[go: up one dir, main page]

JP2019035559A - 凝縮器 - Google Patents

凝縮器 Download PDF

Info

Publication number
JP2019035559A
JP2019035559A JP2017158675A JP2017158675A JP2019035559A JP 2019035559 A JP2019035559 A JP 2019035559A JP 2017158675 A JP2017158675 A JP 2017158675A JP 2017158675 A JP2017158675 A JP 2017158675A JP 2019035559 A JP2019035559 A JP 2019035559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat tube
tube group
header
flat
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017158675A
Other languages
English (en)
Inventor
紗代 深田
Sayo FUKADA
紗代 深田
史郎 片平
Shiro Katahira
史郎 片平
貴彦 水田
Takahiko Mizuta
貴彦 水田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UACJ Corp
Original Assignee
UACJ Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UACJ Corp filed Critical UACJ Corp
Priority to JP2017158675A priority Critical patent/JP2019035559A/ja
Priority to PCT/JP2018/030522 priority patent/WO2019039401A1/ja
Priority to CN201880046519.XA priority patent/CN110869690B/zh
Publication of JP2019035559A publication Critical patent/JP2019035559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00Evaporators; Condensers
    • F25B39/04Condensers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/053Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/02Tubular elements of cross-section which is non-circular
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】優れた熱交換性能を有し、冷房運転専用の空気調和機に好適な凝縮器を提供する。【解決手段】凝縮器1は、扁平管2とフィン3とが上下方向に交互に積層されたコア11と、コア11の一端に配置された第1ヘッダ4と、コア11の他端に配置された第2ヘッダ5と、第1ヘッダ4に接続された冷媒供給管6及び冷媒排出管7とを有している。第1ヘッダ4は、冷媒供給管6に連結された入口部41と、第2ターン部42と、冷媒排出管7に連結された出口部43とを有している。【選択図】図2

Description

本発明は、凝縮器に関する。
家庭用や業務用の空気調和装置としては、冷房運転及び暖房運転の両方を行うことができるように構成されているものが多用されている。この種の空気調和装置の室外機には、冷房運転時には凝縮器として機能し、暖房運転時には蒸発器として機能するように構成された熱交換器が組み込まれている。
例えば特許文献1には、2本の垂直方向ヘッダパイプと、ヘッダパイプ同士を連結する複数本の水平方向偏平チューブを備えたパラレルフロー型熱交換器が記載されている。ヘッダパイプ内には偏平チューブを複数のグループに区分する仕切り板が設けられている。
特許第5858478号
例えば、中東地域や東南アジア地域等の、一年を通じて比較的気温が高い地域においては、冷房運転のみを行う空気調和機が求められることがある。この場合、空気調和機の室外機に組み込まれる熱交換器は、圧縮機から供給された高温高圧の冷媒のガスを凝縮させる凝縮器としての機能のみを有していればよい。しかし、特許文献1の熱交換器は、冷房運転時には凝縮器として機能し、暖房運転時には蒸発器として機能するよう構成されているため、冷房運転時及び暖房運転時の両方において、低い圧力損失と高い熱交換量とを両立させることが求められている。そのため、凝縮器としての熱交換性能には未だ改善の余地がある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、優れた熱交換性能を有し、冷房運転専用の空気調和機に好適な凝縮器を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、冷媒を流通させる複数の扁平管がフィンを介して平行に配列され、前記扁平管と前記フィンとが上下方向に交互に積層されたコアと、
前記扁平管の長手方向における前記コアの一端に配置された第1ヘッダと、
前記長手方向における前記コアの他端に配置された第2ヘッダと、
前記第1ヘッダに接続された冷媒供給管及び冷媒排出管と、を有し、
複数の前記扁平管は、上方から順に、第1扁平管群、第2扁平管群、第3扁平管群及び第4扁平管群に区分されており、
前記第1ヘッダは、
前記第1扁平管群と前記冷媒供給管とに連結された入口部と、
前記第2扁平管群と前記第3扁平管群とに連結された第2ターン部と、
前記第4扁平管群と前記冷媒排出管とに連結された出口部と、
前記入口部と前記第2ターン部との間、及び、前記第2ターン部と前記出口部との間を仕切る第1仕切り板と、を有し、
前記第2ヘッダは、
前記第1扁平管群と前記第2扁平管群とに連結された第1ターン部と、
前記第3扁平管群と前記第4扁平管群とに連結された第3ターン部と、
前記第1ターン部と前記第3ターン部との間を仕切る第2仕切り板と、を有し、
上下方向における、前記第1ヘッダの全長をL[mm]、前記入口部の長さをA[mm]、前記出口部の長さをB[mm]、前記入口部に接続された前記冷媒供給管の端部の中心から前記第1ヘッダの上端までの距離をa[mm]、前記出口部に接続された前記冷媒排出管の端部の中心から前記第1ヘッダの下端までの距離をb[mm]とした場合に、下記式(1)〜式(5)を満足する、凝縮器にある。
400≦L≦1500 ・・・(1)
0.4≦A/L≦0.75 ・・・(2)
30.275/L≦B/L≦(L−A)/3L ・・・(3)
