設けられている。また、全体側操作部43には、シート空調装置50の空調状態を変更する個別空調変更部としてシート空調装置50をオンオフする第1シートスイッチ433が設けられている。第1シートスイッチ433は、シート空調装置50に対して車室内の特定箇所の空調(すなわち、シート空調)を指示する要求信号を出力するためのスイッチである。
室内側制御装置40の出力側には、室内空調装置10の構成機器である内外気切替ドア223、室内送風機23、エアミックスドア27、圧縮機31、モード切替ドア28等が接続されている。室内側制御装置40は、各種センサや全体側操作部43等から取得した情報に基づいて各種機器を制御することで、室内空調装置10の空調状態を制御する。
一方、シート側制御装置70には、シート空調装置50の空調能力の制御に必要となる情報を取得するための各種センサが接続されている。具体的には、シート側制御装置70の入力側には、サブ蒸発器53の吹出温度を検出するサブ蒸発器温度センサ701、シート上に乗員が着座している否かを検知する着座センサ702等が接続されている。
シート側制御装置70には、シート空調装置50の空調状態を操作するための個別側操作部71が接続されている。個別側操作部71には、シート空調装置50をオンオフする第2シートスイッチ711、および第2温度設定スイッチ712が設けられている。第2シートスイッチ711は、第1シートスイッチ433と同様に、シート空調装置50に対して車室内の特定箇所の空調(すなわち、シート空調)を指示する要求信号を出力するためのスイッチである。また、個別側操作部71には、室内空調装置10の空調状態を変更する全体空調変更部として室内空調装置10をオンオフする第2A/Cスイッチ713が設けられている。
シート側制御装置70の出力側には、シート空調装置50の構成機器であるシート送風機52、排気用送風機55、サブ圧縮機61等が接続されている。シート側制御装置70は、各種センサや個別側操作部71等から取得した情報に基づいて各種機器を制御することで、シート空調装置50の空調状態を制御する。
ここで、室内側制御装置40およびシート側制御装置70は、双方向に通信可能に構成されている。本実施形態の室内側制御装置40およびシート側制御装置70は、無線通信によって互いに通信可能に構成されている。具体的には、室内側制御装置40およびシート側制御装置70それぞれには、無線通信用の送受信機44、72が内蔵されている。
これにより、室内側制御装置40およびシート側制御装置70は、一方の制御装置が取得した情報を他方の装置が取得可能となっている。例えば、室内側制御装置40は、シート側制御装置70からシート空調装置50の稼働状態、着座センサ702等の検出情報、個別側操作部71の操作情報等の個別側情報を取得可能となっている。また、例えば、シート側制御装置70は、室内側制御装置40から室内空調装置10の稼働状態、外気温センサ401、日射センサ403、赤外線センサ405等の検出情報、全体側操作部43の操作情報等の全体側情報を取得可能となっている。
次に、本実施形態の各シート空調装置50および室内空調装置10の作動について説明する。各シート空調装置50の作動については、シート側制御装置70が実行する個別空調の制御処理の流れを示す図5を参照して説明する。各シート側制御装置70それぞれは、車両MVのスタートスイッチがオンされている状態において、所定のタイミングで図5に示す個別空調の制御処理を実行する。なお、図5に示す各ステップは、シート側制御装置70が各機能を実現する機能実現部を構成している。
図5に示すように、シート側制御装置70は、ステップS100にて、入力側に接続された各種センサからセンサ信号、個別側操作部71の操作信号等の各種信号を読み込む。そして、シート側制御装置70は、ステップS110にて、室内側制御装置40から室内側制御装置40が保有する全体側情報を取得する。具体的には、シート側制御装置70は、室内側制御装置40から室内空調装置10の稼働状態、室内空調装置10の入力側に接続された各種センサの検出信号、全体側操作部43の第1シートスイッチ433のオンオフ情報等を取得する。
続いて、シート側制御装置70は、ステップS120にて、シート空調装置50の目標吹出温度TAOsを算出する。シート側制御装置70は、例えば、サブ蒸発器53からの空気の吹出温度Tes、温度設定スイッチで設定された設定温度Tsetsに基づいて仮の目標温度を算出する。そして、シート側制御装置70は、仮の目標温度を内気温Tr、日射量Tsで補正した値を目標吹出温度TAOsとして算出する。
ここで、車室内の冷房時には、内気温Trが設定温度Tsetsよりも高い場合や日射量Tsが多い場合に車室内の冷房負荷が大きくなる。このため、シート側制御装置70は、車室内の冷房時に内気温Trが設定温度Tsetsよりも高い場合や日射量Tsが多い場合、目標吹出温度TAOsが高くなるように仮の目標温度を補正する。
続いて、シート側制御装置70は、ステップS130にて、各シートスイッチ433、711のいずれかがオンされているか否かを判定する。このステップS130の判定処理では、外部から車室内の特定箇所の空調(すなわち、シート空調)を指示する要求信号を受けているか否かを判定することになる。
ステップS130の判定処理の結果、各シートスイッチ433、711がいずれもオフである場合、シート側制御装置70は、ステップS100に戻る。
一方、ステップS130の判定処理の結果、各シートスイッチ433、711のいずれかがオンされている場合、シート側制御装置70は、ステップS140にて、室内空調装置10の稼働状態が空調能力を発揮する運転状態であるか否かを判定する。
この結果、室内空調装置10の稼働状態が運転状態である場合、シート側制御装置70は、ステップS150にて、目標吹出温度TAOsに基づいてシート空調装置50の各種機器の作動を制御する。
