JP2019038008A - 液冷ジャケットの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の第一実施形態に係る液冷ジャケット及び液冷ジャケットの製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る液冷ジャケット101は、ジャケット本体102と、封止体103とで構成されている。液冷ジャケット101は、内部に流体を流通させ、液冷ジャケット101に設置された発熱体(図示省略)と熱交換を行う器具である。なお、以下の説明における「表面」とは「裏面」の反対側の面という意味である。
次に、第一実施形態の第一変形例について説明する。図11に示す第一変形例のように、封止体103の第一基板部121の板厚を、段差側面115bの高さ寸法よりも大きくなるように設定してもよい。第一突合せ部J11は、隙間があるように形成されているため接合部が金属不足になるおそれがあるが、第一変形例のようにすることで金属不足を補うことができる。
次に、第一実施形態の第二変形例について説明する。図12に示す第二変形例のように、第一基板部121の側面121cを傾斜させて傾斜面を設けてもよい。側面121cは、裏面121bから表面121aに向かうにつれて外側に傾斜している。側面121cの傾斜角度γは、段差側面115bの傾斜角度βと同一になっている。これにより、載置工程では、段差側面115bと、第一基板部121の側面121cとが面接触する。第二変形例によれば、第一突合せ部J11に隙間が発生しないため、接合部の金属不足を補うことができる。
次に、本発明の第二実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。第二実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法は、準備工程と、載置工程と、本接合工程と、を行う。第二実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法の準備工程及び載置工程は、第一実施形態と同等であるため、説明を省略する。また、第二実施形態では、第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。
次に、本発明の第三実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。第三実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法は、準備工程と、載置工程と、本接合工程と、を行う。第三実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法の準備工程及び載置工程は、第一実施形態と同等であるため、説明を省略する。また、第三実施形態では、第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。
次に、本発明の第四実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。第四実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法は、準備工程と、載置工程と、本接合工程と、を行う。第四実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法の準備工程及び載置工程は、第一実施形態と同等であるため、説明を省略する。また、第四実施形態では、第三実施形態と相違する部分を中心に説明する。
次に、第四実施形態の第一変形例について説明する。図16に示すように、当該第一変形例では、回転ツールFAを用いる点で、第四実施形態と相違する。当該変形例では、第四実施形態と相違する部分を中心に説明する。
次に、本発明の第五実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法及び液冷ジャケットについて説明する。図17及び図18に示すように、第五実施形態に係る液冷ジャケット101Aは、ジャケット本体102Aと、封止体103Aとで構成されている。液冷ジャケット101Aは、支持部112が形成されている点等で第一実施形態と相違する。第五実施形態では第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。
102 ジャケット本体
103 封止体
121 第一基板部
122 第二基板部
123 フィン
F 回転ツール
F1 連結部
F2 攪拌ピン
J11 第一突合せ部
J12 第二突合せ部
J13 第三突合せ部
W11 塑性化領域
Claims (9)
- 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部を備えるジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体と、を攪拌ピンを備える回転ツールを用いて接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記ジャケット本体は第一アルミニウム合金によって形成されており、前記封止体は第二アルミニウム合金で形成された板状の第一基板部と前記第一基板部の表面側に前記第一基板部の周縁部が露出するように形成され銅合金で形成された板状の第二基板部とを備えており、前記第一アルミニウム合金は前記第二アルミニウム合金よりも硬度が高い材種であり、
前記攪拌ピンの外周面は先細りとなるように傾斜しており、
前記周壁部の内周縁に、段差底面と、当該段差底面から前記開口部に向かって広がるように斜めに立ち上がる段差側面と、を有する段差部を形成する準備工程と、
前記ジャケット本体に前記封止体を載置し、前記段差側面と前記封止体の側面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差底面と前記封止体の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、
回転する前記回転ツールの前記攪拌ピンのみを前記封止体のみに接触させた状態で前記第一突合せ部に沿って回転ツールを一周させて摩擦攪拌接合を行う本接合工程と、を含むことを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部を備えるジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体と、を攪拌ピンを備える回転ツールを用いて接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記ジャケット本体は第一アルミニウム合金によって形成されており、前記封止体は第二アルミニウム合金で形成された板状の第一基板部と前記第一基板部の表面側に前記第一基板部の周縁部が露出するように形成され銅合金で形成された板状の第二基板部とを備えており、前記第一アルミニウム合金は前記第二アルミニウム合金よりも硬度が高い材種であり、
前記攪拌ピンの外周面は先細りとなるように傾斜しており、
前記周壁部の内周縁に、段差底面と、当該段差底面から前記開口部に向かって広がるように斜めに立ち上がる段差側面と、を有する段差部を形成する準備工程と、
前記ジャケット本体に前記封止体を載置し、前記段差側面と前記封止体の側面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差底面と前記封止体の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、
回転する前記回転ツールの前記攪拌ピンのみを前記封止体に接触させるとともに、前記攪拌ピンの前記外周面を前記ジャケット本体の前記段差側面にもわずかに接触させた状態で前記第一突合せ部に沿って回転ツールを一周させて摩擦攪拌接合を行う本接合工程と、を含むことを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 前記第一基板部の板厚を前記段差側面の高さよりも大きくすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記攪拌ピンの外周面の傾斜角度を前記段差側面の傾斜角度と同一にすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記第一基板部の側面に傾斜面を形成し、
前記載置工程では、前記段差側面と前記傾斜面とを面接触させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の液冷ジャケットの製造方法。 - 前記封止体はアルミニウム合金展伸材で形成し、前記ジャケット本体はアルミニウム合金鋳造材で形成することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記回転ツールの外周面に基端から先端に向うにつれて左回りの螺旋溝を刻設した場合、前記回転ツールを右回転させ、
前記回転ツールの外周面に基端から先端に向うにつれて右回りの螺旋溝を刻設した場合、前記回転ツールを左回転させることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の液冷ジャケットの製造方法。 - 前記本接合工程では、前記回転ツールの移動軌跡に形成される塑性化領域のうち、前記ジャケット本体側がシアー側となり、前記封止体側がフロー側となるように前記回転ツールの回転方向及び進行方向を設定することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記準備工程では、前記ジャケット本体の前記底部に、端面に突出部を備えた支持部を形成し、
前記第一基板部に孔部を形成するとともに前記第一基板部の表面のうち前記孔部の周囲が露出するように前記第二基板部を形成し、
前記載置工程では、前記第一突合せ部及び前記第二突合せ部を形成するとともに前記突出部に前記孔部を挿入し、
前記本接合工程では、前記突出部の外周側面と前記孔部の孔壁とが突き合わされた第三突合せ部を摩擦攪拌接合することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の液冷ジャケットの製造方法。
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