0.22≦a/A≦0.64 ・・・(4)
{0.09×(B−6.825−12.825)+12.825}/B≦b/B≦(B−6.825)/B ・・・(5)
本発明の他の態様は、前記の態様の凝縮器において、前記式(4)〜式(5)に代えて下記式(6)〜式(7)を満足する、凝縮器にある。
0.22≦a/A≦(A−6.825)/A ・・・(6)
{0.47×(B−6.825−12.825)+12.825}/B≦b/B≦(B−6.825)/B ・・・(7)
前記凝縮器の第1の態様においては、上下方向における第1ヘッダの全長Lが400〜1500mm(前記式(1))であることを前提として、第1ヘッダに占める入口部の比率A/L及び第1ヘッダに占める出口部の比率B/Lが前記式(2)〜式(3)を満足している。A/Lの値を前記式(2)で特定する範囲とすることにより、第1扁平管群における伝熱面積を適正な範囲にすることができる。これにより、圧縮機から入口部を介して第1扁平管群に流入した高温高圧のガス状の冷媒を効率よく冷却することができる。また、B/Lの値を前記式(3)で特定する範囲とすることにより、凝縮器の製造過程において、冷媒排出管や出口部、第4扁平管群における冷媒の流路を容易に確保することができる。
また、前記第1の態様においては、更に、入口部の長さAに対する第1ヘッダの上端から冷媒供給管の端部までの距離aの比率a/A、及び、出口部の長さに対する第1ヘッダの下端から冷媒排出管の端部までの距離の比率b/Bが前記式(4)〜式(5)を満足している。これにより、凝縮器の圧力損失の増大を抑制しつつ、熱交換量を大きくすることができる。
また、前記第2の態様においては、前記式(4)〜式(5)に代えて、入口部の長さAに対する第1ヘッダの上端から冷媒供給管の端部までの距離aの比率a/A、及び、出口部の長さに対する第1ヘッダの下端から冷媒排出管の端部までの距離の比率b/Bが前記式(6)〜式(7)を満足している。これにより、熱交換量の減少を抑制しつつ、圧力損失を低減することができる。
このように、前記第1の態様の凝縮器及び前記第2の態様の凝縮器においては、第1ヘッダの構造、冷媒供給管の接続位置及び冷媒排出管の接続位置が最適化されている。これにより、蒸発器としても機能し得るように構成された凝縮器に比べて、凝縮器としての性能を向上させることができる。前記第1の態様の凝縮器及び前記第2の態様の凝縮器は、いずれも、冷房運転専用の空気調和機に好適である。
実施例における、凝縮器の正面図である。 実施例における、凝縮器の要部を示す断面図である。
前記凝縮器は、水平方向に延設された扁平管内を冷媒が流通する、いわゆるパラレルフロー型の熱交換器として構成されている。また、前記凝縮器は、第1扁平管群が上方となり、第4扁平管群が下方となる向きに配置される。
前記凝縮器において、冷媒供給管から供給された高温高圧の冷媒は、第1ヘッダの入口部内に流入し、第1扁平管群に分配される。第1扁平管群を通過した冷媒は、第2ヘッダの第1ターン部に流入し、第2扁平管群に分配される。第2扁平管群における冷媒の流れの向きは、第1扁平管群における冷媒の流れの向きとは反対方向となる。以降、冷媒は、第1ヘッダの第2ターン部、第3扁平管群、第2ヘッダの第3ターン部及び第4扁平管群を順次通過する。第4扁平管群から出口部に流出した冷媒は、冷媒排出管を介して凝縮器の外部へ排出される。
第1扁平管群に属する扁平管の数は第2扁平管群よりも多く、前記第2扁平管群に属する扁平管の数は前記第3扁平管群よりも多く、前記第3扁平管群に属する扁平管の数は前記第4扁平管群よりも多いことが好ましい。入口部から第1扁平管群に流入した冷媒は、高温高圧の気体であるため、密度が低い。そのため、第1扁平管群に流入した冷媒から効率よく熱を除去するためには、伝熱面積を広くする必要がある。第1扁平管群の扁平管の数を最も多くすることにより、第1扁平管群における伝熱面積を十分に確保し、高温高圧のガス状の冷媒から効率よく熱を除去することができる。
また、凝縮器内を移動する冷媒は、外気との熱交換によって冷却され、徐々に凝縮する。そのため、凝縮器内の冷媒の流れは、入口部においては気相の単相流となり、下流へ移動するにつれて気相と液相とが混在している気液二相流に変化する。気液二相流における液相の割合は下流側ほど大きくなり、最終的には液相の単相流となる。
液相の冷媒は気相の冷媒に比べて密度が高いため、気相の冷媒に比べて少ない伝熱面積で効率よく熱を除去することができる。それ故、第2扁平管群、第3扁平管群、第4扁平管群の順に扁平管の数を少なくすることにより、液相の割合の増加に応じて十分な伝熱面積を確保し、冷媒と外気との熱交換を効率よく行うことができる。
それ故、上流側に配置される第1扁平管群に属する扁平管の数を最も多くし、第2扁平管群、第3扁平管群、第4扁平管群の順に扁平管の数を少なくすることにより、凝縮器の熱交換量をより大きくすることができる。
凝縮器の熱交換量をより大きくする観点からは、複数の扁平管群の総数を100%とした場合に、第1扁平管群に属する扁平管の数を35〜45%とし、第2扁平管群に属する扁平管の数を25〜35%とし、第3扁平管群に属する扁平管の数を15〜25%とし、第4扁平管群に属する扁平管の数を5〜15%とすることがさらに好ましい。
第1ヘッダは、上方に配置された入口部と、下方に配置された出口部と、入口部と出口部との間に配置された第2ターン部とを有している。入口部と第2ターン部との間及び第2ターン部と出口部との間は、第1仕切り板によって隔てられている。
上下方向、即ち扁平管とフィンとの積層方向における第1ヘッダの長さL[mm]は、下記式(1)を満たしている。
400≦L≦1500 ・・・(1)
前記式(1)を満足する凝縮器は、家庭用や業務用の空気調和装置における室外機の寸法に合致しており、かかる室外機に容易に組み込むことができる。
第1ヘッダの上方部分は、冷媒供給管から供給された冷媒を第1扁平管群に分配する入口部として構成されている。上下方向における、第1ヘッダの長さL[mm]に対する入口部の長さA[mm]の比率A/Lは、下記式(2)を満足している。
0.4≦A/L≦0.75 ・・・(2)
第1ヘッダに占める入口部の割合A/Lを前記特定の範囲とすることにより、入口部の長さを適度に長くすることができる。これにより、入口部に連結される扁平管の数、即ち第1扁平管群に属する扁平管の数を十分に多くすることができる。その結果、第1扁平管群における伝熱面積を広くし、入口部を介して流入した高温高圧のガス状の冷媒を効率よく冷却することができる。その結果、凝縮器の熱交換量を大きくすることができる。
A/Lの値が0.4未満の場合には、第1扁平管群に属する扁平管の数が不足するため、凝縮器の熱交換量の低下を招くおそれがある。また、A/Lの値が0.7を超える場合には、第1扁平管群に属する扁平管の数が多くなるため、相対的に第2扁平管群〜第4扁平管群に属する扁平管の合計が少なくなる。その結果、凝縮器の圧力損失の増大を招くおそれがある。