一方、室内空調装置10の稼働状態が空調機能を発揮しない停止状態である場合、シート側制御装置70は、ステップS160にて、シート空調装置50の稼働状態が空調能力を発揮しない停止状態となるように制御する。
そして、シート側制御装置70は、ステップS170にて、各シートスイッチ433、711のいずれかがオンしているにも関わらずシート空調装置50の稼働状態が停止状態になる空調停止状態を示す信号を室内側制御装置40に出力する。その後、シート側制御装置70は、ステップS100に戻る。
続いて、室内空調装置10の作動について、室内側制御装置40が実行する全体空調の制御処理の流れを示す図6を参照して説明する。室内側制御装置40は、車両MVのスタートスイッチがオンされている状態において、所定のタイミングで図6に示す全体空調の制御処理を実行する。なお、図6に示す各ステップは、室内側制御装置40が各機能を実現する機能実現部を構成している。
図6に示すように、室内側制御装置40は、ステップS500にて、入力側に接続された各種センサからセンサ信号、全体側操作部43の操作信号等の各種信号を読み込む。そして、室内側制御装置40は、ステップS510にて、シート側制御装置70からシート側制御装置70が保有する個別側情報を取得する。具体的には、室内側制御装置40は、シート側制御装置70からシート空調装置50の稼働状態、シート空調装置50の入力側に接続された各種センサの検出信号、個別側操作部71の第2A/Cスイッチ713のオンオフ情報等を取得する。
続いて、室内側制御装置40は、ステップS520にて、報知装置41によって室内空調装置10およびシート空調装置50の空調情報をユーザに対して報知する。
具体的には、室内側制御装置40は、シート側制御装置70から空調停止状態を示す信号を受信している場合、各シートスイッチ433、711のいずれかがオンしているにも関わらずシート空調装置50が停止状態となっている旨をユーザに対して報知する。この際、各A/Cスイッチ431、713のオンを促す情報をユーザに対して提供することが望ましい。
続いて、室内側制御装置40は、ステップS530にて、各A/Cスイッチ431、713のいずれかがオンされているか否かを判定する。このステップS530の判定処理では、外部から車室内の空調を指示する要求信号を受けているか否かを判定することになる。
ステップS530の判定処理の結果、各A/Cスイッチ431、713のいずれもオフである場合、室内側制御装置40は、ステップS500に戻る。
一方、ステップS530の判定処理の結果、各A/Cスイッチ431、713のいずれかがオンである場合、室内側制御装置40は、ステップS540にて、室内空調装置10の目標吹出温度TAOaを算出する。
室内側制御装置40は、例えば、温度設定スイッチで設定された設定温度Tset、内気温Tr、外気温Tam、日射量Tsを以下の数式F1に代入して目標吹出温度TAOaを算出する。
TAOa=Kset×Tset−Kr×Tr−Ktam×Tam−Ks×Ts+C…(F1)
なお、上述の数式F1におけるKset、Kr、Ktam、Ksは、制御ゲインである。また、上述の数式F1におけるCは補正用の定数である。
なお、上述の数式F1におけるKset、Kr、Ktam、Ksは、制御ゲインである。また、上述の数式F1におけるCは補正用の定数である。
続いて、室内側制御装置40は、ステップS550にて、シート空調装置50の稼働状態が空調能力を発揮する運転状態であるか否かを判定する。この結果、シート空調装置50の稼働状態が停止状態である場合、室内側制御装置40は、ステップS560にて、目標吹出温度TAOaに基づいて室内空調装置10の各種機器の作動を制御する。
一方、ステップS550の判定処理の結果、シート空調装置50の稼働状態が運転状態である場合、室内側制御装置40は、ステップS570にて、温度乖離条件が成立しているか否かを判定する。
この温度乖離条件は、シート空調装置50の空調対象となる特定箇所(すなわち、シートの周囲)の温度と当該特定箇所とは異なる箇所の温度との室内温度差が所定値以上となる際に成立する条件である。本実施形態の温度乖離条件は、赤外線センサ405にて検出されたリアシートRS周囲の温度がフロントシートFS周囲の温度に対して所定値以上高くなる際に成立する条件となっている。なお、温度乖離条件は、例えば、予め実験等に基づいて室内温度差が拡大する要因を特定し、当該要因が発生した際に成立する条件となっていてもよい。
リアシートRS周囲の温度がフロントシートFS周囲の温度に対して所定値以上高くなっている場合、室内空調装置10およびシート空調装置50それぞれによる空調が過剰になっていると考えられる。
このため、ステップS570の判定処理にて温度乖離条件が成立している場合、室内側制御装置40は、ステップS580にて、室内空調装置10の空調能力を低下させるための補正係数αを算出する。補正係数αは、固定値でもよいが、リアシートRS周囲の温度とフロントシートFS周囲の温度との温度差の拡大に伴って大きくなる可変値とすることが望ましい。
続いて、シート側制御装置70は、ステップS590にて、目標吹出温度TAOaに補正係数αを加算した値に基づいて室内空調装置10の各種機器の作動を制御する。これにより、室内空調装置10の空調能力が低下することで、車室内の温度分布が縮小する。
また、ステップS570の判定処理にて温度乖離条件が不成立となる場合、室内側制御装置40は、ステップS560に移行して、目標吹出温度TAOaに基づいて室内空調装置10の各種機器の作動を制御する。
以上説明した本実施形態の車両用空調システム1は、室内側制御装置40とシート側制御装置70とが双方向に通信可能に構成されている。具体的には、本実施形態の車両用空調システム1は、室内側制御装置40とシート側制御装置70とが無線通信によって互いに通信可能に構成されている。これによると、車室内における通信用の配線の取り回しが不要となるので、室内空調装置10およびシート空調装置50の配置の自由度の向上を図ることができる。
また、本実施形態の車両用空調システム1は、室内側制御装置40およびシート側制御装置70のうち一方の制御装置が取得した情報を他方の制御装置も取得できる。具体的には、シート側制御装置70は、室内側制御装置40から内気温Tr、日射量Tsに関する情報を取得し、取得した情報を利用してシート空調装置50の空調能力を制御する構成となっている。これによると、シート空調装置50側において空調能力の制御に必要となる情報を取得するための構成の少なくとも一部を省略することができる。
このように、本実施形態の車両用空調システム1によれば、各空調装置10、50それぞれに情報を取得するための機器を接続する必要がなくなるので、システム構成の簡素化を図ることができる。
また、本実施形態の室内空調装置10は、シート空調装置50側の稼働状態を含む複数の個別側情報を報知装置41によってユーザに向けて報知可能な構成となっている。これによれば、室内空調装置10が取得した複数の環境情報に加えてシート空調装置50の稼働状態等についても報知装置41を介してユーザに対して提供することができるので、車両用空調システム1の利便性の向上を図ることができる。
さらに、室内側制御装置40は、シート空調装置50に設けられた第2A/Cスイッチ713のオンオフ操作に応じて、室内空調装置10の空調状態を制御可能に構成されている。これによると、例えば、リアシートRSに着座した乗員が室内空調装置10の空調状態を変更することが可能となるので、車両用空調システム1の利便性の向上を図ることができる。
同様に、シート側制御装置70は、室内空調装置10に設けられた第1シートスイッチ433のオンオフ操作に応じて、シート空調装置50の空調状態を制御可能に構成されている。これによると、例えば、フロントシートFSに着座した乗員がリアシートRSを空調するシート空調装置50の空調状態を変更することが可能となるので、車両用空調システム1の利便性の向上を図ることができる。
加えて、本実施形態の車両用空調システム1は、室内空調装置10およびシート空調装置50のうち一方の空調装置の稼働状態に関する情報を他方の空調装置が取得できるので、各空調装置10、50による空調能力の制御の最適化を図ることができる。
具体的には、シート側制御装置70は、室内空調装置10が運転していない場合、各シートスイッチ433、711のオンオフによらずシート空調装置50を停止させる構成となっている。これによれば、シート空調装置50の空調能力を過度に高める必要がなくなるので、システムの車両搭載性等の悪化を避けることが可能となる。
また、室内側制御装置40は、各空調装置10、50それぞれが運転状態になっている際に温度乖離条件が成立すると、温度乖離条件が不成立となる場合に比べて室内空調装置10の空調能力が低下するように室内空調装置10を制御する構成となっている。これによれば、各空調装置10、50の無駄な運転が抑えられるので、システム全体として省動力化を図ることができる。
ここで、上述の第1実施形態では、温度乖離条件として、シート空調装置50の空調対象となる特定箇所の温度と当該特定箇所とは異なる箇所の温度との室内温度差が所定値以上となる際に成立する条件を採用する例について説明したが、これに限定されない。温度乖離条件としては、例えば、日射量が車室内の一部に偏って多くなる場合に成立する条件が採用されていてもよい。
また、上述の第1実施形態では、個別側操作部71に対して、室内空調装置10の空調状態を変更する全体空調変更部として第2A/Cスイッチ713が設けられている例について説明したが、これに限定されない。個別側操作部71には、例えば、室内空調装置10が空調する車室内の設定温度を設定する温度設定スイッチが全体空調変更部として設けられていてもよい。
さらに、上述の第1実施形態では、全体側操作部43に対して、室内空調装置10の空調状態を変更する個別空調変更部として第1シートスイッチ433が設けられている例について説明したが、これに限定されない。全体側操作部43には、例えば、シート空調装置50が空調する特定箇所の設定温度を設定する温度設定スイッチが個別空調変更部として設けられていてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図7を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態のシート側制御装置70が実行する個別空調の制御処理の一部を変更したものである。その他については、基本的に第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
次に、第2実施形態について、図7を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態のシート側制御装置70が実行する個別空調の制御処理の一部を変更したものである。その他については、基本的に第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
本実施形態のシート側制御装置70は、図5に示した処理に代えて、図7に示す処理を実行する。なお、図7に示す処理のうち、図5に示す処理と同じ符号が付されたステップは、特に別言しない限り同じ処理を実行する。
図7に示すように、シート側制御装置70は、ステップS140で室内空調装置10の稼働状態が停止状態と判定された場合、ステップS180に移行する。シート側制御装置70は、ステップS180にて、内気温Trが所定の許容温度範囲内であるか否かを判定する。