また、入口部には、凝縮器内に冷媒を供給するための冷媒供給管が接続されている。入口部に接続された冷媒供給管の端部の中心から第1ヘッダの上端までの上下方向における距離をa[mm]とした場合に、a/Aの値は、下記式(6)を満足している。
0.22≦a/A≦(A−6.825)/A ・・・(6)
a/Aの値を0.22以上とすることにより、冷媒供給管を第1ヘッダの上端から適度に離れた位置に接続し、第1扁平管群に属する扁平管の間の冷媒の偏りを軽減することができる。その結果、圧力損失の増大を抑制しつつ、熱交換量を大きくすることができる。a/Aの値が0.22未満の場合には、第1扁平管群に属する扁平管の間の冷媒の偏りが大きくなり、かえって凝縮器の熱交換量の低下を招くおそれがある。
また、a/Aの値を(A−6.825)/A以下とすることにより、第1ヘッダの寸法精度の悪化を回避することができる。a/Aの値が(A−6.825)/Aを超える場合には、冷媒供給管の端部の中心から第1仕切り板の中心までの上下方向における距離が6.825mm未満となる。このように冷媒供給管を第1仕切り板のごく近傍に接続しようとする場合、第1ヘッダに冷媒供給管や第1仕切り板を取り付けるための加工を行う際に第1ヘッダが変形し、第1ヘッダの寸法精度の悪化を招くおそれがある。また、場合によっては凝縮器を作製することが難しくなるおそれもある。
a/Aの値は、下記式(4)を満足することが好ましい。
0.22≦a/A≦0.64 ・・・(4)
この場合には、冷媒供給管を、第1ヘッダの上端から適度に離れ、かつ、第1仕切り板からも適度に離れた位置に接続することができる。これにより、第1扁平管群に属する扁平管の間の冷媒の偏りをより軽減し、圧力損失の低減と、熱交換量の増大とを両立させることができる。この理由は、以下の通りである。
入口部内における冷媒の圧力は、冷媒供給管の端部において最大となり、冷媒供給管から離れるほど低下する。そのため、第1扁平管群に属する扁平管内を流れる冷媒の流速は、冷媒供給管に近いほど速くなり、冷媒供給管から離れるほど遅くなる傾向がある。
a/Aの値が小さい場合、即ち冷媒供給管が入口部の比較的上方に接続されている場合には、第1扁平管群に属する扁平管のうち、上方に配置された扁平管における冷媒の流速が速くなりやすい。また、上方に配置された扁平管を通過する冷媒は、下方に配置された扁平管を通過する冷媒に比べて第2扁平管群に到達するまでの移動距離が長い。
そのため、a/Aの値を小さくし、上方に配置された扁平管を通過する冷媒の流速を速くすることにより、凝縮器の外部との間での熱交換を促進することができる。その結果、凝縮器全体の熱交換量を大きくすることができる。その反面、a/Aの値が小さい場合には、冷媒の平均的な移動距離が長くなるため、圧力損失の増大を招くおそれがある。
一方、a/Aの値が大きい場合、即ち冷媒供給管が入口部の比較的下方に接続されている場合には、第1扁平管群に属する扁平管のうち、下方に配置された扁平管における冷媒の流速が速くなりやすい。下方に配置された扁平管を通過する冷媒は、上方に配置された扁平管を通過する冷媒に比べて第2扁平管群に到達するまでの移動距離が短い。そのため、a/Aの値が小さい場合には、圧力損失を低減することができる。その反面、a/Aの値が小さい場合には、上方に配置された扁平管を通過する冷媒の流速が遅くなりやすいため、熱交換量の低下を招くおそれがある。
従って、a/Aの値が下記式(4)を満たすように冷媒供給管を接続することにより、圧力損失の低減と、熱交換量の増大とを両立させることができる。
第1ヘッダの下方部分は、第4扁平管群から流出した冷媒を冷媒排出管へ導く出口部として構成されている。上下方向における、第1ヘッダの長さL[mm]に対する出口部の長さB[mm]は、下記式(3)を満足している。
30.275/L≦B/L≦(L−A)/3L ・・・(3)
第1ヘッダに占める出口部の割合B/Lを前記特定の範囲とすることにより、出口部の長さを適度に長くすることができる。これにより、凝縮器の圧力損失の増大を抑制しつつ、熱交換量を大きくすることができる。
B/Lの値が前記特定の範囲未満の場合には、出口部の長さが過度に短くなる。そのため、凝縮器の製造過程においてろう付を行う際に、冷媒排出管や出口部、第4扁平管群に不要なろうが流れ込み、冷媒流路が狭くなるおそれがある。その結果、凝縮器の圧力損失の増大や熱交換量の低下を招くおそれがある。また、B/Lの値が前記特定の範囲を超える場合には、出口部の長さが過度に長くなるため、相対的に入口部及び第2ターン部の長さが短くなる。その結果、第1扁平管群〜第3扁平管群に属する扁平管の合計が不足し、凝縮器の熱交換量の低下を招くおそれがある。
また、出口部には、凝縮器内の冷媒を外部に排出するための冷媒排出管が接続されている。出口部に接続された冷媒排出管の端部の中心から第1ヘッダの下端までの上下方向における距離をb[mm]とした場合に、b/Bの値は、下記式(5)を満足している。
{0.09×(B−6.825−12.825)+12.825}/B≦b/B≦(B−6.825)/B ・・・(5)
b/Bの値を(B−6.825)/B以下とすることにより、第1ヘッダの寸法精度の悪化を回避することができる。b/Bの値が(B−6.825)/Bを超える場合には、冷媒排出管の端部の中心から第1仕切り板の中心までの上下方向における距離が6.825mm未満となる。このように冷媒排出管を第1仕切り板のごく近傍に接続しようとする場合、第1ヘッダに冷媒排出管や第1仕切り板を取り付けるための加工を行う際に第1ヘッダが変形し、第1ヘッダの寸法精度の悪化を招くおそれがある。また、場合によっては凝縮器を作製することが難しくなるおそれもある。
また、b/Bの値を{0.09×(B−6.825−12.825)+12.825}/B以上とすることにより、圧力損失の増大を抑制することができる。b/Bの値が{0.09×(B−6.825−12.825)+12.825}/B未満の場合には、圧力損失の増大を招くおそれがある。この理由は、以下の通りである。
出口部内における冷媒の圧力は、冷媒排出管の端部において最小となり、冷媒排出管から離れるほど増大する。そのため、第4扁平管群に属する扁平管内を流れる冷媒の流速は、冷媒排出管に近いほど速くなり、冷媒排出管から離れるほど遅くなる傾向がある。
b/Bの値が大きい場合、即ち冷媒排出管が出口部の比較的上方に接続されている場合には、第4扁平管群に属する扁平管のうち、上方に配置された扁平管における冷媒の流速が速くなりやすい。上方に配置された扁平管には、比較的密度の高い液相の冷媒と、比較的密度の低い気相の冷媒とが混在している気液二相流が流れている。この気液二相流の流速を速くすることにより、気液二相流中の気相の冷媒を効率的に凝縮させ、扁平管の出口部側において、気液二相流を液相の単相流に変化させることができる。
それ故、b/Bの値が大きい場合には、第4扁平管群を流れる気液二相流の割合を低減することができる。
また、気液二相流において、気相の冷媒の流速は、通常、液相の冷媒の流速とは異なっている。そのため、気相の冷媒と液相の冷媒との流速差に起因して、両者の界面に圧力損失の原因となるせん断力が発生する。気液二相流の割合を低減することにより、上述したせん断力の影響を低減し、ひいては凝縮器の圧力損失の増大を抑制することができる。
これに対し、b/Bの値が小さい場合、即ち冷媒排出管が出口部の比較的下方に接続されている場合には、b/Bの値が大きい場合とは逆に、上方に配置された扁平管における冷媒の流速が遅くなりやすい。そのため、気液二相流の流速が遅くなり、気液二相流中の気相の冷媒が凝縮しにくくなる。それ故、この場合には、b/Bの値が大きい場合に比べて第4扁平管群を流れる気液二相流の割合が多くなり、圧力損失の増大を招くおそれがある。
また、冷媒排出管を第1ヘッダの下端のごく近傍に接続しようとする場合には、冷媒排出管を第1仕切り板のごく近傍に接続しようとする場合と同様に、第1ヘッダの変形を招くおそれがある。かかる問題を回避するためには、冷媒排出管を第1ヘッダの下端から上下方向に12.825mm以上離れた位置に接続する必要がある。
b/Bの値が{0.09×(B−6.825−12.825)+12.825}/B以上である場合には、冷媒排出管と第1ヘッダの下端との距離を12.825mm以上確保した上で、更に、冷媒排出管を第1ヘッダの下端から適度に離して接続することができる。その結果、第1ヘッダの変形を回避するとともに、上述した気液二相流の割合の増大を抑制し、圧力損失の増大を抑制することができる。
a/Aの値は、下記式(7)を満足することが好ましい。
{0.47×(B−6.825−12.825)+12.825}/B≦b/B≦(B−6.825)/B ・・・(7)
この場合には、冷媒排出口をより上方に接続することができる。これにより、気液二相流の割合をより低減し、凝縮器の圧力損失をより低減することができる。
前記凝縮器には、空気調和装置用として公知の冷媒を使用することができる。熱交換量の増大及び圧力損失の低減の効果を得るためには、例えば、R410A、R32、R1234yf、R1123等の冷媒を使用することが有効である。これらの中でも、R32を使用することが特に有効である。
(実施例1)
前記凝縮器の実施例を、図を用いて説明する。なお、本発明に係る凝縮器の具体的な態様は、実施例の態様に限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない範囲で適宜変更することができる。
図1に示すように、本例の凝縮器1は、冷媒を流通させる複数の扁平管2がフィン3を介して平行に配列され、扁平管2とフィン3とが上下方向に交互に積層されたコア11と、扁平管2の長手方向におけるコア11の一端に配置された第1ヘッダ4と、長手方向におけるコア11の他端に配置された第2ヘッダ5と、第1ヘッダ4に接続された冷媒供給管6及び冷媒排出管7とを有している。図2に示すように、複数の扁平管2は、上方から順に、第1扁平管群21、第2扁平管群22、第3扁平管群23及び第4扁平管群24に区分されている。
第1ヘッダ4は、第1扁平管群21と冷媒供給管6とに連結された入口部41と、第2扁平管群22と第3扁平管群23とに連結された第2ターン部42と、第4扁平管群24と冷媒排出管7とに連結された出口部43と、入口部41と第2ターン部42との間、及び、第2ターン部42と出口部43との間を仕切る第1仕切り板44、45とを有している。第2ヘッダ5は、第1扁平管群21と第2扁平管群22とに連結された第1ターン部51と、第3扁平管群23と第4扁平管群24とに連結された第3ターン部52と、第1ターン部51と第3ターン部52との間を仕切る第2仕切り板53とを有している。
本例の凝縮器1は、下記式(1)〜式(3)を満足し、かつ、下記式(4)と下記式(5)との組み合わせ、または、下記式(6)と下記式(7)との組み合わせのいずれかの組合せを満足している。
400≦L≦1500 ・・・(1)
0.4≦A/L≦0.75 ・・・(2)
30.275/L≦B/L≦(L−A)/3L ・・・(3)
0.22≦a/A≦0.64 ・・・(4)
{0.09×(B−6.825−12.825)+12.825}/B≦b/B≦(B−6.825)/B ・・・(5)
0.22≦a/A≦(A−6.825)/A ・・・(6)
{0.47×(B−6.825−12.825)+12.825}/B≦b/B≦(B−6.825)/B ・・・(7)
ここで、前記式(1)〜式(7)において使用した記号の意味は以下の通りである(図2参照)。
L[mm]:上下方向における第1ヘッダ4の全長
A[mm]:上下方向における入口部41の長さ
B[mm]:上下方向における出口部43の長さ
a[mm]:入口部41に接続された冷媒供給管6の端部61の中心から第1ヘッダ4の上端411までの上下方向における距離
b[mm]:出口部43に接続された冷媒排出管7の端部71の中心から第1ヘッダ4の下端431までの上下方向における距離
以下、本例の凝縮器1の各部をより詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、コア11は、上下方向に間隔を開けて配置された複数本の扁平管2と、扁平管2同士の間に介在するフィン3とを有している。扁平管2とフィン3とは、ろう付によって接合されている。扁平管2の本数は、要求される熱交換量や圧力損失に応じて適宜設定することができ、例えば、30〜160本とすることができる。
本例のコア11は、更に、アルミニウム又はアルミニウム合金の板材からなるサイドシート111を有している。サイドシート111は、複数本の扁平管2のうち上端に配置された扁平管2a及び下端に配置された扁平管2bにフィン3を介して接合されている。
図2に示すように、複数本の扁平管2は、上方から順に、第1扁平管群21、第2扁平管群22、第3扁平管群23及び第4扁平管群24の4つの扁平管群に区分されている。第1扁平管群21に属する扁平管2の数は、例えば、扁平管2の総数の35〜45%とすることができる。第2扁平管群22に属する扁平管2の数は、例えば、扁平管2の総数の25〜35%とすることができる。第3扁平管群23に属する扁平管2の数は、例えば、扁平管2の総数の15〜25%とすることができる。第4扁平管群24に属する扁平管2の数は、例えば、扁平管2の総数の5〜15%とすることができる。
扁平管2は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から構成されている。図には示さないが、長手方向から視た扁平管2の断面は長円状または矩形状を呈している。また、図1に示すように、扁平管2の上面211及び下面212は平坦面から構成されており、上面211及び下面212にフィン3が接合されている。
扁平管2の外寸法は、例えば、厚み1.1〜3.0mm、幅6〜20mmの範囲から適宜設定することができる。また、扁平管2は、その内部に1本の冷媒流路を有する単穴管であってもよいし、複数本の冷媒流路を有する多穴管であってもよい。多穴管における冷媒流路の数は、例えば、4〜20本とすることができる。