ここで、許容温度範囲は、ユーザが快適と感じると予想される温度範囲に設定される。許容温度範囲としては、例えば、夏季であれば28℃以下の範囲、冬季であれば18℃以上の範囲に設定される。
内気温Trが所定の許容温度範囲内である場合、シート空調装置50を単独で運転させたとしても、シート空調装置50の空調負荷が過剰にならないと予想される。このため、ステップS180の判定処理の結果、内気温Trが所定の許容温度範囲内である場合、シート側制御装置70は、ステップS150にて、目標吹出温度TAOsに基づいてシート空調装置50の各種機器の作動を制御する。
一方、ステップS180の判定処理の結果、内気温Trが所定の許容温度範囲から外れる場合、シート側制御装置70は、ステップS160に移行して、シート空調装置50の稼働状態を停止状態に制御する。
以上説明した本実施形態の車両用空調システム1は、第1実施形態と共通の構成及び機能から奏される作用効果を第1実施形態と同様に得ることができる。特に、本実施形態では、室内空調装置10が運転していない場合であって、且つ、シート空調装置50の空調負荷が過剰にならないと予想される場合に、シート空調装置50を運転させる構成となっている。これによれば、シート空調装置50の空調能力を過度に高めることなく、車室内の快適性を確保することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、図8を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態のシート側制御装置70が実行する個別空調の制御処理の一部を変更したものである。その他については、基本的に第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
次に、第3実施形態について、図8を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態のシート側制御装置70が実行する個別空調の制御処理の一部を変更したものである。その他については、基本的に第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
本実施形態のシート側制御装置70は、図5に示した処理に代えて、図8に示す処理を実行する。なお、図8に示す処理のうち、図5に示す処理と同じ符号が付されたステップは、特に別言しない限り同じ処理を実行する。
図8に示すように、シート側制御装置70は、ステップS130の判定処理で各シートスイッチ433、711それぞれがオフされていると判定された場合、ステップS190に移行する。シート側制御装置70は、ステップS190にて、室内空調装置10の稼働状態が空調能力を発揮する運転状態であるか否かを判定する。
この結果、室内空調装置10の稼働状態が運転状態である場合、シート側制御装置70は、ステップS200にて、内気温Trが所定の許容温度範囲内であるか否かを判定する。なお、許容温度範囲は、ユーザが快適と感じると予想される温度範囲に設定される。許容温度範囲は、例えば、夏季であれば28℃以下の範囲、冬季であれば18℃以上の範囲に設定される。
室内空調装置10が運転しているにも関わらず内気温Trが所定の許容温度範囲から外れる場合、室内空調装置10を単独で運転させて車室内全体を空調しても車室内の快適性を確保することが困難と予想される。このため、ステップS200の判定処理の結果、内気温Trが所定の許容温度範囲から外れる場合、シート側制御装置70は、ステップS210にて、シート空調装置50の空調対象となる複数の特定箇所のうち空調が必要とされる空調必要箇所を特定する。例えば、シート側制御装置70は、着座センサ702がオン状態であって、且つ、他の特定箇所に対して温度差が大きくなる箇所を空調必要箇所として特定する。
続いて、シート側制御装置70は、ステップS220にて、空調必要箇所を空調するシート空調装置50の各種機器を目標吹出温度TAOsに基づいて制御する。すなわち、シート側制御装置70は、空調必要箇所以外の箇所を空調するシート空調装置50の空調能力に比べて空調必要箇所を空調するシート空調装置50の空調能力が高くなるように、空調必要箇所を空調するシート空調装置50の各種機器を制御する。なお、ステップS190で室内空調装置10が停止状態と判定されたり、ステップS200で内気温Trが所定の許容温度範囲内であると判定されたりした場合、シート側制御装置70は、ステップS100に戻る。
以上説明した本実施形態の車両用空調システム1は、第1実施形態と共通の構成および機能から奏される作用効果を第1実施形態と同様に得ることができる。特に、本実施形態では、室内空調装置10を単独で運転させても車室内の快適性を確保することが困難な場合にシート空調装置50を強制的に運転させる構成としている。これによれば、車室内の快適性を適切に確保することができる。
また、本実施形態では、室内空調装置10を単独で運転させても車室内の快適性を確保することが困難な場合に、空調必要箇所を空調するシート空調装置50だけを運転状態に制御する。これによれば、乗員が着座していないシートのシート空調装置50を無駄に運転させてしまうことを抑えることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について、図9を参照して説明する。本実施形態は、室内側制御装置40とシート側制御装置70とが有線通信によって通信可能に構成されている点が第1実施形態と異なっている。その他については、基本的に第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
次に、第4実施形態について、図9を参照して説明する。本実施形態は、室内側制御装置40とシート側制御装置70とが有線通信によって通信可能に構成されている点が第1実施形態と異なっている。その他については、基本的に第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
図9に示すように、本実施形態の車両用空調システム1は、室内側制御装置40とシート側制御装置70とが通信線CLを介して接続されている。本実施形態の車両用空調システム1では、室内側制御装置40とシート側制御装置70との間の通信規格として、CAN(Controller Area Networkの略)またはLIN(Local Interconnect Networkの略)が採用されている。
以上の如く、本実施形態の車両用空調システム1は、室内側制御装置40とシート側制御装置70とが有線通信によって通信可能に構成されている。これによると、電波障害等によって室内側制御装置40とシート側制御装置70との間に通信不良が生ずることを抑制することができる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について、図10を参照して説明する。本実施形態では、室内側制御装置40が、室内空調装置10だけでなく、シート空調装置50の空調能力を制御する構成になっている点が第1実施形態と相違している。その他については、基本的に第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
次に、第5実施形態について、図10を参照して説明する。本実施形態では、室内側制御装置40が、室内空調装置10だけでなく、シート空調装置50の空調能力を制御する構成になっている点が第1実施形態と相違している。その他については、基本的に第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
本実施形態の車両用空調システム1には、室内空調装置10の空調能力を制御する室内側制御装置40が設けられているものの、シート空調装置50の空調能力を制御するための専用の制御装置が設けられていない。本実施形態の室内側制御装置40は、シート空調装置50の空調能力を制御する制御装置としての機能だけでなく、シート空調装置50の空調能力を制御する制御装置としての機能も有している。
図10に示すように、本実施形態の室内側制御装置40には、シート空調装置50の空調能力の制御に必要となる情報を取得するための各種センサが接続されている。具体的には、シート側制御装置70の入力側には、サブ蒸発器53の吹出温度を検出するサブ蒸発器温度センサ701、シート上に乗員が着座している否かを検知する着座センサ702等が接続されている。
また、室内側制御装置40には、シート空調装置50の空調状態を操作するための個別側操作部71が接続されている。個別側操作部71には、シート空調装置50をオンオフする第2シートスイッチ711、および第2温度設定スイッチ712が設けられている。第2シートスイッチ711は、第1シートスイッチ433と同様に、シート空調装置50に対して車室内の特定箇所の空調(すなわち、シート空調)を指示する要求信号を出力するためのスイッチである。また、個別側操作部71には、室内空調装置10の空調状態を変更する全体空調変更部として室内空調装置10をオンオフする第2A/Cスイッチ713が設けられている。
さらに、室内側制御装置40の出力側には、シート空調装置50の構成機器であるシート送風機52、排気用送風機55、サブ圧縮機61等が接続されている。室内側制御装置40は、各種センサや個別側操作部71等から取得した情報に基づいて各種機器を制御することで、シート空調装置50の空調状態を制御する。なお、室内側制御装置40における室内空調装置10の空調能力を制御する構成が室内制御部40aを構成する。また、室内側制御装置40におけるシート空調装置50の空調能力を制御する構成がシート制御部40bを構成する。
以上の如く、本実施形態の車両用空調システム1は、室内側制御装置40にてシート空調装置50を制御する構成となっている。これによれば、各空調装置10、50それぞれに対して制御装置を設ける構成に比べて、システムにおける部品点数を低減させることができる。また、室内側制御装置40が各空調装置10、50の稼働状態に関する情報を把握できるので、各空調装置10、50による空調能力の制御の最適化を図ることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、例えば、以下のように種々変形可能である。
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、例えば、以下のように種々変形可能である。
上述の各実施形態の如く、車両用空調システム1は、シート空調装置50側の稼働状態を含む複数の個別側情報を報知装置41によってユーザに向けて報知可能な構成となっていることが望ましいが、これに限定されない。報知装置41は、シート空調装置50側の稼働状態を含む複数の個別側情報を報知しない構成になっていてもよい。
上述の各実施形態の如く、室内側制御装置40は、シート空調装置50に設けられた第2A/Cスイッチ713のオンオフ操作に応じて、室内空調装置10の空調状態を制御可能に構成されていることが望ましいが、これに限定されない。シート空調装置50は、第2A/Cスイッチ713が設けられていない構成になっていてもよい。
上述の各実施形態の如く、シート側制御装置70は、室内空調装置10に設けられた第1シートスイッチ433のオンオフ操作に応じて、シート空調装置50の空調状態を制御可能に構成されていることが望ましいが、これに限定されない。室内空調装置10は、第1シートスイッチ433が設けられていない構成になっていてもよい。