図1及び図2に示すように、フィン3としては、アルミニウムまたはアルミニウム合金から構成されたコルゲートフィンを使用することができる。フィン3の板厚は、例えば、0.06〜0.12mmとすることができる。また、上下方向におけるフィン3の高さは、6〜8mmとすることができる。
フィン3における平坦部31(図1参照)、即ち、扁平管2に接合された屈曲部32の間の部分には、フィン3の厚み方向に突出したルーバーが設けられていてもよい。ルーバーの数は、平坦部1か所当たり6〜16本とすることができる。また、ルーバーは、フィン3の幅方向に対して20〜60度傾いた方向に延設することができる。なお、図1及び図2においては、便宜上、ルーバーの記載を省略した。
第1ヘッダ4は、アルミニウム又はアルミニウム合金から構成されている。図2に示すように、第1ヘッダ4は、上下方向、即ちコア11の積層方向に延設された筒状を呈するヘッダ本体46と、ヘッダ本体46の上端及び下端を閉鎖するキャップ47、48とを有している。
ヘッダ本体46としては、例えば、外径15〜25mm、肉厚1.0〜2.5mmの円筒管を使用することができるが、この形状に限定されるものではない。また、キャップ47、48及び第1仕切り板44、45は、ろう付によりヘッダ本体46に接合されている。なお、図1においては、便宜上、キャップ47、48の記載を省略した。
ヘッダ本体46とキャップ47、48とにより囲まれた第1ヘッダ4の内部空間は、2枚の第1仕切り板44、45により、3つの空間に区画されている。第1ヘッダ4の上端411から上方に配置された第1仕切り板44までの部分は、第1ヘッダ4の入口部41を構成している。入口部41には第1扁平管群21に属する扁平管2の端部が挿入されている。
また、入口部41には、凝縮器1内に冷媒を供給するための冷媒供給管6が接続されている。冷媒供給管6の端部61は入口部41内に挿入されている。また、冷媒供給管6は、端部61から扁平管2の長手方向における外方に延設されている。これにより、第1扁平管群21と冷媒供給管6とが入口部41を介して連結されている。
第1ヘッダ4における、上方に配置された第1仕切り板44から下方に配置された第1仕切り板45までの部分は第2ターン部42を構成している。第2ターン部42には、第2扁平管群22及び第3扁平管群23に属する扁平管2の端部が挿入されている。これにより、第2扁平管群22と第3扁平管群23とが第2ターン部42を介して連結されている。
第1ヘッダ4の下端431から下方に配置された第1仕切り板45までの部分は出口部43を構成している。出口部43には、第4扁平管群24に属する扁平管2の端部の挿入されている。
また、出口部43には、凝縮器1内の冷媒を外部に排出するための冷媒排出管7が接続されている。冷媒排出管7の端部71は、出口部43内に挿入されている。また、冷媒排出管7は、端部71から扁平管2の長手方向における外方に延設されている。これにより、第1扁平管群21と冷媒供給管6とが入口部41を介して連結されている。
第1ヘッダ4に挿入された扁平管2、冷媒供給管6及び冷媒排出管7は、ろう付により第1ヘッダ4のヘッダ本体46に接合されている。
第2ヘッダ5は、アルミニウム又はアルミニウム合金から構成されており、上下方向、即ちコア11の積層方向に延設された筒状を呈するヘッダ本体56と、ヘッダ本体56の上端及び下端を閉鎖するキャップ57、58とを有している。また、ヘッダ本体56とキャップ57、58とにより囲まれた第2ヘッダ5の内部空間は、1枚の第2仕切り板53により、2つの空間に区画されている。
ヘッダ本体56としては、第1ヘッダ4のヘッダ本体46と同様に、例えば、外径15〜25mm、肉厚1.0〜2.5mmの円筒管を使用することができるが、この形状に限定されるものではない。また、キャップ57、58及び第2仕切り板53は、ろう付によりヘッダ本体56に接合されている。
第2ヘッダ5の上端511から第2仕切り板53までの部分は第1ターン部51を構成している。第1ターン部51には第1扁平管群21及び第2扁平管群22に属する扁平管2の端部が挿入されている。これにより、第1扁平管群21と第2扁平管群22とが第1ターン部51を介して連結されている。
第2ヘッダ5の下端512から第2仕切り板53までの部分は第3ターン部52を構成している。第3ターン部52には、第3扁平管群23及び第4扁平管群24に属する扁平管2の端部が挿入されている。これにより、第3扁平管群23と第4扁平管群24とが第3ターン部52を介して連結されている。
第2ヘッダ5に挿入された扁平管2は、ろう付により第2ヘッダ5のヘッダ本体56に接合されている。
次に、本例の凝縮器1の作用効果を説明する。本例の凝縮器1は、上下方向、即ちコア11の積層方向における第1ヘッダ4の全長Lが400〜1500mm(前記式(1))であることを前提として、第1ヘッダ4に占める入口部41の比率A/L及び第1ヘッダ4に占める出口部43の比率B/Lが前記式(2)〜式(3)を満足している。A/Lの値を前記式(2)で特定する範囲とすることにより、第1扁平管群21における伝熱面積を適正な範囲にすることができる。これにより、圧縮機から入口部41を介して第1扁平管群21に流入した高温高圧のガス状の冷媒を効率よく冷却することができる。また、B/Lの値を前記式(3)で特定する範囲とすることにより、凝縮器1の製造過程において、冷媒排出管7や出口部43、第4扁平管群24における冷媒の流路を容易に確保することができる。
また、凝縮器1は、更に、a/Aの値及びb/Bの値が前記式(4)と前記式(5)との組み合わせ、または前記式(6)と前記式(7)との組み合わせのいずれかの組合せを満足している。
a/Aの値が前記式(4)を満足している場合には、冷媒供給管6を、第1ヘッダ4の上端411から適度に離れ、かつ、上方に配置された第1仕切り板44、45からも適度に離れた位置に接続することができる。これにより、第1扁平管群21に属する扁平管2の間の冷媒の偏りをより軽減し、熱交換量をより大きくすることができる。また、b/Bの値が前記式(5)を満足している場合には、冷媒排出管7と第1ヘッダ4の下端431との距離を12.825mm以上確保した上で、更に、冷媒排出管7を第1ヘッダ4の下端431から適度に離して接続することができる。その結果、圧力損失の増大を抑制することができる。
従って、a/Aの値とb/Bの値とが前記式(4)〜式(5)を満足している場合には、この場合には、凝縮器1の圧力損失の増大を抑制しつつ、熱交換量をより大きくすることができる。
一方、a/Aの値が前記式(6)を満足している場合には、冷媒供給管6を、第1ヘッダ4の上端411から適度に離れた位置に接続することができる。これにより、第1扁平管群21に属する扁平管2の間の冷媒の偏りを軽減し、熱交換量の低下を回避することができる。また、b/Bの値が前記式(7)を満足している場合には、冷媒排出管7を、出口部43の比較的上方に接続することができる。これにより、第4扁平管群24に流れる気液二相流の割合をより低減し、凝縮器1の圧力損失をより低減することができる。