上述の各実施形態では、シート空調装置50が蒸気圧縮式のサブ冷凍サイクル装置60を含んで構成される例について説明したが、これに限定されない。シート空調装置50は、例えば、ペルチェモジュールを含んで構成されていたり、冷媒の自然循環により冷熱や温熱を生成するサーモサイフォンを含んで構成されていたりしてもよい。
上述の各実施形態では、シート空調装置50がフロントシートFSおよびリアシートRSの双方に設けられている例について説明したが、これに限定されない。シート空調装置50は、例えば、フロントシートFSおよびリアシートRSの一方に設けられていてもよい。
上述の各実施形態では、個別空調装置としてシート空調装置50を例示したが、個別空調装置は、シート空調装置50に限定されない。例えば、図11に示すように、車両MVに車室内の後方側の空間を空調するリア空調装置80が設けられている場合、リア空調装置80によって個別空調装置が構成されていてもよい。この場合には、室内空調装置10の室内側制御装置40とリア空調装置80の制御装置90とを双方向に通信可能に構成すればよい。
上述の実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
上述の実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されない。
上述の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されない。
(まとめ)
上述の実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、車両用空調システムは、全体空調装置の全体制御装置と個別空調装置の個別制御装置とが双方向に通信可能に構成されている。
上述の実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、車両用空調システムは、全体空調装置の全体制御装置と個別空調装置の個別制御装置とが双方向に通信可能に構成されている。
第2の観点によれば、車両用空調システムは、全体制御装置が、全体空調装置の空調能力の制御に必要となる複数の環境情報を取得可能に構成されている。また、個別制御装置は、複数の環境情報を全体制御装置から取得可能に構成されている。そして、個別制御装置は、全体制御装置から取得した複数の環境情報の少なくとも一部を利用して個別空調装置の空調能力を制御する構成となっている。
これによると、個別空調装置側において空調能力の制御に必要となる情報を取得するための構成の少なくとも一部を省略することができる。この結果、車両用空調システムのシステム構成の簡素化を図ることができる。
第3の観点によれば、車両用空調システムは、全体空調装置が、複数の環境情報の少なくとも一部をユーザに向けて報知する報知装置を有している。全体制御装置は、個別空調装置の稼働状態を含む複数の個別側情報を個別制御装置から取得可能に構成されている。そして、全体制御装置は、報知装置を介して複数の個別側情報の少なくとも一部をユーザに向けて報知可能に構成されている。
このように、個別空調装置側の稼働状態を含む複数の個別側情報を全体空調装置に設けられた報知装置によってユーザに向けて報知可能な構成とすれば、車両用空調システムの利便性の向上を図ることができる。
第4の観点によれば、車両用空調システムは、全体空調装置が、車室内の空調状態をユーザが操作するための全体側操作部を有している。この全体側操作部には、個別空調装置の空調状態を操作するための個別空調変更部が設けられている。そして、個別制御装置は、個別空調変更部の操作情報を全体制御装置から取得可能に構成され、個別空調変更部の操作情報に基づいて個別空調装置の空調状態を制御する構成となっている。
これによれば、全体側操作部で全体空調装置の空調状態を操作する際に、個別空調装置側の稼働状態を変更することが可能になるので、車両用空調システムの利便性の向上を図ることができる。
第5の観点によれば、車両用空調システムは、個別空調装置が、車室内の特定箇所の空調状態をユーザが操作するための個別側操作部を有している。この個別側操作部には、全体空調装置の空調状態を操作するための全体空調変更部が設けられている。そして、全体制御装置は、全体空調変更部の操作情報を個別制御装置から取得可能に構成され、全体空調変更部の操作情報に基づいて全体空調装置の空調状態を制御する構成となっている。
これによれば、個別側操作部によって個別空調装置の空調状態を操作する際に、全体空調装置側の稼働状態を変更することが可能になるので、車両用空調システムの利便性の向上を図ることができる。
第6の観点によれば、車両用空調システムの個別制御装置は、全体空調装置が運転状態になっている場合、外部から車室内の特定箇所の空調を指示する要求信号を受けると、運転状態となるように個別空調装置を制御する。また、個別制御装置は、全体空調装置が停止状態になっている場合、外部から車室内の特定箇所の空調を指示する要求信号を受けたとしても、停止状態となるように個別空調装置を制御する。
個別空調装置を単独で運転させることを許容する場合、個別空調装置の空調能力を高める必要がある。この場合、個別空調装置の各種機器の大型化や重量増加等が避けられず、システムの車両搭載性等が悪化してしまう虞がある。
これに対して、全体空調装置が運転していない場合に個別空調装置を停止させる構成とすれば、個別空調装置の空調能力を過度に高める必要がなくなるので、システムの車両搭載性等の悪化を避けることが可能となる。
第7の観点によれば、車両用空調システムの個別制御装置は、全体空調装置が停止状態、且つ、車室内の温度が所定の許容温度範囲に収まっている場合、特定箇所の空調を指示する要求信号を受けると、運転状態となるように個別空調装置を制御する。また、個別制御装置は、全体空調装置が停止状態、且つ、車室内の温度が許容温度範囲から外れている場合、特定箇所の空調を指示する要求信号を受けたとしても、停止状態となるように個別空調装置を制御する。
このように、全体空調装置が運転していない場合であって、且つ、個別空調装置の空調負荷が過剰にならないと予想される場合に、個別空調装置を運転させる構成とすれば、個別空調装置の空調能力を過度に高めることなく、車室内の快適性を確保することができる。
第8の観点によれば、車両用空調システムの個別制御装置は、全体空調装置が運転状態となっている場合、車室内の温度が所定の許容温度範囲から外れていると、特定箇所の空調を指示する要求信号の有無によらず、運転状態となるように個別空調装置を制御する。
例えば、空調開始の初期段階等では、車室内全体の温度が過度に高かったり、過度に低かったりすることがあり、全体空調装置を単独で運転させて車室内全体を空調しても車室内の快適性を確保することが困難となる場合がある。
これに対して、全体空調装置を単独で運転させても車室内の快適性を確保することが困難な場合に個別空調装置を運転させる構成とすれば、車室内の快適性を適切に確保することが可能となる。
第9の観点によれば、車両用空調システムの個別制御装置は、全体空調装置が運転状態となっている場合、車室内の温度が許容温度範囲に収まっていると、特定箇所の空調を指示する要求信号に応じて個別空調装置の稼働状態を制御する。
全体空調装置を単独で運転させれば車室内の快適性を確保可能な場合、外部からの要求信号に応じて個別空調装置の稼働状態を制御する構成にすれば、個別空調装置の無駄な運転が抑えられるので、システム全体として省動力化を図ることができる。
第10の観点によれば、車両用空調システムは、車室内における複数の特定箇所に対して複数の個別空調装置が配置されている。そして、複数の個別空調装置それぞれが有する個別制御装置は、複数の特定箇所のうち空調が必要される空調必要箇所がある場合に、空調必要箇所を除く特定箇所よりも空調必要箇所の空調能力が高くなるように複数の個別空調装置の稼働状態を制御する。
このように、空調対象となる複数の特定箇所のうち、空調が必要とされる箇所における空調能力を重点的に高める構成とすれば、車室内の快適性を確保しつつ、システム全体として省動力化を図ることができる。
第11の観点によれば、車両用空調システムの全体制御装置は、各空調装置それぞれが運転状態となっている際に、温度乖離条件が成立すると、当該条件が不成立となる場合に比べて全体空調装置の空調能力が低下するように全体空調装置を制御する。そして、温度乖離条件は、車室内のうち特定箇所の温度と特定箇所と異なる箇所の温度との室内温度差が所定値以上となる際に成立する条件となっている。
これによると、全体空調装置および個別空調装置それぞれを運転させる場合、車室内の温度分布が拡大することがある。車室内の温度分布の拡大は、車室内の快適性を害したり、各空調装置の省動力化を害したりする要因となることから好ましくない。
これに対して、全体空調装置および個別空調装置それぞれを運転させている状態で車室内の温度分布が拡大する場合に全体空調装置の空調能力を低下させる構成とすれば、各空調装置の無駄な運転が抑えられるので、システム全体として省動力化を図ることができる。
第12の観点によれば、車両用空調システムの全体制御装置および個別制御装置は、無線通信によって互いに通信可能に構成されている。
全体制御装置および個別制御装置を有線通信によって通信可能とする場合、車室内における通信用の配線の取り回し等の都合によって、全体空調装置および個別空調装置の配置が制限されてしまうことがある。
これに対して、全体制御装置および個別制御装置を無線通信によって通信可能な構成とすれば、車室内における通信用の配線の取り回しが不要となるので、全体空調装置および個別空調装置の配置の自由度の向上を図ることができる。
上述の実施形態の一部または全部で示された第13の観点によれば、車両用空調システムは、全体空調装置の全体制御装置が、全体空調装置の空調能力だけでなく個別空調装置の空調能力を制御するように構成されている。
1 車両用空調システム
10 室内空調装置(全体空調装置)
40 室内側制御装置(全体制御装置)
50 シート空調装置(個別空調装置)
70 シート側制御装置(個別制御装置)
10 室内空調装置(全体空調装置)
40 室内側制御装置(全体制御装置)
50 シート空調装置(個別空調装置)
70 シート側制御装置(個別制御装置)
Claims (13)
- 車室内を空調する車両用空調システムであって、
前記車室内の全体を空調する全体空調装置(10)と、
前記車室内の特定箇所を空調する個別空調装置(50、80)と、を備え、
前記全体空調装置は、前記全体空調装置の空調能力を制御する全体制御装置(40)を有しており、
前記個別空調装置は、前記個別空調装置の空調能力を制御する個別制御装置(70、90)を有しており、
前記全体制御装置および前記個別制御装置は、双方向に通信可能に構成されている車両用空調システム。 - 前記全体制御装置は、前記全体空調装置の空調能力の制御に必要となる複数の環境情報を取得可能に構成されており、
前記個別制御装置は、前記複数の環境情報を前記全体制御装置から取得可能に構成されており、前記全体制御装置から取得した前記複数の環境情報の少なくとも一部を利用して前記個別空調装置の空調能力を制御する構成となっている請求項1に記載の車両用空調システム。 - 前記全体空調装置は、前記複数の環境情報の少なくとも一部をユーザに向けて報知する報知装置(41)を有しており、