従って、a/Aの値とb/Bの値とが前記式(6)〜式(7)を満足している場合には、凝縮器1の熱交換量の低下を回避しつつ、圧力損失をより低減することができる。
(実施例2)
本例は、冷媒供給管6の接続位置及び冷媒排出管7の接続位置を種々変更した例である。なお、本実施例以降において使用する符号のうち、既出の実施例において使用された符号と同一のものは、特に説明のない限り実施例1と同様の構成要素等を示す。
本例においては、表1に示すようにa/Aの値及びb/Bの値を設定した凝縮器1(試験体1〜35)を作製した。そして、得られた試験体1〜25の製造性を評価し、次いで熱交換量及び圧力損失を測定した。また、熱交換量及び圧力損失の基準として、a/Aの値が0.15であり、b/Bの値が0.40である凝縮器1(試験体R)を作製した。試験体Rは、冷媒供給管6及び冷媒排出管7を、車載用空調装置の熱交換器において一般的な位置に接続した試験体である。
表1における「式(4)」の欄には、各試験体のa/Aの値が前記式(4)を満足している場合には記号「〇」を、満足していない場合には記号「×」を記載した。同様に、「式(6)」の欄には、各試験体のa/Aの値が前記式(6)を満足している場合には記号「〇」を、満足していない場合には記号「×」を記載した。
また、表1における「式(5)」の欄には、各試験体のb/Bの値が前記式(5)を満足している場合には記号「〇」を、満足していない場合には記号「×」を記載した。同様に、「式(7)」の欄には、各試験体のb/Bの値が前記式(7)を満足している場合には記号「〇」を、満足していない場合には記号「×」を記載した。
本例の試験体の詳細な構成は、以下の通りである。
・凝縮器1の外寸法
上下方向 464mm
扁平管2の長手方向 720mm
扁平管2の幅方向 14mm
・扁平管2
扁平管2の総数 50本
第1扁平管群21に属する扁平管2の数 20本
第2扁平管群22に属する扁平管2の数 15本
第3扁平管群23に属する扁平管2の数 10本
第4扁平管群24に属する扁平管2の数 5本
扁平管2の厚み 1.3mm
扁平管2の幅 14mm
扁平管2内の冷媒流路の数 15個
扁平管2内の冷媒流路の断面形状 矩形
・フィン3
高さ 7.5mm
板厚 0.08mm
ルーバーの角度 30度
平坦部31ごとのルーバーの数 6本
・第1ヘッダ4
ヘッダ本体46の外径 18mm
ヘッダ本体46の肉厚 1.2mm
上下方向における第1ヘッダ4の全長L 464mm
上下方向における入口部41の長さA 192.5mm
上下方向における出口部43の長さB 59.5mm
Figure 2019035559
製造性の評価方法、熱交換量の測定方法及び圧力損失の測定方法は、以下の通りである。
・製造性
ヘッダ本体46となる円筒管に扁平管2、第1仕切り板44、45、冷媒供給管6及び冷媒排出管7を挿入するための貫通穴を形成した。貫通穴を形成した後の円筒管を目視により観察し、円筒管が変形しなかった場合には表2の「製造性」欄に記号「A」を、円筒管に陥没等の変形が発生した場合には同欄に記号「B」を記載した。
製造性の評価においては、円筒管に変形が発生しなかった記号「A」の場合を合格と判定し、円筒管に変形が発生した記号「B」の場合を不合格と判定した。なお、円筒管に変形が発生した場合には、試験体の作製を中止した。
・熱交換量及び圧力損失の測定
JIS B8615−1:2013 附属書Gに規定された室外側空気エンタルピー試験法に準じた方法により、各試験体の熱交換量及び圧力損失を測定した。具体的には、試験体を恒温恒湿試験室内に設けられた風洞装置に設置し、試験室内の空気温度を、乾球温度35℃、湿球温度24℃とした。風洞装置から試験体に風速1.6m/秒の風を送風しながら、試験体内に、冷媒供給管6における温度が65℃、冷媒排出管7における温度が40℃となるように冷媒R32を流通させた。そして、空気と冷媒との熱バランスが定常状態に達した時点での熱交換量及び圧力損失を測定した。各試験体の定常状態における熱交換量Q及び圧力損失ΔPは、表2に示した通りであった。
なお、表2には、熱交換量Q及び圧力損失ΔPの測定値とともに、試験体Rの熱交換量Q及び圧力損失ΔPを100%としたときの、試験体1〜26の熱交換量Q及び圧力損失ΔPの比率を記載した。
熱交換量の評価においては、試験体の熱交換量Qが基準としての試験体Rの103%以上であった場合には「評価」欄に記号「A+」を、101%以上103%未満であった場合には記号「A」を、101%未満であった場合には記号「B」を記載した。そして、試験体の熱交換量Qが試験体Rの101%以上となった記号「A」「A+」の場合を、熱交換性能に優れているため合格と判定し、101%未満となった記号「B」の場合を、熱交換性能に劣るため不合格と判定した。
圧力損失の評価においては、試験体の圧力損失ΔPが基準としての試験体Rの95%以下であった場合には「評価」欄に記号「A+」を、95%超え103%以下であった場合には記号「A」を、103%を超えた場合には記号「B」を記載した。そして、試験体の圧力損失ΔPが試験体Rの103%以下となった記号「A」「A+」の場合を、圧力損失の増大を抑制できたため合格と判定し、103%を超えた記号「B」の場合を、圧力損失が増大したため不合格と判定した。
なお、製造性の評価において円筒管に変形が発生した試験体27〜35については、熱交換量及び圧力損失の評価は実施しなかった。これらの試験体については、表2の「熱交換量」及び「圧力損失」の欄に記号「−」を記載した。
Figure 2019035559
表1及び表2に示したように、前記式(1)〜式(5)を満足する試験体1〜4及び試験体9〜12は、圧力損失の増大を抑制しつつ試験体Rに比べて熱交換量を大きくすることができた。また、前記式(1)〜式(3)及び前記式(6)〜式(7)を満足する試験体1〜8は、熱交換量の低下を回避しつつ試験体Rに比べて圧力損失を低減することができた。
更に、これらの試験体1〜12の中でも、前記式(1)〜式(3)、前記式(4)及び前記式(7)を満足する試験体1〜4は、試験体Rに比べて、圧力損失を低減するとともに熱交換量を大きくすることができた。
一方、試験体13〜16については、熱交換量を大きくすることができたものの、圧力損失が増大した。これは、冷媒供給管6及び冷媒排出管7の両方が比較的下方に配置されたため、前記式(4)と前記式(5)との組合せ、及び、前記式(6)と前記式(7)との組合せのいずれの組合せも満足しなかったことが原因と考えられる。
試験体17〜21については、a/Aの値が小さく、冷媒供給管6が過度に上方に配置されたため、第1扁平管群21に属する扁平管2の間の冷媒の偏りが大きくなった。その結果、熱交換量の低下を招いた。
試験体21〜25については、b/Bの値が小さく、冷媒排出管7が過度に下方に配置されたため、第4扁平管群24を流れる気液二相流の割合が増大した。その結果、圧力損失の増大を招いた。