前記全体制御装置は、前記個別空調装置の稼働状態を含む複数の個別側情報を前記個別制御装置から取得可能に構成され、前記報知装置を介して前記複数の個別側情報の少なくとも一部をユーザに向けて報知可能に構成されている請求項2に記載の車両用空調システム。 - 前記全体空調装置は、前記車室内の空調状態をユーザが操作するための全体側操作部(43)を有しており、
前記全体側操作部には、前記個別空調装置の空調状態を操作するための個別空調変更部(433)が設けられており、
前記個別制御装置は、前記個別空調変更部の操作情報を前記全体制御装置から取得可能に構成され、前記個別空調変更部の操作情報に基づいて前記個別空調装置の空調状態を制御する請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調システム。 - 前記個別空調装置は、前記車室内の特定箇所の空調状態をユーザが操作するための個別側操作部(71)を有しており、
前記個別側操作部には、前記全体空調装置の空調状態を操作するための全体空調変更部(713)が設けられており、
前記全体制御装置は、前記全体空調変更部の操作情報を前記個別制御装置から取得可能に構成され、前記全体空調変更部の操作情報に基づいて前記全体空調装置の空調状態を制御する請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両用空調システム。 - 前記個別制御装置は、
前記全体空調装置の稼働状態が空調能力を発揮する運転状態になっている場合、外部から前記車室内の特定箇所の空調を指示する要求信号を受けると、前記個別空調装置の稼働状態が空調能力を発揮する運転状態となるように前記個別空調装置を制御し、
前記全体空調装置の稼働状態が空調能力を発揮しない停止状態になっている場合、外部から前記車室内の特定箇所の空調を指示する要求信号を受けたとしても、前記個別空調装置の稼働状態が空調能力を発揮しない停止状態となるように前記個別空調装置を制御する請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用空調システム。 - 前記個別制御装置は、
前記全体空調装置の稼働状態が空調能力を発揮しない停止状態になっている場合であって、且つ、前記車室内の温度が所定の許容温度範囲に収まっている場合、外部から前記車室内の特定箇所の空調を指示する要求信号を受けると、前記個別空調装置の稼働状態が空調能力を発揮する運転状態となるように前記個別空調装置を制御し、
前記全体空調装置の稼働状態が空調能力を発揮しない停止状態になっている場合であって、且つ、前記車室内の温度が前記許容温度範囲から外れている場合、外部から前記車室内の特定箇所の空調を指示する要求信号を受けたとしても、前記個別空調装置の稼働状態が空調能力を発揮しない停止状態となるように前記個別空調装置を制御する請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用空調システム。 - 前記個別制御装置は、前記全体空調装置の稼働状態が空調能力を発揮する運転状態となっている場合、前記車室内の温度が所定の許容温度範囲から外れていると、外部から前記車室内の特定箇所の空調を指示する要求信号の有無によらず、前記個別空調装置の稼働状態が空調能力を発揮する運転状態となるように前記個別空調装置を制御する請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用空調システム。
- 前記個別制御装置は、前記全体空調装置の稼働状態が空調能力を発揮する運転状態となっている場合、前記車室内の温度が前記許容温度範囲に収まっていると、外部から前記車室内の特定箇所の空調を指示する要求信号に応じて前記個別空調装置の稼働状態を制御する請求項8に記載の車両用空調システム。
- 前記車室内には、複数の前記特定箇所に対して複数の前記個別空調装置が配置されており、
複数の前記個別空調装置それぞれが有する前記個別制御装置は、複数の前記特定箇所のうち空調が必要される空調必要箇所がある場合に、前記空調必要箇所を除く特定箇所よりも前記空調必要箇所の空調能力が高くなるように複数の前記個別空調装置の稼働状態を制御する請求項8または9に記載の車両用空調システム。 - 前記全体制御装置は、前記全体空調装置および前記個別空調装置それぞれの稼働状態が空調能力を発揮する運転状態となっている際に、前記車室内のうち前記特定箇所の温度と前記特定箇所と異なる箇所の温度との室内温度差が所定値以上となる温度乖離条件が成立すると、前記温度乖離条件が不成立となる場合に比べて前記全体空調装置の空調能力が低下するように前記全体空調装置を制御する請求項1ないし10のいずれか1つに記載の車両用空調システム。
- 前記全体制御装置および前記個別制御装置は、無線通信によって互いに通信可能に構成されている請求項1ないし11のいずれか1つに記載の車両用空調システム。
- 車室内を空調する車両用空調システムであって
前記車室内の全体を空調する全体空調装置(10)と、
前記車室内の特定箇所を空調する個別空調装置(50)と、を備え、
前記全体空調装置は、前記全体空調装置の空調能力を制御する全体制御装置(40)を有しており、
前記全体制御装置は、前記全体空調装置の空調能力だけでなく前記個別空調装置の空調能力を制御するように構成されている車両用空調システム。
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| JP2017161258A JP2019038355A (ja) | 2017-08-24 | 2017-08-24 | 車両用空調システム |
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