試験体26〜31については、b/Bの値を大きくして、冷媒排出管7を第1仕切り板45のごく近傍に接続しようとした。しかし、ヘッダ本体46となる円筒管に貫通穴を形成した後に、円筒管に変形が発生した。
試験体31〜36については、a/Aの値を大きくして、冷媒供給管6を第1仕切り板44のごく近傍に接続しようとした。しかし、ヘッダ本体46となる円筒管に貫通穴を形成した後に、円筒管に変形が発生した。
1 凝縮器
11 コア
2 扁平管
3 フィン
4 第1ヘッダ
41 入口部
43 出口部
44、45 第1仕切り板
5 第2ヘッダ
6 冷媒供給管
7 冷媒排出管

Claims (6)

  1. 冷媒を流通させる複数の扁平管がフィンを介して平行に配列され、前記扁平管と前記フィンとが上下方向に交互に積層されたコアと、
    前記扁平管の長手方向における前記コアの一端に配置された第1ヘッダと、
    前記長手方向における前記コアの他端に配置された第2ヘッダと、
    前記第1ヘッダに接続された冷媒供給管及び冷媒排出管と、を有し、
    複数の前記扁平管は、上方から順に、第1扁平管群、第2扁平管群、第3扁平管群及び第4扁平管群に区分されており、
    前記第1ヘッダは、
    前記第1扁平管群と前記冷媒供給管とに連結された入口部と、
    前記第2扁平管群と前記第3扁平管群とに連結された第2ターン部と、
    前記第4扁平管群と前記冷媒排出管とに連結された出口部と、
    前記入口部と前記第2ターン部との間、及び、前記第2ターン部と前記出口部との間を仕切る第1仕切り板と、を有し、
    前記第2ヘッダは、
    前記第1扁平管群と前記第2扁平管群とに連結された第1ターン部と、
    前記第3扁平管群と前記第4扁平管群とに連結された第3ターン部と、
    前記第1ターン部と前記第3ターン部との間を仕切る第2仕切り板と、を有し、
    上下方向における、前記第1ヘッダの全長をL[mm]、前記入口部の長さをA[mm]、前記出口部の長さをB[mm]、前記入口部に接続された前記冷媒供給管の端部の中心から前記第1ヘッダの上端までの距離をa[mm]、前記出口部に接続された前記冷媒排出管の端部の中心から前記第1ヘッダの下端までの距離をb[mm]とした場合に、下記式(1)〜式(5)を満足する、凝縮器。
    400≦L≦1500 ・・・(1)
    0.4≦A/L≦0.75 ・・・(2)
    30.275/L≦B/L≦(L−A)/3L ・・・(3)
    0.22≦a/A≦0.64 ・・・(4)
    {0.09×(B−6.825−12.825)+12.825}/B≦b/B≦(B−6.825)/B ・・・(5)
  2. 冷媒を流通させる複数の扁平管がフィンを介して平行に配列され、前記扁平管と前記フィンとが上下方向に交互に積層されたコアと、
    前記扁平管の長手方向における前記コアの一端に配置された第1ヘッダと、
    前記長手方向における前記コアの他端に配置された第2ヘッダと、
    前記第1ヘッダに接続された冷媒供給管及び冷媒排出管と、を有し、
    複数の前記扁平管は、上方から順に、第1扁平管群、第2扁平管群、第3扁平管群及び第4扁平管群に区分されており、
    前記第1ヘッダは、
    前記第1扁平管群と前記冷媒供給管とに連結された入口部と、
    前記第2扁平管群と前記第3扁平管群とに連結された第2ターン部と、
    前記第4扁平管群と前記冷媒排出管とに連結された出口部と、
    前記入口部と前記第2ターン部との間、及び、前記第2ターン部と前記出口部との間を仕切る第1仕切り板と、を有し、
    前記第2ヘッダは、
    前記第1扁平管群と前記第2扁平管群とに連結された第1ターン部と、
    前記第3扁平管群と前記第4扁平管群とに連結された第3ターン部と、
    前記第1ターン部と前記第3ターン部との間を仕切る第2仕切り板と、を有し、
    上下方向における、前記第1ヘッダの全長をL[mm]、前記入口部の長さをA[mm]、前記出口部の長さをB[mm]、前記入口部に接続された前記冷媒供給管の端部の中心から前記第1ヘッダの上端までの距離をa[mm]、前記出口部に接続された前記冷媒排出管の端部の中心から前記第1ヘッダの下端までの距離をb[mm]とした場合に、下記式(1)〜式(3)及び下記式(6)〜式(7)を満足する、凝縮器。
    400≦L≦1500 ・・・(1)
    0.4≦A/L≦0.75 ・・・(2)
    30.275/L≦B/L≦(L−A)/3L ・・・(3)
    0.22≦a/A≦(A−6.825)/A ・・・(6)
    {0.47×(B−6.825−12.825)+12.825}/B≦b/B≦(B−6.825)/B ・・・(7)
  3. 前記式(1)〜式(3)を満足するとともに、下記式(4)と下記式(7)との組合せを満足する、請求項1または2に記載の凝縮器。
    0.22≦a/A≦0.64 ・・・(4)
    {0.47×(B−6.825−12.825)+12.825}/B≦b/B≦(B−6.825)/B ・・・(7)
  4. 前記第1扁平管群に属する前記扁平管の数は前記第2扁平管群よりも多く、前記第2扁平管群に属する扁平管の数は前記第3扁平管群よりも多く、前記第3扁平管群に属する扁平管の数は前記第4扁平管群よりも多い、請求項1〜3のいずれか1項に記載の凝縮器。
  5. 複数の前記扁平管の総数を100%とした場合に、前記第1扁平管群に属する扁平管の数が35〜45%であり、前記第2扁平管群に属する扁平管の数が25〜35%であり、前記第3扁平管群に属する扁平管の数が15〜25%であり、前記第4扁平管群に属する扁平管の数が5〜15%である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の凝縮器。
  6. 前記第4扁平管群に属する扁平管の数が2本以上である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の凝縮器。
JP2017158675A 2017-08-21 2017-08-21 凝縮器 Pending JP2019035559A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017158675A JP2019035559A (ja) 2017-08-21 2017-08-21 凝縮器
PCT/JP2018/030522 WO2019039401A1 (ja) 2017-08-21 2018-08-17 凝縮器
CN201880046519.XA CN110869690B (zh) 2017-08-21 2018-08-17 冷凝器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017158675A JP2019035559A (ja) 2017-08-21 2017-08-21 凝縮器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019035559A true JP2019035559A (ja) 2019-03-07

Family

ID=65439857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017158675A Pending JP2019035559A (ja) 2017-08-21 2017-08-21 凝縮器

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2019035559A (ja)
CN (1) CN110869690B (ja)
WO (1) WO2019039401A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021032546A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社デンソー 熱交換器
JP2022024603A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 三菱電機株式会社 除湿装置
WO2023144917A1 (ja) * 2022-01-26 2023-08-03 株式会社Uacj パラレルフロー型熱交換器及び空気調和機
JP7550573B2 (ja) 2020-09-02 2024-09-13 株式会社Uacj 空気調和機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112413933A (zh) * 2020-12-10 2021-02-26 珠海格力电器股份有限公司 微通道换热器和空调器

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6003592A (en) * 1992-11-25 1999-12-21 Denso Corporation Refrigerant condenser
JPH1089883A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Zexel Corp 熱交換器用ヘッダーパイプとその製造装置
KR100264815B1 (ko) * 1997-06-16 2000-09-01 신영주 다단기액분리형응축기
JP2001165532A (ja) * 1999-12-09 2001-06-22 Denso Corp 冷媒凝縮器
CN201476625U (zh) * 2009-06-15 2010-05-19 浙江康盛股份有限公司 微通道冷凝器
US10767937B2 (en) * 2011-10-19 2020-09-08 Carrier Corporation Flattened tube finned heat exchanger and fabrication method
JP6169199B2 (ja) * 2016-01-22 2017-07-26 三菱電機株式会社 熱交換器及び冷凍サイクル装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021032546A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社デンソー 熱交換器
WO2021039302A1 (ja) * 2019-08-29 2021-03-04 株式会社デンソー 熱交換器
JP7383935B2 (ja) 2019-08-29 2023-11-21 株式会社デンソー 熱交換器
JP2022024603A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 三菱電機株式会社 除湿装置
JP7394722B2 (ja) 2020-07-28 2023-12-08 三菱電機株式会社 除湿装置
JP7550573B2 (ja) 2020-09-02 2024-09-13 株式会社Uacj 空気調和機
WO2023144917A1 (ja) * 2022-01-26 2023-08-03 株式会社Uacj パラレルフロー型熱交換器及び空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
CN110869690A (zh) 2020-03-06
CN110869690B (zh) 2021-06-15
WO2019039401A1 (ja) 2019-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9651317B2 (en) Heat exchanger and air conditioner
CN113330268B (zh) 热交换器以及具备热交换器的空气调节装置
JP6278904B2 (ja) 冷媒分配器及びこの冷媒分配器を用いたヒートポンプ装置
KR101462176B1 (ko) 열교환기
JP7026830B2 (ja) アルミニウム製押出扁平多穴管及び熱交換器
JP2019035559A (ja) 凝縮器
US10041710B2 (en) Heat exchanger and air conditioner
US20150027672A1 (en) Heat exchanger
WO2018116929A1 (ja) 熱交換器及び空気調和機
KR20170067351A (ko) 열교환기
US20070131393A1 (en) Heat exchanger
JP5030932B2 (ja) 熱交換器並びに空調冷凍装置
US10544990B2 (en) Heat exchanger
JP2014137172A (ja) 熱交換器及び冷凍装置
JP2016186398A (ja) 熱交換器用チューブ及び該熱交換器用チューブの用いられた熱交換器
WO2013183508A1 (ja) パラレルフロー型熱交換器及びそれを搭載した空気調和機
JP7132138B2 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
JP7550573B2 (ja) 空気調和機
US20240418448A1 (en) Parallel-flow-type heat exchanger and air conditioner
JP2020165578A (ja) 熱交換器分流器
KR100606332B1 (ko) 공조기기의 열교환기용 납작튜브
CN111750730A (zh) 热交换器分流器
CN117063021A (zh) 热交换器、具备该热交换器的室外机
JP2020115069A (ja) 熱交換器
JP2018105606A (ja) 熱交換器及び空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210817